JP2002327632A - 電子スロットル制御装置 - Google Patents
電子スロットル制御装置Info
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- JP2002327632A JP2002327632A JP2001131188A JP2001131188A JP2002327632A JP 2002327632 A JP2002327632 A JP 2002327632A JP 2001131188 A JP2001131188 A JP 2001131188A JP 2001131188 A JP2001131188 A JP 2001131188A JP 2002327632 A JP2002327632 A JP 2002327632A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/02—Light metals
- F05C2201/021—Aluminium
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数や組付け工数の増大を招くことな
く、スロットル弁2の凍結防止を行うこと。 【解決手段】 スロットルボディ3は、熱伝導率の高い
金属製(例えばアルミニウム製)で、空気通路5に近接
してモータ4を取り付けるための取付け孔6が設けられ
ている。モータ4は、スロットル弁2を駆動するための
アクチュエータで、スロットルボディ3に設けられた取
付け孔6にモータケース9を圧入して取り付けられてい
る。このモータ4は、ロータとして設けられる界磁10
の外周にステータとして設けられる電機子11が配置さ
れている。この構成によれば、モータ4から発生する熱
(主に電機子コイル11bの発熱)がスロットルボディ
3に有効に伝達され、スロットルボディ3を温めること
により、スロットル弁2の凍結防止を行うことができ
る。
く、スロットル弁2の凍結防止を行うこと。 【解決手段】 スロットルボディ3は、熱伝導率の高い
金属製(例えばアルミニウム製)で、空気通路5に近接
してモータ4を取り付けるための取付け孔6が設けられ
ている。モータ4は、スロットル弁2を駆動するための
アクチュエータで、スロットルボディ3に設けられた取
付け孔6にモータケース9を圧入して取り付けられてい
る。このモータ4は、ロータとして設けられる界磁10
の外周にステータとして設けられる電機子11が配置さ
れている。この構成によれば、モータ4から発生する熱
(主に電機子コイル11bの発熱)がスロットルボディ
3に有効に伝達され、スロットルボディ3を温めること
により、スロットル弁2の凍結防止を行うことができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットルボディ
に設けられるスロットル弁の作動を電子制御する電子ス
ロットル制御装置に関する。
に設けられるスロットル弁の作動を電子制御する電子ス
ロットル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特許第2506831
号公報がある。この公報では、スロットル弁の凍結を防
止するために、内燃機関の冷却水(温水)を熱源として
利用することが開示されている。即ち、スロットルボデ
ィの側面に冷却水配管を接して取り付け、この冷却水配
管に冷却水を循環させることにより、スロットルボディ
を温めてスロットル弁の凍結防止を行うものである。
号公報がある。この公報では、スロットル弁の凍結を防
止するために、内燃機関の冷却水(温水)を熱源として
利用することが開示されている。即ち、スロットルボデ
ィの側面に冷却水配管を接して取り付け、この冷却水配
管に冷却水を循環させることにより、スロットルボディ
を温めてスロットル弁の凍結防止を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、内燃機関の冷却水通路からスロットルボディ
まで冷却水配管を設ける必要があることから、必然的に
部品点数が多くなり、且つ組付け工数が増大して大幅な
コストアップを招いていた。本発明は、上記事情に基づ
いて成されたもので、その目的は、部品点数や組付け工
数の増大を招くことなく、スロットル弁の凍結防止を行
うことができる電子スロットル制御装置を提供すること
にある。
技術では、内燃機関の冷却水通路からスロットルボディ
まで冷却水配管を設ける必要があることから、必然的に
部品点数が多くなり、且つ組付け工数が増大して大幅な
コストアップを招いていた。本発明は、上記事情に基づ
いて成されたもので、その目的は、部品点数や組付け工
数の増大を招くことなく、スロットル弁の凍結防止を行
うことができる電子スロットル制御装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)本発
明の電子スロットル制御装置は、モータから発生する熱
をスロットルボディに伝達してスロットル弁の凍結防止
を行うことを特徴とする。この構成によれば、スロット
ル弁を駆動するモータの熱を利用してスロットル弁の凍
結防止を行うので、部品点数が大幅に増大することはな
く、冷却水を熱源として利用する従来技術と比較して低
コストに対応できる。
明の電子スロットル制御装置は、モータから発生する熱
をスロットルボディに伝達してスロットル弁の凍結防止
を行うことを特徴とする。この構成によれば、スロット
ル弁を駆動するモータの熱を利用してスロットル弁の凍
結防止を行うので、部品点数が大幅に増大することはな
く、冷却水を熱源として利用する従来技術と比較して低
コストに対応できる。
【0005】(請求項2の手段)請求項1に記載した電
子スロットル制御装置において、スロットルボディは、
伝熱性に優れた金属製で、モータを取り付けるための取
付け孔が設けられ、モータは、取付け孔に圧入状態で挿
入されている。この構成によれば、モータからスロット
ルボディへの熱伝達率を高めることができるので、モー
タへの過剰な通電を抑えることができる。
子スロットル制御装置において、スロットルボディは、
伝熱性に優れた金属製で、モータを取り付けるための取
付け孔が設けられ、モータは、取付け孔に圧入状態で挿
入されている。この構成によれば、モータからスロット
ルボディへの熱伝達率を高めることができるので、モー
タへの過剰な通電を抑えることができる。
【0006】(請求項3の手段)請求項1または2に記
載した電子スロットル制御装置において、モータは、ロ
ータとして設けられる界磁の外周に、ステータとして設
けられる電機子を配置して構成される。この構成では、
発熱量の大きい電機子が界磁の外周に配置されるので、
モータから発生する熱(特に電機子コイルの発熱)を有
効にスロットルボディに伝達できる。
載した電子スロットル制御装置において、モータは、ロ
ータとして設けられる界磁の外周に、ステータとして設
けられる電機子を配置して構成される。この構成では、
発熱量の大きい電機子が界磁の外周に配置されるので、
モータから発生する熱(特に電機子コイルの発熱)を有
効にスロットルボディに伝達できる。
【0007】(請求項4の手段)請求項3に記載した電
子スロットル制御装置において、モータは、ロータの回
転軸に取り付けられたスリップリングと、このスリップ
リング上を摺接する第1のブラシと、電機子に具備され
る整流子と回転軸との間を電気的に連結する第2のブラ
シとを備え、第1のブラシからスリップリング→回転軸
→第2のブラシ→整流子を通って電機子に給電される。
この構成によれば、半導体素子を使用する必要がないの
で、低コスト化が可能である。
子スロットル制御装置において、モータは、ロータの回
転軸に取り付けられたスリップリングと、このスリップ
リング上を摺接する第1のブラシと、電機子に具備され
る整流子と回転軸との間を電気的に連結する第2のブラ
シとを備え、第1のブラシからスリップリング→回転軸
→第2のブラシ→整流子を通って電機子に給電される。
この構成によれば、半導体素子を使用する必要がないの
で、低コスト化が可能である。
【0008】(請求項5の手段)請求項1〜4に記載し
た何れかの電子スロットル制御装置において、モータに
通電される電流をデューティ制御するモータ制御回路を
備え、このモータ制御回路は、スロットル弁が空気通路
を開く側へ駆動するための開き側デューティと、スロッ
トル弁が空気通路を閉じる側へ駆動するための閉じ側デ
ューティとに応じてスロットル弁の開度を制御する。こ
の通電方法によれば、スロットル弁が一定開度を保持す
る時でも、モータへの通電量を増大できるので、それに
応じてモータの発熱量を増やすことが可能である。
た何れかの電子スロットル制御装置において、モータに
通電される電流をデューティ制御するモータ制御回路を
備え、このモータ制御回路は、スロットル弁が空気通路
を開く側へ駆動するための開き側デューティと、スロッ
トル弁が空気通路を閉じる側へ駆動するための閉じ側デ
ューティとに応じてスロットル弁の開度を制御する。こ
の通電方法によれば、スロットル弁が一定開度を保持す
る時でも、モータへの通電量を増大できるので、それに
応じてモータの発熱量を増やすことが可能である。
【0009】(請求項6の手段)請求項1〜5に記載し
た何れかの電子スロットル制御装置において、スロット
ルボディの外周を樹脂で覆ったことを特徴とする。この
構成では、スロットルボディを外気から断熱できるの
で、モータからスロットルボディに伝達された熱が外気
に拡散することを低減でき、モータの発熱をスロットル
弁の凍結防止のために有効に利用できる。
た何れかの電子スロットル制御装置において、スロット
ルボディの外周を樹脂で覆ったことを特徴とする。この
構成では、スロットルボディを外気から断熱できるの
で、モータからスロットルボディに伝達された熱が外気
に拡散することを低減でき、モータの発熱をスロットル
弁の凍結防止のために有効に利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は電子スロットル制御装置1の
全体構成を示す断面図である。本実施例の電子スロット
ル制御装置1は、スロットル弁2を有するスロットルボ
ディ3と、スロットル弁2を駆動するモータ4と、この
モータ4を通電制御するモータ制御回路(図示しない)
とを備え、このモータ制御回路によりスロットル弁2の
開度を電子制御するものである。
基づいて説明する。図1は電子スロットル制御装置1の
全体構成を示す断面図である。本実施例の電子スロット
ル制御装置1は、スロットル弁2を有するスロットルボ
ディ3と、スロットル弁2を駆動するモータ4と、この
モータ4を通電制御するモータ制御回路(図示しない)
とを備え、このモータ制御回路によりスロットル弁2の
開度を電子制御するものである。
【0011】スロットルボディ3は、熱伝導率の高い金
属製(例えばアルミニウム製)で、図1に示す様に、ス
ロットル弁2によって開閉される空気通路5を形成し、
その空気通路5に近接して、モータ4を取り付けるため
の取付け孔6が設けられている。スロットル弁2は、シ
ャフト7に設けられたスリット(図示しない)に差し込
まれて、図示しないスクリュにより固定され、シャフト
7と一体に回動する。シャフト7は、図示しない軸受を
介してスロットルボディ3に回動可能に支持され、モー
タ4の回転が減速ギヤ8を介して伝達されて回転する。
属製(例えばアルミニウム製)で、図1に示す様に、ス
ロットル弁2によって開閉される空気通路5を形成し、
その空気通路5に近接して、モータ4を取り付けるため
の取付け孔6が設けられている。スロットル弁2は、シ
ャフト7に設けられたスリット(図示しない)に差し込
まれて、図示しないスクリュにより固定され、シャフト
7と一体に回動する。シャフト7は、図示しない軸受を
介してスロットルボディ3に回動可能に支持され、モー
タ4の回転が減速ギヤ8を介して伝達されて回転する。
【0012】モータ4は、図1に示す様に、スロットル
ボディ3に設けられた取付け孔6にモータケース9を圧
入して取り付けられている。このモータ4は、図2に示
す様に、ロータとして設けられる界磁10、この界磁1
0の外周にステータとして設けられる電機子11(電機
子コア11aと電機子コイル11b)、ロータの回転軸
12に取り付けられるスリップリング13、このスリッ
プリング13上を摺接する第1のブラシ14、電機子コ
イル11bに接続される整流子15と回転軸12との間
を電気的に連結する第2のブラシ16等より構成され
る。なお、界磁10には永久磁石が使用されている。
ボディ3に設けられた取付け孔6にモータケース9を圧
入して取り付けられている。このモータ4は、図2に示
す様に、ロータとして設けられる界磁10、この界磁1
0の外周にステータとして設けられる電機子11(電機
子コア11aと電機子コイル11b)、ロータの回転軸
12に取り付けられるスリップリング13、このスリッ
プリング13上を摺接する第1のブラシ14、電機子コ
イル11bに接続される整流子15と回転軸12との間
を電気的に連結する第2のブラシ16等より構成され
る。なお、界磁10には永久磁石が使用されている。
【0013】モータ制御回路は、図示しないアクセルペ
ダルの踏み込み量に応じて、電機子コイル11bに通電
される電流をデューティ制御する。具体的には、図3に
示す様に、スロットル弁2が空気通路5を開く側へ駆動
するための開き側デューティと、スロットル弁2が空気
通路5を閉じる側へ駆動するための閉じ側デューティと
を交互に与えることにより、スロットル弁2を任意の開
度に制御することができる。なお、スロットル弁2の開
度は、スロットル開度センサ17(図1参照)により検
出され、スロットル開度信号としてモータ制御回路へ出
力される。
ダルの踏み込み量に応じて、電機子コイル11bに通電
される電流をデューティ制御する。具体的には、図3に
示す様に、スロットル弁2が空気通路5を開く側へ駆動
するための開き側デューティと、スロットル弁2が空気
通路5を閉じる側へ駆動するための閉じ側デューティと
を交互に与えることにより、スロットル弁2を任意の開
度に制御することができる。なお、スロットル弁2の開
度は、スロットル開度センサ17(図1参照)により検
出され、スロットル開度信号としてモータ制御回路へ出
力される。
【0014】次に、本実施例の作用及び効果を説明す
る。例えば、外気温が氷点下まで低下する寒冷期あるい
は寒冷地では、スロットル弁2やシャフト7の軸受等に
付着した水分が凍り付き、スロットル弁2の動作不良を
招くおそれがある。これに対し、本実施例の電子スロッ
トル制御装置1は、モータ4がスロットルボディ3に設
けられた取付け孔6に圧入状態で挿入されているので、
モータ4から発生する熱(主に電機子コイル11bの発
熱)がスロットルボディ3に伝達され、スロットルボデ
ィ3を温めることにより、スロットル弁2の凍結防止を
行うことができる。
る。例えば、外気温が氷点下まで低下する寒冷期あるい
は寒冷地では、スロットル弁2やシャフト7の軸受等に
付着した水分が凍り付き、スロットル弁2の動作不良を
招くおそれがある。これに対し、本実施例の電子スロッ
トル制御装置1は、モータ4がスロットルボディ3に設
けられた取付け孔6に圧入状態で挿入されているので、
モータ4から発生する熱(主に電機子コイル11bの発
熱)がスロットルボディ3に伝達され、スロットルボデ
ィ3を温めることにより、スロットル弁2の凍結防止を
行うことができる。
【0015】特に、本実施例のモータ4は、発熱量の大
きい電機子コイル11bを電機子コア11aに巻線して
ステータを形成しているので、電機子11をロータとす
る回転電機子形のモータと比較して、電機子コイル11
bの発熱が効果的にスロットルボディ3に伝達される。
これにより、モータ4から発生する熱を、スロットル弁
2の凍結防止を行うための熱源として有効に利用するこ
とができる。更に、スロットルボディ3をアルミニウム
製とし、そのスロットルボディ3に設けられた取付け孔
6にモータ4を圧入状態で挿入しているので、モータ4
からスロットルボディ3への熱伝達率を高めることがで
き、モータ4への過剰な通電を抑えることができる。
きい電機子コイル11bを電機子コア11aに巻線して
ステータを形成しているので、電機子11をロータとす
る回転電機子形のモータと比較して、電機子コイル11
bの発熱が効果的にスロットルボディ3に伝達される。
これにより、モータ4から発生する熱を、スロットル弁
2の凍結防止を行うための熱源として有効に利用するこ
とができる。更に、スロットルボディ3をアルミニウム
製とし、そのスロットルボディ3に設けられた取付け孔
6にモータ4を圧入状態で挿入しているので、モータ4
からスロットルボディ3への熱伝達率を高めることがで
き、モータ4への過剰な通電を抑えることができる。
【0016】また、モータ制御回路は、図3に示した様
に、モータ4に通電される電流をデューティ制御(開き
側デューティと閉じ側デューティとを交互に与える)し
ているので、スロットル弁2が一定開度を保持する時で
も、モータ4への通電量を増やすことができ、スロット
ル弁2の凍結防止に利用されるモータ4の発熱量を増大
することが可能である。
に、モータ4に通電される電流をデューティ制御(開き
側デューティと閉じ側デューティとを交互に与える)し
ているので、スロットル弁2が一定開度を保持する時で
も、モータ4への通電量を増やすことができ、スロット
ル弁2の凍結防止に利用されるモータ4の発熱量を増大
することが可能である。
【0017】更に、本実施例のモータ4は、図2に示し
た様に、第1のブラシ14からスリップリング13→回
転軸12→第2のブラシ16→整流子15を通って電機
子コイル11bに給電する構成である。この構成によれ
ば、半導体素子を使用する必要がないので、低コスト化
が可能である。上述した構成によれば、モータ4から発
生する熱を利用してスロットル弁2の凍結防止を行うの
で、部品点数が増大することはなく、冷却水を熱源とし
て利用する従来技術と比較して低コストに対応できる。
た様に、第1のブラシ14からスリップリング13→回
転軸12→第2のブラシ16→整流子15を通って電機
子コイル11bに給電する構成である。この構成によれ
ば、半導体素子を使用する必要がないので、低コスト化
が可能である。上述した構成によれば、モータ4から発
生する熱を利用してスロットル弁2の凍結防止を行うの
で、部品点数が増大することはなく、冷却水を熱源とし
て利用する従来技術と比較して低コストに対応できる。
【0018】なお、図1に示す様に、スロットルボディ
3の外周を樹脂18で覆っても良い。この場合、スロッ
トルボディ3を外気から断熱できるので、モータ4から
スロットルボディ3に伝達された熱が外気に拡散するこ
とを低減でき、モータ4の発熱をスロットル弁2の凍結
防止のために有効に利用できる。また、本実施例のモー
タ4は、界磁10に永久磁石を用いているが、界磁極に
界磁コイルを巻線して界磁10を形成しても良い。
3の外周を樹脂18で覆っても良い。この場合、スロッ
トルボディ3を外気から断熱できるので、モータ4から
スロットルボディ3に伝達された熱が外気に拡散するこ
とを低減でき、モータ4の発熱をスロットル弁2の凍結
防止のために有効に利用できる。また、本実施例のモー
タ4は、界磁10に永久磁石を用いているが、界磁極に
界磁コイルを巻線して界磁10を形成しても良い。
【図1】電子スロットル制御装置の全体構成を示す断面
図である。
図である。
【図2】モータの構造を示す模式図である。
【図3】モータへの通電パターンを示す通電特性図であ
る。
る。
1 電子スロットル制御装置 2 スロットル弁 3 スロットルボディ 4 モータ 5 空気通路 6 取付け孔 10 界磁(ロータ) 11 電機子(ステータ) 12 回転軸 13 スリップリング 14 第1のブラシ 15 整流子 16 第2のブラシ 18 樹脂
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 11/00 H02K 11/00 D Fターム(参考) 3G065 CA33 CA34 CA36 CA38 DA05 EA01 GA27 GA43 HA00 HA05 HA21 JA05 KA13 KA24 KA33 KA34 KA35 5H611 AA09 BB03 QQ02 QQ03
Claims (6)
- 【請求項1】空気通路を形成するスロットルボディと、 前記空気通路内に配設されるスロットル弁と、 このスロットル弁を駆動するモータとを備え、 前記モータを介して前記スロットル弁の開度を電子制御
する電子スロットル制御装置であって、 前記モータから発生する熱を前記スロットルボディに伝
達して前記スロットル弁の凍結防止を行うことを特徴と
する電子スロットル制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載した電子スロットル制御装
置において、 前記スロットルボディは、伝熱性に優れた金属製で、前
記モータを取り付けるための取付け孔が設けられ、 前記モータは、前記取付け孔に圧入状態で挿入されてい
ることを特徴とする電子スロットル制御装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載した電子スロット
ル制御装置において、 前記モータは、ロータとして設けられる界磁の外周に、
ステータとして設けられる電機子を配置して構成される
ことを特徴とする電子スロットル制御装置。 - 【請求項4】請求項3に記載した電子スロットル制御装
置において、 前記モータは、 前記ロータの回転軸に取り付けられたスリップリング
と、 このスリップリング上を摺接する第1のブラシと、 前記電機子に具備される整流子と前記回転軸との間を電
気的に連結する第2のブラシとを備え、 前記第1のブラシから前記スリップリング→前記回転軸
→前記第2のブラシ→前記整流子を通って前記電機子に
給電されることを特徴とする電子スロットル制御装置。 - 【請求項5】請求項1〜4に記載した何れかの電子スロ
ットル制御装置において、 前記モータに通電される電流をデューティ制御するモー
タ制御回路を備え、 このモータ制御回路は、前記スロットル弁が前記空気通
路を開く側へ駆動するための開き側デューティと、前記
スロットル弁が前記空気通路を閉じる側へ駆動するため
の閉じ側デューティとに応じて前記スロットル弁の開度
を制御することを特徴とする電子スロットル制御装置。 - 【請求項6】請求項1〜5に記載した何れかの電子スロ
ットル制御装置において、 前記スロットルボディの外周を樹脂で覆ったことを特徴
とする電子スロットル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131188A JP2002327632A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 電子スロットル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131188A JP2002327632A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 電子スロットル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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