JP2002309834A - 折畳建具 - Google Patents

折畳建具

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JP2002309834A JP2001113847A JP2001113847A JP2002309834A JP 2002309834 A JP2002309834 A JP 2002309834A JP 2001113847 A JP2001113847 A JP 2001113847A JP 2001113847 A JP2001113847 A JP 2001113847A JP 2002309834 A JP2002309834 A JP 2002309834A
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stopper
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Toshimaro Nakatani
寿麿 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳戸を伸張閉成するときにその召し合せ部
分で戸先の走行枠間に手が挟まれるのを防止する。 【解決手段】 折畳戸1の走行枠8にコイルスプリング
22によって下方に突出するストッパー20を設置する
一方,下枠12の中央部分近傍に上記ストッパー20が
自動係止するストッパー受具25を設置し,折畳戸1が
伸張閉成する直前に上記自動係止によって走行枠8を強
制的に一時停止させて手が挟まれる可能性を解消するよ
うにし,操作摘み24によって該係止を解除することに
よって折畳戸1の伸張閉成を完了し得るものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサッシ,雨戸,シャ
ッター等の建具に関し,特に折畳開閉するようにした折
畳建具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
折畳建具として,折畳戸における縦枠側の吊元枠及び戸
先側の走行枠をそれぞれ対向する上下の横枠間に上吊り
配置しそのガイドレールの案内によって折畳戸を横枠交
差方向に折畳み開閉自在としたものが知られている。
【0003】この場合,引戸のように1/2の開口部し
か開放できないといったことがなく,開口部を略全開で
きるというメリットがあり,開放感に富んだ建具とする
ことが可能になるが,この場合,折畳戸の閉成に際して
走行枠に手を挟まれる可能性が残されている。
【0004】即ち走行枠を召し合せるように左右に一対
の折畳戸を配置して,両開きの建具としたとき,折畳戸
の閉成に際して伸張する折畳戸における召し合せ一方の
走行枠が,先行して伸張した折畳戸における召し合せ他
方の走行枠に衝接することになり,また走行枠を戸先枠
とするように単一の折畳戸を配置して,片開きの建具と
したとき,同じく折畳戸の閉成に際して伸張する折畳戸
の走行枠が戸当り側の縦枠に衝接することになるため,
折畳戸を閉成するときに,上記召し合せ他方の走行枠や
戸当り側の縦枠との間に手を入れると,走行枠の衝接に
よって手が挟まれる可能性が残り,その対策が必要とさ
れる。
【0005】特に頻繁な開閉が予想されるとともに児童
が開閉時に近傍に寄り添う可能性がある一方,気密性の
確保のために走行枠,縦枠が複雑形状とされる可能性が
あるマンション等家庭用の折畳サッシとして用いる場合
には,一般にこれら走行枠や縦枠にアルミ押出材やこれ
と樹脂等の複合材が使用されることを考慮すると,その
対策は更に必要である。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,折畳戸の閉成に際し
て,召し合せの走行枠の間や走行枠と縦枠の間で手を挟
まれる可能性を可及的に解消することによって,簡易且
つ確実に折畳戸閉成時の安全性を確保し得るようにした
折畳建具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に沿って本発明
は,折畳戸の閉成動作を2段階動作とし,折畳戸閉成の
途中でその閉成動作を,折畳戸の走行枠に設置したスト
ッパーを横枠に設置したストッパー受具に自動係止する
ことによって強制的に停止して,手を挟む原因の走行枠
を折畳戸の閉成直前位置で一時停止させる一方,その自
動係止を人手操作で解除して該走行枠の再走行(再移
動)を可能として,その閉成を完了するようにしたもの
であって,即ち請求項1に記載の発明を,折畳戸におけ
る縦枠側の吊元枠及び戸先側の走行枠をそれぞれ対向す
る上下の横枠間に上吊り配置しそのガイドレールの案内
によって折畳戸を横枠交差方向に折畳み開閉自在とした
サッシ,雨戸等の折畳建具において,上記戸先側の走行
枠に設置し該走行枠に対して上下動自在に突出しその先
端が横枠に非接触とするように突出長さを規制して突出
方向に付勢した付勢ストッパーと,上記折畳戸の閉成直
前に走行枠が通過する横枠の走行枠通過位置に設置し上
記付勢ストッパーをその付勢力により自動係止すること
によって該走行枠を一時停止する手挟み防止用のストッ
パー受具と,上記走行枠の上下方向中間位置に設置し上
記付勢ストッパーのストッパー受具に対する自動係止を
解除する操作部材とを備えてなることを特徴とする折畳
建具としたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
上記手挟み防止用に用いる付勢ストッパーを,更に折畳
戸の折畳開成時に,その走行枠を定位置に固定して風圧
等による揺動を防止する定位置保持の手段に共用して,
上記手挟み防止と走行枠の定位置保持の双方をなし得る
折畳建具とするように,これを,上記手挟み防止用のス
トッパー受具に加えて,上記折畳戸の開成によって上記
走行枠が位置する縦枠近傍位置に走行枠の付勢ストッパ
ーをその付勢力に抗して自動係止することによって該走
行枠を定位置固定する揺動防止用のストッパー受具を備
えてなることを特徴とする請求項1に記載の折畳建具と
したものである。
【0009】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,折畳戸を上記両開きのものとしたときの形態を示
すように,上記折畳建具が,左右に折畳戸を備え双方の
走行枠を横枠中央位置で召し合せ状態とする両開きの折
畳建具とし,各走行枠の手挟み防止用のストッパー受具
を横枠中央位置近傍にそれぞれ設置してなることを特徴
とする請求項1又は2に記載の折畳建具としたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,本例においてマンション
等の中低層用の折畳サッシとした,例えばアルミ製の折
畳建具であり,該折畳建具Aは,折畳戸1における縦枠
14側の吊元枠7及び戸先側の走行枠8をそれぞれ対向
する上下の横枠12間に上吊り配置しそのガイドレール
13の案内によって折畳戸1を横枠12交差方向に折畳
み開閉自在としたものとしてあり,このとき本例の上記
折畳建具Aは,これを左右に折畳戸1を備え双方の走行
枠を横枠12中央位置で召し合せ状態とする両開きのも
のとしてある。
【0011】本例おいて折畳戸1は,例えば縦框3と横
框4の框組み内にガラス5を嵌着した2枚のパネル2
を,該パネル2間に介設した中間連結枠6によって相互
に回動自在に連結し,その非中間連結枠側の端部に上記
吊元枠7と走行枠8を同じく回動自在に連結配置するこ
とによって形成した左右に一対のものとし,各折畳戸1
は,それぞれ上記吊元枠7及び走行枠8の上端にガイド
ローラー10を,下端に振止スラシ乃至振止ローラー,
本例にあっては振止スラシ11をそれぞれ設置し,上端
のガイドローラー10を上方の横枠12,即ち上枠のガ
イドレール13に転動自在に載置する一方,振止スラシ
11を下方の横枠12,即ち下枠のガイドレール13に
係合させることによって,上記本例においてサッシとし
た折畳建具Aを構成するものとしてあり,各折畳戸1の
走行枠8を横枠12のガイドレール13によって幅方向
に案内し,中間の上記中間連結枠6を横枠12交差方向
の室外側又は室内側,本例あっては室外側に脱出するこ
とによって各折畳戸1をそれぞれ縮小折畳して折畳開成
し,また横枠12のガイドレール13側に引寄せること
によってそれぞれ伸張閉成するようにしたものとされて
いる。
【0012】このとき折畳建具Aは,その上記戸先側の
走行枠8に設置し該走行枠8に対して上下動自在に突出
しその先端が横枠12に非接触とするように突出長さを
規制して突出方向に付勢した付勢ストッパー20と,上
記折畳戸1の閉成直前に走行枠8が通過する横枠12の
走行枠8通過位置に設置し上記付勢ストッパー20をそ
の付勢力により自動係止することによって該走行枠8を
一時停止する手挟み防止用のストッパー受具25と,上
記走行枠8の上下方向中間位置に設置し上記付勢ストッ
パー20のストッパー受具25に対する自動係止を解除
する操作部材24とを備えたものとしてあり,上記両開
きとした本例にあって,上記各走行枠8の手挟み防止用
のストッパー受具25は,これを横枠13中央位置近傍
にそれぞれ設置したものとしてある。
【0013】即ち本例の付勢ストッパー20は,例えば
走行枠8の内側に設置したボックス状のロッドガイド2
1によって走行枠8内において案内して上下動自在に保
持した丸落し錠(上げ落し錠)乃至これに類似した錠に
おけるロッドによるものとしてあり,該ロッドに,例え
ばコイルスプリング22を巻設するとともにこのコイル
スプリング22の下端を該ロッドの所定位置に固定し,
上端を上記ボックス状のロッドガイド21における天板
部に対接して,該ロッドをその突出方向の下方に付勢す
ることによって,上記走行枠8の下端からロッド先端を
下方突出したものとあり,このときロッドの走行枠8下
端からの突出長さは,これを走行枠8と横枠12,特に
ガイドレール13との間に形成される空隙以下の長さに
して,一般に1cm程度以下,例えば5〜6mm程度と
することによって,該付勢ストッパー20のロッドの下
端が横枠12,本例にあって下方の横枠,即ち下枠に接
触しないように非接触状態に規制し,接触することによ
る騒音の発生や,横枠12の表面損傷を防止するように
してある。
【0014】本例のストッパー受具25は,上記付勢ス
トッパー20が突出する側の横枠12,本例にあっては
上記下方の横枠に,例えばネジ固定によって,上記走行
枠8と横枠12間の空隙に横枠12側から隆起設置した
上記空隙中間高さのピース部材によるものとしてあり,
本例にあって該ストッパー受具25は,走行枠8の走行
方向,即ち横枠12長手方向の両側を隆起方向に上向き
の傾斜面とし,該両側の傾斜面間に配置した水平面に受
孔27を穿設する一方,両側の傾斜面外側にそれぞれ固
定片を配置した金属乃至樹脂の成型品又はこれに耐磨耗
措置を施したものとし,各固定片に穿設したネジ孔28
を介して図示省略のネジによって横枠12の所定位置に
固定し,上記突出した付勢ストッパー20が該ストッパ
ー受具25を通過するに際して,傾斜面に案内されて付
勢状態とされた付勢ストッパー20が上記受孔27位置
に至ることによって,その付勢力によってこれに弾発的
に嵌合して自動係止し,伸張閉成しつつある閉成直前の
折畳戸1における走行枠8を強制的に一時停止するよう
にしてある。
【0015】このとき本例の付勢ストッパー20は,上
記左右に一対の折畳戸1の各走行枠8に設置する一方,
該付勢ストッパー20に応じて一対のストッパー受具2
5を用いて各走行枠8毎に付勢ストッパー20とストッ
パー受具25が対をなすようにしてあり,本例にあって
該一対のストッパー受具25は,上記横枠12中央位置
近傍の,本例にあって中央から等間隔位置にして各折畳
戸1の閉成直前にその各走行枠8が通過する位置に設置
してあり,本例における該ストッパー受具25の設置位
置は,例えば中央からそれぞれ15乃至30cm程度,
例えば20cm程度の等間隔位置として,例えば1m乃
至1.5m程度の戸幅の折畳戸1が閉成される直前に走
行枠8の付勢ストッパー20がそれぞれストッパー受具
25に自動的に係止するようにしてある。
【0016】本例にあって上記操作部材24は,これを
上記丸落し錠(上げ落し錠)乃至これに類似した錠にお
ける上記ロッド20にその交差方向に向けて突出し,走
行枠8の室内側に突設した,上記錠の操作摘みによるも
のとしてあり,これによって上記ストッパー受具25に
係止した付勢ストッパー20を,その付勢力に抗して持
上げるようにして,該係止を解除自在としたものとして
ある。
【0017】従って本例にあって各折畳戸1の閉成動作
は2段階動作となり,折畳戸1閉成の途中でその閉成動
作を,上記走行枠8に設置した付勢ストッパー20を横
枠12に設置したストッパー受具25に自動係止するこ
とによって強制的に停止して,手を挟む原因の走行枠8
を折畳戸1の閉成直前位置で一時停止させる一方,その
自動係止を人手操作で解除して該走行枠8の再走行(再
移動)を可能としてその閉成を完了する一方,上記一時
停止は,折畳戸1の折畳開成時にも生じるから,例えば
強風時に開成しようとする折畳戸1が風圧に煽られ,異
常な開成がなされたりすることを防止するとともに,必
要に応じて一時停止状態とすることによって折畳戸1を
部分開放し,通気を行なうようにすることも可能にな
る。
【0018】一方26は,上記手挟み防止用のストッパ
ー受具25に加えて,上記折畳戸1の開成によって上記
走行枠8が位置する縦枠14近傍位置に備え,走行枠8
の付勢ストッパー20をその付勢力に抗して自動係止す
ることによって該走行枠8を定位置固定する揺動防止用
のストッパー受具であり,本例にあって該ストッパー受
具26は,これを走行枠8から下方突出した上記付勢ス
トッパー20をそのまま用いて揺動防止用のストッパー
受具26に自動係止し得るように,該付勢ストッパー2
0が突出する側の横枠12,本例にあっては同じく下方
の横枠に,同様にネジ固定によって,上記走行枠8と横
枠12間の空隙に横枠12側から隆起設置した空隙中間
高さにして,上記手挟み防止用のストッパー受具25と
同高のピース部材によるものとし,本例にあって該スト
ッパー受具26は,上記手挟み防止用のものをそのまま
用いるか,これとは別に傾斜面を片側として幅長さを短
寸化するように上記手挟み防止用のストッパー受具25
を部分的変更した専用のものを用いるようにしてある。
【0019】本例にあって揺動防止用のストッパー受具
26は,上記両開きの折畳建具Aとして,各折畳戸1の
走行枠8用に上記横枠12の長手方向両端近傍に設置し
て,各走行枠8の上記下方突出の付勢ストッパー20が
ストッパー受具25に至り,傾斜面の案内でその水平面
の受孔27に同様に弾発的に嵌合して自動係止し,走行
枠8を保持して,縮小折畳した折畳戸1の揺動を防止し
て,風圧等によって折畳戸1が騒音を発したり,閉成方
向に引れたりすることなく,その折畳状態を確実に維持
することができ,また操作部材24を操作して同様にそ
の係止を解除することによって,各折畳戸1の閉成をな
し得るものとしてある。
【0020】図中9は,折畳戸1におけるパネル2の縦
框3と中間連結枠6,吊元枠7乃至走行枠8間に介設
し,これらと一体に形成した軸と軸受を回動自在に嵌合
することによって,これらパネル2,中間連結枠6,吊
元枠7,走行枠8の回動とこれによる折畳戸1の折畳み
を可能としたアルミヒンジ,23は上記振止スラシ11
と一体に形成した付勢ストッパー20の上下動案内用の
下方ガイド,29は,必要に応じて解除することによっ
て吊元枠7を上記走行枠8のようにガイドレール13に
よって幅方向に案内し,一方の折畳戸1を他方の折畳戸
1側に移動して,一対の折畳戸1を片寄せ折畳自在とす
るように,上記吊元枠7を横枠12,本例にあっては上
下双方の横枠に係脱自在に保持し得るようにした,上記
と同様な丸落し錠乃至これに類似した構造の吊元固定用
の錠,30は上記中間連結枠6に設置し,該中間連結枠
6を横枠12にロックすることによって折畳戸1の施錠
を行ない折畳建具Aとしての気密性を確保するようにし
たグレモン錠,31は横枠12に設置したグレモン錠3
0の受金具をそれぞれ示す。
【0021】図示した例は以上のとおりとしたが,走行
枠を戸先枠とするように,単一の折畳戸を配置した片開
きの折畳建具とし,上記付勢ストッパーを走行枠に単一
とし,上記手挟み防止用のストッパー受具を戸当り側一
方の縦枠近傍位置に設けるようにすること,付勢ストッ
パーを上下双方に突出する上下に一対又はグレモン状の
ものとし,上下双方の横枠にそれぞれストッパー受具を
設置してそれぞれ操作部材によって自動係止を解除自在
とすること,折畳建具を雨戸,室内戸等他の用途のもの
とすること等を含めて,本発明の実施に当って,折畳建
具,折畳戸,パネル,吊元枠,走行枠,横枠,ガイドレ
ール,付勢ストッパー,手挟み防止用のストッパー受
具,操作部材,必要に応じて用いる揺動防止用のストッ
パー受具等の各具体的材質,構造,形状,数,位置,こ
れらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨
に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,折畳戸の閉成動作を2段階動
作とし,折畳戸閉成の途中でその閉成動作を,折畳戸の
走行枠に設置したストッパーを横枠に設置したストッパ
ー受具に自動係止することによって強制的に停止して,
手を挟む原因の走行枠を折畳戸の閉成直前位置で一時停
止させる一方,その自動係止を人手操作で解除して該走
行枠の再走行を可能として,その閉成を完了するように
することによって,折畳戸の閉成に際して,召し合せの
走行枠の間や走行枠と縦枠の間で手を挟まれる可能性を
可及的に解消することによって,簡易且つ確実に折畳戸
閉成時の安全性を確保し得るようにした折畳建具を提供
することができる。
【0023】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
上記手挟み防止用に用いる付勢ストッパーを,更に折畳
戸の折畳開成時に,その走行枠を定位置に固定して風圧
等による揺動を防止する定位置保持の手段に共用して,
上記手挟み防止と走行枠の定位置保持の双方をなし得る
折畳建具とすることができる。
【0024】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,折畳戸を上記両開きのものとしたときに好ましい
形態のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折畳サッシの背面図である。
【図2】折畳サッシの横断面図である。
【図3】折畳サッシの折畳開成状態を示す横断面図であ
る。
【図4】折畳サッシの縦断面図である。
【図5】走行枠における付勢ストッパーの設置状態を示
す縦断面図である。
【図6】付勢ストッパーとストッパー受具との関係を示
す正面図である。
【符号の説明】
A 折畳建具 1 折畳戸 7 吊元枠 8 走行枠 20 付勢ストッパー 24 操作部材 25 ストッパー受具 26 ストッパー受具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳戸における縦枠側の吊元枠及び戸先
    側の走行枠をそれぞれ対向する上下の横枠間に上吊り配
    置しそのガイドレールの案内によって折畳戸を横枠交差
    方向に折畳み開閉自在としたサッシ,雨戸等の折畳建具
    において,上記戸先側の走行枠に設置し該走行枠に対し
    て上下動自在に突出しその先端が横枠に非接触とするよ
    うに突出長さを規制して突出方向に付勢した付勢ストッ
    パーと,上記折畳戸の閉成直前に走行枠が通過する横枠
    の走行枠通過位置に設置し上記付勢ストッパーをその付
    勢力により自動係止することによって該走行枠を一時停
    止する手挟み防止用のストッパー受具と,上記走行枠の
    上下方向中間位置に設置し上記付勢ストッパーのストッ
    パー受具に対する自動係止を解除する操作部材とを備え
    てなることを特徴とする折畳建具。
  2. 【請求項2】 上記手挟み防止用のストッパー受具に加
    えて,上記折畳戸の開成によって上記走行枠が位置する
    縦枠近傍位置に走行枠の付勢ストッパーをその付勢力に
    抗して自動係止することによって該走行枠を定位置固定
    する揺動防止用のストッパー受具を備えてなることを特
    徴とする請求項1に記載の折畳建具。
  3. 【請求項3】 上記折畳建具が,左右に折畳戸を備え双
    方の走行枠を横枠中央位置で召し合せ状態とする両開き
    の折畳建具とし,各走行枠の手挟み防止用のストッパー
    受具を横枠中央位置近傍にそれぞれ設置してなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の折畳建具。
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