JP2002317553A - 管状建築素材、仮設足場用支持部材及び仮設足場 - Google Patents

管状建築素材、仮設足場用支持部材及び仮設足場

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JP2002317553A
JP2002317553A JP2001122365A JP2001122365A JP2002317553A JP 2002317553 A JP2002317553 A JP 2002317553A JP 2001122365 A JP2001122365 A JP 2001122365A JP 2001122365 A JP2001122365 A JP 2001122365A JP 2002317553 A JP2002317553 A JP 2002317553A
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Haruyuki Nishida
晴幸 西田
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SAN RENTAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】エラストマーまたはゴムである制振高分子
材からなる振動吸収体5,6を管材2の外周面4に複数
箇所で押さえ付けて接触させる保持手段7を備えてい
る。保持手段7は、ボルト9とナット12とからなる締
付部8を備えている。ボルト9の雄ねじ部11は管材2
を貫通している。ナット12を締め付けると、各振動吸
収体5,6はボルト9の頭部10とナット12との間で
管材2の外周面4に対し一括して圧接される。 【効果】管材2が他の物と当たった場合に管材2で生じ
る振動が吸収され易くなって伝播しにくくなり、管材2
から発生する騒音を確実に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種用途の管状
建築素材、例えば、建築現場などで作業員のために仮設
足場を縦横の支持桿により組み付ける場合に互いに隣接
して連結される仮設足場用支持部材、並びに、その支持
部材を利用した仮設足場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平1−284671号
公報にかかる仮設資材の制振構造では、同公報の第1,
2図に示すように、制振リング2が管体1の外周に挿嵌
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管体1の外径
に対し制振リング2の内径が合わなかったり制振リング
2が伸びたりした場合、制振リング2の内周面と管体1
の外周面との間で緩みが生じ易くなり、管体1が他の物
と当たった場合に、管体1で生じる振動が十分に吸収さ
れにくくなるおそれがあった。
【0004】本発明は、管材(上記管体1に該当)で生
じる振動を吸収し易くして、管材から発生する騒音を確
実に抑えることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1〜5に示す第一実施形態、図6に示す
第二実施形態、図7に示す第三実施形態、図8に示す第
四実施形態、図9に示す第五実施形態)の符号を援用し
て本発明を説明する。
【0006】* 請求項1の発明 この発明にかかる管状建築素材(1)は、制振高分子材
からなる振動吸収体(5,6)を管材(2)の外周面
(4)に押さえ付けて接触させる保持手段(7)を備え
ている。この発明では、保持手段(7)により振動吸収
体(5,6)を管材(2)の外周面(4)に対し確実に
圧接させることができる。従って、管材(2)が他の物
と当たった場合に、管材(2)で生じる振動が吸収され
易くなって伝播しにくくなり、管材(2)から発生する
騒音を確実に抑えることができる。
【0007】* 請求項2の発明 この発明は、請求項1の発明を前提として下記のように
構成されている。前記保持手段(7)は、管材(2)の
外周面(4)に対し複数箇所で接触する複数の振動吸収
体(5,6)をそれぞれ管材(2)の外周面(4)に押
さえ付ける複数の圧接部(第一実施形態ではボルト9の
頭部10及びナット12、第二実施形態ではボルト9の
頭部10及び圧接体13、第三実施形態及び第四実施形
態では両圧接体13、第五実施形態ではナット12及び
圧接体13)と、この各圧接部(10,12,13)に
圧接力(F)を一括して付与する締付部(8)とを有し
ている。この発明では、保持手段(7)の締付部(8)
により複数の振動吸収体(5,6)をまとめて管材
(2)の外周面(4)に圧接する。従って、簡単な構造
の保持手段(7)により、請求項1の発明の効果を発揮
させることができる。
【0008】* 請求項3の発明 この発明は、請求項2の発明を前提として下記のように
構成されている。前記締付部(8)は、管材(2)を貫
通する連結部(ボルト9の雄ねじ部11)と、管材
(2)の外周面(4)でこの連結部(11)に設けた各
挟持部(第一実施形態、第二実施形態、第四実施形態及
び第五実施形態ではボルト9の頭部10及びナット1
2、第三実施形態では両ナット12)とを有している。
前記各圧接部(10,12,13)は、この締付部
(8)の各挟持部(10,12)の相対動により、各振
動吸収体(5,6)を管材(2)の外周面(4)に押さ
え付ける。この発明では、保持手段(7)の締付部
(8)の一部である連結部(11)が管材(2)に貫通
されている。従って、より一層簡単な構造の保持手段
(7)により、請求項2の発明の効果を発揮させること
ができる。
【0009】* 請求項4の発明 この発明は、請求項3の発明を前提として下記のように
構成されている。前記締付部(8)において、各挟持部
(10,12)の一部または各挟持部(10,12)の
全部が連結部(11)に対し螺合されて各挟持部(1
0,12)が相対動する。この発明では、各挟持部(1
0,12)がねじ機構により相対動する。従って、より
一層簡単な構造の保持手段(7)により、請求項3の発
明の効果を発揮させることができる。
【0010】* 請求項5の発明 この発明は、請求項1から請求項4のうちいずれかの請
求項の発明を前提として下記のように構成されている。
【0011】前記振動吸収体(5,6)を構成する制振
高分子材は、エラストマーまたはゴムからなる。この発
明では、この振動吸収体(5,6)により、管材(2)
で生じる振動を確実に吸収ことができる。従って、請求
項1から請求項4のうちいずれかの請求項の発明の効果
をより一層確実に発揮させることができる。
【0012】* 請求項6の発明 この発明にかかる仮設足場用支持部材は下記のように構
成されている。この仮設足場用支持部材は、仮設足場
(21)を組み付ける縦横の支持桿(22,23)を備
えている。この各支持桿(22,23)のうち一部また
は全部の支持桿(22,23)は、請求項1から請求項
5のうちいずれかの請求項の発明に記載の管状建築素材
(1)である。
【0013】この発明では、支持桿(22,23)が他
の物と当たった場合に、支持桿(22,23)で生じる
振動が吸収され易くなって伝播しにくくなる。従って、
仮設足場用支持部材において請求項1から請求項5のう
ちいずれかの請求項の発明の効果を発揮し、仮設足場
(21)を組み付ける場合に騒音を抑えることができ
る。
【0014】* 請求項7の発明 この発明にかかる仮設足場用支持部材は下記のように構
成されている。この仮設足場用支持部材は、仮設足場
(21)を縦横の支持桿(22,23)により組み付け
る場合に互いに隣接して連結される第一及び第二の支持
桿(22,23)のうち、第一の支持桿(22)に設け
た連結孔(連結筒29)に対し打ち込まれる連結突部
(30)を有する第二の支持桿(23)を備えている。
この第二の支持桿(23)は、請求項1から請求項5の
うちいずれかの請求項の発明に記載の管状建築素材
(1)である。前記振動吸収体(5,6)及び保持手段
(7)は前記連結突部(30)の付近でこの第二の支持
桿(23)に設けられている。
【0015】第一の支持桿(22)の連結孔(29)に
対し第二の支持桿(23)の連結突部(30)を打ち込
む場合には、この連結突部(30)の近隣で第二の支持
桿(23)を殴打する。この発明では、その殴打時の振
動が吸収され易くなって伝播しにくくなる。従って、仮
設足場用支持部材において請求項1から請求項5のうち
いずれかの請求項の発明の効果を発揮し、仮設足場(2
1)を組み付ける場合に騒音を抑えることができる。
【0016】* 請求項8の発明 この発明にかかる仮設足場(21)は下記のように構成
されている。この仮設足場(21)は、互いに隣接する
各支持桿(22,23)を組み付ける連結構造部(2
8)を備えている。この各支持桿(22,23)のうち
一部または全部の支持桿(22,23)は、請求項6ま
たは請求項7に記載の仮設足場用支持部材である。この
発明では、仮設足場(21)において、請求項6または
請求項7に記載の発明の効果を発揮させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第一実施形態〕まず、本発明の
第一実施形態にかかる管状建築素材を図1〜2を参照し
て説明する。
【0018】図1に示す管状建築素材1において、所定
長さの管材2は中空部2aを有する断面円筒状をなし、
その管材2の両端部及び中間部にはそれぞれ制振構造部
3が組み込まれている。この各制振構造部3において
は、図2に示すように、管材2の外周面4の両側にそれ
ぞれ振動吸収体5,6が当てがわれ、これらの振動吸収
体5,6を管材2の外周面4に押さえ付けて接触させる
保持手段7を備えている。この保持手段7において締付
部8は、頭部10(挟持部)と雄ねじ部11(連結部)
とからなるボルト9と、ナット12(挟持部)とからな
る。このボルト9の雄ねじ部11は前記両振動吸収体
5,6を通して管材2に貫通されている。このボルト9
の頭部10(圧接部)は一方の振動吸収体5を管材2の
外周面4との間で挟持して圧接している。このナット1
2(圧接部)はこの雄ねじ部11に螺合されて他方の振
動吸収体6を管材2の外周面4との間で挟持して圧接し
ている。このナット12を締め付けてボルト9の頭部1
0に近付けると、このナット12と頭部10とが相対動
して前記両振動吸収体5,6に対し圧接力Fを一括して
付与する。そのため、管材2の外周面4に対し二箇所で
接触する両振動吸収体5,6はそれぞれ管材2の外周面
4に押さえ付けられる。
【0019】前記振動吸収体5,6は、エラストマーま
たはゴムなどの制振高分子材により成形されている。よ
り具体的には、高分子材として、天然ゴム、イソプレン
ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコー
ンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ナイロン、ポリエチレン発泡体、
発泡ポリウレタンなどを利用する。特に、制振性の高い
高分子材として、ノルボルネンゴム、ブチルゴム、シリ
コーンゴム、シリコーンゲル、エチレンアクリル酸エス
テル、ウレタンゴム、アクリルゴム、ニトリルゴムなど
を利用する。
【0020】<前記管状建築素材1の応用例>図3,4
に示す仮設足場21においては、外壁Wなどに沿って複
数本の縦支持桿22と複数本の横支持桿23とが互いに
連結されて組み付けられる。この縦支持桿22は、外壁
W等の高さに応じて複数本用意され、仮設足場21を組
み付ける場合に一本の支柱24として互いに連結され
る。この支柱24は、外壁W等の幅に応じて複数本用意
され、外壁W等に沿って並設される。この横支持桿23
は、必要な段数に応じて複数本用意され、各段ごとに、
互いに隣接する両支柱24間で両持ち梁状に架設される
両持ち横桿25と、各支柱24と外壁W等との間で各支
柱24に対し片持ち梁状に支持される片持ち横桿26な
どからなる。互いに隣接するこの両片持ち横桿26間に
足台27が載置される。
【0021】前記仮設足場21の各段ごとに前記縦支持
桿22と前記横支持桿23(両持ち横桿25または片持
ち横桿26)とを互いに組み付ける連結構造部28にお
いて、金属円管からなる縦支持桿22の外周には四個の
金属製連結筒29(連結孔)が取着されている。また、
この連結構造部28において、金属円管からなる横支持
桿23で両持ち横桿25の両端部及び片持ち横桿26の
一端部には金属製連結突部30が取着されている。この
両持ち横桿25または片持ち横桿26において連結突部
30をハンドハンマー31により殴打すると、これらの
横桿25,26の連結突部30を縦支持桿22の連結筒
29に打ち込むことができ、これらの横桿25,26と
縦支持桿22とが互いに連結される。
【0022】図1及び図2で例示した管状建築素材1
や、その制振構造部3と同様な制振構造部を有する管状
建築素材(図示せず)は、適宜加工され、前記縦支持桿
22や横支持桿23(両持ち横桿25または片持ち横桿
26)として利用されている。例えば、図4に示すよう
に、この横支持桿23において連結突部30の付近にあ
る制振構造部3では、この連結突部30の端部とこの制
振構造部3の端部(ボルト9の頭部10またはナット1
2)との間にあって長手方向Pでの最短距離をLとした
場合、この距離Lを15cm以下、好ましくは0cm≦
L≦10cm、さらに好ましくは0cm≦L≦7.5c
mに設定する。
【0023】図3,4に示す仮設足場21において、縦
支持桿22及び横支持桿23は、その制振構造部3でボ
ルト9の雄ねじ部11の軸線を長手方向Pに対し垂直に
交差させるように、組み付けられている。そのほか、図
5に示すように、この軸線を長手方向Pに対し水平に交
差させるようにしてもよい。
【0024】〔他の実施形態〕図6〜9に示す各実施形
態は、第一実施形態と比較して、制振構造部3を下記の
ように変更している。
【0025】* 図6に示す第二実施形態管材2の外周
面4に対する両振動吸収体5,6の圧接面積を大きくす
るために、両振動吸収体5,6を周方向へ延設して断面
円弧形状にしている。一方の振動吸収体5側では、ボル
ト9の頭部10(圧接部、挟持部)にあって振動吸収体
5に対する圧接面を円弧形状にしている。他方の振動吸
収体6側では、ナット12(挟持部)以外に圧接体13
(圧接部)を振動吸収体6とナット12との間に介在さ
せ、この圧接体13にあって振動吸収体6に対する圧接
面を円弧形状にしている。また、図示しないが、前記ナ
ット12を前記圧接体13に埋め込んでもよい。
【0026】* 図7に示す第三実施形態 管材2の外周面4に対する両振動吸収体5,6の圧接面
積を大きくするために、両振動吸収体5,6を周方向へ
延設して断面円弧形状にしている。ボルト9において頭
部10を省略している。両振動吸収体5,6側では、ボ
ルト9の雄ねじ部11に螺合されたナット12(挟持
部)以外に圧接体13(圧接部)を振動吸収体5,6と
ナット12との間に介在させ、この圧接体13にあって
振動吸収体5,6に対する圧接面を円弧形状にしてい
る。また、図示しないが、前記両ナット12を前記両圧
接体13に埋め込んでもよい。
【0027】* 図8に示す第四実施形態 管材2の外周面4に対する両振動吸収体5,6の圧接面
積をさらに大きくするために、両振動吸収体5,6を周
方向へさらに延設して断面円弧形状にしている。両振動
吸収体5,6側では、ボルト9の頭部10(挟持部)及
びナット12(挟持部)以外に圧接体13(圧接部)を
振動吸収体5,6と頭部10及びナット12との間に介
在させている。この両圧接体13は、頭部10及びナッ
ト12に面する外側圧接部14と、振動吸収体5,6に
面する内側圧接部15とに分割されている。この外側圧
接部14にあって内側圧接部15に対する圧接面を円弧
形状にしている。この内側圧接部15にあって振動吸収
体5,6に対する圧接面を円弧形状にしている。また、
図示しないが、前記頭部10及びナット12を前記両圧
接体13の外側圧接部14に埋め込んでもよい。
【0028】* 図9に示す第五実施形態 管材2の外周面4に対する両振動吸収体5,6の圧接面
積を大きくするために、両振動吸収体5,6を周方向へ
延設して断面円弧形状にしている。一方の振動吸収体5
側では、止めねじ9の頭部10(挟持部)以外に圧接体
13(圧接部)を振動吸収体5と頭部10との間に介在
させ、この圧接体13に頭部10を埋め込んでいる。他
方の振動吸収体6側では、ナット12(圧接部、挟持
部)にあって振動吸収体6に対する圧接面を円弧形状に
している。
【0029】* そのほか、図示しないが、前記第一実
施形態や第四実施形態において、ボルト9とナット12
とからなる締付部8に代え、リベットなど、他の締結手
段を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態にかかる管状建築素材を示す斜
視図である。
【図2】 (a)は上記管状建築素材の制振構造部を図
1のX−X線で切断して見た部分拡大断面図であり、
(b)は同じく図1のY−Y線で切断して見た部分拡大
断面図である。
【図3】 (a)は上記管状建築素材を縦横の支持桿と
して利用した仮設足場の一例を示す部分正面図であり、
(b)は同じく仮設足場を示す部分側面図である。
【図4】 (a)は上記仮設足場で縦支持桿の連結筒に
横支持桿の連結突部を挿入する前の状態を示す部分断面
図であり、(b)は同じく挿入後の状態を示す部分断面
図である。
【図5】 (a)は上記管状建築素材を縦横の支持桿と
して利用した仮設足場の別例を示す斜視図であり、
(b)及び(c)はこの仮設足場の横支持桿を示す斜視
図である。
【図6】 第二実施形態にかかる管状建築素材において
その制振構造部を示す部分拡大断面図である。
【図7】 第三実施形態にかかる管状建築素材において
その制振構造部を示す部分拡大断面図である。
【図8】 第四実施形態にかかる管状建築素材において
その制振構造部を示す部分拡大断面図である。
【図9】 第五実施形態にかかる管状建築素材において
その制振構造部を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…管状建築素材、2…管材、4…外周面、5,6…振
動吸収体、7…保持手段、8…締付部、9…ボルト、1
0…ボルト頭部(圧接部、挟持部)、11…ボルト雄ね
じ部(連結部)、12…ナット(圧接部、挟持部)、1
3…圧接体(圧接部)、21…仮設足場、22…縦支持
桿、23…横支持桿、29…連結筒(連結孔)、30…
連結突部、F…圧接力。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材からなる振動吸収体を管材の外
    周面に押さえ付けて接触させる保持手段を備えたことを
    特徴とする管状建築素材。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、管材の外周面に対し複
    数箇所で接触する複数の振動吸収体をそれぞれ管材の外
    周面に押さえ付ける複数の圧接部と、この各圧接部に圧
    接力を一括して付与する締付部とを有していることを特
    徴とする請求項1に記載の管状建築素材。
  3. 【請求項3】 前記締付部は、管材を貫通する連結部
    と、管材の外周面でこの連結部に設けた各挟持部とを有
    し、 前記各圧接部は、この締付部の各挟持部の相対動によ
    り、各振動吸収体を管材の外周面に押さえ付けることを
    特徴とする請求項2に記載の管状建築素材。
  4. 【請求項4】 前記締付部において、各挟持部の一部ま
    たは各挟持部の全部が連結部に対し螺合されて各挟持部
    が相対動することを特徴とする請求項3に記載の管状建
    築素材。
  5. 【請求項5】 前記振動吸収体を構成する高分子材は、
    エラストマーまたはゴムからなることを特徴とする請求
    項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載の管状
    建築素材。
  6. 【請求項6】 仮設足場を組み付ける縦横の支持桿を備
    えた仮設足場用支持部材において、この各支持桿のうち
    一部または全部の支持桿は、請求項1から請求項5のう
    ちいずれかの請求項に記載の管状建築素材であることを
    特徴とする仮設足場用支持部材。
  7. 【請求項7】 仮設足場を縦横の支持桿により組み付け
    る場合に互いに隣接して連結される第一及び第二の支持
    桿のうち、第一の支持桿に設けた連結孔に対し打ち込ま
    れる連結突部を有する第二の支持桿を備えた仮設足場用
    支持部材において、この第二の支持桿は、請求項1から
    請求項5のうちいずれかの請求項に記載の管状建築素材
    であり、前記振動吸収体及び保持手段は前記連結突部の
    付近でこの第二の支持桿に設けられていることを特徴と
    する仮設足場用支持部材。
  8. 【請求項8】 互いに隣接する各支持桿を組み付ける連
    結構造部を備えた仮設足場において、この各支持桿のう
    ち一部または全部の支持桿は、請求項6または請求項7
    に記載の仮設足場用支持部材であることを特徴とする仮
    設足場。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101587755A (zh) * 2008-05-21 2009-11-25 西屋电气有限责任公司 核堆芯部件压制组件

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