JP2002297930A - 情報アクセスシステム及び情報アクセス方法 - Google Patents

情報アクセスシステム及び情報アクセス方法

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JP2002297930A
JP2002297930A JP2001103376A JP2001103376A JP2002297930A JP 2002297930 A JP2002297930 A JP 2002297930A JP 2001103376 A JP2001103376 A JP 2001103376A JP 2001103376 A JP2001103376 A JP 2001103376A JP 2002297930 A JP2002297930 A JP 2002297930A
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JP2001103376A
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English (en)
Inventor
Eiji Imai
栄治 今井
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品やサービスに関連する情報に容易かつ迅
速にアクセスできるようにする。 【解決手段】 情報アクセスシステムは、物品を特定す
るためのコード及び情報参照要求を入力するための入力
手段と物品の関連情報を表示するための表示手段とを備
える利用者用端末3と、コードに対応する物品の関連情
報を有する情報提供元2と、コードと関連情報へのアク
セス情報と関連情報を分類整理するための項目情報とを
関連付けて管理する情報管理手段1と、情報ネットワー
ク4とを含んで構成される。利用者用端末3を用いて情
報管理手段1にアクセスしてコードを入力し、情報管理
手段1により表示された項目の中から所望のものを選択
することで迅速に必要とする情報にアクセスできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報アクセスシス
テム及び情報アクセス方法に関する。さらに詳述する
と、本発明は、物品やサービスに関連する情報にアクセ
スするためのシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人々の生活は様々な「物」で成り立って
いる。人々はこれら「物」に関連する情報を様々な場面
で必要とする。ところで、近年のインターネットをはじ
めとする情報技術の発展により、企業または公官庁また
は個人のホームページ等から膨大な量の情報を入手でき
るようになった。「物」に関連する情報についても、例
えばメーカや販売店等に電話等で問い合わせるよりも、
よく管理されたホームページから情報を得るほうが簡便
で情報量も多くしかも新しい場合も多くなった。
【0003】「物」に関連する情報を必要とする人々
(以下、本明細書では、利用者と呼ぶ。)は、所望の情
報を入手するべく、例えば情報検索サイトにアクセスす
る。情報検索サイトは、各地に分散しているウェブペー
ジの中から利用者が入力したキーワードに合致する(ヒ
ットする)ものを検索する検索エンジンを備える。情報
検索サイトは、利用者から見たいわばインターネットの
入口としても機能し、ポータルサイトとも呼ばれる。
【0004】従来、利用者がインターネットから情報を
入手する手順を例示すれば、例えば次のようである。例
えば、ある利用者は「A社」の「S胃腸薬」を購入した
が、説明書を無くしてしまった。利用者は、この薬の効
能と評判を知りたいので、情報検索サイトで検索するこ
とにした(図14参照、ステップ101)。まず、キー
ワードを「A社」として検索すると(ステップ102,
103)、沢山ヒットした(ステップ104)。それら
の中から、A社のホームページを見てみたが(ステップ
105,106)、「S胃腸薬」についての詳しい製品
説明は無かった。次に、キーワード「A社」で検索した
結果を更にキーワードに「S胃腸薬」を加えて絞り込ん
だ(ステップ107,108)。ヒットした幾つかのウ
ェブページを見てみると、インターネット販売の薬局を
見つけた(ステップ109,110)。ここには効能が
説明されてはいたが、どうも説明が紋切り型で利用者が
満足できる内容ではなかった。そこで、更にキーワード
として「効能」や「製品説明」を加えて絞り込んだのだ
が(ステップ111〜114)、薬の情報を詳細に説明
する適当なウェブページは見つからなかった。利用者
は、ふと気が付いて、キーワードを「医薬品」「データ
ベース」として新たに検索してみた(図15参照、ステ
ップ115)。すると、医薬品データセンタのウェブペ
ージがヒットした(ステップ116)。しかしながら、
その説明内容は非常に医学的で利用者には理解できなか
った(ステップ117,118)。結局、キーワードを
「家庭」「医学」として新たに検索してみたところ(ス
テップ119)、みんなの薬というウェブページで「A
社」の「S胃腸薬」の効能と評判を読むことができた
(ステップ120〜123)。
【0005】一方、「物」を提供するメーカ等のホーム
ページが充実している場合には、利用者は、当該ホーム
ページから「物」に関連した所望の情報を入手できるこ
とがある。
【0006】例えば利用者が、ビデオカメラの付属品一
覧と取扱販売店を、当該ビデオカメラを提供するメーカ
のホームページから探す場合の手順の一例を図16に示
す。なお、図17は、当該メーカのホームページの構成
のうち一部を抜粋したものである。
【0007】利用者は、メーカのホームページのアドレ
スであるURL(Uniform ResourceLocator)を知って
いれば(ステップ201;Yes)、当該ホームページ
に直接アクセスし、トップページを開く(ステップ20
4)。一方、メーカのホームページのアドレス(UR
L)を知らなければ(ステップ201;No)、利用者
は情報検索サイトにアクセスし(ステップ202)、例
えばメーカ名からメーカのホームページを検索し(ステ
ップ203)、当該ホームページにアクセスし、トップ
ページを開く(ステップ204)。例えば利用者は、ビ
デオカメラの付属品一覧の情報は多分「製品紹介」の項
目の中にあると考え、「製品紹介」の項目を選択する
(ステップ205)。次に、ビデオカメラの付属品一覧
の情報は「AV機器」の項目の中にあると考え、「AV
機器」の項目を選択する(ステップ206)。次いで
「ビデオカメラ」の項目を選択し(ステップ207)、
次いで「型式」を選択する(ステップ208)。そし
て、表示されたウェブページから「付属品一覧」を調べ
る(ステップ209)。ビデオカメラの付属品一覧の情
報を得た利用者は、再びトップページに戻る(ステップ
210)。そして、取扱販売店の情報はトップページに
表示された項目のうち多分「その他」の項目の中にある
と考え、「その他」の項目を選択する(ステップ21
1)。次に、取扱販売店の情報は多分「製品サポート」
の項目の中にあると考え、「製品サポート」の項目を選
択する(ステップ212)。「製品サポート」から「取
扱販売店一覧」を選択し、取扱販売店の情報を得る(ス
テップ213)。これにより、利用者は近隣の取扱販売
店を知ることができる。
【0008】また、図18から図23は、利用者が、あ
るビデオテープレコーダの修理取次店を当該ビデオテー
プレコーダのメーカのホームページから調べる場合に、
利用者側に提示されるウェブページの一例を示す。先ず
トップページ101が表示されると(図18参照)、利
用者は、修理取次店の情報は多分「その他の情報」の項
目102の中にあると考えてこれを選択する(図19参
照)。「その他の情報」の項目102に係るウェブペー
ジ106が表示されると、利用者は、修理取次店の情報
は多分「サービス」の項目103の中にあると考えてこ
れを選択する(図20参照)。「サービス」の項目10
3に係るウェブページ107が表示されると、利用者
は、修理取次店の情報は多分「製品サポート」の項目1
04の中にあると考えてこれを選択する(図21参
照)。「製品サポート」の項目104に係るウェブペー
ジ108が表示されると、その中に「修理取次店」の項
目があり、例えば利用者は東京都に在住しているので、
対象地域として「関東地区」の項目105を選択する
(図22参照)。これにより、「関東地区」の項目10
5に係るウェブページ109が表示され、利用者は近隣
の修理取次店を知ることができる(図23参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の情報アクセスの方法では、利用者が欲しい情報
にたどり着くのは必ずしも容易でなく、また効率的でな
い。
【0010】例えば、図14及び図15に示した例のよ
うに、従来の情報検索サイトからの情報検索は、一般に
利用者が真に望む内容の情報に辿り着くまでに試行錯誤
を繰り返すことが多々あり、非常に効率が悪く時間がか
かるものとなっている。また、従来の情報検索サイトに
おいて、単に「物」の名称などで検索した結果は、通常
膨大な情報量となる。これから更に絞り込みの検索をし
てみても、結局多くのウェブページを開いて必要な情報
を探し回ることになり、非常に煩雑である。このような
情報検索を効率的かつ迅速に行うためには、利用者側に
経験や検索のテクニックが要求される。
【0011】また、「物」のメーカや販売会社等企業の
ホームページは、企業活動に関わる全体の情報を幅広く
紹介している。このため、トップページには、例えば企
業紹介、商品紹介、トピックス、採用情報、ニュースリ
リース等の広範囲に区分された項目が並ぶ(図18、図
19参照)。そして、広範囲かつ多岐にわたる各種情報
は深い階層に分類されて複雑なハイパーリンクを構成し
ている。取り扱う情報の量が多くなればなるほど、更に
階層は深くなり、更に複雑となる。
【0012】一方の利用者にしてみれば、今回の検索で
は、ある「物」に関連したある特定の情報のみ入手した
い。ところが、多種の「物」を取り扱う企業等の従来の
ホームページの構成では、例えばビデオカメラについて
の付属品一覧と取扱販売店というような、同一の「物」
に関連した情報であっても、複雑な階層の中に散在して
しまっている。このため、利用者は、各情報を入手する
べくホームページの複雑な階層を辿って探さなければな
らず、煩雑である。場合によっては、ホームページの各
階層を辿って探してみても、結局、所望の情報が掲載さ
れていないこともある。
【0013】また、ホームページによっては当該ホーム
ページ内専用の検索エンジンを備えている場合もある
が、複数の検索結果のページを全て開いて必要な情報を
探すことが多く、やはり煩雑であり非効率である。
【0014】ここで、利用者が容易に「物」に関連した
ウェブページにアクセスできるように、当該ウェブペー
ジのURLを「物」または「物」の包装に印刷等するこ
とも考えられるが、「物」に関連したウェブページは製
造会社、販売会社、消費者団体、関連公官庁等、インタ
ーネット上に複数存在し得て、さらに階層が下のアドレ
ス表記は長くなるため、現実的ではない。さらに下位階
層のURLは管理上変更する可能性が高く、「物」に付
することは適当とはいえない。
【0015】そこで、本発明は、物品やサービスに関連
する情報に、容易かつ迅速にアクセスするための情報ア
クセスシステム及び方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の情報アクセスシステムは、物品また
はサービスを特定し物品またはサービスに関連付けて表
示されるコードと、利用者がコード及び情報参照要求を
入力するための入力手段とコードに対応する物品または
サービスの関連情報を利用者に表示するための表示手段
とを備える利用者用端末と、コードに対応する物品また
はサービスの関連情報を有する情報提供元と、コードと
関連情報へのアクセス情報と関連情報を分類整理するた
めの項目情報とを関連付けて管理する情報管理手段と、
利用者用端末と情報提供元と情報管理手段とが接続され
る情報ネットワークとを含んで構成され、情報管理手段
は、情報ネットワークを介して、利用者用端末にて入力
されるコードを受け付けて当該コードに対応した項目情
報に基き分類整理された項目を利用者用端末に表示し
て、利用者用端末にて入力される項目に係る情報参照要
求を受け付けて該当する関連情報を利用者用端末に提供
するようにしている。
【0017】また、請求項2記載の情報アクセス方法
は、物品またはサービスを特定し物品またはサービスに
関連付けて表示されるコードと、利用者がコード及び情
報参照要求を入力するための入力手段とコードに対応す
る物品またはサービスの関連情報を利用者に表示するた
めの表示手段とを備える利用者用端末と、コードに対応
する物品またはサービスの関連情報を有する情報提供元
と、コードと関連情報へのアクセス情報と関連情報を分
類整理するための項目情報とを関連付けて管理する情報
管理手段と、利用者用端末と情報提供元と情報管理手段
とが接続される情報ネットワークとを用いて、情報管理
手段により、情報ネットワークを介して、利用者用端末
にて入力されるコードを受け付けて当該コードに対応し
た項目情報に基き分類整理された項目を利用者用端末に
表示するようにし、利用者用端末にて入力される項目に
係る情報参照要求を受け付けて該当する関連情報を利用
者用端末に提供するようにしている。
【0018】したがって、物品またはサービスの関連情
報を必要とする利用者は、利用者用端末を用いて、情報
管理手段にアクセスし、当該物品または当該サービスを
特定するためのコードを入力する。これに対し、情報管
理手段は、当該入力されたコードに関連付けられた項目
情報に基いた、当該物品または当該サービスに関連する
情報の分類整理された項目を、利用者用端末に表示す
る。ここで、情報管理手段は、当該表示した全ての項目
に係る関連情報の所在をアクセス情報として管理してい
るので、利用者が利用者用端末を用いて表示された項目
のうち所望する情報に係る項目を選択するのに対応し
て、当該選択された項目に係る関連情報を情報提供元か
ら直接又は情報管理手段を介して提供することができ
る。これにより、利用者は、コードを入力すること、及
び提示された項目の中から所望の項目を選択すること
で、迅速に必要とする情報にアクセスすることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1から図13に本発明の情報アクセスシ
ステムの実施の一形態を示す。この情報アクセスシステ
ムは、物品またはサービスを特定し物品またはサービス
に関連付けて表示されるコードと、利用者がコード及び
情報参照要求を入力するための入力手段とコードに対応
する物品またはサービスの関連情報を利用者に表示する
ための表示手段とを備える利用者用端末3と、コードに
対応する物品またはサービスの関連情報を有する情報提
供元2と、コードと関連情報へのアクセス情報と関連情
報を分類整理するための項目情報とを関連付けて管理す
る情報管理手段1と、利用者用端末3と情報提供元2と
情報管理手段1とが接続される情報ネットワーク4とを
含んで構成される。そして、情報管理手段1は、情報ネ
ットワーク4を介して、利用者用端末3にて入力される
コードを受け付けて当該コードに対応した項目情報に基
き分類整理された項目を利用者用端末3に表示して、利
用者用端末3にて入力される項目に係る情報参照要求を
受け付けて該当する関連情報を利用者用端末3に提供す
るようにしている。
【0021】コードは、物品またはサービスを特定する
ものである。本実施形態では例えば、コードは、同一範
疇・同一種類にある一群の物品またはサービスを特定す
る。コードは、例えば英数字で構成するようにする。コ
ードを英数字で構成すれば、幅広く各種の利用者用端末
3よりコードの入力が可能となる。
【0022】コードは、物品またはサービスに関連付け
て表示される。当該表示の形態は、特に限定されるもの
ではない。例えば、物品またはサービスに係る物にコー
ドが付される場合、物品の包装にコードが付される場
合、物品やサービスを紹介するカタログ等にコードが付
される場合等が考えられる。また、利用者がコードその
ものから特定の物品またはサービスを識別できる場合に
は、必ずしも物品またはサービスに係る物と一体的にコ
ードが付されている必要はない。
【0023】本実施形態では、コードにより物品、例え
ば商品や製品等の「物」を特定する例について説明す
る。以下、本実施形態では、コードを「物」コードと呼
ぶ。
【0024】本実施形態における利用者用端末3、情報
管理手段1、情報提供元2は、それぞれ情報処理装置と
して構成され、それぞれ情報ネットワーク4に接続され
る。情報ネットワーク4は、各種情報処理装置間の双方
向のデータ通信を可能とする情報インフラストラクチャ
であり、例えば本実施形態ではインターネットを利用す
る。以下、本実施形態において情報ネットワークをイン
ターネット4と呼ぶ。利用者用端末3、情報管理手段
1、情報提供元2との間で、インターネット4を介して
データ通信を行なう手段として、例えば、既知の技術で
あるWWW(World Wide Web)ブラウザとWWWサーバ
によるWWWシステムの利用が容易であり好ましい。
【0025】なお、利用者用端末3、情報管理手段1、
情報提供元2のインターネット4への接続形態は特に限
定されるものではない。例えば、公衆電話回線、通信専
用回線、携帯電話の基地局を経由したデータ通信等を利
用することができる。
【0026】本実施形態の情報提供元2は、例えば、
「物」コードに対応する「物」の関連情報(以下、本実
施形態では「物」情報と呼ぶ。)が記録されるコンピュ
ータである。当該コンピュータは、例えば情報提供者に
より運用管理される。「物」情報の情報提供者は、例え
ば「物」を製造するメーカや「物」を販売する販売会社
等の企業、または例えば「物」に関連した公官庁や団
体、或いは例えば「物」に対して個人的意見を有する個
人等、「物」情報を提供し得る者である。従って、情報
提供元2は本実施形態において複数存在し得る。
【0027】情報提供者が有するコンピュータ即ち情報
提供元2は、中央演算処理装置、主記憶装置、補助記憶
装置、インターネット4と接続するための通信インタフ
ェース、ディスプレイやキーボード等が接続される入出
力インターフェース等の既知のハードウェア資源と、こ
れらハードウェア資源を制御するオペレーティングシス
テムと、WWWサーバソフトウェア等を備え、WWWサ
ーバとしての機能を有する。「物」情報は、文書、図
面、音声、画像、動画等、またはこれらの組合せ等、そ
の形態が特に限定されるものではない。「物」情報は、
例えばHTML、CompactHTML,XML(eXtensibl
e Markup Language)等のウェブページとして構成さ
れ、補助記憶装置に記録されている。以下、本実施形態
では、情報提供元を情報提供サーバ2と呼ぶ。「物」情
報が記録された補助記憶装置は「物」情報データベース
5となる。
【0028】本実施形態の情報管理手段1は、例えばコ
ンピュータで実行されるWWWサーバである。コンピュ
ータは、中央演算処理装置、主記憶装置、補助記憶装
置、インターネット4と接続するための通信インタフェ
ース、ディスプレイやキーボード等が接続される入出力
インターフェース等の既知のハードウェア資源と、これ
らハードウェア資源を制御するオペレーティングシステ
ムと、WWWサーバソフトウェア等を備え、WWWサー
バとしての機能を有する。本実施形態の情報管理手段1
は、「物」情報を入手しようとする利用者から見た
「物」情報検索サイトいわば「物」情報ポータルサイト
として機能する。
【0029】情報管理手段1は、利用者が利用者用端末
3を用いインターネット4を介して「物」コードを入力
するためのウェブページ(以下、本実施形態では、コー
ド入力用ページ6と呼ぶ。)や、入力された「物」コー
ドに関連付けられた項目情報を分類し整理した形で一覧
表示するウェブページ(以下、本実施形態では、項目表
示ページ7と呼ぶ。)、その他必要なウェブページを有
して「物」情報検索サイトを構成している。コード入力
用ページ6や項目表示ページ7等は、利用者用端末3が
表示可能な形態でHTML、CompactHTML,XML
等の言語で記述され構成される。項目表示ページ7は、
例えば、利用者がより見やすく、容易に必要とする
「物」情報にアクセスできるように構成される。項目表
示ページ7は、例えば本実施形態では、以下に説明する
コードデータベース8の内容に基いて「物」コード毎に
作成される。
【0030】本実施形態の情報管理手段1は、コードデ
ータベース8を備えて、「物」コードと、「物」情報に
アクセスするためのアクセス情報と、「物」コードに属
する「物」情報を分類整理するための項目情報(以下、
本実施形態では、「物」項目情報と呼ぶ。)と、その他
必要な管理情報等とを、それぞれ関連付けて管理できる
ようにしている。コードデータベース8は、例えばデー
タベース管理ソフトウェアを備えるコンピュータで構成
される。なお、情報管理手段1のうちWWWサーバを構
成するコンピュータとコードデータベース8を構成する
コンピュータとは同一であっても良く、別のコンピュー
タを相互に接続し連携させる形態であっても良い。
【0031】図2に、コードデータベース8により管理
される情報の内容の一例を示す。例えば、コードデータ
ベース8には、全ての「物」コードが記録されており、
各々の「物」コードに対して、当該「物」コードによっ
て特定される「物」に係る一群の管理情報と、当該
「物」コードに関連付けられるように取り決められた
「物」情報にアクセスするための「アクセス情報」と、
当該「物」情報を分類するための「物」項目情報とが、
関連付けられて記録されている。
【0032】管理情報としては、例えば、製造者情報
(例えば、製造者の「名称」、「住所」、「電話番
号」、「ホームページのURL」等)、販売者情報(例
えば、販売者の「名称」、「住所」、「電話番号」、
「ホームページのURL」等)、「物品種別」、「物品
名称」、「型式」、「物」コードの「登録年月日」、
「物」情報の「最新更新日」、「物」コードの「有効年
月日」、「物」情報の参照制限をする必要がある場合は
利用者認証用の「パスワード」等が挙げられる。但し、
管理情報は前記列記のものに限定されるものではない。
適宜管理に必要な情報を管理情報として該当する「物」
コードに関連付けて記録することができる。
【0033】「物」情報にアクセスするための「アクセ
ス情報」は、例えば本実施形態では、「物」情報を構成
するウェブページのURLである。
【0034】本実施形態における「物」項目情報は、情
報提供サーバ2の有する「物」情報と、コードデータベ
ース8上で管理される「物」コードとを結びつける役割
を果たし、また、「物」コードに属する多種多様な
「物」情報を分類し整理する役割を果たす。「物」項目
情報は、利用者が必要とする「物」情報に迅速にアクセ
スするための情報であり、例えば、「項目番号」、「項
目名称」、「分類情報」等が含まれる。なお、本実施形
態では、「物」情報にアクセスするための「アクセス情
報」は、「物」項目情報の一部としてコードデータベー
スに記録するようにしている。「項目番号」は、例えば
「物」コードに属する各「物」項目情報を容易に識別す
るために付される連続番号である。「項目名称」は、例
えば「物」情報の内容を表すタイトルである。例えば本
実施形態では、項目表示ページ7における最下位階層に
表示される項目の名称に該当する。例えば「物」がビデ
オテープレコーダである場合においては、例えば「項目
名称」として「付属品」や「取次店」等が該当する。
「分類情報」は、「物」情報を分類し整理するのに役立
つ情報である。本実施形態では、例えば図3に示すよう
に「物」情報を簡潔な二段階層に分類するようにしてい
る。この場合、「分類情報」は上記「項目名称」が属す
る上位項目を指す。例えば、「項目名称」が「付属品」
または「取次店」である場合においては、「分類情報」
として例えば「サポート」が該当する。「分類情報」及
び「項目名称」は、「物」情報のサイトマップともなる
項目表示ページ7に反映される。なお、図3に示す
「物」情報を二段階層に分類する例に必ずしも限定され
ず、利用者に見やすくするために必要な場合であれば、
「物」情報を二段以上の階層構造で分類するようにして
も良く、また分類される項目の数が少ない場合等には階
層構造をとらず「項目名称」を列挙するようにしても良
い。このような項目表示ページ7の構成は、例えば「分
類情報」の記述の仕方によって調整することが可能であ
る。
【0035】項目表示ページ7は、上記コードデータベ
ース8の内容に基いて例えば各「物」コード毎に作成さ
れる。例えば、「物」コードに対応する「物」の名称や
製造者情報等がコードデータベース8から抽出され、項
目表示ページ7に記述される。また、例えば「分類情
報」に基いて「項目名称」が階層的(図3に示す例では
二段階層)に項目表示ページ7上に記述される。また、
項目表示ページ7を構成するウェブページ中の「項目名
称」を表すタグ情報には、例えば該当する「アクセス情
報」のURLが記述され、利用者が「項目名称」をクリ
ックすることで「物」情報を有するウェブページへジャ
ンプできるようにハイパーリンクが構成される。なお、
例えば本実施形態では、上位項目(例えば「サポー
ト」)をクリックすると下位項目(例えば「付属品」や
「取次店」等)が展開表示されるように、項目表示ペー
ジ7を構成するようにしている。このような項目表示ペ
ージ7は、例えば所定プログラムによりコードデータベ
ース8の内容に基いて自動作成することもできる。作成
された項目表示ページ7は、例えばコードデータベース
8に記録しておき、以後、「物」項目情報、「アクセス
情報」等の追加や削除または変更等があった場合には、
当該追加等を反映するように該当する項目表示ページ7
を適宜更新し、常に最新の項目表示ページ7を利用者に
提供できるようにしておく。
【0036】「アクセス情報」と「物」項目情報は、例
えば、「物」コードに関連付けられるように取り決めら
れた「物」情報の数だけ存在する。例えば「物」情報を
有する情報提供者は、情報管理手段1を運用管理する所
定管理者(以下、本実施形態では、管理者と呼ぶ。)
に、当該「物」情報を「物」コードに関連付けることを
希望する旨を申し出る。そして、例えば管理者は当該
「物」情報について「項目名称」や「分類情報」等を定
め、情報提供者の合意の下に「アクセス情報」及び
「物」項目情報を、該当する「物」コードに関連付けて
コードデータベース8に記録する。なお、管理者が
「物」情報の内容を審査するものとし、例えば不適当な
内容等の「物」情報については「物」コードにリンクさ
せないようにしても良い。
【0037】なお、情報提供者の合意の下に「アクセス
情報」及び「物」項目情報を該当する「物」コードに関
連付けてコードデータベース8に記録する作業は、情報
ネットワーク4を介したオンライン処理によるもの又は
人手による入力作業を伴うオフライン処理によるもの、
のいずれであっても良い。
【0038】また、「物」情報を提供し得る情報提供者
が、例えば個人等であってWWWサーバ機能を有するコ
ンピュータを有しない等の場合には、情報管理手段1の
うちWWWサーバを構成するコンピュータに「物」情報
を記録するようにしても良い。この場合、形式的に情報
管理手段1が情報提供サーバ2ともなり、「アクセス情
報」には、例えば情報管理手段1が有する記憶装置中の
所定ディレクトリがURLとして指定される。
【0039】本実施形態の利用者用端末3は、例えば利
用者が「物」コードや情報参照要求等を入力するための
入力手段と、「物」情報を利用者に表示するための表示
手段とを備える。当該入力手段と表示手段とを備える利
用者用端末3として、例えば本実施形態では、インター
ネット4に接続してWWWサーバの有するウェブページ
を閲覧することができるWWWブラウザソフトウェアの
機能を備える既知のパーソナルコンピュータ、携帯情報
端末、携帯電話、インターネットテレビその他情報家電
等を利用することができる。
【0040】以上のように構成される本発明の情報アク
セスシステムでは、利用者は例えば次のように「物」情
報を入手できる。
【0041】例えば、利用者が、あるビデオテープレコ
ーダの修理等取次店の所在地の情報を必要としていると
する。当該利用者は、「物」情報ポータルサイトとして
機能する情報管理手段1のホームページのURLと当該
ビデオテープレコーダの「物」コードを、例えば当該ビ
デオテープレコーダの筐体に付された表示或いは当該ビ
デオテープレコーダに添付された説明書等から知得す
る。そして、利用者は利用者用端末3を用いてインター
ネット4に接続し、「物」情報ポータルサイトとして機
能する情報管理手段1のホームページにアクセスする
(図13参照、ステップ1)。
【0042】情報管理手段1は、利用者用端末3からの
アクセスを受け付けて、例えばホームページのトップペ
ージとしてコード入力用ページ6を利用者用端末3に送
信し、利用者用端末3側で表示するようにする(ステッ
プ2、図4参照)。
【0043】利用者は、利用者用端末3を用いて、コー
ド入力用ページ6の所定欄6aに、当該ビデオテープレ
コーダの「物」コードを入力する。そして、項目表示ボ
タン9をクリックする(図5参照)。これにより、利用
者用端末3から当該「物」コードが情報管理手段1に送
信される(ステップ3)。「物」コードを受信した情報
管理手段1では、当該「物」コードに対応する項目表示
ページ7をコードデータベース8から検索し、該当する
項目表示ページ7を利用者用端末3に送信し、利用者用
端末3側で表示するようにする(ステップ4、図6参
照)。
【0044】利用者は、表示された項目表示ページ7の
うち、取次店に関する情報は「サポート」にあると考
え、項目表示ページ7中の「サポート」をクリックす
る。すると、「サポート」に属する複数の「項目名称」
が展開表示され、その中に「取次店」が表示される(図
7参照)。利用者は、項目表示ページ7中の「取次店」
をクリックする。項目名称「取次店」には、「取次店」
について記述されたウェブページ10がハイパーリンク
されており、利用者用端末3は当該ウェブページ10を
有する情報提供サーバ2にアクセスして当該ウェブペー
ジ10の参照を要求する(ステップ5)。情報提供サー
バ2は、当該要求を受け付けて利用者用端末3に「取次
店」について記述されたウェブページ10を送信し、利
用者用端末3に表示するようにする(ステップ6)。こ
れにより、利用者用端末3に「取次店」について記述さ
れたウェブページ10が表示される(ステップ7、図8
参照)。利用者は、例えば、利用者用端末3上に表示さ
れる画面をスクロールさせて、最寄りの修理等取次店を
探すことができる。
【0045】また、例えば、利用者が、ある週刊誌の記
事のトップインタビューを音声サービスで聞きたいと考
えるとする。当該利用者は、「物」情報ポータルサイト
として機能する情報管理手段1のホームページのURL
と当該週刊誌の「物」コードを、例えば当該週刊誌の記
載の中から知得する。そして、利用者は利用者用端末3
を用いてインターネット4に接続し、「物」情報ポータ
ルサイトとして機能する情報管理手段1のホームページ
にアクセスする(図13に示すステップ1)。
【0046】情報管理手段1は、利用者用端末3からの
アクセスを受け付けて、例えばホームページのトップペ
ージとしてコード入力用ページ6を利用者用端末3に送
信し、利用者用端末3側で表示するようにする(ステッ
プ2、図4参照)。
【0047】利用者は、利用者用端末3を用いて、コー
ド入力用ページ6の所定欄6aに、当該週刊誌の「物」
コードを入力する。そして、項目表示ボタン9をクリッ
クする(図9参照)。これにより、利用者用端末3から
当該「物」コードが情報管理手段1に送信される(ステ
ップ3)。「物」コードを受信した情報管理手段1で
は、当該「物」コードに対応する項目表示ページ7をコ
ードデータベース8から検索し、該当する項目表示ペー
ジ7を利用者用端末3に送信し、利用者用端末3側で表
示するようにする(ステップ4、図10参照)。
【0048】利用者は、週刊誌の記事のトップインタビ
ューを音声サービスで聞きたいので、表示された項目表
示ページ7のうち「音声サービス」をクリックする。す
ると、「音声サービス」に属する複数の「項目名称」が
展開表示され、その中に「トップインタビュー」が表示
される(図11参照)。利用者は、項目表示ページ7中
の「トップインタビュー」をクリックする。項目名称
「トップインタビュー」には、「トップインタビュー」
の音声情報を記録した音声ファイルを有して構成される
ウェブページ11がハイパーリンクされており、利用者
用端末3は当該ウェブページ11を有する情報提供サー
バ2にアクセスして当該ウェブページ11の送信を要求
する(ステップ5)。情報提供サーバ2は、当該要求を
受け付けて利用者用端末3に「トップインタビュー」に
係るウェブページ11を送信し、利用者用端末3に表示
するようにする(ステップ6)。これにより、例えば
「トップインタビュー」についての説明の文字情報が記
述されたウェブページ11が利用者用端末3に表示され
るとともに、ウェブページ11に関連付けられた「トッ
プインタビュー」の音声情報を記録した音声ファイルが
利用者用端末3により再生される(ステップ7、図12
参照)。なお、この場合、利用者用端末3には、当該音
声ファイルを再生する機能が必要となる。
【0049】また、例えば、利用者が、ある薬の効能と
評判を知りたいと考えるとする。当該利用者は、「物」
情報ポータルサイトとして機能する情報管理手段1のホ
ームページのURLと当該薬の「物」コードを、例えば
当該薬の包装容器上の表示等から知得する。そして、利
用者は利用者用端末3を用いてインターネット4に接続
し、「物」情報ポータルサイトとして機能する情報管理
手段1のホームページにアクセスする(図13に示すス
テップ1)。
【0050】情報管理手段1は、利用者用端末3からの
アクセスを受け付けて、例えばホームページのトップペ
ージとしてコード入力用ページ6を利用者用端末3に送
信し、利用者用端末3側で表示するようにする(ステッ
プ2)。
【0051】利用者は、利用者用端末3を用いて、コー
ド入力用ページ6の所定欄6aに、当該薬の「物」コー
ドを入力する。そして、項目表示ボタン9をクリックす
る。これにより、利用者用端末3から当該「物」コード
が情報管理手段1に送信される(ステップ3)。「物」
コードを受信した情報管理手段1では、当該「物」コー
ドに対応する項目表示ページ7をコードデータベース8
から検索し、該当する項目表示ページ7を利用者用端末
3に送信し、利用者用端末3側で表示するようにする
(ステップ4)。
【0052】利用者は、表示された項目表示ページ7の
うち例えば「製品説明」をクリックする。すると、「製
品説明」に属する複数の「項目名称」が展開表示され、
その中に「効能」が表示される。利用者は、項目表示ペ
ージ7中の「効能」をクリックする。項目名称「効能」
には、当該薬の「効能」について記述されたウェブペー
ジがハイパーリンクされており、利用者用端末3は当該
ウェブページを有する情報提供サーバ2にアクセスして
当該ウェブページの送信を要求する(ステップ5)。情
報提供サーバ2は、当該要求を受け付けて利用者用端末
3に「効能」について記述されたウェブページを送信
し、利用者用端末3に表示するようにする(ステップ
6)。これにより、利用者用端末3に「効能」について
記述されたウェブページが表示され、利用者は当該薬の
効能を知ることができる(ステップ7)。
【0053】次いで、利用者は項目表示ページ7に戻
り、例えば項目表示ページ7中の「消費者の声」をクリ
ックする。例えば、項目名称「消費者の声」には、当該
薬に関して寄せられた消費者の意見が記述されたウェブ
ページがハイパーリンクされており、利用者用端末3は
当該ウェブページを有する情報提供サーバ2にアクセス
して当該ウェブページの送信を要求する(ステップ
5)。情報提供サーバ2は、当該要求を受け付けて利用
者用端末3に当該薬に関して寄せられた消費者の意見が
記述されたウェブページを送信し、利用者用端末3に表
示するようにする(ステップ6)。利用者用端末3に当
該ウェブページが表示され、利用者は当該薬についての
世間の評判を知ることができる(ステップ7)。
【0054】以上のように、本発明の情報アクセスシス
テムによれば、実体のある「物」と、インターネット4
上に散在する「物」情報とが、「物」コードを介として
結び付けられる。人々の生活は「物」と深く関わり合
い、興味ある情報や欲しい情報は、多くの場合「物」に
関連付けられる。本発明によれば、利用者は、インター
ネット4上に散在する膨大な情報の中から検索用キーワ
ードを思案して所望の「物」情報を絞り込んでいくとい
う作業を行う必要はない。利用者は、利用者用端末3を
用いて情報管理手段1にアクセスし、「物」コードを入
力すれば良い。そうすれば、情報管理手段1が分類整理
された「物」情報の項目一覧である項目表示ページ7を
提示してくれる。「物」コード毎に用意される項目表示
ページ7は、一の「物」を基準として、当該「物」に関
連する「物」情報を分類整理した項目の形として表示す
るものである。この項目表示ページ7は、多種の「物」
に係る情報が混在して構成される通常のホームページの
構成とは大きく異なる。利用者は、多種の「物」に係る
情報が複雑に入り混じったホームページ上で所望の
「物」情報を探し回る必要はない。提示される項目表示
ページ7の中から、所望の「物」情報に係る項目を選択
すれば良い。これにより、利用者は速やかに所望の
「物」情報にアクセスできる。従来、大量のウェブペー
ジを開き読み必要な情報を注意深く探す必要があった利
用者の労力は大幅に軽減され、必要な情報へのアクセス
効率は飛躍的に向上される。
【0055】また、情報提供者側にとっても、自身の有
する「物」情報をより多くの利用者に知らしめたい場合
は、当該「物」情報のアクセス情報(例えば本実施形態
ではURL)を、情報管理手段1において適当な「物」
項目情報とともに「物」コードに関連付けてコードデー
タベース8に記録してもらえば良く、簡単であり効率的
である。後発的に情報提供者が現れた場合も同様にして
簡単に、これらの者が有する「物」情報を「物」コード
に関連付けることができる。
【0056】このような「物」コードに関連付けられる
「物」情報には、「物」のメーカや販売会社からの情報
だけでなく、例えば消費者(個人)や公官庁等からの情
報も含まれ、偏らず幅広い情報となる。様々な視点に立
つ「物」情報や最新の「物」情報が「物」コードに結び
つくことで、利用者は一層「物」コードを頼りに「物」
情報を入手しようとする。これに対し、更なる多くの情
報提供者が、より多くの利用者に自身の「物」情報を提
供するべく「物」コードに「物」情報を関連付けようと
する。これにより、本発明の情報アクセスシステムの利
用価値は相乗的に高まっていく。
【0057】また、情報管理手段1の管理者は、有害な
「物」情報を排除したり、一部の「物」情報には認証用
パスワードを設けたり、項目表示ページ7の構成におい
て「物」のリコール情報や緊急情報を優先的に掲載する
等、情報表示を制御することもできる。全ての人に平等
に「物」情報を提供し、「物」情報ポータルサイトとし
て機能する情報管理手段1を運営する者としては、私企
業よりも、例えば中立的で独立した組織のほうがその情
報の公平性において好ましい。
【0058】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
【0059】例えば、「物」コードの構成は、上述の実
施形態のような英数字のみならず、記号、数値、文字
等、特に限定されるものではない。また例えば、CCD
カメラや光学式マーク読取装置等の入力装置を備えた利
用者用端末3を対象として、「物」コードをマークや図
柄或いはバーコードその他の機械読み取り文字等として
も良い。また、「物」コードとしては、「物」を特定す
る識別機能を有すれば既存のコードを利用しても良い。
例えば、製品のモデル番号、書籍のISBNコード、雑
誌の雑誌コード、新聞の号数等である。また、例えば名
前の通った商品名または商標であって「物」を特定する
識別機能を有するものを「物」コードとしても良い。
【0060】また、例えば、項目表示ページ7に「ご意
見欄」の項目を設けて、「物」情報として個人の意見や
感想を自由に書き込めるようにしても良い。この場合、
例えば、BBS(電子掲示板システム)を利用するよう
にしても良い。
【0061】また、上述の実施形態では、項目表示ペー
ジ7を受信した利用者用端末3が当該項目表示ページ7
にリンクされた情報提供元2に直接アクセスする形態で
あったが、必ずしもこれに限定されず、利用者用端末3
が「物」情報を入手するに際して、情報管理手段1が情
報提供元2と利用者用端末3とを仲介する形態であって
も良い。
【0062】また、上述の実施形態では、コードにより
「物」を特定する例について説明したが、必ずしもこれ
に限定されず、例えば、独立して商取引の対象となり得
るサービスをコードにより特定するようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の情報アクセスシステム及び請求項2記載の情報
アクセス方法によれば、利用者は、利用者用端末を用い
て情報管理手段にアクセスしてコードを入力し、情報管
理手段により表示された項目の中から所望のものを選択
することで、迅速に必要とする情報にアクセスすること
ができる。したがって、利用者は、情報ネットワーク上
に散在する膨大な情報の中から検索用キーワードを思案
して所望の情報を絞り込んでいくという作業を行う必要
はなく、また、多種の物品やサービスに係る情報が入り
混じって構成されるホームページ上で所望の情報を探し
回る必要はない。従来、大量のウェブページを開き読み
必要な情報を注意深く探す必要があった利用者の労力は
大幅に軽減され、必要な情報へのアクセス効率は飛躍的
に向上される。
【0064】また、情報提供者側にとっても、自身の有
する情報をより多くの利用者に知らしめたい場合は、当
該情報のアクセス情報を、情報管理手段において適当な
項目情報とともにコードに関連付けてもらえば良く、簡
単であり効率的である。
【0065】また、コードに関連付けられる情報には、
メーカや販売会社からの情報だけでなく、例えば消費者
(個人)や公官庁等からの情報も含まれ、偏らず幅広い
情報となる。
【0066】また、情報管理手段の管理者は、有害な情
報を排除したり、一部の情報には認証用パスワードを設
けたり、物品のリコール情報や緊急情報を優先的に掲載
する等、情報表示を制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報アクセスシステムの実施の一形態
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の情報アクセスシステムの情報管理手段
において管理される情報の内容の一例を示す概略図であ
る。
【図3】関連情報を分類整理するための項目情報に基き
分類整理された項目の一例を示す概略図である。
【図4】情報管理手段が利用者用端末に表示するコード
入力用のユーザインターフェースの一例を示す概略図で
ある。
【図5】情報管理手段が利用者用端末に表示するコード
入力用のユーザインターフェースの一例を示す概略図で
ある。
【図6】情報管理手段が利用者用端末に表示する分類整
理された項目の一例を示す概略図である。
【図7】情報管理手段が利用者用端末に表示する分類整
理された項目の一例を示す概略図である。
【図8】情報提供元が有する関連情報の一例を示す概略
図である。
【図9】情報管理手段が利用者用端末に表示するコード
入力用のユーザインターフェースの一例を示す概略図で
ある。
【図10】情報管理手段が利用者用端末に表示する分類
整理された項目の他の例を示す概略図である。
【図11】情報管理手段が利用者用端末に表示する分類
整理された項目の他の例を示す概略図である。
【図12】情報提供元が有する関連情報の他の例を示す
概略図である。
【図13】本発明の情報アクセスシステムにおいて、利
用者用端末と情報管理手段と情報提供元との間での処理
シークエンスの一例を示す概略図である。
【図14】従来の情報アクセス方法において、利用者が
情報検索サイトから情報を入手する場合の処理シークエ
ンスの一例の前半を示す概略図である。
【図15】従来の情報アクセス方法において、利用者が
情報検索サイトから情報を入手する場合の処理シークエ
ンスの一例の後半を示す概略図である。
【図16】従来の情報アクセス方法において、利用者が
メーカのホームページから情報を入手する場合の処理の
一例を示すフローチャートである。
【図17】従来のホームページの構成の一例を示す概略
構成図であり、一部を抜粋したものである。
【図18】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【図19】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【図20】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【図21】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【図22】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【図23】従来の情報アクセス方法において、利用者に
提示されるウェブページの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 情報管理手段 2 情報提供元 3 利用者用端末 4 インターネット(情報ネットワーク)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品またはサービスを特定し物品または
    サービスに関連付けて表示されるコードと、利用者が前
    記コード及び情報参照要求を入力するための入力手段と
    前記コードに対応する物品またはサービスの関連情報を
    利用者に表示するための表示手段とを備える利用者用端
    末と、前記コードに対応する物品またはサービスの関連
    情報を有する情報提供元と、前記コードと前記関連情報
    へのアクセス情報と前記関連情報を分類整理するための
    項目情報とを関連付けて管理する情報管理手段と、前記
    利用者用端末と前記情報提供元と前記情報管理手段とが
    接続される情報ネットワークとを含んで構成され、前記
    情報管理手段は、前記情報ネットワークを介して、前記
    利用者用端末にて入力される前記コードを受け付けて前
    記コードに対応した前記項目情報に基き分類整理された
    項目を前記利用者用端末に表示して、前記利用者用端末
    にて入力される前記項目に係る情報参照要求を受け付け
    て該当する関連情報を利用者用端末に提供するようにし
    たことを特徴とする情報アクセスシステム。
  2. 【請求項2】 物品またはサービスを特定し物品または
    サービスに関連付けて表示されるコードと、利用者が前
    記コード及び情報参照要求を入力するための入力手段と
    前記コードに対応する物品またはサービスの関連情報を
    利用者に表示するための表示手段とを備える利用者用端
    末と、前記コードに対応する物品またはサービスの関連
    情報を有する情報提供元と、前記コードと前記関連情報
    へのアクセス情報と前記関連情報を分類整理するための
    項目情報とを関連付けて管理する情報管理手段と、前記
    利用者用端末と前記情報提供元と前記情報管理手段とが
    接続される情報ネットワークとを用いて、前記情報管理
    手段により、前記情報ネットワークを介して、前記利用
    者用端末にて入力される前記コードを受け付けて前記コ
    ードに対応した前記項目情報に基き分類整理された項目
    を前記利用者用端末に表示するようにし、前記利用者用
    端末にて入力される前記項目に係る情報参照要求を受け
    付けて該当する関連情報を利用者用端末に提供するよう
    にしたことを特徴とする情報アクセス方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174241A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Jvc Kenwood Corp 閲覧情報編集装置および閲覧情報編集方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174241A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Jvc Kenwood Corp 閲覧情報編集装置および閲覧情報編集方法

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