JP2002324112A - ユーティリティ使用量予測システムおよび方法 - Google Patents

ユーティリティ使用量予測システムおよび方法

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JP2002324112A JP2001127804A JP2001127804A JP2002324112A JP 2002324112 A JP2002324112 A JP 2002324112A JP 2001127804 A JP2001127804 A JP 2001127804A JP 2001127804 A JP2001127804 A JP 2001127804A JP 2002324112 A JP2002324112 A JP 2002324112A
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真 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者間で比較することで得られたユーティ
リティ使用量を提示する 【解決手段】 ユーティリティ使用量予測システム1
が、入力手段3、入力された運転条件とユーティリティ
使用量とを属性および運転条件に関して分類可能に格納
するデータベース4、属性が同一である消費者のユーテ
ィリティ使用量を1つの集合とし、比較の対象とする運
転条件毎のユーティリティ使用量分布を統計処理し、消
費者のユーティリティ使用量分布における偏差値または
偏差値相当量を導出する統計処理手段5、運転条件を変
化させた場合のユーティリティ使用量分布において上記
偏差値または上記偏差値相当量に対応する変化後のユー
ティリティ使用量を求める演算手段6、および変化後の
運転条件と変化後のユーティリティ使用量とを消費者に
提示する提示手段7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の運転条件を
変えた場合のユーティリティ使用量の予測を消費者に対
して行うシステムおよび方法に関する。本発明において
ユーティリティとは、消費者に対して連続的または間欠
的に供給されるガス、電気、水道、灯油などのエネルギ
ー源のことである。
【0002】
【従来の技術】今日、エネルギの有効利用が世界的な問
題になっており、各家庭でもエネルギ消費を低減させよ
うとする気運が高まっている。このような社会的要望に
呼応して、エアコンやファンヒータなどの電気機器・ガ
ス機器に料金の目安を表示する機能を付加した製品が販
売されている。また、省エネルギを行うための一般的な
情報として、エアコンなどの設定温度を冷房中は高く、
暖房中は低くすることなどが推奨されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部屋
数、部屋の広さ、居住人数、使用される機器の種類など
の各家庭の属性情報は様々であり、エアコンの設定温度
を低くすることで快適性が損なわれるなどの問題が発生
することもある。つまり、快適性を損なわずに省エネル
ギを実行するための方法が提供されていなかった。
【0004】ここで、提案された省エネルギ方法が実際
に他の消費者において実施されているものと同様の省エ
ネルギ方法であるならば、それが快適性を損なうような
ものであるという可能性は低いと予想される。しかし、
その消費者が実際にどのような運転条件でユーティリテ
ィ消費機器の運転を行い、その時のユーティリティ使用
量がどれくらいになるのかという推定を行うことは、居
住人数、アパートか一戸建てかといった住居形態、居住
空間容積、使用しているユーティリティ消費機器等のユ
ーティリティ使用量に影響を与える多数の不確定要素の
ために困難であった。従って、具体的な省エネルギ方法
を提示すると共に、その省エネルギ方法を実施した場合
にどのくらいユーティリティ使用量が変化するのかを提
示するようなシステムも提案されていなかった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ユーティリティ消費機器の運転
条件およびユーティリティ使用量を複数の消費者間で比
較することで、消費者に対して現実的な省エネルギ目標
を提示する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係るユーティリティ使用量予測システムの第
一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載
の如く、複数の消費者による少なくとも1つのユーティ
リティ消費機器の少なくとも1つの運転条件とユーティ
リティ使用量とを入力する入力手段と、前記ユーティリ
ティ使用量を、前記消費者の属性および前記運転条件に
関して分類可能に格納するデータベースと、属性が同一
である複数の消費者による大集合を形成し、前記大集合
に属する消費者を比較の対象とする運転条件毎の小集合
に分類し、前記小集合に属する消費者のユーティリティ
使用量を統計的に処理して前記小集合毎のユーティリテ
ィ使用量分布を求め、所定の消費者が属する前記ユーテ
ィリティ使用量分布における前記所定の消費者の偏差値
または偏差値相当量を導出する統計処理手段と、前記比
較の対象とする運転条件を変化させた場合の、変化後の
運転条件における小集合のユーティリティ使用量分布に
おいて、前記偏差値または前記偏差値相当量に対応する
変化後のユーティリティ使用量を求める演算手段と、前
記変化後の運転条件と、前記変化後のユーティリティ使
用量またはユーティリティ使用量の変化量とを前記所定
の消費者に提示する提示手段とを備えてなる点にある。
ここで、消費者の属性とは、消費者の住居形態(一戸建
てであるか、またはアパートであるか)、消費者の世帯
人数、ユーティリティ消費機器の種別、ユーティリティ
消費機器が使用される居住空間容積などであり、何れも
ユーティリティ使用量に影響を及ぼす要因となるもので
ある。また、偏差値相当量としては後述するような標準
得点がある。
【0007】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測システムの第二の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項2に記載の如く、上記第一
の特徴構成に加えて、前記比較の対象とする運転条件
が、前記ユーティリティ消費機器の設定温度、設定風
量、設定水量または運転時間である点にある。これらの
運転条件はユーティリティ消費機器によって変わり、例
えば、ユーティリティ消費機器が空調機器の場合は、設
定温度、設定風量、運転時間の内の何れかが比較の対象
とする運転条件として選択可能である。或いは、ユーテ
ィリティ消費機器が給湯器の場合は、設定温度、設定水
量(浴槽の設定水位や、蛇口から流れる単位時間当たり
の水量など)、運転時間の内の何れかが比較の対象とす
る運転条件として選択可能である。
【0008】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測システムの第三の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第一
または第二の特徴構成に加えて、前記所定の消費者から
提示要求があった場合に、または定期的に、前記提示手
段が作動する点にある。
【0009】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測システムの第四の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第一
から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記演算手段
が、前記変化後のユーティリティ使用量に基づいて変化
後のユーティリティ料金、またはユーティリティ料金の
変化量、或いはその両方を演算し、前記提示手段が、前
記変化後のユーティリティ料金、または前記ユーティリ
ティ料金の変化量、或いはその両方を更に提示する点に
ある。
【0010】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測方法の第一の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項5に記載の如く、複数の消費者
による少なくとも1つのユーティリティ消費機器の少な
くとも1つの運転条件とユーティリティ使用量とを入力
する入力工程と、前記ユーティリティ使用量を、前記消
費者の属性および前記運転条件に関して分類可能にデー
タベースに格納する格納工程と、属性が同一である複数
の消費者による大集合を形成し、前記大集合に属する消
費者を比較の対象とする運転条件毎の小集合に分類し、
前記小集合に属する消費者のユーティリティ使用量を統
計的に処理して前記小集合毎のユーティリティ使用量分
布を求め、所定の消費者が属する前記ユーティリティ使
用量分布における前記所定の消費者の偏差値または偏差
値相当量を導出する統計処理工程と、前記比較の対象と
する運転条件を変化させた場合の、変化後の運転条件に
おける小集合のユーティリティ使用量分布において、前
記偏差値または前記偏差値相当量に対応する変化後のユ
ーティリティ使用量を求める演算工程と、前記変化後の
運転条件と、前記変化後のユーティリティ使用量または
ユーティリティ使用量の変化量とを前記所定の消費者に
提示する提示工程とを含む点にある。
【0011】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測方法の第二の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項6に記載の如く、上記第一の特
徴構成に加えて、前記比較の対象とする運転条件が、前
記ユーティリティ消費機器の設定温度、設定風量、設定
水量または運転時間である点にある。
【0012】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測方法の第三の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項7に記載の如く、上記第一また
は第二の特徴構成に加えて、前記所定の消費者から提示
要求があった場合に、または定期的に、前記提示工程が
実施される点にある。
【0013】上記課題を解決するための本発明に係るユ
ーティリティ使用量予測方法の第四の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項8に記載の如く、上記第一から
第三の何れかの特徴構成に加えて、前記演算工程におい
て、前記変化後のユーティリティ使用量に基づいて変化
後のユーティリティ料金、またはユーティリティ料金の
変化量、或いはその両方が演算され、前記提示工程にお
いて、前記変化後のユーティリティ料金、または前記ユ
ーティリティ料金の変化量、或いはその両方が更に提示
される点にある。
【0014】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係るユーティリティ使用量予測システムの第一の特徴
構成によれば、入力手段が、複数の消費者による少なく
とも1つのユーティリティ消費機器の少なくとも1つの
運転条件とユーティリティ使用量とを入力し、データベ
ースが、前記ユーティリティ使用量を、前記消費者の属
性および前記運転条件に関して分類可能に格納し、統計
処理手段が、属性が同一である複数の消費者による大集
合を形成し、前記大集合に属する消費者を比較の対象と
する運転条件毎の小集合に分類し、前記小集合に属する
消費者のユーティリティ使用量を統計的に処理して前記
小集合毎のユーティリティ使用量分布を求め、所定の消
費者が属する前記ユーティリティ使用量分布における前
記所定の消費者の偏差値または偏差値相当量を導出する
ことで、複数の消費者間でユーティリティ使用量の変化
に影響を与える不確定要素の問題を排除した比較を行う
ことができるようにし、演算手段が、前記比較の対象と
する運転条件を変化させた場合の、変化後の運転条件に
おける小集合のユーティリティ使用量分布において、前
記偏差値または前記偏差値相当量に対応する変化後のユ
ーティリティ使用量を求め、提示手段が、前記変化後の
運転条件と、前記変化後のユーティリティ使用量または
ユーティリティ使用量の変化量とを前記所定の消費者に
提示することができる。その結果、上述のような不確定
要素を排除して、比較対象とする運転条件を複数の消費
者間で比較することでそれぞれのユーティリティ使用量
を比較することができ、比較結果に基づいてユーティリ
ティ使用量を減少させるための省エネルギ提案を実施す
ることができる。逆に、運転条件を変えた場合にユーテ
ィリティ使用量がどれだけ増加するのかについても、そ
の運転条件に関して比較することができ、ユーティリテ
ィ使用量の変化量を見ながらそのユーティリティ使用量
が大幅に増加しない範囲で運転条件を設定することもで
きる。
【0015】本発明に係るユーティリティ使用量予測シ
ステムの第二の特徴構成によれば、ユーティリティ消費
機器の設定温度、設定風量、設定水量または運転時間を
変えるという具体的な省エネルギ提案を実施することが
できる。
【0016】本発明に係るユーティリティ使用量予測シ
ステムの第三の特徴構成によれば、定期的に運転条件の
提示を実施することで消費者に対して常に省エネルギ意
識を喚起することができる。また、消費者から要求があ
った場合に提示を実施することで、消費者が不在の場合
などに提示が実施されて無駄な電力消費が発生すること
を防止することができる。
【0017】本発明に係るユーティリティ使用量予測シ
ステムの第四の特徴構成によれば、ユーティリティ料
金、またはユーティリティ料金の変化量、或いはその両
方を伝達することで消費者にとっての省エネルギ効果を
具体的に提示することができ、消費者に対して提示され
た運転条件でユーティリティ消費機器を運転させる動機
付けとすることができる。
【0018】本発明に係るユーティリティ使用量予測方
法の第一の特徴構成によれば、属性が同じであって、比
較対象とするユーティリティ消費機器の運転条件が異な
るような複数の消費者による集合に属する消費者に対し
て、他の消費者による比較対象とする運転条件における
ユーティリティ使用量の統計処理により得られた偏差値
または偏差値相当量に基づいて比較することができ、比
較結果に基づいてユーティリティ使用量を減少させるた
めの省エネルギ提案を実施することができる。逆に、運
転条件を変えた場合にユーティリティ使用量がどれだけ
増加するのかについても、その運転条件に関して比較す
ることができ、ユーティリティ使用量の変化量を見なが
らそのユーティリティ使用量が大幅に増加しない範囲で
運転条件を設定することもできる。
【0019】本発明に係るユーティリティ使用量予測方
法の第二の特徴構成によれば、ユーティリティ消費機器
の設定温度、設定風量、設定水量または運転時間を変え
るという具体的な省エネルギ提案を実施することができ
る。
【0020】本発明に係るユーティリティ使用量予測方
法の第三の特徴構成によれば、定期的に運転条件の提示
を実施することで、消費者に対して省エネルギ意識を喚
起することができる。また、消費者から要求があった場
合に提示を実施することで、消費者が不在の場合などに
提示が実施されて無駄な電力消費が発生することを防止
することができる。
【0021】本発明に係るユーティリティ使用量予測方
法の第四の特徴構成によれば、ユーティリティ料金、ま
たはユーティリティ料金の変化量、或いはその両方を伝
達することで消費者にとっての省エネルギ効果を具体的
に提示することができ、消費者に対して提示された運転
条件でユーティリティ消費機器を運転させる動機付けと
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係るユーティリティ使用
量予測システムの構成図を図1を参照して説明する。ユ
ーティリティ使用量予測システム1は、複数の消費者2
から収集した情報を入力する入力手段3と、情報を格納
するデータベース4と、情報を統計処理する統計処理手
段5と、統計処理された結果に基づいて種々の演算を行
う演算手段6と、演算結果を消費者2に提示(伝達)す
る提示手段7とを備えてなる。このユーティリティ使用
量予測システム1は、記憶装置、コンピュータ、モニ
タ、通信装置(電話、モデム、ISDN機器等)などの
ハードウェアで構成されており、例えば、記憶装置がデ
ータベース4であり、コンピュータのキーボードが入力
手段5であり、コンピュータの演算装置が統計処理手段
5、演算手段6であり、提示手段7が通信装置である。
【0023】入力手段3を経て収集される情報として
は、消費者2の属性情報、ユーティリティ使用量、ユー
ティリティ消費機器の運転条件等がある。ここで運転条
件とは、ユーティリティ消費機器の設定温度、設定風
量、設定水量、運転時間などであり、何れも消費者のユ
ーティリティ使用量に影響を及ぼす要因となるものであ
る。比較の対象とすることのできる運転条件はユーティ
リティ消費機器の種類によって異なり、例えば、ユーテ
ィリティ消費機器が空調機器の場合は、設定温度、設定
風量、運転時間の内の何れかが比較の対象とする運転条
件として選択可能である。或いは、ユーティリティ消費
機器が給湯器の場合は、設定温度、設定水量(浴槽の設
定水位や、蛇口から流れる単位時間当たりの水量な
ど)、運転時間の内の何れかが比較の対象とする運転条
件として選択可能である。他にも、床暖房であれば、設
定温度または運転時間が比較の対象とする運転条件とし
て選択可能である。
【0024】例えば、ユーティリティ消費機器が暖房機
器である場合、設定温度が高く、設定風量が大きく、運
転時間が長いほどユーティリティ使用量が多くなる傾向
にある。これらの情報はデータベース4に格納される
が、ユーティリティ使用量は属性および運転条件に関し
て分類可能にデータベース4に格納されている。即ち、
属性が同じであり、且つユーティリティ消費機器の運転
条件が同じであるような消費者2によるユーティリティ
使用量を特定して読み出すことができるように格納され
ている。ここで属性とは、消費者の住居形態(一戸建て
であるか、またはアパートであるか)、消費者の世帯人
数、ユーティリティ消費機器の種別、ユーティリティ消
費機器が使用される居住空間容積などであり、何れもユ
ーティリティ使用量に影響を及ぼす要因となるものであ
る。
【0025】図2には、データベース4に格納された複
数の消費者2のユーティリティ使用量についての情報の
構成例を示す。全消費者はまず属性に従って、各大集合
A、B、C等に分類される。各大集合に属する消費者の
属性は同じであることから、それらの消費者が使用する
ユーティリティ消費機器の運転条件が同じであるなら
ば、ユーティリティ使用量も同じであると考えてもよ
い。次に、各大集合に属する消費者を、ユーティリティ
消費機器の比較対象とする1つの運転条件毎に分類す
る。図2では比較対象とする運転条件a、b、c毎に小
集合a、b、cを形成している。比較対象とする運転条
件は、例えば、ユーティリティ消費機器の設定温度、設
定風量、設定水量、運転時間などである。ただし、小集
合a、b、cにおいては、比較対象とする運転条件以外
の運転条件は互いに等しいものとする。例えば、比較対
象とする運転条件が設定温度であるならば、小集合a、
b、cに属する消費者の設定風量および運転時間は等し
く、設定温度のみが互いに異なっている。
【0026】図3は、統計処理手段5を使用して作成さ
れた、小集合a、bに属する消費者の統計的なユーティ
リティ使用量分布を示すものである。例として、ファン
ヒータ(暖房機器)の設定温度を比較対象とする運転条
件とし、小集合aの設定温度は19℃、小集合bの設定
温度は23℃である場合について示す。設定温度が同じ
であっても、暖房機器の設定風量や運転時間に差がある
ためにユーティリティ使用量には分布が見られ、その分
布は正規分布となっている。つまり、設定温度が23℃
であっても、設定風量が小さく、且つ運転時間が短い場
合にはユーティリティ使用量は小さくなり、逆に設定温
度が19℃であっても、設定風量が大きく、且つ運転時
間が長い場合にはユーティリティ使用量が大きくなる。
従って、同じ小集合内でユーティリティ使用量が大きい
消費者ほど、省エネルギ行動を行っていない消費者であ
ると言える。
【0027】ここで、小集合bに属する消費者に対して
省エネルギ提案を実施する場合について説明する。ま
ず、その消費者のユーティリティ使用量が小集合bにお
いてどのような統計的位置にあるのかを偏差値または偏
差値相当量を用いて表す(統計処理工程)。この偏差値
または偏差値相当量からは、ユーティリティ消費機器の
使用傾向、即ち省エネルギ意識を見ることができ、演算
された偏差値または偏差値相当量が大きい程、省エネル
ギ行動を行っていない(省エネルギ意識が低い)と見な
すことができる。偏差値相当量としては、例えば以下の
数1で表される標準得点があり、平均値に比べて標準偏
差の何倍大きい(または小さい)かを示している。更
に、その標準得点を用いて偏差値を記述することがで
き、つまりは、標準得点も偏差値も、データ全体の中で
の各比較対象の相対的な位置を表す指標であると言え
る。
【0028】
【数1】標準得点=(自分の値−平均値)/標準偏差 偏差値=標準得点×10+50
【0029】ここで、ある消費者Xbのユーティリティ
使用量:Ybの偏差値が60であるとすると、設定温度
が23℃である小集合bにおいてユーティリティ使用量
の偏差値が60である消費者Xb(60)(ユーティリ
ティ使用量はYb(60))の小集合bにおける統計的
位置は図3に示すような位置にある。同様に、小集合a
に属し、そのユーティリティ使用量の偏差値が60であ
るような消費者Xa(60)(ユーティリティ使用量は
a(60))の小集合aにおける統計的位置も演算手
段6によって小集合aにおいて指定される。
【0030】ここで、消費者Xa(60)と消費者X
b(60)の偏差値が同じであるということは、設定温
度以外の運転条件が等しいということ、即ち上述したよ
うに設定温度以外の省エネルギ意識が同等であることを
示している。従って、消費者Xb(60)のユーティリ
ティ使用量を減少させるために、設定温度(比較対象と
する運転条件)を23℃から19℃に変化させた場合の
ユーティリティ使用量は、省エネルギ意識が運転条件の
変化前後で変化しないとするとYb(60)からYa(6
0)に変化すると見なすことができる(演算工程)。
【0031】従って、小集合aおよび小集合bを比較す
ることによって、小集合bの消費者に対して設定温度を
23℃から19℃に下げるような省エネルギ提案を行う
ことができ、その場合のユーティリティ使用量をYa
らYbに減少させることができる。
【0032】尚、本システムが月単位でユーティリティ
使用量の計算を行っており、この省エネルギ提案がその
月の途中で行われる場合、演算手段6は、それまでの運
転条件で1ヶ月運転を行った場合のユーティリティ使用
量やユーティリティ料金と、残りの期間を新たな運転条
件で運転させた場合の合計のユーティリティ使用量や合
計のユーティリティ料金を演算するだけでなく、運転条
件を変化させたことによるユーティリティ使用量の変化
量、ユーティリティ料金の変化量などを演算することも
できる。
【0033】更に、ユーティリティの単価が既知である
ならば、演算手段6は、その単価をユーティリティ使用
量にかけることで、ユーティリティ料金を導出すること
もでき、設定温度を23℃から19℃に下げることによ
って、設定温度を23℃のままで機器の運転を行った場
合に比べてユーティリティ料金がいくら低下するか(ユ
ーティリティ料金の変化量)を導出することもできる。
尚、図3では2つの小集合aおよび小集合bについて比
較を行ったが、比較対象とする運転条件の異なる2以上
の小集合について適用することができる。
【0034】導出された変化後のユーティリティ使用
量、ユーティリティ使用量の変化量、変化後のユーティ
リティ料金、ユーティリティ料金の変化量は提示手段7
によって消費者に伝達される(提示工程)。消費者2側
に表示装置8が備えられていれば、図4に示すような
「あなたの世帯のファンヒータの温度設定は23℃で
す。この1週間1日平均1.5m3使用しています。設
定温度を4℃下げると1ヶ月で900円得して、360
0円/月(現在は4500円/月)になります。」など
の表示例で省エネルギ提案が行われる。
【0035】上述した省エネルギ提案は、1日毎や1時
間毎に定期的に実施される場合や、消費者2からの要求
があった場合にのみ実施される。ここで、消費者2から
の要求があった場合に省エネルギ提案が実施される場合
について以下に簡単に説明する。
【0036】消費者2は、図4に示したような表示装置
8が備えた省エネルギ確認ボタン9を押し、ユーティリ
ティ使用量予測システム1に対して省エネルギの確認を
行う。確認ボタン9が押されたことが入力手段3に受信
されることで、ユーティリティ使用量予測システムが図
1〜図3を参照して説明した各工程を実施し、省エネル
ギ提案を消費者2に伝達して、表示装置8にその内容を
表示させる。
【0037】このように、省エネルギ提案の要求があっ
た場合にだけ、ユーティリティ使用量予測システムを動
作させて、省エネルギ提案を作成し、消費者2側の表示
装置8に表示させることで、消費者2が不在の場合に省
エネルギ提案が表示装置8に表示されるようなこともな
いために無駄な電力が消費されることもなく、ユーティ
リティ使用量予測システム1を効率よく作動させること
ができる。
【0038】尚、表示装置8は、台所に設置された台所
リモコンなどを使用してもよい。この場合、台所リモコ
ンは最も人目に付きやすい場所に設置されていることに
なるので、消費者2から省エネルギ確認の要求が無く、
省エネルギについて意識していないと思われる場合であ
っても、ユーティリティ使用量予測システム1側から定
期的に省エネルギ提案が伝達されてくることで消費者2
の省エネルギ意識が常に喚起される。
【0039】上述の実施形態ではユーティリティ消費機
器としてファンヒータ(暖房機器)を例に挙げて説明し
たが、本願発明が適用されるユーティリティ消費機器は
ファンヒータに限定されず、床暖房機器、浴室暖房乾燥
機、給湯器など、ユーティリティの消費に関与する機器
であれば本願発明を適用することができることは言うま
でもない。
【0040】尚、上述の実施形態では各小集合a、b、
cにおいて比較対象とする運転条件以外の運転条件は互
いに等しいものとしてユーティリティ使用量の予測を行
ったが、消費者の数が少ない場合は運転条件を比較する
のに十分な数の消費者を含んだ各小集合a、b、cを構
成することができず、正確なユーティリティ使用量の予
測を行うことができないこともある。このような場合、
各消費者によるユーティリティ消費機器について、特定
の運転条件に対する比較の対象としていない運転条件の
差異分だけユーティリティ使用量を補正することで、比
較対象とする運転条件以外の運転条件が互いに等しいも
のとして、ユーティリティ消費機器の使用者が多く含ま
れた(つまり、要素の数が多い)小集合を構成すること
ができる。これにより、1つの比較の対象とする運転条
件でユーティリティ使用量の分布を正確に求めることが
でき、上述の実施形態と同様のユーティリティ使用量の
予測を行うことができる。
【0041】また、上述の実施形態ではユーティリティ
使用量を減少させるような運転条件を提案することを行
っていたが、それとは逆に、運転条件を変えた場合にユ
ーティリティ使用量がどのように変化するのかを調べる
こともできる。例えば、現在、省エネルギ活動を行って
いる消費者がファンヒータの設定温度を上げたいと考え
た場合、当然ユーティリティ使用量は増加するが、その
増加量がどれくらいになるのかを知ることができる。従
って、消費者はその増加量が大きければ設定温度を上げ
ることを止めたり、増加量が小さければ省エネルギ活動
に影響がないものとして設定温度を上げることを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーティリティ使用量予測システムの構成図で
ある。
【図2】消費者を集合に分類した場合の例を示す図であ
る。
【図3】ユーティリティ使用量の分布例を示す図であ
る。
【図4】省エネルギ提案の内容の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ユーティリティ使用量予測システム 2 消費者 3 入力手段 4 データベース 5 統計処理手段 6 演算手段 7 提示手段 8 表示装置 9 省エネルギ確認ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 光 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤井 元 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 加藤 真 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山田 卓広 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の消費者による少なくとも1つのユ
    ーティリティ消費機器の少なくとも1つの運転条件とユ
    ーティリティ使用量とを入力する入力手段と、 前記ユーティリティ使用量を、前記消費者の属性および
    前記運転条件に関して分類可能に格納するデータベース
    と、 属性が同一である複数の消費者による大集合を形成し、
    前記大集合に属する消費者を比較の対象とする運転条件
    毎の小集合に分類し、前記小集合に属する消費者のユー
    ティリティ使用量を統計的に処理して前記小集合毎のユ
    ーティリティ使用量分布を求め、所定の消費者が属する
    前記ユーティリティ使用量分布における前記所定の消費
    者の偏差値または偏差値相当量を導出する統計処理手段
    と、 前記比較の対象とする運転条件を変化させた場合の、変
    化後の運転条件における小集合のユーティリティ使用量
    分布において、前記偏差値または前記偏差値相当量に対
    応する変化後のユーティリティ使用量を求める演算手段
    と、 前記変化後の運転条件と、前記変化後のユーティリティ
    使用量またはユーティリティ使用量の変化量とを前記所
    定の消費者に提示する提示手段とを備えてなるユーティ
    リティ使用量予測システム。
  2. 【請求項2】 前記比較の対象とする運転条件が、前記
    ユーティリティ消費機器の設定温度、設定風量、設定水
    量または運転時間であることを特徴とする請求項1に記
    載のユーティリティ使用量予測システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の消費者から提示要求があった
    場合に、または定期的に、前記提示手段が作動すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーティ
    リティ使用量予測システム。
  4. 【請求項4】 前記演算手段が、前記変化後のユーティ
    リティ使用量に基づいて変化後のユーティリティ料金、
    またはユーティリティ料金の変化量、或いはその両方を
    演算し、前記提示手段が、前記変化後のユーティリティ
    料金、または前記ユーティリティ料金の変化量、或いは
    その両方を更に提示することを特徴とする請求項1から
    請求項3の何れかに記載のユーティリティ使用量予測シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 複数の消費者による少なくとも1つのユ
    ーティリティ消費機器の少なくとも1つの運転条件とユ
    ーティリティ使用量とを入力する入力工程と、 前記ユーティリティ使用量を、前記消費者の属性および
    前記運転条件に関して分類可能にデータベースに格納す
    る格納工程と、 属性が同一である複数の消費者による大集合を形成し、
    前記大集合に属する消費者を比較の対象とする運転条件
    毎の小集合に分類し、前記小集合に属する消費者のユー
    ティリティ使用量を統計的に処理して前記小集合毎のユ
    ーティリティ使用量分布を求め、所定の消費者が属する
    前記ユーティリティ使用量分布における前記所定の消費
    者の偏差値または偏差値相当量を導出する統計処理工程
    と、 前記比較の対象とする運転条件を変化させた場合の、変
    化後の運転条件における小集合のユーティリティ使用量
    分布において、前記偏差値または前記偏差値相当量に対
    応する変化後のユーティリティ使用量を求める演算工程
    と、 前記変化後の運転条件と、前記変化後のユーティリティ
    使用量またはユーティリティ使用量の変化量とを前記所
    定の消費者に提示する提示工程とを含むユーティリティ
    使用量予測方法。
  6. 【請求項6】 前記比較の対象とする運転条件が、前記
    ユーティリティ消費機器の設定温度、設定風量、設定水
    量または運転時間であることを特徴とする請求項5に記
    載のユーティリティ使用量予測方法。
  7. 【請求項7】 前記所定の消費者から提示要求があった
    場合に、または定期的に、前記提示工程が実施されるこ
    とを特徴とする請求項5または請求項6に記載のユーテ
    ィリティ使用量予測方法。
  8. 【請求項8】 前記演算工程において、前記変化後のユ
    ーティリティ使用量に基づいて変化後のユーティリティ
    料金、またはユーティリティ料金の変化量、或いはその
    両方が演算され、前記提示工程において、前記変化後の
    ユーティリティ料金、または前記ユーティリティ料金の
    変化量、或いはその両方が更に提示されることを特徴と
    する請求項5から請求項7の何れかに記載のユーティリ
    ティ使用量予測方法。
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