JP2002307196A - プラスチック類の減容機 - Google Patents

プラスチック類の減容機

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JP2002307196A
JP2002307196A JP2001109414A JP2001109414A JP2002307196A JP 2002307196 A JP2002307196 A JP 2002307196A JP 2001109414 A JP2001109414 A JP 2001109414A JP 2001109414 A JP2001109414 A JP 2001109414A JP 2002307196 A JP2002307196 A JP 2002307196A
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JP
Japan
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plastics
matrix
compression cylinder
screw blade
crushing
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Withdrawn
Application number
JP2001109414A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Wakatsuki
仁志 若月
Yuichi Yaguchi
裕一 矢口
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック類を圧縮筒からマトリックスへ
円滑に押込めるようにしゲル化を防止する。 【解決手段】 ホッパー3から投入されるプラスチック
類を処理する処理室2に、プラスチック類を破砕する破
砕アーム6と前方に送るスクリュー羽根7とを有する回
転軸8と、回転軸8前部のスクリュー羽根7を囲む圧縮
筒10とを備え、圧縮筒10の前方にマトリックス12
を連設したプラスチック類の減容機において、スクリュ
ー羽根7を先端部7Tがマトリックス12内に延出する
よう設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡スチロール等
のプラスチック類を圧縮して容積を減少させるプラスチ
ック類の減容機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、商品の容器等に多用されている発
泡スチロール等のプラスチック類の廃棄物は、嵩張るた
めリサイクルを行う際の取り扱いが面倒である。そこ
で、回収したプラスチック類を圧縮して容積を減少させ
るプラスチック類の減容機が開発されている。
【0003】従来のプラスチック類の減容機には、ホッ
パーから投入されるプラスチック類を処理する処理室
に、プラスチック類を破砕する破砕アームとプラスチッ
ク類を前方に送るスクリュー羽根とを有する回転軸と、
回転軸の前端部のスクリュー羽根を囲む先細円錐台状の
圧縮筒とを備え、圧縮筒の前方にマトリックスを連設し
たものがある。
【0004】このプラスチック類の減容機では、ホッパ
ーに投入された発泡スチロール等のプラスチック類は、
下方の処理室に装入されて、処理室で破砕アームによっ
て破砕され、スクリュー羽根で前方へ送られ、圧縮筒内
で圧縮減容されてマトリックスに押込まれる。摩擦と圧
縮によって温度が上昇したプラスチック類は、マトリッ
クスで融着成形されて連続的に押出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の減容
機では、プラスチック類を前方に送るスクリュー羽根は
先端が圧縮筒内に位置しており、投入されるプラスチッ
ク類の量が多いと、押込み力が不足してプラスチック類
を圧縮筒からマトリックスへ円滑に押込むことができ
ず、最も抵抗の大きい圧縮筒とマトリックスの境界部付
近にプラスチック類が滞留してゲル化し固着することが
あった。
【0006】本発明は、プラスチック類の減容機におけ
る上記問題を解決するものであって、プラスチック類を
圧縮筒からマトリックスへ円滑に押込むことができ、ゲ
ル化を防止して確実に処理することが可能なプラスチッ
ク類の減容装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、ホッパーから投入されるプラスチック類
を処理する処理室に、プラスチック類を破砕する破砕ア
ームとプラスチック類を前方に送るスクリュー羽根とを
有する回転軸と、回転軸の前部のスクリュー羽根を囲む
先細円錐台状の圧縮筒とを備え、圧縮筒の前方にマトリ
ックスを連設したプラスチック類の減容機において、ス
クリュー羽根を先端部がマトリックス内に延出するよう
設けている。
【0008】このプラスチック類の減容機では、ホッパ
ーから投入された発泡スチロール等のプラスチック類
は、処理室で破砕アームによって破砕され、スクリュー
羽根で前方へ送られ、圧縮筒内で圧縮減容されてマトリ
ックスに押込まれる。摩擦と圧縮によって温度が上昇し
たプラスチック類は、マトリックスで融着成形されて連
続的に押出される。
【0009】一般に、プラスチック類の減容機では、投
入されるプラスチック類の量が多いと、押込み力が不足
してプラスチック類を圧縮筒からマトリックスへ円滑に
押込むことができず、最も抵抗の大きい圧縮筒とマトリ
ックスの境界部付近にプラスチック類が滞留してゲル化
し固着することがあるが、本発明のプラスチック類の減
容機では、スクリュー羽根を先端部がマトリックス内に
延出するよう設けているので、圧縮筒とマトリックスの
境界部付近でも十分な押込み力が得られ、プラスチック
類を圧縮筒からマトリックスへ円滑に押込むことができ
る。従って、プラスチック類のゲル化を防止して確実に
処理をすることが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
すプラスチック類の減容機の構成図、図2はスクリュー
羽根の先端部の構成の説明図である。このプラスチック
類の減容機は、架台1上に処理室2が設置され、この処
理室2の上に、ホッパー3が設けられている。処理室2
の後方(図1上右方)には減速機13付きのモータ1
4、ホッパー3の前面には操作盤15が配置されてい
る。架台1は移動用の車輪4を備えている。
【0011】処理室2は断面が略正方形で前後に長い直
方体状の函体であり、その断面中央に、プラスチック類
を破砕する破砕アーム6とプラスチック類を前方に送る
スクリュー羽根7とを設けた回転軸8が、軸芯が前後に
水平となるように設けられている。回転軸8は処理室2
の後方に延出し減速機13付きのモータ14によって回
転が与えられる。
【0012】処理室2の前部には、回転軸2の前部のス
クリュー羽根7を囲む先細円錐台状の圧縮筒10が前方
へ突出するよう設けられており、この圧縮筒10の前方
には、前端が開口したマトリックス12が連設されてい
る。スクリュー羽根7は、破砕アーム6の設けられた後
方の破砕域では小径となっており、圧縮筒10の入口付
近では大径となり、そこから前方へ圧縮筒10の断面の
減少に合わせて次第に径が小さくなっている。なお、こ
のスクリュー羽根7は、図2に示すように、先端部7T
が所定距離Lだけマトリックス12内に延出するよう設
けられている。
【0013】マトリックス12は管状で上下に二分割さ
れ、分割された上下のマトリックス部材12T、12B
が、前後方向に所定間隔で配設された複数のスプリング
l、S2 、S3 を介して開口断面積可変にボルトで連
結されている。プラスチック類がスクリュー羽根7で押
込まれて大きい圧力変化を受けるマトリックス12の基
端部がプラスチック類の圧力変化に応じて容易に開口断
面積を変化できるよう、基端側のスプリングSl のばね
定数が小さくなっている。従って、圧力が上昇すればス
プリングSl が容易に弾性変形し、分割された上下のマ
トリックス部材12T、12Bの間隔が広がるので、マ
トリックス12の基端部の開口断面積が拡大する。
【0014】このプラスチック類の減容機で減容処理を
行う場合には、蓋16を開け、発泡スチロール等のプラ
スチック類をホッパー3に投入し、操作盤15でモータ
14を起動させる。すると、回転軸8が回転を開始し、
投入されたプラスチック類は、下方の処理室2に入って
回転する破砕アーム6によって破砕され、スクリュー羽
根7で前方へ送られ、圧縮筒10内に押し込まれる。
【0015】圧縮筒10に押し込まれたプラスチック類
は圧縮減容され、このとき発生する摩擦熱がマトリック
ス12に伝導する。プラスチック類は、摩擦熱によって
温度が上昇し、マトリックス12内で加熱されながら融
着成形されて、減容成形物としてマトリックス12から
連続的に押出される。スクリュー羽根7は先端部7Tが
マトリックス12内に延出するよう設けられているの
で、圧縮筒10とマトリックス12の境界部付近でも十
分な押込み力が得られ、プラスチック類を圧縮筒10か
らマトリックス12へ円滑に押込むことができる。従っ
て、プラスチック類のゲル化を防止して確実に処理をす
ることが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ック類の減容機は、プラスチック類を圧縮筒からマトリ
ックスへ円滑に押込むことができ、ゲル化を防止して確
実に処理することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すプラスチック類の
減容機の構成図である。
【図2】スクリュー羽根の先端部の構成の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 架台 2 処理室 3 ホッパー 4 車輪 6 破砕アーム 7 スクリュー羽根 7T 先端部 8 回転軸 10 圧縮筒 12 マトリックス 12B、12T マトリックス部材 13 減速機 14 モータ 15 操作盤 16 蓋 Sl 、S2 、S3 スプリング
フロントページの続き Fターム(参考) 4D065 CA05 CC01 DD30 EB14 ED13 ED16 ED20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーから投入されるプラスチック類
    を処理する処理室に、プラスチック類を破砕する破砕ア
    ームとプラスチック類を前方に送るスクリュー羽根とを
    有する回転軸と、回転軸の前部のスクリュー羽根を囲む
    先細円錐台状の圧縮筒とを備え、圧縮筒の前方にマトリ
    ックスを連設したプラスチック類の減容機であって、 スクリュー羽根を先端部がマトリックス内に延出するよ
    う設けたことを特徴とするプラスチック類の減容機。
JP2001109414A 2001-04-09 2001-04-09 プラスチック類の減容機 Withdrawn JP2002307196A (ja)

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Effective date: 20080701