JP2002315015A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP2002315015A JP2002315015A JP2001118636A JP2001118636A JP2002315015A JP 2002315015 A JP2002315015 A JP 2002315015A JP 2001118636 A JP2001118636 A JP 2001118636A JP 2001118636 A JP2001118636 A JP 2001118636A JP 2002315015 A JP2002315015 A JP 2002315015A
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- JP
- Japan
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- color
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- area
- image processing
- processing apparatus
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- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 色温度の高い環境で正しく白色を判定可能な
電子カメラを提供すること。 【解決手段】 撮影により得られた色情報を含む画像情
報を複数の小領域に分割する手段２１と、前記色情報の
うち、肌色判定領域を設定する手段と、肌色領域設定手
段で設定された領域と少なくとも一部が重複する重複領
域を含むような白色判定領域を設定する手段４０と、白
色領域設定手段で設定された領域に含まれる色情報に相
当する小領域のうち前記重複領域に含まれる色情報に相
当する小領域を除外するかどうかを判定する手段４０
と、判定手段の判定結果に基づいてホワイトバランスの
算出に用いる小領域を選択する手段４０と、選択手段で
選択された領域に含まれる色情報を基に、ホワイトバラ
ンスを算出する手段２２とを備えた。
電子カメラを提供すること。 【解決手段】 撮影により得られた色情報を含む画像情
報を複数の小領域に分割する手段２１と、前記色情報の
うち、肌色判定領域を設定する手段と、肌色領域設定手
段で設定された領域と少なくとも一部が重複する重複領
域を含むような白色判定領域を設定する手段４０と、白
色領域設定手段で設定された領域に含まれる色情報に相
当する小領域のうち前記重複領域に含まれる色情報に相
当する小領域を除外するかどうかを判定する手段４０
と、判定手段の判定結果に基づいてホワイトバランスの
算出に用いる小領域を選択する手段４０と、選択手段で
選択された領域に含まれる色情報を基に、ホワイトバラ
ンスを算出する手段２２とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラに関
し、特に、電子カメラのホワイトバランスの調整に関す
る。
し、特に、電子カメラのホワイトバランスの調整に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通常電子カメラにおいては、ホワイトバ
ランスは、基本的に白色の判定（白色判定）により行わ
れる。しかし、ホワイトバランスを適正に行うことは困
難であり、そのため、ホワイトバランスを調整するため
の様々な技術が報告されている。
ランスは、基本的に白色の判定（白色判定）により行わ
れる。しかし、ホワイトバランスを適正に行うことは困
難であり、そのため、ホワイトバランスを調整するため
の様々な技術が報告されている。
【０００３】また、図３に示すように、晴天時の日陰や
夕方などの色温度が高い(例えば、７５００ｋ以上)の環
境では、人間の肌色は、色座標上で５０００から５５０
０ｋの白色と同じ位置にきてしまう。そのため、人肌が
画面の多くの領域を占めるときには、ホワイトバランス
は人の肌を白色に合わせようとし、その結果、非常に見
苦しい画像となってしまう。しかし、この問題を解決す
るような技術は開示されていない。
夕方などの色温度が高い(例えば、７５００ｋ以上)の環
境では、人間の肌色は、色座標上で５０００から５５０
０ｋの白色と同じ位置にきてしまう。そのため、人肌が
画面の多くの領域を占めるときには、ホワイトバランス
は人の肌を白色に合わせようとし、その結果、非常に見
苦しい画像となってしまう。しかし、この問題を解決す
るような技術は開示されていない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、色温度の高い環境で
正しく白色を判定可能な電子カメラを提供することを目
的とする。
を解決するためになされたもので、色温度の高い環境で
正しく白色を判定可能な電子カメラを提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を講じた。
解決するために次のような手段を講じた。
【０００６】本発明に係る画像処理装置は、撮影により
得られた色情報を含む画像情報を複数の小領域に分割す
る画像分割手段と、前記色情報のうち、肌色判定領域を
設定する第１の色領域設定手段と、前記第１の色領域設
定手段で設定された領域と少なくとも一部が重複する重
複領域を含むような白色判定領域を設定する第２の色領
域設定手段と、前記第２の色領域設定手段で設定された
領域に含まれる色情報に相当する小領域のうち前記重複
領域に含まれる色情報に相当する小領域を除外するかど
うかを判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づ
いて、ホワイトバランスの算出に用いる小領域を選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択された領域に含まれ
る色情報を基に、ホワイトバランスを算出するホワイト
バランス算出手段とを備えたことを特徴とする。
得られた色情報を含む画像情報を複数の小領域に分割す
る画像分割手段と、前記色情報のうち、肌色判定領域を
設定する第１の色領域設定手段と、前記第１の色領域設
定手段で設定された領域と少なくとも一部が重複する重
複領域を含むような白色判定領域を設定する第２の色領
域設定手段と、前記第２の色領域設定手段で設定された
領域に含まれる色情報に相当する小領域のうち前記重複
領域に含まれる色情報に相当する小領域を除外するかど
うかを判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づ
いて、ホワイトバランスの算出に用いる小領域を選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択された領域に含まれ
る色情報を基に、ホワイトバランスを算出するホワイト
バランス算出手段とを備えたことを特徴とする。
【０００７】上記の画像処理装置において、好ましい実
施態様は以下の通りである。なお、下記の実施形態は、
単独で適用してもよし、適宜組み合わせて適用しても構
わない。 （１） 前記判定手段は、前記複数の小領域のうち、前
記第１の色領域設定手段で設定された色領域に含まれる
小領域の数が所定数以上のときは、前記重複領域に含ま
れる色情報を除外すること。 （２） 測光手段を更に備え、前記判定手段は、前記測
光手段で得られた輝度が所定値よりも小さいときは、前
記重複領域に含まれる色情報に相当する小領域を除外す
ること。 （３） 前記第２の色領域設定手段で設定された領域よ
りも高い色温度の白色判定領域を設定する第３の色領域
設定手段を更に備え、前記判定手段は、前記第３の色領
域設定手段で設定された色領域に含まれる前記小領域の
数が所定数以上のときは、前記重複領域に含まれる色情
報に相当する小領域を除外すること。 （４） 所定の像倍率からなる撮影距離を算出する距離
算出手段と、測距手段とを更に備え、前記判定手段は、
前記測距手段で得られた距離が前記距離算出手段により
得られた距離よりも近距離である場合は、前記重複領域
に含まれる色情報に相当する小領域を除外すること。
施態様は以下の通りである。なお、下記の実施形態は、
単独で適用してもよし、適宜組み合わせて適用しても構
わない。 （１） 前記判定手段は、前記複数の小領域のうち、前
記第１の色領域設定手段で設定された色領域に含まれる
小領域の数が所定数以上のときは、前記重複領域に含ま
れる色情報を除外すること。 （２） 測光手段を更に備え、前記判定手段は、前記測
光手段で得られた輝度が所定値よりも小さいときは、前
記重複領域に含まれる色情報に相当する小領域を除外す
ること。 （３） 前記第２の色領域設定手段で設定された領域よ
りも高い色温度の白色判定領域を設定する第３の色領域
設定手段を更に備え、前記判定手段は、前記第３の色領
域設定手段で設定された色領域に含まれる前記小領域の
数が所定数以上のときは、前記重複領域に含まれる色情
報に相当する小領域を除外すること。 （４） 所定の像倍率からなる撮影距離を算出する距離
算出手段と、測距手段とを更に備え、前記判定手段は、
前記測距手段で得られた距離が前記距離算出手段により
得られた距離よりも近距離である場合は、前記重複領域
に含まれる色情報に相当する小領域を除外すること。
【０００８】また、本発明は装置に限らず、上記の各機
能を実現可能な方法としても良い。
能を実現可能な方法としても良い。
【０００９】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図１は、本発明に係る電子カメラの概略
ブロック図である。
態を説明する。図１は、本発明に係る電子カメラの概略
ブロック図である。
【００１０】レンズ１１を通過した被写体の光学像は、
ＣＣＤ１２で電気信号に変換され、撮像回路１３でアナ
ログ画像信号に変換される。このアナログ画像信号はＡ
Ｄ変換器１４でデジタル画像信号（以下、「画像情報」
とも称する）に変換されて、一旦、揮発性の内蔵メモリ
２５に記憶される。この内蔵メモリ２５は、高速な、例
えばＳＤＲＡＭ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｄｙｎａｍ
ｉｃ ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であ
り、後述する画像処理用のワークエリアとしても使用さ
れる。画像処理回路２１は、内蔵メモリ２５に一時記憶
された画像情報の色情報の変換処理、画素数変換などの
処理を行う。そして、画像処理回路２１でのさまざまな
画像処理を受けた画像情報は、圧縮伸長部２３で例えば
ＪＰＥＧ圧縮されて、スマートメディア等の着脱メモリ
２０に記録される。
ＣＣＤ１２で電気信号に変換され、撮像回路１３でアナ
ログ画像信号に変換される。このアナログ画像信号はＡ
Ｄ変換器１４でデジタル画像信号（以下、「画像情報」
とも称する）に変換されて、一旦、揮発性の内蔵メモリ
２５に記憶される。この内蔵メモリ２５は、高速な、例
えばＳＤＲＡＭ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｄｙｎａｍ
ｉｃ ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であ
り、後述する画像処理用のワークエリアとしても使用さ
れる。画像処理回路２１は、内蔵メモリ２５に一時記憶
された画像情報の色情報の変換処理、画素数変換などの
処理を行う。そして、画像処理回路２１でのさまざまな
画像処理を受けた画像情報は、圧縮伸長部２３で例えば
ＪＰＥＧ圧縮されて、スマートメディア等の着脱メモリ
２０に記録される。
【００１１】また、撮影画像を表示する場合には、画像
処理後の画像情報は、ＬＣＤドライバ３１が画像表示用
ＬＣＤ３０を駆動制御して画像表示を行う。
処理後の画像情報は、ＬＣＤドライバ３１が画像表示用
ＬＣＤ３０を駆動制御して画像表示を行う。
【００１２】なお、着脱メモリ２０に記録された画像を
表示する場合には、圧縮伸長部２３で伸長されて、例え
ば、画像処理回路２１で所定の画像処理がなされた後
に、撮影した場合と同様に、画像表示用ＬＣＤ３０に記
録された画像が表示される。画像処理回路２１は、ホワ
イトバランス調整回路（ＡＷＢ）２２を備え、ＡＷＢ２
２は、撮影画像に対してホワイトバランスの調整を行
う。メインＣＰＵ４０は、フラッシュメモリ等の不揮発
性メモリ４１から電子カメラの基本制御プログラムを読
み出して電子カメラ全体の制御を行う。
表示する場合には、圧縮伸長部２３で伸長されて、例え
ば、画像処理回路２１で所定の画像処理がなされた後
に、撮影した場合と同様に、画像表示用ＬＣＤ３０に記
録された画像が表示される。画像処理回路２１は、ホワ
イトバランス調整回路（ＡＷＢ）２２を備え、ＡＷＢ２
２は、撮影画像に対してホワイトバランスの調整を行
う。メインＣＰＵ４０は、フラッシュメモリ等の不揮発
性メモリ４１から電子カメラの基本制御プログラムを読
み出して電子カメラ全体の制御を行う。
【００１３】サブＣＰＵ４５は、例えば、図示しない十
字キーやジャンプキーやレリーズボタンを含む操作部４
６からの入力を受け付けて、その入力に応じた制御を行
う。また、サブＣＰＵ４５は、図示しない電源部を制御
して電子カメラ全体の電源管理も行っている。また、サ
ブＣＰＵ４５は、操作部４６からの指示或いは図示しな
い自動露出調整回路からの指示により、ストロボ制御回
路２６を制御してストロボ２７の発光の制御を行う。な
お、ストロボ２７の予備発光もサブＣＰＵ４５からの指
示に基づいてストロボ制御回路２６により制御される。
字キーやジャンプキーやレリーズボタンを含む操作部４
６からの入力を受け付けて、その入力に応じた制御を行
う。また、サブＣＰＵ４５は、図示しない電源部を制御
して電子カメラ全体の電源管理も行っている。また、サ
ブＣＰＵ４５は、操作部４６からの指示或いは図示しな
い自動露出調整回路からの指示により、ストロボ制御回
路２６を制御してストロボ２７の発光の制御を行う。な
お、ストロボ２７の予備発光もサブＣＰＵ４５からの指
示に基づいてストロボ制御回路２６により制御される。
【００１４】上記のように構成された本発明の電子カメ
ラの動作を図２を参照して説明する。図２は、本発明に
係る電子カメラの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
ラの動作を図２を参照して説明する。図２は、本発明に
係る電子カメラの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【００１５】まず、全画面に係る画像領域を、例えば、
１６０×１２０個の小領域に分割する（ステップＡ
１）。次に、各小領域について、Ｒ、Ｇ、Ｂの値からＲ
／Ｇ、Ｂ／Ｇを算出する（ステップＡ２）。そして、図
３に示したような、肌色判定領域と重複するような例え
ば５５００Ｋの白色判定領域を設定して、当該小領域が
白色判定領域に含まれるかどうかを検出して、白色判定
領域に含まれる小領域をカウントする（ステップＡ
３）。そして、上記の５５００Ｋの白色判定領域と重複
する肌色判定領域を設定し、この領域に含まれる小領域
をカウントする（ステップＡ４）。
１６０×１２０個の小領域に分割する（ステップＡ
１）。次に、各小領域について、Ｒ、Ｇ、Ｂの値からＲ
／Ｇ、Ｂ／Ｇを算出する（ステップＡ２）。そして、図
３に示したような、肌色判定領域と重複するような例え
ば５５００Ｋの白色判定領域を設定して、当該小領域が
白色判定領域に含まれるかどうかを検出して、白色判定
領域に含まれる小領域をカウントする（ステップＡ
３）。そして、上記の５５００Ｋの白色判定領域と重複
する肌色判定領域を設定し、この領域に含まれる小領域
をカウントする（ステップＡ４）。
【００１６】そして、以下の各判定を行い（ステップＡ
５からステップＡ８）、肌色判定領域が白色判定領域に
影響を及ぼすおそれが少ない場合には、白色判定領域の
全ての領域（すなわち、白色判定のみの領域及び肌色判
定領域と白色判定領域との重複領域の両者を含む領域）
を選択する（ステップＡ１０）。また、肌色判定領域が
白色判定領域に影響を及ぼすと判断される場合には、白
色判定領域から白色判定領域と肌色判定領域との重複部
分を除いた白色判定領域を選択する（ステップＡ９）。
そして、ステップＡ９又はステップＡ１０で選択された
白色判定領域に基づいてＷＢ（ホワイトバランス、以下
「ＷＢ」と称する）を計算する（ステップＡ１１）。
５からステップＡ８）、肌色判定領域が白色判定領域に
影響を及ぼすおそれが少ない場合には、白色判定領域の
全ての領域（すなわち、白色判定のみの領域及び肌色判
定領域と白色判定領域との重複領域の両者を含む領域）
を選択する（ステップＡ１０）。また、肌色判定領域が
白色判定領域に影響を及ぼすと判断される場合には、白
色判定領域から白色判定領域と肌色判定領域との重複部
分を除いた白色判定領域を選択する（ステップＡ９）。
そして、ステップＡ９又はステップＡ１０で選択された
白色判定領域に基づいてＷＢ（ホワイトバランス、以下
「ＷＢ」と称する）を計算する（ステップＡ１１）。
【００１７】ステップＡ５からステップＡ８の内容を具
体的に説明する。まず、肌色判定領域の全領域に対する
割合が所定値以上（例えば１５％以上）かどうかを判定
する（ステップＡ５）。ここで、この割合が所定値未満
であれば、肌色判定領域の影響が少ないものとしてステ
ップＡ１０に進み、そうでなければ、被写体の輝度が所
定値以下（例えばＢＶ≦７）かどうか判定する（ステッ
プＡ６）。ここで、被写体の輝度が所定値以上であれ
ば、色温度が低いと判定して、ステップＡ１０に進み、
そうでなければ、青みがかった白色判定領域、即ち図３
における白色判定領域１及び白色判定領域２の領域の全
領域に対する割合が所定値以上（例えば１０％以上）で
あるかどうか判定する（ステップＡ７）。ここで、この
割合が所定値未満であれば、色温度が低いものと判定し
てステップＡ１０に進み、そうでなければ、撮影距離が
所定値以上かどうか判定する。ここで、撮影距離が所定
値未満であれば、例えば被写体としての人間の顔が大き
く写されることになり、肌色判定領域の影響が大きいも
のとしてとしてステップＡ１０に進み、そうでなけれ
ば、ステップＡ９に進む。
体的に説明する。まず、肌色判定領域の全領域に対する
割合が所定値以上（例えば１５％以上）かどうかを判定
する（ステップＡ５）。ここで、この割合が所定値未満
であれば、肌色判定領域の影響が少ないものとしてステ
ップＡ１０に進み、そうでなければ、被写体の輝度が所
定値以下（例えばＢＶ≦７）かどうか判定する（ステッ
プＡ６）。ここで、被写体の輝度が所定値以上であれ
ば、色温度が低いと判定して、ステップＡ１０に進み、
そうでなければ、青みがかった白色判定領域、即ち図３
における白色判定領域１及び白色判定領域２の領域の全
領域に対する割合が所定値以上（例えば１０％以上）で
あるかどうか判定する（ステップＡ７）。ここで、この
割合が所定値未満であれば、色温度が低いものと判定し
てステップＡ１０に進み、そうでなければ、撮影距離が
所定値以上かどうか判定する。ここで、撮影距離が所定
値未満であれば、例えば被写体としての人間の顔が大き
く写されることになり、肌色判定領域の影響が大きいも
のとしてとしてステップＡ１０に進み、そうでなけれ
ば、ステップＡ９に進む。
【００１８】上記のように、特に色温度の高い環境下に
おいて、肌色判定領域が白色判定領域に影響を及ぼすよ
うな撮影条件で、肌色判定領域の白色判定領域に及ぼす
影響が多いと判断される時には、肌色判定領域と白色判
定領域との重複領域を白色判定領域から除いた白色判定
領域のみをＷＢの計算に使用するようにし、肌色判定領
域の影響が少ないと思われる場合には、白色判定領域の
全領域を用いてＷＢの計算を行うようにしたので、精度
の高いＷＢの計算を行うことができる。
おいて、肌色判定領域が白色判定領域に影響を及ぼすよ
うな撮影条件で、肌色判定領域の白色判定領域に及ぼす
影響が多いと判断される時には、肌色判定領域と白色判
定領域との重複領域を白色判定領域から除いた白色判定
領域のみをＷＢの計算に使用するようにし、肌色判定領
域の影響が少ないと思われる場合には、白色判定領域の
全領域を用いてＷＢの計算を行うようにしたので、精度
の高いＷＢの計算を行うことができる。
【００１９】本発明は、上記の発明の実施の形態に限定
されるものではない。上記の実施形態では、判定を４段
階に分けて行ったが、全てのステップについて行う必要
はなく適宜選択して適用可能であると共に、また、その
順序も適宜変更可能である。本発明の要旨を変更しない
範囲で種々変形して実施できるのは勿論である。
されるものではない。上記の実施形態では、判定を４段
階に分けて行ったが、全てのステップについて行う必要
はなく適宜選択して適用可能であると共に、また、その
順序も適宜変更可能である。本発明の要旨を変更しない
範囲で種々変形して実施できるのは勿論である。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。
る。
【００２１】上記のように、本発明においては、肌色判
定領域が白色判定領域に影響を及ぼすような撮影条件
で、肌色判定領域の白色判定領域に及ぼす影響が多いと
判断される時には、肌色判定領域と白色判定領域との重
複領域を白色判定領域から除いた白色判定領域のみをＷ
Ｂの計算に使用するようにし、肌色判定領域の影響が少
ないと思われる場合には、白色判定領域の全領域を用い
てＷＢの計算を行うようにしたので、精度の高いＷＢの
計算を行うことができる。
定領域が白色判定領域に影響を及ぼすような撮影条件
で、肌色判定領域の白色判定領域に及ぼす影響が多いと
判断される時には、肌色判定領域と白色判定領域との重
複領域を白色判定領域から除いた白色判定領域のみをＷ
Ｂの計算に使用するようにし、肌色判定領域の影響が少
ないと思われる場合には、白色判定領域の全領域を用い
てＷＢの計算を行うようにしたので、精度の高いＷＢの
計算を行うことができる。
【図１】 本発明に係る電子カメラの概略ブロック図。
【図２】 本発明に係る電子カメラの動作の流れを示す
フローチャート。
フローチャート。
【図３】 色座標における肌色エリアと白色エリアとの
関係を示す図。
関係を示す図。
１１…レンズ １２…ＣＣＤ １３…撮像回路 １４…ＡＤ変換器 ２０…着脱メモリ ２１…画像処理回路 ２２…ホワイトバランス調整回路 ２３…圧縮伸長部 ２５…内蔵メモリ ２６…ストロボ制御回路 ２７…ストロボ ３０…画像表示用ＬＣＤ ３１…ＬＣＤドライバ ４０…メインＣＰＵ ４１…不揮発性メモリ ４５…サブＣＰＵ ４６…操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C065 BB02 BB48 CC01 DD02 GG26 5C066 AA01 EA14 GA01 GB03 KE03 KE24
Claims (5)
- 【請求項１】 撮影により得られた色情報を含む画像情
報を複数の小領域に分割する画像分割手段と、 前記色情報のうち、肌色判定領域を設定する第１の色領
域設定手段と、 前記第１の色領域設定手段で設定された領域と少なくと
も一部が重複する重複領域を含むような白色判定領域を
設定する第２の色領域設定手段と、 前記第２の色領域設定手段で設定された領域に含まれる
色情報に相当する小領域のうち前記重複領域に含まれる
色情報に相当する小領域を除外するかどうかを判定する
判定手段と、 判定手段の判定結果に基づいて、ホワイトバランスの算
出に用いる小領域を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された領域に含まれる色情報を基
に、ホワイトバランスを算出するホワイトバランス算出
手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の画像処理装置におい
て、前記判定手段は、前記複数の小領域のうち、前記第
１の色領域設定手段で設定された色領域に含まれる小領
域の数が所定数以上のときは、前記重複領域に含まれる
色情報を除外することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の画像処理
装置において、測光手段を更に備え、 前記判定手段は、前記測光手段で得られた輝度が所定値
よりも小さいときは、前記重複領域に含まれる色情報に
相当する小領域を除外することを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３のいずれか１項に
記載の画像処理装置において、 前記第２の色領域設定手段で設定された領域よりも高い
色温度の白色判定領域を設定する第３の色領域設定手段
を更に備え、 前記判定手段は、前記第３の色領域設定手段で設定され
た色領域に含まれる前記小領域の数が所定数以上のとき
は、前記重複領域に含まれる色情報に相当する小領域を
除外することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項５】 請求項１から請求項５記載のいずれか１
項に記載の画像処理装置において、 所定の像倍率からなる撮影距離を算出する距離算出手段
と、 測距手段とを更に備え、 前記判定手段は、前記測距手段で得られた距離が前記距
離算出手段により得られた距離よりも近距離である場合
は、前記重複領域に含まれる色情報に相当する小領域を
除外することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001118636A JP2002315015A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001118636A JP2002315015A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002315015A true JP2002315015A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18969002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001118636A Withdrawn JP2002315015A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002315015A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004098202A1 (ja) * | 2003-05-01 | 2004-11-11 | Seiko Epson Corporation | 特定色の色再現を考慮したカラーバランス調整 |
| JP2007013785A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Pentax Corp | 画像信号処理装置 |
| WO2009075185A1 (ja) * | 2007-12-11 | 2009-06-18 | Olympus Corporation | ホワイトバランス調整装置及びホワイトバランス調整方法 |
| JP2012049650A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及びホワイトバランス制御方法 |
| US8134611B2 (en) | 2008-01-09 | 2012-03-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processor, image processing method and recording medium |
| CN112135113A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-25 | 广东小天才科技有限公司 | 一种拍照效果调整方法、系统、拍照设备及存储介质 |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001118636A patent/JP2002315015A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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