JP3246638B2 - 端末収容装置およびその動作方法 - Google Patents

端末収容装置およびその動作方法

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JP3246638B2
JP3246638B2 JP10687094A JP10687094A JP3246638B2 JP 3246638 B2 JP3246638 B2 JP 3246638B2 JP 10687094 A JP10687094 A JP 10687094A JP 10687094 A JP10687094 A JP 10687094A JP 3246638 B2 JP3246638 B2 JP 3246638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM技術を用いてセ
ル転送処理を行う高速データ通信において、通信網のプ
ロトコルをサポートしない端末に対してもネットワーク
サービスを性能よく、かつ経済的に処理することが可能
な端末収容装置およびその動作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チャネルの速度を一定にする必要がある
ため、異なる速度のチャネルが混在したり、時間的に情
報量が変化する画像情報等を扱うことが不得意な回線交
換や、複雑なプロトコルをソフトウェアにより行うた
め、高速化が不得意なパケット交換に代って、同期転送
モード(STM)と非同期転送モード(ATM)が用い
られてきた。しかし、STMは、周期的にタイムスロッ
トが出現し、フレーム内のタイムスロット位置でチャネ
ルを識別するため、チャネルの速度差が小さい高速広帯
域通信には適しているのに対して、ATMは、セルの出
現が情報送出の要求に基づいて非同期的に発生でき、ヘ
ッダ内のラベルでチャネルを識別するため、種々のディ
ジタル情報を一元的に伝達することができ、全体処理の
高速化に適している。ATM通信網では、誤りが少な
く、大容量の通信媒体である光ファイバの導入が進むこ
とにより、誤り制御やフロー制御を端末側のみに担当さ
せても、必要な品質を維持することが可能となった。そ
こで、ATM通信網では、プロトコル処理を簡略化し
て、セル転送に専念することを基本的に考えている(例
えば、『日経コミュニケーション別冊、ISDN活用の
手引き』日経BP社、昭63.12.1発行、pp.168〜177参
照)。すなわち、従来のデータ通信では、コンピュータ
等のデータ端末を広域接続する場合に、広帯域のプロト
コルに端末のプロトコルをカプセル化して転送する方法
が用いられていた。例えば、IPルータをATMコネク
ションレス通信網(ITU−T勧告F.812で規定され
るB−ISDNコネクションレスデータサービス)で中
継する場合には、IPルータは収容された端末のプロト
コル(IPプロトコル)で構成されるプロトコルデータ
ユニット(以下、PDU)を受信し、通信網内で扱われ
るATMコネクションレス通信プロトコルデータユニッ
ト(以下、CLNAP−PDU)にカプセル化した後
に、セルに分割してセルバイセルで網に送信していた。
また、対向のIPルータは、当該セル群を受信した後、
それらからCLNAP−PDUを組立て、デカプセル化
して発端末が送信したIPパケットを再現することによ
り、通信を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ATMコネ
クションレス通信プロトコル(以下、CLNAPプロト
コル)をサポートしないATM端末をATMコネクショ
ンレス網に収容する方法としては、次の2つの方法があ
る。 (i)ATM端末にCLNAPカプセル化、デカプセル
化機能を拡充する方法。 (ii)ATM端末の外部に独立したCLNAPカプセル
化、デカプセル化機能を実現する方法。 しかしながら、上記(i)の方法では、ATM端末のハ
ードウェアまたはソフトウェアを大幅に改造する必要が
あるため、経済的に端末を実現することは困難であり、
得策な方法とは言えない。一方、上記(ii)の方法で
は、端末の処理を変更する必要はない。しかし、従来の
技術では、網内で扱うCLNAP−PDUへのカプセル
化、デカプセル化処理を行うために、セルの組立て、分
解処理機能も併せて実装する必要がある。その結果、セ
ル組立て、分解処理を行うので、セル組立て、分解処理
が処理オーバヘッドになるとともに、1PDU分のセル
群を蓄積するために、遅延時間や所要バッファ容量は大
きくなるという問題点があった。本発明の目的は、これ
ら従来の課題を解決し、CLNAPプロトコルをサポー
トしないATM端末をATMコネクションレス網に収容
する場合、網内で扱われるPDUへ端末が送信したPD
Uをカプセル化する際に、セル組立、分解処理に関する
オーバヘッドをなくして、端末を効率よく収容すること
ができる端末収容装置および方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の端末収容装置は、(イ)ATMコネクショ
ンレスサービスを提供するATM網に配置され、ATM
コネクションレス通信プロトコルをサポートしないAT
M端末を収容する端末収容装置であって、前記ATM端
末から受信したATMセルのセグメントタイプ(ST)
を参照して処理を振り分けるセル分岐手段と、STが先
頭セル(BOM)または単独セル(SSM)の場合に、
CPCSペイロードのIPパケット部に36オクテット
長のCLNAPヘッダとLLC/SNAPヘッダの上位
4オクテットを設定して、新たなBOMセルを生成する
BOMセル生成手段と、前記ATM端末から受信した前
記BOMセルのSTを継続セル(COM)に、SSMセ
ルのSTを最終セル(EOM)に変換し、前記LLC/
SNAPヘッダの下位4オクテットをCPCSヘッダ領
域に設定して継続セルまたは最終セルを生成するBOM
/SSMセル変換手段と、前記ATM端末から受信した
STが最終セル(EOM)の場合にCPCSトレイラの
Lengthフィールド値に44を加算したセルを生成
するEOMセル変換手段と、前記生成された各セルを多
重化するセル多重手段と、各セルのSAR−PDUのC
RC計算を行いCRCフィールドに設定するCRC設定
手段とを含むことを特徴としている。また、(ロ)前記
ATM網から受信したATMセルのセグメントタイプ
(ST)を参照して処理を振り分けるセル分岐手段と、
STが先頭セル(BOM)の場合に当該BOMセルのC
PCSヘッダ内のBAsize値を含むセルデータと到
着セル数を保持する状態管理手段と、STが先頭セル
(BOM)の場合に前記セルデータと到着セル数を前記
状態管理手段に登録し、当該セルを廃棄するセル解析手
段と、STが最終セル(EOM)の場合に該セル内のL
engthフィールド値から44を減算し、前記状態管
理手段が管理する到着セル数が1の時にはSTを単独セ
ル(SSM)に変更し、それ以外の時にはSTを最終セ
ル(EOM)とし、セルを送信するとともに、対応する
登録データを前記状態管理手段から削除するEOMセル
変換手段と、STが継続セル(COM)の場合に、前記
状態管理手段が管理する到着セル数が1の時には、ST
を先頭セル(BOM)に変更し て到着セル数を1加算
し、前記セルデータに含まれるBAsizeフィールド
の値から44を減算した値を用いてCPCSヘッダを作
成してセルを生成・送信し、前記状態管理手段が管理す
る到着セル数が1以外の時には、到着セル数を1加算し
そのままセルを送信するCOMセル変換手段と、前記生
成された各セルを多重化するセル多重手段と、各セルの
SAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィールドに
設定するCRC設定手段とを含むことをことを特徴とし
ている。また、本発明による端末収容装置の動作方法
は、(ハ)ATMコネクションレスサービスを提供する
ATM網に配置され、ATMコネクションレス通信プロ
トコルをサポートしないATM端末を収容する端末収容
装置の動作方法であって、前記ATM端末から受信した
ATMセルのセグメントタイプ(ST)を参照して処理
を振り分けるステップと、STが先頭セル(BOM)ま
たは単独セル(SSM)の場合に、CPCSペイロード
のIPパケット部に36オクテット長のCLNAPヘッ
ダとLLC/SNAPヘッダの上位4オクテットを設定
して、新たなBOMセルを生成するステップと、前記A
TM端末から受信した前記BOMセルのSTを継続セル
(COM)に、SSMセルのSTを最終セル(EOM)
に変換し、前記LLC/SNAPヘッダの下位4オクテ
ットをCPCSヘッダ領域に設定して継続セルまたは最
終セルを生成するステップと、前記ATM端末から受信
したSTが最終セル(EOM)の場合にCPCSトレイ
ラのLengthフィールド値に44を加算したセルを
生成するステップと、前記生成された各セルを多重化す
るステップと、各セルのSAR−PDUのCRC計算を
行いCRCフィールドに設定するステップとを含むこと
ことを特徴としている。また、(ニ)前記ATM網か
ら受信したATMセルのセグメントタイプ(ST)を参
照して処理を振り分けるステップと、STが先頭セル
(BOM)の場合に当該BOMセルのCPCSヘッダ内
のBAsize値を含むセルデータと到着セル数を保持
し、当該セルを廃棄するステップと、STが最終セル
(EOM)の場合に、該セル内のLengthフィール
ド値から44を減算し、前記到着セル数が1の時にはS
Tを単独セル(SSM)に変更し、それ以外の時にはS
Tを最終セル(EOM)としてセルを送信するととも
に、前記保持したセルデータと到着セル数を削除するス
テップと、STが継続セル(COM)の場合に、前記到
着セ ル数が1の時には、STを先頭セル(BOM)に変
更して前記到着セル数に1を加算し、前記セルデータに
含まれるBAsizeフィールドの値から44を減算し
た値を用いてCPCSヘッダを作成してセルを生成・送
信し、前記到着セル数が1以外の時には、前記到着セル
数に1を加算しそのままセルを送信するステップと、前
記生成された各セルを多重化するステップと、各セルの
SAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィールドに
設定するステップとを含むことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、ユーザPDUを網内PDU
にカプセル化して網内に転送する場合に、ユーザPDU
を一旦セルの形に変換した後、PDUカプセル化、デカ
プセル化処理を行う。これにより、網内で扱うPDUへ
のカプセル化、デカプセル化の処理を、セルの組立て、
分解を行わずにセルのままの状態で行うため、処理オー
バヘッドを削減することができる。また、所要バッファ
量も低減できるとともに、PDU分のセル蓄積遅延時間
を減少させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明が適用されるATMネットワ
ーク構成を示す図である。本実施例では、その前提とし
て、網内のATM交換機にITU−T勧告F.812で
規定されたB−ISDNコネクションレスデータサービ
スを提供するコネクションレスサーバを配置したATM
コネクションレスサービスを端末に提供するものとす
る。CLNAPプロトコルは、コネクションレスサービ
スをサポートするプロトコルであって、ヘッダとペイロ
ードから構成される(ITU−T勧告I.364)。従
って、ユーザPDUをCLNAP−PDUにカプセル化
するためには、CLNAP−PDUのヘッダをユーザP
DUの前に付加すればよい。図1において、1,2はユ
ーザPDUをAALタイプ3/4によりセル化してデー
タを送受信するATM端末、3,4は端末と網の間の加
入者線、19,20はCLNAP−PDUのカプセル化
機能をサポートする端末、5,6,7は網内に配置され
たATM交換機、8,9,10はATM交換機間の中継
回線、11,12,13はATM交換機とコネクション
レスサーバを接続するATM回線、14,15,16は
CLNAP−PDUのルーチング処理を行うコネクショ
ンレスサーバ、17,18は本発明を適用した端末収容
装置である。図1に示すように、端末19,20はCL
NAP対応端末であるのに対して、端末1,2はCLN
AP−PDUの処理機能がないので、網内に配置された
端末収容装置17,18が必要である。
【0007】図2は、本発明において、網内で扱うCL
NAPプロトコルのPDUフォーマット構成図である。
図2では、横1行で4オクテット長(32ビット)のデ
ータ構造を表わしている。そして、1行目のDestinati
on-AddressからHeader-Extension(HE)までがCL
NAPのヘッダである。なお、Header-Extension(H
E)フィールドは、可変長であって、0〜20オクテッ
ド長であるので、ここではHEフィールドの長さを16
オクテット長(固定)とする。従って、ここでは、ヘッ
ダ長は20+16=36オクテットとなる。ヘッダ部以
降は、ユーザ情報(9188オクテット長までの可変
長)およびパッド(0〜3オクテット長)である。図3
は、本発明によりユーザデータユニットをCLNAPフ
レームでカプセル化し、セルによりデータを転送する方
法を示す図である。ユーザデータユニットは、CLN
APレイヤ、CPCSサブレイヤ、SARサブレイ
ヤ、ATMレイヤの各々においてヘッダが付加されて
最後にセル化される。先ず、図3(a)は、ユーザデー
タユニットであって、ユーザは送信すべきIPパケッ
ト、ARPパケットの前に8オクテットのLLC/SN
APヘッダを付与する。このヘッダは、LLCの3オク
テットで非OSIプロトコルを示し、SNAPの5オク
テットでIP/ARPプロトコルを識別する。
【0008】次に、図3(b)では、このユーザ情報が
CLNAPのペイロードであるUser Informationフ
ィールドに格納される。そして、ここでユーザデータユ
ニット(IPパケット、ARPパケット)はCLNAP
のトレイラであるCRCフィールドは使用されない。次
に、この情報は図2のCLNAPフレームでカプセル化
され、CLNAP−PDUとなる。次に、図3(c)で
は、CLNAPフレームがAALタイプ3/4のCPC
Sサブレイヤのペイロードに格納される。次に、図3
(d)に示すように、CPCS−PDUはSARサブレ
イヤのペイロードに格納されてセル化される。このと
き、同一ユーザデータユニットから生成されたセルが、
同一のVPI(論理パス識別子)、VCI(論理チャネ
ル識別子)、MID(多重化識別子)が付与され、他の
データユニットとの識別に利用される。最後に、図3
(e)に示すように、ATMヘッダが付加されることに
より、ATM−PDUが完成される。
【0009】図4は、本発明におけるユーザ情報のIP
パケットをCLNAPフレームでカプセル化したもの
を、3つのセルで網内転送する場合のセルフォーマット
の構成図である。図4の各フィールドについて簡単に説
明する。各セルの1〜5オクテット目はATMレイヤで
付加されたものであり、6,7オクテット目、52,5
3オクテット目はSARサブレイヤで付加されたもので
あり、先頭セルの8〜11オクテット目と最終セルの4
8〜51オクテット目はCPCSサブレイヤで付加され
たものであり、先頭セルの12〜47オクテット目はC
LNAPレイヤで付加されたものであり、先頭セルの4
8〜51、中間セルの8〜11の各オクテット目、およ
び中間セルと最終セルのIPパケットはユーザ(IP)
で付加されたものである。ATMレイヤのヘッダの5オ
クテット目は、3つのセルに共通のパターンである。S
ARサブレイヤでは、先頭セルはST(セグメントタイ
プ)=10b、中間セルはST=00b、最終セルはS
T=01bの値が設定される。SN(シーケンス番号)
は16モジュロでシーケンシャルに先頭、中間、最終の
順に割り振られている。MIDは3つのセルともに共通
の値を持っている。また、LI(長さ表示)はSARサ
ブレイヤのペイロード長を示している。また、CRC
は、SARサブレイヤのCRCを計算する。
【0010】CPCSサブレイヤは、先頭セルの8〜1
1オクテット目、最終セルの48〜51オクテット目に
存在する。CPCSのフィールドのうち、CPI=00
0000000b、B−taq=00000000b、
AL=00000000b、E−taq=000000
00bを固定的に設定する。なお、BA−size、L
engthは、いずれもCPCSの有効長を示す値を格納し
ている。CLNAPレイヤのヘッダは、先頭セルの12
〜47オクテット目の36オクテット長で存在する。C
LNAPのペイロードは、LLC/SNAPヘッダをプ
リフィックスさせたIPパケットが設定されている。こ
こで、LLC/SNAPヘッダの8オクテットのうちの
前半の4オクテットは先頭セルの48〜51オクテット
目、残りの4オクテットは中間セルの8〜11オクテッ
ト目に存在し、それ以降はIPパケットが設定される。
通常のCLNAP対応のATM端末は、送信すべきIP
パケットを図4に示すATMセルフォーマットに分割し
て送受信する。
【0011】図5は、本発明において、CLNAPに対
応しないATM端末が送受信するセルのフォーマット構
成図である。ここでは、IPパケットはそのままAAL
3/4のCPCSペイロードに格納されて、SARによ
りセル化されるものとする。すなわち、ATMレイヤで
1〜5オクテット目が付加され、SARサブレイヤで6
〜7オクテット目、52,53オクテット目が付加さ
れ、CPCSサブレイヤで先頭セルの8〜11オクテッ
ト目と最終セルの48〜51オクテット目が付加され、
ユーザがIPパケットを設定する。図6は、本発明にお
いて、ある端末がATM交換機にデータをセルバイセル
に転送するイメージ図である。ここでは、端末1が端末
収容装置17を経由して、ATM交換機5にデータを転
送する場合を示している。ここで、端末1は、図5に示
した2つのセル(先頭セルA、最終セルB)を送信す
る。また、端末収容装置17では、受信したセルAの前
に新たに生成したセルXを送信した後に、セルA,Bを
修正したセルA′セルB′の順序でデータを転送する。
本実施例においては、図1の端末1が図5のセルに分割
されたIPパケットを端末収容装置17に送信した場
合、装置17がセルの組立て、分解処理を介さずにLL
C/SNAPヘッダの付与とCLNAPフレームのカプ
セル化を行う方法について説明する。
【0012】(処理1)図10は、本発明の一実施例を
示す端末収容装置のLLC/SNAPヘッダの付与およ
びCLNAPフレームのカプセル化の動作フローチャー
トである。処理1は、端末収容装置17が先頭セル(図
6の先頭セルA)を受信すると、当該セルを基にして新
たな先頭セルXを生成する処理である。なお、これらの
処理のうち、ステップ101〜105、110〜114
は固定的な処理である。先ず、当該セルのセルヘッダを
設定し(ステップ101)、STフィールドに10bを
設定する(ステップ102)。次に、SNフィールドに
当該セルのSNから1だけ減算(モジュロ16)した値
を設定する(ステップ103)。次に、MIDフィール
ドに当該セルのMIDフィールドの値をそのまま設定す
る(ステップ104)。CPI、Btagフィールド
は、オール0を設定する(ステップ105)。次に、B
Asizeフィールドは、当該セルのBAsizeに4
4を加えた値を設定する(ステップ106)。CLNA
PヘッダのDA,SAフィールドは、当該セル内に記載
されたIPアドレスのDA,SAから対応するE.16
4アドレスを検索し、設定する(ステップ107)。
【0013】HLPIフィールドは、000001b値
を固定で設定する(ステップ108)。PADlengt
hフィールドは、新たにBAsizeフィールドに設定
する値を4で割り算して、その余りが0,1,2,3の
場合にはそれぞれ0,3,2,1を設定する(ステップ
109)。QOS、CIB、RESフィールドは、固定
的に0を設定する(ステップ110)。HELフィール
ドは、固定的に4を設定する(これにより、HEフィー
ルド長は16オクテットとなる)(ステップ111)。
HEフィールドは、固定的に0を設定する(ステップ1
12)。LLC/SNAPヘッダは、8オクテット長の
値を設定する(ステップ113)。なお、ここでは、I
P系のプロトコルを想定しているため、次のように16
進でコーディングする。 IPパケットの場合: AA−AA−03−00−00
−00−08−00 ARPパケットの場合:AA−AA−03−00−00
−00−08−06 新たな先頭セルを生成する場合には、これらの値のう
ち、上位4オクテットを設定する。LIフィールドは、
44オクテット固定とする(ステップ114)。CRC
フィールドは、新たに作成したSAR−PDUに対して
計算した結果を格納する(ステップ115)。
【0014】(処理2)処理2は、新たに生成した先頭
セルXを網に送信する処理である。この処理は、図6に
示すように、先頭セルXを端末収容装置17からATM
交換機5に転送する。 (処理3)図11は、セルAを修正を加えた後、新たな
先頭セルA′として送信する動作フローチャートであ
る。処理3は、図6に示すように、受信した当該先頭セ
ルAを新たな先頭セルXの後にセルA′として交換機5
に送信する処理である。先ず、STフィールドを10b
(先頭セル)から00b(中間セル)にタイプを変更す
る(ステップ201)。次に、CPCSヘッダの部分に
LLC/SNAPヘッダの後半4オクテットを設定する
(ステップ202)。次に、SARサブレイヤのCRC
の再計算を行い、その結果を格納する(ステップ20
3)。次に、セルA′を送信する(ステップ204)。 (処理4)図12は、受信した最終セルBを修正した
後、最終セルB′として網に送信する動作フローチャー
トである。先ず、CPCSのトレイラであるLengt
hフィールドの値を44オクテット加算したものを設定
する(ステップ301)。次に、SARサブレイヤのC
RCの再計算を行い、その結果を格納する(ステップ3
02)。次に、セルB′を送信する(ステップ30
3)。以上のように、CLNAPのヘッダ長を36オク
テットに設定すれば、LLC/SNAPヘッダをCLN
APヘッダの後部の4オクテットと、次のセルのCPC
Sフィールド格納部分に前4オクテットを格納できるの
で、セルの組立て、分解なしでカプセル化が可能とな
る。
【0015】図7は、本発明において、交換機7が端末
収容装置18を経由して端末2にデータをセルバスセル
で転送するイメージの図である。ここで、交換機7は、
発側の端末収容装置17に送信したセルX,A′,B′
を中継し、着側の端末収容装置18で受信される。この
時、先頭セルXは廃棄される。中間セルA′,最終セル
B′は先頭セルA、最終セルBに変換された後、端末2
に送信される。図7で説明した端末収容装置の処理を以
下に述べる。 (処理5)処理5は、受信した先頭セルXの廃棄処理で
ある。 受信セルの情報を保存する。 先頭セルを廃棄する。 (処理6)図13は、中間セルA′を先頭セルAに変換
して、端末2に転送する動作フローチャートである。処
理6は、中間セルA′を先頭セルAに変換した後に、端
末に転送する処理である。先ず、受信したセルA′のS
Tを中間セルから先頭セルに変換する(ステップ40
1)。次に、セルXのCPCSヘッダの値のうち、BA
sizeを44オクテット減算したものを、セルA′の
8〜11オクテット目に設定する(ステップ402)。
次に、SARサブレイヤのCRC計算を行い、その結果
を格納する(ステップ403)。そして、修正されたセ
ルA′をセルAとして送信する(ステップ404)。
【0016】(処理7)図14は、最終セルB′を最終
セルBに変換し、端末2に転送する動作フローチャート
である。処理7は、最終セルB′をセルBに変換する処
理と、これを端末2に送信する処理である。先ず、受信
したCPCSトレイラのLengthフィールドの値を
44オクテット減算する(ステップ501)。次に、S
ARサブレイヤのCRC計算を行い、その結果を格納す
る(ステップ502)。次に、修正されたセルB′をセ
ルBとして送信する(ステップ503)。以上の処理に
より、CLNAP対応ではない端末1と端末2の通信を
例に挙げて説明した。なお、これらの端末1,2とCL
NAP対応の端末19,20との間でも接続が可能であ
る。この場合には、端末収容装置が発側あるいは着側の
み機能することになる。
【0017】図8は、本発明の一実施例を示す端末収容
装置のうち、CLNAPカプセル化方向の処理を行う装
置部分の構成図である。図8において、30は端末から
受信したデータから物理レイヤを終端し、セルフォーマ
ットを取り出してバッファ31にセルを格納する受信回
路、31はセルバッファ、32はセルのセグメントタイ
プSTを基に処理を振り分けるセル分岐回路、33は受
信したセルのうち、BOM、SSMのセルデータを解析
するセル解析回路、34はセル解析回路からセルヘッダ
情報、ST、SN、MID、IPARPパケットのプロ
トコル種別およびDA、SAアドレスを受信するととも
に、IPアドレスとE.164アドレスの変換を行うこ
とにより、36オクテット長のCLNAPヘッダとLL
C/SNAPヘッダの上位4オクテットを含む新しいB
OMセルを生成して、バッファ36の先頭に蓄積するB
OMセル生成回路、35は発端末から受信したBOM、
SSMセルに対して、BOMセルはタイプをCOMセル
に、SSMセルはタイプをEOMセルに、それぞれ変換
するとともに、LLC/SNAPヘッダの下位4オクテ
ットをCPCSの領域に設定したセルをバッファ36の
最終に蓄積するBOM/SSMセル変換回路、36は2
セル分のセルバッファ、37はBOMセル生成回路から
バッファ36にセルを格納したことを制御線43により
指示された時、バッファ36の先頭から2セル分を読み
出し、セル多重回路を経てCRC回路にセルを送信する
ドライバ回路、38はEOMセルを受信した場合、CP
CSトレイラのLengthフィールドに44を加算し
て、セル多重回路、CRC回路にセルを送信するEOM
セル変換回路、39はセル多重回路、40はSAR−P
DUのCRC計算を行い、その結果をCRCフィールド
に格納するCRC回路、41はシェーバ回路、42はセ
ル物理レイヤのペイロードとして送信する送信回路であ
る。また、43は制御線、51〜67はデータ線を示し
ている。これらの中で、受信したセルのうち、BOM、
SSMセルはセル分岐回路32でデータ線54、EOM
セルはデータ線61、COMセルはデータ線63の各ル
ートを介して転送される。
【0018】図8の動作は、前述の処理1〜処理4に対
応させることができる。処理1のステップ101〜11
4(先頭セルXの生成処理)はBOMセル生成回路34
が担当し、セル解析回路33から抽出されたセルヘッ
ダ、ST、SN、MID値、IPアドレスおよびプロト
コル識別子の情報と、内部で保持しているLLC/SN
APへッダ値、IP−E.164アドレス変換テーブ
ル、CLNAPプロトコルの初期設定値等により、新た
なBOMを作成する。処理2(先頭セルXを送信する処
理)は、BOMセル生成回路34がバッファ36の先頭
に積み込むことにより実行される。また、処理3(セル
A′として送信する処理)は、BOM/SSMセル変換
回路35により実行され、バッファ36の最終に積み込
まれる。処理4(最終セルB′として送信する処理)
は、EOMセル変換回路38により実行される。また、
処理1,3,4に共通なCRCの処理は、一括してCR
C回路40で行われる。
【0019】図9は、本発明の一実施例を示す端末収容
装置のうち、CLNAPデカプセル化方向の処理を行う
装置部分の構成図である。図9において、70は端末か
ら受信したデータから物理レイヤを終端し、セルフォー
マットを取り出してバッファ71にセルを格納する受信
回路、71はセルバッファ、72はセルのセグメントタ
イプ(ST)を基に処理を振り分けるセル分岐回路、7
3は受信したセルのうち、BOMのセルデータを解析
し、テーブル74にセルデータと到着セル数の初期値
(=1)を記入して、当該セルを廃棄するセル解析回
路、74はセル解析回路73が処理したBOMセルのV
PI、VCI、MID、SNの値、CPCSのBAsi
ze値とBOMからの到着セル数を保持する状態管理テ
ーブル、75はEOMを受信した場合に、EOMのLe
ngthフィールドを44だけ減算するとともに、状態
管理テーブル74の到着セル数が1であった場合には、
タイプをSSMに、これ以外の場合には、タイプをEO
Mに変更し、当該PDUに関連する登録データを抹消す
るEOMセル変換回路、76はCOMを受信した場合、
到着セル数が1のときにはタイプをBOMに変更し、到
着セル数を1だけカウントアップし、状態管理テーブル
74のBAsizeの値を44だけ減算した値を用いてCP
CSヘッダを作成するとともに、到着セル数が1以外の
ときには、到着セル数をカウントアップした後、そのま
ま送信するCOMセル変換回路、77はセル多重回路、
78はSAR−PDUのCRCフィールドに格納するC
RC回路、79はシェーバ回路、80はセルを物理レイ
ヤのペイロードとして送信する送信回路である。また、
81〜95はデータ線である。
【0020】図9の装置部分の動作は、前述の処理5〜
処理7に対応させて説明することができる。すなわち、
処理5の受信した先頭セルXを廃棄する動作は、セル解
析回路73が行い、処理6の中間セルA′を先頭セルA
に変換して、端末に転送する動作は、COMセル変換回
路76が行い、また処理7の最終セルB′を最終セルB
に変換し、端末に転送する動作は、EOMセル変換回路
75が行う。また、各処理に共通なCRCの計算動作
は、CRC回路78が行う。このように、本実施例にお
いては、CLNAPに対応しないATM端末をCLNA
P対応の端末にする場合に、端末機能の変更なしに機能
を変更することができる。なお、本実施例では、網内に
端末収容装置17,18を配置したが、配置される位置
はこれに限定されることなく、例えば網の入口、出口で
あれば、ユーザの宅内に配置してもよい。また、実施例
では、図5に示すように、ユーザから送られてきた先頭
セル、最終セルに対して、端末収容装置は、図4に示す
ように、ATMヘッダを格納したセルを生成してこれを
先頭セルとし、受信した先頭セルを修正して中間セルと
し、相手方の端末収容装置で上記生成した先頭セルを削
除していたが、本発明では、このような動作方法に限定
されない。例えば、ユーザから送られてきた最終セルを
識別して、ATMトレイラを格納したセルを生成してこ
れを最終セルとし、受信した先頭セル、中間セルの後に
最終セルを転送し、相手方の端末収容装置で上記生成し
た最終セルを削除してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網のプロトコルをサポートしていないATM端末を
その通信網に収容する場合、その端末の機能を変更せず
に収容することができ、かつ通信網のプロトコルでユー
ザ情報をカプセル化、デカプセル化する際に、セルの組
立てや分解処理を伴わないので、処理を遅延させること
がなく、バッファ容量を増加させることもない。また、
セルの組立てや分解処理が不要であるため、スループッ
トを低下させることがなく、従って小型で経済的、かつ
高性能に端末を通信網に収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信ネットワークの構成図
である。
【図2】本発明の一実施例を示すCLNAPプロトコル
のPDUフォーマット図である。
【図3】本発明の一実施例を示すもので、ユーザデータ
ユニットのCLNAPフレームによるカプセル化、およ
びセルフォーマットによるデータ転送の説明図である。
【図4】本発明の一実施例を示すもので、ユーザ情報で
あるIPパケットをCLNAPフレームでカプセル化し
たものを3つのセルで網内転送する場合のセルのフォー
マット図である。
【図5】本発明の一実施例を示すもので、CLNAPに
対応しないATM端末が送受信するセルのフォーマット
図である。
【図6】本発明の一実施例を示すもので、端末から端末
収容装置を経由してATM交換機にデータ転送するシー
ケンスチャートである。
【図7】本発明の一実施例を示すもので、ATM交換機
から端末収容装置を経由して端末にデータ転送するシー
ケンスチャートである。
【図8】本発明の一実施例を示す端末収容装置のうちC
LNAPカプセル化方向の処理を行う装置部分の構成図
である。
【図9】本発明の一実施例を示す端末収容装置のうちC
LNAPデカプセル化方向の処理を行う装置部分の構成
図である。
【図10】本発明の一実施例を示すもので、先頭セルを
基に新たな先頭セルXを生成する処理(処理1)のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の一実施例を示すもので、受信した先
頭セルを修正して新しい先頭セルA′を送信する処理
(処理3)のフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例を示すもので、受信した最
終セルを修正して新しい最終セルB′を送信する処理
(処理4)のフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例を示すもので、中間セル
A′を先頭セルAに変換して端末に転送する処理(処理
6)のフローチャートである。
【図14】本発明の一実施例を示すもので、最終セル
B′を最終セルBに変換して端末に転送する処理(処理
7)のフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 ユーザPDUをセル化してデータ送受信するA
TM端末、3,4 端末と網の間の加入者線、5,6,
7 ATM交換機、8,9,10 ATM交換機間の中
継回線、11,12,13 ATM交換機とコネクショ
ンレスサーバを接続するATM回線、14,15,16
CLNAP−PDUのルーチング処理を行うコネクシ
ョンレスサーバ、17,18 端末収容装置、19,2
0 CLNAP−PDUのカプセル化機能をサポートす
る端末。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMコネクションレスサービスを提供
    するATM網に配置され、ATMコネクションレス通信
    プロトコルをサポートしないATM端末を収容する端末
    収容装置であって、 前記ATM端末から受信したATMセルのセグメントタ
    イプ(ST)を参照して処理を振り分けるセル分岐手段
    と、 STが先頭セル(BOM)または単独セル(SSM)の
    場合に、CPCSペイロードのIPパケット部に36オ
    クテット長のCLNAPヘッダとLLC/SNAPヘッ
    ダの上位4オクテットを設定して、新たなBOMセルを
    生成するBOMセル生成手段と、 前記ATM端末から受信した前記BOMセルのSTを継
    続セル(COM)に、SSMセルのSTを最終セル(E
    OM)に変換し、前記LLC/SNAPヘッダの下位4
    オクテットをCPCSヘッダ領域に設定して継続セルま
    たは最終セルを生成するBOM/SSMセル変換手段
    と、 前記ATM端末から受信したSTが最終セル(EOM)
    の場合にCPCSトレイラのLengthフィールド値
    に44を加算したセルを生成するEOMセル変換手段
    と、 前記生成された各セルを多重化するセル多重手段と、 各セルのSAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィ
    ールドに設定するCRC設定手段と、を含むことを特徴
    とする端末収容装置。
  2. 【請求項2】 ATMコネクションレスサービスを提供
    するATM網に配置され、ATMコネクションレス通信
    プロトコルをサポートしないATM端末を収容する端末
    収容装置であって、 前記ATM網から受信したATMセルのセグメントタイ
    プ(ST)を参照して処理を振り分けるセル分岐手段
    と、 STが先頭セル(BOM)の場合に当該BOMセルのC
    PCSヘッダ内のBAsize値を含むセルデータと到
    着セル数を保持する状態管理手段と、 STが先頭セル(BOM)の場合に前記セルデータと到
    着セル数を前記状態管理手段に登録し、当該セルを廃棄
    するセル解析手段と、 STが最終セル(EOM)の場合に該セル内のLeng
    thフィールド値から44を減算し、前記状態管理手段
    が管理する到着セル数が1の時にはSTを単独セル(S
    SM)に変更し、それ以外の時にはSTを最終セル(E
    OM)とし、セルを送信するとともに、対応する登録デ
    ータを前記状態管理手段から削除するEOMセル変換手
    段と、 STが継続セル(COM)の場合に、前記状態管理手段
    が管理する到着セル数が1の時には、STを先頭セル
    (BOM)に変更して到着セル数を1加算し、前記セル
    データに含まれるBAsizeフィールドの値から44
    を減算した値を用いてCPCSヘッダを作成してセルを
    生成・送信し、前記状態管理手段が管理する到着セル数
    が1以外の時には、到着セル数を1加算しそのままセル
    を送信するCOMセル変換手段と、 前記生成された各セルを多重化するセル多重手段と、 各セルのSAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィ
    ールドに設定するCRC設定手段と、を含むことを特徴
    とする端末収容装置。
  3. 【請求項3】 ATMコネクションレスサービスを提供
    するATM網に配置され、ATMコネクションレス通信
    プロトコルをサポートしないATM端末を収容する端末
    収容装置の動作方法であって、 前記ATM端末から受信したATMセルのセグメントタ
    イプ(ST)を参照して処理を振り分けるステップと、 STが先頭セル(BOM)または単独セル(SSM)の
    場合に、CPCSペイロードのIPパケット部に36オ
    クテット長のCLNAPヘッダとLLC/SNAPヘッ
    ダの上位4オクテットを設定して、新たなBOMセルを
    生成するステップと、 前記ATM端末から受信した前記BOMセルのSTを継
    続セル(COM)に、SSMセルのSTを最終セル(E
    OM)に変換し、前記LLC/SNAPヘッダの下位4
    オクテットをCPCSヘッダ領域に設定して継続セルま
    たは最終セルを生成するステップと、 前記ATM端末から受信したSTが最終セル(EOM)
    の場合にCPCSトレイラのLengthフィールド値
    に44を加算したセルを生成するステップと、 前記生成
    された各セルを多重化するステップと、 各セルのSAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィ
    ールドに設定するステップと、を含むことを特徴とする
    端末収容装置の動作方法。
  4. 【請求項4】 ATMコネクションレスサービスを提供
    するATM網に配置され、ATMコネクションレス通信
    プロトコルをサポートしないATM端末を収容する端末
    収容装置の動作方法であって、 前記ATM網から受信したATMセルのセグメントタイ
    プ(ST)を参照して処理を振り分けるステップと、 STが先頭セル(BOM)の場合に当該BOMセルのC
    PCSヘッダ内のBAsize値を含むセルデータと到
    着セル数を保持し、当該セルを廃棄するステップと、 STが最終セル(EOM)の場合に、該セル内のLen
    gthフィールド値から44を減算し、前記到着セル数
    が1の時にはSTを単独セル(SSM)に変更し、それ
    以外の時にはSTを最終セル(EOM)としてセルを送
    信するとともに、前記保持したセルデータと到着セル数
    を削除するステップと、 STが継続セル(COM)の場合に、前記到着セル数が
    1の時には、STを先頭セル(BOM)に変更して前記
    到着セル数に1を加算し、前記セルデータに含まれるB
    Asizeフィールドの値から44を減算した値を用い
    てCPCSヘッダを作成してセルを生成・送信し、前記
    到着セル数が1以外の時には、前記到着セル数に1を加
    算しそのままセルを送信するステップと、 前記生成された各セルを多重化するステップと、 各セルのSAR−PDUのCRC計算を行いCRCフィ
    ールドに設定するステップと、を含むことを特徴とする
    端末収容装置の動作方法。
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