JP2002322926A - ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置 - Google Patents

ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置

Info

Publication number
JP2002322926A
JP2002322926A JP2001130083A JP2001130083A JP2002322926A JP 2002322926 A JP2002322926 A JP 2002322926A JP 2001130083 A JP2001130083 A JP 2001130083A JP 2001130083 A JP2001130083 A JP 2001130083A JP 2002322926 A JP2002322926 A JP 2002322926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
work
power
set value
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001130083A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sora
利雄 空
Masayuki Komiyama
昌之 小見山
Etsujiro Imanishi
悦二郎 今西
Masayuki Kagoshima
昌之 鹿児島
Takao Nanjo
孝夫 南條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd, Kobe Steel Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2001130083A priority Critical patent/JP2002322926A/ja
Publication of JP2002322926A publication Critical patent/JP2002322926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド建設機械の燃費の向上を図る。 【解決手段】 エンジン61の停止中に、蓄電装置63
の出力可能電力量が設定値SET1以下か、または重負
荷作業が継続して行われている場合にエンジン61を起
動させ、それ以外の場合にはエンジン61を停止状態に
維持する。また、エンジン61が運転中に、蓄電装置6
3の出力可能電力量が設定値SET2以上で、かつ重負
荷作業が行われていない場合にエンジン61を停止さ
せ、それ以外の場合にはエンジン61を運転状態に維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンと蓄電装
置とを組み合わせて各種の作業を行うハイブリッド建設
機械のエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械の燃費の向上、排ガスの抑制、
騒音の抑制を目的としたハイブリッド建設機械の開発が
行われている。係るハイブリッド建設機械としては、特
開2000−283107号公報などに開示されている
シリーズ方式のものと、実開平5−48501号公報な
どに開示されているパラレル方式のものとがある。
【0003】上記公報に開示されたいずれの方式のハイ
ブリッド建設機械においても、軽負荷作業時にエンジン
出力の余剰分を電気エネルギーに変換して蓄電装置に蓄
え、中負荷作業時および高負荷作業時に、エンジン出力
の不足分を蓄電装置に蓄積された電気エネルギーで補っ
て作業アクチュエータを駆動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軽負荷作業
時が継続した場合には、蓄電装置に電気エネルギーが蓄
電され続けて蓄電装置の最大許容容量に達することがあ
る。この状態で軽負荷作業がさらに継続した場合、余剰
分の電気エネルギーが蓄電装置に蓄積されず、この結
果、燃料消費に無駄が生じることになり、従来のハイブ
リッド建設機械においては、燃費の向上に限界があっ
た。
【0005】本発明は、燃費のさらなる向上を図ること
ができるハイブリッド建設機械のエンジン制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のハイブリ
ッド建設機械のエンジン制御装置は、エンジンと、該エ
ンジンによって駆動される発電機と、該発電機により供
給される電力によって駆動される電動機と、前記発電機
により発電される電力を蓄電し前記電動機に電力を供給
する蓄電装置と、前記エンジンおよび前記電動機の少な
くとも一方の動力を駆動源とする作業アクチュエータと
を備えたハイブリッド建設機械のエンジン制御装置にお
いて、前記蓄電装置の出力可能電力量を算出する出力可
能電力量演算手段と、該出力可能電力量演算手段による
算出結果に応じて前記エンジンの起動と停止を制御する
エンジン起動停止制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項1によると、蓄電装置の出力可能電
力量に応じてエンジンの起動と停止を制御するため、ハ
イブリッド建設機械による作業全体に対する燃料消費量
の削減が図られる。
【0008】請求項2記載のエンジン制御装置は、前記
蓄電装置の出力可能電力量に第1設定値と、該第1設定
値より大きい第2設定値とを設定する設定値決定手段を
さらに備え、前記エンジン起動停止制御手段は、前記エ
ンジンの停止中に前記出力可能電力量演算手段による算
出結果が前記第1設定値以下になったときに当該エンジ
ンを起動させ、前記エンジンの作動中に前記算出結果が
前記第2設定値以上になったときに当該エンジンを停止
させることを特徴とする。
【0009】請求項2によると、蓄電装置の出力可能電
力量が第1設定値以下になった場合にエンジンを起動さ
せ、蓄電装置の出力可能電力量が第2設定値以上になっ
た場合にエンジンを停止させるため、エンジンが頻繁に
起動、停止することを防ぐことができ、この結果、エン
ジンの起動、停止が頻繁に起こることによる燃費の低下
を防ぐことが可能となる。
【0010】請求項3記載のエンジン制御装置は、前記
第1設定値を、前記作業アクチュエータの最大要求動力
を出力できる前記蓄電装置の出力可能電力量に、前記エ
ンジンへの起動指令後当該エンジンが出力可能状態にな
るまでの時間と当該作業アクチュエータの最大要求動力
との積により算出される電力量を加算した値と等しいか
それより大きい値とすることを特徴とする。
【0011】請求項3によると、上記のように第1設定
値を設定しているため、エンジン停止中に作業アクチュ
エータの要求動力が急激に大きくなった場合にも、エン
ジンが起動するまで蓄電装置のみで要求動力を作業アク
チュエータに供給することが可能となり、この結果、建
設機械特有の急激な負荷変動にも対処することができ
る。
【0012】請求項4記載のエンジン制御装置は、前記
作業アクチュエータの作業負荷を検出する作業負荷検出
手段と、前記作業負荷検出手段による検出結果を基に重
負荷作業の継続を検出する重負荷継続検出手段とをさら
に備え、前記エンジン起動停止制御手段は、前記重負荷
検出手段による検出結果が重負荷作業の継続を示す場合
には前記エンジンを作動状態とすることを特徴とする。
【0013】請求項5記載のエンジン制御装置は、オペ
レータによる操作レバーの操作量を検出する操作量検出
手段と、前記操作量検出手段による検出結果である操作
量のパターンを基に作業内容を判別する作業内容判別手
段とをさらに備え、前記エンジン起動停止制御手段は、
前記作業内容判別手段により判別された作業内容が重負
荷作業である場合には前記エンジンを作動状態とするこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4および請求項5によると、ハイブ
リッド建設機械が重負荷作業をしている場合には、蓄電
装置の出力可能電力量にかかわらずエンジンを作動状態
としているため、エンジンが頻繁に起動し、または停止
することを防ぐことができ、燃費を向上させることが可
能となる。ここで、重負荷作業とは例えば、“押し付け
掘削作業”や“単純、溝、水平掘削作業”などである。
なお、重負荷作業の種類は適宜変更することができる。
【0015】請求項6記載のエンジン制御装置は、前記
エンジンの回転速度を調整する回転速度調整手段をさら
に備え、前記回転速度調整手段は、前記エンジンの停止
前に当該エンジンをアイドリング状態とすることを特徴
とする。請求項6によると、作業アクチュエータの要求
動力が急激に増大した場合にエンジンが早期に所定動力
を出力できるようになる。
【0016】請求項7記載のエンジン制御装置は、前記
蓄電装置の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
前記設定値決定手段は、前記温度検出手段による検出結
果を基に、前記第1設定値および前記第2設定値の少な
くとも一方を決定することを特徴とする。請求項7によ
ると、第1設定値、第2設定値が、蓄電装置の出力可能
電力および出力可能電力量の温度依存性を考慮して決定
されるため、蓄電装置の温度が変化する場合にも、燃費
の向上を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。尚、以下におい
ては、ハイブリッド建設機械としてシリーズ方式のハイ
ブリッドショベルを例に挙げて説明するが、パラレル方
式のハイブリッドショベルなど各種ハイブリッド建設機
械に適用することができる。
【0018】第1の実施の形態 以下、本発明の第1の実施の形態に係るハイブリッドシ
ョベルのエンジン制御装置について図面を参照しつつ説
明する。まず、第1の実施の形態に係るエンジン制御装
置が適用されるハイブリッドショベルについて、図1を
参照しつつ説明する。但し、図1はハイブリッドショベ
ルの概略構成を示す模式図である。
【0019】図1において、ハイブリッドショベル1
は、下部走行体2と、下部走行体2の上面中心部に旋回
可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3の前部
に設けられた堀削アタッチメント4とから構成されてい
る。
【0020】下部走行体2は、両端部に平行配置された
一対のクローラフレーム21と、各クローラフレーム2
1の周囲に回転可能に設けられ、地面に対して面上に接
地するクローラ22と、クローラ22を回転駆動する走
行用減速機23および走行用電動機24とを有してい
る。このように構成された下部走行体2は、各クローラ
22を走行用減速機23を介して走行用電動機24によ
り個別に正方向および逆方向に回転駆動することによっ
て、ハイブリッドショベル1全体を前進、後退、回転、
旋回させる。
【0021】下部走行体2の上面中心部には、旋回軸5
が下部走行体2に対して直交して設けられている。旋回
軸5の上部には、上部旋回体3の一部を構成する旋回フ
レーム31が回転自在に設けられている。旋回フレーム
31の上面には、オペレータの操縦室となるキャビン3
2と、保護カバー33で覆われた機械収納部34とが設
けられているとともに、掘削アタッチメント4のブーム
41およびブームシリンダ42の一端部が上下に回動自
在に設けられている。
【0022】機械収納部34には、旋回用電動機35お
よび旋回用減速機36が設けられているとともに、ブー
ム用電動機37とブームポンプ38とを一体化して備え
たブーム用一体型アクチュエータA1、アーム用電動機
47aとアームポンプ47bとを一体化して備えたアー
ム用一体型アクチュエータA2、バケット用電動機48
aとバケットポンプ48bとを一体化して備えたバケッ
ト用一体型アクチュエータA3が設けられている。旋回
用電動機35は、旋回用減速機36を介して旋回フレー
ム31を旋回軸5を旋回中心として旋回駆動する。ブー
ム用一体型アクチュエータA1は、ブームシリンダ42
に図示しない油圧配管を介して接続されており、ブーム
41の先端側を上下に回動させる。アーム用一体型アク
チュエータA2は、アームシリンダ45に図示しない油
圧配管を介して接続されており、アーム43を上下に回
動させる。バケット用一体型アクチュエータA3は、バ
ケットシリンダ46に図示しない油圧配管を介して接続
されており、バケット44を上下に回動させる。
【0023】ブーム41の先端部には、アーム43が回
動自在に設けられている。アーム43の先端部には、バ
ケット44が回動自在に設けられている。また、ブーム
41とアーム43とは、アームシリンダ45を介して連
結されており、アーム43とバケット44とは、バケッ
トシリンダ46を介して連結されている。
【0024】機械収納部34内には、エンジン61、エ
ンジン61の回転速度(エンジン出力)に応じた交流電
力を発電する発電機62が収納されている他、蓄電装置
63などが収納されている。
【0025】次に、上記構成を有するハイブリッドショ
ベル1のエンジン制御の機構について図2を参照しつつ
説明する。但し、図2は、ハイブリッドショベル1のエ
ンジン制御機構を説明するためのブロック図である。
尚、エンジン61の運転停止/運転起動を制御する際、
蓄電装置63の出力可能電力量を直接使用する代わり
に、蓄電装置63の満充電時の出力可能電力量に対する
蓄電装置63の出力可能電力量の比率を利用することと
しているが、出力可能電力量を直接利用していることと
実質的に同等である。
【0026】図2に示すブロック図は、エンジン61
と、発電機62と、発電機62により発電される余剰電
力および電動機64の回生電力を蓄えるとともに、適宜
電動機64へ電力を供給する蓄電装置63と、電動機6
4と一体化された一体型アクチュエータ65と、エンジ
ン制御機構7とから構成されている。電動機64は、ブ
ーム用電動機37、アーム用電動機47a、バケット用
電動機48aなどであり、一体型アクチュエータ65
は、ブーム用一体型アクチュエータA1、アーム用一体
型アクチュエータA2、バケット用一体型アクチュエー
タA3などであり、図2においては一のみ図示してい
る。
【0027】図2に示すエンジン制御機構7は、エンジ
ン運転状況検出部70と、温度センサ71と、電圧セン
サ72と、電流センサ73と、出力可能電力量演算部7
4と、作業負荷検出部75と、重負荷継続検出部76
と、設定値決定部77と、エンジン起動停止判定処理部
78と、エンジン制御部79と、電力制御部80とから
構成されている。
【0028】エンジン運転状況検出部70は、エンジン
61の運転状況を検出し、検出結果をエンジン起動停止
判定処理部78へ出力する。
【0029】温度センサ71は、蓄電装置63の温度を
検出し、検出結果を設定値決定部77へ出力する。ま
た、電圧センサ72は、蓄電装置63の端子電圧を検出
し、検出結果を出力可能電力量演算部74へ出力する。
さらに、電流センサ73は、蓄電装置63の入出力電流
を検出し、検出結果を出力可能電力量演算部74へ出力
する。
【0030】出力可能電力量演算部74は、電圧センサ
72により検出された電圧値と電流センサ73により検
出された電流値とを利用し、これらの積を演算すること
により蓄電装置63の電力を求め、この電力を利用して
蓄電装置63の出力可能電力量Eを演算する。そして、
出力可能電力量演算部74は、蓄電装置63の満充電時
の出力可能電力量Emaxに対する出力可能電力量Eの
比率R(%)を以下の式を演算することにより算出し、
算出結果をエンジン起動停止判定処理部78へ出力す
る。
【数1】
【0031】尚、出力可能電力量演算部74は、蓄電装
置63の無負荷端子電圧を検出し、蓄電装置63の無負
荷端子電圧−出力可能電力量特性から蓄電装置63の出
力可能電力量を算出するような構成にしてもよいし、そ
の他の方法であってもよい。
【0032】作業負荷検出部75は、各電動機64の入
力部の電流値と電圧値との積を演算し、演算結果の和を
算出することにより作業負荷(要求動力)の総和を検出
し、検出結果を重負荷継続検出部76へ出力するととも
に、各電動機64の作業負荷を電力制御部80へ出力す
る。
【0033】重負荷継続検出部76は、作業負荷検出部
75による検出結果を基に、重負荷作業が継続している
か、軽負荷作業が継続しているかを検出し、検出結果を
エンジン起動停止判定処理部78へ出力する。ここで、
作業負荷検出部75により検出された作業負荷の値が所
定時間T2以上継続して予め設定された判定値より大き
い場合には重負荷作業が継続しているものと検出され、
作業負荷の値が所定時間T1以上継続して判定値より小
さい場合には軽負荷作業が継続していると検出される。
なお、判定値、所定時間T1、T2は、ハイブリッドシ
ョベルの種類などに応じて適宜設定される値であり、こ
れらの値の設定に対して、過去の運転停止時間間隔など
により適宜修正する学習機能を持たせるように構成して
もよい。
【0034】設定値決定部77は、温度センサ71から
入力される蓄電装置63の温度に応じて、設定値SET
1と、設定値SET1より大きい設定値SET2を決定
し、決定結果である設定値SET1、SET2をエンジ
ン起動停止判定処理部78へ出力する。ここで、設定値
SET1はエンジン61を停止させるか否かを判定する
際に利用される基準値であり、設定値SET2はエンジ
ン61を起動させるか否かを判定する際に利用される基
準値である。
【0035】ここで、設定値SET1は、以下の関係を
満たすように定められる。
【数2】 ただし、Eaは一体型アクチュエータ65の最大要求電
力を出力できる蓄電装置63の出力可能電力量、Taは
エンジン61への起動指令後エンジン61が出力可能状
態になるまでの時間、Pmaxは一体型アクチュエータ
65の最大要求動力、Emaxは蓄電装置63の満充放
電時の出力可能電力量である。
【0036】さらに、設定値SET1の具体的な設定方
法の一例について図3を参照して説明する。なお、図3
は、蓄電装置63がリチウムイオン電池の場合における
出力特性を示す図である。
【0037】アクチュエータ65の最大要求動力Pma
xを45(kW)とし、蓄電装置63の出力可能電力の
80(%)で最大要求動力Pmaxを出力できるように
蓄電装置63の出力に余裕を持たせた場合には、図3か
ら(Ea/Emax×100)は、52(%)となる
(図3中点P1)。そして、上記時間Taを10(se
c)とすると、(Pmax×Ta/Emax×100)
は、以下のように算出される(図3中の範囲Q4)。
【数3】 但し、リチウムイオン電池の公称電圧は288(V)で
あり、公称容量7(Ah)である。
【0038】従って、設定値SET1は、以下のように
算出される。
【数4】
【0039】尚、図3においては、設定値SET1を5
8(%)とし、設定値SET2を70(%)としてい
る。そして、図3中範囲Q1はエンジン運転域であり、
範囲Q2はエンジン起動停止切替域であり、範囲Q3は
エンジン停止可能域である。また、図3に示すように、
蓄電装置63の出力特性には温度依存性があるため、蓄
電装置63の温度に応じて、設定値SET1、SET2
が決定される。
【0040】エンジン起動停止判定処理部78は、エン
ジン運転状況検出部70による検出結果を基に、エンジ
ン61が運転中か、停止中かを判定する。そして、エン
ジン61が運転中であると判定した場合、エンジン起動
停止判定処理部78は、蓄電装置63の満充電時の出力
可能電力量に対する蓄電装置63の出力可能電力量の比
率R(%)が設定値SET2以上であり、かつ軽負荷作
業が所定時間T1以上継続していれば、エンジン61を
停止させる指令の停止指令信号をエンジン制御部79へ
出力する。これによって、エンジン61の運転中におい
て重負荷作業が行われている場合には、蓄電装置63の
出力可能電力量の大きさに拘わらずエンジンは運転状態
に維持されることになる。
【0041】一方、エンジン61が停止中であると判定
した場合、エンジン起動停止判定処理部78は、上記比
率Rが設定値SET1以下であるか、又は、重負荷作業
が所定時間T2以上継続しているかのいずれかであれ
ば、エンジン61を起動させる指令の起動指令信号をエ
ンジン制御部79へ出力する。これによって、エンジン
61の停止中において重負荷作業が継続している場合に
は、蓄電装置63の出力可能電力量の大きさに拘わらず
エンジン61が起動されることになる。
【0042】エンジン制御部79は、エンジン起動停止
判定処理部78から停止指令信号が入力されるとエンジ
ン61を停止させる処理を行い、起動指令信号が入力さ
れるとエンジン61を起動させる処理を行う。尚、エン
ジン起動停止判定処理部78とエンジン制御部79とが
一体となってエンジン起動停止制御手段として機能す
る。
【0043】電力制御部80は、各電動機64への供給
動力の制御や、蓄電装置63の充放電電力の制御などを
行う。
【0044】さらに、上記構成を有するエンジン制御機
構7におけるエンジン制御方法について図4を参照しつ
つ説明する。但し、図4はエンジン制御方法の手順を示
すフローチャートである。
【0045】ステップS101において、設定値決定部
77は、温度センサ71により検出された蓄電装置63
の温度に応じて、設定値SET1、SET2を決定し、
決定した設定値SET1、SET2をエンジン起動停止
判定処理部78へ出力する。
【0046】ステップS102において、出力可能電力
量演算部74は、電圧センサ72により検出された蓄電
装置63の端子電圧と、電流センサ73により検出され
た蓄電装置63の入出力電流から、蓄電装置63の出力
可能電力量を算出し、蓄電装置63の満充電時の出力可
能電力量に対する算出した出力可能電力量の比率R
(%)をエンジン起動停止判定処理部78へ出力する。
【0047】ステップS103において、エンジン運転
状況検出部70はエンジンの運転状況を検出し検出結果
をエンジン起動停止判定処理部78へ出力し、エンジン
起動停止判定処理部78はエンジン運転状況検出部70
による検出結果を基に、エンジン61が運転中か停止中
かを判定する。エンジン61が運転中であると判定され
た場合には(ステップS103:YES)、ステップS
104の処理に移行する。一方、エンジン61が停止中
であると判定された場合には(ステップS103:N
O)、ステップS107の処理に移行する。
【0048】ステップS104において、エンジン起動
停止判定処理部78は、ステップS102で算出された
比率Rが、ステップS101で決定された設定値SET
2以上か否かを判定する。比率Rが設定値SET2以上
と判定された場合には(ステップS104:YES)、
ステップS105の処理に移行する。一方、比率Rが設
定値SET2以上でないと判定された場合には(ステッ
プS104:NO)、エンジン61を運転状態としたま
まエンジン制御処理を終了する。
【0049】ステップS105において、重負荷継続検
出部76は作業負荷検出部75による検出結果を基に重
負荷作業が継続しているか否かを検出し検出結果をエン
ジン起動停止判定処理部78へ出力し、エンジン起動停
止判定処理部78は重負荷継続検出部76による検出結
果を基に、軽負荷作業が継続しているか、即ち重負荷作
業が行われていないかを判定する。軽負荷作業が継続し
て行われている場合、即ち重負荷作業が行われていない
場合には(ステップS105:YES)、ステップS1
06の処理に移行する。一方、軽負荷作業が継続して行
われていない場合、即ち重負荷作業が行われている場合
には(ステップS105:NO)、エンジン61を運転
状態としたままエンジン制御処理を終了する。即ち、蓄
電装置63の出力可能電力量の値に拘わらず、重負荷作
業が行われている場合には、エンジン61の運転を停止
させることなく運転状態を維持させる。
【0050】ステップS106において、エンジン起動
停止判定処理部78は、エンジン61の停止指令である
停止指令信号を出力し、エンジン制御部79は、エンジ
ン61を停止させ、エンジン制御処理を終了する。
【0051】ステップS107において、エンジン起動
停止判定処理部78は、ステップS102で算出された
比率Rが、ステップS101で決定された設定値SET
1以下か否かを判定する。比率Rが設定値SET1以下
と判定された場合には(ステップS107:YES)、
ステップS109の処理に移行する。一方、比率Rが設
定値SET2以下でないと判定された場合には(ステッ
プS107:NO)、ステップS108の処理に移行す
る。
【0052】ステップS108において、重負荷継続検
出部76は作業負荷検出部75による検出結果を基に重
負荷作業が継続しているか否かを検出し検出結果をエン
ジン起動停止判定処理部78へ出力し、エンジン起動停
止判定処理部78は重負荷継続検出部76による検出結
果を基に重負荷作業が継続しているか否かを判定する。
重負荷作業が継続して行われていると判定された場合に
は(ステップS108:YES)、ステップS109の
処理に移行する。即ち、蓄電装置63の出力可能電力量
の値に拘わらず、重負荷作業が継続して行われている場
合には、エンジン61を起動させる処理に移行する。一
方、重負荷作業が継続して行われていないと判定された
場合には(ステップS108:NO)、エンジン61を
停止状態としたままエンジン制御処理を終了する。
【0053】ステップS109において、エンジン起動
停止判定処理部78は、エンジン61の起動指令である
起動指令信号を出力し、エンジン制御部79は、エンジ
ン61を起動させ、エンジン制御処理を終了する。
【0054】以上説明した第1の実施の形態に係るハイ
ブリッドショベル1のエンジン制御機構7においては、
エンジン61を停止させる蓄電装置63の出力可能電力
量に設定値を設けるとともに、エンジン61を起動させ
る蓄電装置63の出力可能電力量に設定を設けているた
め、エンジン61が頻繁に起動し、または停止すること
を防止でき、この結果エンジンの起動停止が頻繁に起こ
ることによる燃費の低下を防ぐことができる。
【0055】また、上述したように設定値SET1を設
定しているため、エンジン61の停止中にアクチュエー
タの要求動力が急激に大きくなった場合にも、エンジン
61が起動するまで蓄電装置63のみで要求動力をアク
チュエータに供給することが可能となり、この結果、ハ
イブリッドショベル1特有の急激な負荷変動にも対処す
ることができる。
【0056】さらに、ハイブリッドショベル1が重負荷
作業を継続して行っている場合には、蓄電装置63の出
力可能電力量にかかわらずエンジン61を作動状態とし
ているため、エンジン61が頻繁に起動し、または停止
することを防ぐことができ、燃費を向上させることが可
能となる。
【0057】さらに、蓄電装置63の温度に応じて設定
値SET1、設定値SET2を決定しているため、蓄電
装置63の温度に適した設定値SET1、SET2でエ
ンジン61の起動と停止を制御することが可能である。
【0058】第2の実施の形態 以下、本発明の第2の実施の形態に係るハイブリッドシ
ョベルのエンジン制御装置について図面を参照しつつ説
明する。尚、第2の実施の形態に係るエンジン制御装置
が適用されるハイブリッドショベルとして、第1の実施
の形態において図1を用いて説明したハイブリッドショ
ベル1を利用することができる。
【0059】まず、第2の実施の形態におけるハイブリ
ッドショベルのエンジン制御の機構について図5を参照
しつつ説明する。但し、図5は、第2の実施の形態に係
るエンジン制御機構を説明するためのブロック図であ
る。なお、第1の実施の形態と実質的に同等の構成要素
については同一の符号を付している。
【0060】図5に示すブロック図は、エンジン61
と、発電機62と、蓄電装置63と、電動機64と一体
化された一体型アクチュエータ65と、エンジン制御機
構8とから構成されている。電動機64は、ブーム用電
動機37、アーム用電動機47a、バケット用電動機4
8aなどであり、一体型アクチュエータ65は、ブーム
用一体型アクチュエータA1、アーム用一体型アクチュ
エータA2、バケット用一体型アクチュエータA3など
であり、図5においては一のみ図示している。
【0061】図5に示すエンジン制御機構8は、エンジ
ン運転状況検出部70と、温度センサ71と、電圧セン
サ72と、電流センサ73と、出力可能電力量演算部7
4と、設定値決定部77と、操作量検出部81と、作業
内容判別部82と、エンジン起動停止判定処理部83
と、エンジン制御部79と、電力制御部80と、電動機
64の入力部の電流および電圧から電動機の要求動力を
検出し検出結果を電力制御部80へ出力する作業負荷検
出部84とから構成されている。なお、エンジン運転状
況検出部70、温度センサ71、電圧センサ72、電流
センサ73、出力可能電力量演算部74、設定値決定部
77、エンジン制御部79、および電力制御部80の処
理内容は、第1の実施の形態において説明した処理内容
と実施的に同等である。
【0062】操作量検出部81は、ハイブリッドショベ
ルに備え付けられている操作レバーの操作量を検出し、
検出結果を作業内容判別部82へ出力する。また、作業
内容判別部82は、操作量検出部81による検出結果を
基に操作パターンを特定し、特定された操作パターンに
対応する作業内容を判別し、判別結果をエンジン起動停
止判定処理部83へ出力する。尚、操作量検出部81お
よび作業内容判別部82による処理内容については図7
を用いて後述する。
【0063】エンジン起動停止判定処理部83は、エン
ジン運転状況判定処理部70による検出結果を基に、エ
ンジン61が運転中か、停止中かを判定する。そして、
エンジン61が運転中であると判定した場合、エンジン
起動停止判定処理部78は、蓄電装置63の満充電時の
出力可能電力量に対する蓄電装置63の出力可能電力量
の比率R(%)が設定値SET2以上であり、かつ作業
内容が軽負荷作業であれば、エンジン61を停止させる
指令の停止指令信号をエンジン制御部79へ出力する。
これによって、エンジン61の運転中において重負荷作
業が行われている場合には、蓄電装置63の出力可能電
力量の大きさに拘わらずエンジンは運転状態に維持され
ることになる。
【0064】一方、エンジン61が停止中であると判定
した場合、エンジン起動停止判定処理部83は、比率R
が設定値SET1以下であるか、又は、作業内容が重負
荷作業であるかのいずれかであれば、エンジン61を起
動させる指令の起動指令信号をエンジン制御部79へ出
力する。これによって、エンジン61の停止中において
重負荷作業が行われている場合には、蓄電装置63の出
力可能電力量の大きさに拘わらずエンジン61が起動さ
れることになる。
【0065】次に、上記構成を有するエンジン制御機構
8におけるエンジン制御方法について図6を参照しつつ
説明する。但し、図6はエンジン制御方法の手順を示す
フローチャートである。
【0066】ステップS201において、設定値決定部
77は、温度センサ71により検出された蓄電装置63
の温度に応じて、設定値SET1、SET2を決定し、
決定した設定値SET1、SET2をエンジン起動停止
判定処理部83へ出力する。
【0067】ステップS202において、出力可能電力
量演算部74は、電圧センサ72により検出された蓄電
装置63の端子電圧と、電流センサ73により検出され
た蓄電装置63の入出力電流から、蓄電装置63の出力
可能電力量を算出し、蓄電装置63の満充電時の出力可
能電力量に対する算出した出力可能電力量の比率R
(%)をエンジン起動停止判定処理部83へ出力する。
【0068】ステップS203において、エンジン運転
状況検出部70はエンジンの運転状況を検出し検出結果
をエンジン起動停止判定処理部83へ出力し、エンジン
起動停止判定処理部83はエンジン運転状況検出部70
の検出結果を基に、エンジン61が運転中か否かを判定
する。エンジン61が運転中であると判定された場合に
は(ステップS203:YES)、ステップS204の
処理に移行する。一方、エンジン61が停止中であると
判定された場合には(ステップS203:NO)、ステ
ップS106の処理に移行する。
【0069】ステップS204において、エンジン起動
停止判定処理部83は、ステップS202で算出された
比率Rが、ステップS201で決定された設定値SET
2以上か否かを判定する。比率Rが設定値SET2以上
と判定された場合には(ステップS204:YES)、
ステップS205の処理に移行する。一方、比率Rが設
定値SET2以上でないと判定された場合には(ステッ
プS204:NO)、エンジン61を運転状態としたま
まエンジン制御処理を終了する。
【0070】ステップS205において、作業内容判別
部82は操作量検出部81による検出結果を基に作業内
容を判別し判別結果をエンジン起動停止判定処理部83
へ出力し、エンジン起動停止判定処理部83は作業内容
判別部82による判別結果を基に作業内容が軽負荷作業
であるか否かを判定する。軽負荷作業である場合、即ち
重負荷作業でない場合には(ステップS205:YE
S)、ステップS206の処理に移行する。一方、軽負
荷作業でない場合、即ち重負荷作業の場合には(ステッ
プS205:NO)、エンジン61を運転状態としたま
まエンジン制御処理を終了する。即ち、蓄電装置63の
出力可能電力量の値に拘わらず、重負荷作業が行われて
いる場合には、エンジン61の運転を停止させることな
く運転状態を維持させる。
【0071】ステップS206において、エンジン起動
停止判定処理部83は、エンジン61の停止指令である
停止指令信号を出力し、エンジン制御部79は、エンジ
ン61を停止させ、エンジン制御処理を終了する。
【0072】ステップS207において、エンジン起動
停止判定処理部83は、ステップS202で算出された
比率Rが、ステップS101で決定された設定値SET
1以下か否かを判定する。比率Rが設定値SET1以下
と判定された場合には(ステップS207:YES)、
ステップS209の処理に移行する。一方、比率Rが設
定値SET2以下でないと判定された場合には(ステッ
プS207:NO)、ステップS208の処理に移行す
る。
【0073】ステップS208において、作業内容判別
部82は操作量検出部81による検出結果を基に作業内
容を判別し判別結果をエンジン起動停止判定処理部83
へ出力し、エンジン起動停止判定処理部83は、作業内
容判別部82による判別結果を基に、作業内容が重負荷
作業であるか否かを判定する。重負荷作業であると判定
された場合には(ステップS208:YES)、ステッ
プS209の処理に移行する。即ち、蓄電装置63の出
力可能電力量の値に拘わらず、重負荷作業が行われてい
る場合には、エンジン61を起動させる処理に移行す
る。一方、重負荷作業でないと判定された場合には(ス
テップS208:NO)、エンジン61を停止状態とし
たままエンジン制御処理を終了する。
【0074】ステップS209において、エンジン起動
停止判定処理部83は、エンジン61の起動指令である
起動指令信号を出力し、エンジン制御部79は、エンジ
ン61を起動させ、エンジン制御処理を終了する。
【0075】さらに、操作量検出部81および作業内容
判別部82による作業内容判別手法の一例について説明
する。尚、例えば特開平9−217702号公報に示さ
れるものが適用可能であるため、その概要を以下に示
す。
【0076】各種判別値用の数値を以下のように算出す
る。ブーム用操作レバーの所定時間の操作量データに基
づき、その所定時間内においてブーム用操作レバーの操
作量が増減変動される割合を演算し、これをブーム操作
の複雑さを示す複雑さ表示量ch1とする。同様に、バ
ケット用操作レバーの前記所定時間分の操作量データに
基づき、その所定時間内においてバケット用操作レバー
の操作量が増減変動される割合を演算し、これをバケッ
ト操作の複雑さを示す複雑さ表示量ch2とする。
【0077】旋回用操作レバーの前記所定時間分の操作
量データに基づき、その所定時間内において旋回用操作
レバーの操作量の絶対値が予め定めた所定操作量以上に
なるのに要する時間の合計を求め、これを高速旋回時間
ch3とする。
【0078】ブーム用、アーム用、およびバケット用の
各操作レバーの前記所定時間分の操作量データに基づ
き、その所定時間内においてブーム用操作レバーの操作
量がその操作方向の正側(ブーム上昇側)で予め定めた
所定操作量以上で、且つ、アーム用操作レバーおよびバ
ケット用操作レバーの各操作量が、ともに操作方向の負
側(アームおよびバケットの引き込み側)で夫々定めら
れた所定操作量以下(各操作量の絶対値では所定操作量
以上)となる時間の合計を求め、これをブーム逆操作時
間ch4とする。
【0079】ブーム用、アーム用、およびバケット用の
各操作レバーの前記所定時間分の操作量データに基づ
き、その所定時間内においてブーム用操作レバーの操作
量の大きさ(絶対値)が予め定めた所定操作量以上で、
且つ、アーム用操作レバーおよびバケット用操作レバー
の各操作量の大きさ(絶対値)が、夫々定められた所定
操作量以下となる時間の合計を求め、これをバケット・
アーム停止時間ch5とする。
【0080】ブーム用、アーム用、およびバケット用の
各操作レバーの前記所定時間分の操作量データに基づ
き、その所定時間内においてブーム用、アーム用、およ
びバケット用の各操作レバーの操作量の大きさ(絶対
値)の平均値を個別に求め、夫々をブーム操作量平均値
ch6、アーム操作量平均値ch7、バケット操作量平
均値ch8とする。
【0081】以上のようにして算出される各種判別値用
の数値を利用して作業内容を判別する判別手法を図7の
フローチャートを参照しつつ説明する。但し、図7は、
作業内容を判別する手順を示すフローチャートである。
尚、図7中の判定値th1からth24は夫々予め定め
られた値である。
【0082】ステップS301において、作業内容判別
部82は、“ch2≧th1”の条件を満たすか否かを
判定する。条件を満たす場合には(ステップS301:
YES)、作業内容が“ばらまき作業”であると判定す
る。一方、条件を満たさない場合には(ステップS30
1:NO)、ステップS302の処理に移行する。
【0083】ステップS302において、作業内容判別
部82は、“ch1≧th2”、“ch3≦th3”、
且つ、“ch5≧th4”の全ての条件を満たすか否か
を判定する。全ての条件を満たす場合には(ステップS
302:YES)、作業内容が“土羽打ち作業”である
と判定する。一方、いずれかの条件を満たさない場合に
は(ステップS302:NO)、ステップS303の処
理に移行する。
【0084】ステップS303において、作業内容判別
部82は、“ch2≦th5”、“ch5≦th6”、
“ch4≧th7”、且つ、“ch7+ch8≧th
8”の全ての条件を満たすか否かを判定する。全ての条
件を満たす場合には(ステップS303:YES)、作
業内容が“法面仕上げ作業”であると判定する。一方、
いずれかの条件を満たさない場合には(ステップS30
3:NO)、ステップS304の処理に移行する。
【0085】ステップS304において、作業内容判別
部82は、“ch1≦th9”、“ch2≦th1
0”、“ch3≦th11”、“ch5<th12”、
且つ、“ch7+ch8≦th13”の全ての条件を満
たすか否かを判定する。全ての条件を満たす場合には
(ステップS304:YES)、作業内容が“クレーン
作業”であると判定する。一方、いずれかの条件を満た
さない場合には(ステップS304:NO)、ステップ
S305の処理に移行する。
【0086】ステップS305において、作業内容判別
部82は、“ch3≧th14”、“ch5≦th1
5”、且つ、“ch7+ch8≧th16”の全ての条
件を満たすか否かを判定する。全ての条件を満たす場合
には(ステップS305:YES)、作業内容が“押し
付け掘削作業”であると判定する。一方、いずれかの条
件を満たさない場合には(ステップS305:NO)、
ステップS306の処理に移行する。
【0087】ステップS306において、作業内容判別
部82は、“ch1≦th17”、“ch2≦th1
8”、“ch3≦th19”、且つ、“ch4≦th2
0”の全ての条件を満たすか否かを判定する。全ての条
件を満たす場合には(ステップS306:YES)、作
業内容が“積み込み作業”であると判定する。一方、い
ずれかの条件を満たさない場合には(ステップS30
6:NO)、ステップS307の処理に移行する。
【0088】ステップS307において、作業内容判別
部82は、“ch3≧th21”、“ch5≧th2
2”、且つ、“ch6+ch7≦th23”の全ての条
件を満たすか否かを判定する。全ての条件を満たす場合
には(ステップS307:YES)、作業内容が“旋回
地らなし作業”であると判定する。一方、いずれかの条
件を満たさない場合には(ステップS307:NO)、
ステップS308の処理に移行する。
【0089】ステップS308において、作業内容判別
部82は、“ch6+ch7≧th24”の条件を満た
すか否かを判定する。条件を満たす場合には(ステップ
S308:YES)、作業内容が“単純、溝、水平掘削
作業”であると判定する。一方、いずれかの条件を満た
さない場合には(ステップS308:NO)、判別不能
として作業内容判別処理を終了する。
【0090】但し、“ばらまき作業”、“土羽打ち作
業”、“法面仕上げ作業”、および“クレーン作業”を
軽負荷作業であるとし、一方、“押し付け掘削作業”、
“積み込み作業”、“旋回地らなし作業”、および“単
純、溝、水平掘削作業”を重負荷作業であると分類す
る。なお、他の分類であってもよく、走行作業など他の
作業を含めて軽負荷作業と重負荷作業を分類してもよ
い。
【0091】以上説明したように、第1の実施の形態で
は重負荷作業が継続して行われているかを判定してエン
ジン61の起動停止を制御しているのに対して、第2の
実施の形態では作業内容が重負荷作業であるかを判定し
てエンジン61の起動停止を制御している点両実施の形
態は相違している。しかしながら、いずれの実施の形態
においても重負荷作業の場合には、蓄電装置63の出力
可能電力量にかかわらずエンジン61を作動状態になる
ようにエンジン制御を行っている点で共通している。従
って、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と実質的
に同様の効果を有している。
【0092】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、重負荷作業が
行われているか否かを判定することなく、蓄電装置の満
充電時の出力可能電力量に対する蓄電装置の出力可能電
力量の比率が設定値SET1以下の時にエンジンを起動
し、設定値SET2以上の時にエンジンを停止させるよ
うにエンジン制御をしてもよい。また、第1の実施の形
態の重負荷継続検出部と、第2の実施の形態の作業内容
判別部とをともに有するような構成にしてもよい。
【0093】また、エンジンの回転速度制御手段を設け
て、エンジンの停止前の一定時間エンジンをアイドリン
グ状態とし、その一定時間内にエンジンを再起動させる
必要がない場合にエンジンを停止させるようにエンジン
制御を行ってもよい。この場合には、作業アクチュエー
タの要求動力が急激に増大した場合にエンジンが早期に
所定動力を出力できるという利点がある。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、蓄電装置の出力可能電力量に応じてエンジンの起動
と停止を制御するため、ハイブリッド建設機械全体の燃
費の向上が図られる。
【0095】請求項2によると、蓄電装置の出力可能電
力量が第1設定値以下になった場合にエンジンを起動さ
せ、蓄電装置の出力可能電力量が第2設定値以上になっ
た場合にエンジンを停止させているため、エンジンが頻
繁に起動、停止することを防ぐことができ、この結果、
エンジンの起動、停止が頻繁に起こることによる燃費の
低下を防ぐことが可能となる。
【0096】請求項3によると、第1設定値を、作業ア
クチュエータの最大要求動力を出力できる蓄電装置の出
力可能電力量に、エンジンへの起動指令後当該エンジン
が出力可能状態になるまでの時間と作業アクチュエータ
の最大要求動力との積により算出される電力量を、加算
した値と等しいかそれより大きい値としているため、エ
ンジン停止中に作業アクチュエータの要求動力が急激に
大きくなった場合にも、エンジンが起動するまで蓄電装
置のみで要求動力を作業アクチュエータに供給すること
が可能となる。この結果、建設機械特有の急激な負荷変
動にも対処することができる。
【0097】請求項4および請求項5によると、ハイブ
リッド建設機械が重負荷作業をしている場合には、蓄電
装置の出力可能電力量にかかわらずエンジンを作動状態
としているため、エンジンが頻繁に起動し、または停止
することを防ぐことができ、燃費を向上させることが可
能となる。
【0098】請求項6によると、エンジンの停止前に当
該エンジンをアイドリング状態としているため、作業ア
クチュエータの要求動力が急激に増大した場合にエンジ
ンが早期に所定動力を出力できるようになる。
【0099】請求項7によると、第1設定値、第2設定
値が、蓄電装置の出力可能電力および出力可能電力量の
温度依存性を考慮して決定されるため、蓄電装置の温度
が変化した場合にも、燃費の向上を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るエンジン制御装置が適
用されるハイブリッドショベルの概略構成を示す模式図
である。
【図2】図1に概略を示したハイブリッドショベルのエ
ンジン制御機構を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に概略を示したハイブリッドショベルに装
備された蓄電装置をリチウムイオン電池とした場合の蓄
電装置の出力特性を示す図である。
【図4】図2に示したエンジン制御機構におけるエンジ
ン制御方法の手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態に係るエンジン制御機構を説
明するためのブロック図である。
【図6】図5に示したエンジン制御機構におけるエンジ
ン制御方法の手順を示すフローチャートである。
【図7】図5に示したエンジン制御機構における作業内
容を判別する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハイブリッドショベル 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 掘削アタッチメント 5 旋回軸 61 エンジン 62 発電機 63 蓄電装置 64 電動機 65 一体型アクチュエータ 7 エンジン制御機構 70 エンジン運転状況検出部 71 温度センサ 72 電圧センサ 73 電流センサ 74 出力可能電力量演算部 75 作業負荷検出部 76 重負荷継続検出部 77 設定値決定部 78 エンジン起動停止判定処理部 79 エンジン制御部 80 電力制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/00 F02D 29/00 B (72)発明者 小見山 昌之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所西神3号館2F神戸総 合技術研究所内HYCOプロジェクト室 (72)発明者 今西 悦二郎 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 鹿児島 昌之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 南條 孝夫 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB06 BA05 CA10 DA04 DB06 DB08 3G092 AC02 AC06 BA03 CA02 FA24 GA04 GA08 GA10 HE01X HF02X HF06Z 3G093 AA07 AA10 AA16 BA19 CA02 CA04 CA06 CA08 DA01 DA13 DB09 DB19 DB20 DB21 DB22 DB26 DB28 EA03 EB09 EC02 FA02 FA08 5H115 PA12 PC06 PG05 PG10 PI16 PO06 PO17 QN02 RE01 SE05 SE06 TI01 TO14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、該エンジンによって駆動さ
    れる発電機と、該発電機により供給される電力によって
    駆動される電動機と、前記発電機により発電される電力
    を蓄電し前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、前記
    エンジンおよび前記電動機の少なくとも一方の動力を駆
    動源とする作業アクチュエータとを備えたハイブリッド
    建設機械のエンジン制御装置において、 前記蓄電装置の出力可能電力量を算出する出力可能電力
    量演算手段と、該出力可能電力量演算手段による算出結
    果に応じて前記エンジンの起動と停止を制御するエンジ
    ン起動停止制御手段とを備えたことを特徴とするハイブ
    リッド建設機械のエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄電装置の出力可能電力量に第1設
    定値と、該第1設定値より大きい第2設定値とを設定す
    る設定値決定手段をさらに備え、 前記エンジン起動停止制御手段は、前記エンジンの停止
    中に前記出力可能電力量演算手段による算出結果が前記
    第1設定値以下になったときに当該エンジンを起動さ
    せ、前記エンジンの作動中に前記算出結果が前記第2設
    定値以上になったときに当該エンジンを停止させること
    を特徴とする請求項1記載のハイブリッド建設機械のエ
    ンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1設定値を、前記作業アクチュエ
    ータの最大要求動力を出力できる前記蓄電装置の出力可
    能電力量に、前記エンジンへの起動指令後当該エンジン
    が出力可能状態になるまでの時間と当該作業アクチュエ
    ータの最大要求動力との積により算出される電力量を加
    算した値と等しいかそれより大きい値とすることを特徴
    とする請求項2記載のハイブリッド建設機械のエンジン
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記作業アクチュエータの作業負荷を検
    出する作業負荷検出手段と、 前記作業負荷検出手段による検出結果を基に重負荷作業
    の継続を検出する重負荷継続検出手段とをさらに備え、 前記エンジン起動停止制御手段は、前記重負荷検出手段
    による検出結果が重負荷作業の継続を示す場合には前記
    エンジンを作動状態とすることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド建設機
    械のエンジン制御装置。
  5. 【請求項5】 オペレータによる操作レバーの操作量を
    検出する操作量検出手段と、 前記操作量検出手段による検出結果である操作量のパタ
    ーンを基に作業内容を判別する作業内容判別手段とをさ
    らに備え、 前記エンジン起動停止制御手段は、前記作業内容判別手
    段により判別された作業内容が重負荷作業である場合に
    は前記エンジンを作動状態とすることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド
    建設機械のエンジン制御装置。
  6. 【請求項6】 前記エンジンの回転速度を調整する回転
    速度調整手段をさらに備え、 前記回転速度調整手段は、前記エンジンの停止前に当該
    エンジンをアイドリング状態とすることを特徴とする請
    求項1から請求項5のいずれか1項に記載のハイブリッ
    ド建設機械のエンジン制御装置。
  7. 【請求項7】 前記蓄電装置の温度を検出する温度検出
    手段をさらに備え、 前記設定値決定手段は、前記温度検出手段による検出結
    果を基に、前記第1設定値および前記第2設定値の少な
    くとも一方を決定することを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれか1項に記載のハイブリッド建設機械の
    エンジン制御装置。
JP2001130083A 2001-04-26 2001-04-26 ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置 Pending JP2002322926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001130083A JP2002322926A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001130083A JP2002322926A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002322926A true JP2002322926A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18978522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001130083A Pending JP2002322926A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002322926A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006043619A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Komatsu Ltd. 作業車両のエンジン出力制御装置及びエンジン出力制御方法
WO2008123439A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Komatsu Ltd. 作業機械
JP2008248885A (ja) * 2008-03-28 2008-10-16 Komatsu Ltd 作業機械
JP2010089856A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン装置およびクレーン装置の制御方法
JP2010089855A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン装置およびクレーン装置の制御方法
JP2010265708A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd バッテリ駆動式作業機械
JP2012007336A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Caterpillar Sarl ハイブリッド型建設機械における制御システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454282B2 (en) 2004-10-21 2008-11-18 Komatsu Ltd. Engine output control device and engine output control method for working machine
WO2006043619A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Komatsu Ltd. 作業車両のエンジン出力制御装置及びエンジン出力制御方法
JP5174809B2 (ja) * 2007-03-29 2013-04-03 株式会社小松製作所 作業機械
WO2008123439A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Komatsu Ltd. 作業機械
US20100064677A1 (en) * 2007-03-29 2010-03-18 Komatsu Ltd. Work machine
KR101464016B1 (ko) * 2007-03-29 2014-11-20 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 작업 기계
JPWO2008123439A1 (ja) * 2007-03-29 2010-07-15 株式会社小松製作所 作業機械
US8607558B2 (en) 2007-03-29 2013-12-17 Komatsu Ltd. Work machine
JP2013064320A (ja) * 2007-03-29 2013-04-11 Komatsu Ltd 作業機械
JP2008248885A (ja) * 2008-03-28 2008-10-16 Komatsu Ltd 作業機械
JP2010089855A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン装置およびクレーン装置の制御方法
JP2010089856A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン装置およびクレーン装置の制御方法
JP2010265708A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd バッテリ駆動式作業機械
JP2012007336A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Caterpillar Sarl ハイブリッド型建設機械における制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3859982B2 (ja) ハイブリッド建設機械の電力制御装置
JP3782251B2 (ja) 蓄電器を備えた作業機械
JP4512283B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
US7669413B2 (en) Hybrid construction machine
KR101714948B1 (ko) 건설 기계
EP1782991B1 (en) Hybrid construction machine and control apparatus thereof
EP2228492A1 (en) Hybrid construction machine
JP2000295717A5 (ja)
JP5922151B2 (ja) 作業機械
KR20100115706A (ko) 하이브리드형 작업기계
JP2001003397A (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
CN107921958B (zh) 混合动力作业机械
JP2003009308A (ja) 作業機械
WO2011092837A1 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP2002322926A (ja) ハイブリッド建設機械のエンジン制御装置
JP2001012418A (ja) ハイブリッド作業機械
CN106605028B (zh) 混合动力式工程机械
JP4090704B2 (ja) ハイブリッド型作業機械の動力制御装置
JP3781584B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
JP5390436B2 (ja) 電動式建設機械
CN106337456A (zh) 工程机械的控制装置
JP2008094531A (ja) マグネット作業機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318