JP2002300321A - 移動体通信網システムの課金方法、移動端末、移動端末のサービス切替方法及び移動体通信システム - Google Patents

移動体通信網システムの課金方法、移動端末、移動端末のサービス切替方法及び移動体通信システム

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JP2002300321A
JP2002300321A JP2001094529A JP2001094529A JP2002300321A JP 2002300321 A JP2002300321 A JP 2002300321A JP 2001094529 A JP2001094529 A JP 2001094529A JP 2001094529 A JP2001094529 A JP 2001094529A JP 2002300321 A JP2002300321 A JP 2002300321A
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Yoji Shibata
洋二 柴田
Takaaki Furumoto
隆倬 古本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の場所で好きな時に何時でも自由に無線基
地局間の移動制御を保証する移動サービスと特定の無線
基地局に移動端末を固定し移動制御を保証しない固定サ
ービスを選択することができる移動体通信網の移動・固
定統合サービスを提供することである。 【解決手段】移動端末に対し複数の無線基地局間の移動
制御を行う移動サービスと移動端末の移動制御を停止し
て特定の基地局に固定する固定サービスを提供する移動
体通信網において、任意の場所の端末や既登録の特定無
線基地局からサービス切替要求を受信すると1種類の端
末IDにて端末のサービス種別を確認し、サービス切り替
え要求に応答して、複数の無線基地局間で通信可能な移
動サービスから特定の無線基地局のみと通信可能な固定
サービスへとサービスモードを切り替え、切り替えたサ
ービスモードにて課金処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信サービ
スに属し、特に、一台の端末で移動サービスと固定サー
ビスを統合的に提供する移動体通信網の移動・固定統合
サービスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、PHSのコードレ
スホン機能と公衆PHS機能の組合わせ「やさしいパー
ソナルハンディホン 電気通信協会 小川圭祐 小林忠
男著1994年 8頁」、特開2000-174932「ホームゾーン
サービスを可能とした移動通信システム及びホームゾー
ンサービス方法」等がある。
【0003】これらのサービスは基本的には同じもの
で、1台の端末であるにも関わらず移動制御を行わない
固定サービスと移動制御を行う移動サービスを提供する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、 一台の端末であるにも関わらず2種類の電話番号を移
動サービスと固定サービスに使い分け、限られた電話番
号を浪費し、複雑なサービス管理をする必要がある。 固定サービスは自宅周辺等ある特定の限られた一個所
の狭い範囲に限定されており、著しく自由度に欠け、限
定的なサービスにならざるを得ない。 等の問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記した問題を解決し、
1台の端末につき、1つの電話番号等の端末IDで管理
し、任意の場所で好きな時に何時でも自由に移動サービ
スと固定サービスを切替選択、享受可能な移動体通信シ
ステムの課金方法、移動端末、サービス切替方法及び移
動体通信システムを提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、1台の端末
で、1個の端末IDのみを使用して移動体通信網の移動体
通信システム、及びこれの課金方法を提供することにあ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、移動サービス
は従来の移動体通信料金の課金、固定サービスは従来の
固定網料金に類似の課金を可能とする移動端末、移動体
通信システム及び移動体通信システムの課金方法を提供
することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、電話、データ
通信、パケット交換のみに限定した移動・固定統合サー
ビスも提供可能としたため、サービス、課金等に非常に
バラエティーのある移動端末、移動端末のサービス切替
方法、移動体通信システム及び課金方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、移動端末と無線により通信を行う複数の無線
基地局と、複数の無線基地局と接続される移動体交換機
とを有する移動体通信システムの課金方法において、移
動端末毎に、端末IDと、サービス種別として複数の無線
基地局との通信を可能とする移動サービスと特定の複数
の無線基地局とのみ通信を可能とする固定サービスとを
管理し、特定の移動端末に対するサービスとして、固定
サービスの開始の指示又は移動サービスの開始を指示を
行うサービス切替要求を受信すると、特定移動端末の通
信に対する課金を、サービス切替要求の内容に応じて実
行するよう構成した。
【0010】また、サービス切替を可能とする移動端末
を提供するため、移動端末は、複数の無線基地局の内の
特定の複数の無線基地局を固定サービスの無線基地局と
して記憶する記憶手段と、特定の複数の無線基地局の1
つを検出すると、移動体通信網に対して固定サービス開
始コマンドを送出し、移動端末の移動に伴い検出した無
線基地局の通信エリアから離れると固定サービス解除コ
マンドをする送出部とを備えた。
【0011】また、移動端末に現時点で前記移動端末を
収容する無線基地局に対し、固定サービスを要求する固
定サービス開始コマンドを入力する入力部を設けた。
【0012】また、移動端末は、固定サービス開始コマ
ンドを入力し、該固定サービス開始コマンドを移動体通
信網へ送信し、移動体通信網から固定サービス開始応答
を受信すると、固定サービス開始コマンドを受信した無
線基地局とのみ通信可能な固定サービスに移行し、固定
サービス中に固定サービス解除コマンドを入力すると、
該固定サービス解除コマンドを移動体通信網へ送信し、
移動体通信網から固定サービス解除応答を受信すると、
複数の無線基地局と通信可能な移動サービスにに移行す
るよう構成した。
【0013】また、移動体通信システムの無線基地局に
おいて、移動端末が自己の通信エリアへ移動して来る
と、移動体交換機側へ固定サービス開始コマンドを送信
し、移動体交換機側から移動端末が固定サービス該当端
末である旨の応答信号を受信すると、移動端末に対して
固定サービス開始応答を発信し、移動端末が自己の通信
エリアから離れると、前記移動体交換機側へ固定サービ
ス解除コマンドを送信し、前記移動体交換機側から移動
サービス解除完了応答を受信すると、該移動サービス解
除完了応答を前記移動端末に送信するよう構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる移動体通信
網の移動・固定統合サービスの一実施例を説明する。図
1に移動体通信網100の移動・固定統合サービスの網構
成を示す。端末ID管理サーバ101、移動制御サーバ10
2、課金管理サーバ103、移動体交換機104(規模の大き
い移動体通信網の場合は交換網となる)、無線基地局10
5〜108、固定サービス管理サーバ119、通信管理サーバ1
20より構成される。ここでは簡単のため無線基地局を4
局で説明する。この移動体交換機104には他の移動体網1
12、固定電話・ISDN網113、インターネット・イン
トラネット114が接続されており、移動体通信網100に収
容されている移動端末109と他の移動体通信網112、固定
電話・ISDN網113、インターネット・イントラネッ
ト114等に収容されている端末との間の相互通信性が確
保されている。移動交換機104に接続される端末ID
管理サーバ101、移動制御サーバ102、課金管理サーバ10
3、固定サービス管理サーバ119、通信管理サーバ120
は、管理データベース121として、それぞれのサーバ
機能を制御する制御部を備えた一つの装置内で構成する
こともできる。
【0015】ここで、移動端末109に対し複数の無線基
地局間の移動制御を行い、移動端末109の移動に伴い
複数の無線基地局と通信するサービスモードを移動サー
ビス110と呼び、移動端末109の移動制御を停止して特定
の複数の基地局とのみ通信するもので、特定の複数の無
線基地局の一つの通信エリア内に在圏する際にこの無線
基地局とのみ通信可能であり、移動サービスのように移
動制御を行わないことで、通信料金を廉価にしたサービ
スモードを固定サービス111と呼ぶ。そして、1種類の電
話番号やインターネットのグローバルアドレスを持つ1
台の移動端末に対し移動サービス110と固定サービス111
を統合的にサービスすることを可能なネットワークを本
発明の移動体通信網100と呼ぶ。本発明の移動体通信網1
00は、端末109や無線基地局(105〜108)からサービス
切替要求(固定サービス開始コマンド116と移動サービ
ス開示コマンドあるいは固定サービス解除コマンド117
以下、単に固定サービス解除コマンド117という)を
受信すると端末ID管理サーバ101でその端末109が移動・
固定統合サービスに加入している事を端末ID202(1種類
の電話番号やインターネットのグローバルアドレス等)
にて確認し、移動制御サーバ102にて移動制御状態を変
更すると共に通信時に課金管理サーバ103にてサービス
切替要求に該当する課金モードにて課金を行う。
【0016】この一連の動作を図2、図3、図4、図
5、図6、図7、図8にて詳述する。図2に端末ID管理
サーバ101の管理テーブル200を示す。端末ID管理サーバ
101の管理テーブル200は移動端末109のサービス加入状
況を唯一の端末IDをキーワードに管理するものである。
端末ID管理サーバ101の管理テーブル200は管理番号20
1、端末ID202、サービス種別203より構成される。端末I
D202は移動端末を識別する目的で使用するものでこの移
動端末に固有に割り当てられる1種類の電話番号やイン
ターネットのグローバルアドレス等を使用する。ここで
は簡単のため電話番号の例で説明する。サービス種別20
3は移動サービス110と固定サービス111に大別される。
固定サービスはサービス切替要求の発生の仕方により2
種類に分類される。第一はサービス切替要求が任意の場
所から任意のタイミングで利用者によりマニュアルで端
末入力され、それを検出した移動端末109がサービス切
替要求を送出するマニュアル指定(モード)204であ
り、第二は予め移動体通信網100に登録された固定サー
ビス用特定エリア(例、自宅、学校、職場)のデータを
移動端末に記録し、このデータをもとに特定エリアに居
る事を移動端末が検出してサービス切替要求を自動的に
送出するサービス自動指定(モード)205するモードで
ある。サービス自動指定モードは図2に示すように複数
の特定エリアを指定する事が出来るのが特徴である。
ここで、図2の管理番号201の1のサービス自動指定205
のB11-1,B11-2の意味について説明する。B11-1,B11-2
は、既登録特定無線基地局B11に端末ID090-1996-1234の
移動端末109向け2個所の固定サービス用特定エリアを保
有している事を示している。具体的事例で説明すると、
学生が学校の近くに下宿をした場合、同一無線基地局内
に学校と下宿が存在し、この2個所を固定サービス用特
定エリアとして登録した場合等が該当する。
【0017】図2に示すように、移動体通信網100の移
動・固定統合サービスには管理番号201の1のように、移
動サービス110、固定サービス111のマニュアル指定20
4、サービス自動指定205両モードのフルサービスを受け
る移動端末や管理番号201のkのように移動サービス110
とマニュアル指定モード204のみのサービスを受ける移
動端末、管理番号201の2のように移動サービス110のみ
のサービスを受ける移動端末、管理番号201の3のよう
にサービス自動指定205のみのサービスを受ける実質的
には固定サービスのみの機能を持つ端末等、各利用者に
対し、多様な組合わせで自由にサービスの設定が可能で
ある。つまり、移動端末の利用者と移動体通信網により
通信サービスを提供する通信事業者との間の契約内容を
端末ID管理サーバ101に端末ID毎にサービス種別20
3として、移動サービス110、固定サービス111の
マニュアル指定204、サービス自動指定205が実行
される基地局識別子を登録しておくことで,移動端末を
利用する各利用者に対し、種々のサービスを提供するこ
とができる。また、各移動端末に対し、移動サービス、
マニュアル指定、サービス自動指定のそれぞれをサポー
トするか否かにより、基本料金や場合によっては通信料
金を異ならせるようにすれば、移動端末の利用者のニー
ズに沿ってサービスを提供することができる。さらに、
サービス自動指定に登録されるエリアの数に応じて、基
本料金を増やすようにすれば、移動端末利用者の利便性
に応じた課金を行うことができる。ここで、図2の管理
番号1のサービス自動指定の欄のB11-1、B11-2のよう
に、同じ基地局B11であっても二つのエリアとしてカウ
ントするように構成すれば、通信事業者は移動端末利用
者へ、見かけ上多くのエリアを提供しているようにでき
る。
【0018】このように、本発明では一つの無線基地局
に複数の固定サービス用特定エリアを設定可能とした所
に一つの特徴がある。また、スマートアンテナを採用し
た無線基地局では、固定サービス端末は極めて狭い地域
に絞り込めるため、それだけ余計に移動サービス用の移
動端末を収容可能となる。
【0019】又、端末ID管理サーバ101のサービス自動
指定モード205では、固定サービス用特定エリアを収容
する無線基地局の識別情報(B11,B33,B14等)のみを管
理しているが、実際には、移動通信網100に移動端末109
が固定サービスを受けるために必要な詳細データを保有
する固定サービス管理サーバ119を接続しており、図10
で詳述する固定サービス用特定エリアの中心位置903、
固定サービス開始エリア半径904、固定サービス解除エ
リア半径906、カウント数1002等固定サービスに必要な
情報を全て蓄積している。図3に移動制御サーバ102の
管理テーブル300を示す。移動制御サーバ102の管理テー
ブル300は移動端末109の現時点での所属無線基地局とサ
ービス種別203を示すもので、管理番号201、端末ID20
2、サービス種別203より構成される。サービス種別203
は、移動端末109が無線基地局間の移動制御を保証され
た移動サービス110と移動制御を行わず既登録特定無線
基地局に固定接続する固定サービス111より構成され
る。このテーブルにより、現在、移動端末がどの無線基
地局に所属しているか、どのサービスをうけているかを
管理することができる。例えば、管理番号201の1の移
動端末がサービス切替要求で固定サービス解除コマンド
を発信し、移動通信網100で受理されると、B11のフラグ
は固定サービスから移動サービスへ移行し、テーブル表
示も移動サービス110の欄にB11が登録される。以上の通
り、固定サービス解除コマンドは、機能的には移動サー
ビス開始コマンドとして捉えることもできる。又、管理
番号201の2の移動端末が移動サービス状態のまま、無
線基地局B53からB54へ移動するとテーブルに登録される
無線基地局の識別子をB53からB54へと変更する。
【0020】図4に課金管理サーバ103の課金テーブル4
00を示す。課金管理サーバ103は、移動端末109の通信料
金を計算するための基礎データを蓄積するためのサーバ
である。このデータを料金センターに集めて通信料金が
計算する。
【0021】課金管理サーバ103の課金テーブル400は、
移動端末109毎に、記録番号401、端末ID202、発信移動
端末の所属する発信無線基地局402、サービス種別203が
移動サービス110か固定サービス111かを示すフラグ、通
信種別403が電話404かデータ通信405の回線交換型のデ
ータ通信406かパッケット交換型のデータ通信407かを示
すフラグ、通信相手の電話番号408、通信相手が移動端
末の場合はその通信端末が所属する受信無線基地局40
9、通信開始日時410、通信量411、これは保留時間
(秒)412、データ通信405時のデータ量(パケット数)
413とが管理できるように構成される。
【0022】次に、この課金テーブル400の動作の説明
を行う。記録番号401の1は、端末ID202が090-1996-123
4の移動端末であり、移動サービス110状態にあり、電話
404を通信相手番号408が03-333-4321の固定電話・ISDN
網113に収容されている端末へ通信開始日時410が西暦20
01年02月15日08時47分18秒から保留時間412 73秒間通
話した事を示す。同様に、記録番号401の2は、端末ID2
02が090-1996-1235の移動端末であり、固定サービス111
状態にあり、データ通信405のパケット交換407モードで
通信相手番号408が045-881-1256の固定電話・ISDN網113
収容端末へ通信開始日時410が西暦2001年02月15日13時1
7分01秒から保留時間412 625秒間、データ量413が1,86
5パケット数だけ通信した事を示す。記録番号401の3-1
と3-2は発信移動端末が発信無線基地局402をB12からB13
へ通話中移動した事を示している。記録番号401の4-1と
4-2は通話中に通信相手の移動端末が受信無線基地局409
B21からB22へ移動した事を示している。
【0023】課金管理サーバ103では、課金テーブル
400に登録されたサービス種別、通信種別、通信愛で
通信開始日時、通信量に従って課金処理を行うが、特
に、本発明の場合、サービス種別、つまり、通信種別、
通信相手、通信開始時間、通信量が同じ場合でも、固定
サービスの方が、移動サービスより通信料金を安く設定
することで、移動端末の利用者の利便性、移動制御を省
略等の通信事業者のメリットに応じたサービスを提供す
ることができる。
【0024】図5に通信管理サーバ120の通信管理テー
ブル500を示す。通信管理サーバ120は、本発明の移動体
通信網100に収容されている移動端末109の通信状態を管
理するサーバである。通信管理サーバ120の通信管理テ
ーブル500は、移動端末109毎に管理番号201、端末ID20
2、通信中であるかを示す通信中テーブル501より構成さ
れる。管理番号201の2、5、kに示すフラグ○印は現
在通信中の移動端末を示す。
【0025】次に、図6を使用して移動・固定統合サー
ビス切替制御フローを説明する。移動端末109は、初期
状態として移動サービス110状態にある。ここで移動端
末109よりサービス切替信号として固定サービス開始コ
マンド116を送信する。それを受信した移動端末109を収
容する識別子B11によって管理されている無線基地局B11
106は、移動体交換機104へサービス切替信号である固
定サービス開始コマンド204を転送する。移動体交換機1
04は電文の中味を解読し、端末ID管理サーバ101へ転送
する。端末ID管理サーバ101は端末ID(電話番号090-199
6-1238)により、この端末が固定サービス利用端末かど
うか管理テーブル200を検索し、管理番号201の5の欄を
見て固定サービス利用者である事を確認する。この後、
端末ID管理サーバ101は電文を移動制御サーバ102に転送
する。移動制御サーバ102は管理テーブル300の管理番号
201の5の欄の端末ID202 090-1996-1238の所属無線基
地局名のB11を固定サービス111の欄にセットする。次
に、移動制御サーバ102は固定サービス開始応答を移動
体交換機104、無線基地局106経由移動端末109へ送出す
る。これを受信した移動端末109は固定サービスモード1
11へ移行する。
【0026】次に図6を使用して移動・固定統合サービ
スの通信手順について説明する。移動サービス110も固
定サービス111も同じ通信手順を辿るので、ここでは簡
単のために固定サービス111の通信手順についてのみ説
明する。移動端末109がパケット通信発呼602を行うと、
無線基地局106を経由して移動体交換機104がこれを受信
する。移動体交換機104は電文内容を確認後端末ID管理
サーバ101へ転送する。ここで、端末IDから,サービス内
容を確認し、通信管理サーバ120へ転送する。通信管理
サーバ120では通信相手の通信状態を端末 ID202をキー
ワードで検索し、図5の通信中501フラグをチェックし
て、相手端末が通信状態に無い事を確認する。次に、そ
の旨、回線接続開始電文にて移動体交換機104に通知す
る。移動体交換機104は相手端末との通信パス設定準備
が完了すると、回線接続準備完了電文を通信管理サーバ
120へ送出して、図5の通信管理テーブル500の発呼端末
と通信相手端末の通信中欄501をオンに設定する。通信
管理サーバ120からの通信中設定完了電文を受信した移
動体交換機104は送・受信移動端末と課金管理サーバ103
へ回線接続完了電文を送信する。
【0027】以上で、送・受信移動端末間のパケット通
信603が開始されると共に課金テーブル400へ、記録番号
401の5の欄中通信量413を除く全ての項目が記録され
る。
【0028】通信が終了すると移動端末109よりパケッ
ト通信切断要求604が無線基地局B11106を経由して移動
体交換機104へ送信される。これを受信した移動体交換
機104は、課金管理サーバ103へ課金終了処理要求電文を
送出する。この電文を受信した課金管理サーバ103は課
金テーブル400の記録番号401の5の欄の通信量411へ保
留時間412とデータ量413を記録して終了処理を行い、移
動体交換機104へ課金終了処理完了電文を送出する。こ
の電文を受信した移動体交換機104は回線切断終了電文
を送・受信移動端末と通信管理サーバ120へ送出し、送・
受信移動端末の通信パスを切断する。この電文を受信し
た通信管理サーバ120は、通信管理テーブル500の送・受
信移動端末に該当する通信中フラグをオッフにセットす
る。
【0029】最後に、図6を使って固定サービス111か
ら移動サービス110への切替制御フローを説明する。固
定サービス111状態にある移動端末109より固定サービス
解除コマンド117を送信する。これを受信した無線基地
局B11 106は受信した固定サービス解除コマンドを移動
体交換機104へ転送する。移動体交換機104は電文の中味
を解読し、端末ID管理サーバ101へ転送する。端末ID管
理サーバ101は端末ID(電話番号090-1996-1238)より、
この端末が固定サービス利用端末かどうか管理テーブル
200を検索し、管理番号201の5の欄のサービス制御20
3を見て移動サービス利用者である事を確認する。この
後、端末ID管理サーバ101は電文を移動制御サーバ102に
転送する。移動制御サーバ102は管理テーブル300の管理
番号201の5の欄の端末ID202 090-1996-1238の所属無
線基地局名のB11を移動サービス110の欄にセットする。
次に、移動制御サーバ102は固定サービス解除完了応答
を移動体交換機104、無線基地局106を経由して移動端末
109へ送出する。これを受信した移動端末109は移動サー
ビスモード110へ移行する。
【0030】図7と図8に移動端末における移動・固定
サービスモードの表示方法と移動・固定サービス切替制
御フローを示す。図7に移動端末109の外観を示す。移
動端末109はアンテナ700、移動端末モニタ部701、移動
・固定サービス切替ボタン702(702-1、702-2)等より
構成される。移動端末モニタ部701には電波強度表示703
やサービスモードの移動704、固定705等の表示や端末内
臓警報器によるサービス切替警報音706を具備してい
る。サービス切替警報音706を聞いてサービスの切替内
容を確認し、自分の意志に反している場合は入力部によ
るマニュアル指定でサービスの変更を禁止する事が出来
る。この時は、マニュアル指定モードが優先する。
【0031】移動・固定サービス切替ボタンは誤動作を
防ぐため2個のボタン(702-1,702-2)を同時又は順番に
押さないと動作しない様に配慮されている。移動サービ
ス中に押すと固定サービスへ移行し、固定サービス中に
押すと移動サービスに移行する。この説明では、専用の
移動・固定サービス切替ボタンになっているが、この
他、電話用キーの組合わせでも良い。例えば、* 0 #
を移動サービス、*1#を固定サービス等特殊文字キー
と数字の組合わせが考えられる。
【0032】次に、移動端末における移動・固定サービ
ス切替制御フローについて図1、図6、図7、図8を使
用して説明する。固定サービス111にはマニュアル指定
モード204とサービス自動指定モード205の2種類あるた
め、先ず、マニュアル指定モード204から説明する。
【0033】図8で「移動サービス中」110の時、端末I
D 090-2000-1238によって識別される管理番号5(図2
参照)の移動端末109において移動・固定サービス切替ボ
タン702でマニュアル入力すると「マニュアル指定で固
定サービス入力有り」801でYとなり、アンテナ700と
無線変・復調部1301とを有する送出部よりサービス切替
要求として「固定サービス開始コマンドを無線基地局B1
1へ送出」116を行う。管理番号5の移動端末109が移動体
通信網100から「固定サービス開始応答を受信」808する
と「固定サービス開始」111状態へ移行すると共に、
「移動端末のモニタ表示を移動704→固定705へ切替」80
9「サービス切替警報音」706を発して「固定サービス
中」111となる。
【0034】固定サービス中に管理番号5の移動端末10
9において移動・固定サービス切替ボタン702でマニュア
ル入力すると「マニュアル指定で移動サービス開始要望
検出」811でサービス切替要求としてアンテナ700と
無線変・復調部1301とを有する送出部より「固定サービ
ス解除コマンドを無線基地局B11へ送出」117を行う。管
理番号5の移動端末109が移動体通信網100から「固定サ
ービス解除完了応答を受信」813すると「移動サービス
開始」110状態へ移行すると共に、「移動端末のモニタ
表示を固定705→移動704へ切替」814「サービス切替警
報音」706を発して「移動サービス中」110となる。
【0035】次にサービス自動指定モード205について
説明する。図8で「移動サービス中」110の時、マニュ
アル入力が無い時は「マニュアル指定で固定サービス入
力有り」801がNOとなり、管理番号5の移動端末109にお
いて「複数無線基地局の電波強度測定」802へ移行し
「現在無線基地局B10より強い電波が有り?」803へ進
む。ここで、移動端末109の品質管理部1313(図13参
照)により、無線基地局B10の制御チャネルの電波強度
と他の無線基地局、例えば無線基地局B11の制御チャネ
ルの電波強度とを監視する。監視結果は、無線変・復調
部1301、アンテナ700を介して無線基地局B10に通知され
る。無線基地局B10は移動体交換機100に移動端末からの
通知結果を通知し、移動体交換機100において各無線基
地局の品質を比較し、無線基地局B11の方が無線基地局B
10より品質が良い場合、無線基地局をB10からB11へ切り
替える「無線基地局の切替(B10→B11)」804。移動交
換機100では、管理番号5の移動端末109の端末ID202を基
に、この切り替えられた無線基地局B11が固定サービス
111のサービス自動指定205の無線基地局として登
録されているか否かを判定する「固定サービス既登録の
特定無線基地局」805へ進む。図2に示すように無線基
地局B11が管理番5の移動端末109に対して固定サービス
中のサービス自動指定のエリアを構成する基地局として
登録されているので、移動交換機100は管理番号5の移動
端末109に対し、固定サービス開始エリアの検出処理を
指示する。
【0036】次に、管理番号5の移動端末109において
は、移動交換機100からの固定サービス開始エリアの検
出処理を指示をアンテナ700、無線変・復調部1301を経
由して受信し、制御部1322により、図10、図11を用
いて後述する無線基地局B11の固定サービス開始エリア
内に進入したか否かを判定するため「固定サービス開始
エリア検出」806を開始する。ここで、制御部1322は、
記憶部1323の稼動中の固定サービス管理テーブルに管理
番号5の移動端末109に対応して記憶されている無線基
地局B11の中心位置903、開始エリア半径904と、既知の
方法で求める移動端末の位置検出結果とに基づいて固定
サービスエリアを検出し、無線変・復調部1301、アンテ
ナ700を有する送出部からサービス切替要求として「固
定サービス開始コマンドを無線基地局B11へ送出」116
(図6)を行う。位置検出方法は測地衛星を使用するGP
RS方式や特開平10-48322「符号分割多元接続システムに
おける移動体の測位方法」等が良く知られているのでこ
こでは割愛する。後はマニュアル指定モード204と同じ
プロセスで「固定サービス中」111まで進む。ここで、
移動端末109は、後述するように、その記憶部1323に固
定サービス管理サーバ119から自端末の該当データをダ
ウンロードして記憶する。
【0037】移動端末109が新たに進入したエリアが無
線基地局B11 106が固定サービスのサービス自動指
定として登録された特定の無線基地局の「固定サービス
既登録の特定無線基地局」805のエリアであるので、制
御部1322は、記憶部1323の固定サービス管理テーブルの
解除エリア半径と、移動端末の位置検出結果に基づき、
「固定サービス解除エリア検出」モード812に移行し、
これを検出するまで繰り返し検出動作を行う。移動端末
109の移動に伴い、無線基地局B11 106の固定サービ
ス解除エリアに突入した場合、制御部1322は、固定サー
ビス解除エリアを検出して、送出部に対しサービス切替
要求として「固定サービス解除コマンドを無線基地局B1
1へ送出」117を行う。後はマニュアル指定モード204と
同じプロセスで「移動サービス中」110まで進む。
【0038】移動・固定統合サービス切替制御フローの
サービス自動指定で述べた固定サービス用特定エリアの
指定方法である固定サービス開始エリアと固定サービス
解除エリアの検出アルゴリズムについて図9、図10を
使って説明する。図9に固定サービス位置指定方法、図
10に固定サービス管理サーバに蓄積されている移動端
末の固定サービス管理テーブル1000を示す。各移動端末
109は移動端末の固定サービス管理テーブル1000から自
端末の該当データをダウンロードして端末のメモリーに
必要データを蓄積しておく。図8の「固定サービス既登
録の特定無線基地局」805の項の既登録の特定無線基地
局が図10の無線基地局1001に該当する。ここで、図9
に示す矩形領域911は全て無線基地局B11 106
の通信エリアであることが前提である。固定サービス用
特定エリアの指定は、図9に示すごとく、エリアの中心
位置903を起点に開始エリア半径904で囲まれる円内を固
定サービス開始エリア905、解除エリア半径906で囲まれ
る円の外側を固定サービス解除エリア907と定義する。
【0039】今、無線基地局B11 106のサービス地域に
到達した移動端末109(端末ID090-1996-1238)の制御部
1322は、図10の管理番号201の5項に示すように無線基
地局B11 106が既登録の特定無線基地局のため固定サー
ビス開始エリア905の位置検出を開始する。図9におい
て、移動端末109がA地点901からB地点902へ移動したと
する。この時、移動端末109は最初に908の地点で固定
サービス開始エリア905を検出する。ここで移動端末109
は固定サービス状態に移行する。この後、移動端末109
は固定サービス開始エリア905を出たり、入ったりする
(→)。しかし、固定サービス解除エリア907に一
回も入らないので固定サービスは安定に継続される。し
かし、地点909で最初に固定サービス解除エリア907を
検出する。ここで、移動端末109は移動サービスに移行
するが無線基地局B11 106のサービス地域内のため位置
検出動作は継続する。この後、移動端末109は固定サー
ビス解除エリア907を出たり、入ったりするが一度も固
定サービス開始エリア905に到達しないため、移動サー
ビスは安定に継続する。以上の処理は、制御部1322のCP
U1316がRAM1314やROM1315に記憶したプログラム
に従って実行される。このように開始エリア半径904<解
除エリア半径906と設定することでサービスの切替を非
常に安定に実現する事が出来る。もちろん、移動サービ
スと固定サービス間の切り替えが頻発し、制御トラフィ
ックが増加しシステムの安定性としては劣ることになる
が、開始エリア半径904=解除エリア半径906と設定する
事も可能である。ここで開始エリア半径904と解除エリ
ア半径906は固定サービス用特定エリア毎に異なったあ
たいを設定する事も共通に設定する事も出来る。又、任
意のエリア形状の設定の場合は、固定サービス用特定エ
リアを複数個連続的に設定する事で実現できる。
【0040】次に図10、図11、図12、図13を使用して固
定サービス管理サーバ119収容の固定サービス管理テー
ブル1000を移動端末109へダウンロードし、サービスを
切替える手順について説明する。図11に固定サービスデ
ータの初期データや更新データのダウンロード方法の概
念図を示す。固定サービスを初めて受ける移動端末や無
線基地局1001(図10参照)の増設、サービス内容の更新
等固定サービスデータの更新が必要な端末へのデータを
ダウンロードしサービスを切替える手順には大きく分け
て2つのフェーズが存在する。第一のフェーズは固定サ
ービス管理サーバ119に最新のデータが更新された後、
移動端末109へデータのダウンロードを行う手順。第二
のフェーズは更新データをダウンロードした移動端末10
9と端末ID管理サーバ101や移動制御サーバ102と同期を
取ってデータを更新する手順である。この手順を図12の
移動端末における固定サービスデータのダウンロード制
御フローと図13の移動端末における固定サービスデータ
制御部構成を使って説明する。
【0041】第一のフェーズ 固定サービス管理サーバ119はデータ更新の必要が生じ
た移動端末109の固定サービス管理テーブル1000の該当
部分を更新した後、移動体交換機104を経由し、無線基
地局106を通して移動端末109へデータ更新のために発呼
を行う。移動端末109の制御部1322は「現在の無線基地
局106からダウンロード要求」1201を検出すると「無線
基地局からのデータをメモリーに蓄積」1202を実行し、
記憶部1323に無線基地局からのデータを記憶する。この
時の端末の動作は、図13に示すように、アンテナ700を
経由してデータを受信すると無線変・復調部1301でベー
スバンドデータに復調し、固定サービスデータ制御部13
02の受信データ制御回路1303へ送出する。ここで受信デ
ータの内容を解析し、更新データである事を確認した
後、現在稼動していない固定サービス管理テーブルB130
6へテーブル切替スイッチA1304を経由して送出する。こ
のテーブル切替スイッチA1304は通常、現在稼動してい
ない固定サービ管理テーブルへ繋がっている。これで更
新データを移動端末109のメモリーへ記録して第一のフ
ェーズが完了する。以上の第一のフェーズにおける移動
端末の動作は、RAM,ROM中のプログラムをCPU
が実行することにより行われる。
【0042】第二のフェーズ 固定サービス管理サーバ119は更新データの切替時期が
近づくと該当移動端末109と端末ID管理サーバ101や移動
制御サーバ102に対して更新時刻カウント開始指示を出
す。該当移動端末109は図12に示すように「無線基地局
経由更新時刻カウント開始指示」1203を受信する。これ
を受け「移動端末固定サービスデータ制御部のカウント
用クロック取込開始」1204へ移行し、「切替時刻に到
達」1205すると固定サービスの管理テーブルの切替」12
06を行い、端末ID管理サーバ101や移動制御サーバ102と
同期してデータの更新を完了する。以上の第二フェーズ
における移動端末の動作は、RAM,ROM中のプログ
ラムをCPUが実行することにより行われる。
【0043】この時の端末の動作を図13を使用して説明
する。既に、一部については前述しているが移動端末の
構成を改めて説明すると、無線基地局との間で信号を送
受するアンテナ700と、アンテナ700に接続され、アンテ
ナ700からの信号をベースバンドデータに復調し、アン
テナ700へのベースバンドデータを変調する無線変・復
調部1301と、無線変・復調部1301に接続され、受信デー
タの内容を解析し、固定サービスデータを管理する固定
サービスデータ制御部1302と、無線変・復調部1301、固
定サービスデータ制御部1302、データ処理部1311、シス
テムクロック1312とバス接続される制御部1322と、品質
管理部1313と、移動・固定サービス切替釦等を含む入力
部1317と、電波強度や移動サービス中か固定サービス中
か等を表示する移動端末モニタ部701を含む表示部1318
と、データ処理部1319と、データ処理部に接続され、サ
ービス切替警告音706等を出力するスピーカ1320と、音
声を入力するマイク1321とにより構成される。ここで、
制御部1322は、プログラムを格納するRAM1314、ROM1315
とこれを実行するCPU1316により構成され、無線変・復
調部1301、固定サービスデータ制御部1302、データ処理
部1319、品質管理部1313等移動端末の他の部分の制御を
行う。
【0044】次に、固定サービスデータ制御部1302の動
作について説明する。無線基地局B11 106からのデータ
を、アンテナ700経由受信すると無線変・復調部1301で
ベースバンドデータに復調し、固定サービスデータ制御
部1302の受信データ制御回路1303へ送出する。ここで受
信データの内容を解析し、データ更新手順である事を確
認した後、カウント数(図10のカウント数1002参照)を
カウント数メモリ1307にセットする。また受信データに
含まれるカウント開始命令をカウンタ1309へセットす
る。同時に、カウンタ1309はシステムクロック1312を取
り込みカウントを開始する。カウンタ1309のカウント数
がカウント数メモリと等しくなると比較器&スイッチト゛ライハ゛
1308がこれを検出してテーブル切替スイッチA1304を駆動し
固定サービス管理テーブルA1305へ接続し、同時にテー
ブル切替スイッチB1310を駆動し固定サービス管理テーブルB
1306の出力をデータ処理部1311へ接続する。この結果、
移動端末109の固定サービス管理テーブルは完全に更新
された事になる。以上の更新処理は、RAM,ROM中
のプログラムをCPUが実行することにより行われる。
ここで固定サービス管理サーバ119から該当移動端末109
への更新時刻カウント開始指示は該当端末個別に出す場
合と、複数端末へ同報的に出す場合が存在する。何れの
場合も上記手順で実現する事が可能である。つまり、移
動体通信システム全体の更新時期を統一し、稼動中のシ
ステム構成に合致した制御を行うためには同朋により、
更新時刻を一義的に指示するほうが好ましい。又、本手
順では切替時刻指定にカウント数1002とカウント開始命
令のセットで説明したが、単に、切替絶対時刻を移動端
末109にセットし移動端末109内臓の時計と比較する方法
もある。この場合は移動端末109内臓の時計の校正を移
動体通信網100より出来るよう工夫する必要がある。
【0045】以上、固定サービスへ移行する場合も移動
サービスへ復帰する場合も移動端末が主体的に判定する
事例について説明してきた。
【0046】次に、無線基地局がサービス変更判断をす
る事例について図14、図15、を使用して説明する。基本
的には図6、図8に説明した動作と殆ど同じ動きとなる。
相違は、図6と図14を比較すると明確であるが、固定サ
ービス開始コマンドと固定サービス解除コマンドを移動
端末109が送信するか、無線基地局106が送信するかのみ
である。これを実現するためには、無線基地局に自身が
収容する移動端末の固定サービス管理テーブルを記憶す
る記憶部を設け、さらに、自身が収容する移動端末の位
置情報を移動端末あるいは、移動交換機から受信し、記
憶部に記憶されたわービス自動指定の内容と比較するこ
とで達成される。移動端末から位置情報を受信するため
には、移動端末が既知のGPS測量により検出した自己
の位置を定期的に送出させるようにすればよく、移動交
換機から受信するためには、複数の無線基地局からの制
御チャネルの受信状況を移動端末に報告させ、報告を受
けた移動交換機が無線基地局の位置と報告の内容から検
出し、これを無線機局に送信するようにすればよい。
【0047】図15のサービス切替制御手順に従って説明
する。無線基地局106に「新しい移動端末から当該基地
局への切替要求が有る」1502と該当基地局106は移動体
交換機104を経由して端末ID管理サーバ101へ「該移動端
末が該当基地局106のサービス自動指定サービス登録端
末かどうか」1503問い合わせる。そうであれば「固定サ
ービス開始条件の判定」1504動作に入る。固定サービス
開始条件判定1504では、当該移動端末で無線基地局から
受信する制御チャネルの電波強度の測定を開始し1505、
測定された電波強度が固定サービスを行うために設定さ
れた規定の電波強度以上となると1506、「固定サービス
開始コマンドを送出」116して固定サービス開始手順に
入り図6、図8に説明した動作と同じ手順で固定サービス
111へ移行する。固定サービス中は常に「固定サービス
解除条件判定」1510動作状態となる。固定サービス解除
条件判定1510では、移動端末109が無線基地局から受信
する制御チャネルの電波強度が固定サービスを解除する
ために設定された規定の電波強化以下であるか否かを判
定し1511、規定の電波強度以下である場合には、当該移
動端末の電波強度測定を終了し1512、「固定サービス解
除コマンドを送出」117して固定サービス解除手順に入
り図6、図8に説明した動作と同じ手順で移動サービス11
0へ移行する。固定サービス開始・解除条件は図8、図
9、図10で説明したような固定サービス開始エリア検出8
06、固定サービス解除アリア検出812手法の他、図15の1
505、1506、1511、1512に示したように、該当移動端末
の平均電波強度を測定し、所定のレベル以上、以下にな
った条件での判定も可能である。
【0048】以上の例では、図4の通信種別403の電話40
4、データ通信405両方に統一的に移動・固定統合サービ
スを適用する場合について説明してきたが、本方式をデ
ータ通信405のみやパケット交換407のみに適用する事も
可能である。もちろん電話404のみに適用することも可
能である。本方式をデータ通信405のみやパケット交換4
07のみに適用する場合は、端末IDをインターネットのグ
ローバルアドレスにして、図4の電話404の欄をオール×
に設定すれば良い。パケット交換407のみにする場合は
上述の内容に加えて回線交換406をオール×に設定すれ
ば良い。電話404のみのサービスの場合、端末IDを電話
番号にして、図4のデータ通信405の欄をオール×にすれ
ば良い。
【0049】以上の通り、固定サービスと移動サービス
を分離して管理可能なため、ITU標準のIMT-2000で採用
されている移動サービスのソフトハンドオーバー用チャ
ネルが固定サービス用移動端末には不要となり、移動サ
ービスへのソフトハンドオーバー用チャネルが増加し、
それだけ、余分に移動サービス用移動端末の収容能力が
増加する。
【0050】
【発明の効果】1台の端末で、1個の端末IDのみを使用
して移動体通信網の移動・固定統合サービスを提供する
ことができる。
【0051】移動サービスは従来の移動体通信料金の課
金、固定サービスは従来の固定網料金に類似の課金を可
能とする移動体網を構築することができる。
【0052】移動端末の利用者が任意の場所で好きな時
に何時でも自由に無線基地局間の移動制御を保証する移
動サービスと特定の無線基地局に移動端末を固定し移動
制御を保証しない固定サービスを選択可能な移動体通信
網の移動・固定統合サービスを提供することことができ
る。
【0053】電話、データ通信、パケット交換のみに限
定した移動・固定統合サービスも提供可能としたため、
サービス、課金等に非常にバラエティーのある移動・固
定統合サービスが提供出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体通信網の移動・固定統合サービスの網構
成図である。
【図2】端末ID管理サーバの管理テーブルを示す図で
ある。
【図3】移動制御サーバの管理テーブルを示す図であ
る。
【図4】課金管理サーバの課金テーブルを示す図であ
る。
【図5】通信制御サーバの通信管理テーブルを示す図で
ある。
【図6】移動・固定統合サービス切替制御フロー図であ
る。
【図7】移動端末における移動・固定サービスモード表
示方法を示す図である。
【図8】移動端末における移動・固定サービス切替制御
フロー図である。
【図9】固定サービス位置指定方法を示す図である。
【図10】移動端末の固定サービス管理テーブルを示す
図である。
【図11】固定サービスデータの初期・更新ダウンロー
ド方法の概念説明図である。
【図12】無線基地局検出サービス切替制御手順を示す
図である。
【図13】移動端末の制御部の構成を示す図である。
【図14】無線基地局による「サービス自動指定」自動
検出サービス切替制御フロー図である。
【図15】無線基地局による「サービス自動指定」自動
検出サービス切替制御手順を示す図である。
【符号の説明】
100:本発明の移動体通信網 101:端末ID管理サーバ 102:移動制御サーバ 103:課金管理サーバ 104:移動体交換機 105:無線基地局B10 106:無線基地局B11 107:無線基地局B12 108:無線基地局B13 109:移動端末 110:移動サービス 111:固定サービス 116:固定サービス開始コマンド 117:固定サービス解除コマンド 119:固定サービス管理サーバ 120:通信管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA07 BB08 DD06 EE03 EE18 5K067 AA29 DD17 DD27 EE02 EE10 EE16 EE23 FF04 FF07 FF20 GG01 GG11 HH05 HH23 JJ17 JJ39 JJ72

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動端末と無線により通信を行う複数の無
    線基地局と、前記複数の無線基地局と接続される移動体
    交換機とを有する移動体通信システムの課金方法におい
    て、移動端末毎に、端末IDと、サービス種別として複数
    の無線基地局との通信を可能とする移動サービスと特定
    の複数の無線基地局とのみ通信を可能とする固定サービ
    スとを管理し、特定の移動端末に対するサービスとし
    て、前記固定サ−ビスの開始の指示又は前記移動サービ
    スの開始を指示を行うサービス切替要求を受信すると、
    前記特定移動端末の通信に対する課金を、前記サービス
    切替要求の内容に応じて実行することを特徴とする移動
    体通信網システムの課金方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動体通信網システムの
    課金方法であって、前記サービス切替要求は前記特定の
    移動端末によって発信されたものであり、前記サービス
    切替要求が前記固定サービスを開始する固定サービス開
    始コマンドである場合は前記特定の移動端末に対して前
    記特定の複数無線基地局のうちのいずれか一つ無線基地
    局との間でのみ通信を可能とする固定サービスに移行
    し、前記特定端末に対する固定サービス提供中に前記固
    定サービスを解除するコマンドを受信すると前記複数の
    無線端末との間で通信を可能とする移動制御を実行する
    移動サービスに移行することを特徴とする移動体通信シ
    ステムの課金方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の移動体通信システムの課
    金方法において、移動体通信網のデータ通信機能に対し
    て前記固定サービスを適用する事を特徴とする移動体通
    信システムの課金方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の移動体通信システムの課
    金方法において、移動体通信網の電話通信機能に対して
    前記固定サービスを適用する事を特徴とする移動体通信
    システムの課金方法。
  5. 【請求項5】無線基地局と無線により通信を行う移動端
    末であって、前記移動端末は、複数の無線基地局の内の
    特定の複数の無線基地局を固定サービスの無線基地局と
    して記憶する記憶手段と、前記特定の複数の無線基地局
    の1つを検出すると、移動体通信網に対して固定サービ
    ス開始コマンドを送出し、前記移動端末の移動に伴い前
    記検出した無線基地局の通信エリアから離れると固定サ
    ービス解除コマンドをする送出部とを有することを特徴
    とする移動端末。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の移動端末において、前記
    記憶手段は、前記特定の複数の無線基地局を固定サービ
    スとして記憶する際、前記複数の特定無線基地局とそれ
    に対応する固定サービス開始エリアと固定サービス解除
    エリアの情報と、前記記憶手段に記憶された固定サービ
    ス開始エリアと固定サービス解除エリアの内容で制御を
    開始する更新時期情報と更新時刻を確定する情報を対応
    つけて保持し、前記更新時刻を確定する情報を起点に更
    新時期を確定し、前記記憶手段に記憶された特定の複数
    の無線基地局の固定サービス開始エリアと固定サービス
    解除エリアにてサービスモードを切り替えることを特徴
    とする移動端末。
  7. 【請求項7】移動に伴って、移動体通信網を構成する複
    数の無線基地局のそれぞれと無線可能により通信を行う
    移動端末であって、現時点で前記移動端末を収容する無
    線基地局に対し、前記移動端末を収容する無線基地局と
    通信可能であり、かつ他の無線基地局との通信を禁止す
    る固定サービスを要求する固定サービス開始コマンドを
    入力する入力部とを有することを特徴とする移動端末。
  8. 【請求項8】請求項5または7に記載の移動端末におい
    て、前記移動端末は、前記移動端末の状態として前記固
    定サービスか前記移動サービスかを表示する表示部とを
    有することを特徴とする移動端末。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の移動端末において、前記
    移動端末は、前記固定サービスと前記移動サービス間で
    モードが切り替わる際に警告音を発生する警告音発生部
    と、前記固定サービスと前記移動サービス間でのモード
    切替を禁止する禁止制御信号入力部とを有することを特
    徴とする移動端末。
  10. 【請求項10】無線基地局と無線により通信を行う移動
    端末のサービス切替方法であって、前記移動端末は、固
    定サービス開始コマンドを入力し、該固定サービス開始
    コマンドを移動体通信網へ送信し、前記移動体通信網か
    ら固定サービス開始応答を受信すると、前記固定サービ
    ス開始コマンドを受信した無線基地局とのみ通信可能な
    固定サービスに移行し、前記固定サービス中に固定サー
    ビス解除コマンドを入力すると、該固定サービス解除コ
    マンドを移動体通信網へ送信し、前記移動体通信網から
    固定サービス解除応答を受信すると、複数の無線基地局
    と通信可能な移動サービスに移行することを特徴とする
    移動端末のサービス切替方法。
  11. 【請求項11】移動端末と無線により通信を行う無線基
    地局と、前記無線基地局を収容する移動交換機とを有す
    る移動体通信システムであって、前記無線基地局は、移
    動端末が自己の通信エリアへ移動して来ると、移動体交
    換機側へ固定サービス開始コマンドを送信し、前記移動
    体交換機側から該移動端末が固定サービス該当端末であ
    る旨の応答信号を受信すると、前記移動端末に対して固
    定サービス開始応答を発信し、前記移動端末が自己の通
    信エリアから離れると、前記移動体交換機側へ固定サー
    ビス解除コマンドを送信し、前記移動体交換機側から移
    動サービス解除完了応答を受信すると、該移動サービス
    解除完了応答を前記移動端末に送信することを特徴とす
    る移動体通信システム。
  12. 【請求項12】移動端末と無線により通信を行う複数の
    無線基地局と、前記複数の無線基地局と接続される移動
    体交換機とを有する移動体通信システムにおいて、前記
    移動体交換機は、移動端末毎に、端末IDと、サービス種
    別として複数の無線基地局との通信を可能とする移動サ
    ービスと特定の複数の無線基地局とのみ通信を可能とす
    る固定サービスとを管理し、前記固定サービスには前記
    移動端末の移動・固定サービス切替釦の操作に応じて送
    信される第1の固定サービス開始要求を受付可能か否か
    を表すマニュアル指定情報と、固定サービスの無線基地
    局として複数設定される無線基地局を表すサービス自動
    指定情報を登録管理し、特定の移動端末に対するサービ
    スとして、前記固定サービスの開始の指示又は前記移動
    サービスの開始を指示を行うサービス切替要求を受信す
    ると、前記特定移動端末の通信に対する課金を、前記サ
    ービス切替要求の内容に応じて実行することを特徴とす
    る移動体通信網システム。
  13. 【請求項13】請求項12記載の移動体通信システムに
    おいて、前記特定の移動端末に対する課金は、前記固定
    サービスとして複数設定される無線基地局の数に応じて
    行うことを特徴とする移動体通信システム。
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