JP2002314765A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2002314765A
JP2002314765A JP2001116235A JP2001116235A JP2002314765A JP 2002314765 A JP2002314765 A JP 2002314765A JP 2001116235 A JP2001116235 A JP 2001116235A JP 2001116235 A JP2001116235 A JP 2001116235A JP 2002314765 A JP2002314765 A JP 2002314765A
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JP2001116235A
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Shunsuke Nishihara
俊介 西原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚い被写体であっても被写体の端部を確実に
読み取ることができる画像入力装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】 被写体上を同一軸心上で転動する一対の
案内ローラ3と、前記案内ローラ3の転動によって被写
体上を走査して被写体から画像を読み取るためのイメー
ジセンサと、前記案内ローラ3の回転数を計測して前記
イメージセンサ2の移動位置を検出するためのエンコー
ダ7を備えた画像入力装置であって、前記案内ローラ3
の軸心Aを挟んでその下方両側にそれぞれイメージセン
サ2a、2bを前記案内ローラ3の軸心Aに対して平行
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像入力装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手動走査による画像入力装置とし
ては、例えば、図6に示すような画像入力装置が知られ
ている。
【0003】図6において、画像入力装置1は、被写体
上を転動して画像入力装置1を移動させるための一対の
案内ローラ3がその軸心A回りにそれぞれ独立して回転
可能にハウジング8に取り付けられ、被写体から画像を
光学的に読み取るためのラインイメージセンサなどのイ
メージセンサ2が前記軸心Aの下方に配置されている。
【0004】そして、それぞれの案内ローラ3に回転軸
4を介して連結した歯車5を歯車列6と噛み合わせ、歯
車列6を介して案内ローラ3の回転を例えば磁気リング
に伝達して磁気リングを回転させ、この磁気リングの回
転数を磁気式のエンコーダ7によって検出し、それによ
って案内ローラ3の回転数を計測するようになってい
る。
【0005】そして、前記イメージセンサ2とエンコー
ダ7はそれぞれ画像入力装置1内に設けた演算器9又は
画像入力装置1にケーブル等によって接続した外部のパ
ーソナルコンピュータ等の演算装置(図示せず)に接続
される。
【0006】前記構成の画像入力装置1において被写体
から画像を演算器又は演算装置に入力するに際しては、
被写体上に画像入力装置1を載置して前記一対の案内ロ
ーラ3をそれぞれ被写体上に接触させ、手動によって上
記案内ローラ3を被写体上に転動させて画像入力装置1
を画像を読み取ろうとする任意の方向へ移動し、それに
よって前記イメージセンサ2を画像を読み取ろうとする
任意の方向へ走査して被写体から画像を読み取り、その
間における前記案内ローラ3の回転を歯車5及び歯車列
6を介して図示されていない磁気リングに伝達して磁気
リングを回転し、磁気リングの回転数を磁気式のエンコ
ーダ7によって検出し、それによって案内ローラ3の回
転数を計測する。次いで、読み取った画像データと計測
した案内ローラ3の回転数をそれぞれ画像入力装置1内
に設けた演算器9又は画像入力装置1にケーブル等によ
って接続した外部の演算装置に入力する。しかる後に、
演算器9又は演算装置にて案内ローラ3の回転数をイメ
ージセンサ2の移動距離に対応する位置データに換算
し、この位置データと先にイメージセンサ2から入力さ
れた画像データを画像合成手段によって画像合成処理を
行って、演算装置内に設けた記憶装置又は表示画面上に
元の画像を復元し、それによって画像入力が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記画像入力
装置では、前記のように案内ローラの軸心の下方にイメ
ージセンサが配置されているので、雑誌などの所定の厚
みを有する被写体から画像を読み取ろうとする場合に
は、イメージセンサが被写体の端部に達すると、案内ロ
ーラが被写体の端縁から外れて被写体の厚みに相当する
段差で滑落するためイメージセンサの位置を検出するこ
とができず、被写体の端部を読み取ることができないこ
とがあった。
【0008】そこで、本発明は、厚い被写体であっても
被写体の端部を確実に読み取ることができる画像入力装
置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の画像入力装置は、被写体上を同一軸心上で転
動する一対の案内ローラと、前記案内ローラの転動によ
って被写体上を走査して被写体から画像を読み取るため
の画像読取り手段と、前記案内ローラの回転数を計測し
て前記画像読取り手段の移動位置を検出するための位置
検出手段と、前記各手段によって取得した情報を演算処
理するための演算処理手段とを備えた画像入力装置であ
って、前記案内ローラの軸心を挟んでその下方両側にそ
れぞれ画像読取り手段を前記案内ローラの軸心に対して
平行に配置したものである。
【0010】前記構成によれば、案内ローラの軸心を挟
んでその下方両側にそれぞれ画像読取り手段を前記案内
ローラの軸心に対して平行に配置したので、案内ローラ
が被写体上に載置されている状態でその両側下方に配置
したそれぞれの画像読取り手段によって被写体の読取り
方向両端部から画像を読み取ることができる。したがっ
て、被写体の画像読取り方向の端部から案内ローラが外
れることがなく、被写体の端部における案内ローラの回
転数を確実に計測して画像読取り手段の位置を検出する
ことができ、厚い被写体であっても被写体の端部を確実
に読み取ることができる。
【0011】さらに、本発明の別の画像入力装置は、被
写体上を同一軸心上で転動する一対の案内ローラと、前
記案内ローラの転動によって被写体上を走査して被写体
から画像を読み取るための画像読取り手段と、前記案内
ローラの回転数を計測して前記画像読取り手段の移動位
置を検出するための位置検出手段と、前記各手段によっ
て取得した情報を演算処理するための演算処理手段とを
備えた画像入力装置であって、前記画像読取り手段を駆
動によって走査するための駆動手段を設けるとともに前
記取付け手段に前記画像読取り手段を案内するためのガ
イド部材を設け、それによって前記案内ローラの転動に
よる前記画像読取り手段の走査から駆動による走査に切
替えて被写体の画像読取り方向端部から画像を読み取る
ように構成したものである。
【0012】前記構成によれば、前記画像読取り手段を
駆動によって走査するための駆動手段を設けるとともに
前記画像読取り手段を案内するためのガイド部材を設け
たので、案内ローラを被写体上の端部近傍まで転動させ
たときに案内ローラの転動を停止し、駆動手段を作動さ
せて画像読取り手段をガイド部材に沿って被写体の画像
読取り方向の端部側へ走査することによって、被写体の
読取り方向両端部から画像を読み取ることができる。し
たがって、被写体の画像読取り方向の端部から案内ロー
ラが外れることがなく、被写体の端部における案内ロー
ラの回転数を計測して画像読取り手段の位置を検出する
ことができ、厚い被写体であっても被写体の端部を確実
に読み取ることができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、前記構成
において、被写体の画像読取り方向両端部の端縁を検出
するための端縁検出手段をそれぞれ設け、前記端縁検出
手段が被写体の端縁を検出したときに前記画像読取り手
段が被写体の端部側に向けて走査するように構成したも
のである。
【0014】前記構成によれば、被写体の端部を自動的
に読み取ることができる。さらに、請求項4に記載の発
明は、前記構成において、駆動手段を作動させるための
手動スイッチを設けたものである。
【0015】前記構成によれば、被写体の端部を目視し
て任意の位置で駆動手段を作動させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る画像入力装置について説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1における画像入
力装置を図1、図2及び図6に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態1における画像
入力装置のイメージセンサの取付け状態を示す下面視概
略平面図、図2は図1の使用状態を示す下面視概略平面
図である。
【0018】図1において、画像入力装置1のハウジン
グ8の両外側部にはそれぞれ案内ローラ3が独立して軸
心A回りで回転可能に取り付けられ、前記案内ローラ3
の軸心Aを挟んでその下方両側にそれぞれ被写体から画
像を光学的に読み取るための第1イメージセンサ(画像
読取り手段)2aと第2イメージセンサ(画像読取り手
段)2bとが前記ハウジング8の下面に前記軸心Aに平
行に配置されている。前記第1イメージセンサ2aと第
2イメージセンサ2bとは、例えば前記軸心Aのハウジ
ング8の下面への投影線との距離が等しくかつ所定間隔
1に保たれる。さらに、前記案内ローラ3の軸心Aの
上方には前記案内ローラ3の回転数を計測して前記第1
イメージセンサ2a、第2イメージセンサ2bの移動位
置(走査位置)を検出するための磁気式などのエンコー
ダ(位置検出手段)7がそれぞれ配置されている。そし
て、この画像入力装置1は前記のようにイメージセンサ
の配置構成以外の構成は図6に示す画像入力装置1と同
様の構成を有するものである。
【0019】前記構成の画像入力装置1において雑誌な
どの厚みを有する被写体から画像を読み取って演算器9
又は演算装置に入力するに際しては、図2に示すよう
に、画像を読取ろうとする被写体H上に画像入力装置1
を載置して画像を読み取る。
【0020】まず、案内ローラ3の軸心Aを挟んでその
下方の一方の側に配置した第1イメージセンサ2aを被
写体Hの一端部E1の位置に合わせて案内ローラ3を被
写体Hの他端部E2側に向けて矢印B方向へ転動させ
て、一端部E1側から前記所定間隔L1に相当する距離
の間を前記第1イメージセンサ2aが走査して画像を読
み取る。次いで、案内ローラ3をさらに転動させて、被
写体Hの画像読取り方向中央部を前記第1イメージセン
サ2aと第2イメージセンサ2bとで重複して読み取
り、最後に被写体Hの他端部E2側の前記所定間隔L1
に相当する距離の間を前記第2イメージセンサ2bにて
を読み取る。前記重複して読み取った部分は演算器9な
どによって減算処理される。
【0021】前記第1、第2イメージセンサ2a、2b
を走査している間における案内ローラ3の回転が歯車5
及び歯車列6を介して図示されていない磁気リングに伝
達されて磁気リングを回転させ、磁気リングの回転数を
磁気式のエンコーダ7によって検出し、それによって案
内ローラ3の回転数を計測する。次いで、読み取った画
像データと計測した案内ローラ3の回転数をそれぞれ画
像入力装置1内に設けた演算器9又は画像入力装置1に
ケーブル等によって接続した外部の演算装置に入力す
る。しかる後に、演算器9又は演算装置にて案内ローラ
3の回転数をイメージセンサ2の移動距離(走査距離)
に対応する位置データに換算し、この位置データと先に
イメージセンサ2から入力された画像データを画像合成
手段によって画像合成処理を行って、演算装置内に設け
た記憶装置又は表示画面上に元の画像を復元し、それに
よって画像入力が完了する。
【0022】前記構成によれば、案内ローラ3の軸心A
を挟んでその下方両側に第1、第2イメージセンサ2
a、2bを前記軸心Aに対して平行に配置したので、案
内ローラ3が被写体Hに載置されている状態で前記第
1、第2イメージセンサ2a、2bにて被写体Hの端部
E1、E2を読み取ることができ、案内ローラ3が被写
体Hの端部E1、E2の端縁から外れることがなく、被
写体の端部側における案内ローラ3の回転数を確実に検
出することができ、厚い被写体であっても被写体の端部
を確実に読み取ることができる。また、往復走査するこ
となく、一走査で被写体から画像を読み取ることができ
る。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2における
画像入力装置を図3、図4及び図6に基づいて説明す
る。
【0023】図3は本発明の実施の形態2における画像
入力装置のイメージセンサの取付け状態を示す下面視概
略平面図、図4は図3の使用状態下面視概略平面図であ
る。図3に示す画像入力装置は、案内ローラの転動によ
るイメージセンサの走査から駆動による走査に切替えて
被写体の画像読取り方向端部から画像を読み取るように
構成したものである。
【0024】図3において、画像入力装置1のハウジン
グ8に両外側部にはそれぞれ案内ローラ3が独立して軸
心A回りで回転可能に取り付けられ、前記ハウジング8
の下面には前記案内ローラ3の軸心Aと直交して一対の
レール(ガイド部材)11が設けられている。前記レー
ル11上には被写体から画像を読み取るためのラインイ
メージセンサなどのイメージセンサ2が前記レール11
に沿って移動可能に取り付けられている。このイメージ
センサ2は通常前記軸心Aの下方(真下)の所定位置に
配置される。
【0025】そして、前記レール11のうちの一方には
前記イメージセンサ2を駆動によって走査するための駆
動部(駆動手段)12が取り付けられている。この駆動
部12は例えばモータと、その回転軸に固定される外周
にネジ部が形成された回転体と、前記回転体のネジ部と
噛み合ってねじ送りされる摺動部材とから構成され、こ
の摺動部材の摺動によって前記イメージセンサ2が前記
レール11に沿って移動するようになっている。さら
に、ハウジング8の下面一側部側の両端部近傍には被写
体の端縁を検出するための光電式の端縁検出センサ1
4、15がそれぞれ設けられている。そして、前記端縁
検出センサ14又は15にて被写体の端縁を検出したと
きに端縁検出信号を前記駆動部12に送り、それによっ
て駆動部12が作動するように構成されており、また、
前記イメージセンサ2の移動距離すなわち駆動によって
イメージセンサ2が走査する距離は所定距離に設定され
ている。さらに、前記案内ローラ3の軸心Aの上方には
前記案内ローラ3の回転数を計測して前記イメージセン
サ2の移動位置を検出するための磁気式などのエンコー
ダ7が配置されている。そして、この画像入力装置1は
前記のようにイメージセンサ2を移動可能に設けるとと
もに端縁検出センサを設けた以外の構成は図6に示す画
像入力装置1と同様の構成を有するものである。
【0026】前記構成の画像入力装置1において雑誌な
どの厚みを有する被写体から画像を読み取って演算器又
は演算装置に入力するに際しては、図4に示すように、
画像を読取ろうとする被写体H上の所定位置例えば中央
部に画像入力装置1を載置する。
【0027】まず、前記所定位置から案内ローラ3を被
写体H上で矢印B方向へ転動させそれによってイメージ
センサ2を走査して画像を読み取る。そして、前記端縁
検出サンサ14が被写体Hの他端部E2の端縁を検知す
ると、イメージセンサ2が自動的にレール11に沿って
移動し始めるが、そのとき案内ローラ3の転動を停止す
る。これによって、案内ローラ3の転動によるイメージ
センサ2の走査から駆動による走査に切り替わり、イメ
ージセンサ2が他端部E2まで走査して画像を読み取る
と、イメージセンサ2は自動的に移動を停止する。
【0028】イメージセンサ2が停止した後は、駆動部
12のモータを逆回転させてイメージセンサ2を元に位
置に復帰させる。しかる後に、案内ローラ3を矢印C方
向へ転動させてイメージセンサ2にて画像を読み取る。
そして、前記端縁検出サンサ15が被写体Hの一端部E
1の端縁を検知すると、前記イメージセンサ2が自動的
にレール11に沿って移動し始めるが、そのとき案内ロ
ーラ3の転動を停止する。そして、イメージセンサ2が
一端部E1まで走査して画像を読み取ると、イメージセ
ンサ2は自動的に移動を停止し、画像の読み取りが完了
する。
【0029】この操作によると、所定位置から矢印B方
向へ案内ローラ3を転動させた部分と折り返して矢印C
方向へ案内ローラ3を転動させた部分とは重複して読み
取られるが、この部分は演算器などによって減算処理さ
れる。また、駆動によってイメージセンサ2が走査した
距離は案内ローラの回転数に依存したイメージセンサ2
の移動距離に加算される。
【0030】以下、前記実施の形態1と同様に処理した
画像入力が完了する。前記構成によれば、端縁検出サン
サ14、15を設けるとともにイメージセンサ2をレー
ル11に沿って移動するようにしたので、端縁検出サン
サ14、15が被写体Hの端縁を検出すると、イメージ
センサ2が自動的に端部側へ移動し、案内ローラ3の転
動を停止した状態で端部から画像を読み取ることがで
き、案内ローラ3が被写体Hの端縁から外れることがな
い。
【0031】本実施の形態では、端縁を検出したときの
イメージセンサ2の走査距離を予め所定の走査距離に設
定したが、この走査距離は前記駆動部12に設けられた
モータの回転をエンコーダなどによって計測するように
してもよく、また、前記駆動部12は回転運動を直線運
動に変える機構であればねじ部を有する回転体と摺動部
材の組み合わせに限定されない。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3における
画像入力装置を図5に基づいて説明する。
【0032】図5は本発明の実施の形態3における画像
入力装置のイメージセンサの取付け状態を示す下面視概
略平面図である。図5に示す画像入力装置1は、図3に
示す端縁検出サンサ14、15を削除し、駆動部2を作
動させるための手動スィッチ16を設けたものであっ
て、この手動スィッチ16をオンにすることによって駆
動部12が作動し、それによってイメージセンサ2が被
写体の端部側を走査して画像を読み取る。他の構成は図
3に示す画像入力装置1と同様の構成を有するものであ
るので、他の構成については符号のみを付してその説明
を省略する。
【0033】前記構成において、案内ローラ3を転動さ
せてイメージセンサ2にて被写体から画像を読み取り、
目視によって被写体の端縁を確認して所定の位置で案内
ローラ3の転動を停止する。そして、この手動スィッチ
16をオンにして駆動部12が作動させると、イメージ
センサ2が被写体の端部側に走査して画像を読み取る。
ここで、駆動部12の作動によってイメージセンサ2が
走査した距離は、例えば駆動部12を構成するモータの
回転数をエンコーダなどによって計測することによって
得られる。
【0034】以下、図3の画像入力装置と同様にして処
理する。前記構成によれば、被写体の端部を目視して任
意の位置で駆動手段を作動させることができ、案内ロー
ラ3の転動を停止した状態でイメージセンサ2によって
被写体の端部側を読み取ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の画像入力装
置によれば、被写体の画像読取り方向の端部から案内ロ
ーラが外れることがなく、被写体の端部における案内ロ
ーラの回転数を確実に計測して画像読取り手段の位置を
検出することができ、厚い被写体であっても被写体の端
部を確実に読み取ることができる。
【0036】さらに、本発明の別の画像入力装置によれ
ば、前記装置と同様に、被写体の画像読取り方向の端部
から案内ローラが外れることがなく、被写体の端部にお
ける案内ローラの回転数を計測して画像読取り手段の位
置を検出することができ、厚い被写体であっても被写体
の端部を確実に読み取ることができる。
【0037】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、被写体の端部を自動的に読み取ることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、被写体の端部を
目視して任意の位置で駆動手段を作動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における取付け状態を示
す下面視概略平面図である。
【図2】図1の使用状態を示す下面視概略平面図であ
る。
【図3】本発明の他実施の形態における取付け状態を示
す下面視概略平面図である。
【図4】図3の使用状態を示す下面視概略平面図であ
る。
【図5】本発明の他実施の形態における取付け状態を示
す下面視概略平面図である。
【図6】従来の画像入力装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2、2a、2b イメージセンサ 3 案内ローラ 4 回転軸 5 歯車 6 歯車列 7 エンコーダ 8 ハウジング 9 演算器 11 レール 12 駆動部 14、15 端縁検出センサ 16 手動スイッチ A 軸心 B、C 走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA03 BB03 BC01 BC20 CA12 CB07 CB09 CB16 CB17 5C072 AA01 BA13 EA04 PA01 PA02 PA05 PA06 PA08 RA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体上を同一軸心上で転動する一対の
    案内ローラと、前記案内ローラの転動によって被写体上
    を走査して被写体から画像を読み取るための画像読取り
    手段と、前記案内ローラの回転数を計測して前記画像読
    取り手段の移動位置を検出するための位置検出手段と、
    前記各手段によって取得した情報を演算処理するための
    演算処理手段とを備えた画像入力装置であって、 前記案内ローラの軸心を挟んでその下方両側にそれぞれ
    画像読取り手段を前記案内ローラの軸心に対して平行に
    配置したことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 被写体上を同一軸心上で転動する一対の
    案内ローラと、前記案内ローラの転動によって被写体上
    を走査して被写体から画像を読み取るための画像読取り
    手段と、前記案内ローラの回転数を計測して前記画像読
    取り手段の移動位置を検出するための位置検出手段と、
    前記各手段によって取得した情報を演算処理するための
    演算処理手段とを備えた画像入力装置であって、 前記画像読取り手段を駆動によって走査するための駆動
    手段を設けるとともに前記画像読取り手段を案内するた
    めのガイド部材を設け、それによって前記案内ローラの
    転動による前記画像読取り手段の走査から駆動による走
    査に切替えて被写体の画像読取り方向端部から画像を読
    み取るように構成したことを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記被写体の画像読取り方向両端部の端
    縁を検出するための端縁検出手段をそれぞれ設け、前記
    端縁検出手段が被写体の端縁を検出したときに前記画像
    読取り手段が被写体の端部側に向けて走査するように構
    成したことを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段を作動させるための手動ス
    イッチを設けたことを特徴とする請求項2記載の画像入
    力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6801375B2 (en) 2002-05-07 2004-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Image formation optical system and image reading apparatus using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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