JP2002327683A - 圧縮機の制御弁及びその製造方法 - Google Patents

圧縮機の制御弁及びその製造方法

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JP2002327683A
JP2002327683A JP2002052488A JP2002052488A JP2002327683A JP 2002327683 A JP2002327683 A JP 2002327683A JP 2002052488 A JP2002052488 A JP 2002052488A JP 2002052488 A JP2002052488 A JP 2002052488A JP 2002327683 A JP2002327683 A JP 2002327683A
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pressure
control valve
sensitive
hole
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Application number
JP2002052488A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sakai
孝行 坂井
Satoru Okada
悟 岡田
Takaaki Ichikawa
貴昭 市川
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度でかつ比較的安価な圧縮機用制御弁を
提供する。 【解決手段】 制御弁(1a)は比較的安価に加工され
る金属ダイアフラム(111)を含む感圧部(110)
を有する。ダイアフラムはフランジ(112b、113
b)間に狭持される。感圧部は圧力漏れチェック後に、
制御弁部(120)に取り付けられる。制御弁部(12
0)は係合爪(120a)と位置決め面(120b)を
有する。フランジは位置決め面に当接され、係合爪によ
り固定される。位置決め面はダイアフラムと弁室(12
7)の天面(125b)との距離(C)が所定値になる
ように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両空調装
置に使用される可変容量型圧縮機の吐出量を制御するた
めの制御弁に関し、特に圧縮機の吸気圧力を検出する感
圧部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−268973号公報には従来
の可変容量型圧縮機用制御弁1が開示されている。制御
弁1は圧縮機の吐出圧領域とクランク室とを連通する冷
媒ガス通路の途中に設けられ、クランク室の圧力を調整
することにより、圧縮機の吐出容量を変更する。図8に
示すように、制御弁1は弁体23を収容する本体21
と、本体21に連結された感圧部10とを有する。感圧
部10はケース13と、ケース13に収容された感圧部
材すなわち金属ベローズ11とを含む。ベローズ11
は、互いに対向して配置された上部当金15aと下部当
金15bにハンダ付けにより接続され、その内側に感圧
室を区画する。ベローズ11は圧縮機の吸入圧力Psに
応じて変位して吸入圧力Psを感知する。下部当金15
bは伝達ロッド22と接合されている。ベローズ11の
変位は下部当金15b及び伝達ロッド22を介して弁体
23に伝えられる。
【0003】アジャスタ18はケース13の上部開口に
圧入される。アジャスタ18によりベローズ11の付勢
力が調整される。詳しくは、アジャスタ18の位置に応
じて上部当金15aと下部当金15bとの距離すなわち
ベローズ11の長さが変更される。ベローズ11の長さ
すなわちばね荷重の変化は、制御弁1の特性(開弁圧
力)に影響する。従来の制御弁1では、アジャスタ18
の位置を調整することにより、制御弁1の特性を調整し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベローズ11の加工コ
ストは比較的高価なため、ベローズ11は制御弁1の製
造コストを低下させるのを妨げていた。制御弁1を安定
に動作させるために、感圧室はほぼ真空に維持されるの
が好ましい。しかし、ベローズ11は、上部当金15a
と下部当金15bにハンダ付けにより接続されるので、
ハンダ付け時に発生するフラックス等の揮発性物質が感
圧室に混入して、感圧室の真空度が損なわれることがあ
った。ハンダに形成された気泡や巣はスローリークを引
き起こし、感圧室の真空度を変化させることがあった。
感圧室の圧力変化は制御弁1の精度を低下させてしま
う。ハンダ付けの代わりに、レーザー溶接によりベロー
ズ11を上部当金15aと下部当金15bに対して接続
する方法がある。しかし、レーザー溶接備費は高価なた
め、制御弁1の製造コストが上昇するという問題があっ
た。本発明の目的は、高精度でかつ比較的安価な制御弁
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一態様は、ソレノイド部と制御弁部と感
圧部とにより構成され、圧縮機の吐出圧領域とクランク
室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室内
のカムプレートの傾角を変更することによって圧縮機の
吐出容量を変更する可変容量式圧縮機の制御弁を提供す
る。感圧部は、吸入圧導入孔を備えた下部ケースと、下
部ケース内に配置され、かつ、その下端部に感圧ロッド
を備えたシャフトと、下部ケースと上部ケースにより狭
持されるダイヤフラムと、当金と、スプリングとから構
成される。下部ケースと上部ケースの外縁部が溶接にて
気密的に固着され、上部ケースの内側に形成される感圧
室を真空もしくは一定圧力に保持した状態にし、下部ケ
ースを制御弁部の上端部に固着したことを特徴とする。
上部ケースはその頂部に封体を溶着するための孔を有
し、孔を通して感圧室を真空もしくは一定圧力に保持し
た状態にて、封体を孔に固定されることが好ましい。
【0006】本発明の別の態様は、ソレノイド部と、弁
孔を有する制御弁部と、感圧部とにより構成され、可変
容量式圧縮機の吐出圧領域とクランク室とを連通する給
気通路の開度を調整してクランク室内のカムプレートの
傾角を変更することによって、圧縮機の吐出容量を変更
する制御弁を提供する。感圧部は、吸入圧導入孔を備え
た下部ケースと、下部ケースの内面に載置され、かつ、
その下端部に感圧ロッドを備えたシャフトと、下部ケー
スと上部ケースにより狭持されるダイヤフラムと、当金
と、スプリングとから構成される。下部ケースと上部ケ
ースの外縁部が溶接にて気密的に固着し、上部ケースの
内側に形成される感圧室を真空もしくは一定圧力に保持
した状態にし、下部ケースを制御弁部に固着したとき、
ダイアフラムと弁孔との距離が所定値になるようにした
ことを特徴とする。
【0007】制御弁は更に、ソレノイド部に設けられ、
制御弁の特性を調整するためのアジャスタを備えること
が好ましい。アジャスタはソレノイド部の底面に設けら
れた孔を介して調整されることが好ましい。制御弁は更
に、感圧部に設けられ、スプリングの付勢力を調整する
ためのアジャスタを備えることが好ましい。アジャスタ
は感圧部に設けられた孔を介して調整されることが好ま
しい。
【0008】本発明は更に制御弁の製造方法を提供す
る。その方法は、制御弁部において、弁孔から所定の距
離だけ離間した位置に、位置決め面を形成する工程と、
スプリングとスプリングの両端を保持する一対の当金と
を上部ケースに収容する工程と、シャフトを下部ケース
に収容する工程と、上部ケースのフランジと下部ケース
のフランジとの間にダイアフラムを狭持させて、上部ケ
ースと下部ケースとを固定する工程と、感圧室の圧力を
所定の圧力に設定する工程と、下部ケースを位置決め面
に当接させて感圧部を制御弁部に取り付ける工程とを備
えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態に
従う制御弁1aについて図面を参照して説明する。図7
に示すように、制御弁1aは可変容量型圧縮機200の
リアハウジング210に装着される。圧縮機200は冷
媒回路400に組み込まれる。圧縮機200は冷媒ガス
を圧縮し、圧縮冷媒ガスを吐出室212a、212bか
ら冷媒回路400に供給する。圧縮冷媒ガスは冷媒回路
400で膨張された後、リアハウジング210に形成さ
れた吸入通路215に戻される。従って、吸入通路21
5には比較的低圧の冷媒ガスが流れる。
【0010】圧縮機200のクランク室231は、プー
リ201により回転される駆動シャフト250と、駆動
シャフト250に固定された回転支持体251と、駆動
シャフト250の軸線方向にスライド可能に、かつ斜動
可能に支持されたカムプレートすなわち斜板240とを
収容する。斜板240のガイドピン241は回転支持体
251の支持アーム252に支持される。斜板240は
一対のシュー242を介してピストン260に連結され
る。ピストン260は斜板240の回転に伴ってシリン
ダボア221内で往復移動される。
【0011】ピストン260のストロークは斜板240
の傾斜角度に応じて変化する。斜板240の傾斜角度は
クランク室231内の圧力(クランク室圧力Pc)に応
じて変更される。遮断体270は斜板240に向かって
押圧されており、斜板240の傾斜角度に応じて収容孔
222内で移動する。
【0012】リアハウジング210には、吸入室211
a、211b及び吐出室212a、212bが区画され
る。ピストン260の移動によって、吸入室211a、
211b内の冷媒ガスが、吸入ポート213からシリン
ダボア221内に吸入される。ピストン260により圧
縮された冷媒ガスは吐出ポート214から吐出室212
a、212bに吐出される。従って、吐出室212a、
212bは比較的高圧(吐出圧Pd)の冷媒ガスが流れ
る吐出圧領域である。
【0013】吸入通路215は、収容孔222に連通す
るとともに、通孔216を介して吸入室211bに連通
する。斜板240により遮断体270がリアハウジング
210に向けて移動されると、遮断体270は通孔21
6を閉鎖する。吐出室212bとクランク室231は、
給気通路218、219を介して連通される。制御弁1
aは給気通路218、219の連通の程度を変更する。
【0014】以下、図1を参照して制御弁1aについて
説明する。制御弁1aは感圧部110、制御弁部12
0、及びソレノイド部130からなる。感圧部110
は、上部フランジ113bを有する上部ケース(第1の
ケース)113と、下部フランジ112bを有する下部
ケース(第2のケース)112とを有する。感圧素子す
なわちダイアフラム111は下部フランジ112bと上
部フランジ113b間に保持される。ダイアフラム11
1と上部ケース113は感圧室119を区画する。感圧
室119は所定の基準圧力(好ましくはほぼ真空)に維
持される。ダイアフラム111上に当金115bが配置
される。バネ受け115aはその軸線に沿って延びる中
空筒部115cを有する。当金115b及びバネ受け1
15aにより保持された感圧スプリング116は当金1
15bをダイアフラム111に向けて付勢する。上部ケ
ース113は天孔113aすなわち圧力設定孔を有す
る。天孔113aは封体114により塞がれる。天孔1
13aは円形であることが好ましく、封体114は球状
であることが好ましい。
【0015】連結部材すなわち感圧シャフト117はダ
イアフラム111の下面に当接するように、下部ケース
112内に収容される。下部ケース112は本体121
の連結凹部121bに対して挿入される連結凸部112
cを有する。下部ケース112には吸入圧導入孔112
aが形成される。制御弁1aが圧縮機200に装着され
たとき、感圧部110は圧縮機200の吸入通路215
に露出される。従って、ダイアフラム111の下側の室
119aには吸入圧導入孔112aを介して吸入圧力P
sが作用する。吸入圧力Psが比較的高いとき、ダイア
フラム111は感圧スプリング116の付勢力に抗して
上方に変位する。逆に、吸入圧力Psが比較的低いと
き、ダイアフラム111は感圧スプリング116の付勢
力及び圧力差により下方に変位する。つまり、ダイアフ
ラム111は吸入圧力Psの大きさに応じてたわむ。
【0016】ここで、感圧部110の製造方法について
説明する。まず、バネ受け115a、感圧スプリング1
16及び当金115bを組み立てて、上部ケース113
に収容する。下部ケース112に感圧シャフト117を
収容する。上部フランジ113b及び下部フランジ11
2bとの間にダイアフラム111を狭持する。この状態
で、上部ケース113及び下部ケース112を一体化す
る。例えば、プラズマ溶接、レーザー溶接、又はビーム
溶接によって両ケース112、113の外周を封止し、
ケース112,113を連結するのが好ましい。
【0017】次に、感圧部110を所定の基準圧力雰囲
気下に配置する。例えば、感圧部110は基準圧力の圧
力室内に配置される。天孔113a及び中空胴部115
bを介して、感圧室119の圧力は圧力室の圧力とスム
ースに平衡化され、感圧室119の圧力が基準圧力に設
定される。この状態で、封体114により天孔113a
を塞ぐ。封体114を上部ケース113に溶接すること
により、感圧室119は密閉される。組み立て後、感圧
部110の圧力漏れテストが行われる。従って、第1実
施形態では、制御弁1aの製造前に感圧部110の圧力
漏れテストが行われる。尚、感圧室119はほぼ真空ま
で減圧されることが好ましいが、基準圧力を有する気体
を感圧室119に充填してもよい。また、感圧部110
は減圧雰囲気下での組み立てられてもよい。
【0018】次に、制御弁部120について説明する。
制御弁部120の本体121には弁孔125及び弁室1
27が区画されている。弁室127内に弁体123が収
容されている。弁体123は弁室127の天面125b
と対向する端面123aを有する。本体121は軸線に
直交しかつ弁室127に連通する吐出圧導入ポート12
7aを有する。図7に示すように、吐出圧導入ポート1
27aは給気通路218を介して圧縮機200の吐出室
212bに接続される。従って、吐出圧Pdが吐出圧導
入ポート127aを介して弁室127に導入される。本
体121は、弁孔125に連通するクランク圧導入ポー
ト125aを有する。クランク圧導入ポート125a
は、給気通路219を介して圧縮機200のクランク室
231に接続される。
【0019】弁体123は感圧ロッド122により感圧
シャフト117と連結される。感圧ロッド122はガイ
ド孔121aに沿って摺動する。感圧ロッド122は、
ガイド孔121aの内径とほぼ等しい直径を有する上ロ
ッド部122aと、上ロッド部122aと弁体123と
の間に形成された比較的小径の下ロッド部122bとを
有する。下ロッド部122bにより、弁孔125内にお
いて冷媒ガスの流通が許容される。
【0020】本体121は、感圧部110の連結凸部1
12cを受承する連結凹部121bと、下部ケース11
2のフランジを支持する位置決め面120bと、感圧部
110を固定するための係合爪120aとを有する。位
置決め面120bはダイアフラム111と弁室127の
天面125bとの距離Cが所定値になるように形成され
る。係合爪120aは感圧部110と制御弁部120と
の接合を強固にする。係合爪120aは、下部ケース1
12のフランジが位置決め面120bに当接した状態
で、上部ケース113のフランジに係合される。このと
き、連結凸部112cの下端は制御弁部120の連結凹
部121bの底面から離れていることが好ましい。
【0021】ここで、位置決め面120bについて説明
する。ダイアフラム111のたわみ量は制御弁1aの開
弁圧力に関連する。また、ダイアフラム111の反発力
はそのたわみ量に対して直線的ではなく曲線的に変化す
る。そのため、ダイアフラム111の初期たわみ量は厳
密に調整されるべきである。第1実施形態では、感圧部
110を制御弁部120に装着した時にダイアフラム1
11が所定の位置になるように、天面125bと位置決
め面120bとの距離が設定されている。
【0022】次に、ソレノイド部130について説明す
る。本体121と接合されたソレノイド部130は、下
側開口を有するプランジャスリーブ136と、可動鉄心
すなわちプランジャ134と、プランジャスリーブ13
6に固定されたアジャスタ137と、プランジャスリー
ブ136の上側開口に嵌合された固定鉄心すなわち吸引
子132とを含む。プランジャスリーブ136、アジャ
スタ137及び吸引子132によりソレノイド室139
が区画される。円筒状のコイル131が吸引子132及
びプランジャ134を囲むように配置されている。コイ
ル131はコントローラ183の指令に従ってコイル1
31に励磁電流を供給する駆動回路184に接続され
る。
【0023】吸引子132には、ソレノイド室139と
弁室127とを連通するソレノイドロッドガイド132
bが形成されている。ソレノイドロッド133は、弁体
123と一体形成されており、ソレノイドロッドガイド
132b内において軸線に沿って移動される。ソレノイ
ドロッド133の下端はソレノイドバネ135の付勢力
によってプランジャ134に当接される。従って、プラ
ンジャ134、ソレノイドロッド133、及び弁体12
3は一体に移動する。
【0024】吸引子132の側面には連通溝132aが
形成されている。制御弁1aが圧縮機200に装着され
た状態では、本体121と圧縮機200との間にクラン
ク圧導入ポート125aに連通する空間28が区画され
る(図7参照)。ソレノイド室139は、吸引子132
の連通溝132a、本体121の連通孔126、及び空
間28を介してクランク圧導入ポート125aに連通さ
れる。従って、ソレノイド室139の圧力は弁孔125
の圧力と等しい。プランジャ134はキャビティに連通
するプランジャ孔134aを有する。従って、プランジ
ャ134の上側と下側との間で冷媒ガスは流通可能であ
る。
【0025】プランジャ134はプランジャスリーブ1
36に沿って移動する。プランジャ134の底にはキャ
ビティが形成されている。プランジャ134のキャビテ
ィとアジャスタ137との間には、プランジャ134を
上向きに付勢するソレノイドバネ135が配置されてい
る。アジャスタ137は、ソレノイドバネ135の付勢
力(ソレノイドバネ135の圧縮の程度)を調整する。
【0026】ここで、ソレノイドバネ135の調整につ
いて説明する。まず、制御弁1aを所定の圧力雰囲気下
に配置する。例えば、制御弁1aは減圧された圧力室内
に配置される。プランジャスリーブ136の調整孔13
8からアジャスタ137を移動させる工具(図示せず)
を挿入する。吸入圧導入孔112a及び吐出圧導入ポー
ト127aにそれぞれテスト用の吸入圧力Ps及び吐出
圧Pdを作用させ、クランク圧導入ポート125aの圧
力を測定する。測定圧力が所望の値になるように、工具
を用いてアジャスタ137の位置を調整する。調整され
た位置でアジャスタ137を固定すべく、プランジャス
リーブ136をかしめる。調整孔138から工具を抜い
た後、封体137bをプランジャスリーブ136に溶接
して調整孔138を塞ぐ。このようにしてソレノイドバ
ネ135の付勢力を調整することにより、制御弁1aの
特性が設定される。
【0027】次に、制御弁1aの作用について説明す
る。空調装置作動スイッチ180がオンされ、かつ、温
度センサ181に検出された車室温度が室温設定器18
2に設定された設定温度以上である場合には、コントロ
ーラ183はコイル131の励磁を指令する。駆動回路
184は励磁指令に応答してコイル131に励磁電流を
供給する。励磁されたコイル131は磁気回路部材すな
わち吸引子132及びプランジャ134に磁気回路を形
成させる。励磁電流の大きさに応じた吸引力が吸引子1
32及びプランジャ134間に生じ、プランジャ134
が吸引子132に吸引され、ソレノイドロッド133を
介して弁体123を上方に押し上げる。一方、ダイアフ
ラム111は吸入圧導入孔112aを介して導入される
吸入圧力Psの変動に応じて変位する。ダイアフラム1
11の変位は感圧ロッド122を介して弁体123に伝
えられる。従って、制御弁1aの開度(弁口125の開
度)は、ソレノイド部130の付勢力、感圧部110の
付勢力とのバランスにより決定される。
【0028】冷房負荷が大きい場合には、温度センサ1
81によって検出された温度と室温設定器182の設定
温度との差が大きい。コントローラ183は検出温度が
高いほど、励磁電流を大きくするように駆動回路184
に指令する。この場合、吸引子132とプランジャ13
4との間の吸引力が大きくなるため、弁孔125の開度
を小さくさせる力が増大する。従って、より低い吸入圧
力Psにて弁体123が開放または閉鎖される。言い換
えると、励磁電流が比較的大きいとき、より低い吸入圧
力Psを保持するように制御弁1aは作動する。
【0029】弁体123の弁開度の低下にともない、吐
出室212bから給気通路218を経由してクランク室
231へ流入する冷媒ガスの量が減少する。この一方
で、クランク室231内の冷媒ガスは、通路220及び
放圧通口223を経由して吸入室211bへ流出する。
従って、クランク室圧力Pcは低下する。冷房負荷が大
きい状態では、クランク室圧力Pcとシリンダボア22
1内の吸入圧力Psとの差が小さいので、斜板240の
傾角は大きくなる。弁体123が弁孔125を完全に閉
鎖したとき、給気通路219は閉じられる。従って、吐
出室212bの高圧冷媒ガスはクランク室231へ供給
されず、クランク室圧力Pcは、吸入室211a内の圧
力Psと略同一になり、斜板240の傾角は最大とな
る。斜板240の最大傾角は、回転支持体251の規制
突部251aと斜板240との当接によって規制され、
吐出容量は最大となる。
【0030】逆に、温度センサ181によって検出され
た温度と室温設定器182の設定温度との差は小さいと
き、冷房負荷が小さい。この場合、コントローラ183
は検出温度が低いほど励磁電流値を小さくするように駆
動回路184に指令する。比較的小さい励磁電流値のた
め、吸引子132とプランジャ134との間の吸引力が
弱く、弁体123の弁開度が小さくなる方向への力は減
少する。従って、より高い吸入圧力Psにて、弁体12
3が開放又は閉鎖される。従って、制御弁1aは、電流
値が減少されることにより、より高い吸入圧力Psを保
持するように作動する。弁体123の弁開度が大きくな
れば、吐出室212aからクランク室231へ流入する
冷媒ガス量が多くなり、クランク室圧力Pcが上昇す
る。冷房負荷が小さい状態では、シリンダボア221内
の吸入圧力Psが低く、クランク室圧力Pcがとシリン
ダボア221内の吸入圧力Psとの差が大きい。従っ
て、斜板240の傾角は小さくなる。
【0031】温度センサ104の検出温度が設定温度以
下になると、コントローラ183はコイル131の消磁
を駆動回路184に指令する。コイル131への励磁電
流の供給が停止されたとき、吸引子132とプランジャ
134との間の吸引力が消失し、弁体123は弁孔12
5が最大に開かれる位置まで移動する。このため、吐出
室212b内の高圧冷媒ガスが給気通路219を介して
クランク室231へ多量に供給され、クランク室圧力P
cが上昇する。クランク室圧力Pcの上昇に伴い、斜板
240の傾角は最小傾角に移行する。また、空調装置作
動スイッチ180がオフされたとき、コントローラ18
3はコイル131の消磁を駆動回路184に指令する。
この場合にも、斜板240の傾角は最小傾角に移行す
る。
【0032】このように、制御弁1aはコイル131の
励磁電流に従って動作する。言い換えると、制御弁1a
は励磁電流に応じて吸入圧力Psの設定値を変更する。
励磁電流値が大きいとき、比較的低い吸入圧力Psにて
弁孔125は開放され、励磁電流値が比較的小さいと
き、比較的高い吸入圧力Psにて弁孔125は開放され
る。圧縮機200は設定された吸入圧力Psを維持すべ
く吐出容量を変更する。
【0033】第1実施形態の制御弁1aによれば、以下
の利点が得られる。制御弁1aは従来のベローズ11に
比べて安価に製造されるダイアフラム111を有する。
従って、制御弁1aの製造コストは低減される。位置決
め面120b及び下部フランジ112bとの当接によ
り、ダイアフラム111と弁孔125(天面125b)
との距離Cは所定値となり、ダイアフラム111の初期
たわみ量(ばね荷重)は設計値と一致する。従って、制
御弁1aの特性の設定は容易であり、制御弁1aの精度
は向上される。位置決め面120b及び天面125bは
本体121に形成されている。従って、感圧部110を
制御弁部120に装着することにより、ダイアフラム1
11と天面125bとの距離Cは所定値となる。従っ
て、制御弁1aの精度は向上される。天孔113aは円
形であり、かつ、封体114は球形であるので、封体1
14は天孔113aを確実に塞ぐことができる。封体1
14は天孔113aを塞いだ状態で、上部ケース113
に溶接されるので、感圧室119にフラックスが混入す
ることは避けられる。封体114と天孔113aの加工
は容易であるので、制御弁1aの製造コストは低減され
る。下部ケース112は吸入圧導入孔112aを有する
ので、吸入圧力Psは確実に感圧室119(ダイアフラ
ム111)に作用する。吸入圧導入孔112aの加工は
容易であるので、制御弁1aの製造コストは低減され
る。吸入圧力Psが異常に高い時であっても、バネ受け
115aの下端が当金115bと当接するので、ダイア
フラム111の過度の変位は規制される。従って、ダイ
アフラム111の破損は防止される。中空筒部115c
は感圧スプリング116の内側に配置されているため、
中空筒部115cにより感圧スプリング116の傾斜が
抑制され、当金115bが上部ケース113と接触する
ことが避けられる。従って、ダイアフラム111は、1
15と113との摩擦抵抗の影響を受けずに、吸気圧力
の変化に応じて正確に変形する。その結果、制御弁1a
の精度は向上される。
【0034】以下、本発明の第2乃至第5実施形態の制
御弁について図1の制御弁1aとの相違点を中心に説明
する。 (第2実施形態)図2は、本発明の、第2実施形態の制
御弁1bの部分断面図である。制御弁部120は、図1
の係合爪120a及び位置決め面120bを有していな
い。その代わりに、連結凹部121bの底面が位置決め
面である。詳しくは、感圧部110の連結凸部112c
の下端が連結凹部121bの底面に当接したときに、ダ
イアフラム111と弁孔125(天面125b)との間
の距離Cが所定の値になるように、すなわち、ダイアフ
ラム111の初期たわみが設計値になるように、連結凹
部121bの深さ及び連結凸部112cの長さは設定さ
れている。例えば圧入又はねじ止めにより、連結凸部1
12cは連結凹部121bに固定される。
【0035】(第3実施形態)図3は、本発明の第3実
施形態の制御弁1cの断面図である。制御弁1cはソレ
ノイド部130に設けられたアジャスタ137を有す
る。アジャスタ137はその側面に形成された係合溝1
37aと、Oリング152とを有する。制御弁1aが所
望の特性になるように、アジャスタ137の位置が調整
される。プランジャスリーブ136の一部が係合溝13
7aに係合するように、プランジャスリーブ136はか
しめられる。これにより、アジャスタ137はプランジ
ャスリーブ136に固定される。アジャスタ137に装
着されたOリング152はプランジャスリーブ136と
アジャスタ137との間を封止する。
【0036】(第4実施形態)図4は、本発明の第4実
施形態の制御弁1dの断面図である。制御弁1dはソレ
ノイド部130に設けられたアジャスタ137を有す
る。アジャスタ137はその側面に形成されたネジ部1
37cと、Oリング152とを有し、プランジャスリー
ブ136の下側開口にネジ止めされる。制御弁1dが所
望の特性になるように、アジャスタ137の位置が調整
される。Oリング152はプランジャスリーブ136と
アジャスタ137との間を封止する。
【0037】(第5実施形態)図5は、本発明の第5実
施形態の制御弁1eの断面図である。制御弁1eはソレ
ノイド部130に設けられたアジャスタ137を有す
る。プランジャスリーブ136はプランジャ134を囲
む大径部136aと、大径部136aの下側に形成され
た小径部136bとを有する。制御弁1dが所望の特性
になるように、アジャスタ137の位置が調整される。
アジャスタ137dは調整された位置で小径部136b
に溶接される。また、溶接によりプランジャスリーブ1
36とアジャスタ137dとの間は封止される。
【0038】(第6実施形態)図6は、本発明の第6実
施形態の制御弁1fの断面図である。第6実施形態で
は、プランジャスリーブ136は閉じられた底面を有
し、アジャスタ137eは感圧部110に設けられる。
詳しくは、アジャスタ137eは上部ケース113に収
容され、側面に形成された係合溝137fと、その軸線
に沿って延びる中空胴部137gとを有する。アジャス
タ137eは、図1のバネ受け115aと同様に、感圧
スプリング116の上端を保持する。制御弁1fの特性
は次のようにして調整される。
【0039】天孔113aから工具を挿入して、制御弁
1fが所望の特性になるようにアジャスタ137eの位
置を調整する。上部ケース113をかしめることによ
り、ケース113の一部が係合溝137fに係合し、ア
ジャスタ137eは調整された位置に固定される。これ
により、感圧スプリング116の長さすなわち付勢力が
調整され、制御弁1fの特性が調整される。その後、第
1実施形態で説明した手順で封体114を上部ケース1
13溶接することにより、感圧室119は密閉される。
第6実施形態では、天孔113aが圧力設定孔及び調整
孔である。第2乃至第6実施形態の制御弁1b〜1fに
よれば、第1実施形態と同様の利点が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
高精度でかつ比較的安価な制御弁が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に従う制御弁の断面
図。
【図2】 本発明の第2実施形態に従う制御弁の部分断
面図。
【図3】 本発明の第3実施形態に従う制御弁の断面
図。
【図4】 本発明の第4実施形態に従う制御弁の断面
図。
【図5】 本発明の第5実施形態に従う制御弁の断面
図。
【図6】 本発明の第6実施形態に従う制御弁の断面
図。
【図7】 図1の制御弁を備えた可変容量型圧縮機の断
面図。
【図8】 従来の制御弁の断面図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,1f…制御弁、110
…感圧部、111…ダイアフラム、112…下部ケー
ス、112a…吸入圧導入孔、113…上部ケース、1
14…封体、115b…当金、116…スプリング、1
17…シャフト、119…感圧室、121…本体、12
3…弁体、125…弁孔、130…ソレノイド部、13
7…アジャスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA04 AA12 AA27 BA12 CA02 CA03 CA24 DA25 EA13 EA16 EA26 EA33 3H076 AA06 BB32 BB41 CC84 CC92 CC93

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量式圧縮機の制御弁であって、前
    記制御弁はソレノイド部と制御弁部と感圧部とにより構
    成され、前記圧縮機の吐出圧領域とクランク室とを連通
    する給気通路の開度を調整して前記クランク室内のカム
    プレートの傾角を変更することによって前記圧縮機の吐
    出容量を変更するものであり、 前記感圧部は、吸入圧導入孔を備えた下部ケースと、前
    記下部ケース内に配置され、かつ、その下端部に感圧ロ
    ッドを備えたシャフトと、前記下部ケースと上部ケース
    により狭持されるダイヤフラムと、当金と、スプリング
    とから構成され、前記下部ケースと前記上部ケースの外
    縁部を溶接にて気密的に固着し、前記上部ケースの内側
    に形成される感圧室を真空もしくは一定圧力に保持した
    状態にし、前記下部ケースを前記制御弁部の上端部に固
    着したことを特徴とする圧縮機の制御弁。
  2. 【請求項2】 前記上部ケースは、その頂部に封体を溶
    着するための孔を有し、前記孔を通して前記感圧室を真
    空もしくは一定圧力に保持した状態にて、封体を前記孔
    に固定したことを特徴とする請求項1記載の圧縮機の制
    御弁。
  3. 【請求項3】 可変容量式圧縮機の制御弁であって、前
    記制御弁はソレノイド部と、弁孔を有する制御弁部と、
    感圧部とにより構成され、前記圧縮機の吐出圧領域とク
    ランク室とを連通する給気通路の開度を調整して前記ク
    ランク室内のカムプレートの傾角を変更することによっ
    て、前記圧縮機の吐出容量を変更するものであり、 前記感圧部は、吸入圧導入孔を備えた下部ケースと、前
    記下部ケースの内面に載置され、かつ、その下端部に感
    圧ロッドを備えたシャフトと、前記下部ケースと上部ケ
    ースにより狭持されるダイヤフラムと、当金と、スプリ
    ングとから構成され、前記下部ケースと前記上部ケース
    の外縁部が溶接にて気密的に固着し、前記上部ケースの
    内側に形成される感圧室を真空もしくは一定圧力に保持
    した状態にし、前記下部ケースを前記制御弁部に固着し
    たとき、前記ダイアフラムと前記弁孔との距離が所定値
    になるようにしたことを特徴とする圧縮機の制御弁。
  4. 【請求項4】 前記制御弁は更に、前記ソレノイド部に
    設けられ、前記制御弁の特性を調整するためのアジャス
    タを備えることを特徴とする請求項3に記載の制御弁。
  5. 【請求項5】 前記アジャスタは前記ソレノイド部の底
    面に設けられた孔を介して調整されることを特徴とする
    請求項4に記載の制御弁。
  6. 【請求項6】 前記制御弁は更に、前記感圧部に設けら
    れ、前記スプリングの付勢力を調整するためのアジャス
    タを備えることを特徴とする請求項3に記載の制御弁。
  7. 【請求項7】 前記アジャスタは前記感圧部に設けられ
    た孔を介して調整されることを特徴とする請求項6に記
    載の制御弁。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7に記載の制御弁の製造方
    法であって、 前記制御弁部において、前記弁孔から所定の距離だけ離
    間した位置に、位置決め面を形成する工程と、 前記スプリングと前記スプリングの両端を保持する一対
    の当金とを前記上部ケースに収容する工程と、 前記シャフトを前記下部ケースに収容する工程と、 前記上部ケースのフランジと前記下部ケースのフランジ
    との間に前記ダイアフラムを狭持させて、前記上部ケー
    スと前記下部ケースとを固定する工程と、 前記感圧室の圧力を所定の圧力に設定する工程と、 前記下部ケースを前記位置決め面に当接させて前記感圧
    部を前記制御弁部に取り付ける工程とを備えることを特
    徴とする制御弁の製造方法。
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DE10227817A DE10227817A1 (de) 2002-02-28 2002-06-21 Regelventil für Kompressoren und dessen Herstellungsverfahren
CNB021244294A CN100396924C (zh) 2002-02-28 2002-06-27 压缩机的控制阀及其制造方法
KR10-2002-0036466A KR100517823B1 (ko) 2002-02-28 2002-06-27 가역용량형 압축기의 제어밸브 및 그 제조방법
FR0208070A FR2836521B1 (fr) 2002-02-28 2002-06-28 Distributeur de commande d'un compresseur a deplacement variable, et son procede de fabrication

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007071114A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Sanden Corp 車両用空調システムのための可変容量型圧縮機

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