JP2002306866A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2002306866A JP2001120767A JP2001120767A JP2002306866A JP 2002306866 A JP2002306866 A JP 2002306866A JP 2001120767 A JP2001120767 A JP 2001120767A JP 2001120767 A JP2001120767 A JP 2001120767A JP 2002306866 A JP2002306866 A JP 2002306866A
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Nobuki Yahiro
伸紀 八尋
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Yasuo Yamashita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かみそりヘッドが浮動可能に支持してある電
気かみそりにおいて、かみそりヘッドの浮動動作を規制
して、深ぞり時のひげそり操作を簡便化する。 【解決手段】 本体ケース1とかみそりヘッド2の間
に、かみそりヘッド2の浮動ストロークを切り換える切
換機構Rを設ける。切換機構Rは、ケース外面の操作具
62と、ケース内に配置した枠体61と、操作具62の
左右動作を上下動作に変換するカム構造63とからな
る。枠体61は、かみそりヘッド2の下端両側に設けた
脚片80に連結する。操作具62を切り換えると枠体6
1が下降移動して、かみそりヘッド2の押し込み反力が
大きくなる。この状態で深ぞりを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かみそりヘッドが
本体ケースに対して浮動可能に支持してある電気かみそ
りに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気かみそりは、例えば特開2
000−14943公報に公知である。そこでは、モー
ターをかみそりヘッドと一体に設けて、かみそりヘッド
の全体をケース本体に対してばねで浮動可能に支持して
いる。ケース本体とモーターケースとの間は防水シール
でシールしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、かみそ
りヘッドを浮動支持した電気かみそりによれば、外刃の
肌に対する追随しやすさを高めて滑らかな肌触りが得ら
れるうえ、肌が傷付きにくい。しかし問題がない訳では
ない。この種の電気かみそりでは、かみそりヘッドが肌
に密着した状態のまま浮き沈みするため、比較的短いひ
げを深ぞりする場合に使いにくい。詳しくは、深ぞりす
る場合には、ばねの弾性に逆らってかみそりヘッドを肌
に強く押し付け続ける必要があるが、僅かとは言え、ば
ねの反発力の分だけ余分な押し付け力が必要で、使い勝
手に改善の余地がある。また、かみそりヘッドが肌に密
着した状態のまま浮き沈みするため、長いひげやくせ毛
をそる際等に、くせ毛や長いひげが肌にそって押し倒さ
れてしまい、ひげ切断を効果的に行えないことがある。
【0004】本発明では、かみそりヘッドを浮動支持し
た電気かみそりに特有の、上記のような問題点を解消す
るために、かみそりヘッドの浮動動作を抑止することを
検討している。この種の特性変更に関して、電気かみそ
りの基本構造は異なるが、ひげ切断用のユニットの突出
量を大小に変更可能とすることが特開昭62−1729
87号公報に公知である。そこでは、伏せ皿状の外刃
と、外刃の上壁内面で回転する内刃とでひげ切断用のユ
ニットを構成し、このユニットのケースに対する突出量
を複数段に変更して、ひげ切断ユニットの特性を個人の
好みに応じて変更している。
【0005】本発明の目的は、かみそりヘッドを浮動支
持した電気かみそりにおいて、かみそりヘッドの浮動状
態を切り換えて押し下げ反力を変更できるようにし、以
て使用者のひげや肌の状態などに対応して、常に軽快に
ひげそりを行える電気かみそりを提供することにある。
本発明の他の目的は、かみそりヘッドの浮動状態を円滑
に切り換え操作できる切換機構でありながら、その構造
の簡素化を実現し、切換機構を備えた電気かみそりをよ
り低コストで提供することにある。本発明の他の目的
は、切換機構をコンパクトに組むことができ、その分だ
け電気かみそりを小型化することにある。本発明の他の
目的は、切換機構の配置形態を最適化して、かみそりヘ
ッドの浮動状態の切り換えを軽快に行えるうえ、かみそ
りヘッドを前後、あるいは左右方向へも浮動支持できる
電気かみそりを提供することにある。本発明の他の目的
は、切換機構の構成部材のそれぞれを円滑に案内支持で
き、かみそりヘッドの浮動状態の切り換えを、常に安定
した状態の許に行える信頼性に優れた電気かみそりを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、本体ケース1の上部に設けたかみそりヘッド2が、
本体ケース1に対して弾性材31で上下浮動自在に支持
してある。本体ケース1とかみそりヘッド2との間に、
かみそりヘッド2の上下位置を切り換えて、前記弾性材
31によるかみそりヘッド2の押し下げ反力を複数段に
変更する切換機構Rを設ける。
【0007】上記の切換機構Rは、本体ケース1の外面
に設けた操作具62と、本体ケース1に配置されて上下
動できる枠体61とを含む。枠体61を操作具62で上
下に切り換え操作して、かみそりヘッド2を、通常の浮
動位置R1と、弾性材31によるかみそりヘッド2の押
し下げ反力が増強された少なくとも1個の規制位置R2
とに上下操作できるようにする。
【0008】上記の切換機構Rは、本体ケース1の外面
に設けた操作具62と、本体ケース1に配置されて上下
動できる枠体61とを含む。枠体61を操作具62で上
下に切り換え操作して、かみそりヘッド2を、全浮動を
許す浮動位置R1と、浮動動作を規制する少なくとも1
個の規制位置R2とに上下操作する。
【0009】かみそりヘッド2を構成するモーター台2
2の下部に、突起81を備えた一対の脚片80を突設す
る。枠体61は、突起81と係合する係合部67を備え
た一対の腕部64と、腕部64どうしを繋ぐ枠基部65
とを一体に備えている。枠体61と、本体ケース1で左
右スライド自在に案内支持した操作具62とは、操作具
62の左右スライド動作を上下動作に変換するカム構造
63を介して連結する。
【0010】弾性材は、かみそりヘッド2を浮動支持す
るばね31と、本体ケース1とかみそりヘッド2との間
を水密状に封止する成形パッキン15とからなる。
【0011】枠体61は本体ケース1の前面壁と左右側
壁との内面に沿って上下動自在に摺動案内する。モータ
ー台22の下部両側に設けた左右一対の脚片80と、枠
体61の左右一対の腕部64とは、かみそりヘッド2の
前後中心に位置する突起81と溝67を介して連結す
る。以て、かみそりヘッド2を前後、および左右方向方
向へも浮動できるようにする。
【0012】カム構造63は、操作具62の内面に回転
自在に軸支したローラー75と、枠基部66に設けられ
て、前記ローラー75で押し下げ操作されるカム部68
とからなる。
【0013】枠体61は金属板材を素材とするプレス成
形品からなり、その枠基部66に階段状のカム部68を
形成する。
【0014】本体ケース1の前面に設けた内外壁1a・
12aの間に枠体61を収容して、枠体61を上下スラ
イド自在に案内支持する。外壁12aの外面に配置した
操作具62を、外壁12aに設けたスライド溝74と、
内壁1aに設けたローラー75用のガイド凹部76とで
左右スライド自在に案内支持する。
【0015】本体ケース1の前面に設けた内外壁1a・
12aのいずれか一方に、他方の壁と接当して両壁1a
・12aの対向間隔を一定に維持するリブ72を設け
る。このリブ72で枠体61を左右遊動不能にスライド
案内する。
【0016】
【発明の作用効果】本発明では、浮動支持したかみそり
ヘッド2の浮動状態を切換機構Rで切り換えて、その上
下位置を複数段に変更することにより、ひげの長さや肌
の状態等に応じて、かみそりヘッド2の押し下げ反力を
複数段に変更できる。従って、本発明の電気かみそりに
よれば、かみそりヘッド2の押し下げ反力を小さくする
場合には、かみそりヘッド2を肌に押し付ける際に、肌
に対して外刃10をソフトに押圧し密着させることがで
き、肌のストレスを緩和できる。また、かみそりヘッド
2を切換装置Rで切り換えて、かみそりヘッド2の押し
下げ反力を大きく設定する場合には、かみそりヘッド2
の沈み込み動作を規制できるので、かみそりヘッド2を
肌に押し付ける際に、外刃10を肌により強く押し付け
て密着させることができ、従って深ぞりが可能となる。
なお、かみそりヘッド2の押し下げ反力を複数段に変更
することには、全浮動を許す状態と、かみそりヘッド2
を全浮動ストロークの全部あるいは中途部まで下降して
その状態を保持することと、かみそりヘッド2を任意の
位置で移動不能にロックした状態とのいずれをも含むこ
ととする。
【0017】かみそりヘッド2を切換機構Rで、通常の
浮動位置R1と、弾性材31によるかみそりヘッド2の
押し下げ反力が増強された少なくとも1個の規制位置R
2とに上下操作できる電気かみそりによれば、規制位置
R2において、かみそりヘッド2の押し下げ反力を大き
くして、外刃10を肌により強く押し付けて密着させ、
深ぞりすることができる。なお、かみそりヘッド2の押
し下げ反力を増強した状態には、かみそりヘッド2を全
浮動ストロークの全部あるいは中途部まで下降してその
状態を保持することと、かみそりヘッド2を任意の位置
で移動不能にロックした状態とのいずれもが含まれる。
【0018】本体ケース1に設けた枠体61と操作具6
2とで切換機構Rを構成し、枠体61を操作具62で上
下に切り換え操作して、かみそりヘッド2を、浮動位置
R1と、少なくとも1個の規制位置R2とに上下操作す
る電気かみそりによれば、切換機構Rの構造を簡素化し
て、その製作コストを減少できる。
【0019】本体ケース1で案内支持した操作具62の
左右スライド動作を、カム構造63を介して枠体61の
上下動作に変換し、枠体61でモーター台22の下部に
設けた一対の脚片80を突起81を介して下降操作する
切換機構Rによれば、かみそりヘッド2を下降操作する
とき、その周面の対向2箇所において枠体61の操作力
を伝えることができるので、安定した状態でかみそりヘ
ッド2の浮動状態を切り換え操作でき、例えば、切り換
え操作途中のかみそりヘッド2が傾動して、本体ケース
1に引っ掛かるなどの動作不良を一掃できるうえ、操作
具62を左右に切り換え操作するだけの簡単な動作で、
かみそりヘッド2を浮動位置R1と規制位置R2とに切
り換えることができる。
【0020】かみそりヘッド2を浮動支持するばね31
の弾性力に加えて、本体ケース1とかみそりヘッド2と
の間を水密状に封止する成形パッキン15の弾性を利用
してかみそりヘッド2を浮動支持すると、ばね31のみ
でかみそりヘッド2を支持する場合に比べて、かみそり
ヘッド2が沈み込むときの反力特性を好適化できる。ば
ね31の張力特性は直線的に変化するが、成形パッキン
15の場合には、その撓み量が増えるほど変形応力が急
増し、変形応力は2次曲線状に変化する。従って、かみ
そりヘッド2の沈み込みストロークが増えれば増えるほ
ど、押し下げ反力を大きくでき、かみそりヘッド2の肌
に対する追随性を高めて円滑なひげそりを行うことがで
きる。
【0021】枠体61を本体ケース1の前面壁と左右側
壁との内面に沿って配置し、その一対の腕部64に設け
た溝67を左右一対の脚片80に連結する切換機構Rに
よれば、上下浮動できるかみそりヘッド2を、突起81
を中心にして前後、および左右方向方向へも浮動可能に
支持できるので、かみそりヘッド2の肌に対する追随性
を高めて円滑なひげそりを行うことができる。多くの場
合、本体ケース1の左右幅が前後幅より大きく設定され
るので、かみそりヘッド2の前後を枠体61で下降操作
する場合に比べて、腕部64の長さを短くして枠基部6
6に作用するモーメントを最小限化できる、その分だけ
枠体61を薄く、小さく形成して、切換機構Rをコンパ
クト化できる。
【0022】操作具62の内面に軸支した回転自在なロ
ーラー75と、このローラー75で押し下げ操作される
カム部68とで構成したカム構造63によれば、操作具
62に同行して回転するローラー75でカム部68を介
して枠体61を押し下げ操作できるので、枠体61を確
実に、しかもより小さな操作力で軽快に切り換え操作で
きるうえ、ロック機構などの位置保持構造を設ける必要
もなく、かみそりヘッド2を規制位置R2に位置保持で
きるので、その分だけ切換機構Rの構造を簡素化でき
る。
【0023】プレス成形品からなる枠体61の枠基部6
6に、階段状のカム部68を形成した切換機構Rによれ
ば、浮動位置R1と規制位置R2との位置の切り換えを
明確化して、中途半端な位置にかみそりヘッド2が位置
保持されるのを防止できるうえ、かみそりヘッド2を一
瞥するだけで現在の切り換え状態を確認できる。
【0024】本体ケース1の前面に設けた内外壁1a・
12aで枠体61を上下スライド自在に案内支持し、操
作具62を外壁12aに設けたスライド溝74と、内壁
1aに設けたローラー75用のガイド凹部76とで左右
スライド自在に案内支持する切換装置Rによれば、切り
換え操作時における枠体61の前後振れを内外壁1a・
12aで規制し、さらに、操作具62をスライド溝74
とガイド凹部76とで支えて左右にスライド案内でき、
切換機構Rの切り換え動作を円滑化できる。
【0025】内外壁1a・12aのいずれか一方に設け
たリブ72で、他方の壁との対向間隔を一定に維持する
ケース構造によれば、外壁12aに外力が作用するよう
な場合にも、内外壁1a・12aの対向間隔を一定に維
持して、枠体61を安定した状態で上下スライド可能に
案内支持でき、従って切換機構Rの切り換え動作を円滑
化できる。
【0026】先のリブ72で枠体61を左右遊動のみ不
能に移動規制すると、枠体61が傾動しながら上下動す
るのを防いで、左右の腕部64を均等に下降移動でき、
従って、切換機構Rの切り換え動作を円滑化できる。
【0027】
【実施例】図1ないし図13は本発明に係る水洗い式の
電気かみそりの実施例を示す。図2ないし図5におい
て、電気かみそりは、本体ケース1とその上部に設けた
かみそりヘッド2とを有し、本体ケース1の前面に縦長
の表示パネル3を設け、その上下にモーター起動用のス
イッチボタン4や、運転モードを切り換えるモード切換
ボタン5、および両ボタン4・5の切り換え状態を表示
する表示灯6などを設けてなる。表示パネル3の上方に
は、操作具 が左右スライド自在に設けてある。本体ケ
ース1の後面には、きわぞり刃7と、きわぞり刃7を起
伏操作するスライドノブ8が設けてある。かみそりヘッ
ド2には前後一対の内刃9および外刃10と、センター
刃11とが設けてある。
【0028】かみそりヘッド2より下側の本体部は、上
下端が開口する異形筒形の本体ケース1と、その内部に
上面側から差し込み装填される電装品ユニット13と、
ケース下面側から組み付けられる底ケース14と、本体
ケース1の前面に係合固定される樋体状の前カバー12
とからなり、電装品ユニット13の上部にかみそりヘッ
ド2が成形パッキン15を介して固定される。
【0029】電装品ユニット13を本体ケース1内に装
填し、電装品ユニット13と本体ケース1に内嵌した底
ケース14とをビスで締結し、先の成形パッキン15を
本体ケース1の内面に密接させ、さらに底ケース14側
の締結部をOリングやパッキンでシールすることによ
り、本体ケース1内への水の浸入を阻止し、かみそりヘ
ッド2の水洗いを可能としている。電装品ユニット13
は、プラスチック成形された内フレーム16にモーター
17、二次電池18、スイッチやLED、および電子部
品等が実装された回路基板19などを組み付けてなる。
モーター17の出力軸17aの部分には水密用のパッキ
ン20が設けてある。図9に示すように、前カバー12
の前面には縦長の開口12bが開口してあり、先の表示
パネル3がこの開口12bからカバー外面に露出させて
ある。
【0030】図4においてかみそりヘッド2は、モータ
ー1が固定されるモーター台22と、それぞれ逆門形に
形成されるヘッドフレーム23と、内刃支持台24と、
内刃フレーム25と、外刃ホルダー26と、これらの外
殻体に組まれる多数の部品などで構成する。先の内刃9
は内刃フレーム25に、外刃10とセンター刃11とは
外刃ホルダー26にそれぞれ組み付けてある。かみそり
ヘッド2の下部には第1伝動室27が、さらにその一側
部には第2伝動室28がそれぞれ区画してある。両伝動
室27・28は、後述するように隔壁29で密閉状に区
画してある。
【0031】モーター台22は、前後壁と左右壁とで囲
まれた上面が開口する枠体からなり、その下面にモータ
ー17と、モーターホルダー30が固定してある。モー
ター台22の両側下部の前後中央には左右一対の脚片8
0が突設され、その突端外側面に突起81が形成してあ
る。後述するように、かみそりヘッド2の浮動状態は脚
片80を介して規制される。図5に示すように、モータ
ー17の下半分に外嵌固定されるモーターホルダー30
は、内フレーム16に対して上下動自在に支持され、さ
らに左右一対の圧縮コイルばねからなるばね31(弾性
材)で押し上げ付勢されている。つまり、かみそりヘッ
ド2の全体は、内フレーム16を介して本体ケース1に
対して前後、左右、および上下方向へ浮動可能に支持し
てあり、これらの動きを許すために、モーターホルダー
30と内フレーム16の間、および本体ケース1とかみ
そりヘッド2の間に、それぞれ浮動隙間を設けている。
モーター台22とモーターホルダー30との間は、先の
成形パッキン15で密閉されており、この成形パッキン
15も、かみそりヘッド2の重量の一部を浮動支持する
ための弾性材として機能している。
【0032】ヘッドフレーム23は、下向きに開口する
ケース部32と、ケース部32の左右両端に立設した側
壁33とを有し、ケース部32をモーター台22に蓋合
わせ状に接合固定することにより、両者22・32の接
合面間に第1伝動室27を区画している。この接合状態
において側壁33と隔壁29とは面一状になっており、
これら両者29・33と、これらに被せ付けられるカバ
ー34とで第2伝動室28を区画している。カバー34
は、側壁33に着脱可能に係合固定してある。右方のカ
バー35には、外刃ホルダー26をロック解除操作する
ための解除ボタン36が設けてある。
【0033】図4において内刃支持台24は、上向きに
開口する区画を備えた台基部24aと、その左右両端か
ら立設した左右一対の腕24bと、台基部24aの上面
開口を塞ぐ蓋体24cとからなる。左右の腕24bに設
けた軸をヘッドフレーム23の側壁33の上部で軸支す
ることにより、内刃支持台24は前後揺動自在に、つま
りヘッドフレーム23に対して首振可能に軸支される。
一対の腕24bの間に、後述する内刃フレーム25が着
脱自在に圧嵌係合される。台基部24aの内部には、内
刃支持台24に外嵌装着した外刃ホルダー26を、抜け
外れ不能にロック保持するためのロック機構と、センタ
ー刃用の振動子50とが設けられる。
【0034】内刃フレーム25は、基壁38と、基壁3
8の左右両端に立設した一対の側壁39とを有し、両側
壁39の上端間に前後一対の内刃9をそれぞれ回転自在
に軸支している。図4に向かって左方の内刃軸には小直
径の内刃歯車40が固定してあり、この歯車40が内刃
フレーム25に設けた受動歯車41と噛み合うことによ
り、モーター動力を前後の内刃9へ同時に伝えるように
なっている。内刃清掃のために、各内刃9の下方に回転
ブラシ42を配置し、その左右端を側壁39に組み付け
たスライドピースで回転自在に軸支している。内刃フレ
ーム25は、内刃支持台24に対してその上方から係合
装着される。
【0035】モーター17の動力は、第1の伝動室27
に収容したギヤ群Gを介して、最初は横向きに、次いで
第2の伝動室28に収容した巻掛伝動機構で上向きに伝
動され、受動歯車41と内刃歯車40を介して前後一対
の内刃9へと伝える。図6においてギヤ群Gは、モータ
ー動力を減速して伝動する4個の平歯車G1〜G4と、
隔壁29で水平に軸支された中間軸44とギヤ群Gの終
段ギヤG4との間に設けた一対の傘歯車45・46とで
構成する。中間軸44の両端は、第1・第2の各伝動室
27・28に突き出ており、その一端に受動側の傘歯車
46を固定し、他端に巻掛伝動機構の原動プーリー52
を固定する。ギヤ群Gから生じるギヤ騒音が、第1の伝
動室27から第2の伝動室28へ素通しで伝播するのを
防ぐために、両室27・28の間を隔壁29で密閉状に
区分している。モーター17の出力軸17aに固定され
る初段の平歯車G1の上部に2個の偏心カム(回転駆動
体)47・48を設け、これらの偏心カム47・48で
きわぞり刃用の振動子49と、センター刃用の振動子5
0とを同時に往復駆動できるようにしている。
【0036】図8に示すように、巻掛伝動機構は、中間
軸44に固定した原動プーリー52と、終段ギヤ軸53
に固定した従動プーリー54と、両プーリー52・54
に巻き掛けたタイミングベルト55と、タイミングベル
ト55の弛み側移行軌跡の外側に配置したテンション体
56とで構成する。テンション体56は軸57のまわり
に前後揺動でき、ばね58で反時計回転方向へ揺動付勢
されて、先端のローラ59がタイミングベルト55に外
接している。
【0037】先に説明したように、かみそりヘッド2は
本体ケース1に対して浮動自在に支持してあるが、この
浮動動作を規制するために、かみそりヘッド2と本体ケ
ース1との間に、かみそりヘッド2の浮動ストロークを
切り換える切換機構Rを設けている。図9において切換
機構Rは、本体ケース1と前カバー12との間に配置し
た枠体61と、前カバー12の前面上部に配置した操作
具62と、操作具62の左右スライド動作を上下動作に
変換するカム構造63と、枠体61の動作を受け継ぐ左
右一対の脚片80などで構成する。
【0038】図9において、枠体61は左右一対の腕部
64と、両腕部64どうしを傾斜壁65を介して繋ぐ枠
基部66とを一体に備えたステンレス製のプレス金具か
らなる。各腕部64には、先の脚片80の突起81と係
合する縦長の溝(係合部)67が通設してある。枠基部
66の中央上縁にはカム部68を形成し、その下縁に下
向きの切欠69を形成する。
【0039】図9および図10に示すように、枠体61
は、腕部64の溝67が脚片80の突起81と係合する
状態で、本体ケース1の前壁と左右側壁の外面開口縁に
沿って配置し、本体ケース1と前カバー12とで上下動
のみ自在に摺動案内する。詳しくは、本体ケース1の前
壁(内壁)1aと前カバー12の上側壁部(外壁)12
aの左右に設けたガイド部78とで枠基部66を前後に
挟んで、枠基部66が内壁1aに沿って上下摺動できる
ようにし、さらに、前記内壁1aに突設した左右一対の
リブ71(図9および図11参照)で、切欠69の垂直
の縦側縁72を案内して、枠体61が左右に傾動するの
を規制している。上下摺動時には、傾斜壁65が内壁1
aの両側に位置する部分円弧状のコーナー部79で受け
止められており、このことも枠体61が左右に傾動する
のを規制することに役立っている。先のリブ71は外壁
12aの内面に接当して、内壁1aと外壁12aとの間
隔を一定に保持している。
【0040】操作具62は、左右横長のスライドノブか
らなり、外壁12aに設けたスライド溝74に沿って左
右スライドできる。カム構造63は、操作具62の内面
に配置されて、回転自在に軸支した筒状のローラー75
と、先の枠基部66に設けたカム部68とからなる。図
7に示すようにローラー75は操作具62の内面に設け
た爪62aで回転自在に係合保持されており、その周面
の段部がスライド溝74の開口内縁と接当して、操作具
62を脱落不能に保持している。前カバー12に操作具
62を組み付けた状態において、ローラー75の周面は
カム部68と交差し、さらに内壁1aの上縁に設けたガ
イド凹部76で受け止められている。つまり、操作具6
2は、前カバー12の前面と、スライド溝74と、ガイ
ド凹部76の三者で直接、あるいはローラー75を介し
て間接的に案内支持されている。
【0041】カム部68は、階段状に形成してあり、図
11に示すように常態においては下側の段部68aにロ
ーラー75が嵌り込んでおり、このとき突起81は溝6
4の上端に位置している。この状態から操作具62を、
図12に示すように、図に向かって右側へスライド操作
すると、枠体61がばね31の付勢力に逆らって押し下
げ操作され、上側の段部68bがローラー75で受け止
められて、上昇不能に保持される。つまり、かみそりヘ
ッド2は、全浮動が可能な浮動位置R1(図11および
図5に示す状態)と、浮動動作が規制された規制位置R
2(図12および図13に示す状態)とに切り換えられ
る。因みに、この実施例におけるかみそりヘッド2は、
浮動位置R1において約4mm下降移動できるが、規制位
置R2においては、下降ストロークが1.5mmに規制され
る。かみそりヘッド2を全浮動ストローク分だけ押し込
んだ状態においてはばね31が全圧縮されるので、それ
以上かみそりヘッド2を下降操作できない。このとき、
突起81は溝67の下端と僅かな隙間を介して対向して
いる。
【0042】電気かみそりの使用時には、肌やひげの状
態に応じて操作具62をソフト位置とハード位置のいず
れかに切り換えて、かみそりヘッド2の押し下げ反力を
硬軟いずれかに設定する。例えば、普通にひげそりを行
う場合には、操作具62をソフト位置に位置させて、か
みそりヘッド2を全浮動できるようにし、かみそりヘッ
ド2の沈み込みを容易化して肌に密着しやすくする。ま
た、深ぞりを行う場合には、操作具62をハード位置へ
スライド操作してかみそりヘッド2の押し下げ反力を大
きくすることによって、深ぞりできるようにする。規制
位置R2においては、ばね31が圧縮された状態でかみ
そりヘッド2を位置保持するので、より小さな押し付け
力でかみそりヘッド2を肌に強く押し付けることがで
き、その結果、深ぞりできるのである。このとき、腕部
64の下端は本体ケースで下降不能に受け止められてい
る。
【0043】上記の実施例では、かみそりヘッド2を全
浮動ストローク分だけ押し込んだ状態においてばね31
が全圧縮されることとしたが、ばね31の全圧縮ストロ
ークは、かみそりヘッド2の全浮動ストロークより大き
く設定することができる。この場合には、図14に想像
線で示すように、浮動位置R1において、かみそりヘッ
ド2を溝67の上下長さ分だけ押し下げできるのはもち
ろん、規制位置R2においてもかみそりヘッド2を溝6
7の上下長さ分だけ押し下げできるように構成すること
ができる。このように切換機構Rは、浮動位置R1と規
制位置R2との浮動ストロークを一致させて、ばね31
の反力のみを大小に切り換える形態を取ることができ
る。
【0044】上記のように浮動位置R1と規制位置R2
との浮動ストロークを一致させる場合には、図15に示
すように、カム部68を溝状に形成して、操作具62を
規制位置側へ切り換えた状態において、ローラー75を
カム部68の上下の溝内縁で受け止めて、枠体61を上
下動不能にロック保持できるようにすることができる。
この場合には、先の実施例で説明したように、腕部64
の下端を本体ケース1で受け止め規制する必要はない。
【0045】上記の実施例では、操作具62を前カバー
12で左右スライド自在に支持したので、その左右動作
を上下動作に変換する必要上、操作具62と枠体61と
の間にカム構造63を設けたが、操作具62を上下方向
へ切り換え操作する場合には、カム構造を省略すること
ができる。ただし、この場合には、操作具62を規制位
置R2に位置保持するための構造を付加する必要があ
り、例えば操作具62と本体ケース1との間に節動機構
や位置ロック機構などを設けて、かみそりヘッド2がば
ね31で浮動位置R1に押し戻されるのを阻止できるよ
うにする。操作具62は左右または上下スライドする以
外に、押しボタン状にあるいは回転ダイヤル状等に構成
することができる。
【0046】上記の実施例では、突起81を脚片80に
設け、突起81と係合する溝(係合部)67を枠体61
の腕部64に設けたが、突起81を腕部64に設け、溝
67を脚片80に設けることができる。また、枠体61
の腕部64に設ける係合部67は、必ずしも溝である必
要はなく、切欠や凹部であってもよく、要はかみそりヘ
ッド2の下降移動を許す状態で、脚片80と枠体61と
が連結してあればよい。切換機構Rは、規制位置R2に
おいて、かみそりヘッド2を下降不能にロック保持でき
るように構成することができ、必要があれば浮動位置R
1において、かみそりヘッド2を下降不能にロック保持
する構造であってもよい。
【0047】枠体61に設けるカム部68は、2段以
上、3段でも4段でも必要な段数に形成することができ
る。枠体61はカム構造63以外に、揺動レバーで下降
操作できる。カム構造63は、溝カムや板カム等をカム
要素にして構成することができる。枠体61は本体ケー
ス1の内面に配置することができる。成形パッキン15
は膜状である必要はなく、ブロック状に形成してあって
もよい。本発明は内刃9が一個のみ設けてある電気かみ
そりや、内刃が縦軸まわりに回転する電気かみそりにも
適用できる。かみそりヘッド2の内刃支持台24および
内刃フレーム25は、ヘッドフレーム23で首振り不能
に支持してあってもよい。本発明は、レシプロ式の内刃
を備えた電気かみそりにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】かみそりヘッドと切換機構の関係構造を示す概
略正面図である。
【図2】電気かみそりの正面側の斜視図である。
【図3】本体ケースのみを断面した分解正面図である。
【図4】かみそりヘッドの分解正面図である。
【図5】かみそりヘッドの縦断正面図である。
【図6】ギヤ伝動機構を示す断面図である。
【図7】かみそりヘッドの縦断側面図である。
【図8】巻掛伝動機構の側面図である。
【図9】切換機構の分解斜視図である。
【図10】図5におけるA−A線断面図である。
【図11】かみそりヘッドを浮動位置に切り換えた状態
の概略正面図である。
【図12】かみそりヘッドを規制位置に切り換えた状態
の概略正面図である。
【図13】かみそりヘッドを規制位置に切り換えた状態
の縦断正面図である。
【図14】切り換え構造の別実施例を示す説明図であ
る。
【図15】切り換え構造の更に別実施例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 かみそりヘッド 15 成形パッキン 22 モーター台 31 ばね(弾性材) 61 枠体 62 操作具 63 カム構造 64 脚部 66 枠基部 67 溝(係合部) 68 カム部 R 切換機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 祐介 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 山下 康雄 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 Fターム(参考) 3C056 EE00 JC02 JC05 JE02 JE06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の上部に設けたかみそりヘ
    ッド2が、本体ケース1に対して弾性材31で上下浮動
    自在に支持してある電気かみそりであって、 本体ケース1とかみそりヘッド2との間に、かみそりヘ
    ッド2の上下位置を切り換えて、前記弾性材31による
    かみそりヘッド2の押し下げ反力を複数段に変更する切
    換機構Rが設けてあることを特徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】 切換機構Rが、本体ケース1の外面に設
    けた操作具62と、本体ケース1に配置されて上下動で
    きる枠体61とを含み、 枠体61を操作具62で上下に切り換え操作して、かみ
    そりヘッド2を、通常の浮動位置R1と、弾性材31に
    よるかみそりヘッド2の押し下げ反力が増強された少な
    くとも1個の規制位置R2とに上下操作できる請求項1
    に記載の電気かみそり。
  3. 【請求項3】 切換機構Rが、本体ケース1の外面に設
    けた操作具62と、本体ケース1に配置されて上下動で
    きる枠体61とを含み、 枠体61を操作具62で上下に切り換え操作して、かみ
    そりヘッド2を、全浮動を許す浮動位置R1と、浮動動
    作を規制する少なくとも1個の規制位置R2とに上下操
    作できる請求項1または2に記載の電気かみそり。
  4. 【請求項4】 かみそりヘッド2を構成するモーター台
    22の下部に、突起81を備えた一対の脚片80が突設
    されており、 枠体61は、突起81と係合する係合部67を備えた一
    対の腕部64と、腕部64どうしを繋ぐ枠基部66とを
    一体に備えており、 枠体61と、本体ケース1で左右スライド自在に案内支
    持した操作具62とが、操作具62の左右スライド動作
    を上下動作に変換するカム構造63を介して連結してあ
    る請求項2または3記載の電気かみそり。
  5. 【請求項5】 弾性材が、かみそりヘッド2を浮動支持
    するばね31と、本体ケース1とかみそりヘッド2との
    間を水密状に封止する成形パッキン15とからなる請求
    項2、3または4記載の電気かみそり。
  6. 【請求項6】 枠体61が本体ケース1の前面壁と左右
    側壁との内面に沿って上下動自在に摺動案内されてお
    り、 モーター台22の下部両側に設けた左右一対の脚片80
    と、枠体61の左右一対の腕部64とが、かみそりヘッ
    ド2の前後中心に位置する突起81と溝67を介して連
    結されて、かみそりヘッド2が前後、および左右方向へ
    も浮動できる請求項2、3、4または5記載の電気かみ
    そり。
  7. 【請求項7】 カム構造63が、操作具62の内面に回
    転自在に軸支したローラー75と、枠基部66に設けら
    れて、前記ローラー75で押し下げ操作されるカム部6
    8とからなる請求項3、4、5または6記載の電気かみ
    そり。
  8. 【請求項8】 枠体61が金属板材を素材とするプレス
    成形品からなり、枠基部66に階段状のカム部68が形
    成してある請求項3、4、5、6または7記載の電気か
    みそり。
  9. 【請求項9】 本体ケース1の前面に設けた内外壁1a
    ・12aの間に枠体61を収容して、枠体61が上下ス
    ライド自在に案内支持されており、 外壁12aの外面に配置した操作具62が、外壁12a
    に設けたスライド溝74と、内壁1aに設けたローラー
    75用のガイド凹部76とで左右スライド自在に案内支
    持されている請求項3から8のいずれかひとつに記載の
    電気かみそり。
  10. 【請求項10】 本体ケース1の前面に設けた内外壁1
    a・12aのいずれか一方に、他方の壁と接当して両壁
    1a・12aの対向間隔を一定に維持するリブ72が設
    けてある請求項3から9のいずれかひとつに記載の電気
    かみそり。
  11. 【請求項11】 リブ72で枠体61を左右遊動不能に
    スライド案内している請求項10記載の電気かみそり。
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