JP2002331993A - 海底布設長尺体布設船 - Google Patents
海底布設長尺体布設船Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 海底布設長尺体を海底に布設する際、海底布
設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用するのを軽減し
て、その長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、
電気的特性の低下が生じないようにし、海底布設長尺体
を安全、且つ、トラブルなく海底に布設できるようにす
る。 【解決手段】 海底布設長尺体Ａを収納する長尺体収納
部と、海底布設長尺体Ａを海中に投下する速度を制御す
る駆動制御装置と、海底布設長尺体を海中に投下するシ
ュータ１７とを備えた海底布設長尺体布設船において、
前記シュータ１７の海底布設長尺体Ａと接触する滑走面
１８がＶ形状に形成される。
設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用するのを軽減し
て、その長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、
電気的特性の低下が生じないようにし、海底布設長尺体
を安全、且つ、トラブルなく海底に布設できるようにす
る。 【解決手段】 海底布設長尺体Ａを収納する長尺体収納
部と、海底布設長尺体Ａを海中に投下する速度を制御す
る駆動制御装置と、海底布設長尺体を海中に投下するシ
ュータ１７とを備えた海底布設長尺体布設船において、
前記シュータ１７の海底布設長尺体Ａと接触する滑走面
１８がＶ形状に形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底送水管、海底
送油管、海水取水用管等の流体輸送管、電力、通信（光
通信を含む）用の海底ケーブル等の海底布設長尺体を海
底に布設（埋設を含む）するための海底布設長尺体布設
船に関するものである。
送油管、海水取水用管等の流体輸送管、電力、通信（光
通信を含む）用の海底ケーブル等の海底布設長尺体を海
底に布設（埋設を含む）するための海底布設長尺体布設
船に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の海底布設長尺体布設船１
０を用いて前記海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設してい
る状態を示す概要図である。この海底布設長尺体布設船
１０は、図５に示すように、海底布設長尺体Ａを収納す
る長尺体収納部１１と、海底布設長尺体Ａを海中に投下
する速度を制御する駆動制御装置１２と、海底布設長尺
体Ａを海中に投下するシュータ１３とを備えている。シ
ュータ１３は、海底布設長尺体Ａを前記布設船１０から
海中に投下する際、海底布設長尺体Ａに極度曲げを与え
ないようにするために使用するガイドの役目をしてお
り、例えば、図示のように、布設船１０の船尾に設置さ
れる。シュータ１３は、図６（イ）（ロ）に示すよう
に、上部が開口する横断面コ字形状の樋状体をその長手
方向に沿って所要の曲げ半径でほぼ１／４円周長分わん
曲させて構成され、その海底布設長尺体Ａと接触する滑
走面１４が平板状に形成されている。
０を用いて前記海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設してい
る状態を示す概要図である。この海底布設長尺体布設船
１０は、図５に示すように、海底布設長尺体Ａを収納す
る長尺体収納部１１と、海底布設長尺体Ａを海中に投下
する速度を制御する駆動制御装置１２と、海底布設長尺
体Ａを海中に投下するシュータ１３とを備えている。シ
ュータ１３は、海底布設長尺体Ａを前記布設船１０から
海中に投下する際、海底布設長尺体Ａに極度曲げを与え
ないようにするために使用するガイドの役目をしてお
り、例えば、図示のように、布設船１０の船尾に設置さ
れる。シュータ１３は、図６（イ）（ロ）に示すよう
に、上部が開口する横断面コ字形状の樋状体をその長手
方向に沿って所要の曲げ半径でほぼ１／４円周長分わん
曲させて構成され、その海底布設長尺体Ａと接触する滑
走面１４が平板状に形成されている。
【０００３】この布設船１０を用いて、海底布設長尺体
Ａを海底Ｂに布設する場合には、図５に示すように、該
布設船１０の長尺体収納部１１に海底布設長尺体Ａを積
み込んで収納した後、この布設船１０を海上の所定の布
設ルートに沿って曳船１５により曳航する。これと同時
に、長尺体収納部１１から海底布設長尺体Ａを引き出
し、これを駆動制御装置１２で海中に投下する速度を制
御しながらシュータ１３を通して海中に投下し、海底Ｂ
に布設する。なお、海底Ｂに布設した海底布設長尺体Ａ
は必要に応じて海底下に埋設する。
Ａを海底Ｂに布設する場合には、図５に示すように、該
布設船１０の長尺体収納部１１に海底布設長尺体Ａを積
み込んで収納した後、この布設船１０を海上の所定の布
設ルートに沿って曳船１５により曳航する。これと同時
に、長尺体収納部１１から海底布設長尺体Ａを引き出
し、これを駆動制御装置１２で海中に投下する速度を制
御しながらシュータ１３を通して海中に投下し、海底Ｂ
に布設する。なお、海底Ｂに布設した海底布設長尺体Ａ
は必要に応じて海底下に埋設する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】最近、海底Ｂに布設す
る海底布設長尺体Ａが大型化して単位長さ当たりの重量
及び布設水深が大きくなる傾向にある。このような海底
布設長尺体Ａの大型化、布設水深長の増大化に伴い、こ
の長尺体Ａを海底Ｂに布設する際、布設船１０のシュー
タ１３の滑走面１４に作用する荷重が相当に大きくなっ
てくる。ところが、前記シュータ１３の滑走面１４は平
板状に形成されているため、１点で海底布設長尺体Ａか
らの大きな荷重を支えなければならない。このため、海
底布設長尺体Ａには、シュータ１３の滑走面１４からの
反力として局部的に大きな側圧力が作用することにな
り、布設中にその海底布設長尺体Ａに外傷、変形、つぶ
れ等の損傷が生じたり、機械、電気特性を低下させたり
する恐れがあった。
る海底布設長尺体Ａが大型化して単位長さ当たりの重量
及び布設水深が大きくなる傾向にある。このような海底
布設長尺体Ａの大型化、布設水深長の増大化に伴い、こ
の長尺体Ａを海底Ｂに布設する際、布設船１０のシュー
タ１３の滑走面１４に作用する荷重が相当に大きくなっ
てくる。ところが、前記シュータ１３の滑走面１４は平
板状に形成されているため、１点で海底布設長尺体Ａか
らの大きな荷重を支えなければならない。このため、海
底布設長尺体Ａには、シュータ１３の滑走面１４からの
反力として局部的に大きな側圧力が作用することにな
り、布設中にその海底布設長尺体Ａに外傷、変形、つぶ
れ等の損傷が生じたり、機械、電気特性を低下させたり
する恐れがあった。
【０００５】例えば、海底布設長尺体Ａが海水取水管を
例にとると、内径２８０ｍｍの海水取水管を水深６００
ｍの海底Ｂに布設する場合の負荷荷重（側圧力）は、内
径１２５ｍｍの海水取水管を水深３００ｍの海底Ｂに布
設する場合の約４．６倍と大きくなるので、海水取水管
に外傷やつぶれ等の損傷が生じ易くなる。
例にとると、内径２８０ｍｍの海水取水管を水深６００
ｍの海底Ｂに布設する場合の負荷荷重（側圧力）は、内
径１２５ｍｍの海水取水管を水深３００ｍの海底Ｂに布
設する場合の約４．６倍と大きくなるので、海水取水管
に外傷やつぶれ等の損傷が生じ易くなる。
【０００６】本発明は従来の技術が有するこのような課
題を解決し、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底
布設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用するのを軽減
して、その長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機
械、電気的特性の低下が生じないようにし、海底布設長
尺体を安全、且つ、トラブルなく海底に布設できるよう
にした海底布設長尺体布設船を提供することを目的とす
る。
題を解決し、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底
布設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用するのを軽減
して、その長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機
械、電気的特性の低下が生じないようにし、海底布設長
尺体を安全、且つ、トラブルなく海底に布設できるよう
にした海底布設長尺体布設船を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１記載の海底布設長尺体布設船
は、海底布設長尺体を収納する長尺体収納部と、海底布
設長尺体を海中に投下する速度を制御する駆動制御装置
と、海底布設長尺体を海中に投下するシュータとを備え
た布設船において、前記シュータの海底布設長尺体と接
触する滑走面がＶ形状に形成されるものである。
めに、本発明の請求項１記載の海底布設長尺体布設船
は、海底布設長尺体を収納する長尺体収納部と、海底布
設長尺体を海中に投下する速度を制御する駆動制御装置
と、海底布設長尺体を海中に投下するシュータとを備え
た布設船において、前記シュータの海底布設長尺体と接
触する滑走面がＶ形状に形成されるものである。
【０００８】このように、シュータの海底布設長尺体と
接触する滑走面がＶ形状に形成されていると、その滑走
面が２点で海底布設長尺体からの大きな荷重を分散して
支持することになり、各点に作用する海底布設長尺体か
らの荷重を、前記１点だけに作用するものよりも軽減さ
せることが可能になる。そうすると、海底布設長尺体に
シュータの滑走面からの反力として作用する側圧力も２
点に分散されて軽減されるので、海底布設長尺体に局部
的に大きな側圧力が作用しなくなる。従って、海底布設
長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船の
シュータの滑走面に作用する荷重が大きくなっても、海
底布設長尺体を海底に布設する際、海底布設長尺体に外
傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が
生じなくなり、海底布設長尺体を安全、且つ、トラブル
なく海底に布設することができる。
接触する滑走面がＶ形状に形成されていると、その滑走
面が２点で海底布設長尺体からの大きな荷重を分散して
支持することになり、各点に作用する海底布設長尺体か
らの荷重を、前記１点だけに作用するものよりも軽減さ
せることが可能になる。そうすると、海底布設長尺体に
シュータの滑走面からの反力として作用する側圧力も２
点に分散されて軽減されるので、海底布設長尺体に局部
的に大きな側圧力が作用しなくなる。従って、海底布設
長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船の
シュータの滑走面に作用する荷重が大きくなっても、海
底布設長尺体を海底に布設する際、海底布設長尺体に外
傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が
生じなくなり、海底布設長尺体を安全、且つ、トラブル
なく海底に布設することができる。
【０００９】また、本発明の請求項２記載の海底布設長
尺体布設船は、前記シュータの海底布設長尺体と接触す
る滑走面が水平谷底面とその両側から斜め上方へ起立す
る傾斜面とからなる上面開口の逆台形状に形成されるも
のである。
尺体布設船は、前記シュータの海底布設長尺体と接触す
る滑走面が水平谷底面とその両側から斜め上方へ起立す
る傾斜面とからなる上面開口の逆台形状に形成されるも
のである。
【００１０】このように、シュータの海底布設長尺体と
接触する滑走面が逆台形状に形成されていると、前記シ
ュータの滑走面が水平谷底面と両傾斜面の計３点で海底
布設長尺体からの大きな荷重を分散して支持することに
なり、各点に作用する海底布設長尺体からの荷重を、前
記２点で支持させるものよりも更に軽減させることが可
能になる。そうすると、海底布設長尺体にシュータの滑
走面からの反力として作用する側圧力も３点に分散され
てより軽減されるので、海底布設長尺体に局部的に大き
な側圧力がより作用しなくなる。従って、海底布設長尺
体の大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船のシュ
ータの滑走面に作用する荷重が大きくなっても、海底布
設長尺体を海底に布設する際、海底布設長尺体につぶれ
等の損傷や機械、電気的特性の低下が生じるのをより防
止することができる。
接触する滑走面が逆台形状に形成されていると、前記シ
ュータの滑走面が水平谷底面と両傾斜面の計３点で海底
布設長尺体からの大きな荷重を分散して支持することに
なり、各点に作用する海底布設長尺体からの荷重を、前
記２点で支持させるものよりも更に軽減させることが可
能になる。そうすると、海底布設長尺体にシュータの滑
走面からの反力として作用する側圧力も３点に分散され
てより軽減されるので、海底布設長尺体に局部的に大き
な側圧力がより作用しなくなる。従って、海底布設長尺
体の大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船のシュ
ータの滑走面に作用する荷重が大きくなっても、海底布
設長尺体を海底に布設する際、海底布設長尺体につぶれ
等の損傷や機械、電気的特性の低下が生じるのをより防
止することができる。
【００１１】また、本発明の請求項３記載の海底布設長
尺体布設船は、前記シュータの海底布設長尺体と接触す
る滑走面が、海底布設長尺体の外半径以上の半径で下方
へ凸にわん曲した谷底面とその両側から斜め上方へ起立
する傾斜面とからなる外広がりＵ形状に形成されるもの
である。
尺体布設船は、前記シュータの海底布設長尺体と接触す
る滑走面が、海底布設長尺体の外半径以上の半径で下方
へ凸にわん曲した谷底面とその両側から斜め上方へ起立
する傾斜面とからなる外広がりＵ形状に形成されるもの
である。
【００１２】このように、シュータの海底布設長尺体と
接触する滑走面が外広がりＵ形状に形成されていると、
前記シュータの滑走面がわん曲した谷底面と両傾斜面の
３面でほぼ面状に海底布設長尺体からの大きな荷重を分
散して支持することになり、海底布設長尺体からの荷重
を、前記３点で支持させたもの以上に軽減させることが
可能になる。そうすると、海底布設長尺体にシュータの
滑走面からの反力として作用する側圧力も広い範囲で分
散されてより一層軽減されるので、海底布設長尺体に局
部的に大きな側圧力がより一層作用しなくなる。従っ
て、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴
い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大きく
なっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底布
設長尺体に損傷や機械、電気的特性の低下が生じるのを
より一層防止することができる。
接触する滑走面が外広がりＵ形状に形成されていると、
前記シュータの滑走面がわん曲した谷底面と両傾斜面の
３面でほぼ面状に海底布設長尺体からの大きな荷重を分
散して支持することになり、海底布設長尺体からの荷重
を、前記３点で支持させたもの以上に軽減させることが
可能になる。そうすると、海底布設長尺体にシュータの
滑走面からの反力として作用する側圧力も広い範囲で分
散されてより一層軽減されるので、海底布設長尺体に局
部的に大きな側圧力がより一層作用しなくなる。従っ
て、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴
い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大きく
なっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底布
設長尺体に損傷や機械、電気的特性の低下が生じるのを
より一層防止することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より詳細に説明する。図１は本発明の海底布設長尺体布
設船１６を用いて海水取水管、海底ケーブル等の海底布
設長尺体Ａを海底Ｂに布設している状態を示す概要図で
ある。なお、従来の技術で説明したものと同一構成のも
のには、同一の符号を用いている。
より詳細に説明する。図１は本発明の海底布設長尺体布
設船１６を用いて海水取水管、海底ケーブル等の海底布
設長尺体Ａを海底Ｂに布設している状態を示す概要図で
ある。なお、従来の技術で説明したものと同一構成のも
のには、同一の符号を用いている。
【００１４】この海底布設長尺体布設船１６は、図１に
示すように、海底布設長尺体Ａを収納する長尺体収納部
１１と、海底布設長尺体Ａを海中に投下する速度を制御
する無限軌道型（キャタピラ型）の駆動制御装置１２
と、海底布設長尺体Ａを海中に投下するシュータ１７と
を備えている。シュータ１７は、海底布設長尺体Ａを前
記布設船１６から海中に投下する際、海底布設長尺体Ａ
に極度曲げを与えないようにするために使用するガイド
の役目をしており、例えば、図示のように、布設船１６
の船尾に設置される。なお、シュータ１７は、布設船１
６の船首、左舷又は右舷に設置するようにしてもよい。
シュータ１７は、図２（イ）（ロ）に示すように、上部
が開口する横断面がＶ形状の樋状体を、その長手方向に
沿って所要の曲げ半径でほぼ１／４円周長分わん曲させ
て構成され、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面１
８がＶ形状に形成されている。
示すように、海底布設長尺体Ａを収納する長尺体収納部
１１と、海底布設長尺体Ａを海中に投下する速度を制御
する無限軌道型（キャタピラ型）の駆動制御装置１２
と、海底布設長尺体Ａを海中に投下するシュータ１７と
を備えている。シュータ１７は、海底布設長尺体Ａを前
記布設船１６から海中に投下する際、海底布設長尺体Ａ
に極度曲げを与えないようにするために使用するガイド
の役目をしており、例えば、図示のように、布設船１６
の船尾に設置される。なお、シュータ１７は、布設船１
６の船首、左舷又は右舷に設置するようにしてもよい。
シュータ１７は、図２（イ）（ロ）に示すように、上部
が開口する横断面がＶ形状の樋状体を、その長手方向に
沿って所要の曲げ半径でほぼ１／４円周長分わん曲させ
て構成され、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面１
８がＶ形状に形成されている。
【００１５】このように、滑走面１８がＶ形状に形成さ
れていると、その滑走面１８が２点で海底布設長尺体Ａ
からの大きな荷重を分散して支持することになり、各点
に作用する海底布設長尺体Ａからの荷重を、前記１点だ
けに作用するものよりも軽減させることが可能になる。
そうすると、海底布設長尺体Ａにシュータ１７の滑走面
１８からの反力として作用する側圧力も２点に分散され
て軽減されるので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな
側圧力が作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの
大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船１６のシュ
ータ１７の滑走面１８に作用する荷重が大きくなって
も、海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設する際、海底布設
長尺体Ａに外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気的
特性の低下が生じなくなる。
れていると、その滑走面１８が２点で海底布設長尺体Ａ
からの大きな荷重を分散して支持することになり、各点
に作用する海底布設長尺体Ａからの荷重を、前記１点だ
けに作用するものよりも軽減させることが可能になる。
そうすると、海底布設長尺体Ａにシュータ１７の滑走面
１８からの反力として作用する側圧力も２点に分散され
て軽減されるので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな
側圧力が作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの
大型化、布設水深長の増大化に伴い、布設船１６のシュ
ータ１７の滑走面１８に作用する荷重が大きくなって
も、海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設する際、海底布設
長尺体Ａに外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気的
特性の低下が生じなくなる。
【００１６】本発明の海底布設長尺体布設船１０を用い
て海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設する場合には、図１
に示すように、該布設船１６の長尺体収納部１１に海底
布設長尺体Ａを積み込んで収納した後、この布設船１６
を海上の所定の布設ルートに沿って曳船１５により曳航
する。これと同時に、長尺体収納部１１から海底布設長
尺体Ａを引き出し、これを駆動制御装置１２で海中に投
下する速度を制御しながらシュータ１７を通して海中に
投下し、海底Ｂに布設する。なお、海底Ｂに布設した海
底布設長尺体Ａは必要に応じて海底下に埋設する。
て海底布設長尺体Ａを海底Ｂに布設する場合には、図１
に示すように、該布設船１６の長尺体収納部１１に海底
布設長尺体Ａを積み込んで収納した後、この布設船１６
を海上の所定の布設ルートに沿って曳船１５により曳航
する。これと同時に、長尺体収納部１１から海底布設長
尺体Ａを引き出し、これを駆動制御装置１２で海中に投
下する速度を制御しながらシュータ１７を通して海中に
投下し、海底Ｂに布設する。なお、海底Ｂに布設した海
底布設長尺体Ａは必要に応じて海底下に埋設する。
【００１７】図３（イ）（ロ）に示すものは、図２に示
すシュータ１７とは異なる構成のシュータ１９を示すも
のである。このシュータ１９は、上部が開口する横断面
が逆台形状の樋状体を、その長手方向に沿って所要の曲
げ半径でほぼ１／４円周長分わん曲させて構成される。
そして、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面２０
が、水平谷底面２０ａとその両側から斜め上方へ起立す
る傾斜面２０ｂとからなる上面開口の逆台形状に形成さ
れるものである。
すシュータ１７とは異なる構成のシュータ１９を示すも
のである。このシュータ１９は、上部が開口する横断面
が逆台形状の樋状体を、その長手方向に沿って所要の曲
げ半径でほぼ１／４円周長分わん曲させて構成される。
そして、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面２０
が、水平谷底面２０ａとその両側から斜め上方へ起立す
る傾斜面２０ｂとからなる上面開口の逆台形状に形成さ
れるものである。
【００１８】このように、滑走面２０が逆台形状に形成
されていると、その滑走面２０が水平谷底面２０ａと両
傾斜面２０ｂの計３点で海底布設長尺体Ａからの大きな
荷重を分散して支持することになり、各点に作用する海
底布設長尺体Ａからの荷重を、前記２点で支持させるも
のよりも更に軽減させることが可能になる。そうする
と、海底布設長尺体Ａにシュータ１９の滑走面からの反
力として作用する側圧力も３点に分散されてより軽減さ
れるので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな側圧力が
より作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの大型
化、布設水深長の増大化に伴い、前記シュータ１９の滑
走面２０に作用する荷重が大きくなっても、海底布設長
尺体Ａにつぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が生
じるのをより防止することができる。なお、シュータ１
９以外の構成は、前記図１に示す海底布設長尺体布設船
１６の構成と同じなので説明を省略する。
されていると、その滑走面２０が水平谷底面２０ａと両
傾斜面２０ｂの計３点で海底布設長尺体Ａからの大きな
荷重を分散して支持することになり、各点に作用する海
底布設長尺体Ａからの荷重を、前記２点で支持させるも
のよりも更に軽減させることが可能になる。そうする
と、海底布設長尺体Ａにシュータ１９の滑走面からの反
力として作用する側圧力も３点に分散されてより軽減さ
れるので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな側圧力が
より作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの大型
化、布設水深長の増大化に伴い、前記シュータ１９の滑
走面２０に作用する荷重が大きくなっても、海底布設長
尺体Ａにつぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が生
じるのをより防止することができる。なお、シュータ１
９以外の構成は、前記図１に示す海底布設長尺体布設船
１６の構成と同じなので説明を省略する。
【００１９】図４（イ）（ロ）に示すものは、図３に示
すシュータ１９とは更に異なる構成のシュータ２１を示
すものである。このシュータ２１は、横断面が外広がり
Ｕ形状の樋状体を、その長手方向に沿って所要の曲げ半
径でほぼ１／４円周長分わん曲させて構成される。そし
て、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面２２が、海
底布設長尺体Ａの外半径以上の半径で下方へ凸にわん曲
した谷底面２２ａとその両側から斜め上方へ起立する傾
斜面２２ｂとからなる外広がりＵ形状に形成されるもの
である。
すシュータ１９とは更に異なる構成のシュータ２１を示
すものである。このシュータ２１は、横断面が外広がり
Ｕ形状の樋状体を、その長手方向に沿って所要の曲げ半
径でほぼ１／４円周長分わん曲させて構成される。そし
て、その海底布設長尺体Ａと接触する滑走面２２が、海
底布設長尺体Ａの外半径以上の半径で下方へ凸にわん曲
した谷底面２２ａとその両側から斜め上方へ起立する傾
斜面２２ｂとからなる外広がりＵ形状に形成されるもの
である。
【００２０】このように、滑走面２２が外広がりＵ形状
に形成されていると、滑走面２２が谷底面２２ａと両傾
斜面２２ｂの３面でほぼ面状に海底布設長尺体Ａからの
大きな荷重を分散して支持することになり、海底布設長
尺体Ａからの荷重を、前記３点で支持させたもの以上に
軽減させることが可能になる。そうすると、海底布設長
尺体Ａにシュータ２１の滑走面２２からの反力として作
用する側圧力が広い範囲で分散されてより一層軽減され
るので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな側圧力がよ
り一層作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの大
型化、布設水深長の増大化に伴い、シュータ２１の滑走
面２２に作用する荷重が大きくなっても、海底布設長尺
体Ａを海底Ｂに布設する際、海底布設長尺体Ａに損傷や
機械、電気的特性の低下が生じるのをより一層防止する
ことができる。シュータ２１以外の構成は、前記図１に
示す海底布設長尺体布設船１６の構成と同じなので説明
を省略する。
に形成されていると、滑走面２２が谷底面２２ａと両傾
斜面２２ｂの３面でほぼ面状に海底布設長尺体Ａからの
大きな荷重を分散して支持することになり、海底布設長
尺体Ａからの荷重を、前記３点で支持させたもの以上に
軽減させることが可能になる。そうすると、海底布設長
尺体Ａにシュータ２１の滑走面２２からの反力として作
用する側圧力が広い範囲で分散されてより一層軽減され
るので、海底布設長尺体Ａに局部的に大きな側圧力がよ
り一層作用しなくなる。従って、海底布設長尺体Ａの大
型化、布設水深長の増大化に伴い、シュータ２１の滑走
面２２に作用する荷重が大きくなっても、海底布設長尺
体Ａを海底Ｂに布設する際、海底布設長尺体Ａに損傷や
機械、電気的特性の低下が生じるのをより一層防止する
ことができる。シュータ２１以外の構成は、前記図１に
示す海底布設長尺体布設船１６の構成と同じなので説明
を省略する。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
記載の海底布設長尺体布設船によると、シュータの海底
布設長尺体と接触する滑走面がＶ形状に形成されている
ので、その滑走面が２点で海底布設長尺体からの大きな
荷重を分散して支持することになり、各点に作用する海
底布設長尺体からの荷重を、前記１点だけに作用するも
のよりも軽減させることが可能になる。そうすると、海
底布設長尺体にシュータの滑走面からの反力として作用
する側圧力も２点に分散されて軽減されるので、海底布
設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用しなくなる。従
って、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に
伴い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大き
くなっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底
布設長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気
的特性の低下が生じなくなり、海底布設長尺体を安全、
且つ、トラブルなく海底に布設することができる。
記載の海底布設長尺体布設船によると、シュータの海底
布設長尺体と接触する滑走面がＶ形状に形成されている
ので、その滑走面が２点で海底布設長尺体からの大きな
荷重を分散して支持することになり、各点に作用する海
底布設長尺体からの荷重を、前記１点だけに作用するも
のよりも軽減させることが可能になる。そうすると、海
底布設長尺体にシュータの滑走面からの反力として作用
する側圧力も２点に分散されて軽減されるので、海底布
設長尺体に局部的に大きな側圧力が作用しなくなる。従
って、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に
伴い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大き
くなっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底
布設長尺体に外傷、変形、つぶれ等の損傷や機械、電気
的特性の低下が生じなくなり、海底布設長尺体を安全、
且つ、トラブルなく海底に布設することができる。
【００２２】また、本発明の請求項２記載の海底布設長
尺体布設船によると、シュータの海底布設長尺体と接触
する滑走面が水平谷底面とその両側から斜め上方へ起立
する傾斜面とからなる上面開口の逆台形状に形成されて
いるので、前記シュータの滑走面が水平谷底面と両傾斜
面の計３点で海底布設長尺体からの大きな荷重を分散し
て支持することになり、各点に作用する海底布設長尺体
からの荷重を、前記２点で支持させるものよりも更に軽
減させることが可能になる。そうすると、海底布設長尺
体にシュータの滑走面からの反力として作用する側圧力
も３点に分散されてより軽減されるので、海底布設長尺
体に局部的に大きな側圧力がより作用しなくなる。従っ
て、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴
い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大きく
なっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底布
設長尺体につぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が
生じるのをより防止することができ、海底布設長尺体を
安全、且つ、トラブルなく海底に布設することができ
る。
尺体布設船によると、シュータの海底布設長尺体と接触
する滑走面が水平谷底面とその両側から斜め上方へ起立
する傾斜面とからなる上面開口の逆台形状に形成されて
いるので、前記シュータの滑走面が水平谷底面と両傾斜
面の計３点で海底布設長尺体からの大きな荷重を分散し
て支持することになり、各点に作用する海底布設長尺体
からの荷重を、前記２点で支持させるものよりも更に軽
減させることが可能になる。そうすると、海底布設長尺
体にシュータの滑走面からの反力として作用する側圧力
も３点に分散されてより軽減されるので、海底布設長尺
体に局部的に大きな側圧力がより作用しなくなる。従っ
て、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増大化に伴
い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重が大きく
なっても、海底布設長尺体を海底に布設する際、海底布
設長尺体につぶれ等の損傷や機械、電気的特性の低下が
生じるのをより防止することができ、海底布設長尺体を
安全、且つ、トラブルなく海底に布設することができ
る。
【００２３】また、本発明の請求項３記載の海底布設長
尺体布設船によると、シュータの海底布設長尺体と接触
する滑走面が、海底布設長尺体の外半径以上の半径で下
方へ凸にわん曲した谷底面とその両側から斜め上方へ起
立する傾斜面とからなる外広がりＵ形状に形成されてい
るので、前記シュータの滑走面がわん曲した谷底面と両
傾斜面の３面でほぼ面状に海底布設長尺体からの大きな
荷重を分散して支持することになり、海底布設長尺体か
らの荷重を、前記３点で支持させたもの以上に軽減させ
ることが可能になる。そうすると、海底布設長尺体にシ
ュータの滑走面からの反力として作用する側圧力も広い
範囲で分散されてより一層軽減されるので、海底布設長
尺体に局部的に大きな側圧力がより一層作用しなくな
る。従って、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増
大化に伴い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重
が大きくなっても、海底布設長尺体を海底に布設する
際、海底布設長尺体に損傷や機械、電気的特性の低下が
生じるのをより一層防止することができ、海底布設長尺
体を安全、且つ、トラブルなく海底に布設することがで
きる。
尺体布設船によると、シュータの海底布設長尺体と接触
する滑走面が、海底布設長尺体の外半径以上の半径で下
方へ凸にわん曲した谷底面とその両側から斜め上方へ起
立する傾斜面とからなる外広がりＵ形状に形成されてい
るので、前記シュータの滑走面がわん曲した谷底面と両
傾斜面の３面でほぼ面状に海底布設長尺体からの大きな
荷重を分散して支持することになり、海底布設長尺体か
らの荷重を、前記３点で支持させたもの以上に軽減させ
ることが可能になる。そうすると、海底布設長尺体にシ
ュータの滑走面からの反力として作用する側圧力も広い
範囲で分散されてより一層軽減されるので、海底布設長
尺体に局部的に大きな側圧力がより一層作用しなくな
る。従って、海底布設長尺体の大型化、布設水深長の増
大化に伴い、布設船のシュータの滑走面に作用する荷重
が大きくなっても、海底布設長尺体を海底に布設する
際、海底布設長尺体に損傷や機械、電気的特性の低下が
生じるのをより一層防止することができ、海底布設長尺
体を安全、且つ、トラブルなく海底に布設することがで
きる。
【図１】本発明の海底布設長尺体布設船を用いて海底布
設長尺体を海底に布設している状態を示す概要図であ
る。
設長尺体を海底に布設している状態を示す概要図であ
る。
【図２】本発明の主要部であるシュータの概要を示すも
ので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）のＸ−Ｘ線断面
図である。
ので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）のＸ−Ｘ線断面
図である。
【図３】図２のシュータとは異なる構成のシュータの概
要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）のＸ
−Ｘ線断面図である。
要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）のＸ
−Ｘ線断面図である。
【図４】図２、３のシュータとは異なる構成のシュータ
の概要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）
のＸ−Ｘ線断面図である。
の概要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）
のＸ−Ｘ線断面図である。
【図５】従来の海底布設長尺体布設船を用いて海底布設
長尺体を海底に布設している状態を示す概要図である。
長尺体を海底に布設している状態を示す概要図である。
【図６】従来の海底布設長尺体布設船におけるシュータ
の概要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）
のＸ−Ｘ線断面図である。
の概要を示すもので、（イ）は正面図、（ロ）は（イ）
のＸ−Ｘ線断面図である。
１１ 長尺体収納部 １２ 駆動制御装置 １５ 曳船 １６ 海底布設長尺体布設船 １７、１９、２１ シュータ １８、２０、２２ 滑走面 ２０ａ 水平谷底面 ２０ｂ、２２ｂ 傾斜面 ２２ａ 谷底面 Ａ 海底布設長尺体 Ｂ 海底
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 1/10 Ｈ０２Ｇ 9/02 Ａ 9/02 Ｆ１６Ｌ 1/04 Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】 海底布設長尺体を収納する長尺体収納部
と、海底布設長尺体を海中に投下する速度を制御する駆
動制御装置と、海底布設長尺体を海中に投下するシュー
タとを備えた海底布設長尺体布設船において、前記シュ
ータの海底布設長尺体と接触する滑走面がＶ形状に形成
されていることを特徴とする海底布設長尺体布設船。 - 【請求項２】 海底布設長尺体を収納する長尺体収納部
と、海底布設長尺体を海中に投下する速度を制御する駆
動制御装置と、海底布設長尺体を海中に投下するシュー
タとを備えた海底布設長尺体布設船において、前記シュ
ータの海底布設長尺体と接触する滑走面が水平谷底面と
その両側から斜め上方へ起立する傾斜面とからなる上面
開口の逆台形状に形成されることを特徴とする海底布設
長尺体布設船。 - 【請求項３】 海底布設長尺体を収納する長尺体収納部
と、海底布設長尺体を海中に投下する速度を制御する駆
動制御装置と、海底布設長尺体を海中に投下するシュー
タとを備えた海底布設長尺体布設船において、前記シュ
ータの海底布設長尺体と接触する滑走面が、海底布設長
尺体の外半径以上の半径で下方へ凸にわん曲した谷底面
とその両側から斜め上方へ起立する傾斜面とからなる外
広がりＵ形状に形成されていることを特徴とする海底布
設長尺体布設船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001139269A JP3933411B2 (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 海底布設長尺体布設船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001139269A JP3933411B2 (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 海底布設長尺体布設船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002331993A true JP2002331993A (ja) | 2002-11-19 |
| JP3933411B2 JP3933411B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=18986070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001139269A Expired - Fee Related JP3933411B2 (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 海底布設長尺体布設船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3933411B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010106658A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-05-13 | Kajima Corp | 籠体の建込み装置および籠体の建込み方法 |
| KR101347352B1 (ko) | 2012-04-18 | 2014-01-09 | 삼성중공업 주식회사 | 파이프라인 부설선 |
| CN103557370A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-05 | 中国海洋石油总公司 | 海底电缆托架 |
-
2001
- 2001-05-09 JP JP2001139269A patent/JP3933411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010106658A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-05-13 | Kajima Corp | 籠体の建込み装置および籠体の建込み方法 |
| KR101347352B1 (ko) | 2012-04-18 | 2014-01-09 | 삼성중공업 주식회사 | 파이프라인 부설선 |
| CN103557370A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-05 | 中国海洋石油总公司 | 海底电缆托架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3933411B2 (ja) | 2007-06-20 |
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| A521 | Written amendment |
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| A521 | Written amendment |
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