JP2002302916A - トンネル用誘導標識 - Google Patents

トンネル用誘導標識

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JP2002302916A JP2001108921A JP2001108921A JP2002302916A JP 2002302916 A JP2002302916 A JP 2002302916A JP 2001108921 A JP2001108921 A JP 2001108921A JP 2001108921 A JP2001108921 A JP 2001108921A JP 2002302916 A JP2002302916 A JP 2002302916A
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忠志 川口
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和男 崎谷
Yukinori Yasei
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠方から存在を容易に認識させながらも電力消
費を低減し、かつ小型化および低コスト化が可能なトン
ネル用誘導標識を提供する。 【解決手段】光源が収納された器具本体1が道路に並行
して配置される。器具本体1における道路側の面には表
示パネル3が取り付けられる。道路に沿う方向における
器具本体1の両側壁には器具本体1の内部からの光を漏
洩させる位置表示窓6が形成される。位置表示窓6を通
して漏洩した光により遠方からでも識別標識の存在を容
易に認識させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内におい
て避難口や非常口を示すために設けられるトンネル用誘
導標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トンネル内における避難口や
非常口への誘導を目的として、光源を内蔵した誘導標識
が提供されている。一般に、この種の誘導標識は器具本
体内に光源を備え、光源からの光の少なくとも一部を透
過させる表示パネルを器具本体において道路に面した前
面に取り付けた構成を有している。表示パネルには誘導
に必要な表示内容を表す図形や文字が印刷され、さらに
光源からの光を拡散させて輝度むらを低減するために白
色塗料が印刷されている。つまり、従来のトンネル用誘
導標識では光源からの光を、器具本体の前面側にのみ放
射しているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トンネル内
において避難口や非常口に誘導するには、道路に沿う方
向で遠方から誘導標識の存在を認識できることが望まし
い。従来から提供されている誘導標識は、上述したよう
に、光源からの光を前面側にのみ放射させるものである
から、誘導標識に近付かなければ存在が認識されにく
く、誘導標識の存在を容易に認識させようとすれば比較
的大きい光量が必要になる。また、光量を確保するため
に、光量の大きい光源あるいは複数の光源を用いなけれ
ばならないから、大型化や高コスト化につながるという
問題もある。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、遠方から存在を容易に認識させなが
らも電力消費を低減し、かつ小型化および低コスト化が
可能なトンネル用誘導標識を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光源
が収納され道路に並行して配置される器具本体と、前記
器具本体において道路に面した前面側に取り付けられ前
記光源からの光の少なくとも一部を透過させることによ
り表示内容を視認させる表示パネルと、道路に沿う方向
における前記器具本体の両側壁の少なくとも一方に設け
られ光を放出する位置表示部とを備えることを特徴とす
る。この構成によれば、道路に沿う方向における器具本
体の両側壁の少なくとも一方に光を放出する位置表示部
を設けているので、トンネル内で遠方から識別標識の存
在を認識させることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記光源が前記表示パネルの背面側に配置されてい
ることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示パネルの背面側に配置され前記光源からの
光を前記表示パネルに導く導光板が付加されていること
を特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記導光板が矩形状の出射面を前記表示パネルに対
向させる形で配置され、前記位置表示部が前記器具本体
の内部から光を漏洩させる位置表示窓であって、前記導
光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道路に沿う方
向の2面から前記光源の光が導入されるとともに、道路
に沿う方向の両端の2面を前記位置表示窓に対向させて
いることを特徴とする。この構成によれば、器具本体の
内部で表示パネルの照光に用いる光源からの光の一部を
流用するから、器具本体から光を漏洩させる位置表示窓
を設けるだけで部品点数をほとんど増加させることな
く、目的を達成することができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、前記導光板が矩形状の出射面を前記表示パネルに対
向させる形で配置され、前記位置表示部が前記器具本体
の内部から光を漏洩させる位置表示窓であって、前記導
光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道路に沿う方
向の両端の2面を前記位置表示窓に対向させるととも
に、前記位置表示窓に対向する2面から前記光源の光が
導入されることを特徴とする。この構成によれば、器具
本体の内部で表示パネルの照光に用いる光源からの光の
一部を流用するから、器具本体から光を漏洩させる位置
表示窓を設けるだけで部品点数をほとんど増加させるこ
となく、目的を達成することができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記光源とは別に前記位置表示部に
対応する部位に位置表示灯を配置したことを特徴とす
る。
【0011】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記位置表示灯が点滅制御されることを特徴とす
る。この構成によれば、誘導標識の存在を示すための光
が点滅することによって、他の光と区別しやすく誘導標
識の存在を認識させやすくなる。
【0012】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記光源が発光ダイオードであるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記光源が冷陰極管であることを特
徴とする。
【0014】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、前記位置表示部には、位置表示部
から出射する光の光量を、可動する光学要素を用いて周
期変化させる光量可変手段が付加されていることを特徴
とする。この構成によれば、誘導標識の存在を示すため
の光量が変化することによって、他の光と区別しやすく
誘導標識の存在を認識させやすくなる。
【0015】請求項11の発明は、請求項1ないし請求
項10の発明において、前記表示パネルからの出射光量
が最大になる方向を、前記表示パネルの正面方向に対し
て道路に沿う方向における少なくとも一側に所要角度ず
らして設定する指向性付与手段が付加されていることを
特徴とする。この構成によれば、表示パネルからの出射
光量が最大になる方向を表示パネルの正面方向からずら
すような指向性(光量の強度分布)を与えることによっ
て、遠方からの視認が必要な方向には十分な光量を確保
しながらも、表示パネルの正面方向への光量をより少な
くすることができる。つまり、遠方からの視認性を従来
品と同程度に確保するとすれば、従来品よりも光量の少
ない光源を用いることが可能になり省エネルギになる上
に、光量の少ない光源を用いることによって小型化や低
コスト化につながり、しかも、一般に低消費電力の光源
は高消費電力の光源に比較すると、電極温度が低いなど
の理由により光源の劣化が遅く寿命が長いから、メンテ
ナンスに要するコストの低減にもつながる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
は、図1ないし図3に示すように、直方体状の器具本体
1を備え、器具本体1における厚み方向の一面(以下、
前面という)に設けた矩形状の窓孔2に表示パネル3が
装着される。器具本体1はトンネルTの側壁Wに道路に
並行するように固定される。つまり、器具本体1は使用
時には前面を道路側に向けて取り付けられ、本実施形態
では器具本体1の前面は道路に沿う方向の寸法が上下方
向の寸法よりも長い長方形状に形成される。また、器具
本体1の前後方向(つまり、厚み方向)については寸法
が比較的小さく、トンネルTの壁面Wからの突出寸法が
小さくなるようにしてある。器具本体1は、壁面Wに取
り付けられるボディ10と、ボディ10の前面側のカバ
ー11とをパッキン(図示せず)を介して結合して形成
される。
【0017】ボディ10には、図3に示すように、直管
状の冷陰極管からなる複数本(図示例では3本)の光源
4が道路に沿う方向に取り付けられる。ここに、光が後
方に放射されるのを防止するために、各光源4ごとに光
を前方に反射する反射器12が設けられる。
【0018】カバー11の前壁には上述した窓孔2が開
口し、表示パネル3は窓孔2に対応する部位でカバー1
1の前壁の裏面側からカバー11に取り付けられる。表
示パネル3は透明の合成樹脂板またはガラス板であっ
て、表示内容および光の拡散性を付与するための白色塗
料を印刷したものを用いる。たとえば、図1に示すよう
に、表示内容として道路に沿う方向の両方の向きについ
て矢印を表記し、さらに矢印で示した各向きにおいて避
難口や非常口までの距離(図示例では単位「m」のみ記
載してある)を表記する。
【0019】道路に沿う方向における器具本体1の両側
壁にはそれぞれ光源4からの光を器具本体1の外部に漏
洩させる位置表示窓6が位置表示部として各側壁に上下
3個ずつ設けられている。位置表示窓6にはガラスない
し合成樹脂の透明板6aが取り付けられ、器具本体1の
内部に塵埃が侵入するのを防止してある。
【0020】器具本体1に位置表示窓6を設けたことに
よって、光源4から放射された光のうち表示パネル3の
背面で反射された光や表示パネル3に照射されない光が
位置表示窓6から漏れることになる。つまり、道路に沿
う方向における器具本体1の両側壁に設けた位置表示窓
6を通して器具本体1の内部から外部に光が漏れ、道路
に沿う方向の遠方から誘導標識の存在を容易に認識させ
ることができる。しかも、位置表示窓6から漏れる光は
従来は利用されていなかった光であるから、エネルギの
損失はほとんど生じない。
【0021】ところで、本実施形態では、表示パネル3
から出射される光の配光曲線が図4に二点鎖線で示す形
となるように構成してある。つまり、表示パネル3から
の出射光について、道路に沿う方向の強度分布が図5に
示す形になるように、指向性が付与されており、出射光
量が最大になる方向を、表示パネル3の正面方向に対し
て道路に沿う方向において所定角度(トンネル内での視
認性を考慮すれば、30〜90度の範囲が望ましい)ず
らして設定してある。指向性を付与する指向性付与手段
としては、図6に示すように、表示パネル3の裏面に積
層した指向性フィルム5を用いる。指向性フィルム5は
フレネルレンズと同様に合成樹脂シートの表面に多数の
凹凸を形成したものであって、凹凸の断面を適宜に設計
することによって光源4から入射した光に指向性を付与
して出射させる。この種の指向性フィルム5は、プリズ
ムシート、指向性シートなどと呼ぶ場合もある。
【0022】上述のように指向性フィルム5を用いて表
示パネル3からの出射光に指向性を与えることにより、
表示パネル3を正面から見る場合よりも、表示パネル3
を横ないし斜めから見る場合のほうが高輝度になり、結
果的に遠方からの視認性が高くなる。逆に言えば、遠方
からの視認性が従来のものと同程度であるとすれば、正
面方向への出射光量が低減されることになり、光源4に
は従来よりも光出力の小さいものを用いることが可能に
なる。
【0023】なお、上述した実施形態では、光源4とし
て冷陰極放電灯を用いる例を示したが、光源4として発
光ダイオードを用いてもよい。発光ダイオードを光源4
に用いる場合は複数個配列するのが望ましい。本発明に
おいては表示パネル3から放射される光に指向性を付与
することは必須ではなく、指向性フィルム5を設けるか
否かは必要に応じて適宜に選択すればよい。また、指向
性フィルムを用いる例を示したが、発光ダイオードのよ
うな微小な発光素子を複数組み合わせて光源とするよう
な場合には、発光ダイオードの配列や向きを調節するこ
とによって指向性を付与することが可能であり、また、
指向性フィルムのように透過光に指向性を付与するもの
ではなく、光源に対して表示パネルの反対側に配置され
る反射要素によって指向性を付与することも可能であ
る。さらに、本実施形態では、表示パネル3の前面側の
光の強度分布について正面方向を挟んで両側において光
量を最大にしているが、利用形態によっては一側におい
てのみ光量が最大になるようにしてもよい。同様に、位
置表示窓6を器具本体1の両面ではなく片面にのみ設け
ることも可能である。
【0024】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、表示パネル3の後方に光源4を配置した構成を例示
したが、本実施形態では図7に示すように、2個の光源
4a,4bを用いるとともに、導光板7を介して光源4
a,4bからの光を表示パネル3に導く例を示す。導光
板7は透明な合成樹脂板により形成され、裏面側には適
宜の反射ドットを設けて前面である出射面から取り出す
光の強度をほぼ均一にしてある。導光板7は矩形板状に
形成され、4つの周面のうちの上下の周面に光源4a,
4bからの光を導入するように光源4a,4bと導光板
7とが配置されている。この構成では、導光板7の左右
の周面が位置表示窓6に対向するように配置してあり、
導光板7から漏出した光が位置表示窓6から器具本体1
の外部に放射されるようにしてある。したがって、光源
4a,4bから放射された光を無駄なく利用することが
できることになる。他の構成および動作は第1の実施の
形態と同様である。
【0025】本実施形態では導光板7の上下の周面に光
源4a,4bからの光を導入しているが、導光板7の左
右の周面に光源4a,4bからの光を導入することも可
能であって、この場合には光源4a,4bから導光板7
とは反対側に漏れる光、あるいは導光板7の周面で反射
された光を位置表示窓6から器具本体1の外部に放射さ
せることになる。
【0026】(第3の実施の形態)本実施形態は、図8
に示すように、位置表示窓6に対応する部位に光源とは
別に位置表示灯8を設けたものであり、位置表示灯8か
らの光を位置表示窓6を通して器具本体1の外部に放射
させるようにしてある。この構成では、位置表示窓6か
ら放射する光を表示パネル3の照光に用いる光とは別に
制御することが可能であって、位置表示窓6から放射す
る光量と、表示パネル3の照光に用いる光量とをそれぞ
れ適正に設定することができる。また、位置表示灯8を
点滅制御すれば、人の注意を引きつけやすくなり誘導標
識の存在を認識させやすくなる。
【0027】なお、位置表示窓6を設けずに位置表示窓
6に対応する部位に位置表示灯8を取り付けるようにし
ても同様の効果が期待できる。他の構成および動作は第
1ないし第2の実施の形態と同様である。
【0028】(第4の実施の形態)本実施形態は、図9
に示すように、位置表示窓6に対応する部位に光量可変
手段となる光学要素としての回転遮光板9を配置したも
のである。図示例では平板状の回転遮光板9を位置表示
窓6に平行な回転軸9aの回りにモータのような適宜の
動力源によって回転させる構成を採用している。この構
成では、位置表示窓6から器具本体1の外部に漏洩する
光量が回転遮光板9の回転によって周期変化するから、
第3の実施の形態において位置表示灯8を点滅制御した
場合と同様に、光量変化によって人の注意を引きつけや
すくなる。他の構成および動作は第1の実施の形態と同
様である。本実施形態の構成は上述したいずれの実施形
態においても適用可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、光源が収納され道路
に並行して配置される器具本体と、前記器具本体におい
て道路に面した前面側に取り付けられ前記光源からの光
の少なくとも一部を透過させることにより表示内容を視
認させる表示パネルと、道路に沿う方向における前記器
具本体の両側壁の少なくとも一方に設けられ光を放出す
る位置表示部とを備えるものであり、道路に沿う方向に
おける器具本体の両側壁の少なくとも一方に光を放出す
る位置表示部を設けているので、トンネル内で遠方から
識別標識の存在を認識させることができる。
【0030】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記光源が前記表示パネルの背面側に配置されてい
るので、構成要素が比較的少なく安価に提供することが
できる。
【0031】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示パネルの背面側に配置され前記光源からの
光を前記表示パネルに導く導光板が付加されているの
で、導光板によって輝度むらを抑制することができる。
また、導光板を用いることによって輝度むらを抑制しな
がらも表示パネルの背方の厚み寸法を小さくすることが
できるから、壁面からの突出寸法が比較的小さくなる。
【0032】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記導光板が矩形状の出射面を前記表示パネルに対
向させる形で配置され、前記位置表示部が前記器具本体
の内部から光を漏洩させる位置表示窓であって、前記導
光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道路に沿う方
向の2面から前記光源の光が導入されるとともに、道路
に沿う方向の両端の2面を前記位置表示窓に対向させて
いるものであり、器具本体の内部で表示パネルの照光に
用いる光源からの光の一部を流用するから、器具本体か
ら光を漏洩させる位置表示窓を設けるだけで部品点数を
ほとんど増加させることなく、目的を達成することがで
きる。
【0033】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、前記導光板が矩形状の出射面を前記表示パネルに対
向させる形で配置され、前記位置表示部が前記器具本体
の内部から光を漏洩させる位置表示窓であって、前記導
光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道路に沿う方
向の両端の2面を前記位置表示窓に対向させるととも
に、前記位置表示窓に対向する2面から前記光源の光が
導入されるものであり、器具本体の内部で表示パネルの
照光に用いる光源からの光の一部を流用するから、器具
本体から光を漏洩させる位置表示窓を設けるだけで部品
点数をほとんど増加させることなく、目的を達成するこ
とができる。
【0034】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記光源とは別に前記位置表示部に
対応する部位に位置表示灯を配置しているから、位置表
示部の光量を表示パネルを照光する光量とは独立して設
定することができ、位置表示部と表示パネルとの光量を
それぞれに適した光量に容易に設定することができる。
【0035】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記位置表示灯が点滅制御されることを特徴とす
る。この構成によれば、誘導標識の存在を示すための光
が点滅することによって、他の光と区別しやすく誘導標
識の存在を認識させやすくなる。
【0036】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記光源が発光ダイオードであるか
ら、光源の寿命が長く光源の交換の頻度を少なくするこ
とができるから、メンテナンスの費用が抑制される。
【0037】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記光源が冷陰極管であるから、細
径の光源を用いることができ、トンネルの壁面からの突
出寸法が比較的小さくなる。
【0038】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、前記位置表示部には、位置表示部
から出射する光の光量を、可動する光学要素を用いて周
期変化させる光量可変手段が付加されていることを特徴
とする。この構成によれば、誘導標識の存在を示すため
の光量が変化することによって、他の光と区別しやすく
誘導標識の存在を認識させやすくなる。
【0039】請求項11の発明は、請求項1ないし請求
項10の発明において、前記表示パネルからの出射光量
が最大になる方向を、前記表示パネルの正面方向に対し
て道路に沿う方向における少なくとも一側に所要角度ず
らして設定する指向性付与手段が付加されていることを
特徴とする。この構成によれば、表示パネルからの出射
光量が最大になる方向を表示パネルの正面方向からずら
すような指向性(光量の強度分布)を与えることによっ
て、遠方からの視認が必要な方向には十分な光量を確保
しながらも、表示パネルの正面方向への光量をより少な
くすることができる。つまり、遠方からの視認性を従来
品と同程度に確保するとすれば、従来品よりも光量の少
ない光源を用いることが可能になり省エネルギになる上
に、光量の少ない光源を用いることによって小型化や低
コスト化につながり、しかも、一般に低消費電力の光源
は高消費電力の光源に比較すると、電極温度が低いなど
の理由により光源の劣化が遅く寿命が長いから、メンテ
ナンスに要するコストの低減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】同上の要部斜視図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上に用いる指向性フィルムの特性を示す説明
図である。
【図6】同上に用いる表示パネルと指向性フィルムとの
配置を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す一部破断した
要部斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す一部破断した
要部斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 器具本体 3 表示パネル 4 光源 4a,4b 光源 5 指向性フィルム 6 位置表示窓 6a 透明板 7 導光板 8 位置表示灯 9 回転遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎谷 和男 三重県上野市市部羽根川2449番 朝日ナシ ョナル照明株式会社内 (72)発明者 野生 幸教 三重県上野市市部羽根川2449番 朝日ナシ ョナル照明株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA12 AA22 BA14 CA01 DA01 EA02 EB05 EB15 EB38 5C096 AA01 AA22 BA01 BB06 BB10 BB18 BB23 BC02 CA02 CA12 CA13 CA28 CA32 CB01 CC06 CC08 CC17 CD02 CD10 CD22 CJ11 DB12 DC03 FA03 FA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源が収納され道路に並行して配置され
    る器具本体と、前記器具本体において道路に面した前面
    側に取り付けられ前記光源からの光の少なくとも一部を
    透過させることにより表示内容を視認させる表示パネル
    と、道路に沿う方向における前記器具本体の両側壁の少
    なくとも一方に設けられ光を放出する位置表示部とを備
    えることを特徴とするトンネル用誘導標識。
  2. 【請求項2】 前記光源が前記表示パネルの背面側に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載のトンネル
    用誘導標識。
  3. 【請求項3】 前記表示パネルの背面側に配置され前記
    光源からの光を前記表示パネルに導く導光板が付加され
    ていることを特徴とする請求項1記載のトンネル用誘導
    標識。
  4. 【請求項4】 前記導光板が矩形状の出射面を前記表示
    パネルに対向させる形で配置され、前記位置表示部が前
    記器具本体の内部から光を漏洩させる位置表示窓であっ
    て、前記導光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道
    路に沿う方向の2面から前記光源の光が導入されるとと
    もに、道路に沿う方向の両端の2面を前記位置表示窓に
    対向させていることを特徴とする請求項3記載のトンネ
    ル用誘導標識。
  5. 【請求項5】 前記導光板が矩形状の出射面を前記表示
    パネルに対向させる形で配置され、前記位置表示部が前
    記器具本体の内部から光を漏洩させる位置表示窓であっ
    て、前記導光板の出射面に隣接する4つの周面のうち道
    路に沿う方向の両端の2面を前記位置表示窓に対向させ
    るとともに、前記位置表示窓に対向する2面から前記光
    源の光が導入されることを特徴とする請求項3記載のト
    ンネル用誘導標識。
  6. 【請求項6】 前記光源とは別に前記位置表示部に対応
    する部位に位置表示灯を配置したことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトンネル用
    誘導標識。
  7. 【請求項7】 前記位置表示灯が点滅制御されることを
    特徴とする請求項6記載のトンネル用誘導標識。
  8. 【請求項8】 前記光源が発光ダイオードであることを
    特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記
    載のトンネル用誘導標識。
  9. 【請求項9】 前記光源が冷陰極管であることを特徴と
    する請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のト
    ンネル用誘導標識。
  10. 【請求項10】 前記位置表示部には、位置表示部から
    出射する光の光量を、可動する光学要素を用いて周期変
    化させる光量可変手段が付加されていることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のトン
    ネル用誘導標識。
  11. 【請求項11】 前記表示パネルからの出射光量が最大
    になる方向を、前記表示パネルの正面方向に対して道路
    に沿う方向における少なくとも一側に所要角度ずらして
    設定する指向性付与手段が付加されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の
    トンネル用誘導標識。
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JP2009138437A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Aya Corporation:Kk 道路用発光器及び道路用発光表示システム

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