JP2002315761A - 指示手段としてのデンタル・フロス - Google Patents
指示手段としてのデンタル・フロスInfo
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Abstract
る。 【解決手段】 繊維性の支持体、および着色剤を含有し
ている均一なコーティングを備えており、このコーティ
ングの色が上記繊維性の支持体の色と異なっているデン
タル・フロスを開示する。このフロスは指示手段として
のフロスとして有用である。
Description
とにより未使用のフロスの領域への移動を必要とするこ
とを指示するための視覚的な信号または手がかりを提供
するデンタル・フロスに関する。このフロスは着色剤を
含有しているコーティング組成物が供給されている繊維
性の支持体を含む。使用時において、この着色剤を含有
しているコーティングが外れるか崩壊してフロス支持体
が残り、この支持体がその着色剤の色と異なっている。
て全ての歯科医により推奨されている。フロス処理およ
びブラシ処理は口内のバクテリアを減少するための最も
一般的な技法である。口内におけるバクテリアの減少は
これらのバクテリアが窩洞および歯肉病を引き起こす可
能性があるために重要である。デンタル・フロスによる
処理は口内の歯間部および歯肉下の領域におけるバクテ
リアを除去することが示されている。
上の歯の対の間においてフロスの同一部分を使用しない
ことが望ましい。この理由の一つはフロスが使用中に摩
滅することである。すなわち、フロスのほつれや切り裂
けが生じることにより、緩んでいたり破損しているフィ
ラメントが歯の間に突き刺さる可能性がある。
ロスの同一部分を使用しないことの別の理由は多数個の
歯の対の間におけるこのようなフロスの使用により食物
粒子およびバクテリアが一つの部位から口の外ではなく
別の部位に運ばれる可能性があることである。
のさらに別の理由は口内を新たな感じにする弗化物等の
活性物質や香味料を供給するためである。つまり、フロ
スの同一領域を繰り返して使用することは上記のような
活性物質および香味料等の所望の諸成分を供給するフロ
スの能力を明らかに減少する。
歯科の専門職員は一対の歯から次の対の歯に処理を移行
する際にフロスの位置を変えることを指示されている。
しかしながら、大抵の消費者はこのような望ましい技法
を実施していない。通常のフロスの場合において、フロ
スにおけるどの場所が使用されていてどの場所が使用さ
れていないのかを示すことが不可能な場合がある。それ
ゆえ、既に使用されているフロスの領域を指示する視覚
的な信号または手がかりを提供するフロスが要望されて
いる。
示を提供する一つの手法が米国特許第5,941,25
6号に例示されている。すなわち、この特許は表面に顔
料を含有しているマイクロカプセルがコーティングまた
は供給されているデンタル・フロスを開示している。こ
の顔料を含有しているマイクロカプセル自体は不透明で
ある。これらの不透明な顔料を含有しているマイクロカ
プセルがフロスの使用中に破裂することにより顔料が放
出されて、その領域が使用されていることの視覚的な指
示が使用者に与えられる。このマイクロカプセル中に含
有されている顔料は下層のフロス支持体の色に対して対
照的な色を有しているので、これらのマイクロカプセル
が破裂すると、放出された顔料の色が容易に目で見て分
かる。しかしながら、このようなマイクロカプセル技法
の不都合点はこの技法が極めて高価であるために、その
使用が商業上の観点から幾分、実用的でないことであ
る。
な従来技術の開示にもかかわらず、既に使用されている
領域を指示する視覚的な信号または手がかりを提供する
デンタル・フロスが依然として要望されている。
ているコーティングが実質的に均一に供給されている繊
維性の支持体を備えているデンタル・フロスを提供し、
この場合における上記のコーティングの色は上記の繊維
性の支持体の色に対して対照的であるか当該支持体の色
とは異なっている。この着色剤は上記コーティングのフ
ロス支持体中への供給前または供給後において当該コー
ティング組成物中に実質的に均一に存在している。すな
わち、この着色剤は仕上げ状態のデンタル・フロスにお
けるコーティング中に実質的に均一に存在している。
持体を備えているデンタル・フロスが提供され、当該繊
維性の支持体は第1の色を有しており、さらに、この繊
維性の支持体は当該支持体に実質的に均一に供給されて
いるコーティングを有しており、当該コーティングは上
記第1の色を実質的に完全に覆い隠す第2の色を有して
おり、これにより、上記フロスを歯のフロス処理に使用
する時に、上記コーティングが崩壊して上記第1の色が
現れることにより、フロスがこのように既に使用されて
いることの視覚的な指示が使用者に提供される。
体を備えているデンタル・フロスが提供され、当該繊維
性の支持体は第1の色を有しており、さらに、この繊維
性の支持体は当該支持体に実質的に均一に供給されてい
る第1のコーティングを有しており、当該第1のコーテ
ィングは実質的に不溶性であり、さらに、上記繊維性の
支持体は上記第1の不溶性のコーティングの上に実質的
に均一に供給されている第2のコーティングを有してお
り、当該第2のコーティングは可溶性のコーティングで
あり、上記第1の色を実質的に完全に覆い隠すことに適
合しており、これにより、上記フロスを歯のフロス処理
に使用する時に、上記第2のコーティングが崩壊するこ
とにより下層の色が現れる。
している繊維性の支持体はモノフィラメントの形態また
は複数のこのようなモノフィラメントにより構成されて
いるより糸の形態にすることができる。なお、このよう
な複数のモノフィラメントにより構成されているより糸
を「マルチフィラメント糸(multi-filament yarn)」
と呼ぶ場合がある。
を「モノフィラメント糸(monofilament yarn)」と呼
ぶ場合がある)における支持体は、例えば、円形または
長方形の断面にすることができる。一般的に、長方形の
形態のモノフィラメント支持体は約1.5mm乃至約3
mmの範囲内の幅、約0.02mm乃至約0.06mm
の範囲内の厚さ、および約600乃至約1800の範囲
内のデニール値を有している。特定の実施例において、
この長方形のモノフィラメント支持体は約1.8mmの
幅、約0.05mmの厚さ、および約940のデニール
値を有している。
般的に概ね円形の断面であり、一般的に約400乃至約
1400の範囲内のデニール値を有している。さらに、
個々の繊維のデニール値は一般的に約1乃至約6の範囲
内であるが、必要であれば、一部の状況において別のデ
ニール値を使用することも可能である。
ント糸(pseudo-monofilament yarn)と呼ばれる繊維支
持体により作成することもできる。このような擬似モノ
フィラメント糸は一般的に一定のポリマーのコアおよび
これとは異なるポリマーのシースを有する二成分系の繊
維を押出処理した後に、各繊維のシースを部分的にまた
は完全に溶融してこれらの繊維を結合または融着するこ
とにより、モノフィラメントの外観および感触を生じる
ように作成される。このような擬似モノフィラメント糸
を作成するために適している二成分系の繊維の一例はPe
bax(登録商標)ブランドのポリエーテル/アミド・コ
ポリマーのシースを伴うナイロン6のコアを有してい
る。また、これらの二成分系繊維におけるコアにはナイ
ロン以外の材料も使用可能であり、ポリエーテル/アミ
ド・コポリマー以外の高分子材料が上記のシース材料と
して使用できる。
糸またはマルチフィラメント糸を含む場合に、これらの
糸はナイロン6−6、ナイロン6、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレ
ン等の材料により作成できる。また、これらの材料の組
み合わせも当該材料がデンタル・フロスにおいて必要と
される強度およびほつれ抵抗性を有するフロスを提供す
る限りにおいて許容可能である。
む個々のモノフィラメントは空気による絡み合わせ状態
(air entangled)にできる。この糸が空気による絡み
合わせ状態である場合に、この空気による絡み合わせ状
態における各節部を約1.25cm乃至約5.2cm、
好ましくは2cm乃至3cmだけそれぞれ離間させるこ
とができる。
げ状態のフロスは捩じれている状態にできる。一般的な
規則として、仕上げ状態の捩じれたデンタル・フロスは
2.54cm当たりに約1回乃至約6回、好ましくは
2.54cm当たりに約1回乃至約2回、さらに好まし
くは2.54cm当たりに約1.2回乃至約1.8回の
巻き数を有している。
とは異なるまたは当該色に対して対照的である着色剤を
含有しているコーティング組成物は上記の繊維性の支持
体または下層のフロス構造に実質的に均一に供給され
る。消費者がこのフロスを使用する際に、上記の着色剤
を含有しているコーティングが侵害または崩壊されて、
下層の支持体またはフロス構造が露出することにより、
その異なるまたは対照的な色により目立つようになる。
スにおける未使用の領域の間の差を見分けるために、こ
のフロスは下層のフロス材料の色に対して対照的である
か当該色とは異なる着色剤を含有しているコーティング
組成物により実質的に均一にコーティングされているこ
とが必要である。さらに、このコーティングは上記のフ
ロスの使用により当該コーティングが侵害または崩壊さ
れてその下層の色を露出する状態であることが必要であ
る。実施形態の一例において、このことは不溶性の着色
剤を含有していてフロスが密接している空間部分の間を
通過する際に除去される程度に十分に軟質である不溶性
のコーティング組成物を有することにより達成できる。
含有している可溶性のコーティングが当該着色剤の色と
は異なる繊維支持体に適用できる。このフロスを使用す
る場合に、このコーティングは口内の唾液により溶解し
て、下層のフロス支持体またはフロス構造が露出する。
組成物は、上記の繊維支持体がマルチフィラメント糸、
モノフィラメント糸、または擬似モノフィラメント糸の
如何にかかわらず、上記の着色剤をフロスの表面に信頼
性良く付着する必要がある。また、このコーティング組
成物はフロスのコーティング処理中、巻きつけ中、輸送
中、および巻き戻し中に当該フロスの表面上に着色剤を
含有しているコーティングを保持するために十分な付着
性を有していることが必要である。
て、上記のコーティングは各フィラメントを一体に付着
して使用中におけるフロスのほつれや切り裂けを防ぐよ
うに作用する。また、このコーティングは、使用時にお
いて、当該コーティングが除去されるか崩壊するように
室温において柔軟性を有している必要がある。好ましく
は、各フィラメントを一体に保持して口腔内において交
わる唾液中におけるコーティングの溶解を避けるために
不溶性のコーティングがマルチフィラメント・フロスに
おいて使用されている。
のコーティングが上記の繊維支持体に適用されている。
この実施形態において、その第2のコーティング組成物
は第1のコーティング組成物よりも低い融点を有してい
る必要がある。好ましくは、外側のコーティング組成物
は第1のコーティング組成物を担持している下層のフロ
ス支持体の色とは異なる着色剤を含有している。
クス、蜜蝋、パラフィン・ワックス、および低分子量ポ
リエチレン等を含むがこれらに限らない。一般的に、上
記不溶性のコーティングは25℃乃至100℃、好まし
くは35℃乃至80℃の範囲内の溶融温度を有してい
る。上記の各ワックスは口内における使用において認可
されているFD&Cと言う水に対して不溶性の着色剤と共に
組み合わせることができる。適当な着色剤はFD&C Blue
#1 Lake、FD&C Blue #2 Lake、FD&C Red #40 Lake、Ery
throsin Lake、Amaranth Lake、Ponceau 4R Lake、Carm
oisosine Lake、Carmine Lake等のレーキ顔料または色
素を含む合成的に誘導した着色剤、および天然の色素を
アルミニウムまたはカルシウムを基材とする塩に変換す
ることにより生じた着色剤を含むがこれらに限らない。
また、二酸化チタン等の天然の着色剤も使用可能であ
る。
組成物は可溶性のコーティング、すなわち、口腔内に存
在する唾液中に溶解または分散しやすいコーティングと
することもできる。このような可溶性のコーティングは
可溶性のワックス等を含み、これらはPEG1000お
よびPEG1450等の低分子量ポリエチレン・グリコ
ール(「PEGs」)を含むがこれらに限らない。ま
た、PEG3350およびPEG1000のような高分
子量のポリエチレン・グリコール(PEGs)および低
分子量のポリエチレン・グリコール(PEGs)の組み
合わせも使用可能である。さらに、高分子量のポリエチ
レン・グリコール(PEG’s)と液体ポリエチレン・
グリコール(PEG’s)との混合物もまた使用可能で
ある。
実質的に均一に分散される適当な着色剤と共に使用でき
る。このような可溶性ワックスと共に使用される着色剤
は水溶性である必要がある。ポリエチレン・グリコール
(PEG’s)と共に着色剤を配合する場合に、軟質ワ
ックスの状態を維持して室温における脆さを除去するた
めに、結果として得られる平均のワックス分子量を十分
に低くする必要がある。このポリエチレン・グリコール
(PEG)またはポリエチレン・グリコール(PEG’
s)の混合物の平均分子量が高すぎると、上記のコーテ
ィングは処理中および使用中に支持体から剥がれ落ちや
すくなる。また、香味料、甘味料、界面活性剤、研磨
剤、歯石防止剤、および弗化物塩、塩化セチル・ピリジ
ニウム等の活性物質等が上記可溶性のコーティング組成
物中に混入できる。
能であり、不溶性コーティング上における第2のコーテ
ィングとしても使用できる。また、一方または両方のコ
ーティングが着色剤、香味料、甘味料、研磨剤、歯石防
止剤、弗化物塩等の活性物質、および当業界において知
られている同様の添加物を含有できる。
ティングに添加できる。これらは噴霧乾燥処理した香味
料、フレーバー・エンハンサー等の香味料系の物質、お
よびサッカリン・ナトリウム等の甘味料を含む。この添
加される香味料の量は一般的に、上記コーティング組成
物の全重量に基づいて、10%乃至25%の範囲内であ
る。また、甘味料の量は一般的に、上記コーティング組
成物の全重量に基づいて、0.1%乃至1%の範囲内で
ある。
ために上記コーティングに添加できる。これらはシリカ
またはリン酸二カルシウム等の研磨剤およびピロリン酸
四ナトリウム等の歯石防止剤を含む活性物質を含む。2
種類のコーティングを使用する場合に、高い割合の活性
物質が使用中にフロスから放出されることを確実にする
ために、これらの活性物質は通常において第2の可溶性
のコーティング内に添加される。
グ組成物中の添加物の量を30重量%以下に制限するこ
とが望ましい。すなわち、この量を超えている一定の添
加物含有量を有するコーティング組成物によりフロス支
持体をコーティングすると、コーティングの均一性を達
成することが困難になり、コーティングのフロス表面へ
の付着能力が低下することが起こり得る。また、多量の
添加物を含有しているコーティングは最終製品の処理中
および使用中に剥がれ落ちやすくなる可能性がある。
のいずれかにすることができる。上記のコーティングが
含水である場合に、その水は乾燥時に蒸発する。
使用される着色剤も相容性がありコーティング中に実質
的に均一に分散、懸濁、可溶化、乳化または溶解するこ
とが本発明において重要である。これらの着色剤は色
素、顔料、無機着色材料、レーキ(Lakes)、粒子、ま
たはその他の呈色する材料にすることができる。
量は、上記コーティング組成物の全重量に基づいて、
0.1重量%乃至5重量%、好ましくは約1重量%乃至
約3重量%の範囲内にできる。
の量は、上記コーティング組成物の全重量に基づいて、
約0.75重量%乃至約5重量%、好ましくは約1重量
%乃至約3重量%の範囲内にできる。
2種類以上のコーティングを含み、これらの内の少なく
とも外側のコーティングが下層のフロス構造の色と異な
る着色剤を含有している。フロスを使用することによ
り、このコーティングが侵害されて、そのフロスの領域
が使用されていることが視覚的に指示される。
ングと繊維支持体との間の色の違いは使用者に対する視
覚的な手がかりまたは指示手段として作用するために十
分に異なっていることが必要である。フロスの表面上の
コーティングが薄すぎると、このコーティング中の着色
剤の量もかなり少なくなるか、支持体とコーティングと
の間の色の変化が明瞭でなくなるので、使用済みの領域
が使用時に容易に見分けられなくなる。また、フロスの
色が長手方向に沿って、またはその周縁に沿って位置ご
とに変化していると、このフロスの使用により生じる色
の変化が明瞭でなくなる。このような理由により、上記
のコーティングはフロスの長さに沿って、さらにフロス
の周縁に沿って実質的に均一であることが必要である。
に基づいて、一般的に約10%乃至約60%、好ましく
は約20%乃至約50%の範囲の添加量で供給できる。
このコーティングは液体コーティングの場合におけるデ
ィップ・コーティングまたはスプレー・コーティング、
および乾燥状態のコーティングの場合における静電塗装
等のような当業界において既知のプロセスにより供給で
きる。
着色剤を含有しているコーティング組成物はフロスの表
面上におけるコーティングの分布の均一性を確実にする
ために当該フロスの表面に実質的に均一に供給する必要
がある。また、このコーティングはフロスの長さに沿っ
て、さらにフロスの外周に沿ってほぼ同一の厚さを有す
る必要がある。加えて、上記の着色剤はコーティング中
に実質的に均一に分布していることが重要である。これ
ら2種類の要因を合わせることにより、均一な色の仕上
げ状態のフロスが提供できる。このようなフロスにおけ
る色の均一性を達成するためには、そのフロスの表面上
に均一なコーティングの厚さに正確に付着するコーティ
ング・プロセスを採用することが必要である。
スを作成するための設備およびプロセスは以下のように
行なうことができる。 1.着色剤が実質的に均一に分布されているコーティン
グ組成物を供給する。 2.着色剤を全ての後続の操作中にコーティング組成物
中において実質的に均一な分布状態に維持する。 3.コーティング組成物を供給ダイ中に均一な様式でポ
ンプ送給する。 4.コーティング組成物をより糸に対して均一に供給す
る。 5.完全な状態で固化するまでコーティング組成物をよ
り糸上において実質的に侵害されない状態に維持する。
ましいプロセスを図1に示す。本発明のフロスを作成す
る場合の第1の工程は着色剤をコーティング組成物中に
実質的に均一に分散することである。このコーティング
組成物を構成しているワックス成分は必要であれば加熱
等により液化されて、混合タンク3に加えられる。次
に、ホモジナイザー1またはAdmix社により製造されて
いるRotostat High SheerMixer Model #XPBL等のシャー
・ミキサーの使用により攪拌しながら、着色剤を液化し
た諸成分中に徐々に加える。一般的に、Rotosolverヘッ
ド・ブレードが上記のハイ・シャー・ミキサーにおいて
使用されて、例えば1700rpmで操作される。この
コーティング混合物は別の各成分を加える前に少なくと
も15分間にわたりこの様式で混合される。
合された後に、噴霧乾燥処理した香味料、サッカリン、
およびその他の所望の添加物を含む別のコーティング組
成物の各成分を加える。これらの別の各成分をコーティ
ング組成物中に完全に混入した後に、このコーティング
組成物を一般的に約100rpmでの操作におけるミキ
サー・ブレード(図1に示されていない)の比較的遅い
動作により均一に混合した状態に維持する。この速度は
着色剤の粒子を懸濁状態に維持するために十分である
が、空気を混合物中に混入させるほど速くない。
形ポンプ4の中に自然に流し込み、このポンプ4が一定
の速度で駆動する時に一定量のコーティングが供給され
る。この容量ポンプは羽根型、ピストン・ポンプ、また
はこれらと同様の型式のポンプにすることができる。ど
の型式のポンプを使用するかにかかわらず、混合物中の
固形物、特に着色剤が分離しないように維持することが
必要である。このことはコーティング混合物の流速を十
分に高く維持して各材料を懸濁状態に維持するか、攪拌
または振動により混合物を攪拌することにより達成でき
る。
ら引き出してホイール5の上に通し、このホイール5は
パルス・カウンター(図1に示されていない)を駆動す
る。このフロス支持体は巻き取りスプール21上にこの
材料を巻き戻すことによりこのプロセス全体にわたり引
き動かされる。巻き取りスプール21の動作速度はコン
トローラ11により制御される。このコントローラ11
はコンピュータ、プログラム可能な論理制御装置または
これらと同様の装置にすることができる。信号がホイー
ル5により駆動されるパルス・カウンターからコントロ
ーラ11に供給されて、モーター10の電圧も一定速度
の糸を維持するように制御される。この電子制御装置1
1はさらに容量形ポンプ4の速度も制御する。このよう
にして、一定量のコーティング混合物がコーティング・
ダイ7の中にポンプ送給されている間中、フロス支持体
の速度が維持される。
ローラー22を備えており、これらの周囲にフロス支持
体が少なくとも一部分だけ巻かれる。一般に、このフロ
スは90°乃至720°の範囲で各ローラーの周囲に巻
かれる。これらのローラーはフロス支持体にコーティン
グ混合物を供給することを補助すると共に各繊維(マル
チフィラメント糸を使用している場合)の間に混合物を
挿入するように動作する。これらのローラーの下流側に
スロット・ダイ領域23が備えられており、この領域2
3において、コーティング混合物はフロス支持体の表面
上に滑らかにされる。このスロット・ダイは底部におい
て一定の半径を有するV字形状の溝の形態である。当該
技術分野における熟練者において明らかになるように、
このV字形状の溝の寸法はデニール値、繊維支持体の種
類、および当該溝に供給されるコーティングの量等のフ
ァクターにより決まる。
ィング組成物は固化することが必要である。この固化は
コーティングを周囲条件下で冷却するための開口領域8
を設けること、またはフロスに対して冷凍した空気また
は室内の空気を吹き付けてその冷却速度を高めるための
チャンバーを使用することにより達成できる。コーティ
ング処理中における不所望な中断を避けるために、上記
のフロスはそのコーティングが固化するまでいずれの表
面にも接触しないことが必要である。このフロス・コー
ティングがその外側表面におけるあらゆる崩壊を防止す
るために十分に冷却されると、このフロスは標準的な巻
き戻し機構9の上に巻き戻される。この機構はチャック
上にコアを保持しており、このチャックはアイレットが
その長さに沿って前後に移動する際に回転する。このよ
うに適当な移動を実行する巻き戻し装置はLeesona Corp
oration等の会社から容易に構築または購入することが
できる。
が望まれる場合には、このことは上記の冷却領域8の下
流側に別のコーティング・ラインおよび冷却チャンバー
を配置することにより行なうことができる。
をさらに説明するために以下において本発明の幾つかの
実施例を説明する。しかしながら、本発明はこれらの実
施例の詳細部分に制限されるものと考えるべきではな
い。
セント(%)の値は重量パーセント(%)である。
ール値を有している)を含む自然な白色のマルチフィラ
メント・ナイロン糸を微晶質ワックス(82.5%)、
白色に着色して噴霧乾燥処理した香味料(17%)およ
び本明細書において既に説明した種類の赤色に着色した
レーキFD&C #30(0.5%)から成るコーティング混合
物により上述した様式でコーティング処理した。上記の
白色に着色して噴霧乾燥処理した香味料は約80重量%
の変性スターチの中に分散した約20重量%のシナモン
・オイルにより構成されていた。このコーティングは糸
の35重量%、40重量%および45重量%の量でそれ
ぞれ供給した。全ての場合において、仕上げ処理したフ
ロスを歯のフロス処理に使用した場合に、その歯に接触
した着色コーティングの各部分は崩壊したが、容易に識
別可能な視覚的な手がかりまたは信号が使用者に提供さ
れなかった。このことは繊維支持体に供給したコーティ
ングがコーティング処理したフロスの外表面部に斑点状
の外観を与えていた事実による。すなわち、このコーテ
ィング組成物がフロス処理により崩壊した時に、これに
より露出した下層の繊維支持体の白色部分をその外側の
コーティングの斑点状の外観から容易に識別することが
困難であった。このような外側のコーティングの斑点状
の外観はコーティング組成物中における赤色に着色した
レーキの不十分な濃度により生じていた。
ント・ナイロン糸を微晶質ワックス(82%)、赤色に
着色して噴霧乾燥処理した香味料(17%)および赤色
に着色したレーキFD&C #30着色剤(1%)から成るコー
ティング混合物によりコーティング処理した。上記の噴
霧乾燥処理した香味料は98重量%の変性スターチおよ
び2重量%の赤色色素(#40)から成る約80重量%
の変性スターチの中に分散した約20重量%のシナモン
・オイルにより構成されていた。このコーティングはマ
ルチフィラメント糸の35重量%、40重量%および4
5重量%の量でそれぞれ供給した。全ての場合におい
て、仕上げ処理したフロスを歯のフロス処理に使用した
場合に、その歯に接触したフロスの各部分におけるコー
ティングが崩壊して、このフロスをこのように使用した
ことの視覚的な手がかりまたは信号が使用者に提供され
た。この視覚的な手がかりまたは信号はフロス・コーテ
ィングにおける赤色が、崩壊した時に、下層の糸の支持
体の自然な白色を露出した事実により生じた。このよう
に露出した下層の糸の自然な白色は鮮明であって、フロ
スにおける未使用の各部分の赤色に対して容易に識別可
能に対照的であった。
ント・ナイロン糸を微晶質ワックス(81%)、赤色に
着色したレーキFD&C #30(2%)、および約20%のシ
ナモン・フレーバー・オイルおよび80重量%の変性ス
ターチにより構成されている白色の噴霧乾燥処理した香
味料(17%)から成る混合物によりコーティング処理
した。このコーティングは糸の35重量%、40重量%
および45重量%の量でそれぞれ供給した。全ての場合
において、仕上げ処理したフロスを歯のフロス処理に使
用した場合に、その歯に接触したフロスの各部分におけ
るコーティングが崩壊して、このフロスをこのように使
用したことの視覚的な手がかりまたは信号が使用者に提
供され、その表面上におけるコーティングの除去により
その除去された領域において目で見て分かる色の変化が
示された。
ト・ナイロン糸を微晶質ワックス(86%)および白色
に着色して噴霧乾燥処理した香味料(14%)から成る
混合物によりコーティング処理した。この噴霧乾燥処理
した香味料は20%のシナモン・フレーバー・オイルお
よび80%の変性スターチにより構成されていた。この
コーティングは糸の25重量%で供給し、得られた糸は
白色であった。このコーティング処理して白色に着色し
た糸に、PEG1450(98%)および赤色色素FD&C
#40(2%)から成る第2のコーティング組成物を均一
に供給した。この第2のコーティングは赤色であり、コ
ーティング処理した糸の重量をさらに15%増加するよ
うに一定速度で供給した。使用中におけるフロスの表面
上の赤色に着色した外側のコーティングの除去により下
層の白色が現れて、この赤色に着色したコーティングが
除去された領域においてフロスが使用されていることの
視覚的な手がかりまたは信号が提供された。
求項1に記載のデンタル・フロス。 (2)前記繊維性の支持体がマルチフィラメントである
請求項1に記載のデンタル・フロス。 (3)前記繊維性の支持体がナイロン6,6、ナイロン
6、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、お
よびポリテトラフルオロエチレンから成る群から選択さ
れるポリマーにより作成されている請求項1に記載のデ
ンタル・フロス。 (4)前記コーティングが可溶性のコーティングである
請求項1に記載のデンタル・フロス。 (5)前記可溶性のコーティングが低分子量ポリエチレ
ン・グリコールから成る群から選択される実施態様
(4)に記載のデンタル・フロス。
求項1に記載のデンタル・フロス。 (7)前記不溶性のコーティングが微晶質ワックス、蜜
蝋、パラフィン・ワックス、および低分子量ポリエチレ
ンから成る群から選択される実施態様(6)に記載のデ
ンタル・フロス。 (8)前記第2の色がレーキ顔料(Lake Pigment)によ
り供給されている請求項1に記載のデンタル・フロス。 (9)前記レーキ顔料が赤色に着色したレーキ顔料であ
る実施態様(8)に記載のデンタル・フロス。 (10)前記現れる下層の色が前記第1のコーティング
の色である請求項2に記載のデンタル・フロス。 (11)前記現れる下層の色が前記第1の色である請求
項2に記載のデンタル・フロス。
て既に使用されている領域を指示する視覚的な信号また
は手がかりを提供するデンタル・フロスが提供できる。
セスの概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 デンタル・フロスにおいて、 第1の色を有している繊維性の支持体を備えており、 前記繊維性の支持体が当該支持体に実質的に均一に供給
されているコーティングを有しており、 前記コーティングが前記第1の色を実質的に完全に覆い
隠す第2の色を有しており、 前記フロスが歯のフロス処理のために使用される時に、
前記コーティングが崩壊して前記第1の色が現れること
により、当該フロスがそのように使用されていることの
視覚的な指示が使用者に与えられるデンタル・フロス。 - 【請求項2】 デンタル・フロスにおいて、 第1の色を有している繊維性の支持体を備えており、 前記繊維性の支持体が当該支持体に実質的に均一に供給
されている第1のコーティングを有しており、 前記第1のコーティングが実質的に不溶性であり、さら
に、 前記第1の不溶性のコーティングの上に実質的に均一に
供給されている第2のコーティングを備えており、 前記第2のコーティングが可溶性のコーティングであっ
て、前記第1の色を実質的に完全に覆い隠すことに適合
しており、 前記フロスが歯のフロス処理のために使用される時に、
前記コーティングが崩壊して下層の色が現れるデンタル
・フロス。
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