JP2002319351A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2002319351A
JP2002319351A JP2001122195A JP2001122195A JP2002319351A JP 2002319351 A JP2002319351 A JP 2002319351A JP 2001122195 A JP2001122195 A JP 2001122195A JP 2001122195 A JP2001122195 A JP 2001122195A JP 2002319351 A JP2002319351 A JP 2002319351A
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JP
Japan
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plasma display
display device
layer
display panel
filter
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English (en)
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Yoshihiro Furuta
喜裕 古田
Mitsuhiro Nishiguchi
光浩 西口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防眩層による外光反射防止と映像白滲みの抑
制を両立し且つガラス片の飛散防止能力を備え且つ貼付
作業性を損なわないこと、更には、温度上昇も抑制でき
るプラズマディスプレイ装置を提供する。 【構成】 プラズマディスプレイ装置1は、プラズマデ
ィスプレイパネル(以下、PDPと略記する)2と、前
面フィルム状フィルター3とから成る。前面フィルム状
フィルター3の最も前面(観察者側)には、ヘイズ値9
%乃至20%の防眩層が設けられ、且つ、透明フィルム
基体3b,3eとして、その引っ張り弾性率(×104
kgf/cm2 )が約2.4以上で、曲げ強さ(kgf
/cm2 )が約1400以下の範囲のものを用い、前面
フィルム状フィルター3の全体厚みを0.2mm乃至
0.4mmに設定した。そして、PDP2の裏面側を空
冷する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラズマディスプレ
イパネルを備えるプラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下、P
DPと略記する)は、例えば、多数の線状電極が所定間
隔で配置された裏面側ガラス基板と表面側ガラス基板と
を、前記電極が互いに直交するようにして貼り合わせ、
両基板間にXe(キセノン)からなるガス等を充填した
構造を有する。裏面側と表面側の各電極が直交する各箇
所において放電セルが構成されることになり、この放電
セル内において放電により生じた紫外線が裏面側或いは
表面側のガラス基板に設けた蛍光体に当たると、この蛍
光体から可視光が出射される。フルカラーのプラズマデ
ィスプレイ装置とする場合には、前記蛍光体としてR
(赤),G(緑),B(青)の光を発するものを一組と
してこれを多数配置することになる。
【0003】図4は、プラズマディスプレイパネル31
及びその前面側に配置された前面フィルター板42を示
した断面図である。PDP31からは、可視光以外の近
赤外線領域の線スペクトルが発生しており、その一部は
表面のガラスを通って管外に放出され、また放電に伴っ
て発生した電磁波も僅かであるが管外に漏洩する。更
に、表示面に外光が差し込んだ場合に映像コントラスト
が低下して画面が見えにくくなったり、595nm付近
に発光の輝線スペクトルがあるために赤色表示の色純度
が低下する。このため、前面フィルター板42は、透明
支持基体(ガラス,アクリル)33の裏面(PDP側)
に反射防止膜32を有し、表面側に透明粘着材層34、
調色層35、透明粘着材層36、透明フィルム基体(P
ET)37、防磁層38、透明粘着材層39、透明フィ
ルム基体40、及び反射防止膜41が積層された構造を
有する。その全体の厚みは2.5mm乃至3mm程度で
ある。
【0004】図5は、プラズマディスプレイ装置の内部
構造例を示した断面図である。支持基板51の一方の面
にはPDP31が取り付けられ、他方の面には電源回路
53及び各種回路が搭載された回路搭載基板54が取り
付けられている。支持基板51は裏面パネル55に固定
され、この裏面パネル55が筐体56に取り付けられて
いる。前面フィルター板42はその四辺が支持部材58
によって筐体56に固定される。
【0005】PDP31と前面フィルター板42との間
には、空冷用の空間(数mm〜1cm)が形成される。
この空冷用の空間を通る空気は、PDP31から放出さ
れる熱を奪い、筐体56の上端部に設けられたファン6
0によって機外へと排出されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プラズマディスプレイ
装置は、壁掛けテレビとしての利用に有利と考えられて
おり、薄型化を図ることが重要課題となるが、上述した
プラズマディスプレイ装置では、空冷用の空間を設けて
いるために薄型化の点で十分ではない。しかも、空冷用
の空間が存在することで、前面フィルター板42の裏面
とPDP31の表示面とで外光が二重に反射され、画像
の輪郭がぼやけるという不具合を生じる。また、前面フ
ィルター板42がガラスを基体として構成されるため、
プラズマディスプレイ装置の全体重量が重くなるという
欠点もある。
【0007】ところで、特開平11−65461号公報
(IPC:G09F 9/00)には、電磁波カットの
ための金属薄膜の上下に有機又は無機の透明層をコート
する提案や、近赤外線反射のための高分子液晶層を設け
る提案がなされている。また、二重像防止のためにフィ
ルタを直接貼り付けることや反射防止のために表面に透
明反射防止層又は透明防眩層を設けることが開示されて
いるが、フィルタを直接貼り付けることによる表示面の
温度上昇やPDPガラス破損によるガラス片の飛散対策
については何ら開示されていない。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑み、防眩層に
よる外光反射防止と映像白滲みの抑制を両立し且つガラ
ス片の飛散防止能力を備え且つ貼付作業性を損なわない
こと、更には、温度上昇も抑制できるプラズマディスプ
レイ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のプラズマディ
スプレイ装置は、上記の課題を解決するために、少なく
とも光学特性を調整する機能層を透明フィルム基体に設
けて成る前面フィルム状フィルターを、プラズマディス
プレイパネルの前面側に直接貼付したプラズマディスプ
レイ装置であって、前面フィルム状フィルターの最も前
面にはヘイズ値9%乃至20%の防眩層が設けられ、且
つ、透明フィルム基体として引っ張り弾性率(×104
kgf/cm2 )が約2.4以上で、曲げ強さ(kgf
/cm2)が約1400以下の範囲において、前面フィ
ルム状フィルターの厚みが0.2mm乃至0.4mmに
設定されていることを特徴とする。
【0010】ここで、プラズマディスプレイパネルの前
面に数mm乃至1cmの間隔をおいて前面フィルターを
配置する従来構造では、たとえ当該前面フィルターに防
眩層を設けたとしても、パネル前面から間隔が離れてい
るために、映像の輪郭がぼやけてしまうことになるが、
かかる発明の構成では、前面フィルム状フィルターをプ
ラズマディスプレイパネルの前面に直接貼付するため、
このような輪郭ぼけは無くなる。そして、防眩層はヘイ
ズ値9%乃至20%に設定されるから、外光反射防止と
映像白滲みの抑制を両立することができ、しかも、前面
フィルム状フィルターの厚みが0.2mm乃至0.4m
mに設定されていることにより、強度とフレキシブル性
を両立することができ、ガラス片の飛散防止能力を備え
且つ貼付作業性を損なわないことになる。
【0011】前記機能層はプラズマディスプレイパネル
から出射される光の特定波長色の透過を低減する機能を
備えているのがよい。また、前記機能層はプラズマディ
スプレイパネルから出射される光の特定波長色の透過を
低減する機能と各層を接着する接着材としての機能を兼
ね備えているのがよい。また、前記機能層はプラズマデ
ィスプレイパネルから出射される近赤外線の透過を低減
する機能を備えているのがよい。また、前記機能層はプ
ラズマディスプレイパネルから出射される電磁波の透過
を低減する機能を備えているのがよい。また、前記電磁
波の透過を低減する機能を有する機能層が前記透明フィ
ルム基体の裏面側に形成され、当該透明フィルム基体の
前面側に前記防眩層が形成されていてもよい。また、プ
ラズマディスプレイパネルの裏面側を空冷するように構
成されているのがよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態のプラ
ズマディスプレイ装置を図1乃至図3に基づいて説明す
る。
【0013】図1は、プラズマディスプレイ装置1の断
面図である。このプラズマディスプレイ装置1は、プラ
ズマディスプレイパネル(以下、PDPと略記する)2
と、前面フィルム状フィルター3とから成る。
【0014】PDP2は、その詳細は図示しないが、例
えば、多数の線状電極が所定間隔で配置された裏面側ガ
ラス基板と表面側ガラス基板とを、前記電極が互いに直
交するようにして貼り合わせ、両基板間にXe(キセノ
ン)やNe(ネオン)からなる混合ガス等を充填した構
造を有する。裏面側と表面側の各電極が直交する各箇所
において放電セルが構成されることになり、この放電セ
ル内において放電により生じた紫外線が裏面側或いは表
面側のガラス基板に設けた蛍光体に当たると、この蛍光
体から可視光が出射される。フルカラーのプラズマディ
スプレイ装置とする場合には、蛍光体としてR(赤),
G(緑),B(青)の光を発するものを一組としてこれ
を多数配置することになる。
【0015】前面フィルム状フィルター3は、調色用色
素入り粘着材3a、透明フィルム基体3b、防磁層3
c、透明粘着材層3d、透明フィルム基体3e、及び防
眩層3fをこの順に有して成る。より詳しくは、透明フ
ィルム基体3bと防磁層3cとが一体化されており、ま
た、透明フィルム基体3eと防眩層3fとが一体化され
ており、これらを透明粘着材層3dによって接着し、更
に、この接着したものを調色用色素入り粘着材3aにて
PDP2に接着した構造を有している。
【0016】調色用色素入り粘着材3aは、近赤外線
(約800nm〜1100nm)の吸収、及びPDP2
からのNe(ネオン)発光スペクトルである595nm
の波長を吸収する色素を使用している。具体的には、8
00nm以上の波長の透過率を10%以下とし、595
nmの波長の透過率を20%以下とするように色素の調
合を行っている。近赤外線の吸収を図ることで、赤外線
リモコンの誤動作等を低減でき、595nmの波長を吸
収することで、オレンジ色成分を低減し、赤色純度を向
上させることができる。
【0017】透明フィルム基体3bおよび透明フィルム
基材3eは、可視光領域で透明であり、貼合し易いよう
にフレキシブル性を有し、且つ機械的強度に優れたプラ
スチックフィルムから成る。例えば、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)、TAC(トリアセチルセルロー
ス)、PC(ポリカーボネート)などを用いることがで
きるが、耐熱性に優れたPETを用いるのがよい。
【0018】防磁層3cは、電磁波遮蔽金属膜から成
る。この電磁波遮蔽金属としては、Ag、Al、Ni、
Au、Cu、などを用いることができるが、着色をなく
すためにAgスパッタ膜で形成するのが好ましい。ま
た、この防磁層3cは単層に限らず、2層以上の複合層
であってもよい。形成方法としては、スパッタリングの
他、真空蒸着、メッキなどの方法を用いることができ
る。また、防磁層3cとして金属メッシュパターンを用
いることもできる。
【0019】防眩層3fは、可視光全光線透過率が90
%以上で透過ヘイズ値が9%〜20%になるように拡散
材を散りばめた構成になっている。ここで、ヘイズ値が
9%以下の場合は表示画像の輪郭がはっきりするが外光
の反射を十分に抑制することができない。一方、ヘイズ
値が20%以上の場合は外光の反射が抑制できるものの
表示画像の輪郭がぼけて白く滲んだ画像となる。
【0020】前面フィルム状フィルター3における全体
厚さは、0.2mm乃至0.4mmに設定されている。
透明フィルム基体3b,3e以外の各層の厚みが当該基
体3b,3eに比べて格段に薄いため、これら基体3
b,3eの総厚みが前面フィルム状フィルター3におけ
る全体厚さに相当するといってもよい。ここで、透明フ
ィルム基体3b,3eとして用いることができるPC
(ポリカーボネート)の引っ張り弾性率(×104 kg
f/cm2 )は2.43であり、曲げ強さ(kgf/c
2 )は950である。また、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)の引っ張り弾性率(×104 kgf/c
2 )は2.81〜4.22であり、曲げ強さ(kgf
/cm2 )は980〜1340である。また、アクリル
(メタクリル)樹脂の引っ張り弾性率(×104 kgf
/cm2 )は2.46〜3.16であり、曲げ強さ(k
gf/cm2 )は840〜1200である。引っ張り弾
性率は前面フィルム状フィルター3における破壊耐性に
関係し、曲げ強さは貼合性に関係する。図3は透明フィ
ルム基体としてPETを用いた場合のフィルム全体厚と
破壊耐性(点線)及び貼合性(実線)を示したグラフで
ある。このグラフから分かるように、フィルム厚が厚く
なるほど破壊耐性は向上するが、貼合性は低下し、フィ
ルム厚0.4mmを越えると貼合性は概ね最低レベルに
なる。そして、フィルム厚0.2mmを下回ると破壊耐
性は実用的でなくなる。従って、透明フィルム基体3
b,3eとして引っ張り弾性率(×104 kgf/cm
2 )が約2.4以上で、曲げ強さ(kgf/cm2 )が
約1400以下の範囲において、前面フィルム状フィル
ター3の全体での厚さを0.2mm乃至0.4mmに設
定することで、強度とフレキシブル性を両立することが
でき、ガラス片の飛散防止能力を備え且つ貼付作業性を
損なわないことになる。
【0021】また、図示しないファンを備えており、こ
のファンによってPDP2の裏面側に空冷空気を流すよ
うにしているため、前面フィルム状フィルター3をPD
P2に直接貼り付けることによる表示面の温度上昇も低
減される。
【0022】図2は、前面フィルム状フィルター3′を
備えた構成を示している。前面フィルム状フィルター
3′は、PDP2の前面に、調色用色素入り粘着材3
a、防磁層3c、透明フィルム基体3e、及び防眩層3
fをこの順に有して成る。より詳しくは、透明フィルム
基体3eの裏面には防磁層3cが、表面には防眩層3f
が各々設けられて一体化したフィルムを、調色用色素入
り粘着材14にてPDP2の前面に接着した構造を有し
ている。かかる構成においても、前面フィルム状フィル
ター3の全体での厚さを0.2mm乃至0.4mmに設
定することで、強度とフレキシブル性を両立することが
でき、ガラス片の飛散防止能力を備え且つ貼付作業性を
損なわないことになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のプラズ
マディスプレイ装置であれば、防眩層はヘイズ値9%乃
至20%に設定されるから、外光反射防止と映像白滲み
の抑制を両立することができ、しかも、前面フィルム状
フィルターの厚みが0.2mm乃至0.4mmに設定さ
れていることにより、強度とフレキシブル性を両立する
ことができ、ガラス片の飛散防止能力を備え且つ貼付作
業性を損なわないという効果を奏する。また、プラズマ
ディスプレイパネルの裏面側を空冷する構成であれば、
前面フィルム状フィルターをプラズマディスプレイパネ
ルに直接貼り付けることによる表示面の温度上昇も低減
されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のプラズマディスプレイ装
置を示した断面図である。
【図2】この発明の実施形態のプラズマディスプレイ装
置の他の例を示した断面図である。
【図3】フィルム厚と破壊耐性と貼合性との関係を示し
たグラフである。
【図4】従来のプラズマディスプレイ装置を示した断面
図であって、前面フィルタの詳細を示した図である。
【図5】従来のプラズマディスプレイ装置を示した断面
図である。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイ装置 2 プラズマディスプレイパネル(PDP) 3 前面フィルム状フィルター 3′ 前面フィルム状フィルター 3a 調色用色素入り粘着材 3b 透明フィルム基体 3c 防磁層 3d 透明粘着材層 3e 透明フィルム基体 3f 防磁層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月31日(2002.1.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図2は、前面フィルム状フィルター3′を
備えた構成を示している。前面フィルム状フィルター
3′は、PDP2の前面に、調色用色素入り粘着材3
a、防磁層3c、透明フィルム基体3e、及び防眩層3
fをこの順に有して成る。より詳しくは、透明フィルム
基体3eの裏面には防磁層3cが、表面には防眩層3f
が各々設けられて一体化したフィルムを、調色用色素入
り粘着材3aにてPDP2の前面に接着した構造を有し
ている。かかる構成においても、前面フィルム状フィル
ター3の全体での厚さを0.2mm乃至0.4mmに設
定することで、強度とフレキシブル性を両立することが
でき、ガラス片の飛散防止能力を備え且つ貼付作業性を
損なわないことになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA02 AA12 BB14 BB24 CC14 EE03 5C040 GH10 MA08 5G435 AA01 AA12 BB06 DD11 FF14 HH03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光学特性を調整する機能層を
    透明フィルム基体に設けて成る前面フィルム状フィルタ
    ーを、プラズマディスプレイパネルの前面側に直接貼付
    したプラズマディスプレイ装置であって、前面フィルム
    状フィルターの最も前面にはヘイズ値9%乃至20%の
    防眩層が設けられ、且つ、透明フィルム基体として引っ
    張り弾性率(×104 kgf/cm2 )が約2.4以上
    で、曲げ強さ(kgf/cm2 )が約1400以下の範
    囲において、前面フィルム状フィルターの厚みが0.2
    mm乃至0.4mmに設定されていることを特徴とする
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    装置において、前記機能層はプラズマディスプレイパネ
    ルから出射される光の特定波長色の透過を低減する機能
    を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    装置において、前記機能層はプラズマディスプレイパネ
    ルから出射される光の特定波長色の透過を低減する機能
    と各層を接着する接着材としての機能を兼ね備えている
    ことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載のプラズマ
    ディスプレイ装置において、前記機能層はプラズマディ
    スプレイパネルから出射される近赤外線の透過を低減す
    る機能を備えていることを特徴とするプラズマディスプ
    レイ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のプラズマディスプレイ装置において、前記機能層はプ
    ラズマディスプレイパネルから出射される電磁波の透過
    を低減する機能を備えていることを特徴とするプラズマ
    ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプラズマディスプレイ
    装置において、前記電磁波の透過を低減する機能を有す
    る機能層が前記透明フィルム基体の裏面側に形成され、
    当該透明フィルム基体の前面側に前記防眩層が形成され
    ていることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のプラズマディスプレイ装置において、プラズマディス
    プレイパネルの裏面側を空冷するように構成されたこと
    を特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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