JP2002318754A - 販売支援方法、アクセス履歴分析方法、及びアクセス履歴分析システム - Google Patents

販売支援方法、アクセス履歴分析方法、及びアクセス履歴分析システム

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JP2002318754A
JP2002318754A JP2001123143A JP2001123143A JP2002318754A JP 2002318754 A JP2002318754 A JP 2002318754A JP 2001123143 A JP2001123143 A JP 2001123143A JP 2001123143 A JP2001123143 A JP 2001123143A JP 2002318754 A JP2002318754 A JP 2002318754A
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English (en)
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Yasuhisa Morisako
泰寿 森迫
Yoshinobu Koyama
佳伸 小山
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Original Assignee
GS INFORMATION NETWORK CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 営業効率の高い販売支援方法、アクセス履歴
分析方法、及びアクセス履歴分析システムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 所定の基準によって分類したグループ毎
に異なるURLを含んだ電子メール20をメールサーバ
ー1により顧客に配信する。そして、異なるURLに対
応する複数のホームページがホームページ記憶部33に
記憶され、ホームページのうち特定の一のものがアクセ
スされるとアクセスした者の属するドメイン名がホーム
ページ・ドメイン名テーブル43として記憶部39に記
憶される。そしてホームページのURLとグループとの
対応関係を格納するグループ・ホームページテーブル6
1からグループを判断することができるため顧客を特定
することが容易となり営業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売支援方法、ア
クセス履歴分析方法、及びアクセス履歴分析システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット等のコンピュータ
ネットワークの発達に伴い、販売活動にも積極的にホー
ムページが使用されている。例えば、電子メールとホー
ムページのアクセス履歴とを使う方法が考えられてい
る。この方法では、まず、商品を購入する見込みのある
顧客に対して自社のホームページのURL(Uniform Re
source Locator)を貼り付けた商品広告・見積書等の電
子メールを送る。この電子メール内の広告・見積書等に
記載された商品に興味を引かれた顧客が、その商品の情
報が記載されているホームページにアクセスすると、W
ebサーバーにはアクセス者のドメイン名を含む履歴が
ファイルとして記録される。このファイルを分析するこ
とによりアクセスした者のドメイン名、アクセス日時、
アクセスページなどの情報を得ることができ、どのドメ
イン名(IPアドレス)を持つ顧客がどの商品に実際に
興味を示したかを判断することができる。このようにす
れば、電子メールを送信した顧客の中で、実際に商品に
対して興味を示し購入可能性が高い顧客を絞り込むこと
ができるから、その情報を営業担当者にフィードバック
してその顧客に対して重点的に営業活動を行うことで、
営業効率を上げることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法ではアクセスした者のドメイン名が判明したとして
も、顧客を特定することが困難な場合があった。その理
由は次のようである。すなわち、例えば多くの企業は支
社をもって全国的に事業活動を行っている。ところが、
ドメイン名は企業単位で付与され、支社毎に異なるドメ
イン名を取得していることはまれである。このため、例
えば図1のようにある販売会社Xに北海道支店x1と九
州支店x2とがあり、それぞれの販売交渉先にAAA社
の札幌支社、福岡支社がある場合、商品を紹介するホー
ムページにAAA社に属する人がアクセスしたことが判
明したとしても、その人が札幌支社に属する人なのか、
福岡支社に属する人なのかは区別することができない。
従って、販売会社Xのいずれの支店の営業担当者に対し
て更なる営業活動を行うように、営業情報をフィードバ
ックすればよいかは不明である。これでは、せっかくA
AA社のいずれかの支社が興味を示しているのにホーム
ページのアクセス履歴を有効に利用することができず営
業効率を上げることができない。特に全国に多数の支社
を有する大企業については事実上意味のない情報となっ
てしまう。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、営業担当者に信頼性が高い情報を
フィードバックできて営業効率を高めることができる販
売支援方法、アクセス履歴分析方法、及びアクセス履歴
分析システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、異なるURLを付
与された複数のホームページをインターネット内のWe
bサーバー上に開設し、顧客群を所定の基準によって複
数のグループに分類すると共に、そのグループ毎に特定
の異なる前記URLが付与されたホームページを割り当
て、そのグループ毎に異なる前記URLを含んだ電子メ
ールをメールサーバーから顧客に配信し、その顧客によ
る前記ホームページのアクセス履歴に基づいてそのホー
ムページにアクセスした者が属する前記グループを把握
して営業活動に利用することを特徴とする販売支援方法
である。
【0006】請求項2の発明は、異なるURLを付与さ
れた複数のホームページをインターネット内のWebサ
ーバー上に開設し、顧客群を所定の基準によって複数の
グループに分類すると共に、そのグループ毎に特定の異
なる前記URLが付与されたホームページを割り当て、
前記割り当てられたURLを前記グループに属する顧客
に通知することにより、前記ホームページのアクセス履
歴の中から、そのホームページにアクセスした顧客のグ
ループを特定することを特徴とするアクセス履歴分析方
法である。
【0007】請求項3の発明は、異なるURLを付与さ
れた複数のホームページを記憶したホームページ記憶手
段と、顧客を所定の基準によって分類した複数のグルー
プと、この各グループに割り当てられた前記複数のホー
ムページのURLとの対応関係を示すグループ・ホーム
ページテーブルを記憶するグループ・ホームページテー
ブル記憶手段と、顧客に対し、その顧客が属するグルー
プに応じたURLを含んだ電子メールを送信する電子メ
ール送信手段と、前記ホームページのいずれかがアクセ
スされたときにそのアクセス者が属するドメイン名を取
得してそのホームページと前記アクセス者のドメイン名
との関係を示すホームページ・ドメイン名テーブルを生
成するホームページ・ドメイン名テーブル生成手段と、
前記ホームページ・ドメイン名テーブルと、前記グルー
プ・ホームページテーブルとに基づいて前記アクセス者
が属するグループ名を抽出するデータベース手段とを備
えたことを特徴とするアクセス履歴分析システムであ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載のもの
において、さらにドメイン名と組織名との対応関係を示
すドメイン名・組織名テーブルを記憶したドメイン名・
組織名テーブル記憶手段が備えられ、前記データベース
手段は、前記ホームページ・ドメイン名テーブルと、前
記グループ・ホームページテーブルと、前記ドメイン名
・組織名テーブルとに基づいて前記アクセス者が属する
組織名を抽出することを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項3又は4に記載
のものにおいて、前記ホームページは、URLによって
区別されて互いに異なる商品に係る情報を記載した複数
の下位ページを含んでおり、前記ホームページ・ドメイ
ン名テーブル生成手段は、前記下位ページ毎に前記アク
セス者のドメイン名を取得するようになっていることを
特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1〜3の発明では、まず
顧客を所定の基準によって複数のグループに分類する。
例えば、販売会社の支店毎に、顧客会社の支社毎に、又
は営業担当者毎に顧客を複数のグループに分類するので
ある。一方、そのグループ毎に複数のホームページを作
成し、各グループに各ホームページを割り当ててインタ
ーネット上で公開する。顧客には、例えば営業担当者か
ら商品広告を含んだ電子メールが電子メール送信手段か
ら送られ、その電子メールには、その顧客が属するグル
ープに割り当てられたホームページのURLが含められ
る。電子メールを受信した顧客が商品に興味を持った場
合には、電子メールに記載されたURLを頼りにインタ
ーネット上のホームページにアクセスするから、その顧
客が実際にアクセスするホームページは、その顧客が属
するグループ毎に予め定められていることになる。
【0011】そこで、ホームページのアクセス履歴から
アクセスした者のドメイン名を取得すれば、そのホーム
ページのURLとドメイン名とを関連付けることがで
き、ホームページのURLと分類したグループとは予め
関連付けられているから、データベース手段によってホ
ームページにアクセスした者のドメイン名をグループと
を関連付けることができる。多くの場合、ドメイン名は
アクセスした者が所属する組織(会社、学校等)を示す
から、結局、アクセス者が所属する会社や学校等の組織
と、予め分類したどのグループに属する者であるかを判
断することができ、より詳細な情報を得ることができ
る。
【0012】例えば、前述の例では、ある販売会社Xに
北海道支店x1と九州支店x2とがあり、それぞれの販
売交渉先にAAA社の札幌支社、福岡支社がある場合に
販売会社Xの支店毎にグループ分けし、グループ毎に異
なるホームページのURLを含めた電子メールを送信す
れば、電子メールを受信した人がホームページにアクセ
スすれば、その人の会社名だけでなく、いずれの支店が
担当する支社に属する人であるかを判断することができ
る。すなわち、同一のドメイン名の顧客であってもより
詳細に特定することができ、信頼性の高い情報を得るこ
とができる。そして、この情報をその支社を担当する販
売会社Xの支店の営業担当者にフィードバックしてその
顧客に対して重点的に営業活動を行うことで、営業効率
を上げることが可能となる。
【0013】なお、ドメイン名を見ただけでは組織名を
把握することが困難な場合もある。そこで請求項4の発
明では、予めドメイン名と組織名とを対応付けたドメイ
ン名・組織名テーブルを作成しておき、データベース手
段によってアクセス者が所属する組織名を抽出する構成
としている。このためドメイン名を見ただけではそれに
対応する組織名を把握できない場合であっても組織名が
判るから、顧客の特定が一層容易になる。
【0014】また、請求項5の発明では、ホームページ
の下位ページにアクセスがあったときは、下位ページ毎
にアクセス者のドメイン名を取得するようになってい
る。このため実際に顧客がどの下位ページに興味を示し
たかを把握することができる。そして、下位ページ毎に
異なる商品に係る情報を記載されているから、ホームペ
ージの中でどの商品に興味を示したかを容易に把握する
ことができる。従って、営業において顧客が興味を示し
た購入意思の高い商品について具体的な販売交渉をする
ことができ営業効率をさらに上げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面を参照して説明する。この実施形態における背景事
情は図1に示す通りである。すなわち、販売会社Xは、
ある商品を全国に販売している。その商品の顧客は全国
に多数存在し、顧客の1つである会社AAAの札幌支社
及び福岡支社においても購入予定がある。そこで、販売
会社Xは予め全国の顧客を各支店のカバー地域を基準に
した複数のグループに分類しており、例えば顧客会社A
AAの札幌支社は販売会社Xの北海道支店x1が営業対
象とし、福岡支社は九州支店x2が営業対象とするよう
になっている。
【0016】本実施形態に係るアクセス履歴分析システ
ムは、上記販売会社Xの営業担当者x1a,x2aの営
業活動を支援するために設けられている。そのアクセス
履歴分析システムの全体的構成は図2に示すとおりで、
電子メール20(図3参照)を送信するメールサーバー
群1、ホームページを提供するWebサーバー5、ホー
ムページ・ドメイン名テーブルを処理するデータベース
装置7とを備える。Webサーバー5は通信制御部31
とホームページ記憶手段であるホームページ記憶部33
を備える。ホームページ記憶部33は、複数のホームペ
ージディレクトリ37内で階層構造となった複数のホー
ムページ群を記憶し、各ホームページ群の最上位のペー
ジ(各ホームページディレクトリのインデックスペー
ジ)のURLは互いに異ならせてあり、販売会社Xの各
支店毎に一つのURLが割り振られている。上記インデ
ックスページの下には各種の商品の紹介ページがリンク
され、これを選択すると各商品のHTML文書を表示さ
せるような構造になっており、各群の内容は同一であ
る。各商品のHTML文書には、例えばGIF(Graphi
cs Interchange Format)イメージやJPEG(Joint Pho
tographic CordingExpert Group)形式等のインターネッ
ト上で扱える画像ファイル等がリンクされている。尚、
各商品のHTML文書、画像ファイル等は、各ホームペ
ージ毎にそれぞれ記憶されていてもよいし、又は複数の
ホームページ群で共有し記憶されていて同一のものを使
用しても良い。
【0017】一方、前記メールサーバー1は、販売会社
Xの営業担当者x1a,x2aらがインターネット9経
由で顧客に電子メール20を送信するためのものであ
る。営業担当者x1a,x2aらは、必要なメール本文
を作成し、予め支店x1,x2毎に定められているヘッ
ダーを挿入して顧客宛に送信する。顧客は端末装置3を
インターネットに接続することにより電子メール20を
受信する。その電子メール20の一例は、図3に示すと
おりで、メール本文21の前に、例えばキャンペーン商
品等を宣伝するヘッダー22が記載されており、そこに
はキャンペーン商品の型番、定価等と共に、その商品の
詳細な説明が記載されたホームページのURL23が例
えばハイパーリンクにより貼り付けられている。このU
RL23は前述したように販売会社Xの支店毎に異なる
ようにされており、そのためにメール本文に添付するヘ
ッダー22の内容が支店毎に定められている。
【0018】一方、データベース装置7は、ホームペー
ジ・ドメイン名テーブル生成部38と、ホームページ・
ドメイン名テーブル記憶部39と、グループ・ホームペ
ージテーブル61と、ドメイン名・組織名テーブル63
と商品名テーブル65とを記憶したテーブル記憶部67
と、これに接続された主制御部(CPU)69と主制御
部69での情報処理結果を出力する出力部71と、その
結果を表示する表示部73とからなっている。
【0019】また、データベース装置7には公知のアク
セスログ取得プログラムがインストールされている。こ
れがホームページ・ドメイン名テーブル生成部38とし
て機能する。これによって各ホームページにアクセスし
た端末装置3のIPアドレスからそのドメイン名を取得
することができる。その結果、例えば図4に示すよう
に、各ホームページディレクトリ37毎にアクセスした
者のドメイン名(Address)、アクセスした時間(Acces
s time)、アクセス者の選択したファイル名(Reques
t)、アクセス者の閲覧したHTML文書のURL(Ref
errer)を記録した履歴ファイル41が生成される。そ
して、履歴ファイル41からホームページ・ドメイン名
テーブル生成部38により例えば図5に示すホームペー
ジ・ドメイン名テーブル43が各ホームページディレク
トリ37毎に生成される。このホームページ・ドメイン
名テーブル43には、ホームページのURL、アクセス
者のドメイン名とアクセスされた下位ページのURLと
が記録される。グループ・ホームページテーブル61
は、例えば図6に示すように販売会社Xの各支店名と各
支店ごとに割り振られたホームページのURLとの対応
関係を示しており、各ホームページのURLから各支店
名が判別できるようになっている。ドメイン名・組織名
テーブル63は、例えば図7に示すように電子メール2
0を送信する組織のドメイン名と、それに対応する組織
の名称とを示しており、各ドメイン名からその組織名が
判別できるように構成されている。
【0020】商品名テーブル65は、例えば図8に示す
ように下位ページURLとそのページに掲載されている
各商品名との対応関係を示しており、各下位ページUR
Lからそのページに掲載された各商品名が判別できるよ
うになっている。
【0021】次に本実施形態における販売支援方法につ
いて説明する。 (営業活動)いま、販売会社Xの各支店x1,x2にお
ける営業担当者x1a,x2aが顧客会社AAA社の札
幌支社及び福岡支社に対して営業活動を行ったとする。
この営業活動の後、営業担当者x1a,x2aが顧客会
社AAA社の購買担当者に電子メール20を送信すると
きには、前述したように、そのメールヘッダー22に、
予め各支店X1,X2に割り当てられたホームページの
URLを記入しておくことになっている(図3参照)。
ここでは、北海道支店x1にはhttp://www.aaa.co.jp/a
/index.htmlというURLのホームページが割り当てら
れ、九州支店x2にはこれとは異なるURLのhttp://w
ww.aaa.co.jp/b/index.htmlが割り当てられたものとす
る。なお、AAA社はいずれの支社においても同一のド
メイン名A.co.jpを使用しているものとする。
【0022】(顧客会社AAAの購買担当者による検
討)この電子メール20を受け取った購買担当者は、ヘ
ッダー22に記載された商品の情報の概略を把握する。
そして、ヘッダー22に記載された商品に興味があり、
より詳しい情報を得ようとする場合にはヘッダー22に
貼り付けられたホームページのURL23をクリックす
る。すると指定されたURLのホームページにアクセス
できる。これにより購買担当者が負担を感じることな
く、そのホームページにジャンプすることができる。こ
こで、URLがhttp://www.aaa.co.jp/a/index.htmlと
いうホームページにアクセスしてくるのは、このURL
が記載された電子メール20を受け取った者であるため
北海道支店x1の営業対象である。すなわち、このUR
LにアクセスしてくるA.co.jpというドメイン名を持つ
者は、AAA社札幌支社に属することとなる。同様にし
てhttp://www.aaa.co.jp/b/index.htmlからアクセスし
てくるA.co.jpというドメイン名を持つ者は、九州支店
x2の営業対象のAAA社福岡支社となる。
【0023】(販売会社Xにおける分析)そして、デー
ターベース装置7では、ホームページ・ドメイン名テー
ブル生成部38により、ホームページのURL、アクセ
ス者のドメイン名とアクセスされた下位ページURLの
情報を含んだホームページ・ドメイン名テーブル43が
生成される。さて販売会社Xの情報収集担当者は、例え
ば日毎にデーターベース装置7を始動させ営業情報を収
集する。始動によりデータベース装置7のCPU69
は、ホームページ・ドメイン名テーブル43を読み込
み、このテーブル43に記録された各レコードの各フィ
ールドに対応するグループ名・組織名・商品名をグルー
プ・ホームページテーブル61、ドメイン名・組織名テ
ーブル63、商品名テーブル65から抽出して出力テー
ブル140(図9)に記載する。ドメイン名について
は、例えば、新規の顧客会社であってドメイン名・組織
名テーブル63に存在しない場合は、ドメイン名そのも
のを出力テーブル140に記載する。そして、出力テー
ブル140の内容を所定の形式のファイル150(図1
0)で出力部71から出力するとともに表示部73に表
示する。
【0024】出力・表示される出力ファイル150は、
例えば図10に示すものであり、訪問者数、有効訪問者
数、有効訪問者数の内訳等の項目が作成されている。有
効訪問者数の内訳では、例えば販売会社Xの各支店毎に
アクセスした者(訪問者)の組織名とアクセスした商品
名が記載される。また、集計結果は、日別・商品別等に
集計することも可能である。なお、ここで、有効訪問者
数とは、例えばホームページに滞在した時間が30秒以
上の者であって商品内容に非常に興味を示し、購買意欲
の高いと思われる者をいう。
【0025】(営業活動へのフィードバック)そして、
本実施形態の販売支援方法では、販売会社Xの情報収集
担当者は、出力ファイル150を営業担当者x1a,x
2aに電子メールやFAX等で通知することにより営業
情報をフィードバックする。これによって、営業担当者
x1aは、AAA社札幌支社がAA商品とBB商品につ
いて興味を示していることを把握することができ、営業
担当者x2aは、AAA社福岡支社がCC商品について
興味を示していることを把握することができる。そし
て、各営業担当者x1a,x2aは、各支社が実際に興
味を示した商品について販売交渉をさらに進めることが
でき、購入意欲も高いことから実際に販売できる確率が
高くなる。
【0026】また、各営業担当者x1a,x2aが電子
メール20によって大量の商品広告・見積書等を送信す
る場合には、電子メールを送信したすべての購買担当者
に販売交渉をすることは事実上不可能である。本実施形
態では、ホームページのアクセス状況から販売確率の高
い顧客会社名のみならず支社までも特定することができ
るため、その支社に対して重点的に営業活動を行うこと
ができ、営業効率を上げることが可能となる。
【0027】さらに、営業担当者x1a,x2aが、A
AA社の各支社に対して特定の商品の見積書を電子メー
ル20で送信し、その後購買担当者が見積書に示した商
品のページにアクセスした場合には、その商品について
の販売確率が非常に高いことを営業担当者は把握するこ
とができる。これは購買担当者が既にある程度の購入意
思があるからこそ見積書を送信するように営業担当者に
要求したものと考えられ、そして、その見積書の内容を
確認した上で最終的に購入するかどうかを判断するため
に、もう一度商品の詳細情報にアクセスしていると考え
られるからである。逆に特定の商品の見積書を電子メー
ル20で送信し、その後購買担当者が見積書に示した商
品以外のページにアクセスした場合には、見積書以外の
商品に興味を示しているから、その商品内容で再度交渉
することにより営業効率を上げることができる。
【0028】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、所定のヘッダー22に、商品
の詳細な説明を見るためのホームページのURL23が
例えばハイパーリンクにより貼り付けられていることと
したが、ヘッダーに限らずフッター等電子メール20の
どこに記載しても良い。 (2)上記実施形態では、URL23に対応するHTM
L文書を顧客がアクセスすることとしたが、直接GIF
イメージやJPEG形式等にアクセスできるようにして
も良いことは勿論である。 (3)上記実施形態では、HTML文書とGIFイメー
ジやJPEG等は、ディレクトリー37の中に収納され
ているものを示したが、ディレクトリー37を作成せず
にホームページ記憶部33に収納しても良いことは勿論
である。
【0029】(4)上記実施形態では、ディレクトリ3
7は複数あって、その中に収納されたHTML文書・G
IFイメージ・JPEG等はどのディレクトリでもその
内容は同一であるとしたが、その内容に重複部分がある
場合や、異なっていても良いことは勿論である。 (5)上記実施形態では、履歴ファイル41が複数作成
される場合を記載したが、一つでも良いことは勿論であ
る。 (6)上記実施形態では、ホームページ・ドメイン名テ
ーブル43が複数作成される場合を記載したが、一つで
も良いことは勿論である。
【0030】(7)上記実施形態では、ホームページの
URL23として例えばhttp://www.aaa.co.jp/a/inde
x.htmlとしてHTML文書を直接指定することとした
が、例えば、http://www.aaa.co.jp/a/のようにHTM
L文書を直接指定しなくても良いことは勿論である。 (8)上記実施形態では、履歴ファイル41が作成され
る場合を記載したが、履歴ファイルを作成せずに直接ホ
ームページ・ドメイン名テーブル43を作成してもよい
ことは勿論である。 (9)上記実施形態では、販売会社Xは予め全国の顧客
を各支店のカバー地域を基準にした複数のグループに分
類しているが、これに限られず、例えば各支店の各営業
担当者のカバーする顧客を基準として複数のグループに
分類しても良い。また、顧客会社の支社を基準として、
若しくは購買担当者を基準として複数のグループに分類
しても良い。
【0031】(10)上記実施形態では、各グループに
属する支店はそれぞれ1支店としたが、これに限られず
1グループ内に複数の支店が属していても良いことは勿
論である。また、例えば各支店の各営業担当者のカバー
する顧客を基準として、または、顧客会社の支社、若し
くは購買担当者を基準として複数のグループに分類した
場合においても、各グループに属するものは単数であっ
ても複数であってもよいことは勿論である。 (11)上記実施形態では、アクセス履歴分析を行う会
社が販売会社Xであって、営業情報をフィードバックを
受ける会社も販売会社Xである場合、つまり、アクセス
履歴分析を行う会社と分析によって得られた営業情報を
利用する会社とが同一である場合を示したが、これに限
らず両者が異なる会社であってもよいことは勿論であ
る。 (12)上記実施形態では、販売会社Xの情報収集担当
者は、出力ファイル150を営業担当者x1a,x2a
に電子メールやFAX等で通知することにより営業情報
をフィードバックすることとしたが、出力ファイル15
0に限らず、例えば出力テーブル140(図9)を通知
しても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の背景事情の説明図
【図2】システムの全体図
【図3】電子メール構造例を示す図
【図4】履歴ファイルの構成例を示す図
【図5】ホームページ・ドメイン名テーブルの構成例を
示す図
【図6】グループ・ホームページテーブルの構成例を示
す図
【図7】ドメイン名・組織名テーブルの構成例を示す図
【図8】商品名テーブルの構成例を示す図
【図9】出力テーブルの例を示す図
【図10】出力ファイルの例を示す図
【符号の説明】
1…メールサーバー 3…端末装置 5…Webサーバー 7…データーベース装置 9…インターネット 33…ホームページ記憶部(ホームページ記憶手段) 37…ホームページディレクトリ 39…ホームページ・ドメイン名テーブル記憶部(ホー
ムページ・ドメイン名テーブル記憶手段) 43…ホームページ・ドメイン名テーブル 61…グループ・ホームページテーブル 63…ドメイン名・組織名テーブル 65…商品名テーブル 67…テーブル記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるURLを付与された複数のホーム
    ページをインターネット内のWebサーバー上に開設
    し、顧客群を所定の基準によって複数のグループに分類
    すると共に、そのグループ毎に特定の異なる前記URL
    が付与されたホームページを割り当て、そのグループ毎
    に異なる前記URLを含んだ電子メールをメールサーバ
    ーから顧客に配信し、その顧客による前記ホームページ
    のアクセス履歴に基づいてそのホームページにアクセス
    した者が属する前記グループを把握して営業活動に利用
    することを特徴とする販売支援方法。
  2. 【請求項2】 異なるURLを付与された複数のホーム
    ページをインターネット内のWebサーバー上に開設
    し、顧客群を所定の基準によって複数のグループに分類
    すると共に、そのグループ毎に特定の異なる前記URL
    が付与されたホームページを割り当て、前記割り当てら
    れたURLを前記グループに属する顧客に通知すること
    により、前記ホームページのアクセス履歴の中から、そ
    のホームページにアクセスした顧客のグループを特定す
    ることを特徴とするアクセス履歴分析方法。
  3. 【請求項3】 異なるURLを付与された複数のホーム
    ページを記憶したホームページ記憶手段と、 顧客を所定の基準によって分類した複数のグループと、
    この各グループに割り当てられた前記複数のホームペー
    ジのURLとの対応関係を示すグループ・ホームページ
    テーブルを記憶するグループ・ホームページテーブル記
    憶手段と、 顧客に対し、その顧客が属するグループに応じたURL
    を含んだ電子メールを送信する電子メール送信手段と、 前記ホームページのいずれかがアクセスされたときにそ
    のアクセス者が属するドメイン名を取得してそのホーム
    ページと前記アクセス者のドメイン名との関係を示すホ
    ームページ・ドメイン名テーブルを生成するホームペー
    ジ・ドメイン名テーブル生成手段と、 前記ホームページ・ドメイン名テーブルと、前記グルー
    プ・ホームページテーブルとに基づいて前記アクセス者
    が属するグループ名を抽出するデータベース手段とを備
    えたことを特徴とするアクセス履歴分析システム。
  4. 【請求項4】 さらにドメイン名と組織名との対応関係
    を示すドメイン名・組織名テーブルを記憶したドメイン
    名・組織名テーブル記憶手段が備えられ、前記データベ
    ース手段は、前記ホームページ・ドメイン名テーブル
    と、前記グループ・ホームページテーブルと、前記ドメ
    イン名・組織名テーブルとに基づいて前記アクセス者が
    属する組織名を抽出することを特徴とする請求項3記載
    のアクセス履歴分析システム。
  5. 【請求項5】 前記ホームページは、URLによって区
    別されて互いに異なる商品に係る情報を記載した複数の
    下位ページを含んでおり、前記ホームページ・ドメイン
    名テーブル生成手段は、前記下位ページ毎に前記アクセ
    ス者のドメイン名を取得するようになっていることを特
    徴とする請求項3又は4記載のアクセス履歴分析システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065635A (ja) * 2009-08-31 2011-03-31 Accenture Global Services Gmbh クロスチャネル操作を駆動するウェブサイトトリガ最適化システム

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JP2011065635A (ja) * 2009-08-31 2011-03-31 Accenture Global Services Gmbh クロスチャネル操作を駆動するウェブサイトトリガ最適化システム

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