JP2002313596A - 除電装置 - Google Patents

除電装置

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JP2002313596A
JP2002313596A JP2001114877A JP2001114877A JP2002313596A JP 2002313596 A JP2002313596 A JP 2002313596A JP 2001114877 A JP2001114877 A JP 2001114877A JP 2001114877 A JP2001114877 A JP 2001114877A JP 2002313596 A JP2002313596 A JP 2002313596A
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ion
electrode
static eliminator
ions
irradiation device
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JP2001114877A
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Tetsuya Mizuno
哲也 水野
Norio Yamamoto
憲夫 山本
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Kasuga Denki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン生成用電極で形成されたイオンを効率
的に帯電物に照射して除電できる除電装置を提供する。 【解決手段】 極性が計時的に切換わる電圧が印加され
てイオンを生成するための機能を有するイオン生成用電
極3と、帯電物を挟んでイオン生成用電極3とは反対側
の位置に設けられ、イオン生成用電極3に印加される電
圧とは反対の極性になるタイミングを有するように計時
的に変化する電圧が印加され、イオン生成用電極3によ
って生成されたイオンを吸引して加速するための機能を
有するイオン加速用電極12とを含む第1のイオン照射
装置(1)と、第1のイオン照射装置に対し帯電物の搬
送方向に沿った方向に並設され、帯電物を挟んだイオン
生成用電極3とイオン加速用電極12との対置関係が第
1のイオン照射装置とは逆に設けられた第2のイオン照
射装置(2)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する帯電物に
対し生成したイオンを照射して除電する除電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、プラスチックフィルム
などに帯電した静電気を除電する除電装置としては、特
許第2651476号公報に記載のものがあり、これを
図12に示す。図12に示す除電装置においては、ロー
ラ108が回転することにより、フィルムなどの帯電物
体101が除電装置内を搬送される。そして、除電装置
内には、フィルムに対し正または負の電荷すなわち陰イ
オンまたは陽イオンを照射するためのイオン生成電極1
03と、イオン生成電極103に対向して、ローラによ
る搬送方向およびこの搬送方向に対して垂直な方向に拡
がりを有した大きな面を有する1枚のイオン加速用電極
102とが設けられている。イオン生成電極103にお
いて生成された陰イオンまたは陽イオンは、イオン加速
用電極102に対して吸引される。それにより、そのイ
オン生成用電極103とイオン加速用電極102との間
を通る帯電したフィルムは、イオンが照射されることに
より、正または負に帯電している状態が中和され、一定
の除電効果を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の除電装置に
おいては、上方からのイオン照射による表面側のみの片
面除電であるため、裏面側が除電し難いとともに、除電
速度が遅い。そこで、帯電物の裏表両面に対して上下双
方向からイオンを照射して除電することが考えられる。
【0004】しかしながら、イオン生成用電極の横に隣
のイオン加速用電極を配置する関係上、隣接するイオン
生成用電極とイオン加速用電極との間に隙間を設けるこ
となく両電極を配列させれば、イオン風の流れが悪くな
るため、効率的にフィルムにイオンを照射して除電を行
なうことができない。
【0005】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、前述した双方向イオン照射方式
を採用しながらも、イオン生成用電極で形成されたイオ
ンを帯電物に対して効率的に照射できる除電装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するため手段およびその効果】(1) 走
行する帯電物に対し生成したイオンを照射して除電する
除電装置であって、電圧が印加されて前記イオンを生成
するための機能を有するイオン生成用電極と、前記帯電
物を挟んで前記イオン生成用電極とは反対側の位置に設
けられ、前記イオン生成用電極とは逆の極性の電圧を印
加することが可能に構成され、前記イオン生成用電極に
よって生成されたイオンを吸引して加速するための機能
を有するイオン加速用電極とを含む第1のイオン照射装
置と、前記第1のイオン照射装置に対して並設され、前
記帯電物を挟んだ前記イオン生成用電極と前記イオン加
速用電極との位置関係が前記第1のイオン照射装置とは
逆に設けられた第2のイオン照射装置とを備え、前記第
1のイオン照射装置の前記イオン生成用電極と前記第2
のイオン照射装置の前記イオン加速用電極との間に間隔
が形成されている。
【0007】上記の構成によれば、第1のイオン照射装
置のイオン生成用電極と第2のイオン照射装置のイオン
加速用電極との間に、生成されたイオンが帯電物に照射
されることによって生ずるイオン風の流れを生じさせる
ための間隔が形成されているため、帯電物に対して効率
的にイオンを照射することができる。
【0008】(2) 前記イオン加速用電極は、前記帯
電物に照射されるイオンによる風の流れが実質的に層流
となるように構成されている。
【0009】上記の構成によれば、イオン加速用電極に
よるイオンの加速効果を向上させることができる。
【0010】(3) 前記イオン加速用電極は、前記帯
電物が走行される走行経路に近づくにしたがって、前記
イオンの流路の断面積が除々に小さくなるように形成さ
れている。
【0011】上記の構成によれば、ベンチュリ効果を利
用してイオンの吹き出し後の直進性を向上させることが
できる。
【0012】(4) 前記第1のイオン照射装置のイオ
ン加速用電極は、前記第2のイオン照射装置の前記イオ
ン生成用電極との間でのコロナ放電により前記イオンを
生成するための電極に兼用可能に構成されている。
【0013】上記の構成によれば、イオン生成用電極と
の間でコロナ放電を生じさせてイオンを生成するための
電極を別個に設ける場合に比較して、部品点数を低減す
ることができる。
【0014】(5) 前記第1のイオン照射装置の前記
イオン加速用電極は、該イオン加速用電極と前記第2の
イオン照射装置の前記イオン生成用電極との間でのコロ
ナ放電により生成された陽イオンおよび陰イオンのうち
の一方の極性のイオンを電気的に吸収するためのイオン
吸収可能電極に兼用可能に構成されている。
【0015】上記の構成によれば、イオンを吸収するた
めのイオン吸収可能電極を別個に設ける場合に比較し
て、部品点数を低減することができる。
【0016】(6) 前記イオン加速用電極は、角部を
有していることを特徴とする。上記の構成によれば、電
圧が印加された場合に角部に電荷が集中するため、イオ
ンの吸引力が大きくなるので、イオンの加速効果を向上
させることができる。
【0017】(7) 前記第1のイオン照射装置および
前記第2のイオン照射装置よりも前記帯電物の走行経路
の前方側において、直流電流により発生したイオンを前
記帯電物に照射して前記帯電物の除電を行なう直流除電
装置をさらに備えている。
【0018】上記の構成によれば、第1のイオン照射装
置および第2のイオン照射装置による除電の後に自然に
残留してしまう負の電荷を除電することができる。
【0019】(8) 前記直流除電装置による除電処理
を受けた後の前記帯電物に残留する帯電量を検出するセ
ンサと、該センサが検出した前記帯電量に基づいて前記
直流除電装置が前記帯電物に対して照射するイオンの量
を調整する調整手段とさらにを備えている。
【0020】上記の構成によれば、直流除電装置により
除電された後の帯電物に残留する帯電量に基づいて直流
除電装置を制御するためのフィードバックを行なうこと
ができる。
【0021】(9) 前記直流除電装置よりも前記走行
経路の前方側において、交流電流により発生したイオン
を前記帯電物に照射して前記帯電物の除電を行なう交流
除電装置をさらに備えている。
【0022】上記の構成によれば、直流除電装置で除電
した後さらに残留する電荷を除電することができる。
【0023】(10) 前記イオン生成用電極が針状を
なし、該針状のイオン生成用電極よりも前記帯電物側に
位置し、前記帯電物が前記イオン生成電極に接触するこ
とを防止する接触防止手段が設けられている。
【0024】上記の構成によれば、接触防止手段により
帯電物が針状のイオン生成電極に接触して損傷すること
を防止することができる。
【0025】(11) 前記接触防止手段は前記第イオ
ン加速用電極により兼用されている。
【0026】上記の構成によれば、接触防止手段を別個
に設ける場合に比較して部品点数を低減することができ
る。
【0027】(12) 前記第1のイオン照射装置と前
記第2のイオン照射装置とは前記帯電物の走行方向に沿
って並設されている。
【0028】上記の構成によれば、イオン生成用電極お
よびイオン加速用電極に印加する電圧を走行方向に並設
するイオン照射装置毎に変化させることにより、帯電物
の走行方向の位置において照射するイオン量を調整する
ことが可能となる。
【0029】(13) 前記帯電物の走行方向の前方側
に位置する前記イオン加速用電極ほど、印加される電圧
の最大値が除々に小さくなるように設定されている。
【0030】上記の構成によれば、帯電物の走行方向の
前方側に進むにしたがって照射されるイオンの速度を除
々に小さくすることができるため、既に除電した電荷量
よりも大きな電荷量のイオンを照射することによる除電
効率の無駄が発生することを防止することができる。
【0031】(14) 前記イオン生成用電極に印加さ
れる電圧の極性と前記イオン加速用電極に印加される電
圧の極性とが、常に逆になるように設定されている。
【0032】上記の構成によれば、イオンの加速効率を
向上させることができる。 (15) 前記第1のイオン照射装置の前記イオン生成
用電極に印加される電圧と前記第2のイオン照射装置の
前記イオン加速用電極に印加される電圧とが、互いの電
極間でコロナ放電によりイオンを生成できる程度の電位
差を有するように設定されている。
【0033】上記の構成によれば、第1のイオン照射装
置のイオン生成用電極に印加される電圧と第2のイオン
照射装置のイオン加速用電極との間で生成されたイオン
を帯電物に対して照射することができる。
【0034】(16) 前記第1のイオン照射装置の前
記イオン生成用電極に印加される電圧の極性と前記第2
のイオン照射装置のイオン加速用電極に印加される電圧
の極性とが同じになるように設定されている。
【0035】上記の構成によれば、イオン生成用電極に
並設されているイオン加速用電極が同じ極性であるた
め、それぞれの電極により同じ極性のイオンを加速でき
るので、イオンの加速性能を向上させることができる。
【0036】(17) 前記第1のイオン照射装置の前
記イオン生成用電極と前記第2のイオン加速用電極との
間には、互いの電極間の電気的影響を低減するための遮
蔽部材が設けられている。
【0037】上記の構成によれば、第1のイオン照射装
置のイオン生成用電極と第2のイオン加速用電極との間
で発生する電磁誘導に基づく電気的影響を低減すること
ができる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0039】本実施の形態の除電装置の一例を、交流電
圧印加式除電装置を用いて説明する。図1は、本実施の
形態の除電装置の全体構成を示す模式図である。本実施
の形態の除電装置は、特殊AC電極としてのイオン生成
用電極3に特殊AC電極用電源が接続されている。ま
た、イオン加速用電極(イオン生成用電極およびイオン
吸収用電極にも兼用)12にも、特殊AC電極用電源が
接続されている。この上下で1対のイオン生成用電極3
およびイオン加速用電極12により本発明のイオン照射
装置が構成され、このイオン照射装置がフィルムの搬送
方向に複数並設されている。さらに、この一対のイオン
生成用電極3とイオン加速用電極12との間をフィルム
が通過することにより、フィルムの表面および裏面の両
側からイオンが照射されて除電が行なわれている。その
ため、片面のみからイオンの除電を行なうよりも効率的
な除電が行なわれている。また、上側のイオン照射装置
のイオン生成用電極3と下側のイオン照射装置のイオン
生成用電極3とは同位相の交流電圧が印加されるが、上
側のイオン加速用電極12と下側のイオン加速用電極1
2とは常に反対の極性の交流電圧が印加される。また、
上側および下側ともイオン加速用電極12に電圧を印加
する電圧印加手段は、搬送方向に進むにしたがって除々
に印加される交流電圧の最大値が小さくなるように制御
するように設定されている。これにより、イオンの除去
量をフィルムが除電装置内を進むにつれて小さくして、
既に除電されたイオン除去効果の無駄が発生することを
防止している。
【0040】また、本願発明の交流除電装置(イオン生
成用電極3およびイオン加速用電極12等により構
成)、すなわち、特殊AC電極を通過したフィルムは、
直流除電装置、すなわち、DC電極20と接地電位30
との間を通過する。このDC電極20には、DC電極用
電源が接続されている。この直流除電装置により、交流
除電装置では除電できず自然に残留する−イオンが除電
されることになる。さらに、直流除電装置を通過したフ
ィルムは、AC電極、すなわち、一般の交流除電装置5
0,60の間を再度通過する。この一般の交流除電装置
50,60は、ごく微小の電荷を除電するためのもので
ある。
【0041】さらに、一般の交流除電装置50,60を
通過したフィルムは、静電位センサ70によりその最終
結果としての帯電量が検出される。この静電位センサ7
0により検出された帯電量が、静電位センサ用制御器を
介して直流除電装置、すなわち、DC電極20に印加さ
れる電圧にフィードバックされ、次のフィルムの除電に
おいて照射するイオンの量を調整するために用いられて
いる。
【0042】図2は、図1で示した本実施の形態の除電
装置の電極部分をより具体的に示す図である。図2に示
すように、本実施の形態の交流除電装置は、イオン生成
用電極3、イオン加速用電極(イオン生成用電極または
イオン吸収用電極としても機能する)12とが対向する
位置に設けられている。そして、フィルムの搬送路を介
して上側のイオン生成電極3と下側のイオン加速用電極
12との間をフィルムが通過するように構成されてい
る。また、フィルムの進行方向においてイオン照射装置
は複数設けられ、すなわち、上下一対のイオン生成用電
極3およびイオン吸収用電極12がフィルムの進行方向
に複数設けられて複数段階において除電されるようにな
っているが、それぞれのイオン照射装置の間には相互誘
導(互いの電磁誘導)を防止するための遮蔽板15が設
けられている。なお、交流除電装置の後に直流除電装置
20および一般の交流除電装置50が設けられているこ
とは図1を用いて説明したことと同様である。なお、上
下のイオン照射装置において、イオン加速用電極12
は、針状のイオン生成用電極3の先端よりもフィルムの
搬送路側に設けられているため、フィルムが針状のイオ
ン生成用電極3に引っかかって損傷することを防止する
接触防止部材としても機能している。
【0043】図3は、図2を用いて示した本実施の形態
の除電装置のイオン生成用電極3およびイオン加速用電
極12をさらに拡大して示した図である。この図から分
かるように、イオン生成用電極3とフィルムの搬送路を
介して対向する位置には、必ずイオン加速用電極12が
設けられており、全てのイオン加速用電極12は、イオ
ン生成用電極3のいずれに対しても角張った部分を向け
るように構成されている。したがって、イオン吸収用電
極12を大きな1枚ものの平面で形成するよりも、角部
を有しているため、印加された電圧により生じる電荷が
角部に集中してイオン加速用電極12のイオンの吸引力
が向上されている。
【0044】図4は、前述したイオン加速用電極12の
変形例を示す図である。前述した本実施の形態の除電装
置のイオン加速用電極12は、その断面がL字形のもの
を用いたが、イオン流と流れの良さという観点からは、
図4に示すように、イオン流が流れてくる上流側に広い
開口を有し、イオン流が流れていく下流側に狭い開口を
有するような構造とするものがよい。このような構造と
することにより、ベンチュリ効果を利用することによっ
てイオン流の流れをよりスムーズにすることができる。
【0045】また、図4に示したようなベンチュリ効果
を奏するためには、図5に示したように、断面が円弧状
のイオン吸収用電極12を用いるようにしてもよい。な
お、イオン加速用電極は、高密度の電荷を生じさせてイ
オン吸収能力を高めることができるという観点から角部
を設ける方がよいが、イオンによる風の流れを重視する
場合は、角部を設けず、実質的にイオン風が層流となる
ような形状に構成してもよい。なお、図4および図5を
用いて示したようなイオン吸収用電極12の変形例のみ
ならず、製造上の効率を考えた観点からは、丸パイプの
ようなものをイオン加速用電極として用いてイオンを吸
収するようにしてもよい。
【0046】図6および図7は、本実施の形態の除電装
置のイオン照射装置の断面図と正面図である。除電装置
の器体1は支持体2により支持されており、その支持体
2の下方部分にはイオン加速用電極12(イオン生成時
にはイオン生成電極としても機能するとともにイオン吸
収用電極としても機能する)が取付けられている。この
イオン加速用電極12には高圧電線5bを通して高電圧
が印加される。図中5aは高電圧芯線であり、この高電
圧芯線5aの外周に絶縁層7が形成されており、さらに
その絶縁層7の外周に導電材料からなる容量結合体8が
設けられている。すなわち、高電圧芯線5aと容量結合
体8とが絶縁層7を介して容量結合されている。その結
果、高電圧芯線5aに交流電圧が印加されることにより
容量結合体8にも高電圧が発生し、その容量結合体8か
ら下方に突出している針状のイオン生成電極3とそれに
隣接するイオン加速用電極(この場合、イオン生成用電
極としての機能する)12との間に交流高電圧が印加さ
れる。なお、前記器体1は絶縁物で構成されており、容
量結合体8に発生した高電圧が外方に漏洩するのが防止
される。イオン生成電極3とイオン加速用電極12との
間に高い電圧が印加されれば、その間でコロナ放電が生
じてイオン加速用電極3の近傍に多数の陽イオンおよび
陰イオンが発生する。そのイオンによって帯電物6の除
電が可能となる。
【0047】図8は、図6および図7に示した交流電圧
印加式除電装置の回路図である。除電装置に交流電源1
0からの交流が供給されれば、トランス(REAKAG
Eトランス)9aにより商用電源電圧(たとえば100
V)が10KV程度に変圧される。その結果、2次コイ
ル側でショートしたとしても数mAくらいの電流しか流
れず除電作業者が感電死することがない。トランス9a
により変圧された電圧は高電圧芯線5aに印加される。
この高電圧芯線5aに対して容量結合されている容量結
合体8に前述したように高電圧が発生し、その結果、イ
オン生成用電極3とそれに隣接するイオン加速用電極1
2との間にも同様の高電圧が印加される。交流電源10
によって印加された商用電源電圧(たとえば100V)
の電圧はそのままの周波数を維持している。この交流電
圧はトランス9bによりたとえば1KV程度に変圧さ
れ、その変圧された電圧がイオン加速用電極12に印加
される。なお、図中19は、周波数変換回路であり、た
とえば飽和変圧器や整流器を使ったものや真空管やトラ
ンジスタまたはサイリスタ等によるものなどであるが、
本実施の形態の場合、周波数の変換は行なっていないの
で、設けなくてもよい。
【0048】図9は、図6、図7および図8に示した交
流電圧印加式除電装置のイオン生成用電極3とそれに隣
接するイオン加速用電極12(この場合、イオン生成用
電極およびイオン吸収用電極として機能する)との間で
生じるコロナ放電によるイオンの照射作用を示す作用説
明図である。図10は、(1)および(2)に示す上下
で一対をなして機能するイオン生成用電極3とイオン加
速用電極12(この場合、イオン加速用電極として機能
する)との間でのイオン加速作用を説明するための図で
ある。図11は、その交流高電圧印加式除電装置におけ
るイオン加速用電極3に印加される電圧V1とイオン吸
収用電極12に印加される電圧V2との関係を示すグラ
フを示す図である。図9においては、図8に示したトラ
ンス9a,9bは図示を省略する。交流電源10からた
とえば60サイクル程度の交流高電圧V1が高電圧芯線
5に印加され、高電圧芯線5に対し容量結合されている
容量結合体8およびイオン生成用電極3に同じ周波数の
電圧が印加される。一方、イオン加速用電極12にも同
じ周波数の電圧V2が印加される。この電圧V1と電圧V
2との関係は、図11に示すように、V1をa×sin
(ωt)と表わした場合には、電圧V2は、(a/n)
×sin(ωt)と表わされる。この実施例の場合には
n=10の場合を示している。
【0049】以下、図10を参照して、上下で一対とし
て機能するイオン生成用電極3およびイオン加速用電極
12の間で生じるイオンの加速作用について説明する。
図11においては、の期間では、図10の(a)に示
すイオン生成用電極3に+の電圧が印加される。このと
き、図10の(a)に示すイオン生成用電極3とそれに
隣接する図10の(d)に示すイオン加速用電極(この
場合、イオン生成用電極として機能する)12との間に
印加された高電圧の電位差(a−a/n)によるコロナ
放電に伴って、図10の(a)に示すイオン生成用電極
3の近傍に多数の+イオンおよび−イオンが生成され
る。このうち−イオンは、一部+電圧が印加されている
図10の(a)に示すイオン生成用電極3に吸収される
とともに、さらに+電圧が印加された図10の(d)に
示すイオン加速用電極(この場合、イオン吸収用電極と
して機能する)12に吸収される。その結果、残留イオ
ンは、ほとんど+イオンとなり、その+イオンが帯電物
6の除電に有効な有用イオンとなる。この+イオンが、
図10の(b)に示すイオン加速用電極(この場合、イ
オン加速用電極として機能する)12に吸引される過程
で、−イオンに帯電した帯電物6に向かって引き寄せら
れ、帯電物が除電される。
【0050】なお、+に印加された図10の(d)に示
すイオン加速用電極(この場合イオン吸収用電極として
機能する)12による除電に不要となる−イオンが吸収
されてほとんど吸収されてしまうために、イオンが帯電
物6に移動する途中で+イオンと同時生成された−イオ
ンとが結合して減少してしまうことがほとんど防止さ
れ、除電装置に対し帯電物6が遠く離れている遠距離除
電が可能になっている。
【0051】また、図11においては、の期間では、
図10の(c)に示すイオン生成用電極3に−の電圧が
印加される。このとき、図10の(c)に示すイオン生
成用電極3とそれに隣接する図10の(b)に示すイオ
ン加速用電極(この場合、イオン生成用電極として機能
する)12との間に印加された高電圧の電位差(a−a
/n)によるコロナ放電に伴って、イオン生成用電極3
の近傍に多数の+イオンおよび−イオンが生成される。
このうち+イオンは、一部−電圧が印加されている図1
0の(c)のイオン生成用電極3に吸収されるととも
に、さらに−電圧が印加された図10の(b)に示すイ
オン加速用電極(この場合、イオン吸収用電極として機
能する)12に吸収される。その結果、残留イオンは、
ほとんど−イオンとなり、その−イオンが帯電物の除電
に有効な有用イオンとなる。この−イオンが、+イオン
に帯電した帯電物に向かって引き寄せられ、帯電物が除
電される。
【0052】なお、−に印加された図10の(b)に示
すイオン加速用電極(この場合イオン吸収用電極として
機能する)12による除電に不要となる+イオンが吸収
されてほとんど吸収されてしまうために、イオンが帯電
物に移動する途中で−イオンと同時生成された+イオン
とが結合して減少してしまうことがほとんど防止され、
除電装置に対し帯電物6が遠く離れている遠距離除電が
可能になっている。
【0053】また、図11のに示す期間については、
に示す期間と帯電物6の搬送路を介して上下に位置す
る電極それぞれが、上記の説明と逆の作用を生じさせ
て、+−が上下逆のイオンが帯電物6に対して照射され
て除電が行なわれる。そのため、帯電物の上下面とも+
−のイオンが均等に照射されるため、除電効果が高めら
れている。なお、前述したように、走行方向に複数並設
されているイオン照射装置は、走行方向の前方側に進む
にしたがって、各電極に印加される電圧のaの値が小さ
くなるように設定されている。
【0054】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の除電装置の概要を説明するた
めの図である。
【図2】 本実施の形態の除電装置の交流除電装置の上
側の電極および下側の電極を説明するための詳細図であ
る。
【図3】 本実施の形態の除電装置のイオン生成用電極
およびイオン加速用電極を拡大して示す図である。
【図4】 他の例のイオン生成用電極およびイオン加速
用電極を説明するための図である。
【図5】 さらに他の例のイオン生成用電極およびイオ
ン加速用電極を説明するための図である。
【図6】 本実施の形態の除電装置のイオン生成用電極
およびイオン加速用電極の周辺構造を具体的に説明する
ための図である。
【図7】 本実施の形態の除電装置のイオン生成用電極
およびイオン加速用電極の周辺構造を具体的に説明する
ための図である。
【図8】 本実施の形態の除電装置において用いられる
交流電圧の系統を説明するための回路図である。
【図9】 本実施の形態の除電装置の電極からイオンが
生成されて照射される原理を説明するための図である。
【図10】 本実施の形態の除電装置の上下に配置され
たイオン生成用電極とイオン加速用電極との関係を模式
的に示す図である。
【図11】 本実施の形態の生成用電極およびイオン加
速用電極に印加される交流電圧を説明するための図であ
る。
【図12】 従来の除電装置を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
3 イオン生成用電極、12 イオン加速用電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F201 AG01 BA07 BC02 BC13 BC15 BD05 BR02 BR34 4G075 AA22 AA29 AA65 BB10 CA18 CA39 DA02 DA03 EB31 EC21 ED11 EE40 5G067 AA21 BA02 DA01 DA20 DA21

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する帯電物に対し生成したイオンを
    照射して除電する除電装置であって、 電圧が印加されて前記イオンを生成するための機能を有
    するイオン生成用電極と、前記帯電物を挟んで前記イオ
    ン生成用電極とは反対側の位置に設けられ、前記イオン
    生成用電極とは反対の極性の電圧の印加を可能に構成さ
    れ、前記イオン生成用電極によって生成されたイオンを
    吸引して加速するための機能を有するイオン加速用電極
    とを含む第1のイオン照射装置と、 前記第1のイオン照射装置に対して並設され、前記帯電
    物を挟んだ前記イオン生成用電極と前記イオン加速用電
    極との位置関係が前記第1のイオン照射装置とは逆に設
    けられた第2のイオン照射装置とを備え、 前記第1のイオン照射装置の前記イオン生成用電極と前
    記第2のイオン照射装置の前記イオン加速用電極との間
    に間隔が形成されていることを特徴とする、除電装置。
  2. 【請求項2】 前記イオン加速用電極は、前記帯電物に
    照射される前記イオンによる風の流れが実質的に層流と
    なるように構成されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の除電装置。
  3. 【請求項3】 前記イオン加速用電極は、前記帯電物が
    走行される走行経路に近づくにしたがって、前記イオン
    の流路の断面積が除々に小さくなるように形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の
    除電装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のイオン照射装置のイオン加速
    用電極は、前記第2のイオン照射装置の前記イオン生成
    用電極との間でのコロナ放電により前記イオンを生成す
    るための電極に兼用可能に構成されていることを特徴と
    する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の除電装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のイオン照射装置の前記イオン
    加速用電極は、該イオン加速用電極と前記第2のイオン
    照射装置の前記イオン生成用電極との間でのコロナ放電
    により生成された陽イオンおよび陰イオンのうちの一方
    の極性のイオンを電気的に吸収するためのイオン吸収可
    能電極に兼用可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の除電装置。
  6. 【請求項6】 前記イオン加速用電極は、角部を有して
    いることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか
    に記載の除電装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のイオン照射装置および前記第
    2のイオン照射装置よりも前記帯電物の走行経路の前方
    側において、直流電流により発生したイオンを前記帯電
    物に照射して前記帯電物の除電を行なう直流除電装置を
    さらに備えていることを特徴とする、請求項1〜請求項
    6のいずれかに記載の除電装置。
  8. 【請求項8】 前記直流除電装置による除電処理を受け
    た後の前記帯電物に残留する帯電量を検出するセンサ
    と、 該センサが検出した前記帯電量に基づいて前記直流除電
    装置が前記帯電物に対して照射するイオンの量を調整す
    る調整手段とさらにを備えていることを特徴とする、請
    求項7に記載の除電装置。
  9. 【請求項9】 前記直流除電装置よりも前記走行経路の
    前方側において、交流電流により発生したイオンを前記
    帯電物に照射して前記帯電物の除電を行なう交流除電装
    置をさらに備えていることを特徴とする、請求項7また
    は請求項8に記載の除電装置。
  10. 【請求項10】 前記イオン生成用電極が針状をなし、
    該針状のイオン生成用電極よりも前記帯電物側に位置
    し、前記帯電物が前記イオン生成電極に接触することを
    防止する接触防止手段が設けられていることを特徴とす
    る、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の除電装置。
  11. 【請求項11】 前記接触防止手段は前記第イオン加速
    用電極により兼用されていることを特徴とする、請求項
    10に記載の除電装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のイオン照射装置と前記第2
    のイオン照射装置とは前記帯電物の走行方向に沿って並
    設されていることを特徴とする、請求項1〜請求項11
    のいずれかに記載の除電装置。
  13. 【請求項13】 前記帯電物の走行方向の前方側に位置
    する前記イオン加速用電極ほど、印加される電圧の最大
    値が除々に小さくなるように設定されている、請求項1
    〜請求項12のいずれかに記載の除電装置。
  14. 【請求項14】 前記イオン生成用電極に印加される電
    圧の極性と前記イオン加速用電極に印加される電圧の極
    性とが、常に逆になるように設定されていることを特徴
    とする、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の除電
    装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のイオン照射装置の前記イオ
    ン生成用電極に印加される電圧と前記第2のイオン照射
    装置の前記イオン加速用電極に印加される電圧とが、互
    いの電極間でコロナ放電によりイオンを生成できる程度
    の電位差を有するように設定されていることを特徴とす
    る、請求項1〜請求項14のいずれかに記載の除電装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第1のイオン照射装置の前記イオ
    ン生成用電極に印加される電圧の極性と前記第2のイオ
    ン照射装置のイオン加速用電極に印加される電圧の極性
    とが同じになるように設定されていることを特徴とす
    る、請求項1〜請求項15のいずれかに記載の除電装
    置。
  17. 【請求項17】 前記第1のイオン照射装置の前記イオ
    ン生成用電極と前記第2のイオン加速用電極との間に
    は、互いの電極間の電気的影響を低減するための遮蔽部
    材が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求
    項16のいずれかに記載の除電装置。
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