JP2002311719A - 転写ベルトクリーニング機構及び画像形成装置 - Google Patents

転写ベルトクリーニング機構及び画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写ベルトに対する転写ベルトクリーニング部
材の当接圧を高めることなく、転写ベルト表面のトナー
を良好に除去する。 【解決手段】転写ベルト37上に濃度検出用のトナー像
(パッチ)を形成し、濃度センサ62でその濃度を検出
し、検出結果に応じて帯電、露光、現像、転写などの画
像形成条件を決定する。転写ベルト37上からパッチを
除去する際、トナーがプラスの電荷を有するバイアス
は、各転写ローラ41a〜41dにプラスの逆転写バイ
アスを印加する。これによりパッチを構成しているトナ
ーを、転写ベルト37上から各感光体ドラム28上に逆
転写し、逆転写されたトナーを感光体ドラム28用のク
リーニングデバイス33によって除去する。転写ベルト
37に対する転写ベルトクリーニングブレード63の当
接圧を高める必要がないので、摺動抵抗の増加に起因す
る搬送ベルト37の摩耗や不安定な移動を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転写ベルトのシ
ート担持面を清掃するための転写ベルトクリーニング機
構、及びこれを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置において、シー
ト状の紙等の転写体(以下「シート材」という。)にカ
ラー画像を形成する方式として、タンデム方式が知られ
ている。例えば、4色フルカラーのタンデム方式では、
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナー
像を形成する複数の画像形成部を、転写ベルトの移動方
向に沿って上流側から下流側にかけて順に配設し、転写
ベルトのシート担持面(以下適宜「転写ベルト上」「転
写ベルト表面」という。)にシート材を担持して次々と
各色の画像形成部に搬送し各色のトナー像を順次にシー
ト材上に転写するものである。
【0003】ところで、画像形成装置においては、好適
な濃度のトナー像を形成するために、濃度検出用のトナ
ー像(パッチ)を形成し、その濃度を検出して濃度に応
じて画像形成条件、例えば、帯電条件、露光条件、現像
条件、転写条件を決定することが一般に行われている。
特にカラーの画像形成装置においては、各色の濃度の微
妙なずれによって色味が大きく変化してしまうため精度
の高い検出が必要となる。
【0004】上述の4色フルカラーのタンデム方式の画
像形成装置においては、濃度検出用のトナー像を各色の
感光体ドラム上に形成して各感光体ドラム(像担持体)
上で検出することが可能である。しかし、この場合に
は、各色ごとに1個ずつ、合計4個の濃度センサが必要
となり、構成が複雑となる。
【0005】そこで、構成の簡略化が必須の、例えば小
型の画像形成装置では、各感光体ドラム上に形成したト
ナー像を一旦転写ベルト上に転写し、転写ベルト上で各
色のトナー像の濃度を検出するようにしている。こうす
ることで1個の濃度センサで4色のトナー像の濃度を検
出するのである。
【0006】転写ベルト上の、濃度検出用の各色のトナ
ー像は、濃度検出後には、転写ベルトに当接された転写
ベルトクリーニング部材、例えばクリーニングブレード
によって掻き落とされるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のタンデム方式の
画像形成装置においては、正常に画像形成が行われてい
る場合には、転写ベルト表面にはトナー像は転写されな
いため、転写ベルト表面に付着するトナーは微量であ
る。このため転写ベルトクリーニング部材は転写ベルト
表面に軽く当接させれば転写ベルト表面のトナーを良好
に除去することができる。
【0008】したがって、例えば、転写ベルトクリーニ
ング部材を転写ベルト表面に接離させるための接離機構
を有していない小型の画像形成装置では、転写ベルトク
リーニング部材は軽い当接圧で、常時、転写ベルト表面
に当接されている。
【0009】ところが、転写ベルト表面に濃度検出用の
トナー像を形成する場合には、軽い当接圧では、転写ベ
ルト表面のトナーを十分に除去することができず、次に
担持するシート材の裏面を汚すおそれがある。一方、ト
ナーを良好に除去すべく、当接圧を高めたときには、転
写ベルトに対する摺動抵抗が高くなり、転写ベルトの摩
耗を助長し、また転写ベルトの移動(回転)が不安定に
なるおそれもある。尚、転写ベルトの移動が不安定にな
るとカラーの画像形成装置では、色ずれが発生すること
になる。
【0010】そこで、本発明は、転写ベルトに対する転
写ベルトクリーニング部材の当接圧を高めることなく、
転写ベルト表面のトナーを良好に除去することができる
転写ベルトクリーニング機構、及びこれを備えた画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、転写
ベルトにおける像担持体に対向するシート担持面に付着
したトナーを除去するための転写ベルトクリーニング機
構に関するものである。この本発明に係る転写ベルトク
リーニング機構は、転写ベルトを挟んで像担持体に対応
する位置に配置されると共に転写バイアスが印加されて
像担持体上のトナー像を転写ベルト上のシート材に転写
する転写部材と、像担持体上に付着したトナーを除去す
るクリーニング装置とを備え、転写ベルトのシート担持
面に付着したトナーを、転写部材に逆転写バイアスを印
加することによりシート担持面から像担持体上に逆転写
し、逆転写されたトナーをクリーニング装置によって除
去することを特徴としている。
【0012】このような構成の本発明によれば、転写ベ
ルトのシート担持面(表面)にトナーが付着している場
合には、転写部材に逆転写バイアスを印加する。これに
より、転写ベルト上のトナーは、転写時とは逆に、転写
ベルト側から像担持体側に逆転写されて像担持体表面に
付着する。こうして像担持体表面に付着したトナーは、
像担持体表面をクリーニングするためのクリーニング装
置によって像担持体表面から除去される。したがって、
例えば、転写ベルトクリーニング部材の転写ベルトに対
する当接圧を高めることなく、また、特別な機構を設け
ることなく、転写ベルト上の不要なトナーを除去するこ
とができる。
【0013】請求項2の本発明に係る転写ベルトクリー
ニング機構は、像担持体と転写部材とクリーニング装置
とを有する画像形成部を、転写ベルトの移動方向に沿っ
て複数備えることを特徴としている。
【0014】このような構成の本発明によれば、転写ベ
ルトの移動方向に沿って複数の画像形成部が配設され
て、転写ベルト表面に対するトナーの付着量が多くなっ
た場合でも、転写ベルト上のトナーを有効に除去するこ
とができる。
【0015】請求項3の本発明に係る転写ベルトクリー
ニング機構は、転写ベルトの移動方向に沿っての下流側
の転写部材ほど、転写部材に印加する逆転写バイアスの
絶対値を大きくすることを特徴としている。
【0016】このような構成の本発明によれば、下流側
の転写部材ほど逆転写バイアスの絶対値を大きくするこ
とで、上流側の画像形成部において逆転写できなかった
トナーを、下流側の画像形成部で順次に逆転写させるこ
とができる。
【0017】請求項4の本発明に係る転写ベルトクリー
ニング装置は、複数の画像形成部において、それぞれの
像担持体上に色の異なるトナー像が形成されることを特
徴としている。
【0018】このような構成の本発明によれば、複数色
のトナー像を形成する場合に、転写ベルト表面に付着し
た各色のトナーを像担持体を介してクリーニング装置に
よって除去することができる。
【0019】請求項5の発明は、表面にトナー像が形成
される像担持体と、シート材をシート担持面に担持して
搬送する転写ベルトと、転写バイアスが印加されて像担
持体上のトナー像をシート担持面上のシート材に転写す
る転写部材と、シート担持面に付着したトナーを除去す
る転写ベルトクリーニング機構と、を備えた画像形成装
置に関するものである。この本発明に係る画像形成装置
は、転写ベルトクリーニング機構が、請求項1,2,3
又は4に記載の転写ベルトクリーニング機構であること
を特徴としている。
【0020】このような構成の本発明によれば、像担持
体上のトナー像を、転写ベルト上のシート材に転写する
ための転写部材、及び像担持体上のトナーを除去するク
リーニング装置を使用して、転写ベルト表面に付着した
トナーを除去することができる。すなわち転写ベルト表
面の不要なトナーを除去するため専用の手段を設ける必
要がないので、簡単な構成で、転写ベルト表面のトナー
を除去することができる。
【0021】請求項6の本発明に係る画像形成装置は、
像担持体表面に形成されて転写ベルトの前記シート担持
面に転写される濃度検出用のトナー像の濃度を検出する
濃度検出手段を備えることを特徴としている。
【0022】このような構成の本発明によれば、転写ベ
ルト表面に濃度検出用のトナー像を形成してこのトナー
像の濃度を濃度検出手段によって検出することになり、
検出後には転写ベルト表面にに除去すべき不要なトナー
が多量に付着することになるが、このような場合でも、
トナーを有効に除去することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0024】(画像形成装置の概略構成)図1は、本発
明の実施の形態に係るカラープリンタ(画像形成装置)
2の概略構成図である。
【0025】先ず、図1に基づいてカラープリンタ2の
概略構成を説明する。カラープリンタ2は、転写体とし
てのシート材3を一枚ずつ送り出す給紙部4と、この給
紙部4から送り出されたシート材3を後述する作像部
(画像形成部)5まで搬送する搬送部6と、この搬送部
6によって搬送されたシート材3に転写すべきトナー像
を作成する作像部5と、前記搬送部6によって搬送され
たシート材3を受け取り、そのシート材3を所定方向に
搬送すると共に、そのシート材3に作像部5で形成され
たトナー像を転写する転写搬送部7と、この転写搬送部
7によって搬送されたシート材上のトナー像をシート材
3に定着させる定着部8と、この定着部8から排出され
たシート材3を受け取る排紙部10と、前記作像部5に
向けて露光用のレーザ光を照射する光学ユニット11
と、を備えている。
【0026】給紙部4は、第1の給紙トレイ12上に積
載されたシート材3を給紙ローラ13とリバースローラ
14とで一枚ずつ送り出す第1給紙部15と、手差しト
レイ16上のシート材(図示せず)を給紙ローラ17で
送り出す第2給紙部18とからなっている。
【0027】搬送部6は、第1給紙部15から送り出さ
れたシート材3の移動を案内する搬送路20と、この搬
送路20の途中に配置された搬送ローラ21と、搬送ロ
ーラ21からシート材3を受け取り、シート材3の斜行
を補正して作像部5に送り込むレジストローラ対22
と、このレジストローラ対22よりもシート搬送方向上
流側の搬送路20に接続される手差し搬送路23とから
なっている。
【0028】画像形成部である作像部(作像ユニット)
5は、シート搬送方向上流側から順に、ブラックのトナ
ー(以下、ブラックと略称する)を有する第1作像部2
4、シアン顔料を含むトナー(以下、シアンと略称す
る)を有する第2作像部25、マゼンタ顔料を含むトナ
ー(以下、マゼンタと略称する)を有する第3作像部2
6、及びイエロー顔料を含むトナー(以下、イエローと
略称する)を有する第4作像部27とからなっている。
そして、第1から第4の各作像部24〜27は、円筒状
の感光体ドラム(像担持体)28と、この感光体ドラム
28の外周面にトナー像を形成する現像デバイス30
と、感光体ドラム28上の残留トナーを除去するファー
ブラシ31及びクリーニングブレード32を備えたクリ
ーニングデバイス33と、感光体ドラム28に電荷を付
与して感光体ドラム28を帯電させる帯電デバイス34
とを有している。尚、この作像部5は、その作像フレー
ム35と一体で画像形成装置本体36から引き出すこと
ができるようになっている。
【0029】転写搬送部(転写ベルトユニット)7は、
フッ素系樹脂材料製の無端状の転写ベルト37と、この
転写ベルト37を巻掛ける駆動ローラ38及びテンショ
ンローラ40と、各感光体ドラム28と対向する位置に
それぞれ配置された転写ローラ(転写部材)41a,4
1b,41c,41dとを有しており、転写体搬送装置
としても機能する。そして、これら転写ローラ41a〜
41dは、所定押圧力を有し、感光体ドラム28とで転
写ベルト37を挟むようになっている。また、転写ベル
ト37内周側の適当な位置にベルトガイドローラ42,
43が配置されている。
【0030】定着部8は、ヒータを内蔵した加熱ローラ
44と、定着ローラ45と、これら加熱ローラ44と定
着ローラ45とに巻掛けられた金属製の無端状ベルト4
6と、定着ローラ45に押し付けられる加圧ローラ47
とを有している。そして、無端状ベルト46の外周面に
油を供給するドナーローラ48と、このドナーローラ4
8にころがり接触するオイルローラ50と、クリーニン
グローラ51とが配置されている。
【0031】排紙部10は、定着部8から排出されたシ
ート材3を排出路53を介して画像形成装置本体36上
部に導き、画像形成面を裏にして積載する排紙トレイ5
4を有している。尚、排紙カバー52は、ジャム処理す
る際には画像形成装置本体36から引き出され、ジャム
処理しない場合には画像形成装置本体36に収納される
ようになっている。
【0032】光学ユニット11は、ポリゴンスキャナミ
ラー55と結像レンズ56,57とミラー58とが各感
光体ドラム28に対応して配置されており、レーザ光を
光学ユニット支持板60に形成されたスリット61から
感光体ドラム28に向けて照射するようになっている。
【0033】このように形成されたカラープリンタ2
は、第1給紙部15又は第2給紙部18からシート材3
が送り出されると、そのシート材3が搬送部6によって
第1作像部24の感光体ドラム28と転写搬送部7の転
写ベルト37との間に送り込まれる。そして、シート材
3は、感光体ドラム28と転写ローラ41a〜41dと
の間を転写ベルト37で搬送される間に、ブラック、シ
アン、マゼンタ、イエローの各感光体ドラム28に形成
されたトナー像が順次に転写される。そして、カラー画
像の転写が終了したシート材3は、転写ベルト37によ
って定着部8の定着ローラ45と加圧ローラ47との間
に送り込まれ、ここで加熱・加圧されてカラートナー像
が定着される。定着作業が終了したシート材3は、排紙
トレイ54に排出されることになる。一方、各感光体ド
ラム28は、シート材3に転写されないで表面に残った
それぞれの色の残留トナーがそれぞれのクリーニングデ
バイス33によって除去され、次の画像形成に供され
る。
【0034】(転写ベルトクリーニング機構)図2は、
本発明の実施の形態に係る転写ベルトクリーニング機構
を説明するための模式図である。同図は、前述の図1に
おける作像部(画像形成部)5と、転写搬送部7に相当
する図である。ただし、説明に必要な部材は適宜追加
し、不要な部材は適宜省略し、また部材の形状について
も適宜変更している。
【0035】前述したように各作像部24〜27には、
感光体ドラム28と、この感光体ドラム28表面を所定
の極性・電位に均一に帯電する帯電デバイス34と、帯
電後の感光体ドラム28表面を画像情報に基づいて露光
し静電潜像を形成するポリゴンスキャナミラー55及び
結像レンズ56,57及びミラー58と、静電潜像にト
ナーを付着させてトナー像として現像する現像デバイス
30と、転写ベルト37のシート担持面37a(以下適
宜「転写ベルト上」「転写ベルト表面」という。)に担
持されたシート材3に感光体ドラム28上のトナー像を
転写する転写ローラ41a〜41dとが配置されてい
る。そして、各作像部24〜27の各感光体ドラム28
との間に転写ベルト37を挟持する転写ローラ41a〜
41dが配設されている。
【0036】本実施の形態においては、感光体ドラム2
8は、プラスの帯電特性の感光体であり、帯電デバイス
34によって感光体ドラム28表面をプラスの所定の電
位に均一に帯電する。次に、光学ユニット11によって
画像情報に基づくレーザ光を帯電後の感光体ドラム28
表面に照射して露光を行い、露光部分の電荷を除去す
る、いわゆるイメージ露光を行い、これによって静電潜
像を形成する。この静電潜像に、現像デバイス30によ
りプラスの電荷(10〜30μC/g)を有するトナー
を付着させてトナー像として現像する。こうして各作像
部24〜27の感光体ドラム28表面に形成されたブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローのトナー像は、搬送
ベルト37表面に担持されて矢印方向に搬送されるシー
ト材3に、各転写ローラ41a〜41dにマイナスの転
写バイアスを印加することで、順次に転写されていく。
【0037】尚、本実施の形態では、各作像部間の距離
は95mmに、また転写ベルト37の移動速度(回転速
度)はシート材3が一般的な紙である場合は116mm
/sec、OHP(オーバーヘッドペアレンシー)の場
合は58mm/secに設定されている。
【0038】本実施の形態においては、上述と同様の画
像形成プロセスを経て、転写ベルト37上に濃度検出用
のトナー像(以下「パッチ」という。)を形成する。こ
のパッチは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
各色ごとに、10段階の濃度のものを形成する。ブラッ
クについては、最も薄いものをK1とし、K2,K3…
…と徐々に濃くして、K10を最も濃いものとする。同
様に、シアンのパッチC1〜C10、マゼンタのパッチ
M1〜M10、イエローのパッチY1〜Y10を形成す
る。
【0039】具体的には、図3、図4に示すように、矢
印方向を転写ベルト37の移動方向とすると、転写ベル
ト37の幅方向の中心に、10mm四方のパッチを転写
ベルト37の移動方向に20mmのピッチで形成する。
先ず、図3に示すように、パッチY1,M1,C1,K
1,Y2,M2……C5,K5と各色、5個ずつのパッ
チを形成する。このように形成するとY1〜K5までの
20個のパッチは、A3の用紙のサイズの長手方向(4
20ミリ)に丁度収まるようになる。これらパッチの濃
度を、図2に示す濃度センサ62によって検出する。
【0040】濃度センサ62は、転写ベルト37の移動
方向に沿っての最も下流側に配置されたイエローの作像
部27の少し下流側において転写ベルト37表面に対向
するようにして配置されている。また、転写ベルト37
の幅方向については、濃度センサ62は、転写ベルト3
7の中央に対向するように配置されている。尚、転写ベ
ルト37は、濃度センサ62に対向する部分が、駆動ロ
ーラ38に巻掛けられている部分であることが望まし
い。こうすることで転写ベルト37の不要な動きを防止
して濃度センサ62の検出精度を高めることができる。
濃度センサ62による検出結果は、上述の帯電バイアス
34、光学ユニット11、現像バイアス30、転写ロー
ラ41a〜41dにフィードバックされ、それぞれ帯
電、露光、現像、転写の各画像形成条件に反映される。
つづいて、図4に示すように、Y6,M6,C6,K
6,Y7,M7……C10,K10の各色、5個ずつの
パッチを形成し、同様に、その濃度を濃度センサ62に
よって検出し、その結果を上述と同様、帯電デバイスな
どにフィードバックする。
【0041】濃度検出後のパッチは、転写ベルトクリー
ニング部材としてのクリーニングブレード(例えば、ポ
リウレタン製)63によって除去されるが、前述のよう
に、クリーニングブレード63を転写ベルト37に対し
て高い当接圧を持って当接させた場合には、転写ベルト
37の摩耗を助長したり、転写ベルト37の移動を不安
定にさせて色ずれの原因となったりするおそれがあるの
で、パッチを十分に除去できる程度の高い当接圧を実現
するのは困難である。
【0042】そこで、本実施の形態では、転写ベルト3
7表面に付着された、パッチを構成しているトナーを、
転写ベルトクリーニング機構によって除去するようにし
ている。本実施の形態では、転写ベルトクリーニング機
構は、転写ローラ41a〜41dと、4個の感光体ドラ
ム28と、4個のクリーニングデバイス33とによって
構成している。
【0043】転写ベルト37上の各パッチを構成してい
るトナーは、前述のようにプラスの電荷を有している。
そこで、転写ベルト37の移動によって先頭のパッチY
1がブラックの転写ローラ41aに到達する前に、この
転写ローラ41aにプラスの逆転写バイアスの印加を開
始し、パッチが転写ローラ41aを通過している間、逆
転写バイアスを印加しつづける。この逆転写バイアスに
より、転写ローラ41aと感光体ドラム28との間を通
過する各パッチのトナーは、順次に感光体ドラム28上
に逆転写されていく。そして感光体ドラム28上に逆転
写されたトナーは、この感光体ドラム28用のクリーニ
ングデバイス33によって感光体ドラム28表面から除
去される。尚、感光体ドラム28は一般にアースされて
いるので、その電位は0となり、したがって、転写ロー
ラ41aにプラスの逆転写バイアスを印加することで、
プラスに帯電しているトナーを転写ベルト37上から感
光体ドラム28上に逆転写させることができる。
【0044】同様に、先頭のパッチY1がシアンの転写
ローラ41bに到達する前に転写ローラ41bにプラス
の逆転写バイアスを印加する。これにより、転写ベルト
37のシート担持面37a上のプラスのトナーは感光体
ドラム28表面に逆転写され、さらにクリーニングデバ
イス33によって除去される。
【0045】マゼンタの転写ローラ41c、イエローの
転写ローラ41dについても同様である。
【0046】このように、転写ベルト37上のパッチを
構成しているトナーは、各転写ローラ41a〜41dに
逆転写バイアスを印加し、各感光体ドラム28を介して
各クリーニングデバイス33によって除去することがで
きる。すなわち、転写ベルト37のパッチを除去するた
めの特別な機構(装置)が不要であるためカラープリン
タ2の構成を簡略化でき、また転写ベルト37に対する
転写ベルトクリーニング部材63の当接圧を高める必要
がないので、摺動抵抗が増大することがなく、したがっ
て、転写ベルト37の摩耗を助長したり、転写ベルト3
7の円滑な移動を妨げて色ずれの原因になったりするこ
とはない。
【0047】転写ベルト37上のトナーを逆転写させる
際に、各転写ローラ41a〜41dに印加する逆転写バ
イアスは、例えば、500〜1500Vの範囲内で設定
することができる。ただし、転写ローラ41a〜41d
に高圧を印加すると感光体ドラム28を早めに劣化させ
ることになるので、転写ベルト37上のトナーを良好に
逆転写させることができる限り、逆転写バイアスは低い
方が好ましい。
【0048】逆転写バイアスとしては、4個の転写ロー
ラ41a〜41dのすべてに同じ大きさの逆転写バイア
スを印加してもよく、異なる大きさの逆転写バイアスを
印加するようにしてもよい。例えば、逆転写バイアス
を、上流側の転写ローラ41a、41b、41c、41
dの順に、500V,600V,700V,800Vと
いうように徐々に高めるようにすることもできる。この
場合には、500Vの逆転写バイアスで逆転写できなか
ったトナーを600Vで、さらに600Vで逆転写でき
なかったトナーを700Vで、さらには800Vでとい
うように、それぞれの転写ローラ41a〜41dで逆転
写させるトナーを分担することができるので、逆転写バ
イアスが不必要に高くなることを有効に防止することが
できる。
【0049】上述の実施の形態においては、パッチを構
成するトナーがプラスに帯電する場合について説明した
が、本発明は、トナーがマイナスに帯電する場合も同様
に適用することができる。この場合には、逆転写バイア
スとして、各転写ローラ41a〜41dにマイナスのバ
イアスを印加するようになる。この場合、各転写ローラ
41a〜41dに同じ大きさのマイナスの逆転写バイア
スを印加してもよく、また上流側の転写ローラから順
に、−500V,−600V,−700V,−800V
というように、下流側ほど絶対値が大きくなるような逆
転写バイアスを印加するようにしてもよい。
【0050】以上の実施の形態においては、各感光体ド
ラム28を介して各クリーニングデバイス33によって
除去され回収されるトナーの色については、どの色のト
ナーがどの色の作像部24〜27で回収されるかはわか
らない。したがって、この場合には、クリーニングデバ
イス33をすり抜けたトナーが現像デバイス30内に侵
入してトナーの混色が発生するおそれがある。これを防
止するには、パッチを構成している各色のトナーを、そ
れと同色の作像部で回収するようにすればよい。例え
ば、転写ベルト37上のブラックのトナーを逆転写させ
るときのみブラック用の転写ローラ41aに逆転写バイ
アスを印加し、他の色のトナーが転写ローラ41aを通
過する際には、この転写ローラ41aには逆転写バイア
スを印加しないようにする。他の、シアン、マゼンタ、
イエローについても同様とする。
【0051】こうすることで、パッチを構成している各
色のトナーを、それぞれの色のクリーニングデバイス3
3によって回収することができるので、たとえ、トナー
がクリーニングデバイス33をすり抜けて現像デバイス
30内に侵入したとしても、トナーの混色が発生するこ
とがなく、したがってトナーの色味が変化するおそれは
ない。
【0052】このように、パッチを構成するトナーを各
色ごとに回収する場合には、図3、図4に示すパッチの
配列とは異なり、同色で濃度の異なるパッチを連続して
形成するようにすれば、各転写ローラ41a〜41dに
おいて逆転写バイアスを印加するかしないかの切り替え
を頻繁に行う必要がなくなる。例えば、先ず、パッチY
1〜Y10を形成し、つづいてパッチM1〜M10を形
成し、その後に、パッチC1〜C10を形成し、最後に
パッチK1〜K10を形成する。このようにすること
で、少なくとも同色の10個のパッチを逆転写している
間は、逆転写バイアスのオン/オフを切り替える必要は
ない。
【0053】また、上述では、4個の転写ローラ41a
〜41dのすべてに逆転写バイアスを印加するようにし
たが、本発明は原理的には、少なくとも1個の転写ロー
ラに逆転写バイアスを印加するようにすれば足る。例え
ば、1個の転写ローラにのみ逆転写バイアスを印加する
場合には、転写ベルト37の移動方向の最上流側のブラ
ックの転写ローラ41dに逆転写バイアスを印加するよ
うにするとよい。ブラックの作像部24で各色のトナー
を回収した場合、クリーニングデバイス33をトナーが
すり抜けて現像デバイス30に侵入したときでも、現像
デバイス30内のトナーの色味の変化を最小限に抑える
ことができる。
【0054】さらに、転写部材としては、上述の転写ロ
ーラに代えて、転写ブレード、転写ブラシなどを使用す
るようにしてもよい。
【0055】さらにまた、上述では作像部24〜27を
4個有する、タンデム方式の画像形成装置に本発明を適
用した例を説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、作像部が1個のモノクロの画像形成装置に対しても
基本的な構成はそのまま適用することができ、この場合
も4個の場合とほぼ同様の効果をあげることができる。
【0056】加えて、上述では、シート材3を担持搬送
する部材としてベルト状の転写ベルト37を使用する例
を説明したが、この転写ベルト37に代えてドラム状の
転写ドラムを使用する場合も、本発明を適用することが
できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る転写ベルト
クリーニング機構によれば、転写ベルトのシート担持面
にトナーが付着している場合に、転写部材に逆転写バイ
アスを印加し、これによりシート担持面上のトナーを転
写時とは逆に、転写ベルト側から像担持体側に逆転写さ
れて像担持体表面に付着させ、さらに、クリーニング装
置によって像担持体表面から除去することができる。し
たがって、例えば、転写ベルトクリーニング部材の転写
ベルトに対する当接圧を高めることなく、また、特別な
機構を設けることなく、簡単な構成で転写ベルトのシー
ト担持面上のトナーを良好に除去することができる。
【0058】また、本発明の画像形成装置によれば、転
写ベルトのシート担持面に濃度検出用のトナー像を形成
してこのトナー像の濃度を濃度検出手段によって検出す
ることになり、検出後にはシート担持面に除去すべき不
要なトナーが多量に付着することになるが、このような
場合でも、シート担持面上のトナーを有効に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係る転写ベルトクリーニング機構を説
明するための模式図である。
【図3】転写ベルト上に形成したパッチの配列を示す図
である。
【図4】転写ベルト上に形成したパッチの配列を示す図
である。
【符号の説明】
2……カラープリンタ(画像形成装置)、3……シート
材、5……作像部(画像形成部)、28……感光体ドラ
ム(像担持体)、37……転写ベルト、37a……シー
ト担持面、41a〜41d……転写ローラ(転写部
材)、33……クリーニングデバイス(クリーニング装
置)、62……濃度センサ(濃度検出手段)、63……
転写ベルトクリーニング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 312 Fターム(参考) 2H027 DA09 DE02 DE07 DE10 EA01 EA02 EA03 EA05 EB04 EC03 EC06 EC09 ED03 ED06 ED09 ED24 2H030 AA04 AB02 AD03 BB01 BB21 BB42 BB46 BB54 BB71 2H134 GA01 GA06 GB02 HD01 HF14 HF16 HF17 KG04 KG08 KH01 2H200 FA08 GA12 GA23 GA44 GA47 GA64 GB12 HA01 HB01 HB12 JA01 JA29 JA30 JC03 JC12 LB02 LB13 LB18 PA05 PB17 PB39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ベルトにおける像担持体に対向する
    シート担持面に付着したトナーを除去するための転写ベ
    ルトクリーニング機構において、 前記転写ベルトを挟んで前記像担持体に対応する位置に
    配置されると共に転写バイアスが印加されて前記像担持
    体上のトナー像を前記転写ベルト上のシート材に転写す
    る転写部材と、 前記像担持体上に付着したトナーを除去するクリーニン
    グ装置とを備え、 前記転写ベルトの前記シート担持面に付着したトナー
    を、前記転写部材に逆転写バイアスを印加することによ
    り前記シート担持面から前記像担持体上に逆転写し、逆
    転写されたトナーを前記クリーニング装置によって除去
    することを特徴とする転写ベルトクリーニング機構。
  2. 【請求項2】 前記像担持体と前記転写部材と前記クリ
    ーニング装置とを有する画像形成部を、前記転写ベルト
    の移動方向に沿って複数備えることを特徴とする請求項
    1に記載の転写ベルトクリーニング機構。
  3. 【請求項3】 前記転写ベルトの移動方向に沿っての下
    流側の転写部材ほど、前記転写部材に印加する逆転写バ
    イアスの絶対値を大きくすることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の転写ベルトクリーニング機構。
  4. 【請求項4】 複数の前記画像形成部において、それぞ
    れの像担持体上に色の異なるトナー像が形成されること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の転写ベルトクリー
    ニング機構。
  5. 【請求項5】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、シート材をシート担持面に担持して搬送する転写ベ
    ルトと、転写バイアスが印加されて前記像担持体上のト
    ナー像を前記シート担持面上のシート材に転写する転写
    部材と、前記シート担持面に付着したトナーを除去する
    転写ベルトクリーニング機構と、を備えた画像形成装置
    において、 前記転写ベルトクリーニング機構が、請求項1,2,3
    又は4に記載の転写ベルトクリーニング機構であること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体表面に形成されて前記転写
    ベルトの前記シート担持面に転写される濃度検出用のト
    ナー像の濃度を検出する濃度検出手段を備えることを特
    徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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