JP2002309640A - 流し台の排水構造及び生ごみ脱水容器並びに生ごみ圧縮処理装置 - Google Patents

流し台の排水構造及び生ごみ脱水容器並びに生ごみ圧縮処理装置

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JP2002309640A
JP2002309640A JP2002004781A JP2002004781A JP2002309640A JP 2002309640 A JP2002309640 A JP 2002309640A JP 2002004781 A JP2002004781 A JP 2002004781A JP 2002004781 A JP2002004781 A JP 2002004781A JP 2002309640 A JP2002309640 A JP 2002309640A
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garbage
sink
container
drain
dewatering
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JP2002004781A
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English (en)
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Masakatsu Yamaguchi
正勝 山口
Mitsuyasu Takatsuru
充泰 高鶴
Tsutomu Shiotani
力 塩谷
Takashi Takayama
崇 高山
Takeo Suzuki
健夫 鈴木
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生ごみの脱水を容易にする流し台の排水構造の
提供。 【解決手段】流し台の排水構造では、シンク200の排
水口201に、排水パイプ203に連通接続される容器
収納室202を設け、この容器収納室202内に生ごみ
を捕獲して排水する生ごみ脱水容器204を配置し、容
器収納室202に空気孔205を開け、容器収納室20
2の空気孔205の開けられた部位に送風筒部206及
びファン209及びモーター210を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば厨房に設
置される流し台の排水構造に関し、更に詳しくは、生ご
みの減容を企図した流し台の排水構造およびこの排水構
造に用いる生ごみ脱水容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばキッチンなどに設置さ
れる流し台の排水口には、生ごみ(例えば、断片状の生
野菜、食べ残したご飯つぶ、食べ残した味噌汁の具、天
ぷらかす等々)をそのまま外部に排出させようとして排
水設備が詰まるのを防ぐ為に生ごみ受け籠(生ごみ脱水
容器)が取り付けられている。
【0003】この生ごみ脱水容器の中に生ごみが多く溜
まった場合、この生ごみを捨てないと排水効率が低下す
るうえ、生ごみが溢れて不衛生である。このため必要に
応じて生ごみを捨てる作業が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、溜まっ
た生ごみを生ごみ受け籠からそのままごみバケツに移し
替えて捨てると、生ごみに水分(生ごみに含まれた、水
分、油等の液体を意味するもので、以下、「水分」と称
する。)が多く含まれたままでは移し替えの際に汚れた
水が垂れ、台所周りが汚れるという心配がある。
【0005】それを防止するため流しの生ごみ受け籠に
生ごみが入ったままで上から手で押すなどして水分を絞
るようにしているものの、水分を充分に絞り得るもので
はなかった。
【0006】このため、生ごみ受け籠の中にビニールや
ポリエチレン等の袋を入れ、生ごみが入った袋を生ごみ
受け籠の中から取り出し、外に出して絞ることが行われ
ていたが、水を絞ることが困難であり、また袋は水を通
さないので水を流すときに袋が抵抗となるため、多数の
孔を備えた袋が用いられている場合があったにもかかわ
らず袋からの排水効率が悪かった。
【0007】このような実態から、生ごみを水切りせず
にごみバケツに捨てる場合が多発し、生ごみに付着した
黴菌が増殖して悪臭を放つなど、不衛生になる問題があ
った。また、生ごみの体積も大きいままなので、ごみバ
ケツの中で生ごみがかさばり、特に大量の生ごみが発生
する家庭や設備などではその処理に難渋していた。
【0008】このような生ごみ処理の問題を解決すべ
く、特開2000−180059号公報、特開平10−
137614号公報、特開平08−291972号公報
に記載のような熱処理式や特開平08−89931号公
報に記載のような微生物式等の自動生ごみ処理機が提案
されている。
【0009】これらの生ごみ処理機では、生ごみに含ま
れる水分を除去することができ、悪臭の原因となる黴菌
の増殖を抑えることが可能であるとともに、生ごみの量
を減らすことが可能ではあるが、どうしても設備が大掛
かりになってしまうか、生ごみ処理機を導入・設置する
為のコストがかさんでしまうもので、日常的に流しに大
量の生ごみが流れてしまう食堂やレストランなどの供食
店では効果が見られるとしても、一般家庭のキッチンに
導入した場合には各家庭の金額面の負担が大きくなり、
また故障を防ぐ為のメンテナンスに関する手間やコスト
がかかることが予想されるものである。
【0010】本発明は、このような従来装置の有する問
題に鑑みてなされたものであって、低コストで大掛かり
にならず、主婦や子供であっでも容易に作業を行うこと
が可能であり、生ごみ受け籠に貯まった生ごみを簡易な
操作で絞って水分を除去し、同時に生ごみの体積も減ら
すことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願にかかる流し台の排水構造は、シンクの容器収
納室に生ごみ脱水容器(生ごみ受け籠)を配備するもの
において、脱水機構を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】この脱水機構は、機械的な圧縮機構や空気
の吸引や吹き込みなどの送風機構で達成可能であり、圧
縮機構は板状・棒状・網状の圧縮部材を生ごみ脱水容器
内で駆動する機構がある。また、送風機構の場合には、
生ごみ脱水容器の外側から空気を吹き付ける送風ファン
や、生ごみ脱水容器の外側から空気を吸引する吸引ファ
ンを用いる機構がある。当該脱水機構は、生ごみ脱水容
器を回転させて脱水する遠心分離装置により構成するこ
ともできる。更に、本発明にかかる生ごみ容器は、筒体
内部の蓋部に連結軸が上下動自在に貫通し、連結軸の下
部に生ごみを圧縮する圧縮板が取り付けられ、筒体の底
板部に排水穴があいているものであり、連結軸を筒体の
下部に押し下げれば、圧縮板で生ごみを圧縮して、容易
に脱水できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。 <第1の実施の形態>図1は、第1の実施の形態にかか
る流し台周りの縦断面図であって、流し台1は水栓1
a、カウンタ1b、シンク2、排水口3とから構成さ
れ、シンク2の底部に排水口3が配置され、排水口3の
下部には生ごみ受け籠4(生ごみ脱水容器)が着脱可能
に配置されている。
【0014】また、排水口3の下部の生ごみ受け籠4の
周囲は、排水受け5(容器収納室)で覆われ、外部への
水漏れを防いでいる。排水受け5の下部には排水パイプ
20が連設されている。
【0015】排水受け5には、圧縮機構が設けられてい
る。圧縮機構は、生ごみ受け籠4と、生ごみを圧縮する
ために生ごみ受け籠4内部に配置される圧縮板6(圧縮
部材)と、圧縮板6に対して押圧力を伝達する連結部材
である連結杵7と、操作部材であるレバー12とで構成
されている。圧縮板6には連結杵7が取り付けられてい
る。
【0016】前記連結杵7は排水受け5に設けられた孔
8および生ごみ受け籠4に設けられた孔21を貫通し、
孔8には外に水が漏れないように、樹脂やゴムなどを材
質とするリング状の防水片9が取り付けられている。
【0017】また孔21および防水片9には連結杵7が
円滑に摺動できるような加工が施されている。連結杵7
の圧縮板の反対側の他端側には水平方向にピン10が設
けられ、該ピン10を中心としてローラ11が回動自在
に取り付けられている。
【0018】前記ローラ11にはレバー12が回動自在
に取り付けられており、ローラ11がレバー12に開け
られた長孔13の中で円滑に転がることによって連結杵
7とレバー12が回動自在になり、またレバー12の先
端には握って倒す際に手で掴むためのグリップ14が設
けられ、かつレバー12の非グリップ側である他端の先
端にはピン15が水平方向に設けられており、該ピン1
5を中心としてベアリング16が回動白在に取り付けら
れている。
【0019】前記ベアリング16は、シンク2の下部も
しくは排水受け5のレバー寄り側の部位に固定された固
定部材17に固定されることにより、レバー12がピン
15を中心にして回動自在に動くことになる。また、通
常、レバー12は、ピン15に取り付けられた、ねじり
コイルばね、弾性体等の手段(図示せず)により図1に
おいて反時計回りに付勢されている。
【0020】上記機構からなる生ごみ圧縮処理装置23
においては、ピン15が支点、グリップ14が設けられ
た側のレバー12の先端が力点、ピン10が作用点とな
り、てこの原理が生じ、グリップ14を把持してピン1
5を中心に時計回りにレバー12を倒すと、連結杵7が
生ごみ受け籠4の左手方向に大きくスライドする。
【0021】図2は、上記生ごみ圧縮処理装置23にお
ける生ごみ受け籠4周りの上面図であり、図2のa)に
示したような生ごみ19が溜まった初期状態から、図2
のb)に示したような生ごみ19が圧縮された減容状態
に至る圧縮過程を説明する図である。
【0022】前記初期状態(図2のa)参照)にあって
は、可撓性材料(例えば、ステンレスや銅等の撓み易い
金属材料、樹脂や硬質ゴムなど比較的硬度があって、弾
性変形し易い非全属材料等)で形成された圧縮板6が生
ごみ受け籠4の内側面に沿って位置され、該圧縮板6の
裏面の中央部に突設した短管6aが生ごみ受け籠4の孔
21から突出した状態でジョイント22を介して連結杵
7に連結されている。
【0023】この初期状態下で、連結杵7が図2におい
て左方向に作動されると、生ごみ受け籠4の半周以上の
内面を覆う圧縮板6は、その先端が生ごみ受け籠4の内
側面に案内されて進行するとともに、左方向に移動さ
れ、圧縮板内部18にある生ごみ19を包囲しながら圧
縮するように変形される。該変形作用により、生ごみ1
9は水分を絞り出されて、減容される。
【0024】図2のb)の減容状態下では、ジョイント
22と連結杵7が生ごみ受け籠4の孔21から生ごみ受
け籠4内に相当な長さ突出され、しかも圧縮板6のほぼ
全面が圧縮板内部18にある生ごみ19を包囲してお
り、生ごみ19の減容が達成され、絞り出された水分は
排水パイプ(図1の符号20を参照)に流れ落ちて外部
に排出される。
【0025】この後、容易に着脱可能であるジョイント
22の連結を解除して圧縮板6からジョイント22と連
結杵7を切り離し、さらに短管6aを、押し込んで生ご
み受け籠4の孔21から開放してやり、圧縮板6を生ご
み受け籠4とともに容器収納室から取り出して生ごみ1
9を廃棄することとなる。この生ごみ19の廃棄時は、
圧縮された生ごみが生ごみ受け籠の側面で柱状の形体と
なっているため、生ごみ受け籠4からの取り出しが容易
で、ごみ袋への楽な挿入が図られる。
【0026】ここで、生ごみ受け籠4には、たとえば、
排水穴が多数開口されたプラスチック製のゴミ袋が配備
されていたり、ネット状のゴミ袋が装着されていると、
生ごみ受け籠4に押しつけられた生ごみの取り出しが一
層容易である。
【0027】図3は、圧縮板6と連結杵7の組立図であ
って、圧縮板6の裏面中央部には雌螺子6bを備えた短
管6aが固設してあり、また連結杵7の一端には雄螺子
22aを突設したジョイント22が回転自在に保持され
ており、圧縮板6と連結杵7は短管6aとジョイント2
2の螺合によって接続されるようになっている。
【0028】なお、図3では圧縮板6側の螺子6bを雌
型にし、他方のジョイント22側の螺子22aを雄型に
しているが、圧縮板6側の螺子6bを雄型にし、他方の
ジョイント22側の螺子22aを雌型にすることができ
る。また上記実施例では、短管6aを圧縮板6の裏面に
突設した構造としたのに対し、図示はしていないが、短
管6aを圧縮板6の内面に突設した構造となし、短管6
aを押し込むことなく、圧縮板6を生ごみ受け籠ととも
に容器収納室から取り出すようにしてもよく、さらに圧
縮板6に複数本の連結杵7を分散状態に併設した形態に
して、これらの連結杵7に均等な押圧力を伝達すること
により、生ごみ受け籠内での生ごみの堆積状態如何にか
かわらず、生ごみ全体を圧縮するようにしてもよい。 <第2の実施の形態>図4は、本発明の他の実施例に係
る圧縮装置の縦断面図であって、図4aに示したような
生ごみ119が溜まった初期状態から、図4bに示した
ような生ごみ119が圧縮された減容状態に至る圧縮過
程を説明する図である。図示の符号102はシンク、符
号103は排水口であり、水栓(図示せず)、カウンタ
(図示せず)とともに流し台を構成しており、シンク1
02の底部に排水口103が、さらにその下には排水受
け105(容器収納室)と排水パイプ120が配置され
る。そして、前記排水口103の下部には生ごみ受け籠
104(生ごみ脱水容器)が着脱可能に配置され、前記
排水口103の下部の生ごみ受け籠104の周囲は排水
受け105で覆われ、外部への水の漏れを防ぐ構造とな
っている。
【0029】この実施の形態において、脱水機構として
の圧縮機構は、生ごみ受け籠104と圧縮板107とレ
バー112、連結杵107で構成される。
【0030】前記排水口103に設置される生ごみ圧縮
処理装置151は、主に、レバーl12、連結杵10
7、これらの部材112、107を支持するための支持
部材である蓋部117、圧縮板106等から構成され、
蓋部117の底部外周部155に設けられた取付具15
2(固定手段)によっで排水口103に着脱可能になる
もので、生ごみの圧縮処理を必要とする場合は、前記蓋
部117を、排水口103上面の拡径段部103aにお
ける内側面103bに作用する取付具152によって固
定する。
【0031】前記蓋部117は、その中央に連結杵10
7が貫通して挿入される孔153が設けられており、該
孔153の中には、水の漏れを防ぐための樹脂やゴムな
どを材質としてなるリング状のシール材109が取り付
けられている。
【0032】また、連結杵の先端排水溝103寄りには
圧縮板106が固定されており、前記連結杵107の非
圧縮板側の先端には、水平方向にピン110が設けら
れ、ピン110を中心としてローラ111が回動自在に
取り付けられている。さらに前記ローラ111にはレバ
ー112が回動自在に取り付けられており、ローラ11
1がレバ一112に開けられた長孔113の中で円滑に
転がることによって連結杵107とレバー112が回動
自在になっている。
【0033】そして、前記レバー112の先端には握っ
て倒す際に手で掴むためのグリップ114が設けられて
おり、他方、レバー112の非グリップ側先端にはピン
115が水平方向に設けられており、該ピン115を中
心としてベアリング116が回動自在に取り付けられて
いる。該ベアリング116は蓋部117に設けられた軸
受け部154に固定されることにより、レバー112は
ピン115を中心にして自在に回動することとなる。ま
た、前記レバー112はピン115に取り付けられた、
ねじりコイルばね、弾性体等の手段(図示せず)により
反時計回りに付勢された状態になっている。
【0034】上記機構からなる生ごみ圧縮処理装置15
1においては、ピン115が支点、グリップ114が設
けられた側のレバー112先端が力点、ピン110が作
用点となり、てこの原理が生じ、グリップ114を把持
してピン115を中心に時計回りにレバー112を倒す
と、連結杵107が生ごみ受け籠104下方にスライド
する。
【0035】次いで、図4のa)に示したような生ごみ
119が溜まった初期状態から、図4のb)に示したよ
うな生ごみ119が圧縮された減容状態に至る圧縮過程
を説明する。
【0036】前記初期状態にあっては、例えば、全属製
や硬質樹脂製等の撓みにくい圧縮板106が生ごみ受け
籠104内の上方部に水平に位置され、該圧縮板106
の裏面の中心部に垂直に固設した連結杵107の上端に
は操作部材であるレバー112が枢着されている。
【0037】この初期状態下でグリップ114を押し下
げると、レバー112が回動して連結杵107を垂直方
向に移動させることとなり、生ごみ受け籠104の上面
を覆う圧縮板106を、圧縮板内部118に在る生ごみ
119に作用させて、生ごみ119から水分を絞り出し
て、生ごみ119を減容する。
【0038】図4のb)の減容状態下では、連結杵10
7が生ごみ受け籠104内に相当な長さ突出され、生ご
み119が圧縮されて減容が達成される。そして、絞り
出された水分は排水パイプ120に流れ落ちて外部に排
出される。この後、排水口l03上面の拡径段部l03
aにおける内側面103bに作用している取付具152
の係止を解除して、生ごみ圧縮処理装置151を生ごみ
受け籠104内から取り出し、さらに生ごみ受け籠l0
4を容器収納室l05から取り出して減容された生ごみ
ll9を廃棄する。
【0039】図5は、図4に示した取付具152と蓋部
ll7の組合せ構造を表す側面図であって、図5のa)
は蓋部ll7が排水口103に係止される以前の初期状
態図であり、図5のb)は蓋部ll7が排水口l03に
係止済の状態図である。
【0040】図5のa)に示した前記取付具152は、
一対の軸支用立上がり部片156a、156aを台座1
56bに固設した構造の受け金具156と、当たり面の
保護部片(軟質材から形成され、表面の摩擦係数が大き
いことが好ましい。)159をビスで一端面に固設した
ほぼL字形状の押え部材157と、クイックレバ一15
8などから構成され、蓋部ll7の外縁付近に配設され
る。
【0041】ここで、図5のa)に基づいて、前記蓋部
117の外縁付近と固定手段としての前記取付具152
の配設構成について述べる。
【0042】前記蓋部l17は、上蓋部材117aと下
蓋部材ll7bとを重ね合わせて一体にした構造であっ
て、上蓋部材117aは、一対の軸支用立上がり部片1
56a、156aが排水口103上面の拡径段部l03
aにおける内側面103bに対して直交する方向に移動
し得るようにした遊嵌開孔166aを備えており、ま
た、下蓋部材117bは、受け金具156を構成する台
座156bが前記内側面103bに対して直交する方向
に移動し得るようにした凹部166dと、この凹部16
6dに連通し、ネジ保持部材164を固定するための細
溝部166cと、前記凹部166dの底部に設けられ、
前記ほぼL字形状の押え部材157が前記内側面l03
bに対して直交する方向に移動し得るようにした遊嵌開
孔166b等を備えている。
【0043】このような構造からなる前記蓋部117の
凹部166dには台座156bが内蔵され、また細溝部
166cにはネジ保持部材164が固定されている。こ
れらの台座156bとネジ保持部材164は、ネジ16
5を、前記の台座156bとネジ保持部材164間に介
在させたコイルスプリング163およびネジ保持部材1
64の貫通孔(図示せず)を通して台座156bのネジ
孔(図示せず)に螺入させることにより連結される。
【0044】当該初期状態下での取付具152にあって
は、ほぼL字形状の押え部材157は、その上下部を前
記蓋部117の各遊嵌開孔166a、166bから突出
するように台座156bに枢支ピン161で枢支されて
あり、前記一対の軸支用立上がり部片156a、156
aに枢支ピン160によって枢支されたクイックレバー
158は、該クイックレバー158に固設された係合ピ
ン162がほぼL字形状の押え部材157における上方
部に形成された長孔157bに係合することにより、ほ
ぼL字形状の押え部材157に連係して起立している。
【0045】次に、蓋部117が排水口l03に係止し
た状態図である図5bについて述べる。
【0046】前記クイックレバー158が倒伏される
と、係合ピン162が弧を描くように移動しながらL字
形状の押え部材157の長孔157bに沿って下方に移
動して該L字形状の押え部材157が回動されるため、
排水口103上面の拡径段部103aにおける内側面1
03bに、L字形状の押え部材157に固設した保護部
片159が押し付けられる。
【0047】この保護部片159の押し付けによって生
ずるL字形状の押え部材157の反力は、長孔157b
の下部に位置する係合ピン162を枢支ピン160方向
に押す力だけであって、クイックレバー158を反時計
方向に回動して押上げる力が生じないことから、クイッ
クレバー158の倒伏状態が維持されて、排水口103
上面へのL字形状の押え部材157による蓋部ll7の
取り付けが持続される。
【0048】前記取り付け構造においては、ネジ165
とコイルスプリング163が採用されるため、ネジ16
5の螺入量を調整することにより、受け金具156の設
置位置の微調整ができ、L字形状の押え部材157の下
方の先端部に固設した保護部片159の押圧力の調整を
図ることができるものである。
【0049】以上のように上記の生ごみ圧縮処理装置で
は、操作部材であるレバーを倒すという簡単な動作のみ
により、生ごみ受け籠の中の生ごみを、流し台に設けた
シンクの排水口から取り外すことなく圧縮して脱水と減
容とを同時に行うことができ、しがも生ごみ圧縮処理装
置全体が簡易な構造であるため、放障が少なく安価であ
り、一般家庭への導入やメンテナンスの際のコストもか
からず、キッチン、厨房、キャンプ場水場等設置場所を
選ばない生ごみ圧縮処理装置を提供することができる。
また、操作部材に連なる連結部材と圧縮部材との単なる
接離作業によって、生ごみ圧縮および生ごみ排出の各体
制を容易に整え得る生ごみ圧縮処理装置であるため、主
婦や子供にも手軽に取り扱うことができ、しかも圧縮部
材を可撓性の板状体で構成することで生ごみ受け籠から
の取り出しが容易になる。さらに、形状や構造などの変
更を必要としない既存の流し台周りに適用できる生ごみ
圧縮処理装置であり、流し台周りの煩わしい工事の排除
とその工事責を削減することができる。 <第3の実施の形態>図6(a)(b)は、本発明の第
3の実施にかかる流し台の排水構造を模式的に示した図
である。この実施の形態では、台所のシンク200の底
部に形成された排水口201の奥部に容器収納室202
が形成されている。容器収納室202はほぼ円筒形状に
形成され、容器収納室202の底部は排水パイプ203
に接続されている。排水口201は蓋部211により閉
鎖可能になっている。容器収納室202には生ごみ脱水
容器204が着脱可能に格納されている。
【0050】生ごみ脱水容器204は例えばステンレス
鋼等の金属或いは耐熱性プラスチックで形成されてお
り、容器収納室202の形状に合わせて円筒形状に形成
されている。生ごみ脱水容器204は、図6(b)に示
すように、上部の縁部には取り付け軸216が一対設け
られ、取り付け軸216に半円形の取っ手215が回動
可能に取り付けられている。生ごみ脱水容器204の底
部及び周壁部には、複数の排水口212〜214が開口
されている。
【0051】また、容器収納室202の周壁の一部には
空気孔205が複数個開口されており、容器収納室20
2の空気孔205が形成された部位には送風筒部206
が取り付けられている。送風筒部206内部にはニクロ
ム線からなる熱線207が配置されており、熱線207
は生ごみ及び送風筒部206の水分を乾燥させるもので
ある。
【0052】送風筒部206には送風機208の送風口
が取り付けられている。送風機208のファン209は
モーター210のシャフトに取り付けられており、モー
ター210は、熱線207と同時に通電されて回転す
る。モーター210と熱線207は図示しない電源回路
により通電され、モーター210が所定時間回転すると
ともに熱線207が所定時間発熱し、熱線207若しく
はモーター207のいずれかが断線したときには通電が
遮断されるようになっている。
【0053】この電源回路の一例としては、家庭内のコ
ンセントに接続されるコンセントの交流電源に接続され
る開閉スイッチと、所定時間が経過する通電遮断するタ
イマー回路と、モーター210と、熱線207とが直列
接続された回路を挙げることができる。モーター210
及び熱線207の開閉スイッチは、例えば、シンク20
0が設けられたキッチンセットの壁面等に設けられる。
【0054】シンク200の上部の壁部等には、水道栓
の基部217が配置される。基部217には蛇口218
と蛇口218からの水量を調節するハンドル219が設
けられている。
【0055】図6の流し台の脱水構造では、脱水機構が
容器収納室202の空気孔205と、生ごみ脱水容器2
04と、送風筒部206と、ファン209と、モーター
210とで構成されており、生ごみ脱水容器204に生
ごみが捕獲された状態で、蓋部211により、容器収納
室204を閉鎖し、モーター210に通電する。この生
ごみ脱水用のスイッチをオンさせると、ファン209が
回転するとともに、熱線207が発熱して熱風が空気孔
205を通して生ごみ脱水容器204に送風される。容
器収納室204は蓋部211で閉鎖されているので、熱
風が生ごみに送風されて生ごみが脱水されると共に、乾
燥化して減容される。
【0056】図6の流し台の排水構造においては、脱水
機構は送風機構で構成されており、送風機構は、モータ
ー210と、送風ファン209と、空気孔205と、蓋
部11と、前記電源回路が主要構成とされ、送風筒部2
06や熱線207がこれらの主要構成に付加される。 <第4の実施の形態>図7は、本発明の第4の実施の形
態にかかる流し台の排水構造を示す。この流し台のシン
ク200及び容器収納室202と生ごみ脱水容器204
並びに容器収納室202の空気孔205の構成は、図6
のものと同様であるので、その説明を援用する。
【0057】図7の流し台の排水構造では、脱水機構が
送風機構で構成されているが、この送風機構は、容器収
納室204の空気孔205と、空気孔205が形成され
た部位に取り付けられた送風筒部220と、送風管22
2と、エアコンプレッサ223とで構成されている。
【0058】送風筒部220には接続筒部221が、例
えば、ねじ込み方式により着脱可能に取り付けられてい
る。接続筒部221は送風管222を介してコンプレッ
サ223と接続される。排水口201を蓋部211によ
り閉鎖して、コンプレッサ223は圧縮空気を容器収納
室202内部に送風することにより、生ごみ脱水容器2
04にたまった生ごみを脱水して乾燥させることができ
る。 <第5の実施の形態>図9は、本発明の第5の実施の形
態にかかる流し台の排水構造を示すものであり、この流
し台のシンク200及び容器収納室202と生ごみ脱水
容器204並びに容器収納室202の空気孔205の構
成は、図6のものと同様であるので、その説明を援用す
る。
【0059】図8の流し台の排水構造では、脱水機構が
送風機構で構成されているが、この送風機構は、容器収
納室204の空気孔205A、205Bと、空気孔20
5Aが形成された部位に取り付けられた送風筒部224
Aと、空気孔205Bが形成された部位に取り付けられ
た送風筒部224Bと、送風管225と、送風管228
Aと、エアコンの室内機227及び室外機226とで構
成されている。
【0060】送風筒部224Aには、送風管225が、
例えば、ねじ込み方式により着脱可能に取り付けられて
いる。送風管225は分岐管225Aを介して室外機2
26の排気口に接続され、分岐管225Aには送風管2
28Bが接続されており、室内機227から送られてく
る排気と送風管225から送られてくる排気とを集めて
室外機226から建物外に排気する。
【0061】容器収納室204にはエアコンの室内機2
27から延びる送風管228Aが接続されている。送風
管228Aは室内機227から容器収納室202に空気
を送ることにより、生ごみ脱水容器204の生ごみから
脱水することができる。
【0062】勿論、この生ごみ脱水の時には、排水口2
01を蓋部211により閉鎖して、室内機227の空気
を容器収納室202内部に送風し、生ごみ脱水容器20
4にたまった生ごみを脱水して乾燥させる。 <第6の実施の形態>図9は、本発明の第6の実施の形
態を示すものである。この流し台のシンク200及び容
器収納室202と生ごみ脱水容器204並びに容器収納
室202の空気孔205の構成は、図6のものと同様で
あるので、その説明を援用する。
【0063】図9の流し台の排水構造では、脱水機構が
送風機構で構成されているが、この送風機構は、容器収
納室202の排水パイプ203に設けた取付穴230A
と、この取付穴230Aの開口縁部に取り付けたL字管
230と、送風管232と、台所の天井235に設置し
た換気扇234とで構成されている。
【0064】送風管232の換気扇234側の端部は、
換気扇234に設けた接続筒部233に接続される。接
続筒部233は換気扇234の排気ファン236の排気
上流側の部位に接続されており、排気ファン236が台
所の排気を行っているときに、排気ファン236の空気
吸引力により、L字管230から空気を吸引する。
【0065】この実施の形態では、生ごみ脱水容器20
4に生ごみが溜まったときに、換気扇234を回転させ
て空気を吸引すると、排気管203から空気が吸引され
る。これによって、排水口201から空気が生ごみ脱水
容器204に吸引されるために、生ごみに含まれる水が
排水パイプ203に排水される。排水パイプ203に落
下する排水は、L字管230の内部に進入しようとする
が、L字管230の壁面231が傾斜しているので、空
気のみが吸引され、水は排水パイプ203から排水され
ることとなる。
【0066】237は換気扇234のモーター、238
は換気扇234から延びる排気管である。なお、排水パ
イプ230の長さを長くすると、送風管232内部に水
が入り込むことはより一層防止される。また、送風管2
32のL字管230近傍の端部に吸引ファンを設け、換
気扇234のオンスイッチと吸引ファンのモーターとを
直列に接続し、換気扇234のオンスイッチのオンによ
り吸引ファンを回転させてもよい。 <第7の実施の形態>図10は第7の実施の形態にかか
る流し台の排水構造を示したものである。
【0067】上記の実施の形態では、脱水機構を送風機
構で構成したが、図10の脱水機構は、遠心分離装置に
よる生ごみを脱水する機構とするものである。遠心分離
装置としては、生ごみ脱水容器204と、生ごみ脱水容
器204の底部に嵌合する保持板250と、保持板25
0に嵌合する回転軸252と、モーター253とで構成
される。すなわち、容器収納室202内部で生ごみ脱水
容器204を鉛直軸を中心に回転させるものである。勿
論、容器収納室202や排水パイプ203から空気を吸
引する構成を付加しても良い。
【0068】この場合、排水パイプ203は容器収納室
203の中央部から周縁部に片寄った位置に設けられ、
容器収納室203の底部中央部に鉛直方向に延びる回転
軸252を突出させ、この回転軸252の上端部に生ご
み脱水容器204を保持する保持板250を設けたもの
である。保持板250の代わりに保持枠等でも良い。
【0069】回転軸252は、モーター253の出力軸
の外側に回り止めを設けて挿入したものであり、保持板
250に回り止めを設けて挿入したものである。回転軸
252は、モーター253の出力軸から取り外し可能で
あり、保持板250も回転軸252から着脱可能とさ
れ、洗浄可能とされている。開口部201を蓋部255
で閉鎖しても良い。
【0070】モーター263はキッチンユニットの固定
壁254に取り付けられており、モーター253のスイ
ッチはシンク200が設けられたキッチンユニットの壁
面等に設ける。回転軸252と容器収納室202の底部
との間にはシールリング251によりシールされてい
る。
【0071】この遠心分離装置によれば、回転軸252
の保持板250に生ごみ脱水容器204を着脱可能に保
持させて、モーター253のスイッチをオンすれば、回
転軸252の回転により生ごみ脱水容器204が回転し
て生ごみの遠心脱水が行われることとなるが、更に、排
水パイプ203の下部に、図9の空気吸引機構を設け
て、換気扇234から排気する構成とするようにしても
良い。 <生ごみ容器>図11は、脱水装置付きの生ごみ脱水容
器240の構成を示している。
【0072】この生ごみ脱水容器240は、円筒状の筒
体形状を有するものであり、下部に排水トレイ248が
格納可能なトレイ室247を備え、トレイ室247の上
方に底板部241が設けられている。底板部241には
排水口241aが形成されている。生ごみ脱水容器24
0の内部には、生ごみを圧縮しても撓まない硬さを有す
る平板状の圧縮板242が配備されており、この圧縮板
242の上部に連結軸243が取り付けられている。連
結軸243は蓋部249をスライド自在に貫通してお
り、上部に一対のピン246が突出している。レバー2
44の中間部には上下方向に延びる矩形の開口部(図示
せず)が形成されており、この開口部に連結軸243が
通されている。前記一対のピン246は、レバー244
の中間部に設けられた長穴245に、スライド自在に保
持されている。レバー244の自由端部には握り247
が取り付けられている。レバー244の下端部は、蓋部
249と共に、生ごみ脱水容器240の開口縁部のピン
250に止められている。なお、蓋部249のピン25
0側の下端部には左右一対の軸受け部が設けられてお
り、この一対の軸受け部にピン250が通されている。
また、蓋部249の下端部の中央部には、レバー244
の下端部の動きを許容する溝が設けられ、この溝の内側
にレバー244の下端部が配置され、レバー244の下
端部にピン250が通されている。
【0073】この生ごみ脱水容器240によれば、容器
収納室202内の生ごみ脱水容器で生ごみを集めた後
に、生ごみ脱水容器240に生ごみを移し、レバー24
4で圧縮すれば、生ごみを脱水でき、排水トレイ248
で生ごみから脱水された水を集めることができる。
【0074】
【発明の効果】本発明にかかる流し台の排水構造によれ
ば、低コストで大掛かりにならず、主婦や子供であっで
も容易に作業を行うことが可能であり、生ごみ脱水容器
に貯まった生ごみを簡易な操作で絞って水分を除去し、
同時に生ごみの体積も減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる流し台の排
水構造の縦断面図。
【図2】生ごみ圧縮処理装置における生ごみ受け籠周り
の上面図。
【図3】図1に示す生ごみ圧縮処理装置の圧縮板と連結
杵の関連を示す概略図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の流し台の排水構造
の縦断面図。
【図5】図4に示した取付具と蓋部の組合せ構造を表す
側面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の流し台の排水構造
の縦断面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の流し台の排水構造
の縦断面図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の流し台の排水構造
の縦断面図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の流し台の排水構造
の縦断面図。
【図10】本発明の第7の実施の形態の流し台の排水構
造の縦断面図。
【図11】本発明の実施の形態にかかる生ごみ脱水容器
の模式図。
【符号の説明】
l 流し台 2 シンク 3 排水口 4、104 生ごみ受け籠(生ごみ脱水容器) 5、l05 排水受け (容器収納室) 6、l 06 圧縮板 7,107 連結杵 12,112 レバー 17 固定部材 117 支持部材 23、151 生ごみ圧縮処理装置 200 シンク 201 排水口 202 容器収納室 203 排水パイプ 204 生ごみ脱水容器 205 空気孔 206 送風筒部 209 ファン(送風機構) 210 モーター(送風機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 力 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マック ス株式会社内 (72)発明者 高山 崇 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マック ス株式会社内 (72)発明者 鈴木 健夫 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マック ス株式会社内 Fターム(参考) 2D061 BA04 BC16 DE21 DE22 4D004 AA03 AC02 CA42 CB36 CC02 DA02 DA20 4D057 AA13 AB01 AC02 AC05 AD01 AE02 AF01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンクの排水口に、排水パイプに連通接続
    される容器収納室を設け、この容器収納室内に生ごみを
    捕獲して排水する生ごみ脱水容器を配置し、この生ごみ
    脱水容器若しくは前記容器収納室または前記排水パイプ
    のいずれかに脱水機構を設けたことを特徴とする流し台
    の排水構造。
  2. 【請求項2】前記脱水機構は、前記生ごみ脱水容器内の
    生ごみを圧縮する圧縮部材と、この圧縮部材を駆動する
    操作部材とで構成されることを特徴とする請求項1の流
    し台の排水構造。
  3. 【請求項3】前記脱水機構は、前記生ごみ脱水容器に送
    風若しくは吸引の少なくともいずれかにより生ごみを脱
    水する送風機構により構成されていることを特徴とする
    請求項1の流し台の排水構造。
  4. 【請求項4】前記脱水機構は、前記生ごみ脱水容器を回
    転させて生ごみを脱水する遠心分離装置により構成され
    ていることを特徴とする請求項1の流し台の排水構造。
  5. 【請求項5】請求項2の流し台の排水構造に用いられる
    生ごみ脱水容器であって、該生ごみ脱水容器は、生ごみ
    を圧縮する圧縮機構を備えており、前記容器収納室内か
    ら分離可能とされていることを特徴とする生ごみ脱水容
    器。
  6. 【請求項6】排水口の奥部に排水パイプに連通して接続
    される容器収納室が形成されるシンクと、前記容器収納
    室内に配備されて生ごみを捕獲して排水可能な生ごみ受
    け籠とを備えた流し台の排水構造であって、 前記生ごみ受け籠の内部に、生ごみを圧縮する圧縮部材
    が移動可能に配備されていることを待徴とする流し台の
    排水構造。
  7. 【請求項7】請求項6の流し台の排水構造において、前
    記圧縮部材は、生ごみ受け籠の側面間で移動するよう
    に、連結部材を介して操作部材に連結され、該連結を解
    除して該連結部材を圧縮部材から切り離すことにより、
    生ごみ受け籠と圧縮部材を排水口から取り出し得るよう
    に構成したことを特徴とする流し台の排水構造。
  8. 【請求項8】請求項6,7のいずれかの流し台の排水構
    造において、前記圧縮部材は、生ごみを包囲しながら圧
    縮する可撓性のある板体により構成されていることを特
    徴とする流し台の排水構造。
  9. 【請求項9】生ごみを収納する筒体の下部に、生ごみの
    脱水により生じた水の排水穴を形成した底板部を設け、
    この底板部の下部に脱水した水を貯める排水トレイを配
    置し、前記筒体の上部開口部に蓋部を設けると共に、こ
    の蓋部に前記底板部に向かって延びる押圧用の連結軸を
    上下動自在に貫通させ、この連結軸の下端部に前記筒体
    内部の生ごみを圧縮する圧縮部材を設け、前記底板部の
    下側に排水トレイを着脱可能に保持させたことを特徴と
    する生ごみ脱水容器。
  10. 【請求項10】シンク底部に開口された排水口の下部
    に、排水受けが形成され、該排水受けの底部に排水パイ
    プが形成され、前記排水受けの内部に生ごみ受け籠が収
    納される流し台に用いられる生ごみ圧縮処理装置であっ
    て、 前記生ごみ受け籠の上方に配置される支持部材に、前記
    排水口に着脱可能に固定する固定手段を設けると共に、
    前記支持部材に、前記排水口から突出するように上下方
    向に延びる連結部材を支持させ、該連結部材の下部に、
    前記生ごみ受け籠の内部において上下方向に移動可能と
    されて生ごみを圧縮可能な圧縮部材を連結し、前記支持
    部材の固定手段の固定解除により前記生ごみ受け籠から
    前記圧縮部材を取り出し可能としたことを特徴とする生
    ごみ圧縮処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005161278A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Max Co Ltd シンク用生ごみ収集装置及びシンクユニット
JP2007301504A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 J Craft:Kk 揚げカス処理装置
KR100975603B1 (ko) * 2008-03-17 2010-08-17 조남우 싱크대용 음식물 찌꺼기 저감장치
CN104074243A (zh) * 2013-03-26 2014-10-01 舟山市宏基工业产品设计研究所 带有过滤装置的厨房水槽
CN105926731A (zh) * 2016-05-18 2016-09-07 仲炳华 半自动易排污水槽

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