JP2002325175A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

Info

Publication number
JP2002325175A
JP2002325175A JP2001129632A JP2001129632A JP2002325175A JP 2002325175 A JP2002325175 A JP 2002325175A JP 2001129632 A JP2001129632 A JP 2001129632A JP 2001129632 A JP2001129632 A JP 2001129632A JP 2002325175 A JP2002325175 A JP 2002325175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
special state
image forming
rewriting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001129632A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Miyamura
博昭 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001129632A priority Critical patent/JP2002325175A/ja
Publication of JP2002325175A publication Critical patent/JP2002325175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置における装置特定情報の
改ざんに対するセキュリティの強化及び印刷動作時の操
作性の向上を図る。 【解決手段】 コントローラ11のCPU11−2にお
いて、装着されているコンパクトフラッシュ31から特
殊状態判定データが読み込まれ内容が確認される。その
後、ホストコンピュータ20から、コマンドA(第二の
書替指示情報)、パスワードA及び装置特定情報が入力
されると、パスワードの照合の後、エンジン12のCP
U12−5へ、書替指示情報及び装置特定情報が送ら
れ、フラッシュメモリ12−6において装置特定情報が
書き替えられる。さらに、コントローラ11のCPU1
1−2において、コマンドB(第一の書替指示情報)及
びパスワードBが入力されると、パスワードの照合の
後、暗号化処理のされた装置特定情報がセキュリティユ
ニット13へ送られて書き替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、カ
ラープリンタ及びカラーFAX等に代表されるカラー画
像形成装置に関し、特に、装置特定情報の改ざんの防止
機能を有するカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置の高性能化、高画質
化にともない、カラー画像形成装置を悪用した、紙幣や
有価証券等の不正印刷が増加している。この不正印刷に
対処する手法としては、カラー画像形成装置の固有の情
報(装置特定情報)を内部メモリ(ROM)に記憶して
おき、印刷処理の際、この内部メモリから装置特定情報
を読み出して、人間の目では識別しにくい特定パターン
で画像に付加して印刷する手法がある。これにより、印
刷された装置特定情報を解読することで、印刷に用いら
れたカラー画像形成装置を特定することができる。
【0003】ところが、内部メモリに記憶させている装
置特定情報を改ざんし、この装置特定情報を画像に付加
できないようにするという悪質な行為が発生しており、
セキュリティ上問題となっている。この問題の対策手法
としては、メモリカード等に代表される外部記録媒体か
ら入力された装置特定情報をライトワンスで内部メモリ
に書き込み、これ以降の書き替えを禁止する手法があ
る。この手法を用いれば、一度書き込まれた装置特定情
報を消去して新たに書き直すことができないため、装置
特定情報の改ざんを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更なる
装置特定情報の書き込みを禁止する従来の装置特定情報
の改ざん防止の手法においては、一度装置特定情報が内
部メモリに書き込まれると、その後の書き込みが禁止さ
れるため、たとえば、製品の仕向地の修正にともなう装
置特定情報の変更をすることができなかった。したがっ
て、記憶された装置特定情報について必要な変更ができ
ないなどといったメンテナンス性の低いカラー画像形成
装置となるという問題があった。
【0005】また、従来のカラー画像形成装置において
は、装置特定情報をメモリカード等の外部記録媒体から
入力することとしている。しかし、外部記録媒体は複製
が容易であり、かつ、記憶された装置特定情報を容易に
改ざんすることができる。このため、セキュリティ強度
が低いという問題があった。
【0006】さらに、従来のカラー画像形成装置におい
ては、カラー画像形成装置に印刷処理を開始させるた
び、あるいは電源投入時に、メモリカードを装着する。
そして、この装着したメモリカードから読み込んだ装置
特定情報と、予め記憶しておいた装置特定情報との照合
を行い、一致した場合にのみ印刷動作に移行させること
としていた。したがって、印刷処理開始時や電源投入時
にはメモリカードの装着が必須とされ、操作性が低下す
るという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、必要な場合における装置特定情報の修正
を可能としてメンテナンスを高めるとともに、改ざんに
対するセキュリティの強度や印刷動作時の操作性の向上
を可能とするカラー画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】なお、装置特定情報の改ざんを防止する他
の従来例が特開平8−9140号公報に画像形成装置と
して開示されている。この公報に開示の画像形成装置
は、情報入力手段としてメモリカードを用いていた。し
たがって、本従来例においても上記目的を達成すること
はできなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載のカラー画像形成装置は、カ
ラー画像形成装置自身を特定する装置特定情報を記憶す
る書替可能な第一の記憶部及び第二の記憶部と、これら
第一及び第二の記憶部に記憶された装置特定情報どうし
を照合し、一致不一致を判定する情報比較判定部と、こ
の情報比較判定部において装置特定情報どうしが一致し
ていると判定されたときに、画像形成の動作を開始する
制御部と、第一の記憶部に記憶された情報により追跡パ
ターンを発生させるパターン発生部と、画像形成の際
に、追跡パターンを画像に付加する付加部とを有するカ
ラー画像形成装置であって、特殊状態である旨を示す特
殊状態情報を入力する特殊状態入力部と、この特殊状態
入力部からの特殊状態情報にもとづき特殊状態であるか
否かを判定する特殊状態判定部とを有し、制御部は、特
殊状態判定部において特殊状態であると判定されたとき
に、外部から入力された新たな装置特定情報を第一及び
第二の記憶部へ送り、書替処理を行わせる構成としてあ
る。
【0010】カラー画像形成装置をこのような構成とす
ると、制御部は、特殊状態判定部において特殊状態であ
ると判定された場合にのみ、第一及び第二の記憶部へ装
置特定情報を送って書替処理を行わせることができる。
このため、装置特定情報を書き替えるためには、物理的
な鍵、たとえば外部記憶媒体などから入力した特殊状態
情報にもとづき特殊状態であると判定されることが要件
となる。したがって、記憶部の内容の改ざんに対してセ
キュリティを高くすることができる。
【0011】また、請求項2記載のカラー画像形成装置
は、第一及び第二の記憶部における装置特定情報の書替
処理を指示する書替指示情報が入力される情報入力部
と、この情報入力部からの書替指示情報の指示内容を判
定する情報判定部を有し、制御部が、特殊状態判定部に
おいて特殊状態であると判定されるとともに、情報判定
部において書替指示情報が第一及び第二の記憶部におけ
る装置特定情報の書替処理を指示するものと判定された
ときに、装置特定情報を第一及び第二の記憶部へ送り、
書替処理を行わせる構成としてある。
【0012】カラー画像形成装置をこのような構成とす
れば、特殊状態情報を入力する入力部分と、装置特定情
報の書き替えを指示する動作情報を入力する入力部分と
が別の構成となるため、記憶部の内容の改ざんに対して
セキュリティを非常に高くすることができる。
【0013】また、請求項3記載のカラー画像形成装置
は、被照合データを記憶する被照合データ記憶部を有
し、情報入力部が、照合データを入力し、情報判定部
が、情報入力部からの照合データと、被照合データ記憶
部から取り出した被照合データとを比較して一致するか
否かを判断し、制御部が、特殊状態判定部において特殊
状態であると判定されるとともに、情報判定部において
動作情報が装置特定情報の書替処理を指示するものと判
定され、かつ、照合データと被照合データとが一致して
いると判断されたときに、装置特定情報を第一及び第二
の記憶部へ送り、書替処理を行わせる構成としてある。
【0014】カラー画像形成装置をこのような構成とす
ると、照合データにより書替指示情報の正当性を判断で
きるとともに、装置特定情報の書替処理を行うための条
件(照合データが被照合データと一致すること)が付加
されるため、記憶部の内容の改ざんに対してセキュリテ
ィを非常に高くすることができる。
【0015】また、請求項4記載のカラー画像形成装置
は、情報入力部が、第一の記憶部のみにおける装置特定
情報の書替処理を指示する第一の書替指示情報又は第二
の記憶部のみにおける装置特定情報の書替処理を指示す
る第二書替指示情報を入力し、制御部が、特殊状態判定
部において特殊状態であると判定されるとともに、情報
判断部において書替指示情報が第一の記憶部のみにおけ
る装置特定情報の書替処理を指示する第一の書替指示情
報であると判定されたときに、装置特定情報を第一の記
憶部へ送り、書替処理を行わせ、特殊状態判定部におい
て特殊状態であると判定されるとともに、情報判断部に
おいて書替指示情報が第二の記憶部のみにおける装置特
定情報の書替処理を指示する第二の書替指示情報である
と判定されたときに、装置特定情報を第二の記憶部へ送
り、書替処理を行わせる構成としてある。
【0016】カラー画像形成装置をこのような構成とす
れば、第一の記憶部における装置特定情報の書替処理
と、第二の記憶部における装置特定情報の書替処理と
が、別の書替指示情報にもとづき、異なるタイミングで
行うことができる。このため、記憶部の内容の改ざんに
対してセキュリティをさらに高くすることができる。
【0017】また、請求項5記載のカラー画像形成装置
は、第一又は第二の記憶部のうち一方又は双方が、暗号
化された装置特定情報について書替処理を行う構成とし
てある。カラー画像形成装置をこのような構成とする
と、装置特定情報が暗号化されることで、記憶部の内容
を簡単には改ざんされなくなるため、さらにセキュリテ
ィを強化することができる。
【0018】また、請求項6記載のカラー画像形成装置
は、情報入力部が、画像データの入力に用いられる画像
入力インタフェースからなる構成としてある。カラー画
像形成装置をこのような構成とすれば、既存の画像入力
インタフェースを用いて、印刷制御情報や装置特定情報
などを入力できるため、設備コストを抑えることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。まず、本発明のカラー画
像形成装置の構成について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態のカラー画像形成装置の内部構成を
示す構成図である。なお、本発明のカラー画像形成装置
には、カラープリンタ、カラー複写機及びカラーFAX
等が含まれるが、ここでは、代表的なカラープリンタを
例として説明する。
【0020】同図に示すように、カラー画像形成装置1
は、給紙・両面印刷手段2と、感光体ドラム3と、帯電
チャージャー4と、露光手段5と、現像器6と、中間転
写ドラム7と、定着手段8と、排紙手段9と、制御手段
10とを有している。ここで、給紙・両面印刷手段2
は、給紙・両面印刷ユニット2−1と、手差しユニット
2−2とを有しており、それぞれストックされた用紙又
は手差しされた用紙を、カラー画像形成装置内部へ送り
込む。
【0021】感光体ドラム3には、OPC又はa−Si
感光体が用いられる。帯電チャージャー4は、図示しな
い電源から感光体ドラム3の表面に所定の帯電電圧を印
加する。露光手段5は、感光体ドラム3に帯電された表
面側に外部端末からの画像情報がレーザ光で照射され、
潜像を形成する。この露光手段5には、LEDを用いる
こともできる。
【0022】現像器6は、形成された潜像にカラートナ
ーを現像する。この現像器6は、感光体ドラム3の回転
方向上流側からイエローを現像するイエロー現像器6−
1と、マゼンダを現像するマゼンダ現像器6−2と、シ
アンを現像するシアン現像器6−3と、ブラックを現像
するブラック現像器6−4とを有している。
【0023】中間転写ドラム7は、所定のバイアスを印
加することで感光体ドラム3に現像させたトナーを一次
的に転写させる作業を順次各トナーについて繰り返すこ
とで色重ねを行う。定着手段8は、排紙手段9の近傍に
設けられ、二次転写されたトナーを熱と圧力によって用
紙に定着させる。そして、排紙手段9は、印刷の終了し
た用紙を外部へ排出する。なお、制御手段10の詳細に
ついては、後述する。
【0024】また、カラー画像形成装置1は、図2に示
すように、ホストコンピュータ20との接続が可能な構
成となっている。ホストコンピュータ20は、カラー画
像形成装置1自身を特定する情報(装置特定情報)、装
置特定情報の書き替えを指示する書き替えコマンド(書
替指示情報)、入力パスワードに代表される照合デー
タ、カラー画像形成装置1の動作を指示するための情報
(動作情報)の他、印刷要求及び画像データ等を制御手
段10へ送る装置であり、パーソナルコンピュータやノ
ートパソコン等に代表される情報処理端末からなる。
【0025】書替指示情報は、装置特定情報の書替処理
を行わせる記憶部(第一の記憶部又は第二の記憶部のい
ずれか)を特定することができる。本発明において、エ
ンジン12のフラッシュメモリ12−6(第二の記憶
部)のみにおける装置特定情報の書き替えを指示する書
き替えコマンドを書き替えコマンドAと、セキュリティ
ユニット13のEEPROM13−1(第一の記憶部)
のみにおける装置特定情報の書き替えを指示する書き替
えコマンドを書き替えコマンドBとする。
【0026】なお、特に記憶部を特定していない書替指
示情報については、第一及び第二の記憶部における装置
特定情報の書き替えを指示するものとする。また、動作
情報には、印刷処理を制御するための印刷制御情報など
が含まれる。
【0027】また、カラー画像形成装置1は、図2に示
すように、外部記録媒体30の装着が可能な構成となっ
ている。外部記録媒体30は、汎用の外部記憶メモリで
あるコンパクトフラッシュ(登録商標)(Compac
t Flash)31を有している。コンパクトフラッ
シュ31は、特殊状態判定データが格納された特殊状態
判定データファイルを有している。
【0028】なお、本発明において物理的な鍵には、カ
ラー画像形成装置1に外部から装着される外部記録媒体
30が含まれる。ただし、カラー画像形成装置1におけ
る特殊状態情報の入力は、外部記録媒体30のコンパク
トフラッシュ31からの入力に限らず、たとえば、エン
ジン12のオプションIFからの入力やパネルユニット
40の表示部41におけるキー操作入力により行うこと
もできる。なお、特殊状態情報は、データや電気的、機
械的な論理状態等の状態を判別できる情報のことであ
る。
【0029】また、カラー画像形成装置1は、図2に示
すように、パネルユニット40と、画像出力手段50
と、ソータ、スタッカ等60とを有している。パネルユ
ニット40は、表示部41を有し、コントローラ11の
シリアルIF11−8から送られてくる所定の情報を表
示する。このパネルユニット40で表示される所定の情
報には、カラー画像形成装置1の状態や、エラー情報な
どがある。
【0030】次に、本実施形態のカラー画像形成装置に
おける制御手段の構成について、図2を参照して説明す
る。なお、図中のブロック構成は、本発明を説明する上
で最小限の構成である。同図に示すように、制御手段1
0は、コントローラ11と、エンジン12と、セキュリ
ティユニット13とを有している。
【0031】コントローラ11は、外部インタフェース
(外部IF(情報入力部))11−1と、CPU11−
2と、ROM11−3と、RAM11−4と、画像制御
回路11−5と、ビデオインタフェース(ビデオIF)
11−6と、オプションインタフェース(オプションI
F)11−7と、シリアルインタフェース(シリアルI
F)11−8とを有している。
【0032】外部IF(情報入力部)11−1は、ホス
トコンピュータ20からの情報、たとえば、装置特定情
報、書替指示情報、照合データ、動作情報、印刷制御情
報及び印刷要求等を入力する。また、外部IF(情報入
力部)11−1は、画像データの入力に用いられる画像
入力インタフェースと兼用する構成とすることができ
る。これにより、カラー画像形成装置1の設備コストを
抑えることができる。
【0033】さらに、外部IF(情報入力部)11−1
には、たとえば、パラレルインタフェースやシリアルイ
ンタフェース、ネットワーク等を用いることができる。
CPU11−2は、画像入力インタフェース(あるいは
外部IF(情報入力部)11−1)を介して入力された
画像データに対して画像処理を行い、RAM11−4に
印刷出力データとして送り記憶させる。
【0034】また、CPU11−2は、オプションIF
11−7に外部記録媒体30のコンパクトフラッシュ3
1が装着されているか否かを判断する。そして、装着さ
れていると判断したときは、次いで、このコンパクトフ
ラッシュ31の有する特殊状態判定データファイルに特
殊状態判定データが記憶されているか否かを判断する。
【0035】判断の結果、記憶されているときは、この
特殊状態判定データを読み込んでROM11−3へ送り
格納させる。なお、特殊状態判定データとは、通常の印
刷処理以外の処理を行うことが可能な状態を示すデータ
である。
【0036】そして、CPU11−2は、読み込んだ特
殊状態判定データの内容が、RAM11−4から取り出
した後述する確認データの内容と適合しているか否かを
判断し、判断の結果、適合して正しいとされたときは、
特殊モードフラグをセットするとともに、エンジン12
のCPU12−5に対しシリアルIF11−8を介して
特殊モード状態を通知する。一方、適合しないために正
しくないとされたときは、特殊モードフラグをクリアす
る。なお、CPU11−2は、特殊状態判定データの内
容確認を行うことから、特殊状態判定部としての役割を
果たす。
【0037】さらに、CPU11−2は、ホストコンピ
ュータ20からの照合データが、ROM11−3から取
り出した後述する被照合データと一致するか否かを判断
し、判断の結果、一致したときは、エンジン12のCP
U12−5へ書き替えコマンド及び装置特定情報を送
る。
【0038】また、CPU11−2は、エンジン12の
CPU12−5へ書き替えコマンド及び装置特定情報を
送る場合に、書き替えコマンドの内容を確認し、第一の
記憶部13−1及び第二の記憶部12−6のうち、いず
れの記憶部において装置特定情報の書き替えを行わせる
かの指示をCPU12−5に対して行う。
【0039】CPU11−2は、シリアルIF11−8
を介して表示情報をパネルユニット40へ送り表示させ
る。なお、CPU11−2は、書き替えコマンドの内容
を確認してCPU12−5へ装置特定情報の書替指示を
行うことから、情報判定部としての役割を果たす。
【0040】ROM11−3は、CPU11−2のプロ
グラムが記憶されている。また、ROM11−3は、特
殊状態判定データの内容の確認に用いられる確認データ
や、照合データとの照合に用いられる被照合データなど
が登録されている。RAM11−4は、CPU11−2
からの特殊状態判定データ、印刷出力データ、印刷制御
情報等を記憶する。
【0041】これらのうち照合データには、ホストコン
ピュータ20から入力されるパスワード(入力パスワー
ド)が、被照合データには、入力パスワードと照合され
る登録パスワードがそれぞれ含まれる。また、入力パス
ワードには、書き替えコマンドAの正当性を証明するた
めの入力パスワードAと、書き替えコマンドBの正当性
を証明するための入力パスワードBとが含まれる。な
お、ROM11−3は、被照合データを記憶するため
に、被照合データ記憶部としての役割を果たす。
【0042】画像制御回路11−5は、RAM11−4
から読み出した印刷出力データをビデオIF11−6を
介してエンジン12へ送る。オプションIF11−7
は、特殊状態入力部として使用され、外部記録媒体30
に記憶された装置特定情報等を入力する。
【0043】特殊状態入力部は、外部記録媒体30から
装置特定情報等を入力する機能を有するものであり、情
報入力部11−1とは別のインタフェースとして構成さ
れる。また、特殊状態入力部としては、コントローラ1
1のオプションIF11−7の他に、たとえば、パネル
ユニット40のキー等を用いることができる。さらに、
コントローラ11以外のインタフェース、たとえば、エ
ンジン12に設けられたインタフェースや、専用の入力
インタフェースを使用することもできる。
【0044】エンジン12は、カラー画像形成装置1の
構成各部の動作を制御する機能を有しており、パターン
発生回路12−1と、パターン付加回路12−2と、ビ
デオインタフェース(ビデオIF)12−3と、オプシ
ョンユニット用シリアルインタフェース(オプションシ
リアルIF)12−4と、CPU12−5と、フラッシ
ュメモリ12−6と、シリアルインタフェース(シリア
ルIF)12−7とを有している。
【0045】パターン発生回路12−1(パターン発生
部)は、セキュリティユニット13のEEPROM13
−1に記憶された情報にもとづき追跡パターンを発生さ
せる。パターン付加回路12−2(付加部)は、ビデオ
IF12−3を介してコントローラ11から送られてき
た画像データに、パターン発生回路12−1で発生した
追跡パターンを付加して、画像出力手段50へ送る。
【0046】CPU12−5(制御部)は、コントロー
ラ11のCPU11−2から送られてきた書き替えコマ
ンドにもとづき、同じく送られてきた装置特定情報を第
一の記憶部13−1又は第二の記憶部12−6へ送り、
書替処理を行わせる。また、CPU12−5は、RO
M、RAM及びシリアルIFを内蔵しているが、これら
は、CPU12−5の外部に設けることもできる。
【0047】さらに、CPU12−5は、セキュリティ
ユニット13のEEPROM13−1に記憶される装置
特定情報の暗号化・復号化を行う。また、CPU12−
5は、各特定記憶部から装置特定情報を取り出して照合
を行う。この照合及び照合の結果にもとづく印刷処理の
開始又は装置特定情報の書替処理については、後述す
る。
【0048】また、CPU12−5は、電源投入後、第
一の記憶部からの情報と、第二の記憶部からの情報とを
お互いに比較し、一致しているか否かを判定する。そし
て、判定の結果にもとづき画像形成の動作を制御する。
このとき、コントローラCPU11−2よりシリアルI
F11−8を介して特殊モード状態であることを受け取
っている場合は、装置特定情報の比較を行わず、画像形
成の動作を制御する。これにより、新規に製造した後の
電源投入において、第一の記憶部と第二の記憶部とに装
置特定情報が書き込まれていなくても、第一の記憶部と
第二の記憶部とに装置特定情報を書き込むことが可能と
なる。なお、CPU12−5は、情報の比較・判定を行
うことから、情報比較判定部としての役割を果たす。
【0049】フラッシュメモリ12−6(第二の記憶
部)は、不揮発性記憶素子であり、変換・暗号化されて
いない装置特定情報を記憶する。なお、本発明におい
て、フラッシュメモリ12−6に記憶された装置特定情
報を第二の装置特定情報というものとする。
【0050】このフラッシュメモリ12−6への装置特
定情報の書き込みは、製造段階及びボード交換にともな
うサービス処理でのみ行われるものとする。したがっ
て、フラッシュメモリ12−6に記憶された装置特定情
報は、通常、読み出しのみで使用される。
【0051】また、フラッシュメモリ12−6は、パタ
ーン発生回路12−1及びパターン付加回路12−2と
ともに、同一基板上に形成させる。このように、装置特
定情報を記憶する素子(本発明においては、フラッシュ
メモリ12−6)を、エンジン12の基板に設けること
により、改ざんを防止できる。
【0052】シリアルIF12−7は、セキュリティユ
ニット13と接続され、このセキュリティユニット13
のEEPROM13−1に記憶された装置特定情報を読
み出す。セキュリティユニット13は、装置特定情報を
記憶するEEPROM13−1(第一の記憶部)を有し
ており、エンジン12基板の外部に設けられる。
【0053】EEPROM13−1は、変換・暗号化さ
れた装置特定情報を記憶する。なお、本発明において、
セキュリティユニット13に記憶された装置特定情報を
第一の装置特定情報というものとする。また、このセキ
ュリティユニット13のEEPROM13−1に記憶さ
れた装置特定情報が、他の装置特定情報との照合を行う
際の基準の装置特定情報(基準装置特定情報)となる。
このEEPROM13−1への基準装置特定情報の書き
込みは、製造段階で行われる。したがって、EEPRO
M13−1は、通常、読み出し専用として使用される。
【0054】なお、セキュリティユニット13には、図
2においてはEEPROM13−1を設けてあるが、E
EPROM13−1に限るものではなく、たとえば、電
気的にデータの書き込み及び消去が可能なフラッシュメ
モリ、又は、電源をオフにされた場合でも情報の記憶保
持が可能な電池バックアップされたRAMなどを搭載す
ることもできる。
【0055】また、セキュリティユニット13は、カラ
ー画像形成装置1の内部において、一般の者による交換
の困難な場所、すなわち、改ざんされにくい場所に設け
ることが望ましい。さらに、セキュリティユニット13
のEEPROM13−1に記憶されている基準装置特定
情報は、記憶される際、暗号化処理されることが望まし
い。装置特定情報を暗号化することにより、改ざんが困
難となるため、セキュリティを強化できる。
【0056】次に、本実施形態のカラー画像形成装置に
おける装置特定情報の書き替え動作について、図3を参
照して説明する。同図は、本実施形態のカラー画像形成
装置における装置特定情報の書き替え動作の手順を示す
フローチャートである。
【0057】予め、ROM11−3には、特殊状態判定
データの内容を確認するための確認データと、入力パス
ワードA及び入力パスワードBと照合するための登録パ
スワードA及び登録パスワードBとが格納されている。
【0058】電源投入時、コントローラ11のCPU1
1−2において、オプションIF11−7に外部記録媒
体30のコンパクトフラッシュ31が装着されているか
否かが判断される(ステップ10)。判断の結果、装着
されているときは、次いで、その装着されているコンパ
クトフラッシュ31の特殊状態判定データファイルに特
殊状態判定データが存在するか否かが判断される(ステ
ップ11)。
【0059】判断の結果、特殊状態判定データが存在す
るときは、その特殊状態判定データがオプションIF1
1−7を介して読み込まれ、RAM11−4へ格納され
る(ステップ12)。一方、ステップ10の判断の結
果、コンパクトフラッシュ31が装着されていない場
合、又は、ステップ11の判断の結果、特殊状態判定デ
ータが存在しない場合は、装置特定情報の書替処理は行
われない。
【0060】特殊状態判定データが読み込まれたコント
ローラ11のCPU11−2において、ROM11−3
から確認データが読み出され、その特殊状態判定データ
の内容が確認データに適合しているか否かが確認される
(ステップ13)。確認の結果、確認データと特殊状態
判定データの内容とが適合しており正しいとされたとき
は、特殊モードフラグがセットされる。
【0061】また、このときエンジンCPU12−5に
対して特殊モード状態であることを、シリアルIF11
−8を介して通知する(ステップ14)。この特殊モー
ドフラグのセットにより、第一及び第二の記憶部に記憶
された情報の比較及び判定がスキップされ、装置特定情
報の書込処理が可能となる。
【0062】一方、特殊状態判定データの内容が正しく
ないとされたときは、特殊モードフラグがクリアされる
とともに(ステップ15)、装置特定情報の書替処理は
行われない。なお、特殊モード判定(特殊状態判定デー
タの内容の正否にもとづく特殊モードフラグをセットす
るか否かの判定)の他の方法としては、電源の投入操作
がパネルユニットの有する数種類のキーを複数同時に押
すことにより行われたか否かで判断するものがある。
【0063】また、他の方法としては、エンジン12の
オプションシリアルIF12−4に専用のジグを装着す
ることにより判定するものがある。さらに、他の方法と
しては、汎用外部インタフェースではない専用インタフ
ェース、たとえば、セキュリティユニット13などに代
表される内部シリアルインタフェース等を用い、この専
用インタフェースにカスケード接続して判定するものが
ある。なお、特殊モード入力部が、エンジン12のイン
タフェース等で入力される場合は、エンジンCPU12
−5で特殊モードであるか判定される。
【0064】続いて、コントローラ11のCPU11−
2において、外部IF(情報入力部)11−1を介し
て、ホストコンピュータ20から、エンジン12のフラ
ッシュメモリ12−6への書き替えコマンドA(フラッ
シュメモリ12−6における装置特定情報の書き替えを
指示する第二の書替指示情報)、パスワードA及び装置
特定情報が入力される(ステップ16)。
【0065】なお、これら書き替えコマンドA、入力パ
スワードA及び装置特定情報には、プリンタ記述言語が
用いられる。また、これら書き替えコマンドA等は、セ
キュリティ面を考慮して非公開とすることが好ましく、
入力パスワードAは、製品ごとに異なるパスワードとす
ることが望ましい。
【0066】さらに、コントローラ11のCPU11−
2において、RAM11−4から登録パスワードAが読
み出され、ホストコンピュータ20から入力された入力
パスワードAとの照合が行われる(ステップ17)。照
合の結果、登録パスワードAと入力パスワードAとが一
致しないときは、特殊モードフラグがクリアされるとと
もに(ステップ15)、装置特定情報の書替処理は行わ
れない。なお、一致しない場合において特殊モードフラ
グをクリアしないこととしても、動作上何ら問題がない
ときは、再度書き替えコマンドを入力することもでき
る。
【0067】一方、登録パスワードAと入力パスワード
Aとが一致したときは、コントローラ11のCPU11
−2からシリアルIF11−8を介してエンジン12の
CPU12−5へ、書き替えコマンドA及び装置特定情
報がシリアル通信で送られる。書き替えコマンドAの入
力されたエンジン12のCPU12−5において、同じ
く入力された装置特定情報がフラッシュメモリ12−6
へ送られ、書替処理が行われる(ステップ18)。
【0068】なお、エンジン12のCPU12−5は、
書き替えに対して書き替えられた情報が正しいか、ベリ
ファイチェックを行い、この結果をコントローラ11へ
通知してパネルユニット40に表示させることもでき
る。その後、コントローラ11のCPU11−2におい
て、外部IF(情報入力部)11−1を介して、ホスト
コンピュータ20から、セキュリティユニット13への
書き替えコマンドB(セキュリティユニット13におけ
る装置特定情報の書き替えを指示する第一の書替指示情
報)及び入力パスワードBが入力される(ステップ1
9)。
【0069】なお、これら書き替えコマンドB及び入力
パスワードBについても、書き替えコマンドA及び入力
パスワードAと同様に、プリンタ記述言語が用いられ
る。また、書き替えコマンドB等は、セキュリティ面を
考慮して非公開とすることが好ましく、入力パスワード
Bは、製品ごとに異なるパスワードとすることが望まし
い。また、書き替えコマンドB、入力パスワードBとと
もに装置特定情報を受け取っても良い。
【0070】コントローラ11のCPU11−2におい
て、ROM11−3から登録パスワードBが読み出さ
れ、入力パスワードBとの照合が行われる(ステップ2
0)。照合の結果、登録パスワードBと入力パスワード
Bとが一致しなかったときは、特殊モードフラグがクリ
アされるとともに(ステップ15)、装置特定情報の書
替処理は行われない。なお、一致しない場合において特
殊モードフラグをクリアしないこととしても、動作上何
ら問題がないときは、再度書き替えコマンドを入力する
こともできる。
【0071】一方、登録パスワードBと入力パスワード
Bとが一致したときは、コントローラ11のCPU11
−2からシリアルIF11−8を介してエンジン12の
CPU12−5へ、書き替えコマンドBがシリアル通信
で送られる。書き替えコマンドBが受け取られたCPU
12−5において、既にフラッシュメモリ12−6に書
き込まれた装置特定情報が読み出され、暗号化処理さ
れ、セキュリティユニット13へ送られて、書替処理さ
れる(ステップ21,ステップ22)。
【0072】なお、エンジン12のCPU12−5は、
書き込みに対して書き込んだ情報が正しいか、ベリファ
イチェックを行い、この結果をコントローラ11へ通知
してパネルユニット40に表示させることもできる。セ
キュリティユニット13における装置特定情報の書替処
理が終了すると、特殊モードフラグがクリアされる(ス
テップ15)。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、制御部
においては、特殊状態判定部で特殊状態であると判定さ
れた場合にのみ、第一及び第二の記憶部へ装置特定情報
を送って書き替えの処理を行わせることができる。この
ため、装置特定情報を書き替えるためには、物理的な
鍵、たとえば外部記憶媒体などから入力した特殊状態情
報にもとづき特殊状態であると判定されることが要件と
なる。したがって、記憶部の内容の改ざんに対してセキ
ュリティを高くすることができる。
【0074】また、特殊状態情報を入力する入力部分
と、装置特定情報の書き替えを指示する動作情報を入力
する入力部分とを別の構成とすることにより、記憶部の
内容の改ざんに対してセキュリティを非常に高くするこ
とができる。さらに、情報入力部において入力された照
合データにもとづき書替指示情報の正当性を判断する構
成とすることで、装置特定情報の書替処理を行うための
条件が付加されるため、記憶部の内容の改ざんに対して
セキュリティを非常に高くすることができる。
【0075】また、第一の記憶部における装置特定情報
の書替処理と、第二の記憶部における装置特定情報の書
替処理とを、異なる書替指示情報とし、さらに、異なる
タイミングで入力することにより、記憶部の内容の改ざ
んに対してセキュリティをさらに高くすることができ
る。
【0076】また、第一又は第二の記憶部に記憶する装
置特定情報のうち一方又は双方を暗号化することで、記
憶部の内容が簡単には改ざんされなくなるため、さらに
セキュリティを強化することができる。さらに、情報入
力部を既存の画像入力インタフェースからなる構成とす
ることで、この既存の画像入力インタフェースを用い
て、印刷制御情報や装置特定情報などを入力できるた
め、設備コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の内部構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置における制御手段
及び周辺の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のカラー画像形成装置における装置特定
情報の書き替えの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー画像形成装置 2 給紙・両面印刷手段 2−1 給紙・両面印刷ユニット 2−2 手差しユニット 3 感光体ドラム 4 帯電チャージャー 5 露光手段 6 現像器 6−1 イエロー現像器 6−2 マゼンダ現像器 6−3 シアン現像器 6−4 ブラック現像器 7 中間転写ドラム 8 定着手段 9 排紙手段 10 制御手段 11 コントローラ 11−1 外部IF(情報入力部) 11−2 CPU 11−3 ROM 11−4 RAM 11−5 画像制御回路 11−6 ビデオIF 11−7 オプションIF(特殊状態入力部) 11−8 シリアルIF 12 エンジン 12−1 パターン発生回路 12−2 パターン付加回路 12−3 ビデオIF 12−4 オプションシリアルIF 12−5 CPU 12−6 フラッシュメモリ(第二の記憶部) 12−7 シリアルIF 13 セキュリティユニット 13−1 EEPROM(第一の記憶部) 20 ホストコンピュータ 30 外部記録媒体 31 コンパクトフラッシュ 40 パネルユニット 41 表示部 50 画像出力手段 60 ソータ、スタッカ等
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/36 H04N 1/387 2H134 21/00 562 1/40 Z 5B057 21/04 G03G 21/00 390 5C076 G06T 1/00 500 382 5C077 H04N 1/387 B41J 29/00 Z 5C079 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01 CL08 HJ10 HM00 HN04 HN11 2C087 AA03 AA09 AA15 AB01 AB05 AC08 BA01 BB03 BB16 BC16 BD12 CB07 DA02 DA14 2C187 AC07 AD03 AE01 CD07 GD02 2H027 EE08 EJ02 EJ03 EJ08 FD01 FD08 FD10 ZA07 2H030 AA00 AD16 2H134 NA18 NA21 NA46 5B057 AA11 CA01 CB01 CC01 CE08 CH11 DB06 DC32 5C076 AA14 BA03 BA04 5C077 LL14 LL16 MP08 PP23 PP33 PP38 PP55 PQ12 PQ22 TT02 TT06 5C079 HB03 LA08 LA21 LA40 MA01 MA04 MA11 NA17 PA01 PA02 PA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像形成装置自身を特定する装置
    特定情報を記憶する書替可能な第一の記憶部及び第二の
    記憶部と、 これら第一及び第二の記憶部に記憶された装置特定情報
    どうしを照合し、一致不一致を判定する情報比較判定部
    と、 この情報比較判定部において前記装置特定情報どうしが
    一致していると判定されたときに、画像形成の動作を開
    始する制御部と、 前記第一の記憶部に記憶された情報により追跡パターン
    を発生させるパターン発生部と、 画像形成の際に、前記追跡パターンを画像に付加する付
    加部とを有するカラー画像形成装置であって、 特殊状態である旨を示す特殊状態情報を入力する特殊状
    態入力部と、 この特殊状態入力部からの前記特殊状態情報にもとづき
    特殊状態であるか否かを判定する特殊状態判定部とを有
    し、 前記制御部は、 前記特殊状態判定部において前記特殊状態であると判定
    されたときに、外部から入力された新たな装置特定情報
    を前記第一及び第二の記憶部へ送り、書替処理を行わせ
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の記憶部における前記
    装置特定情報の書替処理を指示する書替指示情報が入力
    される情報入力部と、 この情報入力部からの前記書替指示情報の指示内容を判
    定する情報判定部を有し、 前記制御部が、 前記特殊状態判定部において前記特殊状態であると判定
    されるとともに、前記情報判定部において前記書替指示
    情報が前記第一及び第二の記憶部における前記装置特定
    情報の書替処理を指示するものと判定されたときに、前
    記装置特定情報を前記第一及び第二の記憶部へ送り、前
    記書替処理を行わせることを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 被照合データを記憶する被照合データ記
    憶部を有し、 前記情報入力部が、照合データを入力し、 前記情報判定部が、前記情報入力部からの前記照合デー
    タと、前記被照合データ記憶部から取り出した前記被照
    合データとを比較して一致するか否かを判断し、 前記制御部が、 前記特殊状態判定部において前記特殊状態であると判定
    されるとともに、前記情報判定部において前記動作情報
    が前記装置特定情報の書替処理を指示するものと判定さ
    れ、かつ、前記照合データと前記被照合データとが一致
    していると判断されたときに、前記装置特定情報を前記
    第一及び第二の記憶部へ送り、前記書替処理を行わせる
    ことを特徴とする請求項2記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報入力部が、前記第一の記憶部の
    みにおける前記装置特定情報の書替処理を指示する第一
    の書替指示情報又は前記第二の記憶部のみにおける前記
    装置特定情報の書替処理を指示する第二書替指示情報を
    入力し、 前記制御部が、 前記特殊状態判定部において前記特殊状態であると判定
    されるとともに、前記情報判断部において前記書替指示
    情報が前記第一の記憶部のみにおける前記装置特定情報
    の書替処理を指示する前記第一の書替指示情報であると
    判定されたときに、前記装置特定情報を前記第一の記憶
    部へ送り、前記書替処理を行わせ、 前記特殊状態判定部において前記特殊状態であると判定
    されるとともに、前記情報判断部において前記書替指示
    情報が前記第二の記憶部のみにおける前記装置特定情報
    の書替処理を指示する前記第二の書替指示情報であると
    判定されたときに、前記装置特定情報を前記第二の記憶
    部へ送り、前記書替処理を行わせることを特徴とする請
    求項2又は3記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第一又は第二の記憶部のうち一方又
    は双方が、 暗号化された前記装置特定情報について前記書替処理を
    行うことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のカ
    ラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記情報入力部が、画像データの入力に
    用いられる画像入力インタフェースからなることを特徴
    とする請求項2、3、4又は5記載のカラー画像形成装
    置。
JP2001129632A 2001-04-26 2001-04-26 カラー画像形成装置 Pending JP2002325175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001129632A JP2002325175A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 カラー画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001129632A JP2002325175A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 カラー画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002325175A true JP2002325175A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18978131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001129632A Pending JP2002325175A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 カラー画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002325175A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005144857A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007049430A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Murata Mach Ltd 画像処理方法及び画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005144857A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007049430A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Murata Mach Ltd 画像処理方法及び画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2452009C1 (ru) Блок, использующий операционную систему, и устройство формирования изображений, использующее ее
US5720012A (en) Security module for a printing apparatus
US9224011B2 (en) Embedded system, information processing unit, and image forming apparatus
US7796286B2 (en) Image forming apparatus, replacement part, method and apparatus for recycling replacement part, and method of controlling image forming apparatus
US20010021251A1 (en) Image processing system and method, memory card, and storage medium
JP5016189B2 (ja) 電子装置、電子装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
US20070297000A1 (en) Information processing apparatus, image forming apparatus, option function setup method, option function setup method for information processing apparatus, option function setup method for image forming apparatus, program, and storage
JP4629206B2 (ja) 識別装置および被識別装置
JP4498212B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びコンピュータプログラム
US20050201558A1 (en) Encryption apparatus and image forming apparatus
JP4326863B2 (ja) 画像形成装置および印刷方法
US20070008565A1 (en) Printing apparatus
JP5224641B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム
US6608692B1 (en) Image processing apparatus, method, and computer-readable storage medium for storing programs used therein
JP2002325175A (ja) カラー画像形成装置
WO2000067464A1 (fr) Dispositif de reconnaissance d'image, peripherique couple a ce dispositif et systeme de traitement d'image
JP2009300758A (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ相互認証システム
JP2002307776A (ja) カラー画像形成装置
JP2006185063A (ja) プログラム書込装置及びプログラム書込プログラム
JP2007122315A (ja) 機密文書管理システムおよび機密文書の不正複製防止方法
US20080104668A1 (en) Image forming apparatus, control method, and computer-readable storage medium therefor
JP2003211773A (ja) カラー画像形成装置
JP2006254354A (ja) 画像処理装置、画像処理装置を備えた画像形成装置
JP2007081692A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置特定システム
CN115859294A (zh) 图像形成控制方法及其装置、图像形成装置、电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071225