JP2002291789A - 人体部位当て具、保温具、保冷具及び炭化物を収容した袋 - Google Patents

人体部位当て具、保温具、保冷具及び炭化物を収容した袋

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JP2002291789A
JP2002291789A JP2001096729A JP2001096729A JP2002291789A JP 2002291789 A JP2002291789 A JP 2002291789A JP 2001096729 A JP2001096729 A JP 2001096729A JP 2001096729 A JP2001096729 A JP 2001096729A JP 2002291789 A JP2002291789 A JP 2002291789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の部位に均等に当てることができ、偏り
が生じない人体部位に当てる当て具を提供する。保温具
または、保冷具として使用する場合、均等な温度分布を
有する保温具及び保冷具を提供する。また、内容物に炭
化した物を収容することで健康や環境浄化に効果があ
る。 【解決手段】 この人体部位当て具は、粒状物を収容す
る収容袋10を備え、この収容袋10を仕切り部 1
3、14a〜18b、19、20〜26、30〜35で
部分的に仕切ることで複数に分割するとともに、粒状物
の流動を部分的に抑えた。さらに、収容袋10の長手方
向が三日月状の円弧状を形成している。また、繊維質の
比較的多い有機物に熱などを加えることで炭化させた粒
状物を収容物に収容している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体部位に当てる
当て具、人体部位を加温する保温具、人体部位を冷やす
保冷具及び炭化物を収容した袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体部位に当てる当て具として、
例えば、特願平8−102077号公報に記載された加
温具が公知である。この加温具は、穀物類などの粒状物
を織物や編み物などで形成した収容物に収納し、電子レ
ンジなどで昇温させることで粒状物に熱を持たせ、人体
の所望の部位に当てて暖める物である。
【0003】しかし、上記の従来の当て具では、例えば
首の後方部から肩にかけて使用するような場合、粒状物
が下方に流動し、収容物内で粒状物がばらついて分布し
てしまい、当て具の形に偏りが起こるので、所望の部位
に均等に当てることができなかったり、また、当て具の
温度分布にもばらつきが生じるので、均等な温度が得ら
れず加温具としての使用に不具合が起きることがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術の問題に鑑み、所望の部位に均等に当てるこ
とができ、使用中にも粒状物の偏りが生じにくい人体部
位当て具を提供することを目的とする。また、人体部位
当て具を保温具または保冷具として使用する場合、収容
物全体で均等な温度を有する保温具及び保冷具を提供す
ることを目的とする。また、健康や環境浄化に有効な炭
化物を収容した袋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による人体部位当て具は、流動性のある被収
容物を収容する収容物を備え人体の各部位に当てて使用
される当て具であって、収容物を仕切り部で部分的に仕
切ることにより複数に分割するとともに、仕切り部は流
動性のある被収容物の実質的な流動を抑えるように設け
られていることを特徴とする。
【0006】この当て具によれば、仕切り部で流動性の
ある被収容物の流動を抑えることで、流動性のある被収
容物は収容物内に偏らないため収容物の形に偏りができ
にくいので、人体部位に均等に当てることができる。ま
た、収容物を部分的に仕切ることで収容物内に孤立した
部分がないから、流動性のある被収容物の流動を抑えつ
つ、部分的な流動は可能である。このため、収容物に仕
切り部を形成した後に流動性のある被収容物を充填する
際に、1箇所又は2箇所のように少ない箇所から全体に
詰めることができるので充填する際の製造効率がよくな
る。また、当て具の使用の際に、流動性のある被収容物
を部分的に移動させることができるので、人体部位への
当たり具合を簡単に調整可能である。
【0007】さらに、前記収容物が一方向に延びた形状
であり、前記仕切り部が長手方向に延びた単数又は複数
の長手仕切り部と、前記長手仕切り部の両側でそれぞれ
延びた複数の支脈仕切り部と、前記収容物の両側の縁か
らそれぞれ延びた複数の突起仕切り部とを備えることに
より、当て具は例えば首から肩にかけて等に当て易い構
成とされ、首から肩にかけて等の人体部位に均等に当て
る当て具として使うことができる。
【0008】また、前記突起仕切り部が隣接する前記支
脈仕切り部とのほぼ中間に向けて延びていることによ
り、流動性のある被収容物が一層流動しにくい構造とな
るとともに部分的な流動は可能である。
【0009】また、この当て具は、収容物中の流動性の
ある被収容物を加熱した場合、加熱された流動性のある
被収容物が収容物内に偏りを作らないので、均等に人体
部位に当てることができ、収容物全体に均等な温度分布
を有する保温具として使用可能となる。また、収容物中
の流動性のある被収容物を冷却した場合、冷却された流
動性のある被収容物が収容物内に偏りを作らないので、
均等に人体部位に当てることができ、収容物全体に均等
な温度分布を有する保冷具として使用可能となる。
【0010】尚、流動性のある被収容物は、米類、麦
類、蕎類、粟類、稗類、黍類、豆類、栗類、芋類、など
の穀物類等の粒状物、木材、竹材等の小片又はこれらの
炭化物が好ましい。また、これらを混合したものでもよ
い。
【0011】また、米類、麦類、蕎類、粟類、稗類、黍
類、豆類、栗類、芋類、などの穀物類の炭化物または木
材若しくは竹材の小片の炭化物を収容した袋を使うこと
で、遠赤外線効果、多孔質性、電磁波吸収などの炭化さ
れた物質の持つ効力により、人体や環境に広く適した袋
として使用することができる。また、袋は柔軟性と通気
性に優れた素材からなることが好ましく、例えば織物や
編み物などを使ったものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形
態による当て具を示す平面図であり、図2は本発明の実
施の形態による図1の当て具を示す透視図である。当て
具は収容袋10と多数の粒状物40とから構成されてい
る。収容袋10は外郭12が三日月状の円弧状に構成さ
れており、例えば2〜3GHz程度のマイクロ波で加熱
されない素材であり、柔軟性と保温性を備えた素材であ
る織物や編み物などを使い、後述の図3に示すように対
向する布部1と布部2を縫着することで中空の扁平袋に
形成されている。また、収容袋10は樹脂等の素材であ
っても良く、素材によっては、対向する布部1と布部2
を接着剤による接着や圧着や熱容着等により張り付ける
ことで中空の扁平袋に形成されても良い。
【0013】収容袋10の中には、多数の粒状物40が
収容されている。粒状物40は、自然乾燥時において適
度な含水率を示し、ほぼ完全に乾燥させた状態で大気中
に放置すると、自然乾燥時の含水率まで大気中の水分を
吸収可能な物質であり、且つ熱伝導率の低い物質からな
ることが好ましい。粒状物40として、2〜3GHz程
度のマイクロ波によって効率良く加熱される水分を含む
穀物類が適している。本実地の形態による当て具では、
籾付き古米又は玄米を使用している。
【0014】図1に示すように、収容袋10には収容袋
10のほぼ中央で円弧状の外郭12と同じように円弧状
に長く延びる長手仕切り部13がある。また、長手仕切
り部13から収容袋10の両短手方向に傾斜して、支脈
状にそれぞれ延びる支脈仕切り部14a、14b、15
a、15b、16a、16b、17a、17b、18
a、18b、19とがある。さらに、収容袋10の外郭
12から収容袋10の短手方向に中心部へ突起状に延び
る突起仕切り部20、21、22、23、24、25、
26と、これと反対側の外郭12から収容袋10の短手
方向に中心部へ突起状に延びる突起仕切り部30、3
1、32、33、34、35がある。また、これら仕切
り部14a〜18a、14b〜18b、19によって収
容物の内部には、複数の粒状物40の収容部が形成され
ている。ここで、収容部は収容袋10内の仕切り部によ
って形成され粒状物40が詰められた部分のことであ
る。
【0015】図3は、図1の線III─IIIに沿って
切断してみた断面図である。収容袋10の長手仕切り部
13と支脈仕切り部14a〜19や外郭12と突起仕切
り部20〜26、30〜35は、図3に示すように、対
向する布部1と布部2を仕切り部の位置で縫着すること
によって形成される。また、素材によっては、接着剤に
よる接着や圧着や熱容着等により仕切り部を形成しても
良い。
【0016】図3に示すように、長手仕切り部13が収
容袋10の線III─IIIに沿った断面のほぼ中央に
あり、二つの粒状物40の収容部を形成し収容袋10を
二分している。このため、粒状物40は長手仕切り部1
3によって収容物10の短手方向Bへの流動が抑えられ
ている。また、支脈仕切り部により長手方向Aにも流動
が抑えられている。
【0017】図4は、図1の線IV─IVに沿って切断
してみた断面図である。図4に示すように、長手仕切り
部13と支脈仕切り部15a、16b、17aとが、線
IV─IVの断面に沿って複数の粒状物40の収容部を
形成し、粒状物40を円弧状の長手方向Aに分割してい
る。このため、粒状物40は仕切り部13、15a、1
6b、17aによって、収容袋10の円弧状の長手方向
Aへの流動が抑えられている。
【0018】収容袋10の仕切り部によって粒状物40
の流動を抑えることで、粒状物40は収容袋10内で偏
りができないので、収容袋10は形に偏りができにくく
なり、人体部位に均等に当てることができる。
【0019】一方、図1、図2、図4に示すように、長
手仕切り部13はその両端13a、13bが外郭12ま
で延びていないので、収容袋10の収容部は長手仕切り
部13によって完全に二分されてはいない。このため、
粒状物40は長手仕切り部13の両端13a、13bに
おいて部分的な流動が可能である。また、支脈仕切り部
14a〜19は外郭12にまで延びておらず、また、突
起仕切り部20〜26、30〜35は長手仕切り部13
にまで延びていないので、収容袋10内の収容部はこれ
らの支脈仕切り部14a〜19や突起仕切り部20〜2
6、30〜35によって分断されることがない。このた
め、収容袋10の内部には収容部の孤立した部分がない
ので、粒状物40は収容袋10内を部分的に流動するこ
とが可能である。
【0020】また、図2に示すように、突起仕切り部2
0〜26は隣接する支脈仕切り部14a〜18a、19
のほぼ中間に向けて延びていて、同じく、突起仕切り部
30〜35は隣接する支脈仕切り部14b〜18bのほ
ぼ中間に向けて延びているので、粒状物40は長手方向
Aに流動しにくい構造であるため、流動を部分的に抑え
られている。
【0021】従って、粒状物40の部分的な流動は、収
容袋10内に粒状物40の偏りを意図的に作ることがで
きるので、人体部位にあわせるために必要に応じて収容
袋10の形を変えることに有効である。
【0022】さらに、図1の収容袋10に粒状物40を
充填する場合に、例えば図2に示すように、上記のよう
に粒状物40が流動可能であるから、充填口10aの一
箇所から収容袋10内にまんべんなく詰めることができ
る。このため、収容袋10の製造が簡単となる。
【0023】以上説明した当て具を保温具として使用す
る方法を説明する。
【0024】本実地の形態による当て具を、2.45G
Hz程度のマイクロ波を発する家庭用電子レンジに所定
時間かけると、マイクロ波の作用により粒状物40が昇
温する。昇温した当て具を電子レンジから取り出して所
望の部位に当てることで暖めることができるので、保温
具として使用できる。保温具の使用中に時間と共に粒状
物40は降温するが、熱伝導率の比較的低い穀物の古米
であるため、ほぼ恒温状態を比較的長時間保持すること
ができる。降温して常温にまでなった粒状物40を再び
電子レンジにかけることによって、保温具は再び昇温し
た状態を得ることができ、反復して使用することができ
る。また、粒状物40である穀物の含水率が低下した場
合には、電子レンジ中に水を入れた小容器を入れて加温
することで、保温具は昇温することができる。
【0025】本実施の形態による保温具は、内容物であ
る穀物類を加温することで昇温していることにより、火
気や化学反応による発熱作用を利用した懐炉などの加温
具に比べて、使用開始時から温度降下が始まって不測に
温度が上がることはないので、火傷等の心配がなく安心
して使用することができる。
【0026】図5は、本発明の実施の形態による当て具
を首から肩にかけて当てた使用状態を示す図である。収
容袋10の形が偏ることなく、首から肩にかけての部分
に均等に当てることがでる。また、保温具として使用す
る場合は、粒状物40が収容袋10内で偏らないので、
収容袋10全体に均等な温度分布を有する保温具にな
る。また、外郭12の内弧の部分12bを首の中心側に
当てることで、長手方向が円弧状の形態を持つ収容袋1
0は首から肩にかけて当て易い形になっている。
【0027】上述の当て具は、例えば家庭用の冷蔵庫の
冷凍庫に所要時間入れておくことにより粒状物に含まれ
る水分の温度が低下することから、保冷具として使用す
ることもできる。このように、本発明の実施の形態によ
る当て具は、粒状物40を昇温することで保温具とし
て、又は冷却することで保冷具として兼用することがで
きる。さらに、保冷具として使用する場合、プラスチッ
クや金属などの球状中空体の内部に水を封入した小粒状
物を用いてもよい。また、冷却した粒状物40を収容す
る収容物はビニールなどの密封性のある袋などを利用す
ることが望ましい。
【0028】また、上述の当て具は、粒状物として穀物
類、香草類、木炭片、竹炭片、火山礫、加工セラミッ
ク、砂、シリカゲル、スチレン、ウレタン、ビーズ、樹
脂製の粒状物などをそのまま使うことで、保温具や保冷
具として使用するだけでなく、枕、腰当てなどの人体部
位に均等に当てる当て具として使用することができる。
特に、寝たきり老人介護や医療等の床ずれ防止に効果的
に使用することができる。
【0029】さらに、本発明の別の実施の形態による袋
は、例えば、米類、麦類、蕎類、粟類、稗類、黍類、豆
類、栗類、芋類、などの穀物類や木材、竹材などの小片
など、炭素を比較的多く含む物を熱などを加えることで
炭化させた粒状物を収容物に収容している。このため、
遠赤外線効果、多孔質性、電磁波吸収、などの炭化物の
持つ効力により、温熱、保温、吸湿、脱臭、抗菌、空気
清浄、マイナスイオン効果など、健康や環境浄化に広く
効果がある。また、袋の素材として、通気性のある織り
物や編み物などを使用すると良い。尚、炭素を比較的多
く含む物は繊維質の密度が多く、炭化した時多孔質性の
物になる。
【0030】図6、図7、図8、図9、図10、図1
1、図12、図13、図14、図15、図16、図1
7、図18、図19、図20、図21、図22、図2
3、図24、図25、図26、図27、図28、図2
9、図30、図31、図32は、本発明の実施の形態の
変形例による当て具又は炭化物を収容する袋を各々示す
図である。
【0031】図6の当て具の収容袋50は、外郭51よ
り中心へ向けて短手方向に延びた仕切り部52、53、
54、55、56、57と、仕切り部52〜57の一端
で、長手方向に延びる仕切り部61、62、63、6
4、65、66とを備えている。
【0032】仕切り部52〜57は収容袋50の長手方
向に複数の粒状物の収容部を形成し、収容袋50を分割
することで粒状物の流動を抑え、仕切り部61〜66は
収容袋50の短手方向に複数の粒状物の収容部を形成
し、収容袋50を分割することで粒状物の流動を抑えて
いる。また、仕切り部52〜57と、仕切り部61〜6
6とは外郭51にまで延びていないので、収容袋50の
複数の収容部は孤立した部分がなく粒状物の部分的な流
動が可能である。
【0033】図7の当て具の収容袋70は、収容袋70
の長手方向にほぼ中央に延びる長手仕切り部72と、こ
の長手仕切り部72から収容袋70の短手方向に、互い
違いに支脈状に延びる支脈仕切り部73、74、75、
76、77、78、79と、を備え、収容袋70の外郭
71から収容袋70の短手方向に中心部へ突起状に延び
る突起仕切り部81、82、83、84と、これと反対
側の外郭71から収容袋70の短手方向に中心部へ突起
状に延びる突起仕切り部85、86、87とを備えてい
る。
【0034】長手仕切り部72は収容袋70のほぼ中央
にあり短手方向に二つの収容部を形成することで、収容
袋70を二分し粒状物の流動を抑えている。一方、長手
仕切り部72は外郭71にまで延びていないことから、
収容部は長手仕り切部72の両端で部分的につながって
いるので、粒状物は部分的な流動が可能である。また、
支脈仕切り部73〜79と突起仕切り部81〜87とは
長手方向に複数の収容部を形成することで、収容袋70
を複数に分割し粒状物の流動を抑えている。一方、支脈
仕切り部73〜79は外郭71にまで延びておらず、突
起仕切り部81〜87は長手仕切り部72にまで延びて
いないので、収容部は分断されることがなく、粒状物は
収容袋71内の部分的な流動が可能である。また、支脈
仕切り部73〜76は隣接する突起仕切り部85〜87
のほぼ中間に向けて延び、支脈仕切り部77〜79は隣
接する突起仕切り部81〜84のほぼ中間に向けて延び
ている収ので、粒状物が長手方向に流動しにくい構造で
あるため、支脈仕切り部73〜79と突起仕切り部81
〜87は粒状物の流動を部分的に抑えている。
【0035】図8の当て具の収容袋90には、収容袋9
0の長手方向にほぼ中央に延びる長手仕切り部92と、
長手仕切り部92から収容袋90の短手方向に互い違い
に支脈状に延びる支脈仕切り部95、96、97、9
8、99、100、101と、を備え、また、長手仕切
り部92の両端で短手方向に延びる仕切り部93、94
と、支脈仕切り部95〜101の一端で長手方向に延び
る仕切り部102、103、104、105、106、
107、108とを備えている。
【0036】長手仕切り部92は収容袋90のほぼ中央
にあり、短手方向に二つの収容部を形成することで、収
容袋90を二分し粒状物の流動を抑えている。一方で、
長手仕切り部92は外郭91にまで延びていないことか
ら、収容部は長手仕切り部92の両端でつながっている
ので、粒状物はこの部分で部分的な流動が可能である。
また、仕切り部102〜108は長手方向に複数の収容
部を形成することで、収容袋90を複数に分割し粒状物
の流動を抑えている。また、支脈仕切り部95〜101
と、長手仕切り部92の両端にある仕切り部93、94
とが、長手方向に複数の収容部を形成することで、収容
袋90を複数に分割し粒状物の流動を抑えている。一方
で、支脈仕切り部95〜101と、仕切り部93、94
とが収容袋90の外郭91にまで延びていないので、粒
状物の収容部は部分的につながっていて、粒状物は部分
的な流動が可能である。
【0037】図9の当て具の収容袋110は外郭111
より中心へ向けて短手方向に延ばした仕切り部112、
113、114、115、116、117と、仕切り部
112〜117から長手方向に延びた仕切り部112
a、113a、114a、115a、116a、117
aとを備えている。
【0038】仕切り部112〜117と外郭111との
接する部分の入射角が45度である場合、仕切り部11
2〜117は粒状物を収容袋111の長手方向にも短手
方向にも部分的に仕切り流動を部分的に抑えている。ま
た、仕切り部112a〜117aは短手方向に粒状物を
部分的に仕切り、仕切り部112〜117は外郭71ま
で延びていないので粒状物を部分的に仕切り流動を部分
的に抑えている。
【0039】図10は、円形状の収容袋120を示した
図である。収容袋120には、円形状の外郭121から
複数の突起仕切り部123、124、125が円周をほ
ぼ等分割し円の中心に向かって延び、一方円の中心より
仕切り部122a、122b、122cが隣接する突起
仕切り部123〜125のほぼ中間に延びている。
【0040】仕切り部122a〜122c、123〜1
25によって複数の収容部が形成され、また、仕切り部
122a〜122cは外郭121にまで、突起仕切り部
123〜125は円の中心にまでそれぞれ延びていない
ので、収容袋120は部分的に分割され、粒状物は部分
的に仕切られることで、その流動を部分的に抑えられて
いる。
【0041】図11(a)の当て具の収容袋130は三
日月状の円弧状に形成され、円弧状の外郭131と同じ
ように円弧状に長く延び、短手方向にほぼ均等な幅で延
びる複数の長手仕切り部132、133を備え、これに
よって各収容部が短手方向にほぼ等間隔に形成され収容
袋130を分割している。また、長手仕切り部132、
133から収容袋130の両短手方向に傾斜して、支脈
状に延びる複数の支脈仕切り部と、外郭131から収容
袋130の短手方向に中心部へ突起状に延びる複数の突
起仕切り部とを備え、これによって長手方向に複数の収
容部を形成することで、収容袋130を複数に分割し粒
状物を部分的に仕切り流動を抑えている。さらに、図1
1(b)に示すように、長手仕切り部132、133が
外郭131にまで延びていないので、長手仕切り部13
2、133の両端において、粒状物は部分的な流動が可
能である。また、長手仕切り部132の内弧側の複数の
支脈仕切り部が隣接する内弧側の複数の外郭131の複
数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて延び、長手仕切り
部132の外弧側の複数の支脈仕切り部が隣接する長手
仕切り部133の内弧側の複数の支脈仕切り部のほぼ中
間に向けて延び、長手仕切り部133の外弧側の複数の
支脈仕切り部が隣接する外弧側の外郭131の複数の突
起仕切り部のほぼ中間に向けて延びているので、粒状物
は長手方向に流動しにくい構造であるため、その流動を
部分的に抑えられている。
【0042】図12(a)の当て具の収容袋140は長
方形に形成され、ほぼ中央で外郭141の長辺に平行し
て長く延びる長手仕切り部142と、この長手仕切り部
142から収容袋140の両短手方向に傾斜して、支脈
状に延びる複数の支脈仕切り部と、外郭141の長辺か
ら収容袋140の短手方向に中心部へ突起状に延びる複
数の突起仕切り部とを備え、粒状物を仕切りその流動を
抑えている。また、長手仕切り部142の両短手方向の
複数の支脈仕切り部はそれぞれ隣接する外郭141の複
数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて延びているので、
粒状物は長手方向に流動しにくい構造であるため、粒状
物の流動は部分的に抑えられている。一方、図12
(b)に示すように、長手仕切り部142の一箇所又は
数箇所143、144が開放してあり、また、長手仕切
り部142が外郭141にまで延びていないので、長手
仕切り部142の両端と143、144の部分におい
て、粒状物は部分的な流動が可能である。
【0043】図13(a)の当て具の収容袋150は長
方形の長辺の一辺が円弧状に形成され、ほぼ中央で直線
状の長辺の外郭151に平行して長く延びる長手仕切り
部153と、この長手仕切り部153から収容袋150
の両短手方向に傾斜して、支脈状に延びる複数の支脈仕
切り部と、直線状の長辺の外郭151から収容袋150
の短手方向に中心部へ突起状に延びる複数の突起仕切り
部と、円弧状の長辺の外郭152から収容袋150の短
手方向に中心部へ突起状に延びる複数の突起仕切り部と
を備え、粒状物を仕切りその流動を抑えている。また、
長手仕切り部153の複数の支脈仕切り部は隣接する外
郭151の複数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて延
び、長手仕切り部153の複数の支脈仕切り部は隣接す
る外郭152の複数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて
延びているので、粒状物は長手方向に流動しにくい構造
であるため、流動を部分的に抑えられている。さらに、
図13(b)に示すように、長手仕切り部153の一箇
所又は数箇所154、155が開放してあり、また、長
手仕切り部153が短辺の外郭156、157にまで延
びていないので、長手仕切り部153の両端と154、
155の部分において、粒状物は部分的な流動が可能で
ある。
【0044】図14(a)の当て具の収容袋160は長
方形の長辺が円弧状に形成され、ほぼ中央で外郭161
の長辺に平行して長く延びる長手仕切り部162と、こ
の長手仕切り部162から収容袋160の両短手方向に
傾斜して、支脈状に延びる複数の支脈仕切り部と、外郭
161の長辺の部分から収容袋160の短手方向に中心
部へ突起状に延びる複数の突起仕切り部とを備え、粒状
物を仕切りその流動を抑えている。また、長手仕切り部
162の両短手方向の複数の支脈仕切り部はそれぞれ隣
接する外郭161の複数の突起仕切り部のほぼ中間に向
けて延びているので、粒状物は長手方向に流動しにくい
構造であるため、粒状物の流動は部分的に抑えられてい
る。一方、図14(b)に示すように、長手仕切り部1
62が外郭161にまで延びていないので、長手仕切り
部162の両端の部分において、粒状物は部分的な流動
が可能である。
【0045】図16(a)の当て具の収容袋180は長
方形に形成され、収容袋180のほぼ中央で外郭の長辺
の一辺181から外郭の短辺183、184と平行して
延びる仕切り部185と、この仕切り部185から収容
袋180の両長手方向にに傾斜して、支脈状に延びる複
数の支脈仕切り部とを備えている。また、外郭の長辺の
他の一辺182から仕切り部185の両側に、外郭の短
辺183、184と平行して延びる仕切り部186、1
87と、この仕切り部186、187から収容袋180
の両長手方向にに傾斜して、支脈状に延びる複数の支脈
仕切り部とを備えている。図16(b)に示すように、
仕切り部186の複数の支脈仕切り部は隣接する仕切り
部185の複数の支脈仕切り部のほぼ中間に向けて延
び、また、仕切り部187の複数の支脈仕切り部は隣接
する仕切り部185の複数の支脈仕切り部のほぼ中間に
向けて延びているので、粒状物は短手方向に流動しにく
い構造であるため、流動を部分的に抑えられている。ま
た、仕切り部185の一端が外郭182まで延びていな
いことと、仕切り部186、187の一端がそれぞれ外
郭181まで延びていないことにより、仕切り部185
の外郭182と接していない一端と仕切り部186、1
87の外郭181と接していない一端の部分において、
それぞれ粒状物の部分的な流動が可能である。
【0046】図17(a)の当て具の収容袋190は正
方形に形成され、ほぼ中央で外郭191の各辺に平行し
て十字に延びる仕切り部192と、この仕切り部192
の十字状の直線から傾斜して支脈状に延びる複数の支脈
仕切り部とを備えている。図17(b)に示すように、
十字に延びる仕切り部192によって収容袋190には
粒状物の収容部が形成され、粒状物の流動を抑えてい
る。また、仕切り部192は外郭191まで延びていな
いので、十字に延びる仕切り部192の四つの末端にお
いて、粒状物の部分的な流動が可能である。
【0047】図18(a)の当て具の収容袋210は正
方形に形成され、ほぼ中央で外郭211の各辺に平行し
て十字に延びる仕切り部212と、中心から対角方向に
四角に向けて延びる複数の仕切り部213、214、2
15、216と、この仕切り部213〜216から傾斜
して支脈状に延びる複数の支脈仕切り部とを備えてい
る。図18(b)に示すように、各々の仕切り部212
〜216は粒状物を仕切り、その流動を抑えている。一
方で、収容袋210のほぼ中央にある仕切り部212と
仕切り部213〜216の収容袋210の中心に向けて
延びる一端とはそれぞれ接することがなく、また、収容
袋210の外郭211の四角の部分とこれに向けて延び
た仕切り部213〜216の一端とはそれぞれ接するこ
とがないので、これらの部分において粒状物の部分的な
流動が可能である。
【0048】図19(a)の当て具の正方形に形成され
た収容袋250は、ほぼ中央で六方向に均等に延びてい
る仕切り部252、253、254、255、256、
257と、この仕切り部252〜257から傾斜して支
脈状に延びる複数の支脈仕切り部とを備えている。ま
た、図19(b)に示すように各々の仕切り部252〜
257とこの仕切り部252〜257から支脈状に延び
る複数の支脈仕切り部は粒状物を仕切り、その流動を抑
えている。一方で、各仕切り部252〜257と複数の
支脈仕切り部はそれぞれ外郭251まで延びていないの
で、仕切り部252〜257の外郭251に向けて延び
た一端の部分において、粒状物の部分的な流動が可能で
ある。さらに、雪の結晶を形取ったような模様の仕切り
部を持つ収容袋250は美的にも優れてる。
【0049】図20(a)の当て具の正方形に形成され
た収容袋260は、ほぼ中央で六方向に均等に延びてい
る仕切り部262、263、264、265、266、
267を備えている。また、この仕切り部262〜26
7の内、外郭261に平行に延びる仕切り部262、2
65から傾斜して支脈状に延びる支脈仕切り部と、四角
方向に延びる仕切り部263、264、266、267
から支脈状に延びる支脈仕切り部とを備えている。図2
0(b)に示すように、仕切り部262〜267とこの
仕切り部262〜267から支脈状に延びる各支脈仕切
り部によって、粒状物は仕切られ、その流動を抑えられ
ている。一方で、各仕切り部262〜267と複数の支
脈仕切り部はそれぞれ外郭261まで延びていないの
で、仕切り部262〜267と複数の支脈仕切り部の外
郭261に向けて延びた一端において、粒状物の部分的
な流動が可能である。
【0050】図21(a)の当て具の正方形に形成され
た収容袋270は外郭271からほぼ中心にまで、螺旋
状の形をして延びている仕切り部272を備えている。
図21(b)に示すように、収容袋270はその内部に
孤立した粒状物の収容部がないので、粒状物を部分的に
仕切り、その流動を部分的に抑えている。
【0051】図22(a)の当て具の収容袋280はド
ーナッツ状に形成されている。収容袋280には、収容
袋280のほぼ中央で同心円上に延びる仕切り部283
と、この仕切り部283から収容袋280の内円と外円
の両方向に向けて傾斜して、支脈状に延びる複数の支脈
仕切り部と、外円側の外郭281から内円方向に傾斜し
て突起状に延びる複数の突起仕切り部と、内円側の外郭
282から外円方向に傾斜して突起状に延びる複数の突
起仕切り部とを備え、粒状物を仕切り、その流動を抑え
ている。図22(b)に示すように、仕切り部283の
延びる円周の内、少なくとも一箇所284が開放してあ
ることと、仕切り部283から延びる複数の支脈仕切り
部が外郭281又は282にまで延びていないことと、
外郭281、282から突起状に延びる複数の突起仕切
り部が仕切り部283にまで延びていないことによっ
て、収容袋280は粒状物を部分的に仕切り、その流動
を部分的に抑えている。また、仕切り部283の外円側
の複数の支脈仕切り部が隣接する外円側の外郭281の
複数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて延び、仕切り部
283の内円側の複数の支脈仕切り部が隣接する内円側
の外郭282の複数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて
延びているので、粒状物は同心円状に流動しにくい構造
であるため、流動を部分的に抑えられている。
【0052】図23(a)の当て具の収容袋300はド
ーナッツ状に形成され、収容袋300の同心円上に延
び、内円側の外郭302と外円側の外郭301との間に
ほぼ均等な幅で延びる複数の仕切り部303、304を
備え、この仕切り部303、304の両側から収容袋3
00の内円方向又は外円方向に傾斜して支脈状に延びる
複数の支脈仕切り部と、外円側の外郭301から内円方
向に傾斜して突起状に延びる複数の突起仕切り部と、内
円側の外郭302から外円方向に傾斜して突起状に延び
る複数の突起仕切り部とを備えている。図23(b)に
示すように、仕切り部303、304によって粒状物の
収容部が同心円上にほぼ等間隔に形成され収容袋300
を分割し、粒状物を仕切ることでその流動を抑えてい
る。一方、仕切り部303、304の内、少なくとも一
箇所305、306が開放してあることで、この部分に
おける粒状物の流動が可能であり、また、仕切り部30
3の外円側の複数の支脈仕切り部が隣接する外円側の外
郭301の複数の突起仕切り部のほぼ中間に向けて延
び、仕切り部303の内円側の複数の支脈仕切り部が隣
接する仕切り部304の外円側の複数の支脈仕切り部の
ほぼ中間に向けて延び、仕切り部304の内円側の複数
の支脈仕切り部が隣接する内円側の外郭302の複数の
突起仕切り部のほぼ中間に向けて延びているので、粒状
物は同心円状に流動しにくい構造であるため、流動を部
分的に抑えられている。
【0053】図24(a)の当て具の収容袋310はド
ーナッツ状に形成され、外円側の外郭311から内円方
向に傾斜して突起状に延びる突起仕切り部313、31
4、315、316、317と、内円側の外郭312か
ら外円方向に傾斜して突起状に延びる突起仕切り部31
8、319、320、321、322とを備えている。
また、図24(b)に示すように、突起仕切り部313
〜327が隣接する突起仕切り部318〜322のほぼ
中間に向けて延びているので、粒状物が同心円状に流動
しにくい構造であるため、収容袋310は粒状物を部分
的に仕切り、その流動を部分的に抑えている。
【0054】図25(a)の当て具の収容袋330はド
ーナッツ状に形成され、外円の外郭331からほぼ収容
袋330の中心を、直角に曲がった3箇所をつないだ直
線状に延びた仕切り部333を備え、粒状物を部分的に
仕切っている。また、図25(b)に示すように、仕切
り部333の一端は外郭331、332に接していない
ので、収容袋330内には孤立した粒状物の収容部が無
いことにより、粒状物は部分的な流動が可能である。
【0055】図26(a)の当て具の収容袋340はド
ーナッツ状に形成され、外円の外郭341から内円の外
郭342に向かって収容袋340内を螺旋状に延びる仕
切り部343を備えている。図26(b)に示すよう
に、仕切り部343は粒状物を部分的に仕切り、その流
動を部分的に抑えている。
【0056】図27(a)の当て具の収容袋350はド
ーナッツ状に形成され、収容袋350内に六個の頂角を
持ち星形状に延びる仕切り部353を備えている。図2
7(b)に示すように、仕切り部353の一箇所又は数
箇所354、355、356が開放してあれば、この部
分で粒状物の流動が可能であるので、仕切り部353は
粒状物を部分的に仕切ることができ、流動を部分的に抑
えることができる。
【0057】図15の当て具の収容袋170は長方形に
形成され、長手方向に波形をして延びた複数の仕切り部
172、173を備え、これによって長手方向にも短手
方向にも複数の収容部を形成し、収容袋170を複数に
分割することで、粒状物を仕切りその流動を抑えてい
る。また、波形をした複数の仕切り部172、173は
外郭171にまで延びていないので、粒状物の収容部は
仕切り部172、173の両端で部分的につながってい
て、粒状物は部分的な流動が可能である。
【0058】図6〜図32、の収容袋50、70、9
0、110〜190、210、250〜280、30
0、310、330〜350は、全て仕切り部で部分的
に仕切られ、複数に分割され、粒状物は部分的に流動を
抑えられている。このため、収容袋内に粒状物の偏りが
なく、収容物の形に偏りが起きないことから、人体部位
に均等に当てて使用することができる。
【0059】また、粒状物に昇温または降温できる物質
を選んだ場合、粒状物は収容物内に偏りが少なくなるの
で、均等な温度を発する保温具や保冷具として使うこと
ができる。
【0060】一方で、粒状物の部分的な流動は、収容袋
内に粒状物の偏りを意図的に作ることができるため、人
体部位にあわせるために必要に応じて収容袋の形を変え
ることでより人体部位に均等に当てて使用することがで
きる。
【0061】また、仕切り部が部分的に仕切ることで孤
立した部分がない収容袋の構造には、収容袋の1箇所又
は2箇所を充填口にして粒状物を収容袋内にまんべんな
く詰めることができるので、収容袋の製造が簡単とな
る。
【0062】以上のように本発明を実施の形態により説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能であ
る。例えば、収容袋の平面形状は四角形状、三角形状、
他の多角形状、長円形状、その他の形状であっても良い
ことはもちろんである。
【0063】
【発明の効果】本発明による当て具は、粒状物を収容す
る収容物を仕切り部で部分的に仕切ることで、収容物を
複数に分割するとともに、粒状物の流動を抑えるので、
収容物の形に偏りが起きにくく、人体の各部位に均等に
当てて使用することができる。また、温度を有している
粒状物の流動を抑える場合、粒状物が収容物内に偏りを
作らないので、均等な温度分布を得ることができる。さ
らに、収容物内部を仕切り部で部分的に仕切ることで、
粒状物は部分的な流動が可能であるから、粒状物の偏り
を意図的に作ることで収容物を人体の部位にあった形に
変えることができる。また、収容物を形成した後に粒状
物を収容物の1箇所又は2箇所から充填できるので、当
て具の製造効率がよくなる。また、炭化させた粒状物を
袋に収容することで、炭化物の持つ効力により健康や環
境浄化に効果的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実地の形態による当て具の平面図であ
る。
【図2】図1の当て具の内部を透視してみた平面図であ
る。
【図3】図1の線III─IIIに沿って切断してみた
断面図である。
【図4】図1の線IV─IVに沿って切断してみた断面
図である。
【図5】本発明の実地の形態による当て具を首の部位に
当てた図である。
【図6】本発明の実地の形態による当て具の変形例であ
る。
【図7】本発明の実地の形態による当て具の別の変形例
である。
【図8】本発明の実地の形態による当て具のさらに別の
変形例である。
【図9】本発明の実地の形態による当て具のさらに別の
変形例である。
【図10】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例である。
【図11】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図12】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図13】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図14】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図15】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図である。
【図16】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図17】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図18】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図19】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図20】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図21】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図22】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図23】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図24】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図25】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図26】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【図27】本発明の実地の形態による当て具のさらに別
の変形例の平面図(a)及び内部を透視してみた平面図
(b)である。
【符号の説明】
10、50、70、90、110、120、130、1
40、150、160、170、180、190、21
0、250、260、270、280、300、31
0、330、340、350・・・収容袋 40・・・粒状物 12、12a、12b、51、71、91、111、1
21、131、141、151、152、161、17
1、172、181〜184、191、211、25
1、261、271、281、282、301、30
2、311、312、331、332、341、34
2、351、352・・・収容袋の外郭 1、2・・・布部 13、13a、13b、14a〜18b、19、20〜
26、30〜35、52〜57、61〜66、72、7
3〜79、81〜87、92、93、94、95〜10
1、102〜108、112〜117、112a〜11
7a、122a〜122c、123〜125、132、
133、142、153、162、172、173、1
85〜187、192、212〜216、252〜25
7、262〜267、272、283、303、30
4、313〜322、333、343、353・・・収
容袋の仕切り部 143、144、154、155、284、305、3
06、354〜356・・・収容袋の仕切り部の開放部 10a・・・粒状物の充填口 A・・・長手方向 B・・・短手方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動性のある被収容物を収容する収容物
    を備え人体の各部位に当てて使用される当て具であっ
    て、 前記収容物を仕切り部で部分的に仕切ることにより複数
    に分割するとともに、前記仕切り部は前記流動性のある
    被収容物の実質的な流動を抑えるように設けられている
    ことを特徴とする人体部位当て具。
  2. 【請求項2】 前記収容物が一方向に延びた形状であ
    り、 前記仕切り部が、長手方向に延びた単数又は複数の長手
    仕切り部と、前記長手仕切り部の両側でそれぞれ延びた
    複数の支脈仕切り部と、前記収容物の両側の縁からそれ
    ぞれ延びた複数の突起仕切り部と、を備え、 前記突起仕切り部は、隣接する前記支脈仕切り部のほぼ
    中間に向けて延びていることを特徴とする請求項1に記
    載の人体部位当て具。
  3. 【請求項3】 前記流動性のある被収容物が加熱される
    ことにより、請求項1または2に記載の人体部位当て具
    が保温具として使用可能であることを特徴とする保温
    具。
  4. 【請求項4】 前記流動性のある被収容物が冷却される
    ことにより、請求項1または2に記載の人体部位当て具
    が保冷具として使用可能であることを特徴とする保冷
    具。
  5. 【請求項5】 米類、麦類、蕎類、粟類、稗類、黍類、
    豆類、栗類、芋類、などの穀物類の炭化物または木材若
    しくは竹材の小片の炭化物を収容したことを特徴とする
    袋。
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