JP2002329027A - チケット発行システム、チケット発行装置及びコンテンツ提供システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イベントに対する熱意のある購入者に対する
チケットの割り当てを容易に行うことができるチケット
発行システム等を提供する。 【解決手段】 ＨＴＴＰサーバ１２は、イベントに関す
るコンテンツのカタログをＷｅｂブラウザ４２に提供す
る。ユーザからコンテンツの提供が指示されると、コン
テンツ提供部１４は指示されたコンテンツを端末装置４
０宛てに送信する。課金処理部１５は、ユーザに提供し
たコンテンツの利用料金をチケット制御部１８に通知す
る。チケット制御部１８は当該イベントの利用料金表中
のコンテンツを利用したユーザの利用料金に加算する。
対象期間が終了すると、チケット制御部１８は、チケッ
ト発行部２０に利用料金表の上位から所定の人数のユー
ザに対する当該イベントのチケットの発行を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公演等のイ
ベントのチケットを割り当てるチケット発行システム、
チケット発行装置及びコンテンツ提供システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】コンサート，公演等のイベントのチケッ
トの販売を省力化するためのチケット販売システムが知
られている。

【０００３】このようなチケット販売システムは、例え
ばチケットの発行を一元的に管理するサーバ装置と、販
売店，コールセンター等に設置された複数の端末装置と
を備えている。

【０００４】チケットを購入しようとする購入者は、端
末装置を設置した店頭あるいは端末装置のオペレータに
対する電話等によって、チケットの購入を指示する。

【０００５】このような指示に応じて端末装置のオペレ
ータ等は端末装置を介して購入要求を入力する。入力さ
れた購入要求は、サーバ装置に供給される。サーバ装置
は、要求されたチケットの購入が可能であるか否かを判
断して端末装置に回答する。

【０００６】この回答に応じて、購入が可能であれば、
購入者がチケットを購入することができる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなチケット販売システムでは、先着順によってチケ
ットを販売する。このため、例えばチケットの販売のと
きにだけ熱心な購入者や、たまたま早く電話が繋がった
という購入者にチケットが販売されてしまう。

【０００８】この結果、真にイベントに対する熱意のあ
る購入者、例えば公演を行うアーティストの熱心なファ
ン等がチケットを入手できない場合も生じ得る。

【０００９】このため、イベントに対する熱意を評価す
ることが考えられるが、従来、イベントに関係ある商品
の購入等を集計して評価することは非常に困難であっ
た。

【００１０】そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなさ
れたものであり、真にイベントに対する熱意のある購入
者に対するチケットの割り当てを容易に行うことができ
るチケット発行システム、チケット発行装置及びコンテ
ンツ提供システムを提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るチケット発行システムは、イベント
に関するコンテンツをユーザに提供するコンテンツ提供
手段が提供するコンテンツの利用料金をユーザ毎に求め
る料金算出手段と、料金算出手段によって求められたユ
ーザ毎の利用料金に応じてイベントのチケットを割り当
てる発行手段とを備えることを特徴とする。

【００１２】イベントには、例えばコンサート，公演等
が含まれる。コンテンツ提供手段が提供するコンテンツ
には、例えばコンサートを行うアーティスト等の動画，
静止画，音楽，文書等のデータが含まれる。コンテンツ
の提供には、例えばコンテンツのデータ自体の提供の他
に、いわゆるストリーミングによるコンテンツの閲覧等
が含まれる。また、チケットには、例えばイベントの入
場券，整理券，利用券，割引券等が含まれる。

【００１３】このチケット発行システムでは、発行手段
は、料金算出手段によって求められたユーザ毎のイベン
トに関するコンテンツの利用料金に応じて、チケットを
割り当てる。

【００１４】この割り当てには、例えば利用料金が多い
順に所定の人数のユーザにイベントのチケットを割り当
てたり、チケットを当該チケットによって得られる利益
に応じて順位付けし，利用料金が多いユーザから順に順
位の高いチケットを割り当てることが含まれる。

【００１５】

【発明の実施の形態】本発明に係るチケット発行システ
ム等は、例えばコンサート，公演等のイベントに関する
動画，静止画，音楽等のコンテンツの利用金額に応じ
て、ユーザにイベントのチケットを割り当てるチケット
発行システムに適用することができる。

【００１６】このシステムは、例えば図１に示すよう
に、コンテンツの提供，チケット発行の制御等の処理を
実行するサーバ装置（チケット発行装置，コンテンツ提
供手段）１０と、ネットワーク３０を介してサーバ装置
１０に接続され，ユーザがコンテンツの利用等に用い得
る複数の端末装置４０とを備えている。

【００１７】サーバ装置１０は、例えばネットワーク３
０を介して通信を行う通信インターフェース（通信Ｉ／
Ｆ）１１、制御プログラム等を実行するＣＰＵ、制御プ
ログラム，データ等を記憶するメモリ、ユーザに提供す
るコンテンツ（コンテンツＤＢ），ユーザ毎の課金情報
（ユーザＤＢ），イベント毎のユーザの順位等のチケッ
ト発行情報（イベントＤＢ）等を格納するハードディス
クドライブ装置（ＨＤＤ）、画像を表示する表示部、操
作者からの指示を入力するキーボード，マウス等の操作
部等を備えるパーソナルコンピュータ，ワークステーシ
ョン等の情報処理装置によって構成することができる。

【００１８】このサーバ装置１０において、ＣＰＵが所
定の制御プログラムを実行することにより、通信Ｉ／Ｆ
１１を介して，提供可能なコンテンツのカタログ等のコ
ンテンツに関する情報を提供するＨＴＴＰ（Hyper Text
Transfer Protocol）サーバ１２と、ＨＴＴＰサーバ１
２を介してコンテンツＤＢ１３に保持されているコンテ
ンツを提供するコンテンツ提供部１４と、コンテンツ提
供部１４によるコンテンツの提供に対して課金処理を行
う課金処理部１５と、ユーザＤＢ１６に保持されている
ユーザ毎の課金情報，イベントＤＢ１７に保持されてい
るチケット発行情報等に応じてイベントのチケットの発
行等の制御を行うチケット制御部（利用料金算出手段，
チケット発行手段）１８と、チケット制御部１８からの
指示によりイベントにおける順位等の情報を電子メール
のメッセージとしてユーザに送信するメールサーバ１９
と、チケット制御部１８からの指示に応じてチケットを
発行するチケット発行部２０と、チケット発行状況等に
応じてイベント会場の確保の指示等を実行するイベント
企画部２１とが機能する。

【００１９】コンテンツＤＢ１３には、例えば図２に示
すように、動画，静止画，音楽等のデータ（コンテン
ツ）が各コンテンツの作成者等（以下、アーティストと
いう。）毎に格納されている。動画のデータは、例えば
アーティストによる音楽のイメージビデオ（ビデオクリ
ップ），インタビュービデオ等からなる。これらの動画
のデータは、例えばＭＰＥＧ（Motion Photographic co
rding Expert Group）２，ＭＰＥＧ４等の符号化方法に
よって圧縮符号化されてコンテンツＤＢ１３に格納され
ている。

【００２０】静止画のデータは、例えばアーティストの
写真等からなり、例えばＪＰＥＧ（Joint Photographic
cording Expert Group）等の符号化方法によって圧縮
符号化されて格納されている。また、音楽のデータは、
アーティストによる楽曲等からなり、例えばＭＰ３（Ｍ
ＰＥＧ Ｌａｙｅｒ III）等の符号化方法によって圧縮
符号化されて格納されている。

【００２１】また、このコンテンツＤＢ１３には、コン
テンツの他に、提供するコンテンツを示すカタログ，各
コンテンツの価格を示す価格表等のデータも格納されて
いる。この価格表は、例えば図３に示すように、各アー
ティスト毎に設けられている。各アーティストの価格表
には、当該アーティストのコンテンツと価格を示す金額
とが，コンテンツ毎に対応付けられて記録されている。

【００２２】コンテンツ提供部１４は、ＨＴＴＰサーバ
１２を介して端末装置４０から供給される指示に応じ
て、コンテンツＤＢ１３に保持されているコンテンツを
提供する。このコンテンツの提供は、コンテンツのデー
タを端末装置４０側にダウンロードすることによって行
うことにしてもよい。しかし、動画，音楽等のコンテン
ツの場合では、データのサイズが大きくなるため、デー
タを所定長のブロックとして逐次転送し、端末装置４０
側でデータを再生して動画の表示は行うがコンテンツの
データ自体は保存しないストリーミングによって行って
もよい。

【００２３】課金処理部１５は、コンテンツ提供部１４
が端末装置４０にコンテンツを提供する際に、価格表を
参照して、提供するコンテンツの価格を取得し、端末装
置４０のユーザに課金する。ユーザＤＢ１６には、例え
ば図４に示すように、各々のユーザに対する課金を管理
する課金表が記録されている。課金処理部１５は、上述
のように価格表を参照して取得したコンテンツの価格
を、当該コンテンツを利用するユーザの課金表に追加す
る。このように、蓄積しておいた各々のユーザ毎の利用
料金に応じて、例えば所定期間（例えば１月）毎に、利
用料金を請求する。

【００２４】ところで、このチケット発行システム等で
は、コンサート等のイベントに関するコンテンツ毎に各
ユーザのコンテンツの利用金額を蓄積しておき、コンテ
ンツの利用金額の多い順に、イベントのチケットを割り
当てる（あるいは購入する権利を与える）ことができる
ようになっている。

【００２５】このため、このチケット発行システムで
は、例えば図５に示すように、イベント毎に各ユーザに
よるコンテンツの利用金額を保持する利用金額表を設け
ている。チケット制御部１８は、この利用金額表に従っ
てチケットの割り当てを管理する。この割り当ては、例
えば利用金額が多い順に所定の人数のユーザにチケット
を割り当ててもよいし、あるいは、利用金額が所定の金
額以上のユーザにチケットを割り当てるようにしてもよ
い。さらに、後者の場合には、チケットを割り当てたユ
ーザの人数に応じて、コンサート等のイベントの会場を
確保するようにしてもよい。

【００２６】また、このチケット発行システムでは、チ
ケットの割り当てが確定する前に、途中経過を、メール
あるいはＨＴＴＰサーバ１２が供給するコンテンツ等と
して、各ユーザに通知することができるようになってい
る。メールで通知する場合には、チケット制御部１８
が、例えば利用金額表に登録されている各ユーザの利用
金額，順位等に応じて、例えば図６に示すようなメッセ
ージを生成し、メールサーバ１９に指示して各ユーザに
送信させる。あるいは、チケット制御部１８が、図６と
同様な内容を示す例えばＨＴＭＬ形式のファイルを生成
し、ユーザからの要求に応じてＨＴＴＰサーバ１２に提
供させるようにしてもよい。

【００２７】例えば設定しておいたキャンペーン等の利
用料金の蓄積期間が終了すると、チケット制御部１８
は、利用金額表の順位に従ってチケットの割り当てを確
定させる。この後、チケット制御部１８はチケット発行
部２０に、チケットを割り当てたユーザに対するチケッ
トの発行を指示する。チケット発行部２０はこれに応じ
て、例えば外部のプリンタの装置等にチケットの印刷を
指示する。

【００２８】イベント企画部２１は、例えば上述のよう
に利用金額が所定の金額以上のユーザにチケットを割り
当てることとした場合に、チケット制御部１８からの指
示に応じて、チケットを割り当てたユーザの人数に応じ
たイベント会場の確保の指示等を実行する。

【００２９】ネットワーク３０は、例えばＴＣＰ（Tran
sfer Control Protocol）／ＩＰ（Internet Protocol）
プロトコルによって通信を行うインターネット，移動体
通信網等のネットワークから構成されている。このネッ
トワーク３０は、伝送レートが、例えば数百〜数Ｍｂｐ
ｓのいわゆるブロードバンドのネットワークであり、上
述のコンテンツＤＢ１３に格納されている動画等の画像
を、ユーザからの要求に応じてリアルタイムで伝送する
のに十分な帯域を有している。

【００３０】端末装置４０は、サーバ装置１０と同様
に、例えばネットワーク３０を介して通信を行う通信イ
ンターフェース（通信Ｉ／Ｆ）４１、制御プログラム等
を実行するＣＰＵ、制御プログラム，データ等を記憶す
るメモリ、データ等を格納するＨＤＤ、画像を表示する
表示部４４、操作者からの指示を入力するキーボード，
マウス等の操作部等を備えるパーソナルコンピュータ，
ワークステーション等の情報処理装置によって構成する
ことができる。

【００３１】この端末装置４０において、ＣＰＵが所定
の制御プログラムを実行することにより、通信Ｉ／Ｆ４
１を介してＨＴＴＰサーバ１２から提供される情報等を
閲覧するＷｅｂブラウザ４２と、キーボード，マウス等
からの指示を入力する操作入力部４３と、表示部４４の
表示画面に表示する画像の制御を行う表示制御部４５
と、スピーカ４６による音声出力を制御する音声出力部
４７と、メールサーバ１９からのメッセージを受信する
メールクライアント４８とが機能する。

【００３２】Ｗｅｂブラウザ４２は、操作入力部４３を
介して入力されたユーザからの指示をＨＴＴＰサーバ１
２に送信する。また、このＷｅｂブラウザ４２は、当該
指示に応じてコンテンツ提供部１４等から供給されるコ
ンテンツを表示制御部４５を介して表示部４４に表示さ
せる。このために、Ｗｅｂブラウザ４２は、コンテンツ
提供部１４から供給される動画，静止画，音楽を再生す
る再生部４２ａ，４２ｂ，４２ｃを備えている。これら
の再生部４２ａ〜４２ｃは、例えばＷｅｂブラウザ４２
のプラグインとして実装されている。

【００３３】上述のようにストリーミングによって動画
のデータが供給される場合には、再生部４２ａは、Ｗｅ
ｂブラウザ４２が受信した動画のデータ・ストリーム
（所定間隔で供給されるデータの流れ）を順次復号して
画像データを生成し、これを表示制御部４５に供給す
る。表示制御部４５は、供給された画像データに応じた
画像を表示部４４に表示させる。

【００３４】さらに、動画に音声が含まれるときは、再
生部４２ａは、音声のデータ・ストリームを順次復号し
て音声データを生成し、これを音声出力部４７に供給す
る。音声出力部４７は、供給された音声データに応じて
スピーカ４６を駆動する。

【００３５】また、ストリーミングによって音楽のデー
タが供給される場合には、再生部４２ｂは、音楽のデー
タ・ストリームを順次復号して音声データを生成し、こ
れを音声出力部４７に供給する。音声出力部４７は、供
給された音声データに応じてスピーカ４６を駆動する。

【００３６】メールクライアント４８は、例えば静止
画，上述の途中経過のメッセージ等を受信する。

【００３７】なお、この端末装置４０の代わりに、Ｗｅ
ｂブラウザ４２，再生部４２ａ〜４２ｃ，メールクライ
アント４８等を備える携帯電話装置４０２，いわゆるＰ
ＤＡ（Personal Digital Assistant）等の携帯端末４０
３等を用いることもできる。これらの装置は、移動体通
信網，ゲートウェイ装置４０１等を介してサーバ装置１
０と通信可能となっている。

【００３８】上述のように構成されたチケット発行シス
テムによって、コンテンツを提供する際には、まず、例
えば図７に示すログイン処理を実行する。

【００３９】このログイン処理では、同図中のステップ
Ｓ１において、例えばＨＴＴＰサーバ１２から例えばユ
ーザを識別するユーザ名，ユーザＩＤ等の識別情報，パ
スワード等を入力する入力フォームを端末装置４０に供
給し、これに応じてユーザが識別情報等を入力するとＷ
ｅｂブラウザ４２は識別情報等を含むログイン情報をＨ
ＴＴＰサーバ１２に送信する。また、新規のユーザであ
る場合には、識別情報が割り当てられていないため、そ
の旨を示す情報がログイン情報に追加される。

【００４０】ログイン情報が供給されると、ＨＴＴＰサ
ーバ１２は、ユーザＤＢ１６を参照して登録されている
ユーザであるか否かを確認する（ステップＳ２）。

【００４１】既にユーザＤＢ１６に登録されているユー
ザ（会員）であれば、ログインステップＳ３以下の処理
を実行せずに、コンテンツの提供処理（Ｓ８）を開始す
る。

【００４２】登録されているユーザ（会員）でなけれ
ば、ステップＳ３以降の処理を実行し、個人情報の登録
（Ｓ３），料金の支払方法の選択（Ｓ４），支払方法と
してクレジットカードが選択された場合の処理（Ｓ５，
Ｓ６），登録（Ｓ７）等の処理を実行した後、コンテン
ツの提供処理（Ｓ８）を開始する。

【００４３】個人情報の登録（Ｓ３）では、ＨＴＴＰサ
ーバ１２は、例えば図８に示すような入力フォームを表
示し得るＨＴＭＬ形式のデータをＷｅｂブラウザ４２に
供給する。この入力フォームには、個人情報を入力する
入力欄７１〜７６と、ボタン７７，７８が設けられてお
り、例えばボタン７７には、入力欄７１〜７６に入力さ
れたデータを送信するためのコマンドが対応付けられて
定義されている。

【００４４】ユーザが各入力欄７１〜７６に個人情報を
入力し、登録ボタン７７を指示すると、Ｗｅｂブラウザ
４２は入力された個人情報をＨＴＴＰサーバ１２宛てに
送信する。

【００４５】また、支払方法の選択処理（Ｓ９）では、
ＨＴＴＰサーバ１２は、例えば図９に示すような入力フ
ォームを表示し得るＨＴＭＬ形式のデータをＷｅｂブラ
ウザ４２に供給する。この入力フォームには、支払方法
を選択するボタン８１ａ，８１ｂ，８１ｃ、クレジット
カード番号等を入力する入力欄８２〜８５と、ボタン８
６，８７が設けられており、例えばボタン８６には、入
力欄８２〜８５に入力されたデータを送信するためのコ
マンドが対応付けられて定義されている。

【００４６】ユーザが、支払方法の選択，各入力欄に必
要な情報を入力して登録ボタン８６を指示すると、Ｗｅ
ｂブラウザ４２は入力された情報をＨＴＴＰサーバ１２
宛てに送信する。

【００４７】ステップＳ３で送信された個人情報，ステ
ップＳ９で送信された情報は、各々ＨＴＴＰサーバ１２
を介して課金処理部１５に供給される。課金処理部１５
は、供給された個人情報，情報をユーザＤＢ１６に登録
する。

【００４８】コンテンツの提供処理では、ＨＴＴＰサー
バ１２は、まず、ユーザに提供可能なコンテンツのカタ
ログを提供する。

【００４９】このチケット発行システムでは、予めコン
テンツ提供部１４によって提供可能なコンテンツのリス
トを示すカタログを作成しておき、Ｗｅｂブラウザ４２
からの要求に応じてＨＴＴＰサーバ１２がこのカタログ
を提供する。このカタログは、コンテンツを示す文字等
の情報と、当該コンテンツの購入の指示等に関連付けら
れたリンク情報を有しており、例えばＨＴＭＬ（Hyper
Text Markup Language）形式あるいはＸＭＬ（eXtensib
le Markup Language）形式等のファイルとして形成され
ている。このようなカタログが提供されると、Ｗｅｂブ
ラウザ４２は、このカタログに応じて、例えば図１０に
示すような画像の表示を表示制御部４５に指示する。

【００５０】この画像中には、例えばコンテンツのカテ
ゴリ（動画，静止画，音楽）を示す表示９１ａ，９１
ｂ、９１ｃと、各カテゴリ内のコンテンツのアーティス
トを示す表示９２ａ，９２ｂ，９２ｃ，９４ａ，９４
ｂ，９４ｃ，９６ａ，９６ｂと、各アーティストが提供
するコンテンツを示す表示９３ａ，９３ｂ，９３ｃ，９
５ａ，９５ｂ，９５ｃ，９７ａ，９７ｂ，９７ｃとが表
示される。

【００５１】アーティストを示す表示９２ａ，９２ｂ，
９２ｃ，９４ａ，９４ｂ，９４ｃ，９６ａ，９６ｂに
は、例えば各アーティスト毎のコンテンツのカタログの
アドレス（ＵＲＬ：Unified Resource Locator等）が対
応付けられている。ユーザがいずれかの表示９２ａ，９
２ｂ，９２ｃ，９４ａ，９４ｂ，９４ｃ，９６ａ，９６
ｂを指示すると、Ｗｅｂブラウザ４２は、指示された表
示に対応付けられているアドレスをＨＴＴＰサーバ１２
に供給し、各アーティスト毎のカタログを要求する。Ｈ
ＴＴＰサーバ１２は、このような要求に応じて指示され
たアーティストのカタログをＷｅｂブラウザ４２に供給
する。

【００５２】また、コンテンツを示す表示９３ａ，９３
ｂ，９３ｃ，９５ａ，９５ｂ，９５ｃ，９７ａ，９７
ｂ，９７ｃには、例えば対応するコンテンツのファイル
を要求するコマンドが対応付けられている。このコマン
ドには、例えば対応するコンテンツのアドレス，ファイ
ル名等が含まれている。ユーザがいずれかの表示９３
ａ，９３ｂ，９３ｃ，９５ａ，９５ｂ，９５ｃ，９７
ａ，９７ｂ，９７ｃを指示すると、Ｗｅｂブラウザ４２
は、指示された表示に対応付けられているアドレスをＨ
ＴＴＰサーバ１２に供給し、対応するコンテンツの提供
を要求する。ＨＴＴＰサーバ１２は、このような要求を
コンテンツ提供部１４に供給する。

【００５３】コンテンツ提供部１４は、コンテンツが要
求されると、コンテンツＤＢ１３に保持されている価格
表から要求されたコンテンツの価格を取得し、課金処理
部１５にコンテンツを示す情報と価格を供給する。課金
処理部１５は、コンテンツ提供部１４から提供されたコ
ンテンツを示す情報と価格を、別途ＨＴＴＰサーバ１２
等から通知されたユーザの課金表に追加する。

【００５４】このような課金処理が終了すると、課金処
理部１５は課金処理が終了した旨をコンテンツ提供部１
４に通知する。この通知を受けると、コンテンツ提供部
１４は、ユーザから要求されたコンテンツのデータをＨ
ＴＴＰサーバ１２宛てに送信する。

【００５５】コンテンツ提供部１４からのコンテンツを
受信すると、ＨＴＴＰサーバ１２は、受信したコンテン
ツを再生する。例えば動画のコンテンツがストリーミン
グによって供給される場合には、ＨＴＴＰサーバ１２
は、上述の再生部４２ａにコンテンツの受信を指示す
る。再生部４２ａは、これに応じて、例えば図１１に示
すように、動画を表示するためのウィンドウ１００を表
示させ、ウィンドウ１００中の表示領域１０１に受信し
た動画を表示させる。

【００５６】ところで、課金処理部１５は、上述のよう
に課金処理を行う際に、コンテンツを示す情報と価格を
チケット制御部１８にも通知する。また、チケット制御
部１８には、上述の課金処理部１５と同様に、別途ＨＴ
ＴＰサーバ１２等からユーザを示す情報が通知されてい
る。

【００５７】チケット制御部１８は、別途イベントと当
該イベントに関連するコンテンツとの対応を示すテーブ
ルを保持しており、このテーブルから、上述の通知中の
コンテンツを示す情報に関連するイベントを取得する。
さらに、チケット制御部１８は、取得したイベントの利
用金額表中の、当該ユーザの利用金額に、課金処理部１
５から通知された価格を加える。

【００５８】これにより、ユーザが利用したコンテンツ
の利用料金が、当該コンテンツに対応するイベントの利
用料金表中に累積される。このような累積処理は、累積
を行う所定の対象期間中、実行される。

【００５９】イベント毎に別途設定された対象期間が終
了すると、チケット制御部１８は、当該イベントの利用
金額表を参照し、チケットを割り当てるユーザを決定す
る。

【００６０】この割り当ては、例えば所定の人数にチケ
ットを割り当てる場合には、利用金額表中の順位に応じ
て上位のユーザから順に行う。あるいは、利用金額が所
定額以上のユーザにチケットを割り当てる場合には、利
用金額表中の利用金額が所定額以上のユーザをチケット
の割り当て対象として決定する。

【００６１】このように、チケットを割り当てるユーザ
を決定すると、チケット制御部１８は、割り当て対象の
ユーザに対するチケットの発行を指示する。

【００６２】ところで、チケットの価格は、コンテンツ
の利用金額の一部に応じて決定するようにしてもよい。
具体的には、例えばイベントに関するコンテンツの所定
の割合をイベント費用に用いることにしておき、その比
率を例えばチケット制御部１８が保持しておく。チケッ
ト制御部１８は、別途、イベントを実行するための費用
を保持している。

【００６３】上述のように、対象期間が終了すると、チ
ケット制御部１８は保持しておいた、イベントの利用金
額表中の全ユーザの利用金額の合計に上述の割合を乗じ
てイベント費用として用い得る金額を算出する。さら
に、チケット制御部１８は、算出した金額と別途保持し
ておいたイベントの費用との差額をチケットを割り当て
るユーザの人数で割ってチケットの価格を決定する。

【００６４】このようにチケットの価格を決定すると、
チケット制御部１８は、チケット発行部２０にチケット
の金額を通知する。チケット発行部２０は、上述のよう
に、チケット制御部１８からチケットの発行が指示され
ると、通知されたチケットの金額でチケットを発行す
る。

【００６５】従って、このチケット発行システムでは、
イベントに関するコンテンツの利用料金の一部をイベン
ト費用として用いる場合であっても、イベントに要する
費用との関係で適切なチケットの金額を自動的に決定す
ることができる。

【００６６】このように適切なチケットの金額を決定す
ることにより、このチケット発行システムでは、チケッ
トによるイベント費用の収入が不足したり、ユーザに必
要以上に高いチケットの購入を強いたりすることを防止
することができる。この結果、資金面でのイベントのリ
スクの低減に寄与することが容易になる。

【００６７】また、上述のように、チケットを発行する
他に、順位に応じて条件の良い席等の利益を提供するよ
うにしてもよい。例えば上位１０人には、コンサート会
場の最前列の席を割り当て、上位１１人〜５０人には、
Ｓ席（最前列に次ぐステージに近い位置の席）を割り当
てる。

【００６８】これにより、このチケット発行システムで
は、例えば順位に対応する席を設定しておき、これに応
じて例えばチケット制御部１８がイベントの利用金額表
に応じて発行するチケットを選択するようにすれば、利
用金額の多いユーザに対する席の割り当てを自動的に行
うことができる。このため、利用金額に応じた利益の提
供を容易に行うことができる。

【００６９】また、コンテンツの利用金額の多いユーザ
にはチケットの価格を高く設定し、利用金額が少ないユ
ーザにはチケットの価格を低く設定するようにしてもよ
い。このために、チケット制御部１８は、例えば利用金
額毎のチケットの価格を示すテーブルを保持しておき、
チケットの発行をチケット発行部２０に指示する際に、
ユーザの利用金額に応じたチケットの価格をチケット発
行部２０に指示する。

【００７０】これにより、コンテンツの利用額に応じ
て、ユーザに対する利益の還元を容易に管理することが
できる。

【００７１】また、上述のように、利用金額が所定の金
額以上のユーザにチケットを割り当てる場合には、コン
テンツの利用状況に応じてチケットを割り当てるユーザ
数が変動するため、イベントに必要な会場の収容人数が
変動する。このため、チケットの割り当てが終了した段
階で、会場を確保することが望ましい。

【００７２】このチケット発行システムでは、このため
に、チケットの割り当てが終了した後に、チケット制御
部１８がイベント企画部２１に会場に要求される収容人
数を出力させる。

【００７３】これにより、サーバ装置１０のオペレータ
等は容易にイベントの会場に要求される収容人数を把握
することができる。従って、このチケット発行システム
では、適切な収容人数の会場の確保を容易に行うことが
できる。すなわち、必要十分な収容人数の会場の確保を
容易に行うことができる結果、必要以上の収容人数の会
場を確保してイベントの費用を無用に増加させたり、会
場の収容人数が不足したりすることを防止することがで
きる。この結果、費用面でのイベントのリスクの低減に
寄与することが容易になる。

【００７４】また、上述のように、ユーザから提供要求
されたコンテンツの統計を求めるようにしてもよい。具
体的には、イベント毎に当該イベントに関するコンテン
ツ毎の提供回数を保持するテーブルを設けておき、上述
のようにユーザからコンテンツの提供が要求される毎
に、例えば課金処理部１５が、当該テーブル中のコンテ
ンツ提供部１４が提供するコンテンツに対応する提供回
数を増加させる。

【００７５】上述の対象期間が終了すると、例えばチケ
ット制御部１８が、このテーブルをイベント企画部２１
に供給する。イベント企画部２１は、このテーブルの内
容をイベントの内容に反映させる。具体的には、例えば
コンテンツの利用回数の多い動画，音楽等の曲をコンサ
ートの演奏曲目としたり、演奏する曲順に反映させる。

【００７６】このシステムでは、コンテンツの提供毎に
ユーザに課金を行っており、また、イベント毎に提供す
るコンテンツを管理しているため、イベントに関するコ
ンテンツの提供状況を容易に集積することができる。こ
のため、イベントに関するコンテンツの内のユーザのリ
クエストが多いコンテンツを容易に把握することができ
る。このため、ユーザのリクエストの多いコンテンツに
応じてイベントの構成を変更することを容易に行うこと
ができる。

【００７７】ところで、上述のアーティスト毎のカタロ
グは、例えば図１２に示すように構成することができ
る。コンテンツのカテゴリを示す表示１１１ａ，１１１
ｂ，１１１ｃと、各カテゴリ内のコンテンツ名，価格等
の表示１１２ａ，１１２ｂ，１１２ｃ，１１３ａ，１１
３ｂ，１１３ｃ，１１４ａ，１１４ｂ，１１４ｃと、ボ
タン１１５，１１６とが表示される。

【００７８】コンテンツ名等の表示１１２ａ〜１１２
ｃ，１１３ａ〜１１３ｃ，１１４ａ〜１４ｃには、例え
ば各々対応する当該コンテンツを選択するためのチェッ
クボックスが設けられており、ユーザからの指示によっ
て複数のコンテンツを選択し得るようになっている。

【００７９】また、ボタン１１５には、選択されたチェ
ックボックスのコンテンツを一括してダウンロードする
ための指示が対応付けられて定義されている。Ｗｅｂブ
ラウザ４２は、ユーザがボタン１１５を指示すると、そ
のときに選択されているチェックボックスに対応するコ
ンテンツの提供をＨＴＴＰサーバ１２に要求する。

【００８０】このような要求を受信すると、コンテンツ
提供部１４は、要求された全てのコンテンツに対する課
金処理を、上述と同様に実行した後、例えばこれらのコ
ンテンツを一括してＷｅｂブラウザ４２に供給する。

【００８１】例えば動画，音楽であれば、ストリーミン
グで順次選択されたコンテンツを送信する。あるいは静
止画であれば、選択されたコンテンツのファイルを一括
して送信する。

【００８２】このように、複数のコンテンツを一括して
選択し得るようにカタログを構成しておけば、コンテン
ツの選択時のユーザの労力が軽減される。

【００８３】また、上述の説明では、サーバ装置１０が
提供するコンテンツの利用金額のみを対象としていた
が、イベントに関する他の商品等の購入金額等をもチケ
ットの割り当てに反映させるようにしてもよい。

【００８４】このためには、例えば図１３に示すよう
に、上述の図１の構成に加えて、商品等を販売するショ
ップサーバ１５０を設ける。

【００８５】このショップサーバは、ネットワーク３０
を介して通信を行う通信Ｉ／Ｆ１５１と、商品ＤＢ１５
３に保持されている商品等のカタログの提供等を行うＨ
ＴＴＰサーバ１５２と、ＨＴＴＰサーバ１５２を介して
端末装置４０から供給される購入指示に応じて、決済，
商品等の発送の指示等を実行する発送指示部１５４とを
備えている。

【００８６】端末装置４０のユーザは、Ｗｅｂブラウザ
４２を操作して、ＨＴＴＰサーバ１５２に商品等のカタ
ログを要求する。この要求に応じて、ＨＴＴＰサーバ１
５２は、商品ＤＢに格納されている商品等のカタログを
読み出してＷｅｂブラウザ４２に供給する。

【００８７】このカタログを見て、購入する商品等を選
択すると、ユーザは、商品等の購入を指示する。Ｗｅｂ
ブラウザ４２は、ユーザが選択した商品，購入数量，支
払方法等を示す情報を含む購入指示を生成し、ＨＴＴＰ
サーバ１５２に供給する。

【００８８】購入指示が提供されると、ＨＴＴＰサーバ
１５２は、この購入指示を発送指示部１５４に供給す
る。発送指示部１５４は、供給された購入指示中の支払
方法を示す情報によって特定される方法によって決済を
行う。

【００８９】決済が終了すると、発送指示部１５４は、
例えば発送伝票の印刷等によって商品等の発送を指示す
る。また、発送指示部１５４は、ＨＴＴＰサーバ１５２
に決済が終了した旨を通知する。ＨＴＴＰサーバ１５２
は、この通知に応じて、商品等を購入したユーザ，商品
等，購入価格を示す情報を含むメッセージをチケット制
御部１８宛てに送信する。このメッセージは、例えばＨ
ＴＴＰサーバ１２を介して１８に供給される。

【００９０】チケット制御部１８は、別途イベントと当
該イベントに関連する商品等との対応を示すテーブルを
保持しており、このテーブルから、上述のメッセージ中
の商品等を示す情報に関連するイベントを取得する。商
品等に対応するイベントを取得すると、チケット制御部
１８は、取得したイベントの利用金額表中の、当該ユー
ザの利用金額に、メッセージ中の購入価格を加える。

【００９１】これにより、ユーザが利用したコンテンツ
の利用料金に加えて、ユーザが購入した商品等の購入価
格が、当該コンテンツに対応するイベントの利用料金表
中に累積される。

【００９２】このため、このような利用料金表に応じて
上述と同様にイベントのチケットを割り当てるユーザを
決定することにより、イベントのコンテンツの利用金額
と商品等の購入価格に応じたチケットの割り当てを容易
に行うことができる。

【００９３】あるいは、ショップサーバ１５０を設ける
代わりに、別途集計した商品等の売り上げ金額をチケッ
ト制御部１８に入力する入力手段を設けてもよい。この
入力手段としては、例えば情報処理装置に設けられてい
るキーボード等を用いることができる。

【００９４】これにより、コンテンツの利用料金以外の
パラメータを考慮して、ユーザ毎のイベントに対する熱
意の評価を容易に行うことができる。

【００９５】

【発明の効果】本発明では、発行手段が、料金算出手段
によって求められたユーザ毎のイベントに関するコンテ
ンツの利用料金に応じて、チケットの割り当てを行う。
このため、例えばコンテンツの利用料金が多いユーザに
対して優先的にチケットを割り当てることが容易にでき
る。イベントに対する熱意は、イベントに関するコンテ
ンツの利用料金に反映されるため、利用料金の多いユー
ザに対してチケットを割り当てることにより、イベント
に対する熱意のあるユーザに対してチケットを割り当て
ることになる。

【００９６】従って、本発明では、真にイベントに対す
る熱意のあるユーザに対するチケットの割り当てを容易
に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るチケット発行システ
ムの概要を示すブロック図である。

【図２】前記チケット発行システムを構成するコンテン
ツＤＢに格納されているアーティスト毎のコンテンツの
例を示す図である。

【図３】前記コンテンツＤＢに格納されているコンテン
ツの価格を示す価格表の例を示す図である。

【図４】前記チケット発行システムを構成するユーザＤ
Ｂに、ユーザ毎に保持される課金表の例を示す図であ
る。

【図５】前記チケット発行システムを構成するイベント
ＤＢに、イベント毎に保持される利用金額表の例を示す
図である。

【図６】前記チケット発行システムにおいて、端末装置
に供給されるチケットの割り当ての途中経過を示すメッ
セージの例を示す図である。

【図７】前記チケット発行システムにおけるログイン処
理を示すフローチャートである。

【図８】ユーザの個人情報を入力するための入力フォー
ムの例を示す図である。

【図９】ユーザの支払方法を入力するための入力フォー
ムの例を示す図である。

【図１０】前記取引管理システムにおいて、サーバ装置
が提供するコンテンツを示すカタログの画像の例を示す
図である。

【図１１】コンテンツの表示例を示す図である。

【図１２】サーバ装置が提供するコンテンツをアーティ
スト毎に示すカタログの画像の例を示す図である。

【図１３】チケット発行システムの他の構成例を示す図
である。

【符号の説明】

１０…サーバ装置 １１…通信Ｉ／Ｆ １２…ＨＴＴＰサーバ １３…コンテンツＤＢ １４…コンテンツ提供部 １５…課金処理部 １６…ユーザＤＢ １７…イベントＤＢ １８…チケット制御部 １９…メールサーバ ２０…チケット発行部 ２１…イベント企画部 ３０…ネットワーク ４０…端末装置 ４１…通信Ｉ／Ｆ ４２…Ｗｅｂブラウザ ４２ａ，４２ｂ，４２ｃ…再生部 ４３…操作入力部 ４４…表示部 ４５…表示制御部 ４６…スピーカ、 ４７…音声出力部 ４８…メールクライアント

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 イベントに関するコンテンツを提供する
   コンテンツ提供手段が提供するコンテンツの利用料金を
   ユーザ毎に求める料金算出手段と、 該料金算出手段によって求められたユーザ毎の利用料金
   に応じて前記イベントのチケットを割り当てる発行手段
   とを備えることを特徴とするチケット発行システム。
2. 【請求項２】 前記発行手段は、前記料金算出手段が求
   めた利用料金が多い順に所定の人数のユーザに前記イベ
   ントのチケットを割り当てることを特徴とする請求項１
   記載のチケット発行システム。
3. 【請求項３】 前記発行手段は、前記チケットを当該チ
   ケットによって得られる利益に応じて順位付けし、前記
   利用料金が多いユーザから順に順位の高いチケットを割
   り当てることを特徴とする請求項１記載のチケット発行
   システム。
4. 【請求項４】 前記ユーザの利用金額と、前記発行手段
   によるチケットの割り当てに関する情報を当該ユーザに
   通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項１記
   載のチケット発行システム。
5. 【請求項５】 前記イベントに要する費用の額を保持す
   る第１の保持手段と，前記イベントに関するコンテンツ
   の利用料金の少なくとも一部の額を保持する第２の保持
   手段とを有し、 前記第１の保持手段に保持されている額と前記第２の保
   持手段に保持されている額の差額に応じて前記発行手段
   が割り当てる前記チケットの価格を決定することを特徴
   とする請求項１記載のチケット発行システム。
6. 【請求項６】 前記発行手段によって割り当てたチケッ
   トの数に応じて、前記イベントに必要な会場に関する情
   報を出力する会場情報出力手段を有することを特徴とす
   る請求項１記載のチケット発行システム。
7. 【請求項７】 前記各ユーザが利用したコンテンツの統
   計を求める統計手段を備えることを特徴とする請求項１
   記載のチケット発行システム。
8. 【請求項８】 前記ユーザの利用金額に関する情報を前
   記イベントの運営主体に通知する通知手段を備えること
   を特徴とする請求項１記載のチケット発行システム。
9. 【請求項９】 ユーザ毎に，前記イベントに関する取引
   対象の購入金額を入力する入力手段を有し、 前記発行手段は、前記料金算出手段によって求められた
   ユーザ毎の利用料金及び前記入力手段から入力された購
   入金額に応じて前記イベントのチケットを割り当てるこ
   とを特徴とする請求項１記載のチケット発行システム。
10. 【請求項１０】 ユーザ毎に求められた，イベントに関
    するコンテンツの利用料金に応じて前記イベントのチケ
    ットを割り当てる発行手段を備えることを特徴とするチ
    ケット発行装置。
11. 【請求項１１】 イベントに関するコンテンツを提供す
    るコンテンツ提供手段と、 該コンテンツ提供手段が提供するコンテンツの利用料金
    を，ユーザ毎に求める料金算出手段と、 該料金算出手段によって求めたユーザ毎に求めたイベン
    トに関するコンテンツの利用料金を，ユーザ毎の利用料
    金に応じて前記イベントのチケットを割り当てる発行手
    段に供給する供給手段とを備えることを特徴とするコン
    テンツ提供システム。