JP2002318296A - 機器仮置きプールの間仕切りカーテン - Google Patents

機器仮置きプールの間仕切りカーテン

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JP2002318296A
JP2002318296A JP2001124565A JP2001124565A JP2002318296A JP 2002318296 A JP2002318296 A JP 2002318296A JP 2001124565 A JP2001124565 A JP 2001124565A JP 2001124565 A JP2001124565 A JP 2001124565A JP 2002318296 A JP2002318296 A JP 2002318296A
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guide
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Yoshitaka Amada
佳孝 天田
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Toshiba Plant Construction Corp
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Toshiba Plant Construction Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器仮置きプールの間仕切りカーテンのシー
ル性の向上と、その開放時に折り畳んだシートが機器の
搬送の邪魔にならないようにすること。 【解決手段】 カーテン10を開放するとき、それをプ
ールの底に降下させて、そのシートを蛇腹状に折り畳み
むこととして、それが機器吊り上げ用のワイヤと干渉す
ることを回避する。カーテン10に多数の剛性芯材12
を並列に通し,かつ垂直なカーテンガイド21によって
剛性芯材12の両端部を案内し、プールの内壁に沿って
立設したフレームにゴム製のシールを突設し、その先端
部をシートに圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所にお
ける機器仮置きプール70用の間仕切りカーテンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所における機器仮置きプール
70用の間仕切りカーテンの従来例について図9〜図1
2を参照して、説明する。ここで、図9はそのプールの
平面図、図10は図9のX−X横断面図、図11は従来
型カーテンの要部説明図、図12はその配置状態を示
す。図10に示すように、機器仮置きプール70は原子
炉建屋80内で原子炉格納容器81の最上位のレベルに
設けられる。一例としてその深さは約8m程である。そ
の原子炉格納容器81を挟んで機器仮置きプール70の
反対側には燃料貯蔵プール84が設けられている。いず
れのプールも、放射線の遮蔽剤としての機能を有する水
が湛水された状態で使用される。
【0003】機器仮置きプール70の設置目的は、原子
炉82のシュラウド等の構成機器を、交換あるいは点検
等のために一時的に留め置いたり、或いは外部に搬出す
るなどのために必要なものである。
【0004】その際、プール70の水は放射性粉塵等に
よって汚濁される。間仕切りカーテンは、この汚染の拡
大を軽減する目的で原子炉格納容器81と機器仮置きプ
ール70との間に設けられる。また、しばしばプール7
0の作業区画を仕切るためにも用いられる。
【0005】従来の間仕切りカーテンは、図11、図1
2に示すものが用いられた。即ち、図11のように、シ
ート91が下端に重錘としてのパイプ92を備えたカー
テン90と、カーテン90の巻き上げドラム93とを備
えていた。このような従来のカーテンの問題点の1つ
は、原子炉格納容器81からプール70へ、天井クレー
ンが懸垂ワイヤによって機器を水中に埋没させながら運
ぶにあたり、巻き上げドラム93が懸垂ワイヤの進路を
阻むことである。
【0006】この課題を解決するために、図12に示す
ように、カーテン90を機器の搬入ごとに巻き上げドラ
ム93に巻き上げ、これをプール70に沿ってレール上
を移動できる切断機台車94に固定して、一時的に全面
撤去させる方式が採用されていた。この方式は、機器の
搬入区画によっては、幾つものカーテン90を退去させ
る必要があり、作業性の改善が強く期待されていた。ま
た、カーテン90の機能として、本来、期待されている
汚濁水の漏出防止機能も、構造に由来して決して芳しく
なく、封止性能の向上が強く期待されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、天井クレーンによる機器搬入時
の作業性に優れ、また、封止性能がいっそう優れた機器
仮置きプールの間仕切りカーテンを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、水の張られたプールの一部を機器仮置きス
ペースとし、そのスペースと他の部分との境界に開閉自
在な間仕切り用のシートが配置されたものにおいて、複
数の芯材抱持部が設けられた屈曲自在なシート11に、
上下方向に間隔をおいて、剛性ある管状または棒状の複
数の芯材12が、前記抱持部11aを介して夫々水平方
向に配置されたカーテン10と、そのカーテン10の両
縁に上下方向に離間して設けられた複数のガイド部材2
2と、前記境界の両側に位置してプール70に立設さ
れ、夫々の前記ガイド部材22が昇降自在に案内される
一対のカーテンガイド21と、を具備することを特徴と
する機器仮置きプールの間仕切りカーテンである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記しート11の前記抱持部11aは筒状に形成さ
れ、その抱持部11aに前記芯材12が挿通され、前記
ガイド部材22は、前記芯材12の両端に環状または略
環状の金具を固定したものからなり、前記カーテンガイ
ド21は棒材または管材からなり、そのカーテンガイド
21に前記ガイド部材22が移動自在に挿通された機器
仮置きプールの間仕切りカーテンである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2において、前記カーテンは、その両側が前記カ
ーテンガイド21およびガイド部材22に案内されて、
その自重によりプールの底に降下して、そのシート11
が蛇腹状に折り畳まれように構成された機器仮置きプー
ルの間仕切りカーテンである。請求項4に記載の発明
は、請求項3において、前記カーテン10の上端部両側
がワイヤ52を介して吊られ、ワイヤ巻き上げ機構を介
して、カーテン10が昇降自在に構成され、前記カーテ
ンガイド21の下端に、一対の下ストッパ25が配置さ
れ、前記カーテン10の上昇限度で、下端に位置する前
記ガイド部材22が、前記下ストッパ25に当接される
ように構成された機器仮置きプールの間仕切りカーテン
である。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、プール70の側壁71に沿って立設固定される長尺
なフレーム41と、そのフレーム41の最下部に固定さ
れ、上面に嵌着孔32を有し、そこにカーテンガイド2
1の下端が嵌入して位置決めされる固定鞘31と、固定
鞘31の嵌着孔32と同一軸線上に中心が位置してフレ
ーム41の最上部に回動自在に取付られ、U字状の切欠
き部34を有する係止鍔33と、を具備する機器仮置き
プールの間仕切りカーテンである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記ガイド部材22に長穴状部23があり、その長
穴状部23が前記カーテンガイド21に挿通され、断面
外周が円形のカーテンガイド21の下端部外周の一部に
突設された前記下ストッパ25は、その周方向長さが前
記長穴状部23の短径より短くかつ、その半径方向突出
長さが長径方向におけるガイド部材22とカーテンガイ
ド21との隙間より小に突設され、そのカーテンガイド
21が軸線の回りに回転可能に構成された機器仮置きプ
ールの間仕切りカーテンである。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項6において、プール70の側壁71に沿って長尺なフ
レーム41が立設固定され、そのフレーム41の端縁
に、長尺な弾性変形自在なシール材60が突設固定さ
れ、前記芯材12が前記シート11の一方側表面にのみ
に配置され、そのシート11の他方側表面に前記シール
材60が圧接される機器仮置きプールの間仕切りカーテ
ンである。請求項8に記載の発明は、請求項6または請
求項7において、前記フレーム41の上端部と前記カー
テンガイド21の上端部とに夫々互い整合するピン孔が
設けられ、それらに回り止めピン35が挿脱自在に挿通
される機器仮置きプールの間仕切りカーテンである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は、本発明の機器仮置きプールの
間仕切りカーテンの要部斜視図であり、図2はそのカー
テン10の下端部におけるガイド部材22とカーテンガ
イド21との挿通状態を示す水平断面図、図3はその正
面図、図4はカーテンガイド21の上端部を抱持するた
めの係止状態(A)と開放状態(B)とを示す水平横断
面図、図5のその縦断面図、図6はカーテンガイド21
の下部の支持状態を示す説明図である。
【0015】図1に示す如く、カーテン10は丈夫で可
撓性の水密なシート11と、軽量で剛性を有するパイプ
材よりなる多数の芯材12とを有する。シート11の一
方の表面には、図1(B)(C)に示す如く、夫々水平
方向に筒状に形成された多数の抱持部11aが溶着等の
手段により並列され、夫々の抱持部11aに芯材12が
挿通される。その芯材12の両端には環状のガイド部材
22が固定される。このガイド部材22は図2、図3に
示す如く、Uボルト形の曲げ部材と、その脚部両端が固
定されたプレート片とからなり、そのプレート片が芯材
12の端に固定されている。そのガイド部材22には平
面において長穴状部23が図2のように形成され、その
短径より僅かに小さい外直径のパイプよりなるカーテン
ガイド21に夫々のガイド部材22が上下動自在に挿通
されている。
【0016】カーテンガイド21は、その上下両端が長
尺なフレーム41に固定される。またカーテンガイド2
1の下端部には、下ストッパ25が突設され、それにカ
ーテンの下端に位置するガイド部材22が当接する。図
2の状態において、カーテンガイド21をその軸線周り
に180度回転させれば、下ストッパ25とカーテンガ
イド21とは、共にガイド部材22が有するU字状の長
穴状部23を挿通できるよう、その長穴状部23と下ス
トッパ25との寸法が定められる。即ち、下ストッパ2
5の周方向長さは長穴状部23の短径より僅かに小で且
つ、その半径方向突出長さはカーテンガイド21と長穴
状部23との一方側隙間より小に形成されている。
【0017】フレーム41は、図1の如く、プール70
の内面に当接してその底面73から立設固定され、その
上端部がブラケット40を介してプールの縁部上面に固
定されている。そのフレーム41の下端には固定鞘31
が取付られ、その固定鞘31に、図6に示す如く、嵌着
孔32が上面に開口し、そこにカーテンガイド21の下
端部が嵌着して位置決め支持される。フレーム41の上
端には、図1のように、フレーム天板45が固定され、
そのフレーム天板45に係止鍔33が回動自在に軸支さ
れている。そのフレーム天板45および係止鍔33に
は、図4のように、互いに整合するU字状の切欠き部4
2、34が設けられ、係止鍔33を回動して図4(B)
の如く、夫々の切欠き部42、34を整合したときに
は、そこからカーテンガイド21の上端部を半径方向に
挿脱自在に装着できる。そして、その係止鍔33を図4
(A)のように回動したときには、カーテンガイド21
の上端部を位置決め支持できる。さらにフレーム41の
上端には、図1のように、プーリ51が軸支され、それ
にワイヤ52が巻回されている。そのワイヤ52の一端
は、最上位置にある芯材12の両端(右側省略)に止着
され、他端が図示しない手動の巻き上げ機構に連結され
ている。
【0018】また、カーテンガイド21の上端部には、
ピン型の上ストッパ24が図1および図8の如く、挿脱
自在に設けられている。さらに、その近傍でカーテンガ
イド21とフレーム41とには、図7、図1の如く回り
止めピン35が挿脱自在に挿通されるピン孔が互いに整
合するように穿設されている。図1に示す上ストッパ2
4は、最上位の芯材12が有するガイド部材22の下側
に装着されるもので、カーテンガイド21の上端部の孔
に着脱自在に挿通される。図1、図2に示す如く、フレ
ーム41の側部先端縁には、細長いゴム板からなるシー
ル60が突設され、その先端部がシート11の非芯材1
2側に圧接されている。なお、カーテン10の最下端の
芯材12にも、同様のゴム製シートを設けることができ
る。それらは、そのカーテン10の最下端とプールの底
面73との間および、フレーム41とカーテン10との
間の隙間を塞ぐものである。
【0019】
【作用】次に図面を参照して、上記各種の機器仮置きプ
ールの間仕切りカーテンの作用を説明する。図1に示す
ように、カーテン10が剛性のある多数の水平な芯材1
2を備えたので、芯材12を利用してシート11を拘束
することが可能となった。このため、プール70内の細
分化作業のために生ずる湛水の僅かな流動によって発生
していたカーテン10の伸びや揺らぎを確実に防ぐこと
が可能となった。また、芯材12を単一平面に拘束する
ことにより、図2に示すように、カーテン10とフレー
ム41との隙間13をわずかな一定間隔に保つことが可
能となり、シール機構60を併設できるようになった。
これにより、カーテン10による区画を越えた濁水の混
合を著しく低減できるようになった。
【0020】図1において、作業員がプール70の縁に
立って上ストッパ24を外せば、ガイド部材22はカー
テンガイド21に沿って降下しようとする。このとき、
巻き上げ機を回転してワイヤ52を緩めれば、最上段の
芯材12と共に各芯材12が降下し、それらをプールの
底に沈めて、カーテン10を開くことができる。それに
より、図11、図12に示す従来例では不可能であった
が、原子炉格納容器81内の機器を天井クレーンによっ
て懸垂し、水中に埋没させながらプール70に移送する
ことが可能となった。
【0021】その後、逆に巻き上げ機を逆転して最上段
の芯材12を上昇させれば、最下段の芯材12は下スト
ッパ25によって上昇を阻まれているから、カーテン1
0を閉じることができる。ここで上ストッパ24を装着
すれば、上ストッパ24がカーテン10の重量を支持
し、ワイヤ52の伸びを防いで、閉鎖中のカーテン10
を平面状に保つことができる。これは後述するシールを
効果的に機能させるのに有用である。図1、図4、図5
ににおいて、係止鍔33には、カーテンガイド21を次
のようにして装着することができる。まず、係止鍔33
を回動させ、その切欠き部34とフレーム天板45の切
欠き部42とを整合させる。すなわち、切欠き部34を
開く。次に、開いた切欠き部34にカーテンガイド21
の軸線を合わせて嵌入し、その後、係止鍔33を180
度回動させる。すなわち、切欠き部34を閉じる。
【0022】この際、図1に示すように、カーテンガイ
ド21にカーテン10のガイド部材22を挿通し、上ス
トッパ24を最上位の芯材12の下側に装着したのち
に、最上位の芯材12を水平にして吊り上げる。このと
き、下ストッパ25が最下位の芯材12の上にあること
を確認する。また、カーテンガイド21を下ストッパ2
5がガイド部材22と係合できるように互いに外向きに
回転させる。次に、カーテンガイド21を切欠き部34
が開いた係止鍔33に嵌入させ、切欠き部34を閉じ、
係止鍔33への装着を完了させる。引き続き、順次、カ
ーテンガイド21を降下させ、嵌着孔32への装着を完
了する。
【0023】更に回り止めピン35を装着する。回り止
めピン35はカーテンガイド21の回動を防ぎ、下スト
ッパ25の機能を確実に発揮させることができる。以上
のようにしてプール70に湛水したままの状態で、カー
テン10及びカーテンガイド21の装着を能率的に完了
することができる。また、カーテンガイド21及びカー
テン10の撤去は、プール70に湛水したままの状態
で、装着操作と逆手順で実現できるので、説明を省略す
る。図1において、カーテン10の開閉は、その自重に
抗して図示しない巻き上げ機を回転させ、ワイヤ52を
巻き取り、或いは緩めることによってカーテン10の最
上段の芯材12を上下させてカーテン10の開閉を行う
ことができる。
【0024】図2に示すシール手段は、フレーム41に
装着されたシール材60が、その弾性によって側壁71
或いはカーテン10に押し付けられてシール機能を発揮
する。従って、カーテン10による区画を漏れて生ずる
濁水の混合を大幅に軽減できる。なお、カーテンの上端
縁部のみに、濾過材を有する通水部を設けることもでき
る。この通水部が無い場合には、間仕切りカーテン内で
使用されるジェットカッタの作動水が、区画の水位を高
める作用をする場合が想定される。するとその落差によ
り、間仕切りカーテンのどこかの隙間を経由して、プー
ル70から原子炉格納容器81側に向かう流れを形成す
る虞が考えられる。この流れが塵埃を運び、間仕切りカ
ーテンが目指す本来の機能を低下させるので、それを防
止する。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、カーテン10がシート11と芯材12とによって
構成され、カーテンの両縁がカーテンガイド21によっ
て案内されるので、波等によりカーテンが揺れることを
防止して、カーテン10とフレーム等の間に隙間が生じ
るを防ぎ、間仕切りを越える濁水の拡散を無くすことが
できる。請求項3に記載の発明によれば、カーテン10
をプールの底部に折り畳むことができるので、機器を水
中に埋没させながら原子炉格納容器81からプール70
へ搬入するに当たり、カーテン10と天井クレーンの懸
垂ワイヤとが干渉することを防ぐ。そのためクレーン作
業ごとに撤去していた従来のカーテンのような面倒な作
業がなくなる。請求項7に記載の発明によれば、シール
材60がシート11の平面側に圧接されるので、水の拡
散を更に低減した機器仮置きプールの間仕切りカーテン
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機器仮置きプールの間仕切りカーテン
の要部斜視図。
【図2】同間仕切りカーテンのカーテンガイド21の下
部におけるガイド部材の挿通状態を示す水平断面図。
【図3】同正面図。
【図4】同間仕切りカーテンのカーテンガイド21の上
端部を支持する係止鍔33の平面説明図。
【図5】同縦断面図
【図6】同間仕切りカーテンのカーテンガイド21の下
端部の支持状態の説明図。
【図7】同間仕切りカーテンのカーテンガイド21の回
り止め説明図。
【図8】同間仕切りカーテンのカーテンガイド21の上
端部に設けられた上ストッパ24の説明図。
【図9】原子炉建屋80の1例について、機器仮置きプ
ールの説明的平面図。
【図10】図9のX−X断面図。
【図11】従来のカーテン90の要部説明図。
【図12】同取付状態の説明図。
【符号の説明】
10 カーテン 11 シート 11a 抱持部 12 芯材 13 隙間 21 カーテンガイド 22 ガイド部材 23 長穴状部 24 上ストッパ 25 下ストッパ 31 固定鞘 32 嵌着孔 33 係止鍔 34 切欠き部 35 回り止めピン 40 ブラケット 41 フレーム 42 切欠き部 45 フレーム天板 51 プーリ 52 ワイヤ 60 シール材 70 (機器仮置き)プール 71 側壁 73 底面 80 原子炉建屋 81 原子炉格納容器 82 原子炉 83 圧力容器 84 燃料貯蔵プール 90 カーテン 91 シート 92 パイプ 93 巻き上げドラム 94 切断機移送台車

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の張られたプールの一部を機器仮置き
    スペースとし、そのスペースと他の部分との境界に開閉
    自在な間仕切り用のシートが配置されたものにおいて、 複数の芯材抱持部が設けられた屈曲自在なシート(11)
    に、上下方向に間隔をおいて、剛性ある管状または棒状
    の複数の芯材(12)が、前記抱持部(11a) を介して夫々水
    平方向に配置されたカーテン(10)と、 そのカーテン(10)の両縁に上下方向に離間して設けられ
    た複数のガイド部材(22)と、 前記境界の両側に位置してプール(70)に立設され、夫々
    の前記ガイド部材(22)が昇降自在に案内される一対のカ
    ーテンガイド(21)と、を具備することを特徴とする機器
    仮置きプールの間仕切りカーテン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記シート(11)の前記抱持部(11a) は筒状に形成され、
    その抱持部(11a) に前記芯材(12)が挿通され、 前記ガイド部材(22)は、前記芯材(12)の両端に環状また
    は略環状の金具を固定したものからなり、 前記カーテンガイド(21)は棒材または管材からなり、そ
    のカーテンガイド(21)に前記ガイド部材(22)が移動自在
    に挿通された機器仮置きプールの間仕切りカーテン。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記カーテン(10)は、その両側が前記カーテンガイド(2
    1)およびガイド部材(22)に案内されて、その自重により
    プールの底に降下して、そのシート(11)が蛇腹状に折り
    畳まれように構成された機器仮置きプールの間仕切りカ
    ーテン。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記カーテン(10)の上端部両側がワイヤ(52)を介して吊
    られ、ワイヤ巻き上げ機構を介して、カーテン(10)が昇
    降自在に構成され、 前記カーテンガイド(21)の下端に、一対の下ストッパ(2
    5)が配置され、 前記カーテン(10)の上昇限度で、下端に位置する前記ガ
    イド部材(22)が、前記下ストッパ(25)に当接されるよう
    に構成された機器仮置きプールの間仕切りカーテン。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 プール(70)の側壁(71)に沿って立設固定される長尺なフ
    レーム(41)と、 そのフレーム(41)の最下部に固定され、上面に嵌着孔(3
    2)を有し、そこにカーテンガイド(21)の下端が嵌入して
    位置決めされる固定鞘(31)と、 固定鞘(31)の嵌着孔(32)と同一軸線上に中心が位置して
    フレーム(41)の最上部に回動自在に取付られ、U字状の
    切欠き部(34)を有する係止鍔(33)と、を具備する機器仮
    置きプールの間仕切りカーテン。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ガイド部材(22)に長穴状部(23)があり、その長穴状
    部(23)が前記カーテンガイド(21)に挿通され、 断面外周が円形のカーテンガイド(21)の下端部外周の一
    部に突設された前記下ストッパ(25)は、その周方向長さ
    が前記長穴状部(23)の短径より短くかつ、その半径方向
    突出長さが長径方向におけるガイド部材(23)とカーテン
    ガイド(21)との隙間より小に突設され、そのカーテンガ
    イド(21)が軸線の回りに回転可能に構成された機器仮置
    きプールの間仕切りカーテン。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6において、 プール(70)の側壁(71)に沿って長尺なフレーム(41)が立
    設固定され、 そのフレーム(41)の端縁に、長尺な弾性変形自在なシー
    ル材(60)が突設固定され、 前記芯材(12)が前記シート(11)の一方側表面にのみに配
    置され、そのシート(11)の他方側表面に前記シール材(6
    0)が圧接される機器仮置きプールの間仕切りカーテン。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、 前記フレーム(41)の上端部と前記カーテンガイド(21)の
    上端部とに夫々互い整合するピン孔が設けられ、それら
    に回り止めピン(35)が挿脱自在に挿通される機器仮置き
    プールの間仕切りカーテン。
JP2001124565A 2001-04-23 2001-04-23 機器仮置きプールの間仕切りカーテン Pending JP2002318296A (ja)

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DE102013222280A1 (de) * 2013-11-01 2014-11-20 Areva Gmbh Brennelementlagerbecken eines Kernkraftwerks

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