JP2002324200A - 電子決済システム,端末装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶媒体,管理装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶媒体,端末装置の情報処理プログラム,管理装置の情報処理プログラム、及び電子決済方法 - Google Patents

電子決済システム,端末装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶媒体,管理装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶媒体,端末装置の情報処理プログラム,管理装置の情報処理プログラム、及び電子決済方法

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JP2002324200A
JP2002324200A JP2002042264A JP2002042264A JP2002324200A JP 2002324200 A JP2002324200 A JP 2002324200A JP 2002042264 A JP2002042264 A JP 2002042264A JP 2002042264 A JP2002042264 A JP 2002042264A JP 2002324200 A JP2002324200 A JP 2002324200A
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Hiroshi Kagiwada
浩 鍵和田
Toyoji Okada
豊史 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカードを持たないユーザに対して
もネットワーク上の電子決済を利用可能とする。 【解決手段】 ユーザが管理者側で発行されたプリペイ
ドカード8(或いは光ディスク9)を購入し、これに付
されている固有の識別番号であるSC−IDをクライア
ント端末装置1に入力する。クライアント端末装置1
は、SC−IDと共に、クライアント端末装置1の固有
のクライアントID、及びメモリカード6の固有のMC
−IDを、ネットワーク上のマスターサーバ装置2に送
信する。マスターサーバ装置2は、MC−ID及びクラ
イアントIDの組み合わせで、SC−IDに対応するプ
リペイド金額を記憶する。そして、サービス提供の際
に、MC−ID及びクライアントIDからサービスを受
けるユーザを特定し、提供するサービスに応じた金額
を、そのユーザのプリペイド金額に対して課金処理した
うえでサービスの提供を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ット等のネットワークを利用したネットビジネスに適用
して好適な電子決済システム,端末装置の情報処理プロ
グラムを記憶させた記憶媒体,管理装置の情報処理プロ
グラムを記憶させた記憶媒体,端末装置の情報処理プロ
グラム,管理装置の情報処理プログラム、及び電子決済
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、ユーザが例えばインター
ネット等のネットワークを介して販売サイトにアクセス
して所望の商品やコンテンツ等を購入するネットビジネ
スサイトが普及している。
【0003】このようなネットビジネスサイトにおける
決済は、通常、ユーザが所有しているクレジットカード
を用いて行われる場合が多い。具体的には、クレジット
カードを用いて決済を行う場合、ユーザは商品やコンテ
ンツ等の選択画面において所望の商品やコンテンツ等を
選択すると共に、支払い入力画面において自分が所有し
ているクレジットカードのカード番号及びそのクレジッ
トカードの名義等を入力する。これにより、後にユーザ
が選択した商品が郵送され、或いはその場でコンテンツ
のダウンロードが可能となり、代金は、ユーザが入力し
たカード番号に対応して登録されている名義の銀行口座
から引き落としのかたちで支払われることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、今日において
クレジットカードを所有することができるユーザは、経
済的に自立しているユーザに限定され、支払い能力の無
い子供等はクレジットカードを所有することができな
い。このため、この子供等のようにクレジットカードを
所有することができないユーザは、ネットビジネスサイ
トを利用しづらい問題があった。
【0005】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、利用者を限定せずに誰でもネットワーク上の
電子決済を可能とすることができるような電子決済シス
テム,端末装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶
媒体,管理装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶
媒体,端末装置の情報処理プログラム,管理装置の情報
処理プログラム、及び電子決済方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、端末装置か
ら、少なくともメディアに付された固有のメディア識別
番号、及びデバイスに付された固有のデバイス識別番号
を管理装置に送信すると、管理装置が、上記端末装置か
ら送信されたデバイス識別番号に基づいて、上記メディ
ア識別番号を有するメディアで可能な金銭の支払い管理
を行う。
【0007】すなわち、管理装置側において、ユーザが
所有するデバイスのデバイス識別番号に対応させるかた
ちで、ユーザが所有するメディアのメディア識別番号を
管理し、ユーザに対してサービスを提供する際に、その
ユーザが所有するメディアで可能な金銭の支払い管理を
行う。
【0008】そして、このメディアとしてプリペイド方
式の例えばプリペイドカード等を用いることにより、ク
レジットカードを所有することができないユーザに対し
てもネットビジネスサイトを利用可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、例えばプリペイドカー
ドやプリペイドディスクを用いて予め入金を行い、この
入金されている金額の範囲内でコンテンツ等の配信サー
ビスを行う電子決済システムに適用することができる。
【0010】このような電子決済システムにおいては、
「公開鍵方式」の暗号化手法、或いは「共通鍵方式(秘
密鍵方式)」の暗号化手法等を用いてシステムを構成す
ることができる。
【0011】「公開鍵方式」の暗号化手法は、公開鍵と
秘密鍵とからなる2つの異なる鍵を用いて、送受信する
情報の暗号化及び復号化を行う暗号化手法である。
【0012】「共通鍵方式」の暗号化手法は、送信側と
受信側とが共通の秘密鍵を用いて、送受信する情報の暗
号化及び復号化を行う暗号化手法である。
【0013】以下、両者を代表して、前者の「公開鍵方
式」がこの電子決済システムに適用されていることとし
て、この電子決済システムの説明を行うこととする。
【0014】なお、以下における情報の送受信は特段の
記載のない限り、例えばSSL(Secure Sockets Laye
r)等の暗号化手法を用いて行われることとする。
【0015】[第1の実施の形態] 〔電子決済システムのシステム構成〕図1は、「公開鍵
方式」の暗号化手法を用いた本発明の第1の実施の形態
となる電子決済システムのブロック図である。この図1
からわかるように、この第1の実施の形態の電子決済シ
ステムは、例えばネットワーク接続機能とビデオゲーム
の実行機能とを備えたビデオゲーム機や、ネットワーク
接続機能を備えたパーソナルコンピュータ装置等のクラ
イアント端末装置1を有している。
【0016】また、この電子決済システムは、当該電子
決済システムを管理するマスターサーバ装置2と、例え
ばビデオゲームのゲームコンテンツ,映画コンテンツ,
音楽コンテンツ等のデジタルコンテンツの配信サービス
を行うコンテンツサーバ装置3とを有している。
【0017】この電子決済システムは、上記クライアン
ト端末装置1,マスターサーバ装置2、及びコンテンツ
サーバ装置3が、例えばインターネット4等の所定のネ
ットワークを介して相互に接続されることで構成されて
いる。
【0018】〔クライアント端末装置の構成〕クライア
ント端末装置1には、それぞれ各クライアント端末装置
毎に異なるようにユニークな識別番号(クライアントI
D)が付されている。このクライアントIDは、例えば
Mask−ROM等の半導体メモリに記憶されている。
このクライアントIDは、後に説明するマスターサーバ
装置2とクライアント端末装置1との間で通信を行う際
に、クライアント端末装置1のCPUにより上記Mas
k−ROMから読み出される。CPUは、このクライア
ントIDを、以下に説明するメモリカード6に記憶され
た所定の秘密鍵に基づいて暗号化してマスターサーバ装
置2に送信する。
【0019】メモリカード6は、例えば数MB〜数十M
Bのフラッシュメモリで構成されており、クライアント
端末装置1に装着されるようになっている。このメモリ
カード6にも、前述のクライアント端末装置1と同様
に、それぞれ各メモリカード毎に異なる識別番号(MC
−ID)が付されている。
【0020】また、このメモリカード6内には、「公開
鍵方式」の暗号化手法を可能とする公開鍵及び秘密鍵の
うち、「秘密鍵(或いは公開鍵)」が記憶されている。
クライアント端末装置1は、このメモリカード6に記憶
されている秘密鍵で情報を暗号化してマスターサーバ装
置2に送信するようになっている。
【0021】また、このクライアント端末装置1には、
操作部7が接続されている。この操作部7は、クライア
ント端末装置1がビデオゲーム機であった場合は、ビデ
オゲームのキャラクタ等の操作を行うコントローラに相
当するものである。
【0022】また、クライアント端末装置1がパーソナ
ルコンピュータ装置であった場合は、文字入力等を行う
キーボードやマウス装置等の入力デバイスに相当するも
のである。
【0023】ここで、この電子決済システムの場合、ユ
ーザがプリペイドカード8或いはプリペイド用の記憶媒
体(この例では、光ディスク9である。なお、半導体メ
モリや磁気ディスクでもよい。)を購入することで、こ
の電子決済システムに対する入金を行うようになってい
る。
【0024】プリペイドカード8は、それぞれ各プリペ
イドカード毎に異なるように付されたユニークな識別番
号(SC−ID)が印字されている。このSC−IDと
しては、例えば各プリペイドカード8の製造番号を、マ
スターサーバ装置2が有する公開鍵(或いは秘密鍵)を
用いて暗号化した数値(図1に示す例ではpp2pki
34567)が印字されている。また、このプリペイド
カード8は、少なくともこのSC−IDの印字部分を、
印字されたSC−IDが視認されないように被覆部材で
被覆処理して形成されている。
【0025】このSC−IDを被覆している被覆部材
は、爪や硬貨等の硬いものを用いて削り取ることが可能
となっている。プリペイドカード8を購入したユーザ
は、そのプリペイドカード8の上記被覆部材で被覆され
ている部分を爪や硬貨等の硬いものを用いて擦ることで
被覆部材を削り取る。これにより、それまで被覆部材で
被覆されていたSC−IDが視認できるようになる。
【0026】このSC−IDは、ユーザが操作部7を操
作して入力するようになっている。クライアント端末装
置1は、この操作部7を介して入力されたSC−ID
を、メモリカード6に記憶されている秘密鍵を用いて暗
号化してマスターサーバ装置2に送信する。これによ
り、この電子決済システムに対応する、プリペイドカー
ド8を用いた入金が完了するようになっている。
【0027】なお、プリペイドカード8に印字されたS
C−IDは、通常の状態では視認されないように被覆部
材で被覆することで秘密性を保持することとした。しか
し、これは例えばSC−IDを磁気記録し(或いは光記
録、光磁気記録等でもよい。)、ユーザ側で例えばカー
ドリーダ等を用いてこの磁気記録されたSC−IDを読
み取るようにしてもよい。これにより、SC−IDが磁
気記録されているため、該SC−IDを視認できないう
え、被覆部材を削り取る面倒な作業や操作部7を操作し
てSC−IDを手入力する面倒な手間を省略可能とする
ことができる。
【0028】一方、光ディスク9は、それぞれ各光ディ
スク毎に異なるユニークな識別番号(MID)や入金情
報等が記録された例えばCD−ROMやDVD−ROM
等である。MIDは、例えば各光ディスク9の製造番号
を、マスターサーバ装置2が有する公開鍵(或いは秘密
鍵)で暗号化することで形成されている。
【0029】クライアント端末装置1には、ディスクド
ライブが設けられている。クライアント端末装置1は、
上記光ディスク9が装着されると、このディスクドライ
ブにより光ディスク9に記録されているMID等を再生
する。そして、クライアント端末装置1は、このMID
等を、メモリカード6に記録されている秘密鍵を用いて
暗号化してマスターサーバ装置2に送信する。これによ
り、この電子決済システムに対応する、光ディスク9を
用いた入金が完了するようになっている。
【0030】〔マスターサーバ装置の構成〕この電子決
済システムでは、ユーザにより購入されたプリペイドカ
ード8或いは光ディスク9の購入金額の一部或いは全部
をプリペイド金額としてマスターサーバ装置2に登録
(=入金)する。マスターサーバ装置2は、この登録さ
れたプリペイド金額を、そのユーザのメモリカード6の
MC−ID(及びクライアント端末装置1のクライアン
トID)で管理する。このような管理を可能とすべく、
マスターサーバ装置2は、図1に示すように第1のデー
タベース10及び第2のデータベース11を有してい
る。
【0031】第1のデータベース10には、プリペイド
カード8及び光ディスク9の「製造番号」と、そのプリ
ペイドカード8及び光ディスク9が過去に使用されたか
否かを示す「使用済み属性」が記憶されている。
【0032】前述のように、各プリペイドカード8及び
各光ディスク9には、そのメディアの製造番号を、マス
ターサーバ装置2が有する公開鍵(或いは秘密鍵)を用
いて暗号化した数値のSC−ID或いはMIDが印字或
いは記憶されている。第1のデータベース10には、こ
の暗号化がなされる前の製造番号(暗号化された数値の
製造番号でもよい。)が、上記「製造番号」として記憶
されている。
【0033】図2に、この第1のデータベース10に記
憶されている「製造番号」及び「使用済み属性」の一例
を示す。この図2からわかるように、第1のデータベー
ス10には、システム管理者側で製造したプリペイドカ
ード8や光ディスク9の製造番号が、例えば10000
番,10001番,10002番…等のように順に記憶
されている。また、この第1のデータベース10には、
各製造番号に対応して、その製造番号のプリペイドカー
ド8、或いは光ディスク9が過去に使用されたものであ
るか否かを示す使用済み属性が、例えば0,1,0…等
のように記憶されている。
【0034】この使用済み属性として「0」が記憶され
ている場合は、その製造番号のプリペイドカード8或い
は光ディスク9は未使用であることを示す。使用済み属
性として「1」が記憶されている場合は、その製造番号
のプリペイドカード8或いは光ディスク9は使用済みで
あることを示す。
【0035】例えば、この図2に示す例の場合、製造番
号10000番のプリペイドカード8或いは光ディスク
9の使用済み属性は「0」であるため未使用であること
を示す。製造番号10001番のプリペイドカード8或
いは光ディスク9の使用済み属性は「1」であるため使
用済みであることを示す。製造番号10002番のプリ
ペイドカード8或いは光ディスク9の使用済み属性は
「0」であるため未使用であることを示す。
【0036】後に詳しく説明するが、マスターサーバ装
置2は、ユーザからの入金手続きの際に、その製造番号
のプリペイドカード8或いは光ディスク9の使用済み属
性を判別する。マスターサーバ装置2は、使用済み属性
が未使用を示す「0」である場合は、正当な入金手続き
と判断して入金登録を行うと共に、未使用を示す「0」
から使用済みであることを示す「1」に、その製造番号
に対応する使用済み属性を書き換える。
【0037】これに対して、使用済み属性が「1」であ
る場合は、そのプリペイドカード8或いは光ディスク9
は使用済みであることを示す。このため、マスターサー
バ装置2は、現在行われている入金手続きは不当な入金
手続きであると判断し入金処理は行わない。
【0038】次に、マスターサーバ装置2の第2のデー
タベース11には、各メモリカード6のMC−IDと、
各メモリカード6が使用されているクライアント端末装
置1のクライアントIDと、そのメモリカード6及びク
ライアント端末装置1を使用しているユーザの入金金額
(残高)と、各メモリカード6に記憶されている秘密鍵
に対応する公開鍵とが記憶されている。
【0039】図3に、この第2のデータベース11に記
憶されている「MC−ID」,「クライアントID」,
「残高」及び「公開鍵」の一例を示す。この図3からわ
かるように、第2のデータベース11には、管理者側で
製造されたメモリカード6のMC−IDが、例えば20
000番,20001番,20002番,20003番
……等のように順に記憶されている。
【0040】後に説明するが、クライアント端末装置1
からマスターサーバ装置2にSC−IDやMIDが送信
される際には、その送信を行うクライアント端末装置1
のクライアントID、及びそのクライアント端末装置1
で使用されているメモリカード6のMC−IDも共に送
信される。このため、第2のマスターサーバ装置2は、
メモリカード6のMC−IDに対応させてクライアント
IDを登録するようになっている。
【0041】例えば、この図3に示す例の場合、200
00番のMC−IDを有するメモリカード6に対して
は、30000番のクライアントIDを有するクライア
ント端末装置1が登録されている。また、20001番
のMC−IDを有するメモリカード6に対しては、29
601番のクライアントIDを有するクライアント端末
装置1が登録されている。また、20003番のMC−
IDを有するメモリカード6に対しては、56901番
のクライアントIDを有するクライアント端末装置1が
登録されている。
【0042】なお、20002番のMC−IDを有する
メモリカード6に対しては、0番のクライアントIDが
登録されている。これは、20002番のMC−IDを
有するメモリカード6に対するクライアント端末装置1
は登録されていないことを意味している。すなわち、こ
の20002番のMC−IDを有するメモリカード6
は、未だユーザに対して販売されておらず、使用されて
いないことを示している。このため、必然的にこの20
002番のMC−IDを有するメモリカード6を使用し
ているクライアント端末装置1は存在しないわけであ
る。
【0043】次に、ユーザの入金金額(残高)は、各ユ
ーザのメモリカード6のMC−ID及びクライアント端
末装置1のクライアントIDの組み合わせで管理される
ようになっている。
【0044】例えば図3に示す例の場合、20000番
のMC−IDを有するメモリカード6と、30000番
のクライアントIDを有するクライアント端末装置1と
の組み合わせでこの電子決済システムを利用するユーザ
の残高は「5000円」となっている。20001番の
MC−IDを有するメモリカード6と、29601番の
クライアントIDを有するクライアント端末装置1との
組み合わせでこの電子決済システムを利用するユーザの
残高は「1000円」となっている。また、20003
番のMC−IDを有するメモリカード6と、56901
番のクライアントIDを有するクライアント端末装置1
との組み合わせでこの電子決済システムを利用するユー
ザの残高は「0円(残高無し)」となっている。
【0045】このように、マスターサーバ装置2側で
は、ユーザから入金されたプリペイド金額を、メモリカ
ード6に付された固有の識別番号であるMC−ID(及
びクライアント端末装置1のクライアントID)で管理
する。
【0046】次に、第2のデータベース11は、メモリ
カード6に記憶されている秘密鍵(或いは公開鍵)に対
応する公開鍵(或いは秘密鍵)と、メモリカード6のM
C−IDとを関連付けして記憶することで構築される。
【0047】図3は、20000番,20001番,2
0002番,20003番……のMC−IDを有する各
メモリカード6の秘密鍵に対応して、例えばPKI0,
PKI1,PKI2,PKI3……の各公開鍵が第2の
データベース11にそれぞれ記憶されている例を示して
いる。
【0048】なお、この実施の形態の電子決済システム
は、前述のように「公開鍵方式」を採用しているため、
この第2のデータベース11には「公開鍵」が記憶され
ている。しかし、この電子決済システムに「共通鍵方
式」を採用した場合には、第2のデータベース11に
は、「公開鍵」の代わりに、各メモリカード6に記憶さ
れている共通鍵と同じ「共通鍵」が記憶されることとな
る。
【0049】また、メモリカード6には、予め秘密鍵
(或いは公開鍵)が記憶されていることとした。しか
し、秘密鍵(或いは公開鍵)が記憶されていないメモリ
カード6が接続されたクライアント端末装置1からアク
セスがある場合も考えられる。この場合、マスターサー
バ装置2は、秘密鍵及び公開鍵を生成し、秘密鍵(或い
は公開鍵)をクライアント端末装置1に送信する。ま
た、マスターサーバ装置2は、そのメモリカードのMC
−IDに関連付けて上記生成した公開鍵(或いは秘密
鍵)を第2のデータベース11に記憶する。これによ
り、当該システムを利用可能とすることができる。
【0050】このように、この電子決済システムでは、
ユーザから入金されたプリペイド金額を、メモリカード
6に付された固有の識別番号であるMC−ID(及びク
ライアント端末装置1のクライアントID)で管理する
ようになっている。これは、ユーザ側から見ればメモリ
カード6にプリペイド金額が記憶されているのと同じこ
ととなり、メモリカード6自体がユーザの財布になるこ
とを意味している。
【0051】ここで、このようにメモリカード6自体に
金銭的価値が付加されると、メモリカード6の不正使用
が問題となる。すなわち、メモリカード6が紛失し或い
は盗難にあうことにより、ユーザに対して金銭的な損害
が生ずることが予想される。
【0052】しかし、この電子決済システムの場合、以
下の理由により、ユーザに対して金銭的な損害が生ずる
不都合を防止することができる。
【0053】すなわち、この電子決済システムの場合、
マスターサーバ装置2に記憶されているプリペイド金額
が、メモリカード6のMC−ID及びそのユーザのクラ
イアント端末装置1のクライアントIDで管理されるよ
うになっている。
【0054】前述のように、MC−ID及びクライアン
トIDは、それぞれユニークな識別番号である。このた
め、このユニークな識別番号同士の組み合わせである、
MC−ID及びクライアントIDの組み合わせは、世界
で2つと無い組み合わせとなる。従って、MC−ID及
びクライアントIDの組み合わせは、メモリカード6を
使用するユーザの本人性を十分に認証し得る組み合わせ
となる。
【0055】真のユーザのメモリカード6が、他のユー
ザにより不正に使用される場合には、この真のユーザの
メモリカード6は、他のユーザのクライアント端末装置
1で使用されることとなる。他のユーザのクライアント
端末装置1のクライアントIDは、予めマスターサーバ
装置2に登録されている真のユーザのクライアントID
とは異なる。このため、このような不正使用を行った他
のユーザは、その真のユーザのメモリカード6を用いて
当該電子決済システムを利用することはできない。従っ
て、真のユーザのプリペイド金額に被害が及ぶことはな
いのである。
【0056】このように、この電子決済システムは、M
C−ID及びクライアントIDの両方のユニークなID
に基づいて、極めてセキュリティ性の高いシステムを構
築している。
【0057】〔入金手続きの概要〕次に、このような電
子決済システムにおける入金の仕方を説明する。概略的
には、ユーザは、当該システムの管理者側から発行され
るプリペイドカード8や光ディスク9を購入し、プリペ
イドカード8に印字されているSC−ID、或いは光デ
ィスク9に付されているMIDをマスターサーバ装置2
に登録する。マスターサーバ装置2は、ユーザにより購
入されたプリペイドカード8或いは光ディスク9の購入
金額の全部(或いは一部)をプリペイド金額としてデー
タベースに登録する。これにより、この電子決済システ
ムに対する入金が完了する。
【0058】〔プリペイドカードによる入金〕図4のフ
ローチャートに、プリペイドカード8による入金手続き
の流れを示す。プリペイドカード8による入金を行う場
合、ユーザは、プリペイドカード8を購入し、メモリカ
ード6をクライアント端末装置1に装着した状態でクラ
イアント端末装置1を起動する。そして、インターネッ
ト4を介して、自分のクライアント端末装置1とマスタ
ーサーバ装置2とを接続する。
【0059】マスターサーバ装置2は、クライアント端
末装置1との間の接続が確立されると、プリペイドカー
ド8による入金用の入力画面の情報を送信する。これに
より、ユーザのクライアント端末装置1に接続された、
例えばテレビジョン受像機等のモニタ装置に、マスター
サーバ装置2側から送信された入金用の入力画面が表示
される。
【0060】図4に示すフローチャートは、この入金用
の入力画面がモニタ装置に表示されたタイミングでスタ
ートとなる。
【0061】ユーザは、モニタ装置に表示された入金用
の入力画面に基づいて、自分が購入したプリペイドカー
ド8のSC−IDを操作部7を操作して入力し、この入
力したSC−IDの送信を指定する。ステップS1で
は、クライアント端末装置1が、このユーザから入力さ
れたプリペイドカード8のSC−IDを検出する。これ
により、このプリペイドカード8による入金手続きがス
テップS2に進む。
【0062】ステップS2では、ユーザによりSC−I
Dの送信を指定されたクライアント端末装置1が、メモ
リカード6に記憶されている秘密鍵を読み出し、この秘
密鍵を用いて、プリペイドカード8のSC−ID,メモ
リカード6のMC−ID及びクライアント端末装置1の
クライアントIDを暗号化する。そして、クライアント
端末装置1は、この暗号化した各情報を、暗号化してい
ないMC−IDと共にマスターサーバ装置2に送信す
る。これにより、このプリペイドカード8による入金手
続きがステップS3に進む。
【0063】ステップS3では、マスターサーバ装置2
が、クライアント端末装置1側から送信された各情報を
受信する。マスターサーバ装置2は、暗号化していない
MC−IDに基づいて、上記SC−ID,MC−ID及
びクライアントIDを暗号化した秘密鍵に対応する公開
鍵を第2のデータベース11から検索する。マスターサ
ーバ装置2は、この検索した公開鍵を用いて、暗号化さ
れた状態で受信したSC−ID,MC−ID及びクライ
アントIDを復号化する。
【0064】なお、復号化したMC−IDと、上記受信
した暗号化していないMC−IDとの比較を行い、正し
いメモリカード6が使用されたか否かの確認を行うよう
にしてもよい。
【0065】具体的には、図3の例を用いて説明する
と、例えばクライアント端末装置1側から送信されたメ
モリカード6のMC−IDが20000番だった場合、
このMC−IDを有するメモリカード6に記憶されてい
る秘密鍵に対応する公開鍵は「PKI0」である。この
ため、マスターサーバ装置2は、この「PKI0」の公
開鍵を用いてSC−ID,MC−ID及びクライアント
IDの復号化を行う。
【0066】同様に、例えばクライアント端末装置1側
から送信されたメモリカード6のMC−IDが2000
3番だった場合、このMC−IDを有するメモリカード
6に記憶されている秘密鍵に対応する公開鍵は「PKI
3」である。このため、マスターサーバ装置2は、この
「PKI3」の公開鍵を用いてSC−ID,MC−ID
及びクライアントIDの復号化を行う。
【0067】このようにSC−ID,MC−ID及びク
ライアントIDの復号化が終了すると、このプリペイド
カード8による入金手続きがステップS4に進む。
【0068】ステップS4では、マスターサーバ装置2
が、クライアント端末装置1側から送信されたMC−I
DとクライアントIDとの組み合わせを、第2のデータ
ベース11に登録されているMC−IDとクライアント
IDとの組み合わせと一致するか否かを判別すること
で、そのアクセスが有効なアクセスであるか否かを判別
する。
【0069】そして、両者が一致した場合、そのアクセ
スは有効なアクセスであるため、このプリペイドカード
8による入金手続きがステップS5に進む。
【0070】これに対して、両者が不一致である場合
は、例えばメモリカード6が真のユーザ以外の第三者に
不正に使用されていることが考えられるため、そのアク
セスは無効であるとマスターサーバ装置2が判断し、こ
のプリペイドカード8による入金手続きがステップS9
に進む。
【0071】なお、メモリカード6が、どのクライアン
ト端末装置1にも関連付けされていなかった場合、その
メモリカード6のMC−ID、及びクライアント端末装
置1のクライアントIDの登録を行うようにしてもよ
い。
【0072】ステップS9では、クライアント端末装置
1側から送信されたMC−IDとクライアントIDの組
み合わせが、第2のデータベース11に登録されている
MC−IDとクライアントIDとの組み合わせと一致し
ない組み合わせであるため、マスターサーバ装置2が、
例えば「このメモリカードでは入金することができませ
ん」等の入金手続きを無効とする通知をユーザのクライ
アント端末装置1側に送信してこのプリペイドカード8
による入金手続きを終了する。
【0073】一方、クライアント端末装置1側から送信
されたMC−ID及びクライアントIDの組み合わせ
と、第2のデータベース11に登録されているMC−I
D及びクライアントIDの組み合わせとの一致が検出さ
れ、そのアクセスが有効なアクセスであると判断される
と、このプリペイドカード8による入金手続きがステッ
プS5に進む。
【0074】ステップS5では、マスターサーバ装置2
が、SC−IDを暗号化する際に用いられた秘密鍵に対
応する公開鍵を用いて該SC−IDを復号化する。これ
により、このプリペイドカード8による入金手続きがス
テップS6に進む。
【0075】前述のように、この例の場合、SC−ID
は、プリペイドカード8の製造番号となっている。この
ため、マスターサーバ装置2は、ステップS6におい
て、上記復号化したプリペイドカード8の製造番号(S
C−ID)と、第1のデータベース10に記憶されてい
るプリペイドカード8の製造番号とを照合する。そし
て、この製造番号の使用済み属性を検出し、使用済み属
性が「0」であった場合は、そのプリペイドカード8は
未使用であり、有効なプリペイドカード8であるため、
このプリペイドカード8による入金手続きがステップS
7に進む。
【0076】これに対して、使用済み属性が「1」であ
った場合は、そのプリペイドカード8は使用済みであ
り、無効なプリペイドカード8であるため、ステップS
10において、マスターサーバ装置2が、例えば「この
プリペイドカードは使用済みです」等の入金手続きを無
効とする通知をユーザのクライアント端末装置1側に送
信してこのプリペイドカード8による入金手続きを終了
する。
【0077】具体的には、図2に示す例に基づいて説明
すると、例えばそのプリペイドカード8の製造番号が1
0000番であった場合、使用済み属性は「0」であり
未使用であることを示すため、このプリペイドカード8
による入金手続きがステップS7に進む。
【0078】これに対して、そのプリペイドカード8の
製造番号が10001番であった場合、使用済み属性は
「1」であり使用済みであることを示すため、このプリ
ペイドカード8による入金手続きがステップS10に進
み、ユーザに対して前述の無効通知がなされる。
【0079】次に、ステップS7では、マスターサーバ
装置2が、第1のデータベース10に登録されているそ
の製造番号のプリペイドカード8の使用済み属性を未使
用を示す「0」から使用済みを示す「1」に書き換え
る。これにより、その製造番号のプリペイドカード8
は、以後、当該電子決済システムにおいては使用済みの
プリペイドカード8として取り扱われることとなる。
【0080】次に、ステップS8では、マスターサーバ
装置2が、第2のデータベース11の残高に対して、プ
リペイドカード8に対応する金額を加算処理する。これ
により、このプリペイドカード8による入金手続きが正
規に終了し、以後、この残高の範囲内において所望のコ
ンテンツの配信等を受けることができるようになる。
【0081】〔光ディスクによる入金〕次に、図5のフ
ローチャートに光ディスク9による入金の流れを示す。
光ディスク9による入金を行う場合、ユーザは、クライ
アント端末装置1を起動する。そして、インターネット
4を介して、自分のクライアント端末装置1とマスター
サーバ装置2とを接続し、購入した光ディスク9をディ
スクドライバに装着する。
【0082】この図5に示すフローチャートは、このク
ライアント端末装置1のディスクドライバに光ディスク
9が装着されることでスタートとなる。
【0083】ステップS11では、クライアント端末装
置1が、光ディスク9に記憶されている入金アプリケー
ションプログラムを読み出し、この入金アプリケーショ
ンプログラムに基づいて入金アプリケーションを起動す
る。これにより、この光ディスク9による入金手続きが
ステップS12に進む。
【0084】ステップS12では、クライアント端末装
置1が、入金アプリケーションに基づいて、メモリカー
ド6に記憶されている秘密鍵を読み出し、この秘密鍵を
用いて、光ディスク9に記憶されているユニークな識別
番号であるMID,メモリカード6のMC−ID及びク
ライアント端末装置1のクライアントIDを暗号化す
る。そして、この暗号化したMID,MC−ID及びク
ライアントIDをマスターサーバ装置2に送信する。こ
れにより、この光ディスク9による入金手続きがステッ
プS13に進む。
【0085】ステップS13では、マスターサーバ装置
2が、メモリカード6に記憶されている秘密鍵に対応す
る公開鍵を第2のデータベース11から検索し、この検
索した公開鍵を用いて、クライアント端末装置1側から
暗号化され送信されたMID,MC−ID及びクライア
ントIDを復号化する。このようにMID,MC−ID
及びクライアントIDの復号化が終了すると、この光デ
ィスク9による入金手続きがステップS14に進む。
【0086】ステップS14では、マスターサーバ装置
2が、クライアント端末装置1側から送信されたMC−
IDとクライアントIDとの組み合わせを、第2のデー
タベース11に登録されているMC−IDとクライアン
トIDとの組み合わせと一致するか否かを判別すること
で、そのアクセスが有効なアクセスであるか否かを判別
する。
【0087】そして、両者が一致した場合、そのアクセ
スは有効なアクセスであるため、この光ディスク9によ
る入金手続きがステップS15に進む。これに対して、
両者が不一致である場合は、例えばメモリカード6が真
のユーザ以外の第三者に不正に使用されていることが考
えられるため、そのアクセスは無効であるとマスターサ
ーバ装置2が判断し、この光ディスク9による入金手続
きがステップS18に進む。
【0088】ステップS18では、MC−IDとクライ
アントIDとが一致しないため、マスターサーバ装置2
が、例えば「このメモリカードでは入金することができ
ません」等の入金手続きを無効とする通知をユーザのク
ライアント端末装置1側に送信してこの光ディスク9に
よる入金手続きを終了する。
【0089】一方、MC−IDとクライアントIDとの
一致が検出され、そのアクセスが有効なアクセスである
と判断されこの光ディスク9による入金手続きがステッ
プS15に進むと、マスターサーバ装置2が、MIDを
暗号化した際に用いられた秘密鍵に対応する公開鍵を用
いてMIDを復号化することで、このMIDが付された
光ディスク9の製造番号を復号化する。そして、この復
号化した光ディスク9の製造番号と、第1のデータベー
ス10に記憶されている光ディスク9の製造番号とを照
合してその製造番号の使用済み属性を検出し、使用済み
属性が「0」であった場合は、その光ディスク9は未使
用であり有効であるため、光ディスク9による入金手続
きがステップS16に進む。
【0090】これに対して、使用済み属性が「1」であ
った場合は、その光ディスク9は使用済みであり無効で
あるため、ステップS19において、マスターサーバ装
置2が、例えば「この光ディスクは使用済みです」等の
入金手続きを無効とする通知をユーザのクライアント端
末装置1側に送信してこの光ディスク9による入金手続
きを終了する。
【0091】次に、ステップS16では、マスターサー
バ装置2が、第1のデータベース10に登録されている
その製造番号の光ディスク9の使用済み属性を未使用を
示す「0」から使用済みを示す「1」に書き換える。こ
れにより、その製造番号の光ディスク9は、以後、当該
電子決済システムにおいては使用済みの光ディスク9と
して取り扱われることとなる。
【0092】次に、ステップS17では、マスターサー
バ装置2が、第2のデータベース11の残高に対して、
光ディスク9に対応する金額を加算処理する。これによ
り、この光ディスク9による入金手続きが正規に終了
し、以後、この残高の範囲内において所望のコンテンツ
の配信等を受けることができるようになる。
【0093】前述のプリペイドカード8で入金を行う場
合、操作部7を操作してSC−IDの入力を行う必要が
あった。しかし、光ディスク9で入金を行う場合は、光
ディスク9をクライアント端末装置1に装着するだけ
で、クライアント端末装置1が自動的にMIDを読み出
してマスターサーバ装置2側に送信するようになってい
る。このため、MIDの入力作業を省略することができ
る。
【0094】〔課金処理〕次に、このような入金処理が
終了すると、ユーザは、マスターサーバ装置2に登録さ
れている自分の残高の範囲内において、図1に示すコン
テンツデータベース12に記憶されている、例えば音楽
コンテンツ,ゲームコンテンツ,映画コンテンツ等の所
望のコンテンツのダウンロードや商品の購入等が可能と
なる。マスターサーバ装置2は、ユーザによりダウンロ
ードされたコンテンツや、ユーザにより購入された商品
に対する課金処理を行う。
【0095】図6に、この電子決済システムにおける課
金処理の流れを示すフローチャートを示す。この図6に
示すフローチャートは、ユーザにより所望のコンテンツ
のダウンロードや商品購入の意志表示がなされ、コンテ
ンツサーバ装置3が、このユーザに対する課金用件の発
生を検出したタイミングでスタートとなる。
【0096】まず、コンテンツのダウンロードや商品購
入の意志表示をしたユーザは、自分のクライアント端末
装置1を操作して、クライアントID、及びこのクライ
アント端末装置1に装着されているメモリカード6のM
C−IDの送信を指示する。
【0097】クライアント端末装置1は、ステップS2
1において、メモリカード6に記憶されている秘密鍵を
用いて、クライアントID及びMC−IDを暗号化し、
これらをコンテンツサーバ装置3に送信する。これによ
り、この課金処理の行程がステップS22に進む。
【0098】ステップS22では、コンテンツサーバ装
置3が、ユーザのクライアント端末装置1から送信され
たクライアントID及びMC−IDに、ユーザが希望す
るコンテンツ或いは商品に対する課金金額を示す情報
(課金情報)を付加し、これらをマスターサーバ装置2
に送信する。これにより、この課金処理の行程がステッ
プS23に進む。
【0099】ステップS23では、マスターサーバ装置
2が、ユーザのメモリカード6に記憶されている秘密鍵
に対応する公開鍵を第2のデータベース11から検索す
る。そして、この公開鍵を用いて、コンテンツサーバ装
置3から送信されたクライアントID及びMC−IDを
復号化する。これにより、この課金処理の行程がステッ
プS24に進む。
【0100】ステップS24では、マスターサーバ装置
2が、復号化したMC−IDとクライアントIDとの組
み合わせを、第2のデータベース11に登録されている
MC−IDとクライアントIDとの組み合わせと一致す
るか否かを判別することで、そのアクセスが有効なアク
セスであるか否かを判別する。
【0101】そして、マスターサーバ装置2は、両者が
一致した場合、そのアクセスは有効なアクセスであると
判断する。これにより、この課金処理の行程がステップ
S25に進む。
【0102】これに対して、両者が不一致である場合、
マスターサーバ装置2は、例えばメモリカード6が真の
ユーザ以外の第三者に不正に使用されていることが考え
られるため、そのアクセスは無効であると判断する。こ
の場合、この課金処理の行程がステップS29に進む。
【0103】ステップS29では、MC−IDとクライ
アントIDとが一致しないため、マスターサーバ装置2
がコンテンツサーバ装置3に対して、無効なアクセスで
ある旨の通知を行う。コンテンツサーバ装置3は、この
通知に対応して、例えば「このメモリカードではサービ
スを提供することができません」等の無効通知をユーザ
のクライアント端末装置1に送信する。これにより、こ
の課金処理の行程が終了する。
【0104】一方、MC−IDとクライアントIDとの
一致が検出され、この課金処理の行程がステップS25
に進むと、マスターサーバ装置2が、コンテンツサーバ
装置3から送信された課金情報で示される課金金額(ユ
ーザが購入を希望しているコンテンツ或いは商品に対す
る代償)と、第2のデータベース11に記憶されている
そのユーザのプリペイド金額(残高)とを比較する。そ
して、ステップS26において、課金金額が残高と同
じ、或いは課金金額が残高よりも小さいか否か(課金金
額≦残高)を判別する。
【0105】課金金額が残高よりも大きい場合、そのユ
ーザはコンテンツ等に対する支払いができないため、こ
の課金処理の行程がステップS30に進む。
【0106】これに対して、課金金額が残高よりも小さ
い場合は、そのユーザはコンテンツ等に対する支払いが
可能であるため、この課金処理の行程がステップS27
に進む。
【0107】例えば、図3に示す例で説明すると、MC
−IDが20001番のメモリカード6を有するユーザ
の残高は1000円となっている。この場合、1000
円以下の課金は行うことができるが、1001円以上の
課金は行うことができない。このため、このユーザが1
000円以下のコンテンツ等の購入を希望している場合
には課金可能であるため課金処理の行程がステップS2
7に進む。
【0108】これに対して、ユーザが、1001円以上
のコンテンツ等の購入を希望している場合には課金を行
うことができないため、課金処理の行程がステップS3
0に進む。
【0109】ステップS30では、マスターサーバ装置
2が、ユーザのクライアント端末装置1に対して、例え
ば「残高が不足しているため、サービスを提供すること
ができません。入金を行って下さい。」等の無効通知を
送信する。これにより、この課金処理行程が終了する。
この場合、ユーザは、残高不足により所望のサービスの
提供は受けられないこととなる。
【0110】次に、ステップS27では、そのユーザの
残高が課金金額と同額或いは課金金額よりも大きかった
ため、マスターサーバ装置2が、そのユーザの残高を、
現在の残高から課金金額を差し引いた金額に書き換え
る。また、マスターサーバ装置2は、課金が終了した旨
の情報(課金完了通知)をコンテンツサーバ装置3に送
信する。これにより、この課金処理の行程がステップS
28に進む。
【0111】ステップS28では、この課金完了通知を
受信したコンテンツサーバ装置3が、ユーザが希望した
コンテンツの配信或いはユーザが希望した商品の発送等
のサービスを提供する。これにより、この課金処理の全
行程が終了する。
【0112】[第1の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第1の実施の形態の電子決済シ
ステムは、ユーザが、プリペイドカード8或いは光ディ
スク9を購入する。ユーザは、自分のクライアント端末
装置1を操作して、このプリペイドカード8或いは光デ
ィスク9に付された固有のIDであるSC−ID或いは
MIDをマスターサーバ装置2に登録する。また、ユー
ザは、自分のクライアント端末装置1のクライアントI
D及びこのクライアント端末装置1で使用しているメモ
リカードのMC−IDをマスターサーバ装置2に登録す
る。
【0113】マスターサーバ装置2は、クライアント端
末装置1のクライアントID及びメモリカード6のMC
−IDの組み合わせでユーザを特定したうえで、そのユ
ーザにより購入されたプリペイドカード8或いは光ディ
スク9に対応する金額情報をプリペイド金額として記憶
する。
【0114】そして、ユーザが、コンテンツサーバ装置
3からコンテンツの配信や商品の配送等のサービスを受
けた際に、マスターサーバ装置2は、そのユーザのプリ
ペイド金額からサービスの代償となる金額を課金処理す
る。
【0115】換言すれば、この電子決済システムは、プ
リペイドカード8或いは光ディスク9を購入することで
発生する支払い機能を、誰にでも入手可能なメモリカー
ド6に移行し、このメモリカード6を用いて、プリペイ
ドカード8或いは光ディスク9のプリペイド金額の範囲
内で電子決済を行う。
【0116】これにより、クレジットカードを所有する
ことができない子供等のユーザに対しても、ネット上の
電子決済を利用可能とすることができる。また、クレジ
ットカードを所有することができない子供等のユーザに
対して、ネットビジネスサイトを利用し易くすることが
できる。
【0117】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態となる電子決済システムの説明をする。上
述の第1の実施の形態の電子決済システムは、プリペイ
ドカード8或いは光ディスク9によるプリペイドのかた
ちで決済を行うものであった。
【0118】これに対して、この第2の実施の形態の電
子決済システムは、プリペイドカード8或いは光ディス
ク9によるプリペイドのかたちの支払いと、クレジット
カードによる銀行口座から引き落としのかたちの支払い
とを併用して決済を行うようにしたものである。
【0119】なお、この第2の実施の形態と上述の第1
の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、
以下の説明では、この第2の実施の形態と第1の実施の
形態の差異の説明のみ行い重複した説明は省略する。
【0120】〔電子決済システムのシステム構成〕図7
は、本発明の第2の実施の形態となる電子決済システム
のブロック図である。この図7からわかるように、この
第2の実施の形態の電子決済システムは、上述の第1の
実施の形態の電子決済システムを構成する各装置に加
え、クレジットカードのカード会社が管理する管理サー
バ装置50を有している。
【0121】この管理サーバ装置50は、各ユーザが所
有するクレジットカードのカード番号や、銀行口座番号
及び銀行口座の名義人の氏名等のユーザ情報が記憶され
たユーザ情報データベース51を有している。
【0122】〔クレジットカードの併用〕上述の第1の
実施の形態の電子決済システムでは、マスターサーバ装
置2の第2のデータベース11に記憶されたユーザのプ
リペイド金額の範囲内でサービスの提供が行われるよう
になっており、課金金額がプリペイド金額を上回る場合
には無効通知(図6のステップS30参照)がなされ、
ユーザはサービスを受けることができない。
【0123】しかし、この第2の実施の形態の電子決済
システムでは、課金金額がプリペイド金額を上回る場合
に、その上回った分の金額をクレジットカードを利用し
て支払い可能としている。これにより、ユーザは、プリ
ペイド金額の残高が不足していた場合でも、サービスの
提供を受けることができるようになっている。
【0124】図8のフローチャートに、このクレジット
カードを併用した課金処理の流れを示す。この図8のフ
ローチャートは、図6に示した課金処理のフローチャー
トのサブルーチンのフローチャートとなっており、図6
のステップS26において、マスターサーバ装置2によ
り、プリペイド金額が課金金額を上回っていると判断さ
れた場合(Noの場合)にスタートとなる。
【0125】ステップS31では、プリペイド金額が課
金金額を上回っているため、マスターサーバ装置2が、
例えば「残高不足です。クレジットカードを併用します
か。」等のクレジットカードの併用を促すメッセージを
クライアント端末装置1側に送信する。これにより、こ
の課金処理の行程行程がステップS32に進む。
【0126】ユーザは、このメッセージに対応して、ク
レジットカードの併用の有無を選択してマスターサーバ
装置2側に通知する。ステップS32では、マスターサ
ーバ装置2が、ユーザがクレジットカードの併用を希望
したか否かを判別する。
【0127】マスターサーバ装置2は、ユーザがクレジ
ットカードの併用を希望しない場合、図6に示すフロー
チャートのステップS30において、前述のようにユー
ザに対して無効通知を行い、この課金処理を終了する。
【0128】これに対して、ユーザがクレジットカード
の併用を希望した場合、この課金処理の行程がステップ
S33に進む。
【0129】ステップS33では、マスターサーバ装置
2が、ユーザが所有するクレジットカードの必要事項を
入力する入力画面の情報をクライアント端末装置1側に
送信する。これにより、この課金処理の行程がステップ
S34に進む。
【0130】ステップS34では、ユーザが、クライア
ント端末装置1に接続されている操作部7を操作し、こ
の入力画面に対して、例えばクレジットカードのカード
会社名,カード番号及び名義人の氏名等を入力する。ク
ライアント端末装置1は、このユーザにより入力された
各情報を、マスターサーバ装置2に送信する。これによ
り、この課金処理の行程がステップS35に進む。
【0131】ステップS35では、マスターサーバ装置
2が、ユーザから返信された情報に基づいてカード会社
に問い合わせを行い、そのユーザのクレジットカードは
有効であるか否かを判別する。
【0132】具体的には、マスターサーバ装置2は、ユ
ーザから回答のあったカード会社の管理サーバ装置50
に対して、クレジットカードのカード番号及び名義人の
氏名等を掲示して問い合わせを行う。管理サーバ装置5
0は、その問い合わせのあったユーザのユーザ情報を、
ユーザ情報データベース51から検索する。そして、管
理サーバ装置50は、そのユーザが所有しているクレジ
ットカードは有効であるか否かを判別し、この回答をマ
スターサーバ装置2に送信する。
【0133】マスターサーバ装置2が、カード会社の管
理サーバ装置50から、そのクレジットカードが有効で
ある旨の回答を得た場合、この課金処理の行程はステッ
プS36に進む。
【0134】これに対して、マスターサーバ装置2が、
カード会社の管理サーバ装置50から、そのクレジット
カードは無効である旨の回答を得た場合、この課金処理
の行程はステップS37に進む。
【0135】ステップS37では、プリペイド金額が不
足しているうえ、クレジットカードも使えない状態であ
るため、マスターサーバ装置2が、例えば「そのクレジ
ットカードは使用することができません。」等のクレジ
ットカードが使用できない旨のメッセージをクライアン
ト端末装置1側に送信する。これにより、この課金処理
行程が終了する。
【0136】一方、ステップS36では、クレジットカ
ードが有効であるため、マスターサーバ装置2がカード
会社の管理サーバ装置50と通信を行い、そのユーザに
対する課金金額がプリペイド金額を上回る金額分の支払
いをクレジットカードを用いて行うように課金処理す
る。
【0137】具体的には、例えばユーザに対する課金金
額が1000円で、そのユーザのプリペイド金額の残高
が600円であった場合、この課金金額に対するプリペ
イド金額の不足分に相当する400円をクレジットカー
ドを用いて支払うように、マスターサーバ装置2が管理
サーバ装置50と通信を行い課金処理を行う。
【0138】このクレジットカードの課金処理を行うと
課金処理の行程が図6に示すフローチャートのステップ
S27に進む。ステップS27では、マスターサーバ装
置2が、課金金額からクレジットカードで支払われた金
額を差し引いた金額を、ユーザのプリペイド金額から差
し引き、前述のように課金完了の通知をコンテンツサー
バ装置3に送信する。
【0139】すなわち、前述の例の場合、ユーザに対す
る1000円の課金金額のうち、400円がクレジット
カードで支払われているため、マスターサーバ装置2
は、残り600円をそのユーザのプリペイド金額から差
し引いて課金処理を完了する。これにより、ユーザのプ
リペイド金額は0円になり、また、後にカード会社から
カード支払い金額分の請求がユーザに届くこととなる。
【0140】なお、マスターサーバ装置2からコンテン
ツサーバ装置3に課金完了の通知が届くことにより、コ
ンテンツサーバ装置3からユーザに対して、コンテンツ
の配信や商品の発送等のサービスが提供されるのは上述
のとおりである(ステップS28)。
【0141】[第2の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第2の実施の形態の電子決済シ
ステムは、プリペイドによる支払いとクレジットカード
による支払いとを併用することにより、ユーザのプリペ
イド金額が不足している場合でも、その不足分をクレジ
ットカードによる支払いで補うことができる。このた
め、この第2の実施の形態の電子決済システムは、プリ
ペイド金額が不足している場合でも、ユーザに対してサ
ービスの提供を可能とすることができる。
【0142】〔クレジットカードのみを用いた支払い〕
なお、この第2の実施の形態は、プリペイドカード8或
いは光ディスク9によるプリペイド方式による支払いと
クレジットカードによる支払いを併用する課金処理を行
うものであったが、クレジットカードのみを用いて課金
処理を行ってもよい。
【0143】第2の実施の形態のように、クレジットカ
ードによる支払いを採用する場合、マスターサーバ装置
2は、ユーザのメモリカード6のMC−ID(及びクラ
イアントID)に対応させるかたちで、クレジットカー
ドのカード番号及び名義人の氏名等を第2のデータベー
ス11に記憶しておく。これにより、ユーザのメモリカ
ード6にクレジットカードの支払い機能を移行させるこ
とが可能となる。
【0144】そして、サービスを提供する際に、マスタ
ーサーバ装置2が、MC−ID(及びクライアントI
D)に基づいてそのサービスを提供するユーザを特定
し、その特定したユーザのクレジットカードのカード番
号及び名義人の氏名等に基づいてカード会社の管理サー
バ装置50と通信を行い課金処理を行う。
【0145】これにより、ユーザが所有するクレジット
カードの使用限度額内においてサービスを提供すること
ができ、ユーザのプリペイド金額の残高不足によりサー
ビスの提供が不可能となる不都合を略々防止することが
できる。
【0146】本発明に係る技術的思想は、プリペイドカ
ード8,光ディスク9及びクレジットカード等の支払い
機能を有するメディアの支払い機能を、例えばメモリカ
ード6という、誰でも簡単に入手可能かつセキュアなデ
バイスに移行することで電子決済を可能とすることにあ
る。
【0147】このため、上述の各実施の形態の説明で
は、支払い機能を有するメディアとして、プリペイドカ
ード8,光ディスク9及びクレジットカードを例に上げ
て説明したが、支払い機能を有するメディアは、プリペ
イドカード8,光ディスク9及びクレジットカードに限
定されることはなく、他の支払い機能を有するメディア
を用いるようにしてもよい。また、メディアの支払い機
能を、例えばメモリカード6に移行することとしたが、
これは、他のセキュアなデバイスに移行するようにして
もよい。
【0148】そして、これら以外の変更であっても、本
発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計
等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であるこ
とを付け加えておく。
【0149】
【発明の効果】本発明は、支払いに用いられるメディア
の支払い機能を、セキュアなデバイスに移行してネット
ワーク上の電子決済を可能とすることができる。このた
め、利用者を限定せずに誰でもネットワーク上の電子決
済を利用可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の電子決済
システムのブロック図である。
【図2】電子決済システムを構成するマスターサーバ装
置に設けられている第1のデータベースに記憶されてい
る情報を模式的に示す図である。
【図3】電子決済システムを構成するマスターサーバ装
置に設けられている第2のデータベースに記憶されてい
る情報を模式的に示す図である。
【図4】プリペイドカードを用いた入金行程を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】光ディスクを用いた入金行程を説明するための
フローチャートである。
【図6】電子決済システムにおける課金処理工程を説明
するためのフローチャートである。
【図7】本発明を適用した第2の実施の形態の電子決済
システムのブロック図である。
【図8】プリペイドによる支払いとクレジットカードに
よる支払いを併用した支払い方法に対する課金処理を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…クライアント端末装置,2…マスターサーバ装置,
3…コンテンツサーバ装置,4…インターネット,6…
メモリカード,7…操作部,8…プリペイドカード(ス
クラッチカード),9…光ディスク,10…マスターサ
ーバ装置の第1のデータベース,11…マスターサーバ
装置の第2のデータベース,12…コンテンツデータベ
ース,50…管理サーバ装置,51…ユーザ情報データ
ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 豊史 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (54)【発明の名称】 電子決済システム,端末装置の情報処理プログラムを記憶させた記憶媒体,管理装置の情報処理 プログラムを記憶させた記憶媒体,端末装置の情報処理プログラム,管理装置の情報処理プログ ラム、及び電子決済方法

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のメディア識別番号が付されたメデ
    ィアと、 固有のデバイス識別番号が付されたデバイスと、 少なくとも上記メディアのメディア識別番号及び上記デ
    バイスのデバイス識別番号を送信する端末装置と、 少なくとも各デバイス識別番号に対応するユーザ情報が
    記憶されたデータベースと、上記端末装置から送信され
    たデバイス識別番号に基づいて上記データベースを参照
    することでユーザを特定するユーザ特定手段と、上記ユ
    ーザ特定手段で特定したユーザに対して、上記メディア
    識別番号を有するメディアで可能な課金処理を行う課金
    手段とを備えた管理装置とを有する電子決済システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子決済システムであっ
    て、 上記端末装置は、固有の端末識別番号を有し、この端末
    識別番号を、上記メディア識別番号及び上記デバイス識
    別番号と共に上記管理装置に送信し、 上記管理装置は、少なくとも各デバイス識別番号及び各
    端末識別番号に対応するユーザ情報が記憶されたデータ
    ベースを有し、 上記ユーザ特定手段により、上記端末
    装置から送信されたデバイス識別番号及び端末識別番号
    に基づいて上記データベースを参照することでユーザを
    特定し、上記課金手段で、この特定したユーザに対し
    て、上記メディア識別番号を有するメディアで可能な課
    金処理を行うことを特徴とする電子決済システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電子決済シ
    ステムであって、 上記メディアは、ユーザにより購入されるプリペイドメ
    ディアであり、 上記端末装置は、少なくとも上記プリペイドメディアの
    メディア識別番号及び上記デバイスのデバイス識別番号
    を上記管理装置に送信し、 上記管理装置のデータベースは、上記端末装置から送信
    されたデバイス識別番号で特定されるユーザに対応させ
    て、上記プリペイドメディアのメディア識別番号に対応
    するプリペイド金額を記憶し、 上記管理装置の課金手段は、上記データベースに記憶さ
    れている上記特定したユーザのプリペイド金額に対して
    課金処理を行うことを特徴とする電子決済システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子決済システムであっ
    て、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が印字されている部分が削取可能、かつ、削取前
    においては少なくともメディア識別番号の印字部分を視
    認不可能な状態に被覆する被覆部材で被覆処理されてお
    り、 上記端末装置は、ユーザにより入力された上記メディア
    識別番号を、少なくとも上記デバイス識別番号と共に上
    記管理装置に送信することを特徴とする電子決済システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電子決済システムであっ
    て、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が記憶された記憶媒体であり、 上記端末装置は、上記記憶媒体に記憶されているメディ
    ア識別番号を再生し、少なくとも上記デバイス識別番号
    と共に上記管理装置に送信することを特徴とする電子決
    済システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5にうち、いずれか
    一項記載の電子決済システムであって、 上記端末装置は、上記デバイスに記憶された秘密鍵を用
    いて、少なくとも上記メディアのメディア識別番号及び
    上記デバイスのデバイス識別番号を、公開鍵方式或いは
    共通鍵方式の暗号化方式に基づいて暗号化して上記管理
    装置に送信することを特徴とする電子決済システム。
  7. 【請求項7】 固有のメディア識別番号が付されたメデ
    ィアから該メディア識別番号を読み出すステップと、 固有のデバイス識別番号が付されたデバイスから該デバ
    イス識別番号を読み出すステップと、 少なくとも上記メディアのメディア識別番号及び上記デ
    バイスのデバイス識別番号を、デバイス識別番号に基づ
    いて特定したユーザに対して、メディア識別番号に基づ
    く課金処理を行う管理装置に送信するステップとをコン
    ピュータに実行させるための端末装置の情報処理プログ
    ラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の記憶媒体であって、 端末装置本体に付された固有の端末識別番号を読み出す
    ステップを有し、 上記識別番号を送信するステップは、少なくとも上記メ
    ディアのメディア識別番号及び上記デバイスのデバイス
    識別番号と共に、上記端末識別番号を上記管理装置に送
    信するステップを有することを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の記憶媒体で
    あって、 上記メディアは、ユーザにより購入されるプリペイドメ
    ディアであり、 上記管理装置に対して情報の送信を行うステップは、少
    なくとも上記プリペイドメディアのメディア識別番号及
    び上記デバイスのデバイス識別番号を上記管理装置に送
    信することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の記憶媒体であって、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が印字されている部分が削取可能、かつ、削取前
    においては少なくともメディア識別番号の印字部分を視
    認不可能な状態に被覆する被覆部材で被覆処理されたプ
    リペイドカードであり、 上記管理装置に情報を送信するステップは、ユーザによ
    り入力された上記メディア識別番号及び上記デバイスの
    デバイス識別番号を上記管理装置に送信することを特徴
    とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の記憶媒体であって、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が記憶された記憶媒体であり、 上記管理装置に情報を送信するステップは、少なくとも
    上記記憶媒体に記憶されているメディア識別番号を再生
    して、上記デバイス識別番号と共に上記管理装置に送信
    することを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項7から請求項11のうち、いず
    れか一項記載の記憶媒体であって、 上記管理装置に情報を送信するステップは、上記デバイ
    スに記憶された秘密鍵を用いて、少なくとも上記メディ
    アのメディア識別番号及び上記デバイスのデバイス識別
    番号を、公開鍵方式或いは共通鍵方式の暗号化方式に基
    づいて暗号化して上記管理装置に送信することを特徴と
    する記憶媒体。
  13. 【請求項13】 端末装置から送信される、少なくとも
    メディアに固有に付されているメディア識別番号、及び
    デバイスに固有に付されているデバイス識別番号を受信
    するステップと、 上記端末装置から送信されたデバイス識別番号に基づい
    て、少なくとも各デバイス識別番号に対応するユーザ情
    報が記憶されたデータベースを参照してユーザを特定す
    るステップと、 上記特定したユーザに対して、上記メディア識別番号を
    有するメディアで可能な課金処理を行うステップとをコ
    ンピュータに実行させるための管理装置の情報処理プロ
    グラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の記憶媒体であって、 上記識別番号を受信するステップは、上記メディア識別
    番号及びデバイス識別番号と共に、端末装置本体に固有
    に付された端末識別番号を受信し、 上記ユーザを特定するステップは、上記デバイス識別番
    号及び端末識別番号に基づいて、少なくとも各デバイス
    識別番号及び端末識別番号に対応するユーザ情報が記憶
    されたデータベースを参照してユーザを特定することを
    特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14記載の記憶
    媒体であって、 上記メディアは、ユーザにより購入されるプリペイドメ
    ディアであり、 上記端末装置から送信されたデバイス識別番号で特定さ
    れるユーザに対応させて、上記プリペイドメディアのメ
    ディア識別番号に対応するプリペイド金額を上記データ
    ベースに記憶制御するステップを有し、 上記課金処理を行うステップは、上記データベースに記
    憶されている上記特定したユーザのプリペイド金額に対
    して課金処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 請求項13から請求項15のうち、い
    ずれか一項記載の記憶媒体であって、 公開鍵方式或いは共通鍵方式の暗号化方式に基づいて上
    記端末装置により暗号化され送信される、少なくとも上
    記メディアのメディア識別番号及び上記デバイスのデバ
    イス識別番号を復号化処理するステップを有することを
    特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 固有のメディア識別番号が付されたメ
    ディアから該メディア識別番号を読み出すステップと、 固有のデバイス識別番号が付されたデバイスから該デバ
    イス識別番号を読み出すステップと、 少なくとも上記メディアのメディア識別番号及び上記デ
    バイスのデバイス識別番号を、デバイス識別番号に基づ
    いて特定したユーザに対して、メディア識別番号に基づ
    く課金処理を行う管理装置に送信するステップとをコン
    ピュータに実行させるための端末装置の情報処理プログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の端末装置の情報処理
    プログラムであって、 端末装置本体に付された固有の端末識別番号を読み出す
    ステップを有し、 上記識別番号を送信するステップは、少なくとも上記メ
    ディアのメディア識別番号及び上記デバイスのデバイス
    識別番号と共に、上記端末識別番号を上記管理装置に送
    信するステップを有することを特徴とする端末装置の情
    報処理プログラム。
  19. 【請求項19】 請求項17又は請求項18記載の端末
    装置の情報処理プログラムであって、 上記メディアは、ユーザにより購入されるプリペイドメ
    ディアであり、 上記管理装置に対して情報の送信を行うステップは、少
    なくとも上記プリペイドメディアのメディア識別番号及
    び上記デバイスのデバイス識別番号を上記管理装置に送
    信することを特徴とする端末装置の情報処理プログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の端末装置の情報処理
    プログラムであって、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が印字されている部分が削取可能、かつ、削取前
    においては少なくともメディア識別番号の印字部分を視
    認不可能な状態に被覆する被覆部材で被覆処理されたプ
    リペイドカードであり、 上記管理装置に情報を送信するステップは、ユーザによ
    り入力された上記メディア識別番号及び上記デバイスの
    デバイス識別番号を上記管理装置に送信することを特徴
    とする端末装置の情報処理プログラム。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の端末装置の情報処理
    プログラムであって、 上記プリペイドメディアは、少なくとも上記メディア識
    別番号が記憶された記憶媒体であり、 上記管理装置に情報を送信するステップは、少なくとも
    上記記憶媒体に記憶されているメディア識別番号を再生
    して、上記デバイス識別番号と共に上記管理装置に送信
    することを特徴とする端末装置の情報処理プログラム。
  22. 【請求項22】 請求項17から請求項21のうち、い
    ずれか一項記載の端末装置の情報処理プログラムであっ
    て、 上記管理装置に情報を送信するステップは、上記デバイ
    スに記憶された秘密鍵を用いて、少なくとも上記メディ
    アのメディア識別番号及び上記デバイスのデバイス識別
    番号を、公開鍵方式或いは共通鍵方式の暗号化方式に基
    づいて暗号化して上記管理装置に送信することを特徴と
    する端末装置の情報処理プログラム。
  23. 【請求項23】 端末装置から送信される、少なくとも
    メディアに固有に付されているメディア識別番号、及び
    デバイスに固有に付されているデバイス識別番号を受信
    するステップと、 上記端末装置から送信されたデバイス識別番号に基づい
    て、少なくとも各デバイス識別番号に対応するユーザ情
    報が記憶されたデータベースを参照してユーザを特定す
    るステップと、 上記特定したユーザに対して、上記メディア識別番号を
    有するメディアで可能な課金処理を行うステップとをコ
    ンピュータに実行させるための管理装置の情報処理プロ
    グラム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の管理装置の情報処理
    プログラムであって、 上記識別番号を受信するステップは、上記メディア識別
    番号及びデバイス識別番号と共に、端末装置本体に固有
    に付された端末識別番号を受信し、 上記ユーザを特定するステップは、上記デバイス識別番
    号及び端末識別番号に基づいて、少なくとも各デバイス
    識別番号及び端末識別番号に対応するユーザ情報が記憶
    されたデータベースを参照してユーザを特定することを
    特徴とする管理装置の情報処理プログラム。
  25. 【請求項25】 請求項23又は請求項24記載の管理
    装置の情報処理プログラムであって、 上記メディアは、ユーザにより購入されるプリペイドメ
    ディアであり、 上記端末装置から送信されたデバイス識別番号で特定さ
    れるユーザに対応させて、上記プリペイドメディアのメ
    ディア識別番号に対応するプリペイド金額を上記データ
    ベースに記憶制御するステップを有し、 上記課金処理を行うステップは、上記データベースに記
    憶されている上記特定したユーザのプリペイド金額に対
    して課金処理を行うことを特徴とする管理装置の情報処
    理プログラム。
  26. 【請求項26】 請求項23から請求項25のうち、い
    ずれか一項記載の管理装置の情報処理プログラムであっ
    て、 公開鍵方式或いは共通鍵方式の暗号化方式に基づいて上
    記端末装置により暗号化され送信される、少なくとも上
    記メディアのメディア識別番号及び上記デバイスのデバ
    イス識別番号を復号化処理するステップを有することを
    特徴とする管理装置の情報処理プログラム。
  27. 【請求項27】 端末装置から、少なくともメディアに
    付された固有のメディア識別番号、及びデバイスに付さ
    れた固有のデバイス識別番号を送信し、 管理装置において、 上記端末装置から送信されたデバイス識別番号に基づい
    て、少なくとも各デバイス識別番号に対応するユーザ情
    報が記憶されたデータベースを参照することでユーザを
    特定し、 上記特定したユーザに対して、上記メディア識別番号を
    有するメディアで可能な課金処理を行う電子決済方法。
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