JP2002333815A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002333815A
JP2002333815A JP2001136996A JP2001136996A JP2002333815A JP 2002333815 A JP2002333815 A JP 2002333815A JP 2001136996 A JP2001136996 A JP 2001136996A JP 2001136996 A JP2001136996 A JP 2001136996A JP 2002333815 A JP2002333815 A JP 2002333815A
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fixing
unit
image forming
fan
forming apparatus
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JP2001136996A
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Hiroshi Shiba
洋 柴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の稼動状況に応じて効率の良い
ファンの駆動制御を行い、消費電力と騒音を低減できる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成手段によって記録媒体に画像を
形成し、定着ユニットによって前記画像を熱定着する画
像形成装置において、前記記録媒体への記録情報を検出
する印字情報検出手段1と、前記印字情報検出手段1か
らの記録情報と設定したしきい値とを比較する比較手段
5と、装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファン
108とを有し、前記比較手段5からの比較結果によって
前記ファン108の駆動を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内の熱を効率
よく排気するようにファンを駆動する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真画像形成装置にあっては画
像記録後のシートを定着ユニットへ搬送し、ここで熱を
印加して画像をシートに定着する。このような装置にあ
っては、排気ファンを設け、定着ユニットや電源ユニッ
ト、あるいはモータ等が発生する熱を機外に排気して装
置内が過熱しないようにしている。
【0003】図26は従来の排気ファン制御を構成するブ
ロック図である。図26において、50は画像形成装置に不
図示のホストコンピュータからの命令に従って画像デー
タを送出するコントローラ、51は画像形成装置のエンジ
ン部の制御を行うDCコントローラ、52は画像形成装置
の各種制御および、ステータスを監視するCPU、53は
ステータス監視手段、54は画像形成装置のステータスに
応じてファンの駆動信号を送出するファン駆動制御手
段、55はスタンバイ時などに騒音や省エネ対策としてフ
ァンの回転数を下げるファン速度制御手段である。
【0004】106は画像を加熱定着するためにヒータを
内蔵した定着ユニットであり、108は画像形成装置内部
の定着ユニットや電源ユニット、モータ等の装置から発
生する熱を機外に排出するためのファンである。
【0005】また、109は像担持体や転写ベルトなどを
駆動させる各種モータ、110はエラー検知や補正検知な
どを行う各種センサである。
【0006】図27に従来のファン制御に関する一例を説
明するフローチャートを示す。図27において、電源がO
NされるとS001でCPUがファンの駆動を開始させ
る。プリントモードの場合、ファンは規定の速度で回転
する(S002、S003)。プリントが終了したら(S00
4)、S012で電源がOFFされていないかのチェックを
し、電源OFFならファンを停止して(S013)終了す
る。電源OFFしていなければS002に戻り、プリント
モードのチェックを行う。
【0007】プリントモードでない場合、S005でスタ
ンバイモードのチェックを行う。従来ではスタンバイモ
ードでは、プリントモードと同じでファンは通常回転で
駆動させる(S006)。
【0008】S007でスタンバイモードが終了すると
(実際には、電源OFF信号、プリント信号、スリープ
信号のいずれかを受信することにより、スタンバイ状態
から移行する。)次の状態が、電源OFFならばS01
2、プリントモードならばS002、いずれでもない場合
は、S008でスリープモードのチェックを行う。
【0009】電源OFF、プリントモードの場合は上述
のごとくファンを停止または駆動させる。S008でスリ
ープモードでない場合、S009に進みプリンタエラーと
なり、エラー報知をしてプリンタを停止させる(S01
0)。
【0010】スリープモードの場合、画像形成装置内部
の温度上昇が抑えられた状態であるために、プリント時
に比べて画像形成装置の稼動率が低く、発熱量が少ない
ため、S011でファンの回転数を規定の半分の速度で回
転させる。その後は電源OFF信号またはプリント信号
が送出されることによって、スリープモードが解除さ
れ、ファンの駆動制御を上述のごとく再度行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来からの画像形成装
置におけるファン制御は、プリント中は常に規定の回転
数で駆動されている。
【0012】一方、画像形成装置における、定着温度は
予め定められた目標値に対して一定に制御されており、
記録媒体に最大印字率のトナーが載せられた場合にも十
分な定着性が得られるように高めに設定されている。ま
た、例えば記録媒体がOHTシートの場合には、OHT
シートの透過性を高めるために充分にトナーを融着させ
る必要があり、そのために定着スピードを落とす手法が
とられている。
【0013】上記最大印字率に応じた定着温度に目標温
度を設定した場合、この定着温度から発せられる熱量を
空冷するだけのファンの風量が必要になる。これに対し
て、記録媒体に低印字率のトナーが載せられた時には、
目標温度以下の定着温度での定着が充分に可能であり、
余った熱量が電力ロスとして生じる。さらに電力ロス分
の熱を排気するだけファンを高回転に駆動させる必要が
ある。
【0014】また、定着スピードを落としている場合
(記録媒体がOHTシートなどの場合)においても、定
着スピードを落として電力供給している期間に発生する
熱量を空冷するだけのファンの風量が必要であり、これ
に対して、定着スピードが速い時には過剰にファンを高
回転駆動させている。
【0015】さらに、従来の画像形成装置におけるファ
ン制御は、プリント動作時及びスタンバイ時とスリープ
時との2段階切り替えが一般的であり、スタンバイ時な
どの熱定着装置への電力供給が少ない場合においてもプ
リント動作時と同速度でのファン制御が行われている。
【0016】このように従来のファン制御では、画像形
成装置の発生熱量が最大となる場合に合わせた設定で駆
動されているために、発生熱量が少ない場合はファンの
電力が無駄に消費されることになり、スタンバイ時のフ
ァンの騒音問題も生じてくるという不具合があった。
【0017】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的は、画像形成装置の稼動状況に応じて効
率の良いファンの駆動制御を行い、消費電力と騒音を低
減できる画像形成装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成手段によって
記録媒体に画像を形成し、定着手段によって前記画像を
熱定着する画像形成装置において、前記記録媒体への記
録情報を検出する記録情報検出手段と、前記記録情報検
出手段からの記録情報と設定したしきい値とを比較する
比較手段と、装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能な
ファンと、を有し、前記比較手段からの比較結果によっ
て前記ファンの駆動を制御することを特徴とする。
【0019】上記構成にあっては、画像形成装置の稼動
状況に応じて効率の良いファンの駆動制御を行うことが
でき、ファンの不要な駆動に伴う電力の消費と騒音の発
生を低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る画
像形成装置として、電子写真方式によるカラー画像形成
装置を例示して説明する。
【0021】〔第1実施形態〕図1はカラー画像形成装
置の構成を示す模式説明図であり、4つの像担持体100
Y,100M,100C,100Bk上に4つの光学ユニット101
Y,101M,101C,101Bkにより各色毎に形成された
潜像は各色現像器102Y,102M,102C,102Bkから供
給されるY(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),Bk(ブラック)の各色トナーにより現像、顕像
化される。次に、給送部103から給送された記録媒体104
は転写ベルト105に静電吸着され搬送される。転写ベル
ト105上で搬送されてきた記録媒体104はY,M,C,B
k各色に現像された像担持体100Y〜100Bkにより順次
転写されて多色画像が形成される。その後、記録媒体10
4は、画像を加熱定着するためにヒータを内蔵した定着
ユニット定着ローラ106aと、これにシートを押圧して
搬送する加圧ローラ106bとからなる定着ユニット106を
通過する際に加熱定着されて排出される。
【0022】また、107Y,107M,107C,107Bkは像
担持体100Y〜100Bkからの各色トナー転写後の廃トナ
ーを収納するための廃トナーユニット、108はカラー画
像形成装置内部の定着ユニットや電源ユニット、モータ
等の装置から発生する熱を機外に排出するためのファン
である。
【0023】図2は本発明の第1実施形態の構成を示す
ブロック図である。図において、1はトナー印字情報検
出手段(記録情報検出手段)であり、クロック発生手段
2、画像データに応じたドット数をカウントするドット
カウンタ3、メモリ4から構成される。5はトナー印字
率比較手段であり、トナー印字情報検出手段1からのト
ナー印字率情報に対してある規定のしきい値を設けて比
較を行う。6はファン駆動制御手段であり、ファン108
に駆動信号を送信する。尚、前記しきい値は任意に設定
可能である。
【0024】また、50は画像形成装置に不図示のホスト
コンピュータからの命令に従って画像データを送出する
コントローラであり、51は画像形成装置のエンジン部の
制御を行うDCコントローラ、52は画像形成装置の各種
制御および、ステータスを監視するステータス監視手段
を兼ねるCPU、55はスタンバイ時などに騒音や省エネ
対策としてファンの回転数を下げるファン速度制御手段
である。
【0025】図3はトナー印字率のしきい値に関する説
明図である。画像形成装置は定着ユニット106による定
着温度を検出する定着温度検出手段を有しており、定着
温度を制御し得るようになっている。そして、画像形成
装置の通常設定される定着温度をT0、定着温度T0で最
適な定着性が得られるトナー印字率をa0、定着温度T0
よりもΔT℃低い温度設定(これをT1とする)で定着
できるだけのトナー印字率をa1とする。a1をしきい値
として、本実施形態のファン駆動制御を行う。
【0026】図4は本発明の第1実施形態を説明するフ
ローチャートである。画像形成装置はプリント信号を受
信すると、コントローラ50から送信される画像データか
らトナー印字情報を検出する(S101)。S102に進み、
検出されたトナー印字情報に基づいて、トナー印字率が
しきい値(a1)以上であるかどうか比較する。S102で
トナー印字率比較手段5からの比較結果に対して、トナ
ーの印字率が高く定着性を高めるために多くの熱を必要
とする場合にはファン駆動制御手段6はファンを通常の
規定速度でファンを駆動させる(S103)。
【0027】一方、S102でトナー印字率比較手段5か
らの比較結果に対して、トナーの印字率が低く、多くの
熱を必要としない場合には、ファン駆動制御手段6はフ
ァンを通常速度の半分の速度でファンを駆動させる(S
104)。
【0028】そして、S105でプリントが引き続き行わ
れる場合には、S102に戻り上述の処理が繰り返され
る。プリントが終了すると処理を終了する。
【0029】上述のように、本実施形態にあっては、ト
ナー印字率によってファンの速度制御を行うものであ
る。これにより、画像形成装置の稼動状況に応じて効率
の良いファンの駆動制御が行われ、消費電力と騒音を低
減することができる。
【0030】尚、本実施形態はトナーの印字率に応じ
て、定着温度や定着速度を可変させる手法を用いる画像
形成装置にも適用可能である。
【0031】〔第2実施形態〕図5は本発明の第2実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図である。画像形
成装置は前述した第1実施形態と同一であり、前述した
実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付して
重複する説明を省く。
【0032】図5において、7は記録媒体を判別する判
別手段であり、コントローラ50からの指示により記録媒
体を認識する。尚、この記録媒体の判別には、画像形成
装置のエンジン側に判別手段を設けても良い。8は定着
モータ速度制御手段であり、定着スピードを可変させ
る。9は定着ユニットにおいて記録媒体を搬送する加圧
ローラ106bを駆動回転させる定着モータ、10は記録媒
体判別手段7、トナー印字情報検出手段、定着モータ速
度制御手段8のうち、少なくともいずれか一つとそれぞ
れのしきい値とを比較する比較手段である。
【0033】図6は定着速度のしきい値に関する説明図
である。本実施形態の画像形成装置は定着速度制御手段
により定着ユニット106による定着速度を制御可能であ
り、画像形成装置の通常設定される定着温度T0の状態
において、基準となる定着速度をb0(トナー印字率を
a0)、トナー印字率a0よりもΔa低いトナー印字率
(これをa1とする)で定着できるだけの定着速度をb1
(b0≦b1)とする。トナー印字率a1及び、定着速度
b1をそれぞれしきい値として、本実施形態のファン駆
動制御を行う。
【0034】図7は本発明の第2実施形態を説明するフ
ローチャートである。画像形成装置はプリント信号を受
信すると、S201ではコントローラから送信される記録
媒体情報を受信し、比較手段10は記録媒体がOHTシー
トの場合、トナーの熱融着性を高めるために定着温度を
上げる必要があるため、ファン108を通常回転で回転さ
せる(S205)。
【0035】一方、記録媒体がOHTシートでない場
合、S202に進み、トナー印字情報の比較に移行する。
上述の実施形態と同様に検出されたトナー印字情報に基
づいて、トナー印字率がしきい値a1以上であるかどう
か比較する。S202でトナー印字率比較手段5からの比
較結果に対して、トナーの印字率が高く定着性を高める
ために多くの熱を必要とする場合にはファン駆動制御手
段6はファンを通常の規定速度でファンを駆動させる
(S205)。
【0036】S202でトナー印字率比較手段5からの比
較結果に対して、トナーの印字率が低く多くの熱を必要
としない場合にはS203に移行する。S203では、定着ス
ピードの比較を行う。定着スピードに関しても、記録媒
体の種類またはトナー印字率、定着温度などの諸条件に
よって定着性を高めるために可変させる。定着スピード
がしきい値b1より遅い場合、ファンを通常回転で回転
させる(S205)。定着スピードがしきい値b1より速い
場合、S204に進みファンを半速回転させる。
【0037】S206でプリントが引き続き行われる場合
には、S201に戻り上述の処理が繰り返される。プリン
トが終了すると処理を終了する。
【0038】上述のように、本実施形態にあっては、ト
ナー印字率、定着速度を考慮してファンの速度制御を行
うものである。これにより、画像形成装置の稼動状況に
応じて効率の良いファンの駆動制御が行われ、消費電力
と騒音を低減することができる。
【0039】〔第3実施形態〕図8は本発明の第3実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図である。この実
施形態でも画像形成装置は前述した第1実施形態と同一
であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材には
同一符号を付して重複する説明を省く。
【0040】図8において、11は定着装置温度検出手段
であり、定着ユニット106を所望の温度に制御するのに
用いる。
【0041】図9は定着温度のしきい値に関する説明図
である。画像形成装置の通常設定される定着速度b0の
状態において、基準となる定着温度をT0(トナー印字
率をa0)、トナー印字率a0よりもΔa低いトナー印字
率(これをa1とする)で定着できるだけの定着温度を
T1とする。トナー印字率a1及び、定着温度T1をそれ
ぞれしきい値として、本実施形態のファン駆動制御を行
う。
【0042】図10は本発明の第3実施形態を説明するフ
ローチャートである。画像形成装置はプリント信号を受
信すると、S301ではコントローラ50から送信される記
録媒体情報を受信し、比較手段10は記録媒体がOHTシ
ートの場合、トナーの熱融着性を高めるために定着温度
を上げる必要があるためファンを通常回転で回転させる
(S305)。
【0043】一方、記録媒体がOHTシートでない場
合、S302に進み、トナー印字情報の比較に移行する。
上述の実施形態と同様に検出されたトナー印字情報に基
づいて、トナー印字率がある規定の値a1以上であるか
どうか比較する。S302でトナー印字率比較手段10から
の出力情報との比較結果に対して、トナーの印字率が高
く定着性を高めるために多くの熱を必要とする場合には
ファン駆動制御手段6はファンを通常の規定速度でファ
ンを駆動させる(S305)。S302でトナー印字率比較手
段5からの比較結果に対して、トナーの印字率が低く多
くの熱を必要としない場合にはS303に移行する。S303
では、定着温度の比較を行う。定着温度に関しても、記
録媒体の種類またはトナー印字率、定着スピードなどの
諸条件によって定着性を高めるために可変させる。トナ
ー印字率の場合と同様に、ファンの回転駆動切り替えを
行うしきい値がT1より高い場合、ファンを通常回転で
回転させる(S305)。定着温度がT1より低い場合、S
304に進みファンを半速回転させる。
【0044】S306でプリントが引き続き行われる場合
には、S301に戻り上述の処理が繰り返される。プリン
トが終了すると処理を終了する。
【0045】上述のように、本実施形態にあっては、ト
ナー印字率、定着温度を考慮してファンの速度制御を行
うものである。これにより、画像形成装置の稼動状況に
応じて効率の良いファンの駆動制御が行われ、消費電力
と騒音を低減することができる。
【0046】〔第4実施形態〕図11は本発明の第4実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図である。この実
施形態でも画像形成装置は前述した第1実施形態と同一
であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材には
同一符号を付して重複する説明を省く。
【0047】本実施形態にあっては定着モータ速度制御
手段8と定着装置温度検出手段11の両方を有している。
【0048】図12は本発明の第4実施形態を説明するフ
ローチャートである。画像形成装置はプリント信号を受
信すると、S401ではコントローラから送信される記録
媒体情報を受信し、比較手段10は記録媒体がOHTシー
トの場合、トナーの熱融着性を高めるために定着温度を
上げる必要があるため、ファン108を通常回転で回転さ
せる(S406)。記録媒体がOHTシートでない場合、
S402に進み、トナー印字情報の比較に移行する。上述
の実施形態と同様に検出されたトナー印字情報に基づい
て、トナー印字率がしきい値a1以上であるかどうか比
較する。S402でトナー印字率比較手段5からの比較結
果に対して、トナーの印字率が高く定着性を高めるため
に多くの熱を必要とする場合にはファン駆動制御手段6
はファンを通常の規定速度でファンを駆動させる(S40
6)。S402でトナー印字率比較手段5からの比較結果に
対して、トナーの印字率が低く多くの熱を必要としない
場合にはS403に移行する。
【0049】S403では、定着スピードの比較を行う。
定着スピードに関しても、記録媒体の種類またはトナー
印字率、定着温度などの諸条件によって定着性を高める
ために可変させる。定着スピードがしきい値b1より遅
い場合、ファンを通常回転で回転させる(S406)。定
着スピードがしきい値b1より速い場合はS404に進み、
定着温度の比較を行う。
【0050】定着温度に関しても、記録媒体の種類また
はトナー印字率、定着スピードなどの諸条件によって定
着性を高めるために可変させる。トナー印字率の場合と
同様に、ファンの回転駆動切り替えを行うしきい値がT
1より高い場合、ファンを通常回転で回転させる(S40
6)。定着温度がT1より低い場合、S405に進みファン
を半速回転させる。
【0051】S407でプリントが引き続き行われる場合
には、S401に戻り上述の処理が繰り返される。プリン
トが終了すると処理を終了する。
【0052】上述のように、本実施形態にあっては、ト
ナーの印字率、定着速度、定着温度を考慮してファンの
速度制御を行うものである。これにより、画像形成装置
の稼動状況に応じて効率の良いファンの駆動制御が行わ
れ、消費電力と騒音を低減することができる。
【0053】〔第5実施形態〕図13は本発明の第5実施
形態のファン駆動構成を示すフローチャートである。こ
の実施形態でも画像形成装置は前述した第1実施形態と
同一であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材
には同一符号を付して重複する説明を省く。
【0054】図13において、電源がONされるとS501
でCPUがファン108の駆動を開始させる。プリントモ
ードの場合、ファン108は規定の速度で回転する(S50
2、S503)。プリントが終了したら(S504)、S512で
電源がOFFされていないかのチェックをし、電源OF
Fならファンを停止して(S513)終了する。
【0055】電源がOFFしていなければS502に戻
り、プリントモードのチェックを行う。上述のプリント
モードでは、本発明の第1〜第4実施形態のように、フ
ァン制御を行っても良い。プリントモードでない場合、
S505でスタンバイモードのチェックを行う。スタンバ
イモードの場合、S506でファンの回転数を規定の半分
の速度で回転させる。
【0056】S507でスタンバイモードが終了すると
(実際には、電源OFF信号、プリント信号、スリープ
信号のいずれかを受信することにより、スタンバイ状態
から移行する。)次の状態が、電源OFFならばS51
2、プリントモードならばS502、いずれでもない場合
は、S508でスリープモードのチェックを行う。このと
き、電源OFF、プリントモードの場合は上述のごとく
ファン108を停止または駆動させる。
【0057】S508でスリープモードでない場合は、S5
09に進みプリンタエラーとなり、エラー報知をしてプリ
ンタを停止させる(S510)。スリープモードに移行し
た場合はS511でファン108を停止させる。その後は電源
OFF信号またはプリント信号が送出されることによっ
て、スリープモードが解除され、ファンの駆動制御を上
述のごとく再度行う。
【0058】上述のように、本実施形態にあっては、ス
タンバイモードではファン108を半速回転制御し、スリ
ープモードではファン108を停止させるように制御する
ものである。これにより、画像形成装置の稼動状況に応
じて効率の良いファンの駆動制御が行われ、消費電力と
騒音を低減することができる。
【0059】尚、スタンバイモードでファン108を通常
回転させ、画像形成装置内部の冷却を早く行うことでス
リープモードへの移行を早くするようにしてもよい。
【0060】〔第6実施形態〕図14は本発明の第6実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図である。この実
施形態でも画像形成装置は前述した第1実施形態と同一
であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材には
同一符号を付して重複する説明を省く。
【0061】図14において、12はコントローラ制御手段
であり、これは画像形成装置のステータスに応じて、フ
ァン108の起動、通常回転、半速回転、停止などのファ
ン駆動信号を送信する。コントローラ制御手段12からの
ファン駆動信号を受信したCPU52はファン108を駆動
させる。
【0062】本実施形態の構成により、コントローラ50
から直接ファン108を駆動させることができる。すなわ
ち、使用者の使用環境に応じたファン108の消費電力、
騒音状態によって、使用者が所望の駆動状態に外部設定
することが可能になる。
【0063】〔第7実施形態〕図15は本発明の第7実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図であり、図16は
定着温度しきい値設定とファン駆動制御の関係の説明
図、図17はファン駆動動作を説明するフローチャートで
ある。この実施形態でも画像形成装置は前述した第1実
施形態と同一であり、前述した実施形態と同一機能を有
する部材には同一符号を付して重複する説明を省く。
【0064】図15において、13は定着制御手段であり、
定着ユニット106に電力供給し所定の定着温度まで加熱
する。
【0065】図16において、ファン制御切り替えを行う
ために、あらかじめ決められた温度しきい値(T1)が
設定されている。温度しきい値(T1)は、所定の定着
温度に対して自由に可変設定できるものである。この温
度しきい値(T1)に対して、定着ユニット106の温度
(T)がしきい値T1よりも高い時にはファンを通常回
転に制御し、定着ユニット106の温度(T)がしきい値
T1よりも低い時にはファンを半速制御する。
【0066】すなわち、図17に示すように、まず定着制
御がスタートし、定着ユニット106に加熱電力が供給さ
れる(S701)。この時、逐次定着ユニット106の温度は
モニタされ、CPU52に温度情報が返される(S70
2)。S703に進み、定着温度(T)と温度しきい値(T
1)とを比較し、T≦T1ならばS704に進みファン108を
半速回転に制御する。一方、S703でT1>TならばS70
5に進んでファン108を通常回転に制御する。
【0067】その後S706に移り、画像形成装置がスタ
ンバイまたはスリープモードの場合、ファン108の半速
回転を維持させる。スタンバイまたはスリープモードで
ない場合は、S707に進み、画像形成装置がプリントモ
ードである場合、S701に戻り定着ユニット106の加熱を
再度スタートさせる。一方、S707でプリントモードで
ない場合、S708に進み、電源OFFされていなければ
エラーとなり処理を終了する。
【0068】上述のように、本実施形態にあっては、定
着温度を設定したしきい値と比較してファン108を回転
制御し、またスタンバイモード、スリープモードではフ
ァン108を半速制御することにより、画像形成装置の稼
動状況に応じて効率の良いファンの駆動制御が行われ、
消費電力と騒音を低減することができる。
【0069】尚、本実施形態では温度しきい値の設定を
定着ユニット106の温度の場合について説明した。しか
し画像形成装置内部の雰囲気温度または定着ユニット以
外のユニット温度について設定してもよい。
【0070】〔第8実施形態〕図18は本発明の第8実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図であり、図19は
加熱電力の投入時間とファン駆動制御の関係を示す説明
図、図20はファン駆動動作を説明するフローチャートで
ある。この実施形態でも画像形成装置は前述した第1実
施形態と同一であり、前述した実施形態と同一機能を有
する部材には同一符号を付して重複する説明を省く。
【0071】図18において、14はタイマカウンタであ
り、定着ユニット106を加熱するための電力供給時間を
カウントする。
【0072】本実施形態では、図19に示すように、加熱
電力の投入ONの期間にファン108の通常回転制御に
し、加熱電力の投入OFFの期間にファンの半速制御に
切り替える。
【0073】この実施形態におけるファン駆動動作は、
図20に示すように、まず定着制御がスタートし、定着ユ
ニット106に加熱電力が供給される(S801)。この時、
定着ユニット106への加熱電力の供給時間がカウントさ
れる(S802)。加熱電力ONの場合、S803に進み、フ
ァン108を通常回転に制御する。加熱電力OFFの場合
は装置内温度はそれほど高くなっていないため、S804
に進みファンを半速回転に制御する。
【0074】その後S805に移り、画像形成装置がスタ
ンバイまたはスリープモードの場合、ファンの半速回転
を維持させる。スタンバイまたはスリープモードでない
場合は、S807に進み、画像形成装置がプリントモード
である場合、S801に戻り定着ユニットの加熱を再度ス
タートさせる。プリントモードでない場合、S808に進
み、電源OFFされていなければエラーとなり処理を終
了する。
【0075】上述のように、本実施形態にあっては加熱
電力がOFFの場合はファン108を半速制御することに
より、画像形成装置の稼動状況に応じて効率の良いファ
ンの駆動制御が行われ、消費電力と騒音を低減すること
ができる。
【0076】尚、本実施形態では、ファン制御の切り替
えタイミングは加熱電力投入のON/OFFの切り替え
タイミングとした。しかし、画像形成装置の使用周囲環
境、装置内温度に応じて加熱時間をしきい値として、加
熱電力の投入ON期間中のファンの半速制御、または加
熱電力投入OFF期間中のファンの通常回転制御を実行
することも可能である。
【0077】〔第9実施形態〕図21は本発明の第9実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図であり、図22は
ファン駆動動作を説明するフローチャートである。この
実施形態でも画像形成装置は前述した第1実施形態と同
一であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材に
は同一符号を付して重複する説明を省く。
【0078】この実施形態におけるファン駆動動作は、
図22に示すように、まず定着制御がスタートし、定着ユ
ニット106に加熱電力が供給される(S901)。この時、
逐次定着ユニット106の温度はモニタされ、CPU52に
温度情報が返される(S902)。S903に進み、定着温度
(T)と温度しきい値(T1)とを比較し、T1>Tなら
ばS904に進みファン108を通常回転に制御する。一方、
T≦T1ならばS905に進む。
【0079】S905では加熱電力ONの場合、ファン108
を通常回転に制御する。加熱電力OFFの場合、S906
に進みファン108を半速回転に制御する。その後S907に
移り、画像形成装置がスタンバイまたはスリープモード
の場合、ファン108の半速回転を維持させる。スタンバ
イまたはスリープモードでない場合は、S908に進み、
画像形成装置がプリントモードである場合、S901に戻
り定着ユニットの加熱を再度スタートさせる。プリント
モードでない場合、S909に進み、電源OFFされてい
なければエラーとなり処理を終了する。
【0080】上述のように、本実施形態にあっては定着
温度、加熱電力のOFF状態を考慮してファン108を半
速制御することにより、画像形成装置の稼動状況に応じ
て効率の良いファンの駆動制御が行われ、消費電力と騒
音を低減することができる。
【0081】尚、本実施形態では温度しきい値の設定を
定着ユニット106の温度の場合について説明した。しか
し画像形成装置内部の雰囲気温度または定着ユニット以
外のユニット温度について設定することもできる。さら
に温度しきい値の設定値は、所定の定着温度に対して自
由に可変設定できるものである。
【0082】そしてファン制御の切り替えタイミングは
加熱電力投入のON/OFFの切り替えタイミングとし
た。しかし画像形成装置の使用周囲環境、装置内温度に
応じて加熱時間をしきい値として、加熱電力の投入ON
期間中のファンの半速制御、または加熱電力投入OFF
期間中のファンの通常回転制御を実行することも可能で
ある。
【0083】〔第10実施形態〕図23は本発明の第10実施
形態のファン駆動構成を示すブロック図であり、図24は
定着温度と時間経過におけるファン駆動制御の関係を説
明する図であり、(a)はスリープ時間がtaの場合のフ
ァンの半速期間を示し、(b)はスリープ時間がtbの場
合のファンの半速期間を示す説明図、図25はファン駆動
動作を説明するフローチャートである。この実施形態で
も画像形成装置は前述した第1実施形態と同一であり、
前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号
を付して重複する説明を省く。
【0084】図23において、15は定着ユニット加熱OF
F時間から定着ユニットの定着温度復帰までの時間を算
出する演算手段である。
【0085】本実施形態にあっては、図24に示すよう
に、スリープ開始後からの定着ユニット106への加熱O
FF時間をカウントし、定着ユニット加熱ONに切り替
わるまでの時間(ta、tb)によって、加熱ON後の
定着温度到達(スタンバイ)までの時間を演算しこの時
間を半速回転とするものである。
【0086】そのためのファン108の駆動動作は、図25
に示すように、スリープモードがスタートし、定着ユニ
ット106の加熱がOFFされると(SA01)、加熱OF
F時間のカウントを開始する(SA02)。次にSA03に
進み、加熱OFF時間のカウントが開始された段階でフ
ァン108は半速回転に制御される。SA04に進み、スリ
ープモードが解除されて加熱電力がONされると、SA
05では加熱OFF時間の長さによって定着温度に到達す
るまでにかかる時間を類推算出しこの間のファン制御を
半速回転とする。SA06では、定着温度に到達しスタン
バイ状態に移行したかどうかを監視し、スタンバイなら
ばSA10に進み、ファンを全速回転に制御を切り替え
る。スタンバイでなければ、SA07に進み、スリープモ
ードにおけるファン制御シーケンスのカウント値を一つ
インクリメントする。SA08で繰り返し回数が任意の数
α以下ならば、SA03に戻る。繰り返し回数がαを超え
るとSA09に進み、エラーを報知して終了する。
【0087】本実施形態では、スリープ時のファンの半
速回転制御の切り替えタイミングは加熱電力のOFF時
間とOFF時間の長さによって算出される定着温度の到
達時間までを含めた時間とした。しかしスリープ時の定
着温度をモニタし、検出温度にしきい値を設けることに
よってファン制御を行うことも可能である。
【0088】〔他の実施形態〕前述した各実施形態にあ
っては、ファンの駆動速度制御を通常速度と半速の2モ
ードとした例を示した。しかし、実際の画像形成装置の
使用環境に応じて2モード以上の複数段階の制御も可能
である。
【0089】また、記録媒体はOHTシートとそうでな
い場合に区分けしてファンの速度切り替えを行った例を
示したが、OHTシート以外の記録媒体(例えば厚手シ
ートなど)においても、熱定着性を高めるために定着温
度を上げなければならないものについても適用可能であ
る。
【0090】更に、記録媒体判別手段はコントローラか
らのみでなく、画像形成装置のエンジン側に設けても良
い。
【0091】また、記録媒体の判別、トナー印字率の判
別、定着温度の判別、定着速度の判別等を行う場合、制
御フローは前述した実施形態の順に限定する必要はな
く、自由に設定できるものである。
【0092】さらに、前述した実施形態においてトナー
印字率、定着温度、定着速度等に関するしきい値は任意
に設定することが可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置の稼動状況に応じて効率の良いファンの駆
動制御を行うことができ、ファンの不要な駆動に伴う電
力の消費と騒音の発生を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図3】トナー印字率のしきい値に関する説明図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態を説明するフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図6】定着速度のしきい値に関する説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態を説明するフローチャー
トである。
【図8】本発明の第3実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図9】定着温度のしきい値に関する説明図である。
【図10】本発明の第3実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図11】本発明の第4実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第4実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図13】本発明の第5実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図14】本発明の第6実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図15】本発明の第7実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図16】定着温度しきい値設定とファン駆動制御の関
係を説明する図である。
【図17】本発明の第7実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図18】本発明の第8実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図19】加熱電力の投入時間とファン駆動制御の関係
を説明する図である。
【図20】本発明の第8実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図21】本発明の第9実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図22】本発明の第9実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図23】本発明の第10実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図24】定着温度と時間経過におけるファン駆動制御
の関係を説明する図である。
【図25】本発明の第10実施形態を説明するフローチャ
ートである。
【図26】従来のファン制御に関する構成を示すブロッ
ク図である。
【図27】従来のファン制御を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 …トナー印字情報検出手段 2 …クロック発生手段 3 …ドットカウンタ 4 …メモリ 5 …トナー印字率比較手段 6 …ファン駆動制御手段 7 …記録媒体判別手段 8 …定着モータ速度制御手段 9 …定着モータ 10 …比較手段 11 …定着装置温度検出手段 12 …コントローラ制御手段 13 …定着制御手段 14 …タイマカウンタ 15 …演算手段 50 …コントローラ 51 …DCコントローラ 52 …CPU 55 …ファン速度制御手段 100Y,100M,100C,100Bk …像担持体 101Y,101M,101C,101Bk …光学ユニット 102Y,102M,102C,102Bk …現像器 103 …給送部 104 …記録媒体 105 …転写ベルト 106 …定着ユニット 106a …定着ユニット定着ローラ 106b …加圧ローラ 107Y,107M,107C,107Bk …廃トナーユニット 108 …ファン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 109 G03G 21/00 534 21/14 372 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 AR01 DF03 DF26 HH11 HJ10 HK11 HK18 HK19 HT13 2H027 DA12 DA20 DA31 DA39 DA40 DB01 DC02 DE07 DE10 ED16 ED25 EE02 EE03 EE04 EE10 EF04 EF09 EF12 JA11 JB17 JB22 JB23 JC08 ZA07 2H033 AA32 AA40 BA29 BA30 BB37 CA03 CA04 CA07 CA08 CA13 CA16 CA18 CA23 CA28 CA30 CA32 CA44

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段によって記録媒体に画像を
    形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像形
    成装置において、 前記記録媒体への記録情報を検出する記録情報検出手段
    と、 前記記録情報検出手段からの記録情報と設定したしきい
    値とを比較する比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録情報検出手段は画像データに応
    じたドット数をカウントするドットカウンタであること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値は任意に設定可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成手段によって記録媒体に画像を
    形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像形
    成装置において、 前記記録媒体への記録情報を検出する記録情報検出手段
    と、 前記記録媒体を判別する判別手段と、 前記定着手段による定着速度を制御する定着速度制御手
    段と、 前記記録情報検出手段、または前記記録媒体の判別手
    段、または前記定着速度制御手段のうち少なくともいず
    れか一つの情報と、これに対応するしきい値とを比較す
    る比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記録情報に対するしきい値及び前記
    定着速度に対するしきい値は任意に設定可能であること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成手段によって記録媒体に画像を
    形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像形
    成装置において、 前記記録媒体への記録情報を検出する記録情報検出手段
    と、 前記記録媒体を判別する判別手段と、 前記定着手段の定着温度を検出する定着温度検出手段
    と、 前記記録情報検出手段、前記記録媒体の判別手段、前記
    定着温度検出手段のうち少なくともいずれか一つの情報
    と、これに対応するしきい値とを比較する比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録情報に対するしきい値及び前記
    定着温度に対するしきい値は任意に設定可能であること
    を特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成手段によって記録媒体に画像を
    形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像形
    成装置において、 前記記録媒体への記録情報を検出する記録情報検出手段
    と、 前記記録媒体を判別する判別手段と、 前記定着手段による定着速度を制御する定着速度制御手
    段と、 前記定着手段の定着温度を検出する定着温度検出手段
    と、 前記記録情報検出手段、前記記録媒体の判別手段、前記
    定着速度制御手段、または前記定着温度検出手段のうち
    少なくともいずれか一つの情報と、これに対応するしき
    い値とを比較する比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記録情報に対するしきい値、前記定
    着速度に対するしきい値、前記定着温度に対するしきい
    値は任意に設定可能であることを特徴とする請求項8記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 装置の動作状態を監視するステータス監視手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記ステータス監視手段の状態によって、前記ファンの
    駆動を制御することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ファンの制御切り替えは、画像形
    成装置の画像形成動作時とスタンバイ時に行うことを特
    徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 コントローラからの通信によって前記ファンを制御する
    コントローラ制御手段と、 を有し、 装置のステータスに応じてファンの駆動を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 前記定着手段を所定の温度に加熱するための定着制御手
    段と、 前記定着手段の定着温度を検出する定着温度検出手段
    と、 前記定着温度検出手段からの温度情報と、これに対応す
    るしきい値とを比較する比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンとを有
    し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 定着手段を所定の温度に加熱するための定着制御手段
    と、 定着手段の加熱時間をカウントするタイマカウンタと、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 画像形成動作時にタイマカウンタによる定着手段の加熱
    時間によってファンの駆動を制御することを特徴とする
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 前記定着手段を所定の温度に加熱するための定着制御手
    段と、 前記定着手段の定着温度を検出する定着温度検出手段
    と、 前記定着温度制御手段からの温度情報に対するしきい値
    を設定する定着温度しきい値設定手段と、 前記定着手段の加熱時間をカウントするタイマカウンタ
    と、 前記定着温度検出手段と前記タイマカウンタの少なくと
    もいずれか一方の情報と、これに対応するしきい値とを
    比較する比較手段と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記比較手段からの比較結果によって前記ファンの駆動
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 画像形成手段によって記録媒体に画像
    を形成し、定着手段によって前記画像を熱定着する画像
    形成装置において、 前記定着手段を所定の温度に加熱するための定着制御手
    段と、 前記定着手段の加熱OFF時間をカウントするタイマカ
    ウンタと、 前記タイマカウンタからの加熱OFF時間によって前記
    定着手段の定着温度復帰までの時間を算出する演算手段
    と、 装置内部の排熱を行う回転駆動制御可能なファンと、 を有し、 前記演算時間の結果に基づいて前記ファンの駆動を制御
    することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186882A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2009300519A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2016018027A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 株式会社リコー 画像形成装置

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