JP2002301059A - 固定帯及びx線撮影テーブル - Google Patents
固定帯及びx線撮影テーブルInfo
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点滴チューブ等の付帯物を伴うようなX線撮
影を安全に行えることを課題とする。 【解決手段】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板23の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の
姿勢で拘束するための固定帯24であって、その縁部の
平面視形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面
をなしているものである。また、テーブル本体22の内
側側面と天板23の側面との間に形成される隙間を覆う
ようにして該テーブル本体22の先端部に設けられた板
状部材(又はハケ状部材)26であって、天板側面との
接触に伴う曲げ力に対して弾力性を有するもの、を備え
るX線撮影テーブル。
影を安全に行えることを課題とする。 【解決手段】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板23の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の
姿勢で拘束するための固定帯24であって、その縁部の
平面視形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面
をなしているものである。また、テーブル本体22の内
側側面と天板23の側面との間に形成される隙間を覆う
ようにして該テーブル本体22の先端部に設けられた板
状部材(又はハケ状部材)26であって、天板側面との
接触に伴う曲げ力に対して弾力性を有するもの、を備え
るX線撮影テーブル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固定帯及びX線撮影
テーブルに関し、更に詳しくは、被検体を天板に固定し
て体軸方向に移動可能なX線撮影テーブルに適用して好
適なるものである。この種のX線撮影テーブルは、被検
体のX線CT断層像を形成するX線CT装置や、被検体
のX線透視映像を形成するX線テレビ装置等と共に用い
られる。
テーブルに関し、更に詳しくは、被検体を天板に固定し
て体軸方向に移動可能なX線撮影テーブルに適用して好
適なるものである。この種のX線撮影テーブルは、被検
体のX線CT断層像を形成するX線CT装置や、被検体
のX線透視映像を形成するX線テレビ装置等と共に用い
られる。
【0002】
【従来の技術】図6,図7は従来技術を説明する図
(1),(2)で、図6は従来のX線CT装置の外観図
を示している。図において、30はX線撮影系(X線
管,X線検出器等)により被検体100のアキシャル/
ヘリカルスキャンを行う走査ガントリ部、20’は被検
体(患者)100を載せて体軸CLbの方向に移動させ
るための撮影テーブル、23は患者を搭載する天板、2
4’は患者を天板23上に固定するための固定帯、10
は走査ガントリ部30及び撮影テーブル20’を遠隔制
御すると共に、撮影技師等が操作をするための別室の操
作コンソール部である。
(1),(2)で、図6は従来のX線CT装置の外観図
を示している。図において、30はX線撮影系(X線
管,X線検出器等)により被検体100のアキシャル/
ヘリカルスキャンを行う走査ガントリ部、20’は被検
体(患者)100を載せて体軸CLbの方向に移動させ
るための撮影テーブル、23は患者を搭載する天板、2
4’は患者を天板23上に固定するための固定帯、10
は走査ガントリ部30及び撮影テーブル20’を遠隔制
御すると共に、撮影技師等が操作をするための別室の操
作コンソール部である。
【0003】X線CT撮影では、走査ガントリを被検体
体軸の回りに回転させて得た全方向(ビュー)からの投
影データに基づき被検体100のCT断層像を形成する
ため、スキャン中の被検体(患者)100が動かない事
が必要である。そこで、X線撮影時における患者の動き
を防止するため、患者100の両腕部及び胴体部を図示
の如く固定帯24’で固定することが行われる。
体軸の回りに回転させて得た全方向(ビュー)からの投
影データに基づき被検体100のCT断層像を形成する
ため、スキャン中の被検体(患者)100が動かない事
が必要である。そこで、X線撮影時における患者の動き
を防止するため、患者100の両腕部及び胴体部を図示
の如く固定帯24’で固定することが行われる。
【0004】また、撮影(診断)の目的によっては、X
線撮影時における血液の流れを見え易くするために、X
線撮影と同時にX線が透過し難い造影剤を点滴する場合
があり、この場合は、側に置いた点滴台70から患者1
00に造影剤の点滴が行われる。以下、点滴を伴う場合
のX線撮影動作を具体的に説明する。
線撮影時における血液の流れを見え易くするために、X
線撮影と同時にX線が透過し難い造影剤を点滴する場合
があり、この場合は、側に置いた点滴台70から患者1
00に造影剤の点滴が行われる。以下、点滴を伴う場合
のX線撮影動作を具体的に説明する。
【0005】図7は従来の撮影テーブル20’の斜視図
で、不図示の走査ガントリ部30の側から撮影テーブル
20’を見た場合を示している。図7(A)は天板23
がテーブル本体22に収納されている状態、また図7
(B)は天板23がテーブル本体22から突出している
状態をそれぞれ表す。なお、患者の図は省略している。
で、不図示の走査ガントリ部30の側から撮影テーブル
20’を見た場合を示している。図7(A)は天板23
がテーブル本体22に収納されている状態、また図7
(B)は天板23がテーブル本体22から突出している
状態をそれぞれ表す。なお、患者の図は省略している。
【0006】図において、21は撮影テーブル20’の
台座、22はテーブル本体、23は被検体を載せて前後
(体軸)方向に移動可能な天板、24’は患者を天板2
3に固定するための固定帯、61’は天板23の側面に
設けたレール溝28に沿って摺動可能な摺動部材(通
称:玉ブチ)、62’は摺動部材61’に縫製等された
ストラップ部材である。また、70は点滴台、71は車
輪(不図示)を有する台座、72は支柱、73は上部に
吊り下げた薬液バッグ、74は薬液を患者に導く点滴チ
ューブ、75は点滴チューブ74の先端部に取り付けた
点滴針である。
台座、22はテーブル本体、23は被検体を載せて前後
(体軸)方向に移動可能な天板、24’は患者を天板2
3に固定するための固定帯、61’は天板23の側面に
設けたレール溝28に沿って摺動可能な摺動部材(通
称:玉ブチ)、62’は摺動部材61’に縫製等された
ストラップ部材である。また、70は点滴台、71は車
輪(不図示)を有する台座、72は支柱、73は上部に
吊り下げた薬液バッグ、74は薬液を患者に導く点滴チ
ューブ、75は点滴チューブ74の先端部に取り付けた
点滴針である。
【0007】撮影に際しては、患者の胴体部にストラッ
プ部材62’を巻き付けて患者を天板23に固定すると
共に、患者の腕等に点滴針75を刺した状態で天板23
を走査ガントリ部に搬入(IN)し、X線撮影を行う。
また撮影が終了すると、通常は患者に点滴針75を刺し
たままで天板23を走査ガントリ部から搬出(OUT)
する。
プ部材62’を巻き付けて患者を天板23に固定すると
共に、患者の腕等に点滴針75を刺した状態で天板23
を走査ガントリ部に搬入(IN)し、X線撮影を行う。
また撮影が終了すると、通常は患者に点滴針75を刺し
たままで天板23を走査ガントリ部から搬出(OUT)
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この場合に、従来の固
定体24’は、幅広の摺動部材61’に幅の狭いストラ
ップ部材62’を縫製した構造であるため、患者に巻き
付けた状態では、図示の如く、摺動部材61’の両角部
(凸部)が天板23から突出した状態となっていた。ま
た、幅広の摺動部材61’と幅の狭いストラップ部材6
2’との接続(縫製)部には鋭い角度の凹部が形成され
ていた。このため、天板23のIN/OUT動作に伴
い、固定帯24’が移動すると、点滴チューブ74の一
部が固定帯24’の鋭い角(凸/凹)部に引っ掛かり、
X線造影撮影に支障を来すばかりか、患者に危険を与え
る恐れがあった。
定体24’は、幅広の摺動部材61’に幅の狭いストラ
ップ部材62’を縫製した構造であるため、患者に巻き
付けた状態では、図示の如く、摺動部材61’の両角部
(凸部)が天板23から突出した状態となっていた。ま
た、幅広の摺動部材61’と幅の狭いストラップ部材6
2’との接続(縫製)部には鋭い角度の凹部が形成され
ていた。このため、天板23のIN/OUT動作に伴
い、固定帯24’が移動すると、点滴チューブ74の一
部が固定帯24’の鋭い角(凸/凹)部に引っ掛かり、
X線造影撮影に支障を来すばかりか、患者に危険を与え
る恐れがあった。
【0009】また、従来の撮影テーブル20’では、天
板23とテーブル本体22(天板のサイドカバー)との
間の隙間は、患者の指等が挟み込まれないように、7m
m程度以下に設けられていた。しかし、点滴チューブ7
4の直径は通常指よりも細いため、しばしば、例えば図
7(B)に示すように、天板23が走査ガントリ部30
からOUTする際に、この隙間に、点滴チューブ74が
挟み込まれる不都合があった。点滴チューブ74が挟み
込まれると、場合によっては点滴針75に異常な負荷が
掛かるため、患者が危険である。
板23とテーブル本体22(天板のサイドカバー)との
間の隙間は、患者の指等が挟み込まれないように、7m
m程度以下に設けられていた。しかし、点滴チューブ7
4の直径は通常指よりも細いため、しばしば、例えば図
7(B)に示すように、天板23が走査ガントリ部30
からOUTする際に、この隙間に、点滴チューブ74が
挟み込まれる不都合があった。点滴チューブ74が挟み
込まれると、場合によっては点滴針75に異常な負荷が
掛かるため、患者が危険である。
【0010】なお、上記点滴の場合以外にも、例えばX
線撮影中の患者の尿を排出チューブで尿瓶に導く場合が
あり、この場合も上記同様の問題が生じ得る。
線撮影中の患者の尿を排出チューブで尿瓶に導く場合が
あり、この場合も上記同様の問題が生じ得る。
【0011】また、係る状況の下で、撮影技師等は、チ
ューブの挟み込みに対しては細心の注意を払いながら撮
影を行う必要があり、このことが作業上の大きな負担と
なっていた。
ューブの挟み込みに対しては細心の注意を払いながら撮
影を行う必要があり、このことが作業上の大きな負担と
なっていた。
【0012】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成さ
れたもので、その目的とするところは、点滴チューブ等
の付帯物を伴うようなX線撮影を安全に行える固定帯及
びX線撮影テーブルを提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、点滴チューブ等
の付帯物を伴うようなX線撮影を安全に行える固定帯及
びX線撮影テーブルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図2
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の固定帯
24は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板23
の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿勢で
拘束するための固定帯であって、その縁部の平面視形状
が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面をなしてい
るものである。
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の固定帯
24は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板23
の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿勢で
拘束するための固定帯であって、その縁部の平面視形状
が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面をなしてい
るものである。
【0014】本発明(1)の固定帯24は、その縁部の
平面視形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面
(凹凸によらず鋭い角部が無い状態)をなしているた
め、体軸方向の前/後方向に移動中の固定帯24がどの
様な状態のチューブ部材(点滴チューブ74等)と接触
したとしても、チューブ部材の腹部は固定帯縁部の滑ら
かな斜面に沿って該固定帯24の外側に逃がされる。従
って、このような固定帯24は点滴チューブ74等を引
っ掛けないため、点滴チューブ等の付帯物を伴うような
X線撮影を安全に行える。
平面視形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面
(凹凸によらず鋭い角部が無い状態)をなしているた
め、体軸方向の前/後方向に移動中の固定帯24がどの
様な状態のチューブ部材(点滴チューブ74等)と接触
したとしても、チューブ部材の腹部は固定帯縁部の滑ら
かな斜面に沿って該固定帯24の外側に逃がされる。従
って、このような固定帯24は点滴チューブ74等を引
っ掛けないため、点滴チューブ等の付帯物を伴うような
X線撮影を安全に行える。
【0015】また本発明(2)のX線撮影テーブル20
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板23を有
するX線撮影テーブルにおいて、天板23の左右側面か
ら上面側に展開して被検体を一定の姿勢で拘束するため
の固定帯24であって、その縁部の平面視形状が天板2
3の移動方向に対して滑らかな斜面をなしているもの、
を備えるものである。
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板23を有
するX線撮影テーブルにおいて、天板23の左右側面か
ら上面側に展開して被検体を一定の姿勢で拘束するため
の固定帯24であって、その縁部の平面視形状が天板2
3の移動方向に対して滑らかな斜面をなしているもの、
を備えるものである。
【0016】従って、このようなX線撮影テーブル20
では、固定帯24が点滴チューブ74等を引っ掛けない
ため、点滴チューブ等の付帯物を伴うようなX線撮影を
安全に行える。
では、固定帯24が点滴チューブ74等を引っ掛けない
ため、点滴チューブ等の付帯物を伴うようなX線撮影を
安全に行える。
【0017】また本発明(3)のX線撮影テーブル20
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板を有する
X線撮影テーブルにおいて、移動方向の断面視形状が略
矩形状の天板23と、天板23を移動可能に支持する同
断面視形状が略U字形のテーブル本体22と、テーブル
本体22の内側側面と天板23の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体22の先端部に
設けられた板状部材26であって、天板側面との接触に
伴う曲げ力に対して弾力性を有するもの、とを備えるも
のである。
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板を有する
X線撮影テーブルにおいて、移動方向の断面視形状が略
矩形状の天板23と、天板23を移動可能に支持する同
断面視形状が略U字形のテーブル本体22と、テーブル
本体22の内側側面と天板23の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体22の先端部に
設けられた板状部材26であって、天板側面との接触に
伴う曲げ力に対して弾力性を有するもの、とを備えるも
のである。
【0018】本発明(3)によれば、例えば図2(A)
に示す如く、天板23の収納時には、弾力性の板状部材
26が、テーブル本体22の内側側面と天板23の側面
との間に形成される隙間を覆っているため、この隙間に
はいかなるチューブ部材(点滴チューブ74等)も挟み
込まれない。しかも、この状態の板状部材26は、テー
ブル本体22の先端部に密着状態にあるため、邪魔には
ならない。
に示す如く、天板23の収納時には、弾力性の板状部材
26が、テーブル本体22の内側側面と天板23の側面
との間に形成される隙間を覆っているため、この隙間に
はいかなるチューブ部材(点滴チューブ74等)も挟み
込まれない。しかも、この状態の板状部材26は、テー
ブル本体22の先端部に密着状態にあるため、邪魔には
ならない。
【0019】また、例えば図2(B)に示す如く、天板
23の移動(IN/OUT)時には、弾力性の板状部材
26が、まずは前方に移動(IN)する天板角部(側
面)との接触に伴う曲げ力に従って前方に弾力性を持っ
て曲がるため、この状態でも常に板状部材26が隙間を
覆っている。また天板23が後方に移動(OUT)する
時も、板状部材26の弾力性により上記曲げ形状がその
ままに維持されるため、この状態でも常に板状部材26
が隙間を覆っている。従って、この隙間には、天板23
の移動のいかなる状態でも、チューブ部材等が挟み込ま
れない。
23の移動(IN/OUT)時には、弾力性の板状部材
26が、まずは前方に移動(IN)する天板角部(側
面)との接触に伴う曲げ力に従って前方に弾力性を持っ
て曲がるため、この状態でも常に板状部材26が隙間を
覆っている。また天板23が後方に移動(OUT)する
時も、板状部材26の弾力性により上記曲げ形状がその
ままに維持されるため、この状態でも常に板状部材26
が隙間を覆っている。従って、この隙間には、天板23
の移動のいかなる状態でも、チューブ部材等が挟み込ま
れない。
【0020】また本発明(4)のX線撮影テーブル20
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板を有する
X線撮影テーブルにおいて、移動方向の断面視形状が略
矩形状の天板23と、天板23を移動可能に支持する同
断面視形状が略U字形のテーブル本体22と、テーブル
本体22の内側側面と天板23の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体22の先端部に
設けられた板状部材26であって、天板側面との接触に
伴う曲げ力に対して弾力性を有するものと、天板23の
左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿勢で拘
束するための固定帯24であって、その縁部の平面視形
状が天板の移動方向に対して滑らかな斜面をなしている
ものと、を備えるものである。
は、被検体を載せて体軸方向に移動可能な天板を有する
X線撮影テーブルにおいて、移動方向の断面視形状が略
矩形状の天板23と、天板23を移動可能に支持する同
断面視形状が略U字形のテーブル本体22と、テーブル
本体22の内側側面と天板23の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体22の先端部に
設けられた板状部材26であって、天板側面との接触に
伴う曲げ力に対して弾力性を有するものと、天板23の
左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿勢で拘
束するための固定帯24であって、その縁部の平面視形
状が天板の移動方向に対して滑らかな斜面をなしている
ものと、を備えるものである。
【0021】好ましくは本発明(5)においては、上記
本発明(3)又は(4)において、板状部材26の側平
面と天板23の側面とが互いに低摩擦係数で接触する材
質により構成されている。
本発明(3)又は(4)において、板状部材26の側平
面と天板23の側面とが互いに低摩擦係数で接触する材
質により構成されている。
【0022】従って、特に天板23が後方に移動(OU
T)する時の、板状部材26の曲げ形状がそのままで容
易、かつ確実に維持される。
T)する時の、板状部材26の曲げ形状がそのままで容
易、かつ確実に維持される。
【0023】また好ましくは本発明(6)においては、
上記本発明(3)又は(4)において、前記板状部材2
6に代えて、多数の弾力性を有する合成繊維をハケ状に
束ねたハケ状部材を備えるものである。
上記本発明(3)又は(4)において、前記板状部材2
6に代えて、多数の弾力性を有する合成繊維をハケ状に
束ねたハケ状部材を備えるものである。
【0024】上記板状部材26に代えて、ハケ状部材に
すれば、天板23の側面との間の摩擦が大幅に軽減され
ると共に、長年の使用により一部の合成繊維が摩耗した
としても、チューブ部材等を挟み込まないための機能を
十分に維持することが可能であるため、このようなハケ
状部材は寿命が長い。
すれば、天板23の側面との間の摩擦が大幅に軽減され
ると共に、長年の使用により一部の合成繊維が摩耗した
としても、チューブ部材等を挟み込まないための機能を
十分に維持することが可能であるため、このようなハケ
状部材は寿命が長い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる複数の実施の形態を詳細に説明する。なお、全
図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
好適なる複数の実施の形態を詳細に説明する。なお、全
図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
【0026】図1は実施の形態によるX線CT装置の要
部構成図で、本発明のX線CT装置への適用例を示して
いる。このX線CT装置は、X線ファンビームXLFB
により被検体100のアキシャル/ヘリカルスキャン等
を行う走査ガントリ部30と、被検体100を載せて体
軸CLbの方向に移動させる撮影テーブル20と、撮影
技師等が操作をする遠隔の操作コンソール部10とから
構成されている。
部構成図で、本発明のX線CT装置への適用例を示して
いる。このX線CT装置は、X線ファンビームXLFB
により被検体100のアキシャル/ヘリカルスキャン等
を行う走査ガントリ部30と、被検体100を載せて体
軸CLbの方向に移動させる撮影テーブル20と、撮影
技師等が操作をする遠隔の操作コンソール部10とから
構成されている。
【0027】操作ガントリ部30において、30Aは走
査ガントリ(X線撮影系)を体軸CLbの回りに回転さ
せる回転制御部、40は回転陽極型のX線管、40Aは
X線管40の管電圧kV,管電流mA等を制御するX線
制御部、50はX線のファンビ−ム厚を制御するコリメ
ータ、50Aはコリメータ制御部、80はチャネルCH
方向に並ぶ多数(n=1000程度)のX線検出素子が
体軸CLb方向の例えば2列A,B(1列又は3列以上
でも良い)に配列されているX線検出器、90はX線検
出器80の検出信号に基づき被検体100の投影データ
gA(X,θ),gB(X,θ)を生成し、収集するデー
タ収集部(DAS)である。
査ガントリ(X線撮影系)を体軸CLbの回りに回転さ
せる回転制御部、40は回転陽極型のX線管、40Aは
X線管40の管電圧kV,管電流mA等を制御するX線
制御部、50はX線のファンビ−ム厚を制御するコリメ
ータ、50Aはコリメータ制御部、80はチャネルCH
方向に並ぶ多数(n=1000程度)のX線検出素子が
体軸CLb方向の例えば2列A,B(1列又は3列以上
でも良い)に配列されているX線検出器、90はX線検
出器80の検出信号に基づき被検体100の投影データ
gA(X,θ),gB(X,θ)を生成し、収集するデー
タ収集部(DAS)である。
【0028】操作コンソール部10において、11はX
線CT装置の主制御・処理(スキャン制御,CT断層像
の再構成処理等)を行う中央処理装置、11aはそのC
PU、11bはCPU11aが使用するRAM,ROM
等からなる主メモリ(MM)、12はキーボードやマウ
ス等を含む指令やデータの入力装置、13はスキャン計
画やスキャン・再構成されたCT断層像等を表示するた
めの表示装置(CRT)、14はCPU11aと操作ガ
ントリ部30及び撮影テーブル20との間で各種制御信
号CSやモニタ信号MSのやり取りを行う制御インタフ
ェース、15はデータ収集部90からの投影データを一
時的に蓄積するデータ収集バッファ、16はデータ収集
バッファ15からの投影データを蓄積・格納すると共
に、X線CT装置の制御・運用に必要な各種アプリケー
ションプログラムや各種演算・補正用のデータファイル
等を格納している二次記憶装置(ハードディスク装置
等)である。
線CT装置の主制御・処理(スキャン制御,CT断層像
の再構成処理等)を行う中央処理装置、11aはそのC
PU、11bはCPU11aが使用するRAM,ROM
等からなる主メモリ(MM)、12はキーボードやマウ
ス等を含む指令やデータの入力装置、13はスキャン計
画やスキャン・再構成されたCT断層像等を表示するた
めの表示装置(CRT)、14はCPU11aと操作ガ
ントリ部30及び撮影テーブル20との間で各種制御信
号CSやモニタ信号MSのやり取りを行う制御インタフ
ェース、15はデータ収集部90からの投影データを一
時的に蓄積するデータ収集バッファ、16はデータ収集
バッファ15からの投影データを蓄積・格納すると共
に、X線CT装置の制御・運用に必要な各種アプリケー
ションプログラムや各種演算・補正用のデータファイル
等を格納している二次記憶装置(ハードディスク装置
等)である。
【0029】X線管40からのX線ファンビームXLF
Bは被検体100を透過してX線検出器80の検出列
A,Bに一斉に入射する。データ収集部90はX線検出
器80の各検出信号電流を積分及びA/D変換して対応
する投影データgA(X,θ),gB(X,θ)を生成
し、これらをデータ収集バッファ15に格納する。次い
で、操作ガントリ30が僅かに回転した各ビュー角θで
上記同様の投影を行い、こうして走査ガントリ1回転分
の投影データを収集・蓄積する。
Bは被検体100を透過してX線検出器80の検出列
A,Bに一斉に入射する。データ収集部90はX線検出
器80の各検出信号電流を積分及びA/D変換して対応
する投影データgA(X,θ),gB(X,θ)を生成
し、これらをデータ収集バッファ15に格納する。次い
で、操作ガントリ30が僅かに回転した各ビュー角θで
上記同様の投影を行い、こうして走査ガントリ1回転分
の投影データを収集・蓄積する。
【0030】更に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式
に従って撮影テーブル20を被検体100の体軸方向に
間欠的/連続的に移動させ、こうして被検体100の所
要撮影領域についての全投影データを収集・蓄積し、最
終的にこれらを二次記憶装置16に格納する。そして、
CPU11aは、上記スキャン動作と並行して、又はス
キャン動作の終了後に、得られた投影データに基づき被
検体100のCT断層像を再構成し、表示装置13に表
示する。
に従って撮影テーブル20を被検体100の体軸方向に
間欠的/連続的に移動させ、こうして被検体100の所
要撮影領域についての全投影データを収集・蓄積し、最
終的にこれらを二次記憶装置16に格納する。そして、
CPU11aは、上記スキャン動作と並行して、又はス
キャン動作の終了後に、得られた投影データに基づき被
検体100のCT断層像を再構成し、表示装置13に表
示する。
【0031】次に、実施の形態による撮影テーブルを詳
細に説明する。図2は実施の形態による撮影テーブル2
0の斜視図で、図2(A)は天板がテーブル本体に収納
されている状態、図2(B)は天板がテーブル本体から
突き出た状態をそれぞれ示している。図において、20
は撮影テーブル、23は被検体(患者)を載せて体軸方
向に移動する天板(クレードル:Cradle)、24は患者
を天板23に固定するための固定帯、22は天板23を
駆動・支持するテーブル本体、25は、テーブル本体2
2の先端部に設けられ、ゴム等からなる指挟み防止用部
材、26はチューブ部材(点滴チューブ74)等の付帯
物の挟み込みを防止するための板状部材である。その他
の構成については、上記図7で述べたものと同様で良
い。
細に説明する。図2は実施の形態による撮影テーブル2
0の斜視図で、図2(A)は天板がテーブル本体に収納
されている状態、図2(B)は天板がテーブル本体から
突き出た状態をそれぞれ示している。図において、20
は撮影テーブル、23は被検体(患者)を載せて体軸方
向に移動する天板(クレードル:Cradle)、24は患者
を天板23に固定するための固定帯、22は天板23を
駆動・支持するテーブル本体、25は、テーブル本体2
2の先端部に設けられ、ゴム等からなる指挟み防止用部
材、26はチューブ部材(点滴チューブ74)等の付帯
物の挟み込みを防止するための板状部材である。その他
の構成については、上記図7で述べたものと同様で良
い。
【0032】次に、これらの図を参照して、点滴チュー
ブ74の挟み込みを回避する動作を説明する。図2
(A)において、この固定帯24は、その縁部の平面視
形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面をなし
ている。ここで、固定帯の縁部の平面視形状とは、固定
帯24を平面に展開して、該平面をその垂直方向から見
た場合における縁部の輪郭形状を言う。また、縁部の平
面視形状が滑らかな斜面をなしているとは、縁部の輪郭
形状が、天板23の移動方向に対しては、その凹凸を問
わず、顕著な角部を有しない事を意味する。
ブ74の挟み込みを回避する動作を説明する。図2
(A)において、この固定帯24は、その縁部の平面視
形状が天板23の移動方向に対して滑らかな斜面をなし
ている。ここで、固定帯の縁部の平面視形状とは、固定
帯24を平面に展開して、該平面をその垂直方向から見
た場合における縁部の輪郭形状を言う。また、縁部の平
面視形状が滑らかな斜面をなしているとは、縁部の輪郭
形状が、天板23の移動方向に対しては、その凹凸を問
わず、顕著な角部を有しない事を意味する。
【0033】このうような固定帯24は、患者の胴体部
に巻き付けても、なお天板23の移動方向に対しては、
縁部の輪郭形状が滑らかな斜面をなしている。従って、
体軸方向に移動中の固定帯24が、どの様な状態にある
チューブ部材(点滴チューブ74等)と接触したとして
も、チューブ部材の腹部は固定帯24の縁部の滑らかな
輪郭形状に沿って該固定帯24の外側に逃がされること
になる。
に巻き付けても、なお天板23の移動方向に対しては、
縁部の輪郭形状が滑らかな斜面をなしている。従って、
体軸方向に移動中の固定帯24が、どの様な状態にある
チューブ部材(点滴チューブ74等)と接触したとして
も、チューブ部材の腹部は固定帯24の縁部の滑らかな
輪郭形状に沿って該固定帯24の外側に逃がされること
になる。
【0034】なお、図示の如く、固定帯24の輪郭形状
が、天板23の前後移動方向に対して共に滑らかな輪郭
形状を有する場合は、天板が前方に移動(IN)する場
合のみならず、後方に移動(OUT)する場合でも、同
様の作用・効果が得られる。また、固定帯24の輪郭形
状が、天板23の移動方向に対して左右対称に設けられ
た場合は、点滴台70を、図示の如く患者の右側にセッ
トした場合でも、又は逆に左側にセットした場合でも同
様の作用・効果が得られる。
が、天板23の前後移動方向に対して共に滑らかな輪郭
形状を有する場合は、天板が前方に移動(IN)する場
合のみならず、後方に移動(OUT)する場合でも、同
様の作用・効果が得られる。また、固定帯24の輪郭形
状が、天板23の移動方向に対して左右対称に設けられ
た場合は、点滴台70を、図示の如く患者の右側にセッ
トした場合でも、又は逆に左側にセットした場合でも同
様の作用・効果が得られる。
【0035】但し、本発明は、必ずしもこの実施態様の
ものに限定されるものでは無い。即ち、本発明の固定帯
は、その使用目的(態様)に適合する様に、少なくとも
一部の縁部の平面視形状が天板23の移動方向に対して
滑らかな斜面をなしているものでも良い。
ものに限定されるものでは無い。即ち、本発明の固定帯
は、その使用目的(態様)に適合する様に、少なくとも
一部の縁部の平面視形状が天板23の移動方向に対して
滑らかな斜面をなしているものでも良い。
【0036】また図2(A)において、このテーブル本
体22の先端部には、該テーブル本体22の内側側面と
天板23の側面との間に形成される隙間を覆うようにし
て、天板23の移動方向と直角となる方向に、弾力性を
有する板状部材26が設けられる。天板23の収納時に
は、弾力性の板状部材26が、この隙間を平面で覆うた
め、この隙間にはいかなるチューブ部材(点滴チューブ
74等)も挟み込まれない。また、この状態における板
状部材26は、好ましくは、テーブル本体22及び天板
23の両先端部端面に共に略密着状態にあるため、周辺
部における作業の邪魔にはならない。
体22の先端部には、該テーブル本体22の内側側面と
天板23の側面との間に形成される隙間を覆うようにし
て、天板23の移動方向と直角となる方向に、弾力性を
有する板状部材26が設けられる。天板23の収納時に
は、弾力性の板状部材26が、この隙間を平面で覆うた
め、この隙間にはいかなるチューブ部材(点滴チューブ
74等)も挟み込まれない。また、この状態における板
状部材26は、好ましくは、テーブル本体22及び天板
23の両先端部端面に共に略密着状態にあるため、周辺
部における作業の邪魔にはならない。
【0037】図2(B)において、天板23の移動(I
N/OUT)時には、弾力性の板状部材26が、まず前
方に移動(IN)する天板角面(側面)との接触に伴う
曲げ力に従って前方に弾力性を持って曲がるため、この
状態でも常に板状部材26が隙間を覆っており、よって
この隙間にはいかなるチューブ部材(点滴チューブ74
等)も挟み込まれない。また天板23が後方に移動(O
UT)する時も、板状部材26の弾力性により上記曲げ
形状がそのままに維持されるため、この状態でも常に板
状部材26が隙間を覆っている。従って、この隙間に
は、天板23の移動のいかなる状態でも、チューブ部材
等が挟み込まれない。
N/OUT)時には、弾力性の板状部材26が、まず前
方に移動(IN)する天板角面(側面)との接触に伴う
曲げ力に従って前方に弾力性を持って曲がるため、この
状態でも常に板状部材26が隙間を覆っており、よって
この隙間にはいかなるチューブ部材(点滴チューブ74
等)も挟み込まれない。また天板23が後方に移動(O
UT)する時も、板状部材26の弾力性により上記曲げ
形状がそのままに維持されるため、この状態でも常に板
状部材26が隙間を覆っている。従って、この隙間に
は、天板23の移動のいかなる状態でも、チューブ部材
等が挟み込まれない。
【0038】好ましくは、板状部材26の側平面と天板
23の側面とが互いに低摩擦係数で接触する材質により
構成されることで、特に天板23が後方に移動(OU
T)する時の、板状部材26の曲げ形状が、そのまま容
易に、かつ確実に維持される。
23の側面とが互いに低摩擦係数で接触する材質により
構成されることで、特に天板23が後方に移動(OU
T)する時の、板状部材26の曲げ形状が、そのまま容
易に、かつ確実に維持される。
【0039】次に、実施の形態による固定帯24と板状
部材26の例を詳細を説明する。図3は実施の形態によ
る固定帯の一例を説明する図で、図3(A)は固定帯の
正断面図、図3(B)は平面図、図3(C)は側面図で
ある。図3(A)において、テ−ブル本体22の凹部上
面にレール27が設けられ、該レール27の上を天板2
3が移動可能に設けられる。
部材26の例を詳細を説明する。図3は実施の形態によ
る固定帯の一例を説明する図で、図3(A)は固定帯の
正断面図、図3(B)は平面図、図3(C)は側面図で
ある。図3(A)において、テ−ブル本体22の凹部上
面にレール27が設けられ、該レール27の上を天板2
3が移動可能に設けられる。
【0040】固定帯24は、左右一対の固定帯部材24
a,24bからなっており、それぞれは、下側の支持部
となる摺動部材61と、これに接続(縫製等)された上
部のストラップ部材62とからなる。摺動部材61は、
例えばポリプロピレン(PP:polypropylene)の成形
部材からなり、熱可塑性で軽く、丈夫で耐熱性・耐薬品
性等に優れる。摺動部材61の厚みは例えば2mm程度
である。天板23の両側面にはレール溝28が設けら
れ、ここに摺動部材61の下側凸部が嵌合する。摺動部
材61を天板23の前後に移動することで、患者の所望
の部位を固定可能である。
a,24bからなっており、それぞれは、下側の支持部
となる摺動部材61と、これに接続(縫製等)された上
部のストラップ部材62とからなる。摺動部材61は、
例えばポリプロピレン(PP:polypropylene)の成形
部材からなり、熱可塑性で軽く、丈夫で耐熱性・耐薬品
性等に優れる。摺動部材61の厚みは例えば2mm程度
である。天板23の両側面にはレール溝28が設けら
れ、ここに摺動部材61の下側凸部が嵌合する。摺動部
材61を天板23の前後に移動することで、患者の所望
の部位を固定可能である。
【0041】ストラップ部材62は、フレキシブルなナ
イロン製の布部材からなり、これらは両側から患者に巻
き付けて、患者を天板23に固定(拘束)するに十分な
長さを有している。固定帯部材24aの内側と、固定帯
部材24bの外側にはそれぞれマジックテープ(商標名)
63が設けられており、これらを貼り合わせること
で、様々なサイズ(体格)の患者の胴体部、及び必要な
ら両腕部を共に、天板23に確実に固定(拘束)でき
る。なお、マジックテープ63は、衣服等に用いられる
着脱自在の布製テープであり、フック状とパイル状の2
枚の面を噛み合せることで、これらの間を着脱自在に貼
り合わせる。
イロン製の布部材からなり、これらは両側から患者に巻
き付けて、患者を天板23に固定(拘束)するに十分な
長さを有している。固定帯部材24aの内側と、固定帯
部材24bの外側にはそれぞれマジックテープ(商標名)
63が設けられており、これらを貼り合わせること
で、様々なサイズ(体格)の患者の胴体部、及び必要な
ら両腕部を共に、天板23に確実に固定(拘束)でき
る。なお、マジックテープ63は、衣服等に用いられる
着脱自在の布製テープであり、フック状とパイル状の2
枚の面を噛み合せることで、これらの間を着脱自在に貼
り合わせる。
【0042】図3(B),(C)において、この固定帯
部材24a(24bも同様)は、その摺動部材61もス
トラップ部材62をも含めた縁部の平面視形状が、天板
23の移動(矢印)方向に対して滑らかな斜面をなして
いる。この図3の例では、少なくとも天板23から上方
に突出する部分の輪郭形状が、天板23の移動方向に対
して、一様に滑らかな凹曲線をなすように設けられてい
る。従って、矢印方向に移動中の固定帯24がどの様な
状態のチューブ部材(点滴チューブ74等)と接触した
としても、チューブ部材の腹部は固定帯24の縁部の滑
らかな斜面に沿って該固定帯24の外側に逃がされる図
4は他の実施の形態による固定帯を説明する図で、その
縁部の平面視形状が上記図3のものとは異なる場合を示
している。図4(A)の固定帯24では、縁部の輪郭形
状(絞り具合)が、その基底部から先端部に向けて、上
記図3のものよりも緩やか(直線的)に変化しており、
係る形状でもチューブ部材等を引っ掛けない作用・効果
が十分に得られる。図4(B)の固定帯24では、縁部
の輪郭形状(絞り具合)が、その基底部から先端部に向
けて、緩やかな凸形状から緩やかな凹形状に変化してお
り、係る形状でもチューブ部材等を引っ掛けない作用・
効果が十分に得られる。
部材24a(24bも同様)は、その摺動部材61もス
トラップ部材62をも含めた縁部の平面視形状が、天板
23の移動(矢印)方向に対して滑らかな斜面をなして
いる。この図3の例では、少なくとも天板23から上方
に突出する部分の輪郭形状が、天板23の移動方向に対
して、一様に滑らかな凹曲線をなすように設けられてい
る。従って、矢印方向に移動中の固定帯24がどの様な
状態のチューブ部材(点滴チューブ74等)と接触した
としても、チューブ部材の腹部は固定帯24の縁部の滑
らかな斜面に沿って該固定帯24の外側に逃がされる図
4は他の実施の形態による固定帯を説明する図で、その
縁部の平面視形状が上記図3のものとは異なる場合を示
している。図4(A)の固定帯24では、縁部の輪郭形
状(絞り具合)が、その基底部から先端部に向けて、上
記図3のものよりも緩やか(直線的)に変化しており、
係る形状でもチューブ部材等を引っ掛けない作用・効果
が十分に得られる。図4(B)の固定帯24では、縁部
の輪郭形状(絞り具合)が、その基底部から先端部に向
けて、緩やかな凸形状から緩やかな凹形状に変化してお
り、係る形状でもチューブ部材等を引っ掛けない作用・
効果が十分に得られる。
【0043】図5は実施の形態による撮影テーブルの先
端部を説明する図で、図5(A)は天板23がテーブル
本体22に収納された状態、また図5(B)は天板23
がテーブル本体22から突き出た状態をそれぞれ示して
いる。
端部を説明する図で、図5(A)は天板23がテーブル
本体22に収納された状態、また図5(B)は天板23
がテーブル本体22から突き出た状態をそれぞれ示して
いる。
【0044】図において、25は指挟み防止用部材、2
6は曲げ方向に弾力性を有する板状部材である。図5
(A)−(a)において、左右の指挟み防止用部材25
a,25bは、例えばゴム製のブロック部材からなり、
両ブロックの外側角部を図示の如く丸く削ることで、こ
の部分に触れる指やチューブ部材等がテーブル本体22
の外側に逃げ易いように構成している。
6は曲げ方向に弾力性を有する板状部材である。図5
(A)−(a)において、左右の指挟み防止用部材25
a,25bは、例えばゴム製のブロック部材からなり、
両ブロックの外側角部を図示の如く丸く削ることで、こ
の部分に触れる指やチューブ部材等がテーブル本体22
の外側に逃げ易いように構成している。
【0045】左右の板状部材26a,26bは、天板2
3の側面と、テーブル本体22の内側側面との間に形成
されるテーブル前面の隙間29を塞ぐように設けられ
る。具体的には、例えば図5(A)−(b)に示す如
く、予め指挟み防止用部材25の裏面に一体化して設け
られた2本の取り付け用ネジを利用して、テーブル本体
22の先端面との間に板状部材26を挟み込んでこれら
を共締めにする。この状態における板状部材26a,2
6bは、テーブル本体22及び天板23の両先端部端面
に共に略密着状態にあるため、この隙間29にはいかな
るチューブ部材(点滴チューブ74等)も挟み込まれな
いと共に、周辺部における作業の邪魔にはならない。
3の側面と、テーブル本体22の内側側面との間に形成
されるテーブル前面の隙間29を塞ぐように設けられ
る。具体的には、例えば図5(A)−(b)に示す如
く、予め指挟み防止用部材25の裏面に一体化して設け
られた2本の取り付け用ネジを利用して、テーブル本体
22の先端面との間に板状部材26を挟み込んでこれら
を共締めにする。この状態における板状部材26a,2
6bは、テーブル本体22及び天板23の両先端部端面
に共に略密着状態にあるため、この隙間29にはいかな
るチューブ部材(点滴チューブ74等)も挟み込まれな
いと共に、周辺部における作業の邪魔にはならない。
【0046】図5(B)−(a)において、天板23が
テーブル本体22から突き出た状態では、曲げ方向に弾
力性を有する板状部材26a,26bが、図示の如く弾
力性を持って押し曲げられ、よってこの状態でも常に板
状部材26が隙間29を覆っている。このとき、天板2
3と板状部材26との間に摩擦が生じるが、一例の天板
23は、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Ca
rbon Fiber Reinforced Plastics) により形成されてお
り、この素材には自己潤滑性があるため、板状部材26
a,26bとの間の摩擦係数も十分い小さい。好ましく
は、板状部材26としては、例えば低摩擦係数の合成樹
脂材料であるポリテトラフルオロエチレン(PTFE:
polytetrafluoroethylene、通称:テフロン(登録商
標))を用い得る。
テーブル本体22から突き出た状態では、曲げ方向に弾
力性を有する板状部材26a,26bが、図示の如く弾
力性を持って押し曲げられ、よってこの状態でも常に板
状部材26が隙間29を覆っている。このとき、天板2
3と板状部材26との間に摩擦が生じるが、一例の天板
23は、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Ca
rbon Fiber Reinforced Plastics) により形成されてお
り、この素材には自己潤滑性があるため、板状部材26
a,26bとの間の摩擦係数も十分い小さい。好ましく
は、板状部材26としては、例えば低摩擦係数の合成樹
脂材料であるポリテトラフルオロエチレン(PTFE:
polytetrafluoroethylene、通称:テフロン(登録商
標))を用い得る。
【0047】従って、天板23のIN/OUT動作によ
らず、板状部材26a,26bはその曲げ形状を弾力性
を持ってそのままに維持できる。また、天板23がテー
ブル本体22に収納された時は、板状部材26a,26
bがその弾力性により元の略平面に戻って、隙間29の
部分に密着封鎖する。従って、この隙間29には、天板
23の移動のいかなる状態でも、指やチューブ部材等が
挟み込まれない。
らず、板状部材26a,26bはその曲げ形状を弾力性
を持ってそのままに維持できる。また、天板23がテー
ブル本体22に収納された時は、板状部材26a,26
bがその弾力性により元の略平面に戻って、隙間29の
部分に密着封鎖する。従って、この隙間29には、天板
23の移動のいかなる状態でも、指やチューブ部材等が
挟み込まれない。
【0048】なお、上記一例の板状部材26を述べたが
これに限らない。例えば弾力性や摩擦係数の異なる2枚
(層)以上を貼り合わせて板状部材26を形成しても良
い。又は、このような板状部材26の全体が、天板23
の移動方向と平行な方向に複数枚の板状部材の集合とな
るように、分割されていても良い。
これに限らない。例えば弾力性や摩擦係数の異なる2枚
(層)以上を貼り合わせて板状部材26を形成しても良
い。又は、このような板状部材26の全体が、天板23
の移動方向と平行な方向に複数枚の板状部材の集合とな
るように、分割されていても良い。
【0049】更には、図示しないが、板状部材26の代
わりに、多数の弾力性を有する合成繊維をハケ状に束ね
たハケ状部材を用いても良い。こうすれば、天板23の
側面との間の摩擦が大幅に軽減されると共に、長年の使
用により一部の合成繊維が摩耗したとしても、なお残り
の合成繊維が上記チューブ部材等を挟み込まないための
機能を十分に維持することが可能であるため、このよう
なハケ状部材は寿命が極めて長い。
わりに、多数の弾力性を有する合成繊維をハケ状に束ね
たハケ状部材を用いても良い。こうすれば、天板23の
側面との間の摩擦が大幅に軽減されると共に、長年の使
用により一部の合成繊維が摩耗したとしても、なお残り
の合成繊維が上記チューブ部材等を挟み込まないための
機能を十分に維持することが可能であるため、このよう
なハケ状部材は寿命が極めて長い。
【0050】また、上記実施の形態ではX線CT装置へ
の適用例を述べたが、これに限らない。このような患者
固定用の固定帯及びX線撮影テーブルは、被検体のX線
透視映像を診断するためのX線テレビ装置に使用しても
好適なるものである。
の適用例を述べたが、これに限らない。このような患者
固定用の固定帯及びX線撮影テーブルは、被検体のX線
透視映像を診断するためのX線テレビ装置に使用しても
好適なるものである。
【0051】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行え
ることは言うまでも無い。
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行え
ることは言うまでも無い。
【0052】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の固定帯及びX線
撮影テーブルは、X線撮影に付帯する点滴チューブ等を
引っ掛けたり挟み込んだりしないため、X線撮影の安全
性,信頼性の向上に寄与する所が極めて大きい。
撮影テーブルは、X線撮影に付帯する点滴チューブ等を
引っ掛けたり挟み込んだりしないため、X線撮影の安全
性,信頼性の向上に寄与する所が極めて大きい。
【図1】実施の形態によるX線CT装置の要部構成図で
ある。
ある。
【図2】実施の形態による撮影テーブルの斜視図であ
る。
る。
【図3】実施の形態による固定帯を説明する図である。
【図4】他の実施の形態による固定帯を説明する図であ
る。
る。
【図5】実施の形態による撮影テーブルの先端部を説明
する図である。
する図である。
【図6】従来技術を説明する図(1)である。
【図7】従来技術を説明する図(2)である。
20 撮影テーブル 22 テーブル本体 23 天板 24 固定帯 25 指挟み防止用部材 26 板状部材 27 レール 28 レール溝 61 摺動部材 62 ストラップ部材 63 マジックテープ
フロントページの続き (72)発明者 高木 克洋 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 CA16 CA33 ED01 ED17 ED30 EE30 4C096 AB36 AB46 EB02 EB07 EB09
Claims (6)
- 【請求項1】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿勢
で拘束するための固定帯であって、その縁部の平面視形
状が天板の移動方向に対して滑らかな斜面をなしている
ことを特徴とする固定帯。 - 【請求項2】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板を有するX線撮影テーブルにおいて、 天板の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿
勢で拘束するための固定帯であって、その縁部の平面視
形状が天板の移動方向に対して滑らかな斜面をなしてい
るもの、を備えることを特徴とするX線撮影テーブル。 - 【請求項3】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板を有するX線撮影テーブルにおいて、 移動方向の断面視形状が略矩形状の天板と、 天板を移動可能に支持する同断面視形状が略U字形のテ
ーブル本体と、 テーブル本体の内側側面と天板の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体の先端部に設け
られた板状部材であって、天板側面との接触に伴う曲げ
力に対して弾力性を有するもの、とを備えることを特徴
とするX線撮影テーブル。 - 【請求項4】 被検体を載せて体軸方向に移動可能な天
板を有するX線撮影テーブルにおいて、 移動方向の断面視形状が略矩形状の天板と、 天板を移動可能に支持する同断面視形状が略U字形のテ
ーブル本体と、 テーブル本体の内側側面と天板の側面との間に形成され
る隙間を覆うようにして該テーブル本体の先端部に設け
られた板状部材であって、天板側面との接触に伴う曲げ
力に対して弾力性を有するものと、 天板の左右側面から上面側に展開して被検体を一定の姿
勢で拘束するための固定帯であって、その縁部の平面視
形状が天板の移動方向に対して滑らかな斜面をなしてい
るものと、を備えることを特徴とするX線撮影テーブ
ル。 - 【請求項5】 板状部材の側平面と天板の側面とが互い
に低摩擦係数で接触する材質により構成されていること
を特徴とする請求項3又は4に記載のX線撮影テーブ
ル。 - 【請求項6】 前記板状部材に代えて、多数の弾力性を
有する合成繊維をハケ状に束ねたハケ状部材を備えるこ
とを特徴とする請求項3又は4に記載のX線撮影テーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106616A JP2002301059A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 固定帯及びx線撮影テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106616A JP2002301059A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 固定帯及びx線撮影テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002301059A true JP2002301059A (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18959083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001106616A Withdrawn JP2002301059A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 固定帯及びx線撮影テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002301059A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086546A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Hitachi Medical Corp | 被検者固定装置 |
JP2016013352A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 株式会社日立メディコ | 医用画像診断装置の寝台 |
WO2019049474A1 (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 株式会社日立製作所 | 被検体固定装置、及び、寝台装置 |
-
2001
- 2001-04-05 JP JP2001106616A patent/JP2002301059A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086546A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Hitachi Medical Corp | 被検者固定装置 |
JP2016013352A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 株式会社日立メディコ | 医用画像診断装置の寝台 |
WO2019049474A1 (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 株式会社日立製作所 | 被検体固定装置、及び、寝台装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |