JP2002317934A - ストーブ - Google Patents

ストーブ

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JP2002317934A
JP2002317934A JP2001122364A JP2001122364A JP2002317934A JP 2002317934 A JP2002317934 A JP 2002317934A JP 2001122364 A JP2001122364 A JP 2001122364A JP 2001122364 A JP2001122364 A JP 2001122364A JP 2002317934 A JP2002317934 A JP 2002317934A
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flue
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stove
case
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JP2001122364A
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Yoshihiro Tokai
良寛 東海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱効率を向上することができるストーブを提
供する。 【解決手段】 本体ケース12の左右両側方に煙道1
6,17を形成する煙道ケース18,19を配設する。
この煙道16,17と燃焼室13の前端部を連通部2
0,21により連通する。煙道16,17の後端部を連
通部22により連通する。連通部22に煙突23を接続
する。燃焼室13内で薪等が燃焼されると、燃焼ガス
は、連通部20,21、煙道16,17及び連通部22
を通って煙突23に導かれるので、熱交換が効率的に行
われ、熱効率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱効率を向上する
ことができるストーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】暖房しようとする空間が非常に大きい場
所では、石油や電力に比較して安価な薪や石炭を用いた
大型のストーブが利用されることが多い。このストーブ
として縦長円筒状に鋳造されたものや、例えば5mm程
度の鉄板を四角筒状に溶接したものがある。このストー
ブの上端部には、煙突が接続され、室外に燃焼ガスや灰
を外部に排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ストーブは、燃焼室を形成する本体ケースに直接煙突が
接続されていたので、燃焼室から温度の高い燃焼ガスや
不完全燃焼ガスあるいは灰が屋外に排出され、熱効率を
向上することができないという問題があった。
【0004】本発明は、熱効率を向上することができる
ストーブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、本体ケースの前面に設
けた開口部に蓋を開閉可能に装着し、前記本体ケースの
左右両側方に一対の煙道を形成した煙道ケースを設け、
該両煙道ケースの端部を連通部により前記本体ケースの
内部燃焼室とそれぞれ連通し、両煙道ケースの他端部を
連通部により互いに連通し、該連通部に煙突を接続可能
に構成したことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記本体ケースの左右両外側壁と左右の両煙道ケー
スを形成する内側壁との間には室内の空気を上方に対流
させるための気流上昇用通路が形成されていることを要
旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記本体ケースは四角筒状に形成され、煙道
ケースは縦断面が縦長四角筒状に、かつ水平断面が逆U
字状に形成され、その前端部は前記連通部により本体ケ
ースの内部空間とそれぞれ連通され、後端連通部には煙
突の接続口が設けられていることを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
において、前記煙道ケースは、本体ケースの高さよりも
高く形成されていることを要旨とする。請求項5に記載
の発明は、請求項2〜4のいずれか一項において、前記
本体ケース及び両煙道ケースの上方には前記気流上昇用
通路を通して上方に移動する空気を左右両側方に偏向さ
せるための偏向板が設けられていることを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したストー
ブの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0010】ストーブ11を構成する本体ケース12
は、例えば厚さ5mmの鉄板を溶接して前後方向に長い
四角筒状に形成されている。本体ケース12の前面に
は、燃焼室13へ燃料を供給するための開口部14が設
けられている。該開口部14には空気導入口15aを形
成した蓋15がヒンジにより開閉可能に、かつロック機
構により閉鎖状態を保持可能に装着されている。前記本
体ケース12の左右両側方には、所定の間隔をおいて左
右一対の煙道16、17を形成する煙道ケース18、1
9が装着されている。該両煙道ケース18、19の前端
部は、前記本体ケース12の燃焼室13と連通部20、
21によりそれぞれ連通されている。両煙道ケース1
8、19の後端部は連通部22により互いに連通され、
該連通部22に煙突23を接続するフランジ24が設け
られている。このフランジ24は図1,3,4に実線で
示す垂直方向から鎖線で示すように横方向に変更しても
よい。前記各連通部20,21,22も例えば厚さ5m
mの鉄板を溶接して+形成されている。
【0011】前記両煙道ケース18、19は、四つの脚
部25、26により床面に支持されている。前記本体ケ
ース12の左右両外側壁と左右の両煙道ケース18、1
9の内側壁との間には空気を上方に流動して室内の空気
を対流させるための気流上昇用通路27、28が形成さ
れている。
【0012】前記煙道ケース18、19及び連通部22
は図2,3に示すように縦断面が縦長四角筒状に、かつ
水平断面が図4に示すように逆U字状に形成されてい
る。前記煙道16,17を形成する煙道ケース18、1
9は、図2に示すように本体ケース12の高さよりも高
く形成されている。
【0013】前記のように構成されたストーブ11は、
例えば図5に示すように家屋31の一階の床32の下側
空間に配設される。この床下をストーブ11で暖房する
場合には、ストーブ11と床32の間に図5及び図6に
示すように偏向板33を水平に配置して、前記気流上昇
用通路27,28から上昇する加熱空気を水平方向に偏
向する。前記床32は杉の角材を連結して構成されてい
る。又、地面Gには軽量気泡コンクリート材(ALC)
よりなるプレートが敷かれ、その下にはコンクリートが
打設されている。
【0014】前記蓋15を開放して燃焼室13内に薪等
の燃料を入れて燃焼させると、蓋15に設けた空気導入
口15aから室内の空気が流入して、燃料の燃焼に必要
な酸素が供給される。燃料の燃焼により発生した二酸化
炭素等の燃焼ガスは本体ケース12を加熱した後、両連
通部20,21から煙道ケース18,19内の煙道1
6,17を流れて、連通部22で合流し、その後、フラ
ンジ24から煙突23に流入し、屋外に排出される。
【0015】次に、前記のように構成したストーブ11
について、その効果を構成とともに列記する。 (1)上記実施形態では、本体ケース12の左右両側方
に煙道ケース18,19を設け、燃焼室13の前端部と
煙道16,17の前端部とを連通部20,21により連
通し、後端部を連通部22により連通し、該連通部22
に煙突23を接続するようにした。このため、燃焼室1
3で燃焼したガスが図3,4に矢印で示すように連通部
20,21、煙道16,17及び連通部22を通して煙
突23に導かれる。この間に室内の空気を加熱するの
で、加熱された燃焼ガスの熱エネルギーにより室内の空
気を効率良く加熱することができ、熱効率を向上するこ
とができる。
【0016】(2)前記実施形態では、本体ケース12
及び煙道ケース18,19を脚部25,26により所定
高さ位置に持ち上げ、本体ケース12と煙道ケース1
8,19の間には気流上昇用通路27,28を形成し
た。このため、本体ケース12の下方の空気が図2に矢
印で示すように気流上昇用通路27,28を通って上方
に流れ、この上昇空気流により床下空間に対流が生じて
床下空間を均等に加熱することができる。
【0017】この床下空間が均等に加熱されることによ
り、家屋の一階空間がほぼ均等に加熱されるとともに、
二階の空間もほぼ均等に加熱されるので、家屋の暖房を
適正に行うことができる。
【0018】(3)前記実施形態では、ストーブ11と
床32の間に偏向板33を水平に配設したので、ストー
ブ11の直上の床32の局部的な過加熱を防止すること
ができる。
【0019】(4)前記実施形態において、床32の材
料として杉の角材を用いたので、ストーブ11により床
32が加熱されると、その熱容量が大きいので、室内の
暖房を適正に行うことができる。
【0020】(5)煙道ケース18,19の高さを本体
ケース12の高さよりも高くしたので、最も温度の高い
本体ケース12を側方から遮蔽することができる。な
お、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
【0021】○ ストーブ11を床32上にて使用する
ようにしてもよい。 ○ 気流上昇用通路27,28を省略してもよい。 ○ 本体ケース12の燃焼室13に灯油や燃料ガスの燃
焼装置を配置してもよい。この場合には、自動着火する
構造が考えられる。
【0022】○ 本体ケース12の上方に煙道を形成す
る煙道ケースを水平方向に配設してもよい。 ○ 前記実施形態では四角箱状の本体ケース12を用い
たが、円筒状に形成したケースを用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明はスト
ーブの燃料の熱効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のストーブの一実施形態を示す斜視
図。
【図2】 ストーブの横断面図。
【図3】 ストーブの中央部縦断面図。
【図4】 ストーブの平断面図。
【図5】 ストーブの使用状態を示す略体正面図。
【図6】 ストーブの使用状態を示す拡大断面図。
【符号の説明】
12…本体ケース、13…内部燃焼室、14…開口部、
15…蓋、16,17…煙道、18,19…煙道ケー
ス、20,21…連通部、22…連通部、23…煙突、
27,28…気流上昇用通路、33…偏向板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(12)の前面に設けた開口
    部(14)に蓋(15)を開閉可能に装着し、前記本体
    ケース(12)の左右両側方に一対の煙道(16,1
    7)を形成した煙道ケース(18,19)を設け、該両
    煙道ケース(18,19)の端部を連通部(20,2
    1)により前記本体ケース(12)の内部燃焼室(1
    3)とそれぞれ連通し、両煙道ケース(18,19)の
    他端部を連通部(22)により互いに連通し、該連通部
    (22)に煙突(23)を接続可能に構成したことを特
    徴とするストーブ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記本体ケース(1
    2)の左右両外側壁と左右の両煙道ケース(18,1
    9)を形成する内側壁との間には室内の空気を上方に対
    流させるための気流上昇用通路(27,28)が形成さ
    れているストーブ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記本体ケー
    ス(12)は四角筒状に形成され、煙道ケース(18,
    19)は縦断面が縦長四角筒状に、かつ水平断面が逆U
    字状に形成され、その前端部は前記連通部(20,2
    1)により本体ケース(12)の内部空間とそれぞれ連
    通され、後端連通部(22)には煙突の接続口(24)
    が設けられているストーブ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記煙道ケー
    ス(18,19)は、本体ケース(12)の高さよりも
    高く形成されているストーブ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記本体ケース(12)及び両煙道ケース(18,1
    9)の上方には前記気流上昇用通路(27,28)を通
    して上方に移動する空気を左右両側方に偏向させるため
    の偏向板(33)が設けられているストーブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516594A (ja) * 2010-01-08 2013-05-13 カジュフラップ 燃焼制御器を備えた加熱装置
JP2014234991A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 有限会社上原工業所 薪ストーブ

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