JP2002330673A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP2002330673A
JP2002330673A JP2001141602A JP2001141602A JP2002330673A JP 2002330673 A JP2002330673 A JP 2002330673A JP 2001141602 A JP2001141602 A JP 2001141602A JP 2001141602 A JP2001141602 A JP 2001141602A JP 2002330673 A JP2002330673 A JP 2002330673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャストしたとき、空気の抵抗が少ないよう
に尾側が先になって飛び、しかも糸絡みの少ないルアー
を提供することを目的とする。さらに、従来のものより
も高い誘引効果が得られるルアーを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ルアーの頭部から背部の間を先部が前後
に移動するライン連結具3をルアーのボディ1内に取り
付け、さらにライン連結具3の先部にラインLを結ぶた
めのアイ3aを形成したルアーとした。ライン連結具3
は、先部にアイ3aを形成し、基部に回動軸3bを形成した
ものであり、アイ3aが回動軸3bを中心として回動するよ
うになっているものとすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は魚釣り用のルアー
(疑似餌)、特にルアーの背部にライン(釣り糸)を結
ぶためのアイが形成されているバイブレーションルアー
に関するものであり、キャスト(竿を使用してルアーを
投げる)したときには良く飛び、糸絡みが少なく、しか
もリトリーブ(リールを巻いてルアーを引き寄せる)し
たときには独特のアクションにより高い誘引効果が得ら
れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、魚の外観形状をし、背部にラ
インを結ぶためのアイが形成されているバイブレーショ
ンルアーと呼ばれるルアーがある。(例えば、特開平7
−250593号、及び特開平9−248094号) これらは、ルアーの背部にアイが形成されており、キャ
ストしたときには腹側が先になって飛ぶために空気の抵
抗を受けやすく、遠くに飛ばすことができないという問
題点や、キャストしたときに空気の抵抗により回転し易
いためにラインがフックに絡み易いという問題点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
キャストしたとき、空気の抵抗が少ないように尾側が先
になって飛び、しかも糸絡みの少ないルアーを提供する
ことを目的とする。
【0004】さらに、従来のものよりも高い誘引効果が
得られるルアーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、ル
アーの頭部から背部の間を先部が前後に移動するライン
連結具3をルアーのボディ1内に取り付け、さらにライ
ン連結具3の先部にラインLを結ぶためのアイ3aを形成
したルアーとした。
【0006】このルアーをキャストすると、ライン連結
具3のアイ3aがラインLに引かれてルアーの頭部側に移
動し、尾側を先頭にして飛ぶようになるので、空気抵抗
が少なくなる。
【0007】さらに、ライン連結具3のアイ3aがルアー
の頭部側に移動し、ラインLとフック2との距離が離れ
るので、ラインLがフック2に絡みにくくなる。
【0008】請求項2に記載のように、前記の構成に加
え、ライン連結具3が、先部にアイ3aを形成し、基部に
回動軸3bを形成したものであり、アイ3aが回動軸3bを中
心として回動するようになっているものとすることが好
ましい。
【0009】このようにすれば、ライン連結具3の構造
が簡単になるだけでなく、ライン連結具3のアイ3aが前
後に移動し易くなる。さらに、ライン連結具3の基端側
がルアーの重心に近いボディ1内にあり、ルアーが回動
軸3bを中心として回動可能となっているので、よりルア
ーのアクションがおこりやすくなる。
【0010】請求項3に記載のように、前記請求項2記
載の構成に加え、ライン連結具3が、略垂直位置から略
60°前方に回動した位置まで回動可能になっているよ
うにすることが好ましい。
【0011】ライン連結具3を略垂直位置より後方に回
動しないようにすれば、キャストして着水したときの糸
絡みが少なくなり、前方への傾斜角度を60°以内とす
れば、リトリーブ開始時のアクションがおこりやすくな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明のルアーを示す正面図、
図2は、この発明のルアーの内部構造を示す断面図であ
る。
【0014】この実施例のルアーは、ボディ1の外観を
餌となる小魚に似せた一般的にプラグと呼ばれるもので
あり、ボディ1はバルサ材等の木材やプラスチックで形
成され、表面は塗装や転写式フォログラム等により模様
が付されている。さらに、ルアーの尾部と腹部にはトレ
プルフックと呼ばれる錨形のフック2を取り付けてい
る。さらに、ルアーの頭部から背部の間には先部がボデ
ィ1の表面より突出しながら前後に移動するライン連結
具3を設けており、その先部にライン(釣り糸)を連結
するためのアイ3aが形成されている。
【0015】このライン連結具3は、細いアルミニュウ
ムの薄板からなり、基端側に回動軸3bを設け、回動軸3b
を中心として、略垂直位置から60°前方へ傾斜する位
置までの範囲内で回動するようになっている。このライ
ン連結具3は、ステンレス等の他の金属からなるものに
変更しても良いし、針金を折曲して作成したもの、ワイ
ヤなどの紐状のもの、等に変更することもできる。
【0016】ボディ1には、浮力調整と姿勢安定のため
に、腹部の前後に錘4,5が入れられており、後部の錘
5は、図3に示すように、前後に移動可能としても良
い。
【0017】このルアーをキャスト(竿を使用して投げ
る)すると、ライン連結具3のアイ3aにリールに巻かれ
たラインLの先端が結ばれており、リールからラインL
を引出しながら飛ぶためラインLによる抵抗を受け、図
4に示すように、尾側を先にして飛ぶ。そのため、ボデ
ィ1は空気の抵抗を受けにくく、ルアーの飛距離が長く
なり、ポイントから離れた位置からでもキャストするこ
とができ、探るポイントが多くなるだけでなく、魚に警
戒心を与えず、高い釣果が得られるようになる。
【0018】また、図4に示すように、ルアーをキャス
トすると、ライン連結具3がラインLに引かれてボディ
1の頭側に回動し、ライン連結具3のアイ3aとフック2
との距離が遠くなるので、ラインLとフック2が絡みに
くくなる。
【0019】錘4,5の重さを少なくし、フローティン
グタイプとした場合、着水すると図5に示すように、尾
側が少し浮き上がった状態で浮く。
【0020】この状態でゆっくりとリトリーブ(リール
を巻いてルアーを引き寄せる)すると、ルアーは水面近
くをチョロチョロと泳ぐようになる。
【0021】早くリトリーブすると、ルアーの頭部に当
たる水の抵抗により、一気に水中に潜り、激しく尾側を
振って振動する。
【0022】リトリーブを止めると、ゆらゆらとまるで
弱った魚のように水面まで浮き上がる。
【0023】そのため、高い誘引効果が得られる。
【0024】この実施例のように、ライン連結具3を回
動自在にボディ1に取り付けたものとすると、リトリー
ブしてルアーが水中に潜ったとき、ライン連結具3の基
端側がボディ1内にあり、ルアーの重心Gに近い位置に
ある回動軸3bを中心として回動する(従来のものはルア
ーの背部にあるアイを中心として回動する)ので、より
アクションがおこりやすく、ゆっくりとしたリトリーブ
であっても良いアクションをする。(図6参照) さらに、リトリーブするときの速度に変化(ストップ&
ゴー)をもたせることにより、従来の左右に尾部を振る
アクションの他に、上下に尾を振るアクションをルアー
に起こすことができ、高い誘引効果が得られる。(頭部
に受ける水の抵抗が大きくなれば、頭部を下げて尾部を
上げ、頭部に受ける水の抵抗が小さくなれば、水平に近
い状態にまで尾部を下げるため、上下に尾を振るアクシ
ョンをする。) またさらに、リトリーブのスピードを変えて、ルアーの
ダイブ(水中に潜る)する水深を変えても、ライン連結
具3の位置がそれに応じて回動するので、良いアクショ
ンをする。
【0025】ライン連結具3の回動する角度は、略垂直
位置から60°前方へ傾斜する位置の範囲内で回動する
ようになっているが、これはライン連結具3が略垂直位
置から後ろにまで回動した場合には、キャストして着水
したときの糸絡みが多くなるためであり、前方へ傾斜の
傾斜角度を60°にしたのは、頭部に水が当たりやすく
し、リトリーブ開始時のアクションを起こりやすくする
ためである。
【0026】以上が実施例の説明であり、ルアーが水よ
りも比重が軽いフローティングタイプとして説明した
が、ルアーが水よりも比重が重いシンキングタイプにも
適用することができる。
【0027】また、このルアーは、池や河川の淡水の魚
だけでなく、海水の魚にも適用して使用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】この発明のルアーでは、上述のように、
ルアーをキャストすると、ライン連結具3のアイ3aがル
アーの頭部側に移動し、ルアーが尾側を先頭にして飛ぶ
ので、ルアーにあたって生ずる空気抵抗が少なくなり、
良く飛ぶようになる。
【0029】このとき、ラインLとフック2との距離が
離れるので、ラインLがフック2に絡みにくくなり、使
い易いものになる。
【0030】請求項2に記載の構成とすれば、構造が簡
単になるだけでなく、ライン連結具3のアイ3aが前後に
移動し易くなり、前記の効果が得やすくなる。さらに、
ライン連結具3の基端側がルアーの重心に近いボディ1
内にあり、回動軸3bを中心として回動するようになって
いるので、よりルアーのアクションがおこりやすくな
り、高い釣果が得られるようになる。
【0031】さらに、請求項2に記載のライン連結具3
の回動可能な角度を、請求項3に記載のようにすれば、
より使い易いものになり、高い釣果が得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のルアーの正面図である。
【図2】この発明のルアーの内部構造を示す断面図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例のルアーの内部構造を示
す断面図である。
【図4】この発明のルアーの空中姿勢を示す説明図であ
る。
【図5】この発明のルアーの着水時の状態を示す説明図
である。
【図6】この発明のルアーの水中に潜っているときの状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 フック 3 ライン連結具 3a アイ 3b 回動軸 4 錘 5 錘

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアーの頭部から背部の間を先部が前後
    に移動するライン連結具(3)をルアーのボディ(1)
    内に取り付け、さらにライン連結具(3)の先部にライ
    ン(L)を結ぶためのアイ(3a)を形成したことを特徴
    とするルアー。
  2. 【請求項2】 ライン連結具(3)が、先部にアイ(3
    a)を形成し、基部に回動軸(3b)を形成したものであ
    り、アイ(3a)が回動軸(3b)を中心として回動するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1記載のルア
    ー。
  3. 【請求項3】 ライン連結具(3)が、略垂直位置から
    略60°前方に回動した位置まで回動可能になっている
    ことを特徴とする請求項2記載のルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330183A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Lucky Craft:Kk バイブレーションルアー
US8099899B2 (en) * 2008-02-25 2012-01-24 Ian Peter Scott Highly maneuverable fishing lure

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