JP2002314484A - 携帯電話アンテナの人体接触の報知装置 - Google Patents

携帯電話アンテナの人体接触の報知装置

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JP2002314484A JP2002086606A JP2002086606A JP2002314484A JP 2002314484 A JP2002314484 A JP 2002314484A JP 2002086606 A JP2002086606 A JP 2002086606A JP 2002086606 A JP2002086606 A JP 2002086606A JP 2002314484 A JP2002314484 A JP 2002314484A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナと人体の接触を報知する。 【解決手段】第1アンテナ11aと第2アンテナ11b
の電界強度にそれぞれに対応する第1電圧V1と第2電
圧V2とを検出する。両電圧V1とV2の大小に基づい
て使用するアンテナとして第1アンテナ11aと第2ア
ンテナ11bのうちのいずれかが選択される。両電圧の
大小に基づいて第1アンテナ11aが人体に接触した可
能性が高いことを当該携帯電話の使用者に報知するため
の報知回路が設けられている。第1アンテナ11aが人
体に接触したかどうかを直接的に検出するものではな
く、接触した可能性が高いかどうかを判定するアルゴリ
ズムが設けられている。2つのアンテナが相互に相関が
ない位置に配置されているので、周囲の電界変動により
任意の一定時間の観察を実行することにより、接触の可
能性がある第1アンテナの検出電圧が明らかに低い場合
に人体接触の可能性が高いという経験則に基づく判断が
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話アンテナ
の人体接触の検知装置、その方法又はその報知方法に関
し、特に、照明用光放出手段、着信報知用バイブレー
タ、スピーカを備える携帯電話器の携帯電話アンテナの
人体接触の検知装置、その方法又はその報知方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の回路を動作させる駆動源は、
電池である。電池の蓄電容量には限りがあり、可能な限
りその電力の消費が抑えられ、送信・受信時の消費電力
は必要最小限に抑えられている。送受信回路に電気的に
接続されているアンテナに人体が接触すると、特開平9
−162618号に記載されているように、そのインピ
ーダンスが変化することが知られている。インピーダン
スの変化により、送信回路の電力増幅信号の全電力はア
ンテナに入力されず、一部が反射電力として反射され
る。
【0003】このような反射は、アンテナの利得が劣化
した場合と等価であり、基地局に対して十分なエネルギ
ーを伝搬することができず、伝送品質の劣化を招く。受
信時にアンテナが人体に接触している場合にも、アンテ
ナのインピーダンス変化により十分な受信電力を受信回
路で受信できないため、伝送品質劣化を招くことにな
る。このような伝送品質劣化を防止するために特別な電
気回路を構成した技術は、先の公報に限られず、特開平
7−23450号、特開平7−106999号で知られ
ている。
【0004】アンテナの送受信能力の劣化を防止するた
めの他の手段が知られている。図12に示されるよう
に、そのような公知の携帯電話機100は、アンテナと
して、1つのアンテナ101ともう1つのアンテナ10
2とを備えている。アンテナ101は送受信用アンテナ
であり、アンテナ102は受信専用アンテナである。2
つのアンテナ101,102を切り換えて使用するため
に、2つの高周波スイッチ103,104を備えてい
る。このような2つのアンテナを用いることにより、ア
ンテナ切替方式ダーバーシチ受信を可能にしている。両
アンテナの切換は、CPU105により行われる。
【0005】TDMA(Time−Division−
Multiple−Access)方式では、図13に
示されるように、携帯電話の動作時間は、送信タイム領
域S1と受信タイム領域S2とアイドルタイムS3とか
ら成立し、図14に示されるように、ステップスS10
1,102,103を順に繰り返している。そのアイド
ルタイムの間で、図15に示される受信回路106が出
力する電界強度出力電圧信号107がCPU105に入
力され、図16に示されるアンテナ101の電界強度に
対応する電界強度出力電圧Vaとアンテナ102の電界
強度に対応する電界強度出力電圧Vbが、図17に示さ
れるステップS104で比較され、電界強度が強い方の
アンテナがCPU105により選択される。
【0006】このような2つのアンテナの1つに人体が
接触した場合、送受信能力の劣化を防止するためのアン
テナ切換は、その本来の能力を喪失してしまう。
【0007】アンテナが人体に接触したことをその携帯
電話の使用者に知らせる機能を携帯電話器に備えさせる
ことが望まれる。更に、アンテナ切換機能を無駄にせず
発揮させることが望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アン
テナと人体の接触を報知することができる携帯電話アン
テナの人体接触の検知装置、その方法又はその報知方法
を提供することにある。本発明の他の課題は、アンテナ
と人体の接触を報知することができ、そのために付加す
る回路が簡単であり製造コストの上昇を抑えることがで
きる携帯電話アンテナの人体接触の検知装置、その方法
又はその報知方法を提供することにある。本発明の更に
他の課題は、アンテナ切換機能を無駄にせずそれを有効
に活用するためにアンテナと人体の接触を報知すること
ができ、そのための従来手段をそのまま使用することが
できる携帯電話のアンテナの人体接触の検知装置、その
方法又はその報知方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が請求項に対応して表現される次の記載中に現れ
る()つきの数字は、請求項の記載事項が詳しく後述さ
れる実施の複数の形態のうちの少なくとも1つの形態の
部材、工程、動作に対応することを示すが、本発明の解
決手段がそれらの数字が示す実施の形態の部材に限定し
て解釈されるためのものではなく、その対応関係を明白
にするためのものである。
【0010】本発明による携帯電話アンテナの人体接触
の検知装置は、アンテナ(11)が人体に接触すること
を検知してアンテナ(11)が人体に接触したことを当
該携帯電話器の使用者に報知する。そのために、アンテ
ナ(11)が人体に接触したことを検知するための検知
回路(29)と、アンテナ(11)が人体に接触したこ
とを当該携帯電話器の使用者に報知するための報知回路
(35)とが設けられている。ここで、アンテナの人体
接触は、人体が直接にアンテナに接触することだけを意
味するのではなく、人体がアンテナから離れていても人
体とアンテナとの電気的(電界変動的)接触も意味す
る。アンテナは人体に敏感に反応するので、アンテナ又
はその周囲の電界環境は人体の接近に敏感に影響され
る。
【0011】人体が接触するアンテナのインピーダンス
が変化して、出力されるはずの電磁波エネルギーが携帯
電話器側に戻ってくる。このような戻りにより電池エネ
ルギーが有効に使用されないが、そのような戻りが起こ
った時はただちにその接触を検出して、その使用者に注
意を促すことができる。
【0012】検知回路(29)は、アンテナ(11)に
入力される電力波がアンテナ(11)で反射して戻る反
射波を検出することが、人体とアンテナとが接触する時
の物理的情報を得るために特に有効である。検知回路
(29)は、反射波の電圧が一定値より大きい時に報知
用信号を報知回路(35)に送信することが好ましい。
【0013】本発明による携帯電話アンテナの人体接触
の検知装置は、更に、受信回路(22)と、送信回路
(23)と、アンテナ(11)を受信回路(22)及び
送信回路(23)に切換自在に接続するための高周波ス
イッチ(24)と、高周波スイッチ(24)を検知回路
(22)及び送信回路(23)に接続するためのサーキ
ュレータ(25)とからなり、報知回路(35)は、検
知回路(29)と報知手段(6,12,8,9)とを接
続するコンピュータ(35)を備えることが特に好まし
い。
【0014】慣用手段であるサーキュレータ(25)
は、検知回路(29)を高周波スイッチ(24)に接続
させるが送信回路(23)には接続させず、送信回路
(23)を高周波スイッチ(24)に接続させるが検知
回路(29)には接続させず、高周波スイッチ(24)
を検知回路(29)に接続させるが送信回路(23)に
は接続させない3方一方方向回路である。このような回
路(25)を設けることにより、検知回路(29)は反
射波のみを検出することができる。検知回路(29)が
検知する高周波はデジタル直流電圧値に変換されてコン
ピュータ(35)に入力される。
【0015】本発明による携帯電話アンテナの人体接触
の検知方法は、アンテナ(11)に供給される出力用電
磁波エネルギーがアンテナ(11)により反射されて戻
ってくる反射波を検出することによりアンテナ(11)
と人体の接触を検知するためのステップからなる。この
ステップは、反射波を直流電圧に変換するステップを備
えている。
【0016】本発明による携帯電話アンテナの人体接触
の報知方法は、既述の携帯電話アンテナの人体接触の検
知方法により検知した人体接触を報知するための報知方
法であり、その直流電圧をデジタル値に変換するステッ
プと、このステップにより変換されたデジタル値をコン
ピュータ(35)に送信するためのステップと、コンピ
ュータに報知手段を駆動させるためのステップとからな
る。コンピュータ(35)に報知手段を駆動させるため
のステップは、光放出、音声、当該携帯電話器の本体振
動のいずれかを報知手段として選択するためのステップ
を備えていることが好ましい。
【0017】本発明による他の携帯電話アンテナの人体
接触の検知装置は、人体に接触する状態で使用される第
1アンテナ(11a)と、第2アンテナ(11b)と、
第1アンテナ(11a)の電界強度に対応する第1電圧
(V1)と第2アンテナ(11b)電界強度に対応する
第2電圧(V2)とを検出するための電圧検出装置(5
2)と、第1電圧(V1)と第2電圧(V2)の大小に
基づいて使用するアンテナとして第1アンテナ(11
a)と第2アンテナ(11b)のうちのいずれかを選択
するための選択回路(35)と、第1電圧(V1)と第
2電圧(V2)の大小に基づいて第1アンテナ(11
a)が人体に接触した可能性が高いことを当該携帯電話
の使用者に報知するための報知回路とからなる。
【0018】この発明では、第1アンテナ(11a)が
人体に接触したかどうかを直接的に検出するものではな
く、接触した可能性が高いかどうかを判定するアルゴリ
ズムが設けられている。2つのアンテナが相互に相関が
ない位置に配置されているので、周囲の電界変動により
一意の時間に(短時間的に)観察すると、第1電圧(V
1)と第2電圧(V2)の両方が大きくなっている電圧
変動を示すことがあり得るが、任意の一定時間の間の観
察を実行することにより、接触の可能性がある第1アン
テナの検出電圧が明らかに低い場合には、人体接触の可
能性が高いという経験則に基づく判断が行われている。
人体接触の可能性が大きければ、その人体接触を報知す
る。アンテナの人体接触を解消しても報知音が続くよう
であれば、ユーザーは人体接触以外の何らかの原因で第
1アンテナ(11a)の受信力が減退したことを知って
何らかの対策を取ることができる。
【0019】第2電圧が第1電圧よりも小さくなったと
きには第1アンテナが選択回路により選択される。電圧
検出装置は携帯電話機にもともとから備わっているIF
AMPであるので、コスト増加を最小限に抑えることが
できる。第1電圧が第2電圧よりも低くなる時間(平均
時間)が一定時間を越えた時に報知が実行されることが
好ましい。
【0020】本発明による携帯電話アンテナの人体接触
の報知方法は、アンテナからの受信電波における電界強
度検出電圧が一定値以下になったときに警報を発する。
アンテナの人体接触に敏感に反応するアンテナの特性を
利用することによって、人体接触を推定することは理に
かなっている。
【0021】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
携帯電話アンテナの人体接触の検知装置、その方法又は
その報知方法の実施の形態は、本体部1と開閉部2とを
備えている。本体部1に、図1に示されるように、3次
元直交座標系x−y−zが固定されて表現されている。
開閉部2は、本体部1に対してヒンジ結合し、y軸に平
行な1軸の回転軸心線Lの回りに回転して開閉する。そ
の開閉範囲は、零度から概ね180度までの範囲であ
る。z軸は、本体部1とこれに対して閉じた開閉部2の
両側対向面、即ち、本体部側対向面と開閉部側対向面が
対向する方向に向き、本体部1の厚さ方向に一致してい
る。
【0022】本体部1は、開閉部2が閉じた時に開閉部
2に対して対向する本体部側対向面(x−y平面に平
行)の側にキーボタン・シート3を備えている。キーボ
タン・シート3は、z方向に変位して当該携帯電話器の
すべての操作、制御を行わせる電気信号を発生させるた
めの複数のキーボタンの集合である。キーボタン・シー
ト3の裏面側には、図2に示されるように、導光板4が
配置されている。導光板4は、キーボタンを照明するた
めの光源として用いられている。
【0023】本体部1の中には、バイブレータ5(図に
現れず)が設けられている。本体部1の部分であり回転
軸心線Lからより遠くに位置する部分に、マイク6が配
置されている。マイク6の近くに着信表示用LED7が
配置されている。図2に示されるように、本体部1の部
分であり回転軸心線Lに対しより近くに位置する部分
に、後述する報知を行う報知用緑色LED8、報知用赤
色LED9が配置されている。キーボタン・シート3、
マイク6、報知用緑色LED8、報知用赤色LED9
は、本体部側対向面の一部を形成している。
【0024】開閉部2に、送受信用アンテナ11が設け
られている。送受信用アンテナ11は、開閉部2の部分
であり回転軸心線Lに対してより遠くに位置する部分か
ら、開閉部2の外側で開閉部2に対して遠ざかる方向へ
長く突出することができる。図2に現れているアンテナ
の部分は、開閉部2にその大部分が収納されたアンテナ
の押し込み・引き出し用の摘み部分である。
【0025】開閉部2の部分であり回転軸心線Lに対し
てより遠くに位置する部分に、スピーカ12が配置され
ている。スピーカ12は、開閉部側対向面の一部を形成
している。当該携帯電話器が使用されている間は、開閉
部の開閉部側対向面は、z軸に対して約30度傾斜し、
本体部側対向面に対して約120度傾斜する。
【0026】図3は、本発明による携帯電話アンテナの
人体接触の検知装置の実施の形態である人体接触検知用
回路を組み込んだ全体の電話器回路21を示している。
電話器回路21は、受信回路22と送信回路23とを備
えている。送受信時に電磁波を伝搬させる素子であるア
ンテナ11は、高周波スイッチ24を介して、受信回路
22と送信回路23のいずれかに接続する。
【0027】高周波スイッチ24は、送信・受信のタイ
ミングに応じて、受信回路22にアンテナ11を接続さ
せる接点と、送信回路23にアンテナ11を接続させる
接点を選択してその接続を切り替える。サーキュレータ
25は、本発明により新たに付加される新構成部品であ
る。サーキュレータそのものは、慣用の電気部品であ
る。サーキュレータ25は、3方一方方向接続器であ
り、3つの接続用ポートを有している。サーキュレータ
25は、後述するように、それぞれに一定方向のみに高
周波信号を通過させる3つの接続路を形成している。
【0028】その1つは高周波スイッチ側ポート26で
あり、その他の1つは送信回路側ポート27であり、そ
の更に他の1つは人体接触検出回路側ポート28であ
る。人体接触検出回路29は、後述される。送信回路側
ポート27に入力された信号は高周波スイッチ側ポート
26に出力されるが、人体接触検出回路側ポート28に
は出力されない。
【0029】高周波スイッチ側ポート26より入力され
た信号は人体接触検出回路側ポート28に出力されるが
送信回路側ポート27には出力されない。人体接触検出
回路側ポート28に入力された信号は送信回路側ポート
27に出力されるが高周波スイッチ側ポート26には出
力されない。図4は、このような3方一方方向接続器の
ベクトル表示の図解である。
【0030】人体接触検出回路29は、直流検波器31
とA/D変換器32とを備えている。直流検波器31
は、人体接触検出回路側ポート28から出力される高周
波信号33を検波して直流電圧信号34に変換させる。
A/D変換器32は、直流検波器31の出力である直流
電圧信号34の直流電圧をデジタル値に変換させる。
【0031】CPU及び周辺回路35は、受信回路22
に接続されている。CPU及び周辺回路35は、電話器
回路21を監視し制御する機能を有し、ソフトウエアに
より動作する。既述のスピーカ12、マイク6、バイブ
レータ5、報知用緑色LED8、報知用赤色LED9の
それぞれの動作は、CPU及び周辺回路35により制御
される。
【0032】スピーカ12は、受信信号を使用者の耳に
音として伝え、マイク6は使用者の声を集音し、バイブ
レータ5は使用者に振動を伝えることができる。報知用
緑色LED8、報知用赤色LED9は、切替スイッチ3
6を介してCPU及び周辺回路35に接続されている。
切替スイッチ36は、キーボタン・シート3のバックラ
イト光源として緑色発光LED8を使用するか赤色発光
LED9を使用するかに関する切替スイッチである。
【0033】通話時の使用者の音声は、マイク6を通し
て集音されCPU及び周辺回路35によりデジタル信号
に変換され、変調信号37として送信回路23に入力さ
れる。変調信号37は、送信回路23により変調され周
波数変換を受け電力増幅されサーキュレータ25の送信
回路側ポート27に入力され、高周波スイッチ側ポート
26を通過してアンテナ11から電磁波として放射され
る。送信回路23は、慣用の回路である。
【0034】携帯電話基地局から送信される送信信号
は、アンテナ11で受信される。アンテナ11が受信し
た受信信号は、高周波スイッチ24を通り受信回路22
に入力され、増幅と周波数変換を受けた後、受信回路2
2から復調信号38として出力される。復調信号38
は、CPU及び周辺回路35により音声に変換されスピ
ーカ12により拡声される。
【0035】高周波スイッチ24は3接点を有してい
る。受信時は、アンテナ用接点39と受信回路側接点4
1とが接触しそれらの間が導通する。送信時は、アンテ
ナ用接点39と送信回路側接点42とが接触しそれらの
間が導通する。このような接点導通切換えのタイミング
即ち送信・受信のタイミングは、例示すれば、TDMA
(Time−Division−Multiple−A
ccess)方式の携帯電話のシステムの種別に応じて
制御される。
【0036】通話時に送信のタイミングで送出された高
周波電力信号Pi(図3中に矢印で示されている)は、
高周波スイッチ24を通過しアンテナ11を介して電磁
波として放射される。図5(a),(b)は、アンテナ
の人体接触の態様とその人体接触の報知の態様を示して
いる。開閉式携帯電話器は、本体部1の本体部側対向面
が顎に接触しやすく、開閉部2のスピーカ12を耳に当
てている間に、本体部1に対して回転軸心線Lの回りに
回転自在な伸び出たアンテナ11は頭髪、耳に接触しや
すい。
【0037】アンテナ11が人体に接触した場合、アン
テナ11のインピーダンスが変化することにより高周波
電力信号Piの全電力がアンテナに入力できず一部が反
射電力Pr(図3中に矢印で示されている)として反射
される。このような反射は、アンテナ11の利得が劣化
したことと等価であり、基地局に対して十分なエネルギ
ーを伝搬することができず伝送品質の劣化を招く。受信
時にアンテナが人体に接触している場合にも、アンテナ
のインピーダンス変化により十分な受信電力を受信回路
22で受信できないため伝送品質劣化を招くことにな
る。
【0038】アンテナ11の人体接触によるインピーダ
ンス変化により反射された送信時の反射電力Prは、人
体接触検出回路29の直流検波器31により直流検波さ
れ、直流電圧信号34である検出電圧Vに変換される。
図6は、反射電力と検出電圧の関係を示している。縦軸
の反射電力量Wと横軸の検波電圧Vとの関係は、一般的
に線形である。反射電力量に応じて検波電圧は増大す
る。
【0039】直流検波器31の出力電圧34は、A/D
変換器32によりデジタル変換されてCPU35で認識
される。このように、アンテナの人体接触による反射電
力Wは、電気的に直流電圧値により認識することができ
る。CPU35で認識される検出電圧値が図6に示す一
定のしきい値Vthを越えた場合に、反射電力量Wが一
定のしきい値Pthより大きくなったと判断するCPU
35は、伝送品質の劣化を回避するために、使用者に注
意を促す報知を行う。
【0040】ここで伝送品質を確保するためのしきい値
は、事前に理論値あるいは実験値により求められてお
り、CPU35がそれを認識できるようにメモリ(図示
せず)に保存されている。CPU35でしきい値を越え
たことが認識された場合に、CPU35はスピーカー1
2、バイブレータ5、報知用赤色発光LED8、報知用
赤色発光LED9を制御して、使用者にアンテナの人体
接触を報知する。報知をするかしないか、報知手段1
2,5,8,9のどの報知用部品、それらの組合せを選
択するかは、あらかじめ使用者により設定が可能であ
り、そのための自由なプログラムを提供することができ
る。
【0041】報知手段の一つである赤色LED8、緑色
LED9の光源素子は、図2に示されるように、キーボ
タン・シート3の背面を照光し導光板4により光を導光
して拡散しバックライトとして機能する。通話開始前の
キーボタン操作時には、切替スイッチ36が緑色LED
9を駆動するよう制御されている。
【0042】A/D変換器32としてコンパレータを使
用して、検出電圧と比較される比較電圧Vthをあらか
じめハードウエアにより与えることができる。この場
合、CPU35に対しては人体接触の有り無しを伝える
1または0のデジタル信号として伝送される。高周波ス
イッチ24は、送受信共用フィルタによる構成とするこ
とができ、TDMA方式だけでなくアナログ携帯電話等
のFDMA方式(Frequency−Divisio
n−Multiple−Access)にも用いること
が可能である。更に、視覚による報知手段のもう一つの
方法として、図1に示す着信LED7の点灯及び点滅に
よる報知手段を構成することも可能である。
【0043】図7は、使用者の操作を含む回路動作を示
している。図7に示すフローチャートに一致対応して、
アンテナの人体接触の検出と使用者への報知動作をCP
U35により実行されるソフトウエアは、使用者により
通信が開始された後、ステップB2でアンテナ11が人
体に接触した場合に報知するかしないか、及び、報知す
る場合にどの報知手段を選択するかに関して、使用者に
よりメモリされた初期設定をその使用者に確認させる。
図5(b)に示されるように、本体部2の振動51、開
閉部2の報知音52、LED発光53による報知手段
は、使用者により自由に設定されうる。
【0044】ステップB3で反射電力Prの検出電圧値
のモニターを開始する。検出電圧値がしきい値Vthを
越えたかどうかの比較がステップB4で行われ、検出電
圧値がしきい値Vthを越えた場合には、アンテナ11
が人体に接触している旨を認識し、ステップB5で報知
手段を駆動させる。その駆動の後は、ステップB4に戻
り検出電圧を引き続きモニターする。検出電圧値がしき
い値を下回った場合は、ステップB6でその報知を停止
し、報知の停止の後は、再びステップB4に戻る。この
ように、人体接触による報知をリアルタイムに行うこと
で、使用者へ現実の注意を促すことが可能となる。
【0045】図8は、本発明による携帯電話アンテナの
人体接触の検知装置の実施の他の形態を示している。実
施の本形態の携帯電話は、図1に示される携帯電話にも
う1つのアンテナである第2アンテナ11bが付加され
ている。図1のアンテナ11は、図8では11aで示さ
れている。
【0046】本体部1の中には、バイブレータ5が設け
られ、本体部1の部分であり回転軸心線Lからより遠く
に位置する部分にマイク6が配置され、マイク6の近く
に着信表示用LED7が配置され、回転軸心線Lに対し
より近くに位置する部分に後述する報知を行う報知用緑
色LED8、報知用赤色LED9が配置され、キーボタ
ン・シート3、マイク6、報知用緑色LED8、報知用
赤色LED9が本体部側対向面の一部を形成している点
は、図1のそれらと全く同じである。
【0047】開閉部2に送受信用アンテナ11が設けら
れ、送受信用アンテナ11が開閉部2の部分であり回転
軸心線Lに対してより遠くに位置する部分から、開閉部
2の外側で開閉部2に対して遠ざかる方向へ長く突出す
ることができる点も、図1のそれに同じである。開閉部
2の部分であり回転軸心線Lに対してより遠くに位置す
る部分に、スピーカ12が配置され、スピーカ12が開
閉部側対向面の一部を形成している点も、図1のそれに
同じである。第2アンテナ11bは、原則的に本体の中
に埋め込まれている。
【0048】図9は、第2アンテナ11bが付加されて
いる人体接触検知用回路を組み込んだ電話機回路21’
の実施の形態を示している。電話機回路21’は、受信
回路22と送信回路23とを備えている。送受信時に電
磁波を伝搬させる素子である第1アンテナ11aは、第
1高周波スイッチ24aと第2高周波スイッチ24bを
介して、受信回路22と送信回路23のいずれかに接続
する。
【0049】第2高周波スイッチ24bは、受信時に受
信専用である第2アンテナ11bを受信回路22に接続
する接点を備えている。第1高周波スイッチ24aは、
送信時に送信回路23を第1アンテナ11aに接続する
ための接点と、受信時に第2高周波スイッチ24bを介
して受信回路22に第1アンテナ11aを接続するため
の接点とを有している。第2高周波スイッチ24bは、
受信時に第1アンテナ11aを第1高周波スイッチ24
aを介して受信回路22に接続するための接点を有して
いる。
【0050】送信回路23と第1高周波スイッチ24a
の間にアイソレータ51が介設されている。アイソレー
タ51は、送信回路23から第1高周波スイッチ24a
に向かう電流の流れを許容するが、第1高周波スイッチ
24aから送信回路23に向かう電流の流れを阻止する
機能を有している。
【0051】CPU及び周辺回路35は、受信回路22
に接続されている。CPU及び周辺回路35は、電話器
回路21を監視し制御する機能を有し、ソフトウエアに
より動作する。既述のスピーカ12、マイク6、バイブ
レータ5、報知用緑色LED8、報知用赤色LED9の
それぞれに動作は、CPU及び周辺回路35により制御
される。
【0052】携帯電話基地局から送信される送信信号
は、第1アンテナ11aか第2アンテナ11bで受信さ
れる。第1アンテナ11a又は第2アンテナ11bが受
信した受信信号は、高周波スイッチ24a、24bを通
り受信回路22に入力され、増幅と周波数変換を受けた
後、受信回路22から復調信号38として出力される。
復調信号38は、CPU及び周辺回路35により音声に
変換されスピーカ12により拡声される。
【0053】受信回路22は、IFアンプ52を備えて
いる。IFアンプ52は、従来の受信回路と同じく、ア
ンテナの周囲の電界強度に対応する電界強度検出電圧を
出力する機能を有している。図13で示されるアイドル
タイムS3は、第1アンテナ11aの電界強度E1に対
応する電界強度検出電圧V1を検出する時間と、第2ア
ンテナ11bの電界強度E2に対応する電界強度検出電
圧V2を検出する時間と、それらの電界強度検出電圧V
1,2の大小比較を行って、アンテナを切り換えるため
に要する時間とから構成されている。
【0054】図10及び図11は、アンテナ人体接触判
定方法を示している。通信が開始されると、CPU35
は、カウンタをクリアして、N=0とする。ステップス
S22〜23で図13の送信タイムS1、受信タイムS
2、アイドルタイムS3が繰り返される点は、従来通り
である。
【0055】図11に示されるように、アイドルタイム
S3が開始されると(ステップS51)、CPU35
は、図11のステップS52で、アンテナとして第1ア
ンテナ11a(アンテナ1)を選択する。ステップS5
3で、第1アンテナ11aの電界強度E1に対応する電
界強度検出電圧V1(の信号)がCPU35に入力さ
れ、その信号がCPU35のメモリに記録される。電界
強度検出電圧V1は、図13に示されるその電圧検出時
間の間に検出される電圧の平均として記録される。
【0056】CPU35は、図11のステップS54
で、アンテナとして第2アンテナ11bアンテナ2を選
択する。ステップS55で、第1アンテナ11bの電界
強度E2に対応する電界強度検出電圧V2(の信号)が
CPU35に入力され、その信号がCPU35のメモリ
に記録される。電界強度検出電圧V2は、図13に示さ
れるその電圧検出時間の間に検出される電圧の平均とし
て記録される。
【0057】CPUは、ステップS56で平均電圧V1
と平均電圧V2を比較する。平均電圧V1が平均電圧V
2よりも大きいときは、カウンタはデクリメントしてN
=N−1とし(ステップS57)、CPU35は第1ア
ンテナ11aを選択する。即ち、V1>V2であれば、
第1アンテナ11aは人体に接触していないか、第1ア
ンテナ11aが人体に接触しても、第2アンテナ11b
による受信電圧よりも大きい受信電圧を与えている第1
アンテナ11aをCPU35は選択することになる(ス
テップS58)。この選択により、次周期の受信タイミ
ングS2では、第1アンテナ11aにより受信して、C
PUはIFアンプ52から復調信号を得ることになる。
【0058】ステップS56で、V2>V1であれば、
CPU35はこれのメモリに予め記憶されている一意の
電圧値Vthと第1平均電圧V1とを比較して、V1≦
Vth(図6のVthとは異なる)であれば(ステップ
S59)、アンテナ人体接触により伝送品質が劣化した
か、又は、第1アンテナ11aの周囲電界が一時的に低
下したと判断して、カウンタはインクリメントしてN=
N+1とし(ステップS60)、CPU35は第2アン
テナ11bを選択する。図16は、一意の電圧値Vth
よりも第1平均電圧V1が低くなって、V1’まで低下
した状態を示している。
【0059】V2>V1になった原因が、第1アンテナ
11aが人体に接触したためであるか、又は、周囲電界
が低下したためであるかを判断するために、カウンタ値
Nを予め求めている理論値又は実験値をCPU35に記
憶させておく。このようなカウンタ値は、第2アンテナ
11bがある一定時間以上選択され、且つ、接触対象の
第1アンテナ11bが人体接触によりVthを下回るほ
ど著しく電圧降下する時間が継続する場合を想定した値
に対応する。
【0060】第2アンテナ11bが選択されると(ステ
ップS61)、第2アンテナ11bが受信した受信信号
に基づいてIFアンプ52が出力する復調信号38が、
CPU35に入力されることになる。
【0061】図10で示されるように、カウンタ値がN
より大きくなれば、ステップS25で、報知駆動が実行
される(ステップS26)。報知駆動されている時にカ
ウンタ値がNより小さくなれば、その報知駆動は停止さ
れる(ステップS27)。報知が停止されれば、CPU
35はカウンタ値を零に戻す(ステップS28)。
【0062】図16は、アンテナ周囲の電界強度EとI
Fアンプ52が出力する電界強度検出電圧Vとの関係を
示している。この関係は、一般的には線形である。アン
テナが人体接触していない場合、第1アンテナ11aに
対応する電界強度検出電圧V1は、同じ値の電界強度の
ところで比較すれば、第2アンテナ11bに対応する電
界強度検出電圧V2よりもやや高くなるように設計され
ている。人体接触があれば、同じ電界強度のところで、
第1アンテナ11aに対応する電界強度検出電圧V1
は、急降下する。このような急降下は、人体接触が原因
であると考えることが妥当であり、報知サービスを行う
ことが好ましい。
【0063】第1アンテナ11aと第2アンテナ11b
の周囲電界強度は、時間、携帯電話保持者の移動速度に
応じて大きく変化し、その携帯電話は両アンテナに相関
がない位置に設置されるので、一意の時間における両ア
ンテナのそれぞれの電界強度を検出して、検出値が大き
い方のアンテナを選択することにより、伝送品質の劣化
が防止されている。しかし、人体接触があれば、そのよ
うな選択が無意味になる。本発明によれば、その選択を
無意味にしないように接触又はその可能性を単に使用者
に報知する。
【0064】
【発明の効果】本発明による携帯電話アンテナの人体接
触の検知装置、その方法又はその報知方法は、通話中の
アンテナと人体との接触を使用者に報知することによ
り、使用者に最適なポジションで通信することを促すこ
とができ、伝送品質の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による携帯電話アンテナの人体
接触の検知装置の実施の形態を示す射軸投影図である。
【図2】図2は、その射軸方向を変えた射軸投影図であ
る。
【図3】図3は、本発明による携帯電話アンテナの人体
接触の検知装置の実施の形態を示す回路図である。
【図4】図4は、サーキュレーションに機能を示す回路
図である。
【図5】図5(a),(b)は、携帯電話器の2つの使
用態様をそれぞれに示す正面図である。
【図6】図6、反射電力と検出電圧の関係を示すグラフ
である。
【図7】図7は、回路動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】図8は、本発明による携帯電話アンテナの人体
接触の検知装置の実施の形態を示す射軸投影図である。
【図9】図9は、本発明による携帯電話アンテナの人体
接触の検知装置の実施の形態を示す回路図である。
【図10】図10は、本発明による携帯電話アンテナの
人体接触の検知方法の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】図11は、本発明による携帯電話アンテナの
人体接触の検知方法の他の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】図12は、公知の携帯電話を示す射軸投影図
である。
【図13】図13は、公知の送受信方法を示すタイミン
グチャートである。
【図14】図14は、公知の送受信方法を示すフローチ
ャートである。
【図15】図15は、公知の携帯電話の送受信回路を示
す回路図である。
【図16】図16は、公知の携帯電話のアンテナと受信
信号の電界・電圧比較を示すグラフである。
【図17】図17は、公知の受信方法の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2…開閉部 3…キーボタン・シート 5…バイブレータ 8…報知用緑色LED 9…報知用緑色LED 11…アンテナ 11a…第1アンテナ 11b…第2アンテナ 12…スピーカ 21…電話器回路 22…送信回路 23…受信回路 24…高周波スイッチ 25…サーキュレータ 26…高周波スイッチ側ポート 27…送信回路側ポート 28…人体接触検出回路側ポート 29…検知回路 31…直流検波器 32…A/D変換器 34…直流電圧信号 35…CPU(コンピュータ,報知回路、切換装置) 52…アンプ L…回転軸心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J047 AA02 AB06 FA12 5K027 AA11 BB03 CC08 FF02 FF22 FF25 5K067 AA21 BB04 EE02 FF02 FF24 FF25 FF27 FF28 FF32 KK01 KK17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体に接触する状態で使用される第1アン
    テナと、 第2アンテナと、 前記第1アンテナの電界強度に対応する第1電圧と前記
    第2アンテナの電界強度に対応する第2電圧とを検出す
    るための電圧検出装置と、 前記第1電圧と前記第2電圧の大小に基づいて使用する
    アンテナとして前記第1アンテナと前記第2アンテナの
    うちのいずれかを選択するための選択回路と、 前記第1電圧と前記第2電圧の大小に基づいて前記第1
    アンテナが人体に接触した可能性が高いことを当該携帯
    電話の使用者に報知するための報知回路とからなる携帯
    電話アンテナの人体接触の報知装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記電圧検出装置は携帯電話機にもともとから備わって
    いるIFアンプである携帯電話アンテナの人体接触の報
    知装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第1電圧が前記第2電圧よりも低くなる時間が一定
    時間を越えた時に前記報知が実行される携帯電話アンテ
    ナの人体接触の報知装置。
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