JP2002297780A - 医療施設提携支援システム - Google Patents

医療施設提携支援システム

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JP2002297780A
JP2002297780A JP2001103214A JP2001103214A JP2002297780A JP 2002297780 A JP2002297780 A JP 2002297780A JP 2001103214 A JP2001103214 A JP 2001103214A JP 2001103214 A JP2001103214 A JP 2001103214A JP 2002297780 A JP2002297780 A JP 2002297780A
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Takayuki Okada
貴行 岡田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】医療施設間で、患者の臨床データや診察結果な
どの患者データを効率的に利用し、且つ管理することが
できる医療施設提携支援システムを提供する。 【解決手段】第一の医療施設により作成され、管理サー
バに格納される特定の患者に関する第一の患者データ
は、第二の医療施設により読み出し可能であり、第二の
医療施設により作成され、管理サーバに格納される前記
特定の患者に関する第二の患者データは、第一の医療施
設により読み出し可能であることを特徴とする医療施設
提携システムが提供される。本構成により、通信ネット
ワークを介して、複数の医療施設、特に、患者管理セン
タと病院の両方がアクセス可能な管理サーバが設けら
れ、互いの情報を共有することで、患者管理センタと病
院間の情報の交換が容易となり、病院と患者管理センタ
の連携がスムーズになるので、患者の診察を効率的且つ
より適切に行うことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者が通院する病
院や、患者の状態の測定データ(臨床データ)を管理す
る患者管理センタなどの医療施設間で、当該患者の症状
を管理するための医療施設提携支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】喘息、糖尿病などの慢性病の患者の長期
管理に役立てるために、自宅などで患者自身が所定の検
査装置を利用して測定した臨床データを、通信ネットワ
ークを介して受信する患者管理センタが存在する。患者
管理センタは、遠隔の患者から送信された臨床データを
受信すると、当該臨床データを収集、解析を行い、さら
に、臨床データに基づいて、患者に対する治療指導など
を行う。
【0003】患者管理センタには、看護婦が常駐し、患
者が定期的に外来通院する間の患者の日常管理を病院か
ら委託される。看護婦は、患者宅を訪問したり、電話な
どで患者と接触し、体調の変化の有無、服薬状況などを
確認し、それを対話記録として病院の主治医に随時報告
する。
【0004】患者管理センタは、患者に対する適切な管
理を行うために、患者の定期的な外来通院における医師
による診察内容や、服薬における処方指示(処方に変化
があったかないかを含む)などの診察結果を取得する必
要がある。この診察結果は、患者に問い合わせることも
できるが、概して、患者は診察結果の詳細を知らず、ま
た、曖昧で不明確であることが多い。従って、結局、患
者管理センタの看護婦は、病院を訪問し、医師と面会す
ることで、診察結果を取得している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、患者管理
センタは、必要な情報を病院から入手するためには、病
院を訪問しなければならず、時間と労力がかかり、効率
が悪かった。また、病院と患者管理センタとの間の意志
疎通も十分ではなく、交換される情報も十分ではなかっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、医療施設である
患者管理センタと病院などの医療施設間で、患者の臨床
データや診察結果などの患者データを効率的に利用し、
且つ管理することができる医療施設提携支援システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の医療施設提携支援システムは、少なくとも第
一の医療施設と第二の医療施設との間で特定の患者を管
理するための医療施設提携支援システムにおいて、通信
ネットワークを介して、前記第一の医療施設及び前記第
二の医療施設と接続する管理サーバを備え、前記第一の
医療施設により作成され、前記管理サーバに格納される
前記特定の患者に関する第一の患者データは、前記第二
の医療施設により読み出し可能であり、前記第二の医療
施設により作成され、前記管理サーバに格納される前記
特定の患者に関する第二の患者データは、前記第一の医
療施設により読み出し可能であることを特徴とする。
【0008】好ましくは、管理サーバは、通信ネットワ
ークを介して、所定の検査装置を利用して測定された前
記特定の患者の臨床データを受信し、それを格納する。
【0009】例えば、第一の医療施設は、臨床データに
基づいて前記特定の患者に対する治療指導を行う患者管
理センタであり、第一の患者データは、前記特定の患者
との対話記録を含む。また、第二の医療施設は、特定の
患者が通院する病院であり、第二の患者データは、特定
の患者に対する診察結果を含む。
【0010】本構成により、通信ネットワークを介し
て、複数の医療施設、特に、患者管理センタと病院の両
方がアクセス可能な管理サーバが設けられ、互いの情報
を共有することで、患者管理センタと病院間の情報の交
換が容易となり、病院と患者管理センタの連携がスムー
ズになるので、患者の診察を効率的且つより適切に行う
ことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明の実施の形態における医療
施設提携支援システムの構成例を示す図である。実施の
形態例として、喘息患者1の臨床データを得るために呼
気・吸気を測定するピークフローメータ10は、通信ネ
ットワーク3、より具体的には、電話回線網またはイン
ターネットを通して、管理サーバ2と接続される。
【0013】ピークフローメータ10は、ピークフロー
値(PEF)と1秒量(FEV1)を測定することがで
きる呼吸機能検査装置である。FEV1は、ゼロ秒から
1秒までの累積呼気量を意味し、例えば、図2に示され
る呼気量の時間的累積値のグラフにおいて、ゼロ秒から
1秒までの累積呼気量として定義することができる。ま
た、PEFは、図2の横軸を呼気流速に置き換えた図3
における最大呼気流速(図3のX点)として定めること
ができる。また、後に示す日内変動率は、同位置内にお
ける複数のPEFについての最大値をPEFmax、最小
値PEFminとした場合に、日内変動率=2(PEFmax
−PEFmin)/(PEFmax+PEFmin)として定義する
ことができる。
【0014】図1に戻って、管理サーバ2には、患者管
理センタ4の端末、病院の端末5も通信ネットワーク3
を介して接続する。患者管理センタ4は、病院との提携
により、例えば喘息のような慢性病を持つ患者の日常の
健康管理を指導するためのセンタであって、看護婦によ
る訪問や電話連絡などで患者と対話して、患者の体調管
理を行い、随時、患者の通院先の病院に、その対話記録
を報告する。これにより、外来通院時以外における患者
の健康状態をきめ細かく管理することができる。特に、
症状が安定している慢性病患者は、外来通院間隔が比較
的長い(例えば1ヶ月程度)ので、その間の患者の健康
状態を管理する患者管理センタの役割は重要である。
【0015】ここで、上記呼吸機能検査装置10は、そ
の基本原理が特表平10−500598号公報に記載さ
れる米国のエナクト・プロダクト社により提供される商
品を一例として使用可能である。呼吸機能検査装置10
は、電話回線に接続する通信機能を備え、管理サーバ2
側の登録した電話番号に自動接続可能である。あるい
は、インターネット3を通して、管理サーバ2側のUR
L(Uniform Resource Locator)に自動接続する機能を備
えるように構成することも可能である。
【0016】患者1による操作により、呼吸機能検査装
置10から測定データとして、測定時刻のタイムスタン
プデータとともに、呼気・吸気の臨床データが出力され
る。そして、通信ネットワーク3を介して、上記の測定
データは、患者を識別するための識別情報(患者ID)
とともに、管理サーバ2に送られ、管理サーバ2のデー
タベース(DB)に患者ごとに分類されて格納される。
【0017】管理サーバ(データベース)2は、測定デ
ータを含む患者に関する各種データ(患者データ)を格
納し、患者管理センタ4、病院5それぞれに配置されて
いる所定のアクセス権を有する端末は、各患者の患者デ
ータの読み出し、及び書き込みを行うことができる。
【0018】図4は、管理サーバ2のデータベースの例
を示す図である。データベースには、患者(患者ID)
ごとに、患者データを格納される。患者データは、例え
ば、患者基本情報、測定データ、治療コントロール計
画、病院における医師診察結果、患者管理センタによる
患者コンタクト記録(対話記録)などを含む。
【0019】患者基本情報は、患者の氏名、年齢、性
別、住所、電話番号、患者自身の病歴、家族の病歴など
の情報を含む。
【0020】測定データは、上述のように、呼吸機能検
査装置10により測定される臨床データであって、測定
日時に対応した測定値(PEF、FEV1)が記録され
る。
【0021】治療コントロール計画は、後述するよう
に、ピークフロー値(PEF)に応じた薬剤の使用方法
を定めたものであり、医師の診察・処方に従って、患者
管理センタにより作成される。
【0022】医師診察結果は、定期的に外来で訪れた患
者の医師による診察内容であり、診察により把握した患
者の症状や、薬の処方、患者管理センタへの指示事項、
次回外来日などを含む。
【0023】患者コンタクト記録は、患者管理センタの
看護婦が、訪問または電話などにより、患者と話し、症
状などの確認をしたときの対話記録であり、患者と接触
した看護婦により入力される。
【0024】図5は、管理サーバ2と患者管理センタ端
末40又は病院端末50(以下、総称として、単に端末
と称する場合がある)との間の処理フローチャートであ
る。管理サーバ2は、インターネット上に所定の患者管
理サイトを設け、以下に説明するように、各端末は、通
信ネットワークを介して管理サーバ2と接続することに
より、各種患者データの読み出し及び/又は書き込みを
可能とする。各端末は、それぞれにインストールされて
いるブラウザプログラムなどを起動することにより、管
理サーバ2の提供する患者管理サイトにアクセスする
(S10)。
【0025】図6は、患者管理サイトのトップ画面の例
である。患者管理センタの看護婦及び病院の医師は、図
6の画面に従って、各端末からあらかじめ管理サーバ2
に登録されるユーザIDとパスワードを入力し(S1
1)、まず、図7に示す患者選択画面を表示させる。図
7の画面に従って、患者の識別情報を入力すると(S1
2)、次に、図8に示すメニュー画面が表示される。本
実施の形態では、メニューとして、例えば、データベー
スの項目に対応させて、「患者基本情報」、「測定デー
タ」、「治療コントロール計画」、「医師診察結果」、
「患者コンタクト記録」が設けられる。
【0026】所望のメニューを選択すると(S13)、
選択された患者における選択されたメニューに対応する
患者データ画面が端末に表示される(S14)。さら
に、後述するように、必要であれば、各端末において、
各種患者データが作成され(S15)、管理サーバに送
信され、格納される(S16)。
【0027】図9は、「測定データ」画面の例である。
図9(A)には、最新の測定データ30日分のPEF
(最大呼気流量)の経時変化グラフが例示される。さら
に、古い測定データを見たい場合は、所定の操作によ
り、測定期間を指定して、対応するPEFグラフを表示
させることができる。図9(A)のグラフにおいて、医
師により認定された当該患者の自己最高値(図において
は、500L/M)に対し、測定されたPEFの割合が
80%までは、グリーン領域I、それ以下であれば、図
示されるように、イエロー領域II及びレッド領域IIIに
あると判断される。そして、イエロー領域II及びレッド
領域IIIにある場合は、呼気能力が下がった状態である
ので、決められた医療処置が必要である。かかる場合
は、患者管理センタ4及び/又は病院5から警告を患者
1に通知する必要があると判断される。
【0028】図9(B)は、FEV1の経時変化例を示
す。例えば、午前と午後のFEV1が測定され、息の出
し方が一定の傾向でないと問題がある。従って、FEV
1の下がり方、上がり方の差が所定値を超えるときに異
常と判断される。さらに、図9(C)は、日内変動率の
経時変化例を示す。例えば、20%の日内変動率を基準
にこれを超える場合は異常と判断される。もちろん、F
EV1や日内変動率についても、PEF同様に、異なる
測定期間について表示させることができる。
【0029】図10は、「治療コントロール計画」画面
の例である。治療コントロール計画は、ピークフロー値
(PEF)を患者の症状(健康状態)を示す表示として
用い、健康状態を区分化し、それに応じた薬の使用方法
を含む対処方法を表示したものである。治療コントロー
ル計画では、上記図9(a)で示したPEFグラフにお
けるグリーン領域I、イエロー領域II、レッド領域IIIに
応じた各ピークフロー値及び薬の種類及び投与量がわか
りやすく示されている。
【0030】患者は、この治療コントロール計画を看護
婦より受け取り、これを参照しながら、日常の健康管理
を行う。また、看護婦も、治療コントロール計画に基づ
いて、患者の健康管理に対する指導を行う。
【0031】この治療コントロール計画は、医師により
作成され、医師は、処方が変わった場合は、新規に治療
コントロール計画を作成し直す。看護婦は、患者管理セ
ンタ端末40を操作して、治療コントロール計画を閲
覧、印刷出力して、郵送又は手渡しにより患者に渡す。
【0032】この治療コントロール計画は、医師により
作成されるものなので、病院端末(より具体的には、入
力されたユーザID及びパスワードが病院に所属する医
師のものである端末)50によって、メニュー「治療コ
ントロール計画」が選択された場合は、管理サーバ2
は、「治療コントロール計画」画面を、書き込み(すな
わち、新規作成若しくは修正)可能に表示する。一方、
病院端末(より具体的には、入力されたユーザID及び
パスワードが患者管理センタに所属する看護婦のもので
ある端末)40によって、メニュー「治療コントロール
計画」が選択された場合は、管理サーバ2は、「治療コ
ントロール計画」画面を、読み出し専用に表示する。但
し、治療(喘息)コントロール計画における担当ナース
(看護婦名)入力欄については、当該患者を担当する看
護婦が入力可能に設定されてもよい。
【0033】図11は、「医師診察結果」画面の例であ
る。図11の画面では、定期的に外来で訪れた患者の診
察内容(症状、薬の処方、次回外来日など)が表示さ
れ、診察を行った医師により作成される。この画面は、
病院端末50によりアクセスした場合は、書き込み可能
であって、所定の操作により、診察を行ったたびに、新
規な「医師診察結果」を作成することができる。一方、
患者管理センタ端末40によりアクセスした場合は、読
み出し専用画面となる。患者管理センタの看護婦は、こ
の「医師診察結果」画面を閲覧し、所定の患者につい
て、新しい「医師診察結果」から、患者管理センタの看
護婦に対する指示事項の有無、薬の処方内容の変更の有
無など診察内容を確認する。また、看護婦は、処方内容
が変更されている場合は、治療コントロール計画の変更
も確認する。
【0034】図12は、「患者コンタクト記録」画面の
例である。図12の画面は、患者管理センタの看護婦に
より作成され、患者管理センタの看護婦が、訪問または
電話などにより、患者と対話した内容(症状、患者から
の質問などを含む対話記録)が表示される。この画面
は、「治療コントロール計画」画面と同様に、患者管理
センタ端末40によりアクセスした場合は、書き込み可
能であって、所定の操作により、患者とコンタクトした
たびに、新規な「患者コンタクト記録」を作成すること
ができる。一方、病院端末50によりアクセスした場合
は、読み出し専用画面となる。
【0035】このように、通信ネットワークを介して、
患者管理センタ4の端末40と病院5の端末50の両方
がアクセス可能な管理サーバ2を設け、互いの情報を共
有することで、情報の交換が容易となり、病院と患者管
理センタの連携がスムーズになる。具体的には、医師の
診察結果を管理サーバ2に登録することで、患者管理セ
ンタの看護婦は、病院を訪問することなく、随時、患者
の診察結果や治療コントロール計画を入手することがで
きるようになり、患者とのコンタクトに基づいて患者の
健康管理をより効率的且つ適切に行うことができるよう
になる。また、病院の医師も、随時、患者管理センタか
らの報告である患者コンタクト記録を見ることができる
ので、患者の診察を効率的且つより適切に行うことがで
きるようになる。
【0036】また、患者自身も、患者1の端末から管理
サーバ2にアクセスし、所定の認証(ユーザIDとパス
ワード)を受けることで、自己の治療に関する情報を閲
覧することが可能である。但し、患者自身が閲覧する場
合は、上述の全てのメニューに対応する情報は、全て読
み出し専用であり、さらに、アクセス範囲に制限が課せ
られてもよい。
【0037】さらに、患者が、定期的に通院する病院の
主治医以外に、かかりつけ医(例えば、患者宅の近所の
診療所)がいる場合、そのかかりつけ医の端末も管理サ
ーバ2にアクセス可能であってもよい。これにより、か
かりつけ医も、患者に関する上記各種情報を入手するこ
とができ、患者に対する適切な診察に寄与する。もちろ
ん、かかりつけ医は、患者を診察した場合、その診察結
果を作成し、管理サーバ2に格納することで、患者管理
センタ、病院、診療所間における患者データの共有化が
図られる。
【0038】また、管理サーバ2は、一つの医療施設に
よって、患者データが作成・更新されると、他の医療施
設にその旨を通知するようにしてもよい。これにより、
他の医療施設は、新しい患者データを素早く入手するこ
とができる。例えば、所定の患者に対する医師診察結果
が更新され、それにおいて、薬の処方に変更があった場
合、患者管理センタは、迅速に治療コントロール計画を
作成し直すことができる。通知には、作成・更新された
患者データの種類、患者の識別情報が付されることが好
ましい。
【0039】上記実施の形態は、喘息患者に限られず、
複数の医療施設に係わっている患者に対する管理に適用
可能である。
【0040】(付記1)少なくとも第一の医療施設と第
二の医療施設との間で特定の患者を管理するための医療
施設提携支援システムにおいて、通信ネットワークを介
して、前記第一の医療施設及び前記第二の医療施設と接
続する管理サーバを備え、前記第一の医療施設により作
成され、前記管理サーバに格納される前記特定の患者に
関する第一の患者データは、前記第二の医療施設により
読み出し可能であり、前記第二の医療施設により作成さ
れ、前記管理サーバに格納される前記特定の患者に関す
る第二の患者データは、前記第一の医療施設により読み
出し可能であることを特徴とする医療施設提携支援シス
テム。
【0041】(付記2)付記1において、前記管理サー
バは、通信ネットワークを介して、所定の検査装置を利
用して測定された前記特定の患者の臨床データを受信
し、さらに格納し、前記第一の医療施設は、当該臨床デ
ータに基づいて前記特定の患者に対する治療指導を行う
患者管理センタであり、前記第一の患者データは、前記
特定の患者との対話記録を含み、さらに、前記第二の医
療施設は、前記特定の患者が通院する病院であり、前記
第二の患者データは、前記特定の患者に対する診察結果
を含むことを特徴とする医療施設提携支援システム。
【0042】(付記3)付記2において、さらに、前記
第一の患者データは、区分化された前記特定の患者の症
状と、それに応じた薬の服用方法を含む対処方法とを有
する治療コントロール計画を含み、前記第一の医療施設
は、前記第二の医療施設により作成される前記第二の患
者データに基づいて、前記治療コントロール計画を作成
されることを特徴とする医療施設提携支援システム。
【0043】(付記4)付記1乃至3のいずれかにおい
て、さらに、前記特定の患者が通院する診療所である第
三の医療施設が、通信ネットワークを介して前記管理サ
ーバと接続し、前記第三の医療施設は、前記第一の患者
データ及び前記第二の患者データを読み出し可能であっ
て、さらに、前記特定の患者に関する第三の患者データ
を作成し、前記管理サーバに格納し、前記第一の医療施
設及び前記第二の医療施設は、前記第三の患者データを
読み出し可能であることを特徴とする医療施設提携支援
システム。
【0044】(付記5)付記1乃至4のいずれかにおい
て、前記特定の患者の利用する端末が、通信ネットワー
クを介して前記管理サーバと接続し、前記管理サーバに
格納される患者データの少なくとも一部を読み出し可能
であることを特徴とする医療施設提携支援システム。
【0045】(付記6)付記1乃至5のいずれかにおい
て、前記特定の患者は、慢性疾患を有する患者であるこ
とを特徴とする医療施設提携支援システム。
【0046】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0047】
【発明の効果】以上、本発明によれば、通信ネットワー
クを介して、複数の医療施設、特に、患者管理センタと
病院の両方がアクセス可能な管理サーバを設け、互いの
情報を共有することで、患者管理センタと病院間の情報
の交換が容易となり、病院と患者管理センタの連携がス
ムーズになるので、患者の診察を効率的且つより適切に
行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における患者管理システム
の構成例を示す図である。
【図2】呼気量の時間的累積値を示すグラフである。
【図3】最大呼気流速を定めるためのグラフである。
【図4】管理サーバ2のデータベースの例を示す図であ
る。
【図5】管理サーバ2と患者管理センタ端末40又は病
院端末50との間の処理フローチャートである。
【図6】患者管理サイトのトップ画面の例である。
【図7】患者選択画面の例である。
【図8】メニュー画面の例である。
【図9】「測定データ」画面の例である。
【図10】「治療コントロール計画」画面の例である。
【図11】「医師診察結果」画面の例である。
【図12】「患者コンタクト記録」画面の例である。
【符号の説明】
1 患者 2 管理サーバ 3 通信ネットワーク 4 患者管理センタ 5 病院

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第一の医療施設と第二の医療施
    設との間で特定の患者を管理するための医療施設提携支
    援システムにおいて、 通信ネットワークを介して、前記第一の医療施設及び前
    記第二の医療施設と接続する管理サーバを備え、 前記第一の医療施設により作成され、前記管理サーバに
    格納される前記特定の患者に関する第一の患者データ
    は、前記第二の医療施設により読み出し可能であり、 前記第二の医療施設により作成され、前記管理サーバに
    格納される前記特定の患者に関する第二の患者データ
    は、前記第一の医療施設により読み出し可能であること
    を特徴とする医療施設提携支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記管理サーバは、通信ネットワークを介して、所定の
    検査装置を利用して測定された前記特定の患者の臨床デ
    ータを受信し、さらに格納し、 前記第一の医療施設は、当該臨床データに基づいて前記
    特定の患者に対する治療指導を行う患者管理センタであ
    り、前記第一の患者データは、前記特定の患者との対話
    記録を含み、 さらに、前記第二の医療施設は、前記特定の患者が通院
    する病院であり、前記第二の患者データは、前記特定の
    患者に対する診察結果を含むことを特徴とする医療施設
    提携支援システム。
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