JP2002312085A - インターフェイス自動判別周辺機器 - Google Patents

インターフェイス自動判別周辺機器

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JP2002312085A
JP2002312085A JP2001209812A JP2001209812A JP2002312085A JP 2002312085 A JP2002312085 A JP 2002312085A JP 2001209812 A JP2001209812 A JP 2001209812A JP 2001209812 A JP2001209812 A JP 2001209812A JP 2002312085 A JP2002312085 A JP 2002312085A
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voltage
threshold voltage
peripheral device
control unit
interface
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JP2001209812A
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Masanori Okabashi
正典 岡橋
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCとのインターフェイスを自動判別するこ
との可能なインターフェイス自動判別周辺機器を提供す
る。 【解決手段】 周辺機器は、抵抗接続部11、電圧判定
部12及びインターフェイス判別部13を具備する。イ
ンターフェイス判別時には判別用プルアップ抵抗112
を電源バスに接続し、この抵抗に接続された線の電圧を
第2のコンパレータ122により第2の閾値電圧と比較
する。電圧が第2の閾値電圧未満と判別されたときはU
SB制御部133を活性化し、第2の閾値電圧以上であ
るときはPS/2制御部134を活性化する。一方の線
が第1の閾値電圧以上から未満に遷移する直前、又は、
他方の線が高に遷移する直前の一方の線の電圧に基づい
てインターフェイスを判定することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ用の周
辺機器に係り、特にコンピュータが具備する周辺機器用
のインターフェイスを自動判別することの可能なインタ
ーフェイス自動判別周辺機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年パーソナルコンピュータ(PC)と
周辺機器の接続インターフェイスとしてUSB(ユニバ
ーサル・シリアル・バス)が使用される場合が多いが、
PS/2(商品名)インターフェイスしか具備しないP
Cも使用されている。そこで、PCが具備する周辺機器
インターフェイスがUSBであるかPS/2であるかに
係らず、PCに接続可能な周辺機器が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら既に開発
されている周辺機器は、例えばUSBに適合するデータ
をPS/2に適合するデータに変換する変換器を接続ケ
ーブル中に挿入するもの(特開2000−59461参
照)であるか、周辺機器内のインターフェイスモジュー
ルを交換するものであった。
【0004】しかしながら、いずれもユーザがPCに搭
載されている周辺機器用インターフェイスを識別したう
えで変換器の挿入又はインターフェイスモジュールを交
換することが必要であるため、交換手続が煩雑であっ
た。本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、P
Cとのインターフェイスを自動判別することの可能なイ
ンターフェイス自動判別周辺機器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るインタ
ーフェイス自動判別周辺機器は、判別用プルアップ抵抗
をインターフェイスケーブル内のデータ伝送用線の一方
の線と所定電位のバスの間に接続する抵抗接続手段と、
抵抗接続手段によって判別用プルアップ抵抗が所定電位
のバスに接続されたときに判別用プルアップ抵抗のデー
タ伝送用線の一方の線との接続端子の電圧を検出する電
圧検出手段と、電圧検出手段によって検出された電圧が
予め定められた第1の閾値電圧以上となった後の電圧検
出手段によって検出された電圧が予め定められた第2の
閾値電圧以上であるときはPS/2制御部を第2の閾値
電圧未満であるときにはUSB制御部を活性化する制御
部活性化手段を具備する。本発明にあっては、電圧検出
手段によって検出された電圧が閾値電圧以上であるか否
かによってPC側インターフェイスがUSBであるか、
PS/2であるかが判定される。
【0006】第2の発明に係るインターフェイス自動判
別周辺機器は、抵抗接続手段によって判別用プルアップ
抵抗の他方の端子がバスに接続されたときにデータ伝送
用線の他方の線が“高レベル”であるときにはPS/2
制御部を活性化するPS/2制御部活性化手段をさらに
具備する。本発明にあっては、データ伝送用線の他方の
線が“高レベル”であるときには一方の線の電圧によら
ずPS/2制御部が活性化される。
【0007】第3の発明に係るインターフェイス自動判
別周辺機器は、判定用プルアップ抵抗をインターフェイ
スケーブル内のデータ伝送用線の一方の線と所定電位バ
スの間に接続する抵抗接続手段と、抵抗接続手段によっ
て判別用プルアップ抵抗が所定電位のバスに接続された
ときに判別用プルアップ抵抗のデータ伝送用線の一方の
線との接続端子の電圧を検出する電圧検出手段と、イン
ターフェイスケーブル内のデータ伝送用線の他方の線の
電圧を判定する電圧判定手段と、電圧検出手段による電
圧検出結果を保持する電圧検出結果保持手段と、電圧検
出手段によって検出された電圧が予め定められた第1の
閾値電圧以上となった後に電圧検出手段によって検出さ
れた電圧が第1の閾値電圧以下に復帰したと判定された
とき、又は、電圧判定手段によって他方の線が“高レベ
ル”であると判定されたときに、電圧検出結果保持手段
に保持された電圧が第1の閾値電圧以上第1の閾値電圧
より高電圧である第2の閾値電圧未満であるときにはU
SB制御部を活性化し、第1の閾値電圧未満又は第2の
閾値電圧以上であればPS/2制御部を活性化する制御
部活性化手段を具備する。本発明にあっては、一方の線
が“高レベル”から“低レベル”に遷移したとき、又
は、他方の線が“高レベル”に遷移したとき、遷移直前
の一方の線の電圧レベルに基づいてインターフェイスが
判別される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は第1の発明に係るインター
フェイス自動判別周辺機器を含むPCシステムの構成図
である。即ち、USB用コネクタを具備する本発明に係
るインターフェイス自動判別周辺機器1は、USB用ケ
ーブル21を介してUSBインターフェイスを具備する
PC31に接続されると場合と、USB用ケーブル21
及び変換コネクタ22を介してPS/2インターフェイ
スを具備するPC32に接続される場合がある。
【0009】USB用ケーブル21は4本の線だけから
構成されるが、変換コネクタ22は第2線及び第3線が
所定の抵抗値の抵抗221及び222によって第1線に
プルアップされている。なお、PS/2インターフェイ
スを具備するPCによってはPC内にプルアップ抵抗を
具備しているものもあるが、この場合は変換コネクタ2
2内のプルアップ抵抗を省略することができる。
【0010】第1のケーブル21及び第2のケーブル2
2は、4本の線を含んでいるが、各々の線は表[1]の
ように割り付けられている。
【0011】
【表1】
【0012】図2はPC側周辺機器用インターフェイス
の説明図であって、(イ)はUSBインターフェイス
を、(ロ)はPS/2インターフェイスを示す。即ち、
どちらのインターフェイスにおいても、第1線はVccに
接続され、第4線は接地されている。なお、Vccは5.
0±0.5V、GNDは0Vに規定されている。そし
て、USBインターフェイスを具備するPC31のイン
ターフェイスにおいては、第2線(D)の線及び第3
線(D)の線が、PC31のUSB制御部311に接
続されると共に、所定抵抗値の抵抗312及び313を
介して接地される。
【0013】一方、PS/2インターフェイスを具備す
るPC32のインターフェイスにおいては、第2線及び
第3線がPC32のPS/2制御部321のオープンド
レン回路に接続される。なお、PC32内部で第2線及
び第3線が電流制限抵抗322及び323を介してVcc
にプルアップされている場合もある。本発明に係るイン
ターフェイス自動判別周辺機器にあっては、周辺機器1
とPCのハンドシェーク中に第2線(又は第3線)が
“高レベル”状態となったときの電圧を周辺機器内で検
出することにより、PCの周辺機器用インターフェイス
がUSBであるか、PS/2であるかを判断する。
【0014】なお、以下の説明においては、周辺機器1
はキーボードであり、USBインターフェイスはロース
ピードモードで動作するものとする。即ちキーボード1
には、抵抗接続部11、電圧判定部12、及びインター
フェイス判別部13が搭載されている。抵抗接続部11
は、エミッタがVccに接続されるトランジスタ111、
トランジスタ111のコレクタと第3線の間に挿入され
る判別用プルアップ抵抗112から構成される。
【0015】電圧判定部12は第1のコンパレータ12
1及び第2のコンパレータ122から構成され、第2線
の電圧(V2 )を予め定められた第1の閾値電圧
(Vf1)及び第2の閾値電圧(Vf2)と比較する。イン
ターフェイス判別部13は、マイクロコントローラ(M
PC)131、タイマ132、USB制御部133、及
びPS/2制御部134から構成される。
【0016】即ち、MPC131の1つの出力ポートは
トランジスタ111のベースと接続され、トランジスタ
111のオン/オフを制御する。電圧判定部12の第1
のコンパレータ121及び第2のコンパレータ122の
出力はMPC131の入力ポートに接続される。さら
に、インターフェイスケーブルの第3線は直接MPC1
31の入力ポートに直接接続される。
【0017】図3はインターフェイス判別時、即ちトラ
ンジスタ111がオン時の等価回路であって、(ハ)は
本発明に係るインターフェイス自動判別周辺機器である
マウス1がUSBインターフェイスを具備するPC31
に接続された場合を、(ニ)はPS/2インターフェイ
スを具備するPC32に接続された場合を示す。即ち、
PS/2の場合には、第3線はPC31側及びマウス1
側でVccにプルアップされているので第1のコンパレー
タ121及び第2のコンパレータ122の入力電圧は約
Vccとなる。
【0018】一方USBの場合には、Vccがマウス1内
の判別用プルアップ抵抗112とPC31内のプルダウ
ン抵抗312で分割された電圧が第1のコンパレータ1
21及び第2のコンパレータ122の入力電圧となる。
PCの立ち上り時は信号ラインの電圧は不安定であるた
め第2線の電位が“低レベル”から“高レベル”に移行
した後に判別を実施する必要がある。
【0019】また、PS/2インターフェイスにあって
は第3線の電圧V3 はハンドシェーク完了までは“高レ
ベル”に維持されているので、前述したように第2線を
MPC131の入力ポートに直接接続し、第3線の電圧
3 が所定期間以上“高レベル”であることが検出され
ればただちにPS/2インターフェイスと判別すること
が可能である。
【0020】図4はMPC131で実行される第1のイ
ンターフェイス判別ルーチンのフローチャートであっ
て、ステップ40で判別用プルアップ抵抗112をPC
からキーボード1に供給されるキーボード駆動用バス
(電圧=Vcc)に接続するために出力ポートからトラン
ジスタ111のオン指令を出力する。ステップ41でタ
イマ132を起動し、ステップ42でMPC121の入
力ポートを第3線の電圧V3 を読み込み“高レベル”で
あるかを判定する。
【0021】ステップ42で否定判定されたとき、即ち
第3線の電圧V3 が“高レベル”でないときは、ステッ
プ43で第1のコンパレータ121により第2線の電圧
2が第1の閾値電圧Vf1より高と判断されたかを判定
する。そして、ステップ43で否定判定されたとき、即
ち第1のコンパレータ121により第2線の電圧V2
第1の閾値電圧Vf1より低であると判断されたときはス
テップ41に戻り、ステップ41〜43の処理を繰り返
す。
【0022】一方ステップ43で肯定判定されたとき、
即ち第1のコンパレータ121により第2線の電圧V2
が第1の閾値電圧Vf1より高であると判断されたとき
は、ステップ44で第2のコンパレータ122により第
2線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上であると判断
されたかを判定する。ステップ44で否定判定されたと
き、即ち第2のコンパレータ122により第2線の電圧
2 が第2の閾値電圧Vf2未満であると判断されたとき
は、ステップ45でMPC131からUSB制御部13
3を有効化してステップ47に進む。
【0023】逆に、ステップ44で肯定判定されたと
き、即ち第2のコンパレータ122により第2線の電圧
2 が第2の閾値電圧Vf2以上であると判断されたとき
は、ステップ46でMPC131からPS/2制御部1
34を有効化してステップ47に進む。ステップ47で
は判別用プルアップ抵抗112をバスから切り離すため
に出力ポートからトランジスタ111のオフ指令を出力
してこのルーチンを終了する。
【0024】なお、ステップ42で肯定判定されたと
き、即ち第3線の電圧V3 が“高レベル”であるとき
は、ステップ48においてこの状態がタイマ132によ
って規定される所定時間(例えば1ミリ秒間)継続した
かを判定し、否定判定されたときは規定時間継続するま
でステップ42及びステップ48の処理を繰り返す。そ
して、第3線の電圧V3 が“高”レベルである状態が1
ミリ秒継続した場合は直接ステップ46に進み、PS/
2インターフェイスを有効とする。
【0025】ここで、第1の閾値電圧Vf1及び第2の閾
値電圧Vf2並びに判別用プルアップ抵抗112の抵抗値
Rの決定方法について説明する。即ち、USBの規定に
よれば第2線の対接地電位が2.0V以下のときは“低
レベル”であるので、第1のコンパレータ121に適用
される第1の閾値電圧V f1を2.0Vに設定する。
【0026】また、USBの規定によれば第2線の対接
地電位が3.6〜2.8Vにあれば“高レベル”であ
り、PC31内のプルダウン抵抗312の抵抗値は15
KΩである。従ってVccが最高電圧である5.5Vであ
るときに第2のコンパレータ121の入力電圧が3.6
V以下となり、Vccが最低電圧である4.5Vであると
きに第2のコンパレータ121の入力電圧が2.0V以
上となるように判用プルアップ抵抗112の抵抗値Rを
定め、かつ第2のコンパレータ122の閾値電圧Vf2
3.6V以上に設定すれば、第2のコンパレータ122
の出力によってPC側のインターフェイスがUSBかP
S/2であるかを判別することができる。
【0027】即ち、判別用プルアップ抵抗112の抵抗
値Rは次式によって決定することができる。 3.6≧(5.5×15)/(R+15) 2.0≦(4.5×15)/(R+15) 従って、 18.8≧R ≧7.9(KΩ) よって、第2のコンパレータ122の閾値電圧Vf2
4.0V、判別用プルアップ抵抗112の抵抗値Rを1
3KΩとすることが実際的である。
【0028】以上第1のインターフェイス判別ルーチン
においては、電圧判定部12内の第1のコンパレータ1
21及び第2のコンパレータ122はハードウエアによ
って構成されているとしたが、電圧判定部12をアナロ
グ/ディジタル変換器によって構成し、第2線の電圧V
2 をディジタルデータとしてMPC131内に読込みソ
フトウエア的にコンパレートする構成としてもよい。
【0029】また第1のインターフェイス判別ルーチン
においては、ステップ53及びステップ54で第2線の
電圧V2 を閾値電圧と比較しているが、瞬時の比較結果
を使用したときは第2線の電圧V2 が雑音により擾乱さ
れてインターフェイスが誤判別されるおそれがある。P
S/2インターフェイスにあっては、マウスに電力が供
給された直後は一定時間Lレベルに維持される場合もあ
るので、この間に判別が行なわれた場合には誤判別が発
生するおそれがある。
【0030】図5は第2のインターフェイス判別ルーチ
ンのフローチャートであって、第1のコンパレータ12
1及び第2のコンパレータ122の判断が所定期間安定
している監視処理を追加する。即ち、監視処理は第1の
インターフェイス判別ルーチンのステップ43に代わる
ステップ431〜ステップ433によって実行される。
【0031】ステップ42で否定判定されたとき、即ち
第3線の電圧V3 が“高”レベルでないときは、ステッ
プ431でタイマ132を起動する。ステップ432で
第1のコンパレータ121により第2線の電圧V2 が第
1の閾値電圧Vf1より高と判断されたかを判定する。そ
して、ステップ431で否定判定されたとき、即ち第1
のコンパレータ121により第2線の電圧V2 が第1の
閾値電圧Vf1より低であると判断されたときはステップ
41に戻り、ステップ41〜43の処理を繰り返す。
【0032】ステップ432で肯定判定されたとき、即
ち第1のコンパレータ121により第2線の電圧V2
第1の閾値電圧Vf1より高であると判断されたときは、
ステップ433で所定時間(例えば1ミリ秒)経過した
かを判定する。ステップ433で否定判定されたとき、
即ち所定時間経過していないときは,ステップ432に
戻る。逆にステップ433で肯定判定されたとき、即ち
所定時間経過したときはステップ44に進む。
【0033】なお同一の監視処理はステップ45の前に
ステップ451として、ステップ46の前にステップ4
61として追加される。即ちステップ451の監視処理
においては、第2のコンパレータ122による第2線の
電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2未満とする判断が所定時
間経過したかを監視する。また、ステップ461の監視
処理においては、第2のコンパレータ122による第2
線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上とする判断が所
定時間経過したかを監視する。なお、ステップ451及
び461で否定判定された場合はステップ41に戻る。
【0034】図6はUSBケーブル21のマウス側コネ
クタの断面図であって、ベースに第1〜第4ピンが埋め
込まれている。第1〜第4ピンは、それぞれ第1〜第4
線に接続されており、Vccが接続される第1ピン及びG
NDに接続される第4ピンが第2ピン及び第3ピンより
長くなっている。よって、PCが電源オンの状態でキー
ボードのUSBコネクタがPCに挿入されたときは、ま
ずキーボード1に電力が供給され、その後に第2線及び
第3線がキーボード1と接続されることとなる。
【0035】従って、第1ピン及び第4ピンがキーボー
ド1側の端子と接触し、第2ピン及び第3ピンがキーボ
ード1側の端子に接触しない状態で、第3線の電位を検
出すると正しい判別ができないので、USBコネクタを
PCの電源をオンとしたままマウスに差し込んだ場合に
は、第2線及び第3線が未接続の状態でインターフェイ
ス判別ルーチンが実行された場合には、PC31のプル
ダウン抵抗312及び313が未接続であり、第2線の
電圧V2 がVccにプルアップされた状態で判定が行わ
れ、USBインターフェイスであるにもかかわらずPS
/2インターフェイスと判別されるおそれを回避できな
い。
【0036】図7はUSBインターフェイスのハンドシ
ェーク手続の説明図であって、縦軸は電圧を、横軸は時
間を表す。即ちUSBインターフェイスにあっては、ハ
ンドシェークを確実にするために、PCはコネクタ差込
時点(t1 )から100ミリ秒以上経過後に“高レベ
ル”となった第3線を所定期間(Δt)いったん“低レ
ベル”とした後、時点(t2)で再度“高レベル”にす
る。
【0037】従って、すべての線の接続が保証される時
点(t2 )以降にインターフェイス判別を実行すること
により誤判別を防止することができる。図8はMPC1
31で実行される前処理ルーチンのフローチャートであ
って、第1又は第2のインターフェイス判別ルーチンの
ステップ50とステップ51の間に挿入される。
【0038】即ち、ステップ50でトランジスタ111
をオンとして判別用プルアップ抵抗112を有効化した
後、ステップ80でタイマ132を起動し、ステップ8
1で第2線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上である
か、即ち第2線が“高レベル”であるかを判定する。ス
テップ81で肯定判定されたとき、即ち第2線の電圧V
2 が第2の閾値電圧Vf2以上であるときはステップ82
でタイマ132によって計時される所定期間が経過した
かを判定し、否定判定されたときはステップ81に戻
る。
【0039】逆に、ステップ82で肯定判定されたと
き、即ち第2線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上で
ある状態が所定期間継続したときは、ステップ83に進
む。ステップ83でタイマ132を再起動し、ステップ
84で第2線の電圧V2が第1の閾値電圧Vf1未満であ
るか、即ち第2線が“低レベル”であるかを判定する。
【0040】ステップ84で肯定判定されたとき、即ち
第2線の電圧V2 が第1の閾値電圧Vf1未満であるとき
はステップ85でタイマ132によって計時される所定
期間が経過したかを判定し、否定判定されたときはステ
ップ84に戻る。逆に、ステップ85で肯定判定された
とき、即ち第2線の電圧V2 が第1の閾値電圧Vf1未満
である状態が所定期間継続したときは、第1又は第2の
インターフェイス判別ルーチンのステップ51に進む。
【0041】なお、ステップ81で否定判定されたと
き、即ち第2線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2未満で
あるとき、並びにステップ84で否定判定されたとき、
即ち第2線の電圧V2 が第1の閾値電圧Vf1以上である
ときは、第3線が所定時間(例えば1ミリ秒)高レベル
を維持しているかを判定し、肯定判定されたときはステ
ップ46又は461に進む。逆にステップ81で否定判
定されたときはステップ80に、ステップ84で否定判
定されたときは第3線監視処理を行ってステップ84に
戻る。
【0042】上記は判別有効化部11の判別用有効化プ
ルアップ抵抗112をPCから供給されるキーボード駆
動用バスに接続しているが、USB制御部133内の通
信用電源バス(電圧VTERM=3.0〜3.6V)でプル
アップしてもよい。この場合、第1及び第2のコンパレ
ータ121及び122の閾値電圧並びに判別用有効化プ
ルアップ抵抗112の抵抗値Rは以下のように決定され
る。
【0043】即ち、USBの規定によれば第3線の対接
地電位が2.0V以下のときは“低レベル”であるの
で、第1のコンパレータ121に適用される第1の閾値
電圧V f1を同じく2.0Vに設定する。また、USBの
規定によれば第3線の対接地電位が3.6〜2.8Vに
あれば“高レベル”であり、PC31内のプルダウン抵
抗312の抵抗値は15KΩと規定されている。
【0044】従ってVUSB が最高電圧である3.6Vで
あるときに第2のコンパレータ121の入力電圧が3.
6V以下となり、VUSB が最低電圧である3.0Vであ
るときに第2のコンパレータ121の入力電圧が2.0
V以上となるように判用プルアップ抵抗112の抵抗値
Rを定め、かつ第2のコンパレータ122の閾値電圧V
f2を3.6V以上に設定すれば、第2のコンパレータ1
22の出力によってPC側のインターフェイスがUSB
かPS/2であるかを判別することができる。
【0045】即ち、判別用プルアップ抵抗112の抵抗
値Rは次式によって決定することができる。 3.6≧(3.6×15)/(R+15) 2.0≦(3.0×15)/(R+15) 従って、 7.5≧R ≧0(KΩ) 従って判別用プルアップ抵抗112の抵抗値Rを5K
Ω、第2のコンパレータ122の閾値電圧Vf2を4Vと
することが実際的である。
【0046】また、PS/2コネクタ内のプルアップ抵
抗の抵抗値は、PS/2に接続されたときにも第2のコ
ンパレータ122の閾値電圧Vf2(=3.6V)以上と
なるように判別用プルアップ抵抗112の抵抗値の半分
程度、例えば2.2KΩとすることが望ましい。以上は
判別用プルアップ抵抗を使用しているが、USBインタ
ーフェイスにあっては周辺機器内のUSB制御部におい
て第2線又は第3線が所定抵抗値(=1.5KΩ)で電
源にプルアップされている。従って、このプルアップ抵
抗を使用してインターフェイスを判別することが可能と
なる。
【0047】図9は第2の発明に係るインターフェイス
自動判別機器を含むPCシステムの構成図であって、図
1と同一の要素に対しては同一の参照番号を使用する。
即ち、第2の発明にあっては、判定有効化部11が省略
され、USB制御部132がその機能を果たす。また、
第2の発明にあっては、PC内で第2線及び第3線が第
1線にプルアップされていない場合は、PS/2用ケー
ブル内のプルアップ抵抗221及び222は必須とな
る。
【0048】図10はUSB制御部の詳細構成図であっ
て、USB制御部133は、USBトランシーバ133
1のD端子はスイッチ1333を介して第2線に接続
され、D端子はスイッチ1334を介して第3線に接
続される。さらに、USBをロースピードモードで使用
する場合にはD 端子は予め定められた抵抗値(=
1.5KΩ)のプルアップ抵抗1332でUSB用電源
TERMにプルアップされている。なお、スイッチ133
3及び1334のオン/オフはUSBトランシーバ13
31のオン/オフ端子によって制御される。
【0049】図11は第3のインターフェイス判別ルー
チンのフローチャートであって、ステップ1100でU
SB制御部133を有効とする。ステップ1101でタ
イマ132を起動し、ステップ1102でMPC131
の入力ポートを第2線の電圧V2 を読み込み“高レベ
ル”であるかを判定する。ステップ1102で否定判定
されたとき、即ち第3線の電圧V3 が“高”レベルでな
いときは、ステップ1103で第1のコンパレータ12
1により第2線の電圧V2 が第1の閾値電圧Vf1より高
と判断されたかを判定する。そして、ステップ1103
で否定判定されたとき、即ち第1のコンパレータ121
により第2線の電圧V2 が第1の閾値電圧Vf1より低で
あると判断されたときはステップ1101に戻り、ステ
ップ1101〜1103の処理を繰り返す。
【0050】ステップ1103で肯定判定されたとき、
即ち第1のコンパレータ121により第2線の電圧V2
が第1の閾値電圧Vf1より高であると判断されたとき
は、ステップ1104で第2のコンパレータ122によ
り第2線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上であると
判断されたかを判定する。ステップ1104で否定判定
されたとき、即ち第2のコンパレータ122により第2
線の電圧V2 が第2の閾値電圧Vf2未満であると判断さ
れたときは、ステップ1105でMPC131からUS
B制御部133を有効化してこのルーチンを終了する。
【0051】逆に、ステップ1104で肯定判定された
とき、即ち第2のコンパレータ122により第2線の電
圧V2 が第2の閾値電圧Vf2以上であると判断されたと
きは、ステップ1106でMPC131からPS/2制
御部134を有効化して、ステップ57でUSB制御部
133を無効としてこのルーチンを終了する。なお、ス
テップ1102で肯定判定されたとき、即ち第3線の電
圧V3 が“高レベル”であるときは、ステップ1108
においてこの状態がタイマ132によって規定される所
定時間(例えば1ミリ秒間)継続したかを判定し、否定
判定されたときは規定時間継続するまでステップ110
2及びステップ1108の処理を繰り返す。
【0052】そして、第3線の電圧V3 が“高”レベル
である状態が1ミリ秒継続した場合は直接ステップ11
06に進み、PS/2インターフェイスを有効とする。
ここで、第1の閾値電圧Vf1及び第2の閾値電圧Vf2
決定方法について説明する。即ち、USBの規定によれ
ば第3線の対接地電位が2.0V以下のときは“低レベ
ル”であるので、第1のコンパレータ121に適用され
る第1の閾値電圧V f1を2.0Vに設定する。
【0053】コンパレータへの“高レベル”時の入力電
圧は、USBインターフェイスではVTERM未満であり、
PS/2インターフェイスではVTERM以上であるので、
第2のコンパレータ122に適用される第2の閾値電圧
f2をVTERMに設定することが適当である。
【0054】上記第1及び第2の発明に係るインターフ
ェイス自動判別機器にあっては、インターフェイス自動
判別機器をPCに接続した後、PCから出力される信号
が変化しない限りインターフェイスの種類を判別するこ
とができないため、判別に時間を要するだけでなく安定
な判別を実行することが困難である。第3の発明に係る
インターフェイス自動判別機器は、判別時間を短縮する
とともに、判別を安定して実行することを目的とする。
【0055】図12は第3の発明に係るインターフェイ
ス自動判別機器の構成図であって、第1の発明に係るイ
ンターフェイス自動判別機器に対して、インターフェイ
ス判別部13内に電圧保持部135が追加される。な
お、図1と同一の要素に対しては同一の参照番号を使用
する。
【0056】図13は第3の発明に係るインターフェイ
ス自動判別機器においてMPC131で実行される第4
のインターフェイス判別ルーチンのフローチャートであ
って、ステップ1301で電圧保持部135に保持され
た電圧レベルを表すフラグHVを初期値“1”に設定す
る。ステップ1302で判別用プルアップ抵抗112を
PCからキーボードに供給されるキーボード駆動用バス
(電圧=Vcc)に接続するために出力ポートからトラン
ジスタ111のオン指令を出力する。
【0057】ステップ1303で所定期間(例えば90
ミリ秒間)待機するが、これは図7で説明いたように、
USBインターフェイスにあってはプラグ差込後100
ミリ秒経過後には第2線が確実に“高レベル”となるこ
とが保証されており、判別を確実に行うためである。
【0058】ステップ1304において、90ミリ秒経
過後に1ミリ秒間保持された電圧を判定する。図12の
構成図にあっては、電圧保持部135は第1のコンパレ
ータ121の出力を保持する第1の保持部1351及び
第2のコンパレータ122の出力を保持する第2の保持
部1352を具備する。
【0059】そして、第2線の電圧が第1の閾値電圧
(Vf1、例えば2V)未満であれば、第1の保持部13
51及び第2の保持部1352は共に“低レベル
(L)”を保持する。第1の閾値電圧以上第2の閾値電
圧(Vf2、例えば4V)未満であれば第1の保持部13
51は“高レベル(H)”を、第2の保持部1352は
“低レベル”を保持する。さらに、第2線の電圧が第2
の閾値電圧以上であれば、第1の保持部1351及び第
2の保持部1352は共に“高レベル”を保持する。
【0060】ステップ1304で第2線の電圧が第1の
閾値電圧未満であると判断されたとき、即ち第1の保持
部1351及び第2の保持部1352が共に“低レベ
ル”を保持しているときは、ステップ1305に進み、
フラグHVが“1”であるかを判断する。ステップ13
05で肯定判定されたとき、即ち、第2線の電圧が第1
の閾値電圧未満である状態を維持しているときはステッ
プ1308に進む。逆にステップ1305で否定判定さ
れたとき、即ち、第2線の電圧が第1の閾値電圧未満で
ある状態から第1の閾値電圧以上に変化したときはステ
ップ1309に進む。
【0061】ステップ1304で第2線の電圧が第1の
閾値電圧以上第2の電圧未満であると判断されたとき、
即ち第1の保持部1351が“高レベル”を、第2の保
持部1352が“低レベル”を保持しているときは、ス
テップ1306でフラグHVを“2”に設定してステッ
プ1308に進む。
【0062】ステップ1304で第2線の電圧が第2の
閾値電圧以上であると判断されたとき、即ち第1の保持
部1351及び第2の保持部1352が共に“高レベ
ル”を保持していれば、ステップ1307でフラグHV
を“3”に設定してステップ1308に進む。
【0063】ステップ1308では、第3線の電圧が1
ミリ秒間“高レベル”に保持されているかを判定する。
なお、第3線はMPC131の入力ポートに直接接続さ
れており、当該入力ポートの電圧を読み取ることにより
判定がおこなわれる。ステップ1308で否定判定され
たとき、即ち第3線の電圧が“低レベル”であるとき
は、状態に変化はないものとしてステップ1304に戻
り上記の処理を繰り返す。
【0064】逆にステップ1308で肯定判定されたと
きは、状態が変化したものとしてステップ1309に進
み、フラグHVが“2”であるかを判定する。ステップ
1309で肯定判定されたとき、即ちフラグHVが
“2”であり、状態変化直前の第2線の電圧が第1の閾
値電圧以上第2の閾値電圧未満であったときは、インタ
ーフェイスはUSBであるとして、ステップ1310で
USB有効化処理を実行してステップ1312に進む。
【0065】逆に、ステップ1309で否定判定された
とき、即ちフラグHVが“2”以外であり、状態変化直
前の第2線の電圧が第1の閾値電圧未満あるいは第2の
閾値電圧以上であったときは、インターフェイスはPS
/2であるとして、ステップ1311でPS/2有効化
処理を実行する。最後にステップ1312でトランジス
タ111に対してオフ指令を出力して判別用プルアップ
抵抗112をバスから切り離してこの処理を終了する。
【0066】上記第4のインターフェイス判別ルーチン
にあっては、PC側からインターフェイスに何らかの信
号が出力されない限りステップ1304〜1308の処
理が繰り返される。図14は第5のインターフェイス判
別ルーチンのフローチャートであって、コネクタ接続後
所定時間(例えば10秒間)経過したときは、その時の
電圧に基づいてインターフェイスを判定するものであ
る。
【0067】即ち、第5のインターフェイス判別ルーチ
ンにあっては、第4のインターフェイス判別ルーチンの
ステップ1308の前にステップ1401が追加され
る。ステップ1304で第2線電圧を判別し、ステップ
1305〜1306でフラグHVの判別及び設定の後、
ステップ1401で判別用プルアップ抵抗をバスに接続
してから予め定められた所定時間(例えば10秒)が経
過したかを判定する。
【0068】ステップ1401で否定判定されたとき、
即ち判別用プルアップ抵抗をバスに接続してから所定時
間経過していないときは、ステップ1308に進み、第
3線の電圧を判定する。逆にステップ1401で肯定判
定されたとき、即ち判別用プルアップ抵抗をバスに接続
してから所定時間経過したときは、ステップ1309に
進み、その時のフラグHVに基づいてインターフェイス
を判別する。
【0069】第4及び第5のインターフェイス判別ルー
チンにおいては、インターフェイスを判別するために判
別用プルアップ抵抗112を使用しているが、第3のイ
ンターフェイス判別ルーチンで説明したように判別用プ
ルアップ抵抗112の代わりにUSB制御部133に含
まれるプルアップ抵抗1332を使用する場合にも第4
及び第5のインターフェイス判別ルーチンを適用でき
る。この場合は、ステップ1302でUSB制御部13
3を有効化し、インターフェイスがPS/2であるとき
だけステップ1312でUSB制御部133を無効化す
ればよい。
【0070】また、第1及び第2の閾値電圧の決定方法
は既に説明した通りである。以上はUSBインターフェ
イスをロースピードモードで使用する場合について説明
したが、フルスピード(ハイスピード)モードで使用す
る場合は上記記載において第2線と第3線を入れ替えれ
ばよい。
【0071】
【発明の効果】本発明に係るインターフェイス自動判別
周辺機器によれば、PCから引き出されたケーブルと接
続するだけでPC側のインターフェイスを判別すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のインターフェイス自動判別周辺機器を含
むPCシステムの構成図である。
【図2】PC側周辺機器用インターフェイスの説明図で
ある。
【図3】インターフェイス判別時の等価回路である。
【図4】第1のインターフェイス判別ルーチンのフロー
チャートである。
【図5】第2のインターフェイス判別ルーチンのフロー
チャートである。
【図6】USBコネクタの断面図である。
【図7】USBインターフェイスのハンドシェーク手続
の説明図である。
【図8】前処理ルーチンのフローチャートである。
【図9】第2のインターフェイス自動判別周辺機器を含
むPCシステムの構成図である。
【図10】USB制御部の詳細図である。
【図11】第3のインターフェイス判別ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図12】第3のインターフェイス自動判別周辺機器を
含むPCシステムの構成図である。
【図13】第4のインターフェイス判別ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図14】第5のインターフェイス判別ルーチンのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…インターフェイス自動判別周辺機器 11…抵抗接続部 111…トランジスタ 112…判別用プルアップ抵抗 12…電圧判定部 121…第1のコンパレータ 122…第2のコンパレータ 13…インターフェイス判別部 131…MPC 132…タイマ 133…USB制御部 134…PS/2制御部 133…電圧保持部 21…USB用ケーブル 22…変換コネクタ 31、32…PC

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判定用プルアップ抵抗をインターフェイ
    スケーブル内のデータ伝送用線の一方の線と所定電位バ
    スの間に接続する抵抗接続手段と、 前記抵抗接続手段によって前記判別用プルアップ抵抗が
    前記所定電位のバスに接続されたときに、前記判別用プ
    ルアップ抵抗の前記データ伝送用線の一方の線との接続
    端子の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が予め定めら
    れた第1の閾値電圧以上となった後の前記電圧検出手段
    によって検出された電圧が予め定められた第2の閾値電
    圧以上であるときはPS/2制御部を、前記第2の閾値
    電圧未満であるときにはUSB制御部を活性化する制御
    部活性化手段を具備するインターフェイス自動判別周辺
    機器。
  2. 【請求項2】 前記抵抗接続手段が、前記プルアップ抵
    抗の一方の端子をロースピード用USBインターフェイ
    スケーブルの第2線(USBのD線)に、他方の端子
    を所定電位のバスに接続するものである請求項1に記載
    のインターフェイス自動判別周辺機器。
  3. 【請求項3】 前記抵抗接続手段が、前記プルアップ抵
    抗の一方の端子をフルスピード用USBインターフェイ
    スケーブルの第3線(USBのD線)に、他方の端子
    を所定電位のバスに接続するものである請求項1に記載
    のインターフェイス自動判別周辺機器。
  4. 【請求項4】 前記制御部活性化手段が、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が前記第2の
    閾値電圧以上である状態が予め定められた期間継続した
    ときはPS/2制御部を、前記第2の閾値電圧未満であ
    る状態が予め定められた期間継続したときにはUSB制
    御部を活性化するものである請求項1から3のいずれか
    1項に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  5. 【請求項5】 前記制御部活性化手段が、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が前記第1の
    閾値電圧以上である状態が所定期間継続し、さらに前記
    第1の閾値電圧以下である状態が所定期間継続した後
    に、前記電圧検出手段によって検出された電圧が前記第
    2の閾値電圧以上である状態が予め定められた期間継続
    したときはPS/2制御部を、前記第2の閾値電圧未満
    である状態が予め定められた期間継続したときにはUS
    B制御部を活性化するものである請求項1から3のいず
    れか1項に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  6. 【請求項6】 前記抵抗接続手段によって前記判別用プ
    ルアップ抵抗の他方の端子が前記バスに接続されたとき
    に、前記データ伝送用線の他方の線が“高レベル”であ
    る場合は前記PS/2制御部を活性化するPS/2制御
    部活性化手段をさらに具備する請求項1から5のいずれ
    か1項に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  7. 【請求項7】 前記PS/2制御部活性化手段が、前記
    データ伝送用線の他方の線が“高レベル”である状態が
    予め定められた期間継続した場合は前記PS/2制御部
    を活性化するものである請求項1から5のいずれか1項
    に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  8. 【請求項8】 前記PS/2制御部活性化手段が、前記
    電圧検出手段によって検出された電圧が前記第1の閾値
    電圧以上である状態が所定期間継続し、さらに前記第1
    の閾値電圧以下である状態が所定期間継続した後に、前
    記データ伝送用線の他方の線が“高レベル”である状態
    が予め定められた期間継続した場合は前記PS/2制御
    部を活性化するものである請求項1から5のいずれか1
    項に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  9. 【請求項9】 前記バスが、コンピュータから周辺機器
    に供給される周辺機器駆動用電源バスである請求項1か
    ら8のいずれか1項に記載のインターフェイス自動判別
    周辺機器。
  10. 【請求項10】 前記第1の閾値電圧がUSBインター
    フェイスの“高レベル”の最小電圧以下に、前記第2の
    閾値電圧がUSBインターフェイスの“高レベル”の最
    大電圧以上に、前記判別用プルアップ抵抗の抵抗値がイ
    ンターフェイス判別時に等価的に直列接続される前記判
    別用プルアップ抵抗とPC内のプルダウン抵抗との接続
    点の電圧が前記第1の閾値電圧以上前記第2の閾値電圧
    となる抵抗値に設定される請求項9に記載のインターフ
    ェイス自動判別周辺機器。
  11. 【請求項11】 前記バスが、周辺機器のUSB制御部
    内の電源バスである請求項1から10のいずれか1項に
    記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  12. 【請求項12】 前記第1の閾値電圧がUSBインター
    フェイスの“高レベル”の最小電圧以下に、前記第2の
    閾値電圧がPC内の周辺機器駆動用電源電圧と前記US
    B制御部内電源バスの電圧を前記USB制御部内のプル
    アップ抵抗とPC内のプルダウン抵抗で分圧した電圧に
    設定される請求項10に記載のインターフェイス自動判
    別周辺機器。
  13. 【請求項13】 前記抵抗接続手段が、前記USB制御
    部を活性化するものであり、 前記第1の閾値電圧がUSBインターフェイスの“高レ
    ベル”の最小電圧以下に、前記第2の閾値電圧が前記U
    SB制御部内電源バスの電圧を前記USB制御部内のプ
    ルアップ抵抗とPC内のプルダウン抵抗で分圧した電圧
    に設定される請求項1から8のいずれか1項に記載のイ
    ンターフェイス自動判別周辺機器。
  14. 【請求項14】 一方にUSB用接続口を、他方にPS
    /2用接続口を具備する変換コネクタをさらに含む請求
    項1から13のいずれか1項に記載のインターフェイス
    自動判別周辺機器。
  15. 【請求項15】 前記変換コネクタが、第2線及び第3
    線を第1線にプルアップするプルアップ抵抗を具備する
    請求項14に記載のインターフェイス自動判別周辺機
    器。
  16. 【請求項16】 判定用プルアップ抵抗をインターフェ
    イスケーブル内のデータ伝送用線の一方の線と所定電位
    バスの間に接続する抵抗接続手段と、 前記抵抗接続手段によって前記判別用プルアップ抵抗が
    前記所定電位のバスに接続されたときに、前記判別用プ
    ルアップ抵抗の前記データ伝送用線の一方の線との接続
    端子の電圧を検出する電圧検出手段と、 インターフェイスケーブル内のデータ伝送用線の他方の
    線の電圧を判定する電圧判定手段と、 前記電圧検出手段による電圧検出結果を保持する電圧検
    出結果保持手段と、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が予め定めら
    れた第1の閾値電圧以上となった後に前記電圧検出手段
    によって検出された電圧が前記第1の閾値電圧以下に復
    帰したと判定されたとき、又は、前記電圧判定手段によ
    って前記他方の線が“高レベル”であると判定されたと
    きに、前記電圧検出結果保持手段に保持された電圧が、
    前記第1の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧より高電圧
    である第2の閾値電圧未満であるときにはUSB制御部
    を活性化し、前記第1の閾値電圧未満又は前記第2の閾
    値電圧以上であればPS/2制御部を活性化する制御部
    活性化手段を具備するインターフェイス自動判別周辺機
    器。
  17. 【請求項17】 前記電圧検出手段が、 前記抵抗接続手段によって前記判別用プルアップ抵抗が
    前記所定電位のバスに接続されてから予め定められた所
    定時間経過後に、前記判別用プルアップ抵抗の前記デー
    タ伝送用線の一方の線との接続端子の電圧を検出する請
    求項16に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  18. 【請求項18】 前記電圧検出結果保持手段が、 前記電圧検出手段により検出された電圧が予め定められ
    た期間維持されたときに電圧検出結果を保持する請求項
    16又は17に記載のインターフェイス自動判別周辺機
    器。
  19. 【請求項19】 前記制御部活性化手段が、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が予め定めら
    れた第1の閾値電圧以上となってから予め定められた所
    定時間後に前記電圧検出手段によって検出された電圧が
    前記第1の閾値電圧以下に復帰して予め定められた所定
    時間経過したと判定されたとき、又は、前記電圧判定手
    段によって前記他方の線が“高レベル”であると判定さ
    れたときに、前記電圧検出結果保持手段に保持された電
    圧が、前記第1の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧より
    高電圧である第2の閾値電圧未満であるときにはUSB
    制御部を活性化し、前記第1の閾値電圧未満又は前記第
    2の閾値電圧以上であればPS/2制御部を活性化する
    請求項16に記載のインターフェイス自動判別周辺機
    器。
  20. 【請求項20】 前記制御部活性化手段が、 前記電圧検出手段によって検出された電圧が予め定めら
    れた第1の閾値電圧以上となった後に前記電圧検出手段
    によって検出された電圧が前記第1の閾値電圧以下に復
    帰したと判定されたとき、又は、前記電圧判定手段によ
    って前記他方の線が“高レベル”を予め定められた時間
    継続したと判定されたときに、前記電圧検出結果保持手
    段に保持された電圧が、前記第1の閾値電圧以上前記第
    1の閾値電圧より高電圧である第2の閾値電圧未満であ
    るときにはUSB制御部を活性化し、前記第1の閾値電
    圧未満又は前記第2の閾値電圧以上であればPS/2制
    御部を活性化する請求項16又は19に記載のインター
    フェイス自動判別周辺機器。
  21. 【請求項21】 前記制御部活性化手段が、 前記抵抗接続手段により判定用プルアップ抵抗が所定電
    位バスに接続された後、予め定められた時間経過したと
    きに、前記電圧検出結果保持手段に保持された電圧が、
    前記第1の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧より高電圧
    である第2の閾値電圧未満であるときにはUSB制御部
    を活性化し、前記第1の閾値電圧未満又は前記第2の閾
    値電圧以上であればPS/2制御部を活性化する請求項
    16に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  22. 【請求項22】 前記バスが、コンピュータから周辺機
    器に供給される周辺機器駆動用電源バスである請求項1
    6から21のいずれか1項に記載のインターフェイス自
    動判別周辺機器。
  23. 【請求項23】 前記バスが、周辺機器のUSB制御部
    内の電源バスである請求項16から21のいずれか1項
    に記載のインターフェイス自動判別周辺機器。
  24. 【請求項24】 前記抵抗接続手段が、前記USB制御
    部を活性化するものであり、 前記第1の閾値電圧がUSBインターフェイスの“高レ
    ベル”の最小電圧以下に、前記第2の閾値電圧が前記U
    SB制御部内電源バスの電圧を前記USB制御部内のプ
    ルアップ抵抗とPC内のプルダウン抵抗で分圧した電圧
    に設定される請求項16から21のいずれか1項に記載
    のインターフェイス自動判別周辺機器。
  25. 【請求項25】 一方にUSB用接続口を、他方にPS
    /2用接続口を具備する変換コネクタをさらに含む請求
    項16から21のいずれか1項に記載のインターフェイ
    ス自動判別周辺機器。
  26. 【請求項26】 前記変換コネクタが、第2線及び第3
    線を第1線にプルアップするプルアップ抵抗を具備する
    請求項25に記載のインターフェイス自動判別周辺装
    置。
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