JP2002328789A - プリントシステム、情報処理装置、サーバ装置、その処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置上のプリンタ構成を変更するだけ
で、プリントシステムに接続された全てのクライアント
装置のプリンタ構成を自動的に変更することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明の情報処理装置は、ネットワーク
を介してサーバ装置にログインする度に、プリンタ構成
の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして書き込
まれる構成ファイルを受信する受信手段と、構成ファイ
ルに記述されたコマンドに従って、自動的にプリンタ構
成を変更することで、サーバ装置とのプリンタ構成を同
期させるプリンタ構成変更手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクライアン
トがネットワーク接続されたネットワークプリンタを共
有するネットワークシステムにおいて、ネットワークプ
リンタを管理するサーバコンピュータ上で動作するクラ
イアントサービス（同一コンピュータ上のクライアント
を示す）で追加・削除されたプリンタ構成情報を、他の
クライアントコンピュータで動作するクライアント上の
プリンタ構成も自動的に変更できるプリントシステムに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】多数のクライアントがネットワーク接続
されたサーバ・クライアントシステムにおいて、全クラ
イアントの設定を統一的に変更する場合、設定変更用の
情報ファイルを作成し、クライアントがこの情報ファイ
ルをダウンロードし、設定を変更することが考えられ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】その場合、クライアン
トの設定内容を同期させることは可能ではあるが、プリ
ンタの追加・削除などの運用環境に依存するデバイス構
成などを変更することはできなかった。

【０００４】本発明の目的は、サーバコンピュータ上の
プリンタ構成を変更するだけで、本システムに接続され
た全てのクライアントコンピュータのプリンタ構成を自
動的に変更することができ、クライアントコンピュータ
単位の変更作業が必要なくなり、保守・管理工数を削減
することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、ネットワークを介して接続された複数のクライアン
ト装置が、サーバ装置によって提供されるプリンタ構成
情報を介してプリンタを共有するプリントシステムであ
って、前記サーバ装置は、サーバ装置上で動作するクラ
イアントプログラムで定義されたプリンタ構成の変更処
理の1つ1つがコマンドスクリプトとして書き込まれる構
成ファイルを有し、前記各クライアント装置は、前記サ
ーバ装置にログオンする度に、前記構成ファイルを受け
取り、該構成ファイルに記述されたコマンドに従って、
自動的にクライアントプログラムのプリンタ構成を変更
することで、サーバ装置とクライアント装置のプリンタ
構成を同期させるプリンタ構成変更手段を有することを
特徴とするプリントシステムが提供される。

【０００６】本発明の他の観点によれば、ネットワーク
を介して接続された複数のクライアント装置が、サーバ
装置上で動作するサーバプログラムによって提供される
プリンタ構成情報を介してプリンタを共有するプリント
システムの処理方法であって、前記サーバ装置がサーバ
装置上で動作するクライアントプログラムで定義された
プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
として構成ファイルに書き込む書込ステップと、前記各
クライアント装置が前記サーバ装置にログオンする度
に、前記構成ファイルを受信する受信ステップと、前記
各クライアント装置が該構成ファイルに記述されたコマ
ンドに従って、自動的にクライアントプログラムのプリ
ンタ構成を変更することで、サーバ装置とクライアント
装置のプリンタ構成を同期させるプリンタ構成変更ステ
ップとを有することを特徴とするプリントシステムの処
理方法が提供される。

【０００７】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介して接続された複数のクライアント装置が、
サーバ装置上で動作するサーバプログラムによって提供
されるプリンタ構成情報を介してプリンタを共有するプ
ログラムを記録した記録媒体であって、前記サーバ装置
がサーバ装置上で動作するクライアントプログラムで定
義されたプリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドス
クリプトとして構成ファイルに書き込む書込手順と、前
記各クライアント装置が前記サーバ装置にログオンする
度に、前記構成ファイルを受信する受信手順と、前記各
クライアント装置が該構成ファイルに記述されたコマン
ドに従って、自動的にクライアントプログラムのプリン
タ構成を変更することで、サーバ装置とクライアント装
置のプリンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手順と
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。

【０００８】本発明のさらに他の観点によれば、クライ
アントプログラムで定義されたプリンタ構成の変更処理
の1つ1つがコマンドスクリプトとして書き込まれる構成
ファイルと、ネットワークを介してクライアント装置か
らログオンされる度に、前記構成ファイルをクライアン
ト装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする
情報処理装置が提供される。

【０００９】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置にログインする度に、プリン
タ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして
書き込まれる構成ファイルを受信する受信手段と、前記
構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動的に
プリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプリン
タ構成を同期させるプリンタ構成変更手段とを有するこ
とを特徴とする情報処理装置が提供される。

【００１０】本発明のさらに他の観点によれば、クライ
アントプログラムで定義されたプリンタ構成の変更処理
の1つ1つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書
き込む書込ステップと、ネットワークを介してクライア
ント装置からログオンされる度に、前記構成ファイルを
クライアント装置に送信する送信ステップとを有するこ
とを特徴とする情報処理装置の処理方法が提供される。

【００１１】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置にログインする度に、プリン
タ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして
書き込まれる構成ファイルを受信する受信ステップと、
前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更ステップとを
有することを特徴とする情報処理装置の処理方法が提供
される。

【００１２】本発明のさらに他の観点によれば、クライ
アントプログラムで定義されたプリンタ構成の変更処理
の1つ1つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書
き込む書込手順と、ネットワークを介してクライアント
装置からログオンされる度に、前記構成ファイルをクラ
イアント装置に送信する送信手順とをコンピュータに実
行させるためのプログラムが提供される。

【００１３】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置にログインする度に、プリン
タ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして
書き込まれる構成ファイルを受信する受信手順と、前記
構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動的に
プリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプリン
タ構成を同期させるプリンタ構成変更手順とをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムが提供される。

【００１４】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置によって提供されるプリンタ
構成情報を介してプリンタを共有するクライアントとし
て機能する情報処理装置であって、ネットワークを介し
てサーバ装置にログインする度に、プリンタ構成の変更
処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして書き込まれる
構成ファイルを受信する受信手段と、前記構成ファイル
に記述されたコマンドに従って、自動的にプリンタ構成
を変更することで、サーバ装置とのプリンタ構成を同期
させるプリンタ構成変更手段とを有することを特徴とす
る情報処理装置が提供される。

【００１５】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介して複数のクライアント装置にプリンタ構成
情報を提供することによりプリンタを共有させるサーバ
装置であって、クライアント装置で定義されたプリンタ
構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして書
き込まれる構成ファイルと、ネットワークを介してクラ
イアント装置からログオンされる度に、前記構成ファイ
ルをクライアント装置に送信する送信手段とを有するこ
とを特徴とするサーバ装置が提供される。

【００１６】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置によって提供されるプリンタ
構成情報を介してプリンタを共有するクライアントとし
て機能する情報処理装置の処理方法であって、ネットワ
ークを介してサーバ装置にログインする度に、プリンタ
構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして書
き込まれる構成ファイルを受信する受信ステップと、前
記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動的
にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプリ
ンタ構成を同期させるプリンタ構成変更ステップとを有
することを特徴とする情報処理装置の処理方法が提供さ
れる。

【００１７】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介して複数のクライアント装置にプリンタ構成
情報を提供することによりプリンタを共有させるサーバ
装置の処理方法であって、クライアント装置で定義され
たプリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプ
トとして構成ファイルに書き込む書込ステップと、ネッ
トワークを介してクライアント装置からログオンされる
度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信する
送信ステップとを有することを特徴とするサーバ装置の
処理方法が提供される。

【００１８】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置によって提供されるプリンタ
構成情報を介してプリンタを共有するクライアントとし
て機能する情報処理装置のプログラムを記録した記録媒
体であって、ネットワークを介してサーバ装置にログイ
ンする度に、プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマン
ドスクリプトとして書き込まれる構成ファイルを受信す
る受信手順と、前記構成ファイルに記述されたコマンド
に従って、自動的にプリンタ構成を変更することで、サ
ーバ装置とのプリンタ構成を同期させるプリンタ構成変
更手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供
される。

【００１９】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介して複数のクライアント装置にプリンタ構成
情報を提供することによりプリンタを共有させるサーバ
装置のプログラムを記録した記録媒体であって、クライ
アント装置で定義されたプリンタ構成の変更処理の1つ1
つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書き込む
書込手順と、ネットワークを介してクライアント装置か
らログオンされる度に、前記構成ファイルをクライアン
ト装置に送信する送信手順とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体が提供される。

【００２０】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介してサーバ装置によって提供されるプリンタ
構成情報を介してプリンタを共有するクライアントとし
て機能する情報処理装置のプログラムであって、ネット
ワークを介してサーバ装置にログインする度に、プリン
タ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプトとして
書き込まれる構成ファイルを受信する受信手順と、前記
構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動的に
プリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプリン
タ構成を同期させるプリンタ構成変更手順とをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムが提供される。

【００２１】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークを介して複数のクライアント装置にプリンタ構成
情報を提供することによりプリンタを共有させるサーバ
装置のプログラムであって、クライアント装置で定義さ
れたプリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリ
プトとして構成ファイルに書き込む書込手順と、ネット
ワークを介してクライアント装置からログオンされる度
に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信する送
信手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム
が提供される。

【００２２】本発明によれば、サーバコンピュータ上の
プリンタ構成を変更するだけで、プリントシステムに接
続された全てのクライアントコンピュータのプリンタ構
成を自動的に変更することができ、クライアントコンピ
ュータ単位の変更作業が必要なくなり、保守・管理工数
を削減することができる。

【００２３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図１は、本発明の実施形態の
ネットワークシステムのシステム構成図である。図１に
おいて、本発明の情報処理装置の好適な実施形態である
クライアントコンピュータは、ｎ台接続されていること
を仮定している。１０２、１０３、１０４はクライアン
トコンピュータであり、ネットワークプリンタ１０５と
共に、ネットワークケーブルによりネットワーク１０６
に接続され、アプリケーションプログラム等の各種のプ
ログラムを実行可能である。１０１は、本発明のサーバ
装置の好適な実施形態であるサーバコンピュータであ
り、ネットワークケーブルによってネットワーク１０６
に接続され、ネットワーク１０６に接続されたクライア
ントマシン１０２〜１０４を管理する。１０５はネット
ワークプリンタであり、クライアントマシン１０２〜１
０４で共有される。１０６はネットワークであり、クラ
イアントコンピュータ、サーバコンピュータ、ネットワ
ークプリンタ等と接続している。

【００２４】このように、サーバコンピュータ１０１、
クライアントコンピュータ１０２、１０３、１０４によ
り役割を分担することにより、クライアントコンピュー
タの有効利用、ネットワークの負担の軽減をする処理を
行う。

【００２５】図２は、クライアントコンピュータ１０２
の概略構成を示すブロック図である。なお、クライアン
トコンピュータ１０３、１０４も同じ構成である。

【００２６】ＣＰＵ２００は、ＨＤ（ハードディスク）
２０５に格納されているアプリケーションプログラム、
プリンタドライバプログラム、ＯＳやネットワークプリ
ンタ制御プログラム等を実行し、ＲＡＭ２０２にプログ
ラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納す
る制御を行う。

【００２７】ＲＯＭ２０１には、基本Ｉ／Ｏプログラム
等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデー
タ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
２０２はＲＡＭであり、ＣＰＵ２００の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。

【００２８】２０３はＦＤ（フレキシブルディスク）ド
ライブであり、図５に示すようにＦＤドライブ２０３を
通じてＦＤ２０４に記憶されたプログラム等を本コンピ
ュータシステムにロードすることができる。２０４はＦ
Ｄであり、本実施形態で説明するネットワークプログラ
ムおよび関連データを格納しており、その記憶されてい
る内容の構成を図４に示す。図４において、４００はＦ
Ｄ２０４のデータ内容であり、４０１はデータの情報を
示すボリューム情報であり、４０２はディレクトリ情
報、４０３は本実施形態で説明するプリンタ構成制御プ
ログラム、４０４はその関連データである。

【００２９】４０３のプリンタ構成制御プログラムは、
図７〜９に示される本プログラムのフローチャートに基
づいてプログラムコード化されたものである。

【００３０】２０５はＨＤであり、アプリケーションプ
ログラム、プリンタドライバプログラム、ＯＳ、プリン
タ構成制御プログラム、関連プログラム等を格納してい
る。２０６はキーボードであり、ユーザがクライアント
コンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令
等を入力指示するものである。２０７はディスプレイで
あり、キーボード２０６から入力したコマンドや、プリ
ンタの状態等を表示したりするものである。２０８はシ
ステムバスであり、クライアントコンピュータ内のデー
タの流れを司るものである。

【００３１】図３は、本ネットワークプリンタ制御プロ
グラムがＲＡＭ２０２にロードされ実行可能となった状
態のメモリマップを表すものである。

【００３２】本実施形態では、ＦＤ２０４からネットワ
ークプログラム及び関連データを直接ＲＡＭ２０２にロ
ードして実行させる例を示すが、この以外にも、ＦＤ２
０４からネッワーク制御プログラムを動作させる度に、
ＨＤ２０５からＲＡＭ２０２にロードするようにしても
よい。また、本ネットワークプログラムを記録する媒体
は、ＦＤ以外にＣＤ−ＲＯＭ、ＩＣメモリーカード等で
あっても良い。更に、本ネットワークプログラムをＲＯ
Ｍ２０１に記録しておき、これをメモリマッップの一部
となすように構成し、直接ＣＰＵ２００で実行すること
も可能である。

【００３３】３０１は基本Ｉ／Ｏプログラムであり、本
制御装置の電源がＯＮされたときに、ＨＤ２０５からＯ
ＳがＲＡＭ２０２に読み込まれ、ＯＳの動作を開始させ
るＩＰＬ（イニシャルプログラムローティング）機能等
を有しているプログラムが入っている領域である。３０
２はＯＳであり、３０３にはネットワークプリンタ制御
プログラム、３０４には関連データがそれぞれ展開さ
れ、３０５にはＣＰＵ２００が本プログラムを実行する
ワークエリアがとられている。

【００３４】図６は、本実施形態のクライアントコンピ
ュータおよびサーバコンピュータのソフトモジュール構
成を表した図である。これらは、例えば、ＦＤから供給
されるものである。

【００３５】５０１はクライアントコンピュータのプロ
グラムモジュール構成、５０２はサーバコンピュータの
プログラムモジュール構成である。５０３は、プリンタ
の変更内容を構成ファイルに蓄積する。５０４はクライ
アントプログラムの１つであり、構成ファイルをサーバ
に要求する構成ファイル要求処理部である。５０５は、
サーバプログラムであり、５０４の要求に応答する構成
ファイル応答処理部である。５０６は構成ファイルに従
って、現在のクライアント設定を変更する構成更新処理
部である。５０７は、構成ファイル作成処理部５０３で
作成された構成ファイルである。５０８はプリントスプ
ーラであり、構成ファイル作成処理部５０３にプリント
スプーラに加えられた作業をイベントで通知する。これ
らのモジュールはネットワークシステムを構成するもの
であり、記憶媒体、本実施形態ではＦＤ２０４から供給
される。

【００３６】図７は、本実施形態の構成ファイル作成処
理部のフローチャートであり、サーバコンピュータ上の
プリントスプーラに加えられたプリンタの追加・変更・
削除の結果を図１０の構成ファイルフォーマットに従っ
た情報ファイルとして格納する処理を示す。構成ファイ
ル作成処理部は、プリントスプーラからの通知イベント
を受け取って処理が実行されるイベント駆動型の常駐サ
ービスとして提供される。

【００３７】まず、ステップS７０１にて、プリントス
プーラからのイベント通知を受け取る待機オブジェクト
を作成する。この待機オブジェクトは、通常は、コンピ
ュータ起動と同時に起動されるが、サーバコンピュータ
のように昼夜運転される場合は、１日単位で起動と終了
を繰り返し、終了通知があるまでコンピュータ上に常駐
するアプリケーションとなる。次に、ステップS７０２
にて、ステップS７０１で作成した待機オブジェクトを
終了させるかどうか判断し、判断の結果、終了通知であ
るなら、以降の処理で構成ファイル作成処理部に動作中
に蓄積されたプリンタ情報を構成ファイルとして作成す
る。

【００３８】まず、ステップS７０３にて、秒単位まで
を１０桁の数値で表現した現在時間をもとに１０桁の一
意の番号を生成し、これをバージョン番号として保持し
ておく。ステップS７０４にて、新しいバージョン番号
をファイル名とする構成ファイルを作成する。ステップ
S７０５にて、後述する各種イベント処理で内部メモリ
上に蓄積されたプリンタ構成変更情報をすべて書き込
む。ステップS７０６にて、構成ファイルをクローズ
し、後述する構成ファイル応答処理によって、クライア
ントコンピュータに送信される。最後に、ステップS７
０７にて、待機オブジェクトを削除し、終了する。

【００３９】ステップS７０２の判断の結果、終了通知
でなければ、プリントスプーラからのイベント通知を待
機する。プリントスプーラからイベント通知があれば、
ステップS７０８にて、イベントの種別を判別し、判別
の結果、プリンタ追加イベントであれば、ステップS７
０９にて、追加されたプリンタをオープンし、情報収集
の準備をする。ステップS７１０にて、追加されたプリ
ンタの既定値情報を取得する。ステップS７１１にて、
図１０で示された構成ファイルフォーマットに従って、
必要な情報を内部メモリ上に[AddPrinter]セクションと
して蓄積する。ステップS７１２にて、新規追加された
プリンタをクローズし、次のイベント通知を待つ。

【００４０】ステップS７０８にて受け取ったイベント
通知がプリンタの変更であるならば、ステップS７１３
にて、変更されたプリンタをオープンし、情報収集の準
備をする。ステップS７１４にて、変更されたプリンタ
設定情報を取得する。ステップS７１５にて、既に変更
された実績があり、内部メモリ上に[ModifyPrinter]セ
クションがあるかどうかを判断する。判断の結果、既に
蓄積済みであるなら、ステップS７１６にて、内部メモ
リの情報を、ステップS７１４にて取得した最新の情報
に置き換える。ステップS７１５の判断の結果、未登録
であるなら、ステップS７１６にて、ステップS７１１と
同様に、図１０で示された構成ファイルフォーマットに
従って、必要な情報を内部メモリ上に蓄積する。ステッ
プS７１７にて、変更されたプリンタをクローズし、次
のイベント通知を待つ。

【００４１】ステップS７０８にて受け取ったイベント
通知がプリンタの削除であるならば、ステップS７１８
にて、[DeletePrinter]セクションに削除されたプリン
タ名を登録する。これまでに、蓄積された構成ファイル
情報は、前述したステップS７０３からステップS７０７
にて、構成ファイルのセクション情報として書き込まれ
る。

【００４２】図８（Ａ）、（Ｂ）は、構成ファイルをサ
ーバからクライアントに送信する構成ファイル要求処理
部と、構成ファイル応答処理部のフローチャートであ
り、クライアントが起動されたときの初期化処理の一環
としてサーバとクライアントの同期処理として実行され
る。

【００４３】まず、図８（Ａ）において、クライアント
の初期化処理の１つとして動作し、ステップS８０１に
おいて、サーバコンピュータ上に作成された構成ファイ
ルのバージョン番号をサーバに問い合わせる。この問い
合わせに対する返却値として、サーバコンピュータ上の
構成ファイルのバージョン番号が返されるので、ステッ
プS８０２において、クライアント上に保持されている
構成ファイルのバージョン番号（ファイル名）と比較
し、バージョンが更新されていたならば、ステップS８
０３において、サーバコンピュータ上に保持されている
構成ファイルを取得する。受け取った時点で古い構成フ
ァイルは削除され、新しい構成ファイルに置き換わる。

【００４４】図８（Ｂ）において、これらのクライアン
ト初期化処理のシーケンスに応じて、サーバは、ステッ
プS８０４において、前記ステップS８０１の応答とし
て、サーバコンピュータ上に保持されている構成ファイ
ルバージョンをクライアントに返却する。ステップS８
０５において、前記ステップS８０３の構成ファイルの
要求があれば、ステップS８０６において、サーバコン
ピュータ上に保持されている構成ファイルを送信する。
この結果、サーバコンピュータ上の構成ファイルとクラ
イアント上の構成ファイルが同期することになり、後述
する構成更新処理によって、クライアントのプリンタ構
成が更新される。

【００４５】図９は、構成ファイルをもとに、現在のク
ライアントのプリンタ設定を自動的に変更する構成更新
処理部のフローチャートであり、サーバから構成ファイ
ルを受け取った後、動作する。

【００４６】まず、ステップS９０１において、サーバ
から受信した構成ファイルをオープンする。ステップS
９０２において、構成ファイルに記述されたセクション
[]単位の情報を読み取る。ステップS９０３において、
構成ファイルの最後まで読み込んだかどうかを判断す
る。判断の結果、最後まで読み込んでいれば、ステップ
S９０４において、構成ファイルをクローズし、構成更
新処理を終了する。

【００４７】ステップS９０３の判断の結果、最後まで
読み込んでいなければ、ステップS９０５において、セ
クション名が“AddPrinter”であったならば、追加要求
と判断し、ステップS９０６において、[AddPrinter]セ
クションに記述されている“PrinterName”、“DriverN
ame”、“PortName”、“PortConfig”に従って、プリ
ンタ名、プリンタドライバ名、出力先ポート名（通常、
プリンタのIPアドレスを示す）をプリンタ情報に設定
し、スプーラ関数AddPrinter()を使って、新規プリンタ
を作成する。ステップS９０７において、スプーラ関数G
etPrinter()を使って、作成された新規プリンタのデバ
イス既定値情報を取得する。新規プリンタ作成時には、
プリンタ情報となるドライバ、デバイスの既定値を使っ
て作成され、その後、必要に応じて変更される。次に、
ステップS９０８において、取得したデバイス情報を[Ad
dPrinter]セクションのPortConfig、DeviceModeメンバ
に記述されたサーバコンピュータ上のデバイス情報に変
更し、その変更されたプリンタ情報に従って、スプーラ
関数SetPrinter()を使って、プリンタ設定情報を変更す
る。ステップS９０９において、スプーラ関数ClodePrin
ter()を使って、新規プリンタをクローズし、新規プリ
ンタ作成処理を完結する。この変更により、サーバコン
ピュータ上に構築された新規プリンタと同様の設定で、
プリンタを作成することができる。

【００４８】ステップS９０５の判断の結果、[AddPrint
er]セクションでなかったならば、ステップS９１０にお
いて、セクション名が“ModifyPrinter”であったなら
ば、プリンタ情報の変更処理と判断し、ステップS９１
１において、“PrinterNameOld”で指定された変更以前
のプリンタをスプーラ関数OpenPrinter()を使って、オ
ープンする。次に、ステップS９１２において、スプー
ラ関数GetPrinter()を使って、現在のプリンタ情報を取
得する。ステップS９１３において、取得したプリンタ
情報のプリンタ名、プリンタドライバ名、出力先ポート
名を[ModifyPrinter]セクションに記述された“Printer
NameNew”、“DriverName”、“PortName”、“PortCon
fig”に従って変更し、取得したデバイス情報の両面印
刷、用紙サイズ、用紙の向き、レイアウトを“DeviceMo
de”に記述された“Duplex”、“PaperSize”、“Orien
tation”、“Layout”の値に置き換えて、スプーラ関数
SetPrinter()を使って、プリンタ設定情報を変更する。
ステップS９１４において、スプーラ関数ClodePrinte
r()を使って、変更されたプリンタをクローズし、プリ
ンタ変更処理を完結する。

【００４９】更に、ステップS９１５において、セクシ
ョン名が“DeletePrinter”であったならば、指定プリ
ンタの削除処理と判断し、ステップS９１６において、
“PrinterName”で指定されたプリンタを、スプーラ関
数DeletePrinter()を使って削除する。

【００５０】以上の追加、変更、削除を構成ファイルに
記述されたセクションに従って実行することで、サーバ
コンピュータ上のプリンタ構成を、クライアントコンピ
ュータ上のプリンタ構成に自動的に同期させることがで
きる。

【００５１】以上のように、本システムにおいては、サ
ーバコンピュータ上のクライアントサービスに加えられ
た構成変更内容は、その都度、構成変更コマンドファイ
ル（以下、構成ファイル）として蓄積され、かつ現在時
間を基に生成されたバージョン番号によって時系列管理
することができる。

【００５２】クライアントはサーバへログインする際
に、サーバからの応答として構成ファイルのバージョン
が返却される。返却された構成ファイルのバージョン番
号と、現在クライアントが所有している構成ファイルの
バージョン番号とを比べて、新しいときは、ログイン処
理に引き続き、新しい構成ファイルを要求することがで
きる。また、バージョン番号が同じ時は、構成変更処理
が動作しないことで、無駄な通信を避けることができ
る。

【００５３】クライアントから構成ファイルの要求を受
けたサーバは、保持している最新の構成ファイルをクラ
イアントに渡し、クライアントは、受け取った最新の構
成ファイルを基に、新しいプリンタ構成を自動的に構築
することができ、サーバコンピュータ上のクライアント
環境に同期することができる。

【００５４】つまり、サーバコンピュータ上のクライア
ントで利用するプリンタ構成を変更するだけで、本シス
テムに接続された全てのクライアントのプリンタ構成を
自動的に変更することができ、クライアント単位の変更
作業が必要なくなり、管理・保守の工数を削減すること
ができる。

【００５５】本実施形態は、コンピュータがプログラム
を実行することによって実現することができる。また、
プログラムをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムを記録したＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒
体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の
伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができ
る。上記のプログラム、記録媒体及び伝送媒体は、本発
明の範疇に含まれる。かかるプログラムを記憶する記録
媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ等を用い
ることができる。

【００５６】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その技術思想、またはその主要な特徴から逸脱すること
なく、様々な形で実施することができる。

【００５７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーバコンピュータ上のプリンタ構成を変更するだけで、
プリントシステムに接続された全てのクライアントコン
ピュータのプリンタ構成を自動的に変更することがで
き、クライアントコンピュータ単位の変更作業が必要な
くなり、保守・管理工数を削減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態のプリントシステムのシステム構成
図である。

【図２】図１におけるクライアントコンピュータの概略
構成を示すブロック図である。

【図３】図２におけるＲＡＭに、図４に示すＦＤからプ
ログラムを展開したときのメモリマップを示す図であ
る。

【図４】図２におけるＦＤ内部のデータを表すメモリマ
ップを示す図である。

【図５】図１におけるクライアントコンピュータと図２
におけるＦＤとの関係を表した図である。

【図６】図１におけるプリントシステムの概略構成を示
すブロック図である。

【図７】図１におけるプリントシステムの構成ファイル
作成処理部のフローチャートである。

【図８】図１におけるプリントシステムの構成ファイル
要求・応答処理部のフローチャートである。

【図９】図１におけるプリントシステムの構成ファイル
更新処理部のフローチャートである。

【図１０】図１におけるプリントシステムの構成ファイ
ルのフォーマットを示す図である。

【符号の説明】

１０１ … サーバ １０２〜１０４ … クライアントコンピュータ １０５ … ネットワークプリンタ １０６ … ネットワーク ２００ … ＣＰＵ ２０１ … ＲＯＭ ２０２ … ＲＡＭ ２０３ … ＦＤドライブ ２０４ … ＦＤ（フレキシブルディスク） ２０５ … ＨＤ（ハードディスク） ２０６ … キーボード ２０７ … ディスプレイ ２０８ … システムバス ３００ … ＲＡＭのメモリマップ ３０１ … 基本Ｉ／Ｏプログラム ３０２ … ＯＳ ３０３ … プリンタ構成制御プログラム ３０４ … 関連データ ３０５ … ワークエリア ４００ … ＦＤのメモリマップ ４０１ … ボリューム情報 ４０２ … ディレクトリ情報 ４０３ … プリンタ構成制御プログラム ４０４ … 関連データ ５０１ … クライアントプログラム ５０２ … サーバプログラム ５０３ … 構成ファイル作成処理 ５０４ … プリンタ構成要求処理 ５０５ … プリンタ構成応答処理 ５０６ … プリンタ構成更新処理 ５０７ … 構成ファイル ５０８ … プリントスプーラ

Claims (32)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して接続された複数の
   クライアント装置が、サーバ装置によって提供されるプ
   リンタ構成情報を介してプリンタを共有するプリントシ
   ステムであって、 前記サーバ装置は、 サーバ装置上で動作するクライアントプログラムで定義
   されたプリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスク
   リプトとして書き込まれる構成ファイルを有し、 前記各クライアント装置は、 前記サーバ装置にログオンする度に、前記構成ファイル
   を受け取り、該構成ファイルに記述されたコマンドに従
   って、自動的にクライアントプログラムのプリンタ構成
   を変更することで、サーバ装置とクライアント装置のプ
   リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手段を有する
   ことを特徴とするプリントシステム。
2. 【請求項２】 前記構成ファイルが、プリンタ構成変更
   時の現在時刻を基に生成されたバージョン番号によっ
   て、時系列管理できることを特徴とする請求項１記載の
   プリントシステム。
3. 【請求項３】 前記構成ファイルは、プリントスプーラ
   からのイベント通知を受ける待機オブジェクトを起動
   し、プリンタの追加、削除又は変更のプリンタ構成に関
   わる変更処理が、イベント通知される毎に１つ１つコマ
   ンドスクリプトとして記録されることを特徴とする請求
   項１記載のプリントシステム。
4. 【請求項４】 前記クライアント装置が前記サーバ装置
   にログインした際の、サーバ装置からのログイン処理応
   答として、前記構成ファイルのバージョン番号が返却さ
   れることを特徴とする請求項１記載のプリントシステ
   ム。
5. 【請求項５】 前記クライアント装置は、前記返された
   前記構成ファイルのバージョン番号と、現在所有してい
   る構成ファイルのバージョン番号を比較し、バージョン
   が新しくなっている場合だけ、サーバ装置に新しい構成
   ファイルを要求することを特徴とする請求項４記載のプ
   リントシステム。
6. 【請求項６】 前記クライアント装置は、サーバ装置か
   ら受け取った前記構成ファイルに記述されたコマンドス
   クリプトを基に、同様の変更処理を再現することで、現
   在のクライアント装置のプリンタ構成と、サーバ装置上
   のプリンタ構成を同期させることを特徴とする請求項５
   記載のプリントシステム。
7. 【請求項７】 ネットワークを介して接続された複数の
   クライアント装置が、サーバ装置上で動作するサーバプ
   ログラムによって提供されるプリンタ構成情報を介して
   プリンタを共有するプリントシステムの処理方法であっ
   て、 前記サーバ装置がサーバ装置上で動作するクライアント
   プログラムで定義されたプリンタ構成の変更処理の1つ1
   つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書き込む
   書込ステップと、 前記各クライアント装置が前記サーバ装置にログオンす
   る度に、前記構成ファイルを受信する受信ステップと、 前記各クライアント装置が該構成ファイルに記述された
   コマンドに従って、自動的にクライアントプログラムの
   プリンタ構成を変更することで、サーバ装置とクライア
   ント装置のプリンタ構成を同期させるプリンタ構成変更
   ステップとを有することを特徴とするプリントシステム
   の処理方法。
8. 【請求項８】 前記サーバ装置がプリンタ構成変更時の
   現在時刻を基に生成されたバージョン番号によって前記
   構成ファイルを時系列管理するステップを有することを
   特徴とする請求項７記載のプリントシステムの処理方
   法。
9. 【請求項９】 前記サーバ装置がシステムプリントスプ
   ーラからのイベント通知を受ける待機オブジェクトを起
   動し、プリンタの追加・削除・変更などのプリンタ構成
   に関わる変更処理を、イベント通知される毎に１つ１つ
   コマンドスクリプトとして前記構成ファイルに記録する
   ステップを有することを特徴とする請求項７記載のプリ
   ントシステムの処理方法。
10. 【請求項１０】 前記クライアント装置が前記サーバ装
    置にログインした際の、サーバ装置からのログイン処理
    応答として、前記構成ファイルのバージョン番号が返却
    されるステップを有することを特徴とする請求項７記載
    のプリントシステムの処理方法。
11. 【請求項１１】 前記クライアント装置が前記返された
    前記構成ファイルのバージョン番号と、現在所有してい
    る構成ファイルのバージョン番号を比較し、バージョン
    が新しくなっている場合だけ、サーバ装置に新しい構成
    ファイルを要求するステップを有することを特徴とする
    請求項１０記載のプリントシステムの処理方法。
12. 【請求項１２】 前記クライアント装置が前記サーバ装
    置から受け取った前記構成ファイルに記述されたコマン
    ドスクリプトを基に、同様の変更処理を再現すること
    で、現在のクライアント装置のプリンタ構成と、サーバ
    装置上のプリンタ構成を同期させるステップを有するこ
    とを特徴とする請求項１１記載のプリントシステムの処
    理方法。
13. 【請求項１３】 ネットワークを介して接続された複数
    のクライアント装置が、サーバ装置上で動作するサーバ
    プログラムによって提供されるプリンタ構成情報を介し
    てプリンタを共有するプログラムを記録した記録媒体で
    あって、 前記サーバ装置がサーバ装置上で動作するクライアント
    プログラムで定義されたプリンタ構成の変更処理の1つ1
    つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書き込む
    書込手順と、 前記各クライアント装置が前記サーバ装置にログオンす
    る度に、前記構成ファイルを受信する受信手順と、 前記各クライアント装置が該構成ファイルに記述された
    コマンドに従って、自動的にクライアントプログラムの
    プリンタ構成を変更することで、サーバ装置とクライア
    ント装置のプリンタ構成を同期させるプリンタ構成変更
    手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
14. 【請求項１４】 前記サーバ装置がプリンタ構成変更時
    の現在時刻を基に生成されたバージョン番号によって前
    記構成ファイルを時系列管理する手順を有するプログラ
    ムを記録した請求項１３記載の記録媒体。
15. 【請求項１５】 前記サーバ装置がシステムプリントス
    プーラからのイベント通知を受ける待機オブジェクトを
    起動し、プリンタの追加・削除・変更などのプリンタ構
    成に関わる変更処理を、イベント通知される毎に１つ１
    つコマンドスクリプトとして前記構成ファイルに記録す
    る手順を有するプログラムを記録した請求項１３記載の
    記録媒体。
16. 【請求項１６】 前記クライアント装置が前記サーバ装
    置にログインした際の、サーバ装置からのログイン処理
    応答として、前記構成ファイルのバージョン番号が返却
    される手順を有するプログラムを記録した請求項１３記
    載の記録媒体。
17. 【請求項１７】 前記クライアント装置が前記返された
    前記構成ファイルのバージョン番号と、現在所有してい
    る構成ファイルのバージョン番号を比較し、バージョン
    が新しくなっている場合だけ、サーバ装置に新しい構成
    ファイルを要求する手順を有するプログラムを記録した
    請求項１６記載の記録媒体。
18. 【請求項１８】 前記クライアント装置が前記サーバ装
    置から受け取った前記構成ファイルに記述されたコマン
    ドスクリプトを基に、同様の変更処理を再現すること
    で、現在のクライアント装置のプリンタ構成と、サーバ
    装置上のプリンタ構成を同期させる手順を有するプログ
    ラムを記録した請求項１７記載の記録媒体。
19. 【請求項１９】 クライアントプログラムで定義された
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として書き込まれる構成ファイルと、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信手段とを有することを特徴とする情報処理装
    置。
20. 【請求項２０】 ネットワークを介してサーバ装置にロ
    グインする度に、プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコ
    マンドスクリプトとして書き込まれる構成ファイルを受
    信する受信手段と、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
21. 【請求項２１】 クライアントプログラムで定義された
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として構成ファイルに書き込む書込ステップと、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信ステップとを有することを特徴とする情報処理
    装置の処理方法。
22. 【請求項２２】 ネットワークを介してサーバ装置にロ
    グインする度に、プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコ
    マンドスクリプトとして書き込まれる構成ファイルを受
    信する受信ステップと、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更ステップとを
    有することを特徴とする情報処理装置の処理方法。
23. 【請求項２３】 クライアントプログラムで定義された
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として構成ファイルに書き込む書込手順と、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラム。
24. 【請求項２４】 ネットワークを介してサーバ装置にロ
    グインする度に、プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコ
    マンドスクリプトとして書き込まれる構成ファイルを受
    信する受信手順と、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手順とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
25. 【請求項２５】 ネットワークを介してサーバ装置によ
    って提供されるプリンタ構成情報を介してプリンタを共
    有するクライアントとして機能する情報処理装置であっ
    て、 ネットワークを介してサーバ装置にログインする度に、
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として書き込まれる構成ファイルを受信する受信手段
    と、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
26. 【請求項２６】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置にプリンタ構成情報を提供することによりプリ
    ンタを共有させるサーバ装置であって、 クライアント装置で定義されたプリンタ構成の変更処理
    の1つ1つがコマンドスクリプトとして書き込まれる構成
    ファイルと、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信手段とを有することを特徴とするサーバ装置。
27. 【請求項２７】 ネットワークを介してサーバ装置によ
    って提供されるプリンタ構成情報を介してプリンタを共
    有するクライアントとして機能する情報処理装置の処理
    方法であって、 ネットワークを介してサーバ装置にログインする度に、
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として書き込まれる構成ファイルを受信する受信ステッ
    プと、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更ステップとを
    有することを特徴とする情報処理装置の処理方法。
28. 【請求項２８】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置にプリンタ構成情報を提供することによりプリ
    ンタを共有させるサーバ装置の処理方法であって、 クライアント装置で定義されたプリンタ構成の変更処理
    の1つ1つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書
    き込む書込ステップと、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信ステップとを有することを特徴とするサーバ装
    置の処理方法。
29. 【請求項２９】 ネットワークを介してサーバ装置によ
    って提供されるプリンタ構成情報を介してプリンタを共
    有するクライアントとして機能する情報処理装置のプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 ネットワークを介してサーバ装置にログインする度に、
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として書き込まれる構成ファイルを受信する受信手順
    と、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手順とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
30. 【請求項３０】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置にプリンタ構成情報を提供することによりプリ
    ンタを共有させるサーバ装置のプログラムを記録した記
    録媒体であって、 クライアント装置で定義されたプリンタ構成の変更処理
    の1つ1つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書
    き込む書込手順と、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
31. 【請求項３１】 ネットワークを介してサーバ装置によ
    って提供されるプリンタ構成情報を介してプリンタを共
    有するクライアントとして機能する情報処理装置のプロ
    グラムであって、 ネットワークを介してサーバ装置にログインする度に、
    プリンタ構成の変更処理の1つ1つがコマンドスクリプト
    として書き込まれる構成ファイルを受信する受信手順
    と、 前記構成ファイルに記述されたコマンドに従って、自動
    的にプリンタ構成を変更することで、サーバ装置とのプ
    リンタ構成を同期させるプリンタ構成変更手順とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
32. 【請求項３２】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置にプリンタ構成情報を提供することによりプリ
    ンタを共有させるサーバ装置のプログラムであって、 クライアント装置で定義されたプリンタ構成の変更処理
    の1つ1つがコマンドスクリプトとして構成ファイルに書
    き込む書込手順と、 ネットワークを介してクライアント装置からログオンさ
    れる度に、前記構成ファイルをクライアント装置に送信
    する送信手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラム。