JP2002301147A - バランスウェイト作成機能を備えた上澄液採取装置 - Google Patents

バランスウェイト作成機能を備えた上澄液採取装置

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JP2002301147A JP2001107294A JP2001107294A JP2002301147A JP 2002301147 A JP2002301147 A JP 2002301147A JP 2001107294 A JP2001107294 A JP 2001107294A JP 2001107294 A JP2001107294 A JP 2001107294A JP 2002301147 A JP2002301147 A JP 2002301147A
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Ichiro Matsunari
一朗 松成
Shintaro Nishimura
伸太郎 西村
Kazuyoshi Yajima
一賀 矢嶋
Hiroshi Meigan
弘 明翫
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 血液Aを貯溜した第1シリンジ2と水D
を貯溜した第2シリンジ3とを揺動フレーム5に固定す
る。第1シリンジ2および第2シリンジ3と第1容器1
3および第2容器14とは、それぞれチューブ11、1
2によって連通されている。血液Aが上澄液Bと赤血球
Cに分離されると、シリンジポンプ8によって押圧部材
9が上方に移動され、第1シリンジ2からは上澄液Bが
第1容器13へ送出され、第2シリンジ3からは上澄液
Bと同量の水Dが第2容器14へ送出される。水Dは上
澄液Bと実質的に同一の比重を有しているので、上澄液
Bを貯溜する第1容器13と水Dを貯溜する第2容器1
4とは実質的に同一の重量となり、したがって第2容器
14は遠心分離機における第1容器13に対するバラン
スウェイトとして利用することができる。 【効果】 遠心分離機に用いるバランスウェイトを上澄
液の採取と同時に容易かつ正確に作成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバランスウェイト作
成機能を備えた上澄液採取装置に関し、より詳しくは、
上澄液を採取するのと同時に遠心分離機用のバランスウ
ェイトを作成するのに好適なバランスウェイト作成機能
を備えた上澄液採取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療分野においては、人体より採
取した血液を上澄液と赤血球を含む沈降液体とに分離さ
せ、次に分離した上澄液のみを採取したら遠心分離機に
かけてこの上澄液を検査製剤として用いることが行なわ
れている。通常、採取された上澄液を遠心分離機にかけ
る際には、上澄液の入った容器の載置される位置に対し
遠心分離機の駆動軸の対称側に上澄液と同じ重さのバラ
ンスウェイトを載置している。このとき、上澄液と水と
がほぼ同じ比重を持つことから、バランスウェイトとし
て、上記上澄液の入った容器と同一の重さの容器と、上
澄液と同量の水とが用いられている。そして従来、上澄
液と同量の水を容器内に注入する際には、人手によっ
て、スポイトを用いて目分量により注入されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上澄液の量は採取され
るたびに異なるため、人手によってそれぞれの上澄液と
同量の水を容器内に注入してゆく作業は煩雑となり、ま
たスポイトを用いて目分量により注入していることか
ら、上澄液とバランスウェイトに誤差が発生する虞があ
った。本発明は以上の点に鑑み、人手を要することなく
上澄液を採取し、同時に該上澄液に対する正確なバラン
スウェイトを作成することができるバランスウェイト作
成機能を備えた上澄液採取装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のバラ
ンスウェイト作成機能を備えた上澄液採取装置は、沈降
作用により上澄液と沈降液体とに分離する液体を貯溜す
る第1シリンジと、上記上澄液と同等の比重を持つ液体
を貯溜する第2シリンジと、上記第1シリンジから送出
される上澄液を受け取る第1容器と、上記第2シリンジ
から送出される液体を受け取る第2容器と、上記第1シ
リンジのプランジャと第2シリンジのプランジャとを同
時に押圧する押圧部材とを備え、上記押圧部材は、第1
シリンジのプランジャを押圧して該第1シリンジ内の上
澄液を第1容器内に送出するとともに、第2シリンジの
プランジャを押圧して上記第1容器内に送出されたのと
同量の液体を該第2シリンジ内から第2容器内に送出す
ることを特徴とするものである。
【0005】上記構成によれば、第1シリンジに沈降作
用により上澄液と沈降液体とに分離する液体が貯溜さ
れ、第2シリンジに上記上澄液と同等の比重を持つ液体
が貯溜される。第1シリンジ内の液体が上澄液と沈降液
体とに分離したら、押圧部材によって第1シリンジのプ
ランジャと第2シリンジのプランジャとが同時に押圧さ
れる。これにより第1シリンジ内の上澄液は第1容器内
に送出され、これと同時に、第2シリンジ内から、上記
第1容器内に送出されたのと同量の液体が第2容器内に
送出される。したがって、第2容器内の液体の重量は第
1容器内の上澄液の重量と実質的に同一となるので、容
易な操作で上澄液の採取と同時に正確なバランスウェイ
トを作成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明すると、図1において、上澄液採取装置1は、2つ
の同一の第1シリンジ2と第2シリンジ3とを備えてお
り、各シリンジ2、3はそれぞれ口部を上方に向けた状
態で平行に配置され、かつクリップ4によって揺動フレ
ーム5に固定されている。第1シリンジ2のプランジャ
6、および第2シリンジ3のプランジャ7の下端部に
は、両プランジャ6、7を同時に押圧することにより各
シリンジ2、3から同時に液体を送出させるために、シ
リンジポンプ8の一部を構成する押圧部材9が当接され
ている。第1シリンジ2内には沈降作用により分離する
液体、すなわち血液Aが貯溜されており、この血液Aに
は、分離を早めるための赤血球沈降促進剤(例えば菱山
製薬株式会社製、赤血球沈降剤「HES40」)などが
混入されている。この第1シリンジ2は、採血に使用し
たシリンジをそのまま用いている。第1シリンジ2内に
貯溜された血液Aは所定時間静置されることにより、図
1に示すように、沈降作用により上澄液Bと沈降液体で
ある赤血球Cとに分離するようになる。他方、第2シリ
ンジ3内には上澄液Bと同等の比重を持った液体が貯溜
されている。本実施例においてはこの液体は水Dとなっ
ている。第1シリンジ2および第2シリンジ3はクリッ
プ4によって揺動フレーム5に固定されるが、このと
き、第1シリンジ2および第2シリンジ3の各フランジ
部2a、3aは揺動フレーム5に設けられたスタンド1
0上に載置されて高さが揃えられており、したがって口
部の高さも揃っている。また、それぞれのプランジャ
6、7は押圧部材9によって高さが揃えられている。
【0007】第1シリンジ2および第2シリンジ3の口
部にはチューブ11、12がそれぞれ取り付けられ、チ
ューブ11、12の先端はそれぞれ揺動フレーム5の側
部に設けられた第1容器13および第2容器14に連通
されている。この第1容器13および第2容器14はい
ずれも遠心分離機にかけられるため、遠心分離機に載置
可能な容器となっており、しかも両者は同一に製造され
ている。第1シリンジ2と第1容器13とを連通するチ
ューブ11の途中に、上澄液Bと赤血球Cの境界を検出
する検出手段15が設けられている。このような検出手
段15は従来公知であるので、その詳細な説明は省略す
る。
【0008】上記シリンジポンプ8は、図2に示すよう
に、上述したプランジャ6、7を押圧する押圧部材9
と、モータ21によって回転される送りねじ22と、送
りねじ22に螺合して上下に移動され、押圧部材9に連
結されているナット部材23とを備えている。押圧部材
9は揺動フレーム5の表面側に、またナット部材23は
揺動フレーム5の裏面側に配置され両者は揺動フレーム
5に設けられた図示しない溝を貫通して相互に一体に連
結されている。ナット部材23は、送りねじ22の両側
で該送りねじ22と平行に配設固定したガイド24に沿
って昇降自在となっており、送りねじ22はナット部材
23を貫通してこれに螺合されている。送りねじ22は
揺動フレーム5に回転自在に軸支され、その上端部には
プーリ27が取付けられている。また、モータ21は揺
動フレーム5に取付けられ、その回転軸にプーリ28が
取付けられている。そして2つのプーリ27、28間に
ベルト29が張設され、モータ21の回転はプーリ2
8、ベルト29およびプーリ27を介して送りねじ22
に伝達され、これによってナット部材23および押圧部
材9が昇降されるようになっている。
【0009】上記揺動フレーム5は固定フレーム33に
ヒンジ32を介して揺動自在に取付けられており、図3
および図4に示すように、傾斜装置31によって揺動フ
レーム5を、したがってシリンジ2、3を起立状態(図
3の状態)と傾斜状態(図4の状態)とに揺動させること
ができるようにしてある。この傾斜装置31は、第1シ
リンジ2内の血液Aを傾斜させることによって赤血球C
の沈降する速度を速めるために設けたもので、第1シリ
ンジ2の傾斜角度を水平に近づけるほど赤血球Cの沈降
速度が速くなることが知られている。しかしながら、第
1シリンジ2を水平状態とすると、第1シリンジ2の天
面(水平状態の側面)に沈殿した赤血球Cが付着すること
になり、第1シリンジ2を再び起立させて上澄液Bを抽
出する際に、赤血球Cが第1シリンジ2の天面に付着し
たままとなって、上澄液Bに赤血球Cが混入する恐れが
ある。このため、図4に示すように、第1シリンジ2は
水平状態まで傾斜させず、沈殿した赤血球Cが第1シリ
ンジの天面に付着することがない角度(概ね30°〜5
0°)まで傾斜させるようにしている。
【0010】傾斜装置31は、図3に示すように、モー
タ34と、このモータ34によって回転駆動される送り
ねじ35と、送りねじ35に螺合して移動されるナット
部材36とを備えている。上記送りねじ35は固定フレ
ーム33の側面に斜めに配置されて回転自在に軸支され
ており、モータ34は固定フレーム33の側面に固定さ
れて送りねじ35に連結されている。送りねじ35に螺
合されたナット部材36は連結ピン37を備えており、
この連結ピン37は、固定フレーム33の側面に送りね
じ35に沿って形成した図示しない長孔内を貫通して、
揺動フレーム5の側面に設けられた長孔5a内に摺動可
能に係合されている。そしてナット部材36が送りねじ
35に沿って進退動された際には、ナット部材36に設
けた連結ピン37とこれが係合する長孔5aとを介し
て、揺動フレーム5をヒンジ32を中心として起立状態
と傾斜状態とに揺動させることができるようになってい
る。
【0011】以上の構成において、上澄液採取装置1は
以下のように用いられる。まず、第1シリンジ2の先端
口部に注射針を取り付けて採血が行なわれる。この後、
第1シリンジ2内に抗凝固剤や赤血球沈降促進剤を吸入
するとともに、少量の空気も吸入して攪拌する。次に、
第1シリンジ2から注射針を取り外し、代わりにチュー
ブ11を取付けたら、第1シリンジ2のフランジ部2a
を起立状態となっている揺動フレーム5のスタンド10
へ載置し、クリップ4によって固定する。他方、第2シ
リンジ3内に水Dを吸入したらその先端口部にチューブ
12を取り付け、第2シリンジ3のフランジ部3aを上
記揺動フレーム5のスタンド10へ載置し、上記クリッ
プ4によって固定する。この後、手動によりプーリ27
又は28を回転させ、或いは手動によりモータ21を回
転させて押圧部材9を上昇させ、それぞれのプランジャ
6、7に押圧部材9を当接させる。さらに押圧部材9を
徐々に上昇させてプランジャ6、7を同時に上昇させ、
第1シリンジ2内の血液Aがチューブ11の最高高さ位
置を越える寸前までプランジャ6、7を上昇させる。こ
の間、第2シリンジ3内の水Dはチューブ12の最高高
さ位置を越えて外部に排出されるが、この際には第1容
器12および第2容器13はセットされておらず、血液
Aや水Dが第1容器12や第2容器13内に貯溜される
ことはない。この状態では、上記チューブ11、12は
同一条件で配置してあるので、第1シリンジ2およびチ
ューブ11内の血液Aの量と、第2シリンジ3およびチ
ューブ12内の水Dの量とは同一となる。この状態とな
ったら、手動によって押圧部材9を降下させ、チューブ
11内の血液Aを第1シリンジ2内に戻すとともに、該
第1シリンジ2内に所定量の空気を吸引する。そして各
チューブ11、12の先端に上記第1容器12と第2容
器13とをセットする。なお、この際の血液Aの液面と
水Dの液面とは同一高さとなっている。
【0012】以上のようにして各シリンジ2、3と各容
器12、13をセットしたら、上澄液採取装置1の図示
しない運転開始ボタンを押して該上澄液採取装置1を作
動させる。すると該上澄液採取装置1の図示しない制御
装置は、傾斜装置31のモータ34を起動して送りねじ
35を回転させるので、それによって揺動フレーム5は
起立状態から傾斜状態へと傾斜し、該揺動フレーム5が
所定の傾斜角度まで傾斜すると、制御装置はそのことを
図示しないリミットスイッチによって検出してモータ3
4を停止させる。
【0013】この状態で上澄液採取装置1は一定時間待
機し、血液Aが上澄液Bと赤血球Cに分離するのを待
つ。この赤血球Cの沈降時間と血液Aの傾斜による沈降
の短縮時間とは計算で求められることが知られており、
制御装置はタイマーによりその待機時間が経過したこと
を検出したら、上記モータ34の逆転を開始させる。こ
れにより揺動フレーム5は、第1シリンジ2内の上澄液
Bと赤血球Cが混ざらないようなスピードで起立状態へ
復帰され、揺動フレーム5に載置された第1シリンジ2
が起立状態となると、制御装置はそのことを図示しない
リミットスイッチで検出してモータ34を停止させる。
【0014】次に、上澄液採取装置1の制御装置はシリ
ンジポンプ8のモータ21を起動し、これによって押圧
部材9を徐々に上昇させる。押圧部材9の上昇によって
プランジャ6、7が上方に押圧されると、第1シリンジ
2からは上澄液Bがチューブ11を通って第1容器13
へ送出され、また第2シリンジ3からは水Dがチューブ
12を通って第2容器14へ送出される。押圧部材9の
上昇が継続して上澄液Bと赤血球Cとの境界部分が検出
手段15を通過するようになると、該検出手段15はそ
のことを制御装置へ入力するので、該制御装置はシリン
ジポンプ8のモータ21を停止させる。この状態では、
第1容器13には上澄液Bのみが採取されており、また
第2容器14には上澄液Bと同量の水Dが採取されてい
る。
【0015】このようにして第1容器13に上澄液Bを
採取し、また第2容器14に上澄液Bと同量の水Dを採
取したら、第1容器13と第2容器14とを遠心分離機
の駆動軸に対する軸対称位置に載置することにより、該
遠心分離機で上澄液Bの遠心分離を施すことができる。
このように、第1容器13内に上澄液Bを採取するのと
同時に、上澄液Bと同量の水Dを注入した第2容器14
を得ることができるので、該第2容器14を遠心分離機
用のバランスウェイトとして用いることができる。
【0016】なお、上記実施例では各シリンジ2、3と
各容器13、14とを連通するのにチューブ11、12
を用いているがこれに限定されるものではなく、各シリ
ンジ2、3と各容器13、14とを連通することができ
れば如何なる手段であってもよい。また、上記シリンジ
ポンプ8を省略して、押圧部材9を手動によって昇降さ
せるようにしてもよい。さらに、本発明における上澄液
採取装置1の使用は血液にのみ適用するのではなく、沈
降作用により分離する液体であれば当該液体に応用可能
であるのはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1シ
リンジ内の上澄液を第1容器内に送出するのと同時に、
第2シリンジ内から、上記第1容器内に送出されたのと
同量の液体を第2容器内に送出することができるので、
第2容器内の液体の重量と第1容器内の上澄液の重量と
を実質的に同一とすることができ、したがって容易かつ
正確にバランスウェイトを作成することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る上澄液採取装置1の正面図
【図2】図1の上澄液採取装置1の側面図
【図3】本発明の上澄液採取装置1の傾斜装置31に関
する側面図
【図4】図3とは異なる状況を示す傾斜装置31に関す
る側面図
【符号の説明】
1 上澄液採取装置 2 第1シリンジ 3 第2シリンジ 6,7 プランジャ 9 押圧部材 11,12 チュー
ブ 13 第1容器 14 第2容器 15 検出手段 31 傾斜装置 A 血液 B 上澄液 C 赤血球 D 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 伸太郎 大阪府大阪市中央区道修町3丁目4番7号 藤沢薬品工業株式会社内 (72)発明者 矢嶋 一賀 大阪府大阪市中央区道修町3丁目4番7号 藤沢薬品工業株式会社内 (72)発明者 明翫 弘 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 Fターム(参考) 2G052 AA30 AD06 AD26 CA12 DA02 ED17 FD01 FD17 GA08 HC02 HC26 HC43 JA07 4C077 AA12 BB04 BB05 CC04 CC05 DD10 DD12 DD13 KK25 4G068 AA02 AB11 AB30 AC10 AD24 AE03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈降作用により上澄液と沈降液体とに分
    離する液体を貯溜する第1シリンジと、上記上澄液と同
    等の比重を持つ液体を貯溜する第2シリンジと、上記第
    1シリンジから送出される上澄液を受け取る第1容器
    と、上記第2シリンジから送出される液体を受け取る第
    2容器と、上記第1シリンジのプランジャと第2シリン
    ジのプランジャとを同時に押圧する押圧部材とを備え、 上記押圧部材は、第1シリンジのプランジャを押圧して
    該第1シリンジ内の上澄液を第1容器内に送出するとと
    もに、第2シリンジのプランジャを押圧して上記第1容
    器内に送出されたのと同量の液体を該第2シリンジ内か
    ら第2容器内に送出することを特徴とするバランスウェ
    イト作成機能を備えた上澄液採取装置。
  2. 【請求項2】 上記押圧部材はシリンジポンプによって
    前進作動されるようになっており、このシリンジポンプ
    はその運転が開始されたら、上記第1シリンジ内に貯溜
    された液体が沈降作用により上澄液と沈降液体とに分離
    するのを待ってから、上記押圧部材を作動させて第1シ
    リンジのプランジャと第2シリンジのプランジャとを同
    時に押圧させることを特徴とする請求項1に記載のバラ
    ンスウェイト作成機能を備えた上澄液採取装置。
  3. 【請求項3】 上記第1シリンジと第1容器とを連通す
    る連通路の途中に、第1シリンジから送出された上澄液
    が沈降液体に変化したことを検出する検出手段を設け、
    この検出手段により上記上澄液が沈降液体に変化したこ
    とが検出されたら、上記シリンジポンプの運転を停止さ
    せることを特徴とする請求項2に記載のバランスウェイ
    ト作成機能を備えた上澄液採取装置。
  4. 【請求項4】 上記第1シリンジを起立した状態と傾斜
    した状態とに移動させる傾斜装置を備え、この傾斜装置
    は第1シリンジを傾斜した状態に維持することにより、
    上記上澄液と沈降液体との分離を促進し、またシリンジ
    ポンプは第1シリンジが傾斜した状態から起立した状態
    に移動されたら上記押圧部材を作動させることを特徴と
    する請求項2又は請求項3に記載のバランスウェイト作
    成機能を備えた上澄液採取装置。
  5. 【請求項5】 上記沈降作用により上澄液と沈降液体と
    に分離する液体が血液であることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載のバランスウェイト作
    成機能を備えた上澄液採取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013153812A1 (ja) * 2012-04-12 2013-10-17 株式会社根本杏林堂 撹拌用注入装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013153812A1 (ja) * 2012-04-12 2013-10-17 株式会社根本杏林堂 撹拌用注入装置
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