JP2002314966A - 暗号解読装置、avデータ再生装置 - Google Patents

暗号解読装置、avデータ再生装置

Info

Publication number
JP2002314966A
JP2002314966A JP2001110536A JP2001110536A JP2002314966A JP 2002314966 A JP2002314966 A JP 2002314966A JP 2001110536 A JP2001110536 A JP 2001110536A JP 2001110536 A JP2001110536 A JP 2001110536A JP 2002314966 A JP2002314966 A JP 2002314966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
decryption module
cipher
decryption
encrypted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001110536A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kusuhara
信哉 楠原
Yasuo Masuda
康男 桝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001110536A priority Critical patent/JP2002314966A/ja
Publication of JP2002314966A publication Critical patent/JP2002314966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の内部暗号解読モジュールを備えたAV
データ再生装置は、放送事業者を変更した場合、AVデ
ータ処理端末自体を交換する必要があったり、1台では
複数の放送業者の放送に対応出来ないという問題があっ
た。 【解決手段】 暗号化されたAVデータに施されている
暗号の種類を識別する映像データ識別手段13と、所定
の暗号の種類にて暗号化されたAVデータの暗号を解読
する、脱着・交換可能な外部暗号解読モジュールA15
と、暗号解読モジュールが、前記受信したAVデータに
施された暗号を解読できるかどうかを判別する外部暗号
解読モジュール制御手段12とを少なくとも備え、外部
暗号解読モジュール制御手段12の判別結果が解読可能
である場合は、外部暗号解読モジュールA15は前記暗
号化されたAVデータの暗号を解除し、判別結果が解読
不能である場合は、暗号化されたAVデータの暗号化を
行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,暗号化されたAV
データを解読する暗号解読モジュールを備えた暗号解読
装置およびそれを備えたAVデータ再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、世界的にデジタル放送が始まり、
これらのデジタル放送を受信する映像再生装置(通常は
セットトップボックスと呼ばれている)の開発が進んで
いる。一般にデジタル放送は、契約者だけが視聴できる
ように、放送信号の送信時に、信号に対し限定受信のた
めのスクランブルをかけて暗号化し、受信時に映像再生
装置内部のモジュールでそのスクランブルを解除(暗号
を解読)して、放送のAVデータを得るようになってい
る。
【0003】スクランブル方式は放送事業者毎に異なっ
ており、映像再生装置の製造業者は、それぞれのスクラ
ンブル方式で暗号化されたAVデータを解読できる映像
再生装置を複数機種開発している。
【0004】図9は、内部に暗号解読モジュールを有す
る従来のAVデータ再生装置を示す図である。図におい
て、90はAVデータを可視情報へ変換するAVデータ
処理端末であり、91は暗号化されたAVデータを解読
する内部暗号解読モジュール、92はAVデータのう
ち、映像データ部分を復号する映像復号部である。な
お、通常のAVデータ再生装置では、これ以外にも例え
ば、衛星、地上波、ケーブルからの放送のデータを受信
するためのチューナ部、AVデータのうち、圧縮された
音声データを再生する音声データ再生部等の構成要素を
必要とするが、本発明と直接関係しない部分なので、説
明の簡単のために省略している。
【0005】次に、従来のAVデータ再生装置の動作に
ついて説明する。
【0006】衛星、地上波、ケーブルのデジタル放送
は、MPEG(Moving Picture Expe
rts Group)等の圧縮方式で変換され、MPE
GAVデータとして、必要に応じてスクランブルをかけ
て送信される。また、このAVデータのスクランブルの
有無は、属性情報としてAVデータの中に含まれてい
る。なお、これらのMPEGの規格の詳細に関しては、
一般書籍等で説明されているので、ここでの説明は省略
する。
【0007】衛星、地上波またはケーブルから、映像デ
ータ処理端末90に受信されたMPEGAVデータは、
内部暗号解読モジュール90へ送られ、内部暗号解読モ
ジュール90は、このMPEGAVデータがスクランブ
ルされているものであれば、そのスクランブル解除され
る。スクランブルされていないものであれば、そのまま
MPEGAVデータを次段の映像復号部92へ入力す
る。
【0008】映像復号部92はMPEG復号、再生を行
い、この復号されたAVデータを、図示しないTV等の
映像表示機器へ送る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】内部に暗号解読モジュ
ールを有する従来のAVデータ再生装置は上述のように
構成され、動作するものであるが、先に述べたように放
送事業者を変更した場合、AVデータ処理端末自体を交
換する必要があり、コスト高になる。また暗号化方式が
第三者によって破られた場合、放送事業者は全利用者の
AVデータ処理端末を回収、交換する必要があり、これ
もコスト負担が大きいものとなっていた。
【0010】要するに、従来のAVデータ再生装置は、
上述のように、 内部暗号解読モジュールでは、放送事
業者を変更した場合、AVデータ処理端末自体を交換す
る必要があり、コスト高になるという問題があった。さ
らに複数の放送業者の放送を1台の端末で視聴すること
は出来なかった。
【0011】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、放送事業者を変更した場合や、複数の放送事
業者の提供する、暗号化方式の異なる複数の放送に1台
の端末にて対応することが可能な暗号解読装置およびそ
れを有するAVデータ再生装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、暗号化され
たAVデータに施されている暗号の種類を識別する暗号
識別手段と、所定の暗号の種類にて暗号化されたAVデ
ータの暗号を解読する、脱着・交換可能な暗号解読モジ
ュールと、前記暗号識別手段の識別結果に基づき、前記
暗号解読モジュールが、前記受信したAVデータに施さ
れた暗号を解読できるかどうかを判別する暗号解読モジ
ュール判別手段とを少なくとも備え、前記暗号解読モジ
ュール判別手段の判別結果が解読可能である場合は、前
記暗号解読モジュールは前記暗号化されたAVデータの
暗号を解除し、前記暗号解読モジュール判別手段の判別
結果が解読不能である場合は、前記暗号解読モジュール
は前記暗号化されたAVデータの暗号化を行わない暗号
解読装置である。
【0013】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記暗号解読モジュール判別手段の判別結果が解読
不能である場合は、少なくともその旨を外部に通知する
通知手段をさらに備えた上記本発明である。
【0014】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記通知手段は、前記暗号解読モジュール判別手段
の判別結果が解読不能である場合は、前記暗号を解読可
能な暗号解読モジュールに関する情報を外部に通知する
上記本発明である。
【0015】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記暗号化されたAVデータの記録または再生を行
うAVデータ記録再生手段と、前記AVデータを外部ま
たは前記AVデータ記録再生手段のどちらかに出力する
AVデータ出力切り替え手段と、前記暗号解読モジュー
ルの動作または接続状態を監視する暗号解読モジュール
状態監視手段とをさらに備え、前記暗号解読モジュール
状態監視手段は、前記暗号解読モジュールが前記AVデ
ータの暗号を解読してる状態において、前記暗号解読モ
ジュールの暗号解読動作が停止する、または接続状態が
非接続となった場合、前記AVデータ出力切り替え手段
によって前記暗号化されたAVデータを前記AVデータ
記録再生手段に記録し、前記暗号解読モジュールが再び
暗号動作を開始する、または接続状態が接続となった場
合、前記AVデータ記録再生手段から記録した前記暗号
化されたAVデータを、前記暗号解読モジュールに出力
する上記本発明である。
【0016】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、請求項1から4のいずれかに記載の暗号解読装置
と、前記暗号解読モジュールにより暗号が解読されたA
Vデータを再生する再生手段とを備えたAVデータ再生
装置である。
【0017】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記AVデータはエンコードされたデータであっ
て、前記再生手段は前記AVデータのエンコードをデコ
ードするデコード手段をさらに有する上記本発明であ
る。
【0018】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、第1の本発明の暗号解読装置の、暗号化されたAV
データに施されている暗号の種類を識別する暗号識別手
段と、前記暗号識別手段の識別結果に基づき、前記暗号
解読モジュールが、前記受信したAVデータに施された
暗号を解読できるかどうかを判別する暗号解読モジュー
ル判別手段との全部又は一部としてコンピュータを機能
させるためのプログラムである。
【0019】以上のような本発明は、その一例として、
AVデータ再生装置と切り離し可能な外部暗号解読モジ
ュールを備えた構成を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する. (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1によるA
Vデータ再生装置を示す図である。また、図10はMP
EGAVデータのヘッダに含まれるスクランブル情報の
構成の例を示す図である。また、図4は実施の形態1の
AVデータ再生装置の動作を説明するためのフローチャ
ートを示す図である。
【0021】図1において10は、外部から入力したM
PEG形式にて圧縮され放送信号のMPEGAVデータ
を、TV等の機器にて視聴可能な信号へ変換するAVデ
ータ処理端末であり、AVデータ処理端末10におい
て、11はAVデータ出力分岐手段、12は外部暗号解
読モジュールの制御を行う外部暗号解読モジュール制御
手段であり、13はMPEGAVデータに格納されてい
るヘッダ情報をもとにスクランブルの種別を識別するA
Vデータ識別手段であり、14は、AVデータのうち、
映像データの部分を復号する映像復号手段であり、15
はMPEGAVデータがスクランブルがかかったもので
ある場合、そのスクランブルを解除する外部暗号解読モ
ジュールAであり、16は外部暗号解読モジュールAと
交換可能であって、外部暗号解読モジュールAとは異な
るスクランブル形式のMPEGAVデータに対応した外
部暗号解読モジュールBである。なお、通常のAVデー
タ再生装置では、これ以外にも例えば、衛星、地上波、
ケーブルからの放送のデータを選択的に受信するための
チューナ部、AVデータのうち、圧縮された音声データ
を再生する音声データ再生部等の構成要素を必要とする
が、本発明と直接関係しない部分なので、説明の簡単の
ために省略している。
【0022】上述のように構成された本実施の形態1に
よるAVデータ再生装置の動作を、図5のフローチャー
トを用いて、以下に説明する。
【0023】衛星、地上波またはケーブルから受信され
たMPEGAVデータは、AVデータ出力分岐部11よ
りAVデータ識別手段13へ送られる(ステップ1)。
AVデータ識別手段13は、MPEGAVデータのヘッ
ダに格納されているスクランブル情報を読み取り、MP
EGAVデータのスクランブルの有無および、スクラン
ブルがかけられている場合は、スクランブルの種別を判
定する(ステップ2)。
【0024】例えばスクランブルがかけられていない場
合(図10ではスクランブル情報の値が0)は、AVデ
ータは映像復号手段14に送られ、映像復号手段14は
AVデータをMPEG復号し、復号されたAVデータは
TV等の映像表示機器に送られる(ステップ7)。
【0025】また、スクランブルの種別がスクランブル
A(図10ではスクランブル情報の値が1)の場合は、
AVデータ識別手段13は、外部暗号解読モジュール制
御手段12にスクランブルの種別を伝える(ステップ
3)。
【0026】外部暗号解読モジュール制御手段12は、
スクランブルの種別と現在接続状態にある外部暗号解読
モジュールAとの整合性を判定する(ステップ4)。不
整合であればAVデータ識別手段13に不整合であるこ
とを伝え、MPEGAVデータのスクランブルの解除は
行われない。
【0027】整合と判定された場合は、外部暗号解読モ
ジュール制御手段12はAVデータ識別手段13にスク
ランブルの種別と、現在接続状態にある外部暗号解読モ
ジュールA15の整合性が合致していることとを伝え、
外部暗号解読モジュールA15にスクランブル解除を指
示する(ステップ5)。
【0028】AVデータ識別手段13は、AVデータ出
力分岐手段11にAVデータを外部暗号解読モジュール
A15に出力することを指示し、自身のAVデータの入
力元を外部暗号解読モジュールA15とする(ステップ
6)。
【0029】最後に、AVデータ識別手段13は外部暗
号解読モジュールA15からのスクランブルを解除され
たAVデータを映像復号手段14に送り、映像復号手段
14はAVデータの再生を行い、TV画面等に可視情報
として出力する(ステップ7)。
【0030】上記の動作においては、外部暗号モジュー
ルA15が接続状態にある例を挙げたが、外部暗号モジ
ュールB16が接続されている場合も同様な処理が行わ
れる。したがって、AVデータ処理端末10において
は、受信するMPEGAVデータのスクランブルの種類
に応じて、外部暗号解読モジュールを交換することによ
り、所望の放送のスクランブルを解除できることにな
る。
【0031】このように、本発明の実施の形態1におけ
るAVデータ再生装置では、AVデータ処理端末は、前
記AVデータ処理端末は、映像復号手段と、AVデータ
識別手段と、AVデータの出力先を前記AVデータ識別
手段かまたは前記外部暗号解読モジュールに切り替える
AVデータ出力分岐手段と、前記外部暗号解読モジュー
ルの種別を検出し、AVデータ識別手段により識別され
たAVデータの種別と前記接続されている外部暗号解読
モジュールとの整合性をチェックし、整合した場合のみ
接続されている前期外部暗号解読モジュールに対応した
制御を行い、外部暗号解読モジュールにAVデータの暗
号解読を指示する外部暗号解読モジュール制御手段とを
備えることにより、外部モジュールを交換するだけでス
クランブルの異なる複数のAVデータを一台のAVデー
タ処理端末で視聴することが可能になる。
【0032】なお、上記の動作においては、外部暗号解
読モジュールA15にてスクランブルが解除されたMP
EGAVデータは、映像データ識別手段13に出力され
てから、映像信号復号手段14に出力されるものとして
説明を行ったが、図1中の破線にて示すように、外部暗
号解読モジュールA15から直接映像信号復号手段14
へ出力するようにしてもよい。
【0033】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2によるAVデータ再生装置を示す図である。また、
図5は実施の形態2のAVデータ再生装置の動作を説明
するためのフローチャートを示す図である。
【0034】図2において、図1と同一部または相当部
には、同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、
20は外部から入力したMPEG形式にて圧縮され放送
信号のMPEGAVデータを、TV等の機器にて視聴可
能な信号へ変換するAVデータ処理端末であり、21
は、AVデータ処理端末20に接続されている外部暗号
解読モジュールの不整合を知らせる通知手段である。実
施の形態1と異なる点は、外部暗号解読モジュールが現
在受信しているAVデータとあっていない場合にその旨
をユーザに知らせるための通知手段21を備えている部
分である。
【0035】上述のように構成された本実施の形態2に
よるAVデータ再生装置の動作を以下に説明する。
【0036】図5に示すフローの動作のうち、AVデー
タ表示に関する動作であるステップ1〜3、ステップ5
〜ステップ8は、実施の形態1と同じであるので説明を
省略し、ステップ4において実施の形態1と異なる。以
下それを説明する。
【0037】ステップ1〜ステップ3の動作は実施の形
態1と同様に行われる。次にステップ4において、外部
暗号解読モジュール制御手段12は通知手段にスクラン
ブルの種別と接続中の外部暗号解読モジュールA15と
の整合性を判定する。整合で有れば、実施の形態1と同
様、外部暗号解読モジュールA15にスクランブル解除
を指示する(ステップ5)。
【0038】一方不整合であれば、外部暗号解読モジュ
ール制御手段12は、通知手段21に伝える。通知手段
21は、外部に外部暗号解読モジュールが現在受信して
いるAVデータとあっていない旨のメッセージを出力す
る。このメッセージは、映像信号として、AVデータ処
理端末20が接続されているTVに表示されるようにし
てもよいし、AVデータ処理端末20本体に設けられた
手段によって示すようにしてもよい。また、通知手段2
1の、AVデータ処理端末20に設けた構成例として
は、LED等を用いた警告ランプの表示や、ブザー等を
用いた音声信号としてメッセージの内容を通知するよう
にしてもよい。
【0039】このように本発明の実施の形態2における
AVデータ再生装置では、前記AVデータ処理端末は、
前記外部暗号解読モジュール制御手段がAVデータと外
部暗号解読モジュールが整合しないと判定した場合、ユ
ーザに通知する通知手段手段を備えることにより、AV
データと外部暗号解読モジュールとの不整合の情報をユ
ーザが知ることができる。
【0040】また、外部暗号解読モジュール識別手段1
2と、通知手段21とは、以下の動作を行うようにして
もよい。すなわち、ステップ4において、外部暗号解読
モジュール識別手段12が、現在接続状態にある外部暗
号解読モジュールA15の整合性が一致しないと判断し
た場合、現在受信しているMPEGAVデータのスクラ
ンブルの種別に基づき、このスクランブルを解除するこ
とが可能な外部暗号解読モジュールの種類を算出し、通
知手段21は、この外部暗号解読モジュールの種類を通
知する。
【0041】これにより、複数の外部暗号解読モジュー
ルの中から、現在受信しているMPEGAVデータのス
クランブルに必要な外部暗号解読モジュールの種類を、
即座に知ることが可能になる。
【0042】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3によるAVデータ再生装置を示す図である。また、
図6および7は実施の形態3のAVデータ再生装置の動
作を説明するためのフローチャートを示す図である。
【0043】図3において、図1と同一部または相当部
には、同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、
30は外部から入力したMPEG形式にて圧縮され放送
信号のMPEGAVデータを、TV等の機器にて視聴可
能な信号へ変換するAVデータ処理端末であり、35は
MPEGAVデータの出力先を映像復号手段34または
AVデータ蓄積媒体制御手段32に切り替えるAVデー
タ出力切り替え手段であり、37はAVデータ蓄積手段
であり、36はAVデータ蓄積手段37に対しAVデー
タの書き込み、読み出しを行うAVデータ蓄積媒体制御
手段である。ただし、映像データ蓄積媒体制御手段32
およびAVデータ蓄積手段33は、AVデータ処理端末
30と一体化した構成としても良いし、外部にて別構成
としても良い。
【0044】図6、7に示す本実施の形態のフローは、
AVデータ表示に関する動作であるステップ1〜8は、
実施の形態1と同じであるが、ステップ4とステップ5
との間にステップ11が加えられて、またステップ4の
他の条件によって動作するステップ13〜17が付加さ
れた点が異なる。以下、実施の形態1との相違点を中心
に説明する。
【0045】ステップ1〜ステップ3の動作は実施の形
態1と同様に行われる。次にステップ4において、外部
暗号解読モジュール制御手段12は、スクランブルの種
別と接続中の外部暗号解読モジュールA15との整合性
を判定する(ステップ4)。整合で有れば、AVデータ
出力切り替え手段31は、入力してきたMPEGAVデ
ータをそのままAV信号復号手段14へ出力し(ステッ
プ11)、外部暗号解読モジュール制御手段12は、A
Vデータ識別手段13にスクランブルの種別と外部暗号
解読モジュールの整合性が合致したことを伝え、外部暗
号解読モジュールA15にスクランブル解除を指示する
(ステップ5)。以下、ステップ6,7の動作は実施の
形態1と同様に行われる。
【0046】一方、外部暗号解読モジュール制御手段1
2は、スクランブルの種別と接続中の外部暗号解読モジ
ュールA15との整合性が不整合であれば、この不整合
が、MPEGAVデータ再生中に、外部暗号解読モジュ
ールA15と、AVデータ処理端末30との接続が解除
されたためかどうかの判定を行う(ステップ13)。
【0047】接続が解除されためではない場合は、再び
ステップ1に復帰し、MPEGAVデータの受信が行わ
れ、ステップ2以降の動作に引き継がれる。不整合の原
因が、現在接続中の外部暗号解読モジュールA15が、
受信中のMPEGAVデータのスクランブル形式に対し
不適合であった場合は、前者であれば外部暗号解読モジ
ュールA15を、他の外部暗号解読モジュールB16等
の、適切なものに交換すればよい。なお、ここで実施の
形態2の通知手段21を備えた構成とすれば、上記のス
テップ13において、入力されるMPEGAVデータと
外部暗号解読モジュールA15との不整合の原因が、現
在接続中の外部暗号解読モジュールA15が、受信中の
MPEGAVデータのスクランブル形式に対し不適合で
あった場合、その不適合を外部のユーザに対して告知す
ることができ、ユーザはこれに基づき外部暗号解読モジ
ュールA15を、他の外部暗号解読モジュールB16等
の適切なものに交換することができ、望ましい。
【0048】一方、接続が解除されたためである場合
は、AVデータ出力分岐手段11は、MPEGAVデー
タの出力先をAVデータ識別手段36に切り替える(ス
テップ14)。さらに、AVデータ識別手段36は、M
PEGAVデータの出力先をAVデータ出力切り替え手
段31に切り替える(ステップ15)。さらにAVデー
タ出力切り替え手段31は、MPEGAVデータ映像復
号手段34からAVデータ蓄積媒体制御手段32に出力
先を切り替える(ステップ16)。
【0049】この状態で、映像データ識別手段13に入
力されたMPEGAVデータは、AVデータ蓄積媒体制
御手段32に出力され、AVデータ蓄積媒体制御手段3
2はAVデータをAVデータ蓄積手段37に書き込む
(ステップ17)。その場合、MPEGAVデータはス
クランブルがかかった状態である。
【0050】その後、外部暗号解読モジュールA38が
再び接続されると、AVデータ出力分岐手段11はMP
EGAVデータの出力先を、再接続された外部暗号解読
モジュールA15に切り替える。
【0051】また、MPEGAVデータ出力切り替え手
段31はMPEGAVデータの出力先を映像復号手段3
4に切り替え、外部のTV等にAVデータが出力可能な
状態となる。AVデータ蓄積手段37に蓄積されたMP
EGAVデータは、ユーザの要求があると、AVデータ
蓄積媒体制御手段32により読み出され、AVデータ出
力分岐手段11に入力され、以後の動作は実施の形態1
と同様に行われる。
【0052】このように、本実施の形態によれば、前記
AVデータ処理端末は、AVデータを保持するAVデー
タ蓄積手段と、前記AVデータ蓄積手段に蓄積されてい
るAVデータの読み出し、書き込みを行うAVデータ蓄
積媒体制御手段と、AVデータを前記映像復号手段また
は前記AVデータ蓄積手段のどちらかに出力するAVデ
ータ出力切り替え手段と、番組視聴中に前記外部暗号解
読モジュールの接続状態を監視し、接続状態が変化した
場合、つまり、前記外部暗号化モジュールの接続が解除
された場合、前記AVデータ出力切り替え手段にAVデ
ータの出力先の前記AVデータ蓄積媒体制御手段への切
り替えを指示し、前記AVデータ蓄積媒体制御手段をも
ちいて前記AVデータ切り替え手段からのAVデータを
前記AVデータ記録媒体に記録し、再び外部暗号解読モ
ジュールが接続されると、前記AVデータ出力切り替え
手段にAVデータの出力先の前記映像復号手段への切り
替えを指示する外部暗号解読モジュール制御手段を備え
ることにより、外部暗号解読モジュールが一時的に接続
解除された場合でも、ハードディスクドライブ等の記録
媒体にAVデータを蓄積し、再び外部暗号解読モジュー
ルが接続されたときにAVデータを再生することが可能
になる。
【0053】なお、上記の各実施の形態において、映像
データ識別手段13は本発明の暗号識別手段に相当し、
外部暗号解読モジュール制御手段12は本発明の暗号解
読モジュール判別手段および暗号解読モジュール状態監
視手段に相当し、外部暗号解読モジュールA15,B1
6は、本発明の暗号解読モジュールに相当する。また、
映像信号復号手段14は本発明のデコード手段に相当
し、AVデータ蓄積媒体制御手段32およびAVデータ
蓄積手段33は本発明のAVデータ記録再生手段に相当
し、AVデータ処理端末10,20,30は本発明のA
Vデータ再生装置に相当する。
【0054】また、上記の各実施の形態において、AV
データ処理端末10,20,30が受信するMPEGA
Vデータは、本発明の暗号化されたAVデータの一例で
あるが、本発明はこれに限定されるものではなく、他
に、MPEG以外の方式でデコードされたAVデータ、
デコードされていないデジタルデータであるAVデー
タ、アナログデータであるAVデータ等であってもよ
い。要するに、本発明は、暗号化されたAVデータであ
れば、そのデータの具体的な構成に限定されることなく
用いることができる。したがって、上記の各実施の形態
において、AVデータ処理端末10,20,30はいず
れも映像信号復号手段14を備えた構成としたが、エン
コードされていないデータに対しては、これを省き、代
わりに本発明の再生手段に相当する手段を備えた構成と
してもよい。
【0055】また、本発明は、上述した本発明の暗号解
読装置の全部または一部の手段の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラムであって、コンピュー
タと協働して動作するプログラムである。
【0056】また、本発明の一部の手段、は、それらの
複数の手段の内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、
一つの手段の内の、一部の機能または一部の動作を意味
するものである。
【0057】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0058】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0059】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0060】記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝
送媒体としては、インターネット、光ファイバ等の伝送
機構、光・電波・音波等が含まれる。
【0061】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
【0062】したがって、以上説明した様に、本発明の
構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウ
ェア的に実現しても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、暗号化方式の異なる複数の放送に
1台のAVデータ再生装置にて対応することが可能な暗
号解読装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるAVデータ処理
装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2におけるAVデータ処理
装置の構成図
【図3】本発明の実施の形態3におけるAVデータ処理
装置の構成図
【図4】本発明の実施の形態1におけるAVデータ処理
装置のフローチャートを示す図
【図5】本発明の実施の形態2におけるAVデータ処理
装置のフローチャートを示す図
【図6】本発明の実施の形態3におけるAVデータ処理
装置のフローチャートを示す図
【図7】本発明の実施の形態3におけるAVデータ処理
装置のフローーチャートを示す図
【図8】AVデータの内部構成の例を示す図
【図9】従来の技術によるAVデータ処理端末の構成図
【符号の説明】
10,20,30 AVデータ処理端末 11 AVデータ出力分岐手段 12 外部暗号解読モジュール制御手段 13 AVデータ識別手段 14 映像復号手段 15 外部暗号解読モジュールA 16 外部暗号解読モジュールB 21 通知手段 26 外部暗号解読モジュールA 27 外部暗号解読モジュールB 31 AVデータ出力切り替え手段 32 AVデータ蓄積媒体制御手段 33 AVデータ蓄積手段 90 AVデータ処理端末 91 内部暗号解読モジュール 92 映像復号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 GB05 GB18 KA24 LA07 5C064 CA14 CB08 CC02 CC04 5J104 AA32 PA05 PA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化されたAVデータに施されている
    暗号の種類を識別する暗号識別手段と、 所定の暗号の種類にて暗号化されたAVデータの暗号を
    解読する、脱着・交換可能な暗号解読モジュールと、 前記暗号識別手段の識別結果に基づき、前記暗号解読モ
    ジュールが、前記受信したAVデータに施された暗号を
    解読できるかどうかを判別する暗号解読モジュール判別
    手段とを少なくとも備え、 前記暗号解読モジュール判別手段の判別結果が解読可能
    である場合は、前記暗号解読モジュールは前記暗号化さ
    れたAVデータの暗号を解除し、 前記暗号解読モジュール判別手段の判別結果が解読不能
    である場合は、前記暗号解読モジュールは前記暗号化さ
    れたAVデータの暗号化を行わない暗号解読装置。
  2. 【請求項2】 前記暗号解読モジュール判別手段の判別
    結果が解読不能である場合は、少なくともその旨を外部
    に通知する通知手段をさらに備えた請求項1に記載の暗
    号解読装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記暗号解読モジュー
    ル判別手段の判別結果が解読不能である場合は、前記暗
    号を解読可能な暗号解読モジュールに関する情報を外部
    に通知する請求項2に記載の暗号解読装置。
  4. 【請求項4】 前記暗号化されたAVデータの記録また
    は再生を行うAVデータ記録再生手段と、 前記AVデータを外部または前記AVデータ記録再生手
    段のどちらかに出力するAVデータ出力切り替え手段
    と、 前記暗号解読モジュールの動作または接続状態を監視す
    る暗号解読モジュール状態監視手段とをさらに備え、 前記暗号解読モジュール状態監視手段は、 前記暗号解読モジュールが前記AVデータの暗号を解読
    してる状態において、前記暗号解読モジュールの暗号解
    読動作が停止する、または接続状態が非接続となった場
    合、前記AVデータ出力切り替え手段によって前記暗号
    化されたAVデータを前記AVデータ記録再生手段に記
    録し、 前記暗号解読モジュールが再び暗号動作を開始する、ま
    たは接続状態が接続となった場合、 前記AVデータ記録再生手段から記録した前記暗号化さ
    れたAVデータを、前記暗号解読モジュールに出力する
    請求項1に記載の暗号解読装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の暗号
    解読装置と、 前記暗号解読モジュールにより暗号が解読されたAVデ
    ータを再生する再生手段とを備えたAVデータ再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記AVデータはエンコードされたデー
    タであって、 前記再生手段は前記AVデータのエンコードをデコード
    するデコード手段をさらに有する請求項5に記載のAV
    データ再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の暗号解読装置の、暗号
    化されたAVデータに施されている暗号の種類を識別す
    る暗号識別手段と、前記暗号識別手段の識別結果に基づ
    き、前記暗号解読モジュールが、前記受信したAVデー
    タに施された暗号を解読できるかどうかを判別する暗号
    解読モジュール判別手段との全部又は一部としてコンピ
    ュータを機能させるためのプログラム。
JP2001110536A 2001-04-09 2001-04-09 暗号解読装置、avデータ再生装置 Pending JP2002314966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110536A JP2002314966A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 暗号解読装置、avデータ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110536A JP2002314966A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 暗号解読装置、avデータ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002314966A true JP2002314966A (ja) 2002-10-25

Family

ID=18962286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001110536A Pending JP2002314966A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 暗号解読装置、avデータ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002314966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516627A (ja) * 2003-10-16 2007-06-21 エスティーマイクロエレクトロニクス、リミテッド セキュリティ集積回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516627A (ja) * 2003-10-16 2007-06-21 エスティーマイクロエレクトロニクス、リミテッド セキュリティ集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4877421B2 (ja) 受信装置及び受信方法ならびに送受信システム及び送受信方法
JP3474510B2 (ja) ディジタル放送送信装置、その受信方法および受信装置
US20060101485A1 (en) Information processing apparatus that receives broadcast program data
US20080310819A1 (en) Recording/Reproducing Device and Recording/Reproducing Method
US7117534B2 (en) Interfacing a conditional access circuit to a digital device using input and output stream switching
JP5167079B2 (ja) 受信装置及びその制御方法
US20060293895A1 (en) Information processing apparatus capable of receiving digital broadcast program data, and method of protecting contents which is applied to the apparatus
JP4186429B2 (ja) コンテンツ送信装置並びにその方法及びコンテンツ受信装置並びにその方法
JP2009016965A (ja) 情報処理装置および映像音声情報保護方法
JP2002314966A (ja) 暗号解読装置、avデータ再生装置
JP2011040838A (ja) 受信装置
JP2002314969A (ja) 映像データ再生装置
JP2006331483A (ja) 復号装置、ストリーム録画再生装置、および暗号化ストリームの復号方法
JP4766028B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP5281332B2 (ja) 放送受信装置、及びその制御方法
JP5159455B2 (ja) 放送受信装置及び方法
KR20050022634A (ko) 오픈 케이블 피브이알 및 그 동작 방법
JP2008154014A (ja) 受信装置
KR20060034503A (ko) 녹화제어장치 및 녹화제어방법
JP2002034018A (ja) パケット処理装置、パケット処理方法及びその記憶媒体
JP3865383B2 (ja) データストリーム記録装置、データストリーム記録方法及びプログラム
JP4049175B2 (ja) 送信装置及び送信方法
JP2006140623A (ja) 情報処理装置
JP4871992B2 (ja) ディジタル情報記録再生装置、ディジタル情報記録再生方法
JP2008177803A (ja) 録画システム及び記録装置