JP2002306438A - 心電図情報処理装置及び心電図情報処理方法 - Google Patents

心電図情報処理装置及び心電図情報処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収集される心電図信号の状態がたとえ十分で
なかったとしても高精度で被検者のR−Rトレンドのば
らつきや、ばらついている時間、持続時間を算出する。 【解決手段】 被検者よりの収集心電図波形より確実に
QRS波であると認識できる波形部分を切り出して(S
2)比較標準波形とし(S3)、この標準波形と処理対
象波形とを比較(S4)して高精度でのQRS波形検出
を行い(S5,S6)、確実にQRS波であると判断さ
れた心拍の連続した連続心拍群をそれぞれグループ化
し、グループ化した連続心拍群毎にR波間隔を求めてR
−Rトレンドを計測する(S11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は確実なR−Rトレン
ド(R波間隔)が得られる心電図情報処理装置及び心電
図情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被検者を安静状態においてかつ生体電極
を被検者皮膚表面に装着して体表面生体電気信号(心電
図)を検出するような場合には、波形のきれいな、かつ
ノイズ成分の少ない生体電気信号が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、被
検者が動き回るような場合や、直接皮膚表面に接触可能
な衣服の心電図検出部位に配設された導電性繊維部分を
例えば皮膚表面に接触させて心電図を検出するような場
合には、心電図のレベル/波形ともにばらついたものと
なってしまい、得られる心電図振幅が1心拍毎に異なっ
たり、体動などにより基線が激しく変動して大変見難い
ものとなってしまっていた。
【0004】また、解析結果も信頼性の低いものとなっ
てしまっていた。このため、R−Rトレンドを計測しよ
うとしても信頼性の低い計測結果しか得られなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決することを目的として成されたもので、高信頼性の
R−Rトレンドを得ることができる心電図情報処理装置
及び心電図情報処理方法を提供することを目的とする。
そして係る目的を達成する一手段として例えば以下の構
成を備える。
【0006】即ち、処理すべき心電図のQRS波を認識
する認識手段と、前記認識手段がQRS波と認識したQ
RS波の連続心拍をグループ化し、前記グループ毎のR
−Rトレンドを計測する計測手段と、前記計測手段で計
測したR−Rトレンド情報を出力する出力手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】そして例えば、被検者より収集した心電図
から基準となるQRS波テンプレートを抽出する抽出手
段を備え、前記認識手段は、前記抽出手段で抽出したテ
ンプレートを用いてQRS波を認識することを特徴とす
る。
【0008】また例えば、前記処理すべき心電図は直接
皮膚表面に接触可能な衣服に配設された導電性繊維部分
から抽出されるものであることを特徴とする。
【0009】また、処理すべき心電図のQRS波を認識
する認識手段を備える心電図情報処理装置における心電
図情報処理方法であって、前記認識手段がQRS波と認
識したQRS波の連続心拍をグループ化し、前記グルー
プ毎のR−Rトレンドを計測し、計測したR−Rトレン
ド情報を出力することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施形態を詳細に説明する。まず、図1を参照して
本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置の構成を説
明する。図1は本発明の実施形態に係る心電図情報処理
装置の構成を説明するための図である。
【0011】なお、以下の説明は被検者より直接収集し
た心電図を処理する場合を例として説明するが、本発明
は以下の例に限定されるものではなく、すでに収集して
記憶手段に記憶されている心電図を読み出してきて処理
する場合であっても本発明に含まれることはもちろんで
あり、以下の実施の形態例と同様の処理によりR−Rト
レンドなどを計測しても良いことは言うまでもない。処
理対象の生体信号はいずれの生体信号であっても同様の
方法で処理できることはもちろんである。
【0012】また、以下の説明は直接皮膚表面に接触可
能な衣服の心電図検出部位に配設された導電性繊維部分
を生体電極として心電図を収集する場合を説明するが、
本発明は被験者が安静でない状態など、収集された心電
波形の変動やノイズ成分の大きな心電波形が収集される
他のいかなる状態にも適用可能である。
【0013】図1において、10は被験者が皮膚に直接
接触させて着用する衣服としての1例であるTシャツ8
0に、例えば部分的に導電性繊維を用いることによって
形成された複数の生体電極81〜8mよりの検出信号を
入力し、所定レベルに増幅して出力するインプットボッ
クスである。20は本実施の形態例の図1に示す心電図
情報処理装置の全体制御を司る制御部であり、例えばR
OM、RAM及びCPUを備え、ROMに格納されてい
るソフトウエアプログラムをCPUが実行することによ
って各部の制御を含む各種処理を実行する構成によって
実現することができる。もちろん、ソフトウェア処理の
一部又は全部をハードウェアで構成することももちろん
可能である。
【0014】30は心電図収集結果や解析結果など表示
する表示部、40は心電図収集結果や解析結果などを印
刷出力するプリンタである。50はQRSテンプレート
75に保持されているQRSテンプレート波形に基づい
てインプットボックス10より供給される被検者の心電
図波形中のQRS波を検出するQRS波検出部である。
【0015】60はQRS波検出部50で確実に(ある
いは所定の確率以上で)QRS波であると確認したQR
S波の連続心拍をグループ化し、グループ毎のR−Rト
レンドを計測するR−Rトレンド計測部である。
【0016】70は表示部30またはプリンタ40への
出力フォーマットに対応した出力情報を一時的に記憶す
る出力バッファであり、例えば、出力バッファ70に格
納されたイメージ通りに表示部30より表示出力され、
またプリンタ40より印刷出力される。なお、この出力
バッファ70はドットパターンイメージを記憶するもの
であっても、キャラクタコードとドットイメージパター
ンデータとの混合データを記憶するものであっても良
い。
【0017】75はQRS波テンプレートであり、あら
かじめ切り出した標準となるQRS波形を必要パターン
保持している。本実施の形態例では、例えば、被検者よ
りの収集心電図波形を表示部30の表示画面上に表示
し、波形のきれいな、確実にQRS波と認識できる波形
部分を目視確認し、正常波形であると判断した波形を操
作部90を用いて手動で指定して切り出し、テンプレー
ト波形とする。そしてこのテンプレート波形をQRS波
テンプレート75に記憶させる。なお、このQRS波に
記憶させるのは、一つの波形に限定されるものではな
く、複数の波形を記憶して良いことは勿論である。
【0018】また、テンプレートは測定毎に更新するこ
とも可能であるが、被験者毎にテンプレートを記憶して
おき、例えば操作部から被験者を特定するコードを入力
することによって予め記憶したテンプレート波形を呼び
出して用いる用に構成することも可能である。この場
合、テンプレート波形は後述する記憶装置100に被験
者コードにより読み出し可能な形式で記憶され、呼び出
されたテンプレート波形はQRS波テンプレート75に
設定される。
【0019】また、90は上記テンプレート波形の切り
出し指示や各種の装置動作指示などを入力する操作部で
あり、マウスやジョイスティックなどのポインティング
デバイスを備えることが好ましい。これらポインティン
グデバイスを用いることにより、表示部3に表示された
心電図波形からテンプレートとして用いるQRS波形を
GUIを用いて容易に指定することが可能になる。
【0020】100はインプットボックス10よりの収
集心電図情報を操作部70などを介して入力された被検
者情報や時刻情報と共に記憶する記憶装置であり、例え
ば、ICメモリカード、デジタルカセット装置、ハード
ディスク装置、光磁気ディスク装置、CD−ROM装
置、DVD記録装置など任意の記憶装置で構成できる。
【0021】以上の構成を備える本実施の形態例の心電
図処理制御を図2を参照して以下に説明する。図2は本
実施の形態例の心電図処理制御方法を説明するためのフ
ローチャートである。まず、ステップS1において、心
電図収集最適部位に導電性繊維を編み込んだ電極付きT
シャツ80を着付けして、該導電性繊維部分よりインプ
ットボックス10まで導電性繊維部分で検出した生体信
号を導出する状態とする。
【0022】そして、被験者から収集した心電図データ
に対し、ノイズなど信号の過大変動分を圧縮するために
フィルタリング処理を行う。このフィルタリング処理と
しては、例えば3ポイントのメディアンフィルタ処理を
用いることができる。すなわち、収集した心電図データ
のn番目のサンプルをXnとすると、Xnに(Xn,X
n−m、Xn+mの中央値)を代入する(mは所定の自
然数)。mの値は予め実験によって求めておけばよい。
メディアンフィルタ処理された心電図データは、QRS
波形を強調するためにさらに信号処理が施される。具体
的には、30HzIIRバタークース特性(−12dB
/oct)のハイカットフィルタ処理がなされる。
【0023】そして、この信号処理後の心電図データを
用いて心電図波形を表示部30より表示させ、波形のき
れいな、確実にQRS波と認識できる波形部分を目視確
認する。そして、正常波形であると判断した波形を操作
部90より手動で指定して切り出す(ステップS2)。
【0024】続いてステップS3において、切り出した
QRS波をテンプレート波形としてQRS波テンプレー
ト75に登録する。このテンプレート波形は必要な数だ
け(種々の異なるパターン波形を登録可能である)QR
S波テンプレート75に登録させることができる。
【0025】これで処理の準備が整ったため、操作部9
0よりの操作指示で心電図解析が指示されると続くステ
ップS4において、処理すべき心電図波形を順次QRS
波テンプレート75に登録されているテンプレート波形
と比較する。この際、まず処理すべき心電図波形データ
とテンプレート波形データとの差分を求め、差分が所定
の値よりも大きな心電図波形データについてはその値を
1/2にする。そして、このような処理がなされた心電
図波形データに対し、さらに10−30Hzを通過帯域
とするバンドパスフィルタ処理及び、Xn=2Xn−
(Xn−m)−(Xn+m)というフィルタ処理(n,
mは自然数。mは上述のメディアンフィルタ処理におけ
るmと等しくても別個の値でも良い)を行って、心電図
波形データにおけるQRS波を強調する。なお、上述し
たフィルタ処理等の信号処理は、制御部20に含まれる
CPUが波形整形ソフトウェアを実行することにより実
施することができる。
【0026】そして、QRS波検出部50はステップS
3で登録したテンプレート波形と、信号処理後の収集心
電図波形とを比較する。なお、ステップS4におて上述
のフィルタ処理を行った収集心電図波形データに基づい
て、再度QRS波のテンプレートを登録し直しても良
い。この場合、テンプレート波形を決定するまでに2回
手動での切り出しが必要になるが、テンプレート波形と
収集心電図波形との相関が高くなり、QRS波形の検出
精度が向上する。
【0027】続くステップS5において、ステップS4
での比較の結果、処理すべき心電図波形が登録されてい
るテンプレート波形と高精度で一致したか否かを判断す
る。具体的には、波形とテンプレートとの相関が所定値
よりも大きい(例えば75%以上、80%以上、85%
以上等)場合、高精度で一致したものと見なして処理す
ることが可能である。一方、処理すべき心電図波形が登
録されているテンプレート波形と高精度で一致していな
い場合にはステップS7に進む。
【0028】ステップS5において、処理すべき心電図
波形が登録されているテンプレート波形と高精度で一致
した場合には、高確率でQRS波であると判断でき(確
実にQRS波であると判断でき)、後で対応波形位置が
判別できるようにQRS波検出マークを付与してステッ
プS7に進む。
【0029】ステップS7では、例えば記憶装置100
に収集心電図に関する情報を記憶する。その際、ステッ
プS6においてQRS波検出マークが付与されている場
合には当該付与マークも併せて記憶する。次にステップ
S8において生体信号の収集を終了するか否かを判断す
る。生体信号の収集を続ける場合にはステップS4に戻
り処理すべき心電図波形を順次QRS波テンプレート7
5に登録されているテンプレート波形と比較する処理を
続行する。
【0030】一方、ステップS8で生体信号の収集を終
了して収集した生体信号の解析処理を行う場合にはステ
ップS9以下の生体信号の解析処理に進む。なお、この
ステップS9以下の処理は、生体情報の収集が終了した
場合に行うのではなく、一定時間毎に行う様にしても良
い。
【0031】まずステップS9において、ステップS5
の判断で確実にQRS波であると判断された心拍を抽出
する。これは、例えばステップS6でマークを付与した
心拍(例えばマークを中心にした所定波形範囲)を抽出
することにより行える。
【0032】そして続くステップS10において、確実
にQRS波であると判断された心拍の連続した連続心拍
群をそれぞれグループ化する。そして、グループ化した
連続心拍群毎にR波間隔を求めてR−Rトレンドを計測
する。
【0033】次にステップS11において。計測したR
−Rトレンドに基づいて、このR−Rトレンドのばらつ
きや、ばらついている時間、持続時間を算出し、例えば
心房細動(AF)の重傷度や予知に役立てるための見や
すい出力フォーマットを作成して例えばプリンタ40よ
り印刷出力する。
【0034】本実施の形態例の上記したQRS波検出処
理、R−Rトレンド計測の処理結果例を図3及び図4に
示す。図3は本実施の形態例の収集信号(入力信号)に
ノイズ成分が含まれている場合のR−Rトレンド計測結
果を模式的に示す図、図4は被検者の体動があり基線が
大きく変動した場合のR−Rトレンド計測結果を模式的
に示す図である。実際の収集波形はレベル変動が非常に
激しいので、そのまま例示しても処理内容が認識しづら
いため、図3、図4では収集波形を模式的に表してい
る。
【0035】図3、図4に示すように、収集波形にノイ
ズ成分が含まれていても、実施の被検者よりの収集波形
を元にテンプレート波形を登録し、このテンプレート波
形と処理波形とを比較するため、たとえノイズ成分が多
くとも、信頼性高くQRS波が検出できる。
【0036】図3、図4の例では、入力波形が標準では
数100マイクロボルト程度の波高であるものを、処理
の容易化のために約4倍程度レベル増幅している。そし
て、高精度でQRS波であると判断した波形に検出マー
ク(「R」)を付与している。これにより、容易にR−
R間隔などを認識できる。また、図5〜図8は、所定時
間連続して収集した心電波形から本発明の方法によって
R−R間隔を検出し、その分散に基づく周知の方法によ
って検出した心房細動(AF)の発症前、発症直前、発
症中及び発症後の各状態における心電波形を出力した例
を示す。図5〜図8においても、図3、図4と同様、上
段に収集波形を、下段に信号処理後の収集波形を示して
いる。
【0037】以上明したように本実施形態によれば、確
実にQRS波であると判断された心拍の連続した連続心
拍群をそれぞれグループ化し、グループ化した連続心拍
群毎にR波間隔を求めてR−Rトレンドを計測するた
め、収集される心電図信号の状態がたとえ十分でなかっ
たとしても高精度で被検者のR−Rトレンドのばらつき
や、ばらついている時間、持続時間を算出する事ができ
る。この結果、収集される心電図信号の状態がたとえ十
分でなかったとしても信頼性の高い、高精度での心房細
動の重傷度や予知に役立てることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、収集
される心電図信号の状態がたとえ十分でなかったとして
も高精度で被検者のR−Rトレンドのばらつきや、ばら
ついている時間、持続時間を算出する事ができる。この
結果、収集される心電図信号の状態が十分でなくても信
頼性の高い、高精度での心房細動の重傷度や予知を行う
ことができる。
【0039】また、被検者よりの収集心電図波形より確
実にQRS波であると認識できる波形部分を切り出して
比較標準波形とし、この標準波形と処理対象波形とを比
較して処理対象のQRS波形を検出するので、高精度で
のQRS波形検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置の
構成例を示すブロツク図である。
【図2】本発明の実施形態に係る心電図情報処理方法を
説明するためのフローチャートである。
【図3】収集心電波形データ(入力信号)にノイズ成分
が含まれている場合のR−Rトレンド計測結果を模式的
に示す図である。
【図4】被検者の体動があり基線が大きく変動した場合
のR−Rトレンド計測結果を模式的に示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置に
おいて、心電図情報の解析結果として出力されるレポー
トの例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置に
おいて、心電図情報の解析結果として出力されるレポー
トの例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置に
おいて、心電図情報の解析結果として出力されるレポー
トの例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る心電図情報処理装置に
おいて、心電図情報の解析結果として出力されるレポー
トの例を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき心電図のQRS波を認識する
    認識手段と、 前記認識手段がQRS波と認識したQRS波の連続心拍
    をグループ化し、前記グループ毎のR−Rトレンドを計
    測する計測手段と、 前記計測手段で計測したR−Rトレンド情報を出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする心電図情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 被検者より収集した心電図から基準とな
    るQRS波テンプレートを抽出する抽出手段を備え、 前記認識手段は、前記抽出手段で抽出したテンプレート
    を用いてQRS波を認識することを特徴とする請求項1
    記載の心電図情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理すべき心電図は直接皮膚表面に
    接触可能な衣服に配設された導電性繊維部分から抽出さ
    れるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の心電図情報処理装置。
  4. 【請求項4】 処理すべき心電図のQRS波を認識する
    認識手段を備える心電図情報処理装置における心電図情
    報処理方法であって、 前記認識手段がQRS波と認識したQRS波の連続心拍
    をグループ化し、前記グループ毎のR−Rトレンドを計
    測し、計測したR−Rトレンド情報を出力することを特
    徴とする心電図情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記認識手段によるQRS波の認識は、
    被検者より収集した心電図から基準となるQRS波テン
    プレートを抽出し、抽出したテンプレートを用いてQR
    S波を認識することを特徴とする請求項4記載の心電図
    情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記処理すべき心電図は直接皮膚表面に
    接触可能な衣服に配設された導電性繊維部分から抽出さ
    れるものであることを特徴とする請求項4又は請求項5
    記載の心電図情報処理方法。
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