JP2002314357A - 利得制御装置及び利得制御方法 - Google Patents

利得制御装置及び利得制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RSSI瞬時変動幅が小さいときにおいて受
信ダイナミックレンジを拡大する。 【解決手段】 AGC制御装置は、増幅回路5と、減衰
量の異なる複数の減衰回路6a,6bと、RSSI平均
レベルとRSSI瞬時変動幅を常時監視し、RSSI平
均レベルが大きく、RSSI瞬時変動幅が小さいとき
は、減衰量の大きいAGC回路を選択する制御部8を備
えることで、受信レベルの高い信号の入力受信の特性を
向上し、受信ダイナミックレンジの拡張を実現すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置のAGC
(Automatic Gain Control)回
路とそれを用いた受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の受信装置に用いられる切
替式AGC回路の一例を示す。1は受信アンテナ、5は
増幅回路(固定増幅回路)、6は減衰回路(固定減衰回
路)、4a,4bは増幅回路5と減衰回路6の切替を行
うスイッチ、8はスイッチ切替を行う制御部、7は受信
信号の復調部である。
【0003】次に、動作について説明する。上記の切替
式AGC回路が図6に示すヒステリシス特性で増幅回路
5と減衰回路6とを切り替える場合を説明する。受信ア
ンテナ1によって受信された受信信号からRSSI(R
eceivedSignal Strength In
dicator)信号が制御部8へ入ると、そのレベル
がL2以下の場合、受信信号は増幅回路5を通過するよ
うに制御部8によってスイッチの選択が行われる。RS
SIレベルが増加しL2を超えると、受信信号は減衰回
路6を通過するように制御部8によってスイッチの選択
が行われる。逆に、RSSIレベルが減少する場合、L
2では切替動作は行われず、L1まで減少してから、受
信信号が増幅回路5を通過するように制御部8によって
スイッチの選択が行われる。L1とL2のレベルの幅
は、通常、RSSIレベルの瞬時変動幅より大きく設定
され、このRSSIの瞬時変動幅がAGC切替に影響を
及ぼさないようにある固定の値に設定されている。
【0004】また、AGC切替を行わない場合の増幅器
側の受信のダイナミックレンジはL2−Lmin、減衰
器側の受信のダイナミックレンジはLmax−L1であ
り、通常、L2−Lmin=Lmax−L1である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の切替式AGC回
路のヒステリシス幅L2−L1は、固定で、RSSIの
瞬時変動の最悪値に合わせて設定されているため、RS
SIの瞬時変動幅が小さいとき、ダイナミックレンジ
(受信信号レベルの高さの範囲)の面で非効率的であっ
た。また、回路の切替時の受信信号レベルの不連続性に
よってビットエラーが発生するのを防ぐために、AGC
切替ヒステリシス幅をRSSI瞬時変動幅の最悪値より
も大きくする必要があった。
【0006】この発明は、RSSIの瞬時変動幅に応じ
てAGC回路の切替を行うことで、RSSI瞬時変動幅
の小さいときの受信ダイナミックレンジを拡大すること
ができるAGC制御装置及びAGC制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る利得制御
装置は、異なる複数の減衰量のうちいずれかの減衰量を
用いて受信した信号を減衰する減衰回路部と、受信した
信号の受信信号レベルを検出し、検出した受信信号レベ
ルを用いて、受信信号レベルの変動量を算出し、上記変
動量に基づいて上記複数の減衰量から一の減衰量を選択
し、選択した一の減衰量に基づいて上記減衰回路部を動
作させて、受信信号レベルを制御する制御部とを備える
ことを特徴とする。
【0008】上記減衰回路部は、少なくとも第一の減衰
量と、上記第一の減衰量よりも大きい第二の減衰量との
いずれかを用いて受信した信号を減衰し、上記制御部
は、上記変動量が所定の変動基準値より大きい場合は、
上記第一の減衰量を選択し、上記変動量が上記所定の変
動基準値より小さい場合は、上記第二の減衰量を選択す
ることを特徴とする。
【0009】上記制御部は、所定の期間内に受信した信
号の複数の受信信号レベルを平均して平均レベルを算出
し、平均レベルと上記変動量とを用いて、受信信号レベ
ルを制御することを特徴とする。
【0010】上記利得制御装置は、さらに、受信した信
号を増幅する増幅回路を備え、上記減衰回路部は、少な
くとも第一の減衰量と、上記第一の減衰量よりも大きい
第二の減衰量とのいずれかを用いて受信した信号を減衰
し、上記制御部は、上記平均レベルが所定の平均基準値
より小さい場合は、上記増幅回路を選択し、上記平均レ
ベルが所定の平均基準値より大きくかつ上記変動量が所
定の変動基準値より大きい場合は、第一の減衰量を選択
し、上記平均レベルが所定の平均基準値より大きくかつ
上記変動量が所定の変動基準値より小さい場合は、第二
の減衰量を選択することをを特徴とする。
【0011】上記減衰回路部は、減衰量の異なる複数の
回路を備え、上記制御部は、上記変動幅に基づいて、上
記複数の回路から一の回路を選択し、選択した回路を用
いて受信レベルを制御することを特徴とする。
【0012】上記減衰回路部は、減衰量を調整する減衰
量調整部と、上記減衰量調整部が調整した減衰量を用い
て受信した信号を減衰する回路とを備え、上記制御部
は、選択した減衰量を上記減衰量調整部へ出力し、上記
減衰量調整部は、上記制御部から入力した減衰量に基づ
いて減衰量を調整することを特徴とする。
【0013】上記減衰量調整部は、減衰量を段階的に調
整することを特徴とする。
【0014】上記制御部は、上記変動量に基づいて、複
数の減衰量から一の減衰量を選択することによって、受
信する信号の受信信号レベルの高さの範囲を拡大するこ
とを特徴とする。
【0015】この発明に係る利得制御方法は、異なる複
数の減衰量のいずれかを用いて受信した信号を減衰する
減衰回路部を備える利得制御方法において、受信した信
号の受信信号レベルを検出し、検出した受信信号レベル
を用いて、受信信号レベルの変動量を算出し、算出した
変動量に基づいて上記複数の減衰量から一の減衰量を選
択し、選択した一の減衰量と上記減衰回路部とを用い
て、受信信号レベルを制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この実施の形態で
は、受信信号を増幅する増幅回路と、受信信号を減衰す
る複数の減衰回路(複数の減衰回路を減衰回路部とい
う)と、受信信号レベル(RSSI)を検出し、増幅回
路と減衰回路との切替を行う制御部とを備えるAGC制
御装置(利得制御装置)について説明する。制御部は、
(1)RSSI平均レベルが小さいときは、受信信号が
増幅回路を通過するようにスイッチの切替を行い、
(2)RSSI平均レベルが所定の平均基準値より大き
く、かつ、RSSI瞬時変動幅が所定の平均変動値より
大きいときは、受信信号が従来の減衰回路を通過するよ
うにスイッチの切替を行い、(3)RSSI平均レベル
が所定の平均基準値より大きく、かつ、RSSI瞬時変
動幅が所定の変動値より小さいときは、受信信号が減衰
量のより大きい減衰回路を通過するようにスイッチの切
替を行う。RSSI平均レベルの高い信号も受信できる
ようにすることで、より広いダイナミックレンジを得る
ことができるようにする。以下に、図を用いて説明す
る。
【0017】図1は、本発明の実施の形態1におけるA
GC制御装置の回路構成を示している。図5の従来例と
同様な構成要素には、同じ符号を付してある。図1にお
いて、1は受信アンテナ、2aと2bは受信回路、3は
受信帯域制限フィルタである。受信帯域制限フィルタ3
を通過した受信信号のうち、一方はスイッチ4aへ入
り、他方は制御部8へ入る。制御部8は、RSSI検出
とAGC回路切替を行う。スイッチ4aとスイッチ4b
は、AGC回路の切替を行うスイッチでありる。スイッ
チ4aとスイッチ4bの間には、AGC回路として、増
幅回路5とn種類の異なる減衰量の減衰回路6a,6
b,...,6nがある。これらの回路を通過し、最終
的に受信信号は、7の復調部へ入る構成となっている。
図1の例では、減衰回路6aと減衰回路6bを備える場
合(n=2の場合)を示している。
【0018】制御部8は、受信した信号から受信信号レ
ベル(RSSI)を検出する。また、制御部8は、検出
した受信信号レベルに基づいて、RSSI平均レベル
(受信信号レベルの平均レベル)と、RSSI瞬時変動
幅(変動量)とを算出する。RSSI平均レベルは、所
定の期間内に受信された複数の信号の受信信号レベルの
平均値である。RSSI瞬時変動幅は、少なくとも二つ
の受信信号レベルの差である。変動幅を算出する受信信
号レベルは、任意の複数の受信信号レベルから算出する
ものであり、任意の複数の受信信号レベルは、所定の期
間に受信された信号の受信信号レベルであってもよい。
【0019】図2は、本発明の実施の形態1におけるA
GC制御装置の回路切替ヒステリシス特性を示すもので
ある。増幅回路5のダイナミックレンジはL2−L0、
減衰回路6aのダイナミックレンジはL3−L1、減衰
回路6bのダイナミックレンジはL5−L4である。ま
た、増幅回路5と減衰回路6aを使用したときのAGC
切替ヒステリシス幅はL2−L1、増幅回路5と減衰回
路6bを使用したときのAGC切替ヒステリシス幅はL
2−L4である。
【0020】受信アンテナ1で捉えられた受信信号は、
受信回路2aを通過し、受信帯域制限フィルタ3を通過
する。そして、一つはAGC回路切替スイッチ4aへ、
一つはRSSIレベル検出部を備えた制御部8へ入る。
【0021】検出されたRSSI平均レベルまたはRS
SI瞬時変動幅がL0〜L1の範囲内にあるとき、制御
部8は、AGC回路として増幅回路5を選択するように
スイッチ4a,4bを制御する。
【0022】検出されたRSSI平均レベルまたはRS
SI瞬時変動幅がL1〜L4の範囲内にあるとき、制御
部8は、増幅回路5あるいは減衰回路6aのいずれかを
選択する。実際の動作としては、現状のAGC回路(現
在選択されている回路)を維持するように動作する。
【0023】検出されたRSSI平均レベルまたはRS
SI瞬時変動幅がL4〜L2の範囲内にあるとき、制御
部8は、増幅回路5あるいは減衰回路6bのいずれかを
選択する。実際の動作としては、現状のAGC回路を維
持するように動作する。
【0024】検出されたRSSI平均レベルまたはRS
SI瞬時変動幅がL2〜L3の範囲内にあり、RSSI
瞬時変動幅がL2−L4より大きい場合には、制御部8
は、減衰回路6aを選択するようにAGC切替動作す
る。
【0025】検出されたRSSI平均レベルまたはRS
SI瞬時変動幅がL2〜L3の範囲内にあり、RSSI
瞬時変動幅がL2−L4より小さい場合には、制御部8
は、減衰回路6bを選択するようにAGC切替動作す
る。
【0026】このように、本実施の形態1によれば、R
SSI瞬時変動がL2−L4より大きい場合には、従来
通りの受信ダイナミックレンジL3−L0を確保する
が、RSSI瞬時変動がL2−L4より小さい場合には
受信ダイナミックレンジがL5−L0と広げることがで
きるようになる。このように、この発明に係るAGC制
御装置は、RSSIの瞬時変動幅を検出して、RSSI
絶対レベルが大きく、かつ、その変動幅が大きいとき
は、従来の切替ヒステリシス特性をもつ減衰回路を使用
し、RSSI絶対レベルが大きく、かつ、その変動幅が
小さいときは、受信レベルの高い信号の入力受信を可能
にする減衰回路を使用し、受信のダイナミックレンジを
広くすることができるようにしたものである。
【0027】以上のように、この実施の形態のAGC制
御装置(利得制御装置)は、低い受信入力電圧を増幅す
る増幅回路と、高い受信入力電圧を減衰する複数の減衰
回路(減衰回路部)と、受信信号レベルに応じて利得切
替を行う制御部を備え、制御部は、受信信号レベルの変
動幅を監視し、変動幅が大きいときは減衰量の小さい回
路を使用してヒステリシスの大きい切り替え特性を持た
せ電界変動によるビットエラーの発生を抑え、変動幅が
小さいときは減衰量の大きい回路を使用してヒステリシ
スの小さい切り替え特性を持たせ受信入力電圧のダイナ
ミックレンジを広くすることを特徴とする。
【0028】実施の形態2.この実施の形態では、受信
信号を増幅する増幅回路と、受信信号を減衰する1つの
可変減衰回路(減衰回路部)と、受信信号レベル(RS
SI)を検出し、増幅回路と減衰回路との切替を行う制
御部とを備えるAGC制御装置(利得制御装置)につい
て説明する。減衰量を大きく制御し、RSSI平均レベ
ルの高い信号も受信できるようにすることで、より広い
ダイナミックレンジを得ることができるようにする。
【0029】図3は、本発明の実施の形態2を示してい
る。実施の形態1で、減衰回路6a,6b,...,6
nは、減衰量の異なるn種類の回路を備えていたが、そ
れらの代わりに、一つの可変減衰回路6となっている。
この可変減衰回路は、減衰量を外部からの制御によって
段階的または連続的に変化させることができるものであ
る。
【0030】図3には明記していないが、可変減衰回路
6は、減衰量を調整する減衰量調整部と、減衰量調整部
が調整した減衰量を用いて受信した信号を減衰する回路
とを備える。制御部8は、選択した減衰量を減衰量調整
部へ出力し、減衰量調整部は、上記制御部から入力した
減衰量に基づいて減衰量を調整する。制御部8は、予め
決められた複数の減衰量から一つの減衰量を選択しても
よいし、RSSI瞬時変動幅に基づいて、減衰量を算出
してもよいし、その他の方法で減衰量を決定してもよ
い。制御部8は、いずれかの方法で決定した減衰量を選
択した減衰量として減衰調整部へ出力する。
【0031】図4は、本発明の実施の形態2におけるA
GC制御装置の回路切替ヒステリシス特性を示すもので
ある。増幅回路5のダイナミックレンジはL2−L0、
可変減衰回路6のダイナミックレンジの一例aはL3−
L1、可変減衰回路のダイナミックレンジの一例bはL
5−L4である。また、増幅回路5と可変減衰回路6の
例aを使用したときのAGC切替ヒステリシス幅はL2
−L1、増幅回路5と可変減衰回路6の例bを使用した
ときのAGC切替ヒステリシス幅はL2−L4である。
【0032】本実施の形態2では、実施の形態1の場合
の減衰回路を切り替えてAGC制御を行う代わりに、減
衰回路の減衰量を段階的または連続的に外部制御するこ
とで実施の形態1と同様の効果を得るものである。
【0033】以上のように、この実施の形態のAGC制
御装置(利得制御装置)は、低い受信入力電圧を増幅す
る増幅回路と、高い受信入力電圧を減衰し減衰量を変化
できる減衰回路(減衰回路部)と、受信信号レベルに応
じて利得切替を行う制御部を備え、制御部は、受信信号
レベルの変動幅を監視し、変動幅が大きいときは減衰量
の小さい回路を使用してヒステリシスの大きい切り替え
特性を持たせ電界変動によるビットエラーの発生を抑
え、変動幅が小さいときは減衰量の大きい回路を使用し
て変動幅に応じて減衰量を段階的または連続的に変化さ
せ最適なヒステリシス切り替え特性を持たせ受信入力電
圧のダイナミックレンジを広くすることを特徴とする。
【0034】実施の形態3.上記実施の形態では、異な
る複数の減衰量を用いて受信した信号を減衰する減衰回
路部として、異なる減衰量を有する複数の減衰回路を用
いる場合と、可変減衰回路を用いる場合とを説明した。
しかしながら、減衰回路部は、上記の場合に限られるこ
となく、その他の構成であってもかまわない。制御部8
が、受信信号レベルの変動量に基づいて、複数の減衰量
から一の減衰量を選択し、選択した一の減衰量を用い
て、受信信号レベルを制御する装置及び方法であれば、
この他のものであってもかまわない。また、制御部8が
変動量に基づいて、減衰量を算出し、算出した減衰量を
用いて、信号を減衰することを制御する装置及び方法で
あってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、RS
SIの平均レベルのみによるAGC制御だけでなく、R
SSI変動幅が大きいときは減衰量の小さい回路を選択
し、RSSI変動幅の小さい時は減衰量の大きい回路を
選択するというようにAGC回路の切替を最適化するこ
とで、受信ダイナミックレンジを広くすることができ
る。
【0036】異なる減衰量を有する複数の減衰回路を用
いて、受信ダイナミックレンジを拡大することができ
る。
【0037】減衰量を調整できる可変減衰回路を用いる
ことによって、受信ダイナミックレンジを拡大すること
ができる。
【0038】また、可変減衰回路によって、減衰量を段
階的に、あるいは,連続的に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるAGC制御装
置の回路の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるAGC制御装
置の回路切替ヒステリシス特性を示す図。
【図3】 本発明の実施の形態2におけるAGC制御装
置の回路の構成を示すブロック図。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるAGC制御装
置の回路切替ヒステリシス特性を示す図。
【図5】 従来例におけるAGC制御装置の回路の構成
を示すブロック図。
【図6】 従来例におけるAGC制御装置の回路切替ヒ
ステリシス特性を示す図。
【符号の説明】
1 受信アンテナ、2a〜2b 受信回路、3 受信帯
域制限フィルタ、4a,4b AGC回路切替スイッチ
(スイッチ)、5 増幅回路、6 可変減衰回路、6
a,6b 減衰回路、7 復調部、8 制御部(RSS
I検出部を含む制御部)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の減衰量のうちいずれかの減
    衰量を用いて受信した信号を減衰する減衰回路部と、 受信した信号の受信信号レベルを検出し、検出した受信
    信号レベルを用いて、受信信号レベルの変動量を算出
    し、上記変動量に基づいて上記複数の減衰量から一の減
    衰量を選択し、選択した一の減衰量に基づいて上記減衰
    回路部を動作させて、受信信号レベルを制御する制御部
    とを備えることを特徴とする利得制御装置。
  2. 【請求項2】 上記減衰回路部は、少なくとも第一の減
    衰量と、上記第一の減衰量よりも大きい第二の減衰量と
    のいずれかを用いて受信した信号を減衰し、 上記制御部は、上記変動量が所定の変動基準値より大き
    い場合は、上記第一の減衰量を選択し、上記変動量が上
    記所定の変動基準値より小さい場合は、上記第二の減衰
    量を選択することを特徴とする請求項1記載の利得制御
    装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、所定の期間内に受信した
    信号の複数の受信信号レベルを平均して平均レベルを算
    出し、平均レベルと上記変動量とを用いて、受信信号レ
    ベルを制御することを特徴とする請求項1記載の利得制
    御装置。
  4. 【請求項4】 上記利得制御装置は、さらに、受信した
    信号を増幅する増幅回路を備え、 上記減衰回路部は、少なくとも第一の減衰量と、上記第
    一の減衰量よりも大きい第二の減衰量とのいずれかを用
    いて受信した信号を減衰し、 上記制御部は、上記平均レベルが所定の平均基準値より
    小さい場合は、上記増幅回路を選択し、上記平均レベル
    が所定の平均基準値より大きくかつ上記変動量が所定の
    変動基準値より大きい場合は、第一の減衰量を選択し、
    上記平均レベルが所定の平均基準値より大きくかつ上記
    変動量が所定の変動基準値より小さい場合は、第二の減
    衰量を選択することをを特徴とする請求項3記載の利得
    制御装置。
  5. 【請求項5】 上記減衰回路部は、減衰量の異なる複数
    の回路を備え、 上記制御部は、上記変動幅に基づいて、上記複数の回路
    から一の回路を選択し、選択した回路を用いて受信レベ
    ルを制御することを特徴とする請求項1から4いずれか
    に記載の利得制御装置。
  6. 【請求項6】 上記減衰回路部は、減衰量を調整する減
    衰量調整部と、 上記減衰量調整部が調整した減衰量を用いて受信した信
    号を減衰する回路とを備え、 上記制御部は、選択した減衰量を上記減衰量調整部へ出
    力し、 上記減衰量調整部は、上記制御部から入力した減衰量に
    基づいて減衰量を調整することを特徴とする請求項1か
    ら4いずれかに記載の利得制御装置。
  7. 【請求項7】 上記減衰量調整部は、減衰量を段階的に
    調整することを特徴とする請求項6記載の利得制御装
    置。
  8. 【請求項8】 上記制御部は、上記変動量に基づいて、
    複数の減衰量から一の減衰量を選択することによって、
    受信する信号の受信信号レベルの高さの範囲を拡大する
    ことを特徴とする請求項1記載の利得制御装置。
  9. 【請求項9】 異なる複数の減衰量のいずれかを用いて
    受信した信号を減衰する減衰回路部を備える利得制御方
    法において、 受信した信号の受信信号レベルを検出し、 検出した受信信号レベルを用いて、受信信号レベルの変
    動量を算出し、 算出した変動量に基づいて上記複数の減衰量から一の減
    衰量を選択し、 選択した一の減衰量と上記減衰回路部とを用いて、受信
    信号レベルを制御することを特徴とする利得制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005333640A (ja) * 2004-05-17 2005-12-02 Agere Systems Inc 多重ブランチ無線受信機
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