JP2002300486A - テレビ受像機のチャンネル設定方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル地上波テレビ放送が開始に伴う、ア
ナログテレビ放送局の周波数の変更などに際して、各家
庭に設置されているアナログテレビ放送受信機のチャン
ネル設定の変更を効率的に実施する。 【解決手段】 地域毎の各テレビ放送局のチャンネルと
周波数よりなるチャンネル情報を記録する書換可能な情
報記録部と、前記チャンネル情報を赤外線信号に変換し
て発信する赤外線発信部を具えるチャンネル設定用リモ
コン３を準備し、当該チャンネル設定用リモコン３を持
参するサービス要員、あるいは、チャンネル設定用リモ
コンの配送を受けた利用者がワンタッチ操作で設定変更
を行うことを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ーラの信号を受信してチャンネル設定を変更する機能を
有するアナログテレビ放送受信機のチャンネル設定方法
及び装置に関するものであり、特に、広範囲の一般家庭
に設置されたアナログテレビ放送受信機のチャンネル設
定を効率的に変更することができる方法に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来より使用されているアナログテレビ
放送受信機は、各地域における放送局の放送局番号（チ
ャンネル番号）と周波数とを記憶するメモリを備え、視
聴者が或る放送局の番組を視聴したいときは、チャンネ
ルを選択する操作を行なうことによりそのチャンネルの
周波数に同調してその放送局の番組を視聴することがで
きるようになっている。

【０００３】図６はこのような従来のテレビ受像機の回
路の概略構成を示すブロック図である。図６において、
１１はアンテナ、１２はチューナ、１３は受信電波の検
波および復調を行なう検波・復調部、１４はテレビ受像
機における受信および映像および音声の出力動作を制御
するシステム制御部、１５は各種動作指示が入力される
操作部、１６はチャンネル情報や動作状況が表示される
表示部である。システム制御部１４は、複数の放送局に
ついて、各放送局のチャンネル番号と周波数とを記憶す
るチャンネル情報記憶部１７と、テレビ受像機における
各種動作を制御する動作制御部１８とを有している。

【０００４】そして、例えば引っ越しなどにより住所地
が変わったときは、テレビ受像機のチャンネル・周波数
の設定を、その新しい地域における放送局の放送局番号
および周波数に設定し直す必要が生じるが、このような
ときには、視聴者（利用者）自らが操作できるのであれ
ば、操作部１５から、チャンネル設定の変更コマンドを
入力して設定変更のモードにし、チャンネル番号とそれ
に対応する周波数とをキー操作などによって入力し、チ
ャンネル設定の変更を行なう。また、このようなチャン
ネル設定の変更は業者（販売店など）に発注して行なう
こともある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、新規に放送局
が設置された場合や、何らかの社会的な要請により各放
送局に割り当てられている周波数が大幅に変更された場
合には、上記のような個人により設定変更したり、或い
は業者に発注したりしてチャンネルの設定変更を行なっ
ていたのでは、設定変更しなければならない機種が多す
ぎて対応できないという問題がある。また、個人でもチ
ャンネルの設定変更は行なえるが、すべての視聴者がチ
ャンネルの設定変更のやりかたを知っているわけではな
く、自己の保有するテレビ受像機の設定はできないとい
う視聴者も数多く存在し、上記放送局側における周波数
変更に十分に対応できないという不具合があった。

【０００６】一方、近い将来に予定されているデジタル
地上波テレビ放送の開始に際しては、現行の放送局の周
波数が大幅に変更されることが予定されており、その場
合、日本国内の多くの地域で現在使用されているアナロ
グテレビ放送受信機のチャンネル設定を変更することが
必要となる。

【０００７】ところが、上述のようなアナログテレビ放
送受信機のメモリには、変更するべき周波数が記録され
ていないために、リモコンを用いてワンタッチで周波数
の設定の変更を行うことはできず、アナログテレビ放送
受信機本体に対するマニュアル操作により各チャンネル
への周波数の割り当てを変更する作業を行わなければな
らないこととなる。

【０００８】しかし、マニュアル操作によるチャンネル
設定の変更を行うには、当該アナログテレビ放送受信機
の操作方法についての一定水準以上の知識を要し、例え
ば一般のお年寄りや女性などで機械操作を苦手に感じる
利用者にとっては、このようなマニュアル操作を理解し
てチャンネル設定の変更を行うことが困難である場合が
多いと考えられる。

【０００９】このため、電機メーカーや販売店からサー
ビス要員を派遣して各家庭に設置されたアナログテレビ
放送受信機のチャンネル設定を変更する方法も考えられ
るが、デジタル地上波テレビ放送が開始される際にチャ
ンネル設定の変更が必要となる世帯数は極めて多数に上
るため、サービス要員の派遣に要する費用が極めて高額
になるとともに、必要となる多数のサービス要員の確保
も困難となると考えられ、現実的には、単にマニュアル
操作を知悉したサービス要員の派遣するのみによって各
家庭のチャンネル設定の変更を行うことは、不可能であ
ると考えられている。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、テレビ受像機のチャンネル設定方法とし
て、地域毎の各テレビ放送局のチャンネルとその放送局
が使用する周波数よりなるチャンネル情報を書換可能に
記録するチャンネル情報記録部と、発信されたチャンネ
ル情報を受信するチャンネル情報受信手段と、前記チャ
ンネル情報受信手段により受信されたチャンネル情報を
チャンネル情報記憶部に書き込むチャンネル設定制御部
とをテレビ受像機に備える一方、前記チャンネル情報を
発信するチャンネル情報発信手段を具えるチャンネル設
定用リモコンを備え、前記チャンネル設定用リモコンを
用いてアナログテレビ受像機のチャンネル設定を行うよ
うにしたものである。かかる態様において、チャンネル
設定用リモコンは、地域情報と、各地域毎のテレビ放送
局のチャンネルと周波数よりなるチャンネル情報をデー
タとして保有し、発信動作に際して、地域情報を発信操
作することにより、その地域における各テレビ放送局の
チャンネルと周波数よりなるチャンネル情報を発信する
ようにすることができる。

【００１１】また、本発明は、テレビ受像機のチャンネ
ル設定装置として、地域毎の各テレビ放送局のチャンネ
ルとその放送局が使用する周波数よりなるチャンネル情
報を書換可能に記録するチャンネル情報記録部と、発信
されたチャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手
段と、前記チャンネル情報受信手段により受信されたチ
ャンネル情報をチャンネル情報記憶部に書き込むチャン
ネル設定制御部とを備えたものである。

【００１２】また、本発明は、テレビ受像機のチャンネ
ル設定用リモコン装置として、地域毎の各テレビ放送局
のチャンネルとその放送局が使用する周波数とを格納す
る地域チャンネル情報記憶部と、前記チャンネル情報を
発信するチャンネル情報発信手段を具えたものである。

【００１３】また、本発明のテレビ受像機のチャンネル
設定用リモコン装置は、地域チャンネル情報記憶部は、
複数の地域情報と、各地域毎のテレビ放送局のチャンネ
ルと周波数よりなるチャンネル情報をデータとして格納
していることを特徴とするものである。

【００１４】また、本発明のテレビ受像機のチャンネル
設定用リモコン装置は、チャンネル情報発信手段は、地
域チャンネル情報記憶部から地域情報を読み出して発信
することにより、その地域における各テレビ放送局のチ
ャンネルと周波数よりなるチャンネル情報を発信するこ
とを特徴とするものである。

【００１５】本発明において使用するチャンネル設定用
リモコンは、地域毎の各テレビ放送局のチャンネルと周
波数よりなるチャンネル情報を書換可能に記録する情報
記録部を有している。このため、上記チャンネル設定用
リモコンは、各放送局の周波数が、従来使用されていな
かった周波数に変更された場合でも、当該周波数を新た
に設定したチャンネル情報として書き換えて使用するこ
とが可能であり、例えば、デジタル地上波テレビ放送の
開始に伴ってアナログテレビ放送局の周波数が変更とな
った場合でも柔軟な対応が可能となる。

【００１６】また、本発明のチャンネル設定用リモコン
は、情報記録部に記録されたチャンネル情報を赤外線や
電波などの信号に変換して発信する発信部を備えている
ため、ワンタッチ操作で信号をアナログテレビ放送受信
機に送信してチャンネル設定の変更を行うことが可能で
ある。

【００１７】本発明に係る方法は、電機メーカーや電気
用品の販売店などから派遣されるサービス要員が、チャ
ンネル設定用リモコンを持参して各家庭を訪問し、各家
庭のアナログテレビ放送受信機のチャンネル設定の変更
を行うことで実施することが可能であり、本発明の方法
を採用することで、チャンネル設定のために要する時間
を大幅に短縮することができるために、サービス要員一
人あたりでチャンネル設定を変更できるアナログテレビ
放送受信機の台数を飛躍的に増大させることができる。

【００１８】また、本発明に係る方法は、電機メーカー
や電気用品の販売店などが、チャンネル設定用リモコン
を一般ユーザに有償または無償で貸与あるいは譲渡し、
一般ユーザが貸与または譲渡されたチャンネル設定用リ
モコンを操作することで、アナログテレビ放送受信機の
チャンネル設定の変更を行うことも可能であり、この場
合は、サービス要員を用いることなく、各家庭のアナロ
グテレビ放送受信機のチャンネル設定変更を行うことが
可能となる。

【００１９】

【発明の実施の形態】図１は、本発明に係わるチャンネ
ル設定方法を簡略な形式で示した説明図である。図１に
おいて、１は、各地域における放送局のチャンネルと周
波数をそれぞれの地域の地域番号を属性として付与して
記録したメモリー部を備え、専用リモコンから地域番号
を指定する信号をリモコン信号受信部２で受信すること
により、各チャンネルに地域毎の放送局の周波数を割り
当てる機能を有するアナログテレビ放送受信機である。

【００２０】３は、本発明に係るチャンネル設定用リモ
コンであり、内部に地域情報と、地域毎の各テレビ放送
局のチャンネルと周波数よりなる地域チャンネル情報を
書換可能に記録する情報記録部と、前記チャンネル情報
を赤外線信号に変換して発信する赤外線発信部を備えて
いる。

【００２１】４は、例えば、電機メーカーや電気用品販
売店など、本発明に係るチャンネル設定用リモコンを提
供するサービス主体を代表して図案化したものであり、
サービス主体４は、チャンネル設定用リモコン３の情報
記録部に、新たに放送局が設置され、あるいは、既存の
放送局の周波数が変更となった場合に、チャンネル設定
用リモコン３の情報記録部に、放送局のチャンネルおよ
び周波数の書き換えを行うとともに、当該書き換えが行
われたチャンネル設定用リモコン３をサービス要員５、
あるいは、宅配便などの配送手段６を介して、アナログ
テレビ放送受信機１が設置されている各家庭に提供す
る。

【００２２】チャンネル設定用リモコン３は、ワンタッ
チ操作で、情報記録部に記録された各放送局のチャンネ
ルと放送局周波数を赤外線信号に変換してアナログテレ
ビ放送受信機１のリモコン信号受信部２に送信し、当該
アナログテレビ受像機のチャンネル設定を変更する機能
を有するため、設定変更は、チャンネル設定リモコン３
を持参したサービス要員が短時間のうちに完了すること
が可能であり、あるいは、チャンネル設定リモコン３の
配送を受けた一般利用者が行うことも可能である。

【００２３】図２は本実施の形態において使用されるテ
レビ受像機の回路の概略構成を示すブロック図である。
図２において、１１はアンテナ、１２はチューナ、１３
は受信電波の検波および復調を行なう検波・復調部、１
４はテレビ受像機における受信および映像および音声の
出力動作を制御するシステム制御部、１５は各種動作指
示が入力される操作部、１６はチャンネル情報や動作状
況が表示される表示部である。システム制御部１４は、
複数の放送局について、各放送局のチャンネル番号と周
波数とを記憶するチャンネル情報記憶部１７と、テレビ
受像機における各種動作を制御する動作制御部１８とを
有しており、ここまでの構成は従来例について上述した
ものと同じ構成を有している。しかし、本実施の形態に
かかるテレビ受像機は、従来の装置とは異なり、外部の
発信手段から発信されたチャンネル情報を受信するチャ
ンネル情報受信手段としてのデータ受信部１９を備え、
また、本実施の形態の動作制御部１８は、上記データ受
信部１９で受信されたチャンネル情報をチャンネル情報
記憶部１７に書き込むチャンネル設定制御手段としての
機能を備えている。

【００２４】チャンネル情報記憶部１７は、その地域に
おける各テレビ放送局のチャンネルとその放送局が使用
する周波数よりなるチャンネル情報を書換可能に記録し
ている。また、データ受信部１９は、チャンネル設定用
リモコン３から発信されたチャンネル情報を受信する。

【００２５】図３は本実施の形態において使用されるチ
ャンネル設定用リモコン３の回路の概略構成を示すブロ
ック図である。図３において、２１は地域毎の各テレビ
放送局のチャンネル番号と周波数とを記憶する地域チャ
ンネル情報記憶部、２２は各種動作指示が入力される操
作部、２３はチャンネル情報や動作状況が表示される表
示部、２４はこのチャンネル設定用リモコン３における
各種動作を制御する制御部、２５はチャンネル情報記憶
部に記憶されたデータから指定されたチャンネル情報を
発信するチャンネル情報発信手段としてのデータ発信部
である。

【００２６】地域チャンネル情報記憶部２１は、複数の
地域について、それぞれの地域情報３１と、それぞれの
地域に存在するテレビ放送局（複数あるのが通常であ
る）のチャンネル３２と、そのチャンネルに対応する周
波数３３よりなる地域・チャンネル情報をデータとして
格納している。この地域チャンネル情報記憶部２１への
地域、チャンネル、および周波数のデータの格納状態の
一例を図４に示す。図４に示すように、地域情報３１と
しては００１、００２、００３というようにコード番号
で示され、それぞれのコード番号は地域として、例えば
００１は「東京圏」、００２は「甲信越圏」、００３は
「東北南部圏」・・・というように対応が付けられてい
る。そして、それぞれの地域について、その地域に存在
するテレビ放送局のチャンネル３２と周波数３３が書き
込まれている。なお図４において、周波数３３のセクシ
ョンが「Ｘ」になっている部分は、その地域ではそのチ
ャンネルは使用されていないことを表す。

【００２７】以上のような構成を有するテレビ受像機と
チャンネル設定用リモコン３とを使ってチャンネルの設
定変更を行なう動作について説明する。例えば、近い将
来に予定されているデジタル地上波テレビ放送の開始に
際して、現行の放送局の周波数が大幅に変更されること
になったものとする。その場合、日本国内の多くの地域
で現在使用されているアナログテレビ放送受信機のチャ
ンネル設定を変更する必要が生じる。

【００２８】このような場合、まずチャンネル設定用リ
モコン３に対して、データの書換え操作が行なわれる。
このデータの書換え操作においては、チャンネル設定用
リモコン３の操作部２２においてキー操作などを行なう
ことにより、変更後のチャンネルと周波数との対応デー
タが入力される。この入力データは地域チャンネル情報
記憶部２１に格納される。もし新たに設立された放送局
があり、その放送局に新しい周波数が割り当てられて場
合は新規の登録（書き込み）が行なわれる。これによ
り、チャンネルの設定後のデータを有する地域チャンネ
ル情報記憶部２１ができるが、この地域チャンネル情報
記憶部２１には、少なくとも部分的に、チャンネルの設
定変更前のデータとは違った周波数データが書き込まれ
ている。なお、ここでは図４に示す地域チャンネル情報
記憶部２１のデータはチャンネルの設定変更後のデータ
であるとする。

【００２９】このようにしてチャンネルの設定変更を先
ずチャンネル設定用リモコン３に対して行ない、このチ
ャンネルの設定変更データが書き込まれたチャンネル設
定用リモコン３を、上述のように各視聴者に配付する
か、または放送局のチャンネル設定要員、或いは業者
（販売点の係員）（以下、操作者という）に配付する。

【００３０】チャンネル設定用リモコン３を有する操作
者は、テレビ受像機の動作モードをチャンネル設定変更
モードにする。これによりテレビ受像機では、動作制御
部１８のコントロールによりデータ受信部１９が起動
し、データ受信が可能な状態になる。操作者がチャンネ
ル設定用リモコン３の操作部２２を操作してデータ発信
動作を行なう。この場合、操作者はチャンネル設定用リ
モコン３の発信操作において地域を指定して発信操作を
する。この指定された地域とは、そのチャンネルの設定
変更を行なおうとしている地点が属する地域である。こ
のチャンネル設定用リモコン３では地域情報３１として
の００１、００２、００３などのコード番号と、「東京
圏」、「甲信越圏」、「東北南部圏」などの地域名とは
リンクされており操作部２２にコード番号を入力すると
地域名が表示部２３に表示される。或いは操作者がチャ
ンネル設定用リモコン３の発信操作を開始すると、表示
部２３に地域名が表示され、操作部２２からの順送り操
作により地域名の表示が順次変わるようにすることもで
きる。そして操作者が、例えばコード番号「００１」を
入力してスタートボタンをオンするか、または表示部２
３に表示された「東京圏」を指定すると、地域チャンネ
ル情報記憶部２１から「００１：東京圏」に該当するチ
ャンネル情報が読み出されてデータ発信部２５へ送ら
れ、チャンネル情報が送信される。テレビ受像機では送
信されてきたデータを受信し、このデータを動作制御部
１８が解析するとともに、チャンネル情報記憶部１７に
書き込む。これにより、テレビ受像機側におけるチャン
ネルの設定変更が完了する。

【００３１】図５は、テレビ受像機のチャンネル情報記
憶部１７におけるチャンネルの設定変更前のデータとチ
ャンネルの設定変更後のデータを示す図である。上記操
作により図５（ａ）に示すチャンネル情報から図５
（ｂ）に示すチャンネル情報に書き換えられる。

【００３２】このような動作によりテレビ受像機のチャ
ンネル情報を瞬時に設定変更することができるから、特
に専門知識を持たなくても、誰もが簡単な操作でテレビ
受像機のチャンネルの設定或いは設定変更を行なうこと
ができる。

【００３３】なお、本発明のチャンネル設定用リモコン
３の情報記録部は、書換可能に構成されているため、同
一の仕様での製造が可能であり、各地域や放送局の周波
数の変更の状況に応じて必要が生じるごとに、チャンネ
ルと周波数よりなるチャンネル情報を変更登録して使用
することができるため、製造コストを低減しつつ汎用的
な使用が可能となるというメリットがある。

【００３４】

【発明の効果】以上説明した通り、本発明に従えば、地
域毎の各テレビ放送局のチャンネルと周波数よりなるチ
ャンネル情報を記録する書換可能な情報記録部と、前記
チャンネル情報を赤外線信号に変換して発信する赤外線
発信部を具えるチャンネル設定用リモコンを準備し、当
該チャンネル設定用リモコンを用いてアナログテレビ受
像機のチャンネル設定を行うことにより、放送局の新
設、放送局の法相宗は数の変更などに対応することが可
能となるため、より少ないサービス要員により各家庭の
チャンネル設定の変更を行うことが可能となり、あるい
は、電気製品のマニュアル操作に不慣れな一般利用者自
身が容易にチャンネル設定の変更を行うことが可能とな
るという効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係わるチャンネル設定
方法の仕組みを簡略な形式で示す説明図。

【図２】前記本実施の形態において使用されるテレビ受
像機の回路の概略構成を示すブロック図

【図３】前記実施の形態において使用されるチャンネル
設定用リモコンの回路の概略構成を示すブロック図

【図４】前記実施の形態において使用される地域チャン
ネル情報記憶部への地域、チャンネル、および周波数の
データの格納状態の一例を示す図

【図５】（ａ）前記実施の形態において使用されるテレ
ビ受像機のチャンネル情報記憶部におけるチャンネルの
設定変更前のチャンネル、および周波数のデータの格納
状態の一例を示す図 （ｂ）前記実施の形態において使用されるテレビ受像機
のチャンネル情報記憶部におけるチャンネルの設定変更
後のチャンネル、および周波数のデータの格納状態の一
例を示す図

【図６】従来のテレビ受像機の回路の概略構成を示すブ
ロック図

【符号の説明】

１ アナログテレビ放送受信機 ２ リモコン信号受信部 ３ チャンネル設定用リモコン ４ サービス主体 ５ サービス要員 ６ 配送業者

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１３年４月１０日（２００１．４．１
０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図２

【補正方法】変更

【補正内容】

【図２】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図４

【補正方法】変更

【補正内容】

【図４】

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図５

【補正方法】変更

【補正内容】

【図５】

【手続補正５】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図６

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C025 AA23 BA27 CA09 CB05 5C056 AA05 BA02 CA08 DA09 EA01 5K048 AA04 BA03 DB04 EB06 FB15 HA04 HA06 5K061 AA03 AA09 BB07 GG09 GG11 JJ06 JJ07

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 地域毎の各テレビ放送局のチャンネルと
   その放送局が使用する周波数よりなるチャンネル情報を
   書換可能に記録するチャンネル情報記録部と、発信され
   たチャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段
   と、前記チャンネル情報受信手段により受信されたチャ
   ンネル情報をチャンネル情報記憶部に書き込むチャンネ
   ル設定制御部とをテレビ受像機に備える一方、 前記チャンネル情報を発信するチャンネル情報発信手段
   を具えるチャンネル設定用リモコンを備え、 前記チャンネル設定用リモコンを用いてアナログテレビ
   受像機のチャンネル設定を行うことを特徴とするテレビ
   受像機のチャンネル設定方法。
2. 【請求項２】 チャンネル設定用リモコンは、地域情報
   と、各地域毎のテレビ放送局のチャンネルと周波数より
   なるチャンネル情報をデータとして保有し、発信動作に
   際して、地域情報を発信操作することにより、その地域
   における各テレビ放送局のチャンネルと周波数よりなる
   チャンネル情報を発信することを特徴とする請求項１記
   載のテレビ受像機のチャンネル設定方法。
3. 【請求項３】 地域毎の各テレビ放送局のチャンネルと
   その放送局が使用する周波数よりなるチャンネル情報を
   書換可能に記録するチャンネル情報記録部と、発信され
   たチャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段
   と、前記チャンネル情報受信手段により受信されたチャ
   ンネル情報をチャンネル情報記憶部に書き込むチャンネ
   ル設定制御部とを備えたテレビ受像機のチャンネル設定
   装置。
4. 【請求項４】 地域毎の各テレビ放送局のチャンネルと
   その放送局が使用する周波数とを格納する地域チャンネ
   ル情報記憶部と、前記チャンネル情報を発信するチャン
   ネル情報発信手段を備えたテレビ受像機のチャンネル設
   定用リモコン装置。
5. 【請求項５】 地域チャンネル情報記憶部は、複数の地
   域情報と、各地域毎のテレビ放送局のチャンネルと周波
   数よりなるチャンネル情報をデータとして格納している
   ことを特徴とする請求項４記載のテレビ受像機のチャン
   ネル設定用リモコン装置。
6. 【請求項６】 チャンネル情報発信手段は、地域チャン
   ネル情報記憶部から地域情報を読み出して発信すること
   により、その地域における各テレビ放送局のチャンネル
   と周波数よりなるチャンネル情報を発信することを特徴
   とする請求項５記載のテレビ受像機のチャンネル設定用
   リモコン装置。