JP2002300203A - パケットバッファ装置 - Google Patents

パケットバッファ装置

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JP2002300203A
JP2002300203A JP2001095807A JP2001095807A JP2002300203A JP 2002300203 A JP2002300203 A JP 2002300203A JP 2001095807 A JP2001095807 A JP 2001095807A JP 2001095807 A JP2001095807 A JP 2001095807A JP 2002300203 A JP2002300203 A JP 2002300203A
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Hideo Abe
英雄 阿部
Yoshiro Tamura
嘉郎 田村
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパケットバッファ装置に関し、高速
で、セル長と異なる又はヘッダ長の固定でないヘッダ変
換を実現することを目的としている。 【解決手段】 複数セルバッファ構成とし、セルバッフ
ァメモリ上でヘッダ変換を行ないバッファメモリより新
たなセル単位で読み出す手段を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケットバッファ装
置に関し、更に詳しくはパケットをATMセルで送受す
る通信システムにおいて、VC多重されたセルを受信
し、パケットの宛先情報により、パケット毎に宛先方路
(出VC)に送出するノード装置でのパケットのカプセ
ル化、パケットのヘッダ変換に関する。
【0002】例えば、IPパケットをATM網上で高速
帯域に送受する大規模IPネットワークを図19に示
す。図において、10は大規模IPネットワークであ
る。複数のユーザ1は集線装置2に接続されている。ま
た、集線装置2にはLAN3が接続されている。LAN
3は、ルータ3a及びこれと接続される機器3bより構
成されている。
【0003】4は大規模IPネットワーク10内に設け
られたノードであり、該ノード4は集線装置2と接続さ
れている。5はノード4の他端と接続されるコネクショ
ンレスサーバである。(A)においては、IPパケット
をLANエミュレーション(MACオーバATM)でカ
プセル化し、セル化したものをVC多重で転送する(V
Cはユーザに割り振り)。
【0004】(B)においては、IPパケットをIPオ
ーバATMでカプセル化し、セル化したものをVC多重
で転送する(VCはユーザに割り振り)。(C)におい
ては、IPオーバATMのカプセル化されたIPパケッ
トを網内ヘッダで更にカプセル化し、セル化したものを
VC多重で転送する(VCは方路に割り振り:複数)。
【0005】ノード4では、各コネクションレスサーバ
5からのパケット(セル)より、AAL5終端し、
網内ヘッダ削除し、MACヘッダを付加し、送出先
ユーザを識別しVCを付け替えし、ユーザに送出する。
また、ユーザからのパケット(セル)より、AAL5
終端し、MACヘッダを削除し、網内ヘッダを付加
し、送出先方路を識別し、VC付け替えしコネクショ
ンレスサーバ5に送出する。ユーザ−ユーザの場合に
は、網内ヘッダ付加/削除は行なわない。
【0006】ノード4では、以下の機能のためにパケッ
トバッファ(セル単位でパケット化して蓄積)を有す
る。その目的は、AAL5終端でNG時、パケット単位
で廃棄するためである。また、複数のコネクションレス
サーバ5から、同一ユーザに同時にパケットを送信した
時、パケットの混合を防ぐためである。
【0007】大容量IPネットワーク内でIPパケット
を転送する場合、網内ではカプセル化して転送すること
で高速大容量化に対応できる。また、ユーザ側のインタ
フェースとしてIPフレームやイーサネット(登録商
標)(Ethernet(登録商標))フレーム等、異
種のプロトコルを収容する場合、プロトコルによってヘ
ッダフォーマットが異なり、ユーザ間でのヘッダ変換が
必要となる。
【0008】図20に図19で示されたネットワークで
のヘッダ変換の一例を示す。大規模IPネットワーク
(コア網)上のノード装置は、ATMセル化された異な
るプロトコルのパケットを受信し、パケット毎にヘッダ
上の宛先に従い変換処理を行ない、カプセル化、ヘッダ
変換を行なって、ATMセルの形でコア網又はユーザに
送信する。(A)はMACオーバATM、(C)は網内
カプセル化されたされたパケット、(B)はIPオーバ
ATMである。
【0009】図において、LLCはLogical L
ink Control、SNAPはSubnetwo
rk Access Point、LEHはLAN E
mulator Headder、PADはパディング
(オール0)、CPCSUUはコンバージェンスサブレ
イヤ共通部、CPIは共通部識別子、Lengthは長
さ表示(トレイラを除いたフレーム長)であり、パケッ
ト先頭からIP部までのバイト長である。CRCは32
ビットCRC符号、IPはIPパケットである。図のフ
ォーマットの上に示す数字はバイト数を示している。
【0010】図20では、MACオーバATM化された
パケット(A)と、IPオーバATM化されたパケット
(B)と、網内ヘッダを付加したパケット(C)を示し
ており、(A)→(C)、(C)→(B)等のヘッダ変
換が必要となる。
【0011】
【従来の技術】このようなノード装置のヘッダ変換の実
現案としては、VC多重された受信ATMセルをVC単
位でパケット化し、IP処理、ヘッダ変換した上で、再
度ATMセル化して送出する第1の方法が一般的であ
る。又は、第2の方法として、セルのままパケットを組
み立ててセルバッファ上でヘッダの付加・削除カプセル
化を行なう方法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】第1の方法の場合、A
TMセルを一旦パケット化し、ヘッダ部分の追加削除を
行なって再度セル化するため、ヘッダ長によらずヘッダ
変換が比較的容易にできるが、セルのパケット化及び再
セル化に要する時間により転送遅延が大きくなるという
問題がある。更に、バッファの管理も複雑になり高速処
理が難しく、ハードウェアによる高速転送処理が必要な
装置には向かないという問題がある。以上の問題から、
高速処理が必要な場合には、パケットをATMセルのま
まパケットに組み立てる第2の方法が考えられる。
【0013】本方法の場合、ATMセルのままパケット
に組み立てる方法だとバッファは固定長セル毎に管理さ
れ、またバッファへのアクセスも固定長となり、バッフ
ァ管理処理の高速化、バッファアクセスの高速化が図れ
るため、バッファ制御が高速で行なえるという特徴があ
る。
【0014】しかしながら、この方式だとパケットのカ
プセル化やヘッダ変換において、固定長であるセル単位
での変換には適しているが、ヘッダ長がセル長と異なる
場合、更にユーザによりヘッダ長が異なるような場合
は、セルバッファ上でヘッダ変換ができないという問題
がある。
【0015】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、高速でセル長と異なる又はヘッダ長の固
定でないヘッダ変換を実現することができるパケットバ
ッファ装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図において、21は受信セルを受
信するセル受信部(AAL5受信終端部)、22は受信
セルからレングスを読み取るレングス読取部、12はセ
ル受信部21と接続されるVCメモリである。VCメモ
リ12には入力パケット実施中のフラグやセル数、CR
Cチェック結果等が格納される。セル受信部21からは
受信したセルが出力される。19は、セルから受信セル
ヘッダとトレイラを入力するバッファ管理部、23は該
バッファ管理部19と接続され、該当バッファ対応にバ
ッファ管理情報を保持するバッファ管理メモリである。
【0017】20は、バッファ管理部19からアクセス
指示信号を受けるバッファアクセス制御部、16は決め
られた数の複数セルとパケット単位の新たなヘッダを格
納するエリアを持つバッファを複数有するパケットバッ
ファである。30はバッファ管理部19から受信セルヘ
ッダと制御情報を受けてヘッダの解析/ヘッダの作成を
行なうヘッダ解析/ヘッダ作成部である。該ヘッダ解析
/ヘッダ作成部30には、バッファ管理部19から受信
セルヘッダと制御情報が入力され、ヘッダ解析/ヘッダ
作成部30からはバッファ管理部19へは送信セルヘッ
ダと制御情報が送出される。
【0018】31はVC毎にパケットバッファ16への
パケットの先頭セルから最終セルまでの組み立て制御を
行なう組み立て中ポインタを格納する組立中ポインタメ
モリである。該組立中ポインタメモリ31はバッファ管
理部19内に設けた場合を示しているが、バッファ管理
部19の外側に設けてもよい。
【0019】バッファアクセス制御部20からヘッダ解
析/ヘッダ作成部30に受信パケットヘッダが送出さ
れ、ヘッダ解析/ヘッダ作成部30からバッファアクセ
ス制御部20へは送信パケットヘッダが送出され、パケ
ットバッファ16にパケット単位で格納される。
【0020】24はバッファアクセス制御部20と接続
され、送信セルを送出するセル送信部である。25はセ
ル送信部24にトレイラを付加するトレイラ付加部、2
6はセル送信部24にセルヘッダを付加するヘッダ付加
部である。
【0021】本発明は、前述した2つの課題を解決する
ため、高速で、セル長と異なる又はヘッダ長の固定でな
いヘッダ変換を実現している。この目的を実現するた
め、以下の課題を解決する必要がある。
【0022】高速で多重化されたセルを扱うため、バ
ッファの管理及びバッファへの書き込み/読み出しをセ
ル単位で行ない、かつヘッダの変換による再セル化をバ
ッファ読み出し時に行なう。
【0023】コストパフォーマンスを上げ、かつ高速
化を図るため、バッファを大容量で安価なDRAMを用
いて、ヘッダ変換後のパケット(セル)についても書き
込み/読み出しは連続したアドレスで高速モードで行な
う。
【0024】ヘッダ変換のための制御情報の増加と、
パケットバッファ内のバッファ管理の高速化に対応し、
かつ小型で安価なバッファ構成、バッファ管理構成とす
る。上記課題を解決するため、本発明では、セル受信
時、ATMセルヘッダを抽出、削除してセルのペイロー
ド単位でVC毎にパケットバッファ16上でパケットに
組み立て、パケットに組み立てられたパケットバッファ
16上でカプセル化、ヘッダ変換を行ない、更に固定長
であるセル長とヘッダ長との差分、及び旧パケットの削
除により生じるダミー部分をパケットバッファ16から
の読み出し時に削除した形で、新たなセルの形で読み出
し、更にセルヘッダを付加し送出する方式をとってい
る。
【0025】上記課題を解決するために、本発明では
バッファにまたがるパケットを受信時、バッファの最後
に格納したセルを次に取得するバッファの先頭にも書き
込む手段を設け、ヘッダ変換により新たなセルがバッフ
ァにまたがった場合でも、高速でバッファより読み出せ
る方式としている。また、新ヘッダの書き込みアドレ
ス、ヘッダ変換後のセル読み出し先頭アドレスをヘッダ
長により算出して指示する機能、及びパケットヘッダ変
換によりAAL5のレングス及びPAD長の変更を算出
して、必要なセル数分を読み出す機能を設けている。
【0026】上記課題を解決するために、本発明では
パケットバッファ16は1つのバッファ内で受信パケッ
ト内の複数のセル+新ヘッダの格納エリアを設けて、バ
ッファ管理情報及びパケットヘッダ制御等のパケット制
御情報をバッファ単位のバッファ管理メモリ23に収容
管理する方法としている。
【0027】このように構成すれば、高速で、セル長と
異なる又はヘッダ長の固定でないヘッダ変換を実現する
ことができる。 (2)請求項2記載の発明は、バッファにまたがるパケ
ットを受信時、バッファの最後に格納したセルを次に取
得するバッファの先頭にも書き込む手段を設けることを
特徴とする。
【0028】このように構成すれば、ヘッダ変換により
新たなセルがバッファにまたがった場合でも高速でバッ
ファよりセルを読み出すことができる。 (3)請求項3記載の発明は、受信、送信のVC番号又
はパケットヘッダ内の情報により選択されるヘッダ変換
モード対応の送信ヘッダの書き込みアドレス、送信ヘッ
ダ書き込み長、ヘッダ変換後のセル読み出しアドレス及
びヘッダ長の差分を変換パターンとして予め設定してお
き、ヘッダ変換モードを識別することにより、ヘッダ変
換による変換パターンを選択し、ヘッダ変換することを
特徴とする。
【0029】このように構成すれば、ヘッダ変換モード
に対応したヘッダ変換を行なうことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態例を詳細に説明する。先ず、図1に示す本発
明の動作を詳細に説明する。
【0031】本発明の概要は、以下の通りである。各セ
ル毎にセルヘッダを付加されたセルが入力されると、セ
ルヘッダはバッファ管理部19を介してバッファ管理メ
モリ23に格納される。受信したセルの内、ペイロード
はバッファアクセス制御部20を介してパケットバッフ
ァ16に格納される。パケットヘッダは、セルのペイロ
ードに格納されて入ってくる。
【0032】一方、このパケットヘッダは、バッファア
クセス部20からヘッダ解析/ヘッダ作成部30に入っ
て、パケットヘッダの格納が行なわれる。パケット解析
/ヘッダ作成部30は、入力されたパケットヘッダを新
しいパケットヘッダに変換される。変換されたパケット
ヘッダは、パケットバッファ中のペイロード中のバッフ
ァの先頭に書き込まれる。
【0033】パケットヘッダが書き込まれたペイロード
は、バッファアクセス制御部20から送出され、セル送
信部24に入る。ここで、ヘッダ付加部26により各セ
ルのセルヘッダと、トレイラ付加部25によりトレイラ
が付加され、送信セルとして出力される。
【0034】受信セルは、セル受信部21に入る。該セ
ル受信部21は、パケットをAAL5でATMセル化さ
れたVC多重セルを受信し、CRCチェック等のAAL
5受信終端制御を行なう。レングス読取部22は、セル
受信部21を通過するセルのCRC以外のパケット内ト
レイラ(Length,CPCSU,CPI)を抽出
し、例えばATMセルヘッダ内に縮退して挿入する。
【0035】バッファ管理部19は、多重セルのセルヘ
ッダ部を受信して、パケットバッファ16でのパケット
組み立て制御、ヘッダ解析/ヘッダ作成部30へのパケ
ットヘッダの送出制御、ヘッダ解析/ヘッダ作成部30
からの送信パケットヘッダの受信側制御、セル送出制御
を行なう。
【0036】バッファ管理メモリ23は、受信したセル
ヘッダ、パケットバッファ16のバッファリング情報及
びパケットバッファ16に格納されたパケットの制御情
報を格納する。バッファアクセス制御部20は、受信セ
ルペイロードを受けてパケットバッファ16への受信セ
ルの書き込み、送信セルの読み出し、受信パケットヘッ
ダの読み出し、送信パケットヘッダの書き込みを1セル
時間内に行なうためのタイミング制御、ビット変換制御
を行なう。この結果、パケットバッファ16には、受信
したパケットが順次格納されていく。
【0037】バッファアクセス制御部20から送出され
た送信セルのペイロードは、セル送信部24に入る。こ
の時、先頭セルのペイロード部には、新しいパケットヘ
ッダが入っている。
【0038】パケットバッファトレイラ付加部25は、
セル送信時に、バッファ管理部19からのトレイラ(L
ength,CPCSU,CPI)をセル送信部24に
与え、送信セルに付加する。また、ヘッダ付加部26
は、バッファ管理部19からの送信ATMヘッダをセル
送信部24に与え、送信セルに付加する。
【0039】セル送信部24は、トレイラ付加部25、
ヘッダ付加部26からのATMセルヘッダ、トレイラを
セル送信時に挿入し、送信セルのCRC付加、PTI付
加等のAAL5送信終端制御を行ない、セルを送出す
る。
【0040】このように構成すれば、高速で、セル長と
異なる又はヘッダ長の固定でないヘッダ変換を実現する
ことができる。図2はバッファ管理の実施例を示す図で
ある。パケットバッファ16は、バッファナンバ毎に複
数セルバッファから構成されており、バッファ管理メモ
リ23は、バッファ対応にバッファ管理エリアを持ち、
バッファ管理情報を記憶している。バッファ管理情報
は、バッファリング情報(次バッファのナンバ、使用セ
ルバッファ数)とパケット制御情報より構成されてい
る。
【0041】空きバッファキューは、空きバッファポイ
ンタ31aで管理される。この空きバッファから1つを
捕捉すると、受信セルは組立中ポインタ31bによりパ
ケットに組み立てられる。この時、組み立て中ポインタ
31bはVC=0〜VC=mまで設けられている。つま
り、組立中ポインタ31bは、VC毎にパケットバッフ
ァ16へのパケット先頭セルから最終セルまでの組み立
て制御を行なう。
【0042】パケット組立時において、廃棄指示の場合
には、空きバッファキューに戻る。組み立てが完了し、
かつ新ヘッダの書き込み完了時、パケット毎に出力待ち
キューに入る。出力待ちポインタレジスタ31cは、出
力待ちキューの先頭ポインタと最後尾ポインタとを認識
している。
【0043】一方、ヘッダセルを算出し、ヘッダセルを
ヘッダ送出キューに送る。セル送信が終了したバッファ
は、空きバッファキューに戻る。ヘッダ送出キューのパ
ケットヘッダは、ヘッダ解析/ヘッダ作成部30に送出
される。
【0044】図3は複数セルバッファ方式のバッファ割
りつけの実施例を示す図で、パケットバッファ16とバ
ッファ管理メモリ23との対応を示している。図の例で
は、パケットバッファが4セル−1バッファの場合を示
す。図では、バッファNOが0からkまで示されてい
る。そして、各バッファNOは、新しいパケットヘッダ
を書き込むヘッダ書込エリアと4個のセル(0−0〜0
−3)と予備用のセルバッファ0−sから構成されてい
る。
【0045】一方、バッファ管理メモリは、バッファN
O毎にバッファリンク情報とパケット制御情報とから構
成されている。バッファリンク情報は、バッファのリン
ク制御に使用され、次バッファNOと、現在使用セル数
と、ヘッダ書込フラグと、組み立て完了フラグ等より構
成されている。パケット制御情報は、パケット毎の付加
情報と、制御情報と、パケット内セル数・パケット種別
と、VCNO(入/出)と、ヘッダ長(入/出)と、レ
ングス等から構成されている。
【0046】図4は複数セルバッファ方式のバッファ管
理・バッファリンク例を示す図である。図では、パケッ
トバッファと、バッファ管理メモリと、キューの例を示
している。パケットバッファの数は0〜d個まであり、
これに対応した数のバッファ管理メモリの管理情報があ
る。例えば、バッファNOが0の場合、リンクする次バ
ッファNO(b)と、使用セル4と、パケットに含まれ
るセル数10と、組立完了したかどうかを示すフラグ
と、新しいヘッダを受けたかどうかを示すフラグ(H
完)と、パケット制御情報よりなる。バッファNOaの
場合、次バッファNO(end)と、使用セル4と、セ
ル数3と、組立完、H完と、パケット制御情報よりな
る。バッファNObの場合、リンクする次バッファと、
使用セル4よりなり、バッファcはリンクする次バッフ
ァNOaと使用セル数2よりなる。
【0047】キューは、ここでは組立中キュー1と組立
中キュー2よりなり、組立中キュー1は、セルバッファ
0−0〜0−3と、(b−0)の0−sと、セルバッフ
ァb−0〜b−3と(c−0)のb−sと、セルバッフ
ァc−0とc−1より構成されている。組立中キュー2
は、セルバッファa−0、a−1、a−2より構成され
ている。これら組立中キューは、組み立て完了からヘッ
ダ書き込みにより出力待ちキューにつながれ、出力待ち
キューを構成する。
【0048】一方、組立中ポインタ1は、先頭ポインタ
が0−0、最終ポインタがc−1であり、組立中ポイン
タ2は、先頭ポインタがa−0、最終ポインタがa−2
である。パケット組立が完了し、ヘッダ書込が完了する
と、出力待ちキューに入る。出力待ちポインタは、先頭
ポインタが0−0、最終ポインタがa−2である。
【0049】図5はパケット受信からパケット送信まで
のパケットバッファアクセス手順を示す図である。受信
セルが図に示すように0〜5まで6個あるものとする。
ここで、各セルのヘッダは、必要情報を抽出してバッフ
ァ管理メモリ23に格納される。受信セル数が6個で、
バッファaがセルa−0〜セルa−3までの4個の場
合、1個のバッファには書き込むことができないので、
次のバッファbにまたがって各ATMセルのペイロード
部が格納される。
【0050】例えば、0番目から3番目までのセルはバ
ッファaに順次書き込まれるが、4番目のセルはバッフ
ァaのセルa−sと、次のバッファbのセルb−0にま
たがって書き込まれる。最後の5番目のセルはバッファ
bのセルb−1に書き込まれる。次に、受信セルのパケ
ットヘッダ(旧ヘッダ)は、ヘッダ解析/ヘッダ作成部
30に入力されて解析され、新たなパケットヘッダが作
成され、セルのヘッダ部にパケットのヘッダとして書き
込まれる。
【0051】ここで、新たなパケットヘッダが旧ヘッダ
より大きい場合、aヘッダ(Header)とセルa−
0の旧ヘッダエリアにまたがって書き込まれる。この結
果、パケットバッファから読み出されるセルの先頭アド
レスは、aヘッダの所定位置から開始し、0〜4までの
セルが送信セルとして読み出される。ここで、予備用の
セルの一部はΔBに示すように残ってしまうが、バッフ
ァbのセルb−0に同一内容が書き込まれているので、
損失を生じることなく、セル5、セル6として送信セル
として読み出される。
【0052】送信セルは、セル送信部24から送信され
る際に、ヘッダ付加部26からセル単位で新たなヘッダ
が付加され、送出される。ここで、新レングス、PAD
長の算出により、セルNO.6が追加されているが、P
AD長の算出により、セルNO.6が不要の場合もあ
る。
【0053】上述した実施の形態例では、4セル−1バ
ッファ方式を示しているが、システムのパケット長の特
性から8セル−1バッファ方式、16セル−1バッファ
方式等も考えられる。1バッファ中にセルを複数格納す
ることにより、バッファ管理メモリの容量を小さく抑え
られるため、パケットバッファはDRAM(ダイナミッ
クRAM)で、高速な書き込みと読み出しが要求される
バッファ管理メモリはSRAM(スタティックRAM)
で実現するような方式では、コスト、実装エリアでのメ
リットが生じる。
【0054】バッファにまたがるパケットの場合、ヘッ
ダ長が変化することにより、パケット読み出し時の読み
出しセル自体が、バッファにまたがる可能性があるた
め、双方のバッファに書き込む方式としている。これに
より、新たなセルがバッファにまたがった場合でも、高
速でパケットバッファより読み出すことができる。パケ
ットバッファとして、安価なDRAMを使用する場合、
セルを分割して読み出すことは高速処理の妨げになるた
め、本方式により1セル読み出しの分割を回避してい
る。
【0055】また、パケットヘッダ長の変化により、パ
ケット長が変化するため、PADの再計算により、パケ
ット内セル数の再計算が必要となる。本計算により、セ
ル送出時の読み出しセル数を設定しておき、セル送出時
は、本セル数に従ってセルを読み出すようにしている。
【0056】図6はバッファ管理部19のブロック構成
例を示す図である。バッファ管理部19では、フロー管
理部により1セル単位でセルの受信処理、受信ヘッダの
ヘッダ解析/ヘッダ作成部30への送信処理、送信ヘッ
ダの受信処理、セルの送信処理を各ポインタの更新によ
り制御する。図6において、図1と同一のものは、同一
の符号を付して示す。
【0057】40はパケット受信情報編集部、41はパ
ケット送信情報格納部であり、ヘッダ解析作成部/ヘッ
ダ作成部30と接続される。42はセル受信部21と接
続されるヘッダ格納部である。43はフロー制御を行な
うフロー制御部、23はバッファ管理メモリである。
【0058】31はポインタメモリ、44は組立中ポイ
ンタ、45はヘッダ送信ポインタ、46は出力ポイン
タ、47は空きバッファポインタである。48はセル/
ヘッダ/書込/読出指示部で、バッファアクセス制御部
20と接続される。これら構成要素は、バス49により
相互接続されている。
【0059】図7はバッファアクセス制御部の構成例を
示す図、図8はバッファアクセス制御部の動作概要を示
す図である。1セル時間で、セルの受信、送信、パケッ
トヘッダの送信、受信を行なうため、各方路毎にビット
変換部を設け、例えばバイト幅で送受信セルデータに対
して、8バイト幅でメモリアクセスし、メモリアクセス
時間を確保し、1セル時間でセルライト/リード、ヘッ
ダリード/ライトを行なっている。
【0060】バッファにまたがるセル受信時は、双方の
バッファに書き込みを行なうため、ヘッダの書き込みを
待ち合わせる。本動作のライト/リードの順序、ヘッダ
書き込みの待ち合わせは一例を示しており、メモリのア
クセス時間、ビット幅変換幅等により、最適な方法を選
ぶことができる。
【0061】図7において、50、51はヘッダ解析/
ヘッダ作成部30と接続されるビット幅変換部である。
ヘッダ解析/ヘッダ作成部30からの書き込みヘッダセ
ルはビット幅変換部50に入り、ビット幅変換部51か
らはヘッダ解析/ヘッダ作成部30に対して読出ヘッダ
セルが送出される。52はセル送信部24と接続され、
送信セルを送信するビット幅変換部、53はセル受信部
21からの受信セルを受けるビット幅変換部である。こ
れらビット幅変換部50〜53はバス57を介してパケ
ットバッファ16と接続されている。
【0062】54はビット幅変換部50〜53にタイミ
ング信号を与えるタイミング作成部、55は該タイミン
グ作成部54からの信号を受けるメモリ制御部で、その
出力はパケットバッファ16に接続されている。56は
タイミング作成部54からの信号を受けるアドレス選択
部であり、その出力はメモリ制御部55に与えられてい
る。
【0063】61はセル受信部21からの受信セルを受
けてセルヘッダのみ格納するヘッダ格納部、62は該ヘ
ッダ格納部61からの信号を受けてタイミング作成部5
4に制御信号を与えるセル/ヘッダ/書込/読出指示部
である。セル/ヘッダ/書込/読出指示部62からは書
込/読出バッファNOと書込/読出アドレスが出力さ
れ、アドレス選択部56に与えられる。63はフロー制
御部であり、バス64を介してヘッダ格納部61及びセ
ル/ヘッダ/書込/読出指示部62と接続されている。
【0064】図8においては、1セル通過時間毎に、セ
ル受信(ライト)、ヘッダ書込(ライト)、セル送信
(リード)、ヘッダ読み出し(リード)が行なわれる。
セル受信は、セル受信部21からのセルを受信するもの
であり、ヘッダ書き込みはパケットヘッダをパケットバ
ッファ16内のパケットに書き込むものであり、セル送
信はペイロードよりなるパケットをセル送信部24に送
信するものであり、ヘッダ読み出しは受信パケットヘッ
ダを読み出すものである。
【0065】図9、図10はバッファ管理の実施の形態
例(セル受信)のフローチャートである。受信したセル
が単体の場合、空きバッファ先頭よりバッファを取得
し、空きバッファリンクを更新する(S1)。次に、A
TMヘッダ内情報をバッファ管理メモリ23へ格納す
る。次に、セルペイロードをパケットバッファ16に書
込指示する(S3)。次に、ヘッダ長よりヘッダセル数
を算出し、ヘッダセルをヘッダ送出キューにつなぐ、そ
してヘッダ送信キューを更新する(S4)。
【0066】受信セルが単体ではなく、複数であった場
合、先頭セルの場合には、空きバッファ先頭よりバッフ
ァを取得し、空きバッファリンクを更新する(S5)。
次に、ATMヘッダ内情報をパケット管理メモリへ格納
する(S6)。次に、セルペイロードをパケットバッフ
ァ16へ書込指示し(S7)、組立キューを更新する
(S8)。
【0067】受信セルの中間の場合、セル数によりバッ
ファ更新かどうかチェックする(S9)。バッファ更新
の場合、空きバッファ先頭よりバッファを取得し、空き
バッファリンクを更新する(S10)。次に、組立中リ
ンクを更新し(S11)、セルペイロードを前バッファ
の最終に書込指示し(S12)、セルペイロードを新バ
ッファの先頭に書込指示する(S13)。ステップS9
において、バッファ更新でなかった場合、組立キューセ
ル数を+1し(S14)、セルペイロードをパケットバ
ッファ16へ書き込み指示する(S15)。
【0068】受信セルの最終の場合、セル数によりバッ
ファ更新かどうかチェックする(S16)。バッファ更
新の場合、空きバッファ先頭よりバッファを取得し、空
きバッファリンクを更新する(S17)。次に、組立中
リンクを更新する(S18)。次に、セルペイロードを
前バッファの最終に書込指示し(S19)、セルペイロ
ードを新バッファの先頭に書込指示する(S20)。次
にレングスをバッファ管理メモリ23に格納し(S2
1)、ヘッダ長よりヘッダセル数を算出し、ヘッダセル
をヘッダ送出キューにつなぎ、ヘッダ送信キューを更新
する(S24)。ステップS16でバッファ更新がされ
ていない場合、組立キューセル数を1だけ更新し(S2
2)、セルペイロードをパケットバッファ16へ書込指
示し(S23)、ステップS24に入る。
【0069】図11はバッファ管理の実施の形態例(ヘ
ッダセル送信)のフローチャートである。送出ヘッダセ
ルがあるかどうかチェックし(S1)、ある場合にはヘ
ッダ1セル送出し(S2)、ヘッダ送信キューを更新す
る(S3)。図12はバッファ管理の実施の形態例(ヘ
ッダセル受信)のフローチャートである。先ずヘッダ解
析/ヘッダ作成部より、新ヘッダ長を読み取り(S
1)、旧ヘッダ長、新ヘッダ長より新ヘッダの書込開始
アドレス、書込数を指示し、新ヘッダのパケットバッフ
ァ16への書込を行なう(S2)。
【0070】図13と図14はバッファ管理の実施の形
態例(セル送信)を示すフローチャートである。先ず、
セルが先頭セルであるかどうかチェックする(S1)。
先頭セルであった場合には、旧/新ヘッダ長、レングス
よりセル数を算出し、読出セル数/先頭バッファ、最終
バッファ読出セル増減を決定する(S2)。次に、旧/
新ヘッダ長よりバッファ内読出先頭アドレスを算出し、
先頭アドレスを設定する(S3)。
【0071】次に、バッファ管理メモリ23より新AT
Mヘッダの編集をし、ヘッダ付加部26に格納する(S
4)。次に、セルが最終セルであるかどうかチェックす
る(S5)。そうであった場合(単体セル)には、パケ
ットバッファ16へセル読み出し指示をし(S6)、出
力キューポインタを更新し、出力キューセル数を1に設
定する(S7)。次に、空きバッファキューポインタを
更新する(S8)。ステップS5において、最終セルで
はない場合、パケットバッファ16へセル読み出し指示
を行ない(S9)、出力キューセル数を1にする(S1
0)。
【0072】ここで、S6〜S8までの処理を処理A、
S9、S10の処理を処理Bとする。ステップS1にお
いて、先頭セルでない場合、セルがバッファ内最終セル
であるかどうかチェックする(S11)。バッファ内最
終セルである場合には、最終セルであるかどうかチェッ
クする(S12)。最終セルである場合には、ステップ
S2で算出した読み出しセル数増減により次バッファに
書込セルがあるかどうかチェックする(S13)。
【0073】書込セルがある場合、パケットバッファ1
6へセル読出指示を行ない(S14)、出力キューポイ
ンタを2バッファ分更新し、出力キューセル数を1にす
る(S15)。次に、空きバッファキューポインタを2
バッファ分更新する(S16)。ステップS12におい
て最終セルでない場合、処理Bを行なう(S17)。ス
テップS13において、書込セルがない場合には、処理
Aを行なう(S18)。
【0074】ステップS11において、バッファ内最終
セルでない場合、最終セルであるかどうかチェックし
(S19)、最終セルの場合には処理Aを行なう(S2
0)。ステップS19において最終セルでない場合に
は、バッファ内先頭セルであるかどうかチェックし(S
21)、バッファ内先頭セルである場合には処理Aを行
なう(S22)。バッファ内先頭セルでない場合には、
処理Bを行なう(S23)。
【0075】この発明によれば、高速で、セル長と異な
る又はヘッダ長の固定でないヘッダ変換を実現すること
ができる。図15は請求項3に関わるバッファ管理部の
構成例を示すブロック図である。図6と同一のものは、
同一の符号を付して示す。図において、70はヘッダ変
換モード信号を受けて設定パターンを選択する設定パタ
ーン選択部、71はヘッダ解析/ヘッダ作成部30へパ
ケット受信情報を出力するパケット受信情報格納部、7
2はヘッダ解析/ヘッダ作成部30から出力されるパケ
ット送信情報を格納するパケット送信情報格納部であ
る。その他の構成は、図6と同じである。
【0076】図16は、請求項3に関わるヘッダ変換パ
ターン例を示す図である。各ヘッダ変換モードに応じた
新ヘッダ書込アドレスと、新ヘッダ書込ワード数と、セ
ル読出アドレスと、ヘッダ長差分ワードがそれぞれ示さ
れている。例えば、コア→macへの変換の場合、新ヘ
ッダ書込アドレスは14、新ヘッダ書込ワード数は8、
セル読出アドレスは14、ヘッダ長差分ワードは−2で
ある。
【0077】図17は請求項3に関わるバッファ管理の
実施の形態例(ヘッダ受信)のフローチャートである。
先ず、ヘッダ解析/ヘッダ作成部30より変換モードを
読み取り(S1)、変換パターンを選択して新ヘッダの
書込開始アドレス、書込数を指示し、新ヘッダのパケッ
トバッファ16への書込を指示する(S2)。
【0078】図18は請求項3に関わるバッファ管理の
実施の形態例(セル送信)のフローチャートである。先
ず、セルが先頭セルであるかどうかチェックする(S
1)。先頭セルであった場合には、変換モードより変換
パターンを選択する(S2)。次に、変換パターン、レ
ングス長よりセル数を算出し、読出セル数/先頭バッフ
ァ、最終バッファ読出セルの増減を設定する(S3)。
次に、変換パターンよりバッファ内読出先頭アドレスを
選択し、先頭アドレスを設定する(S4)。
【0079】ヘッダ解析/ヘッダ作成部30は、受信、
送信VC番号又はパケットヘッダ内の情報により、バッ
ファ管理部19に変換モード番号を通知し、バッファ管
理部19は変換モード番号対応に予め設定されている変
換パターンに沿ってヘッダの書込、セル送信処理を行な
う。
【0080】この請求項3の実施の形態例によれば、ヘ
ッダ変換モードに対応したヘッダ変換を行なうことがで
きる。このように、本発明によれば、パケットをVC多
重されたATMセルで送受信するシステムにおいて、パ
ケットヘッダ長がセル長と異なり、又はヘッダ長が固定
でないパケットのヘッダ変換を高速に行なうことができ
る。また、パケットバッファ内でヘッダ変換、再セル化
を行なうため、ヘッダ変換、再セル化のハード量を削減
することができ、高速でかつコスト的に効率的なシステ
ムの実現が可能となる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果が得られる。 (1)請求項1記載の発明によれば、高速で、セル長と
異なる又はヘッダ長の固定でないヘッダ変換を実現する
ことができる。
【0082】(2)請求項2記載の発明によれば、ヘッ
ダ変換により新たなセルがバッファにまたがった場合で
も高速でバッファより読み出すことができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、ヘッダ変換モード
に対応したヘッダ変換を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】バッファ管理の実施例を示す図である。
【図3】複数セルバッファ方式のバッファ割り付けの実
施例を示す図である。
【図4】複数セルバッファ方式のバッファ管理・バッフ
ァリンク例を示す図である。
【図5】パケット受信からパケット送信までのパケット
バッファアクセス手順を示す図である。
【図6】バッファ管理部のブロック構成例を示す図であ
る。
【図7】バッファアクセス制御部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】バッファアクセス制御部の動作概要を示す図で
ある。
【図9】バッファ管理の実施の形態例のフローチャート
である。
【図10】バッファ管理の実施の形態例のフローチャー
トである。
【図11】バッファ管理の実施の形態例のフローチャー
トである。
【図12】バッファ管理の実施の形態例のフローチャー
トである。
【図13】バッファ管理の実施の形態例のフローチャー
トである。
【図14】バッファ管理の実施の形態例のフローチャー
トである。
【図15】請求項3に関わるバッファ管理部の構成例を
示すブロック図である。
【図16】請求項3に関わるヘッダ変換パターン例を示
す図である。
【図17】請求項3に関わるバッファ管理の実施の形態
例のフローチャートである。
【図18】請求項3に関わるバッファ管理の実施の形態
例のフローチャートである。
【図19】本発明の利用分野を示す図である。
【図20】ネットワークでのヘッダ変換の一例を示す図
である。
【符号の説明】
12 VCメモリ 16 パケットバッファ 19 バッファ管理部 20 バッファアクセス制御部 21 セル受信部 22 レングス読取部 23 バッファ管理メモリ 24 セル送信部 25 トレイラ付加部 26 ヘッダ付加部 30 ヘッダ解析/ヘッダ作成部 31 組立中ポインタメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 嘉郎 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA10 JA02 JA05 KA03 KA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VC多重化されたATMセルを受信し、
    VC毎にパケットに組み立て、パケット単位でATMセ
    ルの形で出力するパケットバッファ装置において、 決められた数の複数セルとパケット単位の新たなヘッダ
    を格納するエリアを持つバッファを複数有するパケット
    バッファと、 該当バッファ対応にバッファ管理情報を保持するバッフ
    ァ管理メモリと、 VC毎に前記パケットバッファへのパケットの先頭セル
    から最終セルまでの組み立て制御を行なう組み立て中ポ
    インタを格納する組立中ポインタメモリと、 受信したパケットをATMセルヘッダを除いたペイロー
    ドの形でセル単位で前記パケットバッファに格納する手
    段と、 ATMセルヘッダの必要な情報をパケット単位でバッフ
    ァ管理メモリに格納する手段と、 パケットの新たなヘッダを前記パケットバッファの指示
    された位置に書き込む手段と、 パケット読み出し時に指示されたアドレスから新たなセ
    ルの形でパケットを読み出す手段と、 ヘッダ長の変更により新パケットのAAL−Type5
    のレングスとPAD長を算出して必要なセル数を読み出
    す手段とを有し、 固定長であるセル長と異なったヘッダ長のヘッダ変換、
    新ヘッダによるカプセル化、カプセルヘッダの削除を行
    なうことを特徴とするパケットバッファ装置。
  2. 【請求項2】 バッファにまたがるパケットを受信時、
    バッファの最後に格納したセルを次に取得するバッファ
    の先頭にも書き込む手段を設けることを特徴とする請求
    項1記載のパケットバッファ装置。
  3. 【請求項3】 受信、送信のVC番号又はパケットヘッ
    ダ内の情報により選択されるヘッダ変換モード対応の送
    信ヘッダの書き込みアドレス、送信ヘッダ書き込み長、
    ヘッダ変換後のセル読み出しアドレス及びヘッダ長の差
    分を変換パターンとして予め設定しておき、ヘッダ変換
    モードを識別することにより、ヘッダ変換による変換パ
    ターンを選択し、ヘッダ変換することを特徴とする請求
    項1記載のパケットバッファ装置。
JP2001095807A 2001-03-29 2001-03-29 パケットバッファ装置 Pending JP2002300203A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247556A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp バッファ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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