JP2002290991A - 仮想空間提示装置 - Google Patents

仮想空間提示装置

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JP2002290991A
JP2002290991A JP2001087889A JP2001087889A JP2002290991A JP 2002290991 A JP2002290991 A JP 2002290991A JP 2001087889 A JP2001087889 A JP 2001087889A JP 2001087889 A JP2001087889 A JP 2001087889A JP 2002290991 A JP2002290991 A JP 2002290991A
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JP2001087889A
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English (en)
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Tomohiro Kuroda
知宏 黒田
Yoshitsugu Manabe
佳嗣 眞鍋
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Nara Institute of Science and Technology NUC
Original Assignee
Nara Institute of Science and Technology NUC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 没入感を阻害することなく、仮想空間と現実
空間との視覚的不整合を防止することができる仮想空間
提示装置を提供する。 【解決手段】 偏光フィルタ部4a,4b、ビデオプロ
ジェクタ5及びスクリーン6により遠景映像を広視野で
かつ立体的に提示するとともに、観察者の頭部に装着さ
れたディスプレイ部1a,1b及びハーフミラー2a,
2bにより近景映像を提示し、遮蔽部3a,3bにより
近景映像として提示される仮想物体の映像に応じて外部
からの光を遮蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想空間を観察者
に提示する仮想空間提示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発展に伴い、
コンピュータ・グラフィックによる三次元画像を用いた
仮想空間提示装置が種々提案されている。このような従
来の仮想空間提示装置としては、例えば、1992年に
イリノイ大学シカゴ校において開発されたCAVE(C
AVE Automatic Virtual Env
ironment)システムがある。
【0003】このCAVEシステムは、大型のディスプ
レイ装置により観察者の全視野を覆う立体映像を提示
し、観察者を映像空間内に没入させる没入型仮想空間提
示装置である。このような没入型仮想空間提示装置は、
自動車や家庭内インテリア等のデザイン分野、歩行訓練
装置等の福祉分野、遠隔仮想会議等の経済分野、ゲーム
等のアミューズメント分野等の広範な分野に応用できる
装置として注目を集めている。
【0004】上記の没入型仮想空間提示装置により立体
映像を提示する方法としては、レンチキュラスクリーン
と呼ばれる複数のレンズからなる特殊なスクリーンを用
いて観察者の左眼及び右眼に異なる映像を導く方法もあ
るが、一般的には、観察者に立体ディスプレイ用眼鏡を
装着させ、時分割多重方式又は偏光方式等により左眼と
右眼とに選択的に異なる映像を導き、立体映像を提示す
る方法が用いられる。
【0005】上記のようにして作成される立体映像を用
いて仮想空間を提示することにより、従来の没入型仮想
空間提示装置では、観察者を仮想空間内に没入させ、観
察者にあたかも眼前に物体があるかのように感じさせる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
没入型仮想空間提示装置では、実際には、立体映像が観
察者から遠方に位置する大型スクリーン上に表示される
ため、例えば、観察者が眼前にあると認識している仮想
物体に触れるために手を伸ばすと、大型スクリーン上に
表示される仮想物体の前に観察者の手が位置することと
なる。このため、観察者自身の手すなわち実物体により
仮想物体が遮られ、それまで眼前にあるかのように感じ
られていた仮想物体が、手の向こう側の遠い空間に移動
したように感じてしまう。
【0007】このような仮想空間と現実空間との視覚的
不整合により、没入型仮想空間提示装置を用いて種々の
現象を仮想的に観察しようとする場合等において、仮想
物体を直接的に操作することが困難となり、仮想空間に
対する観察者の没入感を阻害してしまう。
【0008】上記のような問題を解決するため、左眼及
び右眼の直前にそれぞれスクリーンを配置した頭部搭載
型のディスプレイ装置を用いて現実空間も仮想化してす
べての空間を提示することが考えられる。
【0009】この場合、仮想空間と現実空間との視覚的
不整合を防止することはできるが、没入型仮想空間提示
装置が提示するような広視野の映像を提示することがで
きないため、観察者に没入感を与えることができない。
また、観察者の頭部の動きに応じて仮想空間および現実
空間のすべての空間を仮想化して提示しなければなら
ず、この画像処理時間による画像提示の時間遅れ等が発
生し、没入感がより阻害されることとなる。
【0010】本発明の目的は、没入感を阻害することな
く、仮想空間と現実空間との視覚的不整合を防止するこ
とができる仮想空間提示装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る仮想空間提
示装置は、仮想空間を観察者に提示する仮想空間提示装
置であって、遠景映像を広視野で提示する遠景提示手段
と、観察者の頭部に装着され、近景映像を提示する近景
提示手段とを備えるものである。
【0012】本発明に係る仮想空間提示装置において
は、遠景提示手段により遠景映像を広視野で提示してい
るので、観察者に没入感を与えることができる。また、
観察者の頭部に装着された近景提示手段により近景映像
を提示しているので、近景映像を観察者の眼前で提示す
ることができる。従って、観察者が近景映像により眼前
に位置するように提示された仮想物体に触れるために手
を伸ばした場合、観察者の手すなわち実物体に遮られる
ことなく、仮想物体を提示することができ、仮想空間と
現実空間との視覚的不整合を防止することができる。こ
の結果、没入感を阻害することなく、仮想空間と現実空
間との視覚的不整合を防止することができる。
【0013】仮想空間提示装置は、近景提示手段により
近景映像として提示される仮想物体の映像に応じて外部
から近景提示手段へ入射される光を遮蔽する遮蔽手段を
さらに備えることが好ましい。
【0014】この場合、近景提示手段により近景映像と
して提示される仮想物体の映像に応じて外部から近景提
示手段へ入射される光が遮蔽されるので、仮想物体と実
物体とが重なった部分に仮想物体のみを提示することが
でき、仮想空間と現実空間との視覚的不整合を十分に防
止することができる。
【0015】遠景提示手段は、遠景映像を広視野でかつ
立体的に提示するための左眼用遠景映像及び右眼用遠景
映像を表示する遠景表示手段と、観察者の頭部に装着さ
れ、左眼用遠景映像を選択的に透過させる左眼用映像選
択手段と、観察者の頭部に装着され、右眼用遠景映像を
選択的に透過させる右眼用映像選択手段とを含み、近景
提示手段は、近景映像を立体的に提示するための左眼用
近景映像を表示する左眼用近景表示手段と、近景映像を
立体的に提示するための右眼用近景映像を表示する右眼
用近景表示手段と、左眼用近景表示手段により表示され
る左眼用近景映像を反射して観察者の左眼に導くととも
に、左眼用映像選択手段により選択された左眼用遠景映
像を透過して観察者の左眼に導く左眼用反射及び透過手
段と、右眼用近景表示手段により表示される右眼用近景
映像を反射して観察者の右眼に導くとともに、右眼用映
像選択手段により選択された右眼用遠景映像を透過して
観察者の右眼に導く右眼用反射及び透過手段とを含み、
遮蔽手段は、観察者の頭部に装着され、左眼用近景表示
手段により左眼用近景映像として表示される仮想物体の
映像に応じて外部から左眼用反射及び透過手段へ入射す
る光を遮蔽する左眼用遮蔽手段と、観察者の頭部に装着
され、右眼用近景表示手段により右眼用近景映像として
表示される仮想物体の映像に応じて外部から右眼用反射
及び透過手段へ入射する光を遮蔽する右眼用遮蔽手段と
を含むことが好ましい。
【0016】この場合、遠景映像を広視野でかつ立体的
に提示するための左眼用遠景映像及び右眼用遠景映像が
表示され、表示された左眼用遠景映像及び右眼用遠景映
像が選択的に透過されて観察者の左眼及び右眼にそれぞ
れ導かれるので、観察者に遠景映像を広視野でかつ立体
的に提示することができる。
【0017】また、近景映像を立体的に提示するための
左眼用近景映像及び右眼用近景映像がそれぞれ表示さ
れ、表示された左眼用近景映像及び右眼用近景映像が反
射されて観察者の左眼及び右眼にそれぞれ導かれるの
で、観察者に近景映像を立体的に提示することができ
る。
【0018】さらに、左眼用近景映像及び右眼用近景映
像として表示される仮想物体の映像に応じて外部から左
眼用反射及び透過手段並びに右眼用反射及び透過手段へ
入射される光が遮蔽されるので、立体的に表示される仮
想物体と実物体とが重なった部分に仮想物体のみを提示
することができ、立体的に表示される仮想空間と現実空
間との視覚的不整合を十分に防止することができる。
【0019】仮想空間提示装置は、左眼用反射及び透過
手段又は右眼用反射及び透過手段により反射された実物
体の映像を撮像する撮像手段をさらに備え、左眼用近景
表示手段は、撮像手段により撮像された実物体の映像に
適合するように左眼用近景映像を表示し、右眼用近景表
示手段は、撮像手段により撮像された実物体の映像に適
合するように右眼用近景映像を表示することが好まし
い。
【0020】この場合、左眼用反射及び透過手段又は右
眼用反射及び透過手段により反射された実物体の映像を
撮像しているので、観察者の左眼又は右眼の位置から見
た実物体を撮影することができ、左眼用近景映像及び右
眼用近景映像を実物体の映像に正確に適合させて表示す
ることができる。
【0021】遠景提示手段は、遠景映像を広視野でかつ
立体的に提示するための左眼用遠景映像及び右眼用遠景
映像を表示する遠景表示手段と、観察者の頭部に装着さ
れ、左眼用遠景映像を選択的に透過させる左眼用映像選
択手段と、観察者の頭部に装着され、右眼用遠景映像を
選択的に透過させる右眼用映像選択手段とを含み、近景
提示手段は、左眼用映像選択手段により選択された左眼
用遠景映像を透過するとともに、近景映像を立体的に提
示するための左眼用近景映像を表示する左眼用近景表示
手段と、右眼用映像選択手段により選択された右眼用遠
景映像を透過するとともに、近景映像を立体的に提示す
るための右眼用近景映像を表示する右眼用近景表示手段
とを含み、遮蔽手段は、観察者の頭部に装着され、左眼
用近景表示手段により左眼用近景映像として表示される
仮想物体の映像に応じて外部から左眼用近景表示手段へ
入射する光を遮蔽する左眼用遮蔽手段と、観察者の頭部
に装着され、右眼用近景表示手段により右眼用近景映像
として表示される仮想物体の映像に応じて外部から右眼
用近景表示手段へ入射する光を遮蔽する右眼用遮蔽手段
とを含んでもよい。
【0022】この場合、遠景映像を広視野でかつ立体的
に提示するための左眼用遠景映像及び右眼用遠景映像が
表示され、表示された左眼用遠景映像及び右眼用遠景映
像が選択的に透過されて観察者の左眼及び右眼にそれぞ
れ導かれるので、観察者に遠景映像を広視野でかつ立体
的に提示することができる。
【0023】また、近景映像を立体的に提示するための
左眼用近景映像及び右眼用近景映像がそれぞれ表示さ
れ、表示された左眼用近景映像及び右眼用近景映像が観
察者の左眼及び右眼にそれぞれ導かれるので、観察者に
近景映像を立体的に提示することができる。
【0024】また、左眼用近景映像及び右眼用近景映像
として表示される仮想物体の映像に応じて外部から左眼
用近景表示手段及び右眼用近景表示手段へ入射される光
が遮蔽されるので、立体的に表示される仮想物体と実物
体とが重なった部分に仮想物体のみを提示することがで
き、立体的に表示される仮想空間と現実空間との視覚的
不整合を十分に防止することができる。
【0025】さらに、左眼用近景映像及び右眼用近景映
像を反射することなく、観察者の左眼及び右眼に導いて
いるので、ハーフミラー等の反射手段が不要となり、観
察者の頭部に装着される、左眼用映像選択手段、左眼用
近景表示手段及び左眼用遮蔽手段と、右眼用映像選択手
段、右眼用近景表示手段及び右眼用遮蔽手段とをそれぞ
れコンパクトに一体化することができ、頭部に装着され
る部分を小型化することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
仮想空間提示装置について図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態による仮想空間
提示装置の構成を示すブロック図である。
【0027】図1に示す仮想空間提示装置は、ディスプ
レイ部1a,1b、ハーフミラー2a,2b、遮蔽部3
a,3b、偏光フィルタ部4a,4b、ビデオプロジェ
クタ5、スクリーン6及び画像処理装置7を備える。
【0028】ディスプレイ部1a,1b、ハーフミラー
2a,2b、遮蔽部3a,3b及び偏光フィルタ部4
a,4bは、眼鏡形状に一体に構成され、観察者の頭部
に装着される。このとき、ディスプレイ部1a、ハーフ
ミラー2a、遮蔽部3a及び偏光フィルタ部4aが観察
者の左眼Iaの前方に配置されるとともに、ディスプレ
イ部1b、ハーフミラー2b、遮蔽部3b及び偏光フィ
ルタ部4bが観察者の右眼Ibの前方に配置される。
【0029】画像処理装置7は、例えば、画像処理に適
したコンピュータ等から構成され、観察者の視線位置に
応じて近景の立体映像を提示するために、左眼用近景映
像を表示するための左眼用近景映像データをディスプレ
イ部1aに出力するとともに、右眼用近景映像を表示す
るための右眼用近景映像データをディスプレイ部1bに
出力する。なお、観察者の視線位置の検出は、位置検出
センサ等を用いた公知の技術により行われる。
【0030】ディスプレイ部1aは、例えば、液晶表示
装置等から構成され、画像処理装置7から出力される左
眼用近景映像データを用いて左眼用近景映像を表示す
る。ディスプレイ部1bは、例えば、液晶表示装置等か
ら構成され、画像処理装置7から出力される右眼用近景
映像データを用いて右眼用近景映像を表示する。
【0031】ハーフミラー2aは、ディスプレイ部1a
に表示される左眼用近景映像を反射して観察者の左眼I
aへ導く。ハーフミラー2bは、ディスプレイ部1bに
表示される右眼用近景映像を反射して観察者の右眼Ib
へ導く。これにより、観察者に三次元的な立体映像が近
景映像として提示される。
【0032】また、画像処理装置7は、偏光方式による
左眼用遠景映像および右眼用遠景映像を表示するための
左眼用遠景映像データ及び右眼用遠景映像データをビデ
オプロジェクタ5へ出力する。
【0033】ビデオプロジェクタ5は、画像処理装置7
から出力される左眼用遠景映像データ及び右眼用遠景映
像データを用いて左眼用遠景映像および右眼用遠景映像
をスクリーン6に表示する。
【0034】なお、図1では、図示を容易にするため
に、1台のビデオプロジェクタ5及び1枚のスクリーン
6しか示していないが、従来のCAVEシステムと同様
に、完全な没入感を与えるために、観察者の正面、側
面、上面、下面及び背面のうち、正面を含む複数枚のス
クリーン及び複数台のビデオプロジェクタが用いられ
る。
【0035】偏光フィルタ部4aは、例えば、偏光フィ
ルタ等から構成され、スクリーン6に表示される左眼用
遠景映像を選択的に透過させ、遮蔽部3aに導く。偏光
フィルタ部4bは、例えば、偏光フィルタ等から構成さ
れ、スクリーン6に表示される右眼用遠景映像を選択的
に透過させ、遮蔽部3bに導く。
【0036】なお、遠景映像が偏光方式ではなく、時分
割多重方式により提示される場合は、偏光フィルタの代
わりに、液晶シャッタが用いられる。このとき、液晶シ
ャッタは、画像処理装置7によりディスプレイ部1a,
1bと同期制御され、所定のタイミングでシャッタ動作
が行われる。この場合、観察者の左眼及び右眼に遠景映
像と近景映像とを排他的に導くことができ、両者の視認
性を向上することができる。
【0037】遮蔽部3a,3bはそれぞれ、例えば、透
過型の液晶パネル等から構成され、画像処理装置7によ
り液晶パネル内にマトリックス状に配置された各画素を
シャッタとして開閉させることにより任意の形状の遮蔽
領域を形成し、当該遮蔽領域において光の透過を阻止す
るとともに、その他の領域において光を透過させる。
【0038】すなわち、遮蔽部3aは、ディスプレイ部
1aにより左眼用近景映像として表示される仮想物体の
形状に応じた遮蔽領域を形成し、外部から偏光フィルタ
4aを透過した光のうち遮蔽領域内の光を遮蔽し、その
他の光をハーフミラー2aに導く。
【0039】また、遮蔽部3bは、ディスプレイ部1b
により右眼用近景映像として表示される仮想物体の形状
に応じた遮蔽領域を形成し、外部から偏光フィルタ4b
を透過した光のうち遮蔽領域内の光を遮蔽し、その他の
光をハーフミラー2bに導く。
【0040】なお、遠景映像を時分割多重方式により表
示する場合、遮蔽部3a,3bを液晶シャッタとしても
機能させることができるので、偏光フィルタ部4a,4
bを省略することができる。
【0041】また、ハーフミラー2aは、入射される遮
蔽領域外の光を透過して左眼用遠景映像を観察者の左眼
Iaへ導く。ハーフミラー2bは、入射される遮蔽領域
外の光を透過して右眼用遠景映像を観察者の右眼Ibへ
導く。これにより、観察者に広視野でかつ立体的な立体
映像が近景映像として表示される仮想物体の部分を除き
遠景映像として提示される。
【0042】本実施の形態では、偏光フィルタ部4a,
4b、ビデオプロジェクタ5及びスクリーン6が遠景提
示手段に相当し、ディスプレイ部1a,1b及びハーフ
ミラー2a,2bが近景提示手段に相当し、遮蔽部3
a,3bが遮蔽手段に相当し、ビデオプロジェクタ5及
びスクリーン6が遠景表示手段に相当し、偏光フィルタ
部4aが左眼用映像選択手段に相当し、偏光フィルタ部
4bが右眼用映像選択手段に相当し、ディスプレイ部1
aが左眼用近景表示手段に相当し、ディスプレイ部1b
が右眼用近景表示手段に相当し、ハーフミラー2aが左
眼用反射及び透過手段に相当し、ハーフミラー2bが右
眼用反射及び透過手段に相当し、遮蔽部3aが左眼用遮
蔽手段に相当し、遮蔽部3bが右眼用遮蔽手段に相当す
る。
【0043】上記の構成により、本実施の形態では、偏
光フィルタ部4a,4b、ビデオプロジェクタ5及びス
クリーン6により遠景映像を広視野でかつ立体的に提示
しているので、観察者に没入感を与えることができる。
また、観察者の頭部に装着されたディスプレイ部1a,
1b及びハーフミラー2a,2bにより近景映像を提示
しているので、近景映像を観察者の眼前で提示すること
ができる。従って、観察者が近景映像により眼前に位置
するように提示された仮想物体に触れるために手を伸ば
した場合、観察者の手すなわち実物体に遮られることな
く、仮想物体を提示することができ、仮想空間と現実空
間との視覚的不整合を防止することができる。この結
果、没入感を阻害することなく、仮想空間と現実空間と
の視覚的不整合を防止することができる。
【0044】次に、上記の遮蔽部3a,3bにより仮想
空間と現実空間との視覚的不整合を防止する原理につい
て説明する。図2は、遮蔽部3a,3bにより仮想空間
と現実空間との視覚的不整合を防止する原理を説明する
ための模式的斜視図である。
【0045】仮想物体VOがディスプレイ部1a及びハ
ーフミラー2aにより表示されるとともに、仮想物体V
Oより遠方に実物体ROが位置している場合、観測者の
左眼Iaには、図2に示すような位置関係で仮想物体V
O及び実物体ROが認識される。
【0046】このとき、遮蔽部3aにより外部から入射
される光をすべて通過させた場合、図3の(a)に示す
ように、観察者には仮想物体VOを透過して実物体RO
が見えるため、仮想物体ROが半透明の物体として認識
される。
【0047】一方、図2に示すように、画像処理装置7
により仮想物体VOの映像すなわち外形に応じた遮蔽領
域CRを遮蔽部3aに形成した場合、遮蔽領域CRの部
分は外部からの光を透過させないため、図3の(b)に
示すように、観察者には仮想物体VOと実物体ROとが
重なる部分には仮想物体VOのみが見え、実体物ROは
見えない。従って、観察者には、仮想物体VOが実体物
ROの手前に位置する物体として認識される。なお、右
眼についても、上記の左眼と同様である。
【0048】上記のように、遮蔽部3a,3bにより、
左眼用近景映像及び右眼用近景映像として表示される各
仮想物体の映像に応じて外部からハーフミラー1a,1
bへ入射される光すなわち観察者の左眼及び右眼に実体
物の映像として入射される光が遮蔽されるので、立体的
に表示される仮想物体と実物体とが重なった部分に仮想
物体のみを提示することができ、立体的に表示される仮
想空間と現実空間との視覚的不整合を十分に防止するこ
とができる。
【0049】従って、仮想空間を用いて提示される種々
の観測データや環境に直接触れているかのように感じる
ことができるので、現実感の高い没入型融合空間を提示
することができ、これまで実現が困難であった様々な応
用システムを実用化することが可能となる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態による仮
想空間提示装置について説明する。図4は、本発明の第
2の実施の形態による仮想空間提示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0051】図4に示す仮想空間提示装置と図1に示す
仮想空間提示装置とで異なる点は、撮像装置8が付加さ
れ、画像処理装置7が撮像装置8から出力される実体物
の映像に応じて左眼用近景映像データ及び右眼用近景映
像データを作成する画像処理装置7aに変更された点で
あり、その他の点は、図1に示す仮想空間提示装置と同
様であるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略し、以下異なる点についてのみ詳細に説明す
る。
【0052】図4に示す撮像装置8は、例えば、CCD
(電荷結像素子)等から構成され、観察者とスクリーン
6との間に実体物が位置する場合、ハーフミラー2aに
より反射される実体物の映像を撮像し、撮像した実体物
の映像を画像データとして画像処理装置7aへ出力す
る。
【0053】画像処理装置7aは、入力される画像デー
タから実体物の映像を抽出し、抽出した実体物の映像に
近景映像が適合するように左眼用近景映像データ及び右
眼用近景映像データを作成し、ディスプレイ部1a,1
bへ出力する。
【0054】本実施の形態では、撮像装置8が撮像手段
に相当し、その他の点は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0055】上記の構成により、本実施の形態では、第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができるととも
に、撮像装置8は、観察者の左眼Iaへ導かれる実体物
の映像と同等の、ハーフミラー2aにより反射される実
体物の映像を撮像しているので、等価的に観察者の視点
位置から見た実体物の映像を撮影することができる。従
って、実際に観察者に見えている状態で実体物の映像を
取得することができるので、仮想物体を実物体に正確に
適合させて表示することができる。
【0056】例えば、実体物の上に置かれた仮想物体を
近景映像として表示する場合、撮像装置を観察者の視点
位置からずれた位置に単に配置すると、ずれた位置から
撮影された実体物の映像を基準に仮想物体の左眼用近景
映像データ及び右眼用近景映像データ作成されるので、
実体物に対して本来あるべき位置からずれた状態で仮想
物体が提示され、仮想空間と現実空間との視覚的不整合
が発生する。
【0057】しかしながら、本実施の形態では、観察者
の視点位置から見た実体物の映像と同等の映像を用いて
左眼用近景映像データ及び右眼用近景映像データを作成
しているので、実体物上に正確に仮想物体が置かれたよ
うに見える近景映像を提示することができる。
【0058】なお、本実施の形態では、撮像装置を左眼
側に設けたが、右眼側に設けても同様の効果を得ること
ができる。また、左眼側及び右眼側の両方に撮像装置を
設けてもよく、この場合、公知の三角測量法等により観
察者から実体物までの距離を測定することができるの
で、実体物の距離をも考慮して仮想物体を提示すること
ができ、より正確に仮想物体を実物体に適合させて表示
することができる。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態による仮
想空間提示装置について説明する。図5は、本発明の第
3の実施の形態による仮想空間提示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0060】図5に示す仮想空間提示装置と図1に示す
仮想空間提示装置とで異なる点は、ハーフミラー2a,
2bが省略されるとともに、ディスプレイ部1a,1b
が透過型ディスプレイ部9a,9bに変更された点であ
り、その他の点は、図1に示す仮想空間提示装置と同様
であるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明
を省略し、以下異なる点についてのみ詳細に説明する。
【0061】図5に示す透過型ディスプレイ部9a,9
b、遮蔽部3a,3b及び偏光フィルタ部4a,4b
は、眼鏡形状に一体に構成され、観察者の頭部に装着さ
れる。このとき、透過型ディスプレイ部9a、遮蔽部3
a及び偏光フィルタ部4aが一体に構成されるととも
に、観察者の左眼Iaの前方に配置され、透過型ディス
プレイ部9b、遮蔽部3b及び偏光フィルタ部4bが一
体に構成されるとともに、観察者の右眼Ibの前方に配
置される。
【0062】透過型ディスプレイ部9aは、例えば、透
過型液晶表示装置等から構成され、画像処理装置7から
出力される左眼用近景映像データを用いて左眼用近景映
像を表示するとともに、遮蔽部3a及び偏光フィルタ部
4aを透過した左眼用遠景映像を透過させ、左眼用近景
映像及び左眼用遠景映像が観察者の左眼Iaに導かれ
る。
【0063】透過型ディスプレイ部9bは、例えば、透
過型液晶表示装置等から構成され、画像処理装置7から
出力される右眼用近景映像データを用いて右眼用近景映
像を表示するとともに、遮蔽部3b及び偏光フィルタ部
4bを透過した右眼用遠景映像を透過させ、右眼用近景
映像及び右眼用遠景映像が観察者の右眼Ibに導かれ
る。
【0064】本実施の形態では、透過型ディスプレイ部
9a,9bが近景提示手段に相当し、透過型ディスプレ
イ部9aが左眼用近景表示手段に相当し、透過型ディス
プレイ部9bが右眼用近景表示手段に相当し、その他の
点は第1の実施の形態と同様である。
【0065】上記の構成により、本実施の形態では、第
1の実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができると
ともに、ハーフミラーが不要となり、観察者の頭部に装
着される透過型ディスプレイ部9a,9b、遮蔽部3
a,3b及び偏光フィルタ部4a,4bをそれぞれコン
パクトに一体化することができ、眼鏡形状装置として頭
部に装着される部分を小型化することができる。
【0066】なお、上記の各実施の形態では、近景映像
及び遠景映像として三次元映像を用いたが、二次元映像
を用いてもよく、この場合、近影映像データ又は遠景映
像データを作成する画像処理時間を短縮することができ
るとともに、装置の構成を簡略化することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、遠景提示手段により遠
景映像を広視野で提示しているので、観察者に没入感を
与えることができるとともに、観察者の頭部に装着され
た近景提示手段により近景映像を提示しているので、実
物体に遮られることなく、近景映像を観察者の眼前で提
示することができ、没入感を阻害することなく、仮想空
間と現実空間との視覚的不整合を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による仮想空間提
示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す遮蔽部により仮想空間と現実空間
との視覚的不整合を防止する原理を説明するための模式
的斜視図である。
【図3】 遮蔽部の遮蔽の有無による仮想物体と実物体
ROとの見え方の違いを示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態による仮想空間提
示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態による仮想空間提
示装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b ディスプレイ部 2a,2b ハーフミラー 3a,3b 遮蔽部 4a,4b 偏光フィルタ部 5 ビデオプロジェクタ 6 スクリーン 7,7a 画像処理装置 8 撮像装置 9a,9b 透過型ディスプレイ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想空間を観察者に提示する仮想空間提
    示装置であって、 遠景映像を広視野で提示する遠景提示手段と、 観察者の頭部に装着され、近景映像を提示する近景提示
    手段とを備えることを特徴とする仮想空間提示装置。
  2. 【請求項2】 前記近景提示手段により近景映像として
    提示される仮想物体の映像に応じて外部から前記近景提
    示手段へ入射される光を遮蔽する遮蔽手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1記載の仮想空間提示装置。
  3. 【請求項3】 前記遠景提示手段は、 遠景映像を広視野でかつ立体的に提示するための左眼用
    遠景映像及び右眼用遠景映像を表示する遠景表示手段
    と、 観察者の頭部に装着され、前記左眼用遠景映像を選択的
    に透過させる左眼用映像選択手段と、 観察者の頭部に装着され、前記右眼用遠景映像を選択的
    に透過させる右眼用映像選択手段とを含み、 前記近景提示手段は、 近景映像を立体的に提示するための左眼用近景映像を表
    示する左眼用近景表示手段と、 近景映像を立体的に提示するための右眼用近景映像を表
    示する右眼用近景表示手段と、 前記左眼用近景表示手段により表示される左眼用近景映
    像を反射して観察者の左眼に導くとともに、前記左眼用
    映像選択手段により選択された左眼用遠景映像を透過し
    て観察者の左眼に導く左眼用反射及び透過手段と、 前記右眼用近景表示手段により表示される右眼用近景映
    像を反射して観察者の右眼に導くとともに、前記右眼用
    映像選択手段により選択された右眼用遠景映像を透過し
    て観察者の右眼に導く右眼用反射及び透過手段とを含
    み、 前記遮蔽手段は、 観察者の頭部に装着され、前記左眼用近景表示手段によ
    り左眼用近景映像として表示される仮想物体の映像に応
    じて外部から前記左眼用反射及び透過手段へ入射する光
    を遮蔽する左眼用遮蔽手段と、 観察者の頭部に装着され、前記右眼用近景表示手段によ
    り右眼用近景映像として表示される仮想物体の映像に応
    じて外部から前記右眼用反射及び透過手段へ入射する光
    を遮蔽する右眼用遮蔽手段とを含むことを特徴とする請
    求項2記載の仮想空間提示装置。
  4. 【請求項4】 前記左眼用反射及び透過手段又は前記右
    眼用反射及び透過手段により反射された実物体の映像を
    撮像する撮像手段をさらに備え、 前記左眼用近景表示手段は、前記撮像手段により撮像さ
    れた実物体の映像に適合するように左眼用近景映像を表
    示し、 前記右眼用近景表示手段は、前記撮像手段により撮像さ
    れた実物体の映像に適合するように右眼用近景映像を表
    示する請求項3記載の仮想空間提示装置。
  5. 【請求項5】 前記遠景提示手段は、 遠景映像を広視野でかつ立体的に提示するための左眼用
    遠景映像及び右眼用遠景映像を表示する遠景表示手段
    と、 観察者の頭部に装着され、前記左眼用遠景映像を選択的
    に透過させる左眼用映像選択手段と、 観察者の頭部に装着され、前記右眼用遠景映像を選択的
    に透過させる右眼用映像選択手段とを含み、 前記近景提示手段は、 前記左眼用映像選択手段により選択された左眼用遠景映
    像を透過するとともに、近景映像を立体的に提示するた
    めの左眼用近景映像を表示する左眼用近景表示手段と、 前記右眼用映像選択手段により選択された右眼用遠景映
    像を透過するとともに、近景映像を立体的に提示するた
    めの右眼用近景映像を表示する右眼用近景表示手段とを
    含み、 前記遮蔽手段は、 観察者の頭部に装着され、前記左眼用近景表示手段によ
    り左眼用近景映像として表示される仮想物体の映像に応
    じて外部から前記左眼用近景表示手段へ入射する光を遮
    蔽する左眼用遮蔽手段と、 観察者の頭部に装着され、前記右眼用近景表示手段によ
    り右眼用近景映像として表示される仮想物体の映像に応
    じて外部から前記右眼用近景表示手段へ入射する光を遮
    蔽する右眼用遮蔽手段とを含むことを特徴とする請求項
    2記載の仮想空間提示装置。
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