JP2002298054A - 利用者認証方法、決済方法、利用者認証用情報処理方法、決済用情報処理方法、利用者認証用情報処理システム、決済用情報処理システム、及びプログラム - Google Patents
利用者認証方法、決済方法、利用者認証用情報処理方法、決済用情報処理方法、利用者認証用情報処理システム、決済用情報処理システム、及びプログラムInfo
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- JP2002298054A JP2002298054A JP2001095862A JP2001095862A JP2002298054A JP 2002298054 A JP2002298054 A JP 2002298054A JP 2001095862 A JP2001095862 A JP 2001095862A JP 2001095862 A JP2001095862 A JP 2001095862A JP 2002298054 A JP2002298054 A JP 2002298054A
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Landscapes
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Abstract
り安全且つ簡易に行う。 【解決手段】 利用者10のパソコン20からインター
ネット30を介してネット店舗のウェブサーバ41に、
希望決済種別と商品の注文内容と端末識別情報とを送信
するステップと、ウェブサーバ41からインターネット
を介して通信事業者の認証システム51に、端末識別情
報と認証依頼情報とを送信するステップと、端末識別情
報に基づいて認証システム51から携帯電話通信網70
を介して利用者10の携帯電話機60にワンタイムUR
Lを送信するステップと、ワンタイムURLに基づいて
携帯電話機60から携帯電話通信網を介して認証用接続
先に接続して本人確認情報を送信するステップと、認証
システム51において、受信した本人確認情報と予め有
している本人確認情報とに基づいて利用者10が本人で
あるか否かの認証を行うステップとを実行する。利用者
認証後、認証システム51で決済を行ってもよい。
Description
装置から通信回線を介して、ショッピングモールサイト
のウェブサーバ等の特定の情報登録先へ接続し、注文内
容等の登録対象情報を送信するときに、その利用者が本
人であるか否かを認証する利用者認証方法、決済方法、
利用者認証用情報処理方法、決済用情報処理方法、利用
者認証用情報処理システム、決済用情報処理システム、
及び各システムで用いるプログラムに関するものであ
る。
らインターネット等の通信回線を介してショッピングや
アンケート等を受け付けるウェブサーバにアクセスし、
商品の購入やサービス提供を申し込んだり、アンケート
を提出したりすることが行われている。また、選挙など
における投票を通信回線を介してオンラインで行うこと
も考えられている。このような通信回線を介したショッ
ピング等を利用する場合、各利用者は、通信端末装置か
ら通信回線を介して上記ウェブサーバ等の特定の情報登
録先に接続し、所定の登録対象情報を送信する。例え
ば、オンラインショッピングを利用する場合、利用者は
まずパーソナルコンピュータ等の通信端末装置から、イ
ンターネット上のショッピングモールサイトやショッピ
ング関連のポータルサイトを経由して商品販売を行って
いる業者の受注用情報処理装置としてのウェブサーバに
接続し、ウェブページを閲覧する。そして、所定の注文
フォームのページから、注文内容、利用者の連絡先(住
所、電話番号、電子メールアドレス)、商品の送付先、
料金支払いの決済方法等の情報を入力し、これらの情報
を上記業者のウェブサーバに送信して登録する。これら
の情報を受けたウェブサーバは、利用者から送られてき
た情報を所定のデータ処理に従って処理し、データ記憶
部に記憶する。そして、上記業者は、ウェブサーバに登
録されている情報に基づいて、商品の発送処理を行った
り、料金支払いの決済処理を所定の金融機関に依頼した
りする。
回線を介して商品販売業者のウェブサーバや、アンケー
ト集計センターのサーバ、選挙センターのサーバ等に接
続し、所定の登録対象情報を送信して登録しようとする
場合、実際にこれらの情報を送信してきた者が本人であ
るかどうかを認証することが重要となってくる。
してきた利用者が本人であるか否かを認証する方法とし
ては、次のような方法が知られている。例えば、特開平
11−45366号公報では、コンピュータと通信可能
な端末機の読出手段によって、利用者の携帯通信機の記
憶手段に記憶されている呼び出し番号が読み出された
後、端末機からコンピュータに読み出し番号が送信さ
れ、この呼び出し番号によってコンピュータから携帯通
信機が呼び出され、コンピュータに応答した携帯通信機
から暗証コードをコンピュータに送信する方法が開示さ
れている。この方法では、コンピュータにおいて携帯通
信機から受信した暗証コードと、その携帯通信機の呼び
出し番号と関連付けて記憶された暗証コードとが照合さ
れ、利用者の認証が行なわれる。
では、利用者が所定のデータ登録装置にデータを登録す
る際に、その利用者が、自己の電子メールアドレス、第
1認証データ、登録対象データを含む仮登録要求データ
をデータ登録装置宛に送信するステップと、仮登録要求
データを受信したデータ登録装置が、登録対象データの
仮登録を行うとともに本登録のための登録用アドレスを
上記電子メールアドレス宛に送信するステップと、電子
メールを通じて登録用アドレスを受信した利用者が、第
2認証データを登録用アドレス宛に送信するステップと
を含む方法が開示されている。この方法では、登録用ア
ドレスを通じて第2認証データを受信したデータ登録装
置が、第2認証データと第1認証データとを比較し、こ
の比較結果に基づいて、利用者の認証を行い、登録対象
データを本登録するかどうかを決定する。
11−45366号公報に開示されているような方法を
採用した場合、コンピュータからの呼び出しに応答して
暗証コードをすぐに入力して送信しなければならず、携
帯通信機の操作の時間的な自由度に制約がでてきてしま
い、不便である。また、携帯通信機から端末に呼び出し
番号を読み出す必要があるため、この呼び出し番号の読
み出し操作の分だけ操作が煩雑となり、さらに携帯通信
機と端末とをホルダ等を介して接続しなければならない
点も不便である。
公報に開示されているような方法を採用した場合には、
利用者の通信端末装置から情報登録先のデータ登録装置
へ2つの認証データ(第1認証データ、第2認証デー
タ)を送信する必要があるため、認証データの送信操作
が煩雑となる。さらに、利用者認証の根拠となる2つの
認証データ(第1認証データ、第2認証データ)がとも
に、利用者の通信端末装置から情報登録先のデータ登録
装置へ通信回線等を介して送信されるため、セキュリテ
ィの面で好ましくない。
であり、その第1の目的は、情報登録先に情報を登録し
ようとする利用者に対する認証を、従来方法に比してよ
り安全且つ簡易に行うことが可能となる利用者認証方
法、利用者認証用情報処理方法、利用者認証用情報処理
システム及びそのシステムで用いるプログラムを提供す
ることである。
提供などを行う情報登録先に情報を登録しようとする利
用者の認証を伴う通信回線を介した電子取引を、従来方
法に比してより安全且つ簡易に行うことが可能となる決
済方法、決済用情報処理方法、決済用情報処理システム
及びそのシステムで用いるプログラムを提供することで
ある。
るために、請求項1の発明は、利用者が第1の通信端末
装置から通信回線を介して特定の情報登録先に接続し該
情報登録先に登録対象情報を送信して登録するときに、
該利用者が本人であるか否かを利用者認証機関で認証す
る利用者認証方法であって、該利用者認証機関が、該利
用者が所有する第2の通信端末装置による通信を管理運
営し該第2の通信端末装置に通信回線を介して接続する
ときに用いる端末識別情報と該利用者の認証に用いる本
人確認情報とを含む利用者情報を有する通信事業者、又
は該通信事業者から該利用者情報の提供を受けた業者で
あり、該利用者の第1の通信端末装置から通信回線を介
して該情報登録先に、該登録対象情報と該端末識別情報
とを送信するステップと、該情報登録先から通信回線を
介して該利用者認証機関に、該第1の通信端末装置から
受信した該端末識別情報と、該利用者の認証を依頼する
認証依頼情報とを送信するステップと、該情報登録先か
ら受信した該端末識別情報に基づいて、該利用者認証機
関から通信回線を介して該利用者の第2の通信端末装置
に、該認証の依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接
続先に接続するための認証用接続先情報を送信するステ
ップと、該利用者認証機関から受信した該認証用接続先
情報に基づいて、該第2の通信端末装置から通信回線を
介して該認証用接続先に接続して本人確認情報を送信す
るステップと、該利用者認証機関において、該第2の通
信端末装置から受信した本人確認情報と、予め有してい
る本人確認情報とに基づいて、該利用者が本人であるか
否かの認証を行うステップとを実行することを特徴とす
るものである。また、請求項5の発明は、利用者が第1
の通信端末装置から通信回線を介して特定の情報登録先
に接続し該情報登録先に登録対象情報を送信して登録す
るときに、該利用者が本人であるか否かを利用者認証機
関で認証する利用者認証用情報処理方法であって、該利
用者認証機関が、該利用者が所有する第2の通信端末装
置による通信を管理運営し該第2の通信端末装置に通信
回線を介して接続するときに用いる端末識別情報と該利
用者の認証に用いる本人確認情報とを含む利用者情報を
有する通信事業者、又は該通信事業者から該利用者情報
の提供を受けた業者であり、該情報登録先が該利用者の
第1の通信端末装置から受信した該端末識別情報と、該
利用者の認証を依頼する認証依頼情報とを、通信回線を
介して該情報登録先から受信するステップと、該情報登
録先から受信した該端末識別情報に基づいて、該認証の
依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接続先に接続す
るための認証用接続先情報を、通信回線を介して該利用
者の第2の通信端末装置に送信するステップと、該第2
の通信端末装置から該認証用接続先に送信されてきた本
人確認情報を通信回線を介して受信するステップと、該
第2の通信端末装置から受信した本人確認情報と、予め
有している本人確認情報とに基づいて、該利用者が本人
であるか否かの認証を行うステップとを実行することを
特徴とするものである。また、請求項11の発明は、利
用者が第1の通信端末装置から通信回線を介して特定の
情報登録先に接続し該情報登録先に登録対象情報を送信
して登録するときに、該利用者が本人であるか否かを認
証する利用者認証用情報処理システムであって、該利用
者が所有する第2の通信端末装置に通信回線を介して接
続するときに用いる端末識別情報と該利用者の認証に用
いる本人確認情報とを含む利用者情報を記憶した利用者
情報記憶手段と、該情報登録先が該第1の通信端末装置
から受信した該端末識別情報とともに該利用者の認証を
依頼する認証依頼情報を該情報登録先から受信する認証
依頼情報受信手段と、該情報登録先から受信した該端末
識別情報に基づいて、該認証の依頼ごとに異なる一回利
用限定の認証用接続先に接続するための認証用接続先情
報を、該第2の通信端末装置に送信する認証用接続先情
報送信手段と、該第2の通信端末装置から該認証用接続
先に送信されてきた本人確認情報を受信する本人確認情
報受信手段と、該第2の通信端末装置から受信した本人
確認情報と該利用者情報記憶手段に記憶されている本人
確認情報とに基づいて、該利用者が本人であるか否かの
認証を行う認証処理手段とを有することを特徴とするも
のである。
パーソナルコンピュータのほか、携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone Service)の電話機等も含まれ
る。また、上記「第2の通信端末装置」には、携帯電話
機のほか、PHS、自動車電話機、パーソナルコンピュ
ータ等も含まれ、この「第2の通信端末装置」による通
信は通信事業者によって管理運営される。また、上記
「情報登録先」には、商品購入やサービス提供の申し込
みに関する情報の登録を通信回線を介して受け付ける情
報処理装置のほか、アンケートや選挙の投票に関する情
報の登録を通信回線を介して受け付ける情報処理装置等
も含まれる。
用者認証用情報処理方法及び請求項11の利用者認証用
情報処理システムでは、利用者の第1の通信端末装置か
ら情報登録先を経由して送られてきた端末識別情報に基
づいて、利用者が所有する第2の通信端末装置に認証用
接続先情報が送信されてくるため、原則として、利用者
本人しか認証用接続先情報を知り得ないことになる。し
かも、この第2の通信端末装置に送信されてくる認証用
接続先情報が、情報登録先からの認証依頼ごとに異なる
一回利用限定のものであるため、利用者とは異なる第三
者が何らかの手段でこの認証用接続先情報を入手し、上
記情報登録先からの認証依頼時とは異なるタイミングで
認証用接続先に接続しようとしても接続することができ
ない。さらに、利用者が第2の通信端末装置から上記認
証用接続先に接続し、利用者本人しか知り得ない本人確
認情報を送信することにより、この本人確認情報と、あ
らかじめ登録されている本人確認情報とに基づいて、利
用者が本人であるか否かの認証をさらに確実に行うこと
ができる。しかも、この利用者の認証に用いられる2つ
の本人確認情報の一方のみが利用者から通信回線を介し
て送信されるので、2つの本人確認情報をそれぞれ通信
回線を介して送信する場合に比して、利用者側の通信端
末装置の操作が簡便になるとともに、セキュリティの確
保が容易になる。
用情報処理方法において、上記認証用接続先情報が、上
記第2の通信端末装置からインターネット上の標準的な
通信プロトコルを用いて接続可能なサーバに設定される
URL(Uniform Resource Locator)であることを特徴
とするものである。また、請求項12の発明は、請求項
11の利用者認証用情報処理システムにおいて、上記本
人確認情報受信手段が、インターネット上の標準的な通
信プロトコルを用いて第2の通信端末装置から接続可能
なサーバを用いて構成され、上記認証用接続先情報が、
該サーバに設定されたURLであることを特徴とするも
のである。
請求項12の利用者認証用情報処理システムでは、利用
者の第2の通信端末装置から、インターネット上の標準
的な通信プロトコルを用いて上記認証用接続先としての
サーバー上のURLに接続し、本人確認情報を送信する
ことができる。
者認証用情報処理方法において、上記利用者認証機関
が、上記利用者情報として、利用者の認証の際に用いる
認証専用の利用者識別情報を有しており、上記利用者の
第2の通信端末装置から、上記本人確認情報とともに、
該認証専用の利用者識別情報を受信することを特徴とす
るものである。また、請求項13の発明は、請求項11
又は12の利用者認証用情報処理方法において、上記利
用者情報記憶手段が、上記利用者情報として、利用者の
認証の際に用いる認証専用の利用者識別情報を記憶した
ものであり、上記本人確認情報受信手段が、上記利用者
の第2の通信端末装置から上記本人確認情報とともに該
認証専用の利用者識別情報を受信するものであることを
特徴とするものである。
請求項13の利用者認証用情報処理システムでは、上記
認証専用の利用者識別情報を用いることにより、認証処
理を行う可能性がある利用者を前もって把握しておくこ
とができる。
者認証用情報処理方法において、上記情報登録先との間
の情報の送受信を暗号化して行うことを特徴とするもの
である。また、請求項14の発明は、請求項11又は1
2の利用者認証用情報処理システムにおいて、上記情報
登録先との間で送受信される情報の暗号化及び復号化に
用いる鍵情報を記憶する鍵情報記憶手段と、該鍵情報記
憶手段に記憶されている該鍵情報に基づいて、該情報登
録先から暗号化して送信されてきた認証依頼情報を復号
化する復号化手段とを有することを特徴とするものであ
る。
請求項14の利用者認証用情報処理システムでは、上記
情報登録先との間の情報の送受信を暗号化して行うこと
により、通信回線としてインターネット等の公衆通信回
線を用いた場合でも、情報登録先から送信されてくる情
報が外部に漏れないようにする。
2の発明は、請求項1の利用者認証方法における各ステ
ップの実行を伴う決済方法であって、上記特定の情報登
録先が、希望決済種別と商品の注文内容又はサービスの
申込内容とを含む登録対象情報を登録するものであり、
上記利用者認証機関において上記利用者が本人であると
認証されたときに、該利用者認証機関から通信回線を介
して、該利用者及び該情報登録先が取引契約を交わして
いる金融機関に、決済依頼情報を送信するステップと、
該金融機関において、該利用者認証機関から受信した決
済依頼情報に基づいて、該利用者に関する決済を行うス
テップと、該金融機関から通信回線を介して該利用者認
証機関に、決済が完了したことを通知する決済通知情報
を送信するステップと、該利用者認証機関から通信回線
を介して該情報登録先に、該金融機関から受信した該決
済通知情報を送信するステップとを実行することを特徴
とするものである。また、請求項9の発明は、請求項
5、6、7又は8の利用者認証用情報処理方法における
各ステップの実行を伴う決済用情報処理方法であって、
上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、上記利用者認証機関において上記利用
者が本人であると認証されたときに、通信回線を介し
て、該利用者及び該情報登録先が取引契約を交わしてい
る金融機関に決済依頼情報を送信するステップと、該決
済依頼情報に基づいて該利用者に関する決済を行った該
金融機関から、通信回線を介して、決済が完了したこと
を通知する決済通知情報を受信するステップと、該金融
機関から受信した該決済通知情報を、通信回線を介して
該情報登録先に送信するステップとを実行することを特
徴とするものである。また、請求項15の発明は、請求
項11、12、13又は14の利用者認証用情報処理シ
ステムにおける各手段を有する決済用情報処理システム
であって、上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商
品の注文内容又はサービスの申込内容とを含む登録対象
情報を登録するものであり、上記利用者が本人であると
認証されたときに、通信回線を介して、該利用者及び該
情報登録先が取引契約を交わしている金融機関に決済依
頼情報を送信する決済依頼情報送信手段と、該決済依頼
情報に基づいて該利用者に関する決済を行った該金融機
関から、通信回線を介して、決済が完了したことを通知
する決済通知情報を受信する決済通知情報受信手段と、
該金融機関から受信した該決済通知情報を、通信回線を
介して該情報登録先に送信する決済通知情報送信手段と
を有することを特徴とするものである。
関における利用者の口座からの直接引き落としによる決
済のほか、利用者が所有するクレジットカードによる決
済、デビットカードによる決済、電子マネーによる決済
等も含まれる。また、上記「金融機関」には、銀行のほ
か、クレジットカード会社、デビットカードの管理運営
会社、電子マネーの管理運営会社等も含まれる。
報処理方法及び請求項15の決済用情報処理システムで
は、希望決済種別と商品の購入又はサービスの提供を希
望する利用者が、前述の認証によって本人であると確認
された後に、金融機関に通信回線を介して決済依頼情報
を送信することにより、金融機関が誤って利用者本人に
関する決済を実行することを回避する。そして、上記決
済依頼情報に基づいて決済に行った金融機関から受信し
た決済通知情報を、商品の販売又はサービスの提供を行
う業者である情報登録先に送信することにより、該情報
登録先は、利用者本人に対して安全に商品の販売又はサ
ービスの提供を行うことができる。
方法における各ステップの実行を伴う決済方法であっ
て、上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注
文内容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を
登録するものであり、上記利用者認証機関が、上記利用
者及び該情報登録先との間で決済に関する取引契約を交
わしているものであり、該利用者認証機関において該利
用者が本人であると認証されたときに、該利用者に関す
る決済を行うステップと、該利用者認証機関から通信回
線を介して該情報登録先に、決済が完了したことを通知
する決済通知情報を送信するステップとを実行すること
を特徴とするものである。また、請求項10の発明は、
請求項5、6、7又は8の利用者認証用情報処理方法に
おける各ステップの実行を伴う決済用情報処理方法であ
って、上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の
注文内容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報
を登録するものであり、上記利用者及び該情報登録先と
の間で交わされた決済に関する取引契約情報を予め記憶
しておくステップと、該利用者認証機関において該利用
者が本人であると認証されたときに、該利用者に関する
決済を行うステップと、通信回線を介して該情報登録先
に、決済が完了したことを通知する決済通知情報を送信
するステップとを実行することを特徴とするものであ
る。また、請求項16の発明は、請求項11、12、1
3又は14の利用者認証用情報処理システムにおける各
手段を有する決済用情報処理システムであって、上記特
定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内容又は
サービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録するも
のであり、上記利用者及び該情報登録先との間で交わさ
れた決済に関する取引契約情報を記憶する取引情報記憶
手段と、該利用者認証機関において該利用者が本人であ
ると認証されたときに、該利用者に関する決済を行う決
済処理手段と、通信回線を介して該情報登録先に、決済
が完了したことを通知する決済通知情報を送信する決済
通知情報送信手段とを有することを特徴とするものであ
る。
情報処理方法及び請求項16の決済用情報処理装置で
は、商品を購入すること又はサービスの提供を受けるこ
とを意思表示する意思表示情報を送信した利用者が、前
述の認証によって本人であると確認された後に、利用者
及び情報登録先との間で交わされた決済に関する取引契
約情報に基づいて決済を実行することにより、誤って利
用者本人に関する決済を実行することを回避する。そし
て、決済通知情報を、商品の販売又はサービスの提供を
行う業者である情報登録先に送信することにより、該情
報登録先は、利用者本人に対して安全に商品の販売又は
サービスの提供を行うことができる。特に、金融機関を
介さずに決済を行うことができるので、決済処理が簡易
になる。
が該通信端末装置を用いて商品を購入するとき又はサー
ビス提供を受けるときに、通信事業者による決済を行う
決済方法であって、該通信事業者が、商品販売業者との
間の通信に用いる認証鍵を得るステップと、該通信事業
者が、該利用者に対して決済専用の利用者識別情報を発
行するステップと該利用者の通信端末装置から通信回線
を介して商品販売業者又はサービス提供業者に、該商品
注文情報又はサービス申込情報と端末識別情報とを送信
するステップと、該商品販売業者又は該サービス提供業
者から通信回線を介して該通信事業者に、該利用者の通
信端末装置から受信した該端末識別情報と、該利用者の
認証を依頼する認証依頼情報とを該認証鍵で暗号化して
送信するステップと、該端末識別情報に基づいて、該通
信事業者から通信回線を介して該利用者の通信端末装置
に、該認証の依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接
続先に接続するための認証用接続先情報を送信するステ
ップと、該通信事業者から受信した該認証用接続先情報
に基づいて、該利用者の通信端末装置から通信回線を介
して該認証用接続先に接続して本人確認情報と該決済専
用の利用者識別情報とを送信するステップと、該通信事
業者において、該利用者の通信端末装置から受信した本
人確認情報及び利用者識別情報と、予め有している本人
確認情報とに基づいて、該利用者が本人であるか否かの
認証を行うステップと、該通信事業者において該利用者
が本人であると認証されたときに、該利用者に関する決
済を行うステップと、該通信事業者から通信回線を介し
て該商品販売業者又は該サービス提供業者に、決済が完
了したことを通知する決済通知情報を該認証鍵で暗号化
して送信するステップとを実行することを特徴とするも
のである。
こと又はサービスの提供を受けることを意思表示する意
思表示情報を送信した利用者が、通信事業者における認
証によって本人であると確認された後に、通信事業者と
利用者及び商品販売業者等との間で交わされた決済に関
する取引契約情報に基づいて決済を実行することによ
り、誤って利用者本人に関する決済を実行することを回
避する。そして、決済通知情報を、商品販売業者等に送
信することにより、該商品販売業者等は、利用者本人に
対して安全に商品の販売又はサービスの提供を行うこと
ができる。この決済方法においても、金融機関を介さず
に決済を行うことができるので、決済処理が簡易にな
る。
13若しくは14の利用者認証用情報処理システム又は
請求項15若しくは16の決済用情報処理システムに用
いるコンピュータで実行するプログラムであって、該コ
ンピュータを、該利用者認証用情報処理システムにおけ
る各手段又は該決済用情報処理システムにおける各手段
として機能させるためのプログラムである。
報処理システム又は決済用情報処理システムで用いるコ
ンピュータで実行することにより、利用者決済用情報処
理システムにおける前述の認証処理又は決済用情報処理
システムにおける前述の認証処理を伴う決済処理を実行
することができる。
ラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記
録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なっ
てもいいし、コンピュータネットワーク等の通信回線を
用いて行なってもよい。
先」、「商品販売会社」及び「サービス提供業者」に
は、インターネットにおけるネット店舗の管理運営会社
のほか、テレビショッピングの管理運営会社や、雑誌な
どに商品やサービス提供に関する情報を掲載している会
社等も含まれる。また、上記決済方法における「決済」
の際には、利用者に関する「与信」を行ってもよい。
を参照しながら説明する。 〔実施形態1〕図1は、本発明の第1の実施形態に係る
利用者認証方法の全体の枠組みを示す概念図である。本
実施形態の利用者認証方法は、利用者10が第1の通信
端末装置としてのパーソナルコンピュータ(以下「パソ
コン」という。)20から通信回線としてのインターネ
ット30を介してネット店舗運営会社40に設置された
特定の情報登録先としてのウェブサーバ(情報処理装
置)41に接続し、ウェブサーバ41に登録対象情報と
しての発注情報等を送信して登録するときに、ウェブサ
ーバ41にアクセスしてきた利用者が本人であるか否か
を利用者認証機関としての通信事業者50で認証するも
のである。この通信事業者50は、利用者10が所有す
る第2の通信端末装置としての携帯電話機60による通
信を管理運営する事業者であり、携帯電話機60に接続
するための端末識別情報と、利用者の認証に用いる本人
確認情報としてのPIN(Personl Identification Num
ber)コードの情報とを有している。なお、この利用者
認証機関は、上記通信事業者50のほか、通信事業者5
0から上記端末識別情報及びPINコードの情報の提供
を受けた業者であってもよい。
法に用いられる利用者認証用情報処理システム(以下
「認証システム」という。)51の概略構成図及び機能
ブロック図である。この認証システム51は通信事業者
50によって管理運営され、図2に示すように、システ
ムバス100、CPU101、RAM102やROM1
03等からなる内部記憶装置、ハードディスクドライブ
(HDD)や光ディスクドライブ等からなる外部記憶装
置104、マウスやキーボード等からなる入力装置10
5、ディスプレイやプリンタ等からなる出力装置10
6、インターネット30に接続するためのインターネッ
ト用通信装置107、及び携帯電話通信網70を介して
各利用者10の携帯電話機60と通信するための携帯電
話用通信装置108を備えている。CPU101やRA
M102等の構成要素はお互いに、システムバス100
を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行
っている。この認証システム51を所定の手順に従って
動作させるためのプログラムはROM103や外部記憶
装置104に記憶されており、必要に応じてCPU10
1やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行さ
れる。また、上記認証システム51はウェブサーバなど
の各種サーバ機能を有しており、1台のコンピュータシ
ステムで構成してもいいし、ウェブサーバ、ウェブサー
バからCGI(Common Gateway Interface)を介して呼
び出された外部プログラムを実行するアプリケーション
サーバ、各種データを関連付けて管理するデータベース
サーバ等のような複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ
複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成して
もよい。
20及びネット店舗用のウェブサーバ41も、携帯電話
用通信装置108を除いて上記認証システム51と同様
な構成であり、それらの詳しい説明は省略する。
ドウェア上で所定のプログラムを実行することにより、
図3に示す利用者情報記憶手段501、認証依頼情報受
信手段502、認証用接続先情報送信手段503、本人
確認情報受信手段504及び認証処理手段505の各機
能を実現している。上記利用者情報記憶手段501は、
上記認証システム51のハードディスク等からなる外部
記憶装置104を用いて構成されており、携帯電話機6
0を所有している利用者10の利用者情報を記憶してい
る。この利用者情報は、図4に示すように、各利用者に
ついて、端末識別情報としての携帯電話番号と、本人確
認情報としてのPINコードと、自動引き落とし口座情
報(金融機関名、支店番号、口座種別、口座番号、名
義)又はクレジットカード情報(カード種別、発行会社
名、カード番号、有効期限、名義)等の料金支払い取引
情報と、利用パッケージプラン名、追加オプション名、
適用割引種別等の利用サービス情報と、その他の利用者
の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の情報とが
関連付けられて登録されている。
認証システム51のCPU101、RAM102、イン
ターネット用通信装置107等により構成され、上記ネ
ット店舗運営会社40のウェブサーバ41が利用者のパ
ソコン20から受信した端末識別情報(携帯電話番号)
とともに利用者の認証を依頼する認証依頼情報をウェブ
サーバ41から受信する機能を有している。
上記認証システム51のCPU101、RAM102、
携帯電話用通信装置108等により構成され、上記ネッ
ト店舗運営会社40のウェブサーバ41から受信した端
末識別情報(携帯電話番号)に基づいて、認証用接続先
情報としてのワンタイムURLを利用者の携帯電話機6
0に送信する機能を有している。このワンタイムURL
は、認証の依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接続
先(認証用サイト)に利用者10が携帯電話機60を使
って接続するためのものであり、上記CPU101によ
って発生させた乱数を用いて生成される。また、このワ
ンタイムURLは、利用者10が携帯電話機60のリン
ク機能を用いて簡単に接続できるように、通信事業者5
0が管理運営しているショート・メッセージ・システム
(SMS)によって利用者10の携帯電話機60に送信
される。
認証システム51のCPU101、RAM102、携帯
電話用通信装置108等により構成され、利用者10の
携帯電話機60から上記ワンタイムURLで指定される
認証用接続先(認証用サイト)に送信されてきた本人確
認情報としてのPINコードを受信する機能を有してい
る。
テム51のCPU101、RAM102等により構成さ
れ、利用者10の携帯電話機60から受信したPINコ
ードと利用者情報記憶手段501に記憶されているPI
Nコードとに基づいて、利用者10が本人であるか否か
の認証を行う機能を有している。
ける認証手順の流れを示すフローチャートである。図5
中の細い実線で囲まれたステップは利用者10側での処
理であり、太い実線で囲まれたステップは認証システム
51での処理である。また、図5中の破線で囲まれたス
テップは、ネット店舗運営会社40のウェブサーバ41
での処理である。まず、利用者10はパソコン20を操
作し、インターネット30を介してネット店舗運営会社
40のウェブサーバ41にアクセスし、ネットショッピ
ング用のウェブページを表示し、注文用フォームのペー
ジから登録対象情報として、利用者の携帯電話機60に
接続するための端末識別情報や注文情報を入力して送信
する(ステップ1)。この端末識別情報としては、利用
者10の所有する携帯電話機60の電話番号を入力し、
また、上記注文情報としては、商品ID、商品配達先、
購入意志、支払方法等を入力する。なお、上記ネット店
舗運営会社40のウェブサーバ41へは、ネットショッ
ピングモールサイトやネットショッピング用のポータル
サイトを経由してアクセスしてもいいし、インターネッ
トサービスプロバイダー(ISP)から直接アクセスし
てもよい。
けたネット店舗運営会社40のウェブサーバ41は、通
信事業者50が管理運営する認証システム51に、イン
ターネット30を介して、利用者10の携帯電話機60
の電話番号とともに、利用者の認証を依頼する認証依頼
情報を送信する(ステップ2)。このとき、利用者が注
文した商品、商店、購入金額、決済種別(支払方法)等
の情報も一緒に認証システム51に送信してもよい。
は、上記ネット店舗運営会社40のウェブサーバ41か
ら利用者の携帯電話機60の電話番号及び認証依頼情報
を受信した後、利用者の携帯電話機60に、携帯電話通
信網70を介して、認証用接続先情報としてのワンタイ
ムURLに関する情報を送信する(ステップ3)。
設定されたワンタイムURLで指定される認証用サイト
に、携帯電話通信網70等からなる通信回線を介して接
続し、利用者の認証に用いられるPINコードを送信す
る(ステップ4)。なお、ネット店舗運営会社40のウ
ェブサーバ41から利用者が注文した商品、商店、購入
金額、支払方法等の情報が送信されてきた場合には、こ
れらの情報を表示するためのデータを上記認証用サイト
に設定しておき、利用者10がこれらの情報を確認でき
るようにしておいてもよい。
は、ワンタイムURLで指定される認証用サイト宛に送
信されてきたPINコードを受信し、利用者情報記憶手
段501に予め登録されていたPINコードと比較さ
れ、それらが一致したときは、上記パソコン20及び携
帯電話機60を操作している利用者が本人であると判定
する(ステップ5,6)。一方、上記2つのPINコー
ドが一致しないときには、利用者が本人ではないと判定
する(ステップ7)。上記判定結果は、例えば利用者の
認証結果として、インターネット30などの通信回線を
介してネット店舗運営会社40のウェブサーバ41に送
信される。ここで、利用者10が本人であると確認され
た場合、ネット店舗運営会社40は、商品の受注が確定
した旨のデータを利用者10のパソコン20に送信する
ともに、利用者10への商品の発送処理を開始したり、
所定の機関への決済処理を依頼したりすることができ
る。一方、利用者10が本人であると確認されなかった
場合は、ネット店舗運営会社40は、商品の注文が受け
付けられなかった旨のデータを利用者10のパソコン2
0に送信することができる。
営会社40のウェブサーバ41からの認証依頼ごとに異
なる一回利用限定の、しかも利用者本人しか知り得ない
ワンタイムURLを利用者10の携帯電話機60に送信
し、このワンタイムURL宛に利用者10から送信され
てきたPINコードを用いて、利用者10の認証を行う
ことができるので、上記ウェブサーバ41に情報を登録
しようとする利用者10に対する認証を、従来方法に比
してより安全且つ簡易に行うことが可能となる。また、
本実施形態によれば、携帯電話機60からインターネッ
ト30上で標準となっているTCP/IPを通信プロト
コルとして用いて、上記ワンタイムURLで指定される
認証用サイトに接続することができるので、上記利用者
認証のために、インターネットに接続できる汎用の携帯
電話機を使用することができる。
会社40のウェブサーバ41にインターネット30を介
してアクセスして注文情報を送信して商品の購入する利
用者についての認証の場合について説明したが、本発明
は、利用者が他の情報登録先に情報を登録する場合にも
適用できるものである。例えば、旅客輸送業者等が設置
している情報処理装置に通信回線を介して接続し、列車
や航空機で旅客輸送のサービスの申し込み等の情報を登
録する場合にも適用できるものである。また、アンケー
ト集計センターのサーバに通信回線を介してアクセスし
て各種アンケート情報を送信して登録したり、選挙セン
ターのサーバに通信回線を介してアクセスして選挙の投
票情報を送信して登録したりする場合に適用できるもの
である。
形態に係る携帯電話機を用いた決済方法の全体の枠組み
を示す概念図である。以下、前述の第1の実施形態の利
用者認証方法と同様な部分については説明を省略する。
本実施形態の決済方法では、上記図1の構成要素に加え
て、通信事業者50の決済用情報処理システム(以下
「決済支援システム」52という。)と、外部の決済機
関である金融機関80における決済管理サーバ(情報処
理装置)81との間で、通信回線としての専用回線90
を介して情報の送受信ができるようになっている。
システム52の機能ブロック図である。なお、この決済
支援システム52のハードウェア構成としては、上記第
1の実施形態で示した図2の構成に、金融機関80の決
済管理サーバ81との間で専用回線90を介して通信す
るための専用回線用通信装置(不図示)を追加したもの
を用いることができる。本決済支援システム52は、図
2に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行す
ることにより、上記認証システムにおける各手段501
〜505に加えて、図7に示す決済依頼情報送信手段5
06、決済通知情報受信手段507及び決済通知情報送
信手段508の各機能を実現している。上記決済依頼情
報送信手段506は、決済支援システム52のCPU、
RAM、専用回線用通信装置等により構成され、認証処
理手段505で利用者が本人であると認証されたとき
に、専用回線90を介して、利用者10及びネット店舗
運営会社40が取引契約を交わしている金融機関80の
決済管理サーバ81に決済依頼情報を送信する機能を有
している。この決済依頼情報には、利用者10が購入す
る商品の購入金額のほか、口座引き落とし、クレジット
カードによる支払い、デビットカードによる支払い、電
子マネーによる支払い等の決済種別情報も含まれる。
支援システム52のCPU、RAM、専用回線用通信装
置等により構成され、上記決済依頼情報に基づいて利用
者に関する決済を行った金融機関80の決済管理サーバ
81から、専用回線90を介して、決済が完了したこと
を通知する決済通知情報を受信する機能を有している。
支援システム52のCPU、RAM、インターネット用
通信装置等により構成され、金融機関80の決済管理サ
ーバ81から受信した決済通知情報を、インターネット
30を介してネット店舗運営会社40のウェブサーバ4
1に送信する機能を有している。
証及び決済手順の流れを示すフローチャートである。図
8中の細い実線で囲まれたステップは利用者側での処理
であり、太い実線で囲まれたステップは決済支援システ
ム52での処理であり、破線で囲まれたステップはネッ
ト店舗運営会社40のウェブサーバ41での処理であ
る。また、図8中の一点鎖線で囲まれたステップは、金
融機関80の決済管理サーバ81での処理である。
者10からの注文情報等の送信から決済支援システム5
2による利用者の認証までの処理は、前述の図5の場合
の同様に行われる(ステップ1〜7)。次に、利用者が
本人であると判定された場合、決済支援システム52
は、決済種別情報を含む決済依頼情報を専用回線90を
介して金融機関80の決済管理サーバ81に送信する
(ステップ8)。
80の決済管理サーバ81は、所定の手順で与信処理及
び決済処理を実行した後、決済が完了した旨の決済通知
情報を専用回線90を介して通信事業者50の決済支援
システム52に送信する(ステップ9,10)。
80の決済管理サーバ81から決済通知情報を受信した
後、受信した決済通知情報を、インターネット30を介
してネット店舗運営会社40のウェブサーバ41に送信
する(ステップ11,12)。このネット店舗運営会社
40のウェブサーバ41へは、ネットショッピングモー
ルサイトやネットショッピング用のポータルサイトを経
由してアクセスしてもいいし、インターネットサービス
プロバイダー(ISP)から直接アクセスしてもよい。
けたネット店舗運営会社40は、商品の代金の支払いが
完了した旨のデータを利用者10のパソコン20に送信
するともに、利用者10への商品の発送処理を開始する
ことができる。
援システム52における利用者10の認証に基づいて利
用者10に関する決済を実行するとともに、決済後の決
済通知情報に基づいて利用者に対する商品の発送を行う
ことができるので、ネット店舗を利用する利用者10の
認証を伴うインターネットを介した電子取引を、従来方
法に比してより安全且つ簡易に行うことができる。
形態に係る携帯電話機を用いた決済方法の全体の枠組み
を示す概念図である。以下、前述の第1の実施形態の利
用者認証方法及び第2の実施形態の決済方法と同様な部
分については説明を省略する。本実施形態の決済方法で
は、前述の第2の実施形態にのように外部の決済機関を
用いて決済を行うのではなく、通信事業者50の決済用
情報処理システム(以下「決済システム」53とい
う。)で決済を行っている。
ステム53の機能ブロック図である。なお、この決済シ
ステム53のハードウェア構成としては、上記第1の実
施形態で示した図2の構成を用いることができる。本決
済システム53は、図2に示したハードウェア上で所定
のプログラムを実行することにより、上記認証システム
における各手段501〜505に加えて、図10に示す
取引情報記憶手段509、決済処理手段510及び決済
通知情報送信手段511の各機能を実現している。
テム53のハードディスク等からなる外部記憶装置を用
いて構成されており、利用者10及びネット店舗運営会
社40との間で前もって交わされた決済に関する取引契
約情報を記憶する機能を有している。なお、この取引情
報記憶手段509は、前述の利用者情報記憶手段501
と兼用してもよい。
53のCPU、RAM等により構成され、認証処理手段
505で利用者が本人であると認証されたときに、利用
者10に関する与信処理及び今回の商品購入についての
決済を行う機能を有している。この決済の方法として
は、口座引き落とし、クレジットカードによる支払い、
デビットカードによる支払い等がある。
システム53のCPU、RAM、インターネット用通信
装置等により構成され、決済が完了したことを通知する
決済通知情報を、インターネット30を介してネット店
舗運営会社40のウェブサーバ41に送信する機能を有
している。
認証及び決済手順の流れを示すフローチャートである。
図11中の細い実線で囲まれたステップは利用者側での
処理であり、太い実線で囲まれたステップは決済システ
ム53での処理であり、破線で囲まれたステップはネッ
ト店舗運営会社40のウェブサーバ41での処理であ
る。
用者10からの注文情報等の送信から決済システム53
よる利用者の認証までの処理は、前述の図5の場合の同
様に行われる(ステップ1〜7)。次に、利用者が本人
であると判定された場合、決済システム52は、ネット
店舗運営会社40のウェブサーバ41から送信されてき
た注文内容と、取引情報記憶手段509に記憶されてい
る取引情報と基づいて、利用者10に関する与信、及今
回の商品購入についての決済の処理を行う(ステップ
8)。
の後、決済通知情報をインターネット30を介してネッ
ト店舗運営会社40のウェブサーバ41に送信する(ス
テップ9)。このネット店舗運営会社40のウェブサー
バ41へは、ネットショッピングモールサイトやネット
ショッピング用のポータルサイトを経由してアクセスし
てもいいし、インターネットサービスプロバイダー(I
SP)から直接アクセスしてもよい。
けたネット店舗運営会社40は、商品の代金の支払いが
完了した旨のデータを利用者10のパソコン20に送信
するともに、利用者10への商品の発送処理を開始する
ことができる。
援システム52における利用者10の認証に基づいて利
用者10に関する決済を実行するとともに、決済後の決
済通知情報に基づいて利用者に対する商品の発送を行う
ことができるので、ネット店舗を利用する利用者10の
認証を伴うインターネットを介した電子取引を、従来方
法に比してより安全且つ簡易に行うことができる。特
に、本実施形態では、外部の金融機関を介さずに通信事
業者50内で決済を行うことができるので、決済処理が
簡易になり、決済を速やかに実行することができる。
情報として利用者10の携帯電話番号を用いているが、
この携帯電話番号と一緒に、あるいは携帯電話番号の代
わりに、上記認証や決済のときのみに用いる専用の利用
者識別コード(UID:UserIdentification Code)を
用いるようにしてもよい。この利用者識別コード(UI
D)は、通信事業者50のシステム51、52、53を
用いた認証や決済を希望する利用者からの申し込みを受
け付け、申し込んだ利用者に対して与信審査を行い、所
定の条件を満たす利用者に対して発行される。通信事業
者50から発行された利用者識別コード(UID)は、
利用者情報として、上記各システム51、52、53の
利用者情報記憶手段501に記憶される。また、上記利
用者識別コード(UID)は、商品の注文の際にネット
店舗運営会社40側が読みとれないような状態で利用者
10のパソコン20からネット店舗運営会社40のウェ
ブサーバ41を介して通信事業者50のシステム51、
52、53へ送信してもいいし、上記PINコードの送
信の際に利用者10の携帯電話機60から携帯電話通信
網70を介して通信事業者50のシステム51、52、
53へ送信するようにしてもよい。このように利用者識
別コード(UID)を用いることにより、認証処理又は
決済処理を行う可能性がある利用者を前もって把握して
おくことができるので、認証処理対象又は決済処理対象
の利用者の管理が容易になる。
者50のシステム51、52、53とネット店舗運営会
社40のウェブサーバ41との間のインターネット30
を介した情報の送受信は、暗号化システムを用いるのが
好ましい。このように暗号化システムを用いることによ
り、情報が外部に漏れないようにすることができるた
め、利用者10の認証処理をさらに安全に行うことがで
きる。この暗号化システムを用いる場合、例えば図12
の部分的な機能ブロック図に示すように、通信事業者5
0のシステム51、52、53に、ネット店舗運営会社
40のウェブサーバ41との間で送受信される情報の暗
号化及び復号化に用いる鍵情報としてのミッションキー
を記憶する鍵情報記憶手段512と、鍵情報記憶手段5
12に記憶されているミッションキーに基づいて、ネッ
ト店舗運営会社40のウェブサーバ41から暗号化して
送信されてきた認証依頼情報を復号化する復号化手段5
13とが設けられる。
生成される。まず、通信事業者50のシステム51、5
2、53を用いた認証や決済を希望するネット店舗運営
会社は、通信事業者50に申し込みを行って所定の審査
を受ける。この審査の結果、所定の条件を満たすネット
店舗運営会社に対して、通信事業者50のシステム5
1、52、53に接続するためのソフトウェア、認証鍵
の情報が書き込まれたスマートカード、及びスマートカ
ードに対するデータの書き込み及び読み出しを行うため
スマートカードドライブ装置等が交付される。そして、
一連の情報の送受信に先立って、通信事業者50側から
ネット店舗運営会社40のウェブサーバ41に乱数が送
付され、この乱数と交付された認証鍵とに基づいて上記
暗号化及び復号化に用いるミッションキーが生成され
る。また、通信事業者50のシステム51、52、53
においても、同じ乱数と認証鍵とに基づいてミッション
キーが生成される。
事業者50の決済支援システム52と金融機関80の決
済管理サーバ81との間における情報を送受信を、専用
回線90ではなくインターネットのように外部に開かれ
たネットワークからなる通信回線を介して行う場合に
も、暗号化システムを用いるのが好ましい。
業者50のシステム51、52、53と携帯電話機60
との間における情報を送受信を、携帯電話通信網70で
はなくインターネットのように外部に開かれたネットワ
ークからなる通信回線を介して行う場合にも、暗号化シ
ステムを用いるのが好ましい。このように暗号化システ
ムを用いることにより、本人確認情報などのセキュリテ
ィレベルの高い情報が外部に漏れないようにすることが
できるため、利用者10の認証処理を安全に行うことが
できる。この情報の暗号化を携帯電話機60側で行うに
は、例えば、認証鍵と暗号演算アルゴリズムを格納でき
る指紋モジュールや、次世代移動通信システム用のSI
MカードであるUSIM(Universal Subscriber Ident
ity Module)のようなセキュアメモリーを携帯電話機6
0に持たせる。
認情報としてPINコードを用いているが、このPIN
コードと一緒に、あるいはPINコードの代わりに、利
用者の指紋情報、眼球の虹彩情報や網膜情報、手等の表
面から読みとった血管情報、顔の形、音声の特徴や声
紋、手形や掌紋等のバイオメトリクス(生物学的な特
徴)に関する情報を、上記本人確認情報として用いても
よい。また、文字の書き方や筆圧、筆を離す方向などの
情報や、キーボードなどから入力するときのスピード等
の筆跡情報や、キーと別なキーとを押す間の間隔等の打
鍵情報などを用いてもよい。
らネット店舗運営会社40のウェブサーバ41にアクセ
スするときと、通信事業者50のシステム51、52、
53にアクセスするときで、互いに異なる通信端末装置
(パソコン20、携帯電話機60)を使用しているが、
上記ウェブサーバ41及び各システム51、52、53
へのアクセスを、携帯電話機60一台で済ませるように
してもよい。
アクセスして商品を購入する場合について説明したが、
本発明は、ホテルなどの宿泊、列車・飛行機等の利用、
飲食店の利用などの様々なサービスの提供を申し込む場
合にも適用できる。さらに、本発明は、テレビショッピ
ングやラジオショッピングの番組を視聴したり、雑誌等
に掲載されている広告を見たりして、所定の接続先に通
信回線を介してアクセスして商品を購入したりサービス
の提供を受けたりする場合にも適用できるものである。
登録先からの認証依頼ごとに異なる、利用者本人しか知
り得ない認証用接続先情報に利用者から送信されてきた
本人確認情報を用いて認証を行うことができるので、情
報登録先に情報を登録しようとする利用者に対する認証
を、従来方法に比してより安全且つ簡易に行うことが可
能となるという優れた効果がある。
インターネット上の標準的な通信プロトコルを用いて上
記認証用接続先としてのURLに接続し、本人確認情報
を送信することができるので、第2の通信端末装置とし
てインターネットに接続できる汎用の通信端末装置を使
用することができるという優れた効果がある。
認証処理を行う可能性がある利用者を前もって把握して
おくことができるので、認証処理対象の利用者の管理が
容易になるという優れた効果がある。
通信回線としてインターネット等の公衆通信回線を用い
た場合でも、情報登録先から送信されてくる情報が外部
に漏れないようにすることができるので、利用者の認証
処理をさらに安全に行うことができるという優れた効果
がある。
発明によれば、前述の認証に基づいて利用者に関する決
済を実行するとともに、決済後の決済通知情報に基づい
て利用者に対する商品の販売又はサービスの提供を行う
ことができるので、商品販売やサービス提供などを行う
情報登録先に情報を登録しようとする利用者の認証を伴
う通信回線を介した電子取引を、従来方法に比してより
安全且つ簡易に行うことが可能となるという優れた効果
がある。
ける認証に基づいて利用者に関する決済を実行するとと
もに、決済後の決済通知情報に基づいて利用者に対する
商品の販売又はサービスの提供を行うことができるの
で、商品販売やサービス提供などを行う商品販売業者等
に商品の注文等をしようとする利用者の認証を伴う通信
回線を介した電子取引を、従来方法に比してより安全且
つ簡易に行うことが可能となるという優れた効果があ
る。
によれば、金融機関を介さずに決済を行うことができる
ので、決済処理が簡易になるという優れた効果がある。
いた利用者認証方法の全体の枠組みを示す概念図。
概略構成図。
機能ブロック図。
れる利用者情報の説明図。
すフローチャート。
いた決済方法の全体の枠組みを示す概念図。
能ブロック図。
示すフローチャート。
いた決済方法の全体の枠組みを示す概念図。
ブロック図。
を示すフローチャート。
証システムの部分機能ブロック図。
Claims (17)
- 【請求項1】利用者が第1の通信端末装置から通信回線
を介して特定の情報登録先に接続し該情報登録先に登録
対象情報を送信して登録するときに、該利用者が本人で
あるか否かを利用者認証機関で認証する利用者認証方法
であって、 該利用者認証機関が、該利用者が所有する第2の通信端
末装置による通信を管理運営し該第2の通信端末装置に
通信回線を介して接続するときに用いる端末識別情報と
該利用者の認証に用いる本人確認情報とを含む利用者情
報を有する通信事業者、又は該通信事業者から該利用者
情報の提供を受けた業者であり、 該利用者の第1の通信端末装置から通信回線を介して該
情報登録先に、該登録対象情報と該端末識別情報とを送
信するステップと、 該情報登録先から通信回線を介して該利用者認証機関
に、該第1の通信端末装置から受信した該端末識別情報
と、該利用者の認証を依頼する認証依頼情報とを送信す
るステップと、 該情報登録先から受信した該端末識別情報に基づいて、
該利用者認証機関から通信回線を介して該利用者の第2
の通信端末装置に、該認証の依頼ごとに異なる一回利用
限定の認証用接続先に接続するための認証用接続先情報
を送信するステップと、 該利用者認証機関から受信した該認証用接続先情報に基
づいて、該第2の通信端末装置から通信回線を介して該
認証用接続先に接続して本人確認情報を送信するステッ
プと、 該利用者認証機関において、該第2の通信端末装置から
受信した本人確認情報と、予め有している本人確認情報
とに基づいて、該利用者が本人であるか否かの認証を行
うステップとを実行することを特徴とする利用者認証方
法。 - 【請求項2】請求項1の利用者認証方法における各ステ
ップの実行を伴う決済方法であって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者認証機関において上記利用者が本人であると
認証されたときに、該利用者認証機関から通信回線を介
して、該利用者及び該情報登録先が取引契約を交わして
いる金融機関に、決済依頼情報を送信するステップと、 該金融機関において、該利用者認証機関から受信した決
済依頼情報に基づいて、該利用者に関する決済を行うス
テップと、 該金融機関から通信回線を介して該利用者認証機関に、
決済が完了したことを通知する決済通知情報を送信する
ステップと、 該利用者認証機関から通信回線を介して該情報登録先
に、該金融機関から受信した該決済通知情報を送信する
ステップとを実行することを特徴とする決済方法。 - 【請求項3】請求項1の利用者認証方法における各ステ
ップの実行を伴う決済方法であって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者認証機関が、上記利用者及び該情報登録先と
の間で決済に関する取引契約を交わしているものであ
り、 該利用者認証機関において該利用者が本人であると認証
されたときに、該利用者に関する決済を行うステップ
と、 該利用者認証機関から通信回線を介して該情報登録先
に、決済が完了したことを通知する決済通知情報を送信
するステップとを実行することを特徴とする決済方法。 - 【請求項4】通信端末装置の利用者が該通信端末装置を
用いて商品を購入するとき又はサービス提供を受けると
きに、通信事業者による決済を行う決済方法であって、 該通信事業者が、商品販売業者との間の通信に用いる認
証鍵を得るステップと、 該通信事業者が、該利用者に対して決済専用の利用者識
別情報を発行するステップと該利用者の通信端末装置か
ら通信回線を介して商品販売業者又はサービス提供業者
に、該商品注文情報又はサービス申込情報と端末識別情
報とを送信するステップと、 該商品販売業者又は該サービス提供業者から通信回線を
介して該通信事業者に、該利用者の通信端末装置から受
信した該端末識別情報と、該利用者の認証を依頼する認
証依頼情報とを該認証鍵で暗号化して送信するステップ
と、 該端末識別情報に基づいて、該通信事業者から通信回線
を介して該利用者の通信端末装置に、該認証の依頼ごと
に異なる一回利用限定の認証用接続先に接続するための
認証用接続先情報を送信するステップと、 該通信事業者から受信した該認証用接続先情報に基づい
て、該利用者の通信端末装置から通信回線を介して該認
証用接続先に接続して本人確認情報と該決済専用の利用
者識別情報とを送信するステップと、 該通信事業者において、該利用者の通信端末装置から受
信した本人確認情報及び利用者識別情報と、予め有して
いる本人確認情報とに基づいて、該利用者が本人である
か否かの認証を行うステップと、 該通信事業者において該利用者が本人であると認証され
たときに、該利用者に関する決済を行うステップと、 該通信事業者から通信回線を介して該商品販売業者又は
該サービス提供業者に、決済が完了したことを通知する
決済通知情報を該認証鍵で暗号化して送信するステップ
とを実行することを特徴とする決済方法。 - 【請求項5】利用者が第1の通信端末装置から通信回線
を介して特定の情報登録先に接続し該情報登録先に登録
対象情報を送信して登録するときに、該利用者が本人で
あるか否かを利用者認証機関で認証する利用者認証用情
報処理方法であって、 該利用者認証機関が、該利用者が所有する第2の通信端
末装置による通信を管理運営し該第2の通信端末装置に
通信回線を介して接続するときに用いる端末識別情報と
該利用者の認証に用いる本人確認情報とを含む利用者情
報を有する通信事業者、又は該通信事業者から該利用者
情報の提供を受けた業者であり、 該情報登録先が該利用者の第1の通信端末装置から受信
した該端末識別情報と、該利用者の認証を依頼する認証
依頼情報とを、通信回線を介して該情報登録先から受信
するステップと、 該情報登録先から受信した該端末識別情報に基づいて、
該認証の依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接続先
に接続するための認証用接続先情報を、通信回線を介し
て該利用者の第2の通信端末装置に送信するステップ
と、 該第2の通信端末装置から該認証用接続先に送信されて
きた本人確認情報を通信回線を介して受信するステップ
と、 該第2の通信端末装置から受信した本人確認情報と、予
め有している本人確認情報とに基づいて、該利用者が本
人であるか否かの認証を行うステップとを実行すること
を特徴とする利用者認証用情報処理方法。 - 【請求項6】請求項5の利用者認証用情報処理方法にお
いて、 上記認証用接続先情報が、上記第2の通信端末装置から
インターネット上の標準的な通信プロトコルを用いて接
続可能なサーバに設定されるURLであることを特徴と
する利用者認証用情報処理方法。 - 【請求項7】請求項5又は6の利用者認証用情報処理方
法において、 上記利用者認証機関が、上記利用者情報として、利用者
の認証の際に用いる認証専用の利用者識別情報を有して
おり、 上記利用者の第2の通信端末装置から、上記本人確認情
報とともに、該認証専用の利用者識別情報を受信するこ
とを特徴とする利用者認証用情報処理方法。 - 【請求項8】請求項5又は6の利用者認証用情報処理方
法において、 上記情報登録先との間の情報の送受信を暗号化して行う
ことを特徴とする利用者認証用情報処理方法。 - 【請求項9】請求項5、6、7又は8の利用者認証用情
報処理方法における各ステップの実行を伴う決済用情報
処理方法であって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者認証機関において上記利用者が本人であると
認証されたときに、通信回線を介して、該利用者及び該
情報登録先が取引契約を交わしている金融機関に決済依
頼情報を送信するステップと、 該決済依頼情報に基づいて該利用者に関する決済に行っ
た該金融機関から、通信回線を介して、決済が完了した
ことを通知する決済通知情報を受信するステップと、 該金融機関から受信した該決済通知情報を、通信回線を
介して該情報登録先に送信するステップとを実行するこ
とを特徴とする決済用情報処理方法。 - 【請求項10】請求項5、6、7又は8の利用者認証用
情報処理方法における各ステップの実行を伴う決済用情
報処理方法であって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者及び該情報登録先との間で交わされた決済に
関する取引契約情報を予め記憶しておくステップと、 該利用者認証機関において該利用者が本人であると認証
されたときに、該利用者に関する決済を行うステップ
と、 通信回線を介して該情報登録先に、決済が完了したこと
を通知する決済通知情報を送信するステップとを実行す
ることを特徴とする決済用情報処理方法。 - 【請求項11】利用者が第1の通信端末装置から通信回
線を介して特定の情報登録先に接続し該情報登録先に登
録対象情報を送信して登録するときに、該利用者が本人
であるか否かを認証する利用者認証用情報処理システム
であって、 該利用者が所有する第2の通信端末装置に通信回線を介
して接続するときに用いる端末識別情報と該利用者の認
証に用いる本人確認情報とを含む利用者情報を記憶した
利用者情報記憶手段と、 該情報登録先が該第1の通信端末装置から受信した該端
末識別情報とともに該利用者の認証を依頼する認証依頼
情報を該情報登録先から受信する認証依頼情報受信手段
と、 該情報登録先から受信した該端末識別情報に基づいて、
該認証の依頼ごとに異なる一回利用限定の認証用接続先
に接続するための認証用接続先情報を、該第2の通信端
末装置に送信する認証用接続先情報送信手段と、 該第2の通信端末装置から該認証用接続先に送信されて
きた本人確認情報を受信する本人確認情報受信手段と、 該第2の通信端末装置から受信した本人確認情報と該利
用者情報記憶手段に記憶されている本人確認情報とに基
づいて、該利用者が本人であるか否かの認証を行う認証
処理手段とを有することを特徴とする利用者認証用情報
処理システム。 - 【請求項12】請求項11の利用者認証用情報処理シス
テムにおいて、 上記本人確認情報受信手段が、インターネット上の標準
的な通信プロトコルを用いて第2の通信端末装置から接
続可能なサーバを用いて構成され、 上記認証用接続先情報が、該サーバに設定されたURL
であることを特徴とする利用者認証用情報処理システ
ム。 - 【請求項13】請求項11又は12の利用者認証用情報
処理方法において、 上記利用者情報記憶手段が、上記利用者情報として、利
用者の認証の際に用いる認証専用の利用者識別情報を記
憶したものであり、 上記本人確認情報受信手段が、上記利用者の第2の通信
端末装置から上記本人確認情報とともに該認証専用の利
用者識別情報を受信するものであることを特徴とする利
用者認証用情報処理システム。 - 【請求項14】請求項11又は12の利用者認証用情報
処理システムにおいて、 上記情報登録先との間で送受信される情報の暗号化及び
復号化に用いる鍵情報を記憶する鍵情報記憶手段と、 該鍵情報記憶手段に記憶されている該鍵情報に基づい
て、該情報登録先から暗号化して送信されてきた認証依
頼情報を復号化する復号化手段とを有することを特徴と
する利用者認証用情報処理システム。 - 【請求項15】請求項11、12、13又は14の利用
者認証用情報処理システムにおける各手段を有する決済
用情報処理システムであって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者が本人であると認証されたときに、通信回線
を介して、該利用者及び該情報登録先が取引契約を交わ
している金融機関に決済依頼情報を送信する決済依頼情
報送信手段と、 該決済依頼情報に基づいて該利用者に関する決済に行っ
た該金融機関から、通信回線を介して、決済が完了した
ことを通知する決済通知情報を受信する決済通知情報受
信手段と、 該金融機関から受信した該決済通知情報を、通信回線を
介して該情報登録先に送信する決済通知情報送信手段と
を有することを特徴とする決済用情報処理システム。 - 【請求項16】請求項11、12、13又は14の利用
者認証用情報処理システムにおける各手段を有する決済
用情報処理システムであって、 上記特定の情報登録先が、希望決済種別と商品の注文内
容又はサービスの申込内容とを含む登録対象情報を登録
するものであり、 上記利用者及び該情報登録先との間で交わされた決済に
関する取引契約情報を記憶する取引情報記憶手段と、 該利用者認証機関において該利用者が本人であると認証
されたときに、該利用者に関する決済を行う決済処理手
段と、 通信回線を介して該情報登録先に、決済が完了したこと
を通知する決済通知情報を送信する決済通知情報送信手
段とを有することを特徴とする決済用情報処理システ
ム。 - 【請求項17】請求項11、12、13若しくは14の
利用者認証用情報処理システム又は請求項15若しくは
16の決済用情報処理システムに用いるコンピュータで
実行するプログラムであって、 該コンピュータを、該利用者認証用情報処理システムに
おける各手段又は該決済用情報処理システムにおける各
手段として機能させるためのプログラム。
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