JP2002333918A - 監視制御システム用データ自動生成方法及び装置ならびにプログラム - Google Patents

監視制御システム用データ自動生成方法及び装置ならびにプログラム

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JP2002333918A
JP2002333918A JP2001137807A JP2001137807A JP2002333918A JP 2002333918 A JP2002333918 A JP 2002333918A JP 2001137807 A JP2001137807 A JP 2001137807A JP 2001137807 A JP2001137807 A JP 2001137807A JP 2002333918 A JP2002333918 A JP 2002333918A
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JP
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equipment
rule
control system
facility
data
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JP2001137807A
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Hideo Nakada
秀男 中田
Taizo Kojima
泰三 小島
Takahito Nozato
貴仁 野里
Satoshi Harauchi
聡 原内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントを構成する設備間の関係を考慮し
て、監視制御システムを構成する各ソフトウェアが必要
とする精緻で複雑なデータを生成する。 【解決手段】 ある関係を満たす複数の設備からなる設
備群に関連するルールを蓄積した変換ルールベース34
を読み出して、監視制御システムが対象とするプラント
内の設備の構成と設備間の関係を記述した設備グラフ3
2中に、ルールに対応する設備群が記述されているか否
か判断する。設備間の関係が一致したときに、該当する
設備群にルールが適用されるように規定した監視制御シ
ステム用データをデータ生成機能35が生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視制御システ
ムを構成するソフトウェアが必要とする各種データを生
成する監視制御システム向けデータ自動生成方法及び装
置ならびにプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所、工場、交通監視システムなどの
様々な分野の大規模プラントでは、所望の動作が行われ
ているか否かを判断する自動監視制御システムが取り入
れられており、各監視制御システムでは多数のソフトウ
エアを利用する。これらのソフトウエアの各々は、固有
のパラメータに基づいて動作する。従って、監視制御シ
ステムを稼働するには、システムで利用されるパラメー
タもしくはデータをあらかじめ作成しておく必要があ
る。
【0003】図15は、例えば特開平10−26892
8号公報に示された従来のプラントデータ自動生成・検
証装置を示すブロック図である。図15において、10
1は基本データ自動生成装置、102は合理性検証装
置、103はアプリケーションデータ自動生成装置、1
はマンマシン会話部、2はデータ生成判定部、3は基本
データ生成部、4は合理性判定部、5はアプリケーショ
ンデータ生成部、6は時間制御部、7はデータ生成管理
メモリ、8は入力点仕様情報メモリ、9はプラントデー
タベースメモリ、10は評価基準情報メモリ、11は評
価結果メモリ、12は時間管理メモリである。
【0004】基本データ自動生成装置101は、マンマ
シン装置からのオペレータの操作情報の受け渡しを行う
マンマシン会話部1と、このマンマシン会話部1により
設定される操作情報などのデータを格納するデータ生成
管理メモリ7と、このデータ生成管理メモリ7のデータ
を参照してオペレータの指令したデータ生成要求の内容
を判定するデータ生成判定部2と、入力点仕様情報に従
ってプロセス入力信号の変化を示す基本特性に基づく理
論的なプラントデータを生成する基本データ生成部3
と、上記生成されたプラントデータを格納するプラント
データベースメモリ9と、基本データ生成部3により参
照される入力点仕様情報を格納する入力点仕様情報メモ
リ8とを備えている。合理性検証装置102は、プラン
トデータの論理性を定義する評価基準情報を格納する評
価基準情報メモリ10と、基本データ生成部3により生
成された理論的なプラントデータと評価基準情報メモリ
10の評価基準情報とを参照して入力点仕様情報メモリ
8の入力点仕様情報を評価する合理性判定部4と、この
合理性判定部4により設定される評価結果を格納する評
価結果メモリ11とを備えている。アプリケーションデ
ータ自動生成装置103は、プラントを制御するための
時間管理情報を格納する時間管理メモリ12と、データ
生成管理メモリ7の操作情報に基づき時間管理メモリ1
2の時間管理情報によって制御すべき時間の更新履歴管
理を行う時間制御部6と、入力点仕様情報メモリ8の入
力点仕様情報とプラントデータベースメモリ9のプラン
トデータと時間管理メモリ12の時間管理情報と参照し
てアプリケーションデータを生成して時間制御部6を起
動させるアプリケーションデータ生成部5とを備えてい
る。
【0005】次に、動作について説明する。基本データ
自動生成装置101において、基本データ生成部3は、
入力点仕様情報メモリ8の入力点仕様情報に従ってプロ
セス入力信号の変化を示す基本特性に基づく理論的なプ
ラントデータを生成し、これをプラントデータベースメ
モリ9に格納する。ここでいう入力点とは、制御対象と
なるプラントを構成する設備のことである。合理性検証
装置102において、合理性判定部4は、この生成され
たプラントデータの値と評価基準情報メモリ10の評価
基準情報との比較により入力点仕様情報を評価検証する
と共に、個々の入力点仕様情報に基づき一定周期あるい
は一定時刻でプラントデータ量を増減させてプラント監
視制御アプリケーション機能のシミュレーション検証を
行う。各入力点に対する入力点仕様情報は、図16に示
すように、他の入力点から独立している。すなわち、こ
れらの入力点の相互の電気的接続、所属などの関係は定
義されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラントデータ
自動生成装置は以上のように構成されているので、入力
点仕様情報メモリ8に入力点仕様情報を格納すれば、プ
ラントデータを生成することができるが、その入力点仕
様情報に、入力点(設備)間の関係を格納することがで
きないため、複雑な監視制御システムのための精緻で複
雑なデータを生成できないなどの課題があった。この発
明は、上記のような問題点を解決するためになされたも
のであり、プラントを構成する設備間の関係を考慮し
て、監視制御システムを構成する各ソフトウェアが必要
とする精緻で複雑なデータを生成することができる監視
制御システム用データ自動生成方法及び装置ならびにプ
ログラムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る監視制御
システム用データ生成方法は、ある関係を満たす複数の
設備からなる設備群に関連するルールを蓄積したルール
ベースからルールを読み出す工程と、監視制御システム
が対象とするプラント内の設備の構成と設備間の関係を
記述した設備定義情報中に、ルールに対応する設備群が
記述されているか否か判断する工程と、判断が肯定的な
ときに、設備定義情報中の該当する設備群にルールが適
用されるように規定した監視制御システム用データを生
成する工程とを備えるものである。
【0008】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、監視制御システムが対象とするプラント内
の設備の構成と設備間の関係を記述した設備定義情報を
記憶する定義情報記憶部と、ある関係を満たす複数の設
備からなる設備群に関連するルールを記憶するルール記
憶部と、設備定義情報中に、ルールに対応する設備群が
記述されているか否か判断する判断部と、判断が肯定的
なときに、設備定義情報中の該当する設備群にルールが
適用されるように規定した監視制御システム用データを
生成する生成部とを備えるものである。
【0009】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、複数の類別による設備間の関係を記述した
設備定義情報を定義情報記憶部が記憶するものである。
【0010】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、向きを持つ設備間の関係を記述した設備定
義情報を定義情報記憶部が記憶するものである。
【0011】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、生成部は、既に同一のルールが適用される
ように規定した設備群にはルールを再び適用しないもの
である。
【0012】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、同一のルールを再び適用することを許容す
る設備と、同一のルールを再び適用することを禁止する
設備とを記述した設備定義情報を定義情報記憶部が記憶
するものである。
【0013】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、設備間の関係の区分に応じて複数のルール
が区分された形式で、ルール記憶部にルールが記憶され
ているものである。
【0014】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、プラントに利用されるソフトウエアの区分
に応じて複数のルールが区分された形式で、ルール記憶
部にルールが記憶されているものである。
【0015】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、ルール記憶部は、複合的な関係を満たす複
数の設備からなる設備群に関連するルールを記憶してお
り、判断部は、複合的な条件を構成する特定の関係を満
たす設備群を設備定義情報中から抽出し、全ての特定の
関係について抽出を繰り返して、ルールに対応する設備
群を抽出するものである。
【0016】この発明に係る監視制御システム用データ
生成装置は、プラント内の設備間の関係を少なくとも設
備間を接続する線で表すための情報を有するグラフィッ
クデータを設備定義情報から生成するグラフ生成部と、
グラフィックデータに基づいて、設備間の関係を少なく
とも設備間を接続する線で表示するディスプレイとを備
え、ルール記憶部には、記憶された設備群の設備間の関
係を少なくとも設備間を接続する線で表すためのグラフ
ィックデータが記憶されているものである。
【0017】この発明に係るプログラムは、ある関係を
満たす複数の設備からなる設備群に関連するルールを蓄
積したルールベースからルールを読み出す工程と、監視
制御システムが対象とするプラント内の設備の構成と設
備間の関係を記述した設備定義情報中に、ルールに対応
する設備群が記述されているか否か判断する工程と、判
断が肯定的なときに、設備定義情報中の該当する設備群
にルールが適用されるように規定した監視制御システム
用データを生成する工程とをコンピュータに実行させる
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
監視制御システム用データ生成装置の機能を示すデータ
フロー図である。図1において、31は設備定義情報、
32は設備グラフ、33は変換ルール編集機能、34は
変換ルールベース、35はデータ生成機能、36a〜3
6cは監視制御システム用データファイルである。変換
ルール編集機能33およびデータ生成機能35はコンピ
ュータが果たす機能を表す。
【0019】この実施の形態に係る監視制御システム用
データ生成装置は、プラントを自動的に監視する自動監
視制御システムで応用される複数のソフトウエアに利用
されるパラメータもしくはデータを作成する。監視対象
となるプラントは、相互に関連づけられて一緒に働く複
数の設備を備える。一つのプラントを監視する監視制御
システムであっても、多数のソフトウエアを利用し、こ
れらのソフトウエアの各々は、固有のデータに基づいて
動作する。従って、この監視制御システム用データ生成
装置は、複数のデータファイルを作成することができ
る。ただし、本発明を複数のデータファイルの作成に限
定する意図ではなく、単一のソフトウエアのために単一
のデータファイルを作成する監視制御システム用データ
生成装置もこの発明の範囲内に含まれる。
【0020】この監視制御システム用データ生成装置の
ために設備定義情報31が準備される。設備定義情報3
1は、監視制御システムが対象とするプラントに設けら
れた各設備に関して、設備の種類、名称、関係先(接続
先)、属性(例えば、最大許容電流および最大許容電
圧)、その他のあらかじめ定まった情報を含む。設備定
義情報31は、例えば、スプレッドシート形式またはC
SV(comma separated value)
形式のような機械の読取りが可能な形式で記述されたデ
ータファイルである。図4は、この設備定義情報31の
一例を示す。
【0021】図1を再度参照する。この監視制御システ
ム用データ生成装置は、設備定義情報31に基づいて設
備グラフ32を生成する。この実施の形態では、設備グ
ラフ32は、設備定義情報31で表された設備相互の関
係を記述したグラフィック形式のデータファイルであ
り、このデータファイルに基づいてコンピュータは、デ
ィスプレイに設備相互の関係をグラフィックで表示する
ことが可能である。
【0022】図5は、図4に示された設備定義情報31
の例から生成された設備グラフ32に基づいてコンピュ
ータディスプレイ上にグラフィックで表示された対象プ
ラントのレイアウトを示す。図4および図5から明らか
なように、対象となるプラントは、二つの遮断器、四つ
の接続線、二つの母線を備える。図4中の関係先は電気
的な接続を意味している。すなわち、この例でいう設備
間の関係とは、母線と接続線、および遮断器と接続線の
電気的な接続のことである。図4および図5を対照する
ことにより、図4で指定された「関係」に従って、図5
が描写されていることが理解できるであろう。
【0023】図1を再度参照する。変換ルール編集機能
33は、操作者の入力した指令に従って、監視対象のプ
ラントのうちの複数の設備から構成される設備群につい
ての変換ルールを作成および編集する。この出願でいう
「変換ルール」とは、例えばある設備に流れる電流が他
の設備に流れる電流よりも小さくなければならないとい
った、動作条件を規定したルールである。変換ルール編
集機能33により定義された、これらのルールの集合で
ある変換ルールベース34は、データ生成機能35によ
り参照される。
【0024】図6は変換ルールベース34を構成するル
ールの一例を示す。この例は、監視制御システム用デー
タとして、プラントの操作員が操作を行うときに、設備
が動作する条件を規定する。具体的には、この例は、図
6の左側に示すように、一つの遮断器に二本の母線が二
本の接続線をそれぞれ介して電気的に接続されている設
備群を条件とする。この設備群条件の場合には、図6の
右側に記述されたルールが適用される。つまり、プラン
トにおいて、操作員が遮断器にオンの指令を行った場合
に、二つの母線の電圧および遮断器の電流が調査され
る。そして、電圧値および電流値が記述された条件を満
たす場合に、実際に遮断器がオンされる。
【0025】図1を再度参照する。データ生成機能35
は、設備グラフ32に基づいて設備相互の関係を解析
し、さらに解析結果の設備関係に対して、変換ルールベ
ース34を適用し、監視制御システム用データファイル
36a〜36cを生成する。監視制御システム用データ
ファイル36a〜36cは、監視制御システムにおいて
監視制御処理を行う複数のソフトウェアのそれぞれのた
めに利用される複数種類のデータファイルである。ただ
し、作成される監視制御システム用データファイルの数
は、この発明の本質的な特徴ではなく、一つの生成プロ
セスで一つのデータファイルだけを作成する監視制御シ
ステム用データ生成装置であってもこの発明の範囲内に
含まれる。
【0026】図2は、実施の形態1による監視制御シス
テム用データ生成装置の構成を示すブロック図である。
この監視制御システム用データ生成装置は、具体的には
コンピュータである。図において、40はコントロー
ラ、42は記憶装置、43は入力装置、44はディスプ
レイ、45はデータ入出力部を示す。
【0027】記憶装置(定義情報記憶部、ルール記憶
部)42は例えばハードディスクであり、ここには設備
定義情報31、これに基づいて生成された設備グラフ3
2および変換ルールベース34が記憶される。さらにま
た、設備定義情報31から設備グラフ32を生成し、設
備グラフ32およびデータ生成機能35から監視制御シ
ステム用データファイル36a〜36cを生成するプロ
グラムをこの記憶装置42は格納する。
【0028】コントローラ(判断部、生成部、グラフ生
成部)40は、図示された各構成要素を制御するととも
に、記憶装置42に記憶された上記のプログラムに従っ
て作動することが可能である。このプログラムに従っ
て、コントローラ40は設備定義情報31を設備グラフ
32に変換する。また、このプログラムに従って、コン
トローラ40はデータ生成機能35を実現する。すなわ
ち、設備グラフ32および変換ルールベース34から監
視制御システム用データファイル36a〜36cを生成
し、ファイル36a〜36cをデータ入出力部45に供
給する。
【0029】データ入出力部45は、例えばフレキシブ
ルディスクドライブ(FDD)、または通信インタフェ
ースである。データ入出力部45がFDDである場合に
は、データ入出力部45はここに装着されたフレキシブ
ルディスクに監視制御システム用データファイル36a
〜36cを保存する。通信インタフェースである場合に
は、データ入出力部45はファイル36a〜36cをネ
ットワークまたは伝送線を通じて外部の他の装置へ伝送
する。従って、この監視制御システム用データ生成装置
で生成されたファイル36a〜36cを外部の自動監視
制御システムで利用することが可能になる。
【0030】コントローラ40は、さらに変換ルール編
集機能33を実現する。具体的には、操作者が、入力装
置43を用いながら、コントローラ40に指令を与え、
これらの指令に応じてコントローラ40は変換ルールベ
ース34を編集する。このようにして、対象となるプラ
ント全体およびこれを構成する個々の設備で必要とされ
る動作条件を記述した変換ルールベース34が得られ
る。また、操作者は、監視制御システム用データファイ
ル36a〜36cのプラントでの運用結果の報告に基づ
いて、変換ルールベース34を修正することも可能であ
る。入力装置43は、例えば、キーボードもしくはその
他のポインティングデバイス、または音声認識装置であ
る。変換ルールベース34の編集プロセスの間、コント
ローラ40はディスプレイ44により、編集プロセスの
各工程を操作者に視認させる。
【0031】さらに、操作者は入力装置43を用いなが
ら、かつディスプレイ44を見ながら、コントローラ4
0に指令を与え、コントローラ40に設備定義情報31
を編集させることが可能である。ただし、設備定義情報
31および変換ルールベース34は、他の外部の装置で
生成されてもよい。すなわち、これらはデータ入出力部
45からコントローラ40に供給されて、記憶装置42
に保存されてもよい。
【0032】次に動作について説明する。図3はこの発
明の実施の形態1による監視制御システム用データ自動
生成方法を示すフローチャートである。この方法は、上
記のプログラムにより実行される。図3に示すように、
このプログラムのステップST1では、コントローラ4
0は設備定義情報31から設備間の関係(設備間接続)
を読み込む(図4参照)。ステップST2では、コント
ローラ40は、読み込んだ設備間の関係から、設備全体
および設備間の関係をグラフィックで表した設備グラフ
32を生成する(図5参照)。
【0033】次に、ステップST3では、コントローラ
40は、記憶装置42内の変換ルールベース34上に変
換ルールがあるかどうかを判断する。これがあれば、コ
ントローラ40は変換ルールを読み出して、手順はステ
ップST4に進み、なければステップST6に進む。ス
テップST4では、コントローラ40は、変換ルールベ
ース34から任意の変換ルールを一つ選択して取り出す
(図6参照)。
【0034】次に、ステップST5では、選択された変
換ルールの示す設備の関係と同じ設備群が設備グラフ上
にあるかどうかを調べ、あればこの変換ルールに従い、
該当する監視制御システム用データの一部を生成する。
例えば、ステップST5で、図5にグラフィック表示が
示された設備グラフ32に、図6に示された変換ルール
を適用すると仮定しよう。図5の設備群には、図6の左
側にグラフィックで示された設備群(一つの遮断器に二
本の母線が二本の接続線をそれぞれ介して接続されてい
る設備群)が二つ含まれている。すなわち、遮断器1
(遮断器A)、接続線1(接続線A)、母線1(母線
A)、接続線3(接続線B)および母線2(母線B)か
らなる部分と、遮断器2(遮断器A)、接続線2(接続
線A)、母線1(母線A)、接続線4(接続線B)およ
び母線2(母線B)からなる部分である。従って、この
プラントについては、図6の右側に示された変換ルール
が二つの設備群に適用可能であり、これにより図7に示
された制御システム用データが生成される。
【0035】ステップS5の終了後、手順はステップS
T3の判断ブロックに戻り、残りの変換ルールがあれ
ば、上記のようにして監視制御システム用データの作成
が繰り返される。残りの変換ルールがなくなれば、ステ
ップST3の判断は否定的になり、最終的に手順はステ
ップST6に進む。ステップST6ではステップST5
において生成された監視制御システム用データを統合す
ることにより、監視制御システム用データファイル36
a〜36cを完成させる。
【0036】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、プラントを構成する設備間の関係を考慮して、監視
制御システムのための各ソフトウェアが必要とするデー
タファイル36a〜36cを生成することができるとい
う効果がある。データファイル36a〜36cの生成に
利用される設備グラフ32は、グラフィック形式のデー
タファイルであり、これに基づいてコンピュータのディ
スプレイ44は、図5に示すような対象プラントのレイ
アウトをグラフィックで表示することができる。従っ
て、操作者は対象プラントのレイアウトを容易に知るこ
とができる。
【0037】また、変換ルールベース34を構成するル
ールのデータフォーマットは、このルールで規律しよう
とする設備群を記述したグラフィック形式のデータ部分
と、適用されるルールを表したデータ部分を有する。グ
ラフィック形式のデータ部分に基づいて、コンピュータ
のディスプレイ44は、図6の左側に示すような設備群
条件のレイアウトをグラフィックで表示することができ
る。ルールを表したデータ部分は図6の右側に相当し、
これに基づいて、ディスプレイ44は図6の右側に示す
ものと同じ情報を表示することができる。これらのレイ
アウトおよびルールの情報は、同時にディスプレイ44
に表示することも可能である。従って、操作者は、規律
しようとする設備群と、そこに適用されるルールを容易
に視覚的に認識することができる。
【0038】実施の形態2.上記の実施の形態1では、
監視制御システム用データファイル36a〜36cの生
成のために参照される設備間の関係とは、設備間の電気
的な接続である。しかし、監視制御システムにおいて、
各設備間は、電気的な接続関係だけでなく、所属関係、
制御関係などが組み合わされた、複数の類別による複合
的な関係を持つことがありえる。また、監視制御システ
ムにおいて、各設備間は、電気的な接続でない(電気的
な接続以外の)所属関係のみ、制御関係のみ、あるいは
電気的な接続と独立した所属関係と制御関係などが組み
合わせられた複合的な関係を持つこともある。所属関係
は、例えば複数の小規模設備から中規模設備が組織さ
れ、さらに複数の中規模設備からプラントが組織される
場合に発生する。制御関係は、例えば同一制御系統に複
数の設備が所属する場合や、複数の設備が同時に起動さ
れる場合に発生する。
【0039】この発明の実施の形態2では、2種類以上
の「関係」に基づいて、監視制御システム用データファ
イル36a〜36cを生成してもよい。これを実現する
には、設備定義情報31および変換ルールベース34に
は、そのような利用される関係を記述しておくととも
に、データ生成機能35には、変換ルールベース34に
記述された関係と、設備定義情報31(またはこれから
作成された設備グラフ32)に記述された関係が完全に
合致する場合に、合致する設備に関するデータファイル
を作成する機能を追加すればよい。
【0040】上記の修正に応じて、設備グラフ32にも
設備間の関係の種類を視認しやすくするパラメータを与
えてもよい。例えば、図5に示すレイアウトのグラフィ
ック表示において、設備間の電気的接続を示す線を、所
属関係に応じて色分けしたり、制御関係に応じて異なる
スタイルにしたりしてもよい。線のスタイルとしては、
例えば、実線、破線、点線などが挙げられる。また線の
太さを異ならせてもよい。線の色、スタイルおよび太さ
に関するこのような工夫が図6の左側に示す設備群のレ
イアウトにも応用できるように、変換ルールベース34
にも同様のパラメータを与えてよい。
【0041】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、プラントを構成する設備間の複数の類別による複合
的な関係を考慮して、データファイル36a〜36cを
生成することができるので、詳細な情報をデータファイ
ルに盛り込んで、その内容をさらに豊かにすることがで
き、結果的にプラントの制御を精緻にすることができる
という効果がある。
【0042】実施の形態3.監視制御システムにおい
て、各設備間の関係は、方向を持つことがありえる。例
えば、電力系統における電気的な接続には電流の向き、
制御関係には制御指令の伝達の向き、所属関係には上位
の設備からそこに所属する下位の各設備への向きが存在
する。
【0043】従って、この発明の実施の形態3では、上
記の実施の形態1および実施の形態2に関連して説明し
た「関係」に加えて、設備間の関係の方向に基づいて、
監視制御システム用データファイル36a〜36cを生
成してもよい。これを実現するには、設備定義情報31
および変換ルールベース34には、関係の向きを記述し
ておくとともに、データ生成機能35には、変換ルール
ベース34に記述された関係および関係の向きと、設備
定義情報31(またはこれから作成された設備グラフ3
2)に記述された関係および関係の向きが合致する場合
に、該当する設備に関するデータファイルを作成する機
能を追加すればよい。
【0044】上記の修正に応じて、設備グラフ32にも
設備間の関係の種類を視認しやすくするパラメータを与
えてもよい。例えば、図5に示すレイアウトのグラフィ
ック表示において、設備間の関係の方向を矢印で明示し
たり、線を部分的に点滅させて点灯する位置が移動する
ようにしたりすることができる。かかる工夫が図6の左
側に示す設備群のレイアウトにも応用できるように、変
換ルールにも同様のパラメータを与えてよい。
【0045】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、プラントを構成する設備間の関係の向きを考慮し
て、データファイル36a〜36cを生成することがで
きるので、詳細な情報をデータファイルに盛り込んで、
その内容をさらに豊かにすることができ、結果的にプラ
ントの制御を精緻にすることができるという効果があ
る。
【0046】実施の形態4.図3のフローチャートに示
すように、上記実施の形態1〜3では、監視制御システ
ム用データファイル36a〜36cの作成において、変
換ルールベース34中の同一の変換ルールが同一の設備
群に重複して適用されることが許されている。例えば、
ある設備群条件にある動作条件の下であるルールが適用
され、別の設備群条件に同じ動作条件の下で同じルール
が適用されると想定する。しかし、前者の設備群条件と
後者の設備群条件がたまたま同じということがありう
る。多くの場合、かかる同一変換ルールの適用は、二重
のデータの生成という結果に帰し、無駄である。そこ
で、この発明の実施の形態4では、そのような変換ルー
ルの重複適用を防止する。図8は、実施の形態4による
監視制御システム用データ生成方法を示すフローチャー
トである。このフローチャートは、おおむね図3のフロ
ーチャートと共通するが、図3のステップST5がステ
ップST51〜ST53に細分化された点で相違する。
【0047】図8のフローチャートでは、ステップST
4の後、ステップST51で、コントローラ40は、選
択された変換ルールの示す設備群条件と同じ設備群が設
備グラフ上にあるかどうかを調べる。該当する設備群が
あったとしても、次にステップST52で、コントロー
ラ40は、その設備群がすでに同じ動作条件で同じ変換
ルールを使うように適用したか否かを判断する。この判
断が肯定的であれば、手順はステップST3に戻り、新
たに監視制御システム用データの一部を生成するのを避
ける。一方、ステップST52の判断が否定的な場合に
は、ステップST53で、当初の意図の通りにこの変換
ルールに従い、該当する監視制御システム用データの一
部を生成する。以上のように、この実施の形態4によれ
ば、同じ設備に対して、変換ルールを重複して適用しな
いようにしたので、二重に監視制御システム用データを
生成することを防ぐことができる。
【0048】また、対象プラント中の設備を変換ルール
の重複適用を許さない設備と許す設備とに分けてもよ
い。具体的には、このような区分に関するパラメータ
は、設備定義情報31を作成する時点で、設備定義情報
31に与えることができる。この代わりに、設備グラフ
32を操作者が編集できるようにして、区分に関するパ
ラメータを設備グラフ32に与えてもよい。図9は、こ
の区分が編入された設備グラフ32に基づくコンピュー
タのディスプレイ44による対象プラントのレイアウト
のグラフィック表示を示す。
【0049】図9において、50はプラントを構成する
設備、51は境界を表す指標である。図9に示すよう
に、各種の設備50は「関係」を表す各種のスタイルの
線で相互に接続されている。指標51は、区分に関する
パラメータに基づいてディスプレイ44上に現れる。指
標51の中にある設備50は変換ルールの重複適用を許
さない設備であり、その外にある設備50はこれを許す
設備である。従って、操作者には、区分が明確に視認さ
れる。図9において指標51は円形であるが、指標51
の形状はこれに限定されず、他の形状であってもよい。
【0050】設備グラフ32を操作者が編集できる形態
では、この表示において、設備50が固定される一方、
指標51は移動可能である。操作者はコンピュータのポ
インティングデバイスを使って、画面上の指標51を発
生、移動、拡大および縮小させることができる。この操
作に応じて、設備50が指標51で囲まれたり、囲まれ
た設備50が変更されたりすると、設備グラフ32にお
ける区分に関するパラメータが変更される。さらに変換
ルールにおいて、このルールで規律しようとする設備群
を記述したデータ部分に記載された設備を、変換ルール
の重複適用を許さない設備と許す設備に分けてもよい。
具体的には、このような区分に関するパラメータは、変
換ルールベース34に蓄積された変換ルールに与えるも
のとし、このパラメータを与える機能は、変換ルール編
集機能33が有するものとする。この場合、ステップS
T52の判断においては、変換ルールの重複適用を許さ
ない設備として指定された設備に、すでに変換ルールが
適用されている場合は、判断結果がYESになり、変換
ルールの重複適用を許す設備として指定された設備に、
すでに変換ルールが適用されている場合は、判断結果が
NOになる。
【0051】以上のように、変換ルールの重複適用を許
さない設備と許す設備とに分けることにより、ある設備
については二重に監視制御システム用データを生成する
ことを防ぎながら、必要な設備については確実に監視制
御システムデータを割り当てることができるという効果
がある。
【0052】実施の形態5.複数の「関係」が設備定義
情報31(および設備グラフ32)で定義される場合に
は、この発明の各種の実施の形態の監視制御システム用
データ生成装置で利用される変換ルールベース34を定
義(作成)するにあたっては、以下に述べるこの発明の
実施の形態5によるプロセスを採用することも可能であ
る。複数の「関係」が設備定義情報31(および設備グ
ラフ32)で定義される場合には、監視制御システム用
データ生成装置の記憶装置42(図2参照)に複数の変
換ルールベースを設けることが可能である。例えば、制
御対象のプラントには、関係A,B,Cが存在すると想
定しよう。
【0053】この想定の下では、監視制御システム用デ
ータ生成装置は、関係A,B,Cという区分に対応する
三つの変換ルールベースを有する。図10は、個々の変
換ルールベースのうちの設備群条件を表す設備群のレイ
アウトを示す。すなわち、関係Aに関する変換ルールベ
ースが有するグラフィック形式のデータブロックに基づ
いて、コンピュータのディスプレイ44(図2参照)
は、図10の関係Aに該当する設備群のレイアウトをグ
ラフィックで表示することができる。また関係B,Cに
関する変換ルールベースによるグラフィック表示も図1
0に示されている。関係A,B,Cは設備間の電気的な
接続である。グラフィック表示において、各種の設備5
0は「関係」を表す各種の線で相互に接続されている。
実線は関係Aに相当し、破線は関係Bに相当し、一点鎖
線は関係Cに相当する。明示されていないが、個々のル
ールベースは、図示の設備群条件に対して適用されるル
ールを有している。例えば、関係Aを有する設備1,
2,3がプラントに含まれていれば、これらの設備の全
てまたはいずれかに、この関係Aに特有のルールが適用
される。
【0054】これらの変換ルールベースは、監視制御シ
ステム用データファイル36a〜36cを作成するため
に設備グラフ32に適用されるときに統合される。この
統合は上記の監視制御システム用データ自動生成方法の
一部に取り入れて、自動的に行ってもよい。その場合に
は、この方法を実行するプログラムに、統合を実行する
指令が組み込まれる。図11は、図10に示された3つ
の変換ルールベースを統合した変換ルールベースの設備
群条件を示す。設備グラフ32(図1参照)への適用の
前に、統合された単一の変換ルールベースを一旦記憶装
置42(図2参照)に格納してもよい。あるいは、複数
の変換ルールベースを統合せずに、個々の変換ルールベ
ースを次々と設備グラフ32に適用して監視制御システ
ム用データファイル36a〜36cを作成してもよい。
【0055】複数の変換ルールベースは、実施の形態1
に関連して説明したのと同様に、この監視制御システム
用データ生成装置を利用して操作者が定義してもよい
し、外部の装置で定義されて、データ入出力部45から
コントローラ40に供給されて、記憶装置42に保存さ
れてもよい。
【0056】また、この実施の形態5を発展させて、操
作者が変換ルールベース34を編集するための便宜を図
ってもよい。具体的には、図12に示すように、設備間
の関係の区分(A,B,C)毎に、一つの変換ルールの
条件部分になりうる候補を変換ルール条件ベースに蓄積
してもよい。図12において、60はある変換ルールに
おける設備群の条件部分に該当し、61は関係Aに関す
る変換ルール条件ベースに該当し、62は関係Bに関す
る変換ルール条件ベースに該当し、63は関係Cに関す
る変換ルール条件ベースに該当する。
【0057】変換ルール条件ベース61,62,63に
は、変換ルールの条件部分になりうる候補が蓄積され
る。例えば、関係Aに関する変換ルール条件ベース61
内のa1〜a5は関係Aに関連する条件部分の候補であ
り、関係Aに関する変換ルール条件ベース61に保存さ
れている。ここで関係Aというのは設備相互の電気的な
接続関係を意味しており、候補a1〜a5はその包括的
な関係Aを満たすが、所属関係、制御関係、関係の向
き、またはこれらの組み合わせという点で相違する。同
じことが関係Bに関する変換ルール条件ベース62およ
び63のそれぞれに存在する候補にも当てはまる。一つ
の変換ルールを作成するには、変換ルール条件ベース6
1,62,63のそれぞれから選択した候補を組み合わ
せて、変換ルールの設備群条件の部分を組み立てればよ
い。例えば、ある変換ルールにおける設備群の条件部分
60は、関係Aに関する変換ルール条件ベース61から
選択された候補a1と、関係Bに関する変換ルール条件
ベース62から選択された候補b1と、関係Cに関する
変換ルール条件ベース63から選択された候補c1から
構成される。
【0058】ただし、操作者が選択したい候補がない場
合には、操作者は候補を新たに作成し、該当する変換ル
ール条件ベースにこれを蓄積するとともに、これを変換
ルールの設備群条件の部分の組み立てに使用する。以上
のように、この実施の形態5によれば、変換ルールの条
件部分を設備間の関係の区分毎に定義し、かつ変換ルー
ルの条件部分となりうる候補を準備するようにしたの
で、変換ルールを効率よく定義することができるという
効果が得られる。
【0059】実施の形態6.変換ルールベース34の編
集の便宜を図るために、以下に述べるこの発明の実施の
形態6によるプロセスを採用することも可能である。実
施の形態6では、利用されうるルールの候補をあらかじ
め準備する。図13は実施の形態6による編集プロセス
を説明するための概念図である。図13において、70
は変換ルールベース34のうちの設備群の条件部分、7
1は変換ルールベース34のうちのルール部分、72は
変換ルールデータベース、73は第1のソフトウエア作
成用ルールデータベース、74は第2のソフトウエア作
成用ルールデータベースに該当する。
【0060】変換ルールデータベース72は、実施の形
態6において、変換ルールデータベース34の編集の便
宜のためにあらかじめ準備されている。図示のr1〜r
6は、変換ルールデータベース72の構成要素としての
ルール部分の候補である。操作者は、変換ルールベース
34を定義する際に、ルール部分候補r1〜r6のうち
の適当なものを選択して、編集対象となっている設備群
の条件部分70に適用されるルール部分71として割り
当てる。従って、迅速に変換ルールベース34を定義す
ることができる。操作者が選択したい候補がない場合に
は、操作者は候補を新たに作成し、変換ルールデータベ
ース72にこれを蓄積するとともに、これを変換ルール
のルール部分71として使用する。
【0061】また、図13から明らかなように、候補r
2,r4は2回使われており、様々な設備群条件に同一
のルールが適用される場合には、特に効率的である。対
象プラントを制御するソフトウェアによっては、設備間
の関係パターンが異なる複数の設備群に、同じルールを
必要とする場合がある。変換ルールデータベース72に
ルールの候補をあらかじめ準備する方法であれば、異な
る設備間の関係パターンを有する複数の設備群にも、同
一のデータを生成する変換ルールを必要十分に定義でき
る。
【0062】好ましくは、変換ルールデータベース72
は、プラントに利用されるソフトウエアの区分に応じて
複数の変換ルールデータベースを有するとよい。図示の
変換ルールデータベース72は第1のソフトウエア作成
用ルールデータベース73と第2のソフトウエア作成用
ルールデータベース74を有する。この工夫は、プラン
トを監視制御するシステムが複数のソフトウエアを利用
する場合、すなわち監視制御システム用データ生成装置
が複数のソフトウエアを最終的に作成する場合に有利で
ある。上記の通り、監視制御システムでは多数のソフト
ウエアを利用する。監視制御システムで利用されるソフ
トウエアは、それぞれ固有のデータを必要とする。別個
のソフトウエアで利用されるデータファイルを変換ルー
ルにより一度に定義した方が効率的である。このように
変換ルールデータベース72をソフトウエアにより分類
することにより、変換ルールデータベース72を準備す
る操作者の負担が軽減される。
【0063】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、複数のソフトウエアのそれぞれに関連して変換ルー
ルベース34のルール部分を定義し、ルール部分となり
うる候補を準備するようにしたので、変換ルールを効率
よく定義することができるという効果が得られる。
【0064】実施の形態7.以下に説明するこの発明の
実施の形態7は、上記の自動的な監視制御システム用デ
ータ生成方法(図3および図8参照)中の変換ルールの
示す設備間の関係と同じ設備群が設備グラフ32にある
か否か調べる工程(ステップST5およびステップST
51)の改良に関する。この改良は、変換ルールの示す
設備群条件が複合的である場合(例えば、関係a1、b
1、c1の全てを満たすことが、ある変換ルールを適用
する条件とされる場合)、利用される。図14の上部の
リストは、対象となるプラントで変換ルールの適用があ
りうる関係の組み合わせを記述する。例えば、ケース1
は関係a1、b1、c1の全てを満たし、ケース2は関
係a1、b2、c1の全てを満たすことを意味する。こ
こで、関係A,B,Cは設備間の電気的な接続である。
関係a1〜a3は包括的な関係Aを満たすが、所属関
係、制御関係、関係の向き、またはこれらの組み合わせ
という点で相違する。同じことが包括的な関係Bと特定
的な関係b1,b2ならびに包括的な関係Cと特定的な
関係c1〜c3にも当てはまる。
【0065】変換ルールベース34(図1参照)は、各
ケースを条件として、これらのそれぞれに対するルール
を記述する。この場合には、設備グラフ32にこれらの
ケースのいずれかに該当する設備群があるか否かを判断
する必要があるが(図3のステップST5および図8の
ステップST51)、各ケースは細かくみると3つの副
次的な条件の組み合わせであるから、判断手順も複雑で
ある。
【0066】そこで、図14の下部に示された条件木に
従って、検索・判断を実行するようにするとよい。具体
的には、まず設備グラフ32に定義されたケースから関
係a1が存在するケースを抽出し、これがあればさらに
そのケースから関係b1が存在するケースを抽出し、さ
らにそのケースから関係c1が存在するケースを抽出す
る。結果として抽出されたケースはケース1であり、こ
れにケース1の変換ルールを適用する。また関係a1が
存在するケースから関係b2が存在するケースを抽出
し、さらに関係c1が存在するケースを抽出すると、ケ
ース2が得られ、これにケース2の変換ルールを適用す
る。
【0067】実施の形態7で使用される監視制御システ
ム用データファイルの作成プログラムは、このような動
作を実行することができるように作成されている。従っ
て、効率的で漏れのない検索・判断が可能である。ま
た、この検索・判断の動作をあらかじめプログラム作成
者がプログラムに盛り込む場合には、図示の条件木を使
うことにより、プログラム作成者にとっても、効率的で
漏れのないプログラムを作成することができる。ただ
し、この検索・判断の動作のために、変換ルールベース
34から自動的にケースを抽出し、抽出されたケースに
基づいて上記の条件木の原理を利用しながら検索・判断
のサブルーティンを自動的に作成して実行するようにプ
ログラミングすることも可能である。以上のように、こ
の実施の形態7によれば、効率良くかつ漏れなく設備グ
ラフ32を調べて変換ルールベース34を適用すること
が可能であるという効果が得られる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ある
関係を満たす複数の設備からなる設備群に関連するルー
ルを蓄積したルールベースからルールを読み出す工程
と、監視制御システムが対象とするプラント内の設備の
構成と設備間の関係を記述した設備定義情報中に、ルー
ルに対応する設備群が記述されているか否か判断する工
程と、判断が肯定的なときに、設備定義情報中の該当す
る設備群にルールが適用されるように規定した監視制御
システム用データを生成する工程とを備えるように監視
制御システム用データ生成方法を構成したので、設備間
の関係を考慮して、監視制御システムを構成する各ソフ
トウェアが必要とする緻密で複雑なデータを生成するこ
とができるなどの効果がある。
【0069】この発明によれば、監視制御システムが対
象とするプラント内の設備の構成と設備間の関係を記述
した設備定義情報を記憶する定義情報記憶部と、ある関
係を満たす複数の設備からなる設備群に関連するルール
を記憶するルール記憶部と、設備定義情報中に、ルール
に対応する設備群が記述されているか否か判断する判断
部と、判断が肯定的なときに、設備定義情報中の該当す
る設備群にルールが適用されるように規定した監視制御
システム用データを生成する生成部とを備えるように監
視制御システム用データ生成装置を構成したので、設備
間の関係を考慮して、監視制御システムを構成する各ソ
フトウェアが必要とする緻密で複雑なデータを生成する
ことができるなどの効果がある。
【0070】この発明によれば、複数の類別による設備
間の関係を記述した設備定義情報を定義情報記憶部が記
憶するように構成したので、詳細な情報をデータファイ
ルに盛り込んで、その内容をさらに豊かにすることがで
き、結果的にプラントの制御を精緻にすることができる
などの効果がある。
【0071】この発明によれば、向きを持つ設備間の関
係を記述した設備定義情報を定義情報記憶部が記憶する
ように構成したので、詳細な情報をデータファイルに盛
り込んで、その内容をさらに豊かにすることができ、結
果的にプラントの制御を精緻にすることができる
【0072】この発明によれば、生成部は、既に同一の
ルールが適用されるように規定した設備群にはルールを
再び適用しないように構成したので、二重に監視制御シ
ステム用データを生成することを防ぐことができるなど
の効果がある。
【0073】この発明によれば、同一のルールを再び適
用することを許容する設備と、同一のルールを再び適用
することを禁止する設備とを記述した設備定義情報を定
義情報記憶部が記憶するように構成したので、ある設備
については二重に監視制御システム用データを生成する
ことを防ぎながら、必要な設備については確実に監視制
御システムデータを割り当てることができるという効果
がある。
【0074】この発明によれば、設備間の関係の区分に
応じて複数のルールが区分された形式で、ルール記憶部
にルールが記憶されているように構成したので、ルール
を効率よく定義することができるなどの効果がある。
【0075】この発明によれば、プラントに利用される
ソフトウエアの区分に応じて複数のルールが区分された
形式で、ルール記憶部にルールが記憶されているように
構成したので、ルールを効率よく定義することができる
などの効果がある。
【0076】この発明によれば、ルール記憶部は、複合
的な関係を満たす複数の設備からなる設備群に関連する
ルールを記憶しており、判断部は、複合的な条件を構成
する特定の関係を満たす設備群を設備定義情報中から抽
出し、全ての特定の関係について抽出を繰り返して、ル
ールに対応する設備群を抽出するように構成したので、
ルールを効率よく設備定義情報に適用することができる
などの効果がある。
【0077】この発明によれば、プラント内の設備間の
関係を少なくとも設備間を接続する線で表すための情報
を有するグラフィックデータを設備定義情報から生成す
るグラフ生成部と、グラフィックデータに基づいて、設
備間の関係を少なくとも設備間を接続する線で表示する
ディスプレイとを備え、ルール記憶部には、記憶された
設備群の設備間の関係を少なくとも設備間を接続する線
で表すためのグラフィックデータが記憶されているよう
に構成したので、監視制御システム用データ生成装置の
操作者がプラントの構成およびルールが適用される設備
群を容易に視認できるなどの効果がある。
【0078】この発明によれば、ある関係を満たす複数
の設備からなる設備群に関連するルールを蓄積したルー
ルベースからルールを読み出す工程と、監視制御システ
ムが対象とするプラント内の設備の構成と設備間の関係
を記述した設備定義情報中に、ルールに対応する設備群
が記述されているか否か判断する工程と、判断が肯定的
なときに、設備定義情報中の該当する設備群にルールが
適用されるように規定した監視制御システム用データを
生成する工程とをコンピュータに実行させるようにプロ
グラムを構成したので、設備間の関係を考慮して、監視
制御システムを構成する各ソフトウェアが必要とする緻
密で複雑なデータを生成することができるなどの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による監視制御シス
テム用データ生成装置の機能を示すデータフロー図であ
る。
【図2】 実施の形態1による監視制御システム用デー
タ生成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1による監視制御システム用デー
タ自動生成方法を示すフローチャートである。
【図4】 生成装置で使用される設備定義情報の一例を
示すリストである。
【図5】 生成装置で使用される設備グラフの一例を説
明するための図である。
【図6】 生成装置で使用される変換ルールの一例を説
明するための図である。
【図7】 生成装置で生成された監視制御システム用デ
ータを示すリストである。
【図8】 この発明の実施の形態4による監視制御シス
テム用データ生成方法を示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態4の修正的な形態における設備グ
ラフを説明するための図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による複数の変換
ルールベースを説明するための図である。
【図11】 図10の複数の変換ルールベースを統合し
た変換ルールベースを説明するための図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による変換ルール
ベースを作成するのに便利な方法を説明するための図で
ある。
【図13】 この発明の実施の形態6による変換ルール
ベースを作成するのに便利な方法を説明するための図で
ある。
【図14】 この発明の実施の形態7による監視制御シ
ステム用データ生成方法の改良を説明するための図であ
る。
【図15】 従来のプラントデータ自動生成・検証装置
を示すブロック図である。
【図16】 図15に示された従来のプラントデータ生
成装置における入力点使用情報を示す図である。
【符号の説明】
31 設備定義情報、32 設備グラフ、33 変換ル
ール編集機能、34変換ルールベース、35 データ生
成機能、36a〜36c 監視制御システム用データフ
ァイル、40 コントローラ(判断部、生成部、グラフ
生成部)、42 記憶装置(定義情報記憶部、ルール記
憶部)、43 入力装置、44 ディスプレイ、45
データ入出力部、50 設備、51 指標、60 設備
群の条件部分、61,62,63 変換ルール条件ベー
ス、70 設備群の条件部分、71 ルール部分、72
変換ルールデータベース、73 第1のソフトウエア
作成用ルールデータベース、74 第2のソフトウエア
作成用ルールデータベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野里 貴仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 原内 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA19 BB08 CC09 DD09 EE06 EE15 EE30 FF06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある関係を満たす複数の設備からなる設
    備群に関連するルールを蓄積したルールベースからルー
    ルを読み出す工程と、 監視制御システムが対象とするプラント内の設備の構成
    と設備間の関係を記述した設備定義情報中に、上記ルー
    ルに対応する設備群が記述されているか否か判断する工
    程と、 上記判断が肯定的なときに、上記設備定義情報中の該当
    する設備群に上記ルールが適用されるように規定した監
    視制御システム用データを生成する工程とを備える監視
    制御システム用データ生成方法。
  2. 【請求項2】 監視制御システムが対象とするプラント
    内の設備の構成と設備間の関係を記述した設備定義情報
    を記憶する定義情報記憶部と、 ある関係を満たす複数の設備からなる設備群に関連する
    ルールを記憶するルール記憶部と、 上記設備定義情報中に、上記ルールに対応する設備群が
    記述されているか否か判断する判断部と、 上記判断が肯定的なときに、上記設備定義情報中の該当
    する設備群に上記ルールが適用されるように規定した監
    視制御システム用データを生成する生成部とを備える監
    視制御システム用データ生成装置。
  3. 【請求項3】 複数の類別による設備間の関係を記述し
    た設備定義情報を定義情報記憶部が記憶することを特徴
    とする請求項2記載の監視制御システム用データ生成装
    置。
  4. 【請求項4】 向きを持つ設備間の関係を記述した設備
    定義情報を定義情報記憶部が記憶することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の監視制御システム用デー
    タ生成装置。
  5. 【請求項5】 生成部は、既に同一のルールが適用され
    るように規定した設備群には上記ルールを再び適用しな
    いことを特徴とする請求項2から請求項4のうちいずれ
    か1項記載の監視制御システム用データ生成装置。
  6. 【請求項6】 同一のルールを再び適用することを許容
    する設備と、同一のルールを再び適用することを禁止す
    る設備とを記述した設備定義情報を定義情報記憶部が記
    憶することを特徴とする請求項2から請求項4のうちい
    ずれか1項記載の監視制御システム用データ生成装置。
  7. 【請求項7】 設備間の関係の区分に応じて複数のルー
    ルが区分された形式で、ルール記憶部にルールが記憶さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の監視制御シス
    テム用データ生成装置。
  8. 【請求項8】 プラントに利用されるソフトウエアの区
    分に応じて複数のルールが区分された形式で、ルール記
    憶部にルールが記憶されていることを特徴とする請求項
    2から請求項7のうちいずれか1項記載の監視制御シス
    テム用データ生成装置。
  9. 【請求項9】 ルール記憶部は、複合的な関係を満たす
    複数の設備からなる設備群に関連するルールを記憶して
    おり、 判断部は、複合的な条件を構成する特定の関係を満たす
    設備群を設備定義情報中から抽出し、全ての特定の関係
    について抽出を繰り返して、上記ルールに対応する設備
    群を抽出することを特徴とする請求項7記載の監視制御
    システム用データ生成装置。
  10. 【請求項10】 プラント内の設備間の関係を少なくと
    も設備間を接続する線で表すための情報を有するグラフ
    ィックデータを設備定義情報から生成するグラフ生成部
    と、 グラフィックデータに基づいて、設備間の関係を少なく
    とも設備間を接続する線で表示するディスプレイとを備
    え、 ルール記憶部には、記憶された設備群の設備間の関係を
    少なくとも設備間を接続する線で表すためのグラフィッ
    クデータが記憶されていることを特徴とする請求項2か
    ら請求項9のうちいずれか1項記載の監視制御システム
    用データ生成装置。
  11. 【請求項11】 ある関係を満たす複数の設備からなる
    設備群に関連するルールを蓄積したルールベースからル
    ールを読み出す工程と、 監視制御システムが対象とするプラント内の設備の構成
    と設備間の関係を記述した設備定義情報中に、上記ルー
    ルに対応する設備群が記述されているか否か判断する工
    程と、 上記判断が肯定的なときに、上記設備定義情報中の該当
    する設備群に上記ルールが適用されるように規定した監
    視制御システム用データを生成する工程とをコンピュー
    タに実行させるプログラム。
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