JP2002294660A - コンクリートブロック - Google Patents
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
隙に動植物等が棲息し易い環境を創造することができる
と共に、施工作業を簡素化して施工コストを低減するこ
とができ、設置時および積み重ね時の安定性を向上する
ことができるコンクリートブロックを提供すること。 【解決手段】 ブロックは、八角柱状の胴部と、その胴
部より太くて短い八角柱状であって胴部の軸方向両端に
同心状に連設され、その胴部の断面形状と相似で且つ対
応する対角線が一致する断面形状を有するフランジ部
と、そのフランジ部に貫通形成されるボルト挿通孔とを
備えている。ブロックを積み重ねる場合、ボルト挿通孔
に通される連結ボルトにより隣接するブロックが連結さ
れ、各ブロック間に相互に連通した空隙が設けられる。
この空隙を生物の棲息場所として活用できる。また、上
下段のブロックは相互に噛み合って積み重ねられるの
で、各ブロック間での滑りが防止でき、基礎工を別途に
施工する必要がない。
Description
用、魚巣若しくは魚礁用、消波根固め用、覆土用または
河川流量調整用等の各種用途に適用することができるコ
ンクリートブロックに関するものである。
岸辺(河岸、海岸または湖岸等)の護岸工法、又は、水
域の岸辺や陸地に存在する法面の保護工法は、岸辺や法
面をコンクリートで埋め固めることにより、河川の流水
や雨水等による岸辺や法面の崩壊を防ぐものであった。
しかし、コンクリートで岸辺や法面を埋め固める工法
は、コンクリートにより岸辺や法面の地表が覆い隠され
るため、岸辺や法面の崩壊防止を図ることはできるが、
水域や法面周辺の自然環境が破壊される恐れがあった。
このため、近年の護岸や法面保護の工法においては、岸
辺や法面の崩壊防止を図りつつ、自然環境保護の観点か
ら動植物等が生息しやすい環境を創造することが要求さ
れている。
る場合、コンクリート製の擁壁等の消波堤防が岸辺の沖
合に設けられ、この消波堤防により、水域の岸辺に到達
する波が打ち消されたり、波の勢いが減勢される。とこ
ろが、かかる消波堤防を設ける工法では、岸辺に打ち寄
せる波を消波することはできるが、コンクリート製の擁
壁を水域内に設ける必要があるため、その周辺の水底に
おける自然環境が破壊される恐れがある。このため、近
年の消波工法においては、消波の効果を維持しつつ、自
然環境保護の観点から、水棲動植物が生息し易い環境を
創造することが要求されている。
若しくは魚礁用、消波根固め用、覆土用または河川流量
調整用などの各種の用途に応じたコンクリートブロック
を製造し、そのブロックを岸辺や法面に多数積み重ねて
護岸や法面保護を施す工法が採用される場合がある。
したコンクリートブロックは、例えば、護岸用、植生
用、魚巣魚礁用、消波根固め用、覆土用または河川流量
調整用などの各種の用途に応じて個別に製造されてお
り、所定の用途に用いられるコンクリートブロックを他
の用途に転用しづらく、多様性に欠けているという問題
点があった。また、既製のコンクリートブロックを積み
上げて護岸や法面保護をする場合、各コンクリートブロ
ック間に隙間が生じると、そこから崩落が進行する恐れ
があると共に、積み重ね方法も限定されてしまうという
問題点があった。
ロックは、多数のコンクリートブロックを積み重ねるこ
とで、各コンクリートブロック間に隙間を設け、かかる
隙間を魚などの水棲生物の生息場所として利用する場合
がある。しかし、これらのコンクリートブロックは、そ
の間に隙間を設けるためにランダムに積み重ねられるの
で、その周辺の景観が損ねられると共に、積み重ねられ
たコンクリートブロックが崩れ易くなるという恐れがあ
った。
に際しては、まず基礎に成る部分が必要であり、基礎工
により地盤を安定させる必要がある。このような基礎工
にもかなりの時間と労力を必要とするため、コンクリー
トブロックの施工コストが増大してしまうという問題点
があった。
45532公報に掲載されたコンクリートブロックを提
案している。しかしながら、このコンクリートブロック
は、胴部および凸部(フランジ)がそれぞれ円柱状に形
成されているため、単体のコンクリートブロックが転が
り易くなっている。このため、コンクリートブロックを
傾斜した設置場所に設置する場合、設置場所の傾斜が大
きいとコンクリートブロックが転がり動く恐れがあり、
施工作業の作業が繁雑になってしまうという問題点があ
った。
ブロックによれば、下段のブロック(以下、この欄で
「下段ブロック」と称す。)に上段のブロック(以下、
この欄で「上段ブロック」と称す。)を積み重ねる場
合、まず、2つの下段ブロックが隣接して設置された
後、その2つの下段ブロックが連結ボルト及び締結ナッ
トにより連結されて、2つの下段ブロックの間に1つの
上段ブロックが載せられる。ここで、上段ブロックの凸
部は、一方の下段ブロックの胴部と他方の下段ブロック
の胴部との間に設けられる凹みに嵌合され、上段のブロ
ックの胴部は、2つの下段ブロックの凸部間に嵌合され
る。
下段ブロックの上に留められているが、上段ブロックと
2つの下段ブロックとは互いの円周面同士で接触してお
り、両者の接触面積は極めて小さい。このため、上段ブ
ロックに外力が加わると、かかる上段ブロックが下段ブ
ロックの上から転落する恐れがあるという問題点があっ
た。また、下段ブロックの設置面が傾斜していると、そ
の分、上段ブロックが下段ブロックの上から転落し易く
なってしまうという問題点があった。
になされたものであり、積み重ねることにより空隙を設
けて、その空隙に動植物等が棲息し易い環境を創造する
ことができると共に、施工作業を簡素化して施工コスト
を低減することができ、設置時および積み重ね時の安定
性を向上することができるコンクリートブロックを提供
することを目的としている。
めに、請求項1記載のコンクリートブロックは、コンク
リートで形成されるものであって、八角形状の断面形状
を有する八角柱状の胴部と、その胴部より太くて短い八
角柱状に形成され、前記胴部の軸方向両端に略同心状に
連設され、前記胴部の断面形状と相似で且つ対応する対
角線が一致する断面形状を有するフランジと、そのフラ
ンジの外周の1面からその裏側の他面へ貫通して形成さ
れるボルト孔とを備えている。
によれば、設置場所に多数段に積み重ねられる場合、ま
ず、2つ以上のコンクリートブロックが、その胴部の軸
方向が互いに平行となるように並列状に設置され、隣り
合うコンクリートブロック同士のフランジの外周が突き
合わせられる。ここで、突き合わせられるフランジの双
方は、その外周におけるボルト孔の形成面同士で当接さ
れ、この当接により、各コンクリートブロックのボルト
孔が相互に連通される。相互に連通されたボルト孔へボ
ルトが通されてナットで締結されると、同一段の複数の
コンクリートブロックが連結されるのである。
リートブロック双方の胴部間には、その双方の胴部の外
周面によってフランジの外形に適合した凹部が形成され
ると共に、同一段で隣り合う2つのコンクリートブロッ
ク双方のフランジ間には、その双方のフランジの外周面
によって胴部の外形に適合した凹部が形成される。
段のコンクリートブロックを積み上げる場合、下段で隣
り合う2つのコンクリートブロックの胴部間における凹
部に上段のコンクリートブロックのフランジを嵌合する
一方、下段で隣り合う2つのコンクリートブロックのフ
ランジ間における凹部に上段のコンクリートブロックの
胴部を嵌合することにより、上段と下段とのコンクリー
トブロック同士が噛み合うので、積み重ねたコンクリー
トブロックが一体化して、各コンクリートブロック間で
の滑りが防止される。
請求項1記載のコンクリートブロックにおいて、前記フ
ランジは、前記胴部の軸方向両端の他に、その胴部の軸
方向中間部にも設けられ、前記フランジの対向面間の距
離は、そのフランジの軸方向における厚さより大きくさ
れている。
について、添付図面を参照して説明する。図1及び図2
は、本発明の一実施例であるコンクリートブロック(以
下、単に「ブロック」と称す。)1,11の平面図であ
る。
と、一対のフランジ部3,4とを備えている。胴部2
は、正八角形状の断面形状(図3(b)参照)を有する
正八角柱状に形成されており、その軸方向(長手方向
(図1の左右方向))両端には胴部2より太くて短いフ
ランジ部3,4がそれぞれ略同心状(略同軸状)に連設
されている。フランジ部3,4は、それぞれ正八角形状
の断面形状(図3(c)参照)を有する正八角柱状に形
成されており、図1に示すように、ほぼ左右対称に形成
されている。
設面の反対面(図1左側)には凹凸状の飾り面5が形成
されている。更に、フランジ部3,4の外周における8
つの面のうち、1つの面M1の中央には、ブロック1を
連結するための連結ボルト20(図4参照)が挿通され
るボルト挿通孔6,6が穿設され、連結ボルト20(図
4参照)に螺合可能な締結ナット21を収容する凹孔7
が凹設されている。なお、飾り面5、ボルト挿通孔6及
び凹孔7の詳細については後述する。
面5側の端面から、フランジ部4における胴部2の反連
設面までの長さ、即ち、ブロック1の軸方向長さが長さ
L1とされている。また、胴部2はその軸方向長さが長
さL2とされ、各フランジ部3,4はその軸方向長さ
(厚さ)が長さL3,L4とされている。ここで、フラ
ンジ部3,4の長さL3,L4は、互いに略等しくされ
ており(L3≒L4)、胴部2の長さL2に比べて短く
されている(L2>L3,L2>L4)。
ク1のフランジ部3又はフランジ部4を載せて積み上げ
る場合、長さL3又は長さL4と長さL2との差分だ
け、一方のブロック1を他方のブロック1に対して軸方
向に差異(ズレ)を設けて積み重ねることができる。
121,122と、3つのフランジ部13,14,18
とを備えており、ブロック1に対して、胴部の軸方向中
間部にもう一つフランジ部を追加したものである。な
お、フランジ部13,14はフランジ部3,4と、飾り
面15は飾り面5と、ボルト挿通孔16はボルト挿通孔
6と、凹孔17は凹孔7と略同形状且つ略同寸法で形成
されており、更に、長さL13は長さL3と、長さL1
4は長さL4とそれぞれ略同寸法とされている。
形状(図3(b)参照)を有する略同心状の正八角柱状
に形成されている。この胴部121と胴部122との間
(胴部の軸方向中間)には、これらと略同心状にフラン
ジ部18が設けられており、このフランジ部18は正八
角形状の断面形状(図9(a)参照)を有する正八角柱
状に形成されている。フランジ部13,14,18は、
胴部121,122より太く且つ短く形成され、胴部1
21,122と略同心状に設けられている。
対端(図2左側)にはフランジ部13が連設され、胴部
122におけるフランジ部18側の反対端(図2右側)
にはフランジ部14が連設されている。ブロック11の
軸方向長さ(フランジ部13における飾り面15側の端
面からフランジ部14における胴部122の反連設面ま
での長さ)は長さL11とされ、胴部121のフランジ
部13側の端部から胴部122のフランジ部14側の端
部までの長さは長さL12とされ、胴部121,122
の軸方向長さは長さL121及び長さL122とされ、
各フランジ部13,14,18の軸方向長さ(厚さ)は
長さL13,L14,L18とされている。
ロック1の長さL1より大きくされており(L11>L
1,L12>L1)、胴部121,122の長さL12
1及び長さL122はそれぞれ略等しくされている(L
121≒L122)。また、フランジ部13,14,1
8の長さL13,L14,L18はそれぞれ略等しくさ
れ(L13≒L14≒L18)、更に、これらの長さL
13,L14,L18は、胴部121の長さL121及
び胴部122の長さL122に比べて短くされている
(L121,L122>L13,L14,L18)。
ジ部3,4,13,14,18についての断面形状と
は、そのブロック1,11の軸方向と直交する断面の形
状のことであり、また、かかる胴部2,121,122
及びフランジ部3,4,13,14,18についての断
面形状と外形とは同形状とされている。
あり、図3(b)は、図1及び図2のIIIb−III
b線における断面図であり、図3(c)は、図1及び図
2のIIIc−IIIc線における断面図である。以
下、図3及びその説明では、ブロック11に関する各部
位であって、ブロック1の各部位に対応するものの符号
を括弧内に記載する。図3(a)に示すように、飾り面
5(15)には、自然石の岩肌を模した凹凸状の模様が
形成され、かかる模様によりブロック1(11)に自然
石の風合いが付与されている。よって、ブロック1,1
1が積み重ねられた場合に、自然石が積み重ねられた様
な風合いを醸し出すことができる(図6(a)参照)。
1(11)の軸方向(図3の紙面に対する垂直方向)に
ついて胴部2(121,122)をフランジ部3,4
(13,14,18)に正射投影(直交投影)した場
合、胴部2(121,122)の断面形状は、フランジ
部3,4(13,14,18)の外形に対して、相似形
で且つ略同心状とされると共に対応する対角線が一致し
ており、この結果、フランジ部3,4(13,14,1
8)の外形は、胴部2(121,122)の断面形状に
対して相似の位置関係とされている。
(16)は、フランジ部3,4(13,14)の面M1
から、その面M1の裏側に位置する面M2へ貫通して形
成されており、このボルト挿通孔6(16)の両端に
は、ボルト挿通孔6(16)より内径の大きな断面視台
形状の凹孔7,7(17,17)がそれぞれ凹設されて
いる。凹孔7,7(17,17)は、連結ボルト20
(図4参照)に螺合可能な締結ナット21(図4参照)
を収容するための凹部である。
3,4(13,14)の軸中心へ向けて内径が漸減する
ように形成されており、ボルト挿通孔6(16)の両端
と連通されている。なお、ブロック11のフランジ部1
8は、図9(a)に示すように、他のフランジ部13,
14と異なり、ボルト挿通孔16及び凹孔17,17が
形成されていない。
ブロック11の連結方法について説明する。図4は、ブ
ロック1の連結状態を示す断面図である。図4に示すよ
うに、複数のブロック1,1,1を連結する場合、各ブ
ロック1,1,1を各軸方向が平行となるように並列状
に設置し、隣り合うブロック1,1同士のフランジ部
3,3を面M1,M2で突き合わせ、隣り合うブロック
1,1同士のフランジ部4,4を面M1,M2で突き合
わせる。この結果、並置された複数のブロック1,1,
1のボルト挿通孔6,6,6が相互に連通され、この連
通したボルト挿通孔6,6,6に長尺状の連結ボルト2
0が挿通可能となる。
結ボルト20が挿通され、この連結ボルト20の両端に
は締結ナット21,21が凹孔7,7内で螺合される。
この結果、連結ボルト20及び締結ナット21によりフ
ランジ部3,3,3及びフランジ部4,4,4が締結さ
れて、複数のブロック1,1,1が連結される。ここ
で、フランジ部3,4は、上記の通り、胴部2より太く
形成され、且つ、胴部2と略同心状に連設されるので、
隣り合うブロック1,1の胴部2,2間には空隙S1を
形成することができる。
面図である。図5に示すように、複数のブロック11,
11,11を連結する場合には、ブロック1,1,1を
連結する場合と同様に、各ブロック11,11,11を
各軸方向が平行となるように並列状に設置し、隣り合う
ブロック11,11同士のフランジ部13,13を面M
1,M2で突き合わせ、隣り合うブロック11,11同
士のフランジ部14,14を面M1,M2で突き合わせ
る。これに伴って、隣り合うブロック11,11のフラ
ンジ部18,18の対向面同士が突き合わせられる。
11,11,11のボルト挿通孔16,16,16が相
互に連通され、この連通したボルト挿通孔6,6,6に
長尺状の連結ボルト20が挿通可能となり、連結ボルト
20及び締結ナット21によりフランジ部13,13,
13及びフランジ部14,14,14が締結されて、複
数のブロック11,11,11が連結される。ここで、
フランジ部13,14,18は、上記の通り、胴部12
1,122より太く形成され、且つ胴部121,122
と略同心状に連設されるので、隣り合うブロック11,
11の胴部121,121間と胴部122,122間に
は空隙S2,S3を形成することができる。
ように構成されたブロック1,11を護岸の用途に適用
する場合の設置状態について説明する。図6(a)は、
ブロック1,11の積み重ね状態を示す正面図であり、
図6(b)は、図6(a)の上面図であり、図7は、図
6(a)の側面図である。なお、図6中の矢印Xは水面
24を有する河川等の水の流れ方向を示している。
ートブロック1,11は、河川等の岸辺の設置面22上
に積み重ねられ、その岸辺の壁23を護岸している。ブ
ロック11は設置面22側から数えて1段目、3段目お
よび5段目に設置されており、各段のブロック11は矢
印X方向に複数並置されている。一方、ブロック1は設
置面22側から数えて2段目、4段目および6段目に設
置されており、各段のブロック1は矢印X方向に複数並
置されている。同一段に並置されるブロック1又はブロ
ック11は、上述した連結ボルト20及び締結ナット2
1により各段毎に連結されている(図4及び図5参
照)。
合、ブロック1,11は、そのブロック1,11の軸方
向(図6(a)の紙面に対する垂直方向、図6(b)の
上下方向)が、水域の流れ方向(図6の矢印X方向)に
対して直交するように設置されている。1段目で隣り合
うブロック11,11のフランジ部13,13と設置面
22とによる囲繞部分には正面視略三角形状の空隙S4
が設けられており、かかる空隙S4は、ブロック11の
軸方向(図6(a)の紙面に対する垂直方向)に連続し
ており、ブロック11のフランジ部14まで達している
(図9(b参照))。
ック1におけるフランジ部3は、1段目、3段目および
5段目のブロック11におけるフランジ部13より奥側
にあり、1段目のフランジ部13と3段目のフランジ部
13との間、及び、3段目のフランジ部13と5段目の
フランジ部13との間には、空隙S5がそれぞれ設けら
れている。更に、図6(b)に示すように、同一段で隣
り合うブロック1,1間には上記の空隙S1が設けら
れ、同一段で隣り合うブロック11,11間には上記の
空隙S2,S3がそれぞれ設けられている。
における胴部121,122と設置面22との間には空
隙S6,S7が、ブロック1の胴部2とブロック11の
胴部121,122との間には空隙S8,S9が、ブロ
ック1のフランジ部4、ブロック11のフランジ部14
及び壁23による囲繞部分には空隙S10が設けられて
いる。
フランジ部3が胴部121に、胴部2がフランジ部18
に、フランジ部4が胴部122に載せられる一方、胴部
121がフランジ部3に、フランジ部18が胴部2に、
胴部122がフランジ部4に載せられる。上記の通り、
ブロック1の長さL1はブロック11に関する長さL1
2より小さく(L1<L12)、ブロック1のフランジ
部3,4の長さL3,L4はブロック11の胴部12
1,122の長さL121,L122より小さく(L
3,L4<L121,L122)、ブロック1の胴部2
の長さL2はブロック11のフランジ部18の長さL1
8より大きくされている(L2>L18)。
合には、ブロック1,11の各長さの差分だけ、ブロッ
ク1をブロック11に対して軸方向(図7左右方向)に
差異を設けて、即ち、ずらして積み重ねることができ
る。よって、ブロック1,11を積み重ねる場合には、
壁23の壁面に凹凸があっても、その凹凸に邪魔される
ことなく積み重ねることができる。また、図6(a)に
示すように、上下段のブロック1,11を、その軸方向
に差異を設けて積み重ねることにより、積み重ねられた
多段のブロック1,11全体として陰影のある外観が創
造されるので、斬新な景観を創造することができる。
Ia線及びVIIIa’−VIIIa’線における断面
図であり、図8(b)は、図7のVIIIb−VIII
b線における断面図であり、図9(a)は、図7のIX
a−IXa線における断面図であり、図9(b)は、図
7のIXb−IXb線における断面図である。なお、図
8(a)の括弧内の符号は、図7のVIIIa’−VI
IIa’線における断面位置の各部材の符号である。
a−VIIIa線における断面位置には、同一段で隣り
合うブロック11,11の胴部121,121とブロッ
ク1のフランジ部3との囲繞部分に断面視三角形状の空
隙S11がそれぞれ設けられると共に、上記の空隙S
2,S4,S6がそれぞれ設けられている。一方、図8
(a)に示すように、図7のVIIIa’−VIII
a’線における断面位置には、同一段で隣り合うブロッ
ク11,11の胴部122,122とブロック1のフラ
ンジ部4との囲繞部分に空隙S11と同様な空隙S12
がそれぞれ設けられると共に、上記の空隙S3,S4,
S7がそれぞれ設けられている。
うブロック11,11のフランジ部18,18とブロッ
ク1の胴部2との囲繞部分には断面視三角形状の空隙S
13がそれぞれ設けられている。また、斜め方向に隣り
合うブロック1,11の胴部2,121間には上記の空
隙S8がそれぞれ設けられており、この空隙S8は、上
記の空隙S1,S2,S13と相互に連通されている。
隣り合うブロック1,1の胴部2,2の間に設けられる
空隙S1は、その上下がブロック11,11のフランジ
部18,18により塞がれ、断面視矩形状とされてい
る。また、同一段で隣り合うブロック11,11のフラ
ンジ部18,18とブロック1の胴部2との囲繞部分に
は上記の空隙S13がそれぞれ設けられている。
うブロック1,1のフランジ部4,4とブロック11の
胴部122との囲繞部分には上記の空隙S12がそれぞ
れ設けられている。また、斜め方向に隣り合うブロック
1,11の胴部2,122間には上記の空隙S9がそれ
ぞれ設けられると共に、この空隙S9は、上記の空隙S
1,S3,S12と相互に連通されている。
接する空隙同士が相互に連通されており、かかる空隙S
1〜S13に土砂や石等を投入することによりブロック
1,11により護岸された壁23に植生を施すことがで
き、更には、土砂や石等が投入された空隙S1〜S13
を微生物の棲息場所とすることができる。また、空隙S
1〜S13に土砂や石等を投入しない場合には、かかる
空隙S1〜S13を魚や蛍などの水棲生物の棲息場所と
することができる。
1を積み重ねる場合、最下段の複数のブロック11は、
フランジ部13,14の外周の面M3およびフランジ部
18の外周の面部が設置面22と当接している。即ち、
最下段のブロック11は、フランジ部13,14,18
の外周面における平面部で設置面22と当接するので、
フランジ部が円形状に形成される従来のコンクリートブ
ロックに比べて、設置面22に安定した状態で設置する
ことができる。
置方向(図6(a)の左右方向)へ傾斜している場合、
連結ボルト20及び締結ナット21により連結される以
前のブロック11が設置面22の傾斜に沿って転がり動
くことを防止することができる。当然のことながら、ブ
ロック1を設置面22に設置する場合にあっても、かか
るブロック1は、そのフランジ部3,4の面M3で設置
面22に当接することができ、設置面22に安定した状
態で設置することができる。
場合、上下段のブロック1,11は互いに噛み合って積
み重ねられる。以下に、その詳細な説明をする。
うブロック11,11の胴部121,121間に設けら
れる空隙S2の上部は、その隣り合う胴部121,12
1の外周面によって、ブロック1のフランジ部3の断面
形状に適合した形状とされている。また、同一段で隣り
合うブロック11,11の胴部122,122間に設け
られる空隙S3の上部は、その隣り合う胴部122,1
22の外周面によって、ブロック1のフランジ部4の断
面形状に適合した形状とされている。
フランジ部3,3の連結部分には、そのフランジ部3,
3の外周面によって略V字状の凹部が設けられ、かかる
凹部の形状はブロック11の胴部121の断面形状に適
合している。また、同一段で隣り合うブロック1,1の
フランジ部4,4の連結部分には、そのフランジ部4,
4の外周面によって略V字状の凹部が設けられ、かかる
凹部の形状はブロック11の胴部122の断面形状に適
合している。
うブロック1,1の胴部2,2間に設けられる空隙S1
の上部は、その隣り合う胴部2,2の外周面によって、
ブロック11のフランジ部18の断面形状に適合した形
状とされている。また、同一段で隣り合うブロック1
1,11のフランジ部18,18の連結部分には、その
フランジ部18,18の外周面によって略V字状の凹部
が設けられ、かかる凹部の形状はブロック1の胴部2の
断面形状に適合している。
合には、同一段で隣り合うブロック1,1の胴部2,2
間にブロック11のフランジ部18を、同一段で隣り合
うブロック1,1のフランジ部3,3間にブロック11
の胴部121を、同一段で隣り合うブロック1,1のフ
ランジ部4,4間にブロック11の胴部122を、同一
段で隣り合うブロック11,11の胴部121,121
間にブロック1のフランジ部3を、同一段で隣り合うブ
ロック11,11の胴部122,122間にブロック1
のフランジ部4を、同一段で隣り合うブロック11,1
1のフランジ部18,18間にブロック1の胴部2を、
それぞれ嵌合することにより、上下段のブロック1,1
1を噛み合わせて設置することができる。
み合って積み重ねられるので、積み重ねられたブロック
1,11が一体化して、各ブロック1,11間で滑りが
生じることを防止できる。このため、設置後のブロック
1,11自体の安定性が向上されるので、基礎工を別途
に施工する必要がなく、最下段のブロック11自体を基
礎工として兼用することができる。
る場合、まず基礎に成る部分が必要であり、基礎工が地
盤を安定させていた。しかし、本実施例のブロック1,
11によれば、基礎栗石又は砕石の上に直に設置するこ
とができるので、基礎工が不要となり、その分、作業を
簡素化して工期や施工コストを低減できるのである。
するために積み重ねた状態を示す側面図である。図10
に示すように、ブロック11の胴部121にはブロック
11のフランジ部13が、ブロック11のフランジ部1
8にはブロック11の胴部121が、ブロック11の胴
部122にはブロック11のフランジ部18が、ブロッ
ク11のフランジ部14にはブロック11の胴部122
が、それぞれ載せられている。
ジ部13,14,18の長さL13,L14,L18
は、胴部121,122の長さL121,L122より
短いので、その差分だけ、図10に示すように上段のブ
ロック11を下段のブロック11に対して軸方向に差異
を設けて、即ち、ずらして積み重ねることができる。こ
のように、上下段のブロック11,11に軸方向にずら
し、そのずれ量を適宜変更して積み重ねることにより、
積み重ねられるブロック11のフランジ部14側の端部
を法面25の傾斜に沿わすことができる。
面保護の用途に適用する場合、ブロック11と法面25
との間に大きな隙間が生じることを防止して、法面の崩
落を更に抑制できる。また、上下段のブロック11を、
その軸方向に差異を設けて積み重ねることにより、積み
重ねられた多段のブロック11全体として陰影のある外
観が創造されるので、斬新な景観を創造することができ
る。なお、当然のことながら、ブロック1の場合も、ブ
ロック11の場合と同様に、法面25の傾斜に沿わせて
積み重ねることができることは言うまでもない。
0に示すように、ブロック11のフランジ部14からフ
ランジ部18までの部分をコンクリート擁壁26内に胴
込めすることにより、積み重ねられたブロック11の強
度を向上することができる。かかる場合には、ブロック
11は、フランジ部13からフランジ部18までの部分
がコンクリート擁壁26の外部に露出されるので、かか
る部分で形成される空隙に土砂や石等を投入することに
より、植生したり、微生物の棲息場所とすることがで
き、又は、その空隙を水棲生物の棲息場所とすることが
できる。
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
を護岸の用途に適用する場合についてのみ説明したが、
かかるブロック1,11の適用範囲は必ずしもこれに限
られるものではなく、その他に植生用、魚巣若しくは魚
礁用、消波根固め用、覆土用または河川流量調整用等の
各種用途に適用しても良い。
組み合わせて積み重ねることにより壁23の護岸を行っ
たり(図6参照)、ブロック11のみを積み重ねること
により法面25の護岸を行ったが(図8参照)、ブロッ
クの積み重ね方法は必ずしもこれに限られるものではな
く、当然のことながら、ブロック1のみを複数積み重ね
ることにより壁23や、法面25を護岸することができ
るものである。
2,12及びフランジ部3,4,13,14,18の外
形や断面形状を正八角形状に形成したが、胴部およびフ
ランジ部の外形や断面形状は必ずしも正八角形状である
必要はなく、かかる断面形状の内角が全て等しい八角形
であって、各対辺の長さが等しいものであれば良い。
向中間部にフランジ部18を1つのみ設けたが、かかる
フランジ部を複数個設けるようにしても良い。即ち、ブ
ロック11の軸方向両端に設けられる一対のフランジ部
13,14の間に2以上のフランジ部を設けても良い。
更に、本実施例では、長さL3,L4を長さL121,
L122より小さくし、且つ、長さL13,L14,L
18を長さL2より小さくしたが、各フランジ部の長さ
と各胴部の長さとをほぼ等しくしても良い。即ち、上段
のブロックのフランジ部が下段のブロックの胴部に、上
段のブロックの胴部に下段のブロックのフランジ部が嵌
合するように形成されていれば良い。
11を連結する場合、3つのブロック1を並置して、連
結ボルト20及び締結ナット21,21で連結したが、
かかる連結ボルト及び締結ナットによる連結個数は必ず
しも3つに限られるものではなく、コンクリートブロッ
クを2つ毎に連結したり、或いは、コンクリートブロッ
クを4つ以上毎に連結しても良い。
ば、そのコンクリートブロックのフランジは、八角柱状
の胴部より太くて短い八角柱状に形成され、その胴部に
略同心状に連設され、更に、胴部の断面形状と相似で且
つ対応する対角線が一致する断面形状を有している。よ
って、複数のコンクリートブロックを並列状に設置して
多数段に積み重ねる場合、同一段で隣り合う2つのコン
クリートブロック双方の胴部間には、その双方の胴部の
外周面によってフランジの外形に適合した凹部が形成さ
れると共に、同一段で隣り合う2つのコンクリートブロ
ック双方のフランジ間には、その双方のフランジの外周
面によって胴部の外形に適合した凹部が形成される。
トブロックの胴部間における凹部に上段のコンクリート
ブロックのフランジを嵌合する一方、下段で隣り合う2
つのコンクリートブロックのフランジ間における凹部に
上段のコンクリートブロックの胴部を嵌合することによ
り、上段と下段とのコンクリートブロック同士が噛み合
うので、積み重ねたコンクリートブロックが一体化し、
各コンクリートブロック間で滑りが生じることを防止で
きる。このため、設置後のコンクリートブロック自体の
安定性が向上されるので、基礎工を別途に施工する必要
がなく、下段のコンクリートブロックに基礎工として兼
用することができる。
る場合、まず基礎に成る部分が必要であり、基礎工が地
盤を安定させていた。しかし、本発明のコンクリートブ
ロックは基礎栗石又は砕石の上に直に設置することがで
きるので、基礎工が不要となり、その分、作業を簡素化
して工期や施工コストを低減することができるという効
果がある。しかも、フランジは八角柱状に形成されてい
るので、フランジの外周の角部ではなく、フランジの外
周の平面部を設置場所に当接させて設置することができ
る。よって、例えば、傾斜した設置面にコンクリートブ
ロックを設置する場合に、フランジが設置面を転がり動
くことを抑制できるという効果がある。
のコンクリートブロックの胴部間に上段のコンクリート
ブロックのフランジを嵌合し、下段で隣り合う2つのコ
ンクリートブロックのフランジ間に上段のコンクリート
ブロックの胴部を嵌合してコンクリートブロックを積み
重ねる場合、フランジは胴部より短く形成されるので、
上下段のコンクリートブロックの胴部とフランジの長さ
の差分だけ、上下段のコンクリートブロックを軸方向に
ずらして積み重ねることができる。よって、このずれ量
を適宜変更して、コンクリートブロックを積み重ねるこ
とにより、コンクリートブロックを設置場所の法面の傾
斜に沿わせて積み重ねることができる。
み重ねて法面保護の用途に適用する場合、コンクリート
ブロックと法面との間に大きな隙間が生じることを防止
して、法面の崩落を更に抑制することができるという効
果がある。また、上下段のコンクリートブロックを、そ
の軸方向にずらして積み重ねることにより、積み重ねら
れた多段のコンクリートブロック全体として陰影のある
外観が創造されるので、斬新な景観を創造することがで
きるという効果がある。
形成されるので、2つのコンクリートブロックのフラン
ジ同士を突き合わせて並置する場合、両コンクリートブ
ロックの胴部間に空隙が設けられる。しかも、かかるコ
ンクリートブロックの胴部間の空隙は、多数のコンクリ
ートブロックを積み重ねることにより、積み重ねられた
上段のコンクリートブロックから下段のコンクリートブ
ロックへと連通したものとすることができる。
合、コンクリートブロック間に設けられる空隙に土砂や
石等を投入することにより、かかる空隙に植物を植生し
たり、又は微生物を棲息させることができる一方、水辺
ではコンクリートブロック間の空隙を魚や蛍およびその
他の微生物の棲息場所とすることができ、結果として、
護岸周辺の生態系を保全する生態系保全護岸や、人が親
しみをもてる水辺である親水性護岸を創造することがで
きるという効果がある。
場合、コンクリートブロック間に形成される空隙に土砂
や石等を投入して覆土することにより、植物を成育し
て、法面の緑化を図ることができるという効果がある。
更に、消波根固めや流量流速調整の用途に本発明を適用
する場合、コンクリートブロック間の空隙を魚類等の棲
息場所とすることができるので、コンクリートブロック
本来の機能である災害防止と共に、自然環境保護を図る
ことができるという効果がある。
れば、請求項1記載のコンクリートブロックの奏する効
果に加え、例えば、コンクリートブロックを設置する場
合、胴部の軸方向一端側のフランジから胴部の軸方向中
間部に設けられるフランジまでの部分を基礎コンクリー
ト内に胴込めすることにより、積み重ねられたコンクリ
ートブロックの強度を向上することができるという効果
がある。
ロックにおける胴部の軸方向中間部に設けられるフラン
ジから胴部の軸方向他端側のフランジまでの部分を基礎
コンクリートの外部に露出させることができるので、か
かる部分で形成される空隙に土砂や石等を投入すること
により植生することができるという効果がある。
ロックの平面図である。
ロックの平面図である。
(b)は、図1及び図2のIIIb−IIIb線におけ
る断面図であり、(c)は、図1及び図2のIIIc−
IIIc線における断面図である。
断面図である。
断面図である。
状態を示す正面図であり、(b)は、(a)の上面図で
ある。
及びVIIIa’−VIIIa’線における断面図であ
り、(b)は、図7のVIIIb−VIIIb線におけ
る断面図である。
断面図であり、(b)は、図7のIXb−IXb線にお
ける断面図である。
めに積み重ねた状態を示す側面図である。
一部) 7,17 凹孔(ボルト孔の一部) 26 コンクリート擁壁(基礎コ
ンクリート) L13,L14,L18 長さ(フランジの軸方向に
おける厚さ) L121,L122 長さ(フランジの対向面間
の距離) M1,M2 面(フランジの外周の1
面、フランジの外周の他面) M3,M4 面(フランジの外周の面
部) S1〜S13 空隙
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリートで形成されるコンクリート
ブロックにおいて、 八角形状の断面形状を有する八角柱状の胴部と、 その胴部より太くて短い八角柱状に形成され、前記胴部
の軸方向両端に略同心状に連設され、前記胴部の断面形
状と相似で且つ対応する対角線が一致する断面形状を有
するフランジと、 そのフランジの外周の1面からその裏側の他面へ貫通し
て形成されるボルト孔とを備えていることを特徴とする
コンクリートブロック。 - 【請求項2】 前記フランジは、前記胴部の軸方向両端
の他に、その胴部の軸方向中間部にも設けられ、 前記フランジの対向面間の距離は、そのフランジの軸方
向における厚さより大きくされていることを特徴とする
請求項1記載のコンクリートブロック。
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