JP2002322308A - ゴム材料 - Google Patents

ゴム材料

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JP2002322308A
JP2002322308A JP2001128302A JP2001128302A JP2002322308A JP 2002322308 A JP2002322308 A JP 2002322308A JP 2001128302 A JP2001128302 A JP 2001128302A JP 2001128302 A JP2001128302 A JP 2001128302A JP 2002322308 A JP2002322308 A JP 2002322308A
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rubber
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Yoshihiro Soeda
善弘 添田
Yuichi Hara
祐一 原
Yoshiyuki Nagase
佳之 長瀬
Ryuichi Fukusato
隆一 福里
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Kobe Steel Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
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Kobe Steel Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/54Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度を大幅に低下させることなく、軽量化し
たゴム材料を提供する。 【解決手段】 未架橋ゴムに超臨界流体若しくは亜臨界
流体を接触せしめて、浸透又は溶解させ、該未架橋ゴム
の架橋前もしくは架橋中に、当該超臨界流体もしくは亜
臨界流体となっていた流体がエンタルピー−圧力線図中
の気液混合領域及び亜臨界領域を除く液体領域を通過し
ない条件にて、超臨界流体若しくは亜臨界流体を超臨界
若しくは亜臨界状態から逸脱させて形成される、比強度
を低下させることなく、比重を低下させたゴム材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡ゴムに関し、更
に詳しくは強度の低下を抑えながらゴムの軽量化を可能
にしたゴム材料に関する。
【0002】
【従来の技術】加工すべきプラスチック材料に加圧下
で、均一濃度のガスを予備飽和し、そして断熱膨張させ
ることによってプラスチック材料を発泡させることは知
られている(例えば米国特許第3796779号参照)。また
日本特許第2625576号明細書にはポリマープラスチック
材料に超臨界流体を連続的に導入し、発泡させて発泡率
が1〜100%の発泡材料を得ることが開示されている。更
に、超臨界流体を含浸させた後、加硫、発泡せしめたゴ
ム発泡体や熱可塑性エラストマーを得ることも知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術の発泡体は発泡により軽量化はするが、得ら
れる発泡体又は発泡成形品はその強度が低下するという
問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、ゴム本来の強度
を大幅に低下させることなく、発泡により軽量化させた
架橋物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、未架橋
ゴムに超臨界流体若しくは亜臨界流体を接触せしめて、
浸透又は溶解させ、該未架橋ゴムの架橋前もしくは架橋
中に、当該超臨界流体もしくは亜臨界流体となっていた
流体がエンタルピー−圧力線図中の気液混合領域及び亜
臨界領域を除く液体領域を通過しない条件にて、超臨界
流体若しくは亜臨界流体を超臨界若しくは亜臨界状態か
ら逸脱させて形成される、比強度を低下させることな
く、比重を低下させたゴム材料が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、二酸化炭素、窒
素、一酸化炭素、アルゴンなどの超臨界流体もしくは二
酸化炭素、窒素、一酸化炭素、アルゴンなどの亜臨界流
体をゴム組成物中に含浸若しくは溶解させた後、当該超
臨界流体もしくは亜臨界流体となっていた流体がエンタ
ルピー−圧力線図中の気液混合領域及び亜臨界領域を除
く液体領域を通過しない条件にて、超臨界流体若しくは
亜臨界流体を超臨界若しくは亜臨界状態から逸脱させ発
泡させることにより、強度の低下を起こすことなく、ゴ
ム比重を低下させることができるゴム材料を得ることが
できる。
【0007】本明細書において、「超臨界流体」とは、
それぞれの物質に固有な臨界温度以上でかつ臨界圧力以
上にある流体を意味し、そして「亜臨界流体」とはそれ
ぞれの物質に固有な臨界点よりも温度若しくは圧力がわ
ずかに低い高密度領域をいう。本発明では、「亜臨界流
体」を圧力が臨界圧力(Pc[MPa])の70%以上でPc未満で
あり、そして又は(To-273)が(Tc-273)の70%以上でTo
がTc[K]未満である場合と定義する。ここでTcは臨界温
度[K]を、Toは処理温度[K]をいう。
【0008】本発明では、前述の如く、超臨界流体又は
亜臨界流体をそれらの超臨界状態又は亜臨界状態から逸
脱させてゴム中て発泡させるに際し、図1〜4の二酸化
炭素(CO2)の圧力とエンタルピー(P-H)線図に模式的に
示したように、手法Aのように超臨界状態から減圧する
工程で気液混合状態を通過する態様と、手法B,手法C
及び手法Dのように気体状態のみを通過する場合との二
通りが考えられるが、本発明では手法B,手法C及び手
法Dに模式的に示したように、気体状態のみを通過させ
ることにより、例えば図2に模式的に示したように、平
均セル径が数μmの細かな気泡を含む架橋発泡ゴムを得
ることができる。これに対し、図1に模式的に示したよ
うに、手法Aのように減圧する工程で気液混合領域を通
過した場合には、平均セル径数十μmの架橋発泡ゴムし
か得られず、所望の強度を得ることができない。平均セ
ル径が50μmを越えると、発泡セルが欠陥として作用
し、ゴム物性が低下する。
【0009】超臨界又は亜臨界流体をこれらの超臨界状
態又は亜臨界状態から逸脱させる技法は当業者であれ
ば、よく知るところであり、本発明を特定の技法に限定
するものではないが、例えば圧力容器にニードルバルブ
・ボールバルブ等のバルブを設置し、これを開放するこ
とによって行なうことができる。
【0010】また前記手法B,手法C及び手法Dのう
ち、手法Bの方法によって減圧させることも、特に特定
の方法に限定するものではないが、例えば手法Bでは、
含浸温度を120℃、含浸圧力を30MPaに設定し、
この条件下で減圧速度1.0MPa/sec以上の減圧速度で減圧
することによって行なうことができる。また、例えば手
法Cでは、含浸温度を50℃、含浸圧力を30MPaに
設定し、含浸終了後、温度を120℃、圧力を30MP
aに再設定し、この条件下で減圧速度1.0MPa/sec以上の
減圧速度で減圧することによっても行なうことができ
る。更に、例えば手法Dでは、含浸温度を20℃、含浸
圧力を6.5MPaに設定し、含浸終了後、圧力を30
MPaに設定する。この後、温度を120℃、圧力を3
0MPaに再設定し、この条件下で減圧速度1.0MPa/sec
以上の減圧速度で減圧することによっても行なうことが
できる。かかる方法により、本発明の所望の発泡ゴムを
得ることができるものである。
【0011】本発明に従って手法B、手法C及び手法D
により製作した架橋発泡ゴムは、通常発泡率(即ち(1
−(手法Bにより製作した架橋発泡ゴムの比重)/(通
常のプレス架橋ゴムの比重))×100が1.0%を超
え、400%以下、好ましくは5〜300%である。
【0012】本発明において使用される架橋可能なゴム
としては、例えば従来からタイヤ用その他のゴム用途に
一般的に配合されている任意の架橋可能なゴム、具体的
には天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレ
ンゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム
(II R)、各種スチレンーブタジエンゴム(SBR)、ス
チレン・イソプレンゴム(SIR)、スチレン・イソプレン
・ブチジエンゴム(SIBR)、アクリロニトリルブチジエン
ゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、ノルボルネン
ゴム(NOR)、プロム化イソブチレンパラメチルスチレン
(BIMS)などジエン系ゴムまたはこれらの混合物や更には
エチレンプロピレン共重合体ゴム(EPR,EPDM)、フッ
素ゴム(FKM)、エピクロロヒドリンゴム(CO,ECO,GCO,
GECO)、シリコンゴム(VMQ,PVMQ,FVMQ)、ウレタンゴム
(U)、アクリルゴム(ACM)などをあげることができる。
【0013】本発明の架橋剤として従来から一般的に使
用されている硫黄及び/又は他の硫黄供与体を用いるこ
とができ、そのような硫黄としては通常ゴムの加硫用に
使用されている任意の硫黄とすることができ、その形態
としては、昇華硫黄、沈降硫黄、硫黄華、コロイド硫黄
などがあげられる。更に、ジクミルベルオキシド等の過
酸化物、酸化亜鉛等の塩基性金属酸化物、各種ジアミン
誘導体、p-ベンゾキノンジオキシム等のオキシム架橋
剤、ポリメチロールフェノール樹脂のオリゴマー等を用
いた樹脂架橋剤等を用いることができる。これらの架橋
剤は、非架橋物の種類や用途により適宜選択される物で
あり、特に限定される物ではない。
【0014】本発明に係る発泡ゴム材料には、前記した
必須成分に加えて、ゴム配合成分として一般に使用され
ている充填剤、酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどの活性
化剤、さらにはワックス、酸化防止剤、オゾン亀裂防止
剤、素練り促達剤、粘着樹脂、プロセスオイル、架橋遅
延剤などを添加することができ、その配合量も本発明の
目的を損なわない限り一般的な範囲である。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に説明する
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
【0016】実施例l〜4及び比較例1〜4 サンプルの調製 以下に示す配合(重量部)の硫黄等の架橋剤及び架橋促
進剤を除くマスターバッチ各成分を密閉型ミキサーで3
〜5分混棟し、温度で約120℃に達したときに内容物
を放出した。
【0017】 マスターバッチ IIR(エクソン化学製BROMOBUTY 2244) 100.0 カーボンブラック(東海カーボン製シースト 3) 50.0 工業用ステアリン酸 1.0 酸化亜鉛(3号亜鉛華) 3.0 硫黄 1.75 架橋促進剤*1 2.0 合計 157.75 *1:三新化学工業(株)製 商品名:サンセラーTS-G(化合物名:テトラメチルチ ュウラムモノスルフィド)
【0018】得られたマスターバッチに硫黄及び架橋促
進剤(重量部)をオープンロールで混練してゴム組成物
を得た。次に、得られたゴム組成物を以下の方法で架橋
して目的とする試験片を調製し、架橋物性を評価した。
結果は表Iに示す。
【0019】通常架橋:ゴム組成物を15×15×0.
2cmの金型中で170℃で5分間プレス架橋する。 化学発泡:上で得られたマスターバッチに硫黄、架橋促
進剤及び発泡剤(永和化成製 商品名ネオセルボンN#100
Sを0.8phr)をオープンロールで混練して得たゴム組
成物を15×15×0.2cmの金型中で170℃で5
分間プレス架橋する。
【0020】超臨界処理(手法A):ゴム組成物を15
cmφ×20cmの圧力容器に封入し、容器を50℃に加熱
する。この際、この圧力容器に10MPaの超臨界二酸
化炭素を導入する。この状態を2時間保持する。この
後、所定の減圧速度を得るバルブを使用して減圧を行
う。更に、得られたゴム材料を170℃のオーブン中で
5分間架橋する。 超臨界処理(手法B): ゴム組成物を15cmφ×20c
mの圧力容器に封入し、容器を120℃に加熱する。こ
の際、この圧力容器に30MPaの超臨界二酸化炭素を
導入する。この状態を2時間保持する。この後、所定の
減圧速度を得るバルブを使用して減圧を行う。更に、得
られたゴム材料を170℃のオーブン中で5分間架橋若
しくは、再度1MPaから30MPaの二酸化炭素を導
入し、170℃に昇温し、5分間架橋する。 超臨界処理(手法C):ゴム組成物を15cmφ×20cm
の圧力容器に封入し、容器を50℃に加熱する。この
際、この圧力容器に30MPaの超臨界二酸化炭素を導
入する。この状態を2時間保持する。この後、容器を1
20℃、導入する超臨界二酸化炭素の圧力を30MPa
に設定する。この後、所定の減圧速度を得るバルブを使
用して減圧を行う。最後に、得られたゴムを170℃の
オーブン中で5分間架橋若しくは、再度1MPaから3
0MPaの二酸化炭素を導入し、170℃に昇温し、5
分間架橋する。 超臨界処理(手法D):ゴム組成物を15cmφ×20cm
の圧力容器に封入し、容器を20℃に加熱する。この
際、この圧力容器に6.5MPaの超臨界二酸化炭素を
導入する。この状態を2時間保持する。この後、容器を
20℃、導入した超臨界二酸化炭素の圧力を30MPa
に設定する。この後、導入した超臨界二酸化炭素の圧力
を30MPaに維持し、温度を120℃に設定する。こ
の後、所定の減圧速度を得るバルブを使用して減圧を行
う。最後に、得られたゴムを170℃のオーブン中で5
分間架橋若しくは、再度1MPaから30MPaの二酸
化炭素を導入し、170℃に昇温し、5分間架橋する。
【0021】架橋処理前後のゴム材料の発泡状態の相違
を手法A,B,C及びDについて概念的に図5に示す。
【0022】架橋物性の試験方法は以下の通りである。 50%、100%及び200%モジュラス(MPa):JIS K 6301
(ダンベル状3号型)にて測定 破断時伸び(%):JIS K 6301(ダンベル状3号型)に
て測定
【0023】
【表1】
【0024】表Iの結果から明らかなように、手法Aに
よりゴム組成物を臨界処理後架橋したもの(比較例2〜
4)は、通常架橋(比較例1)に比べて発泡率が7%〜
30%である。従って、比重が7%〜30%低下してい
る。しかし、破断時伸びは31%〜43%低下、破断応
力は12%〜17%低下している。従って、軽量で高強
度なゴム材料でない。一方、本発明に従って、手法B、
手法C若しくは手法Dによりゴム組成物を臨界処理後架
橋したもの(実施例1〜4)は、通常架橋(比較例1)
に比べて発泡率が5%〜27%である。従って、比重が
2%〜27%低下している。しかし、破断時伸びは20%
以内の低下若しくは4%程度向上、破断応力は7%以内
の低下若しくは11%程度向上している。従って、この
手法B、手法C若しくは手法Dにて製作した材料は、通
常架橋ゴム材料と同等若しくは凌駕しており、軽量・高
強度な架橋ゴム材料である。また従来の化学発泡(比較
例4)に比べて破断応力で27%〜53%、破断時伸びは
40%〜80%で良好である。
【0025】
【発明の効果】以上の通り、本発明に従えば、平均粒子
径が50μm以下、好ましくは数μmオーダー以下の微細
な気泡を含む発泡ゴムを得ることができ、かかる微細な
気泡の導入により、比強度が向上し、強度を低下させる
ことなく、ゴムの比重を低下させることができる。この
ため、本発明に従った発泡ゴムはタイヤのトレッド・ベ
ルト・インナーライナーなどに用いるのに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】二酸化炭素の圧力エントロピー(P-H)線図にお
ける手法Aの概略を示している。
【図2】二酸化炭素の圧力エントロピー(P-H)線図にお
ける手法Bの概略を示している。
【図3】二酸化炭素の圧力エントロピー(P-H)線図にお
ける手法Cの概略を示している。
【図4】二酸化炭素の圧力エントロピー(P-H)線図にお
ける手法Dの概略を示している。
【図5】各処理手法に於けるゴム材料の架橋前後の発泡
状態の相違を示した概念図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 祐一 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 長瀬 佳之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 福里 隆一 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内 Fターム(参考) 4F070 AA04 AA06 AA08 AA09 AA16 GB03 GB07 4F074 AA05 AA08 AA25 BA32 BA33 BB01 CA34 CA35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未架橋ゴムに超臨界流体若しくは亜臨界
    流体を接触せしめて、含浸又は溶解させ、該未架橋ゴム
    の架橋前もしくは架橋中に、当該超臨界流体もしくは亜
    臨界流体となっていた流体がエンタルピー−圧力線図中
    の気液混合領域及び亜臨界領域を除く液体領域を通過し
    ない条件にて、超臨界流体若しくは亜臨界流体を超臨界
    若しくは亜臨界状態から逸脱させて形成される、比強度
    を低下させることなく、比重を低下させたゴム材料。
  2. 【請求項2】 前記超臨界流体若しくは亜臨界流体を超
    臨界若しくは亜臨界状態から逸脱させる際の圧力を減少
    させる減圧速度が1.0MPa/sec以上である請求項1に記載
    のゴム材料。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のゴム材料を架橋
    させた架橋ゴムの架橋ゴム材料。
  4. 【請求項4】 前記架橋を0.1MPa以上の当該超臨
    界流体若しくは亜臨界流体として使用した気体中で行っ
    て得られる請求項3に記載のゴム材料。
  5. 【請求項5】 前記架橋を3.0MPa以下の加圧下で
    行って得られる請求項3に記載のゴム材料。
  6. 【請求項6】 前記ゴム材料の平均粒子径が50μm以
    下である請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴム材
    料。
  7. 【請求項7】 前記超臨界流体の臨界温度が該ゴム配合
    物の架橋温度以下である請求項1〜6のいずれか1項に
    記載のゴム材料。
  8. 【請求項8】 前記超臨界流体が二酸化炭素又は窒素で
    ある請求項1〜7のいずれか1項に記載のゴム材料。
  9. 【請求項9】 前記未架橋ゴムが、SBR,BR,NR,NBR,
    CR,IR,IIR,SIR,SIBR,HNBR,NOR,BIMSまたはこれ
    らの混合物や、更には、EPR,EPDM,EPM,FKM,エピク
    ロロヒドリンゴム、シリコンゴム、ウレタンゴム及びア
    クリルゴムから成る群から選ばれた少なくともl種のゴ
    ムである請求項1〜8のいずれか1項に記載のゴム材
    料。
  10. 【請求項10】 発泡ゴムの発泡率が1.0%を越え、
    400%以下である請求項1〜9のいずれか1項に記載のゴ
    ム材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012031231A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
CN104419023A (zh) * 2013-08-22 2015-03-18 青岛蓝农谷农产品研究开发有限公司 一种耐磨抗刺低阻力轮胎胶料及其制作方法
US9243112B2 (en) * 2011-11-21 2016-01-26 Sekisui Chemical Co., Ltd. Method for producing carbonaceous material-polymer composite material, and carbonaceous material-polymer composite material

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