JP2002306482A - 超音波画像処理装置 - Google Patents

超音波画像処理装置

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JP2002306482A
JP2002306482A JP2001118201A JP2001118201A JP2002306482A JP 2002306482 A JP2002306482 A JP 2002306482A JP 2001118201 A JP2001118201 A JP 2001118201A JP 2001118201 A JP2001118201 A JP 2001118201A JP 2002306482 A JP2002306482 A JP 2002306482A
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JP2001118201A
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Junichi Ichikawa
純一 市川
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0609Display arrangements, e.g. colour displays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で立体画像の表示角度を変更でき
る超音波画像処理装置を提供する。 【解決手段】 モニタに立体画像を表示し、マウスにて
画像上の頂点位置のハンドルに重ねる操作をして、左ク
リックしてハンドルをドラッグして回転させるなどする
ことにより、ハンドルの回転と共に、CPUは立体画像
の表示角度を逐次変更して表示する処理を行い、このよ
うに簡単な操作で立体画像の表示角度を変更できるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検査対象物に超音波
を送受して超音波診断のための超音波画像を得る画像処
理を行う超音波画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用分野及び工業用分野におい
て、超音波を検査対象に送受信することにより、検査対
象内を非侵襲的に診断する超音波診断装置が広く用いら
れるようになった。
【0003】この場合、超音波の走査により得られる画
像は2次元画像となるため、2次元画像から3次元画像
を構築して、ユーザに対してより診断し易い画像を提供
するために、超音波画像処理装置と組み合わせて使用さ
れる場合がある。例えば特開2000−276550で
は、2次元画像と対応する3次元画像とを同時に表示で
きるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波画像処理
装置では、2次元画像とそれに対応する3次元画像(立
体画像)とを同時に表示でき、また、キーボードから表
示角度を変更する操作を行うことにより3次元画像の表
示角度を変更できるようにしたものがあるが、簡単に行
うことができなかった。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、簡単な操作で立体画像の表示角度
を変更できる超音波画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】検査対象物に対して3次
元領域を走査するように超音波を送受波し、得られた3
次元領域のエコーデータを用いて前記検査対象物の超音
波画像を表示する超音波画像装置において、前記3次元
領域のエコーデータを格納する3次元データ記憶手段
と、前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を
生成する断層像生成手段と、前記3次元領域のエコーデ
ータから3次元的な擬似立体像を生成する立体像生成手
段と、前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示
手段と、表示した立体像の視野角を変更するポインティ
ングデバイスによる視野角変更手段と、を有し、前記立
体像生成手段は、前記ポインティングデバイスによる視
野角変更手段からの入力を逐次処理し、視野角に対応し
た立体像を更新することにより、ポインティングデバイ
スによる簡単な操作により立体像を更新して表示するこ
とができるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図25は本発明の1実
施の形態に係り、図1は1実施の形態を備えた超音波診
断装置の全体構成を示し、図2は2次元画像と3次元画
像を得るための超音波走査の様子を示し、図3は図2の
動作からラジアル画像等が得られる様子を示し、図4は
4つの表示エリアに2次元画像と立体画像を同時に表示
した表示例を示し、図5はマウスの操作により表示角度
を変更して表示する処理を示し、図6は図5の動作説明
図を示し、図7は表示操作ボタン部分を示し、図8はス
テップボタンをマウスでクリックすることにより立体画
像を回転する処理を示し、図9は2次元画像と立体画像
とを連動して表示する処理を示し、図10は多重エコー
を除去する処理を示し、図11は多重エコーが除去され
る前後の画像例を示し、図12はオプションの描画設定
ダイアログにて立体画像の回転角度ステップ等を変更設
定できる様子の画像例を示し、図13はカットラインの
線の太さを変更して表示した画像例を示し、図14はラ
ジアル画像上のハンドルをドラッグして画像を回転させ
て表示した画像例を示し、図15はマルチ画像の表示例
を示し、図16は画像データ読み込み時の表示例を示
し、図17は立体画像を選択して、アクション選択ボタ
ンをプルダウン表示させた表示例を示し、図18は描画
設定ダイアログにて立体画像の表面を着色した表示例を
示し、図19はファイル読み込み時にプレビュー画像が
表示される様子の表示例を示し、図20プロパチィダイ
アログにて画像のヘッダ情報を表示した表示例を示し、
図21は半円表示するか否かを設定するファイル読み込
み時の表示例を示し、図22はヘッダ情報により記録メ
ディア内の画像検索する様子の表示例を示し、図23は
マウスによりメニューをプルダウン表示した表示例を示
し、図24はビットマップ形式の画像を表示する表示例
を示し、図25はマウスの右クリックによりポップアッ
プメニューが表示される表示例を示す。
【0008】図1に示す本発明の1実施の形態を備えた
超音波診断装置1は、超音波の送受波を行う超音波プロ
ーブ2と、この超音波プローブ2と接続され、超音波プ
ローブ2により得られるエコー信号に対して信号処理し
て超音波断層像の表示を行う超音波観測装置3と、この
超音波観測装置3で得られたエコーデータを基に各種画
像処理を行う超音波画像処理装置本体(以下、画像処理
装置本体と略記))4と、この画像処理装置本体4と接
続され、超音波断層像及び立体画像を表示するモニタ5
とを有している。
【0009】超音波プローブ2は、細長のプローブ挿入
部6を有し、このプローブ挿入部6の先端側には超音波
を送受波する超音波振動子7が内蔵され、超音波振動子
7はプローブ挿入部6内に挿通されたフレキシブルシャ
フト8の先端に取り付けられている。
【0010】また、プローブ挿入部6の後端の把持部内
には駆動部9が内蔵され、この駆動部9を構成する図示
しない第1モータを回転することにより、超音波振動子
7は回転駆動され、超音波を放射状に順次出射する。ま
た、駆動部9内の図示しない第2モータを回転すること
により、フレキシブルシャフト8はプローブ挿入部6の
軸方向(長手方向で例えばZ軸方向とする)に移動さ
れ、従って超音波振動子7により出射される超音波をZ
軸方向にリニア走査することができる。
【0011】また、超音波観測装置3とケーブル11に
より接続される画像処理装置本体4は、ケーブル11と
接続されるネットワークインタフェース(I/Fと略
記)12と、断層像(2次元画像)及び立体画像を生成
する画像処理や、画像を回転して表示する等の画像処理
を行うCPU13と、CPU13により画像処理のワー
クエリアとして使用されたり、画像処理に必要なデータ
の一時格納などに利用されるメモリ14と、CPU13
が行う画像処理のプログラムデータや画像データが記録
されるハードディスク装置(HDDと略記)15と、モ
ニタ5に表示される画像データが一時格納されるフレー
ムメモリ16と、画像データ等を記録する大容量の記録
手段としてのDVD−RAM)17及び光磁気ディスク
装置(MODと略記)18とのI/FとしてのスカジI
/S(SCSII/Fと略記)19と、モニタ5に表示
される立体画像の視野角を変えて表示させる指示入力を
行うポインティングデバイスとしてのマウス21及び患
者のデータの入力等を行うキーボード22とのI/Fと
しての入力デバイスI/F23とを内蔵し、ネットワー
クI/F12、CPU13、メモリ14、HDD15、
フレームメモリ16、SCSII/F18、入力デバイ
スI/F21はバス24により接続され、データを転送
可能になっている。
【0012】なお、DVD−RAM17及びMOD18
をUSBやイーサネッットを介して接続しても良い。な
お、画像処理装置本体4と、モニタ5と、DVD−RA
M17と、MOD18と、マウス21及びキーボード2
2とで画像処理装置が構成される。
【0013】なお、本実施の形態ではHDD15に格納
されるプログラムは、例えばMOD18に着脱される光
磁気ディスク(MOと略記)25に格納された状態で販
売され、このMO25をMOD18に挿入し、このプロ
グラムをインストールする作業により、HDD15にそ
のプログラムが実行形式で格納されるようになる。
【0014】MO25の代わりに、CD−ROM等の他
の記録媒体にプログラムを格納して販売しても良い。イ
ンストールした後は、CPU13はHDD15からプロ
グラムを読み出してそのプログラムに沿った処理を行う
ようになる。
【0015】上述のように駆動部9には、第1モータと
第2モータとを設けてあるので、第1モータと第2モー
タとを同期させて同時に回転駆動させることにより、超
音波をスパイラル状に出射して3次元領域を走査し、Z
軸方向の座標位置が少しづつ異なる断層像を多数得るこ
とができ、これらの断層像から立体画像を構築すること
ができる。
【0016】図2はその概略の動作を示す。プローブ挿
入部6内の(フレキシブルシャフト8の先端の)超音波
振動子7をZ方向に移動しながら回転駆動して超音波を
送受波する事により、プローブ挿入部6の軸方向(つま
りZ軸方向)にほぼ垂直な断面の2次元超音波画像(以
下、ラジアル画像と記す)Grを得る。
【0017】超音波振動子7は、Z方向にPaからPb
の位置まで、所定のピッチ単位でリニア状に移動され
る。その結果、超音波観測装置3を経て画像処理装置本
体4のHDD15には番号N1からNn番目までの、所
定のピッチ毎のラジアル画像Grが格納される。
【0018】得られたラジアル画像Grはメモリ14に
転送され、そのメモリ空間には図3の如く格納され、さ
らにメモリ空間からラジアル画像Gr及び横から見た
(垂直)リニア画像Gvlの形式でデータが読み出さ
れ、フレームメモリ16に転送され、モニタ5にラジア
ル画像Gr及びリニア画像Gvlを表示することができ
る。
【0019】また、図3に示すように所定ピッチで連続
して得た複数枚のラジアル画像Grから擬似的な立体画
像Gsを生成し、例えば図4に示すように、モニタ5の
表示部には4つの画像表示エリア(具体的には、ラジア
ル画像表示エリア、垂直リニア画像表示エリア、水平リ
ニア画像表示エリア、立体画像表示エリア)にそれぞれ
画像ラジアル画像Gr、垂直リニア画像Gvl、(右側
から見た)水平リニア画像Ghl、立体画像Gsとを表
示する。
【0020】この場合、ラジアル画像Gr上に設定した
カットラインY1、X1をマウスでドラッグして移動す
ると、それに対応して垂直リニア画像Gvlと、水平リ
ニア画像Ghlとが更新して表示される。つまり、ラジ
アル画像Grに表示されたカットラインY1の位置に対
応した垂直リニア画像Gvlが表示され、カットライン
X1の位置に対応した水平リニア画像Ghlが表示され
る。
【0021】また、立体画像表示エリアにはカットライ
ンY1、X1に対応した切断面M1,M2で立体画像G
sが表示される。また、垂直リニア画像Gvl上で、或
いは水平リニア画像Ghl上で、カットラインZ1をド
ラッグして、移動すると、ラジアル画像Gr及び立体画
像Gsの手前側のラジアル画像部分が更新される。ま
た、垂直リニア画像Gvl上で、或いは水平リニア画像
Ghl上で、カットラインZ2をドラッグして、移動す
ると、立体画像Gsの奥側のラジアル画像部分が更新さ
れる。
【0022】カットラインY1,X1や切断面M1、M
2はユーザの操作で位置を変更することが可能であり、
変更された位置に対応したラジアル画像Gr、リニア画
像Gvl、Ghl、立体画像Gsが表示される。なお、
選択されている画像、図4の場合にはラジアル画像の縮
小画像(サムネイル画像)が右上の操作ウィンドウに表
示されるようにしている。
【0023】本実施の形態では、立体の頂点を視野角変
更の指示手段としてのマウス21でドラッグすることに
より、画像表示の視野角を変更して表示できるようにし
ている。この場合の作用を図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0024】まず最初のステップS1で、図4等に示す
ように立体画像(図面では3D画像と略記)Gsを表示
する状態にする。次のステップS2で、この立体画像G
s上で、マウス21にてマウスカーソルをハンドルに重
ねる。すると、ステップS3に示すようにマウスカーソ
ルが重なったハンドルが|から●等に選択された選択状
態に変化する。
【0025】図6に示すように、立体画像Gsにおける
3つの頂点位置のいずれかにマウスカーソルを近づける
と、丸印で示すハンドルが選択されて自動的に表示され
る。また、図6に示すように立体画像Gsが選択された
場合、例えば左上には表示操作ボタンBが表示される。
【0026】そして、画像を回転させるためにマウス2
1を左クリックし、ドラッグして、ハンドルを回転する
(ステップS4)。すると、CPU13は対応するハン
ドルに合わせて、表示角度の逐次変更を行う(ステップ
S5)。
【0027】つまり、CPU13はマウス21によりハ
ンドルが回転される操作量を監視し、その操作量に応じ
て、立体画像Gsを逐次回転する。これにより、キーボ
ード22から回転角度などのパラメータの設定入力作業
を行って立体画像Gsを回転等、視野角を変更して表示
させるような場合に比較して簡単かつ容易に所望とする
角度回転、立体画像Gsを回転するなど、視野角を変更
して観察することができる。
【0028】また、図7に示すように表示操作ボタンB
におけるステップボタンB+或いはB−をマウス21に
よりクリックして回転させることもできる。この場合の
作用を図8に示す。
【0029】まず、ステップS11の立体画像Gsを表
示させる。次に、マウス21により、立体画像Gsを選
択して、図6或いは図7のように立体画像Gsの左上に
表示操作ボタンBが表示されるようにする。
【0030】アクション選択ボタンBaをクリックし
て、回転させようとする軸を選択設定する。図7の選択
状態では、X軸に沿って回転させる状態であり、他の軸
の周りで回転させようと望む場合には、その下側に他の
回転軸をプルダウン表示させて選択する。
【0031】そして、マウス21によりステップボタン
B+或いはB−をクリックすることにより(ステップS
14)、そのクリックに応じてCPU13は立体画像G
sを正方向或いは反対方向に回転させて表示する(ステ
ップS15)。このように本実施の形態によれば、マウ
ス21の操作で簡単に立体画像Gsを所望とする方向に
回転させることができる。
【0032】また、本実施の形態では、立体画像Gs
と、2次元画像、つまりラジアル画像Gr、リニア画像
Gvl、Ghlとを連動して表示できるようにしてい
る。図9はその場合の作用のフローチャートを示す。ま
ず、最初のステップS21で立体画像Gsと、2次元画
像(図面では2D画像と略記)、つまりラジアル画像G
r、リニア画像Gvl、Ghlを表示する状態に設定す
る。
【0033】次のステップS22で、立体画像Gs上で
断面を選択するか、2次元画像上でカットラインを選択
する。そして、マウス21でドラッグして、断面位置或
いはカットラインを移動する(ステップS23)。そし
て、ドラッグされている画像を更新する(ステップS2
4)。この更新と共に、対応する他の画像も更新される
(ステップS25)。この場合も、立体画像Gsと2次
元画像とを連動して表示し、その連動表示の断面位置の
変更等をマウス21の操作により簡単に変更でき、その
変更の操作により立体画像Gsと2次元画像とを連動し
て変更表示できる。
【0034】本実施の形態はさらに多くの機能を備えて
いる。以下にそれらの機能を説明する。図10は画像の
中心に表示されるセンタサークル、つまり多重エコー部
分をマウス21の操作で除去する作用のフローチャート
を示す。
【0035】まず、ステップS31でView切替ボタ
ン(図4の符号Bb)のDPR(Dual Plane
Reconstruction:2画面構築)ボタン
を操作して、ラジアル画像Grと、ラジアル画像を縦方
向に割った垂直リニア画像GvlとからなるDPR画像
を選択表示させる。
【0036】次のステップS32で、ラジアル画像Gr
の中心にマウスカーソルをセットする。そして、円の縁
をドラッグして、画像中心(の多重エコー)を囲むよう
に円を拡大する(ステップS33)。
【0037】多重エコー部分を囲むように設定したら、
ドラッグを終了し(ステップS34)、円の大きさが確
定する(ステップS35)。すると、CPU13は円内
部のデータを黒で塗りつぶす処理を行い(ステップS3
6)、さらにこのラジアル画像Gr及び垂直リニア画像
Gvlを含む一連の画像データセットの画像にこの処理
を適用する。
【0038】従って、一連の画像から多重エコーが除去
された画像が生成され、モニタに表示されている画像に
おいても多重エコーが除去されて表示される。図11
(A)は多重エコーが除去される前のDPR画像例を示
し、図11(B)は多重エコーが除去されたDPR画像
例を示す。
【0039】図12はオプションの描画設定ダイアログ
にて、立体画像Gsの回転角度ステップ、断面移動ステ
ップ等を変更設定できる様子を示す。また、オプション
の設定を出荷状態に戻すボタンも用意されたおり、この
ボタンを操作すると、出荷状態に戻すこともできる。
【0040】また、図7に示したステップボタンB+或
いはB−を2秒以上押し続けると、立体画像Gsを自動
的に回転する動作を行うようになる。その回転を止める
には、もう一度そのステップボタンB+或いはB−をク
リックする。
【0041】また、図12の描画設定ダイアログによ
り、カットラインの太さを変更することもできる。例え
ば図13は図11、図12等より太いカットラインに設
定した場合の画像を示す。
【0042】また、この図13で選択されているラジア
ル画像Grに対して、一連の画像データセットにおける
そのラジアル画像(スライス画像)Grの位置情報を右
上に表示するようにしている。また、図14は図11
(B)の画像に対してその画像上のハンドルをドラッグ
して、45°程度イメージローテイションした画像を示
す。
【0043】また、本実施の形態では、2×2、4×
4、5×5等のマルチ画像表示ができるようにしてい
る。図15は例えば4×4のマルチ画像表示例を示す。
この場合、マルチ表示における最初と最後の画像番号が
同時に表示されるようにしている(図15では最初の画
像番号が1で、最後の画像番号が120)。
【0044】また、本実施の形態では、反転表示(左右
反転して表示)するためには、画像データ読み込み時に
その反転表示を選択することにより行う。図16はその
場合の画像データ読み込み時の表示例を示し、Retr
ieve Dialogueで、Previeボタンを
クリックし、MirrorViewをチェックすると、
反転表示した画像に設定できる。
【0045】また、本実施の形態では回転軸をプルダウ
ン表示される切替ボタン、つまり上述したアクション選
択ボタンにより選択可能となっている。図17はプルダ
ウンしてアクション選択ボタンを表示して、回転軸を選
択可能とした表示例を示す。なお、この部分は図7で拡
大表示している。
【0046】また、図18は立体画像の表面の着色する
色を変更した設定例とその場合の画像を示す。図18の
場合には、描画設定ダイアログにおける着色の項目にお
いて、Extraを選択しているので、その場合の立体
画像Gsでは、抽出した表面が強い赤色で着色表示され
た画像となり、抽出した表面をより鮮明に観察すること
ができる。
【0047】また、本実施の形態ではファイル読み込み
ダイアログ内に、プレビュー画像を表示するようにして
いる。図19はこの場合の表示例を示す。このようにプ
レビュー画像を表示することにより、間違ったファイル
の読み込みを防止でき、ファイル読み込みをスムーズに
進めることができる。
【0048】また、本実施の形態ではプロパティダイア
ログにて画像のヘッダ情報を表示できるようにしてい
る。図20はこの場合のプロパティダイアログを示す。
また、図17に示すようにウィンドウのタイトルバー部
分に患者情報を表示できるようにしている。
【0049】また、画像をダブルクリックすることによ
り、表示モードを変更できるようにしている。例えば図
15のマルチ画像表示状態において、所望とするマルチ
画像を選択してダブルクリックすると、そのダブルクリ
ックにより選択された画像が1画面表示モードで拡大表
示される。
【0050】また、本実施の形態では半円表示するか否
かはファイル読み込み時で設定するようにしている。図
21はファイル読み込み時の表示例を示す。ここで、E
ntire viewチェックボックスにより半円表示
するか否かの設定を行う。
【0051】また、ヘッダ情報を元に、記録メディア内
の画像検索ができる。図22はこの場合の表示例を示
す。図22の画面に表示されているRetrieve
ダイアログをクリックし、さらにFind File
ボタンをクリックして検索ダイアログを表示させる。
【0052】この検索ダイアログの下側のプロパティを
選択し、検索する値を入力し、Add To Crit
eriaをクリックすると、条件リストに入力した検索
条件が表示され、検索が行われる。また、本実施の形態
では、マウス21の操作でメニュー表示ができるように
なっている。図23はマウス21によりFileのメニ
ュー項目をプルダウン表示させた状態を示す。
【0053】また、本実施の形態では、Bitmap
(BMP)或いはTIFF形式の画像ファイルを読み込
んで表示する機能を備えている。図24はBMP形式の
画像ファイルを開いて表示させた様子を示す。
【0054】図25はラジアル画像エリアをマウス21
の右クリックをすると、ポップアップメニューが表示さ
れる様子を示す。ここで、Show Scalebar
を選択すると、ラジアル画像上にスケールバーを表示
し、Propertiesを選択すると、プロパティダ
イアログが開き、現在読み込まれている画像の情報を表
示する。また、垂直リニア画像エリア及び水平リニア画
像エリアを右クリックした場合にも、ポップアップメニ
ューが表示される。
【0055】また、計測線に色を付けたり、不要な計測
線を削除したりすることができる。例えば計測線を右ク
リックで選択すると、メニューが表示されるので、その
メニューで色を付ける場合にはColorの項目を、削
除する場合はDeleteを選択する。このようにマウ
ス21の右クリック操作でメニューを表示することによ
り、計測線に色を付けたり、削除したりする作業を簡単
に行える。
【0056】このように本実施の形態によれば、ポイン
ティングデバイスとしてのマウス21による操作で立体
画像の視野角を変更して表示できるようにしているの
で、立体画像を回転させる等、視野角を変えて表示する
操作を簡単に行うことができ、操作性を向上できる。
【0057】[付記] 2.前記画像表示手段に表示される断層像と立体像は連
動して更新されることを特徴とする請求項1記載の超音
波画像処理装置。 3.前記画断層像と立体像上に表示されるプローブの多
重エコーを前記入力手段から入力により除去可能とした
ことを特徴とする請求項1記載の超音波画像処理装置。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
査対象物に対して3次元領域を走査するように超音波を
送受波し、得られた3次元領域のエコーデータを用いて
前記検査対象物の超音波画像を表示する超音波画像装置
において、前記3次元領域のエコーデータを格納する3
次元データ記憶手段と、前記3次元領域のエコーデータ
から複数の断層像を生成する断層像生成手段と、前記3
次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体像を生
成する立体像生成手段と、前記生成した断層像と立体像
を表示する画像表示手段と、表示した立体像の視野角を
変更するポインティングデバイスによる視野角変更手段
と、を有し、前記立体像生成手段は、前記ポインティン
グデバイスによる視野角変更手段からの入力を逐次処理
し、視野角に対応した立体像を更新する構成にしtげい
るので、ポインティングデバイスによる簡単な操作によ
り立体像を更新して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を備えた超音波診断装置
の全体構成を示すブロック図。
【図2】2次元画像と3次元画像を得るための超音波走
査の様子を示す説明図。
【図3】図2の動作からラジアル画像等が得られる様子
を示す図。
【図4】4つの表示エリアに2次元画像と立体画像を同
時に表示した表示例を示す図。
【図5】マウスの操作により表示角度を変更して表示す
る処理を示すフローチャート図。
【図6】図5の動作説明図。
【図7】表示操作ボタン部分を示す図。
【図8】ステップボタンをマウスでクリックすることに
より立体画像を回転する処理を示すフローチャート図。
【図9】2次元画像と立体画像とを連動して表示する処
理を示すフローチャート図。
【図10】多重エコーを除去する処理を示すフローチャ
ート図。
【図11】多重エコーが除去される前後の画像例を示す
図。
【図12】オプションの描画設定ダイアログにて立体画
像の回転角度ステップ等を変更設定できる様子の画像例
を示す図。
【図13】カットラインの線の太さを変更して表示した
画像例を示す図。
【図14】ラジアル画像上のハンドルをドラッグして画
像を回転させて表示した画像例を示す図。
【図15】マルチ画像の表示例を示す図。
【図16】画像データ読み込み時の表示例を示す図。
【図17】立体画像を選択して、アクション選択ボタン
をプルダウン表示させた表示例を示す図。
【図18】描画設定ダイアログにて立体画像の表面を着
色した表示例を示す図。
【図19】ファイル読み込み時にプレビュー画像が表示
される様子の表示例を示す図。
【図20】プロパティダイアログにて画像のヘッダ情報
を表示した表示例を示す図。
【図21】半円表示するか否かを設定するファイル読み
込み時の表示例を示す図。
【図22】ヘッダ情報により記録メディア内の画像検索
する様子の表示例を示す図。
【図23】マウスによりメニューをプルダウン表示した
表示例を示す図。
【図24】ビットマップ形式の画像を表示する表示例を
示す図。
【図25】マウスの右クリックによりポップアップメニ
ューが表示される表示例を示す図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2…超音波プローブ 3…超音波観測装置 4…画像処理装置本体 5…モニタ 6…プローブ挿入部 7…超音波振動子 8…フレキシブルシャフト 9…駆動部 13…CPU 14…メモリ 15…HDD 16…フレームメモリ 17…DVD−RAM 18…MOD 19…SCSII/F 21…マウス 22…キーボード 25…MO

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータを用いて前記検査対象物の超音波画像を表示す
    る超音波画像装置において、 前記3次元領域のエコーデータを格納する3次元データ
    記憶手段と、 前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を生成
    する断層像生成手段と、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成手段と、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示手段
    と、 表示した立体像の視野角を変更するポインティングデバ
    イスによる視野角変更手段と、 を有し、前記立体像生成手段は、前記視野角変更手段か
    らの入力を逐次処理し、視野角に対応した立体像を更新
    することを特徴とする超音波画像処理装置。
  2. 【請求項2】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータを格納する3次元データ記憶ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を生成
    する断層像生成ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成ステップと、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示ステッ
    プと、 表示した立体像の視野角を変更するポインティングデバ
    イスによる視野角変更ステップと、 を有し、前記立体像生成ステップは、前記視野角変更ス
    テップによる入力を逐次処理し、視野角に対応した立体
    像を更新することを特徴とする超音波画像処理装置の視
    野角変更表示方法。
  3. 【請求項3】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータを格納する3次元データ記憶ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を生成
    する断層像生成ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成ステップと、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示ステッ
    プと、 表示した立体像の視野角を変更するポインティングデバ
    イスによる視野角変更ステップと、 を有し、前記立体像生成ステップは、前記視野角変更ス
    テップによる入力を逐次処理し、視野角に対応した立体
    像を更新する超音波画像処理装置の視野角変更表示方法
    を記録した記録媒体。
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