JP2002321924A - ガラス製品形成マシーンの分析用ツール - Google Patents
ガラス製品形成マシーンの分析用ツールInfo
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Abstract
シーン用制御システムを改良し、生産性向上のためのマ
シーン調整を容易にする。 【解決手段】ボトル形成マシーンには、マシーン・サイ
クル時間が設定される。機構等は、1マシーン・サイク
ルの時間中に巡回される。完了するのに2マシーン・サ
イクルよりも長い時間を要するアンラップ・ボトル形成
プロセスのネットワーク拘束図の数学的表現のコンピュ
ータ化モデルを定義し、これにより、マシーン・サイク
ルの分析及び制御を容易にする。
Description
製品を形成するためのIS(個別セクション)マシーン
に関し、より詳細には、ISマシーンの制御技術に関す
る。
2日付の米国特許第1,843,159号、及び193
3年5月23日付の第1,911,119号において特
許された。IS(個別セクション)マシーンは、複数の
同一セクションを有する。各セクションはフレームを有
し、該フレーム上に多数のセクション機構が搭載されて
いる。これらの機構には、ブランク側及びブロー側のモ
ールド開閉機構、反転及びネック・リング機構、バッフ
ル機構、ブロー・ヘッド機構、プランジャ機構、並び
に、取り出し機構が含まれる。これらの機構には、例え
ば、冷却のためにプロセス・エアーが用いられる。セク
ション機構の各々及びプロセス・エアーを、セクション
・サイクルにおいて選択された時点で動作させなければ
ならない。
ば、これら機構やプロセス・エアーを作動させるバル
ブ)を、各サイクル毎に機械的にオン及びオフに切り替
えなければならず、しかも、タイミング・プロセスは、
360゜タイミング・ドラムによって制御されていた。
タイミング・ドラムとは、円筒状ドラムであり、各バル
ブ毎に1つずつ、多数の環状溝を有し、各々が、特定の
バルブと連動する対応のスイッチを移動(トリップ)さ
せる「オン」及び「オフ」ドッグ(dog)を支持してい
る。この機械的タイミング・ドラムの360゜にわたる
回転は、マシーン又はセクションの1制御サイクル全体
に常に等しく設定されており、したがって、作業者は常
に、ラップ・サイクル即ち0゜〜360゜までを繰り返
し巡回するサイクルにおけるマシーンの挙動(パフォー
マンス)を常に分析していた。電子式タイミングが機械
式タイミング・ドラムに置き換えられると、機械式タイ
ミング・ドラムの360゜ラップ制御サイクルを複製し
た電子式シーケンサによって、デバイスがオン及びオフ
に切り替えられるようになった。エンコーダが電子シー
ケンサの角度位置を規定し、機械式タイミング・ドラム
の場合と同様に、電子スイッチを同じ角度でオン及びオ
フに切り替えた。電子式シーケンサのパワーを大きく増
強した非常に重要な開発は、サーモダイナミック・モー
ドの概念であり(米国特許第3,877,915号参
照)、これら電子スイッチのグループを連結して、これ
らを同時に調節可能とした。これらのマシーン・コント
ローラによって、ユーザは、セクション機構を作動させ
る種々のバルブのオン/オフ・スケジュール(角度)を
電子的に調節することが可能となった。
来の手法では、オペレータは直接マシーンに指令して所
望の形成期間(例えば、ブランク接触時間、再加熱時
間)を得ることはできない。また、この場合、ユーザが
無効な設定や、機構の衝突を招く、潜在的に危険を伴う
シーケンスを設定することも防止できない。相当な経験
と、そしてプロセスの見識(process insight)をもって
してのみ、オペレータは、従来の手法によってマシーン
のタイミングを効果的に調節でき、従って、習熟レベル
が大きく異なるので、マシーンの生産性も大きくばらつ
く可能性がある。したがって、本発明の目的は、マシー
ン動作を簡略化し、生産性向上のためのマシーンの調整
を容易にする、ガラス製品形成マシーン用の制御システ
ムを改良することである。本発明の別の目的及び利点
は、この明細書の以下の部分、及び本発明の原理を組み
込んだ、現時点において好適な実施形態を示す添付図面
から明らかとなるであろう。
に、複数(通常、6、8、10、又は12)のセクショ
ン10を含む。各セクションは、打抜作業所すなわちブ
ランク・ステーション(blank station)を備え、該ステ
ーションは、ブランク・モールド(blank mold:打抜金
型)の半部分を載置する対向型のモールド支持部14を
備えている。これらモールド支持部は、サーボ・モータ
等の適宜のモータ18によって変位される適宜の変位機
構16によって、開放(図示の状態)と閉鎖位置との間
で変位させることができ、これらモールド支持部が閉鎖
位置に変位すると、溶融ガラスからなる複数のゴブを、
閉鎖したブランク・モールドに送ることができる。次い
で、ブランク・モールドの開放上端部が、モータ(サー
ボ・モータ等)24によって遠隔位置及び前進位置の間
で変位可能なバッフル支持部22のバッフルによって閉
鎖される。セクションがプレス及びブロー(吹込)・モ
ードで動作している場合、プランジャ機構26のプラン
ジャを上に向かって垂直にゴブ内まで前進させ、パリソ
ンを形成する。冷却エアーをバルブV1を介してプラン
ジャに供給する。セクションがブロー・アンド・ブロー
・モードで動作している場合、バッフル機構22内にバ
ルブV2を介して静定ブロー・エアーを供給することに
よって、フィニッシュ(finish)を形成し、バルブV3を
介してプランジャに対してカウンターブロー・エアーを
供給し、一方、バルブV4を介してバッフルを真空にす
ることによって、パリソンを形成する。
後退させ、モールド支持部を後退させ、反転機構31に
よって回転可能に支持されている1対のネック・リング
・ホルダ・アーム30を、サーボモータ・ドライブ32
によって180゜回転させる。また、ブランク・ステー
ションは、モールド開閉機構12も含み、該機構は、ブ
ロー・モールドの半部分を載置する対向型のモールド支
持部14を有する。これらのモールド支持部は、サーボ
・モータ等からなるモータ18によって変位される変位
機構16によって、開放及び閉鎖位置に変位される。ブ
ロー・ステーションにパリソンを配置し、モールド支持
部を閉鎖し、ネック・リング・アームを開放して、パリ
ソンを放出し(各アームは、適宜のバルブV5によって
動作させる空気式シリンダ(不図示)によって変位可能
である)、反転機構がネック・リング・アームをブラン
ク側(ブランク側)に戻し(到達の前にアームは閉じ
る)、後退位置と、支持されたブローヘッドがブロー・
モールドを閉鎖する前進位置との間で変位可能なブロー
ヘッド支持部34が、サーボモータ36等の適宜のモー
タによって前進位置に変位され、パリソンに対してブロ
ーを行ってボトルを形成する。この最終ブローは、バル
ブV6によって制御される。
を後退させ、ブランク・モールドを開放し、サーボ・モ
ータ等のモータ39によって駆動される取出機構38を
変位させて、形成されたボトルを拾い上げ、デッドプレ
ート(deadplate)40上にある位置にこれを搬送し、こ
の位置で懸垂させながら冷却し、次いでデッドプレート
上に置く。機構及びデバイスの移動に加えて、可動機構
又は固定機構へのプロセス・エアーも制御される。ブロ
ー・モールドを閉鎖するとき、モールド冷却エアーをオ
ンにして、形成したボトルを冷却する。
クション・コントローラ42によって制御される。コン
トローラ42は、360度タイミング・ドラム(プログ
ラム可能なシーケンサ)の制御の下で動作する。360
度タイミング・ドラムは、ドラム周囲に有限数の角度増
分を規定し、その位置において、各360度回転毎に機
構などをオン及びオフにすることができる。360度回
転に要する時間は既知であり、この時間は、ISマシー
ンのフィーダから発する周期的なパルス間の期間のよう
に、固定即ち設定することができる。1マシーン・サイ
クルの時間内に、コントローラ42の一部である電子式
タイミング・ドラム(プログラム可能なシーケンサ)に
よって、各バルブのオン及びオフを制御して、各機構を
巡回させる。
ーンの構成に対してアンラップ(unwrapped)・サイクル
拘束図を作成し、次いで自動定式化及び解法が可能なア
ンラップ・サイクル拘束図の数学的表現を作成すること
によって、ツールを規定する。なお、「アンラップ」と
は、ISが、溶融ガラスからゴブを切り放すことによる
溶融ガラスのゴブ形成から開始し、ブロー・ステーショ
ンからで形成されたボトルの該ステーションからの取り
出しによって終了するプロセス・サイクルであることを
意味する。このプロセス・サイクルは、完了するまでに
要する、タイミング・ドラムの360゜マシーン・サイ
クルは1回よりも多い(通常、2回の360゜マシーン
・サイクル)。
ス・ボトルを製造するための代表的なブロー(吹込)・
アンド・ブロー・プロセスのためのネットワーク拘束図
を示す。サイクルは、タイム・ノードz1(「z」及び
「n」はタイム・ノードを示す)によって表される剪断
から開始される。Gob Delivery(ゴブ分配)/M13
(「M」を含むブロックは、開始及び終了位置間で移動
するアクティビティを表し、運動の方向は矢印で示され
る)がz1において開始し、n177/e26/n6において終了す
る(2つのノードを接続する、「e」で示す垂直方向に
向けた等号符号は、2つの接続されたノードが同時に発
生することを示す)。Gob Delivery/M13作業は、2つ
の準作業に細分化される。即ち、1.Z1/e1/n3にて開始
しn4にて終了するGob In Collision Zone With Baffle
(バッフルで衝突ゾーン中のゴブ)/m2(「m」を含む
ブロックは準作業であることを表す)と、2.n4/e2/n5
にて開始しn6にて終了するGob Traberses Blank Mold
(ゴブをブランク・モールドへ搬送)/m3とに、細分化
される。ノードz1(剪断)は、別のブランチTotal Pr
ocess(全体的処理)/d13も有し、これはz1/e79/n175に
て開始してn176/e78/n84にて終了する(図9)。派生し
たブランチは、「D」を含む楕円で識別し、マシーン・
イベントの関数として定義される、熱プロセス期間を表
す。
(プランジャをローディング位置へ)/MP1(「P」は以
前のサイクルを意味する)がn13において完了しなけれ
ばならないことも示す。ノードn13は、作業Plunger To
Loading Position/M1が直前のサイクル中にn15で完
了したときの時点である。これは、n13をn15に接続する
サイクル時間ブランチ(図6)によって示される。プラ
ンジャは、独立して移動可能なシンブル(thimble)を含
み、Plunger To Loading Position/M1の終了時に、シン
ブル及びプランジャ双方が動作を開始する。ノードn17
7、Gob Delivery/M13の終了は、n13後のある時点(s2)
でなければならない(1対の閉じた隣接する方向矢印に
伴う「s」は、接続されているノード間を通過するある
時刻(シーケンス拘束)を表す)。
Baffle Off(バッフル・オフ)/MP15が完了した時点で
ある、ノードn20も示す。これは、サイクル時間ブラン
チt2によって示されている。サイクル時間ブランチt2
は、後続サイクルにおいてBaffleOf/M15が完了する時点
であるノードn22(図4)に接続されている。ノードn20
は、n1に接続されている。n1は、n20以降のある時点(s
22)においてBaffle On(バッフル・オン)/M14を開始
する。即ち、Baffle On/M14は、Baffle Off/15が完了す
るまでは、開始することができない。ブランチBaffle O
n/M14の作業は、ノードn93にて終了する。バッフル作業
は、n8/e3/n7にて開始しn8にて終了する準作業Baffle M
oves To Interference With Gob(バッフルがゴブと干
渉するよう移動する)/m4と、n8/e3/n9にて開始し、n10
/e28/n93にて終了するBaffle OnCompletion(バッフル
完了)/m5とに分けられる。また、ノードn4をn8に接続
する衝突ブランチBaffle Collides With Gob(バッフル
がゴブと衝突)/c1(衝突ブランチは、「c」で識別さ
れる不規則曲線によって表されている)も示す。これ
は、確実に衝突が発生しないようにするために、バッフ
ルがn8に到達する前に、ゴブがn4になければならないこ
とを意味する。
s Closed(ブランク・モールド閉鎖)/MP9の時点である
ノードn40も示す(n40は、現サイクルのBlank Molds Cl
osed/M9の終了時であるノードn55(図6)に接続されて
おり、t1はサイクル差を示す)。Blank Molds Closed/M
P9は、n40にて完了する。n40は、n5におけるGob Traver
ses Blank/m3の開始前のある時点(s21)である。ゴブ
が完全にブランクn177/e24/n26に搬入されると、Blank
Contact(ブランク接触)/d1(図3)が開始し、Blanks
Open(ブランク開放)/M5の時点であるn25/e25/n28ま
で継続する。時点n5/e63/n183におけるBlank Contact/d
1の前に(Gob Traverses Blank/m3が開始する時点)、
真空バルブを開放し、プロセス・ブランチVacuum Assis
t(バキューム支援)/p13(プロセス・ブランチは、
「P」を含む楕円によって識別される)を開始する。Va
cuum Assist/p13は、真空バルブを閉じるn182まで継続
する。これは、ゴブがブランクを横断しているのと同時
に、真空をネック・リングを介して供給し(プランジャ
の装填位置への移動が完了する前)、ゴブをブランクの
ネック区域に引き込み、更にネック・リング内に引き込
むのを加勢することを意味する。
ある時点(s5)であり、更にバッフルがオンになった
(n10)後のある時点(s3)であるが、該時点n12におい
て、圧縮エアー・バルブを開放し、Settle Blow(ブロ
ーを設定)/p1を開始する。これは、ノードn11/e73/n21
/e68/n155において、圧縮エアー・バルブの閉鎖によっ
て終了する。Settle Blow/p1が終了すると、Settle Blo
w Vent(ブロー出口を設定)/p10が開始しn19にて終了
し、Neck Ring Contact(ネック・リング接触)/d8が開
始し、n154/e69/n113/にてNeck Rings Opening(ネック
・リング開放)/m21(図5)で終了する。これは、ブロ
ー設定の完了時に、ゴブはネック・リンクに接触してお
り、ネック・リングが開放されるまで、ゴブから熱が除
去され続けていることを意味する。Baffle To Down(バ
ッフルを下方へ)/M2(図2)が、n11後のある時点であ
るn69にて開始し、n35において終了する(カウンター・
ブローのためにブランクの上端部を閉鎖する)。ゴブが
完全にブランク・モールドに装填されたn177後のある時
点s10であり、更に最後のサイクル(t11)中にn173におい
てBlank Cooling(ブランク冷却)/pP7が終了した後の
別の時点s11である、n172(図3)において、バルブの
開放と共にBlank Cooling/p7が開始されて、バルブを閉
じるn171まで継続する。
た後の時点s40であり、更にSettle Blow Vent/p10が終
了した後の時点s7である、n156(図3)において、Plun
ger Is Displaced To Counter Blow Position(プラン
ジャをカウンタ・ブロー位置に変位)/M3(シンブルを
ガラスの外側に後退させる)(これは、n70において終
了するプロセスであり、そして同時に(n156/e70/n15
8)、フィニッシュの区域内のガラスが完全にモールドと
接触している)は、n157/e71/n160まで再加熱する(Cor
kage Reheat/d9)。このn157/e71/n160は、n70の後の有
る時点(s39)であり、n35後のある時点(s36)である(Baf
fle To Dwon/M2の終了時)。n160において、Counter Bl
ow(ブローを停止)/p11が、バルブの開放と共に開始さ
れ、バッフル内のベントを開放するバルブを閉鎖し、プ
ロセスCounter Blow Vent(ブロー出口閉鎖)/p12を開
始させる時点n159/e80/n181まで継続する。このプロセ
スはn180にて終了する。n159後のある時点(s38)である
時点n148において、PlungerTo Invert Position(変位
されているプランジャを反転位置に)/M4を開始し、シ
ンブル及びプランジャを下げる(n147までかかる)。
了に続くある時点(s37)であるn149/e66/n151において、
以下のイベントが同時に開始される。すなわち、1.n1
50/e65/n28まで続くParison Bottom Reheat(パリソン
底部の再加熱)/d7、及び、2.n22/e30/n33まで続くBa
ffle Off(バッフル・オフ)/M5(図4)である。Baffl
e Off/M15は、2つの準作業に分割することができる。
その第1の準作業は、Baffle Off Clears Interference
With Invert(バッフル・オフでインバートを有する干
渉をクリア)/m11であり、n149/e29/n32(図3)にて開
始し、n31/e7/n34にて終了する。第2の準作業は、Baff
le Off Completion (過去の干渉)/m12であり、n34に
て開始しn33にて終了する。n149後のある時点(s8)であ
るn28(図3)において、以下のイベントが同時に行わ
れる。1.Blanks Open (ブランク・モールドを開放す
る)/M5。これはn27(図4)にて終了し、ブランク・モ
ールドの底板上にパリソンの底部を残す。2.時点n28/
e15/n29(図4)にて開始し、Final Blow(最終ブロ
ー)/p2(図7)が開始するn61/e16/n30(図6)(Blow
Head On/M18移動がn101において完了した後のある時点
(s15))まで継続し、n63にて終了するReheat(パリソン
の再加熱)/d4。3.n28/e8/n38(図3)にて開始し、n
24にて開始したInvert(反転)/M6の完了に対応するn37
/e9/n39(図5)まで継続するInverted Reheat/d3。
いて、n17まで、パリソンを反転させて(Parison Invert
Recovery/p4)、再加熱を継続する。この反転作業は、
多数の準作業に細分化される。反転変位の開始時(n24/e
53/n153)(図4)において、準作業Invert To Baffle I
nterference/m40があり、時点n152/e67/n125において終
了する。次の準作業は、Invert Baffle Interference T
o Invert Blowhead Interference/m32であり、時点n124
/e52/n127にて終了する。次の準作業は、Invert To Tak
eout Interference1 From Blowhead Interference/m3で
あり、Invert(反転移動)To Takeout Interference/m3
3が開始するn126/e60/n140にて終了する。Takeout Inte
rference/m33は、n139/e61/n142にて終了する。次の準
作業は、Invert(移動)To Takeout Interference3/m38
であり、n142において開始しn141/e54/n129において終
了する。最後に、Invert Completion/m35(図5)が行
われ、N129にて開始し、n128/e55/n39にて終了する。
れる。反転が移動する前にプランジャM4が反転位置に
変位されないときのPlunger Collides With Invert/c2
(図3)(時点n147対時点n24)。反転が移動する前に
ブランクM5が開放位置に変位されないときのBlanks C
ollide With Invert/c3(図4)(時点n27対時点n2
4)。他にも以下のような多数の衝突が示されている。n
24の前にバッフルm11が選択点に達したときのBaffle Co
llides With Invert/c4、及び、反転がそのバッフルと
の干渉ゾーンの外側限界に達しているときに、バッフル
m11がその最大オフ位置に達したときのBaffle Collides
With Invert/c18。干渉ゾーンを複数のゾーンに分割す
ることによって、機構は早めに起動することが可能とな
る。ブローヘッド及び反転は、反転がInvert Baffle In
terference To Invert Blowhead Interferenceの終点に
達する前に、Blow Head Up MP19が行われなかった場合
(最後のサイクルt4)に、衝突する。
れている。すなわち、n143にて終了するTakeout Throug
h Interference1/mpl3(図4)(最終サイクル/t7)、
n144にて終了するTakeout Through Interference2/mp24
(最終サイクル/t8)、n145にて終了するTakeout Throu
gh Interference3/mp36(図5)(最終サイクル/t9)
である。以下のような多数の衝突が識別される。すなわ
ち、取り出しを行う前に、反転がInterference1に達し
た場合のTakeout Collides With Invert/c13(図4)
(n143対n126)。取り出しを行う前に反転がInterferen
ce2に達した場合のTakeout Collides With Invert/c17
(n144対n139)。取り出しを行う前に反転がInterferenc
e3に達した場合のTakeout Collides With Invert/c16
(図5)(n141対n145)。n28の後のある時点である(s3
4)n179(図4)において、Neck RingCooling/p9が開始
してバルブを開き、n178まで継続する。これは、invert
/M6が移動し始めるn24の前のある時点s35である。
ていたブロー・モールドMp24(図4)は、n14後のある
時点(s17)である時点n98/e56/n146において閉鎖し始め
る。閉鎖は、以下のような多数の準作業を有する。すな
わち、n146にて開始しn109/e32/n42にて終了するMolds
Close to Ware Width/m39(図5)、n85にて開始し、n6
2/e32/n42にて終了するMolds Close To ParISon Widt
h/m16、n42にて開始しn41/e10/n44にて終了するMolds C
lose to Receive Position/m14、及び、n44にて開始しn
43/e31/n97(図6)にて終了するMolds Close Shut/m15
である。取り出しのモールドc10との衝突(時点n89対時
点n109)を回避するためには、TakeoutClears Ware Fro
m Mold/Mp30(図4)は、Molds Close To Ware Width/m
39の前に、直前のサイクルt3において動作していなけれ
ばならない。更に、モールドが閉じる前(時点n17対n62
/e32/n42)又は衝突ParISon Collides With Mold/c5が
発生する前に、Parison Invert Recovery/p4を完了させ
なければならない。
おいてパリソンを解放する(Neck Rings Open/M8)(図
5)。n46からn45/e44/n112まで行われるこの作業は、
2つの部分に分割される。即ち、第2部分(Neck Rings
Opening/m21)が開始するときに、n46/e45/n111と同時に
開始しn110/e43/n113(n41後のある時点(s26)−Molds C
lose To Receive Position/m14の終了時、及びBlow Mol
ds Close/M16がn97にて完了する前のある時点(s25))
(図6)にて終了するNeck Ring Open Delay/m18であ
る。この第2部分は、n112にて終了する。Revert To Ne
ck Ring/Blank Interference/m19(n51)の前にNeck Ri
ngs Closing/M7(図6)が行われた場合(n49)、衝突Nec
k Rings Collide With Blank Mold/c6が発生する。n45/
におけるネック・リング(M8)の開放後のある時点(s13)
であるn100(図5)において、反転を変位させてその元
の位置に戻す(Revert/M17)。反転は、n99/e34/n53にお
いて完了する。反転は、以下の3つの準作業を有する。
1.n100/e33/n48にて開始し、n47/e12/n52にて終了す
るRivert Clears Interference With Blow Head/m1。
2.Revert Clears Interference With Blow Headに続
いて実行され、n51/e13/n54にて終了するRevert To Nec
k Ring/Blank Interference/m19。3.N53/e34/n99にで
終了するRevert Completion/m20。n100後のある時点で
あるn50において、Neck Rings Closing/M7がn49まで動
作する。反転が、ブランク・モールドとの干渉のその最
初の場所に達する前にネック・リングが閉鎖されない場
合(時点n49対n51)、衝突Neck Rings Collide With Bl
ank Mold/c6が発生する。
5)において、移動Blow Head On/M18(図6)が行わ
れ、n101/e36/n59にて終了する。これは、Blow Head To
Interference With Revert/m22から開始する2段階の
変位である。Blow Head To Interference With Revert/
m22は、n102/e35/n58にて開始し、n57にて終了する。Bl
ow Head To Interference With Revertの前に、Revert
Clears Interference With Blow Headが行われない場
合、Revert Collides With Blow Head/c8が行われる(n5
7対n47)。ブローヘッド変位の最終部分は、n57/e14/n60
にて開始しn59にて終了するBlow head On Completion/m
23である。n56において、Blanks Close/M9(図6)が開
始し、n55まで継続する。n99におけるRevert/M17の完了
から、n56におけるBlanks Close/M9に進まない場合、Re
vert Collides With Blank Molds/c7衝突が発生する。n
99後のある時点(s6)であるn16において、Plunger To Lo
ading Position/M1の変位が行われ、n15にて終了する。
終了するMold Contact/d5(図8)の開始であり、ま
た、n63にて終了するFinal Blow/p2の開始である。n30/
e11/n165は、n166/e77/n168にて開始するVacuum Blow L
ead/d12の終了時でもある。また、n168にて、Vacuum Bl
ow/p5が開始し、n167にて終了する。この時点は、n68/e
18/n65(図8)の前のある時点(s29)であり、Mold Cont
act/d5の終了時である。Vacuum Blow Lead/d12及びVacu
um Blow/p5双方とも、n97後のある時点(s9)であるn168/
e77/n166(図6)において開始する。n97におけるBlow
Molds Close/M16の終了時後のある時点(s27)であるn91
において、Blow Mold Cooling/p3(図8)が開始し、n9
0まで継続する。n90は、Mold Contact/d5の終了時(n65/
e18/n68)の前のある時点(s30)である。加えて、Blow Mo
ld Precooling/d11(図6)が同じ時点n91/e74/n162に
て開始し、n161/e75/n30/e16/n61まで継続する(Reheat
/d4の終了時でもある)。Finish Cooling/p6(図7)
が、Blow Head On/M18の終了後のある時点(s31)であるn
170にて開始し、n169にて終了する。
のある時点(s32)であるn104(図7)において、Blow He
ad Up/M19が開始し、n103/e38/n73にて終了する。この
移動は、以下の多数の準作業に分解することができる。
すなわち、1.n104/e76/n164にて開始し、n63(Final
Blow/p2の終了時)より前のある時点(s20)であるn163に
て終了するBlow Head Up To End Final Blow/m41、2.
n163/e37/n72にて開始し、n71にて終了するBlow Head C
lears Interference1 With Takeout/m25、3.n71/e21/
n95にて開始し、n92にて終了するBlow Head Up Clears
Interference2With Takeout/m7、4.n92/e5/n96にて開
始し、n94(図8)にて終了するBlow Head Up Clears I
nterference3 With Takeout/m8、及び5.n94/e6/n74に
て開始し、n73にて終了するBlow Head Up Completion/m
26である。
クルt5の)n86にて完了し、その後のある時点(28)であ
るn119において、Kickback(取り出し準備完了位置)/M
22が開始し、n118にて終了する。n118後のある時点(s2
4)であるn106において、TakeoutIn/M20が開始し、n105
にて終了する。取り出し移動は、多数の準移動を有す
る。すなわち、1.n106/e39/n76にて開始し、n75にて
終了するTakeout In To Interference1 With Blow Head
/m27、2.n75/e22/n117にて開始し、n116にて終了する
Takeout In To Interference2 With Blowhead/m9、3.
n116/e19/n132にて開始し、n131にて終了するTakeout T
o Interference3 With Blowhead/m10、及び、4.n131/
e20/n78にて開始し、n77/e40/n105(図8)にて終了す
るTakeout InCompletion/m28。以下のような多数の衝突
が識別される。すなわち、1.n75がn71の前に発生した
場合に発生するBlow Head Collides With Takeout/c9、
2.n116がn92の前に発生した場合に発生するBlow Head
Collides With Takeout/c14、及び、3.n131がn94の
前に発生した場合に発生するBlow Head Collides WithT
akeout/c15。n105(Takeout In/M20の終了時)後のある
時点(s18)であるn80において、Tongs Close/M11がn79/e
51/n120にて終了する。Blank Molds Open/M10が、n68に
て開始し、n67/e50/n122にて終了する。この作業は、以
下のような多数の準作業を有する。すなわち、1.n68/
e49/n121にて開始しn120/e48/n64にて終了するMolds Op
en To Release Point/m29、2.n64にて開始しn130/e48
/n123にて終了するMolds Open To Clear Ware/m6、及
び、3.n123にて開始しn122/e50/n67にて終了するMold
s Open Completion/m31。n79後のある時点(s19)であるn
108において、Tongs Close/M11の終了時に、Takeout Ou
t/M21が発生し、n107(図9)にて終了する。この作業
も以下のような多数の準作業を有する。1.n108/e41/n
138にて開始しn133にて終了するTakeout Out Through I
nterference/m13、2.n133/e57/n82にて開始しn81にて
終了するTakeout Clears Ware From Mold/m30(図
9)、3.n81/e23/n135にて開始しn13にて終了するTak
eout Out ThroughInterface3/m36、4.n13/e58/n137に
て開始しn136にて終了するTakeout Out Through Interf
erence3/m36、及び、5.n136/e59/n88にて開始し、n87
/e42/n107にて終了するTakeout Out Completion/m37。n
82がn130の前に発生する場合、衝突Molds Collide With
Takeout/c11が発生する。
の終了時に、Hanging Dead Plate Cooling/d6が行わ
れ、n114まで継続する。n107後のある時点(s12)であるn
174において、Dead Plate High/p8が行われ、n18まで継
続する。その後のある時点(s33)であるn84/e78/n176/n1
14において、Total Process/d3が終了し、Hanging Dead
Plate Cooling/d6が終了し、Tongs Open/M12がn83にて
終了する。
ブロー・マシーン構成の1つについて説明したが、マシ
ーン・ユーザが用いる多数の動作コンフィギュレーショ
ンがあり、ブロー・アンド・ブロー、並びに、プレス・
アンド・ブローを含み、それぞれについて、ユーザは、
多くの独特のプロセスを開発してあり、それぞれに多少
相違があるであろう。当業者は、図示した構成を理解す
ることにより、自身の実際のコンフィギュレーションに
対する拘束図を規定することができるはずである。
を、スケジュール合成及び分析の問題の自動定式化及び
解法の理想的な表現に、コンピュータによって変換する
ことである。好適な実施形態では、ネットワーク拘束モ
デルのマトリックス代数表現を利用するが、数学的表現
の他の形態も使用可能である。以下のように、ブランチ
結合マトリックスFを形成することができる。 1.ネットワーク拘束図(NCD)におけるブランチに
1〜Mbまでの番号をふる。Mbはネットワーク・ブラン
チの総数である。割り当てるブランチ番号の順序は任意
である。 2.NCD内のノードに1〜Nnまでの番号を付ける。
Nnは、ネットワーク・ノードの総数である。割り当て
るノード番号の順序は任意である。 3.最初のブランチに対して、ソース・ノードに対応す
る列に1の値(正の1)を入力し、最初のブランチに対
して、宛先ノードに対応する列に−1の値(負の1)を
入力し、他の列全てに0を入力することによって、Mb
行×Nn列のマトリックスFを形成する。 4.ステップ3において記載した手順を、ネットワーク
内の第2、第3、・・・、Mbブランチまでについて繰
り返すことによって、マトリックスFの第2行からMb
行までを作成する。その結果、Mb行×Nn列のマトリッ
クスFが得られる。これは、各行に1箇所1が入力さ
れ、かつ1箇所−1が入力されている以外は、ほぼ全体
的に0で満たされている。
ーク・モデルのNCDを図10に示す。このネットワー
クは、Mb=7ブランチ、及びNn=6ノードを有する。
このネットワークのブランチ結合マトリックスは、した
がって、7行及び6列を有する。このモデルについて、
図3に示したブランチ及びノード番号を利用すると、次
の式によってマトリックスFが与えられる。
チiは、1対の形態関係を表す。 tdestination,i - tsource,i≦δmax,i (2) tdestination,i - tsource,i≧δmin,i (3) ただし、 tdestination,i=i番目のブランチの宛先ノードに割り
当てられた時間 tsource,i=i番目のブランチのソース・ノードに割り
当てられた時間 δmax,i=i番目のブランチに対する最大許容ブランチ
期間 δmin,i=i番目のブランチに対する最少許容ブランチ
期間 である。
で、tのj番目の要素は、j番目のネットワーク・ノー
ドに割り当てられた時間である。ブランチ結合マトリッ
クスFのi番目の行をFiで示すと、式(2)及び式
(3)は、次のように書き換えることができる。 −Fit≦δmax,i (4) −Fit≧δmin,i (5) これは、拘束マトリックスFiのi番目の行のノード時
間ベクトルtとのマトリックス乗算が、ソース及び宛先
ノード時間のみを選択するという事実から得られる。何
故なら、行内の他のエントリは全て0であるからであ
る。従来の慣行にしたがって、正の1の値をソース・ノ
ードに対応する要素に割り当て、負の1の値を宛先ノー
ドに割り当てる。式(3)及び式(4)はネットワーク
内の各ブランチついて成り立つので、基本マトリックス
拘束式は、次のように書くことができる。 −Ft≦δmax (6) −Ft≧δmin (7)
場合、δmax,iを正の無限大にセットする。同様に、ブ
ランチがその期間に下位境界を有さない場合、δmin,i
を負の無限大にセットする。目標値に正確に一致しなけ
ればならないブランチについては、上位及び下位境界を
目標値δtarget,iに等しくセットする。基本マトリック
ス拘束式(式(6)及び式(7))を増強し、3種類の
追加の拘束を考慮に入れる。これら3種類の追加の拘束
は、次の通りである。 1.全ての巡回ブランチに対するブランチ期間は、等し
くなければならない。これは、システム全体に均一の繰
り返し周期を実施するために必要となる。 2.各準作業ブランチに対するブランチ期間は、その対
応する主作業ブランチのブランチ期間の一定分数(割
合)でなければならない。 3.ネットワーク内の1つのノードに対する絶対イベン
ト時間は、所望の基準値(通常は、0)にセットしなけ
ればならない。
合マトリックスFに関して、次のように表すことができ
る。各サイクル・ブランチは、繰り返し周期Tに等しい
期間を有さなければならず、したがって、繰り返し周期
の特定値には関わらず、Nt個のサイクル・ブランチ全
てが同じブランチ期間を有していなければならない。サ
イクル・ブランチに対応するブランチ番号を、集合[i1,
i2, ... iNt]によって示す。k番目のサイクル・ブラ
ンチの期間は、したがって、次のように表すことができ
る。 −Fikt≦δik (8) ここで、Fikは、ブランチ結合マトリックスFのik行を
表す。
の期間の各々を、最初のサイクルブランチの期間に等し
くセットすることによって、均一なブランチ期間拘束を
実施する。
義すると、次のようになる。
る。 Att=0 (12) 主作業ブランチに対するブランチ期間を変更する場合、
このブランチと関連する準作業ブランチ(ある場合)
を、比例して調整し直す必要がある。
何らかの表記を定義する必要がある。主作業ブランチに
対応するブランチ番号(関連する準作業ブランチを有す
るブランチのみを含む)を、集合[M1,M2,...,MNm]で示
す。ここで、Nmは、関連する準作業ブランチを有する主
作業ブランチの総数である。k番目の主作業ブランチに
関連する準作業ブランチを、集合[mk1,mk2,...mkNk]で
示す。ここで、Nkは、k番目の主作業ブランチと関連す
る準作業ブランチの総数である。各準作業ブランチ期間
は、関連する主ブランチ期間の固定分数(割合)を表
す。αkjが、k番目の主作業ブランチと関連するj番目
の準作業ブランチに対するこの固定分数を示すとする。
すると、k番目の主作業ブランチと関連する、必要な拘
束集合は、次の式で表すことができる。
定義すると、次のようになる。
きる。 AMkt = 0 (15) 更に、マトリクスAmを次のように定義すると、
る。 Amt = 0 (17)
し、このイベントが発生する絶対時刻を0にセットす
る。基準ノードのノード番号をkとして示すと、この拘
束は、次のように表すことができる。 Azt = 0 (18) ここで、行ベクトルAzのk番目の要素は1の値を有
し、他の要素はすべて0である。最後に、増強した拘束
マトリックスAを次の式によって定義する。
することによって形成された、縮小ブランチ結合マトリ
ックスである。即ち、準作業ブランチの全てに対応する
行、そして最初の巡回ブランチ以外の全てをFから除去
し、Frを形成する。長さNb+Nt+NM+1のベクトルbmin及
びbmaxを次のように定義する。
は、式(6)、(7)、(12)、(17)、(20)
及び(21)を組み合わせて、増強された拘束式の単一
集合にすることによって、以下のように表すことができ
る。 At≦bmax (22) At≧bmin (23) 式(22)及び(23)の右辺において、ベクトルbmax
及びbminの最終的なNt+NM+1個の要素はそれぞれ、常に
0で同一である。目的は、必要なネットワーク拘束の全
てを満足するイベント時間(スケジュール)集合を求め
ることである。一般に、1よりも多い、実際には無限に
多いスケジュールが、ネットワーク拘束に当てはまる。
したがって、方法論に基づいた拘束最適化を採用して、
多くの得られる可能性から最も望ましいスケジュールを
選択する。最適化評価基準の賢明な選択を行うことによ
って、種々の実際上の問題に当てはまるように、一般的
な手法を修正することができる。
下に羅列する。 1.指定した熱処理期間によって、繰り返し周期を極力
短縮する。 2.特定の熱処理期間、例えば、再加熱を、固定繰り返
し周期以内で最大化する。 3.固定繰り返し周期及び指定した1組の熱処理期間に
よって、機構をできるだけ低速化して、磨耗や断裂を極
力減らす。 かかる評価基準を利用した最適スケジュールは、開発し
た新たな方法論を用いると、容易に得られる。前述のマ
トリックス代数モデル表現に関して、解決すべき一般的
な問題は、以下の式を満足するノード時間の長さNnベ
クトルを求めることである。 minimize(最小) f(t) (24) ただし、これは、次の拘束を受ける At≦bmax At≧bmin
関数fは、問題に対する多くの可能な解から最も望まし
いものを区別するための評価基準を指定する。これは、
拘束最適化問題として知られている(非拘束最適化問題
に対して)。何故なら、最適な解を探しているが、指定
された1組の拘束を満たす解に、1組の可能な解を制限
するからである。この場合、拘束は1組の線形不等式と
して表される。多種多様の実用的評価基準が、形式の二
次オブジェクティブ関数に関して表現することができる
(実際、定数項f0は厳密には必要とされない。何故な
ら、システムの極小及び極大の位置に対して何の効果も
ないからである。ここで保持しているのは、後にオブジ
ェクティブ関数の値に、所望の目標値からの実際のブラ
ンチ期間の距離として、より明確な解釈を与えることが
できるからである。 f(t) =1/2 tT Ht + Ct + f0 (25) 以下で詳しく説明するが、本質的なマシーン・スケジュ
ーリング問題は、実際には、式(25)に示した形式の二
次オブジェクティブ関数を用いると、表すことができ
る。
束の組み合わせを有する最適化問題は、二次プログラミ
ング問題として知られている。二次プログラミング問題
を解く数値アルゴリズムには、高速で信頼性の高いもの
が種々存在する。実際の場合には(例えば、繰り返し周
期を最短にするため)、以下に示す形式の線形オブジェ
クティブ関数を用いて、最適化評価基準を表すことがで
きる場合もある。 f(t) = Ct + f0 (26) この線形オブジェクティブ関数と線形拘束との組み合わ
せは、線形プログラミング問題として知られている。線
形プログラミング問題は、多くの場合、少ない計算で解
くことができ、したがって二次プログラミング問題より
も速いが、線形及び二次関数を求める(save)ために用い
られる二次プログラミング・ソルバ(solver)は、最も経
済的な解決策である。
nthesis Methodology:一般的目標スケジュール合成方
法論)の基本的理念は、ネットワーク内の各ブランチの
期間に目標値を割り当てることである。これらの目標値
は、ユーザがブランチ期間の全てに対して求めたい理想
的な1組の値を表す。また、満足すべき多くのネットワ
ーク拘束のために、実際には、目標ブランチ期間値の全
てを得ることは可能でない場合もある。したがって、G
TSSMは、目標値にできるだけ近づくスケジュールを
求める。GTSSMは、以下の4つの主要な特徴を用い
ることによって、種々の問題に対する単一の手法を与え
ることができる。 1.二次オブジェクティブ関数:二次オブジェクティブ
関数は、スケジュールの観念を数学的に正確にできるだ
け目標値に近づくようにする。 2.ハード・リミット:各ネットワークブランチ毎に、
許容期間にハード上限及び下限を設けることができる。 3.ロッキング:指定されたブランチの期間を固定し、
これにより、得られたスケジュールにおいてこれらを正
確に達成することができる。 4.QPソルバ:ロバストなQP(二次プログラミン
グ)数値ソルバの使用。
詳しく説明する。自動数値解法を実施するために、目標
値に近いスケジュールの直感的観念を、数学的に正確に
しなければならない。この目的のために、オブジェクテ
ィブ関数f(t)を次のように定義する。
の期間との間の偏差の重要性に重み付けする定数 δi(t)=tの関数としてのi番目のネットワークブラン
チの期間、ノード・イベント時間(スケジュール)の長
さNnベクトル Nb=ネットワークブランチの総数 このように、目標からの距離は、目標と実際のブランチ
期間との間の偏差の二乗の加重和として表される。二次
元又は三次元の場合(Nb=2、又はNb=3)では、wi=
1となり、式(27)はユークリッド距離の式を表して
いることがわかる。
間は、ブランチ結合マトリックスのi番目の列に関して
表せることに着目して、 δi(t) = -Fit したがって、式(27)は、先に定義したマトリックス
代数系モデルに関して、次のように表すことができる。 f(t) = (W(Ft+δ))T(W(Ft+δ)) (28) ただし、 W=重み付けマトリックス δ=目標ブランチ期間のベクトル F=ブランチ結合マトリックス T=ノード・イベント時間(スケジュール)の長さNnの
ベクトル 上付きのT=マトリックスの転置
8)を次のように書き換えることができる。 f(t) = tTFTWTWFt + 2δtWTWFt + δtWTWδt (29) 式(29)は、二次オブジェクティブ関数に対して式
(25)に与えた標準的形式で表すことができる。 f(t) = 1/2tTHt + Ct + f0 (30) ただし、 H = 2FTWTWF C = 2δtWTWF f0 = δt TWTWδt
においては、ある程度の柔軟性がある。最も単純な代替
案は、ブランチ重みwiの各々を1の値にセットし、Wが
恒等マトリックスとなるようにすることである。これ
は、ネットワーク・ブランチの全てに対して、所望及び
目標期間値の間に、絶対誤差(偏差)に等しい重み付け
を与える。場合によっては、絶対誤差手法が適している
こともあるが、相対的誤差を問題にする場合の方がより
一般的である。その場合、各ブランチの誤差は、その典
型的な期間によって正規化される。したがって、相対誤
差手法では、典型的期間が10ミリ秒のブランチに対し
て、1ミリ秒の偏差は、典型的な期間が10秒であるブ
ランチに対する1秒の偏差と同じ意味であるとみなされ
る。相対誤差手法では、したがって、以下の式によって
重みマトリックスを定義する。
スカラ値 δlowi=i番目のネットワーク・ブランチに対する低ス
カラ値
ことができると、多くの場合、有用である。この機能を
必要とする状況の例は、作業期間中に下位境界を有する
機構、及び期間上に下位及び/又は上位境界を有する処
理ステップを含むことができる。これらの境界は、式
(24)によって与えられるマトリックス拘束関係式の
右辺を形成するbmin及びbmaxベクトル内の要素に、適切
な値を割り当てることによって、GTSSMにおいてセ
ットされる。場合によっては、特定のブランチ期間を目
標値に正確に等しくするように指定することが望まし
い。これを、目標値のロッキングと称する。例えば、あ
る場合には、フィーダのような上流の機器が容易に調整
できないために、サイクルの期間を固定することが必要
となる。この機能は、GTSSMにおいて、上位及び下
位境界(式(24)によって与えられるマトリックス拘
束関係の右辺を形成するベクトルbmin及びbmax)の適切
な要素の値を、双方共、目標値に等しくセットすること
によって、実現される。マトリックスHは正の定数でな
ければならない。この数値問題に伴う複雑化を避けるた
めに、対象外の期間を有するブランチにも、小さい重み
を割り当てることができる。又は、Hが正の準確定(pos
itive semidefinite)でしかない場合を特定的に扱うソ
ルバを、用いることができる。
に基づいて、熱形成処理ステップ(再加熱、最終ブロー
等)の全てについて、所望の期間を把握することがで
き、そして、ボトル製造業者は、これらの値が変動する
ことを望まないであろう。繰り返し周期のブランチ期間
を固定せず、熱形成に関係するブランチ期間の全てを固
定し、機構の作業ブランチ期間を、可能な限り最も速い
機構の移動期間に対応する値に固定することによって、
繰り返し周期に対する目標期間を0にセットすることが
できる(できるだけ短くすることが望ましいことを示
す)。次に、QPソルバは、ネットワーク拘束の全てに
対して繰り返し周期ができるだけ短いスケジュールを求
める(これらの拘束は、固定された熱処理期間、及び機
構作業期間を、衝突回避、適当なシーケンス等の必要性
と共に含む)。
及び所望の1組の熱形成処理期間を達成することはでき
るが、これらの目標を達成するために厳密に必要とする
よりも高速に機構の一部を動かさなければならない可能
性は、極めて高い。代わりに、他の所望の目的を達成す
るために絶対的に必要とされるだけ、機構を速く動作さ
せることが望ましい場合もある。これにより、サーボ・
モータへの平均及びピーク電流(及び、それに伴うモー
タの加熱)を低減し、その他にもシステム上において総
合的な磨耗や断裂を低減することになる。このため、繰
り返し周期及びその他の熱処理ブランチ期間を、それら
の所望値に固定する。作業ブランチ期間の全てを解除
し、それらの目標値を比較的大きな値にセットする。Q
Pソルバは、繰り返し周期及び熱処理期間に対する拘束
を満たすことが必要な場合、自由に機構を高速化するで
あろうが、それ以外では、作業期間をできるだけ増大さ
せるであろう。
ない場合、所望の目標にできるだけ近づくようにするた
めに、どの境界を緩和しなければならないかについて、
ユーザにある指示を与えることができる。これは、最適
スケジュールの場所において計算されたラグランジュ乗
数値(Lagrang Multiplier Values)を検査することによ
って、行うことができる。ラグランジュ乗数には、式
(24)によって与えられるマトリックス拘束関係式の
右辺を形成するbmin及びbmaxベクトルに関して、オブジ
ェクティブ関数の偏導関数であると解釈することができ
る。したがって、特定のラグランジュ乗数に関する非ゼ
ロ値は、bmin及びbmaxベクトルの関連する要素の値を変
更することによって、オブジェクティブ関数を増大又は
減少させる(ラグランジュ乗数の代数符号によって決ま
る)ことを示す。かかる拘束をアクティブであると言
う。ラグランジュ乗数値がゼロである他の拘束は、イン
アクティブであると言う。ラグランジュ乗数値の相対的
な大きさによってランク付けしたアクティブ拘束を適切
にユーザに表示することによって、所望の結果を得るこ
とに対して最大の制限を強いているのはどの境界である
のかが、ユーザに伝えられる。更に、ラグランジュ乗数
の符号を用いて、固定されていないブランチの目標値を
達成する能力を更に改善するためには、目標値(固定さ
れているブランチの場合)を増大すべきか又は減少すべ
きかについて判定し、次いで、ユーザに表示することも
可能である。ほとんどの拘束最適化アルゴリズムは、ラ
グランジュ乗数値を計算する機能を備えている(又は、
すでにその正常動作の一部としてそれらを計算してい
る)ので、この追加情報は、ユーザに更なる指針を与え
るために利用することができる。
提示されたQP問題に対して実現可能な解決策がない場
合もある。このような場合、問題が非現実的であること
を認識し、境界を十分に緩和して実現可能な解が得られ
るようにすることが重要である。通例では、QPソルバ
は、実現可能な解がないことを認識し、適切なフラグを
返すことができる。このフラグは、ソフトウエアによっ
て用いられ、GTSSMに、任意の拘束をできるだけ多
く緩和するようにユーザに促すきっかけを実行させるこ
とができる。また、MAR(マトリックス代数表現)
も、提案されたスケジュールを分析し、あらゆる潜在的
に危険な又は望ましくない拘束違反を発見することがで
きる。この機能によって、ユーザがイベント時間に対し
て要求した変更に対して、インテリジェントな入力評価
を行う機構が設けられる。これは、従来の上位及び下位
境界のチェックをはるかに凌駕する。スケジュール分析
の基本目的は、提案されたスケジュールをチェックし
て、拘束違反を突き止め、次いで発見できたあらゆる違
反を報告する機能を設けることである。この方法は、ユ
ーザが違反の結果を理解することができ、可能な範囲で
救済処置を示すような方法で、違反を報告することがで
きる。
は非常に単純であり、単一のマトリックス乗算及び減算
を伴うのみである。所望の機能性を最大限得るために、
考慮に入れなければならない追加の検討項目がある。主
に、ノード(イベント)時間をスケジュールできるの
は、システム・モデル全体におけるノードの部分集合に
ついてのみにすぎない、とう事実から、複雑となる。こ
のノードの部分集合を、独立ノード集合と称する。残り
の従属ノードに対するノード時間は、独立ノード時間及
び既知の固定ブランチ期間から自動的に算出される。ま
た、方法論全体は、次の構成要素からなる。 1.従属ノード時間について解く 2.制約違反を検出する 3.違反を診断し、分類する
合に関して、以下の手順を利用することによって解決す
ることができる。 1.以下の同等拘束の部分集合を形成する。 Aeqt = beq (32) 上位及び下位境界が等しいA及びb(それぞれ、式(1
9)及び(20)において定義されている)の行のみを
保持する。なお、既知の固定期間を有するブランチに対
する上位及び下位境界は、双方共この既知の固定値にセ
ットされることを注記しておく。これら固定期間ブラン
チの上位及び下位境界は、したがって、等しく、これら
のブランチに対応するAの行は、補助拘束と共に、Ae
内に保持される。通例では、既知の固定値を有するブラ
ンチは、作業、巡回、及び同時ブランチである。明確に
提示された問題を有するために、Aeqの行次元は、従属
ノード時間の数以上でなければならない。十分な数のブ
ランチに固定値を割り当てて、この条件を満たすように
しなければならない。
分割結合マトリックスApを形成する。Apの内最初のN
I個の列は、独立ノード時間に対応する。tの列をソー
トしてFp内の新たな列の順序に対応させることによっ
て、分割ノード時間ベクトルtpを形成する。これによ
り、式(32)は次のように書き直すことができる。
立ノード・イベント時間及び要素に割り当て、式(3
4)の過剰規定系をtpDについて解く。これは、線形方
程式の過剰規定系を解くために使用可能な標準的な数値
方法、例えば、線形最小二乗ソルバを用いて行うことが
できる。1組の一貫した固定ブランチ期間、及び適正に
構築したネットワーク拘束図では、この過剰規定問題に
対する正確な解を得ることができる。即ち、式(34)
を満足する従属ノード時間tpDのベクトルを、全く誤差
なく求めることができる。正確な解を求めることができ
ない場合、ユーザにその旨を通知し、状況を修正(remod
y)することができるようにしなければならない。なお、
ゼロ基準ノードは、独立イベント時間とともに含ませて
はならず、式(18)に示した定義と一貫性がなければ
ならない。
(23)の行に対応する、それらの元の順序にソートし
直して、提案されたスケジュールを構成する時間t
proposedのベクトルを形成する。従属時間を計算し、提
案したスケジュールが得られたならば、実際に拘束違反
を検出することは、比較的単純である。ノード時間t
proposedのベクトルによって、提案スケジュールが与え
られると仮定すると、式(22)及び式(23)から、
チェックする条件は、以下の1組の不等式によって与え
られる。 Atproposed-bmax ≦0 (35) Atproposed-bmin ≧0 (36) 式(35)又は式(36)のいずれかの不等式が完全に
満たされない場合、提案スケジュールが少なくとも1つ
の拘束に違反していることになる。
は、特定のシステム拘束を表す。したがって、これらの
式における各行には、説明的テキスト及び厳格性レベル
(severity level)を割り当てることができる。そして、
式(35)又は式(36)を評価することによって、提
案スケジュールを検査する。要求される不等式を満足し
なかったいずれの行の行番号も、対応するエラー・メッ
セージ・テキストを呼び出し表示するインデックスを与
える。厳格性レベルは、厳格性の順に多数の拘束違反を
ソートするために用いることができ、更にグラフィカル
・ユーザ・インターフェース上における適切なカラー・
コード、又はその他の属性(点滅)に対するキーとする
こともできる。
に行うことができる。かかる自動割り当てをどのように
行うことができるか理解するために、式(35)又は式
(36)の行は、ネットワーク・ブランチから得られる
ことを思い出されたい。各ブランチ・タイプによって示
唆される違反は、したがって、属性となることができ、
これを特定のブランチ・タイプに割り当て、更に特定の
ブランチに対して指定する。例えば、衝突ブランチに対
して、「反転及びバッフル間で衝突が発生した」という
違反テキストを自動的に定義することができる。このイ
ベントは、例えば、1〜10の番号を厳格性レベルに割
り当て、10を最も厳格であるとすることができる。式
(35)及び式(36)における対応する行は、これら
が由来するブランチからこれらの記述を継承する。ある
いは、特定の形成プロセスに対してネットワーク拘束図
を完全に定義したなら、個々のメッセージを手作業で入
力するか、又は自動的に発生するデフォルト集合を編集
し、発生し得る有限数の拘束違反毎に、得られたデータ
をテーブル内に格納することができる。この手作業の手
法は、恐らくメッセージの読み易さ(readability)をあ
る程度高めることができるが、誤りを含む可能性もあ
り、ネットワーク拘束図にいずれの変更が加えられた場
合でも、更新しなければならない。したがって、自動手
法が好ましい。
スの1つの動作は、360゜サイクルの選択した角度で
機構等を「オン」及び「オフ」に切り替え切ることによ
って制御される。機構を「オン」にすることは1つのイ
ベントであり、機構を「オフ」にすることも1つのイベ
ントである。図12及び図13は、従来の時限イベント
・リスト(timed event list)を示し、該リストは、IS
マシーンに対するそれらの角「オン」時点及び角「オ
フ」時点を有する。このリストは、マシーン制御から得
られる。アンラップ・スケジュールは、既知の繰り返し
周期を用い、イベント角度のモジュロ360度(イベン
ト角度=モジュロ360(アンラップ・イベント時間/
繰り返し周期)×360)を計算することによって、対
応するラップ・スケジュールに変換することができる。
ラップ・スケジュールからアンラップ・スケジュールに
変換するには、元のネットワーク拘束図に、アンラップ
・ブランチと呼ばれる、新たな1組の有向ブランチを増
強する。アンラップ・ブランチから、作業及びシーケン
ス・ブランチ、ならびにこれらのブランチに入来するあ
らゆるノードと共に形成されたサブグラフを、サイクル
・アンラッピング・グラフと呼ぶ。サイクル・アンラッ
ピング・グラフの一例を、プレス及びブロー・サイクル
を示す図12に示す。
フ)は、次の特性を有するように作成される。 特性1.CUGは接続グラフである。 特性2.CUGのノードは、正確にNCD(ネットワー
ク拘束図)における作業及びプロセス・ブランチの全て
に対するソース・ノード及び宛先ノード全ての集合であ
る。これは、タイミング・ドラム(シーケンサ)のあら
ゆる「オン」及び「オフ」角度がグラフ上で表されるこ
とを意味する。 特性3.CUG内のあらゆるブランチは、サイクルの一
部である(イベントから当該イベントの次の周期的繰り
返しまでの経路パス)。例えば、図11の一番下のライ
ンは、M120(Tongs Open), M110 (Tongs Close), M210
(Takeout Out)及びM120と進む。同様に、その上のライ
ンは、M210 (Takeout Out), M220 (Kickback), M200 (T
akeout In)、及びM210と進む。その上のラインは、M190
(Blow HeadUp), M180 (Blow Head Down), p2 (Final B
low), 及びM190と進む。その上のラインは、MP1000 (Bl
ow Molds Open), M240 (Blow Molds Closed), M1000と
進む。次のラインは、MP100 (Plunger To Loading Posi
tion), M230 (Pressing), M80 (Neck Rings Open), M70
(Neck Loading Position)及びM100と進む。次のライン
は、MP90 (Blanks Close), M230, M40 (Plunger To Loa
ding Position), M60(Invert), M70 (Revert), M90と進
み、一番左のラインは、MP150 (baffle Up),M140 (Baff
le Down), M230, M150 (Baffle Up) と進む。
ンチは、ファン・イン(fan in)又はファン・アウト(fan
out)のいずれかであるが、両方ではない。即ち、所与
のノードに向けられたブランチが1つよりも多くある場
合、そのノードから離れるノードは1つのみである(フ
ァン・イン)。所与のノードを離れるノードが1つより
も多くある場合、それに入るノードはまさしく1つであ
る(ファン・アウト)。上述の特性は、CUGは以下の
追加特性も有することを暗示する。 特性5.ブランチ方向に従う2つの相互接続するブラン
チによって横断することができる3つのノードのあらゆ
るシーケンスは、少なくとも1つの共通サイクルの一部
である。したがって、CUG内の各ノードは、巡回シー
ケンスにおける2つの他のイベントの間にある。 特性6.CUGにおける各ブランチは、サイクルの一部
であるので、1ピリオド長未満でなければならない。
られ有効な解が得られることのチェックを含む一連のス
テップにおいて、問題が解かれる。 1.CUGのブランチ結合マトリックスを形成する。 2.CUGのノードを2つの集合、即ち、ラップ・イベ
ント角度の入力集合内に与えられた値を有する独立ノー
ド、及びイベント角度が未知である残りの従属ノードに
分割する。明確に提起された問題では、従属ノードの全
ては、期間がわかっているブランチによって、独立ノー
ドに接続されなければならない。 3.既知の入力イベント角度を、これらが対応するCU
G内の独立ノードに割り当てる。 4.以下の式を用いて、従属イベント角度に対するイベ
ント角度を決定する。
イベント角度、Θjは、時間期間di-jがわかっているブ
ランチを介してノードiに接続される従属ノードであ
る。式(37)における代数符号は、従属ノードが独立
ノードから下流にある場合は、正として選択し、それ以
外の場合負として選択する。
イベント角度を、それが複製するノード(NCD内の巡
回ブランチによってそれが接続されているノード)の値
に等しくなるように割り当てる。 6.全てのイベント角度は正しい巡回順序であることを
チェックする。これを行うには、各ノードに割り当てら
れたイベント角度が、その直接上流及び下流にある隣接
ノード対の値の間にあることをチェックする。 7.以下の式を用いて、CUG内のブランチ全てについ
て、角度ブランチ期間を求める。 δ=mod(-FΘ,360) (38) ただし、Fは、CUGのブランチ結合マトリックス、Θ
は、CUGにおけるノード・イベント角度のベクトル、
δは、CUGにおける角度ブランチ期間のベクトルであ
る。
ベクトルδを、時間期間のベクトルdに変換する。 d = δ/360*T (39) Tは繰り返し周期である。 9.標準的な数値方法を用いて、可能な過剰規定システ
ムを解くことによって、アンラップ・ノード・イベント
時間について解く。 -Frt = δ (40) ただし、Frは、CUGのブランチ結合マトリックスであ
り、その列が、削除したゼロ基準ノードに対応する。
(ゼロ基準ノードの選択は任意であるが、NCDのそれ
と一致していなければならない。)前述のシステムは過
剰規定であるが、実際には、δがFrの列空間にあるの
で、最少二乗解が有する誤差は0である。これを検証し
て、あらゆる計算問題を特定しなければならない。 10.式40から決定される対応のアンラップ・イベン
ト時間を用いて、NCDにおける独立ノードに値を割り
当てる。これにより、NCDにおける従属ノードを、前
述のように決定することができる。
すブロック図である。最初に、ISマシーンにおいてボ
トル形成プロセスに対してネットワーク拘束図が定義さ
れる(60)(ゴブの形成に続くアンラップ・サイク
ル、そのブランク・ステーションへの搬入、パリソンの
ブランク・ステーションからブロー・ステーションへの
転送、及び、形成されたボトルのブロー・ステーション
からの排出)。次いで、拘束図における必須データのコ
ンパイルであり、全てのブランチのリストを含み、各々
についてその名称、形式、開始ノード番号、終了ノード
番号等を識別する、ネットワーク拘束図のデータ・テー
ブルへの変換をおこなう(61)。これは、手作業で、
拘束図の図面を検査することによって行うことができ、
あるいは、コンピュータが拘束図のコンピュータ化図面
に基づいてこれを行うことができる。次のステップは、
データ・テーブルを数学的表現に変換すること(62)
であり、評価のために、コンピュータ化モデルに変換さ
れる(64)。図示の実施形態では、コンピュータ化モ
デルは、マトリックス数学(matrix mathematics)に基づ
くが、他の数学的手法も使用可能である。ボトル及び当
該ボトルを製造するために用いられるプロセス(例え
ば、プレス・アンド・ブロー、ブロー・アンド・ブロ
ー)の性質に応じて、異なるデータ・テーブルが必要と
なる場合もある。図示のように、多数のデータ・テーブ
ル(データ・テーブル「N」)をメモリに格納し、か
つ、必要に応じて入力することができる。
部を示し、これは、360゜マシーン・サイクル・イベ
ント角度をボトル形成プロセス・イベント時間にアンラ
ップする(アンラッピング)(66)。これは、入力と
して、マシーン(セクション)・コントローラ42(図
1)等からダウンロードしたデータ、又はコンソール、
端末等における手作業入力によって、イベント角度、マ
シーン・サイクル時間(ISマシーンの360゜タイミ
ング・ドラムのサイクル時間)、及び作業期間(変位可
能機構の「M」(大文字)期間)を受け取り、ボトル形
成プロセスにおけるイベント時間を出力する。尚、イベ
ント角度及びマシーン・サイクル時間は、通常、既存の
ジョブ・ファイルから得られるデータであるが、作業期
間はジョブのために定義しなければならない。
を用いて拘束に関するアンラップ・スケジュールを分析
する(68)ことを示している(拘束違反回避)。イベ
ント時間、マシーン・サイクル時間、作業期間、準作業
期間(変位可能機構に対しては「m」(小文字)作業期
間)、衝突ブランチ下限、シーケンス・ブランチ下限、
及び熱形成プロセス「N」制限を入力とし、コンピュー
タ化モデルは、制約違反があるか否か判定を行う(7
0)。単語の入力は、入力された情報を利用可能にする
ことを意味するが、異なるソースからでも入手可能であ
る。例えば、イベント角度及びマシーン・サイクル時間
は、既存のジョブ・ファイルから得ることができるが、
残りの入力は、データ・テーブルを、データ・テーブル
の数学的表現への変換62に入力する時点で入力する。
る範囲の値を有することができるときはいつでも、かか
る入力には、当該入力の上限及び下限を含み、設定を特
定の値に固定すべきか、又は、固定せずに制限内のいず
れの場所をも許すかに関する選択も含まれている。通
常、衝突及びシーケンス・ブランチに対する下限は、ゼ
ロ又は選択した誤差マージンにセットすることができ、
これは、オペレータから保護することができ、あるいは
オペレータにこれらの入力へのアクセスを与え、オペレ
ータが所望の下限を規定できるようにすることも可能で
ある。拘束違反の1つに、誤ったシーケンスで何かが起
こる結果となるスケジュールがある。別の拘束違反に
は、衝突を招くスケジュールがある。これらの拘束違反
はいずれも、熱形成プロセス期間「N」の制限をなくし
て決定することができる。この追加の入力(複数の入
力)によって、アンラップ・スケジュールを評価し、熱
形成プロセス期間の1つ以上が短すぎるか、又は長すぎ
るか、そして、そのために1つ以上の熱形成プロセス拘
束に違反するか否か判定することができる。これらの入
力及び出力、ならびに後に論ずる実施形態における入力
及び出力は、適宜の画面上で見ることができる。
場合、コントローラはアラームの作動及び/又は入力の
を拒絶(74)を行い、そして、拘束違反を出力する
(76)。問い合わせに肯定的に答えた場合、コントロ
ーラは計算したマージンを出力し(78)、オペレータ
に、スケジュールがどれくらい厳しいかに関してある程
度のアイディアを与えることができ、次いで、イベント
時間をイベント角度にラップし、イベント角度及び新し
いマシーン・サイクル時間をプリントする(79)こと
ができる。なお、「プリント」とは、画面又は文書上に
提示される出力としての、オペレータが読み取る形態で
データを提示すること、あるいは、マシーン読み取り可
能な形態とし、マシーンに新たなイベント角度やマシー
ン・サイクル時間を設定し直すこと等によりデータ上で
マシーン・コントローラが自動的に動作できるようにす
ることである。
し、オペレータが360゜タイミング・ドラムにおける
1つ以上のイベント角度を変更したい場合がある。特定
のジョブを走らせ、当該ジョブに対する基本データ(期
間及び制限)は既にコントローラに入力されている。こ
のデータを、マシーン・サイクル時間と共に、マシーン
・コントローラからダウンロードすることができる。あ
らゆる提案イベント角度を含むイベント角度は、アンラ
ップ66にダウンロードすることができるので、イベン
ト時間を定義することができる。別のモードでは、オペ
レータが、以前に走らせたジョブのレコード(イベント
角度及びマシーン・サイクル時間)を有し、該オペレー
タがジョブを開始する前に何らかの変更を評価する。空
気式シリンダによって作動する多数の機構を有する従来
のISマシーンでは、作業期間及び準作業期間は、高速
カメラを用いる等により、経験的に規定しなければいけ
ない場合もある。干渉のために、アクチュエータを作業
プロファイルにしたがって変位させる必要がある場合、
準作業ゾーンは、経験的に定義することができ、あるい
は数学的に決定することもできる。
ための、このコンピュータ化モデルの使用を示す。イベ
ント時間、作業期間、準作業期間及びマシーン・サイク
ル時間が既知であるとして、又は、入力として、コンピ
ュータ化モデル64は熱形成プロセス期間に関するアン
ラップ・スケジュールを分析し(80)、次いでコンピ
ュータ化モデル64は、熱形成プロセス期間を出力する
(82)。したがって、オペレータは、いずれの時点で
も、熱形成プロセス期間を見ることができ、オペレータ
の経験に基づいて、360゜イベント角度及びマシーン
・サイクル時間に対して変更を加えることができる。熱
形成プロセス期間「N」の制限の追加入力によって、コ
ンピュータ・モデルは、熱形成プロセス期間「N」マー
ジンも出力する(81)ことができるので、オペレータ
は任意のプロセスについても、その時間が、その許容時
間枠に対してどこにあるか見ることができる。
最適化サイクル時間(最適化サイクル時間)及び最適化
イベント角度をそのスケジュールのために定義するコン
ピュータ化モデルの使用を示す。作業期間、準作業期
間、衝突ブランチ下限、シーケンス・ブランチ下限、イ
ベント時間、マシーン・サイクル時間、及び最適化マシ
ーン・サイクル時間/目標/固定状態が既知であるとし
て、又は、最少サイクル時間に対するアンラップ・スケ
ジュールの最適化処理(82)への入力として、コンピ
ュータ化モデル64は、実現可能なスケジュールがある
か否か判定を行う(83)。ない場合、モデルは入力を
拒絶する(85)。マシーン・サイクル時間及びイベン
ト時間は、アンラッパ(unwrapper)から供給することが
でき、最適化マシーン・サイクル時間は、オペレータに
よって入力することができる。イベント時間及びマシー
ン・サイクル時間は、熱形成期間を決定するために必要
であるに過ぎないので、これらの値は、最適化を行う前
に固定することができる。等価な入力は、熱形成期間で
あろう。
時間の目標値を0に設定し、解除状態にすることがで
き、コンピュータ化モデルは、最も少ないサイクル時間
で、提案スケジュールを最適化しようとする。オペレー
タが、現在のマシーン・サイクル時間から最も速いマシ
ーン・サイクル時間にマシーン・サイクル時間を短縮す
るのではなく、サイクル時間をその間のいずれかのマシ
ーン・サイクル時間に短縮する方が好ましいと判断した
場合、最適化マシーン・サイクル時間の目標値を、マシ
ーン・サイクル時間と、最も速いマシーン・サイクル時
間の中間の時点にセットし、固定状態とすることができ
る。実現可能なスケジュールがある場合、モデルは、最
適化イベント時間をイベント角度にラップし(84)、
イベント角度及び新たなサイクル時間を、スケジュール
・サイクルのためにプリントし(86)、マシーン・コ
ントローラ部への入力として利用できるようにする。
(熱形成プロセス期間「N」及び関連する目標、制限及
び固定状態)を定義するオペレータの入力に応答して、
動作中のISマシーンを調整するための、コンピュータ
化モデル64の使用を示す。マシーン・サイクル時間及
びイベント時間(又は熱形成プロセス期間)を入力とし
て、更に作業期間、準作業期間、衝突ブランチ下限、シ
ーケンス下限も入力として、コンピュータ化モデル64
のアンラップ・スケジュールの最適化(88)の部分
は、実現可能なスケジュールがあるか否か判定を行う
(90)。図示のように、追加の入力、熱形成プロセス
期間「N」があり、これは、目標(時間)、制限及び固
定状態を含む。
時間がないので不良が発生したと判断し、提案した新た
な再加熱時間を入力する場合もある。また、オペレータ
は、プロセスのオフ・ライン評価の間に、複数の新たな
熱形成プロセス期間N1, N2,...を入力することもでき
る。これらのモードのいずれにおいても、スケジュール
全体に対するイベント角度を利用することができ、これ
らは全て、オペレータによって入力可能であり、又はマ
シーン・コントローラからダウンロードすることが可能
である。
ピュータ化モデルは、入力を拒絶する(92)。実現可
能なスケジュールがある場合、コンピュータ化制御部
は、熱形成プロセス期間を出力する(89)。かかる出
力は、例えば、各期間毎の目標期間のプリントアウト、
その目標期間が固定されていたか否かの指示、そして当
該期間に対して上限及び下限間にわたるウィンドウ内に
位置する実際の期間とすることができる。解がある場
合、コンピュータ化モデルの最適化イベント時間をイベ
ント角度にラップする(84)ことにより、イベント時
間をイベント角度に換算し、そして、イベント角度及び
新たなマシーン・サイクル時間のプリント(94)に進
む。
ケジュール最適化)のためのコンピュータ化モデルの使
用を示す。マシーン・サイクル時間、イベント時間、作
業期間、準作業期間、熱形成プロセス期間、衝突ブラン
チ期間、及びシーケンス・ブランチ期間は、目標値を表
し、アンラップ・スケジュールの最適化(96)へ提供
される入力である。加えて、以下のような多数の制限も
入力される。1.最小/最大作業期間「N」、2.最小
/最大熱形成プロセス期間「N」、3.最小/最大衝突
ブランチ「N」、及び4.最小/最大シーケンス・ブラ
ンチ「N」。最小/最大作業期間「N」は、サーボ・モ
ータ駆動による変位に関し、選択的に変化させることが
できる。これらの入力が与えられると、アンラップ・ス
ケジュールの最適化は、スケジュールを探し、実現可能
なスケジュールが存在する場合、最適化する。
(98)に対する答えが否定の場合、オペレータに、制
限を緩和する(100)ように指示し、オペレータは制
限を修正することによって、解を求めようとする。質問
「実現可能なスケジュールがあるか」98に対する答え
が肯定の場合、制御は、衝突/シーケンスブランチを最
大に設定し、他の全ての期間を固定し、再度アンラップ
・スケジュールを最適化する(101)。これによっ
て、これらのブランチを最大化し、ミスシーケンシング
(missequencing)の衝突率を更に低下させる。次に、コ
ンピュータ・モデルは、イベント時間をイベント角度に
ラップし(102)、イベント角度及び新たなマシーン
・サイクル時間をプリントし(104)、最適化期間対
制限を出力する(106)。したがって、オペレータは
アンラップ・スケジュールを最大限操作することができ
る。オペレータは、サイクル時間、イベント角度及びサ
ーボ作業ブランチ期間を有する既存のジョブ・ファイル
から開始し、最適化スケジュールを規定するように作業
することができる。あるいは、オペレータは、熱形成プ
ロセス期間を入力し、これらをイベント時間に換算する
ことも可能である(図示しない画面はこの情報全てを表
示し、彼の分析に便宜をはかることができる)。
7)(図21)、更なる改善を制約するアクティブな拘
束があるか否か判定を行い(108)、ある場合には、
アクティブな拘束(改善に向けて動く方向を含む)を出
力する(110)。例えば、コンピュータ化モデルは、
最適化を妨げる拘束が、ブロー形成冷却時間であること
を示すことができる。これによって、オペレータは具体
的な問題に取り組み、モールドを通過する冷却剤又はモ
ールドにおける冷却剤の流れを増大させるようスケジュ
ーリングすることができる。解決策がない場合、オペレ
ータに制限を緩和するように指示する(100)。
せる機構の磨耗を最適化するためのこの技術の使用を示
す(磨耗最適化)。ここでは、コンピュータ化モデル6
4は、アンラップ・スケジュールを最適化するために用
いられ、解決策があると判定した場合(107)、次の
ステップは、コンピュータ・モデルがサーボ作業期間を
除いて全ての変数を固定し、目標サーボ作業期間を大き
な値にセットすることにより、アンラップ・スケジュー
ルを最適化することである(112)。次のステップ
は、コンピュータ・モデルがサーボ・モータ「N:」を
プリントし、サーボ・モータ「N」の最適期間をサーボ
・モータ「N」コントローラに送る(114)ことであ
る。コントローラは、次にサーボ・モータ「N」コント
ローラからサーボ「N」増幅器駆動カードに、サーボ・
モータ「N」の最適期間を送出する(116)。増幅器
駆動カード116は、次に、増幅器デジタル信号プロセ
ッサにおいて、最適期間に変更する(118)。増幅器
デジタル信号プロセッサは、例えば、駆動する機構に対
する正規化作業プロファイルを調整し、あらゆる作業の
期間に対応することができる。この環境では、このよう
に調節する理想的なモータは、最小期間から最大期間ま
で調整可能な正規化作業プロファイルを有するサーボ・
モータである。プロファイル化アクティベータ(profile
d activator)の好適な実施形態はサーボ・モータである
が、ステッピング・モータのようなその他の電子モータ
も用いることができる。
ンと共に、マシーン制御の一部として直接的に用いるこ
とができ、又は、評価の目的のために仮想的に作動させ
るマシーンの制御として間接的に用いることができる。
Sマシーンの一つセクションの概略図である。
ーク拘束図の第1部分である。
ーク拘束図の第2部分である。
ーク拘束図の第3部分である。
ーク拘束図の第4部分である。
ーク拘束図の第5部分である。
ーク拘束図の第6部分である。
ーク拘束図の第7部分である。
ーク拘束図の第8部分である。
モデルである。
゜電子式シーケンサのイベント・タイミング・チャート
である。
いるネットワークの第1部分の図である。
いるネットワークの第2部分の図である。
ワーク拘束図の数学的表現のコンピュータ化モデルの作
成を示すブロック図である。
ト角度に変換するコンピュータ化モデルの部分を示すブ
ロック図である。
ス、衝突、又は期間違反のような拘束違反に関して、ア
ンラップ・スケジュールを分析する制御の動作を示す論
理図である。
・スケジュールを分析し、熱形成プロセスの期間を規定
する制御の動作を示す論理図である。
ルの最適化に関して、アンラップ・スケジュールを分析
する制御の動作を示す論理図である。
セス期間「N」入力の場合の実現可能なスケジュールに
対するイベント角度を規定する制御の動作を示す論理図
である。
・スケジュールを最適化する制御の動作を示す論理図で
ある。
ルが実現可能であると判定した場合に、更なる改善を拘
束するあらゆるアクティブな拘束を識別する制御の動作
を示す論理図である。
構上の磨耗を最小に抑えるための制御の動作を示す論理
図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 多数の機構を有し、溶融ガラスのゴブか
らパリソンを形成するブランク・ステーションと、多数
の機構を有し、パリソンをガラス製品に形成するブロー
・ステーションと、溶融ガラスのランナからゴブを剪断
し、これをブランク・ステーションに送出可能とする剪
断機構を含むフィーダ・システムと、ブランク・ステー
ションからブロー・ステーションにパリソンを搬送させ
る機構と、ブランク・ステーションからガラス製品を摘
出する取出機構とを含むガラス製品形成マシーンの分析
を容易にするツールにおいて、 ガラス製品形成マシーンは、設定したマシーン・サイク
ル時間を有し、 機構の各々は、1マシーン・サイクルの時間内に完了す
る所定のサイクルを有し、 機構の各々の各変位期間は、設定可能であり、 ゴブ、パリソン、ガラス製品及び個々の機構の作業パス
間には、干渉が存在し、 パリソン及びガラス製品の熱形成は、1マシーン・サイ
クルの時間内に完了する多数の熱形成プロセスからな
り、該熱形成プロセスの各々が有限の期間を有し、 1マシーン・サイクルの時間中に供給バルブを「オ
ン」、次いで「オフ」に切り替えることによって、少な
くとも1つのプロセスに関してプロセス・エアーを有限
期間だけ供給し、 アンラップ・ガラス製品形成プロセスにおいて、溶融ガ
ラスのゴブを溶融ガラスのランナから剪断し、次にブラ
ンク・ステーションにおいて当該ゴブをパリソンに形成
し、次にブロー・ステーションにおいて該パリソンをガ
ラス製品に形成し、次に該ガラス製品をブロー・ステー
ションから摘出するよう構成され、該アンラップ・ガラ
ス製品形成プロセスは、完了するのに1マシーン・サイ
クルよりも長い時間を要し、 各機構毎の各変位の開始、及び供給バルブの「オン」及
び「オフ」の切り替えは、選択したシーケンスで開始さ
れる、制御されたイベントであり、 ツールは、溶融ガラスのゴブを溶融ガラスのランナから
剪断し、次にブランク・ステーションにおいて当該ゴブ
をパリソンに形成し、次にブロー・ステーションにおい
て該パリソンをガラス製品に形成し、次に該ガラス製品
をブロー・ステーションから摘出するアンラップ・ガラ
ス製品形成プロセスのネットワーク拘束図の数学的表現
のコンピュータ化モデルを備えることを特徴とするツー
ル。 - 【請求項2】 請求項1記載のガラス製品形成マシーン
の分析を容易にするツールにおいて、数学的表現がマト
リックス表現であることを特徴とするツール。 - 【請求項3】 請求項1記載のガラス製品形成マシーン
の分析を容易にするツールにおいて、該ツールは更に、
コンピュータ化モデルを拘束最適化問題として分析す
る、コンピュータ分析手段を備えていることを特徴とす
るツール。 - 【請求項4】 請求項3記載のガラス製品形成マシーン
の分析を容易にするツールにおいて、拘束最適化問題が
二次プログラミング問題であることを特徴とするツー
ル。 - 【請求項5】 初期プロダクトを受け取り、複数のステ
ーションにおいて該初期プロダクトを最終プロダクトに
変形するマシーンの制御を容易にするツールであって、 マシーンが、各ステーションにおける少なくとも1つの
機構であって、各々、待避位置から前進位置まで、そし
て前進位置から待避位置までの作業パスに沿って変位可
能な機構を含み、 マシーンは、設定したマシーン・サイクル時間を有し、 機構の各々は、1マシーン・サイクルの時間中に完了す
る所定のサイクルを有し、 機構の各々の各変位の期間が設定可能であり、 各変位の開始が、マシーンの1サイクルの時間中に選択
されたシーケンスにおいて選択的に作動されたイベント
であり、 マシーンの動作は、個々の機構の作業パス間に存在する
干渉、開始及び終了時刻、ならびに機構の変位の期間を
含む多数の拘束を有し、 初期プロダクトを最終プロダクトに変形するアンラップ
・プロセスが、完了するのに1マシーン・サイクルより
も長い時間を要し、 ツールは、初期プロダクトを最終プロダクトに変形ずる
アンラップ・プロセスに対する、マシーンのネットワー
ク拘束図の数学的表現のコンピュータ化モデルを備えて
いることを特徴とするツール。 - 【請求項6】 請求項5記載のマシーンの制御を容易に
するツールにおいて、数学的表現がマトリックス表現で
あることを特徴とするツール。 - 【請求項7】 請求項5記載のマシーンの制御を容易に
するツールにおいて、該ツールは更に、コンピュータ化
モデルを拘束最適化問題として分析するコンピュータ分
析手段を備えていることを特徴とするツール。 - 【請求項8】 請求項7記載のマシーンの制御を容易に
するツールにおいて、拘束最適化問題が二次プログラミ
ング問題であることを特徴とするツール。 - 【請求項9】 溶融ガラスのゴブからパリソンを形成
し、多数の機構を有するブランク・ステーションと、パ
リソンをガラス製品に形成し、多数の機構を有するブロ
ー・ステーションと、溶融ガラスのランナからゴブを剪
断し、これをブランク・ステーションに送出可能とする
剪断機構を含むフィーダ・システムと、ブランク・ステ
ーションからブロー・ステーションにパリソンを搬送さ
せる機構と、ブランク・ステーションからガラス製品を
摘出する取り出し機構とを含むガラス製品形成マシーン
の制御を容易にするツールの製造方法であって、 マシーンは、設定したマシーン・サイクル時間を有し、 機構の各々は、1記載サイクルの時間内に完了する所定
のサイクルを有し、 機構の各々の各変位は、設定可能な期間を有し、 ゴブ、パリソン、ガラス製品及び個々の機構の作業パス
間には干渉が存在し、 パリソン及びガラス製品の熱形成は、1マシーン・サイ
クルの時間内に行われ有限の期間を有する多数の熱形成
プロセスからなり、 1マシーン・サイクルの時間中に供給バルブを「オ
ン」、次いで「オフ」に切り替えることによって、少な
くとも1つのプロセスにプロセス・エアーを有限期間だ
け供給し、 機構の各々の各変位、ならびにバルブの「オン」及び
「オフ」の各切り替えは、所望のシーケンスにて行わ
れ、 溶融ガラスのゴブを溶融ガラスのランナから形成し、次
にブランク・ステーションにおいて当該ゴブをパリソン
に形成し、次にブロー・ステーションにおいて該パリソ
ンをガラス製品に形成し、次に該ガラス製品をブロー・
ステーションから摘出するアンラップ・ガラス製品形成
プロセスは、完了するのに1マシーン・サイクルよりも
長い時間を要し、 方法は、 溶融ガラスのゴブを溶融ガラスのランナから形成し、次
にブランク・ステーションにおいて当該ゴブをパリソン
に形成し、次にブロー・ステーションにおいて該パリソ
ンをガラス製品に形成し、次に該ガラス製品をブロー・
ステーションから摘出するアンラップ・ガラス製品形成
プロセスのネットワーク拘束図の数学的表現のコンピュ
ータ化モデルを定義するステップと、 ネットワーク拘束図を該ネットワーク拘束図の数学的表
現に変換するステップと、 ネットワーク拘束図の数学的表現のコンピュータ化モデ
ルを定義するステップとからなることを特徴とする方
法。 - 【請求項10】 請求項9記載のガラス製品形成マシー
ンの制御を容易にするツールの製造方法において、数学
的表現がマトリックス表現であることを特徴とする方
法。 - 【請求項11】 請求項9記載のガラス製品形成マシー
ンの制御を容易にするツールの製造方法において、該方
法は、更に、コンピュータ化モデルを拘束最適化問題と
して分析するステップを含む方法。 - 【請求項12】 請求項11記載のガラス製品形成マシ
ーンの制御を容易にするツールの製造方法において、拘
束最適化問題が二次プログラミング問題であることを特
徴とする方法。 - 【請求項13】 初期プロダクトを受け取り、複数のス
テーションにおいて該初期プロダクトを最終プロダクト
に変形するマシーンの制御を容易にするツールの製造方
法であって、 マシーンは、設定マシーン・サイクル時間を有し、 機構の各々は、1マシーン・サイクルの時間中に巡回さ
れ、 機構の各々の各変位の期間が設定可能であり、 各変位の開始が、マシーンの1サイクルの時間中に選択
されたシーケンスにおいて選択的に作動されたイベント
であり、 マシーンの動作は、個々の機構の作業パス間に存在する
干渉を含む多数の拘束を有し、 初期プロダクトを最終プロダクトに変形するアンラップ
・プロセスは、完了するのに1マシーン・サイクルより
も長い時間を要し、 方法は、 初期プロダクトを最終プロダクトに変形するアンラップ
・プロセスに対するネットワーク拘束図を定義するステ
ップと、 マシーンのネットワーク拘束図を数学的表現に変換する
ステップと、 数学的表現のコンピュータ化モデルを定義するステップ
とからなることを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項13記載のマシーンの制御を容
易にするツールの製造方法において、数学的表現がマト
リックス表現であることを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項13記載のマシーンの制御を容
易にするツールの製造方法において、数学的表現がマト
リックス表現であることを特徴とする方法。 - 【請求項16】 請求項13記載のマシーンの制御を容
易にするツールの製造方法において、該方法は更に、コ
ンピュータ化モデルを拘束最適化問題として分析するコ
ンピュータ分析ステップを備えていることを特徴とする
方法。 - 【請求項17】 請求項16記載のマシーンの制御を容
易にするツールの製造方法において、拘束最適化問題が
二次プログラミング問題であることを特徴とする方法。
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