JP2002333684A - 移動撮影用全周カメラ装置 - Google Patents

移動撮影用全周カメラ装置

Info

Publication number
JP2002333684A
JP2002333684A JP2001140312A JP2001140312A JP2002333684A JP 2002333684 A JP2002333684 A JP 2002333684A JP 2001140312 A JP2001140312 A JP 2001140312A JP 2001140312 A JP2001140312 A JP 2001140312A JP 2002333684 A JP2002333684 A JP 2002333684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
camera
around
weight
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001140312A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Kinoshita
清孝 木下
Tomoko Saiki
友子 才木
Junpei Tagashira
純平 田頭
Teru Sadayuki
輝 定行
Shinya Tsuji
眞也 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EIKI KK
Fujitsu Ltd
Brain Co Ltd
Asahi Shimbun Publishing Co
Original Assignee
NIPPON EIKI KK
Fujitsu Ltd
Brain Co Ltd
Asahi Shimbun Publishing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON EIKI KK, Fujitsu Ltd, Brain Co Ltd, Asahi Shimbun Publishing Co filed Critical NIPPON EIKI KK
Priority to JP2001140312A priority Critical patent/JP2002333684A/ja
Publication of JP2002333684A publication Critical patent/JP2002333684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全周カメラを移動させながらも、ぶれやゆが
み発生を可及的に防止した全周動画像を連続撮像し得る
移動撮影用全周カメラ装置を提供する。 【解決手段】 操作者8の腰部に腰ベルトや支持紐72
からなる装着体7を装着し、支持筒73に支軸62を挿
入して支持腕部6を介して緩衝手段5を操作者の前方位
置において支持させる。全周カメラ1を上端部に、錘体
3aを下端側にそれぞれ取り付けたポール2の所定位置
にジンバル機構部4の一端を取付けておき、ジンバル機
構部の他端を緩衝手段に連結することにより、ポール側
の全てを操作者に支持させる。ジンバル機構部を平面直
交2軸に対し回転自在にポールを支持するものとし、ポ
ールの全方向への揺動を可能とする。錘体をバッテリ3
1,31、処理装置33、モニタ34により構成し、各
自重値及び配置をジンバル機構部位置を支点としてポー
ルを常に鉛直に復元・維持させるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲略360度の
視野にわたる全周動画像を撮像し得る全周カメラを用
い、ある地点から他の地点に移動しながらその移動経路
に沿った全周動画像を連続して撮像するために用いられ
る移動撮影用全周カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周囲略360度の視野を同時に撮
像し得る全周カメラが提案されている(例えば、特許第
2939087号公報参照)。そして、この全周カメラ
を応用して全周カメラを設置した地点を中心とした周囲
略360度の全周動画像を取得し、その観測地点の全周
の状況を遠隔地で観測し得るようにすることが考えられ
ている。つまり、全周カメラを用いることにより一つの
カメラでその地点の全周を同時に観測しようとするもの
であり、この場合の全周カメラは定点に固定して用いる
ものである。
【0003】一方、国内もしくは国外の名所、史跡、観
光地等の景観をテレビカメラやビデオカメラ等により撮
影し、これをテレビジョン等に放映することも一般に行
われている。この場合には、人間もしくは専用の三脚等
によりカメラを保持し、特定地点毎に撮影することが行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記テレビ
ジョンによる放映では、上記テレビカメラ等の視野や撮
影地点が限られるため、テレビジョンを見る一般視聴者
は放映者側が意図した映像を一方的に見るだけで選択の
自由度は全くないものである。
【0005】そこで、上記のような全周カメラを活用し
て上記の名所等の景観を全周動画像にして一般視聴者に
提供することも考えられる。すなわち、全周カメラを所
定経路に沿って移動させながら全周動画像を連続して撮
像しておき、その連続した全周動画像を視聴者側で再生
させれば、上記移動経路に沿った全周囲の映像、つまり
全ての視界の映像を視聴者に提供することができ、あた
かも視聴者自身がその名所等にいて歩きながらその視聴
者が見たい景観を眺めるということが可能になると考え
られる。
【0006】しかしながら、上記全周カメラにより周囲
の景観等についての全周動画像を撮像するには、図13
に例示するように全周カメラ1を支持するポール101
を三脚102等を用いて鉛直方向に延びるように位置固
定する必要があり、全周カメラを移動させながら連続し
て全周動画像の撮像を行うことは想定されてはいない。
その理由は、全周カメラは以下に説明する如くカメラの
光軸Lを常に鉛直に維持し、かつ、高低位置を固定させ
た状態にしないと、フレーム内に撮像される全周動画像
がゆがんだり、ぶれたりするためである。
【0007】すなわち、全周カメラは図14に例示する
ように下向きに凸とされた円錐状の反射ミラー11と、
この反射ミラー11の中心軸Lに沿った下方位置におい
て上向きに配設されたカメラ12とを基本要素として備
えるものであり、上記中心軸をカメラの光学系の光軸
に一致させたものである。上記反射ミラー11としては
例えば上記の特許第2939087公報により示された
公知の反射ミラーを用いればよく、この場合には上記反
射ミラー11の鏡面11aが2葉双曲面のうちの一方の
双曲面形状を有し、カメラ12の光学系12aの焦点が
上記2葉双曲面の他方の双曲面の焦点に合致するように
反射ミラー11とカメラ12とが上記光学系12aの光
軸L上に互いに離隔して配置される。
【0008】そして、上記反射ミラーに対し水平方向の
周囲360度から入射する光を上記カメラにより撮像す
るようになっており、撮像された全周動画像はその1フ
レームを図15に例示するように撮像中心点M1を中心
とする同心円状の全周動画像Mとして得られることにな
る。この全周動画像Mには、内周円M2内にカメラ12
の光学系12a部分が写し込まれ、この内周円M2と外
周円M3との間のドーナッツ環状領域M4に周囲360度
の景観が放射状に写し込まれることになる。つまり、実
際には矩形の建物が全周動画像では扇形に写し込まれる
ことになる。
【0009】従って、全周カメラを三脚等により固定し
ないで例えば手持ち状態で移動させる場合には上記光軸
Lを鉛直方向に維持し得ず、この光軸Lが鉛直方向に対
し傾くと、撮像される全周動画像がぶれたりゆがんだり
することになる。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、全周カメラを
移動させながらも、ぶれやゆがみ発生を可及的に防止し
た全周動画像を連続撮像し得る移動撮影用全周カメラ装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、上下方向に延びるポール
と、このポールの上端側に取り付けられて上記ポールの
延長軸に直交する周囲略360度の視野の全周動画像を
撮像可能な全周カメラと、上記ポールの下端側に取り付
けられる錘体と、一端側が移動体に支持され他端側が上
記ポールの上下方向中間部位を平面直交2軸回りに回転
自在に支持するジンバル機構部とを備えたものとし、上
記全周カメラ、ポール、錘体及びジンバル機構部の各自
重が上記移動体側に支持された状態で、上記ポールが上
記錘体により上記ジンバル機構部を支点として鉛直方向
に向いた状態に維持される構成とした。ここで、上記の
「移動体」としては、操作する人間(操作者)自体の他
に、自走車両もしくは自転車等の人力により移動可能な
車両等を含む。
【0012】この請求項1によれば、移動体により全周
カメラ側の全自重が支持されて全周カメラ自体が移動可
能とされ、この移動の際に、ポールがジンバル機構部に
よる支点を中心として前後・左右を含む全ての方向に揺
動可能に支持されると同時に、そのポールが下端側に取
り付けられた錘体により上記支点から常に鉛直方向に延
びるように姿勢制御されることになる。これにより、移
動経路に坂道等があって上記移動体の姿勢が傾いたとし
てもポールを確実に鉛直に維持することが可能になり、
ぶれやゆがみのない連続した全周動画像の撮影が可能に
なる。なお、この発明における「全周カメラ」として
は、図14に例示したような反射ミラーを利用するもの
に限らず、周囲略360度の視野の全周動画像を撮像可
能なカメラであればよい。
【0013】また、請求項2に係る発明では、上下方向
に延びるポールと、このポールの上端側に取り付けられ
て上記ポールの延長軸に直交する周囲略360度の視野
の全周動画像を撮像可能な全周カメラと、上記ポールの
下端側に取り付けられる錘体と、一端側が移動体に支持
され他端側が上記ポールの上下方向中間部位を平面直交
2軸回りに回転自在に支持するジンバル機構部と、連結
部を有し上記移動体である操作者の上半身に対し装着可
能とされた支持手段とを備えたものとする。そして、上
記ジンバル機構部の一端側が上記支持手段の連結部に連
結されて上記全周カメラ、ポール、錘体及びジンバル機
構部の各自重が上記操作者側に支持された状態で、上記
ポールが上記錘体により上記ジンバル機構部を支点とし
て鉛直方向に向いた状態に維持される構成とした。
【0014】この請求項2によれば、支持手段の連結部
に対しジンバル機構部の一端側が支持され、これによ
り、全周カメラやポール等の全自重が操作者により支持
されることになる。そして、操作者が前方に歩行移動す
る際に、操作者が前後・左右に振れたとしても、ポール
が下端側に取り付けられた錘体によりジンバル機構部の
支点から常に鉛直方向に延びた状態に維持されるように
姿勢制御されることになる。これにより、操作者が全周
カメラと共に移動してもポールを確実に鉛直に維持する
ことが可能になり、ぶれやゆがみのない連続した全周動
画像の撮影が可能になる。ここで、上記の支持手段は操
作者が歩行移動の動作をしても最も安定する部位、例え
ば操作者の腰部に装着されていることが好ましい。ま
た、支持手段の連結部としては、操作者の体から若干離
した位置に設けることが好ましく、例えば支持手段が操
作者に装着された状態でその操作者から前方もしくは側
方等の外方に突出する支持腕部を有するものとし、この
支持腕部の先端位置に上記連結部を設定することが好ま
しい。
【0015】上記の請求項1又は請求項2の移動撮影用
全周カメラにおいては、ジンバル機構部と移動体との間
に、その移動体の移動に伴いポール側に生じる少なくと
も上下方向慣性力を吸収する緩衝手段を介装させるよう
にしてもよい(請求項3)。全周カメラを移動させなが
ら全周動画像を撮影する際には、少なくともポールを鉛
直に維持すれば全周カメラの多少の鉛直方向の位置変動
は全周動画像の連続性もしくは自然さに影響を及ぼさな
いと考えられるが、上記の如き緩衝手段を介装させる
と、より一層ぶれのない全周動画像の取得が可能にな
る。また、上記上下方向慣性力に加え水平方向慣性力を
も吸収し得るように上記緩衝手段を構成することによ
り、より確実にぶれのない全周動画像の取得が可能にな
る上に、全周カメラの移動に伴う取扱いも容易になり利
便性の向上を図ることも可能になる。
【0016】以上の請求項1〜請求項3のいずれかにお
いて、ポールを鉛直に維持させるための錘体としては、
全周カメラを駆動するためのバッテリを少なくとも含ん
で構成することができる(請求項4)。この場合には、
全周カメラを駆動するためのバッテリを錘体として有効
利用することが可能になる上に、複数のバッテリを錘体
として採用すれば長時間の連続撮影も可能になる。
【0017】また、上記の請求項1〜請求項4のいずれ
かにおいて、錘体として、さらに全周カメラにより撮像
される全周動画像を記録する外部記憶装置を少なくとも
含んで構成するようにしてもよい(請求項5)。この場
合にも、外部記憶装置を錘体として有効利用することが
可能になる上に、大容量の全周動画像を記録することが
可能になる。
【0018】さらに、上記の請求項1〜請求項5のいず
れかにおいて、錘体として、全周カメラから出力される
撮像信号を画像処理して所定の全周動画像データとする
画像処理手段を少なくとも含んで構成するようにしても
よい(請求項6)。この場合には、上記の画像処理手段
をも錘体として有効利用することが可能になる上に、全
周カメラにより連続撮像した撮像信号をリアルタイムで
全周動画像データに処理することが可能になる。これに
より、以後の処理が容易になり、種々の応用が可能にな
る。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1又は請
求項2の移動撮影用全周カメラ装置によれば、移動体
(操作者自体が移動体である場合を含む)により全周カ
メラ側の全自重が支持されて全周カメラを移動させるこ
とができるようになる。その移動の際には、ポールをジ
ンバル機構部により前後・左右を含む全ての方向に揺動
可能に支持しつつ、錘体の重力作用により常に上記ポー
ルが鉛直方向に延びるよう復元・維持させることができ
る。つまり、上端側に全周カメラが取り付けられたポー
ルを常に鉛直に姿勢制御することができる。これによ
り、歩行や移動により上記移動体の姿勢が傾いたとして
もポールを確実に鉛直に維持することができ、全周カメ
ラを移動させながら全周動画像を連続撮像することがで
きる上に、その連続撮像により得られる全周動画像をぶ
れやゆがみのないものにすることができる。
【0020】請求項3によれば、上記請求項1又は請求
項2の移動撮影用全周カメラにおいて、歩行や移動によ
り移動体と全周カメラ側との間に生じる少なくとも鉛直
方向に対する相対的な慣性力を緩衝手段により吸収もし
くは緩衝させることができ、連続撮像により得られる全
周動画像としてより一層ぶれのないものを取得すること
ができるようになる。
【0021】請求項4によれば、上記請求項1〜請求項
3のいずれかにおいて、全周カメラを駆動するためのバ
ッテリを錘体として有効利用することができる上に、複
数のバッテリを錘体として採用することにより長時間の
連続撮影をも実現させることができる。
【0022】請求項5によれば、上記請求項1〜請求項
4のいずれかにおいて、外部記憶装置を錘体として有効
利用することができる上に、大容量の全周動画像を記録
することができるようになる。
【0023】請求項6によれば、上記請求項1〜請求項
5のいずれかにおいて、画像処理手段をも錘体として有
効利用することができる上に、全周カメラにより連続撮
像した撮像信号をリアルタイムで全周動画像データに処
理して、以後の処理の容易化や種々の応用の途の実現を
図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0025】<第1実施形態>図1は本発明の第1実施
形態に係る移動撮影用全周カメラ装置を示すものであ
る。同図において、1は全周カメラ、2はポール、3は
錘体、4はジンバル機構部、5は緩衝手段、6は支持手
段の一部を構成する支持腕部、7は同じく支持手段の一
部を構成する装着体、8は移動体としての操作者、9は
画像処理手段を内蔵した処理装置である。
【0026】上記全周カメラ1はこの全周カメラ1を中
心として略水平方向の略360度の周囲の視野にわたる
全周動画像(映像)を同時に一つのフレーム内に撮像し
得るものである。例えば、「発明が解決する課題」欄に
おいて説明した反射ミラー11(図14参照)を構成要
素として用いるものを適用することができる。この場合
には、図2に例示するように下向きに凸とされた円錐状
の反射ミラー11と、この反射ミラー11の下方位置に
上向きに配設されて上記反射ミラー11から入射する像
を撮像するカメラ12とを基本要素として備えるように
すればよい。そして、上記反射ミラー11をカメラ12
に対し透明ガラス製のカバー13により所定距離だけ離
隔された状態に支持させ、上記カメラ12を、ブラケッ
ト14を介してその光学系12aの光軸L(図14も合
わせて参照)がポール2の中心軸Pと少なくとも平行に
なるように又は合致するようにポール2に対し支持させ
ればよい。
【0027】上記カメラ12はCCDカメラ等により構
成され、毎秒所定フレーム数(例えば30フレーム/
秒)の撮像信号がライン16を通して出力されて連続的
に蓄積されるようになっている。この蓄積は、上記上記
処理装置9の内部記憶手段に直接に蓄積させてもよい
し、あるいは、図1に示す如くポール2に錘体3の一部
として付設した後述の可搬式外部記憶手段32に記憶さ
せるようにしてもよい。なお、上記カバー13は周囲か
ら反射ミラー11に入射する光の屈折による影響を最小
限にするために所定の曲面に形成されている。
【0028】上記ポール2は金属製もしくは合成樹脂製
の管状ポールであり、操作者8にポール2を支持させた
状態で全周カメラ1が少なくとも操作者の頭頂位置より
も上方に位置付けられる程度の長さに設定されている。
上記全周カメラ1から延びるライン16(16a,16
b等)は、ポール2の外表面に添わしてもよいが、好ま
しくはポール2の内部空間を利用して収容させるのが好
ましい。この収容は図1に例示するように上下部それぞ
れの位置に開口を形成し、全周カメラ1の電源ライン
16aや出力ライン16b等を上側開口を通して内部に
挿通し下側開口から外部に取り出すようにすればよい。
あるいは、図2に示すようにポール2の上端開口から内
部に挿通させるようにしてもよい。
【0029】上記錘体3は、ポール2の下端部に取り付
けられてポール2をその中心軸Pが鉛直方向Vに延びる
ように姿勢制御するものである。つまり、この錘体3
は、上記ジンバル機構部4による支持点よりも上側の自
重との関係で全体の荷重値及び配置が設定され、これに
より、ポール2に対しそのポール2を傾動させる外力が
作用したとしても、上記支持点を支点として上記ポール
2を「起き上がりこぼし」や「やじろべい」の如く鉛直
方向Vに復元・維持させるようになっている。このよう
な錘体3は鉛等の高比重素材により形成した単なる錘と
してもよいが、本実施形態では次のように構成してい
る。
【0030】すなわち、上記錘体3を、複数(図1では
2つを例示)のバッテリ31,31と、可搬式の外部記
憶手段32とにより構成している。図3及び図4に詳細
を示すように、各バッテリ31は例えばニッカド電池に
より構成されたバッテリ本体311と、このバッテリ本
体311を着脱可能に収納するケース体312とから構
成され、その両ケース体312がポール2の一側位置か
ら横に張り渡した支持棒313の両側各位置に固定され
ている。この固定は支持棒313を止着具314により
ポール2に固定し、各ケース体312を止着具315に
より上記支持棒313の端部に固定することにより行わ
れている。なお、電源ライン16aは上記ケース体31
2の底部に設けた図示省略のコネクタに接続され、この
コネクタに対し上記バッテリ本体311が接続されるよ
うになっている。
【0031】また、上記外部記憶手段32は、例えばリ
ムーバブルハードディスクレコーダにより構成された記
憶部321と、この記憶部321を着脱可能に収容・保
持するケース体322とから構成され、このケース体3
22が止着具323によりポール2の他側位置に固定さ
れている。上記記憶部321には専用のコネクタ324
が設けられている一方、上記ケース体322にはそのコ
ネクタ324に対し抜き差し可能なコネクタ325が設
けられ、記憶部321をケース体322内に差し込むこ
とによりコネクタ324,325同士が接続されるよう
になっている。上記コネクタ325には電源ラインや信
号ラインが合わされたライン16cが接続され、このラ
イン16cを通して処理装置9と接続されている。
【0032】以上のバッテリ31,31や外部記憶手段
32はポール2を中心軸P(図4参照)が鉛直方向Vに
位置付けるようにポール2からの距離や荷重が配分され
ている。また、ジンバル機構部4による支点位置よりも
上側の全周カメラ1等の自重との関係で荷重が不足する
場合には例えばポール2の下端に取り付けた調整錘21
により調整し得るようになっている。
【0033】上記ジンバル機構部4は、図5に詳細を示
すように逆Lの字状に屈曲したアーム41と、このアー
ム41の先端に対しX軸回りに回転可能に連結されたU
の字状の先端アーム42と、この先端アーム42に対し
Y軸回りに回転可能に連結された支持リング43とを備
えたものである。
【0034】上記アーム41の先端部には収容孔411
が形成され、この収容孔411に対し先端アーム42の
基端支軸421がX軸回りに回転可能に挿入されて保持
されている。また、上記アーム41の基端部にも収容孔
412が形成され、この収容孔412を緩衝手段5の移
動ブロック52の上面から突出する連結部としての支軸
521に対し外挿することにより、アーム41がZ1軸
回りに回転可能に支持されるようになっている。このア
ーム41の収容孔412は支軸521に対し抜き差し自
在とされており、これにより、操作者8側とポール2側
とが互いに分離可能とされている。
【0035】また、上記支持リング43はポール2に対
し中心軸P方向にスライド可能に外挿されてネジ止めに
より所望位置に固定される内リング部431と、この内
リング部431に対し上記中心軸P回りに回転自在に結
合された外リング部432とからなる。
【0036】以上により、ポール2は平面直交2軸であ
るX軸及びY軸の両軸回りに回転自在に支持されて全て
の方向に揺動可能であると共に、中心軸P回りにもZ1
軸回りにも回転自在に支持されることになる。
【0037】上記緩衝手段5は、図6に示すように平面
直交2軸方向にスライド自在なテーブル50a,50b
と、このテーブル50a,50bにより前後・左右方向
を含む全ての水平方向にスライド自在に支持された固定
ブロック51と、この固定ブロック51の前面において
固定ブロック51対し上下方向に移動可能に連結された
移動ブロック52とから構成されている。そして、上記
上記両テーブル50a,50bを連結した背面枠部材5
01の後面には一対の支持腕部6,6がそれぞれZ2軸
回りに回転自在に連結されている。この各支持腕部6は
上下方向に対し剛性を発揮するように板状の本体61
と、この本体61の後端から下方に突出する支軸62と
から構成されている。
【0038】また、装着体7は図7に示すように操作者
8の腰部の回りを締め付けて操作者に装着される腰ベル
ト71と、この腰ベルト71の背面から操作者の肩を経
て斜め前方に延びるベルト状の一対の支持紐72,72
と、上記腰ベルト71の両側位置に固定された支持筒部
73,73と、上記腰ベルト71を操作者8の腰部に着
脱可能に装着・固定するための一組の係止部74とから
構成されている。そして、上記各支持筒部73の筒孔7
31に対し上記支持腕部6の支軸62を挿入し、併せて
上記各支持紐部72の先端クリップ721を上記背面枠
部材501の止め環500(図6参照)に係止させるこ
とにより緩衝手段5を操作者8の前面位置において安定
的に保持し得るようになっている。なお、上記支持紐7
2は省略可能である。
【0039】ここで、上記緩衝手段5は、移動ブロック
52の支軸521に対し作用するジンバル機構部4、ポ
ール2、全周カメラ1及び錘体3の全自重(以下、「ポ
ール側自重」という)が作用した状態で、そのポール側
自重に起因して操作者8との間で相対的に生じる鉛直方
向及び水平方向の慣性力が上記移動ブロック52に作用
した場合にその慣性力に対する緩衝機能と、その慣性力
の吸収機能とを発揮するように構成されている。このよ
うな各機能を実現する構成として図8及び図9に例示さ
れている。この例では、固定ブロック51の前面におい
て上下方向に延びるスリット状のガイド孔511を内外
方向に貫通した状態で移動ブロック52が配設され、こ
の移動ブロック52が上記ガイド孔511を構成する両
側の前面壁部512,512を内外方向から挟み付けた
状態でガイド孔511に沿って上下方向に移動可能に保
持されている。
【0040】そして、上記移動ブロック52は固定ブロ
ック51内の上側位置に配設されたコイルスプリング5
4と、下側位置に配設された例えばエア式のダンパー5
3のロッド531とに接続されて支持されている。上記
移動ブロック52は、その支軸521にポール側自重が
非載荷の状態で上側位置に位置付けられ(図9に実線で
示す状態参照)、ポール側自重が載荷された状態でその
分だけコイルスプリング54が伸びて少し下側位置に位
置付けられるようになっている(図9に一点鎖線で示す
状態参照)。そして、上記支軸521を介してポール2
側から自重に基づく上下方向の慣性力が作用すると、コ
イルスプリング54の弾性変形及び弾性復元力と、ダン
パー53の減衰力とによって上記慣性力の緩衝と吸収と
が行われるようになっている。また、上記ポール2側か
ら水平方向の衝撃的な慣性力が作用すると、それに応じ
て固定ブロック51が移動ブロック52と共にテーブル
50a,50bに案内されて相対移動し(図9に一点鎖
線で示す前方移動状態の固定ブロック51参照)、これ
により上記慣性力の緩衝と吸収とが行われることにな
る。
【0041】以上の構成の移動撮影用全周カメラ装置で
は、図1に示すように装着体7を操作者8に装着し、そ
の装着体7に対し支持腕部6,6の各支軸62を挿入さ
せることにより緩衝手段5が操作者8に対し支持され
る。次に、全周カメラ1が上端側に錘体3が下端側にそ
れぞれ連結され、かつ、上下方向中間の所定位置にジン
バル機構部4が取り付けられて予めセッティングされた
ポール2を上記緩衝手段5に支持させる。この支持は、
上記緩衝手段5の支軸521に対しジンバル機構部4の
アーム41の収容孔412(図5参照)を外挿させるこ
とにより行う。そして、操作者8の背中に例えば背負子
等により担がせた処理装置9と外部記憶手段32との接
続等を行えば準備が完了する。
【0042】そして、操作者は所定の移動経路に沿って
歩行前進しながら全周カメラ1による全周動画像の撮像
を連続して行わせればよい。この前進歩行の際には、操
作者8の片手もしくは両手でポール2の鉛直方向への復
元移動を阻害しない程度に軽くポール2を保持するよう
にすればよい。
【0043】<第2実施形態>図10は、本発明の第2
実施形態に係る移動撮影用全周カメラ装置を示す。この
第2実施形態は画像処理手段としての処理装置33をも
錘体3aの一部として使用し、全周動画像の連続撮影に
要する全ての器材をポール2側に装備したものである。
なお、その他の構成要素は第1実施形態のものと同様構
成であるため、同一構成要素には同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。
【0044】この第2実施形態の錘体3aは、図11に
詳細を示すように第1実施形態と同様構成の2つのバッ
テリ31,31及び処理装置33と、撮像内容をモニタ
リングするために例えばLCDにより構成したモニタ3
4とにより構成されている。
【0045】上記バッテリ31,31及びモニタ34は
ポール2を挟んで一側位置に、処理装置33は他側位置
にそれぞれ連結され、ポール2の中心軸P(図10参
照)が鉛直方向Vに位置付けられるように各荷重値及び
配置が設定されている。なお、調整錘21により補助的
に荷重調整を行う点については第1実施形態と同様であ
る。
【0046】上記処理装置33は、ブラケット331及
び止着具332を介してポール2に連結され、外部記憶
手段としてのリムーバブルハードディスクレコーダ(以
下、「リムーバルディスク」と略称する)333を交換
可能に装着するスロット334を備えている。上記リム
ーバブルディスク333の装着はこれに設けられた専用
コネクタ333aにより行われるようになっている。
【0047】この第2実施形態の場合には、全周カメラ
1からの撮像信号が処理装置33に取り込まれ、この処
理装置33に格納された画像処理手段により全周動画像
データに処理され、処理された全周動画像データが上記
リムーバブルディスク333に記憶保持されることにな
る。また、操作者8は第1実施形態の場合よりも身軽な
状態で動作することができ、変動のより少ない動作によ
り全周動画像の連続撮影を行うことができるようにな
る。
【0048】なお、上記処理装置33の操作は折り畳み
式もしくは小型のキーボード等を用いて行うようにして
もよいが、上記モニタ34を例えばタッチパネルやタブ
レットにより構成し、このモニタ34を用いて処理装置
33に対する各種指令や入力を行うことにより処理装置
33の操作を行うようにするのが好ましい。
【0049】<第3実施形態>図12は、本発明の第3
実施形態に係る移動撮影用全周カメラ装置を構成する緩
衝機能付き支持腕部6aを示す。この支持腕部6aは第
1又は第2実施形態の装着体7と共に支持手段を構成す
るものであり、第1又は第2実施形態の支持腕部6(図
1参照)と緩衝手段5との両機能を併有しかつ操作者8
から見てポール2を前後・左右に容易に変位させ得るも
のである。なお、この第3実施形態は第1又は第2実施
形態における支持腕部6及び緩衝手段5の代わりに上記
支持腕部6aを用いるものであり、その他の構成要素は
第1又は第2実施形態と同様に構成されている。
【0050】上記支持腕部6aは、それぞれ上下方向の
Z3軸回りに回転自在に連結されて多関節アームを構成
する第1〜第3の3つのアーム部63〜65と、第3ア
ーム部65から前方に延びて矩形リンクを構成する上腕
部55、下腕部56及び前端腕部57と、これら矩形リ
ンクの姿勢を一定状態に付勢するコイルスプリング58
及びワイヤ部材59とから構成されている。そして、上
記第1アーム部63の基端側に固定された支軸62が装
着体7(図7参照)の筒孔731に挿入されることによ
り、装着体7に連結・支持される一方、上記前端腕部5
7の上端面から突出する支軸521に対しジンバル機構
部4(図5参照)の収容孔412が外挿されることによ
りポール側自重が支持されるようになっている。
【0051】上記コイルスプリング58は例えばUの字
状の横断面形状を有する下腕部56の内部に配設されて
おり、一端が下腕部56の第3アーム65側の付け根位
置に止着されている。また、上記ワイヤ部材59は一端
が上記上腕部55の第3アーム35側の付け根位置に止
着され、他端が下腕部56の前端側位置に向けて延びた
後にプーリにより折り返されて上記コイルスプリング5
8の他端に係止されている。そして、ジンバル機構部4
が連結されてポール側自重が載荷されることによりコイ
ルスプリング58が所定量伸びて平衡状態となる一方
(図12に実線で示す状態)、操作者8の例えば階段等
の急激な上昇動作の反作用としてポール側自重に基づく
慣性力が前端腕部57を下方に押し下げる力として作用
した場合には、図12に一点鎖線で示すようにコイルス
プリング58の伸長することにより上記慣性力を緩衝し
つつ吸収し、その後に弾性復元するようになっている。
【0052】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
〜第3実施形態に限定されるものではなく、その他種々
の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1
実施形態の処理装置9又は第2実施形態の処理装置33
に対し通信処理手段を備え付け、全周カメラ1からの撮
像信号を画像処理しつつ、その全周動画像データをリア
ルタイムで他の通信機器に対し送信させるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す側面説明図であ
る。
【図2】全周カメラ部分を示す部分拡大斜視図である。
【図3】図1のポールの下端部を示す部分拡大斜視図で
ある。
【図4】図3の正面説明図である。
【図5】ジンバル機構部を示す拡大斜視図である。
【図6】緩衝手段と支持腕部を示す拡大斜視図である。
【図7】装着体を示す拡大斜視図である。
【図8】緩衝手段の拡大横断面図である。
【図9】図8のA−A線における断面説明図である。
【図10】第2実施形態を示す図1対応図である。
【図11】図10のポールの下端部を示す部分拡大斜視
図である。
【図12】第3実施形態で用いる支持腕部を示す側面説
明図である。
【図13】課題を示すための想定図である。
【図14】全周カメラの原理を示す部分斜視図である。
【図15】全周動画像のフレーム例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 全周カメラ 2 ポール 3,3a 錘体 4 ジンバル機構部 5 緩衝手段 6 支持腕部(支持手段) 6a 支持腕部(緩衝手段,支持手段) 7 装着体(支持手段) 8 操作者(移動体) 9,33 処理装置(画像処理手段) 31 バッテリ 32 外部記憶手段 P ポールの中心軸 V 鉛直方向 X,Y 平面直交2軸
フロントページの続き (71)出願人 592114150 日本映機株式会社 東京都新宿区須賀町1番地21 (72)発明者 木下 清孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 才木 友子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田頭 純平 大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号 株式会社朝日新聞社内 (72)発明者 定行 輝 兵庫県西脇市鹿野町1352番地 株式会社ブ レイン内 (72)発明者 辻 眞也 東京都新宿区須賀町1番地21 日本映機株 式会社内 Fターム(参考) 2H059 BA06 3J105 AA06 AC10 BB07 5C022 AA13 AC24 AC25 AC27 AC42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びるポールと、 このポールの上端側に取り付けられて上記ポールの延長
    軸に直交する周囲略360度の視野の全周動画像を撮像
    可能な全周カメラと、 上記ポールの下端側に取り付けられる錘体と、 一端側が移動体に支持され他端側が上記ポールの上下方
    向中間部位を平面直交2軸回りに回転自在に支持するジ
    ンバル機構部とを備え、 上記全周カメラ、ポール、錘体及びジンバル機構部の各
    自重が上記移動体側に支持された状態で、上記ポールが
    上記錘体により上記ジンバル機構部を支点として鉛直方
    向に向いた状態に維持されるように構成されていること
    を特徴とする移動撮影用全周カメラ装置。
  2. 【請求項2】 上下方向に延びるポールと、 このポールの上端側に取り付けられて上記ポールの延長
    軸に直交する周囲略360度の視野の全周動画像を撮像
    可能な全周カメラと、 上記ポールの下端側に取り付けられる錘体と、 一端側が移動体に支持され他端側が上記ポールの上下方
    向中間部位を平面直交2軸回りに回転自在に支持するジ
    ンバル機構部と、 連結部を有し上記移動体である操作者の上半身に対し装
    着可能とされた支持手段とを備え、 上記ジンバル機構部の一端側が上記支持手段の連結部に
    連結されて上記全周カメラ、ポール、錘体及びジンバル
    機構部の各自重が上記操作者側に支持された状態で、上
    記ポールが上記錘体により上記ジンバル機構部を支点と
    して鉛直方向に向いた状態に維持されるように構成され
    ていることを特徴とする移動撮影用全周カメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の移動撮影
    用全周カメラであって、 ジンバル機構部と移動体との間に、その移動体の移動に
    伴いポール側に生じる少なくとも上下方向慣性力を吸収
    する緩衝手段が介装されている、移動撮影用全周カメラ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    移動撮影用全周カメラ装置であって、 錘体は、全周カメラを駆動するためのバッテリを少なく
    とも含んで構成されている、移動撮影用全周カメラ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    移動撮影用全周カメラであって、 錘体は、全周カメラにより撮像される全周動画像を記録
    する外部記憶装置を少なくとも含んで構成されている、
    移動撮影用全周カメラ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    移動撮影用全周カメラであって、 錘体は、全周カメラから出力される撮像信号を画像処理
    して所定の全周動画像データとする画像処理手段を少な
    くとも含んで構成されている、移動撮影用全周カメラ装
    置。
JP2001140312A 2001-05-10 2001-05-10 移動撮影用全周カメラ装置 Pending JP2002333684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140312A JP2002333684A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 移動撮影用全周カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140312A JP2002333684A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 移動撮影用全周カメラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002333684A true JP2002333684A (ja) 2002-11-22

Family

ID=18986939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001140312A Pending JP2002333684A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 移動撮影用全周カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002333684A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101173618B1 (ko) 2010-02-25 2012-08-13 주식회사 다음커뮤니케이션 전자지도용 파노라마 사진 촬영 기구
JP2017207514A (ja) * 2017-08-04 2017-11-24 株式会社トプコン 航空写真システム
KR20180053094A (ko) * 2016-11-11 2018-05-21 고려대학교 산학협력단 3차원 지도 작성을 위한 데이터 수집 장치
JP2019045691A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ユタカ電子製作所 携行ホルダ
JP2019045690A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ユタカ電子製作所 ジンバル装置
US10845681B1 (en) 2020-08-17 2020-11-24 Stephen Michael Buice Camera apparatus for hiding a camera operator while capturing 360-degree images or video footage

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312616A (en) * 1976-07-19 1978-02-04 Panavision Inc Device for supporting body
JPH08503763A (ja) * 1992-09-15 1996-04-23 ディギュリオ,アーノルド 調節可能な等弾力性支持装置
JP2000206635A (ja) * 1999-01-06 2000-07-28 Yisheng Science & Technology Co Ltd パノラマ像装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312616A (en) * 1976-07-19 1978-02-04 Panavision Inc Device for supporting body
JPH08503763A (ja) * 1992-09-15 1996-04-23 ディギュリオ,アーノルド 調節可能な等弾力性支持装置
JP2000206635A (ja) * 1999-01-06 2000-07-28 Yisheng Science & Technology Co Ltd パノラマ像装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101173618B1 (ko) 2010-02-25 2012-08-13 주식회사 다음커뮤니케이션 전자지도용 파노라마 사진 촬영 기구
KR20180053094A (ko) * 2016-11-11 2018-05-21 고려대학교 산학협력단 3차원 지도 작성을 위한 데이터 수집 장치
KR101962755B1 (ko) * 2016-11-11 2019-03-28 (주)티랩스 3차원 지도 작성을 위한 데이터 수집 장치
JP2017207514A (ja) * 2017-08-04 2017-11-24 株式会社トプコン 航空写真システム
JP2019045691A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ユタカ電子製作所 携行ホルダ
JP2019045690A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ユタカ電子製作所 ジンバル装置
US10845681B1 (en) 2020-08-17 2020-11-24 Stephen Michael Buice Camera apparatus for hiding a camera operator while capturing 360-degree images or video footage

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6152386B2 (ja) カメラ駆動装置
WO2018051815A1 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US10481481B2 (en) Camera mounting for stereoscopic panoramic recordings
JP6148680B2 (ja) カメラ駆動装置
US10288988B2 (en) Apparatus and method for stabilizing virtual reality camera configurations
US20150358515A1 (en) Mounting device, system and method for hands free video and image capturing system
KR20170138734A (ko) 수평 자세 유지 장치 및 자세 유지 장치 구동 방법
US20140354836A1 (en) Camera drive device
US9723192B1 (en) Application dependent video recording device architecture
JP2020520466A (ja) 撮像装置
JPH09205567A (ja) 資料提示装置
JP2008107784A (ja) 像ブレ補正ユニット、像ブレ補正装置、撮影装置、及び携帯機器
JP2002333684A (ja) 移動撮影用全周カメラ装置
CN105744132B (zh) 全景图像拍摄的光学镜头配件
WO2019227346A1 (zh) 云台、手持云台和手持拍摄装置
JP3404110B2 (ja) テレビジョンカメラ撮影制御装置
KR101957928B1 (ko) 복합기능이 구비된 소형 카메라용 홀더
CN110290294A (zh) 将用于外部装置的连接器布置在最佳位置的摄像设备
KR102141863B1 (ko) 캠 거치구조
WO2017126464A1 (ja) 装着型カメラ保持具
CN220122972U (zh) 摄像设备
JP2007104462A (ja) 撮像装置
KR102590256B1 (ko) 실물화상기
US20240114232A1 (en) Photographing device and system, carrier apparatus, control system, and expansion component
JP2022099645A (ja) ジンバル装置、及び撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323