JP2002322618A - カーブミラー - Google Patents

カーブミラー

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JP2002322618A
JP2002322618A JP2001130044A JP2001130044A JP2002322618A JP 2002322618 A JP2002322618 A JP 2002322618A JP 2001130044 A JP2001130044 A JP 2001130044A JP 2001130044 A JP2001130044 A JP 2001130044A JP 2002322618 A JP2002322618 A JP 2002322618A
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mirror
mirror surface
wiper
wiper blade
motor
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JP2001130044A
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Hidetoshi Suzuki
英敏 鈴木
Akio Kanamori
明生 金森
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Masami Katayama
正美 片山
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ワイパ装置を備えたカーブミラーに
おいて、晴天時には視界を妨げることなく、雨天時には
最も必要な鏡面を効果的に払拭し、天候の如何に拘わら
ず視認確認を充分に確保することが可能なカーブミラー
の提供を目的とする。 【解決手段】ミラー部30は、ミラー面1と、枠体20
と、ひさし4と、ワイパ装置40と、ウォッシャノズル
6等からなる。ワイパ装置40は、ワイパモータ7と、
ワイパブレード9とで構成されている。ワイパモータ7
は、自動車で用いられているモータと同じく、一端他端
停止位置を有するコンタクトプレート(図示せず)が設
けられている。ワイパブレード9はワイパモータ7の作
動により、ミラー面1の右下隅部を回転中心としてミラ
ー面1の右端から下端とを扇形に往復払拭する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーブミラーに係
り、特に道路の交差点における方向の視認確認を行うた
めのカーブミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カーブミラーは外気に直接さら
される場所に設置されており、降雨等の天候のときに
は、雨滴が鏡面に付着してしまう。このように鏡面に雨
滴が付着すると、カーブミラーに写される像が雨滴によ
って遮られ、視認確認が十分に行えなくなってしまう。
【0003】このため、雨滴を除去するためにワイパ装
置を設けた技術が知られている。この例として、支柱の
上部に数個の点滅灯と、この点滅灯の光を反射すると共
に反射色彩層を有した反射盤体と太陽電池モジュールを
設け、更に反射盤体4の表面を支軸を中心として回転す
るワイパを設け、又更にコントローラ体を設け、該コン
トローラ体は太陽電池モジュール部からの充電と、点滅
灯に対する点滅、点灯及びワイパモータを介して間欠回
転するように放電を制御する技術がある(実開平7-4
3177号公報参照)。この技術によれば、鏡面をワイ
パ装置によって払拭するもので、ワイパブレードが鏡面
の中心で軸支されており、回転して鏡面を払拭するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、ワイパブレードが鏡面の中心で軸支されている構
成であるため、ワイパ装置を使用しない晴天時において
も、常にワイパブレードが鏡面の中央に位置してしま
い、視界範囲を減少させることになるので、やはり十分
な視認確認をすることができないという不都合があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、ワイパ装置を備
えたカーブミラーにおいて、晴天時には視界を妨げるこ
となく、雨天時には最も必要な鏡面を効果的に払拭し、
天候の如何に拘わらず視認確認を充分に確保することが
可能なカーブミラーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1に
記載のカーブミラーによれば、鏡面と、該鏡面の一端位
置から他端位置側へ払拭するワイパブレードを有するワ
イパ装置と、を備えたカーブミラーにおいて、前記ワイ
パブレードの停止位置を前記鏡面の一端位置に略一致さ
せたこと、により解決される。
【0007】このように、鏡面の一端位置と、鏡面を払
拭するワイパブレードの停止位置を略一致させる構成と
することにより、ワイパブレードは作動していないとき
には、鏡面の一端位置に略一致して停止している。この
ため、自動車等が接近して、運転者などが、鏡面によっ
て道路の視認確認するとき、ワイパブレードが視界の妨
げにならない。
【0008】また、請求項2に記載のように、ワイパブ
レードの反転位置を鏡面の他端位置に略一致させるよう
に構成すると好適である。このように構成すると、ワイ
パブレードの反転位置が、鏡面の他端位置に略一致する
ことにより、ワイパブレードによる鏡面上の払拭範囲を
広く取れるので好適である。
【0009】さらに、請求項3に記載のように、右方向
確認用にはワイパブレードの回転軸を鏡面の右下部と
し、左方向確認用にはワイパブレードの回転軸を前記鏡
面の左下部とすると、より好適である。
【0010】鏡面上を扇形に払拭するワイパ装置である
場合、ワイパブレードによって行うことができる払拭範
囲が扇形状に限られてしまうが、鏡面が扇形の払拭範囲
に一致した形状でないと、払拭できない範囲が生じてし
まう。しかし、右方向確認用の鏡面に対しては、ワイパ
ブレードの回転軸を右下部とし、左方向確認用の鏡面に
対してはワイパブレードの回転軸を左下部とすることに
より、ワイパブレードによる鏡面上の払拭範囲が限られ
ていても、確認を行う際に視認可能な範囲を遠くまで写
し出すことができる。したがって、自動車等の運転者な
どからカーブミラーによって遠方まで十分に視認確認を
行うことができる。
【0011】さらにまた、請求項4に記載のように、前
記ワイパブレードの回転軸を前記鏡面の右下部とした右
方向確認用の鏡面と、前記ワイパブレードの回転軸を前
記鏡面の左下部とした左方向確認用の鏡面と、を少なく
とも備えて配設する構成にすると好適である。
【0012】このように、カーブミラーが複数の鏡面を
備えることで、T字路や4差路等で自動車等の運転者な
どから同時に複数方向の視認確認を行うことができ、視
認確認を特に要する遠方を十分に写し出すような払拭範
囲とするように、ワイパブレードの回転軸が配置されて
いるので好適である。
【0013】また、請求項5に記載のように、前記鏡面
に洗浄液を噴射するウォッシャ装置と、周囲の環境の変
化を検出するセンサと、前記センサからの入力信号を、
制御を行うための信号として前記ワイパ装置と前記ウォ
ッシャ装置の制御を行う制御回路と、を備えるように構
成するとよい。
【0014】このように、鏡面に洗浄液を噴射するウォ
ッシャ装置と、周囲の環境の変化を検出するセンサと、
このセンサの検出信号を入力信号の一つとし、ワイパ装
置とウォッシャ装置の制御を行う制御回路とを備えたこ
とにより、センサが検知した周囲の環境変化に応じて必
要なときに、ウォッシャ装置及びワイパ装置を作動させ
ることができる。
【0015】さらに、請求項6に記載されているよう
に、鏡面を回転させる駆動モータを備えた構成すると好
適である。
【0016】このように、鏡面を回転させる駆動モータ
を備えたことにより、鏡面を回転させながら鏡面をワイ
パブレードによって払拭すれば、鏡面全域を払拭するこ
とができる。
【0017】また、請求項7に記載のように、カーブミ
ラーに、鏡面に洗浄液を噴射するウォッシャ装置と、ワ
イパ装置とウォッシャ装置の制御を行う制御回路と、を
備えた構成とすると好適である。
【0018】このように構成すると、駆動モータによっ
て回転する鏡面に対し、洗浄液を噴射するウォッシャ装
置と、ワイパ装置とウォッシャ装置の制御を行う制御回
路とを備えることにより、鏡面を洗浄することが可能と
なり、塵埃や雨滴等によって鏡面が汚れても、洗浄する
ことでできるので、常に鏡面がきれいで、視認確認を確
保することが可能となる。
【0019】請求項8に記載のように、カーブミラーに
設けられた制御回路は、ウォッシャ装置を作動させると
共に、ワイパ装置を作動させる処理を行うように構成し
ている。
【0020】このように、制御回路により、ウォッシャ
装置を作動させると共に、ワイパ装置を作動させる処理
を行うので、ワイパブレードで鏡面上を払拭する際に、
ウォッシャ装置によりウォッシャ液が噴出され、これに
よって鏡面を洗浄するので、確実な払拭を行うことがで
きると共に、鏡面をきれいに保つことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1から図16を参照して説明する。なお、以下に
説明する配置、形状等は、本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨に沿って各種改変することができるこ
とは勿論である。
【0022】図1乃至図16は本発明の実施例に係るも
のであり、図1乃至図6は第1実施例を示し、図1はカ
ーブミラーの斜視図、図2はカーブミラーの側面図、図
3はカーブミラーの動作を説明するブロック図、図4は
カーブミラーの作動をあらわす流れ図、図5はカーブミ
ラーの設置状況の説明図、図6はカーブミラーのミラー
部分の説明図である。
【0023】図7乃至図12は本発明の第2実施例を示
し、図7はカーブミラーの斜視図、図8はカーブミラー
の側面図、図9はカーブミラーの上部ミラー部分の平面
図、図10はカーブミラーの動作を説明するブロック
図、図11はカーブミラーの作動状況の説明図、図12
はカーブミラーの作動をあらわす流れ図である。
【0024】図13乃至図16は本発明の第3実施例を
示し、図13はカーブミラーの斜視図、図14はカーブ
ミラーの設置状況の説明図、図15はカーブミラーの動
作を説明するブロック図、図16はカーブミラーの作動
をあらわす流れ図である。
【0025】図1、図2はそれぞれカーブミラーAの斜
視図、側面図であり、カーブミラーAは、ミラー部30
と、支柱2と、台座3とで構成されている。ミラー部3
0は、ミラー面1と、枠体20と、ひさし4と、ワイパ
装置40と、ウォッシャノズル6等からなる。ワイパ装
置40は、ワイパモータ7と、ワイパブレード9とで構
成されている。
【0026】ワイパモータ7は、自動車で用いられてい
るモータと同じく、一端他端停止位置を有するコンタク
トプレート(図示せず)が設けられている。ワイパブレ
ード9はワイパモータ7の作動により、ミラー面1の右
下隅部を回転中心としてミラー面1の右端から下端とを
扇形に往復払拭する。なお、ワイパブレード9がオーバ
ーランにより、ミラー面1上から逸脱するのを防止する
ためのストッパー機構が枠体20に設けられている。
【0027】ワイパブレード9の停止位置は、図1のよ
うにミラー面1の右端と平行位置であるため、ごみ等が
ワイパブレード9上部に貯まる不都合がなく、ワイパ装
置40を使用しないときに視界の妨げとならず確認を十
分に行うことができるため好適である。
【0028】また、ワイパブレード9の停止位置をミラ
ー面1の下端と平行位置にしてもよい。その場合は、ワ
イパブレード9の厚さ分だけ余分に左右方向の視界確保
ができるので好適である。
【0029】支柱2の上部には、雨滴センサ18が設置
されている。支柱2内には、ウォッシャノズル6と台座
3内のウォッシャポンプ13とを繋ぐウォッシャパイプ
11と、給電線12とが配設されている。給電線12
は、台座3内の制御回路16とワイパ装置40及び雨滴
センサ18とを電気的に接続している。
【0030】台座3は、ミラー部30と支柱2を支える
とともに、ウォッシャモータ13と、ウォッシャタンク
14と、ろ過装置15と、制御回路16と、電源17と
を備える。ろ過装置15は、台座3の外面に設けられた
メッシュ上の金網と、フィルタと、ウォッシャタンク1
4に接続されたロート状の合成樹脂容器からなる。
【0031】洗浄液は、ろ過装置15の金網部から直接
注入してウォッシャタンク14に補充するか、もしく
は、降雨時に金網部からフィルタを通してろ過装置15
へ貯まった雨を使用する。電源17は、内部に1個また
は複数個のバッテリーセルを内蔵する電源である。
【0032】図3は、カーブミラーAの動作を説明する
ブロック図であり、雨滴センサ18は雨滴が付着する
と、この雨滴を感知して信号を制御回路16に送る。制
御回路16は雨滴センサ18からの信号によって電源1
7からワイパモータ7とウォッシャモータ13へ通じる
回路を閉じて電流を流したり、回路を開いて電流を止め
たりして、ワイパモータ7とウォッシャモータ13の作
動を制御している。
【0033】雨滴センサ18が雨滴を検知すると、ワイ
パブレード9で払拭する際にウォッシャモータ13が働
き、ミラー面1を洗浄する。さらに雨が止んでワイパモ
ータ7を停止させる際にも洗浄する。よって、常にきれ
いなミラー面1を得ることができる。
【0034】第1実施例のカーブミラーAの作動につい
て、図4を参照して説明する。ステップ1では、制御回
路16は降雨状況を雨滴センサ18によって常にモニタ
ーしている。雨滴センサ18が雨滴を検知すると(ステ
ップ1の「YES」の場合)、ステップ2でウォッシャ
モータ13を作動させると共に、ステップ5でワイパモ
ータ7を作動させる。
【0035】ウォッシャモータ13が作動すると、ウォ
ッシャノズル6から洗浄液がミラー面1に噴射され、ミ
ラー面1は洗浄される。S2におけるウォッシャモータ
13の作動と、S5におけるワイパモータ7の作動を同
時処理としたが、ウォッシャモータ13が作動してか
ら、5秒程度遅れてワイパモータ7が作動開始するよう
にしてもよい。
【0036】一方、ステップ1において、雨滴センサ1
8が雨滴を検知していないと(ステップ1の「NO」の
場合)、制御回路16はウォッシャモータ13やワイパ
モータ7を作動させず、雨滴センサ18によって降雨状
況をモニターし続ける。
【0037】ステップ3では、ウォッシャモータ13が
作動開始から5秒経過しているか否かが判断され、5秒
経過していなければ(ステップ3の「NO」の場合)引
き続き5秒経過するのを待ち、5秒経過すると(ステッ
プ3の「YES」の場合)ステップ4へ移り、ウォッシ
ャモータ13を停止させる。
【0038】制御回路16は、S2でのウォッシャモー
タ13の作動と同時に内部タイマを作動させ、前記タイ
マがタイムアップすると、ウォッシャモータ13の作動
を停止させている。
【0039】ステップ5でワイパモータ7が作動開始す
ると、ステップ6において雨滴センサ18からの信号に
より依然として降雨状態であるか否かを判断する。雨滴
センサ18が依然として雨滴を検出していれば(ステッ
プ6の「YES」の場合)、ステップ7においてワイパ
モータ7の作動を継続させる。雨滴検出中は、継続して
ワイパモータ7を作動させ続ける。
【0040】雨滴センサ18が雨滴を検出しなくなると
(S6の「NO」の場合)、ステップ8で制御回路16
は、ウォッシャモータ13を作動させる。ウォッシャノ
ズル6から洗浄液がミラー面1に噴射され、ミラー面1
は洗浄される。
【0041】次に、ステップ9において、ステップ8の
ウォッシャモータ13の作動開始から5秒経過したか否
かが判断され、5秒経過していなければ(ステップ9の
「NO」の場合)引き続き5秒経過するのを待ち、5秒
経過すると(ステップ9の「YES」の場合)ステップ
10へ移り、ウォッシャモータ13を停止させる。
【0042】ステップ10でウォッシャモータ13が停
止した後、ステップ11においてワイパモータ7は1回
から2回の往復払拭を行い所定の停止位置にくると停止
する。再び、ステップ1に戻り、雨滴センサ18により
降雨状況をモニターする。
【0043】上記の手順のように、制御回路16は雨滴
センサ18によって降雨状況をモニターし、降雨を検出
している間のみワイパブレード9によって、ミラー面1
を往復払拭させる。また、降雨開始時と降雨終了時に、
ウォッシャモータ13を作動させ、ミラー面1を洗浄す
ることで常にクリアな視認が可能となる。
【0044】図5にもとづき、カーブミラーAをT字路
に設置した場合について説明する。図5の場合、カーブ
ミラーAは、左右両方向確認用とするため左方向確認用
のミラー部301、右方向確認用のミラー部302を有
する。左方向確認用のミラー部301、右方向確認用の
ミラー部302はそれぞれに、ミラー面1、ワイパ装置
40、ウォッシャノズル6等を備えており、制御部16
はミラー部301、ミラー部302の両方のワイパ装置
40を制御している。支柱2、ウォッシャモータ13、
ウォッシャタンク14等は兼用している。
【0045】カーブミラーAは、四角形状のミラー面1
を扇形に払拭を行うので、図6で示すように一部拭き残
しが生じる。左方向確認用のミラー部301はワイパモ
ータ7をミラー面1の左下に配置し、右方向確認用のミ
ラー部302は右下に配置すれば、それぞれのミラー面
1は、図6で示すように道路で特に確認を要する遠方ま
で写し出すことができるので好適である。
【0046】また、上記のように左方向確認用のミラー
部301、右方向確認用のミラー部302を、それぞれ
横方向に並べて配設する代わりに、縦方向に並べて配設
してもよい。さらに、カーブミラーAをT字路ではな
く、4差路や5差路等に配置する場合は、カーブミラー
Aに配設する左方向確認用のミラー部301、右方向確
認用のミラー部302を、確認を要する方向の数に併せ
て増配設してもよい。
【0047】なお、上記のようにカーブミラーAを左右
両方向確認用とするため、左方向確認用のミラー部30
1と右方向確認用のミラー部302とで、制御回路1
6、支柱2等を共用した構成にしているが、左方向確認
用のミラー部301と右方向確認用のミラー部302
を、それぞれ単独でカーブミラーAを構成するようにし
て、それぞれを道路に配設してもよい。
【0048】第2実施例におけるカーブミラーBの構成
を、図7から図10にもとづいて説明する。なお本例の
説明において、第1実施例のカーブミラーAと同一の構
成要素は同一の符号を使用し、同一の構成要素について
は、特に説明しない限り第1実施例と同様であるため、
その説明を省略する。
【0049】第2実施例では、ワイパブレード9は、ひ
さし4と、ひさし4の上面に配設されたソーラーパネル
10と、ひさし4を補強するための支持棒5と共に構成
されている。ワイパモータ7はミラー面1の左側に設置
されている。
【0050】昼間、ソーラーパネル10で発電された電
力は、台座3内の蓄電池タイプの電源17に蓄電される
ようになっている。このため、内部のバッテリーを交換
するということが必要なくなるため継続して使用するこ
とができる。ただし、電源としてソーラーパネル10等
を設けないで、実施例1のような電源17を設けてもよ
い。
【0051】ミラー面1は図8から分かるように湾曲し
た円形であり、ワイパブレード9とひさし4は、ミラー
面1の形状に合うように湾曲している。ワイパブレード
9は、上部停止位置で枠体20の外形線と略一致するた
め、視界を妨げることがなく、また湾曲したミラー面1
にも追随して払拭することができる。支持棒5はワイパ
ブレード9とともに往復運動する。なお、ワイパブレー
ド9がオーバーランにより、ミラー面1上から逸脱する
のを防止するためのストッパー機構が枠体20に設けら
れている。
【0052】ウォッシャノズル6は支持棒5の中央部に
備えられており、支持棒5内には洗浄液が通過するフレ
キシブルホースが配設されている。ウォッシャモータ1
3とウォッシャノズル6を繋ぐウォッシャパイプ11
は、支柱2内を通してウォッシャモータ13からワイパ
装置40内まで配設され、ワイパ装置40内でフレキシ
ブルホースに繋げられている。そのため、ワイパブレー
ド9と共に支持棒5が90度程度回転することが可能と
なっている。
【0053】また、ミラーモータ8が枠体20の背面に
設置されており、制御回路16がミラーモータ8を作動
させることでミラー面1を一定速度で回転させる。制御
回路16は、内部のタイマにより時間制御しワイパモー
タ7とミラーモータ8を作動させる。
【0054】図11、図12にもとづき、カーブミラー
Bの作動について説明する。カーブミラーBは制御回路
16内のタイマによって時間制御されており、例えば2
4時間ごとに毎朝午前6時(第1設定時間)に起動する
ようになっている。起動時間は、比較的交通量が少な
く、明るい時間帯に設定すればよい。1日に1回のみの
作動でもよいし、1日に複数回作動させてもよい。
【0055】ステップ12では第1設定時間であるかを
判断し、第1設定時間でなければ(ステップ12の「N
O」の場合)、第1設定時間になるのを待ち、第1設定
時間になると(ステップ12の「YES」の場合)、ス
テップ13へ移る。
【0056】ステップ13では、ウォッシャモータ13
とミラーモータ8が起動され、図11中のD点の左側、
すなわちミラー面1の左上域を洗浄する(図11
(a))。それと共に、図11に示されるように時計回
りにミラー面1が回転を始める。
【0057】ステップ14でミラー面1が90度回転す
る時間が経過(第2設定時間)したか否かが判断され、
第2設定時間になる前は(ステップ14の「NO」の場
合)、第2設定時間になるのを待ち、第2設定時間にな
ると(ステップ14の「YES」の場合)、ステップ1
5へ移りワイパモータ7を起動させる。ワイパモータ7
が作動すると、ワイパブレード9が下側に向かって回転
し始める。
【0058】ミラー面1が180度回転する時間経過し
たときに、ワイパブレード9は一端他端停止位置の半分
位置まで移動しており(図11(b))、240度回転
する時間経過(第3設定時間、S15)したときに他端
位置、すなわちミラー面1の中心に達する(図11
(c))。
【0059】図11(c)の状態で、ミラー面1の回転
により全面が払拭できるようになる。また、この240
度位置では、ウォッシャノズル6がD点の下側を洗浄し
ており、この時点で全面を洗浄液で洗浄したことにな
る。
【0060】ステップ16で第3設定時間経過したか否
かが判断され、第3設定時間が経過していないと(ステ
ップ16の「NO」の場合)、第3設定時間経過まで待
ち、第3設定時間が経過すると(ステップ16の「YE
S」の場合)、ステップ17へ移り、ワイパモータ7及
びウォッシャモータ13を停止させる。ミラーモータ8
は回転し続け、ワイパブレード9によりミラー面1は払
拭され続ける。
【0061】ステップ18でミラー面1が540度回転
する時間が経過(第4設定時間)した否かが判断され、
第4設定時間が経過していないと(ステップ18の「N
O」の場合)、第4設定時間経過まで待ち、第4設定時
間経過すると(ステップ18の「YES」の場合)、ス
テップ19へ移る。
【0062】ステップ19で、ワイパモータ7は反転動
作を開始する。ステップ20で、720度回転する時間
経過(第5設定時間)したか否かが判断され、第5設定
時間が経過していないと(ステップ20の「NO」の場
合)、第5設定時間が経過するまで待ち、第5設定時間
が経過すると(ステップ20の「YES」の場合)、ス
テップ21へ移り、ミラーモータ8の作動を停止させる
と共に、ワイパモータ7を停止させる。
【0063】一回の作動により、ミラー面1は最終的に
2回転する。回転することにより、実施例1のようにミ
ラー面1上で拭き残しが生じることがなく、ワイパブレ
ード9によってミラー面1全域をきれいにすることがで
きる。
【0064】第2乃至第5設定時間経過の判別は、第1
設定時間に達した時に、制御回路16内のタイマをそれ
ぞれスタートさせて、それぞれのタイマがタイムアップ
したことにより行う。もしくは、予め、開始時間をそれ
ぞれ設定してもよい。
【0065】また、ひさし4の位置を検出する位置セン
サを設け、その位置センサによる位置検出と制御回路1
6内のタイマとの組み合わせにより制御回路16が制御
するようにしてもよいし、ミラーモータ8の回転角によ
って制御回路16が制御するようにしてもよいし、制御
回路16内のタイマとワイパブレード9の回転角によっ
て制御するようにしてもよい。
【0066】第2実施例によるカーブミラーBは、毎日
特定時間にミラー面1を払拭し、なおかつ、ミラー面1
を円形にし回転させることにより、ミラー面1全域を払
拭することができるので、道路の交差点において確認す
るのに好適である。
【0067】次に、第3実施例におけるカーブミラーC
を、図13乃至図16を参照して説明する。本例におい
ても、前記した第1実施例のカーブミラーAと同一の構
成要素については同一の符号を使用し、その説明を省略
する。
【0068】図13に示すように、ミラー面1は湾曲し
た円形で、ワイパブレード9はミラー面1の形状に合う
ように湾曲した形状をしている。ワイパブレード9は、
枠体20の外形線に沿った形状となっているので、停止
位置では視界の妨げとならない。ミラー面1の下側にワ
イパモータ7が設置してある。雨滴センサ18は、支柱
2の上部に設置してある。なお、ワイパブレード9がオ
ーバーランにより、ミラー面1上から逸脱するのを防止
するためのストッパー機構が枠体20に設けられてい
る。
【0069】カーブミラーCの構成は、第1実施例にか
かるカーブミラーAの構成に、自動車等の接近を検知す
る位置センサ19を追加したものである。図14に示す
ように、カーブミラーCを交差点傍に配置し、位置セン
サ19は自動車等からカーブミラーCで確認を行う場所
よりも離れた場所で地面から30cm程度の高さに設置
する。位置センサ19は、フォトセンサでも超音波セン
サでもよい。
【0070】位置センサ19によって、自動車等の存在
が検知されると制御回路16はワイパモータ7を始動さ
せるようになっているが、自動車等からすぐに確認を行
うことができるようにするため洗浄液の噴射は行わな
い。さらに、降雨時のみ作動し、晴天時は作動しないよ
うになっている。
【0071】晴天時に作動させないのは、降雨時と比較
してミラーによる確認がし易い上、ミラー面1が濡れて
いない状態でワイパブレード9を作動させると、ワイパ
ブレード9のミラー面1と接するブレードラバー部が磨
耗し、またミラー面1を傷つける原因となってしまうか
らである。
【0072】ウォッシャモータ13の作動は、制御回路
16内のタイマで作動開始時間を設定してあり定期的に
洗浄を行うと共に、ワイパブレード9によりミラー面1
を往復払拭する。
【0073】次に、図16にもとづきカーブミラーCの
作動を説明する。ステップ22で、雨滴センサ18によ
って降雨をモニターする。雨滴センサ18が雨滴を検知
すると(ステップ22の「YES」の場合)、ステップ
23に移り、位置センサ19が自動車等の存在を判断す
る。
【0074】ステップ23で、自動車等の接近が検知さ
れると(ステップ23の「YES」の場合)、ステップ
24で、ワイパモータ7を作動させ、ミラー面1を往復
払拭する。再び、ステップ22へ戻り、ステップ22か
らステップ24の手順を繰り返す。
【0075】降雨が依然として継続しており後続車が検
知されれば、ワイパモータ7は作動し続けるが、後続車
がなくなると(ステップ23の「NO」の場合)、ステ
ップ31へ移り、ワイパモータ7を停止させ、再びステ
ップ22へ戻る。
【0076】降雨が検知されていない状態(ステップ2
2の「NO」の場合)では、ステップ22からステップ
25へ移り、設定された作動開始時間か否かが判断され
る。設定した作動開始時間でなければ(ステップ25の
「NO」の場合)、ステップ31へ移り、ワイパモータ
7を停止させ、再びステップ22へ戻る。
【0077】設定した作動開始時間であると(ステップ
25の「YES」の場合)、ステップ26でウォッシャ
モータ13を起動させると同時に、制御回路16内のタ
イマをスタートさせる。ステップ27で前記タイマの設
定時間(5秒)が経過したか否かが判断され、設定時間
が経過していなければ(ステップ27の「NO」の場
合)、設定時間が経過するのを待ち、前記タイマがタイ
ムアップすると(ステップ27の「YES」の場合)、
ステップ28でウォッシャモータ13を停止させる。
【0078】ステップ26でウォッシャモータ13が作
動すると同時に、ステップ29ではワイパモータ7を起
動させ、制御回路16内の別のタイマ(5秒)をスター
トさせる。ステップ30でタイマがタイムアップするの
を待ち(ステップ30の「NO」の場合)、タイマがタ
イムアップすると(ステップ30の「YES」の場
合)、ステップ31でワイパモータ7を停止させ、再び
ステップ22へ戻る。
【0079】上記では、ステップ26におけるウォッシ
ャモータ13の作動とステップ29におけるワイパモー
タ7の作動を同時としたが、ステップ29のワイパモー
タ7の作動開始を、ステップ26のウォッシャモータ1
3の作動開始時間から5秒程度遅らせてもよく、ウォッ
シャモータ13が作動開始して設定時間経過後に停止し
てから作動開始してもよい。
【0080】ステップ26からステップ28において、
ウォッシャモータ13の作動により、ミラー面1上を洗
浄し、ステップ29からステップ31において、ワイパ
モータ7を作動させて、ミラー面1上を2回から3回の
往復払拭を行う。
【0081】上記のように構成することで、毎日定期的
に、ミラー面1を洗浄及びワイパブレード9によって払
拭し、降雨時には自動車等が交差点に接近すると、ワイ
パ装置40が作動を開始し、自動車等の運転者が視認確
認を行う場所に到達したときには既にミラー面1をきれ
いにしているので、よりクリアな鏡面により視認確認を
行うことが可能となる。
【0082】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を有する。 (1)ワイパ装置40を備えたカーブミラーAにおい
て、ミラー面1の一端位置と、ミラー面1を払拭するワ
イパブレード9の停止位置を略一致させることにより、
ワイパブレード9は作動していないときには、ミラー面
1の一端位置に略一致して停止している。このため、自
動車等が接近して、運転者などが鏡面によって道路の視
認確認するとき、ワイパブレードが視界の妨げにならな
い。
【0083】(2)ワイパブレード9の反転位置をミラ
ー面1の他端位置に略一致させたことにより、ワイパブ
レード9によるミラー面1上の払拭範囲を広く取ること
ができる。
【0084】(3)ワイパブレード9は、ミラー面1上
を扇形に払拭するので払拭範囲が限られてしまい、ミラ
ー面1が前記扇形の払拭範囲に一致した形状でないと、
払拭できない範囲が生じてしまう。
【0085】しかし、右方向確認用のミラー面1に対し
ては、ワイパブレード9の回転軸を右下部とし、左方向
確認用のミラー面1に対してはワイパブレード9の回転
軸を左下部としたことにより、ワイパブレード9による
ミラー面1上の払拭範囲が限られていても、確認を行う
際に視認可能な範囲を遠くまで写し出すことができる。
したがって、自動車等の運転者などからカーブミラーA
によって遠方まで十分に視認確認を行うことができる。
【0086】(4)カーブミラーAが複数の鏡面を備え
ることで、T字路や4差路等で自動車等の運転者などか
ら同時に複数方向の視認確認を行うことができ、視認確
認を特に要する遠方を十分映し出すような払拭範囲とす
るように、ワイパブレード9の回転軸が配置されている
ので、ミラー面1の遠方を写し出す範囲が払拭され、視
認確認を確保することができる。
【0087】(5)ミラー面1上に洗浄液を噴射するた
めのウォッシャモータ13と、周囲の環境の変化を検出
する雨滴センサ18と位置センサ19と、前記センサの
検出信号を入力信号の一つとし、ワイパ装置40とウォ
ッシャモータ13の制御を行う制御回路16とを備えた
ことにより、前記センサが検知した周囲の環境変化に応
じて必要なときに、ウォッシャモータ13及びワイパ装
置40を作動させることができる。
【0088】(6)ミラー面1を回転させるミラーモー
タ8を備えたことにより、ミラー面1を回転させながら
ミラー面1をワイパブレード9によって払拭すれば、ミ
ラー面1全域を払拭することができる。
【0089】(7)ミラーモータ8によって回転するミ
ラー面1に対し、洗浄液を噴射するためのウォッシャモ
ータ13と、ワイパ装置40とウォッシャモータ13の
制御を行う制御回路16とを備えることにより、鏡面を
洗浄することが可能となり、塵埃や雨滴等によって鏡面
が汚れても、洗浄することでできるので、常に鏡面がき
れいで、視認確認を確保することが可能となる。
【0090】(8)制御回路16は、ウォッシャモータ
13を作動させると共に、ワイパ装置40を作動させる
処理を行うことにより、ワイパブレード9でミラー面1
上を払拭する際に、ウォッシャ装置によりウォッシャ液
が噴出され、これによって鏡面を洗浄するので、確実な
払拭を行うことができると共に、鏡面をきれいに保つこ
とが可能となる。
【0091】なお、本発明の実施の形態は、以下のよう
に変更してもよい。 ○実施例1において、ワイパブレード9の停止位置をミ
ラー面1の下端と平行位置にしてもよい。その場合は、
ワイパブレード9の厚さ分だけ余分に左右方向の視界確
保ができるので好適である。
【0092】○実施例1及び実施例3では、電源17と
して、内部に1個または複数個のバッテリーセルを内蔵
する電源を使用しているが、実施例2のごとく、ひさし
4上にソーラーパネル10を配設し、ソーラーパネル1
0で昼間発電された電力を、台座3内の蓄電池タイプの
電源17に蓄電するようにしてもよい。
【0093】昼間発電された電力が蓄電されるので、電
源17を交換することがなくなり、保守にかかる手間を
省くことができるので好適である。
【0094】○実施例1及び実施例3では、ウォッシャ
モータ13の作動と同時に、ワイパモータ7を作動させ
ているが、ウォッシャノズル6から洗浄液がミラー面1
に噴射され、ミラー面1全域に洗浄液が行き渡ってから
ミラー面1上の洗浄液が乾いてしまう前に、ワイパモー
タ7を作動させるようにしてもよい。洗浄液がミラー面
1の全域に行き渡るので、ワイパブレード9によって、
確実な払拭を行うことができる。
【0095】○実施例1では、T字路に配置する左右両
方向確認用のカーブミラーAに、左方向確認用のミラー
部301と、右方向確認用のミラー部302とを横方向
に並べて配設したが、配置する場所に応じて縦方向に並
べて配設してもよい。また、4差路や5差路等に配置す
る場合は、カーブミラーAに配設する左方向確認用のミ
ラー部301、右方向確認用のミラー部302を、確認
を要する方向の数に併せて増配設することも可能であ
る。
【0096】○実施例2において、第2乃至第5設定時
間による制御は、制御回路16内のタイマにより行って
いるが、ひさし4の位置を検知する位置センサを設け、
その位置センサによる位置検出と制御回路16内のタイ
マとの組み合わせにより制御回路16が制御するように
してもよいし、ミラーモータ8の回転角によって制御回
路16が制御するようにしてもよいし、制御回路16内
のタイマとワイパブレード9の回転角によって制御する
ようにすることも可能である。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、晴天時
には視界を妨げることなく、雨天時には最も必要な鏡面
を効果的に払拭し、天候の如何に拘わらず視認確認を充
分に確保することが可能なカーブミラーを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるカーブミラーの斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるカーブミラーの側
面図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるカーブミラーの動
作を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例におけるカーブミラーの作
動をあらわす流れ図である。
【図5】本発明の第1実施例におけるカーブミラーの設
置状況の説明図である。
【図6】本発明の第1実施例におけるカーブミラーのミ
ラー部分の説明図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの斜
視図である。
【図8】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの側
面図である。
【図9】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの上
部ミラー部分の平面図である。
【図10】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの
動作を説明するブロック図である。
【図11】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの
作動状況の説明図である。
【図12】本発明の第2実施例におけるカーブミラーの
作動をあらわす流れ図である。
【図13】本発明の第3実施例におけるカーブミラーの
斜視図である。
【図14】本発明の第3実施例におけるカーブミラーの
設置状況の説明図である。
【図15】本発明の第3実施例におけるカーブミラーの
動作を説明するブロック図である。
【図16】本発明の第3実施例におけるカーブミラーの
作動をあらわす流れ図である。
【符号の説明】
1 ミラー面 2 支柱 3 台座 4 ひさし 5 支持棒 6 ウォッシャノズル 7 ワイパモータ 8 ミラーモータ 9 ワイパブレード 10 ソーラーパネル 11 ウォッシャパイプ 12 給電線 13 ウォッシャモータ 14 ウォッシャタンク 15 ろ過装置 16 制御回路 17 電源 18 雨滴センサ 19 位置センサ 20 枠体 30、301、302 ミラー部 40 ワイパ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲也 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 片山 正美 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 Fターム(参考) 2D064 AA11 AA22 BA13 BA17 DA14 FA01 FA04 FA06 GA02 GA03 GA06 HA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面と、該鏡面の一端位置から他端位置
    側へ払拭するワイパブレードを有するワイパ装置と、を
    備えたカーブミラーにおいて、前記ワイパブレードの停
    止位置を前記鏡面の一端位置に略一致させたことを特徴
    とするカーブミラー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカーブミラーにおい
    て、 前記ワイパブレードの反転位置を前記鏡面の他端位置に
    略一致させたことを特徴とするカーブミラー。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のカーブ
    ミラーにおいて、 右方向確認用には前記ワイパブレードの回転軸を前記鏡
    面の右下部とし、左方向確認用には前記ワイパブレード
    の回転軸を前記鏡面の左下部としたことを特徴とするカ
    ーブミラー。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のカーブ
    ミラーにおいて、 前記ワイパブレードの回転軸を前記鏡面の右下部とした
    右方向確認用の鏡面と、前記ワイパブレードの回転軸を
    前記鏡面の左下部とした左方向確認用の鏡面と、を少な
    くとも備えて配設されたことを特徴とするカーブミラ
    ー。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のカーブミラーにおいて、 前記鏡面に洗浄液を噴射するウォッシャ装置と、 周囲の環境の変化を検出するセンサと、 前記センサからの入力信号を、制御を行うための信号と
    して前記ワイパ装置と前記ウォッシャ装置の制御を行う
    制御回路と、を備えたことを特徴とするカーブミラー。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のカーブミラーにおい
    て、 前記鏡面を回転させる駆動モータを備えたことを特徴と
    するカーブミラー。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカーブミラーにおい
    て、 前記鏡面に洗浄液を噴射するウォッシャ装置と、 前記ワイパ装置と前記ウォッシャ装置の制御を行う制御
    回路と、を備えたことを特徴とするカーブミラー。
  8. 【請求項8】 請求項5または請求項7に記載のカーブ
    ミラーにおいて、 前記制御回路は、ウォッシャ装置を作動させると共に、
    ワイパ装置を作動させる処理を行うことを特徴とするカ
    ーブミラー。
JP2001130044A 2001-04-26 2001-04-26 カーブミラー Withdrawn JP2002322618A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102877424A (zh) * 2012-10-12 2013-01-16 俞钟晓 一种带雨括器的公路弯道镜
KR101893755B1 (ko) * 2018-04-23 2018-08-31 장현실 다기능을 가지는 시선유도봉
CN112726449A (zh) * 2020-12-17 2021-04-30 郑占强 一种具有自清洁功能的山路弯道球面镜

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KR101893755B1 (ko) * 2018-04-23 2018-08-31 장현실 다기능을 가지는 시선유도봉
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