JP2002304195A - データ処理装置 - Google Patents
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- JP2002304195A JP2002304195A JP2001104353A JP2001104353A JP2002304195A JP 2002304195 A JP2002304195 A JP 2002304195A JP 2001104353 A JP2001104353 A JP 2001104353A JP 2001104353 A JP2001104353 A JP 2001104353A JP 2002304195 A JP2002304195 A JP 2002304195A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データストリームの切替を行う際に、受信側
において急激な再生音の不連続や異音の発生がないデー
タ処理装置を得る。 【解決手段】 受信データからデータの符号化単位を検
出するデータ単位検出器1A,1Bと、受信データを蓄
積し、データ単位検出器から指定されたポイントより受
信データを任意の時刻に送信するバッファ2A,2B
と、バッファからそれぞれ送出されるデータストリーム
を入力とし任意の時刻にデータストリーム中の振幅情報
を書き換えて出力するデータ加工部4A,4Bと、デー
タ加工部からそれぞれ送出される複数のデータストリー
ムから1つのデータストリームのみを選択して送信する
セレクタ3とを備える。
において急激な再生音の不連続や異音の発生がないデー
タ処理装置を得る。 【解決手段】 受信データからデータの符号化単位を検
出するデータ単位検出器1A,1Bと、受信データを蓄
積し、データ単位検出器から指定されたポイントより受
信データを任意の時刻に送信するバッファ2A,2B
と、バッファからそれぞれ送出されるデータストリーム
を入力とし任意の時刻にデータストリーム中の振幅情報
を書き換えて出力するデータ加工部4A,4Bと、デー
タ加工部からそれぞれ送出される複数のデータストリー
ムから1つのデータストリームのみを選択して送信する
セレクタ3とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPEGオーデ
ィオ方式等により高能率符号化されたディジタル音声信
号(以下、単に音声信号と称する)を扱うデータ処理装
置に関するものであり、特に、複数の音声信号から1つ
を選択して出力するための切り替え処理に関するもので
ある。
ィオ方式等により高能率符号化されたディジタル音声信
号(以下、単に音声信号と称する)を扱うデータ処理装
置に関するものであり、特に、複数の音声信号から1つ
を選択して出力するための切り替え処理に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今後普及が予想されるBSや地上波など
のデジタル放送やDVDなどの蓄積メディア等におい
て、コンテンツ(プログラム・番組)を作成/送信する
ときなどに、MPEGオーディオ方式等で高能率符号化
された音声信号(符号化ストリーム)を切り替え(差し
替え)る処理が必要とされる。
のデジタル放送やDVDなどの蓄積メディア等におい
て、コンテンツ(プログラム・番組)を作成/送信する
ときなどに、MPEGオーディオ方式等で高能率符号化
された音声信号(符号化ストリーム)を切り替え(差し
替え)る処理が必要とされる。
【0003】図6は、例えば特開平11−220446
号公報に示された従来のデータ切替装置を示す構成図で
ある。図において、10A、10Bは符号化されたデー
タストリームであり、同装置に入力される受信データで
ある。1A、1Bは受信データの符号化単位を検出する
データ単位検出器、2A、2Bは、受信データを蓄積
し、任意の時刻にデータ単位検出器1A、1Bから指定
されたポイントから受信した受信データ10A、10B
をそれぞれ送出するデータ蓄積手段としてのバッファで
ある。3は、複数のバッファ2A、2Bから送出される
データの中から、1つのデータストリームを選択し送信
するデータ選択手段としてのセレクタであり、バッファ
2A、2Bに対して送信開始/終了の制御を行う。11
は、セレクタ3から出力される送信データである。
号公報に示された従来のデータ切替装置を示す構成図で
ある。図において、10A、10Bは符号化されたデー
タストリームであり、同装置に入力される受信データで
ある。1A、1Bは受信データの符号化単位を検出する
データ単位検出器、2A、2Bは、受信データを蓄積
し、任意の時刻にデータ単位検出器1A、1Bから指定
されたポイントから受信した受信データ10A、10B
をそれぞれ送出するデータ蓄積手段としてのバッファで
ある。3は、複数のバッファ2A、2Bから送出される
データの中から、1つのデータストリームを選択し送信
するデータ選択手段としてのセレクタであり、バッファ
2A、2Bに対して送信開始/終了の制御を行う。11
は、セレクタ3から出力される送信データである。
【0004】次に動作について説明する。本装置に入力
される複数の受信データ10A、10Bは、ある符号化
単位で符号化されている。本装置において、複数の受信
データ10A、10Bは、それぞれデータ単位検出器1
A、1Bとバッファ2A、2Bに同時に入力される。デ
ータ単位検出器1A、1Bでは、受信データ10A、1
0Bの符号化単位を検出し、その情報をバッファ2A、
2Bに通知する。
される複数の受信データ10A、10Bは、ある符号化
単位で符号化されている。本装置において、複数の受信
データ10A、10Bは、それぞれデータ単位検出器1
A、1Bとバッファ2A、2Bに同時に入力される。デ
ータ単位検出器1A、1Bでは、受信データ10A、1
0Bの符号化単位を検出し、その情報をバッファ2A、
2Bに通知する。
【0005】上述の符号化単位について、例えば、MP
EG−2 Audio AAC(Advanced Audio Codin
g)方式の例で説明する。ちなみに、日本におけるディ
ジタル放送に関する規格のひとつに、社団法人電波産業
会で標準化がなされた「BSデジタル放送の送信・運用
条件」(ARIB STD−B20)があり、同規格の
第7章にBSデジタル放送における音声信号と符号化方
式に関する規格が示されており、その符号化方式として
ISO標準ISO/IEC 13818−7に規定され
た同方式が採用されている。
EG−2 Audio AAC(Advanced Audio Codin
g)方式の例で説明する。ちなみに、日本におけるディ
ジタル放送に関する規格のひとつに、社団法人電波産業
会で標準化がなされた「BSデジタル放送の送信・運用
条件」(ARIB STD−B20)があり、同規格の
第7章にBSデジタル放送における音声信号と符号化方
式に関する規格が示されており、その符号化方式として
ISO標準ISO/IEC 13818−7に規定され
た同方式が採用されている。
【0006】MPEG−2 Audio AAC方式で符
号化されたデータストリームは、図7に示すように、符
号化フレーム(入力PCM信号の1024サンプル分に
相当する周期を持つ)単位の構造を有し、各フレームの
ヘッダ部には同期ワードが含まれており、この場合、デ
ータ単位検出器1A、1Bは、同期ワードを検出してフ
レームの切れ目をデータ単位として認識する。このよう
に符号化されたデータストリームには各種のデータ単位
を示す情報が通常存在するので、データ単位検出器1
A、1Bはそれらを検出する。
号化されたデータストリームは、図7に示すように、符
号化フレーム(入力PCM信号の1024サンプル分に
相当する周期を持つ)単位の構造を有し、各フレームの
ヘッダ部には同期ワードが含まれており、この場合、デ
ータ単位検出器1A、1Bは、同期ワードを検出してフ
レームの切れ目をデータ単位として認識する。このよう
に符号化されたデータストリームには各種のデータ単位
を示す情報が通常存在するので、データ単位検出器1
A、1Bはそれらを検出する。
【0007】バッファ2A、2Bでは、受信データ10
A、10Bを蓄積するとともに、データ単位検出器1
A、1Bより通知されるデータの符号化単位の情報をも
とに、受信データ10A、10Bの符号化単位の先頭・
最終データのバッファにおけるポイントを認識し、保持
する。
A、10Bを蓄積するとともに、データ単位検出器1
A、1Bより通知されるデータの符号化単位の情報をも
とに、受信データ10A、10Bの符号化単位の先頭・
最終データのバッファにおけるポイントを認識し、保持
する。
【0008】バッファ2A、2Bは、それぞれ受信デー
タ10A、10Bを蓄積し、符号化データの先頭を受信
した時点で過去の全てのデータを廃棄する。これを全て
のデータに対して繰り返し行う。蓄積を行っている時
に、バッファ2A、2Bのいずれかがセレクタ3から選
択されたら、選択された方のバッファは符号化データの
先頭からデータをセレクタ3に対して送出し始める。こ
のとき、バッファ2A、2Bは、それぞれ受信データ1
0A、10Bを蓄積しながら、セレクタ3に対してデー
タを出力し、選択が解除されるまでデータを出力し続け
る。
タ10A、10Bを蓄積し、符号化データの先頭を受信
した時点で過去の全てのデータを廃棄する。これを全て
のデータに対して繰り返し行う。蓄積を行っている時
に、バッファ2A、2Bのいずれかがセレクタ3から選
択されたら、選択された方のバッファは符号化データの
先頭からデータをセレクタ3に対して送出し始める。こ
のとき、バッファ2A、2Bは、それぞれ受信データ1
0A、10Bを蓄積しながら、セレクタ3に対してデー
タを出力し、選択が解除されるまでデータを出力し続け
る。
【0009】図8は、データ単位検出器1A、1B、バ
ッファ2A、2B、およびセレクタ3の間の制御信号の
やりとりを時間的経過と共に表した図である。図6にお
いて、バッファ2Aがセレクタ3に選択され、バッファ
2Bはセレクタ3に選択されていないものとする。セレ
クタ3に選択されていないバッファ2Bは、データ単位
検出器1Bから通知されるデータの先頭ポイントを常に
認識するように設定される。
ッファ2A、2B、およびセレクタ3の間の制御信号の
やりとりを時間的経過と共に表した図である。図6にお
いて、バッファ2Aがセレクタ3に選択され、バッファ
2Bはセレクタ3に選択されていないものとする。セレ
クタ3に選択されていないバッファ2Bは、データ単位
検出器1Bから通知されるデータの先頭ポイントを常に
認識するように設定される。
【0010】セレクタ3がバッファ2Aからバッファ2
Bに切替を行おうとするとき、まず、現時点でデータを
受信しているバッファ2Aに対し、「解放要求」を通知
する。バッファ2Aは、それまでにデータ単位検出器1
Aより通知されていた符号化データの最終ポイントまで
データを送出し続ける。符号化データの最終ポイントに
達したら、バッファ2Aはセレクタ3に対し、「解放確
認」を通知すると共にデータ出力を停止する。
Bに切替を行おうとするとき、まず、現時点でデータを
受信しているバッファ2Aに対し、「解放要求」を通知
する。バッファ2Aは、それまでにデータ単位検出器1
Aより通知されていた符号化データの最終ポイントまで
データを送出し続ける。符号化データの最終ポイントに
達したら、バッファ2Aはセレクタ3に対し、「解放確
認」を通知すると共にデータ出力を停止する。
【0011】セレクタ3は、バッファ2Aから「解放確
認」を受け取ったら、バッファ2Bに「選択」を通知
し、それ以降バッファ2Bからのデータを受信し、送信
データ11として出力する。バッファ2Bは、「選択」
を受け取ったら、それまでにデータ単位検出器1Bより
通知されていた符号化データの先頭ポイントから蓄積し
ていたデータの送出を開始する。
認」を受け取ったら、バッファ2Bに「選択」を通知
し、それ以降バッファ2Bからのデータを受信し、送信
データ11として出力する。バッファ2Bは、「選択」
を受け取ったら、それまでにデータ単位検出器1Bより
通知されていた符号化データの先頭ポイントから蓄積し
ていたデータの送出を開始する。
【0012】以上の様に動作を行うことで、本装置より
出力される符号化データは、符号化単位を保ったまま受
信データ10A、10Bを切り替えることができる。即
ち、この装置によって切り替えられたデータストリーム
は、符号化単位の不連続を防げるため、本装置から出力
されるデータストリームを受信した装置において、切替
時の悪影響(送信データ11の不連続による符号化フレ
ームの同期外れ)を生じることがない。
出力される符号化データは、符号化単位を保ったまま受
信データ10A、10Bを切り替えることができる。即
ち、この装置によって切り替えられたデータストリーム
は、符号化単位の不連続を防げるため、本装置から出力
されるデータストリームを受信した装置において、切替
時の悪影響(送信データ11の不連続による符号化フレ
ームの同期外れ)を生じることがない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
データ切替装置では、データストリームの符号化単位で
切替を行うため、データストリームとしての不連続によ
る同期外れは生じないものの、データ(音声信号)の内
容には関知しないため、データストリームの切替時に、
これを受信した装置において音が途中でとぎれたり、逆
に急に始まったりすることとなり、著しい異音(ショッ
クノイズ)を発生する可能性がある。
データ切替装置では、データストリームの符号化単位で
切替を行うため、データストリームとしての不連続によ
る同期外れは生じないものの、データ(音声信号)の内
容には関知しないため、データストリームの切替時に、
これを受信した装置において音が途中でとぎれたり、逆
に急に始まったりすることとなり、著しい異音(ショッ
クノイズ)を発生する可能性がある。
【0014】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、データストリームの切替を行う際
に、受信側において急激な再生音の不連続や異音の発生
がないデータ処理装置を得ることを目的とする。
されたものであり、データストリームの切替を行う際
に、受信側において急激な再生音の不連続や異音の発生
がないデータ処理装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置は、受信データからデータの符号化単位を検出す
る複数のデータ単位検出手段と、受信データを蓄積し、
前記データ単位検出手段から指定されたポイントより受
信データを任意の時刻に送信する複数のデータ蓄積手段
と、前記複数のデータ蓄積手段からそれぞれ送出される
データストリームを入力とし任意の時刻にデータストリ
ーム中の振幅情報を書き換えて出力する複数のデータ加
工手段と、前記複数のデータ加工手段からそれぞれ送出
される複数のデータストリームから1つのデータストリ
ームのみを選択して送信するデータ選択手段とを備えた
ものである。
理装置は、受信データからデータの符号化単位を検出す
る複数のデータ単位検出手段と、受信データを蓄積し、
前記データ単位検出手段から指定されたポイントより受
信データを任意の時刻に送信する複数のデータ蓄積手段
と、前記複数のデータ蓄積手段からそれぞれ送出される
データストリームを入力とし任意の時刻にデータストリ
ーム中の振幅情報を書き換えて出力する複数のデータ加
工手段と、前記複数のデータ加工手段からそれぞれ送出
される複数のデータストリームから1つのデータストリ
ームのみを選択して送信するデータ選択手段とを備えた
ものである。
【0016】また、前記データ蓄積手段は、受信データ
の符号化単位の切れ目でデータの送出開始及び終了を行
い、前記データ選択手段は、前記データ加工手段により
加工されて入力されるデータストリームを切り替える際
に、データの切れ目をつなぎ合わせるように切替を行う
ことを特徴とするものである。
の符号化単位の切れ目でデータの送出開始及び終了を行
い、前記データ選択手段は、前記データ加工手段により
加工されて入力されるデータストリームを切り替える際
に、データの切れ目をつなぎ合わせるように切替を行う
ことを特徴とするものである。
【0017】また、前記データ加工手段は、MPEG−
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ1方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「scalefactor」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ1方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「scalefactor」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
【0018】また、前記データ加工手段は、MPEG−
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「scalefactor」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「scalefactor」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
【0019】また、前記データ加工手段は、MPEG−
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ3方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「global_gain」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ3方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、振幅情報として、符号化データ中のパラメータであ
る「global_gain」を書き換えて出力することを特徴と
するものである。
【0020】また、前記データ加工手段は、MPEG−
2 Audio AAC方式の符号化ストリームが入力さ
れた場合には、振幅情報として、符号化データ中のパラ
メータである「global_gain」を書き換えて出力するこ
とを特徴とするものである。
2 Audio AAC方式の符号化ストリームが入力さ
れた場合には、振幅情報として、符号化データ中のパラ
メータである「global_gain」を書き換えて出力するこ
とを特徴とするものである。
【0021】また、前記データ加工手段は、データスト
リーム中の振幅情報として、振幅値そのものを書き換え
て出力することを特徴とするものである。
リーム中の振幅情報として、振幅値そのものを書き換え
て出力することを特徴とするものである。
【0022】また、前記データ加工手段は、MPEG−
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ1方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、符号化データ中のサンプル値である「sample」を書
き換えて出力することを特徴とするものである。
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ1方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、符号化データ中のサンプル値である「sample」を書
き換えて出力することを特徴とするものである。
【0023】また、前記データ加工手段は、MPEG−
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、符号化データ中のサンプル値である「sample」を書
き換えて出力することを特徴とするものである。
1 AudioもしくはMPEG−2 Audio BC
のレイヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合に
は、符号化データ中のサンプル値である「sample」を書
き換えて出力することを特徴とするものである。
【0024】さらに、前記データ選択手段からの要求に
より、所定のデータパターンを前記データ選択手段に送
出するパターン発生手段をさらに備え、前記データ選択
手段は、受信データの切り替え時に前記パターン発生手
段から送出されるデータパターンを挿入することを特徴
とするものである。
より、所定のデータパターンを前記データ選択手段に送
出するパターン発生手段をさらに備え、前記データ選択
手段は、受信データの切り替え時に前記パターン発生手
段から送出されるデータパターンを挿入することを特徴
とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係るデータ処理装置としてのディジタ
ル音声信号処理装置を示すブロック図である。図におい
て、1から3は図6に示す従来装置と同様に、データ単
位検出器1A、1B、データ蓄積手段としてのバッファ
2A、2B、データ選択手段としてのセレクタ3をそれ
ぞれ表す。また、10から11も従来装置と同様に、受
信データ10A、10B、送信データ11をそれぞれ表
す。新たな符号として、4A、4Bは、受信データの切
替時に受信したデータストリームの情報を加工するデー
タ加工部である。12は装置外部から入力される受信デ
ータ10A、10Bの切り替えを指示(選択)する切替
制御信号である。
の実施の形態1に係るデータ処理装置としてのディジタ
ル音声信号処理装置を示すブロック図である。図におい
て、1から3は図6に示す従来装置と同様に、データ単
位検出器1A、1B、データ蓄積手段としてのバッファ
2A、2B、データ選択手段としてのセレクタ3をそれ
ぞれ表す。また、10から11も従来装置と同様に、受
信データ10A、10B、送信データ11をそれぞれ表
す。新たな符号として、4A、4Bは、受信データの切
替時に受信したデータストリームの情報を加工するデー
タ加工部である。12は装置外部から入力される受信デ
ータ10A、10Bの切り替えを指示(選択)する切替
制御信号である。
【0026】次に動作について説明する。データ単位検
出器1A、1B、バッファ2A、2B、およびセレクタ
3については、従来装置と同様の動作を行うので、その
説明を省略し、ここでは、まず、データ加工部4A、4
Bの働きを説明する。データ加工部4A、4Bは、通常
は、バッファ2A、2Bから出力される受信データ10
A、10Bをそのままセレクタ3に出力するものである
が、受信データ10A、10Bの切り替え時には、受信
データ10A、10Bの元信号における波形の振幅を変
えるための加工を、受信データ10A、10Bに対して
行う。例えば、受信データ10Aから受信データ10B
に切り替える場合、受信データ10Aに対してはフェー
ドアウト(信号の振幅を徐々に減らしていく)に相当す
る加工を行い、受信データ10Bに対してはフェードイ
ン(信号の振幅を徐々に元に戻す)に相当する加工を行
う。
出器1A、1B、バッファ2A、2B、およびセレクタ
3については、従来装置と同様の動作を行うので、その
説明を省略し、ここでは、まず、データ加工部4A、4
Bの働きを説明する。データ加工部4A、4Bは、通常
は、バッファ2A、2Bから出力される受信データ10
A、10Bをそのままセレクタ3に出力するものである
が、受信データ10A、10Bの切り替え時には、受信
データ10A、10Bの元信号における波形の振幅を変
えるための加工を、受信データ10A、10Bに対して
行う。例えば、受信データ10Aから受信データ10B
に切り替える場合、受信データ10Aに対してはフェー
ドアウト(信号の振幅を徐々に減らしていく)に相当す
る加工を行い、受信データ10Bに対してはフェードイ
ン(信号の振幅を徐々に元に戻す)に相当する加工を行
う。
【0027】データ加工部4A、4Bの処理について、
従来例で引用したMPEG−2 Audio AAC方式
を例にとって説明する。同方式の符号化アルゴリズムを
一言で述べると、入力信号を符号化フレーム単位で変形
離散コサイン変換(MDCT)を用いて時間軸上から周
波数軸上への信号に変換し、この周波数軸上の信号(1
フレーム内の各サンプル)を聴覚心理上の重み付け(量
子化ビット数の配分)を行って量子化するものである。
この量子化の際に、正規化(スケーリング)を行うが、
この正規化のパラメータのひとつであるglobal_gainと
いう8ビットのパラメータが符号化されたストリーム中
に存在する。このglobal_gainの値を制御する(書き換
える)ことにより、再生(復号)した信号の振幅を変え
ることができる。
従来例で引用したMPEG−2 Audio AAC方式
を例にとって説明する。同方式の符号化アルゴリズムを
一言で述べると、入力信号を符号化フレーム単位で変形
離散コサイン変換(MDCT)を用いて時間軸上から周
波数軸上への信号に変換し、この周波数軸上の信号(1
フレーム内の各サンプル)を聴覚心理上の重み付け(量
子化ビット数の配分)を行って量子化するものである。
この量子化の際に、正規化(スケーリング)を行うが、
この正規化のパラメータのひとつであるglobal_gainと
いう8ビットのパラメータが符号化されたストリーム中
に存在する。このglobal_gainの値を制御する(書き換
える)ことにより、再生(復号)した信号の振幅を変え
ることができる。
【0028】データ加工部4A、4Bでは、データ単位
検出器1A、1Bから通知される受信データ10A、1
0Bの符号化単位の情報をもとに受信データのストリー
ムを解析し、受信データ10A、10B中のglobal_gai
nの値を書き換える。例えばフェードアウトに相当する
処理を行う場合は、符号化フレーム毎に徐々に振幅が小
さくなるようにすれば良い。一方、フェードインに相当
する処理を行う場合は、最初の符号化フレームでは、最
小の振幅になるような値とし、符号化フレーム毎に徐々
に振幅が大きくなるようにし、最終的にはglobal_gain
の値を書き換えずにそのまま出力すればよい。なお、こ
こでは、MPEG−2 Audio AAC方式を例にと
って説明したが、別の符号化方式であってもサンプルの
振幅を制御できるパラメータを書き換えれば、同様の効
果を奏することが可能である。
検出器1A、1Bから通知される受信データ10A、1
0Bの符号化単位の情報をもとに受信データのストリー
ムを解析し、受信データ10A、10B中のglobal_gai
nの値を書き換える。例えばフェードアウトに相当する
処理を行う場合は、符号化フレーム毎に徐々に振幅が小
さくなるようにすれば良い。一方、フェードインに相当
する処理を行う場合は、最初の符号化フレームでは、最
小の振幅になるような値とし、符号化フレーム毎に徐々
に振幅が大きくなるようにし、最終的にはglobal_gain
の値を書き換えずにそのまま出力すればよい。なお、こ
こでは、MPEG−2 Audio AAC方式を例にと
って説明したが、別の符号化方式であってもサンプルの
振幅を制御できるパラメータを書き換えれば、同様の効
果を奏することが可能である。
【0029】図2は、データ切替時におけるデータ加工
部4A、4Bの働きを示すための図であり、データ加工
部4Aと4Bとにそれぞれ入力された信号の波形と出力
される信号の波形、およびセレクタ3から出力される信
号の波形を、それぞれ模式的に示したものである。ここ
で模式的と言うのは、実際に入出力される信号は高能率
符号化されたデータストリームであるが、これを復号
し、アナログ信号に戻した場合の波形を示しているから
である。図2では、例えば、受信データ10Aから受信
データ10Bに切り替える場合を示している。図2にお
いて、バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4B
に入力される信号として、(a)に受信データ10Aに
相当する波形を、(b)に受信データ10Bに相当する
波形を、それぞれ示す。また、図2の(c)は、従来装
置を用いた場合のセレクタ3から出力される送信データ
11に相当する波形を示している。この様に、従来装置
を用いた場合は、信号の切替時点で波形の不連続が生じ
てしまう。
部4A、4Bの働きを示すための図であり、データ加工
部4Aと4Bとにそれぞれ入力された信号の波形と出力
される信号の波形、およびセレクタ3から出力される信
号の波形を、それぞれ模式的に示したものである。ここ
で模式的と言うのは、実際に入出力される信号は高能率
符号化されたデータストリームであるが、これを復号
し、アナログ信号に戻した場合の波形を示しているから
である。図2では、例えば、受信データ10Aから受信
データ10Bに切り替える場合を示している。図2にお
いて、バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4B
に入力される信号として、(a)に受信データ10Aに
相当する波形を、(b)に受信データ10Bに相当する
波形を、それぞれ示す。また、図2の(c)は、従来装
置を用いた場合のセレクタ3から出力される送信データ
11に相当する波形を示している。この様に、従来装置
を用いた場合は、信号の切替時点で波形の不連続が生じ
てしまう。
【0030】これに対し、図2の(d)は、データ加工
部4Aの働きにより、切替時点の以前から波形の振幅を
徐々に減らしていく様子(フェードアウト)を示してい
る。一方、図2の(e)は、データ加工部4Bの働きに
より、切替時点から波形の振幅を徐々に元に戻す様子
(フェードイン)を示している。図2の(f)は、本発
明におけるセレクタ3から出力される送信データ11に
相当する波形を示しており、上述のフェードアウトおよ
びフェードインの操作により、切替時点では無音もしく
は聴感上問題のないレベルまで振幅が小さくなっている
ため、波形の不連続が生じないか、もしくは聴感上問題
のないレベルでの切替が実現できる。
部4Aの働きにより、切替時点の以前から波形の振幅を
徐々に減らしていく様子(フェードアウト)を示してい
る。一方、図2の(e)は、データ加工部4Bの働きに
より、切替時点から波形の振幅を徐々に元に戻す様子
(フェードイン)を示している。図2の(f)は、本発
明におけるセレクタ3から出力される送信データ11に
相当する波形を示しており、上述のフェードアウトおよ
びフェードインの操作により、切替時点では無音もしく
は聴感上問題のないレベルまで振幅が小さくなっている
ため、波形の不連続が生じないか、もしくは聴感上問題
のないレベルでの切替が実現できる。
【0031】また、データ加工部4A、4Bの処理につ
いて、MPEG−2 Audio AAC方式を例にとっ
て、符号化ストリームに含まれるパラメータであるglob
al_gainの値を制御する(書き換える)ことにより、再
生(復号)した信号の振幅を変えることを示したが、符
号化ストリーム中に含まれる振幅値そのものを変化させ
て(書き換えて)も同様の効果を奏することが可能であ
る。
いて、MPEG−2 Audio AAC方式を例にとっ
て、符号化ストリームに含まれるパラメータであるglob
al_gainの値を制御する(書き換える)ことにより、再
生(復号)した信号の振幅を変えることを示したが、符
号化ストリーム中に含まれる振幅値そのものを変化させ
て(書き換えて)も同様の効果を奏することが可能であ
る。
【0032】図3は、実施の形態1において、データ切
替時におけるデータ加工部4A、4Bの働きを示すため
のもうひとつの図であり、データ加工部4Aと4Bとに
それぞれ入力された信号の波形と出力される信号の波
形、およびセレクタ3から出力される信号の波形を、図
2と同様に、それぞれ模式的に示したものである。図3
では、図2と同様に、受信データ10Aから受信データ
10Bに切り替える場合を示している。図3において、
バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4Bに入力
される信号として、(a)に受信データ10Aに相当す
る波形を、(b)に受信データ10Bに相当する波形を
それぞれ示す。図3の(d)は、データ加工部4Aの働
きにより、切替時点の以前から波形の振幅を徐々に減ら
していく様子(フェードアウト)を示している。一方、
図3の(e)は、データ加工部4Bの働きにより、切替
時点から波形の振幅を徐々に元に戻す様子(フェードイ
ン)を示している。図3の(f)は、本発明におけるセ
レクタ3から出力される送信データ11に相当する波形
を示している。
替時におけるデータ加工部4A、4Bの働きを示すため
のもうひとつの図であり、データ加工部4Aと4Bとに
それぞれ入力された信号の波形と出力される信号の波
形、およびセレクタ3から出力される信号の波形を、図
2と同様に、それぞれ模式的に示したものである。図3
では、図2と同様に、受信データ10Aから受信データ
10Bに切り替える場合を示している。図3において、
バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4Bに入力
される信号として、(a)に受信データ10Aに相当す
る波形を、(b)に受信データ10Bに相当する波形を
それぞれ示す。図3の(d)は、データ加工部4Aの働
きにより、切替時点の以前から波形の振幅を徐々に減ら
していく様子(フェードアウト)を示している。一方、
図3の(e)は、データ加工部4Bの働きにより、切替
時点から波形の振幅を徐々に元に戻す様子(フェードイ
ン)を示している。図3の(f)は、本発明におけるセ
レクタ3から出力される送信データ11に相当する波形
を示している。
【0033】図2においては、信号の振幅値の制御を符
号化フレーム単位で行うために、フェードアウトもしく
はフェードインの振幅変化は符号化フレーム毎にステッ
プ状に変化しているが、図3の場合、図2の場合とは異
なり、ある符号化フレーム中の振幅値を連続的に変化さ
せることが可能であり、よりスムースな振幅変化が得ら
れる。
号化フレーム単位で行うために、フェードアウトもしく
はフェードインの振幅変化は符号化フレーム毎にステッ
プ状に変化しているが、図3の場合、図2の場合とは異
なり、ある符号化フレーム中の振幅値を連続的に変化さ
せることが可能であり、よりスムースな振幅変化が得ら
れる。
【0034】さらに、この実施の形態1において、デー
タ加工部4A、4Bは、MPEG−2 Audio AA
C方式を例にとって、符号化ストリームに含まれるパラ
メータであるglobal_gainの値を制御する(書き換え
る)ことで、再生(復号)した信号の振幅を変える例
や、符号化ストリーム中に含まれる振幅値そのものを変
化させる他に、MPEG−1 AudioもしくはMP
EG−2 Audio BCのレイヤ1方式またはレイヤ
2方式の符号化ストリームが入力された場合は、振幅情
報として、符号化データ中のパラメータである「scalef
actor」を書き換え、MPEG−1 Audioもしくは
MPEG−2 Audio BCのレイヤ3方式またはレ
イヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合は、振
幅情報として、「global_gain」を書き換え、さらに、
MPEG−1 AudioもしくはMPEG−2 Aud
io BCのレイヤ1方式またはレイヤ2方式の符号化
ストリームが入力された場合は、振幅情報として、「sa
mple」を書き換えて(書き換えて)も同様の効果を奏す
ることが可能である。
タ加工部4A、4Bは、MPEG−2 Audio AA
C方式を例にとって、符号化ストリームに含まれるパラ
メータであるglobal_gainの値を制御する(書き換え
る)ことで、再生(復号)した信号の振幅を変える例
や、符号化ストリーム中に含まれる振幅値そのものを変
化させる他に、MPEG−1 AudioもしくはMP
EG−2 Audio BCのレイヤ1方式またはレイヤ
2方式の符号化ストリームが入力された場合は、振幅情
報として、符号化データ中のパラメータである「scalef
actor」を書き換え、MPEG−1 Audioもしくは
MPEG−2 Audio BCのレイヤ3方式またはレ
イヤ2方式の符号化ストリームが入力された場合は、振
幅情報として、「global_gain」を書き換え、さらに、
MPEG−1 AudioもしくはMPEG−2 Aud
io BCのレイヤ1方式またはレイヤ2方式の符号化
ストリームが入力された場合は、振幅情報として、「sa
mple」を書き換えて(書き換えて)も同様の効果を奏す
ることが可能である。
【0035】このような構成としたことにより、本発明
に係るディジタル音声信号処理装置は、受信データ(デ
ータストリーム)を切り替える際に、耳障りな異音の発
生が生じることが無いという効果を有する。
に係るディジタル音声信号処理装置は、受信データ(デ
ータストリーム)を切り替える際に、耳障りな異音の発
生が生じることが無いという効果を有する。
【0036】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2に係るディジタル音声信号処理装置を示すブロッ
ク図である。図において、1から4は図1に示す実施の
形態1と同様に、データ単位検出器1A、1Bを、バッ
ファ2A、2Bを、セレクタ3を、データ加工部4A、
4Bをそれぞれ表す。また、10から12も図6に示す
従来装置と同様に、受信データ10A、10B、送信デ
ータ11、切替制御信号13をそれぞれ表す。新たな符
号として、5は、所定のデータパターンを生成するパタ
ーン発生器である。
形態2に係るディジタル音声信号処理装置を示すブロッ
ク図である。図において、1から4は図1に示す実施の
形態1と同様に、データ単位検出器1A、1Bを、バッ
ファ2A、2Bを、セレクタ3を、データ加工部4A、
4Bをそれぞれ表す。また、10から12も図6に示す
従来装置と同様に、受信データ10A、10B、送信デ
ータ11、切替制御信号13をそれぞれ表す。新たな符
号として、5は、所定のデータパターンを生成するパタ
ーン発生器である。
【0037】実施の形態2に関し、その動作を説明す
る。パターン発生器5は、あらかじめ蓄積しているデー
タもしくは装置外部から供給されるデータを発生するも
のである。データは1回だけ出力する場合もあるし、繰
り返し出力しても良い。データは符号化フレーム単位で
蓄積しており、1フレーム分だけを蓄積しておく場合も
あるし、複数のフレーム分のデータを蓄積しておいても
良い。また、データを出力するタイミングは符号化フレ
ームの切れ目に同期して行うものであり、パターン発生
器5はその切れ目を認識するものである。パターン発生
器5のデータ送出手順は、バッファ2A、2Bの動作と
ほぼ同じであり、以下に簡単に説明する。
る。パターン発生器5は、あらかじめ蓄積しているデー
タもしくは装置外部から供給されるデータを発生するも
のである。データは1回だけ出力する場合もあるし、繰
り返し出力しても良い。データは符号化フレーム単位で
蓄積しており、1フレーム分だけを蓄積しておく場合も
あるし、複数のフレーム分のデータを蓄積しておいても
良い。また、データを出力するタイミングは符号化フレ
ームの切れ目に同期して行うものであり、パターン発生
器5はその切れ目を認識するものである。パターン発生
器5のデータ送出手順は、バッファ2A、2Bの動作と
ほぼ同じであり、以下に簡単に説明する。
【0038】セレクタ3によりパターン発生器5が選択
されると、内部に蓄積されているデータを送出し始め
る。セレクタ3より「解放要求」が通知されると、パタ
ーン発生器5は、符号化単位の区切れ目であるデータま
でを送出し、その後「解放通知」をセレクタ3に通知
し、データの送出を終了する。
されると、内部に蓄積されているデータを送出し始め
る。セレクタ3より「解放要求」が通知されると、パタ
ーン発生器5は、符号化単位の区切れ目であるデータま
でを送出し、その後「解放通知」をセレクタ3に通知
し、データの送出を終了する。
【0039】セレクタ3は、パターン発生器5、データ
加工部4A、または4Bのいずれかのうちの1つを常に
選択し、送信データ11として出力する。また、受信デ
ータの切替に際しては(例えば受信データ10Aから受
信データ10Bに信号を切り替える場合)、セレクタ3
は、かならず一旦パターン発生器5を選択するものとす
る。なお、セレクタ3を切り替える場合、常に符号化フ
レームの切れ目においてこれを行うものであり、フレー
ム同期外れなどの悪影響を及ぼさない。
加工部4A、または4Bのいずれかのうちの1つを常に
選択し、送信データ11として出力する。また、受信デ
ータの切替に際しては(例えば受信データ10Aから受
信データ10Bに信号を切り替える場合)、セレクタ3
は、かならず一旦パターン発生器5を選択するものとす
る。なお、セレクタ3を切り替える場合、常に符号化フ
レームの切れ目においてこれを行うものであり、フレー
ム同期外れなどの悪影響を及ぼさない。
【0040】図5は、実施の形態2において、データ切
替時におけるデータ加工部4A、4Bの働きを示すため
の図であり、データ加工部4Aと4Bとにそれぞれ入力
された信号の波形と出力される信号の波形、およびセレ
クタ3から出力される信号の波形を、図2及び図4と同
様に、それぞれ模式的に示したものである。図5では、
図2及び図4と同様に、受信データ10Aから受信デー
タ10Bに切り替える場合を示している。図5におい
て、バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4Bに
入力される信号として、(a)に受信データ10Aに相
当する波形を、(b)に受信データ10Bに相当する波
形をそれぞれ示す。(c)は従来装置を用いた場合のセ
レクタ3から出力される送信データ11に相当する波
形、(d)は切り替えられる前までのデータ加工部4A
からの波形、(e)は切り替えられた後のデータ加工部
4Bから波形をそれぞれ示している。図5の(f)は、
本発明におけるセレクタ3から出力される送信データ1
1に相当する波形を示しており、受信データ(データス
トリーム)を切り替える際に、一旦パターン発生器5か
ら出力される所定の符号化データが挿入される。
替時におけるデータ加工部4A、4Bの働きを示すため
の図であり、データ加工部4Aと4Bとにそれぞれ入力
された信号の波形と出力される信号の波形、およびセレ
クタ3から出力される信号の波形を、図2及び図4と同
様に、それぞれ模式的に示したものである。図5では、
図2及び図4と同様に、受信データ10Aから受信デー
タ10Bに切り替える場合を示している。図5におい
て、バッファ2A、2Bからデータ加工部4A、4Bに
入力される信号として、(a)に受信データ10Aに相
当する波形を、(b)に受信データ10Bに相当する波
形をそれぞれ示す。(c)は従来装置を用いた場合のセ
レクタ3から出力される送信データ11に相当する波
形、(d)は切り替えられる前までのデータ加工部4A
からの波形、(e)は切り替えられた後のデータ加工部
4Bから波形をそれぞれ示している。図5の(f)は、
本発明におけるセレクタ3から出力される送信データ1
1に相当する波形を示しており、受信データ(データス
トリーム)を切り替える際に、一旦パターン発生器5か
ら出力される所定の符号化データが挿入される。
【0041】このような構成としたことにより、本発明
に係るディジタル音声信号処理装置は、受信データ(デ
ータストリーム)を切り替える際に、一旦パターン発生
器5から出力される所定の符号化データを挿入するもの
であり、この所定の符号化データとして無音もしくは極
めて低レベルの雑音信号を符号化してデータを用いれ
ば、受信データ10A、10Bを切り替える際の異音の
発生を低減することができる。また、受信データに用い
られている符号化方式がデータ列の加工により振幅値を
制御できない方式であったとしても、一旦無音もしくは
極めて低レベルの雑音信号が挿入されることにより、そ
うでない場合に比較して、異音の発生を抑えることがで
きるという効果がある。
に係るディジタル音声信号処理装置は、受信データ(デ
ータストリーム)を切り替える際に、一旦パターン発生
器5から出力される所定の符号化データを挿入するもの
であり、この所定の符号化データとして無音もしくは極
めて低レベルの雑音信号を符号化してデータを用いれ
ば、受信データ10A、10Bを切り替える際の異音の
発生を低減することができる。また、受信データに用い
られている符号化方式がデータ列の加工により振幅値を
制御できない方式であったとしても、一旦無音もしくは
極めて低レベルの雑音信号が挿入されることにより、そ
うでない場合に比較して、異音の発生を抑えることがで
きるという効果がある。
【0042】本発明に係るディジタル音声信号処理装置
は、従来例として示したデータ切替装置に対し、受信側
において急激な再生音の不連続や異音の発生がないとい
う利点を有することは言うまでもないが、これに加えて
以下の利点を有する。
は、従来例として示したデータ切替装置に対し、受信側
において急激な再生音の不連続や異音の発生がないとい
う利点を有することは言うまでもないが、これに加えて
以下の利点を有する。
【0043】受信したデータストリーム(符号化デー
タ)を一旦復号(D/A変換を含む)し、アナログ信号
に戻した上で、ミューティングなどの処理を行いつつ信
号の切替を行い、再度符号化(A/D変換を含む)すれ
ば、同様の機能を実現し、同様の効果(受信側において
急激な再生音の不連続や異音の発生を防ぐ)を奏するこ
とが可能であるが、この場合、符号化を繰り返す事とな
る。一般に、デジタル/アナログ変換のみならず、高能
率符号化を繰り返すと信号の劣化(主観品質の低下)を
招きやすいことが知られている。
タ)を一旦復号(D/A変換を含む)し、アナログ信号
に戻した上で、ミューティングなどの処理を行いつつ信
号の切替を行い、再度符号化(A/D変換を含む)すれ
ば、同様の機能を実現し、同様の効果(受信側において
急激な再生音の不連続や異音の発生を防ぐ)を奏するこ
とが可能であるが、この場合、符号化を繰り返す事とな
る。一般に、デジタル/アナログ変換のみならず、高能
率符号化を繰り返すと信号の劣化(主観品質の低下)を
招きやすいことが知られている。
【0044】これに対して本発明は、符号化の繰り返し
を行うことがないので、信号の劣化を防ぐことができる
ことは自明である。また、上述のアナログ処理の場合に
比べて、符号化を繰り返すことがないので復号や再符号
化に伴う処理遅延が加わることがないのも利点であり、
更に、装置構成上も復号器や符号器などが不要であり、
コストの低減・小型化といった面においても有利であ
る。
を行うことがないので、信号の劣化を防ぐことができる
ことは自明である。また、上述のアナログ処理の場合に
比べて、符号化を繰り返すことがないので復号や再符号
化に伴う処理遅延が加わることがないのも利点であり、
更に、装置構成上も復号器や符号器などが不要であり、
コストの低減・小型化といった面においても有利であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
データからデータの符号化単位を検出する複数のデータ
単位検出手段と、受信データを蓄積し、前記データ単位
検出手段から指定されたポイントより受信データを任意
の時刻に送信する複数のデータ蓄積手段と、前記複数の
データ蓄積手段からそれぞれ送出されるデータストリー
ムを入力とし任意の時刻にデータストリーム中の振幅情
報を書き換えて出力する複数のデータ加工手段と、前記
複数のデータ加工手段からそれぞれ送出される複数のデ
ータストリームから1つのデータストリームのみを選択
して送信する複数のデータ選択手段とを備えたので、デ
ータストリームの切替を行う際に、受信側において急激
な再生音の不連続や異音の発生を防ぐことができる。
データからデータの符号化単位を検出する複数のデータ
単位検出手段と、受信データを蓄積し、前記データ単位
検出手段から指定されたポイントより受信データを任意
の時刻に送信する複数のデータ蓄積手段と、前記複数の
データ蓄積手段からそれぞれ送出されるデータストリー
ムを入力とし任意の時刻にデータストリーム中の振幅情
報を書き換えて出力する複数のデータ加工手段と、前記
複数のデータ加工手段からそれぞれ送出される複数のデ
ータストリームから1つのデータストリームのみを選択
して送信する複数のデータ選択手段とを備えたので、デ
ータストリームの切替を行う際に、受信側において急激
な再生音の不連続や異音の発生を防ぐことができる。
【0046】また、前記データ蓄積手段は、受信データ
の符号化単位の切れ目でデータの送出開始及び終了を行
い、前記データ選択手段は、前記データ加工手段により
加工されて入力されるデータストリームを切り替える際
に、データの切れ目をつなぎ合わせるように切替を行う
ようにしたので、データを破壊せずにつなぎ合わせるこ
とができる。
の符号化単位の切れ目でデータの送出開始及び終了を行
い、前記データ選択手段は、前記データ加工手段により
加工されて入力されるデータストリームを切り替える際
に、データの切れ目をつなぎ合わせるように切替を行う
ようにしたので、データを破壊せずにつなぎ合わせるこ
とができる。
【0047】また、データ加工手段は、MPEG−1
AudioもしくはMPEG−2 Audio BCのレ
イヤ1方式およびレイヤ2方式の符号化ストリームが入
力された場合には、振幅情報として、符号化データ中の
パラメータである「scalefactor」を書き換え、MPE
G−1 AudioもしくはMPEG−2 AudioB
Cのレイヤ3方式の符号化ストリームが入力された場合
には、「global_gain」を書き換え、MPEG−2 Au
dio AAC方式の符号化ストリームが入力された場
合には、振幅情報として、符号化データ中のパラメータ
である「global_gain」を書き換え、MPEG−1 Au
dioもしくはMPEG−2 Audio BCのレイヤ
1方式およびレイヤ2方式の符号化ストリームが入力さ
れた場合には、符号化データ中のサンプル値である「sa
mple」を書き換え、または振幅値そのものを書き換えて
出力するようにしたので、再生した信号の振幅を変化さ
せてスムースな振幅変化を得ることができ、データスト
リームの切替を行う際に、受信側において急激な再生音
の不連続や異音の発生を防ぐことができる。
AudioもしくはMPEG−2 Audio BCのレ
イヤ1方式およびレイヤ2方式の符号化ストリームが入
力された場合には、振幅情報として、符号化データ中の
パラメータである「scalefactor」を書き換え、MPE
G−1 AudioもしくはMPEG−2 AudioB
Cのレイヤ3方式の符号化ストリームが入力された場合
には、「global_gain」を書き換え、MPEG−2 Au
dio AAC方式の符号化ストリームが入力された場
合には、振幅情報として、符号化データ中のパラメータ
である「global_gain」を書き換え、MPEG−1 Au
dioもしくはMPEG−2 Audio BCのレイヤ
1方式およびレイヤ2方式の符号化ストリームが入力さ
れた場合には、符号化データ中のサンプル値である「sa
mple」を書き換え、または振幅値そのものを書き換えて
出力するようにしたので、再生した信号の振幅を変化さ
せてスムースな振幅変化を得ることができ、データスト
リームの切替を行う際に、受信側において急激な再生音
の不連続や異音の発生を防ぐことができる。
【0048】さらに、データ選択手段からの要求によ
り、所定のデータパターンを前記データ選択手段に送出
するパターン発生手段をさらに備え、データ選択手段に
より、受信データの切り替え時に前記パターン発生手段
から送出されるデータパターンを挿入するようにしたの
で、たとえ振幅制御用のパラメータが無い符号化方式で
も、無音パターン等を挟むことにより、波形の不連続性
とそれに伴う異音の発生を緩和することができる。
り、所定のデータパターンを前記データ選択手段に送出
するパターン発生手段をさらに備え、データ選択手段に
より、受信データの切り替え時に前記パターン発生手段
から送出されるデータパターンを挿入するようにしたの
で、たとえ振幅制御用のパラメータが無い符号化方式で
も、無音パターン等を挟むことにより、波形の不連続性
とそれに伴う異音の発生を緩和することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るディジタル音
声信号処理装置を示すブロック図である。
声信号処理装置を示すブロック図である。
【図2】 図1の構成におけるデータ切替時におけるデ
ータ加工部4A、4Bの働きを示すための図である。
ータ加工部4A、4Bの働きを示すための図である。
【図3】 図1の構成におけるデータ切替時におけるデ
ータ加工部4A、4Bの働きを示すための図である。
ータ加工部4A、4Bの働きを示すための図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るディジタル音
声信号処理装置を示すブロック図である。
声信号処理装置を示すブロック図である。
【図5】 図4の構成におけるデータ切替時におけるデ
ータ加工部4A、4Bおよびデータ生成部5の働きを示
すための図である。
ータ加工部4A、4Bおよびデータ生成部5の働きを示
すための図である。
【図6】 特開平11−220446号公報に示された
従来のデータ切替装置を示す構成図である。
従来のデータ切替装置を示す構成図である。
【図7】 AAC方式における符号化データストリーム
の構成図である。
の構成図である。
【図8】 図6に示す従来例における制御信号のやりと
りを示す図である。
りを示す図である。
1A,1B データ単位検出器、2A,2B バッフ
ァ、3 セレクタ、4A,4B データ加工手段、5
データ生成手段。
ァ、3 セレクタ、4A,4B データ加工手段、5
データ生成手段。
Claims (10)
- 【請求項1】 受信データからデータの符号化単位を検
出する複数のデータ単位検出手段と、 受信データを蓄積し、前記データ単位検出手段から指定
されたポイントより受信データを任意の時刻に送信する
複数のデータ蓄積手段と、 前記複数のデータ蓄積手段からそれぞれ送出されるデー
タストリームを入力とし任意の時刻にデータストリーム
中の振幅情報を書き換えて出力する複数のデータ加工手
段と、 前記複数のデータ加工手段からそれぞれ送出される複数
のデータストリームから1つのデータストリームのみを
選択して送信するデータ選択手段とを備えたデータ処理
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のデータ処理装置におい
て、 前記データ蓄積手段は、受信データの符号化単位の切れ
目でデータの送出開始及び終了を行い、 前記データ選択手段は、前記データ加工手段により加工
されて入力されるデータストリームを切り替える際に、
データの切れ目をつなぎ合わせるように切替を行うこと
を特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置ディジタル音声信号処理装置において、 前記データ加工手段は、MPEG−1 Audioもし
くはMPEG−2 Audio BCのレイヤ1方式の符
号化ストリームが入力された場合には、振幅情報とし
て、符号化データ中のパラメータである「scalefacto
r」を書き換えて出力することを特徴とするデータ処理
装置。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、MPEG−1 Audioもし
くはMPEG−2 Audio BCのレイヤ2方式の符
号化ストリームが入力された場合には、振幅情報とし
て、符号化データ中のパラメータである「scalefacto
r」を書き換えて出力することを特徴とするデータ処理
装置。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、MPEG−1 Audioもし
くはMPEG−2 Audio BCのレイヤ3方式の符
号化ストリームが入力された場合には、振幅情報とし
て、符号化データ中のパラメータである「global_gai
n」を書き換えて出力することを特徴とするデータ処理
装置。 - 【請求項6】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、MPEG−2 Audio AA
C方式の符号化ストリームが入力された場合には、振幅
情報として、符号化データ中のパラメータである「glob
al_gain」を書き換えて出力することを特徴とするデー
タ処理装置。 - 【請求項7】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、データストリーム中の振幅情報
として、振幅値そのものを書き換えて出力することを特
徴とするデータ処理装置。 - 【請求項8】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、MPEG−1 Audioもし
くはMPEG−2 Audio BCのレイヤ1方式の符
号化ストリームが入力された場合には、符号化データ中
のサンプル値である「sample」を書き換えて出力するこ
とを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項9】 請求項1または2に記載のデータ処理装
置において、 前記データ加工手段は、MPEG−1 Audioもし
くはMPEG−2 Audio BCのレイヤ2方式の符
号化ストリームが入力された場合には、符号化データ中
のサンプル値である「sample」を書き換えて出力するこ
とを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
データ処理装置において、前記データ選択手段からの要
求により、所定のデータパターンを前記データ選択手段
に送出するパターン発生手段をさらに備え、 前記データ選択手段は、受信データの切り替え時に前記
パターン発生手段から送出されるデータパターンを挿入
することを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104353A JP2002304195A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104353A JP2002304195A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304195A true JP2002304195A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18957224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001104353A Pending JP2002304195A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002304195A (ja) |
-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104353A patent/JP2002304195A/ja active Pending
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